正気で「発狂」するマスコミ
10月20日放送「アンカー」青山繁晴さんの解説の「中国に乗せられた日本メディア」で思い出したのが、同じ日に産経新聞に掲載された曽野綾子さんのこのコラム。
(産経webに掲載されていないので、起こさせていただきました)
全文起こしここから____________________________
産経新聞2010年10月20日オピニオン面掲載
曽野綾子の【透明な歳月の光】
No.406 中国礼賛し続けた日本のマスコミ
<抵抗の精神、今も失ったまま>
(産経webに掲載されていないので、起こさせていただきました)
全文起こしここから____________________________
産経新聞2010年10月20日オピニオン面掲載
曽野綾子の【透明な歳月の光】
No.406 中国礼賛し続けた日本のマスコミ
<抵抗の精神、今も失ったまま>
「尖閣」問題がきっかけになって、という理由で中国各地にデモが起き、日本料理店や日本製の車などが襲われ破壊されている。官製デモだとも言われるが、いつ見ても愚かさ丸出しの感情的表現だ。日本人も何かあるとこういう行為に出て、それが日本人というものだ、と世界に印象づけるようなことをしないように、他山の石としたい。
菅直人首相も仙谷由人官房長官も、前言無視、責任逃れの発言が多い、とマスコミはしきりにたたくが、そもそも中国に対してあってはならない尻尾(しっぽ)の振り方をし続けたのは、日本のマスコミだったのである。
今から40年前、産経新聞と時事通信を除く日本のマスコミは、絶えず脅しを受けながら、特派員を受け入れてもらうために、完全に中国政府の意図を代弁する記事を書き続けた。朝日、毎日、読売などの全国紙、東京新聞他のブロック紙などは、中国批判はただの一行たりとも書かず、私たち筆者にも書くことを許さなかった。私が少しでも中国の言論弾圧を批判すれば、その原稿は私が内容表現を書き直さない限りボツになって紙面に載らなかった。
私の手元には亡くなった作家の杉森久英氏の書いた『中国見たまま』という1972年に文芸春秋から出版された本があるが、その中にほんの5行で、当時の日本の卑屈な空気を伝えた箇所(かしょ)がある。
「戦後ながい間、私は中国訪問から帰った人の口から、この国を讃美(さんび)し、礼讃(らいさん)する言葉を聞かされた。たとえば、人民は希望に燃えているとか、国じゅうに建設の意欲がみなぎっているとか、町にはゴミが落ちていないとか、ハエが見当たらないとか、泥棒がいないとか…
しかし、この国がいかに貧困か、いかに工業製品がすくないか、いかに開発がおくれているかについては、誰も言わなかった」
当時、日本の一般人までが中国へ行くと必ず「中国の子供の目は輝いていた」と書いた。
私にいわせればマスコミは正気で「発狂」していた。意図的に、権威と脅しの幻影に追従した。中国の近、現代史がいかに多くの人民を殺害(粛清)し、言論を弾圧し、学問、移住、職業選択の自由を迫害したかにはふれなかった。今回のノーベル平和賞の受賞者に対する中国政府の姿勢を見れば今も同じだ。日中戦争で日本軍の犠牲になったという中国人の数を言われるたびに、私は中国共産党の粛清によって犠牲になった数千万人にのぼる膨大な中国人民の数を思うのである。
尖閣の小競り合いの結果を、今の民主党の政治的手腕の欠陥と言うなら、マスコミも自社が書き続けた過去の無責任な、歯の浮くような中国礼賛の記事の責任を十分に取るべきだろう。マスコミは戦後一切の抵抗の精神を失い、今も部分的に失ったままなのである。
____________________________全文起こしここまで
私はこのコラムを読んで、中国がどう、マスコミがどうという以前に、「曽野綾子さんってすごいなぁ、さすが作家やわ、文章も表現も上手いわぁ」と、まず純粋に感動してしまいました。
特に赤字強調させていただいた、
【マスコミは正気で「発狂」していた。意図的に、権威と脅しの幻影に追従した。】
【マスコミは戦後一切の抵抗の精神を失い、今も部分的に失ったままなのである。】
ここの箇所は、もう心にズシッと響きましたね。
ちなみに、このくだり……
【今から40年前、産経新聞と時事通信を除く日本のマスコミは、絶えず脅しを受けながら、特派員を受け入れてもらうために、完全に中国政府の意図を代弁する記事を書き続けた。】
もしかしたら若い方でご存知ない方もいるかもしれませんので、ちょこっと説明すると……
当時、文化大革命で狂乱状態にあった中国政府当局は、中国政府提灯記事以外の記事を書くあらゆる報道関係者を「外国反動分子」と決めつけ、中国から追放していました。
そして最終的に、北京に駐留している日本のマスコミは朝日新聞のみとなりました。
朝日新聞は中国特派員を唯一持つという立場を守るため、中国政府当局のあらゆる捏造加担とおべんちゃらを開始したのでした。
詳しくは、以下を参照。
・Wikipedia>日中記者交換協定
・Wikipedia>朝日新聞の中国報道問題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思い返せば、マスコミが正気で「発狂」した例って過去にたくさんあるんですよね。中国や北朝鮮の礼賛報道なんかが代表格ですが、他にももう本当にたくさん。
曽野さんが言われるところの「意図的に、権威と脅しの幻影に追従」しての「発狂」ではないものも混じっていますが、ちょっと思いつくまま列挙してみました。
(各項に貼ってある拙ブログの関連記事は、代表的なもの、あるいはその問題について最後に取り上げたものをピックアップしています)
■捏造偏向やらせ系
●朝日新聞が「南京大虐殺」を捏造
あまりにも有名かつ長くなるので説明は割愛。
・拙関連記事=07/3/6付:「南京大虐殺」入門の入門
●朝日新聞が「従軍慰安婦」を捏造
あまりにも有名かつ長くなるので説明は割愛。
・拙関連記事=07/3/17付:【資料】慰安婦問題おさらい10問10答
●靖国神社参拝問題で偏向
