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「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退と細切れぼやきも)

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 お知らせが遅れました。名古屋方面の方、間に合いそうならご参加下さい。

【4月19日(土)】フリーチベットデモ@名古屋市
【名称】 FREE TIBET in 名古屋
【開催日】2008年4月19日(土曜日)
【集合時間】 13:00 (時間厳守)
【開催時間】 14:00〜 (時間厳守)
【場所】 若宮大通公園 (名古屋市中区)
【主催者】 中国政府のチベット弾圧に抗議するデモ実行委員会
【趣旨】チベットの平和を願い、中国政府によるチベット弾圧に対する抗議を目的としたデモ
【詳細】http://tibet.suppa.jp/
    http://www9.atwiki.jp/freetibetnagoya/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■4/15(火)放送「ムーブ!」上村総局長の中国電視台

高まる中国の愛国心(当日のテレビ欄より)

080415-09chuuka.jpeg 各地で起こった聖火リレー妨害行動をきっかけに、高まる中国のナショナリズム。

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました。

 上村さんコーナーの後、勝谷さんの「ニュースバカ一代」の起こしも付けました。
 あと善光寺聖火リレー辞退の件と、細切れぼやきは空自イラク派遣に違憲判断、橋下府知事の涙。いつも長くてすみません。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………

 各地で起こった聖火リレー妨害行動。平和の象徴が、争いの象徴となってしまった。

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 国際批判の集中砲火を浴びた中国。

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 こうした逆境によって中国の若者の愛国心が激しく刺激され、今までにない団結力が生まれているというのだ。

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 チベット騒乱から1カ月。中国で高まるナショナリズム。

 …………………………VTR終了…………………………
 
080415-04title.jpeg

堀江政生
「えー、聖火リレーのこの各地の妨害活動なんですけれども、中国国内ではですね、この、逆に中国批判が高まっていることでナショナリズム、いわゆる国家や民族の統一・独立・繁栄を目指す思想や運動が逆に高まってしまってるようなんだと」

上村幸治
「そうですね。つまりあの、自分たちは欧米にいじめられている、で、欧米の弾圧に負けるな(笑)、で、団結しようじゃない、けど、つまりあの、チベットっていうのは、あの、胡錦濤さんはですね、あの、民族問題じゃなくって、国家の統一の問題だって言いましたね」

堀江政生
「そうですね」

上村幸治
「だから自分たちの領土が取られるぞっていうふうなニュアンスがあってですね、それを受けて、非常にまあナショナリズムが高まってます」

堀江政生
「どんな形でナショナリズムというのが高まっているんでしょうか」

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関根友実
「はい。まず、今回の聖火リレーに対して中国の新聞やテレビでは、『オリンピック聖火リレー、パリで妨害される』という報道がなされています。さらに中国のインターネットでは、『聖火を守れなかったフランス政府に謝罪を求める』、『フランスのオリンピック参加資格をはく奪せよ』だとか、『妨害者に死刑を』、そして『西側メディアは客観的事実を報じていない」などなど、過激な意見が飛び交っているそうなんです」

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堀江政生
「そうですね、これはインターネットの世界なんですけれども。また、フランスの、その、商品ですね、こういったものの不買運動にまで発展すると。シャネルなど高級ブランド、買わないようにと。あるいは、中国で100店舗以上展開するフランスの大手スーパー『カルフール』、ありますけれども、そこでの買い物をボイコットしよう、ね、中国人のネットパワーを見せつけようといったようなことを、みんなで呼びかけている状況だと。えー、こういったのが携帯メールで出回っている。他にも『中国人よ!聖火守れ』、リレー現場の集結メール、そういった呼びかけも行われている」

上村幸治
「そうですね。あの、まあ海外で今、リレーしてますね。海外に住んでいる中国人に対して、その、聖火リレーの所に集まって、応援しようと。そういったことを言ってますね」

堀江政生
「そうですね。これちょっと反日デモの時に似てますね」

上村幸治
「似てますね。あの時も、だからショートメールで、あの、集まろう、何時に集まろうっていうふうに言って、集まって、やったんですね」

関根友実
「一斉メールでどっと送られて来るわけですね」

上村幸治
「そうです」

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堀江政生
「また一方で聖火を守った車いすの女性。ヒロインになっています

関根友実
「はい。中国で大絶賛されているのが、車いすの天使こと、パリで聖火ランナーを務めました金晶(きん・しょう)さん、27歳。女性です。トーチを奪おうとした抗議者にひるまずに、金晶さんはトーチを両腕で抱え守り抜いたとして、中国国内では人気が沸騰しているそうなんです。ちなみに金晶さんなんですが、9歳の時に悪性腫瘍により右足を切断しました。その後、車いすフェンシングの中国代表として活躍しています。アスリートです」

堀江政生
「この方もちょっと被害にあって、可哀相は可哀相でしたけどね」

上村幸治
「あの、この方はですね、アテネ・パラリンピックの代表になれそうだったというぐらいの、まあ有力な選手なんですね。で、今回こういったことがあって、被害にあったということで、上海に戻りまして、で、毎日、連日ですね、今日上海に着いた、今日家に入った、で、今日家で家族と何食べたとかですね、そういったのがどんどん報道されて、大変な人気者になってるんですね」

関根友実
「大フィーバーですね」

上村幸治
「で、本人は、普通の人に戻りたいとかですね(笑)、そういった状況なんですね」

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堀江政生
「そうですねー。上村さんは、『中国政府がこうしたことを、ある程度容認してきた』とおっしゃるんですね。どういうことでしょう」

