野田佳彦さんの歴史認識はかなりまとも。但し総理大臣となると…
野田佳彦財務大臣が「ポスト菅」の有力候補として浮上しているようですね。
ご本人は今のところ「私は菅内閣の一員ですので…」と慎重な物言いに徹しているものの、報道を見る限り、意欲はかなりあるようです。
私は民主党政権は1日も早く終わらせるべきだ、そうしないと日本の国益が損なわれていくばかりだと考えています。
ただ、民主党を中心とした政権が残念ながらまだしばらく続くだろうと考えた時、その中で野田さんという人はかなり保守であり、他に名前が挙がっている人たち…鹿野さんとか樽床さんとか小沢鋭仁さんとか…と比べると一番マシではないかと思います。
ご本人は今のところ「私は菅内閣の一員ですので…」と慎重な物言いに徹しているものの、報道を見る限り、意欲はかなりあるようです。
私は民主党政権は1日も早く終わらせるべきだ、そうしないと日本の国益が損なわれていくばかりだと考えています。
ただ、民主党を中心とした政権が残念ながらまだしばらく続くだろうと考えた時、その中で野田さんという人はかなり保守であり、他に名前が挙がっている人たち…鹿野さんとか樽床さんとか小沢鋭仁さんとか…と比べると一番マシではないかと思います。
選挙前.comによれば、野田さんの評価はプラスマイナスゼロ。
内訳を見ますと……
■評価できるポイント
・議員連盟「人権擁護法案から人権を守る会」のメンバーである(但しこの会が今も動いているのかどうかは不明)。
・外国人参政権について、2005年の時点では「定住外国人の参政権のみ認める」という考えを示していたが、2009年の朝日新聞の外国人参政権に関する質問には「反対」と回答。
また、2010年1月には、「(外国人参政権法案は)政府提案であっても、議員提案であっても、出すべきではない」「選挙権がほしいのだったら、帰化すればいい」と述べている(朝日新聞10/1/30)。
■評価できないポイント
・国立国会図書館法の一部を改正する法律案に賛成している。
・「菅談話」について閣僚として署名した。
愛国度以外で言えば、ご本人が意識しているかどうかはともかく、財務省の言いなりになっているのではないか?という点が私は引っかかります。
野田さんは財政再建派らしいですが、実は経済や財政には弱いという話も聞きます。
党内からも「野田さん自身の政策はよく分からない」「財政再建路線も財務省の借り物」といった声が出ているようです。
中には、「財務省の組織内候補みたいなもん」(山本剛正衆院議員)といった厳しい批判もあります。
私は経済とか財政はさっぱりですが、ただ、「野田さんが総理大臣になったら確実に消費税引き上げに向かうんだろうな」という感覚は持っています。
他に、前原さんや蓮舫さんとともに追及されている暴力団関係者によるパーティー券購入問題も気になりますよね。
まさか総理大臣になった途端、他の不祥事が明るみに出てすぐ退陣…なんてことはないでしょうね(^_^;
あと、政局絡みで言うと、あの仙谷さんが擁立しようとしているのが引っかかります。
仙谷さんは野田さんとは歴史認識など思想面で対極にあると思うので……(ま、仙谷さんに限らず民主党の多くの議員は左派なんですが)。
ただ、仙谷さんとしては、今の民主党の危機的状況を見た時、そういう内心の問題はとりあえず横に置いておいて、自民党が一番賛同してくれそうな野田さんを擁立したいということのようです。
そして、この野田さん擁立の動きには仙谷さんだけでなく、岡田幹事長、枝野官房長官ら菅政権の幹部らも関わっているようです。
現政権の中心となっている人たちが、現総理大臣である菅さんが具体的な辞意表明をしていない段階から次の総理擁立に向けて水面下で動いているという図式は、国民から見れば非常に分かりづらく見えるでしょう。
ある意味、自民党時代よりもうさんくさい、見境がない、そんなふうにも見て取れるのではないでしょうか。
現に西岡参院議長は6月9日の記者会見で、「政権の中枢に関わった皆さん方が、次をどうするんだということを言う資格はまったくない。あり得ないことだ」と、仙谷さん主導で進む後継選びを厳しく批判しています。
若手議員からも、「首相を支えてきた政府や執行部から次の政権のあり方の話が出るのは異常」(梶原康弘衆院議員)という声が出ています。
とは言え、もし「野田総理大臣」が実現すれば、それをバックアップした仙谷さんは新体制の一員として、当然、大きな権力を握ることになるでしょう。
一方で野田さん自身の人柄についての評価はどうかというと、報道を見る限り、「慎重」「摩擦を起こさない」「党内を引っ張るリーダーシップはみられない」といった声が目立ちます。
仙谷さんが暴走するようなことがあったとして、「野田総理」が性格的にそれを抑えられないということになれば、一部報道がすでに指摘しているように、「仙谷院政」になってしまう危険性が多々あるのではないでしょうか。
となると、野田&仙谷による新体制は、日本の国益にとってまたぞろ危ういものとなってしまいます。
もちろん、自民党はじめ野党がその時どういうアクションを起こすか、それによっても多少差は出てくるとは思いますが。
あと、野田さんは確かもともと反小沢だったはずですが、現時点では「脱小沢」の道はとらないと考えているようです。
6月10日の記者会見で、「誰かから脱するとか、誰かを除くとかいう話は不毛だ。一番超えなくてはならないのは怨念の政治だ」と述べていますから。
反小沢の急先鋒である仙谷さんが、このあたりをどう見るのか?
