日経の次はテレ朝、朝日新聞も当然援護射撃
細切れぼやきは、山崎拓「北ミサイルは…」、TBSが安倍サブリミナルでおわび、中国の対日宣伝工作。
昨日のエントリーで、そのうち富田日記から新たなメモ“発見”されるかも?的なことを冗談半分で書いたんですが……。
富田氏とは全く無関係ですが、似たようなベクトルの物がまたしても“発見”されたとのことで、まぁ何とサヨクって露骨なんだろうと改めて驚いているところです(ただ今回のはいささかパンチに欠けるようですが)。
昨日のエントリーで、そのうち富田日記から新たなメモ“発見”されるかも?的なことを冗談半分で書いたんですが……。
富田氏とは全く無関係ですが、似たようなベクトルの物がまたしても“発見”されたとのことで、まぁ何とサヨクって露骨なんだろうと改めて驚いているところです(ただ今回のはいささかパンチに欠けるようですが)。
■昭和天皇が海外記者と会見 宮内庁で文書控え見つかる(朝日新聞)
都合のいい時期に都合よくいろんな物が出てきますね。
たぶん日経の富田メモ同様、出てきたのはだいぶ前で、今日まで温存してたんでしょうね(温存するほどのネタとは思えませんが)。
昭和天皇を貶めるのが目的なんでしょうか。東条英機を貶める目的なんでしょうか。あるいはその両方でしょうか。
細かいことは歴史をよくご存知の方にお任せするとして、とりあえず、「通告なしにハワイ・真珠湾を攻撃したのは東条英機元首相の判断だった」というのは史実に反してますよね。
・真珠湾攻撃(Wikipedia)>宣戦布告遅延問題
また、東京裁判における東条とキーナン検事とのやりとりによれば、東条は真珠湾攻撃の作戦命令が出された日にちも、艦隊がいつ日本を出発したかも知らなかったと。
↓こちら参照
・川村けんとの「いい加減にします」>東京裁判 東條英機 前編
「ディベートからみた東京裁判 」北岡俊明『第七章 東條英機ディベート』の起こしです。
これらを踏まえた上で、朝日新聞の記事を改めて見ると……
「(真珠湾奇襲攻撃について)宣戦の詔書は、東条大将が使ったように使う意図はあったのでしょうか」というNYタイムズ記者の質問に、「東条大将が使ったように使われることは意図していなかった」と(昭和天皇は)回答していると。
すなわちNYタイムズの記事は捏造でもGHQの意向で改変されたものでもなく、昭和天皇の回答文通りだと立証されたのだ、と。
つまり昭和天皇は嘘を仰ったと、朝日新聞は強調したいんですね?
たとえそうだとしても、当時の状況を鑑みれば致し方なかったんでしょう。45年9月25日といえば、昭和天皇が戦犯にされる可能性が十二分にあった時期で、昭和天皇のご意思はともかく、日本政府としてはそれはどうしても避けたかったわけですから。みんな「日本(=天皇)」を守ろうと必死だったのです。
実際その後GHQは昭和天皇を戦犯にせず占領政策に利用する方針を固め、キーナン検事もまた、「天皇に責任なし」という証言を東条から引き出すようマッカーサーから指示されていたのです。
……で、夜に『報ステ』の特集を見たんですが、朝日新聞の記事とはだいぶニュアンスが違ってましたね。
朝刊ラテ欄の、
<スクープ!昭和天皇が戦争放棄を最初に宣言それは歴史的なマッカーサー会談の2日前…未発表の宮内庁資料を新たに発見>
を見た時点ですでに朝日新聞とはニュアンスが違うなと思ってたんですが、古舘の第一声も「戦争の放棄を誰が一番初めに言い出したのか?」で、もうこの時点でオチが見えましたね。
すなわち、「戦争放棄を一番初めに言ったのは昭和天皇。その意向は憲法9条に活かされた。それを改正するなんてとんでもない」……こんな作り方だろうなーと。
案の定『報ステ』は、朝日新聞が気合いを入れてる「真珠湾を攻撃したのは東条英機元首相の判断だったとする説明」云々についてはほんの少し触れただけで、「戦争の反省に立って平和国家の建設を目指す意欲」の方を大きくクローズアップしてました。
で、VTR後のスタジオトークでトドメ(以下発言要旨)。
古舘伊知郎
「富田メモに続いて、こういうのが明らかになった」
加藤千洋
「そうですね〜、重なりますね。外から見れば、天皇はヒトラーらと同列に見られてる。そこであえてアメリカの取材を認めた。天皇の口から国際社会に平和志向を発信する機会だと。もうひとつは、これは玉音放送から1か月ちょっと後なのに、憲法の核になる平和主義がすでに天皇の口から語られていた」
古舘伊知郎
「日本国憲法は戦後アメリカから押し付けられた憲法という見方があったが、昭和天皇がこういう概念を表明していたことは、平和憲法の重みや価値を……。日本は平和憲法を武器にして外交をできないものか……」
……つまりあんたらは「9条の基礎を作ったのは昭和天皇なのに、それを変えようだなんて不敬だ!」って言いたいわけでしょ?はっきりそう言えば?
私も平和憲法の理念が悪いとは言いませんよ。昭和天皇の平和希求のお気持ちも十分理解できます。ただ、当時と今とでは国際情勢が全く違うでしょ。
北朝鮮からミサイルがいつ飛んできてもおかしくないこのご時世に、憲法9条の理念だけで日本を守れると、加藤や古舘は本気で思ってるんですか?