そもそもは朝日新聞が「作った」問題。1985年8月15日に当時の中曽根首相が「公式参拝」をすることになるのですが、その少し前から朝日新聞は反靖国キャンペーンを始めました。東京と北京の間で同じ反日記事をキャッチボールして、騒ぎを増幅させた結果、ついに中国政府が公式な反対表明をするに至ったのです。
・拙関連記事=06/8/26付:首相の靖国参拝反対派への反論(上)より「<2>-(3)空白の6年間〜火種をまいた朝日新聞」を参照。
小泉首相の時に問題が再燃しましたが、多くのマスコミは「A級戦犯が合祀されたため中国が反発を始めた」といった嘘の報道(合祀が判明したのは1979年です)、あるいは中韓寄りの偏向報道を繰り返しました。
●朝日新聞が「政治家がNHKに圧力をかけて番組内容を変えさせた」と捏造
最初の報道から約半年後、朝日新聞は総括記事を掲載しましたが、名指しされた安倍晋三氏、中川昭一氏がNHK側に圧力をかけたかどうかという問題の核心について、「直接裏付ける新たな文書や証言は得られておらず、真相がどうだったのか、十分に迫り切れていません」。
さらにその約2カ月後、記者会見で秋山社長が「これで幕引きにしたい」と一方的に宣言。この無責任さに主要紙は「事実解明なしで新聞社ですか」(毎日)、「裏付けのない報道は訂正が筋だ」(読売)、「幕引きにならぬ朝日の説明」(日経)、「なぜ潔く訂正できないか」(産経)と社説で一斉に反発しました。
・拙関連記事=05/7/26付:朝日新聞の「NHK番組改変問題検証記事」を検証しました/05/10/1付:朝日新聞「委員会が『しなくていい』って言うから記事訂正はしません」
●沖縄集団自決問題で偏向
多くのメディアは「軍命令あった」派の証言ばかりを報じ、「なかった」派の証言はほぼスルー。全国メディアよりむしろ沖縄の地元メディアの偏向が強烈。
なお、沖縄集団自決訴訟で、被告の大江健三郎氏は提出した陳述書で「集団自決は戦争下の国、日本軍、現地の軍までを貫くタテの構造の力で島民に強制された。命令書があるかないかというレベルのものではない」と、「広義の強制」を言い出しました。以降、マスコミ報道も全般的に「広義の強制」へのすり替えがなされたものと私は記憶しています。
・拙関連記事=07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ
●NHKスペシャル「JAPANデビュー/アジアの“一等国”」で偏向
2009年4月5日放送。「台湾人は漢民族」から始まり、「日台戦争」「人間動物園」などの聞きなれない刺激的な言葉を駆使し、台湾人のお年寄りのインタビューを恣意的に編集して、「台湾は反日国」であるかのような間違った印象を植え付けました。
・拙関連記事=09/4/27付:「たかじん委員会」NHKスペシャル台湾歴史歪曲問題
他に、捏造偏向やらせ系の中でも特に視覚に訴えるパターンで言えば……
(画像のうち上2つはクリックで新規拡大されます)
↓こんなのとか(TBS「NEWS23」)。
↓こんなのとか(これもTBSで「サンデーモーニング」)。
↓こんなのとか(これまたTBSで「イブニング・ファイブ」)。
↓一番有名なところで言えばこんなのとか(朝日新聞)。
……あ、すみません!これは「ケロロ軍曹」の画像でした(^^ゞ
(お気楽くっくり08/11/3付:サンゴにKY@ケロロ軍曹参照)
朝日新聞、TBSが目立ちますなぁ。
手前味噌ながら、拙ブログのまとめ記事を貼っておきますね。
・06/10/14付:朝日新聞の捏造・放火の歴史
・07/4/2付:TBSの捏造・不祥事の歴史
■スルー系
●北朝鮮による拉致事件
早くから疑惑はありましたが、産経新聞などごく一部のメディアしか報道してきませんでした。朝日新聞に至ってはこんな扱い。
【拉致問題が世間で騒がれるようになっても、朝日新聞だけはこの問題を無視し続けた。97年2月3日、産経の朝刊と同日発売のアエラが横田めぐみさんの実名をあげ、写真入りで拉致疑惑をスクープした。これを新聞各紙が夕刊で、テレビが夜のニュースで後追いし、拉致報道に火がついたのだが、その時も朝日新聞はベタ記事すら載せなかった。他紙並みにちゃんと扱い始めたのは、この春(引用者注:2002年春)に「よど号」犯元妻が有本恵子さんの件で証言してからではないだろうか。が、それでもまだ「拉致疑惑」という言い方だった。アサヒ・コムが「拉致事件」という表現に切り替えたのは9月18日(引用者注:金正日が拉致を認めた2002年9月17日の翌日)午前中である】(ユウコの憂国資料室さん>拉致なんてないと言ってた人たちより引用)
●外国人地方参政権、人権擁護法案、選択制夫婦別姓などいわゆる日本解体法案
外国人地方参政権は多少報じられるようにはなってきましたが、偏向報道が多く(一例:「ヨーロッパの多くの国々は地方参政権を認めている」などEUの実情を無視した報道)、まだまだ不十分。
・拙関連記事=10/3/2付:「TVタックル」外国人地方参政権と強制連行の真偽/09/11/29付:夫婦別姓は封建制度への逆行!昨年の「たかじん非常事態宣言」より
●竹島問題
2005年、島根県が「竹島の日」を条例で制定し韓国が反発したことをきっかけに、さすがに大きく報道されましたが、地元漁民の苦悩などにまで突っ込んだ報道はほとんどされませんでした。韓国の騒ぎが沈静化して以降、またスルー状態です。
・拙関連記事=07/1/7付:【過去】竹島問題TV起こし
●日教組
大分県教員採用汚職事件や北教組違法献金事件で、組織の体質としてどうなのかといった報道はされましたが、日教組それ自体が学校教育に与えてきたマイナスの影響などに踏み込んだ報道はほとんどされませんでした。現在も一部メディアを除きほぼスルー状態。
・拙関連記事=09/7/5付:民主政権は“日教組政権”だ 「WiLL」より
●中国の遺棄化学兵器問題
