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70年間同じ茶番を繰り返している日本のリベラル! 石平×有本香「リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ」より

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リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 日中関係とプロパガンダ

 有本香さんと石平さんの対談本です。
 とても勉強になりました!
 
 有本さんのツイッターによれば、発売1週間で早くも増刷になったそうです。

 キーワードは、「大柄の美女」
 日本という男が憧れをかき立てずにいられない存在、それが中国。

 習近平体制は現在、私たち日本国民がイメージしているよりも、かなり「えげつない」状況になっているようです。

 日本国民の生活レベルに影響を与える危険性も出てきているのに、私たちは呑気すぎる!

 とりわけ「リベラル」と呼ばれる人たちが、足を引っ張っている!

 そのことがよ〜く理解できました。
 
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 この数年の中国の蛮行…

 尖閣諸島沖で日本の海保の巡視船に「漁船」がぶつけてきた事件。
 尖閣諸島の国有化で反日デモが激化し、日系企業などが焼き討ちされた事件。
 小笠原などでのサンゴの密漁。

 これだけ見せつけられれば、さすがに鷹揚な日本国民も、「中国はとんでもない国だ」と気づいてはいます。

 が、「見えない形での日中戦争がすでに始まっている」ことには気づいていないと、有本さんは警鐘を鳴らします。

 それに対して、石平さんも、「日本人は、中国を見るポイントが間違っているし、本質というか、一番大事なところを見ないようにしていますね」と鋭く突っ込みます。

 さらに、有本さんは、そもそも戦前から、日本人にはそうした傾向があることを指摘します。

 あれこれ分析らしきことはするのに、その中国にどう向き合うかをはっきりさせられないと。

 中国が仕掛けてくる心理戦、宣伝戦に易々と乗ってしまって、何べんでも騙されると。

 というか、そもそも心理戦であること自体に気づいていないと。

 中国経済の衰退について、多くの日本国民は、「日本の景気にも影響あるよね」という、まだちょっと他人事のような感じを持っています。

 が、それも甘くて、習近平が、行き詰まった経済への策として、「尖閣あたりでちょっと戦争を」と考える可能性もあるのだと。

 まさかそんな…と思うかもしれませんが、石平さんに言わせれば、「戦争に入れば、国の経済も軍事統制できますしね。軍事統制という状況になれば、国の崩壊を遅らせることができる」のだそうです。

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 本書のもうひとつの柱は、日本のリベラルのおかしさについてです。

 欧米のリベラルと日本のリベラルとでは中身が全く違いますが、その違いをお二方が解説してくれています。

 これが具体的で分かりやすい。

 リベラルと一口に言っても国柄が反映されるため、各国で違いはあるけれども、日本のリベラルは他国とはかけ離れているそうです。

・中国の人権問題にこれほど関心の薄いリベラルは、他の先進国に例がない。
・自国の防衛や軍事を完全否定するリベラルは、日本以外にはない。


 たとえばアメリカにも「パンダ・ハガー」と呼ばれる、大の「親中派」はいます。
 でも、習近平を擁護しまくる論客や政治家はいないとのこと。

 有本さんによれば、彼らはきちんと“保険”をかけており、「無条件で中国を是とはしていませんよ」と自分の政治スタンスの正統性をうたった上で、「でも、やはり中国とは対話が必要だ」「きっと彼らもよくなる」と理論を展開する。

 ところが日本のリベラル、親中派はまったく違っていて、中国の人権問題などまるでないかのようにして、中国側の代弁者に徹するのです。

 この記事のタイトルに引用させていただいた、「70年間同じ茶番を繰り返している」というのは有本さんの言葉ですが、その「茶番」とは、

・自衛隊に反対
・日米安保に反対
・PKOに反対
・特定秘密保護法に反対
・安保法制に反対

 長期的に見れば、彼らが反対した事柄はすべて日本の平和と繁栄につながっています。

 成立したばかりの安保法制もやがてそうなるでしょう。

 なぜなら、他のものがそうであるように、安保法制も集団的自衛権も、必要に迫られて整えられたものだからです。

 要するに、目の前に中国の脅威が迫ってきているから、最低限、持っている権利は行使できるようにしておこうということ。

 10月11日放送の「そこまで言って委員会NP」で、参院平和安全法制特別委員会の委員長を務めた鴻池祥肇参議院議員が、安保法制を、“備えあれば憂いなし法”と言っていましたが、まさにそうではないでしょうか。
(ただ、今回成立した安保法制は不十分で、憂いなしとは行きませんが)

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 有本さんと石平さんが口を揃えて指摘するのが、「日本が戦争に近づいている」と主張するリベラルの論理のおかしさです。

 実際は、「(中国による)戦争の脅威が日本に近づいている」のに、何でそこは見ないのか?

