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新潮の富田メモ反論に合わせて日経がぶつけてきた?

 お盆進行に入って大変だぁとか言いつつ、ちゃっかり週刊新潮を買ってきました(^^ゞ
 簡単に内容をまとめておきます。詳しくは買って読んで下さいね。

 あ、今日の細切れぼやきは超手抜きです。あしからず……<(_ _)>
 (意外と細切れぼやきファンが多くて驚いてる私)
 
 
■【特集】「昭和天皇」富田メモは「世紀の大誤報」か
 「徳川侍従長の発言」とそっくりだった!


○徳川義寛元侍従長の長男・義眞(よしさね)氏(71)のコメント
「新聞でメモを見た時は、父の言っていたのと同じだなあ、と思いました」

○戦勝国によって当時の日本の指導者(天皇にとっては臣下たち)がA級戦犯とされていった時、昭和天皇が心を痛めておられたことはさまざまな資料で明らかにされている。特に東条に対しては温かい目を向けておられた。(例:「木戸幸一日記」、「昭和天皇独白録」、「側近日誌」木下道雄、孫の東條由布子さんの証言)

○東條由布子さんのコメント
「昭和天皇さまからは東条はいろいろなお気遣いを賜っておりました。昭和23年12月23日に7人が処刑されて以来、毎年、祥月命日には北白川宮家から陛下のお使いの御方が見えられ、御下賜の御品を頂戴し、また“東条の家族は今どうしておるだろうか?”というお言葉まで頂戴しておりました。祖母からその話を聞きました時は、感動で胸が一杯になったことを覚えております。ですから、陛下が“富田メモ”にあるような事を言われる御方とはとても思えないのです」

○所功・京都産業大学教授のコメント
「他の確かな資料を見ても、昭和天皇は戦勝国の一方的な判決を容認しておられないから、“A級戦犯”という括り方をされるはずがないのです。それを富田さんが頭の中で“A級戦犯のことだな”と判断してメモしたのかと思われます。しかし、“A級(戦犯)”という認識をお持ちでない昭和天皇のお気持ちと、東京裁判の判決に基づく“A級戦犯”という言葉を遣う富田さんの理解力には、雲泥の差があると言わざるをえません」

○神社本庁関係者のコメント
「一般的には、陛下が神社に行かれることを“行幸”と言い、皇祖を祀る伊勢神宮に行く場合は“御親謁”という言い方をします。靖国神社は英霊を祀っているところですが、“御親謁”という言い方はしません。あくまで“行幸”なのです。また陛下ご自身が謙譲語である“参拝”という言葉を遣うのはおかしいし、陛下の“行く”というお言葉を富田氏が“行幸”ではなく、“参拝”と表現するのもおかしいですね」

○メモは徳川元侍従長の発言ではないか?ということで、「侍従長の遺言 昭和天皇との50年」の内容を紹介。
 富田メモと同様、筑波宮司を評価し、そのあとの松平宮司に批判的(「筑波さんのように、慎重を期してそのまま(合祀を)延ばしておけばよかったんですよ」)。
 死刑でなく病死した松岡洋右が合祀されていることの批判も。
 このへん、ネットで皆さんが指摘済の内容。
 (http://vortex.milkcafe.to/giwaku.htmlの6)など参照)

○徳川元侍従長がA級戦犯や軍人に批判的だった理由として……
 天皇の終戦詔勅を録音した「玉音盤」の存在を察知した近衛兵がこれを奪取しようと皇居になだれ込んできた時、若かりし徳川氏は、顔が腫れ上がるほど殴られ、玉音盤の在り処を明かすよう迫られている。
 徳川氏のA級戦犯、あるいは軍人に対する思いが、昭和天皇と異なっていたのは間違いない。
 富田メモの発言主が天皇ではなく、徳川氏であれば、何の矛盾もない。

○元宮内庁職員のコメント
「松平宮司の父親は宮内府の長でしたから、侍従職にあった徳川さんは、父親の存在をよく知っていた。ですから、親の心子知らずという表現は理解できます。“筑波がよくやった”という言い方も、筑波宮司は旧皇族でしたから徳川さんはよく知っていたと思いますので、これもわかります」