上村幸治
「あのー、CNNの報道とかが間違ってるということで、反CNNサイトというのができまして、それでそのCNNとか、欧米の報道を批判したんですね。あるいは、ウェブサイトの掲示板にそれを受けて、西側メディアは嘘つきだ、自分たち中国をいじめて、オリンピックをつぶそうとしてる、政治的な意図があるというふうなことを言ったんですね。それに対して、外務省の報道官は、それを質問された時にですね、あの、いや、そういう反CNNサイトができるということは、西側メディアがひどい報道してるからじゃないかと、当然そういうことが起きても仕方がないというふうなことを言ってですね、認めちゃったんです

堀江政生
「なるほど」

上村幸治
「だからどんどん、どんどん、これ広がってるんですね」

堀江政生
「そうですねー。勝谷さん、ネットですから意思統一、早いですよ」

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勝谷誠彦
「これネットない頃から、でもね、中国の人たちっていうのは、こういう傾向がありましてね。たとえばあの、義和団の乱っていうのがありましたけれども、あれは、あの時のスローガンが扶清滅洋(ふしんめつよう)って言いまして、要するに、清を助けて、それから、要は西洋ですね、西洋をやっつけるということで、騒乱が起きました。それから日本が対華、中国に要求を突きつけた時には、日華排斥と言いまして、日本の物を買わない、まさにこの『カルフール』です、これ仏華排斥をやっとるわけですわ。だから伝統的にそういう底流があるんですよね

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堀江政生
「えー、なぜこんな過激な行動に走っているのかということなんですが、上村さんは、根底にあるのは『中華思想』であると」

勝谷誠彦
「そう」

堀江政生
「つまり、漢民族の誇り、中国が世界の中心であり、その文化・思想が最も価値のあるものであると自負する考え方。これなんだと言うんですね」

上村幸治
「ええ。ま、あのもともと、つまりプライドは高いんです。それがアヘン戦争以来、欧米にやられてしまったんでこんなに貧しくなって、あるいはこんなに後れてしまったんだと。非常にまあ、プライドとコンプレックスがあるんですね。そしてあるいは漢族は非常に、その、中華で文明を持ってる。そしてチベットは周辺の民族ですから、チベットの人たちが自分たちの文化を守りたいと言っても理解できない部分があるんですね。だからむしろ逆に何か利用されてるんじゃないかというふうに思って、そしてあの、今言ったような反応を示してしまう」

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堀江政生
「さらに、もう、最近になって強化されています、愛国教育が表面化してきているとおっしゃるわけなんですね」

関根友実
「はい。今から14年前です。1994年、愛国主義教育実施綱要というものが発表されました。これは、全国の小中学校で愛国主義教育を強化するために作られたものです。さらに96年には、アメリカ批判がテーマとなった『ノーと言える中国』という本がベストセラーになっています」

堀江政生
「うーん、上村さんは、大半の中国人なんですけれども、ま、経済成長により“プライド”が若者の間で育ってきたんだと。ものすごい今、大きな街になってますよね」

上村幸治
「そうなんです。だから自分たち、(堀江を示して)北京に行かれたっていうこと言いましたが、あの、大変、自分たち経済成長した、大国になってきた、なのにそういうふうに認められてこない。で、もともとはですね、社会主義教育をしていたんですね。でも社会主義はもうだめだということで、愛国教育にしました。実際に経済は成長しました。だから自分たちもプライドを持っていいんじゃないかというふうに、彼らは思ったんですね。それが今、若い人の間に出てきて、それが今度の、ま、反米感情と言いますか、ナショナリズムにつながってるんですね」

堀江政生
「須田さん、あの、プライドっていうのは経済が成長したから持つものではないような気がするんですけどね」

須田慎一郎
「うんー、あの、ですからね、日本の高度成長の時にも同じような部分がありましたよね」

堀江政生
「かもしれないですね、ええ」

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須田慎一郎
「要するに、いい物を安く作って、それをどんどん売る、どこがいけないんだというところで。要するに自分たちの価値判断と、要するに欧米の価値判断、先進国の価値判断が、ものすごいギャップがあった。その結果、日本バッシングみたいなのが一時期ありました。ちょうどね、中国が今そういう状況に置かれてるんですよ。ですから、こっからですね、もう少し成長してくるのか、それともやっぱりその、自らのプライド守るために別の方向に行くのかね、非常にちょっと興味深いところじゃないかなと思いますよね」

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堀江政生
「うーん。で、こういって愛国心を利用してきた中国なんですけれども、上村さんは、この、愛国心の暴発を今、恐れてるんじゃないかと。なぜかと言うと、このままいくと、反欧米デモが起きて、これが反政府デモにまで発展し、オリンピックそのものが開催できなくなる可能性もある。どういうことですか」

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上村幸治
「今のネットとか、今のニュース報道見てますと、もう今、学生が街頭に出てですね、あの、反欧米って叫んだら、もうデモが起きかねないような状況なんです。デモが起きたら、絶対に一般の人が入ってきますね。で、今、労働者とか非常に不満を持ってるんですよ。インフレがあったり、あの、失業者が多くってですね。そういったところに火がついてしまったら、ちょうど反日デモの時と同じで、どういうふうな形で発展していくのかわかんない。非常に中国全体が不安定化してしまう。つまり、チベットの騒乱が全国で起きてしまうかもしれないわけです。ですから、非常にまあ、彼らはこれに対して、警戒心も持ってます」