それにしても古舘も加藤もしらじらしい。何が「富田メモに続いて、こういうのが明らかになった」「そうですね〜、重なりますね」やねん。台本通りか。
日経が小泉参拝あるいは安倍次期総理参拝を阻止するために、この時期に富田メモを出してきた、つまり天皇を政治利用したってことは、多くの国民がもう気づいてるというのに。
それをわかってて政治利用の上塗りを平気でする、テレ朝や朝日新聞の神経が信じられません。
日経も朝日新聞もテレ朝も政治家も、とにかく天皇を政治利用して安倍さんを追い落とそうと考えてる諸君は、今日の産経「正論」を読んだ方がいいですよ。
◇産経7/26【正論】日本大学教授・百地章 立憲君主のお立場と私的ご見解は別
最後に、今日の『アンカー』の内容紹介。
青山繁晴さんが福田不出馬の理由&富田メモについて解説してました。
青山さんは6月21日の『アンカー』で、福田氏不出馬を断言、的中させました。
が、まあその話は置いといて、今日は富田メモの箇所だけ起こしておきます。
内容紹介ここから____________________________
<ズバリキーワード(フリップ)>
『狙いは安倍次期首相』
山本浩之アナ
「昭和天皇の心のうちを示したメモの公表は、小泉さんではなく安倍さんを狙ったということですが…」
青山繁晴
「はい。ここにメモ出てます(パネルにメモ全文表示)。『白取』の『取』の字が間違ってるんですけど、だからよけいに信憑性あると思います。これを書いた富田朝彦さんという宮内庁長官はもう亡くなりましたけど、3年前に。もともと警察官です。非常に信頼できる人だから、この人がメモを残してるってみんな知れ渡ってて、3年前に亡くなるまでにたくさんの記者が、僕のいた共同通信含めてたくさんの記者が行ったんですよ。『いやいや、棺桶に入れて燃やしちゃいますよ』と言って、誰も手に入らなかったんですよ。ところが亡くなってからその日経の記者が。奥さんがとってあったんです。奥さんは日記類は見てたけど、メモは輪ゴムで止めてあったから見てなかったんですよ。そのままポンと日経記者に渡したんですよ。束のまま。そしてね、これ実は手に入ったのは、去年の年末までには手に入ってたんですよ。ということは、新聞が出るまでにだいたい8か月ぐらいあったんですよ」
女子アナ
「何ですぐ出さなかったんですか?スクープですよね」
青山繁晴
「大スクープなんです。それでいちおう僕は日経の友だちにいろいろ聞きましたが、…あ、日経のことあんまり言っちゃいけないのか(笑)、要するに関係者にいろいろ聞きましたが(一同笑)、『いやいや青山ちゃんね、その、メモだから、あの、字も手書きだし、読むのに時間かかったんだよ』と言いながらね、でももう彼の表情で僕わかったんですけど、あ、やっぱタイミングを見てたんだな。なんぼなんでもね、メモいっぱい分量あるんですけど、8か月もかかりませんよ。プロが読むんですからね。で、この新聞の出た日の朝にちょうど、安倍晋三さんの『美しい国へ』というね、政権構想の新書が出たんです。で、これは普通考えると、そこまで合わせるかということになるでしょうけど、いや、ちゃんとメッセージが届くためにこの日に合わせたってことを、これは別な関係者から、もうはっきり言うと、経済界の人から聞きました。というのは、8・15に小泉さんが参拝しても、もうそれはいいと。しかし次期政権の安倍さんまでもが、その、小泉路線引き継がれると、日中の経済関係苦しいから、『ほら、昭和天皇だって、このA級戦犯合祀されてる状態だと行っちゃいけないと言ってるじゃないか』ということを、安倍さんのその政権構想が出る日に合わせたということは、これはもうはっきり申しますと、まぎれもない事実。日本経済新聞は新聞協会賞もおそらくとるでしょう。で、僕が今言ったようなことを認めることはないと思いますが、しかしその、スクープというものを何か意図があっていいのか悪いのか、これまた別な議論です。いずれにしてもその日経の記者が努力して、みんながもう富田さん死んじゃったからと思って、あとに行って奥さんから、奥さんと信頼関係作って引き出したってことは評価できるんだから、で、ただ一言言うと、安倍さんがじゃあこれでどれほど影響受けるのか」
女子アナ
「そうですね。行かなくなるのか、それでも行くのか」
青山繁晴
「これは、すぐには行かないけど、いずれ安倍新首相は行きます。どうしてかと言うと、昭和天皇がそう仰ったから考え変えるんだったら、それはこの国の民主主義じゃないでしょ?昭和天皇の、天皇のお気持ちはお気持ちとして、内閣総理大臣は国民と自ら考えるのが仕事ですから、だからある意味、これが出たから安倍さんはいずれ、よけい行きやすくなったとも言えるんです」
____________________________内容紹介ここまで
「文春」元記者の勝谷誠彦さん(昨日付拙エントリーの細切れぼやき参照)、さらに「共同通信」元記者の青山繁晴さんまでもが、富田メモは本物であり、内容も昭和天皇ご本人のご発言に間違いないという前提で話を進めてますね。
ジャーナリストとして、なぜ「メモの中身がこうこうこうだから、これは確かに昭和天皇のご発言です」という解説をしてくれないんでしょうか?
たぶん解説する材料が手元にないからだろうと推測しますが、それにしても権威が言ってるからとか、あるいはジャーナリストのカンみたいなものだけで、「これは確かに昭和天皇のご発言です」という前提で話を進めてしまえるもんなんでしょうか?
「素人の方々は現場をご存知ない」(by勝谷さん)という説明だけでは、やっぱり納得行かないんですけど……(T^T)
が、マスコミの報道も沈静化してきましたし、メモの真偽がはっきりすることはもう(少なくとも近い将来は)ないんじゃないかという気がしてきました。
日経の当面の目的(靖国問題で政界や世論を惑わす)はもう果たされたわけですし、日経を援護したサヨクメディアにとってはメモの真偽なんか最初からどうでもよくて、「世論調査で参拝反対が増えた、バンザイ、日経GJ!」なだけですから。
もちろん真相がどうあれ、首相は靖国参拝をするべきだという私の気持ちが揺らぐことはありません。おそらくそれはここをご覧の大多数の皆さんも同じかと思います。
※富田メモまとめサイト
・天皇A級戦犯発言報道に関する簡易まとめサイト
・楽韓Web−日経新聞 昭和天皇A級戦犯合祀に不快感 疑惑まとめサイト
・Let's Blow! 毒吐き@てっく
・極右評論
※富田メモ関連リンク
・徒然なるままに@甲斐田新町 『昭和天皇の御意志』と所謂『A級戦犯』合祀 其の六(7/24『ムーブ!』富田メモについての起こし)
・『この世の眺め ─亀井秀雄のアングル─』>天皇メモの読み方
※拙ブログ関連エントリー
・7/21付:昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感?
・7/22付:富田メモ社説&福田が梯子外した!?