○問題は、メモが書かれたとされる昭和63年4月28日。
 この件もネットで既出だと思いますがいちおう。

・当時の宮内庁記者のコメント
「8カ月後に崩御される陛下にとって、昭和63年4月29日は、最後の誕生日となりました。その4日前の4月25日に陛下は記者会見され、予定されていた時間のほぼ半分の15分くらいで会見を切り上げています。前年に手術をされ、この時もすでに体調が相当お悪かったのです。天皇誕生日に会見記事を出す予定だった各社は、陛下の真意や、お言葉の背景について、富田長官ら幹部にブリーフィングしてもらわなければなりませんでした」

 徳川氏は、この直前の4月13日に侍従の職を退き、宮内庁の侍従職参与に新たに就任した。

・元宮内庁職員のコメント
「会見翌日の4月26日火曜日に侍従職参与となったのです。そして、1週間のうち、火曜と木曜に出勤することになった。そして、参与になって初めての木曜日が、問題の4月28日でした

 翌日の朝刊用に天皇の会見記事を入稿しなければならない記者たちのために、富田氏が陛下にお会いし、改めて伺った話を書き留めたのが、問題のメモだとされている。が、富田氏が体調の優れない天皇ではなく、その代わりに天皇のお側に50年余にわたって仕えた徳川氏の意見を聞いていたとしたらどうだろうか。

・元宮内庁職員(前出)のコメント
「陛下の会見の前後に長官と侍従長が話をすることは当然あります。お互い連絡を密にする必要がありますから。富田氏が昭和52年に宮内庁次長に就任してから、二人は10年以上の付き合い。すり合わせも心得ていたはずです」

○八木秀次・高崎経済大学教授
「はっきり言って、このメモだけでは、富田氏が話した相手が昭和天皇とも徳川侍従長とも、どちらともとれます。しかし、昭和天皇のご発言とした場合には、言葉遣いに違和感が残るのも事実です。親の心子知らず、などと非常に強い言い方は天皇にそぐわず、むしろ松平が徳川家の家来みたいなものだったと考えると、徳川侍従長の方がそういう言い方をしてもおかしくありません」

日経新聞はこれが徳川氏の発言ではなく、昭和天皇のお言葉であることをどう検証したのか。

・日経新聞社長室
「富田メモは今年5月に入手したものです。日記が10冊と手帳が二十数冊です。すべてに目を通して点検し、歴史家などの意見も聞いて、検証を加えた上で報道しました。報道した発言が昭和天皇以外の方のものであることはあり得ません」

 が、その具体的な検証方法を明らかにするように求めると、

「詳細については申し上げられません。取材の舞台裏をこと細かに説明するということはしておりません。今後、われわれが必要と判断すれば紙面で明らかにしていきます」

 と、これを拒否するのである。国民すべてが共有するべき歴史的な資料に対して、この理不尽な態度は信じ難い。

日経に依頼され、メモを見た御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター教授
私は、公開されたあの部分のメモしか見ていません。徳川さんの発言ではないか、という人がいることも承知していますが、それも憶測の上に憶測を重ねるだけです。本来、全部出して検証するのが歴史学ですが、それを日経はやる気がありませんね。少なくとも私はこの(天皇のものという)メモを本物だと思っています」

○富田氏の長男・広士氏(56)
「私にはわかりませんが、報道を見る限り、父の日記や手帳には、歴史的な価値があると言われています。もしそうであるなら、全部を公開するのは難しいにしても、信頼できるお立場の方に精査していただき、どこの部分を公開し、どこが駄目なのか決めていただいて、その上で公開すればいいのでは、と思っています」

○中西輝政・京都大学教授
「一部の歴史家がお墨付きを与えていますが、検証手続きについて、日経新聞は、今に至るも一切報道していません。このメモが天皇のものであるとする信憑性については、他の資料や歴史的事実とあまりに異なっており、大きな疑義が残っているのは事実です。このメモは報道のタイミングからいっても政治利用されていることは明らかです。つまり政治性の強いこのメモの検証過程を明らかにしないなら、日経新聞の単なる大誤報というより、意図的誤報という可能性さえ出てくるのではないでしょうか」