てか、そもそも今、民主党内には「反菅意識」だけでなく、「反仙谷意識」も満ちているという報道もあります。
いずれにしても、現時点では「野田総理」への道は一筋縄では行かないというか、なかなか険しいものがあるようです。
【ここまでの参考記事】
・野田後継浮上、動き出す「仙谷院政」、反発も強く(産経6/9 22:16)
・「ポスト菅」急浮上の野田氏…「担ぎやすい」「財務省の借り物」との評価も(産経6/10 0:17)
・ 野田財務相「怨念の政治超える」 代表選視野に協議(日経6/10 13:50)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が野田さんを「マシ」だと思う大きな理由のひとつとして、野党時代に野田さんが政府に提出した質問主意書が挙げられます。
野田さんの公式サイトに、質問主意書及びそれに対する政府の答弁書が全文掲載されています。
■2005年10月17日/「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書及びそれに対する10月25日答弁書
かなりの長文ですが、野田さんの主張をまとめると、このようになろうかと。
・「A級戦犯」と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に内閣総理大臣の靖国神社参拝に反対する論理はすでに破綻している。
・国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての「戦犯」の名誉は法的に回復されている。
・「A級戦犯」に対する認識を再確認することは、人権と国家の名誉を守るために、緊急を要する。
・「A級戦犯」とは極東国際軍事裁判当局が事後的に考えた戦争犯罪の分類であり、法学的な根拠を持たないものである。
・昭和26年の時点での外務省の見解は、サンフランシスコ講和条約について日本国は極東軍事裁判所その他連合国の軍事裁判所によってなした判決を受諾した、つまり「判決を受諾した」となっていた。しかし、昭和61年に後藤田正晴官房長官が「裁判を受け入れた」との見解を示して以来、現在の外交当局の見解も後藤田見解と同様となっている。
・この現在の見解では、日本は「南京大虐殺二十数万」や「日本のソ連侵略」等の虚構も含め、満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈を受け入れたことになる。なぜ見解を変えたのか。
そして、この質問主意書から引き出された政府答弁をまとめると、このようになろうかと。
・小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関連し、仮に公式参拝であっても戦没者追悼の目的で行い、宗教上の目的ではないことが外観上も明らかな場合には、憲法20条3項の禁じる国の宗教的活動には当たらない。
・極東国際軍事裁判所及びその他の連合国戦争犯罪法廷が刑を科した者について、その刑の執行が巣鴨刑務所において行われるとともに、当該刑を科せられた者に対する赦免、刑の軽減及び仮出獄が行われていた事実はあるが、その刑は、我が国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない。つまり国内法上、戦犯は存在していない。
このように、かなり評価できる答弁を政府から引き出しています。
詳しい解説は、草莽崛起ーPRIDE OF JAPANさん05/10/27付を。
高槻ご意見番さん05/10/30付に掲載されている表も、整理されていて分かりやすいです。
上にも引きましたが、質問主意書の最後の部分で、野田さんはこのようなことを述べています。
「『南京大虐殺20数万』は虚構である」
「満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈は間違いである」
あの自民党の石破茂さんですら、日本は「(西欧列強より)遅れて来た侵略国家」であって大東亜共栄圏は侵略戦争遂行のための詭弁でしかなかったとの認識であり、「南京大虐殺」を肯定する発言もしています。
石破さんは、また、2008年の自民党総裁選の時には「A級戦犯」の分祀が望ましいとの見解も示しています(但しフェアに言っておくと、この時は石破さん以外の候補者である石原伸晃さん、小池百合子さん、麻生太郎さん、 与謝野馨さんも同様の見解を示していました)。
【石破さんの参考資料】
・石破茂公式ブログ08/11/5付
・Wikipedia石破茂の項
・反日勢力を斬る!08/5/5付
・靖国問題、A級戦犯の分祀で一致 自民総裁選5候補(日経08/9/15付)