・7/23付:産経抄かと思ったら天声人語だった
・7/24付:「サンプロ」富田メモ
・7/25付:「ムーブ!」福田不出馬、安倍政権の難題、『韓半島』、富田メモ
・7/26付:朝日変節まとめ(細切れぼやきで富田メモについて勝谷さん見解)
・・・・・・細切れぼやき・・・・・・
■TBSがおわび、安倍長官と旧731部隊一緒に放映
「意図的なものではありませんでした」……TBSはこれまで何回言った?この言葉。もう誰も信じませんよ。何度も同じこと繰り返して、何で放送免許取消にならんの?
朝日新聞もTBSに負けず劣らず安倍さんを貶めるための印象操作を繰り返してますけど、残念ながら新聞にはそういった法規制ってないんですよね(T^T)
※参考リンク
・TBS 安倍氏 サブリミナル(問題のニュース動画)
リンク切れの時は「あんた何様?」さんを。
・日本政策研究センター>筑紫哲也「NEWS23」がハイド下院議員発言を捏造
・TBS「サンデーモーニング」で石原都知事の日韓併合発言を捏造報道
■北ミサイルはラブコール 寛大に対処を 山崎氏、米で講演
国内で言うならともかく、アメリカでわざわざこんなこと言うとは……。
危機管理能力がないのか?安倍憎しで視界ゼロになってるのか?中国に代弁を頼まれたのか?(たぶん全部)
■産経7/26【「友好」の舞台裏】中国の対日宣伝工作(下)メディア使い世論操作
これ、すごく良い特集だと思うんですが、WEBに載ってるのは(上)だけで、(中)(下)は載ってないみたい(T^T)
今日の(下)では、南京事件についてちょっと興味深いことが載ってました。
この産経の特集について、東海新報が7/25付コラムで取り上げてます。
ソースはこちら。重たいのでご注意。速度の遅い方は無理をせず、下の全文引用を読みましょう(^_^;
最後の段落、実際の人間関係でもそうだと思う。
こちらがちょっと不満を言っただけで、「あなたの言うとおりですぅ〜」ってすぐ自分の意見を変えて媚びへつらってくる人間よりも、「いや、私は間違ってない。今回はあなたが悪いと思うがどうか?」と信念を曲げずにボールをちゃんと返してくる人間の方が、信頼できるし尊敬もできるというものです。
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かなり大規模な計画になりそうです。いろんな著名人が噛んでます。これ以上は企業秘密。まだまだカンパ募集中です!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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2006年07月26日11時05分
終戦直後の45年9月25日、昭和天皇が米国のニューヨーク・タイムズ記者とUP通信(現UPI)社長に会い、開戦の経緯や戦後の日本が目指す方向などについて回答した文書の控えが、宮内庁書陵部で見つかった。通告なしにハワイ・真珠湾を攻撃したのは東条英機元首相の判断だったとする説明が事実と確認されたほか、戦争の反省に立って平和国家の建設を目指す意欲などが記されている。
天皇が報道機関の質問に答えたのは初めてで、国際世論に訴えることで天皇に対する戦争責任追及を回避する意図があったとみられる。
文書は、ニューヨーク・タイムズのフランク・クルックホーン太平洋支局長、UP通信のヒュー・べイリー社長がそれぞれ昭和天皇に面会した経緯を記録した式部職作成の「謁見(えっけん)録」(45年)の中にあった。事前に提出した質問への回答という形を取っている。
クルックホーン氏への回答文は、これまで明らかになっていた幣原喜重郎元首相が作成した原案から複数の個所で修正されている。米国で重視されていた真珠湾奇襲攻撃について、「宣戦の詔書は、東条大将が使ったように使う意図はあったのでしょうか」という質問に、「東条大将が使ったように使われることは意図していなかった」と回答している。
幣原原案では「戦争の作戦上の詳細は陸海軍の最高指揮官に任される」と名指しを避けていた。
ニューヨーク・タイムズは9月25日付の1面トップの見出しで「裕仁、記者会見で東条に(真珠湾)奇襲の責任を転嫁」と報道。同紙記事を転載した同月29日付の朝日新聞は「天皇は『宣戦の大詔は東条のごとくにこれを使用することはその意図ではなかった』と語った」と報じた。
当時、内閣情報局は「天皇陛下は伝統として個人に対する非難をしないはずだ」と記事を批判した。タイムズ紙は10月2日付紙面で記事は正確だと反論した。
このため、研究者の間では「記事はクルックホーンの捏造(ねつぞう)ではないか」「連合国軍総司令部(GHQ)の意向で改変されたのではないか」などと論議を呼んでいた。今回の発見で、記事が回答文通りだと立証された。
日本の将来についての質問には、「平和的な貢献により日本がやがて国際社会で正当な地位を再び占めることを望む」と回答。「銃剣によって、または他の兵器の使用によって恒久平和が確立されるとは思わない」とも述べている。一方で、幣原原案にあった「国家の教育制度の大改革が行われると思う」の部分は削除されていた。
また、同紙の記事にある「英国のような立憲君主国がよいと答え」に当たる記述はなかった。記者に回答が手渡される前に、さらに修正された可能性もある。
ベイリー氏への回答文では、日本の将来についての考えを問われ、「日本はいま、平和への新たな道を歩み始めたわけであるが、国民がその望ましい目標に到達できることを心から希望しており、そのためにあらゆる手段を尽くすつもりだ」と答えている。
◇
今回の回答文は番組製作者の鈴木昭典さん(77)の情報公開請求がきっかけで存在がわかった。26日のテレビ朝日系「報道ステーション」で特集が放映される。
都合のいい時期に都合よくいろんな物が出てきますね。
たぶん日経の富田メモ同様、出てきたのはだいぶ前で、今日まで温存してたんでしょうね(温存するほどのネタとは思えませんが)。
昭和天皇を貶めるのが目的なんでしょうか。東条英機を貶める目的なんでしょうか。あるいはその両方でしょうか。
細かいことは歴史をよくご存知の方にお任せするとして、とりあえず、「通告なしにハワイ・真珠湾を攻撃したのは東条英機元首相の判断だった」というのは史実に反してますよね。
・真珠湾攻撃(Wikipedia)>宣戦布告遅延問題
真珠湾攻撃が宣戦布告を伴わない奇襲攻撃という認識が現在でも一般的であるが、外務省がパープル暗号で送った命令書(当時すでにアメリカ側に解読され大統領、国務長官は内容を把握していた)では当初は攻撃開始30分前の宣戦布告を予定していた。新庄健吉の葬儀へ来栖三郎特命全権大使、野村吉三郎大使の参列など諸事情によりワシントンの日本大使館一等書記官奥村勝蔵の英訳親書のタイプが大幅に遅れ、攻撃開始時刻に宣戦布告が間に合わなかった。外務省はこの遅延に対し調査委員会を設立し調査を行ったが、調査結果は長らく公表されなかった。(この件では誰も処分はなされていない。)
1994年11月20日、外務省は当時の調査委員会による調査記録「昭和16年12月7日対米覚書伝達遅延事情に関する記録」を公開し、公式見解として、大使館書記官の不手際により、宣戦布告が遅れたことを認めた。現在、この資料は外交史料館報 第8号で閲覧可能である。
また、東京裁判における東条とキーナン検事とのやりとりによれば、東条は真珠湾攻撃の作戦命令が出された日にちも、艦隊がいつ日本を出発したかも知らなかったと。
↓こちら参照
・川村けんとの「いい加減にします」>東京裁判 東條英機 前編
「ディベートからみた東京裁判 」北岡俊明『第七章 東條英機ディベート』の起こしです。
これらを踏まえた上で、朝日新聞の記事を改めて見ると……
「(真珠湾奇襲攻撃について)宣戦の詔書は、東条大将が使ったように使う意図はあったのでしょうか」というNYタイムズ記者の質問に、「東条大将が使ったように使われることは意図していなかった」と(昭和天皇は)回答していると。
すなわちNYタイムズの記事は捏造でもGHQの意向で改変されたものでもなく、昭和天皇の回答文通りだと立証されたのだ、と。
つまり昭和天皇は嘘を仰ったと、朝日新聞は強調したいんですね?