 ____________________________新潮の特集内容紹介ここまで


 『ムーブ!』週刊誌紹介コーナーでもこの新潮の記事が紹介されました。
 以下は宮崎哲弥さんのコメント要旨。

 「このメモに関してはこれまでいろいろと矛盾点が指摘されていて、裏側に“Pressの会見”とかいうのがあって、メモの下の方にも“関連質問”と書いてある。今朝の日経新聞をいちおう読むと、どういうストーリーになってるのか、岡崎久彦さんらが指摘した矛盾点などは、いちおうストーリーとしては矛盾じゃないんだという形にはなってる。但しこれが、じゃあ確実な証拠があげられてるかというと、そうではなく、いちおうストーリーとして通っているという話だけです。もう一つこの新潮の記事で最も重視すべき点は、今まで説明されたことではなく、ここなんです。御厨貴さんが、この人はメモを検証した学者と言われてる一人の方が、『私は公開されたあの部分のメモしか見ていない』と言ってるわけです。『あれは昭和天皇の発言だろう』というふうに言ってるんだけども。それが、あの部分のメモしか見てないのなら、憶測にすぎません。これは私は驚愕しました。なぜかと言うと、7/23の日経新聞で、半藤一利さんと、この人も検証されたと言われてる作家の方ですが、御厨さんと対談していて、半藤さんが『この昭和天皇の不快感というのはA級戦犯合祀全体に対してのものだ』とおっしゃって、それに対して御厨さんも『私もそう思う』と。あのメモだけを見て、そんなところまで憶測するというのは私は絶対にできないと思います。日記なんかを全部ちゃんと精査させたのでなくて、メモしか見てないんだったら、私は申し訳ないけど、御厨さんの学者としてのですね……。他にも半藤さん、秦郁彦さんなんかもいるんだけど、その人たちが全員見てるんだと、要するに50冊の日記をと、思っていたら、御厨さんのコメントではメモしか見ていないと。これは驚くべき発言だと思います。これはもういよいよ公開しないと話にならないと思う

【追記8/4 2:00】徒然なるままに@甲斐田新町さんが上記『ムーブ!』を画像付きで起こして下さっています。


 今週号の新潮では、櫻井よしこさんも連載コラムの中で富田メモを扱ってます。
 日経がこれまで公開しているメモは4枚目だけですが(注:日経は今日他の頁も公開したようです。これについては後ほど)、テレビで裏返しで報じられていたのを反転させる手法で明らかになった3枚目のメモ、及び4枚目の上の方の部分について分析されています。

             63.4.28 〔■〕               4.28 〔4〕
☆Pressの会見                  前にあったね どうしたのだろう
[1]  昨年は                   中曽根の靖国参拝もあったか
 (1) 高松薨去間もないときで          藤尾(文相)の発言.
   心も重かった                =奧野は藤尾と違うと思うが
 (2)メモで返答したのでつく           バランス感覚のことと思う
  していたと思う                単純な復古ではないとも.
 (3) 4:29に吐瀉したが その前で
  やはり体調が充分でなかった          私は 或る時に.A級が
 それで長官に今年はの記者            合祀され その上松岡.白取
 印象があったのであろう             までもが、
 =(2)については記者も申して           筑波は慎重に対処して
 おりました                      くれたと聞いたが 
                      ○   松平の子の今の宮司がどう考  
[2] 戦争の感想を問われ          余そ  えたのか 易々と
  嫌な気持を表現したが          りう  松平は平和に強い考が
  それは後で云いたい           閣で  あったと思うのに 親の心子知
  そして戦後国民が努力して        僚す  らずと思っている
  平和の確立につとめてくれた       もが   だから 私あれ以来参拝
  ことを云いたかった           知か  していない.それが私の心だ
 "嫌だ"と云ったのは 奥野国土庁長     ら多
  の靖国発言中国への言及にひっかけて   ずい ・ 関連質問 関係者もおり批判になるの意