マスコミがやっている「次の首相にふさわしい人」を聞く世論調査で、最近、石破さんの名前が上位に来たりしているようですが(共同通信が6月2〜3日に実施した世論調査では前原さんや枝野さんを抑え首位)、少なくとも歴史認識に関しては、石破さんより野田さんの方がずっとまともではないでしょうか。
もちろん、政権与党の一員となり、重要閣僚となり、ついに総理大臣の座も見えてきた野田さんが、今も同じことが言えるか?となると、そこは分かりません。
現に去年、菅談話なんてアホな物に閣僚として署名しちゃってるわけですからね(T^T)
てか、そもそも「摩擦を起こさない」人だとすれば、民主党の中で目立った保守的、愛国的な言動はとりにくいでしょう。
野党の時はそれでも良かったのでしょうが、与党となれば全く話は違ってきますし、今のゴタゴタしている民主党にあっては尚更です。
結論を言うと、仮に野田さんが総理になったとして、党内の売国派を押し切ってでも日本の国益のために頑張ってくれるか?となると、私は大いに疑問です。
ちなみに、この2005年10月の野田さんの質問主意書に関しては、産経新聞が同年10月26日付でこういう記事を出していました。ご参考までに。
なお、翌2006年に野田さんは、続きのような形でこんな質問主意書も出しています。
■2006年6月6日提出/「サンフランシスコ平和条約第十一条の解釈ならびに「A級戦犯」への追悼行為に関する質問主意書」及びそれに対する6月16日答弁書
これも野田さんの歴史認識がよく分かる文書となっていますので、ぜひ合わせてお読み下さい。
この時の産経新聞の記事(06年6月8日付)はこういうものでした。
次の首相も民主党から出るんだろうという残念な仮定で今日は書きましたが、理想を言えば、やはり私は安倍さんの再登板を期待します。今すぐには無理でもゆくゆくは。
麻生さんも悪くはないのですが、靖国問題や北方領土問題で一抹の不安が残ります。
復興を目的とした期間限定内閣であれば、平沼さんか、あるいは亀井さんでもいいと思っています。
もっとも亀井さんは長期登板は困りますが。死刑廃止論者だったり、他にも「はぁ?」な点が多々あるので。だからあくまで復興限定です。
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また、2010年1月には、「(外国人参政権法案は)政府提案であっても、議員提案であっても、出すべきではない」「選挙権がほしいのだったら、帰化すればいい」と述べている(朝日新聞10/1/30)。
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党内からも「野田さん自身の政策はよく分からない」「財政再建路線も財務省の借り物」といった声が出ているようです。
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そして、この野田さん擁立の動きには仙谷さんだけでなく、岡田幹事長、枝野官房長官ら菅政権の幹部らも関わっているようです。
現政権の中心となっている人たちが、現総理大臣である菅さんが具体的な辞意表明をしていない段階から次の総理擁立に向けて水面下で動いているという図式は、国民から見れば非常に分かりづらく見えるでしょう。
ある意味、自民党時代よりもうさんくさい、見境がない、そんなふうにも見て取れるのではないでしょうか。
現に西岡参院議長は6月9日の記者会見で、「政権の中枢に関わった皆さん方が、次をどうするんだということを言う資格はまったくない。あり得ないことだ」と、仙谷さん主導で進む後継選びを厳しく批判しています。
若手議員からも、「首相を支えてきた政府や執行部から次の政権のあり方の話が出るのは異常」(梶原康弘衆院議員)という声が出ています。
とは言え、もし「野田総理大臣」が実現すれば、それをバックアップした仙谷さんは新体制の一員として、当然、大きな権力を握ることになるでしょう。
一方で野田さん自身の人柄についての評価はどうかというと、報道を見る限り、「慎重」「摩擦を起こさない」「党内を引っ張るリーダーシップはみられない」といった声が目立ちます。
仙谷さんが暴走するようなことがあったとして、「野田総理」が性格的にそれを抑えられないということになれば、一部報道がすでに指摘しているように、「仙谷院政」になってしまう危険性が多々あるのではないでしょうか。
となると、野田&仙谷による新体制は、日本の国益にとってまたぞろ危ういものとなってしまいます。
もちろん、自民党はじめ野党がその時どういうアクションを起こすか、それによっても多少差は出てくるとは思いますが。
あと、野田さんは確かもともと反小沢だったはずですが、現時点では「脱小沢」の道はとらないと考えているようです。
6月10日の記者会見で、「誰かから脱するとか、誰かを除くとかいう話は不毛だ。一番超えなくてはならないのは怨念の政治だ」と述べていますから。
反小沢の急先鋒である仙谷さんが、このあたりをどう見るのか?