堀江政生
「うん。いや、だから、このままの状態では、決して中国政府はいいと思ってないんでしょうかね」

勝谷誠彦
「思ってないけど、これ非常に、あのですね、反日デモの時ですね、中国共産党指導部はね、ひやりとしたそうですよ。つまりコントロールできない状況ができあがってしまったんですよ」

堀江政生
「ええ、その抜け方がどこに行くかですね」

勝谷誠彦
「そうなんです。だから結局最後は自分たちに来るということを一番恐れている。だからあの、金正日といっしょで、最終的に彼らの望みは体制の存続ですから。独裁国家ってそういうもんですから。そこに来るのを非常に恐れている。で、たぶん今、一番恐れてるのはですね、初めて中国側からインドネシアとマレーシアに対して、聖火リレーの縮小を言ったんです。あのプライドの高い中国が。これ、上村先生からご紹介あったように、チベットだけじゃないんです、民族問題は。あるいはもっと、一番、中国政府、共産党が恐れてるのは、実はあの、新疆ウイグル自治区、イスラム教徒による民族問題だと。イスラム教徒っていうのは、もっと過激なことをしかねない。今まで、つまり自爆テロや何かを見てくると。そうすると、インドネシア、マレーシアという、イスラム教徒が大勢いる国で、聖火リレーに対して何が行われるかと、これを、たぶん一番今恐れてるんですね

関根友実
「なるほどー」

堀江政生
「この、中国政府にとってはどういう思いがあるのかわからないけれども、イスラム教徒、多いようですね」

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上村幸治
「多いんですよ。あの、新疆だけじゃなくって、北京にもですね」

堀江政生
「北京にもいらっしゃいました」

上村幸治
「回族っていう人はみんなイスラム教徒なんです。ですから、どっから火がつくかわかんないという非常に危険な状態の中で、でもナショナリズムが、どんどんどんどん、こう、沸点が高くなっていくというふうなのが状況ですね」

須田慎一郎
「それとね、先日ね、私、アメリカ国務省、日本の外務省なんですけどね、国務省の幹部と話をしてたら、オリンピック後が心配だって言うんですよ。北京オリンピック前だったら、まだオリンピックを成功裏に導きたいがために、とりあえず中国政府がですね、ブレーキをかけるだろうと。要するに、そのブレーキがかからなくなるんだと。オリンピック後は。だから中国が、どういう形でね、暴走し始めるかってところに、アメリカ注目してるって言ってましたね。そのへんはどうなんでしょうかね」

上村幸治
「あのね、ただアメリカ、一方でですね、北京オリンピック終わったら、あの、経済がおかしくなってしまって、もうそれどころじゃなくなってしまってですね、むしろその、経済問題の方が焦点になるっていう見方もありますね

堀江政生
「ものすごい勢いでインフラと建物を整備してます。それは北京オリンピックのためですもんね」

上村幸治
「そうなんです」

堀江政生
「それが終わった瞬間に、雇用が生まれなくなってしまう」

上村幸治
「そうなんですね」

堀江政生・関根友実
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 金晶さんと言えば、疑惑がネット上で盛り上がりましたね。
 「トーチを奪おうとした男性は実は中共当局が雇ったスパイで、チベット人に扮して聖火ランナーを攻撃したのではないか」という疑惑です(大紀元4/12)。
 ネットではいろいろと検証がされていたようです。東アジア黙示録さんとか、なかなか説得力があるなと私は感じたんですが。

 もしかしたら、勝谷さんあたりがこの件に触れるかな?とも思ったんですが、スルーでしたね。ま、確証もないですし、この段階でテレビでうかつに言うわけにもいかなかったんでしょう。

 ところで、金晶さんのトーチを奪おうとした男性について、人違いがあったみたいで、間違われたアメリカ在住チベット人のロブサン・ゲンダンさんって方が、中国人から嫌がらせ電話とメールに悩まされたそうです。お気の毒に……(大紀元4/17)。


 さて、同日の「ムーブ!」では、「SPA!」で連載中の勝谷誠彦さんの「ニュースバカ一代」を紹介するコーナーでも、チベット問題が取り上げられました。
 「ニュースバカ一代」の起こしと(番組では一部紹介。全文は雑誌でご確認を)、その後のスタジオのやりとりを起こしておきます。

 内容紹介ここから____________________________

「SPA!」4月22日号
勝谷誠彦の「ニュースバカ一代」
VOL.281 ダライ・ラマ14世会見の巻

 「見識」という言葉が私は好きだ。
 おさまりかえっていれば誤魔化せるのが「品格」であるとすれば、ふいに飛び込んできたものに対する反応で試されるのが「見識」だと私は思っている。
 世界を巡っている聖火という中国の恥の火は、それぞれの国で人々の「見識」を問うことになった。
 ロンドンで、パリで、サンフランシスコで、人々が聖火に対して起こした行動は、まさに表現のオリンピックだ。
 いかに前のリレー地よりも効果的で、若干のユーモアやウィットも込め、そして何よりも非暴力の原則を護ってアピールするかということを、自由と人権を愛する人々は楽しんでいるようにすら見えた。
 そこには奴隷的支配や独裁といったものは、人類の歴史の普遍的な原理として消えていくものだという「見識」がある。
 だからこそ、ある種の余裕が人々の抗議行動の中に感じられるのだ。
 同じことを私は、来日されたダライ・ラマ14世猊下の成田空港での会見にも見た。
 中国政府が自らを悪魔呼ばわりしていることに対して、猊下は「悪魔かどうかはみなさんに判断していただければいいのですが、角はないですよね」と、両手を頭にかざす仕草までされた。
 その一方で、「暴力的な行動に出ないようにとメッセージを送っています」と、きちんと担保しながら、「誰も『黙れ』と言う権利はありません」と、人々の抗議行動を支持した。
 自由や人権に対する確固たる「見識」があれば、自ずと余裕が生まれてくるものだということを、私は今回の聖火をめぐる一連の動きで見て、人類というものをいささか見直している。
 北京五輪はあるいは皮肉な形で、人類の成長を助けてくれているのかもしれない。

