<< 「日本人」について考えさせられた記事 | main | 「アンカー」米国に告ぐ!ヒル国務次官補即刻解任せよ >>

「南京大虐殺」入門の入門

 今日は細切れぼやきもあります。
 NHK放送命令で市民団体が訴訟。慰安婦問題。


 まずは本題。

 いわゆる「南京大虐殺」はなかったという検証本や論説は近年たくさん出てますが、まだまだ初心者にはハードルが高いようです。

 先日、歴史問題に興味を持ち始めたという友人にそれらをいくつか紹介したんですが、「長いし専門的だし難しそう」と言われ、「じゃあとりあえず、南京大虐殺はウソだ!というサイトがあるから読んでみ」と勧めたところ、それすら「しんどい」と。
 この友人は「便衣兵って何?」というレベルなので、まぁやむを得ないのかもしれませんが……。

 大雑把でいいから、初心者にもわかりやすく、「『南京大虐殺』なんてなかったんだよ」ってことをかいつまんで説明してくれている、いわば入門の入門みたいな論説はないんかしら?

 ……などと思っていたところ、『WiLL』今月号(4月号)に渡部昇一さんの講演の起こしを発見。昭和史がテーマなんですが、「南京大虐殺」についても述べられています。しかも非常にコンパクトに。
 これなら超初心者の友人も読む気になってくれるでしょう。

 この際ですから、友人だけでなく、「ぼやきくっくり」をご覧の全ての初心者さんにもお読みいただきましょう。

 以下、「南京大虐殺」に言及されている箇所を引用させていただきます。


 内容紹介ここから____________________________
 
 
<私と昭和史>2周年記念大講演 全文一挙掲載

 渡部昇一(上智大学名誉教授)


 “戦前の日本は暗かったと決めつけるのは大間違い。南京から帰国した兵隊の様子、真珠湾攻撃時の心情など、体験を交えて昭和史の真実を語る!”


(前略)

 私の家が大金持ちだったり、貴族階級や華族だったり資本家だったりしたなら「戦前の日本はよかった」などと言うと、「そりゃお前のウチはよかっただろう」と信用できないかもしれませんが、私の家は貧乏でした。そして、私の周囲も貧乏人が多かったのですが、みんな「日本はいい国だ」と思いながら育ったと思います。

 私の通った小学校は市立の小学校でしたが、どう見てもリベラルな教えをしていました。いい意味でリベラルです。

 それでも私は、「日本人だ」「日本に生まれた」と思うだけで、胸の中が広がるような思いで育っていたのです。

 私はこのような戦前の日本文化を知っています。ですから、戦前が暗黒時代だったと言われても、それはないだろうと思うんです。決して暗くもなんともありません。どこか探せば暗いところもあったでしょうが、それは現在の日本でもアメリカでも中国でも同じでしょう。

 戦前が軍国主義だったと言う人もいます。

 私が小学校に入った頃、シナ事変が起こりました。

 私の家の近所に石川さんという人がいて、この人は上等兵でした。石川さんはシナ事変で出兵して、一、二年で帰ってきています。

 シナ事変は最初の頃は、出兵しても二、三年で日本へ帰したのです。その後、どんどん戦線が拡大し、アメリカと戦争をはじめて全然帰れなくなった。


陸軍は戦争に反対した

 「南京大虐殺」と言われるものがあります。当時は、たくさんシナから帰ってきている兵隊さんがいるわけです。私の同級生で若松さんという女の子がいて(小学校三年生までは男女共学でした)、彼女のお父さんは将校でしたが、この人がシナ事変でシナの軍旗を奪取してきたというので、学校で見せてもらったりしました。シナに出征した軍人は、帰ってきたのです。しかし、「南京大虐殺」があったような話を聞いたことがない。

 南京が陥ちたという時は、皆、大喜びしました。『南京陥落の歌』というのがありますが、「南京ついに陥落す/万歳の声どよもして/とどろけ凱歌/日の丸の/旗うちふりていざ祝え/わが一億の同胞(はらから)よ」という歌です。

 皆、旗振り、提灯行列です。なぜあんなに喜んだかというと、「これで戦争が終わりだ」と思ったからなんです。

 後から調べてみると、日本は戦争をしたくなかった。シナ事変も日本が始めたようなことを言う人もいますが、日本を裁くために始めた東京裁判でさえ、日本があの戦争を始めたということは立証できないと、途中で打ち切っているのです。東京裁判さえ、シナ事変は日本が始めたとは言えなかった。

 日本にとってはソ連が問題であって、シナなどにつき合っている暇はありませんでした。

(中略)


【南京大虐殺の嘘】

 私は昭和十八年に旧制中学に入りましたが、その前年、まだ小学校六年生の時、近所の高等小学校二年生の太田和男くんという男の子が、「日本の航空母艦は加賀も赤城も全部、沈んでいるんだってさ」と言ったんです。これには私はびっくりして、非常に不愉快だったことを覚えています。昭和十七年ですから、まだ周りは「勝った、勝った」と言っている時です。

 後から考えると、ミッドウェーの敗戦です。あれは海軍当局が完全に隠していたはずですが、ちゃんと情報が漏れていた。私の住んでいる辺りは、トップレベルの極秘情報が漏れてくるような場所じゃないにもかかわらずです。

 ここでおかしいと思うのが「南京大虐殺」です。先に述べたように、シナ事変に出征した人たちは、私の周りだけでも何人も帰ってきています。しかし、誰一人として南京での大虐殺の話などしていません。これはおかしいですよね。

 ミッドウェーの敗戦で航空母艦が沈んだことは海軍は徹底的に隠して、あの時、負傷した人たちは病院から出さなかった。それでも、情報は漏れてきたんです。しかし、南京で大虐殺があったなどとは、誰も話していませんでした。

 田中正明という東京裁判で南京虐殺の罪で死刑になった松井石根(いわね)大将の秘書をやっていた方がいます。この方が、戦後出された本『“南京虐殺”の虚構 松井大将の日記をめぐって』(日本教文社)の中に、南京の虐殺などなかったと書かれてありました。それを読んで、やはりなかったのか、それならわかると思ったものです。

 当時、南京が陥ちたのは昭和十二年で、日本は景気は悪くないし、物も不足していませんから新聞も雑誌もすごく厚い。そこには、南京が陥ちた話から戦争の話から詳しいことがたくさん出ています。南京には日本の新聞記者その他、百人もの報道関係者が行っていますが、誰一人、虐殺などについて報じていません。

 それが戦後、東京裁判で突如、南京虐殺の話が出てきた。東京裁判については進駐軍の報道規制によって絶対に批判できないため、あらゆるマスコミがその通り伝えました。そして、一般の人は、そんなことをやっていたのか、と思ったものです。