てか、そもそも今、民主党内には「反菅意識」だけでなく、「反仙谷意識」も満ちているという報道もあります。
いずれにしても、現時点では「野田総理」への道は一筋縄では行かないというか、なかなか険しいものがあるようです。
【ここまでの参考記事】
・野田後継浮上、動き出す「仙谷院政」、反発も強く(産経6/9 22:16)
・「ポスト菅」急浮上の野田氏…「担ぎやすい」「財務省の借り物」との評価も(産経6/10 0:17)
・ 野田財務相「怨念の政治超える」 代表選視野に協議(日経6/10 13:50)
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野田さんの公式サイトに、質問主意書及びそれに対する政府の答弁書が全文掲載されています。
■2005年10月17日/「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書及びそれに対する10月25日答弁書
かなりの長文ですが、野田さんの主張をまとめると、このようになろうかと。
・「A級戦犯」と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に内閣総理大臣の靖国神社参拝に反対する論理はすでに破綻している。
・国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての「戦犯」の名誉は法的に回復されている。
・「A級戦犯」に対する認識を再確認することは、人権と国家の名誉を守るために、緊急を要する。
・「A級戦犯」とは極東国際軍事裁判当局が事後的に考えた戦争犯罪の分類であり、法学的な根拠を持たないものである。
・昭和26年の時点での外務省の見解は、サンフランシスコ講和条約について日本国は極東軍事裁判所その他連合国の軍事裁判所によってなした判決を受諾した、つまり「判決を受諾した」となっていた。しかし、昭和61年に後藤田正晴官房長官が「裁判を受け入れた」との見解を示して以来、現在の外交当局の見解も後藤田見解と同様となっている。
・この現在の見解では、日本は「南京大虐殺二十数万」や「日本のソ連侵略」等の虚構も含め、満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈を受け入れたことになる。なぜ見解を変えたのか。
そして、この質問主意書から引き出された政府答弁をまとめると、このようになろうかと。
・小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関連し、仮に公式参拝であっても戦没者追悼の目的で行い、宗教上の目的ではないことが外観上も明らかな場合には、憲法20条3項の禁じる国の宗教的活動には当たらない。
・極東国際軍事裁判所及びその他の連合国戦争犯罪法廷が刑を科した者について、その刑の執行が巣鴨刑務所において行われるとともに、当該刑を科せられた者に対する赦免、刑の軽減及び仮出獄が行われていた事実はあるが、その刑は、我が国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない。つまり国内法上、戦犯は存在していない。
このように、かなり評価できる答弁を政府から引き出しています。
詳しい解説は、草莽崛起ーPRIDE OF JAPANさん05/10/27付を。
高槻ご意見番さん05/10/30付に掲載されている表も、整理されていて分かりやすいです。
上にも引きましたが、質問主意書の最後の部分で、野田さんはこのようなことを述べています。
「『南京大虐殺20数万』は虚構である」
「満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈は間違いである」
あの自民党の石破茂さんですら、日本は「(西欧列強より)遅れて来た侵略国家」であって大東亜共栄圏は侵略戦争遂行のための詭弁でしかなかったとの認識であり、「南京大虐殺」を肯定する発言もしています。
石破さんは、また、2008年の自民党総裁選の時には「A級戦犯」の分祀が望ましいとの見解も示しています(但しフェアに言っておくと、この時は石破さん以外の候補者である石原伸晃さん、小池百合子さん、麻生太郎さん、 与謝野馨さんも同様の見解を示していました)。
【石破さんの参考資料】
・石破茂公式ブログ08/11/5付
・Wikipedia石破茂の項
・反日勢力を斬る!08/5/5付
・靖国問題、A級戦犯の分祀で一致 自民総裁選5候補(日経08/9/15付)
マスコミがやっている「次の首相にふさわしい人」を聞く世論調査で、最近、石破さんの名前が上位に来たりしているようですが(共同通信が6月2〜3日に実施した世論調査では前原さんや枝野さんを抑え首位)、少なくとも歴史認識に関しては、石破さんより野田さんの方がずっとまともではないでしょうか。
もちろん、政権与党の一員となり、重要閣僚となり、ついに総理大臣の座も見えてきた野田さんが、今も同じことが言えるか?となると、そこは分かりません。
現に去年、菅談話なんてアホな物に閣僚として署名しちゃってるわけですからね(T^T)
てか、そもそも「摩擦を起こさない」人だとすれば、民主党の中で目立った保守的、愛国的な言動はとりにくいでしょう。
野党の時はそれでも良かったのでしょうが、与党となれば全く話は違ってきますし、今のゴタゴタしている民主党にあっては尚更です。