 ↑これの元画像(反転した3枚目及び4枚目の画像)はこちら。

 ネットで既出かもしれませんが、櫻井さんのご指摘をいちおうざっと紹介しておきます。


■連載コラム第226回 櫻井よしこ【日本ルネッサンス】富田メモ、今や必要な全面公開

 [1]までは62年に関する内容で、後続部分は63年に関する内容。

 [2]をそのまま読めば、昭和天皇のあからさまな奥野誠亮国土庁長官批判。
 氏は63年4月22日の閣僚後の会見で靖国神社について「戦後四十三年たったのだから、もう占領軍の亡霊に振り回されることはやめたい」「トウショウヘイ氏が言っていることを無視することは適当ではないが、日本の性根を失ってはならない。中国とは国柄が違う」などと語った(朝日新聞/昭和63年4月22日夕刊)。

 この発言は4月22日、林鳥亭でのご会見はその3日後、富田メモに書かれた「Press会見」は6日後。
 立憲君主の理想を体現なさろうとした昭和天皇が、かくも性急に個人名をあげて批判なさったのか。もっと慎重にお考えになる方ではないのか。
 百歩譲ってこれが確かに昭和天皇の御発言だとしても、これはそのあとの御発言と矛盾する。

 3枚目は4枚目の「前にあったね」につながるが、これは一体何を指しているのか。
 「中曽根の靖国参拝もあったか」とはどういう意味か。
 参拝した首相は中曽根氏にとどまらない。吉田茂、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、三木武夫、福田赳夫ら歴代の首相が参拝を重ね、“A級戦犯”合祀のあとも、大平正芳、鈴木善幸、中曽根の各首相が、中曽根氏が中国に言われて中止するまで計21回参拝している。
 となれば、「前にあったね どうしたのだろう/中曽根の靖国参拝もあったか」の2行の言葉は、現実認識を余りにも欠いている。昭和天皇のお言葉としては、理解し難い。

 さらに次のくだり「=奧野は藤尾と違うと思うが/バランス感覚のことと思う/単純な復古ではないとも」では、文字どおり藤尾氏との対比で奥野氏を評価している。
 3枚目で「嫌だ」と感情もあらわに表現された奥野氏への評価が、その数行後には変化しているのだ。

 メモのもうひとつの、そして最大の謎は、「Pressの会見」と題がつけられ、また富田氏と覚しき人物が「記者も申しておりました」と会見での記者の反応も書き記していることから、たしかに記者会見のメモだと思われる点だ。
 が、メモ執筆当日の4月28日、昭和天皇は会見されていない。では会見の主は一体誰なのだろうか。

 ____________________________櫻井さんコラム内容紹介ここまで

 
 今朝、日経新聞が“続報”を出してきたそうですね。
 新潮の発売日に合わせてきたとしか思えませんね(^_^;
 残念ながら私は今日の日経新聞を買ってませんので(『ムーブ!』の宮崎哲弥さんの発言を聞いて初めて“続報”の存在を知った)、内容を全く知りません。

 2ちゃんねるで今朝の日経記事をまとめて下さってるのを見つけたので、とりあえず引用しておきます(見やすいよう改行を編集しています)。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1154510540/746-748
746 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/08/03(木) 09:49:15 ID:4gq1l7ig0
今朝の日経新聞から

今回のメモに関する関心がありそうなことを抜き取ってあるつもりだが
恣意的な操作をしてるんじゃないかと疑うやつは疑ってる暇があれば買え

当日の富田メモは計4枚。一枚目の書き出しに「63.4.28 1117-1153(吹上)」とあり、富田氏が午前11時17分から同11時53分までの間、吹上御所で昭和天皇と会ったことが記されている。スケジュールを書き留めた別の手帳にも同日午前に言上と丸で囲んだ表記がある