 それが田中正明さんの本を読むと、なかったと書いてある。私は、子どもながらに、南京が陥ちた頃の雑誌をたくさん持っていました。当時、南京や上海には日本人が自由に行き来できていましたから、写真もたくさん載っている。これはやはり、なかったのだろうと思っていました。


大虐殺はないと確信した

 そのうち、『「南京大虐殺』のまぼろし』(鈴木明著、二○○六年ワック出版より復刊)という本も出て、真実を知りたくなった私は雄松堂から出た『極東国際軍事裁判速記録』を買いました。全十巻の百科事典のようなもので、本当は私はそんな物を買う義理はないのですが(笑)、とにかく買いました。

 そして南京に関する部分を丁寧に見て、「大虐殺などない」という確信を得ました。

 というのは、マギーという牧師さんが証言しています。この人は、イェール大学を出て南京にずっと住んでいた人です。南京では日本が攻め入る時に、外国人たちが安全地区というものを造り、そこに一般の民衆も逃げ込ませていた。

 マギー牧師は南京の赤十字の責任者でアメリカ人です。ですから、日本軍が入城してからも、南京のどこでも歩き回れる人です。この人が証言台に立った。

 はじめのうちは、「あそこでたくさん殺されたそうです」「ここでたくさん殺されたそうです」と言っていた。そのうち、アメリカ人の弁護士が、「それは伝聞証拠である。あなた自身は何人見られましたか」と反対尋問をしたのです。

 するとさすがに牧師さんだけあって、聖書に手を置いたりしているのでしょう、嘘は言わなかった。「一人です」と言ったのです。「どういう状況でしたか」とさらに弁護士が聞くと、「安全地区の境に日本の歩哨が立っていた所を、一人の中国人の青年が駆け抜けようとした。歩哨が“止まれ”と言ったが止まらなかった。そして追いかけていって撃ち殺した」と証言したのです。彼はこれしか見ていないのです。

 戦場で歩哨に「止まれ」と言われて止まらないで逃げたら、どんな兵隊だって撃たれます。ニューヨークに行って、警官に止まれと言われて止まらなかったら、今でも撃たれるんじゃないですか。

 強姦についてはというとマギー牧師は、「ある空き家に行ったら、中国の女性と日本の兵隊がいた。私が行ったら、日本の兵隊はびっくりして銃剣を忘れて逃げて行った。私はその銃剣を拾って追いかけました」と証言しました。このたった一件です。

 強姦する前なのか後なのか、単に話し合っていただけなのかすらわからない証言です。しかも、銃剣を置き忘れるなどということは兵隊にとっては大変なことです。それだけ、「やるな」ということを上から厳しく言われていたのでしょう。

 日本軍の略奪について聞かれたマギー牧師は、「空き家から日本兵が氷を入れる箱をかついで出るのを見ました」とこれだけを言ったのです。

 南京を自由に歩ける立場にあって、日本兵も外国人には手出ししないよう厳しく言われていましたから身の危険もない、そして赤十字の責任者で牧師です。その人が見たのが、この三件なのです。大虐殺などあろうはずがない。


オープン・シティの問題

 その後、調べてみると、日本軍は南京入場の前にオープン・シティを勧告しているのです。抵抗するな、門を開けと、犠牲を最小限に押さえるためにオープン・シティを勧告している。抵抗すると街が戦場になるからです。それをシナ軍が無視したことに問題があります。

 オープン・シティというのは非常に重要で、日露戦争でも奉天大会戦などと言いますが、奉天で戦争をしているわけじゃありません。昔の軍隊は礼儀正しいですから、ロシアだって奉天の中で市街戦をやるという発想はない。すぐ奉天から逃げていくんです。

 旅順にしても旅順の要塞戦はありましたが、旅順の街中では戦っていません。ステッセルがオープン・シティしたからです。

 この前の戦争でもドイツ軍が入った時、パリはオープン・シティしました。だからパリは傷つきませんでした。その後、連合軍が攻め入った時、ドイツ軍の司令官はパリをオープン・シティしました。パリは二度、助かったのです。ただ、ヒトラーは野蛮人ですから、パリなんて焼いてしまえと言いましたが、ドイツ軍の司令官の方が教養があってパリは助かりました。

 オープン・シティしなかった例はベルリンです。戦場になって徹底的に破壊されました。街の中を戦場にしてはいけないのです。戦争するなら野原でやってくれ、ということです(笑)。

 北京はオープン・シティにしました。ですから、「北京大虐殺」などという話はない。保定というのは重要な街ですが、これもオープン・シティした。武漢三鎮もオープン・シティしました。

 だから南京もオープン・シティするべきだったんです。蒋介石は日本の陸軍の教育を受けていますから、するつもりでした。

 南京の外には中山陵があります。ここに孫文の記念碑があります。その記念碑のある丘に大砲をすえて撃つと、日本軍としては非常に都合がいいのですが、松井大将と孫文は非常に親しかったので、松井大将はそれを禁止しました。それくらい、日本兵は相手に対して気を遣っていました。


「南京学」の功績

 一方、激戦が始まると敵の司令官である唐生智は、兵隊を放ったらかして逃げました。残された兵は、敗残兵です。世の中で虎が怖い、狼が怖いと言ったところで、何より怖いのはシナの敗残兵だと昔から決まっているんです(笑)。何だってやります。

 南京にとどまっていたアメリカ大使館の書記官が、シナの敗残兵は一般の市民を殺して服をはぎとって、安全地帯に逃げた例もあると書いています。それらが、すべて日本兵の仕業にされているのです。

 敗残兵になると降参が簡単にできません。ハーグ陸戦法規において、捕虜になる条件として重要な三つのものがあります。団体が降参する時は責任者がいなければならない、武器は必ず見えるように持たなければならない、必ず軍服を着ていなくてはならない。少なくともこの三つの条件を満たしていなくては捕虜になる資格はないのです。

 ところが敗残兵はそんなこと知ったことではありません。だから日本軍は、敗残兵掃討、残敵掃討を行うわけです。

 安全地区には絶対に武器を持った兵隊を入れないということになっていましたが、そこでは鉄砲とか大砲が見つかっています。ですから日本軍も大変で、いちいち探さなければならない。そんな時に間違って殺されてしまった市民もいるでしょう。しかし、それは決して大虐殺ではありません。

 捕虜も四千人くらいずつまとめておきました。しかし日本軍で捕虜を監督しているのは百人くらいです。捕虜が暴れ出して、怖くなって機関銃を撃ったという例もあるでしょう。しかし、組織的に市民に対して虐殺を行ったというようなことはあろうはずがありません。