結論を言うと、仮に野田さんが総理になったとして、党内の売国派を押し切ってでも日本の国益のために頑張ってくれるか?となると、私は大いに疑問です。
ちなみに、この2005年10月の野田さんの質問主意書に関しては、産経新聞が同年10月26日付でこういう記事を出していました。ご参考までに。
〈野田氏「A級戦犯は犯罪人でない」 民主内に異なる見解〉
民主党の野田佳彦国対委員長が、先の大戦のいわゆる「戦犯」について、政府への質問主意書で、「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない」として、A級戦犯の合祀を理由とする小泉純一郎首相の靖国神社参拝への反対論は破綻していると主張していることが二十五日、分かった。民主党の前原誠司代表らは「A級戦犯が合祀されている」という理由で首相の参拝に反対しており、「戦犯」をめぐる民主党内の異なる見解として波紋を広げそうだ。
野田氏はこの中で、「サンフランシスコ講和条約とそれに基づいて行われた四回におよぶ国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての『戦犯』の名誉は法的に回復されている」と指摘。その上で「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではないのであって、戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国参拝に反対する論理はすでに破綻している」と主張した。
政府は同日午前の閣議で、野田氏の質問主意書に対して「(戦犯に対する)刑は、わが国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」として、国内法上は戦犯は存在しないとする政府答弁書を決定した。ただ、政府答弁書は戦犯の名誉回復については「『名誉』および『回復』の内容が必ずしも明らかではなく、一概にお答えすることは困難」として明確にしていない。
なお、翌2006年に野田さんは、続きのような形でこんな質問主意書も出しています。
■2006年6月6日提出/「サンフランシスコ平和条約第十一条の解釈ならびに「A級戦犯」への追悼行為に関する質問主意書」及びそれに対する6月16日答弁書
これも野田さんの歴史認識がよく分かる文書となっていますので、ぜひ合わせてお読み下さい。
この時の産経新聞の記事(06年6月8日付)はこういうものでした。
〈民主・野田氏、A級戦犯分祀を牽制 質問主意書で〉
民主党の野田佳彦前国対委員長が7日までに提出した質問主意書で「『A級戦犯』を含む全国戦没者の追悼に問題がないのなら、天皇皇后両陛下や首相の靖国神社への公式参拝は『A級戦犯』を追悼することにつながるとの理由から制約されるべきなのか」と指摘し、「A級戦犯」分祀(ぶんし)論を牽制(けんせい)した。
野田氏は、平成14年2月に開かれた福田康夫官房長官(当時)の私的懇談会「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」の議事録に着目。委員からの「(全国戦没者追悼式の)『戦没者之霊』の中にはA級、B級、C級も含まれるのか」との質問に、厚生労働省が「そういう方々を包括的に全部引っくるめて全国戦没者という全体的な概念でとらえている」と答えている点を改めて問うた。
「政府はこれまで『A級戦犯』が追悼対象に含まれる追悼式・施設等で天皇皇后両陛下や首相が公式に追悼することは国内的にも、また国と国との関係においても何ら問題ないと判断してきたものと考えられる」と指摘している。
次の首相も民主党から出るんだろうという残念な仮定で今日は書きましたが、理想を言えば、やはり私は安倍さんの再登板を期待します。今すぐには無理でもゆくゆくは。
麻生さんも悪くはないのですが、靖国問題や北方領土問題で一抹の不安が残ります。
復興を目的とした期間限定内閣であれば、平沼さんか、あるいは亀井さんでもいいと思っています。
もっとも亀井さんは長期登板は困りますが。死刑廃止論者だったり、他にも「はぁ?」な点が多々あるので。だからあくまで復興限定です。
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Comments
郵政に関する姿勢は決しておかしくないし(むしろ郵政民営化が間違い)、国債残高を国民の借金などとバカなことを言わないだけ、まともだと思いますが。
その勢力の名前は「シリウス」。この政策集団は一般には「社民連」という名前で知られている。設立したのは江田五月・現法務大臣。江田五月は父である社会党国会議員の江田三郎の言葉にちなみ、自民党一党独裁の打破を目指してこの「シリウス」を設立している。
。江田五月がシリウスを結集するのが92年のこと。シリウスの母体になったのが先にも述べたように社民連(社会民主連合)であり、これは社会党の分派である。その創業メンバーが菅直人首相である。イタリアの構造改革路線による社会主義をモデルにしていた。要するに日本共産党排除による「革新・中道連合政権」構想である。
ただし、1994年5月に社会民主連合は解散した。江田五月は日本新党を経て新進党に参加。菅直人は新党さきがけを経て旧民主党に参加している。