勝谷誠彦
「うん、ま、非常にその、ある意味、変な話、オリンピックの会場で大勢の選手が集うよりも、以上の、人類の連帯感をね、この聖火リレーは、逆の形でね、中国が考えたのと逆の形で与えてくれていますね。よし、ロンドン頑張ったじゃないか、よし、パリが頑張ってるじゃないかって、我々も思うし、たとえばサンフランシスコの人たちも思うわけだし、もっと人権が、まあアフリカはこないだ回ってきまして、もっと人権が抑圧されてるような国々でも、何人かの人たちはこれでなるほどって、立ち上がろうって思ったかもしれないわけですよ。だからそこにあるのは、やわらかな連帯であり、やわらかな余裕だと思うんですよ。逆に、それに対して反発する中国っていうのは、先ほど、今日、上村先生のコーナーでご紹介されたように、非常にその、何て言うかな、幼稚な怒りですね。それが愛国心になって向かってしまうっていうことが、逆にちょっと恐ろしくなりますよね」

堀江政生
「上村さん、ですから、余裕のあるのがダライ・ラマ14世で、余裕のないのが中国共産党……」

上村幸治
「あのー、その点については全く同感でね、やっぱり余裕がないんだと思うんですね。まあ幼稚というよりも、僕は中国は今、余裕がなくって、ああいう対応しかできなくなっているっていうのが実態で、やっぱりダライ・ラマさんてね、やっぱり大したもんですね」

勝谷誠彦
「大したもんですね」

上村幸治
「あの、ユーモアをちゃんと出してね、で、かつ、でもオリンピックには行きますっていうところがですね、やっぱりしたたかだなっていう感じ、しましたね」

 ____________________________内容紹介ここまで

 
 勝谷さんといえば、前にも紹介しましたが、4/13放送「たかじんのそこまで言って委員会」で、「善光寺のお坊さんからいっぱいメールが来る」と言っていました。
 メールは「私たちも立ち上がります。寺の上層部はどうか知らないけど、私たち若い僧が(チベット問題を)考えてないと思わないで下さい」といった内容だそうです。

 その若いお坊さんたちの思いが上層部に通じたのでしょうか。
 ついに善光寺が聖火リレーのスタート地点の辞退を申し入れました!
 長野市側もこれを受け入れ、コースが見直されることになりました。

 辞退の最大の理由は「文化財や信者を守らなくてはいけないという安全上の問題」とのことですが、「チベットの人権問題」も大きな理由となったようです。
 善光寺の若麻績(わかおみ)信昭・寺務総長は18日に長野市役所で開いた記者会見で、以下のようにかなり踏み込んだ発言をしています。

 「無差別殺人が行われて、チベットの宗教者や仏教者が立ち上がったが、それに対する弾圧は憂慮される」
 「五輪憲章は人種や宗教、イデオロギーを超えた平等の理念がある憲章だと考える」

 善光寺によると、1日100件を超える電話があり、その99%が善光寺が出発点となることに消極的な意見で、「チベットと同じ仏教の寺でどうして」という内容のものもあったそうです(以上、毎日4/18)。

 また、これは会見の前になりますが、住職の1人は取材に対し、「われわれはチベット人と同じ仏教徒との気持ちが強かった」と話したそうです(時事4/18)。

 善光寺GJ!(≧∇≦)
 勝谷さんの言葉を借りれば、まさに「見識」を示したのだと思います。拍手を送りたいです。

 善光寺だけではありません。
 上田市に住む僧侶の方々は千曲市と長野市で、ドキュメンタリー映画「チベットチベット」の上映会を開くそうです(18日と23日と24日。読売4/18長野版を参照)。
 4月5日に天台宗書写山圓教寺の僧侶が、テレビの生放送で日本の仏教者に呼びかけをされたことも記憶に新しいところです(4/5放送「ぶったま!」やりとり全文)。

 日本の仏教者もまだまだ捨てたものではないな、と秘かに感動している今日このごろです。


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08/3/20付:「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けよう
08/3/29付:「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演
08/4/1付:「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題
08/4/5付:「ムーブ!」チベット情報戦 中国のヤラセ発覚?
08/4/5付:「ぶったま!」書写山 圓教寺の大樹玄承 執事長の書簡(取り急ぎ)
08/4/7付:「ぶったま!」チベット問題 天台宗僧侶の勇気ある発言(やりとり全文)
08/4/12付:「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)
08/4/15付:チベット問題と中華思想、捕鯨問題と白人至上主義


・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


空自イラク派遣は違憲 原告の控訴は棄却 名古屋高裁(産経4/17)

 また傍論ですか(T^T)
 皆さんご存知でしょうが、傍論とは、判決理由と関係のない部分。裁判長の私的見解。判例にはならない。法的拘束力はない。

 原告は敗訴してるというのに、「実質勝利だ〜!」なんてはしゃいでる。で、裁判長が「違憲判断」を出してくれたからもういいやって、上告はしない。「最高裁まで持ってっても、おそらくここまでは踏み込んではくれないから、もうここで止めとこう」という計算。
 一方、被告(国)は勝訴してるから、上告もできない。「違憲判断」は確定してしまう。
 前にあった靖国訴訟と似たようなパターンですね(拙エントリー05/10/2付参照)

 今回もまた、マスコミは「違憲判断」を「違憲判決」とミスリードするんでしょう。今後何かにつけ、「イラク派遣の航空自衛隊の空輸活動については違憲判決が出てます」って言うんでしょう。こんなミスリードを許してしまうのって、制度的におかしくないですか?