 たとえば、中国が東シナ海や南シナ海で戦争行為みたいなことをやり続けているのを見ても、リベラルは、「煽ってはいけない」「冷静に」と言う。

 なのに、日本が、最悪の事態に備えて法整備をしようとしただけで、「戦争になる」「安倍は戦争をやりたがっている」などと言う。

 こうした荒唐無稽なことを、平気で言ってしまえるのが日本のリベラルです。

 日本を弱体化させ、日本国民を分断しようとする彼らは、一体何者なのだろう?

 そのひとつの答えが、本書にはあります。

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 日本にとっての中国の脅威は、軍事面だけではありません。
 経済崩壊による影響も考えておかねばならないと、お二方は警鐘を鳴らします。

 欧州を震撼させた難民問題も他人事ではなくなります。
 おびただしい難民が船に乗って押し寄せるかもしれません。
 (今でもすでに大勢の中国人が住みついているというのに…)

 こうした問題を考えるのに、右も左も関係ありません。

 ところが日本では、「中国の現実を見て、最悪の事態に備えましょう」と主張すると、「右翼」と呼ばれたり、ひどい時は「ヘイト」と呼ばれたりします。

 全くおかしな話です!(-.-#)

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 拙記事10/23付:中共の圧力で東京の地上波では真実が言えないで紹介した石平さんの発言の中に、こんなものがありました。

「(テレビ番組で中国問題に関して討論している時)私がひとこと、習近平を批判すると、この日本人は必ずひとこと、習近平を弁護する

 その具体的な中身も、本書では披露されています。

 なぜ日本のリベラルは、中国を、習近平を、そこまで擁護するのか?

 彼らは何でも相対化して、おかしなことが起きても、「近代化の過程では日本もそうだった」などと言って庇います。
 (これは韓国を擁護する人にも見られるパターン)

 いったいどんな精神構造になっているのか?

 そこのあたりの解説も、読みどころです。

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 基本的に安倍外交を支持しているお二方ですが、それでも対中国については評価できない点があると言います。

 国民の目には過去の首相より強い姿勢に見えるけれども、実際は中国に対して及び腰であると。

 特に、尖閣諸島や南シナ海の問題。

 そもそも、なぜ、今、中国が海へ出張ってくるのか?
 それは日本の外交に戦略性がないから。

 中国は海に出るために陸の問題、たとえばロシアやインドとの領土問題解決に力を注いできた。

 日本は「中国を陸上のことに忙殺させるよう仕向ける」ための戦略性がなかったため、中国が海洋へ出てくることを許してしまった。

 これは安倍総理だけの問題ではなく、長年の日本の無策が招いた当然の結果。

 東シナ海と南シナ海を中国海軍に完全に押さえられてしまえば、日本は終わりで、残る選択肢は2つしかないと、石平さんは言います。

 一つは座して死を待つこと。
 もう一つは、中国の軍門に降ること。

 中国人が大挙して押し寄せてきた場合もそうです。

 彼らが日本を「我がものにしたい」と思い、日本人が抵抗しなければ、どんどん日本は日本でなくなっていく。

 有本さんは皮肉を込めて、こう言っています。

「日本は奇跡の国ですね。これほど無防備なまま、こんなに豊かに栄えていて、今のところ華人支配圏ではないのですから

 言われてみれば確かに…。
 よく今まで無事でいられたものです!