たとえそうだとしても、当時の状況を鑑みれば致し方なかったんでしょう。45年9月25日といえば、昭和天皇が戦犯にされる可能性が十二分にあった時期で、昭和天皇のご意思はともかく、日本政府としてはそれはどうしても避けたかったわけですから。みんな「日本(=天皇)」を守ろうと必死だったのです。
実際その後GHQは昭和天皇を戦犯にせず占領政策に利用する方針を固め、キーナン検事もまた、「天皇に責任なし」という証言を東条から引き出すようマッカーサーから指示されていたのです。
……で、夜に『報ステ』の特集を見たんですが、朝日新聞の記事とはだいぶニュアンスが違ってましたね。
朝刊ラテ欄の、
<スクープ!昭和天皇が戦争放棄を最初に宣言それは歴史的なマッカーサー会談の2日前…未発表の宮内庁資料を新たに発見>
を見た時点ですでに朝日新聞とはニュアンスが違うなと思ってたんですが、古舘の第一声も「戦争の放棄を誰が一番初めに言い出したのか?」で、もうこの時点でオチが見えましたね。
すなわち、「戦争放棄を一番初めに言ったのは昭和天皇。その意向は憲法9条に活かされた。それを改正するなんてとんでもない」……こんな作り方だろうなーと。
案の定『報ステ』は、朝日新聞が気合いを入れてる「真珠湾を攻撃したのは東条英機元首相の判断だったとする説明」云々についてはほんの少し触れただけで、「戦争の反省に立って平和国家の建設を目指す意欲」の方を大きくクローズアップしてました。
で、VTR後のスタジオトークでトドメ(以下発言要旨)。
古舘伊知郎
「富田メモに続いて、こういうのが明らかになった」
加藤千洋
「そうですね〜、重なりますね。外から見れば、天皇はヒトラーらと同列に見られてる。そこであえてアメリカの取材を認めた。天皇の口から国際社会に平和志向を発信する機会だと。もうひとつは、これは玉音放送から1か月ちょっと後なのに、憲法の核になる平和主義がすでに天皇の口から語られていた」
古舘伊知郎
「日本国憲法は戦後アメリカから押し付けられた憲法という見方があったが、昭和天皇がこういう概念を表明していたことは、平和憲法の重みや価値を……。日本は平和憲法を武器にして外交をできないものか……」
……つまりあんたらは「9条の基礎を作ったのは昭和天皇なのに、それを変えようだなんて不敬だ!」って言いたいわけでしょ?はっきりそう言えば?
私も平和憲法の理念が悪いとは言いませんよ。昭和天皇の平和希求のお気持ちも十分理解できます。ただ、当時と今とでは国際情勢が全く違うでしょ。
北朝鮮からミサイルがいつ飛んできてもおかしくないこのご時世に、憲法9条の理念だけで日本を守れると、加藤や古舘は本気で思ってるんですか?