 そうそう、産経朝刊4/18付紙面(ネットで見当たらない)の「視点」という囲み記事に、「原告側の狙いは派遣差し止めや慰謝料など主文上の勝訴ではない。政治運動の一環として訴訟を乱発し、運が良ければ下級審のどこかで出るかもしれない“違憲判決”を確定させることに主眼を置いている」と、もうドンピシャリのことが書かれてありました。

 あと、これも紙面だけみたいですが、青山裁判長の経歴についても書かれてました。名城大法科大学院の教授に就任するため定年まで2カ月を残して3月31日付で依願退職しており、これが最後の判決だったことや、あとは、過去にこんな裁判でこんな判決を出しましたよとか。
 よくわかりませんが、これって「どうせ辞めるんだから、最後に自分の思ったことを言ってやれ」ってことだったんじゃ?

 しかし今回の「違憲判断」、逆にサヨクの首を絞めることになりませんかね?「憲法解釈ではやはり限界がある。やはり憲法改正するしかない」って、憲法改正論議が再燃しないかな?……少なくとも福田政権下では無理かな(T^T)

※関連記事
「蛇足判決こそ違憲」 イラク派遣 最高裁判断封じる(産経4/18)
 

思わず、涙もポロリ 橋下知事に府内市町村長から反発相次ぐ(産経4/17)

 当日夕方のニュースの時間帯に関西ローカル実況を見てみたんですが、9割方が府知事支持で、はっきり言って首長側は総スカン状態でした。
 大阪では今、市町村で不適正な会計処理を巡る不祥事が相次いで発覚しているんですが、大部分の首長が自主調査に後ろ向きという状況ですから(産経4/15)、首長側に同情が集まらないのも無理はないと思います。
 全国的にはどう思われてるのかわかりませんが、いろんな世論調査を見ても、大阪府民の橋下支持率は高いようです。

 ただ、産経新聞(大阪版)が意外と府知事に冷たいんですよね。どこがどうと言われると困りますが、全体的なトーンが。産経でこうなら他紙(朝日とか毎日とか)はもっと冷たい?!

 それにしても大阪市は、市労組との兼ね合いだと思うんですけども、経費削減どころか職員の給与をアップしたり、前市長が打ち切った新規採用も復活させたりしてるんですよ。
 その市長が府知事に「補助金ちょーだい」とか言える立場か?とは思いましたけどね。ま、私は大阪府民でもあり大阪市民でもあるので、心中複雑ですけれども。

 が、大阪市の諸々の問題って、関西でもあまり報道されてません。「ムーブ!」も前市長の時は力入れて叩いてたんですが、市長が今の平松さんになってからは、ほんとに取り上げなくなった。民主党寄りなんですかね、やっぱり。

※関連ニュース
【橋下知事、あなたの意見は?】(27)涙の知事に反響続々「泣きたいのはこっち」(産経4/18)
「昨日の涙は嘘泣きにして」 橋下知事強がる(産経4/18)

※関連リンク
大阪市問題まとめサイト
「朝礼で橋下徹知事に噛みついた大阪府の女性職員」 まとめサイト


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Comments

長野の件ですけど今回警察や入館が頑張るようですよ♪
まあ毒餃子の件がかなり響いているようです。

今回お寺に行く人が多くなりそうですけど靖国のように変なCDださないいけど。


 ・聖火リレーに来る連中を考察

ねらー&ネット 一般人 愛国主義者
国境無き記者団 チベット人 法輪功

 国内マスコミ

警察 機動隊 ボランティア


 聖火ランナー


海外マスコミ

中国人留学生 在日中国人 シナ軍団

日本のカルト教団

プロ市民 全体主義者


なんか関ヶ原の戦いを思い出しますね。
隣県というのもありますけど。
その他 | 2008/04/19 03:18 AM
早速,北海道新聞が社説の見出しで違憲「判決」と書いてます。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/87943.html
道民 | 2008/04/19 05:57 AM
善光寺の絶妙なタイミングでの辞退をボクは支持します。そして、いろいろな掲示板で善光寺の悪態をついてしまい本当にごめんなさい。今はとても反省しています。
この一件は海外にもたくさん報道されているらしいので、何年何十年ヶ後には、たくさんの心ある外国の方々が訪れてくれると思います。
あと、善光寺の本堂の美しさに改めて驚かされています。江戸時代中期の建造なのに鎌倉時代の気品さが感じられて、無知というのは悪だと感じずにはいられませんでした。
本当に善光寺さん、すみませんでした。
懐の浅い人間より | 2008/04/19 09:53 AM
TVの限界が感じられる放送でしたね。
須田慎一郎は中国を間接的に擁護するような発言が多いし、上村さんは奥歯にもののはさまったようなしゃべり方しかできないし、すっきりしない放送でしたね。
第一、ジャパンバッシングとチャイナバッシングを同一に語るいかがわしさ。
そこまでしてチャイナを擁護したい須田慎一郎は情けない男だと思った。
もっとも情けないのは一部を除いたメディア関係者すべてか?
心配性 | 2008/04/19 10:30 AM
違憲判断を下したのが、我が県人であったとは・・・。しかも、いたちの最後っ屁のような卑怯なやり方で。
お恥ずかしい限りです。
皆様に心からお詫び申し上げます。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/tenchi/
すっきり | 2008/04/19 10:32 AM
● 天漢日乗 〜 ラサ燃える(その41)聖火リレーに向けて入管がアップを始めました
         (08.4.18)
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/04/41_6285.html