 その証拠に、安全地区にいたマギー牧師のような人たちが郷里に手紙を書き送ったものがイェール大学などに残っています。それを今、調べている人たちがいますが、その中間報告を聞くと、マギー牧師たちは、自分たちは安全地区を作って何十万人かのシナ人の民衆を救ったと書いてあるそうです。当時、安全地区以外には兵隊以外の民衆はいません。ですから、こうした手紙からも大虐殺などなかったことがわかります。

 日本が南京を攻める時に軍事施設を爆撃しますが、その時、爆弾がところどころ外れたりします。それが民家に落ちたりもした。すると、蒋介石はすかさず、「民家に爆弾が落ちた」と国際連盟に日本を訴えるのです。

 日本が意図的に民家に爆弾を落としたわけではありません。当時の値段で爆弾は一発、五百円です。二発あれば、田舎なら総二階の家がたちます。そんな高価なものを、日本がアメリカみたいにばらまけるわけがない。

 それを蒋介石は、いちいち国際連盟に訴えた。しかし、「南京大虐殺」については一言も訴えていません。

 当時の南京についての状況は、最近では北村稔先生や東中野修道先生などが非常に詳しく調べていらして、もはや「南京学」と言ってもいいくらいになっています。東中野先生は、台湾にある国民党政府の秘密文書などに当たっていますが、こういうことがわかってきています。

 南京の落城から、蒋介石は漢口に逃げ、その後、重慶に逃げた。その間、累計何百人もの外国人記者からインタビューを受けています。その数、三百回です。その中で、日本軍の虐殺について述べたことは一度もない。

 ですから、「南京大虐殺」は東京裁判ではじめて、出てきたのです。なぜ出てきたかというと、ニュールンベルク裁判に合わせるためです。ニュールンベルク裁判には、ナチスのユダヤ人虐殺の罪を裁く「人道に対する罪」という項目がありました。東京裁判においては、それに類似するものがないので、「南京大虐殺」がでっち上げられたのです。

 南京が陥ちた頃に、無名の英文の本が出て、日本軍の残虐行為によって三万人くらいのシナ人が死んだと書いてあった。それは今では誰が書いたかは明らかで、ティンパーリという「マンチェスター・ガーディアン」紙の記者です。

 これについても、やはり北村先生や東中野先生が第一級の資料に当たって研究した結果、ティンパーリは蒋介石から金をもらって書いたことが明らかになっています。


 ____________________________内容紹介ここまで



 この前拙ブログで紹介した「朝日新聞 若宮啓文論説主幹インタビュー」と違って、今回のが載っている『WiLL』4月号は只今、絶賛発売中です。
 皆様、ぜひお買い求め下さいね(^o^)


 ところで、上記の渡部昇一さんの講演の中に、このような一文があります。

その証拠に、安全地区にいたマギー牧師のような人たちが郷里に手紙を書き送ったものがイェール大学などに残っています。

 イェール(エール)大学に保管されているとされる文書について、実は民主党衆議院議員の松原仁氏が、国会で、政府にその文書を調べてほしいと求めたところ、「人手が足りなくて十分に対応できない」と言われたそうなのです(「正論」3月号による)。

 国会会議録検索システムで調べたところ、松原仁氏は少なくとも6回、この件に言及していることがわかりました。
 うち4回は、政府に「この文書の調査はしているのか」と回答を求める内容です。

 政府の回答で一番新しいものはこれのようです。

第164回国会 衆議院外務委員会 第18号 平成18年5月31日
○松原委員

 最後にもう一問。最後に質問したいのは、前から私は指摘しておりますが、エール大学神学校に保管されている書籍や、この間も質問しました西暦二〇〇〇年以降解禁された米国の機密文書、マッカーサーの文書とか、麻生大臣ももう暗記しておられるわけでありますが、自衛戦争であったというような趣旨の話であります。
 こういうものを調査をきちっと体系的にしているのか。体系的に事実を調査する、それを言って、それは、議論の途中で興奮して議論にならなくなってしまう相手も中にはあるかもしれないけれども、しかし私は、そういうふうな体系的な調査をするべきだと思います。そういうふうな一つの事実をはっきりさせる対策室、我々の歴史を、きちっと事実をはっきりさせる対策室を私は外務省はつくるべきだ、もしくは外務省が主導して内閣につくるべきだと思うんですが、麻生大臣、このことについての御見解と御決意をお伺いしたい。

○麻生国務大臣

 先般の委員会で、先生より米側の文書について御質問がありました。私の方から調査をさせると答弁をいたしたところだと思いますが、具体的には、これまでの御指摘を受けた文書、エールの神学部図書館に保存されている文書、東京裁判に関する米弁護団発マッカーサーあて書簡、戦後の米議会での査問委員会における報告書、これは日米開戦の経緯にかかわる評価を含むもの及びマッカーサーの上院公聴会における発言を特定すべく調査を今行わさせていただいております。今やらせていただいている。
 ただ、今御指摘のような文書を調査するための対策室まで設置することを考えているわけではありませんが、いずれにいたしましても、この種の資料というのはきちんと整理をしておく必要があろうと思いますので、調査をさせております。

○松原委員

 ぜひ調査をしていただいて、そして、国際世論が誤った日本に対する評価を、戦前を含め誤った評価を下そうとするならば、それは我々個人だけの問題ではないんであって、我々の過去の先人たちとこれからの子孫に対しての我々の責任でありますから、毅然とした態度をお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
 ありがとうございました。

 国会でのこのやりとりは昨年5月31日とちょっと古いんですが、麻生大臣、確かに言ってますよね。調査はしてると。
 が、今年の「正論」3月号では松原氏は、国会で「人手が足りなくて十分に対応できない」と言われた、と。
 5月31日以降状況が変わったんでしょうか?おそらくは私の検索洩れなんだろうと思いますが……。

 とにかく政府は調査を急いでほしいです。
 今年は南京陥落から70年ということで、中共が仕掛けたたくさんの反日南京映画が中国やアメリカ等で製作されているのです。
 「人手が足りない」とか「今やってます」とか呑気に言ってる場合じゃないですよ。日本の“名誉”がかかってるんですからね!