彼の交友人脈には世界の金融界の総帥的地位に長らくあった、デイヴィッド・ロックフェラーまで含まれている。理想を掲げたもののなし崩しに現実と妥協してしまった感がある。反田中派政治のかませ犬としてアメリカやメディアにうまい具合に利用されている。
今、このシリウス星人たちは、次の総理大臣として野田佳彦・財務大臣を擁立しようとしている。また、次の次には仙谷由人の信望が厚い前原誠司の名前も挙がっている。国益の観念がなく、「平和、環境、人権、国際経済などで、世界の新しい秩序を模索する場合、主権国家を超えた国際機構を、世界全体や地域ごとに、目的に合わせ合理的に考えたい」と唱えるシリウスのような存在はアメリカのリベラルなグローバリストにとって非常にくみしやすい。
次の代表候補である野田・前原が仙谷由人のもとで動いているということは、アメリカが小沢一郎に代わって、仙谷を昨年の9月14日以降、指名したということである。その証拠に昨年の9月15日にアーミテージ元国務副長官は首相官邸に官房長官だった仙谷を訪問している。仙谷は松下政経塾にまで手を突っ込んで日本の政治家をコントロールしている。自民党の大島理森・副総裁でさえも仙谷を高く買っている。
今回の内閣不信任騒動は、まず鳩山が小沢を騙し、その鳩山を菅が騙し、そして仙谷が菅を騙すという三重構造になっている。その政治謀略の中核に居るのがシリウス星人たちだ。ただ、菅・仙谷・江田以外のシリウス星人たちにはそれほどの力はない。この3人が居なくなったあとには、松下政経塾の前原、原口といったグローバリスト系(保守・リベラルで区分けできるが)の民主党政治家が構えている。いずれにせよ今の政治家で期待できそうなのは一人もいない
http://amesei.exblog.jp/
大連立は、半年〜1年以内の解散が確約できる&首相は民主党以外であれば推したいところですが、民主党が絶対にそれはイヤだとごねている現状では止めて欲しいですし、でもそうなるとあと2年……
日本全体はともかく、被災地が、被災者が、踏ん張れるかどうかが本当に気掛かりです。
安倍さん、私も好きですが、マスゴミが目の敵にしている現状では、首相は谷垣さんで、安倍さんは外相に据えた方が良いと思います。外交を立て直してもらい、国民の評価が上がってしまえば、マスゴミが叩いても不発に終わる可能性が高い。まあそれでも叩くのは間違いないでしょうが、それに流されない人が、今後は増えると思いますので。麻生さんは財務か経産で、経済の立て直しをお願いしたいですね。最近の谷垣さんは、「京都のお人やなあ」と思うことが多く、つまり結構底が知れない(笑)。案外強かな首相になってくれそうで、期待値が上がっております。もちろん、「首相になったら」どうなるかという問題は、誰にでもありますけれどもね。
今年からいわば秋を迎える時期にあります、
火星の方は物事に器用でありながら責任感が強く、男性であれば周りから主に女性に好かれる傾向が目立ちます、
ザックリいうとこんなとこですw
ただ一点だけ、酉年ってとこが気掛かりです、政治家として‥。
あと、前環境省大臣の小沢鋭仁さんも良いです、
それから気になることが一つ、広く政治家の方って五月生まれが目立って多いのは気のせいでしょうか、"そういうふうに書く"何か習わしみたいなのがあったりするのでしょうか。
それでも私の分析では大きな相違は今のところ無いのですが、
約一名例外的な人物がいました、
そうです、ご存知のとおり菅直人さんです、現在の総理大臣です
この方だけは真相が掴めていません、もしかしたら工作員?なのかなとも思わせるくらい、何とも悩ましい存在です。
ひだりまきミンス“カンカラカン”政権党の本質的問題
先ず 下記 添付 URL アドレスをクリックしますと“左翼ミンス党”なる
政党が包含する 悪辣なる本質的 陰謀/問題点が 露呈されております。
その急所となる概要/文面は 下記 となります。
>基本理念と政策に賛同する18歳以上の方なら、どなたでも
なれます。
(在外邦人または在日外国人の方でもOKです。)
>党費は、年間6,000円です ......
http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/y/u/k/yukokulog/touin_supporter.jpg
そもそも 上記“左翼ミンス党”なるものの政策に“違法献金もどき”の政策
即ち 換言しますと“左翼ミンス党”が 若し 最悪ケ―スとして政権獲得の後に
国家の最高権力者=内閣総理大臣が 日本国民 ならぬ 外国人 特に反日外国人
に依り 選出される可能性 無きにしも非ずであるが
一年以上 前の 衆議院総選挙に於いて 日本国民/有権者は 日本国の将来に
亘るで在ろう国家像をも 捻じ曲げる仕儀に至る事を 果たして認識
していたので在ろうか?
多分 大多数の日本国民/有権者は“左翼ミンス党”が 密かに内包する悪辣なる
前記の陰謀/問題点に 些かの疑問をも抱かず 例の 今や 悪名高き
国民総“買収もどき”の“ばらまき4K”政策に“目潰し”を食らいつつ
“左翼ミンス党”の得意技である“ごまかし/たぶらかし”戦術に
ものの見事に まんまと“してやられた”こと自明である。
所で ひだりまき“カンカラカン”なるもの そもそも 去る3月に
在日パチンコ屋よりの違法献金が露呈し 命脈を断たれる寸前の断末魔の
状況に至っていた筈であるが ......
“反日”を社是とする 所謂“ひだりまきマスゴミ”新聞/TV 等々は
只管“だんまり”を 決め込んでいるが ......