それにしても古舘も加藤もしらじらしい。何が「富田メモに続いて、こういうのが明らかになった」「そうですね〜、重なりますね」やねん。台本通りか。
日経が小泉参拝あるいは安倍次期総理参拝を阻止するために、この時期に富田メモを出してきた、つまり天皇を政治利用したってことは、多くの国民がもう気づいてるというのに。
それをわかってて政治利用の上塗りを平気でする、テレ朝や朝日新聞の神経が信じられません。
日経も朝日新聞もテレ朝も政治家も、とにかく天皇を政治利用して安倍さんを追い落とそうと考えてる諸君は、今日の産経「正論」を読んだ方がいいですよ。
◇産経7/26【正論】日本大学教授・百地章 立憲君主のお立場と私的ご見解は別
「天皇の政治利用」許してならず
≪富田メモへの根源的疑問≫
富田朝彦元宮内庁長官のメモをめぐって、「昭和天皇が靖国神社への参拝をとりやめられたのは、A級戦犯の合祀(ごうし)が原因であることが明白となった」との主張がなされている。
以前、本欄において、「『A級戦犯』の合祀を理由に、陛下がご親拝を中止されるなどということは考えられない」(平成17年8月9日付)と書いた筆者としては、もし今回のメモの内容が真実であるとすれば、この点に関する限り訂正せざるを得ない。しかし、正直なところ疑問は残る。
というのは、先にも述べたように、マッカーサーに対し、全責任は自分にあるとされ、木戸元内大臣について「米国より見れば犯罪人ならんも、我が国にとりては功労者なり」と語っておられた昭和天皇が、たとえ私的な会話であれ、果たして「A級」などといった乱暴ないい方をされるであろうかとの疑念は拭いきれないからである。
また、仮に松岡元外相や白鳥元駐イタリア大使の合祀を不快に思われたとして、そのような個人的な理由だけで参拝をとりやめられるなどということがありうるだろうか。
富田メモをめぐるマスコミの一連の報道を見ると、昭和天皇の「立憲君主としての公的な立場でのご発言」と「私的なご発言」とは区別すべきことが分かっていないのではないかと思われる。両者は次元の異なるものであって、もし天皇の個人的なご発言によって直接国政が左右されるなどということになれば、立憲主義は崩壊する。
≪勅使ご差遣こそが大御心≫
昭和天皇は、戦前、戦後を通じて、常に内閣の輔弼(ほひつ)(助言・承認)に基づき、立憲君主として行動されてきた。つまり個人的なお考えを表に出されることはなかった。このことは先の大戦の開戦時、ご自分は戦争に反対でありながら、立憲君主としては御前会議の決定に従われたことなどからも明らかである。また常に公平無私を貫かれ、公の場ではひいきの力士の名前さえ口にされることはなかった。
この点、富田メモはあくまで宮内庁長官との間で交わされたとされる昭和天皇の私的なご発言であって、富田氏自身メモが公開されることなど考えてもいなかったようである。
昭和天皇の靖国神社に対する思いは、昭和50年11月の御親拝以降も絶えることなく続けられてきた春秋例大祭への勅使ご差遣によって明らかである。これこそ大御心というものであろう。つまり、靖国神社に対する天皇としての公的立場でのお考えの表明である。
ここで思い出すのは、昭和48年5月の増原防衛庁長官更迭事件である。
これは、増原長官が防衛問題について昭和天皇に内奏した際、陛下から「国の守りは大事なので、しっかりやってほしい」とのお言葉があったことに感激、記者団に披露したというものである。野党はこれに激しく反発、マスコミも「天皇の政治利用」に当たるとして厳しく批判し、結局、増原長官は更迭されることになった。
この時、朝日新聞は社説で、「増原長官の発言は(略)天皇のお言葉を政治的に利用しようとするもの」であり、「『国民統合の象徴』たる地位に傷をつけることになりかねない」と述べている(昭和48年5月30日付)。
また、日本経済新聞の社説も「防衛力増強に関し天皇の内々のご発言を政治的に利用したととられてもしようのない“増原発言”」(同5月31日付)と手厳しい。
つまり政治家たるもの、内奏の際の陛下の私的なご発言については決して外部にもらしてはならず、政治的に利用するなどもってのほかというのがこの事件から導かれた結論であった。同じことは、官僚についてもいえる。
≪生かされない過去の教訓≫
ところが今回の富田メモについて、朝日新聞は「昭和天皇の重い言葉」、日本経済新聞は「昭和天皇の思いを大事にしたい」と題する社説を掲げ(ともに7月21日付)、昭和天皇の個人的なご見解を根拠に、分祀(ぶんし)をあおっている。これは明らかに矛盾である。
また、与野党の政治家の中からも、早速「分祀論が勢いづく」(加藤紘一氏)、「今後は分祀論が強まる」(神崎武法公明党代表)などといった意見が出てきているが、これこそ「天皇の政治利用」以外の何者でもなかろう。
これでは増原事件の教訓が何も生かされていないことになる。幸い分祀論が勢いづく気配は今のところないが、首相の参拝反対の声は増加しており、なお警戒を要する。(ももち あきら)
最後に、今日の『アンカー』の内容紹介。
青山繁晴さんが福田不出馬の理由&富田メモについて解説してました。
青山さんは6月21日の『アンカー』で、福田氏不出馬を断言、的中させました。
が、まあその話は置いといて、今日は富田メモの箇所だけ起こしておきます。
内容紹介ここから____________________________
<ズバリキーワード(フリップ)>
『狙いは安倍次期首相』
山本浩之アナ
「昭和天皇の心のうちを示したメモの公表は、小泉さんではなく安倍さんを狙ったということですが…」
青山繁晴
「はい。ここにメモ出てます(パネルにメモ全文表示)。『白取』の『取』の字が間違ってるんですけど、だからよけいに信憑性あると思います。これを書いた富田朝彦さんという宮内庁長官はもう亡くなりましたけど、3年前に。もともと警察官です。非常に信頼できる人だから、この人がメモを残してるってみんな知れ渡ってて、3年前に亡くなるまでにたくさんの記者が、僕のいた共同通信含めてたくさんの記者が行ったんですよ。『いやいや、棺桶に入れて燃やしちゃいますよ』と言って、誰も手に入らなかったんですよ。ところが亡くなってからその日経の記者が。奥さんがとってあったんです。奥さんは日記類は見てたけど、メモは輪ゴムで止めてあったから見てなかったんですよ。そのままポンと日経記者に渡したんですよ。束のまま。そしてね、これ実は手に入ったのは、去年の年末までには手に入ってたんですよ。ということは、新聞が出るまでにだいたい8か月ぐらいあったんですよ」
女子アナ
「何ですぐ出さなかったんですか?スクープですよね」
青山繁晴
「大スクープなんです。それでいちおう僕は日経の友だちにいろいろ聞きましたが、…あ、日経のことあんまり言っちゃいけないのか(笑)、要するに関係者にいろいろ聞きましたが(一同笑)、『いやいや青山ちゃんね、その、メモだから、あの、字も手書きだし、読むのに時間かかったんだよ』と言いながらね、でももう彼の表情で僕わかったんですけど、あ、やっぱタイミングを見てたんだな。なんぼなんでもね、メモいっぱい分量あるんですけど、8か月もかかりませんよ。プロが読むんですからね。で、この新聞の出た日の朝にちょうど、安倍晋三さんの『美しい国へ』というね、政権構想の新書が出たんです。で、これは普通考えると、そこまで合わせるかということになるでしょうけど、いや、ちゃんとメッセージが届くためにこの日に合わせたってことを、これは別な関係者から、もうはっきり言うと、経済界の人から聞きました。というのは、8・15に小泉さんが参拝しても、もうそれはいいと。しかし次期政権の安倍さんまでもが、その、小泉路線引き継がれると、日中の経済関係苦しいから、『ほら、昭和天皇だって、このA級戦犯合祀されてる状態だと行っちゃいけないと言ってるじゃないか』ということを、安倍さんのその政権構想が出る日に合わせたということは、これはもうはっきり申しますと、まぎれもない事実。日本経済新聞は新聞協会賞もおそらくとるでしょう。で、僕が今言ったようなことを認めることはないと思いますが、しかしその、スクープというものを何か意図があっていいのか悪いのか、これまた別な議論です。いずれにしてもその日経の記者が努力して、みんながもう富田さん死んじゃったからと思って、あとに行って奥さんから、奥さんと信頼関係作って引き出したってことは評価できるんだから、で、ただ一言言うと、安倍さんがじゃあこれでどれほど影響受けるのか」
女子アナ
「そうですね。行かなくなるのか、それでも行くのか」
青山繁晴
「これは、すぐには行かないけど、いずれ安倍新首相は行きます。どうしてかと言うと、昭和天皇がそう仰ったから考え変えるんだったら、それはこの国の民主主義じゃないでしょ?昭和天皇の、天皇のお気持ちはお気持ちとして、内閣総理大臣は国民と自ら考えるのが仕事ですから、だからある意味、これが出たから安倍さんはいずれ、よけい行きやすくなったとも言えるんです」
____________________________内容紹介ここまで
「文春」元記者の勝谷誠彦さん(昨日付拙エントリーの細切れぼやき参照)、さらに「共同通信」元記者の青山繁晴さんまでもが、富田メモは本物であり、内容も昭和天皇ご本人のご発言に間違いないという前提で話を進めてますね。
ジャーナリストとして、なぜ「メモの中身がこうこうこうだから、これは確かに昭和天皇のご発言です」という解説をしてくれないんでしょうか?