※参考リンク
 ・映画「南京の真実」公式サイト
 映画製作支援は一口一万円からと記載されていますが、実際はいくらからでもOKとのことです。

※参考動画
 ・Children of Japan, Pre-WWII (1941)
 大東亜戦争直前の日本の子供の教育や生活を紹介する動画です。オレゴンさんにご紹介いただきました。これを見る限り「戦前が暗黒時代」だったとはとても思えません。

※拙ブログ関連エントリー
 ・06/11/27:【過去】「南京大虐殺」まとめ(1)
 ・06/11/27:【過去】「南京大虐殺」まとめ(2)



・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


「放送命令は違憲」と提訴 NHK拉致問題で市民団体(東京新聞3/6)
 菅総務相が昨年11月、北朝鮮による拉致問題を重点的に取り上げるようNHKに出した放送命令をめぐり、大阪の市民団体メンバーらが6日、国に命令の取り消しと1人1万円の慰謝料などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
 市民団体は、大学教授や主婦らでつくる「NHKをよくするためにアクセスする市民の会」。「総務相に命令権限を与えた放送法33条は、表現の自由を侵害し違憲」と主張している。
 訴状によると、菅総務相は昨年11月10日、短波ラジオ国際放送で拉致問題を重点的に扱うよう初めて個別具体的な命令を出し、NHKは受諾。これ以前の命令は「国際問題に関する政府の見解」など抽象的な表現だった。
 原告側は「命令放送が政権政党の意向に左右され、放送の公共性と矛盾する」とし、今後の命令の差し止めとともに、NHKが命令に従う義務がないことの確認も求めている。
(共同)
(2007年03月06日 10時08分)

 団体の名称に「NHKをよくするために」と入っているからには、「NHKは放送命令に従って拉致問題を重点的に取り上げろ」って訴訟なのかな?と思いきや、……全く逆でした。

 拉致被害者救出より反体制運動が優先?拉致問題を政権政党の問題に矮小化?
 NHKは基本的に国民の受信料で成り立ってるんだから、放送内容は国民の意見が反映されるべき。国民の圧倒的多数は拉致被害者救出を望んでいるし、今回の放送命令も当然だと受け止めていると思うんですが。

 ま、言論の自由がある国だから、百歩譲ってそこまでは「あり」としましょう。
 でも1人1万円の慰謝料って何なんですか?ようわからん。


強気の安倍首相、抑える女房役 慰安婦問題で温度差(産経3/6)
 歴史的事実に基づかない非難を受けたとしても謝罪することはない。
 安倍晋三首相(52)が5日、米下院に提出された慰安婦問題をめぐる対日非難決議案について、凛とした姿勢を示した。だが、首相の女房役を務める塩崎恭久官房長官(56)は、首相とは微妙に異なる姿勢を示している。
 対日非難決議案提出の根拠の一つにされている慰安婦問題を謝罪した1993年(平成5)年の「河野洋平官房長官談話」をめぐっても、2人の間ではスタンスの差が表面化しつつある。官憲による強制連行を否定、談話の見直しを示唆した首相に対し、塩崎氏は談話見直し論の火消しに躍起だ。本来の“安倍らしさ”を取り戻し、「保守回帰」を強める首相と歴史認識問題には関心が薄いとされる塩崎氏のすれ違いがありそうだ。
(以下略)

 WEB版ではカットされてるようですが、朝刊紙面には次のようなくだりがありました。

 官邸内では、首相のほか、下村博文官房副長官らが談話見直しに熱心だというが、塩崎氏は一貫して慎重姿勢だとされる。仮に新たな官房長官談話を出すことになれば「塩崎談話」として歴史に名を残すが、「本人は全然、そんな気はない」(周辺)という。
 
 全然やる気なし?!これで首相の女房役と言えるの?
 ↓こんなのほっといていいわけ?


「党内右派の支持優先」と批判=安倍首相の慰安婦発言でNYタイムズ(時事3/6)
 【ニューヨーク6日時事】6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、従軍慰安婦問題で安倍晋三首相が「強制性を裏付ける証拠がなかった」と発言したことを社説で取り上げ、「傷ついた日本の国際的評価を修正するより、自民党右派の支持を得る方が大切なようだ」と批判した。
 同紙は従軍慰安婦について「女性たちは強制徴用され、彼女たちに対する行為は買春ではなく、連続レイプだった」と主張。「日本は事実をねじ曲げて恥をさらしている」と厳しく非難した。
 その上で、日本政府は率直に謝罪し、生存者に十分な補償金を支払うべきだと訴え、「恥ずべき過去を乗り越える第一歩は、事実を認めることと政治家は自覚すべきだ」と強調した。

 ニューヨーク・タイムズの元記事はこちらだそうです。
 またオオニシです。

 実際の話、“慰安婦決議案”を提出したマイケル・ホンダ下院議員が、慰安婦の強制連行があった根拠として挙げているのは、「河野談話」の存在と、あとは自称慰安婦の裏付けのない証言、これだけです(拙エントリー2/26付:「報道2001」慰安婦問題ホンダ議員生出演参照)。
 「日本政府や軍や官憲が女性を組織的に強制連行した証拠は一切ない」ということを盛り込んだ新しい談話を出せば、根拠は崩れるのです。

 やる気出しなさいよ、塩崎さん!
 安倍さんをしっかりサポートして下さい!


「お気楽くっくり」更新済

 右から何かが来てる……。



このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

!!男系維持に同意される皆さん、ぜひご協力下さい!!
◇男系維持の方法はある!国会議員やメディアにお知らせしましょう◇
皇室伝統バナー●皇室の伝統と歴史を守ろう。男系維持する方法あります。●
有志の皆様が作って下さった国会議員のメールアドレス帳はこちら。
国会議員&新聞週刊誌ワイドショー等メディアのアドレス帳はこちら(zipファイル)。
メールアドレス帳は「スパイ防止法案上程」「人権擁護法案阻止」「外国人参政権阻止」「北朝鮮への経済制裁要望」等にも是非ご活用下さい。


「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto

________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。

★コメント(投稿)を下さる方へ
サーバー不調につき、なかなかコメントが反映されない場合があります。根気強く更新ボタンを押していただけたら幸いです。初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
歴史認識 | comments (30) | trackbacks (1)

Comments

>一人一万円
憲法違反とか法律違反だとかは、一般人が動議することはできません。裁判官のすることです。よって慰謝料請求という裏技でこの種の裁判は始まります。
>読みやすい本
やっぱり、読みやすさで言えば「ゴー宣」でしょうか、台湾論や戦争論あたりですね。まあ漫画で説得力を感じるかどうかは人それぞれですが・・・・。
私は、今回オープンシティーの問題が所見でしたので、面白かったです。南京「虐殺」なんぞはなかったと声を上げたいですね。
bitter | 2007/03/06 11:48 PM
打ち間違いました。
所見→初見です。PC楽ですけど、こういう間違いよくします(泣
bitter | 2007/03/06 11:50 PM
bitterさん:
コメントありがとうございます。なるほど、慰謝料請求は別におかしなことではないのですね。何でもかんでも賠償を要求するアチラ系の人たちなのかな?と一瞬思ってしまいました(^_^;。「ゴー宣」は思いつきませんでした。漫画だし入りやすいですよね。そういえば「戦争論」のどれかに南京事件について詳しく書かれてありましたっけ。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、勧めてみることにします<(_ _)>
くっくり | 2007/03/07 02:00 AM
もう、こんな良いチャンスを棒にふるつもり?塩崎はん!
>「日本政府や軍や官憲が女性を組織的に強制連行した証拠は一切ない」
「でも軍が強制しなくても、そういう女性がいたことに対して日本人はこのような想いをこのように表現しているのです」と、河野談話を踏またいんやったらそれでもいいから、ちゃんと筋とおして、しっかり日本の名誉を挽回せえよ!といいたいです。

