ぼやきくっくり時事ネタぼやきと番組書き起こし

　内容紹介ここから____________________________

【福田康夫氏“不戦敗”】

　まずは先週金曜夜の福田氏突撃インタビューで不出馬表明のＶＴＲ（略）。

宮崎哲弥
「側近というか参謀の衛藤征士郎さん、この人、福田さんで本まで作ってる。１年ぐらい前に。文藝春秋で、必ず福田さんは出ると言った。（不出馬の理由が）歳のせいというのは嘘、でたらめ」

＜パネル＞
23日付日経新聞
＜福田氏　崩れた「熟柿作戦」＞
沈黙を守りながら“福田待望論”の水位が勝敗ラインを超えるまで待つ

＜パネル＞
福田氏不出馬の理由（１）ミサイル発射
安倍「経済制裁を！」VS　福田「一気に制裁ムードにならないような見方も必要だ」
ミサイル発射後、安倍の強硬姿勢に注目が集まる
実はミサイル発射２日前「ミサイル発射されれば安倍君に」…事実上の不出馬宣言

重村智計
「結果的に北朝鮮が助けてくれた（笑）」

宮崎哲弥
「援護射撃だった（笑）。でも『ミサイル発射されれば安倍君に』は冗談でしょう」

勝谷誠彦
「福田さん自身が『テポドン福田』と呼ばれていた。燃料注入していつ撃つのかな、いつ撃つのかなと。結局撃たない」

＜パネル＞
福田氏不出馬の理由（２）昭和天皇メモ発見
安倍「総理の参拝支持」VS　福田「新たな“国立追悼施設”建設」
“靖国問題”が予想以上に争点に
「国論を二分することは外交上もよくない」

堀江政生
「逆にメモは福田さんを後押しするような格好になっていたのでは？」

宮崎哲弥
「それは当たらずとも遠からずの見方。富田メモがどういう経緯であの日出てきたのか。先週木曜の『ムーブ！』でも言いましたが、なぜ安倍さんの本が出る時にぶつけるように出てきたのか。やっぱりその裏にはポスト小泉の思惑があって、それに福田さん自身が乗りたくなかった。それが靖国問題の『国論を二分することは外交上もよくない』の言葉の裏側にあるわけ」

勝谷誠彦
「予想以上に対立が先鋭化したことでびびったというの、ある？」

宮崎哲弥
「というか、あまりにも福田さんを支持しようとする側が露骨なまでに争点化しようとしてしまったので、自分はそういうつもりじゃないと言いたかった」

堀江政生
「そのみこしに乗る気はない、と」

＜パネル＞
福田氏不出馬の理由（３）募った不満
・森前首相「安倍氏温存！」→「自分は（短期政権で）使い捨てか」
・山本一太ら安倍応援団の動きに不満→「森派内は安倍君だろ。だから安倍君でいいよ」
・支持率頭打ち
・20日「出馬を期待する声が多いというなら（推薦人の）数をそろえて持ってきてくれよ。出てくれと言ってきた人はいないじゃないか」

宮崎哲弥
「これが正解。直接原因はこれで、まず基本的に周りの人たちが先々週末あたり、福田さんを担ぎ出そうというのが最後の活性化をした。その主人公は大手マスコミの幹部と青木幹雄さん、山崎拓さんなど４者から５者。ひょっとするとその裏で中曽根さんの意向が働いたかもしれない。一生懸命『福田出ろ』と言うんだけど、『出ないならもう不出馬宣言してしまえ』とまで。じゃあお前たちは用意をしてるのか？と。福田さんは自分のとこに来た政治家が一人もいなかったと言ってますよね。しかも、じゃあ山崎拓さん、福田さんを支持して『出てくれ』と言ってるが、山崎派の内部は福田さんで全然統一されていない。経世会というか津島派も同じ状況だし、宏池会も大宏池会とか言ってるけどバラバラですよ。そんなとこに乗れるわけない。そんなオンボロな汚いみこしに乗りたくないと」