震災なる事象の到来に依り 悪運 強く 未だに 総理大臣と云う名の椅子に
“しがみ付き”醜悪 かつ“ぶざま”極まる醜態を 何ら恥じ入ること無く
継続中であるが
罹る事象は そもそも ひだりまき“カンカラカン”のみが所有する“特性/習性”
でも在るが 更に 付言しますと“カンカラカン”が所有する“辞書”には
“羞恥心/プライド”なる高邁/高尚なる 言葉は 存在する筈が無く
内閣総理大臣=国家最高責任者としての“責任感”は皆無であり かつ 卑劣にも
己が 当然 背負うべき責務は 全て 他人に押し付け 恬として恥じること
無しの輩である。
そもそも ひだりまき“カンカラカン”なるものは 一国の総理大臣の器(うつわ)
で無きこと自明であり 所詮 単なる一介の“市民運動家”なる レベル にて
留まることが 限界である。
此処で 敢えて 直言させて下さい。
現 時点での ひだりまきミンス“カンカラカン”政権党に依る 醜悪極まる
“茶番劇”を招来せしめた 本質的 原因の一端は 過日の衆議院総選挙に
於いて 少なくとも ひだりまきミンス“カンカラカン”政権党に一票を投じた
日本国民/有権者に在り と云える次第である。
ただねえ…誰もが野田さんを「財務省の言うがまま」と言ってますし、総理になったら確実に増税ではないでしょうか。
それにしても財務省はバカなのでしょうか。増税→日本経済に大打撃→復興全く進まず→日本停滞→財務省にも災難が降りかかる
とは思わないのでしょうか。自分だけは国が沈んでも生き残るとでも思っているのでしょうか。
ちょっと考えれば分かることなのですが…あの勝間さんでも増税絶対ダメと言ってる位なのに。
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実際地元の支援者からは、復興に関する意見(要望)が相次いでいるのではないかと思います。
野田氏の「増税路線」は否めませんが、であるならば、消費税15%ではなくて、「パチンコ税」を導入して被災地の復興に当てて欲しいものですね。
パチンコ業界は21兆円産業ですが、脱税のトップ争いをしていると聞きます。
彼らが「共生」を唱えるならば、ぜひ立場をわきまえて、身を犠牲にしてもらわなければ。
また、温厚で敵の無い人だとも聞きますので、小沢派や自民とも上手くやれるのではないかと思います。
このような官僚の部分最適を全体最適にするのが政治家の仕事ですが民主党の政治家にその力はない。
関東大震災の四年後に金融を引き締めたため昭和大恐慌が起こった。阪神淡路大震災の二年後まだ完全に復興が出来ていない状態で日銀は通貨量を減らし、消費税が3%から5%に上昇しその結果日本はデフレになる。また翌年の1998年に自殺者が約9000人増加し以後日本の年間自殺者は3万人を割ることが無くなる。このままだと来年あたり大恐慌が日本を襲う可能性が高くなります。ただ官僚は与えられた仕事を最適にやっているだけ。調整する政治家が不在なのである。
民主党さんてほんと偏っているというか、どうして危険な方向にばかり行こうとするのでしょうか、
馬淵澄夫さんが代表戦立候補の意向をというニュースが出てました、
この方も絶対に止めてくださいw
梅雨時に出だし早まったためこの嵐気に東日本大震災という災難に見舞われ、案の定混乱期に突入してしまった人達なのです、
そもそも宮城県知事の村井嘉浩さん小沢一郎さんも枝野幸男、鹿野道彦、樽床伸二、前原誠司、谷垣禎一自民党総裁、
いずれも時期が悪いです、前原さんを除く金星の方を動かすとこの混乱を引きずり事態をさらに悪化させる恐れがありますから絶対に選ばないでください、
巨大地震、大津波はまさに一昨年のちょうど膿のでる時にあった小沢一郎さん体制で迎えた政権交代が招いたと言っても過言ではありません、
実際あの時体調が思わしくない、引きずっているようなことも言われてました。
と言っても民主党代表戦は国民投票では無いんですよね^^;
それでも我々有権者ができることは片時も目を放さず注視していくこと、
できることはあると思いますから諦めず見ていきましょう。
二度書きのくせに偉そうに長文とかすいませんw
ただ、私を含め「歴史認識」という視点を明確に持っていない国民が大多数である事を忘れると、意識のズレが生じるかも知れません。
もちろん、この場で歴史認識を挙げるのは良い事で私も大変参考にさせていただいていますが、今一番求められているのは震災復興に向けての挙国一致体制を構築し得る、信の置ける人物だと思います。
その視点で見ますと、少なくとも平沼先生や谷垣総裁は管総理と違って国民や他党を騙すような事はしないでしょうし、野田大臣はご指摘のように温厚で敵が少なく、管総理や枝野官房長官・岡田幹事長のように詭弁強弁を以って国民を愚弄するような話は聞こえて来ませんので割と向いているかも知れませんね。
いろいろ批判はあるかも知れませんが、今は若手中堅には荷が重いと思います。その事が、野田総理就任における懸念の一つです。
総理のポストは別として、民主党の代表には、先日小沢被告とも仲直りした渡部恒三最高顧問が良さそうな気がします。
(矛盾するようですが、この際民主党には分裂後消滅してほしいのも、偽らざる気持ちです)
韓国マダンに集まる売国議員の皆さん_2
http://www.youtube.com/watch?v=10T4W1AenJY
そもそも左翼陣営や、シナ・朝鮮議員との不健全な関係をもつ民主党自体がナンセンスであり、誰であってもダメなのは大前提ですが、野党が政権の座につくことが現実的に考えられません。
すると、「誰なら一番キズが浅くなりそうか」という問いになるのでしょうか。