 華人支配圏に呑み込まれるのを食い止めるための策として、有本さんはこう提言します。

「これまでなぜ、日本人が華人支配圏にならなかったのか、中国とは異なる文明であり続けられたか、についての探求が大事な作業となります」

歴史に学び、己を深く知ることこそが結局、異文明の浸食による滅びを防ぐ唯一の手立てなのではないか」


 敵(中国)の脅威を食い止めるには、敵を知ることはもちろん、自身(日本)について知ることもまた重要。

 これって、当たり前のように見えて、意外と忘れられている視点ではないでしょうか。

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 有本さんが中国に行った時の体験談もとても勉強になりました。

 中国の嘘(プロパガンダ)を持ち帰り、日本に広める活動をしているのは、何も朝日の本多勝一のような人だけではない。

 「普通の研究者」の中にも大勢いることが分かりました。
 (但し、本多と違って彼らに悪意はない)

 読み終えて、改めて感じたのは、なぜ日本は政府も国民も、自国の歴史を軽視するのか?ということです。

 有本さんのこの怒りを、日本国民すべてが共有すべきだと思います。

「今、中国が捏造しようとしているのは、ついこの前の出来事で、私たちの祖父の世代が行ったことです。それがあからさまに書き換えられて、怒りを覚えない日本人は、どうかしていると思いますね」

「歴史を他国に書き換えられても抗議しないような日本は、この世界に存立していく意味すら、自ら失っていると言っても過言ではないのです。一番のソフトパワーの根源である歴史を隣の国に捏造されたり乗っ取られたりして、それでも平気だという感覚であるのならば、日本人である意味は、もはやない。私はそう思います」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 本の感想はここまでで、ここから話題を少し変えます。

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 本日11月7日にシンガポールで行われる予定の、中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統の首脳会談について。

 11月3日夜に台湾総督府の報道官が発表し、世界に激震が走りました。

 1949年に国民党(中華民国)が中国大陸から台湾に逃れて以降初めてということもあり、非常に注目されていますね。

 台湾では来年1月の総統選で、野党の民進党(民主進歩党。中国と距離を置こうとしている)への政権交代の可能性が高まっているため、それを牽制するのが馬総統の狙いと言われているようです。

 一方で、会談は逆に民進党に有利に働くのではないかという声もあります。

 昨年の「ひまわり学生運動」に象徴されるように、台湾には対中接近政策を良しとしない人たち(現状維持派)が大勢いるからです。

 民進党が勢いづけば、習近平ももちろん困るはず。
 なのに、なぜあえてこのタイミングで会談を?

 実は、両者の狙いは総統選ではなく、その後、つまり政権交代後であろうというのが、多くの識者の見立てのようです。

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 李登輝元総統は、「WiLL」 2015年12月号(今月号)掲載の櫻井よしこさんとの対談で、こう話していました。

「問題は来年1月16日に総統選があって、蔡英文氏(引用者注:民進党の総統候補者)が当選したとしても就任式は5月20日。その間に、馬英九氏が何をしでかすかわからないという危惧があることです。
 …馬英九氏が中国との間で、『和平協定』を強引に締結するかもしれません。それをやられたら、蔡英文氏は身動きが取れなくなってしまうので警戒が必要です」


 青山繁晴さんも11月5日の「ザ・ボイス」で、こんなコメントを。

「総統選挙で負ける前に、現在の台湾トップ(馬英九)と中国トップ(習近平)で、何らかの協定を結んでしまうつもりだ。
 新しい総統が生まれても覆せないような、台湾が呑み込まれていくような、そういう協定を結ぶ一里塚としてやっている。
 僕が勝手にそう思ってるんじゃなくて、日本も含めた諸外国のインテリジェンスの、だいたい一致した見方」


 中国事情に詳しい遠藤誉さんも、ニューズウィーク日本版 2015年11月5日付で、こう解説しています。

「もう一つの習近平側の目的は、北京政府寄りの馬英九政権の間に、早いとこ、『トップ会談の枠組み』を作ってしまおうという魂胆もある。
 民進党の蔡英文が総統になってしまえば、彼女は『習近平とは会わない』と、会談を拒絶するだろう。
 だから、どの党の誰が総統になっても、日中韓首脳会談のような『枠組み』に填め込んでしまおうという思惑がある。
 なんとしてでも、独立の方向には行かせない。
 そのための戦略だ」