堀江政生
「でも名前を聞いた時にね、そのマスコミの上の方の人とか、乗っちゃうかな〜というぐらい立派な人ですよね」

勝谷誠彦
「今の話に乗った人いますよ。昔、山里会っていう飯食う人たちに近い方だと思うんだけど、乗って自爆したのは加藤紘一さん。酔っ払って話してるだけでうかうかと乗ると、ああなる可能性あるわけです」

宮崎哲弥
「私は安倍さん、福田さんという構図は去年の10月に必ず出てくると言ってたわけですが、結局、文藝春秋５月号で、福田さんは手を挙げられないだろうと、この番組でも言いましたよね。支持率が乖離していけば挙げないと。党内にも基盤がない、世論も支持できなくなった、結局福田さんが倒れれば安倍さんの一人勝ちという形になってしまう」

＜フリップ＞
ポスト小泉レース
「麻垣康三」の「康」が消えて、誰が入るか？
山崎拓？与謝野馨？額賀福志郎？

宮崎哲弥
「この中で可能性があるのは額賀さん。山崎拓さんはありえないし、与謝野さんは安倍新内閣になったら重要閣僚のポストが用意されてますから、今のままでも。だから出にくい」

勝谷誠彦
「額賀さんが出たら、僕は書きますね。国家危急の存亡の時に、北朝鮮がいつミサイル撃つかわかんない時に、国防を預かるトップが総裁選なんかにうつつを抜かしてる場合か？と」

宮崎哲弥
「津島派の中でも久間さんなんかは全くそういう仰り方で反対されてるから、可能性はあるけどちょっと難しい」

勝谷誠彦
「額賀さんのためにも出ない方がいい。いま防衛庁長官としてよくやってるんだから。評価高いから」

〜ＣＭ〜

　安倍さんの本『美しい国へ』（文藝春秋）をちょこっと紹介。

堀江政生
「でも安倍さんは喜んでもいられない状態のようです…」

【安倍政権の“難題”】

＜フリップ＞
安倍政権の“難題”
・福田氏不出馬の“誤算”
・小泉総理の8月15日靖国参拝
・“剛腕”小沢氏との直接対決

＜パネル＞
難題（１）あっさり決まりすぎて…
自民党総裁選　ベテラン議員、非小泉派が推す福田氏との一騎打ち
安倍氏の思惑「福田さんを破って世代交代、改革路線を進めたい」
福田氏不出馬表明、あっさり決着…
昨日、加藤紘一氏「消化試合になってしまった…」（政策論争が必要だという考え）

＜ＶＴＲ＞
安倍氏（7/24午前の記者会見）
「正式にまた何人かの有力な方々が立候補を表明されれば、また様相も違った展開になるのでは」

堀江政生
「例えば小泉さんは亀井さんや橋本さんに勝って総理になったんだから、自民党をまとめる力ができたんだという発想があるとしたら、『戦わないじゃないかこの人は』と、結束力を保てないんじゃないかと」

宮崎哲弥
「強すぎてまとめられない、そういう皮肉なことがあるかもしれないが、ただ安倍さん自身は誤算だったかというとそうでもなくて、彼の腹づもりの中には福田さんが手を挙げられないじゃないかというのは想定していた。だからどんどん先行してやってきた。再チャレンジとかね。だから想定の範囲内」

勝谷誠彦
「安倍さんが小泉さんに学ぶんであれば、小泉さんはそうやって有力な総理になってからも無理やり敵を作るんですよ。勝手におどおどしてるうちに抵抗勢力にされちゃってごっそりクビ切られる。安倍さんもどんどん作っていけばいい」

宮崎哲弥
「でもあれは小泉さんだけにできる芸当で、私は安倍さんは意外と和の政治家になってしまう可能性があると思いますが」

＜パネル＞
難題（２）小泉総理の靖国参拝で…
去年、靖国参拝について安倍氏「次の首相もその次の首相もお参りに行っていただきたい」
総理大臣の靖国参拝を支持する考え
今月20日出版『美しい国へ』より
「一国の指導者がその国のために殉じた人びとに対して尊崇の念を表するのはどこの国でも行う行為である」
しかし同じ日に昭和天皇メモ「Ａ級戦犯合祀に不快感」
→総理の靖国参拝に国内から批判が…
対応次第で安倍氏は窮地に…