たぶん解説する材料が手元にないからだろうと推測しますが、それにしても権威が言ってるからとか、あるいはジャーナリストのカンみたいなものだけで、「これは確かに昭和天皇のご発言です」という前提で話を進めてしまえるもんなんでしょうか?
「素人の方々は現場をご存知ない」(by勝谷さん)という説明だけでは、やっぱり納得行かないんですけど……(T^T)
が、マスコミの報道も沈静化してきましたし、メモの真偽がはっきりすることはもう(少なくとも近い将来は)ないんじゃないかという気がしてきました。
日経の当面の目的(靖国問題で政界や世論を惑わす)はもう果たされたわけですし、日経を援護したサヨクメディアにとってはメモの真偽なんか最初からどうでもよくて、「世論調査で参拝反対が増えた、バンザイ、日経GJ!」なだけですから。
もちろん真相がどうあれ、首相は靖国参拝をするべきだという私の気持ちが揺らぐことはありません。おそらくそれはここをご覧の大多数の皆さんも同じかと思います。
※富田メモまとめサイト
・天皇A級戦犯発言報道に関する簡易まとめサイト
・楽韓Web−日経新聞 昭和天皇A級戦犯合祀に不快感 疑惑まとめサイト
・Let's Blow! 毒吐き@てっく
・極右評論
※富田メモ関連リンク
・徒然なるままに@甲斐田新町 『昭和天皇の御意志』と所謂『A級戦犯』合祀 其の六(7/24『ムーブ!』富田メモについての起こし)
・『この世の眺め ─亀井秀雄のアングル─』>天皇メモの読み方
※拙ブログ関連エントリー
・7/21付:昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感?
・7/22付:富田メモ社説&福田が梯子外した!?
・7/23付:産経抄かと思ったら天声人語だった
・7/24付:「サンプロ」富田メモ
・7/25付:「ムーブ!」福田不出馬、安倍政権の難題、『韓半島』、富田メモ
・7/26付:朝日変節まとめ(細切れぼやきで富田メモについて勝谷さん見解)
・・・・・・細切れぼやき・・・・・・
■TBSがおわび、安倍長官と旧731部隊一緒に放映
2006年07月26日13時07分
TBSは26日、同社の報道番組「イブニングニュース」が21日の放送で旧日本軍731部隊の映像を扱った特集の一部に安倍官房長官の写真パネルが数秒間映っていたと発表したうえで、「意図的ではないが、おわび申し上げます」とする談話を出した。安倍長官は26日午前の記者会見で「私の政治生命を傷つけようということであれば大変大きな問題だ」と語り、総務省の調査結果を待つ考えを示した。
TBSは経緯について「部屋の中にあった、別の番組で使用した安倍長官の写真がはられた小道具が映ってしまった」と説明している。総務省は25日夜までに関係者からの指摘を受け、事実関係の確認に着手しており、今後、電波法や放送法で規定する公平性に問題がなかったかTBSに報告を求める方針だ。
安倍長官は会見で「総務省の調査の結果を待ちたい」としたうえで、「私もビデオを見て、ちょっと驚いた。もし意図的になされたものであるとすると、ちょっと恐ろしい。私もそうした動きに対して戦ってきたが、意図的なものではないと信じたい」と語った。
TBS広報部のコメント 「ニュース内容とは関係のない写真パネルが映し出されたことについては、決して意図的なものではありませんでした。しかしながら報道の趣旨とは全く無関係な方々にご迷惑をおかけしたことにつきましておわび申し上げます」
「意図的なものではありませんでした」……TBSはこれまで何回言った?この言葉。もう誰も信じませんよ。何度も同じこと繰り返して、何で放送免許取消にならんの?