メモ4枚のうち1、2枚目はこの年の3月に腸の手術を受けた昭和天皇の三女、鷹司和子さんの退院の見通しなど報告の内容の箇条書きとなっている。

ついでこの日、最大の話題の天皇誕生日前の記者会見に話が移る。冒頭に「PRESSとの会見」とある三枚目のメモには会見についての天皇の感想が生の言葉でつづられており、それが靖国神社のA級戦犯合祀に言及するきっかけとなった。

二十九日の誕生日前の宮内記者会との会見は数日前に行われるのが通例で、八八年は二十五日に実施。昭和天皇は翌年一月に崩御したため最後の記者会見となった。

748 :名無しさん@6周年:2006/08/03(木) 10:01:49 ID:4gq1l7ig0
まず前年の会見を振り返り・・・(関係ないので略)

続けて八八年の会見について「戦争の感想を問われ、嫌な気持ちを表現した」「嫌だといったのは(当時の閣僚の名)の靖国発言 中国への言及に引っ掛けて言ったつもりである」 などとある。とうじ、閣僚の発言に中国が反発したことがあり、これを気にかけていたことが伺える。

当時の一部報道によると、宮内庁の内部で打ちあわせた回答原案では「つらい思い出」と表現するよていだったが、天皇が「嫌な」と言い換えていた。その真意は定かではなかった。

これを受けて4枚目のメモで「前にもあったね」として過去にも首相の靖国公式参拝や数年前の閣僚の戦争に関する発言に触れている。この話の流れの中で、メモ後半部分に「私は或る時に・・・・私の心だ」などとする靖国不参拝の理由の述べた発言が記述されていた

この年の記者会見で「戦争の最大の原因は」と問われた天皇は[人物の批判になるので述べることは避けたい」と答えている。メモ4枚目の末尾に「関連質問 関係者もおり批判になるの意」とあり、この事実と符合している

この年の5月20日のメモにも「靖国のことは多く相当のものも知らぬ。長官が何らかの形でやって欲しい」とあるほか、86年7月23日付の日記で「靖国のこと、教科書問題などで言上しきりである」などの記述がある。これらの問題に昭和天皇が気にかけていたことが伺える

富田氏のスケジュール手帳には一日ごとに、合った人たちの名がこまめに記されている。それによると、八八年四月二八日に富田氏が会ったのは午前中に外務次官と昭和天皇午後は皇太子(今の天皇陛下)、夜は新聞記者の取材を受けている。それ以外の名は一切記載されていない。

(以上)

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1154581446/202
202 名前:名無しさん@6周年 メェル:sage 投稿日:2006/08/03(木) 15:45:09 ID:sf0YE+IO0
63.4.28 1117-1153(吹上)
1.鷹司さん 5月10日ご退院とのこと

徳川 住居整備に
お慶びを

3.礼宮…
2.先日宮内記者クラブお会い
クラブの感想について
沖縄
2’.4,29,30 国民の慶び
-----------------------------------------------------

日経は上記のメモを公表し富田は陛下に会っていると印象付けたいのだろうが
その思惑とは裏腹に「徳川 住居整備にお慶びを」と陛下に言われた可能性が浮上したのだった
つまりこの日陛下のお言葉を伝える為に富田は徳川に会う事になる
そこであの問題部分の発言を聞いた可能性も浮上する。
また陛下の当時の体調を考えればこの36分で先日の会見での感想やらを聞いた可能性が低い事が確定したと言っていい。

 ↑最後の5〜6行は書き込まれた方の見解ですね。

 いずれにしても日経は、疑惑の核心部分、すなわち、メモにある「私」が昭和天皇であるという根拠を出してきたわけではないようです。
 今後も小出しにして引っぱっていくつもりなんでしょうね。嫌らしいなぁ(T^T)


 最後に、これ、昨日のニュースなんですけど……

分祀でも半数が容認せず(共同通信)
 日本の非営利団体「言論NPO」と北京大などが2日発表した共同世論調査で、中国側回答者の半数が、A級戦犯が分祀(ぶんし)されても日本の政治家の靖国神社参拝を容認しない考えを持っていることが明らかになった。中国人の30.4%が「戦犯を外せば(日本の政治家が)参拝しても良い」と答えたが、51.1%は「どんな条件でも参拝してはいけない」と、分祀されても容認しない考えを示した。
[共同通信社:2006年08月02日 20時45分]