 中台間で何かあった時、当然ながら日本も大きな影響を受けます。
 今度の会談で何が出てくるのか、私たちはよくよく注視しなければなりませんね。 






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Comments

有本さんと石平さんと遠藤さんの中国への分析は、あの国の表に出てこない部分を知った上でのものなので、とても勉強になります。ご本は、これから読んでみます。

中国は、それこそ世界戦略をたてて覇権を築こうとしています。我が国は、それに対抗するには法的な不備を是正しなければならないのに、諸外国だけでなく国内外のサヨクマスコミとも対峙するという非常に難しいものでした。でも安倍政権は、「地球儀を俯瞰する外交」で日本の足場を固めていらっしゃいます。

>「歴史に学び、己を深く知ることこそが結局、異文明の浸食による滅びを防ぐ唯一の手立てなのではないか」

有本さんが仰ることは、私たち一人ひとりがやらなくではならないことです。プレス・コードにより日本語が崩されようとしています。そして歴史の書き換えです。これを防ぐには、日本語を大切にし、そして日本と世界の歴史を学ぶことだと思います。
都民です。 | 2015/11/07 07:39 AM
確かに日本では政治的な言葉の定義が変ですよね。リベラルもそうですが左翼や右翼も。
右翼は"怖い"というイメージを与えられてますが、それでは左翼はやリベラルは怖くないの?
右翼は自由を制限するイメージを与えられてますが、左翼はやリベラルは?
韓国は韓国の気に入らない日本の政治家を右翼と非難するが、そういう韓国の人は右翼? 左翼?
中国は対ファシスト戦争に勝利した? とファシスト的な国が何を言うのでしょうか?
もう無茶苦茶で適当です。
日本の政治家や国もTVに出るような評論家のような人も、たまには「"対ファシスト戦争に勝利した"などファシストに言われたくない」ぐらい言ったらどうなのかと思います。
最後に安部首相はどちらかというと「リベラル」だと私は思います。
Naga | 2015/11/07 09:09 AM
くっくりさんの紹介でこの本に興味を持ちました。
「日本のリベラルは相対化したがる」と言うのは同意です。まあ自称リベラルな気もするのですが。
最近(どころではありませんが)中国人観光客のマナーの悪さが取りざたされています。そういう記事には必ず「日本人も農協ツアーや買春ツアーをやっていた。そのうち(日本人のように)中国人もマシになるから」とコメントする人が沸いてくるのです。そして更に「こういうことを書くと愛国的な人が反論するんだけど、過去の日本人の恥かきツアーを無かった事にしたいのか?」と・・・私はこの論法がよく分かりません。中国人はそもそも「自国と同じように振る舞っている」のであって「昔の一部の日本人の旅の恥はかきすてを勘違いした振る舞い」とは違うと思うのです。 しかもその論理でもって「だからマナー違反の中国人を責めるな」と暗に言うのです。中国人は日本人に注意されても逆ギレします。日本人は海外で地元の人に注意されて逆ギレしたのでしょうか?そう言うと「個別に取り上げて言うのはフンダララ」と続いてキリがありません。何故そこまで擁護するのか理解に苦しみます。国内同様の振る舞いをする中国人が今後改善するかどうかは、甚だ疑問です。以前にも書きましたが日本に出稼ぎに来ている中国人売春婦は平気で私有地に入り込んで排泄をします。彼女らは「観光客」では無いにも関わらず日本の法やマナーに頓着しません。また、日本の団地に住み着いた中国人の傍若無人な振る舞いは一向に改善されたと言う話を聞きません。敷地内に勝手に畑を作り、全く撤去しようとしない中国人に日本人自治会長は「話せばいつかわかってくれる」と言うのです。現在進行形の不平等(畑を作りたい人は金を払って借りているが、この中国人は土地代が事実上無料)を無視してこういう発言ができる自治会長にビックリですが、この自治会長が正しくザ・日本人なのだと思いました。自分なら弁護士に相談して問題なければ中国人に告知後ブルトーザー更地にしますね。正直このザ・日本人な対応にはイライラします。余談ですが自分は日系外資系両方の勤務経験がありますがヘッドハンティングの人曰く「外資系向き」だそうです。