朝日新聞もTBSに負けず劣らず安倍さんを貶めるための印象操作を繰り返してますけど、残念ながら新聞にはそういった法規制ってないんですよね(T^T)
※参考リンク
・TBS 安倍氏 サブリミナル(問題のニュース動画)
リンク切れの時は「あんた何様?」さんを。
・日本政策研究センター>筑紫哲也「NEWS23」がハイド下院議員発言を捏造
・TBS「サンデーモーニング」で石原都知事の日韓併合発言を捏造報道
■北ミサイルはラブコール 寛大に対処を 山崎氏、米で講演
【ワシントン=山本秀也】訪米中の山崎拓・自民党元副総裁は25日、ワシントンの有力シンクタンク「ヘリテージ財団」での講演で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を米国への「ラブコール」と呼び、寛大に対処すべきだとの認識を表明した。同氏はさらに、北朝鮮への制裁の動きが「悲惨な結末を生む」と述べ、6カ国協議の枠組みで北朝鮮との直接対話に応じるよう米側に求めた。
北朝鮮問題に関する講演で、山崎氏は事態打開の選択肢として、(1)米朝直接対話を拒否して経済制裁から軍事制裁に進む(2)ミサイル発射は米国へのラブコールと寛大に受け止め、硬軟両様の弾力的な対北朝鮮姿勢に転換する−の2点を提示。「私は当面、辛抱強く後者で行くべきだと提案する」と語り、米側の融和政策を促した。
北朝鮮のミサイル発射を受けて浮上している敵基地攻撃論について、山崎氏は「日本が現時点でそのような能力を持つことは憲法解釈上、困難だ」と指摘。日米安保体制に基づいて、弾道ミサイルによる自滅回避のための敵基地攻撃は「米軍に依存している」と述べた。
自民党内での議論を踏まえ、山崎氏は「ナショナリズムに基づく、勇ましいと受け取られる発言が日本の政治家からも相次いでいる」と述べ、名指しを避けつつも、敵基地攻撃の可能性に言及した額賀福志郎防衛庁長官や安倍晋三官房長官を暗に批判。「仮にそういう方向に動くとしたら、政権交代を余儀なくされる」と語った。
(産経新聞) - 7月26日15時31分更新
国内で言うならともかく、アメリカでわざわざこんなこと言うとは……。
危機管理能力がないのか?安倍憎しで視界ゼロになってるのか?中国に代弁を頼まれたのか?(たぶん全部)
■産経7/26【「友好」の舞台裏】中国の対日宣伝工作(下)メディア使い世論操作
これ、すごく良い特集だと思うんですが、WEBに載ってるのは(上)だけで、(中)(下)は載ってないみたい(T^T)
今日の(下)では、南京事件についてちょっと興味深いことが載ってました。
「中国共産党は、『アジプロ』を重視していた。アジテーション(扇情)とプロパガンダ(宣伝)という意味だ。日本人は『扇情』『宣伝』というと後ろ暗く感じるが、彼らは公然とやっている」と、現代史家の秦郁彦氏は指摘する。秦氏は「最大限で4万人」との立場だが、かつて中国人学者に30万人説について聞いたところ、「『たくさん』という意味だ」との答えが返ってきた。
秦氏は「中国は『30万人』は絶対に譲らない。つじつまが合おうと合うまいと、情報戦の世界では『たくさん』というイメージを作るのは当たり前。中国がカードを切れば、日本国内で何倍も大騒ぎしてくれる。こんなに安くつく情報宣伝工作はない」と指摘する。
この産経の特集について、東海新報が7/25付コラムで取り上げてます。
ソースはこちら。重たいのでご注意。速度の遅い方は無理をせず、下の全文引用を読みましょう(^_^;
指桑罵槐の裏を読めば
☆★☆★2006年07月25日付
よくやるよ――と思うのが中国の日本懐柔策あの手この手である。産経新聞が昨日付から中国の対日宣伝工作について特集を始めたが、そのタイトルに「友好の舞台裏」とあって、まさに表では友好を口にしながら、裏ではいかに日本国内世論を分断するかと秘術を巡らす中国政府の手口を紹介している。
内容を要約すれば、要するに中国政府は利用できるものは徹底的に利用し、利用できないと分かる相手はこれまた徹底的に排除し、日本国内に親中派を増殖するため戦略的に宣伝工作を続けているというものである。
こうした工作は中国のお家芸で、むろん相手に気づかれてはならない。さりげなくしかも当地方言でいえば「こそろに(こっそりと)」やるのをよしとする。これは情報戦の常道で、戦前から今日にいたるまでこうした老獪なやり方で日本はずいぶん煮え湯を飲まされてきた。なにせお人好しの国民性だから、あっさりとだまされる。日中友好とは決して互恵ではなく、あくまで中国を利するものでなくてはならないという原則を見抜かないとあとでホゾをかむことになりかねない。
だが、現実には相手の思うツボにはまりつつある。これは中国四千年の歴史が育んできた生き残り術の精華であって、いかに相手を幻惑するか、戦わずして勝つかは「孫子の兵法」を生んだ国らしく極意に富んでいる。それに気付かず「日中間のノドに突き刺さった骨を取り除かなければならない」などと善意オンリーで取り組んでいると、しらず国益をおかす結果を招くことがあり得るのである。
しかし日本人とてそこまで極楽とんぼでいられない。多くの識者(ここでは保守的といわれる人々で、むろん進歩的文化人はその範疇外である)が、中国政府のそうした高等戦術を見抜いてしかるべき対応を説いているが、なにせわが国のマス・メディアというのは反日・親中的だから中国のご機嫌を損ねるようなことは避けて書かない。ゆえに世論は素直に信じて、小泉首相の靖国参拝が友好を妨げていると考える。この問題に世論が二分しているのは、まさに婉曲な日本包囲網が徐々に広がっている証左であろう。つい先年までは中国が参拝云々を持ち出すことはなかったことからも、これは明らかに宣伝戦の効果である。
中国には「指桑罵槐(しそうばかい)」ということわざがある。桑を指さしてエンジュをののしるということで、これは中国の遠交近攻戦略や、間接外交を表す言葉として最近とみに使われる?代名詞?となった。つまり「日本政府はけしからん」と直接指さすのではなく、周囲にそう思わせるようにすることだ。周囲とはむろん日本国民であり、みごとその術中にはまりつつあるのが国内世論というわけである。試しにポスト小泉の三候補(福田氏が一抜けたから)が揃って訪中したとする。
胡錦濤主席が会うのは谷垣氏だけで、安倍、麻生両氏は冷淡にあしらわれるであろう。それは利用価値があるかないかが判断基準となるからである。実際「首相になっても靖国参拝はしない」と言明している谷垣氏を持ち上げることは中国の国益にかなうからである。その谷垣氏がハニートラップ(蜜の罠=色仕掛け)に引っかかったことは記憶に新しいが、その負い目がなお続いている印象を与えるのはマイナス要素であろう。