 中国人の半数以上が「A級戦犯分祀しても参拝は許さん」と。
 富田メモも利用しつつ分祀を推進しようとしてる皆さん、考え直した方がいいんじゃないですか?分祀しても意味なさそうですよ(^_^;


※富田メモまとめサイト
 ・天皇A級戦犯発言報道に関する簡易まとめサイト
 ・楽韓Web−日経新聞 昭和天皇A級戦犯合祀に不快感 疑惑まとめサイト

※富田メモを扱っているブログ
 ・Let's Blow! 毒吐き@てっく
 ・極右評論
 ・coool!

※その他関連リンク【8/4 2:00追加】
 ・徒然なるままに@甲斐田新町 『昭和天皇の御意志』と所謂『A級戦犯』合祀 其の六(7/24『ムーブ!』富田メモについての起こし)
 ・徒然なるままに@甲斐田新町 『昭和天皇の御意志』と所謂『A級戦犯』合祀 其の九(8/3『ムーブ!』富田メモについての起こし)
 ・『この世の眺め ─亀井秀雄のアングル─』>天皇メモの読み方
 ・『この世の眺め ─亀井秀雄のアングル─』>天皇メモの読み方(その2)

※拙ブログ関連エントリー
 ・7/21付:昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感?
 ・7/22付:富田メモ社説&福田が梯子外した!?
 ・7/23付:産経抄かと思ったら天声人語だった
 ・7/24付:「サンプロ」富田メモ
 ・7/25付:「ムーブ!」福田不出馬、安倍政権の難題、『韓半島』、富田メモ
 ・7/26付:朝日変節まとめ(細切れぼやきで富田メモについて勝谷さん見解)
 ・7/27付:日経の次はテレ朝、朝日新聞も当然援護射撃
 ・7/31付:「たかじん委員会」富田メモ疑惑
 ・8/1付:「諸君!」「正論」より富田メモで識者見解
 ・8/2付:古賀が何と言おうが疑問なものは疑問なわけで


・・・・・・細切れぼやき・・・・・・


亀田戦、抗議など4万件突破…TBSに殺到

 一夜明けて、ワイドショーなどでもちょっとした騒ぎになってますね。
 ちらっと見ただけだけど、「ワイスク」「ザ・ワイド」ともに亀田に批判的だったように思います。
 先ほど7時台のNHKニュース見てたら、ランダエタ選手の母国ベネズエラでも「あの判定はおかしい」と大騒ぎになっていると、わざわざ伝えてました。

Yahoo!投票「亀田興毅が判定で世界タイトルを獲得。あなたの判定は?」
      2006年08月02日より計214563票
亀田興毅の勝利  4%  6442 票
ファン・ランダエタの勝利  94% 200115 票
引き分け  4%  8006 票

 ネット投票だからある程度偏りはあると思いますが、それにしてもここまでとは。


■同じニュースだけど全然ニュアンス違いますね(^_^;

 ・安倍長官と中国大使が握手=NPO主催の会議で(時事通信)キャッシュ
 ・安倍長官と王毅中国大使、靖国参拝巡りシンポで対立(読売)キャッシュ


■今日の朝鮮日報(見出しだけですみません)

 ・【ミサイル】韓総連「南北で技術協力し列強入り目指せ」 韓総連の「ミサイル特別部隊」の反米宣伝
 ・「韓国にとって友邦とはどのような概念なのですか?」 日本人記者、潘長官に質問
 ・河恩珠「日本に帰化するしかバスケを続ける道なかった」


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「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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Comments

共同はいつもの勝手な付け加えで「A級戦犯」と書いてますが、そんな共同も『「戦犯を外せば(日本の政治家が)参拝しても良い」』と引用しているように、区分してないようです。

ttp://www.asahi.com/politics/update/0803/001.html
> 靖国参拝をめぐる質問では「戦犯」の区分に言及していない。

つまり、「A級戦犯」分祀しても、これからも「人民の感情」を利用して国内での言論弾圧や外国への干渉してくるのはみえみえですね。
りう | 2006/08/03 10:02 PM
ようやく真贋を問うながれになりましたね。