外交的には、アメリカ共和党保守系と手を結び、共産主義国(シナ・ロシア・南北朝鮮)を仮想的としていくうえで、インド・ベトナムらと連携を深め、国内的に切羽詰ってきたシナの拡張を防ぐことが当面の最大の課題だろうと思います。
これを念頭に置くと、野田さんはどこまでがんばれるのかなと一抹の不安を覚えます。
レンホウとともに指摘された献金問題は「わきの甘さ」を感じさせましたし。
弱みを握られてしまうと個人的な歴史観・思想は表に出しづらくなります。全面に出した安部政権が当時の数的優位を武器にしてさえ、瓦解に追い込まれたのは記憶に新しいところ。
内政的には、民主党は「政府主導」を言い過ぎて、結局官僚のなかのボス財務省の力にすがる流れが出来上がっていますから、国民生活にしわよせがくるのはまず間違いなく、だれであっても期待できません。
そこで他与党に目をむけると、警察官僚あがりの独特の臭みはありますが、ハラが座っており、官僚と協力しつつにらみも利かせられる亀井静香議員が、こういう非常時にはよいと私は思います。
優勢民営化・死刑廃止論・創価学会との不和など、ことの良否は措くとして国論を二分してしまうような側面がおありですが、救国内閣として短期にことをなすなら妥当な方だと思います。お歳からいっても時期から言ってもこれらの問題が浮上する可能性は低いと思いますし。
現状を考慮しなければ、麻生・安部の再登板を期待します。
とくにオバマ政権が行き詰まりをみせ、共和党は「米国債デフォルトも辞さず」との強硬な構えさえ見せており、そこまで最悪なことは起こらずとも、国際経済が悪化しそうな時期です。
リーマン・ショックのときのことを考えると私は「麻生再登板」を夢見ますが。
私はカン氏が自分から辞めることはあり得ないと思っていますが、強いて後継者を挙げるとしても、今の民主党政権の体たらくはカン氏に大きな責任があるとはいうものの、もともと民主党の政策が間違っているので、少なくとも今の閣僚や民主党の執行部には彼の後を継ぐ資格のある者は居ないと思います。
岡田や仙谷はカンを見限っても誰か意のままになる人物を代役につけて民主党政権の延命を図るに決まっています。
騙される人間は決まっていると言いますが、国民ももうこれ以上騙されないようにしなければなりません。
韓日図書協定の閣議決定、韓国政府が歓迎の意
【ソウル10日聯合ニュース】2011/06/10 14:41
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2011/06/10/0400000000AJP20110610001900882.HTML
朝鮮王室儀軌の返還に、資金援助や日本政府と接触するなど影で動いていたのは双龍(サンヨン)グループ創業者の故キム・ソンゴン会長の次女で、曹渓宗中央信徒会会長のキム・ウィジョン母親は、韓国伝統茶文化復元の'先駆者'、キム・ミヒそして、キム・ウィジョンは韓国茶道総連合会総裁
双龍(サンヨン)グループから糸を手繰ってみましょう。
●小沢一郎 國民大 講演
http://www.asyura2.com/11/senkyo104/msg/434.html
小沢一郎は、2009年12月12日に韓国国民大学で
【新たな日韓関係とその役割を担うリーダーの育成】
と題して2時間にわたって講演している。
彼はこの講演で、定住外国人の地方参政権問題については、「政府提案できちんと出すべきだ。」と、日本側が積極的にやらなくてはならないと発言し、更に日本人は怠け者でどうしょうもないと卑下した。
●曹渓宗総務院長「独島はもちろん、沖縄と対馬も韓国の領土」
〜韓総理「その話は今は・・・」
ニューシース 2008/07/25 00:00
http://daira.iza.ne.jp/blog/entry/656051/
全文、詳細は「韓流研究室」でお願いします。
http://toriton.blog2.fc2.com/
日本でも同サイクルでM7クラスの地震が東日本で発生した場合、一体どうなるんでしょうか?
地震により、かろうじて残った建造物の倒壊、原発の崩壊、交通・通信の遮断、津波の再来・・・・。
まさにカンチョクトが口走ったように、『東日本がなくなる』事態が待っているだけです。
郵政票がらみのことでしょう。
郵政天下りで検索すればOBの天下りなど2010年2月13日の新聞などで報道されてるとおりです。
巨大な国営事業は巨額の利権が生まれ、それに群がる族議員がいます。
郵政しかり、原発・高速など
枚挙に暇がありません。
それ以外もこの震災の最中
衆議院で郵政改革法案を審議するなど
震災対策が先でそんなもんどうでもいいと思うのは自分だけでしょうか?
郵政で言えば
民営化しなければわからない話があります。
それの検証もせずただ反対とはいかがなものか。
亀井氏は郵政の族議員です。
その利益供与のためなら
国が傾こうが知ったことではないように突っ走ってるではないでしょうか?
その他はまともに見えます。
忘れました。すみません。
別の話題ですがうつみ宮土理が小野寺議員を誹謗しブログが大炎上になってます。
しかし現在コメント削除となってます。
このうつみ氏の発言は本当に心のない人が言えることだなと
思わずにはいられません。
亀井は死に体の菅を援護射撃しているがそれはどう見ますか?被災者を思っての事なら評価もするが、民主党が自民党に接近することで国民新党の埋没を恐れた党利党略に過ぎない。
保守派としての評価はそれなりにあるようだが、「京都か広島に移られては」という陛下への出過ぎた発言を容認する事はできない。