しかし案外リベラルでなくとも「相対化したがる人」は居るものです。物事を公平に見ようとしてるのかもしれませんが。「私の知人の中国韓国人は良い人」なんてのがテンプレでしょうか。
yuri | 2015/11/07 11:19 AM
習近平が台湾の総統と会った以上、日本の首相やアメリカの大統領が、台湾の総統と会談しても、なにも文句は言えない筈です。これからは、堂々と、蔡英文氏や李登輝氏と安倍さんや米大統領との会談を行えばいいと思います。むしろチャンス到来とも言えるのでは?
randomwalker | 2015/11/07 04:25 PM
日本が無防備のまま栄えて来た最大の理由は「島国であること」でしょうか。
しかもただの島国ではなく、古来から脅威となりうるべき外敵が中国だけだったことと、その中国が大陸にばかり目を向けて海洋に目を向けてこなかったことが大きな理由なのでしょう。
簡単に言えば、「脅威となる外敵が事実上存在しなかった」。

しかし近代に入ると西洋という脅威が出現しました。
それは日本にとってほぼ初めてと言ってもいい、異民族・異文化・異宗教という脅威です。
「歴史が違う・文化が違う・価値観が違う」脅威ですね。
そしてその存在に上手く対処できなかったための敗北を経験しています。

ところがそのまま没落するかと思いきや、世界情勢の変化は日本を先進国へと導く手助けをしました。
この頃の日本の脅威は三カ国となっていましたが、そのうちの一カ国は内政でてんやわんや、もう一つの国とは同盟を締結するという状態となっていて、日本はその同盟国を背後にし、その同盟国が作る繁栄の世界の中にいて、最後の一カ国と対峙していればよかったのですね。
私には、日本は世界情勢の幸運に恵まれ、それに上手く乗っかってきた国だという印象があるのです。
ただ、その分脅威に鈍感な意識が育まれてきた側面があるように思います。
サヨクな人たちの発言を聞いていると「何もしなければ平和でいられる」という考えが根底にある気がしますし。
隣国と地続きの国のような、「敵が歩いて攻めてくる」という恐怖を感じることが無いがためでもあるのでしょうか。

この記事に登場している「異文明の浸食による滅びを防ぐ」というのは、文化的なことのようですが、それも含めて「滅びを防ぐ」のに効果的なのは「支配する側に回る」ことでしょうね。
戦略的な話で言われるものの中に「支配するものが強い」というものがあります。
一昔前にネットの掲示板などで貼られていたスキーの話(オリンピックで日本が強くなると、欧米がルールを変えてしまうという話)はまさにそれを表していますね。
甘利担当大臣がTPP交渉が合意されたことを発表した時に、日本がルールを作る側に回るということを言っていましたが、それもこのことを意識していたのかもしれません。
入ってくる異文化も、自分たちが使う側に回ればいい、というか、日本は長らくそうしてきたのではないでしょうか(最近は使われてしまっているような気がしますが)。
口で言うのは簡単ですけどね…
すぷー | 2015/11/08 01:32 AM
普通の研究者が中国よりになるのは、中国に批判的な研究結果を出すと「入国拒否」に逢い、研究に支障が出るからといわれています。

また、昭和50年代には昔から、政治については
【朝日新聞の逆をいけばな違いない】
と割れていたようです
kahn | 2015/11/08 09:55 PM
週末は千葉県佐倉市にある、『国立歴史民族博物館』へ子ども達を連れて行ってきました。さすが国立だけあって、展示内容の立派さ、精巧さ、飽きさせない工夫はなかなかのもので、1日じゃ足りない面白さでした。
ですが、内容をよく見ていくとやはりガッカリせざるを得ない。
まず、日本の国家としての成り立ち、歴史を語るのに、 天皇  の存在がひと言も、本当にひと言も語られていないのです。「豪族」「大王」の表記はあれども、天皇はなし。
言葉、稲作、ほか文化や文明は全て大陸から渡ってきた、と説明が。
近代の戦前戦後に至っては、ことさら差別に関しての表記があったり、関東大震災=朝鮮人虐殺、といった説明だったり。
子ども達に悪影響を及ぼしかねないので、ささやかですが各方面に改善してもらうよう依頼をしようと思いました。
常磐 | 2015/11/09 09:57 AM
連投失礼します。

普通の人も親中…その通りだと思います。先日友人と話しましたら、彼女の親友が中国駐在から帰ってきてすっかり中国が大好きになってしまったとか(!!)。一体どうしてそうなったのか分かりませんが、そういう、純粋に騙されてしまう人がごろごろいて(まあホントに良い人に会ったのかもしれませんが)、リベラルにふらーーっとなびいてしまうのかもしれません。韓国人(在日ではない)も良い人がいるよ〜とか言ってましたし(騙されているというより、たまたま良い人にあたっただけ)、困ったもんです。
おれんじ | 2015/11/09 10:23 PM
くっきりさま