終戦後、日本軍は旧満州ではソ連軍によって、中国大陸部では主に中国国民党軍によって武装解除され、所持していた武器・弾薬は化学兵器も含めてソ連・中国軍に引き渡しました(遺棄したのではない)。よって日本側に法的責任はありません。しかし日本政府は「日本軍が中国に化学兵器を遺棄した」という中国側の主張をいわば“丸飲み”し、遺棄化学兵器の廃棄義務をうたった化学兵器禁止条約を批准。日本側は廃棄処理のために多額の費用を負担することになってしまいました。その後、中国側の主張を覆す可能性のある資料や証言が多数出てきていますが、産経を除く多くのメディアはこの問題を追究していません。
先日、尖閣問題との絡み(と思われる)で、「フジタ」の社員4名が中国当局に拘束される事件がありました。「フジタ」は遺棄化学兵器廃棄処理事業に関わっています。この機会に遺棄化学兵器問題についての報道や解説などがあって然るべきだと私は思いましたが、そういったものは一切なされませんでした。
・拙関連記事=06/9/4付:“遺棄化学兵器”問題で旧日本軍兵士の証言
●在サハリン韓国人支援
戦時中、日本統治時代の朝鮮半島から企業の募集などで樺太(現・ロシア領サハリン)へ渡った韓国人が、戦後にソ連の方針で出国が認められず、数十年間にわたってサハリン残留を余儀なくされました。日本の民間人の運動がきっかけとなって、1980年代半ば以降、日本を中継地とした一時帰国、さらには韓国への永住帰国が実現しました。日本政府は一貫して「法的責任はない」と主張してきたのですが、日本の一部政党・勢力が「日本が強制連行した上、韓国人だけを置き去りにした」などと、事実無根のプロパガンダを繰り返したために、日本政府は帰国事業などへの人道的支援に乗り出さざるを得なくなり、現在も支援は続いています。戦後、北朝鮮から派遣労働者としてサハリンに渡った人など、「日本とは何の関係もない人」まで支援を受けていることが分かっています。にも関わらずマスコミはほとんどスルー状態です。
今年8月、日韓併合100年にあたり「菅談話」が閣議決定されましたが、その中に「在サハリン韓国人支援を今後も誠実に実施していく」という文言がありました。この機会にこの無駄な支援がクローズアップされることを私は願いましたが、マスコミにそういった動きは一切ありませんでした。
・拙関連記事=07/6/5付:サハリン残留韓国人 日本の“理由なき支援”
●在日通名報道
主に在日韓国人、在日中国人。以前は多くのメディアが本名を隠して通名報道をしていたものの、在日による犯罪があまりに多いせいか、本名報道も増えてきた模様。ただ、朝日新聞など、通名報道を続けているメディアもまだまだ存在します。
●デモ報道
他国(主に中韓)や国内の左翼系のデモは参加者が少数でも報じるのに、国内の保守系のデモは参加者が大勢いてもスルー(例:2009年5月30日のNHKスペシャル「JAPANデビュー/アジアの“一等国”」抗議デモや、2010年10月6日の尖閣デモ)。
●高校無償化の朝鮮学校への適用
総連とのつながりなど多くの問題があるのに、産経以外は詳しく報じてきませんでした。この21日、ついに民主党は朝鮮学校への無償化を正式決定し、年内にも朝鮮学校生徒への就学支援金を4月にさかのぼって支給することとなった模様です(産経10/22)。
・拙関連記事=10/2/27付:高校無償化 朝鮮学校を除外しない方がおかしい
●宮崎県口蹄疫
2010年4月20日の感染発覚以降、あれだけの大問題だったにも関わらず、全国メディア(特にテレビ)では長い期間ほとんど報道されない状態が続きました。
・参考=報道監視まとめWIKI>口蹄疫報道全まとめ(1)
■複合系
(捏造偏向やらせ系・スルー系、両方に当てはまる)
●チベット、ウイグル(東トルキスタン)
日本の多くのマスコミが長年チベット、ウイグルについて見ない振りをしてきました。そして中国(中国共産党)に「友好的」な報道を続けてきました。たとえば、1980年にNHKで放送された「シルクロード」などは特に中国のイメージアップにつながりました。が、同時に多くの日本人に中国に対する誤ったイメージを与えることとなりました。私(1964年生まれ)の世代で、この番組を観て本気で中国に「幻想」を抱き、旅行あるいは留学した人が一体どれほどいたことでしょう。
2008年のチベット叛乱、2009年のウイグル叛乱、これらが起きるまで、中共がいかにチベット人、ウイグル人に対し非人道的な侵略行為を行ってきたか、また現在も行っているかについて、日本ではほとんど報道されませんでした。あるいは報道しても偏向したものが多数ありました。
・一例=2005年11月3日放送「報道ステーション」。Silly Talkさん>加藤千洋のチベット紀行1および加藤千洋のチベット紀行2を参照。
●皇室
本来伝えるべきご公務の報道は非常に少なく、皇室が歴史上果たしてきた役割など、肝となる部分の報道もほとんどなされていません。皇室の方々の「私生活の尊重」を言う一方で、報道の関心は私生活に偏った、矛盾した姿勢に終始しています。それも、かつてのように「親愛」をもたせるものではなく、多くが事実に基づかない無責任な情報の垂れ流しとなっています。
・拙関連記事=07/6/9付:これでいいのか皇室報道
……他にもマスコミが「正気で『発狂』」した例、今もしている例は、古いものや細かいものも含めたくさんあると思いますが、私が今、思いついたのはこれぐらいです。
割愛しましたが、毎日新聞変態記事問題などネット時代ならではのものもあるし、また、国籍法改正スルーなどネット時代でなければ表沙汰にならなかったものも多数あるでしょう。
他にも在日特権、韓流にまつわる問題など、ひとつひとつ挙げていけば、もうキリがありません。
あ、そうそう。報道ではないけど戦争物のドラマなんかもひどいですよね。たいがい「日本軍=悪」という扱いです。
ただ、ネット時代になってからは、捏造もやらせも偏向もスルーもバレることが多くなりました。
それはマスコミも分かってるはずなのに、未だにそういうことが平気でやれてしまう。いったい何を考えてるんでしょう?
やはり「正気で『発狂』」してるから、正常な判断ができなくなってるんでしょうか?