くっくりさんのように、こういう話できる日本人女性が周りにいたらいいなーと思います。「わー右翼みたい」と言われたこともあり、怖々ながら、諦めずにいるのですが、なんとなく話しやすい世の中になってきたか?と思う今日この頃です。大阪出身、在米です。これからも楽しみにしてます。
ふじこ | 2007/03/07 04:00 AM
このNYタイムスの社説は酷いですね。日本の名誉のためにNYタイムスを訴える(日本の人口x一人一万円の補償を求めて)なんてのはどうでしょうかねぇ。勿論、アメリカの裁判所にです。

この日の新聞にはオオニシではなく、Martin Fackler という記者がオオニシより酷い記事を書いてます。安部首相が例の法案が仮に下院で採決されても自分は謝罪しない、と言った事を伝える記事ですが、最後に「それらの日本の行為を否定すると言うのは、あの涙の証言をした老婆達を嘘つきだと言う事になる」として、「李ヨンスさん78歳は、下院での証言で、16歳の時に日本軍の兵士に誘拐され慰安所で何度もレイプされた。、と証言した。また東京での記者会見でも、日本の兵士達が、彼女の口を塞いで家から連れ去ったので母親を呼ぶ事も出来なかった、と証言した。」「彼女は『私は日本と日本の総理に謝罪して欲しい』『強制的に連れ去れた被害者として、そうした出来事の中で生きてきた人間として、自分は生き証人だ』と語った」と締めくくっています。

 あれぇ、下院の証言では、友達が窓をノックして誘われて、こっそり家を出たんじゃなかったでしたっけ?
Risshin | 2007/03/07 07:33 AM
先日偶然読んでいたブログで面白い南京論争をしていました。「慰安婦や南京で被害者や目撃者が証言をしているからあったのだとおっしゃる方に問います。例えば南京問題。何故、山田支隊の兵士の話はソースとして紹介するくせに、森王琢(南京大虐殺無かった派の現場にいた軍人)の話はソースに入れないのですか。なんで?同じ場所に居た兵士でしょ?その時点で証言と言うもののあやふやさ、あなた方の情報にフィルターが掛かっていることが明々白々である。南京大虐殺は日本が占領されている時、公平な歴史検証組織をもてない時期に東京裁判で作られた歴史だ。他の事象以上に証言は証拠にはなり得ない。」という趣旨のことをブログ主さんは言っていました。なるほどと思いました。
ウリ坊 | 2007/03/07 11:51 AM
皆さん、コメントありがとうございます。

ふじこさん:
私の周りにこういう話できる人、ほとんどいませんよ。つーか、いないです。うん。拉致問題でも、ニュースとして大きく報道されてる時とか、そういう時に世間話程度に話を振るぐらいで。仕事上のつきあいの人が多いので、政治の話は基本的に御法度なんです。プライベートな友人でも、そういう話好きって人は稀です。場が盛り下がるのでなかなか持ち出せません。言いたくても言えない、たまったものをこうやってブログにぶつけるだけの私です(^_^;

Risshinさん:
>Martin Fackler
オオニシより酷いって、そんな人がいるんですか!……と思ったら、わーこりゃほんと酷いですね。自称被害者の証言だけで大手新聞がそこまで言えるなんて(しかも実際の証言と記事に食い違いが!?)……。何でそんなに日本人を貶めたいんだろう?アメリカ人の気持ちがいまいちわからんのですが。

ウリ坊さん:
証言だけで「あった」「なかった」というのは本当に身のないことですよね。ちょっと今具体的なこと思い出せないんですが、南京事件の現場にいて負傷した中国人が、何万何千何百何十何人の死体を見たと証言したそうですが、一桁単位までどうやってアンタ数えたんや?と、つっこむのもバカらしくなる証言もありますよね。私も昔は朝日新聞だけを読んで「日本人は昔ひどいことをしたんやなあ」と漠然と思ってたんですが、そこから自分で調べてみてほんとビックリしました。慰安婦問題もそうですが、裏付けのない証言だけで歴史が捏造されてしまう恐ろしさをひしひしと感じます。もちろんその背後には、証言を歴史の事実に押し上げようと画策するプロパガンダ集団がいるのですけども。
くっくり | 2007/03/07 01:04 PM
くっくりさん

 一応、NYタイムスには反論メールを送ってみました。私ごときの拙い英語と論理力では、新聞に掲載されるようなことは期待していませんが、、、
Risshin | 2007/03/07 01:48 PM
CNNがとんでもないアンケートをやっています。(もし、既出だったらごめんなさい。)

日本は再び売春婦に謝罪するべきか?(要旨)

何の権限があるんじゃ、ボケ。
Noに決まっているのですが、いつの間にかYesが増えてきています。
あいつらね、きっと。
そこで良識あるみなさん、もしまだ参加していなければどうかNoと力いっぱい投票してみませんか?

http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/03/04/japan.sexslaves.ap/index.html

NO!ですよ、NO
h | 2007/03/07 02:37 PM
hさん:
ご報告ありがとうございます。
>CNNのInternational版でWW2時の従軍慰安婦について再度日本は謝るべきか、という投票を募っています。
>私が投票した時点ではNOがYesをほんの少し(53%:47%)上回っていました。
> はたはた | 2007/03/05 02:19 PM
>いま私が見たら、No70%、Yes30%です。
> くっくり | 2007/03/05 11:57 PM
で、いま見たらNo87%、Yes13%でした。だいぶNoが増えましたね。
くっくり | 2007/03/07 03:01 PM
くっくり様
 >ま、言論の自由がある国だから、百歩譲ってそこまでは「あり」としましょう。
 >でも1人1万円の慰謝料って何なんですか?ようわからん。
これはずばり「印紙」の問題です。賠償請求で裁判を起こす場合は、求める額の多さに応じて、印紙代が高くなります。1万円なら最低ですむでしょう。
彼らがほしいのはお金ではなくて、もっと利用価値のある「判決」です。そのために、小額であちこちの裁判所で裁判を起こし、「トンデモ」裁判官がお馬鹿な判決を出すのを待っているのです。
で、それを元に「判例」がどうの・・と口実を手に入れるわけです。
を | 2007/03/07 03:16 PM
ここの所、中国・南京についての本を読みまくってます。と、いっても4冊目なんですけど。
今、東中野先生の国民党極秘文書の本を2/3ほど読んだところです。
この本の前に読んだ「暗黒大陸中国の真実」と合わせて考えると、日本は中国の性善説から抜け出せない米宣教師のと、自分達より文化的でない国が好きな米国人の日本人蔑視、そして中国国民党の宣伝工作によって現在まで続く大ダメージを受けたんだと思います。