 中国について。いろいろな事から愚民共の目を背けさせる方策としては良いのかなと思いますが、すっかり中国が自爆モードに入っちゃって、聖火リレー〜五輪後にかけて情勢がカオス化するのでしょうか。
私の記憶が確かなら、今頃、カルフールは廃墟と化してもおかしくないのに(笑)
 欧米が受けて立ったらワクワクするのですが、どちらにせよ、中国は、五輪までチクチクと何かしらの抗議(釘)を受け続けるでしょう。
 フフンが英仏独の外遊を取り止めたそうで。日本は静観ですか。

 ハンケツについて。傍論だか暴論なのか。一部分を針小棒大に拡大して、はしゃいでいるだけでしょう。まあ、国家戦略には影響を及ぼすまでもないでしょう。はしゃいでいる人を見ていると、有事になったら、裏切り者として処刑されそうな人なのかな。
イラク戦争自体、どっちについたら得かなという現実・実利的な視点でしかみていなかったので、彼等の考えは分かりかねます。

 橋下さんの涙について。そういえば、大阪府も3500億程、飛ばしがあったようで(総額はもっと凄い事に)。また、大阪市は財政再建機運が大きく後退ですか。府知事の報道は、大阪では熱心に報じられているようですが、私の地域では、唐突に「橋下府知事、涙ながらに…」と報道されており、あまり報道されません。印象論ですが、散発的かつ印象操作という感じです。全体的には、補助金削減→喚く人々の構図で良い印象ではありません。私の周りでは、未だにお笑い弁護士のイメージが強いです。

 善光寺が良い仕事をされたそうで。
結局、スタート地点は変更ですか。
しかし、スタート地点を変えただけで、安全に聖火リレーが出来るとは限りません。スタート地点選定は、もっと慎重にやるべきだと思います。
 私が思うに、一番妥当なスタート地点は、刑務所が良いと思います。塀の中、敷地内で聖火リレーをすれば、最小の警備で最小の経費、最小のリスクで達成出来るのではないかと思います。意表を衝くべきです(笑)
日本らしくも、中国にはお似合いですし、フランスをcoolに出し抜きたいところです。
 ちなみに、日本の次は韓国ですね。あそこはまあ、聖火リレーが日常茶飯事なので、ランナーと犯人の見分けがつかないかな。
カイワレ | 2008/04/19 11:00 AM
■全体主義国家でオリンピックを開催すると10年後に国が崩壊する−北京オリンピックは?
こんにちは。北京オリンピックの壊れ具合ますます酷くなってきました。ナチスドイツや、旧ソビエト連邦などのように、全体主義的国家がオリンピックを開催するとその10年後には国が崩壊しています。私のブログでは、北京オリンピックでもこの法則があてはまるのかどうか、映像で迫ってみしまた。是非ご覧になってください。
現在ナショナリズムという形態わとって諸外国に向けられている、中国人民の怒りが中国中央政府にむけれたとき崩壊の序曲が始まると思います。
yutakarlson | 2008/04/19 11:20 AM
 カイワレです。訂正します。
「フフンが英仏独の外遊を取り止めたそうで。日本は静観ですか。」
● やじざむらい的日々雑感 〜 自民党内の『政権』交代を望む(08.4.19)
http://yajizamurai.blog24.fc2.com/blog-entry-1210.html

静観どころではなく、共犯者でした。
そこまで、中国が第一なのか?世界中の中国批判において、うまく立ち回るという思考がないのでしょうか。仏・米貨排斥だって起きているのですから、多少、ジャブを入れても問題はないと思います。チベット弾圧を、マスコミが詳しく報じない=言論をコントロール出来ていると思ったら、大間違いです。
 どこぞの国では、政権が替わる時は、前政権の非をこれでもかと断罪して、現政権の正当性を示すそうです。
5月危機は、次政権のお膳立て・前兆だと思いますが、道路や医療やら、全ての罪状をチンパン爺になすり付けて倒閣する動きが活発化しますよ。
余計な事さえしなければ、後世にねじれで苦労した首相で語り告げられたものを。
カイワレ | 2008/04/19 11:43 AM
くっくりさん、こんにちは〜

名古屋高裁の「意見」判決ですが、それに対して空幕長が「そんなの関係ね〜」とおっしゃったそうですね。

多分あとでマスコミが大騒ぎして空幕長は辞任することになるでしょうけど、覚悟の発言だと思います。

発言の品位については若干の議論の余地はあるかもしれませんが、自衛隊を貶めよう、活動を妨害しよう、そしてそれを「やり逃げ」判決でサポートしようと言う連中には「そんなの関係ね〜」がお似合いではないでしょうか。
腰抜け外務省 | 2008/04/19 12:21 PM
はじめまして。
TV番組で見られないので貴重な情報源として非常にありがたいです。テキスト化する作業は大変だと思いますが、これからも期待しています。
statesman | 2008/04/19 12:26 PM
長野県でもっとも広く読まれている信濃毎日新聞4月19日付朝刊1面のコラム「斜面」には、北京オリンピック聖火リレーの出発地を善光寺が辞退したことについてこのように書かれています・・・