……とか言ってたら、このエントリーをUPする直前にこんなニュースを発見。
■岡崎公安委員長「反日デモは国益にかなう」 民主は質問取り下げ求める(産経10/22 20:35)
【岡崎トミ子国家公安委員長は22日の衆院法務委員会で、自身が通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの在韓日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加したことについて、「私は国益にかなうという思いを持っている」と強調した。(以下略)】
国会見てないから、どんなやり取りの中で出た発言なのかは知りませんが、もし本当にこの記事の文脈どおりの発言だったのであれば、更迭は必至じゃないですか?
例によって、産経以外はスルーのようですが……(-.-#)
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※拙ブログ関連エントリー
・08/5/13付:「たかじん委員会」メディア批判
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菅直人首相も仙谷由人官房長官も、前言無視、責任逃れの発言が多い、とマスコミはしきりにたたくが、そもそも中国に対してあってはならない尻尾(しっぽ)の振り方をし続けたのは、日本のマスコミだったのである。
今から40年前、産経新聞と時事通信を除く日本のマスコミは、絶えず脅しを受けながら、特派員を受け入れてもらうために、完全に中国政府の意図を代弁する記事を書き続けた。朝日、毎日、読売などの全国紙、東京新聞他のブロック紙などは、中国批判はただの一行たりとも書かず、私たち筆者にも書くことを許さなかった。私が少しでも中国の言論弾圧を批判すれば、その原稿は私が内容表現を書き直さない限りボツになって紙面に載らなかった。
私の手元には亡くなった作家の杉森久英氏の書いた『中国見たまま』という1972年に文芸春秋から出版された本があるが、その中にほんの5行で、当時の日本の卑屈な空気を伝えた箇所(かしょ)がある。
「戦後ながい間、私は中国訪問から帰った人の口から、この国を讃美(さんび)し、礼讃(らいさん)する言葉を聞かされた。たとえば、人民は希望に燃えているとか、国じゅうに建設の意欲がみなぎっているとか、町にはゴミが落ちていないとか、ハエが見当たらないとか、泥棒がいないとか…
しかし、この国がいかに貧困か、いかに工業製品がすくないか、いかに開発がおくれているかについては、誰も言わなかった」
当時、日本の一般人までが中国へ行くと必ず「中国の子供の目は輝いていた」と書いた。
私にいわせればマスコミは正気で「発狂」していた。意図的に、権威と脅しの幻影に追従した。中国の近、現代史がいかに多くの人民を殺害(粛清)し、言論を弾圧し、学問、移住、職業選択の自由を迫害したかにはふれなかった。今回のノーベル平和賞の受賞者に対する中国政府の姿勢を見れば今も同じだ。日中戦争で日本軍の犠牲になったという中国人の数を言われるたびに、私は中国共産党の粛清によって犠牲になった数千万人にのぼる膨大な中国人民の数を思うのである。
尖閣の小競り合いの結果を、今の民主党の政治的手腕の欠陥と言うなら、マスコミも自社が書き続けた過去の無責任な、歯の浮くような中国礼賛の記事の責任を十分に取るべきだろう。マスコミは戦後一切の抵抗の精神を失い、今も部分的に失ったままなのである。
____________________________全文起こしここまで
私はこのコラムを読んで、中国がどう、マスコミがどうという以前に、「曽野綾子さんってすごいなぁ、さすが作家やわ、文章も表現も上手いわぁ」と、まず純粋に感動してしまいました。
特に赤字強調させていただいた、
【マスコミは正気で「発狂」していた。意図的に、権威と脅しの幻影に追従した。】
【マスコミは戦後一切の抵抗の精神を失い、今も部分的に失ったままなのである。】
ここの箇所は、もう心にズシッと響きましたね。
ちなみに、このくだり……
【今から40年前、産経新聞と時事通信を除く日本のマスコミは、絶えず脅しを受けながら、特派員を受け入れてもらうために、完全に中国政府の意図を代弁する記事を書き続けた。】
もしかしたら若い方でご存知ない方もいるかもしれませんので、ちょこっと説明すると……
当時、文化大革命で狂乱状態にあった中国政府当局は、中国政府提灯記事以外の記事を書くあらゆる報道関係者を「外国反動分子」と決めつけ、中国から追放していました。
そして最終的に、北京に駐留している日本のマスコミは朝日新聞のみとなりました。
朝日新聞は中国特派員を唯一持つという立場を守るため、中国政府当局のあらゆる捏造加担とおべんちゃらを開始したのでした。
詳しくは、以下を参照。
・Wikipedia>日中記者交換協定
・Wikipedia>朝日新聞の中国報道問題
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
思い返せば、マスコミが正気で「発狂」した例って過去にたくさんあるんですよね。中国や北朝鮮の礼賛報道なんかが代表格ですが、他にももう本当にたくさん。
曽野さんが言われるところの「意図的に、権威と脅しの幻影に追従」しての「発狂」ではないものも混じっていますが、ちょっと思いつくまま列挙してみました。
(各項に貼ってある拙ブログの関連記事は、代表的なもの、あるいはその問題について最後に取り上げたものをピックアップしています)
■捏造偏向やらせ系
●朝日新聞が「南京大虐殺」を捏造
あまりにも有名かつ長くなるので説明は割愛。
・拙関連記事=07/3/6付:「南京大虐殺」入門の入門
●朝日新聞が「従軍慰安婦」を捏造
あまりにも有名かつ長くなるので説明は割愛。
・拙関連記事=07/3/17付:【資料】慰安婦問題おさらい10問10答
●靖国神社参拝問題で偏向
そもそもは朝日新聞が「作った」問題。1985年8月15日に当時の中曽根首相が「公式参拝」をすることになるのですが、その少し前から朝日新聞は反靖国キャンペーンを始めました。東京と北京の間で同じ反日記事をキャッチボールして、騒ぎを増幅させた結果、ついに中国政府が公式な反対表明をするに至ったのです。