簡単に解り易く、「慰安婦」や「南京」など無かった事を説明できるツールは今後ますます必要になるでしょうね。
ねこぱんち | 2007/03/07 03:42 PM
くっくりさん、こんにちは。
『WiLL』4月号良かったですよ。特に貴女が引用されている渡部昇一氏の「私と昭和史」は、いいですよ、すごく。南京事件だけじゃなくて、戦前は暗くなかったことが良く分かるし、売国連中がどんな心理状態なのかも説明してあって面白い。
私も、エントリで渡部氏の隣に出ている重村氏の記事使わせてもらいました。
ナルト | 2007/03/07 04:01 PM
くっくりさん、皆さんこんばんわ。WiLL4月号購入するつもりです!
最近つくづく思うのは、戦前に教育を受けた親の元で育って良かったな〜ということ。戦前が暗黒時代ではなかった事が良く分かるし、戦争体験者なので、戦争の悲惨さだけでなくどうして戦争になったかや、開戦当時の人々の状況なども個人的ですが分かります。
やっぱり団塊の世代が親になってからかな、世の中のレールがおかしくなってきたのは…と言ってはあまりに極端すぎますけど(汗)、変な自虐思想を親に植え付けられなかった事は幸いだと思います。(母の子供時代は日独伊キャラメルというお菓子を売っていたそうです。時代が反映されてますね(笑))。ではまた。
おれんじ | 2007/03/07 06:07 PM
くっくりさん
始めまして
いつも楽しみに拝見させて頂いてます。

http://www5.diary.ne.jp/user/522880/

さるさる日記の憂国人達です。

私も末席で勉強させて頂いてます。

ここの掲示板も是非覗いてみてください
haneo | 2007/03/07 06:34 PM
>陸軍は戦争に反対した
 南京攻略後、戦争反対を主張する参謀本部を無視して、朝日等に煽られた国民世論を背景に、泥沼の日中戦に突入して行った・・・までは許せても、いま朝日が軍国主義捏造批判するのは、許せませんね。
 
>南京大虐殺の嘘
 敵兵の殺害は当然。投降兵の殺害は不法であるが、不当では無い。捕虜殺害は不法であるが、実数は多くは無い。便衣兵の殺害(これが本来の虐殺対象)は当然。民間人の殺害は、殆ど無し。
 従って、>大虐殺はないと確信した

捕虜殺害が多くは無いワケ
「抗日愛国・中国兵は、鎖や針金で身体を固定して、死ぬまで日本兵と戦いました。」ヒダリの感動証言です。

 しかし、欧特派員報告では、軍に強制連行されてきた中国人の半数近くが針金で縛られたまま餓死していた年がある。中国軍には前線後方に督戦隊が配置され、戦わない中国兵に発砲する。・・・など知れば、中国兵の士気は非常に低い事が判ります。
 中国軍は兵站・輜重も無い軍隊ですから、中国人集落に行けば略奪・暴行・強姦・殺人が給料代わり。中国軍が清野命令を出す前は、日本軍が集落に近づくと、用意のよい所は日章旗まで掲げ、花火を鳴らして大歓迎・徴発する前に「何でも持ってって」・・・中国軍や匪賊がどれだけ苦しめていたかが判ります。
 
 投降から捕虜に至る過程で行われた不法な殺害は、少なくとも全世界の軍隊の常識から逸脱しているものは一件も無かったと断定します。
 捕虜の場合、対応は指揮官のキャラクターに拠りますが、幹部も督戦隊も先に逃亡している兵士に士気はありません。上海への移送等のほか、日本軍苦力編入のち親日部隊編成、宣誓解放が主であったと思われる。
 山田支隊の件も、戦中に山田氏本人が「解放の心算が、反乱が起きて不幸な・・・」などと幼年学校?生徒に語っている。生徒の校長評価は「非常な人徳者で、捕虜殺害を命じるような方では無い。」
 戦意喪失した捕虜と違い、安全区から抽出した便衣兵を、交戦資格のない戦闘員として殺害するのは国際常識。
福原 | 2007/03/07 07:35 PM
くっくりさん、こんばんは〜

3月6日のNYタイムズの社説です。思いっきり「強制連行はあった。」、「日本軍が関与していた。」、「慰安所は商業施設ではなかった。」、「日本は強制性を認めている。」、「日本の平成5年の謝罪は不十分だ。」という論調ですね。

非常にマイク・ホンダの論調と同じなのに笑ってしまいます。おまけに安部総理は河野談話を否定していることになってますし・・・
アメリカの新聞も捏造に忙しいですね。

「本家」外務省も真面目に仕事してるのなら、こんなでたらめ記事に反論をして欲しいですね。


+++++++++++++


No Comfort

Published: March 6, 2007

What part of “Japanese Army sex slaves” does Japan’s prime minister, Shinzo Abe, have so much trouble understanding and apologizing for?

The underlying facts have long been beyond serious dispute. During World War II, Japan’s Army set up sites where women rounded up from Japanese colonies like Korea were expected to deliver sexual services to Japan’s soldiers.

These were not commercial brothels. Force, explicit and implicit, was used in recruiting these women. What went on in them was serial rape, not prostitution. The Japanese Army’s involvement is documented in the government’s own defense files. A senior Tokyo official more or less apologized for this horrific crime in 1993. The unofficial fund set up to compensate victims is set to close down this month.

And Mr. Abe wants the issue to end there. Last week, he claimed that there was no evidence that the victims had been coerced. Yesterday, he grudgingly acknowledged the 1993 quasi apology, but only as part of a pre-emptive declaration that his government would reject the call, now pending in the United States Congress, for an official apology. America isn’t the only country interested in seeing Japan belatedly accept full responsibility. Korea and China are also infuriated by years of Japanese equivocations over the issue.

Mr. Abe seems less concerned with repairing Japan’s sullied international reputation than with appealing to a large right-wing faction within his Liberal Democratic Party that insists that the whole shameful episode was a case of healthy private enterprise. One ruling party lawmaker, in his misplaced zeal to exculpate the Army, even suggested the offensive analogy of a college that outsourced its cafeteria to a private firm.

Japan is only dishonored by such efforts to contort the truth.