いずれ中国が深刻な内政問題を抱え、いかに国内のガス抜きをするか国外にその利用材料を求めているのは明白で、この辺の事情を詳しく綴った杉本信行元上海総領事著「大地の咆吼」を読めば指桑罵槐戦略のすべてが氷解する。一筋縄ではいかないその外交、とりわけ対日宣伝工作が、国内の不満要素を取り除くためのきわめて必要性にかられた結果であることを思い知らされる。
だが、そこは儒教の国である。戦略として必要ではあっても、向こうから近寄って来る人間は信用しない。利用するだけである。逆に信念を曲げない人間に裏では密かに信を置いているはずだ。媚びず、阿らず、諫言、直言することこそが互恵・平等、真の日中友好のカギであろう。 (英)
最後の段落、実際の人間関係でもそうだと思う。
こちらがちょっと不満を言っただけで、「あなたの言うとおりですぅ〜」ってすぐ自分の意見を変えて媚びへつらってくる人間よりも、「いや、私は間違ってない。今回はあなたが悪いと思うがどうか?」と信念を曲げずにボールをちゃんと返してくる人間の方が、信頼できるし尊敬もできるというものです。
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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Comments
『電脳補完録』より:
http://nyt.trycomp.com:8080/modules/news/article.php?storyid=5402
TBS、もうここまで露骨だとギャグだと受け止めますww
しかし、放送局同士の争いが少ないですね〜右が攻撃されても、NHKを思い出せww
敗戦国の主が再軍備しますとか言わんでしょ〜〜馬鹿だね報ステw
私はメモの真贋は、総裁選が終わった頃にこっそりと公開されるのではないかと・・・ww
コレも酷いですね。
迎賓ではローマ教皇と同列なんじゃなかったでしたっけ?(ソレより一つ下だったかな
映像の動きを見るとわざわざ撮したように見えますし。
mumurさんとこでこんな投稿もありましたし。
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50574636.html
>この映像は安倍氏の部分をDT(ダイナミックトラッキング)という手法で1.5倍速〜2倍速で編集している。
>明らかに意図的なものだ。
>業界人ならだれでもわかる。
>
>TBSは絶対に言逃れができない。
>Posted by 報道カメラマン at July 26, 2006 17:41
さらっと謝ってすむマスコミって楽でいいですね。あやまってもあやまっても許してもらえない日本政府や我々ゼネコンもさらっと流すようにしてもいいですか?(笑)
しかし、日経も朝日もダブルスタンダード全開ですね。いや、まさに二枚舌。いいのかね、真実を報道すべき言葉を信じるジャーナリストさんがこんなことで(笑)
もう笑いしかでません。
議論する場合はたいてい、何かたたき台となるものがあり、それについて議論すべきであって、今、あるものをただ守るべきというのは、そぐわないよな...
古ダチさんは、スポーツキャスターだけでにしておけば、よかったのに...
http://www.youtube.com/watch?v=rpXSK4VGVXk
現場の暴走だろうとは言っていますが、TBSが確信犯なのは間違いないでしょうね。
「外から見れば、天皇はヒトラーらと同列に見られてる」
って、本当に言ったんですか?昭和天皇に限ったことだろうとはいえ、相当やばいですよ。ちょっと信じられない。
それにしても、東海新報はすばらしい。産経抄よりも痛快ですね。
あくまで憲法とは、統治権力の濫用的行使を防止する法規範に過ぎないと思います。
「理想」は別途語られるものではないでしょうか。
これまでの昭和天皇の数々のご発言(御前会議でのご発言など)から推測すると、陛下が諸国の平和を望まれていたことは確かなのですが、これと憲法改正問題とを結びつけることは適切ではないと考えます。
いつも個別にお返事を差し上げられず申し訳ありません。
耕一さん、ふじっこさん:
>外から見れば、天皇はヒトラーらと同列に見られてる。
加藤工作員のそのコメントの前に、VTRの中で、「当時、欧米では天皇(昭和天皇)はムッソリーニ、ヒトラーといった独裁者と同一に考えられていた」というふうなナレーションがありました。
加藤のコメントはそれを受けてのものだと思います。
誤解を与えてしまって申し訳ありません<(_ _)>
真偽を確かめもせず先に報道した者勝ち。先日のTBSの安倍さんを貶める報道もとりあえず報道しちゃえ、謝るのは後で数秒だけ、何の処罰もないだろうし、という考えがミエミエです。
そこまでして安倍さんを総理にしたくないんだな〜。
富田メモも手帳からメモを剥がし、まず別々に検証してから。
次に手帳のページに貼り付けたメモがその手帳と日時が一致するか、手帳とメモが適切に貼り付けられていたかを検証すべきでしょう。手帳もメモも本物だと思いますがそれがキチンとリンクしてるか、違う人、違う日時ではないかなど調べるべきでしょう。
あのように1部しか見せないで一方的に決め付けるのはどうかと思いますけど。
例えは間違っているかもしれませんが、交通事故なら過失致死など、意思は無くても誤って死亡させた場合でも罪は問われるわけで、TBSは「意図的ではなかった」で済むとでも思っているのでしょうかね。こいつら全く反省していない、意図的だと自分なりに確信しました。
私も記事にしましたが、TBがうまくいきませんので、申し訳ありませんが直接リンクを貼らせて頂きました。
http://blog.goo.ne.jp/mugi411/e/1ae5336b5a6186a58f77ebac8cbc5d25
素人だからうんぬんかんぬんって話。じゃあ玄人ってなんだよ。素人にわかりやすいように説明するのが玄人の役割なんじゃないのかよって思います。我々土建屋は、素人であるお客様が納得できるように、説明できることを求められています。ニュースソースをいえないだのなんだの、いちびった言い訳しないでちゃんとわかるように本物だと説明してほしいもんですね、勝谷さんよ。
天皇陛下は、例えばアメリカを訪問されたとしても、この世界のどんな要人よりも格上に扱われます(ローマ法王よりも上です)。
もう、あらゆることに我慢なりません!!右翼の構成員の大多数は在日ですよ。よく考えたら、天皇陛下のイメージが悪くなるような事を愛国心を持つ人間がやる理由がありません。
福岡の阿呆が日本と韓国が戦争をすると負けるとかぬかしたそうですが、少なくとも日本が現有戦力でガチンコで戦争をした場合、韓国には余裕で勝ちます。今から10年前のテレビ番組で触れられていた事を覚えています。
乱文をお許しください。それでは。