「(中国政府による)抑圧の現状をアピールしたいチベットの人々の心情も理解できる。だが…聖火リレーが混乱するのは、チベットの人にとっても逆効果ではないか−。公募の走者では最年長になる76歳の男性が、本紙の取材に答えている。同じ思いの人が多いのではないか」

ちがうだろ!って朝から一人で新聞にツッコミいれてました。

地元のメディアではこんな感じの世論誘導が行われていますよ。
民意に鈍感ですね、というか必死かも。
mayama | 2008/04/19 12:45 PM
長野でデモはやるんでしょうか。
行きたいんだけど、そうもいかないのが現実です・・・。
こんなことなら正月海外旅行なんてしなきゃよかったw

それにしても中華思想って本当におそろしい。
愛国心も結構ですが、自分達が一番で何もかも正しいと思い込むことが、はたして本当に愛国心といえるのか疑問です。
現実に、その愛国心が悪い方向へ導いている気がします。
モモタロさん | 2008/04/19 01:29 PM
くっくりさん、たびたび失礼します。

記事内容とは異なる問題ですみませんが、映画「靖国」についていろいろと事実が分かってきたのでこの場をお借りして、勝手ながらご紹介させて頂きます。

23日に日本弁護士連合会が「靖国」の試写会をやるが、これは靖国神社からの許可を得たものではない。即ち、靖国神社の肖像権は弁護士の手によって踏みにじられることになります。(靖国神社には試写会について照会も案内も無かったそうです。)

しかも靖国神社の方の話によれば、現在、監督や製作会社、配給会社に内容証明郵便で24日までに肖像権と、無断撮影の問題について回答を求めているそうです。このような状況で無断で試写会を行うのは如何なものなのでしょうか?

また配給会社のアルゴ・ピクチャーズでは、電話に応対した社員によると、法的問題は解決したと言っているそうです。

どうも表現の自由の名の下に肖像権や人格権が蹂躙されようとしている気がしてなりません。
腰抜け外務省 | 2008/04/19 05:34 PM
善光寺のリレー辞退ほっとしましたが、報道では「文化財が損なわれることを恐れて」という理由が強調され、「平和の祭典なんだし暴力に屈せずに善光寺には頑張って欲しかった」みたいな街の声が紹介されたりして、ちょっと違和感が・・・。

左翼系のマスコミはこういう時こそ「チベットの人権を守れ!」と騒ぐべきなのに。
atta | 2008/04/19 11:19 PM
こんばんは。くっくりさん、書き起こし、ありがとうございます。

善光寺さん、英断を下されて、本当によかったです。さっき、感謝の葉書を書きました。明日、投函します。

ところで、今、チベットのお坊さんがジェットコースターに乗っておられるコカ・コーラのポスターを、見てきました。すごくいいセンスだと思います。僧服を着ているのは、アジア系の俳優だと思いますが、中国の軍人が着るよりよっぽど似合っていると思います。

中国人の行動を中華思想と説明される方が多いですが、私はドイエ氏のロボットという表現が一番納得がいきます。

実は1986年に中国を旅行したことがあるのですが、信じられないことにその頃の中国人は親日でした。市場でも公園でもタクシーの運転手からも「ようこそ」「こんにちは」「わたしは日本語を勉強しています」と話しかけられ、中国人は日本人を許してくれている、なんて懐が深いと思ったものです。(この時、19歳。左翼教師の教育の影響から抜け出していません)

要するに、ロボット。親しみも憎しみもない。国が何かをピッとさしこめば、親日、それを違うものに差し替えればメモリクリアで反日になるんだと思います。
リョク | 2008/04/19 11:51 PM
長野は北京虐殺オリンピへ行く汚辱兇火リレーに、
人殺しチャンコロ特殊兵 2匹認めるとさ、

 田中康夫、手先ぶり、発揮して温家宝に従えと、低劣演説調子のって、やりましたが、市長も知事も売国バカ揃いで、大作君の隠れ信者かね。
S20代生 | 2008/04/20 12:28 AM
>ただ、産経新聞(大阪版)が意外と府知事に冷たいんですよね。

ご存知かと思いますが、確か2年ほど前に橋下氏の税申告漏れ問題?が取り沙汰された際に、橋下氏が産経その他の報道機関に対して、「事実誤認の報道をするな」「新聞社はオナニーメディア」と批判したことがあったと記憶しています。それ以後サンケイは逆恨みしてかネチネチと絡み続けてますね。
他に比べると多少はマシな産経ですが、いまだに橋下知事の粗捜しばかりしているのを見ると、所詮根っこは“マスゴミ”なんだなと再認識しました。
H | 2008/04/20 02:20 AM
善光寺の本堂にスプレーでいたずら書きされたらしいです。中国政府の「善光寺辞退は荒唐無稽」の発言を受けてかは知らないが、全く許せない行為だ。放火、落書きは三歳児でも充分予測できただけに警察も批判されるんじゃないだろうか。
それと、関口宏の番組で善光寺を批判する人間がいて、これには正直ビックリしている。
あと、バンコクの聖火リレー混乱なしの記事があったけど、コースに乱入されていて混乱なしは無いんじゃにの?^^
懐の浅い人間より | 2008/04/20 10:50 AM
○無いんじゃないの?
懐の浅い人間より | 2008/04/20 10:53 AM
チベットの人権問題で中共に抗議した在米民主派華人グループの動画のコメント欄が、中共の工作員に荒されている件。