こちらのブログに興味深い記事が。

http://blog.goo.ne.jp/plank/
ことだま | 2006/08/03 10:47 PM
宮崎さんいいね〜〜。
検証しないとね。しかし、日経ドツボだと思います。
例え、全部だして、やっぱりそうと報じたところでも、信用されないだろうし、意図的な曲解の可能性高いし、どうしようもないですねw
kmura | 2006/08/04 12:18 AM
日刊スポーツ内のブログでも富田メモを追及中!
MOZ | 2006/08/04 01:27 AM
どこぞの政治家は、昭和天皇メモは本物だから疑う事はいけないとか言ってましたしねw。
真偽がハッキリしなくても、自分達に都合が良ければ何でも本物と言う姿勢はいかがな物でしょうかね。

亀田の試合のアンケート結果は興味深い物ですね。
韓国で同じ様な内容の試合が行われた場合は、上の様なアンケートの結果にはならないでしょうねw。
クニ | 2006/08/04 01:35 AM
いつも楽しく拝見しています。

富田メモについては「全体像が分からない限り何も言えない」というのが現状だと思います。
多角的な検証が積み重なるにつれて、合祀問題が脇に追いやられつつあるのはマトモな反応ですね。

> 分祀でも半数が容認せず(共同通信)

もっと圧倒的に反対かと思っていたんですが・・・(笑
これならマスゴミが大キャンペーンを展開すれば、分祀しなくても納得してもらえそうですね。
国際派の大朝日大新聞にとって、説得・説教の相手は日本国民に限らないはず。
朝日をはじめとするマスゴミ各社の奮起を期待してます(爆
信濃者 | 2006/08/04 08:55 AM
近くの 白人の教会に行って 
(在日)韓国人教祖、牧師などは自分をキリストの生まれ変わりだと嘘を撒き散らしている
金品の強奪や、レイプの犯罪が多発している 韓国系をぶっ潰そうといおう
欧米に広めてくれ  キリスト教のイメージ悪くしていると
反日馬鹿を消滅させて大儲け 一石二鳥の方法
摂理(統一教会)に侵略されて、お前ら悔しくないの?  お前らも攻めろ 守りは損するだけ
翻訳機をもって一番安い外国 姦国に行く(会話が苦手でもOK) 若くて可愛い子を見つける 大変だが一応いる 
道を尋ねる そして日本の漫画、アニメ、音楽等の話をする  在もやってる 日本の人気を利用している
相手のお気に入りを聞く  自分はその人の知り合いだという 現地語を紙に書いて用意しておくのも良い
日本に来ないかと誘う  相手が乗り気ならあれこれ要求する 
悩んでいたら好条件を持ちかける (移住権などuso) 整形してないか調べる エイズだと日本に入国できないといって、
あそこを調べる ついでに反日野郎をアボーンさせる 
日本につれて帰る いちゃx2楽しむ しっかりせんのー教育する がっぽり稼いでもらう 仕送りして貰う まわす
日本から追い出されるから拒否できない 某国の某団体のやり方 教祖になる 繰り返し 誰もが(最初だけ努力)簡単 ハーレム 金持ち    こんなのあったので張っときますね
s | 2006/08/04 10:30 AM
くっくりさま、新潮記事のまとめ、ひしょーーに参考になりました。
特に神社本庁関係者の
『陛下ご自身が謙譲語である“参拝”という言葉を遣うのはおかしいし、陛下の“行く”というお言葉を富田氏が“行幸”ではなく、“参拝”と表現するのもおかしい』
という感想。あのメモが出てから私自身、ずっとひっかかっていた事ですが、やっぱり天皇ご自身が「神社に参拝」なんてどう考えても天皇家以外の人間の発言ですよ。