＜フリップ＞
『美しい国へ』より日中・日韓関係について
「日中関係を安定させるためには（中略）政治問題を経済問題に飛び火させない。お互いに経済的利益を大切にし、尊重する」
「わたしは日韓関係については楽観主義である。韓国と日本は自由と民主主義、基本的人権と法の支配という価値を共有しているからだ」

堀江政生
「重村さん、中韓は安倍さんについてどう見てるんでしょう？」

重村智計
「たぶん今回は小泉さんをあきらめて安倍さんが行かないよう、あるいは行く前に中韓も関係改善しようと。中国はすでに安倍総理になったらすぐに来てほしいと何となく言ってきてますよね。韓国もやっぱり中国へ行くんだったら一緒に韓国へも来てくれないかと。そういう外交展開になってくる」

勝谷誠彦
「宮崎さん、安倍さんは春と秋の例大祭の時に？それとももうしない？」

宮崎哲弥
「わかりません。少なくとも彼は行くか行かないかははっきりさせない。これは私見ですが、政権第一期目は行けないんじゃないかという気がします。もう一つは8月15日ですが、小泉さんはこの富田メモ、昭和天皇の見解かどうかまだわからないが、富田メモが出てきた段階で絶対に行く可能性が高まったと思います。だってもし行かなかったら、今までなら行かなかったら『小泉の気まぐれだな』ですんだわけですが、今回行かなかったら『富田メモのせいだ』と言われてしまうでしょ。それは絶対彼は避けますよ。だからかえって行く確率が高まった」

堀江政生
「安倍さんは第一期目は行かないと？」

宮崎哲弥
「それは富田メモとは関係のない方針です」

勝谷誠彦
「小泉さん行ったらいいんですよ。行ったら中韓は何て反発するかっていうと、今度反発する要因は『昭和天皇のお言葉があるのに小泉は』って言うでしょ？そしたら『あんたたちにとって昭和天皇ってそんなに大切なんですか？』ってこっちは反論できますよね」

宮崎哲弥
「それは朝日新聞、毎日新聞にも言えるかもしれない（笑）」

＜パネル＞
難題（３）小沢民主党との対決
今月４日、小沢代表、胡主席との会談「日中の関係の改善で合意」
→安倍政権は靖国問題と日中外交など厳しい国会運営も…
来年の夏、参議院選挙、小沢民主党と直接対決
04年、参院選で50議席を割り安倍氏は幹事長辞任
今年、千葉補選で民主党に敗戦
→参院選で敗北し、短命政権？

堀江政生
「小沢さんにとっては安倍さんはやりやすいと、よく言われているようですが？」

勝谷誠彦
「そうでしょうね。対立軸がはっきりしてますし、小沢さんは相手が攻めてきた時にカウンター打つタイプの政治家。そうするとやっぱり福田さんのようにのらりくらりした人よりは、安倍さんのように打ってくる方がいい。小沢さんは決して中国と仲良くしてるわけではない。中国の政策を評価してるわけではないですよ。但し安倍さんがこう来るんだったら俺はこうするというタイプでやる寝技の政治家ですから、そういう意味ではやりやすい」

堀江政生
「（『美しい国へ』の裏の方読んで）本のところに『私は常に闘う政治家でありたいと願ってる』と書いてあるんですけど」

宮境哲弥
「闘うのはいいが、ここのところ自民党は選挙ボロ負けですよね。千葉補選から、来年は統一地方選、補選もある。東大阪でも滋賀でも負けてる。この流れが続くとやばい。この10月に衆院選の補選があるんです。就任直後に神奈川と大阪で。これ今のところどっちも劣勢。特に大阪はかなりきつい」