・拙関連記事=06/8/26付:首相の靖国参拝反対派への反論(上)より「<2>-(3)空白の6年間〜火種をまいた朝日新聞」を参照。
小泉首相の時に問題が再燃しましたが、多くのマスコミは「A級戦犯が合祀されたため中国が反発を始めた」といった嘘の報道(合祀が判明したのは1979年です)、あるいは中韓寄りの偏向報道を繰り返しました。
●朝日新聞が「政治家がNHKに圧力をかけて番組内容を変えさせた」と捏造
最初の報道から約半年後、朝日新聞は総括記事を掲載しましたが、名指しされた安倍晋三氏、中川昭一氏がNHK側に圧力をかけたかどうかという問題の核心について、「直接裏付ける新たな文書や証言は得られておらず、真相がどうだったのか、十分に迫り切れていません」。
さらにその約2カ月後、記者会見で秋山社長が「これで幕引きにしたい」と一方的に宣言。この無責任さに主要紙は「事実解明なしで新聞社ですか」(毎日)、「裏付けのない報道は訂正が筋だ」(読売)、「幕引きにならぬ朝日の説明」(日経)、「なぜ潔く訂正できないか」(産経)と社説で一斉に反発しました。
・拙関連記事=05/7/26付:朝日新聞の「NHK番組改変問題検証記事」を検証しました/05/10/1付:朝日新聞「委員会が『しなくていい』って言うから記事訂正はしません」
●沖縄集団自決問題で偏向
多くのメディアは「軍命令あった」派の証言ばかりを報じ、「なかった」派の証言はほぼスルー。全国メディアよりむしろ沖縄の地元メディアの偏向が強烈。
なお、沖縄集団自決訴訟で、被告の大江健三郎氏は提出した陳述書で「集団自決は戦争下の国、日本軍、現地の軍までを貫くタテの構造の力で島民に強制された。命令書があるかないかというレベルのものではない」と、「広義の強制」を言い出しました。以降、マスコミ報道も全般的に「広義の強制」へのすり替えがなされたものと私は記憶しています。
・拙関連記事=07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ
●NHKスペシャル「JAPANデビュー/アジアの“一等国”」で偏向
2009年4月5日放送。「台湾人は漢民族」から始まり、「日台戦争」「人間動物園」などの聞きなれない刺激的な言葉を駆使し、台湾人のお年寄りのインタビューを恣意的に編集して、「台湾は反日国」であるかのような間違った印象を植え付けました。
・拙関連記事=09/4/27付:「たかじん委員会」NHKスペシャル台湾歴史歪曲問題
他に、捏造偏向やらせ系の中でも特に視覚に訴えるパターンで言えば……
(画像のうち上2つはクリックで新規拡大されます)
↓こんなのとか(TBS「NEWS23」)。
↓こんなのとか(これもTBSで「サンデーモーニング」)。
↓こんなのとか(これまたTBSで「イブニング・ファイブ」)。
↓一番有名なところで言えばこんなのとか(朝日新聞)。
……あ、すみません!これは「ケロロ軍曹」の画像でした(^^ゞ
(お気楽くっくり08/11/3付:サンゴにKY@ケロロ軍曹参照)
朝日新聞、TBSが目立ちますなぁ。
手前味噌ながら、拙ブログのまとめ記事を貼っておきますね。
・06/10/14付:朝日新聞の捏造・放火の歴史
・07/4/2付:TBSの捏造・不祥事の歴史
■スルー系
●北朝鮮による拉致事件
早くから疑惑はありましたが、産経新聞などごく一部のメディアしか報道してきませんでした。朝日新聞に至ってはこんな扱い。
【拉致問題が世間で騒がれるようになっても、朝日新聞だけはこの問題を無視し続けた。97年2月3日、産経の朝刊と同日発売のアエラが横田めぐみさんの実名をあげ、写真入りで拉致疑惑をスクープした。これを新聞各紙が夕刊で、テレビが夜のニュースで後追いし、拉致報道に火がついたのだが、その時も朝日新聞はベタ記事すら載せなかった。他紙並みにちゃんと扱い始めたのは、この春(引用者注:2002年春)に「よど号」犯元妻が有本恵子さんの件で証言してからではないだろうか。が、それでもまだ「拉致疑惑」という言い方だった。アサヒ・コムが「拉致事件」という表現に切り替えたのは9月18日(引用者注:金正日が拉致を認めた2002年9月17日の翌日)午前中である】(ユウコの憂国資料室さん>拉致なんてないと言ってた人たちより引用)
●外国人地方参政権、人権擁護法案、選択制夫婦別姓などいわゆる日本解体法案
外国人地方参政権は多少報じられるようにはなってきましたが、偏向報道が多く(一例:「ヨーロッパの多くの国々は地方参政権を認めている」などEUの実情を無視した報道)、まだまだ不十分。
・拙関連記事=10/3/2付:「TVタックル」外国人地方参政権と強制連行の真偽/09/11/29付:夫婦別姓は封建制度への逆行!昨年の「たかじん非常事態宣言」より
●竹島問題
2005年、島根県が「竹島の日」を条例で制定し韓国が反発したことをきっかけに、さすがに大きく報道されましたが、地元漁民の苦悩などにまで突っ込んだ報道はほとんどされませんでした。韓国の騒ぎが沈静化して以降、またスルー状態です。
・拙関連記事=07/1/7付:【過去】竹島問題TV起こし
●日教組
大分県教員採用汚職事件や北教組違法献金事件で、組織の体質としてどうなのかといった報道はされましたが、日教組それ自体が学校教育に与えてきたマイナスの影響などに踏み込んだ報道はほとんどされませんでした。現在も一部メディアを除きほぼスルー状態。
・拙関連記事=09/7/5付:民主政権は“日教組政権”だ 「WiLL」より
●中国の遺棄化学兵器問題
終戦後、日本軍は旧満州ではソ連軍によって、中国大陸部では主に中国国民党軍によって武装解除され、所持していた武器・弾薬は化学兵器も含めてソ連・中国軍に引き渡しました(遺棄したのではない)。よって日本側に法的責任はありません。しかし日本政府は「日本軍が中国に化学兵器を遺棄した」という中国側の主張をいわば“丸飲み”し、遺棄化学兵器の廃棄義務をうたった化学兵器禁止条約を批准。日本側は廃棄処理のために多額の費用を負担することになってしまいました。その後、中国側の主張を覆す可能性のある資料や証言が多数出てきていますが、産経を除く多くのメディアはこの問題を追究していません。