以前メールさせていただきました者です。そのときのハンドルネームを覚えていなくてもうしわけありません。今は亡き後藤健二さんの救出にあたり、安倍首相の姿勢を批判した者です。そしてくっきりさまにお叱りいただいたのです。
真摯にお返事いただきましてありがとうございました。

いろいろ考えているうち、これまで私が教科書や新聞で得た知識や、大人から教えられたことが偏っているような気がしてきました。歴史上の出来事のひとつひとつの背景はどうなのか、知りたかったことは質問できないままでした。
これはやはり自分で確かめようと思い、東京裁判についての本を図書館で見つけました。なんと奥の棚の最下段の隅っこに置いてあって、誰の目にもふれないようなとこにある本だったのですが、読んでみて恥ずかしながらとても衝撃を受けました。やっぱりこの裁判はおかしいんだ、遠い昔子ども心に疑問を持ったことは間違いではなかったのだなあ…と、滂沱の涙が流れました。
南京大虐殺と従軍慰安婦問題についても、もともと疑問だったので調べてみたところ、捏造だと確信しました。
憤慨して同僚たちに話してみましたが、信じてもらえませんでした。
首相の靖国参拝も「他国が嫌がることはしない方がいいのでは」とつぶやかれました。
南京大虐殺の写真を検証した本を薦めると「恐ろしい写真が怖くてどうしても読めない」と言われます。同僚たちは皆大学卒なのですが…
大きくなってしまった子どもたちに話しても、迷惑がられるばかりで…

こんな現状を悲しく思いながら、北方領土と拉致問題と教科書問題などもなんとかしたくて文部省や外務省のHPに意見申し上げているのですが、少しでも効果があるものでしょうか…
やまぼうし | 2015/11/24 10:59 AM
やまぼうし様:

コメントをいただきありがとうございます。
少し気になることがあるのですが、

>以前メールさせていただきました者です。そのときのハンドルネームを覚えていなくてもうしわけありません。今は亡き後藤健二さんの救出にあたり、安倍首相の姿勢を批判した者です。そしてくっきりさまにお叱りいただいたのです。
>真摯にお返事いただきましてありがとうございました。

とのことですが、大変申し訳ないのですが、私には全く覚えがございません。
もしかして、別の方に出されたメールと勘違いなさっている、ということはないでしょうか。
後藤健二さんのISの事件は今年1月でしたから、自分のメールフォルダの中身を、その時期を重点的に探してみたのですが、該当するメールはありませんでした。

その後、もしかしたらメールではなく、この「ぼやきくっくり」のブログのコメント欄に書き込みをいただいたのではないかと思い、後藤健二さんについて書いた記事に絞って探してみたところ、文体などから、やまぼうし様(その時は違うハンドルネームですが)らしき方の書き込みを見つけましたが、そこでもやはり私はお返事は書いておりません。
(他の皆様にも申し訳ないことですが、多忙につき、普段あまりお返事そのものを書かない人間です)

以上、
少し気になったので、お返事させていただきました。

それから歴史問題等々の件ですが、昔に比べれば理解の裾野は確実に広まってきていると思います。
15年ほど前、「慰安婦の強制連行なんて嘘です」と私がネットで言うと、人でなし扱いされたものでしたが、今は全くそのようなことはありません。
また、政治家や官僚は国民から寄せられるメール等々は、私たちが考えている以上に「気にして」いるそうです(これは青山繁晴さんが何度も言われています)。
月並みですみませんが、あきらめずに地道に頑張ることが大事だと思います。
くっくり@管理人 | 2015/11/24 02:27 PM

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国益も外交も何も考えない我が国の政治屋・・・ | 母さんによる徒然・・・ | 2015/11/07 11:55 AM
☆有本香さん・・・「歴史を他国に書き換えられても抗議しないような日本は、この世界に存立していく意味すら、自ら失っていると言っても過言ではないのです。一番のソフトパワーの根源である歴史を隣の国に捏造されたり乗っ取られたりして、それでも平気だという感覚であるのならば、日本人である意味は、もはやない。私...