The 1993 statement needs to be expanded upon, not whittled down. Parliament should issue a frank apology and provide generous official compensation to the surviving victims. It is time for Japan’s politicians &#8212; starting with Mr. Abe &#8212; to recognize that the first step toward overcoming a shameful past is acknowledging it.
腰抜け外務省 | 2007/03/07 08:52 PM
分かり易かったですねw
でも、その御友人にはこれ(たかじん)を見せた方が理解し易いのではないでしょうか?
http://joseino.hp.infoseek.co.jp/20050306_takajin.wmv
(このブログでも紹介してましたっけ?)
as | 2007/03/07 11:56 PM
民主党のクリントン大統領がアメリカの日系企業が女性の人権を無視しないがしろにしていると、言いがかりをつけて高い賠償金を巻き上げたことがありました。(三菱商事、トヨタ自動車などの日系企業に対する高額賠償訴訟に、マイク・ホンダは民主党の対日工作の協力し、その実績で下院議員になれたといわれています。当時人種差別の非難をかわすために日本人と同じ顔をしたマイク・ホンダが選ばれたようです。)


南京も慰安婦の問題も金儲けになると考えるアメリカの弁護士が一枚かんでいるという意見もあるようです。
米国議会が「慰安婦」問題にご執心の理由 
http://blog.mag2.com/m/log/0000063858/108319669.html
オレゴン | 2007/03/07 11:56 PM
>腰抜け外務省さん
確か海外のメディアは朝日新聞をソースにしてるって話を聞いたんですが・・・
違いますかね?
as | 2007/03/08 12:02 AM
 慰安婦問題・阿倍発言に、国際的批判が集まり、腰砕け機運が生まれつつある気がします。

 しかし、問題化は逆に好機であり、問題が小さなうちに解決を図れば、70年前の過ちを繰り返す事はありません。
 政府は、慰安婦問題の英文公報ページを制作し、軍が関与した証拠とされている資料の内容や、広義にこだわるのなら親族に売られて売春婦となった少女の不幸な境遇について率直に記載する。
 また蘭印で軍人が関与していた事件については、実行者ではなく責任者が命で償っている。
 そして、謝罪と準賠償(本来の賠償は、韓・蘭共に個人を含み終了しているのを、あえて国際的非常識な再賠償に準じた措置を行っている)の具体的内容を公示してはどうか。

 いずれにしても、ごまかし外交を続けて来たツケは、ここで精算する意思を示して欲しいですね。
福原 | 2007/03/08 12:34 AM
皆さん、コメントありがとうございます。
ちょいと今日忙しかったのでレス短めでスミマセン<(_ _)>

をさん:
ご教示ありがとうございます。なるほど印紙代!盲点でした(^_^;

ねこぱんちさん:
簡単でわかりやすい歴史問題のまとめ本でもあるといいんですけどね(^_^;

ナルトさん:
WiLLには毎号のように渡部昇一さんの論説が載ってますが、大変わかりやすくて役立っています(^o^)

おれんじさん:
ウチの親(父=昭和10年、母=昭和15年)ぐらいがぎりぎりセーフの世代かも。やっぱり戦後の教育に問題大ありですよね(T^T)

haneoさん:
サイトのご紹介ありがとうございます。私もまだまだ勉強中です。

福原さん:
いつもご教示ありがとうございます。横レスになりますが、福原さんのコメント、こちらで紹介して下さってます。
http://trekky.mania.cx/blog/archives/2007/03/post_239.html
福原さんはブログはされてないのですか?知識をたくさんお持ちの方なのに勿体ない気がします。

腰抜け外務省さん:
いつも英語関係ではお世話になってます(^^ゞ。朝日もひどいがアメリカの左翼紙もひどいですね。

asさん:
たかじんに東中道教授が出演された回でしょうか。あれは分かりやすかったですよね。ただ友人はネット環境が悪いらしくて(速度めちゃ遅い)……。でもいちおう勧めてみます!

オレゴンさん:
ありましたね。日系企業を目の敵にしたような訴訟が。サイトご紹介ありがとうございます。けっこう有名みたいですね、このサイト。
くっくり | 2007/03/08 02:58 AM
くっくりさん、こんばんは。いつも拝見させていただいています。私もふじこさんのように思っていました。勇気をふりしぼって友人に訴えたらちょっと引かれてしまいました。グルメだの旅行だののブログで韓国ラブで何も考えていない感じなのが気になって、もうちょっと政治や外交、歴史も知ってくださいと、いろいろ書きたいことはあれども自制しながらコメントしたら削除されていました(泣)そんなところに飛び込んだ私が馬鹿だったのか・・。皆がいろいろなことを知れば簡単に解決することもあるのにもどかしい気持ちです。今踏ん張らないとグルメだの旅行だのと言ってられなくなるというのに。世の中まだまだ平和ボケですね。ネットは自分の欲しい情報しか見ない傾向にありますので、こちらに集まってこないような人に知らせる必要があると常々思っていてのこの行動だったのですが・・。これにめげずにやっていきます。くっくりさんもこれからも頑張ってください!!応援しています。
まる | 2007/03/08 07:13 PM
>コメント、こちらで紹介して下さってます。
http://trekky.mania.cx/blog/archives/2007/03/post_239.html

以下の内容で、ご挨拶を兼ねて補足コメントさせて頂きました。

>強制性はあったものの、少なくとも従来の解釈通り、軍による組織的関与は無いとの感想を得られた

 蘭印判決を尊重しなければならない日本の立場、としての感想になります。
 
 補足させて頂きますと、裁判記録は公表されていませんが、真偽は別に調書や判決の一部は漏れているようです。(あの半月城氏のサイトほか)
 これらによると、兵站責任者であった少佐の死刑判決、強制売淫目的誘拐・強制売淫・強姦ですが、当人が行った犯罪ではなく、部下の犯罪に関する不作為責任を問われたもののようです。
 軍の組織的関与というのなら、軍司令官まで含まれるものが、兵站担当までで収まっている点から、蘭印裁判では軍の組織的関与は否定されていると思われます。
 
 個人的な感想としては、強制売淫の実行犯、即ち慰安所経営者として2名の曹長が懲役刑となっていますが、死刑となった少佐が下士官に慰安所経営を任せていたとは考え難い事。また特定出来た筈の誘拐実行犯や強姦犯を訴追していない点、特に重要なのは慰安婦承諾書に署名させ、意思確認した筈の将校を訴追していない点(証言させれば慰安婦に不利益な証拠になる?)、少佐の個人犯罪が事実存在したかについては大いに疑問があります。
 関連して櫻倶楽部事件において、民間慰安所経営者を強制売淫・強姦共犯で訴追するためには、軍が管理していた抑留所から「誘拐」した者、承諾書への署名強制・意思確認をしなかった者の犯罪が認定され、且つ経営者が強制の事実を知っていた事が必要な筈ですが、裁判では経営者1名が訴追されただけです。
 