先日、尖閣問題との絡み(と思われる)で、「フジタ」の社員4名が中国当局に拘束される事件がありました。「フジタ」は遺棄化学兵器廃棄処理事業に関わっています。この機会に遺棄化学兵器問題についての報道や解説などがあって然るべきだと私は思いましたが、そういったものは一切なされませんでした。
・拙関連記事=06/9/4付:“遺棄化学兵器”問題で旧日本軍兵士の証言
●在サハリン韓国人支援
戦時中、日本統治時代の朝鮮半島から企業の募集などで樺太(現・ロシア領サハリン)へ渡った韓国人が、戦後にソ連の方針で出国が認められず、数十年間にわたってサハリン残留を余儀なくされました。日本の民間人の運動がきっかけとなって、1980年代半ば以降、日本を中継地とした一時帰国、さらには韓国への永住帰国が実現しました。日本政府は一貫して「法的責任はない」と主張してきたのですが、日本の一部政党・勢力が「日本が強制連行した上、韓国人だけを置き去りにした」などと、事実無根のプロパガンダを繰り返したために、日本政府は帰国事業などへの人道的支援に乗り出さざるを得なくなり、現在も支援は続いています。戦後、北朝鮮から派遣労働者としてサハリンに渡った人など、「日本とは何の関係もない人」まで支援を受けていることが分かっています。にも関わらずマスコミはほとんどスルー状態です。
今年8月、日韓併合100年にあたり「菅談話」が閣議決定されましたが、その中に「在サハリン韓国人支援を今後も誠実に実施していく」という文言がありました。この機会にこの無駄な支援がクローズアップされることを私は願いましたが、マスコミにそういった動きは一切ありませんでした。
・拙関連記事=07/6/5付:サハリン残留韓国人 日本の“理由なき支援”
●在日通名報道
主に在日韓国人、在日中国人。以前は多くのメディアが本名を隠して通名報道をしていたものの、在日による犯罪があまりに多いせいか、本名報道も増えてきた模様。ただ、朝日新聞など、通名報道を続けているメディアもまだまだ存在します。
●デモ報道
他国(主に中韓)や国内の左翼系のデモは参加者が少数でも報じるのに、国内の保守系のデモは参加者が大勢いてもスルー(例:2009年5月30日のNHKスペシャル「JAPANデビュー/アジアの“一等国”」抗議デモや、2010年10月6日の尖閣デモ)。
●高校無償化の朝鮮学校への適用
総連とのつながりなど多くの問題があるのに、産経以外は詳しく報じてきませんでした。この21日、ついに民主党は朝鮮学校への無償化を正式決定し、年内にも朝鮮学校生徒への就学支援金を4月にさかのぼって支給することとなった模様です(産経10/22)。
・拙関連記事=10/2/27付:高校無償化 朝鮮学校を除外しない方がおかしい
●宮崎県口蹄疫
2010年4月20日の感染発覚以降、あれだけの大問題だったにも関わらず、全国メディア(特にテレビ)では長い期間ほとんど報道されない状態が続きました。
・参考=報道監視まとめWIKI>口蹄疫報道全まとめ(1)
■複合系
(捏造偏向やらせ系・スルー系、両方に当てはまる)
●チベット、ウイグル(東トルキスタン)
日本の多くのマスコミが長年チベット、ウイグルについて見ない振りをしてきました。そして中国(中国共産党)に「友好的」な報道を続けてきました。たとえば、1980年にNHKで放送された「シルクロード」などは特に中国のイメージアップにつながりました。が、同時に多くの日本人に中国に対する誤ったイメージを与えることとなりました。私(1964年生まれ)の世代で、この番組を観て本気で中国に「幻想」を抱き、旅行あるいは留学した人が一体どれほどいたことでしょう。
2008年のチベット叛乱、2009年のウイグル叛乱、これらが起きるまで、中共がいかにチベット人、ウイグル人に対し非人道的な侵略行為を行ってきたか、また現在も行っているかについて、日本ではほとんど報道されませんでした。あるいは報道しても偏向したものが多数ありました。
・一例=2005年11月3日放送「報道ステーション」。Silly Talkさん>加藤千洋のチベット紀行1および加藤千洋のチベット紀行2を参照。
●皇室
本来伝えるべきご公務の報道は非常に少なく、皇室が歴史上果たしてきた役割など、肝となる部分の報道もほとんどなされていません。皇室の方々の「私生活の尊重」を言う一方で、報道の関心は私生活に偏った、矛盾した姿勢に終始しています。それも、かつてのように「親愛」をもたせるものではなく、多くが事実に基づかない無責任な情報の垂れ流しとなっています。
・拙関連記事=07/6/9付:これでいいのか皇室報道
……他にもマスコミが「正気で『発狂』」した例、今もしている例は、古いものや細かいものも含めたくさんあると思いますが、私が今、思いついたのはこれぐらいです。
割愛しましたが、毎日新聞変態記事問題などネット時代ならではのものもあるし、また、国籍法改正スルーなどネット時代でなければ表沙汰にならなかったものも多数あるでしょう。
他にも在日特権、韓流にまつわる問題など、ひとつひとつ挙げていけば、もうキリがありません。
あ、そうそう。報道ではないけど戦争物のドラマなんかもひどいですよね。たいがい「日本軍=悪」という扱いです。
ただ、ネット時代になってからは、捏造もやらせも偏向もスルーもバレることが多くなりました。
それはマスコミも分かってるはずなのに、未だにそういうことが平気でやれてしまう。いったい何を考えてるんでしょう?
やはり「正気で『発狂』」してるから、正常な判断ができなくなってるんでしょうか?
……とか言ってたら、このエントリーをUPする直前にこんなニュースを発見。
■岡崎公安委員長「反日デモは国益にかなう」 民主は質問取り下げ求める(産経10/22 20:35)
【岡崎トミ子国家公安委員長は22日の衆院法務委員会で、自身が通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの在韓日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加したことについて、「私は国益にかなうという思いを持っている」と強調した。(以下略)】
国会見てないから、どんなやり取りの中で出た発言なのかは知りませんが、もし本当にこの記事の文脈どおりの発言だったのであれば、更迭は必至じゃないですか?