Seattle FDC Against PRC Military Crackdown Tibet-西雅&#22270;民&#36816;声援西藏抗暴
http://jp.youtube.com/watch?v=busznI8gX7s&feature=related
&#21326;盛&#39039;州中国民&#38453;抗暴-Seattle Protest Military Crackdown in Tibet
http://jp.youtube.com/watch?v=2Viu-748Ing&feature=related
コピペ推奨 | 2008/04/20 02:43 PM
お昼の番組でも中国人が出てまして、善光寺はチベットを知らなさすぎると発言をしていました。高尚なお坊さんに対してですよ。信じられますか?人の言う事なんて聞く耳持たずの姿勢はまるで*キチガイのそれでした。(言葉はよくないのかもしれませんが、あらわす言葉が見つかりません。)おそらく、このチンピラの恫喝のような態度で、チベットが弾圧されているんでしょうね。
懐の浅い人間より | 2008/04/20 03:26 PM
フランスなどの店の人
お金がもからなくなるかも
しれませんね
かわいそうです
@@@ | 2008/04/20 10:31 PM
中国の真実っ!!!

http://zoome.jp/799998/diary/23/
(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))うわああああ

これ見て寝れなくなったよ
@@@ | 2008/04/20 10:32 PM
@@@さん、このリンク!!!!

いろんな本で読んだりして、シナ人のbrutal&cruelなことを知ってたけど、動画で見るとやっぱりキツイ。

これみて、南京事件は間違いなくでっち上げって寸分の迷いもなく思った。
(もちろん、自分なりに調べた限りでは嘘って思ってはいたけど・・・)
南京事件の現場証言が日本人には出来そうにない酷さ、もっと言うと人間だったら出来そうにない酷さ、少しでも同情を集め心証を良くしようとする想像上のものだと思っていた。
だけど、シナ人だったら出来るって今心の底から確信した。
sss | 2008/04/21 07:11 AM
>懐の浅い人間よりさん
>お昼の番組でも中国人が出てまして、善光寺はチベットを知らなさすぎると発言

もしかして朱建栄ですか?対日世論活動を進める中国人教員グループのリーダーだそうですよ。
こういう中国人にテレビで発言させるのが売国マスゴミ。テレビでちょっと有名になった中国人はいつのまにか大学の教員になったりしている。国から税金が出ている大学で中国人が教授として中国の主張やあるいは間違ったことまで学生に押し付けているとしたら。。。
平和ボケの怖さ | 2008/04/21 11:18 AM
関口宏は大橋巨泉と同じ類の芸能界の親分なんだという。関口グループが占める朝番組です。
あっちこっちに中華教授が文化工作で就任しています。孔子の勉強をしましょうというのが罠だ。
 日本にいるならあんたの国を憂うることはしないのか。
ナンチュウカ反中華 | 2008/04/21 05:38 PM
こんばんは!くっくりさま
マレーシアのクアラルンプールの聖火リレーで、日本人3人がチベット問題で抗議とか!
日本人にも気概のある方がいらっしゃるのですね(この方らの背景はわかりませんが)! 

長野の聖火リレーも平穏無事に終わることはいいことなのでしょうか!
何らかの意思表示をする気骨のある日本人がいてもいいはずですけどね!

それと本文とは関係ないのですが、明日22日は光市の事件の判決日ですね!
Gくん | 2008/04/21 08:31 PM
間違いなく朱建栄という人です。何を教えているのか知りませんが、この人は人間性に問題がある(ボクは)と思います。
3人保護の男性は100人近くの中国人に囲まれたそうです。強いですね。また、アメリカだかの大学で中国系の学生とチベット支持の学生とが小競り合いになった時、割って入った一人の学生(中国人女性)がいたみたいですが、彼女も強いですね。お国へ帰れないのでは?の問いに、そうでしょうね、はははと明るく笑っていたのが印象的でした。
ところで、なんで聖火リレーは問題なく終わったなんて、大ウソを報道するんでしょうかね?中国の圧力かな・・みっともない。
懐の浅い人間より | 2008/04/21 09:28 PM
>関口宏の番組で善光寺を批判する人間がいて、これには正直ビックリしている。
→いえいえ、コメンテーターに左巻きをズラリと取り揃えた、極左TBSの中でも最極左と言える番組ですから、驚くには値しません。日曜の朝から気分が悪くなるので、最近は見ないようにしています。
関口宏なぞ、本業の俳優ではサッパリで、たまたま司会をやったクイズ番組が一発当たったので、TBSが好んで起用しているだけのクズです。それが証拠に、TBS以外の局では殆どお目に掛かることはありません。柳の下にはいくらでもドジョウがいると思い込んでいるのですから、おめでたい話です。ドラマもバラエティもアイデアに独創性が無く、報道ときたら偏向・捏造のオンパレードなんて、まるでどこかの国家にそっくりです。
八王子欣也 | 2008/04/22 01:01 AM
日本で聖火狙うならパラリンピックの女子選手が一番だな、しっかり消せるように消火器持っていくか。
民主化記者団 | 2008/04/22 06:22 PM

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様々に広がる「チベットと五輪」 | ないちょの雑記帳・改 | 2008/04/20 04:11 PM
中国のチベット騒乱弾圧に端を発した「チベットと五輪」問題であるが、欧米では反中活動が盛り上がり、聖火リレーに対する抗議活動が活発化??...