堀江政生
「いま世論が安倍さん人気の中で、補選を一気に戦いたいところなんでしょうけどね」

関根友実
「次は大人気、『教えて重村さん！』のコーナーです」

〜ＣＭ〜

【教えて重村さん！】北朝鮮　崩壊の足音が聞こえる？

（１）金正日総書記４人目の夫人とは？
　　　（略）

（２）覚せい剤密輸やはり国家ぐるみ！？
　　　（略）

（３）中朝関係は崩壊寸前！？
　　　（略）

（４）離散家族面会事業中止の狙いは？
　　　（略）

（５）反日映画が興行１位に！？

＜パネル＞
『韓半島（ハンバンド）』
今月13日、韓国で公開、興行成績１位
監督は『シルミド』のカン・ウソク氏
内容は…
南北が統一に向け動き出し、南北を結ぶ鉄道の開通式が行われる。しかしそこに日本が立ちはだかる！！
「韓国併合時代の『秘密条約』でその鉄道の管理権は日本にある！！」
自衛隊を配備、一触即発の状態に！！
結局、条約に使われたハンコがニセ物だと判明、日本は「謝罪と反省」を発表し、退散…

一同
「（笑）」

＜パネル＞
産経新聞
「情報機関など政府内部でも試写会で大いに楽しんだ（？）との情報も」
朝鮮日報
「観客のレベルを低く見すぎでは？現政権に迎合しているのでは？」

堀江政生
「『シルミド』はいい映画だったが、カン・ウソク監督は何を考えてるんでしょうか」

重村智計
「（笑）これ、ものすごくヒットしてる。韓国の一般の人たちは歴史の経験から、日本に何回も侵略されたんで、日本がまた来るとみんな思ってる。その意識にピッタリ来るのと、一度日本をやっつけたいという感情がどうしてもある。昔、私が留学した頃に学生が一番よく読んでいた小説は、韓国の人が日本占領して日本総督府になったとたんに夢から目が覚めたと。こういう映画がうける素地がある」

宮崎哲弥
「日本公開もされるでしょうけど、見た方がいいですよ日本人は。韓国人がどう見てるかというの」

勝谷誠彦
「これ、メンツをなくさずに日本を撤退させる上手なストーリーを、これしかないピンポイントの状況を作ってるんですね。つまり本当にやったら日本が勝つんですよ。つまり竹島を巡るそれなんか、この間ネット上でシミュレーションやって、韓国軍がボロボロに負けるのわかっちゃって、みんなシュンとなった。だから勝てる状況をものすごく苦労して作ってあるんですよ」

重村智計
「相当考えましたよね（笑）」

勝谷誠彦
「ハンコがニセ物と判明して謝罪と反省するなんて素晴らしいじゃないですか（笑）」

宮崎哲弥
「でも『シルミド』もいいけど、カン・ウソクさんはやっぱ政治的な人ですよね、非常に。だって『シルミド』も見方によっては朴政権の批判ですよね」

　____________________________内容紹介ここまで


　富田メモの真偽について、宮崎さんがさりげな〜く言及されてましたね（太赤字強調部分）。
　これについては、このコーナーのしばらく後の週刊誌紹介コーナー（アエラの記事紹介）で取り上げられてたようです。
　昨日付エントリーにこういうコメントを下さった方がいました（太字強調は引用者σ(＾＾)）。

月曜ムーブで、勝谷氏が、天皇メモについて、「本物でしょうね。最近軽薄な右翼ごっこをしてる人たちは偽者と思いたいようだけど」と発言してました。「合祀するか分祀するかは中国韓国に言われてでなく、日本人が自分で考えろ」とかも発言してましたが（以下略）

　実は私、週刊誌紹介コーナーは見逃してしまったんです。不覚！(T^T)
　幸い、別の方が動画を紹介して下さってたので、ちょっと見させてもらいました。

　宮崎さんの発言：
　「富田氏本人のメモなのはぼ間違いないが、問題は本当に昭和天皇陛下の意向だったのかは議論の余地がある」
　「日記が50冊CD-ROMに入ってる。メモの内容が間違いなく昭和天皇の意向だったと証明する内容が、日記の方に書かれてある可能性がある。日記は今後表に出てくる」
　「一番重く受けとめてるのは政治じゃなく靖国神社。どういうふうに受けとめるかは、この１〜２年の靖国神社の最大の課題」

　勝谷さんの発言：
　「昭和史の権威の方々が自信を持ってコメントしてるので本物だと思う」
　あと、上で引用させてもらった発言。
　それと、「勝谷誠彦の××な日々。」に書かれてある『2.26事件、終戦時に次ぐ第三のご聖断』という独自の見解。