例によって、産経以外はスルーのようですが……(-.-#)
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※拙ブログ関連エントリー
・08/5/13付:「たかじん委員会」メディア批判
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<デモのお知らせ>
【香川県高松市】
10/23(土) 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 高松
【大阪府大阪市】
10/30(土) 中国の尖閣諸島侵略糾弾!全国国民統一行動 in 大阪
【愛知県名古屋市】
10/31(日) 中国の尖閣侵略糾弾! 抗議デモ第二弾 in 名古屋
【東京都千代田区】
11/6(土) アジアに自由と平和を! 尖閣諸島侵略糾弾!中国のアジア軍事覇権糾弾! 「ノーベル平和賞」劉暁波氏の釈放を! 「自由と人権 アジア連帯集会」 & デモ
【栃木県宇都宮市】
11/7(日) 頑張れ日本!全国行動委員会 栃木県本部設立式
【愛知県名古屋市】
11/14(日) がんばれ日本!全国行動委員会・愛知県本部・総会/講演会
【山形県酒田市】
11/25(木) 頑張れ日本!全国行動委員会・支部設立記念講演会
【東京都千代田区】
中国の尖閣諸島侵略糾弾!連続国民行動 (毎週火・木)
詳細は「頑張れ日本!!全国行動委員会」のサイトを。
■「お気楽くっくり」更新済
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Comments
来月初頭に出る岩波「世界」が今年のノーベル平和賞をどう扱うのかも注目ですね。
昨今の日本人はそういうことをしません。無用の説教だと思います。
曽野綾子さんのことを言うのではありませんが、「冷静に」「過熱するな」「過剰反応するな」というマスコミにはうんざりしております。おとなしく中国様の言うことをきいて日本を消そうという意味なのでしょう。
曽野さんはデモやストについてはみんなが同じ表現しかできないのか、と作家らしい視点で以前から書いています。今回の東京でのデモを否定しているわけではないと思います。
kokuさんが「昨今の日本人はそういうことをしません。」と書いておられますが、一部暴走する人がでてくる可能性はあるわけで、警鐘として受け止めればいいと思います。
マスコミとの関わりの中で、曽野綾子さんは一貫して自分の価値観で、もの書きとして譲歩や妥協をせずに来られた方だと思います。耳を傾ける価値はあると、私は思っています。
沈静化させようとするマスコミには、私もうんざりしています。うんざりというより腹立ちのほうが大きいです。
でも、一般の人は、中国がおかしい、日本は悪くないと思っていると思います。怒っている日本人は多いです。マスコミが火を消そうとしても、今回はそう簡単に消えないと思いますし、消さないようにがんばらなければ、と思います。
http://www8.cao.go.jp/survey/h21/h21-gaiko/images/z10.gif
ここ数十年、日本人の中国に対する親近感は下がりっぱなしです。昨年はやや上げていますが、今年はどうなる事やら。
http://www8.cao.go.jp/survey/h21/h21-gaiko/images/z09.gif
中国に対して「親しみを感じる」比率を押し上げているのは、意外にも団塊の世代ではなく、70歳以上のお年寄りと、男性全般のようですが、どういう面で親しみを感じているのでしょう?
今の中国に旅行したり、出張したりしたからなのか、古代中国の歴史ロマンなのか。
余談ですが、少し前にNHKの世界遺産の番組の予告で
「四大文明後、紀元前1000年からローマと中国の二大帝国時代がおとずれました」というのがあって、うちの旦那はわりあい世界史が好きなのですが、
「二大帝国時代なんて初めて聞いた。ローマが帝政になるのはもっとずっと後なんでは?エジプトの王朝はどこへ行った?」と首をかしげていました。
最新の歴史観なのか、一方で四大文明なんて古いという話も聞きますし、どうなっているんでしょう?
http://www.youtube.com/watch?v=BWplhppkuKc&feature=related
また今回のエントリーとは直接関係ないですが、”常設型住民投票条例”という形を変えた外国人地方参政権を採用する自治体が増えてきているようです。当然マスコミが報道するわけがありませんが。
http://sitarou09.blog91.fc2.com/blog-entry-218.html
皆さんの自治体も実施の有無と今後の動向を充分注意された方がよいように思います。ご存知の方も少なくないと思いますが拡散をよろしくお願いします。
また千葉景子氏がこの度検察検討会議座長に就任するなど民主党の暴走はとどまることを知りません。
http://toriton.blog2.fc2.com/?mode=m&no=734&cr=6bad905cde5b7dcce9c66ba9153bcdda
さらに一連の尖閣侵略に関して、真偽のほどはわかりませんが、
以下のようなブログのエントリーもあります。
http://blog.livedoor.jp/mikachan_1980/archives/1365069.html
これが事実ならこの海上保安庁の方々は死んでも死にきれないのではないでしょうか。遺族の方も絶対に納得できるわけがないでしょう。これはなんとしても全国民にビデオを公開させるまで抗議活動を続けなければなりませんね。
又、提供CM(スポンサー)を見れば番組のコメンテーターの顔ぶれがなるほど!と思う事が多々あります。
☆新聞【広告料】で成り立っており《朝刊1面の左隅》が一番の広告主です。
中国の暴動についてですが・・・
国防費を上回る安定維持の治安維持費(警察費)コストが掛かります。コントロール出来ていないのは、如実に現れていますが。
いつも思うのですが関西TV”アンカー(水)”放送以降〜各社ニュースは青山さんのレポなぞっていますね。着地点は偏向していますが。
★”NHKなぜ起きた反日デモ?”女子アナ&アグネスチャンの臭〜い三文芝居を見せられましたわ
本気で笑いました。
曽野さんは昔から姿勢が一貫していて、つくづく凄い、と思います。クリスチャンでこういう人もいるのか!と眼からうろこが落ちるような事も沢山教えて頂いた方です。
応援クリック。
一方で「報道の自由」 とかになると、なんかすごく主張したりしますよね。
もう矛盾がいっぱいというか。
はやぶさの帰還ときにはあまりにもやらないので、心底がっかりしました。
読者投稿を使った朝日新聞の本音なんでしょうね。変な主張です。
テキスト起こし、ありがとうございます。
以前、一度だけ、コメントさせていただきました。
再びの投稿、ご容赦願います。
ペンは剣より強し・・・は、もはや過去のものになってしまうのでしょうか(現在、報道はペンから映像に移ってきているとは思いますけど)