ずっと悶々としてたんですが、少しスッキリしました。
kits | 2006/08/04 01:19 PM
そもそも天皇陛下たるお方が、好悪の念だけで慣例行事を取り止めるものなのですかね?
今回、この点に一番違和感を覚えました。
例えば「公的」「私的」が問題点で、国の方針として「公的参拝を控える」なら、全てにおいて「公的」である天皇陛下が靖国に行かれないのは理解できます。
ですが「行きたくないから行かない」というのは皇室や昭和天皇を知る日本人にとって、理解できない行動なのではないでしょうか?
今回の件、鵜呑みにしている人達はこの点、納得してるんでしょうかね。
七誌 | 2006/08/04 04:34 PM
興味深い記事が在りました。

天皇メモ】4月に日経社長が、反靖国の指令塔唐家センと極秘会談をしていた

【日経 4月に杉田社長訪中
唐氏との会談 報じず

日本経済新聞社の杉田亮毅社長が4月13日に中国の唐家せん国務委員と会談して
いながら、その事実を同紙がまったく報道していないことが3日、分かった。唐国務委員
は席上、日本のメディアが中国の対日政策を日本国民が正しく認識するよう導くことを
期待すると述べたという。

(中略)

唐国務委員は外交部長時代の平成13年、日中外相会談で当時の田中真紀子外相に
「(小泉首相の)靖国参拝はやめなさいと”厳命”しました」と発言した人物。

産経新聞の取材に対して日経新聞社長室は会談の事実を認めたうえで、「公式のイン
タビューではなく、かつ発言には特段のニュース性がないと判断し、記事にしません
でした」とコメントしている。

外交評論家の田久保忠衛さんは「新聞社の社長が中国首脳と会った事実を紙面で
1行も報道しないことなどあり得るか。しかも相手は靖国問題で中国側の司令塔と言わ
れている唐家せん国務委員だ。記事にしていないという事実は、会談の内容が外に
漏れてはならない性格のものだったと考えないわけにはいくまい」と強い疑問を投げか
けている。

ソース:産経新聞・東京版8月4日14版2面(総合面) 紙面起こし
Noodles | 2006/08/04 07:17 PM
◆8月7日より、都営地下鉄新宿線全車両まど上に、「危ない!人絹擁護法案」の広告を掲示します◆

平成14年3月8日、第154回通常国会に提出され、
翌年衆議院の解散によって廃案となった人権擁護法案。

しかし、平成17年2月、自公両党による人権問題懇談会によって、
前回の提出時に物議をかもしたマスコミ規制条項を凍結する方向で
第162回通常国会での提出の方針が決定されると、政治家・言論人・
そして名も無き一般の人たちによる熱い戦いが開始された・・・!

この本はその人権擁護法案の国会提出をめぐる戦いの中で、
反対派の人々が何を思い、何と戦ったのか、そして守るべき人権とは
いったい何であるのか、それら人々の率直な声を政治家マスコミ一般の別なく
汲み取ろうとして書かれたものです。

その中には郵政民営化を巡る混乱の中で与党を追われた政治家もいます。
あるいはマスコミがほとんど取り上げようとしないこの法案の危険性を
たった一人自分の記事で訴え続けたジャーナリストもいます。
そして、名も無き一般の人たち。彼らがいなければ、そして彼らの応援が無ければ、
この法案に反対する人々が断固として国会への再提出を阻止することなど出来ませんでした。

現在、この法案を巡る戦いは地方での条例という形で全国に広がっています。
どうか、この法案の危険性と、人権というあいまいなものを法で一律に括って
守ろうとさせる恐ろしさを知ってください。

まずは、都営地下鉄で8月7日からまど上電車広告の掲示を行います。
期間は9月6日までの一ヶ月間。これらはすべて有志によるカンパによって賄われました。
どうかご覧になってください。そして、確かにそこに有る危機を知ってください。

真の人権を考えるインターネット有志の会
KAZU | 2006/08/04 09:22 PM

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また捏造発覚か | The Blog of ウラ達ネット | 2006/08/05 11:16 AM
 あの富田メモについて、週刊新潮が取り上げたようです。