 蘭印法廷が、承諾書署名に関する強制の有無を無視している点からも、犯罪性そのものについても疑問があります。
       以上
 
>福原さんはブログはされてないのですか?
 流行に乗ってます・・・と言いつつ、実態は近現代史資料保存用で、ブログになっていません。(笑
福原 | 2007/03/08 07:49 PM
まるさん、コメントありがとうございます。
この手の話はネットでは思い切りできるんですが、現実生活では難しいですよね。昔の常連さんから、「つきあい始めた彼氏に政治の話をしてみたら、実はその人がサヨクだったとわかった。別れた方がいいのでしょうか?」と相談されたことがあります。「いやいや、それぐらいで気まずくなってしまうのだったら、最初からご縁がなかったんですよ」というふうに私はお答えしたのですが……。でも真実を知れば人って変わるものです。私の夫も実は以前はサヨ的な人だったんです。一言でいうと、「歌で世界を平和にしたい」てな首筋がかゆくなるようなことを本気で言うような人でした。「あんたの家はずっと産経をとってたのに、何でそんな空想平和主義者になっちゃったの?」と私が聞くと、「新聞はテレビ欄しか見てない」と。せっかく購読料払ってるんだから、たまには読んでみたら?と勧めたら、ぼちぼち読むようになりまして、そこからは私も驚くような変わり様。今では特アのニュースを見るたびに「朝鮮半島なんか沈めてしまえ」的なことを平気で言うようになってしまいました(それはそれでちょっと問題ありですが(^^ゞ)。人というのは、自分とは真逆の意見、あるいは全く興味のない分野の話というのは、最初はなかなか素直には聞けないと思います。お互いに共感できる話題を話しつつ、そのうち1割2割程度あなたの主張をついでのように話してみる、というのが良いかもしれませんね(^_^;

福原さん、レスありがとうございます。
「もののふのこころ」さんのところにご挨拶に行って下さったんですね。かえってお気を遣わせてしまったようで、すみません。しかし何とまぁ律儀な。感動してしまいました(^_^;
>実態は近現代史資料保存用で、ブログになっていません。(笑
公開はされてないのですか。ますます勿体ないです!(T^T)
くっくり | 2007/03/08 10:07 PM
くっくりさんお返事ありがとうございます!そうですねー。ちょっと重かったみたいです。。。もうちょっと考えてやってみます。私の夫も元々特ア嫌いだったみたいですが、靖国参拝などでは被害者と加害者では感じ方が違うなどという左チックな考え方を持っていました。その後私がいろいろ言うのでその考えは改まったみたいです。でも日々の仕事が忙しいので私がその手の話をするとうざがって無視されます(笑)まあ分かってもらえたみたいなのでいいのですが、話す人がいなくてモンモンとします。確かに保守の人は日々仕事を持っていている人がほとんどでしょうからね。その手のことばかり考えてもいられません。その点あっち系の人はどこからかお金がでてきていろんな活動に専従できるのでしょうからやっぱり恐い存在ですね。
まる | 2007/03/09 04:18 PM
こんばんは。
いつも充実してわかりやすい記事を拝見させていただいております。
勝手ながら、貴ブログリンクさせていただきましたので、今後とも宜しくお願いいたします。
ふみこ | 2007/03/11 12:12 AM
ふみこさん:
リンクありがとうございます。うちのリンク集もちょっと整理しないと……(T^T)
くっくり | 2007/03/11 01:49 AM
「幕府山の捕虜虐殺」がどのように捏造されてきたかと言うと以下のような流れです(主なところ)。

1.昭和36年から37年にかけて福島民友新聞社が「郷土部隊戦記」と言う本の元となる記事を連載しました。本そのものは昭和40年に刊行されるのですが序言を書いているのが防衛庁長官、福田篤泰氏、福島県知事、佐藤善一郎氏、元陸軍中将、両角業作氏(元通産事務次官、良彦氏のご尊父)。この本の中で長々と旧日本陸軍の幹部(両角業作氏、山田栴二氏、畑俊六氏など)が如何に人道的な人間であったか、と書き世に言われるような虐殺は一切なかった、という話を捏造しました。

2.昭和48年に鈴木明氏が「南京大虐殺の”まぼろし”」と言う本を書き、文藝春秋社が大宅壮一ノンフィクション賞を与えました。この本で鈴木氏は「郷土部隊戦記」の記事を引用したり、元将校で後の戦友会会長になる平林貞治氏の証言を追加して捏造記事を書きました。

3.昭和59年になり毎日新聞、福永平和氏と朝日ジャーナル、本多勝一氏が父(栗原利一)の証言を採取し手書きのスケッチ入りで掲載されました。この時に防衛研修所戦史室の森松俊夫氏と原剛氏もほぼ同時に証言や証拠を採取しています。

森松俊夫氏と原剛氏の書簡

http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3962
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3963
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3964
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3965
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3953;id=sikousakugo#3967


4.それ以降、捏造派(戦史室も含めて)は父の話だけは否定しなければならないので家に来たり、手紙のやりとりをしたりしています。父は手帳には全て書き残しているし、手紙は全て残してあるしと言うことでまるで捏造の証拠の山があるような状態になっています。戦史室が捏造派であることの証拠の手紙などもあります。

結論から言うと「南京大虐殺」と言うのは当時の陸軍20万以上が捕虜や市民、約7万人〜10万人弱を数日間で虐殺したという空恐ろしい出来事でそれを日本の保守勢力、防衛庁(戦史室も含む)などがやっきになって潰しにかかっている、と言ったところです。
核心 | 2007/03/19 09:54 PM
父の証言を捏造した偕行社も入っている日本「南京」学会の防衛庁関係者は以下の方々です。

顧問:畝本正己(元防衛大学教授)
編集委員:中垣秀夫(元防衛大学教授)
編集委員:杉乃尾宜生(元防衛大学教授)
編集委員:原剛(元防衛研究所研究官)
会員:森松俊夫(元防衛研究所研究官)

学会会員はつくる会関係及びその類の会の関係者が多いですね。
核心 | 2007/03/22 09:29 PM

Comment Form

Trackbacks

民主党の時給1000円案は大丈夫か? | ネトウヨのブログ | 2007/03/07 04:41 PM
 民主党が、最低賃金を1000円に引きあげる法案を提出しようとしています。 ゲンダイをソースとする、2ちゃんねるより転電します。http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1173140551/l501 :春デブリφ ★ :2007/03/06(火) 09:22:31 ID:???0  支持率アップと選挙目当ての格差是正策として、政府が今国会で...