私、マスコミが中国での行為を「デモ」と報道していることに微妙な違和感を感じています。
もはや破壊行為、暴動というべき事態ではないでしょうか・・・デモの域を超えた行為じゃないかと思うのですけど、統一されたみたいにデモという表現ですね・・・
全体としてはデモで、一部が暴徒化したという報道も見受けられますが、それと日本でのデモをセットにしているとうな報道も気になります。
破壊行為を、デモと同列にして希釈しようとしているかのようにようにも感じられます(私の主観的な感想ですけれど)。
以下、蛇足ですが、22日の法務委員会で思い出しました。
法務大臣、刑事訴訟法第248条を持ち出してましたね・・・(不確かな記憶です、間違っていたら申し訳ありません)
第248条 犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは、公訴を提起しないことができる。
ですよね・・・
これを根拠に船長釈放を「総合的な判断」を”検察が”して釈放したと答弁してましたと思います。
・・・何気に不起訴を匂わせているのでしょうか。
微妙に気になってしまいました。
検察へ書類を送るというだけで、有罪無罪はその後の裁判で決まるはずなのに、書類送検だけで犯罪者扱い。
汚沢の起訴騒ぎの時に「起訴されただけではまだ推定無罪だ」とか騒いでいたけど、逮捕=有罪、書類送検=有罪というレッテルを作り上げたのはマスゴミなのに。
ケロロ軍曹笑いました。見たことないですが、1話から見てみたくなりました。
脱するためにも、中国様には反日政策を強化し、反日デモはより過激に、沖縄の「解放」スローガンは声高にして欲しい。これで日本人の怒りと愛国心が高まらなければ亡国は杞憂ではなくなる。
みなさん、ご覧になってください。
http://rep.sanae.gr.jp/column_details482.html
一昨日の大阪での御堂筋のデモは産経新聞に出ていましたが、昨日の高松のデモは報道されるでしょうか…。
この業界だけは特別なんでしょうね…。
ギャロップ調査:アメリカのメディアに対する不信感は過去最高
という記事もあるのでどの国も同じかもしれません。
アメリカで起こったことが10年後くらいには日本で起きるというのがあります。
こういう風に言えば無知・無関心な方々にも多少は説得できるかな…。
わざと?24日にデモがあると言って、
すぐにディレクターさんからだと思われる「30日にデモ」との訂正が入りました。
知らない人にとっては訂正があったほうが印象に残りますよね。
こんな形ですが、テレビで保守(右派?)のデモの告知したのって史上初じゃないでしょうか。
20101024フジ 新報道2001中国とどう向き合う!石原慎太郎知事生登場
http://www.youtube.com/watch?v=Q1p1JeHzimw
>その他で分かったことは、アメリカ人の約半数(48%)は、メディアはリベラル過ぎると見ており、保守的過ぎるという15%と比べて際立って大きい数字であった。63%の人々は、ニュースに偏向が見られるとしている。
マスメディアというものは左に傾きがちなものなのですかね。
反日の確信犯より、こんな馬鹿の方がきっと問題なんだろうなと思いました。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4691
動画はYouTubeでブラジル、中国、バスケットととでも入れて検索してもらえばすぐ出てくると思います。
こないだのデモの時の映像をupしています。↓
http://blog.auone.jp/pakuribaibainida/
【尖閣】香川・高松で反中国デモ発生、300人規模-ドイツ短波放送が報道
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1287945216/
776 :アニ‐:2010/10/25(月) 17:50:17 ID:6LT300HC0
短波で情報とか
もうレジスタンスだなw
中国圧力にビビアン涙 台湾は「横暴な行為」と反発 東京国際映画祭ボイコット (1/2ページ)
2010.10.26 14:19
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/101026/tnr1010261441007-n1.htm
(冒頭部のみ引用)
>23日に開幕した第23回東京国際映画祭で中国代表団が台湾代表団に対し「台湾」ではなく「中国台湾」などの名称を使うよう要求、主催者側にも激しく抗議したため、トラブルを恐れた女優、ビビアン・スーさん(35)ら台湾代表団が開幕式参加を断念し、中国代表団も開幕式をボイコットしていたことが、25日分かった。25日付の台湾各紙が一斉に報じた。
>文化・芸術分野にも政治を持ち込む中国側の対応に、台湾では「台湾人民の感情が著しく傷つけられた」(総統府報道官)と反発が広がっている。
(終了)
中国という自己中国家が、このような理不尽極まりない要求を国策として繰り出してくる事は分かっていますが、こんな所まで持ち出してくるとは野蛮にも程がある。
636 :可愛い奥様:2010/10/28(木) 20:23:50 ID:cow5emBR0
ヒストリアのタイトルとかもウケ狙いなんだろうけど、最近ふざけすぎ。
昨日のは
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/63.html
わしらの海でトルコ軍艦が沈んだ!〜はじめてのイスラム 大騒ぎ物語〜
エピソード1 島のトルコ狂想曲♪ 〜小さな村の救出大作戦〜
エピソード2 誰がためにカネは出る 〜義援金騒動の舞台裏〜
エピソード3 ぶっ飛んでイスタンブール 〜日本人の異文化体験〜
大仏の回を旦那が録画して見てたら、最後の次回予告で
「逃げちゃだめだ」なんて出てきて、ずっこけてた。
648 :可愛い奥様:2010/10/29(金) 03:30:32 ID:gM05ZD/WO
NHK・・・
やっとヒストリアでエルトゥールル号のことをやったと思えば、
冒頭の世界3大料理を知ってますかの街頭インタビューで、
わたしは最近韓国料理がスキ!などと、わざわざお婆にいわせおった。
おまけに、トルコの湾岸戦争での恩返しをごく僅かに差し込んだだけ。
これがセットでこそ、史上まれにみる真の友好なのに。
658 :可愛い奥様:2010/10/29(金) 12:53:32 ID:HOzlgrl6O
>>648
旦那が見てたから見てしまったけど気持ち悪い作りだった
義援金も、今では世界規模の災害に募金はよくありますが〜で四川地震の募金活動風景がかなり多く流れ
当時義援金が日本全国から集まったのは欧米に日本をアピールしようという呼びかけで
日本の軍艦でトルコまで送ったのは、海軍の航海の練習…とか
とにかく胸糞悪くなった
TVなんて見るもんじゃないね
たまの深夜ドラマ、トリハダだけが楽しみだったけど最近やらないし