　その他詳細は動画をご覧下さい。

【追記7/25 1:30】画像付きテキスト起こし発見しました（上記動画にない部分も起こして下さってます）。
　徒然なるままに＠甲斐田新町 『昭和天皇の御意志』と所謂『Ａ級戦犯』合祀　其の六


　話はずずずいっと戻りますが、福田不出馬と言えば、先ほどNHKの９時のニュースに森喜朗さんがスタジオ生出演してましたね。
　あまりちゃんと見てなかったんだけど、マスコミ批判、NHK批判、けっこうしてたみたい。麻生さん以外に出るって表明していない、「麻垣康三」はマスコミが作り上げたものだ、みたいな。
　最後には「（NHKには）もう出たくない」とか言い出して、アナウンサー２人はタジタジでした。
　民放と違ってNHKはＣＭ入れられないから辛いですね。これが『サンプロ』だったら田原総一朗が発言切ってＣＭ行ってるパターンでは？(^_^;


・・・・・・細切れぼやき・・・・・・


■中国も事実上の制裁、中国銀行の北朝鮮口座を凍結

【ソウル24日聯合】中国銀行（BOC）が北朝鮮の米ドル紙幣偽造事件と関連し、北朝鮮口座を凍結したことが分かった。15日から米ワシントンで開かれた韓米議員外交協議会に出席し帰国したハンナラ党の朴振（パク・ジン）議員が24日、米前職・現職高官の言葉として明らかにした。
　朴議員は聯合ニュースの電話取材に対し、口座凍結は中国が北朝鮮との取引において事実上の制裁を発動したものだと述べた。米財務省が昨年9月に北朝鮮の米ドル偽造に関する一斉調査を実施し、マカオのバンコ・デルタ・アジア（BDA）の北朝鮮口座を凍結すると同時に、マカオ内の中国銀行支店に対しても調査を行っていたという。ただ、中国側の情報については敏感性を考慮し発表されなかったものと思われる。
（以下略）

　中国までもが事実上の制裁をしてるとなると、もうどこの国も日本に対して「制裁は慎重に」なんて言えませんよね。
　で、韓国はどうするんでしょう。それでもまだ融和政策？


■韓国国会 融和策へ不満高まる（NHK）

韓国の国会では、２４日、野党側が、北朝鮮のミサイル発射などを踏まえて、韓国の北朝鮮への融和政策が失敗したと認めるべきだと政府側に迫り、対北朝鮮政策をめぐるノ・ムヒョン政権への不満の高まりが示されました。
韓国の国会では、２４日、イ・ジョンソク統一相が出席して、南北関係をめぐる質疑が行われました。この中で、野党側は、北朝鮮が核の保有宣言やミサイルの発射などで緊張を高めている現状を見れば、北朝鮮に対する融和政策の失敗を認めるべきだと迫りました。しかし、イ統一相は「軍事的な緊張を緩和して、情勢を安定させることを目指している」と述べ、融和政策をあくまで継続する姿勢を示しました。さらに、野党側は、クムガン山の観光事業などを通じて韓国から北朝鮮に渡っている資金がミサイルや核兵器の開発に充てられている可能性があると指摘しました。これに対して、イ統一相が「北に渡った資金がどのように使われているのかは当然わからない」と述べて、資金の使いみちを把握していないことに問題はないという考えを示し、この答弁に野党側が強く反発する一幕がありました。韓国では、南北閣僚級会談が決裂し、離散家族の再会も中断に追い込まれたことで、対北朝鮮政策の見直しを求める世論が強まっており、２４日の国会での論戦も、ノ・ムヒョン政権に対する韓国国内での不満の高まりを示すものとなりました。
7月24日 19時13分

　ダメだこりゃ。マジで北朝鮮と心中する気ですかね。
　一般論として、「日本はミサイル撃ち込まれでもしないと平和ボケから脱出できないんじゃないの？」的なことがよく言われてきたけど、今やそれは韓国の方がずっと当てはまるような気がしますわ。


■ヘリ不正輸出、ヤマハ発動機立件へ　軍事転用認識か

（前略）　捜査本部はヤマハ発動機が軍事転用の可能性があることを知りながら輸出を続けていたとみて事案の悪質性を重視。少数の社員が独断に近い形で輸出を進め、上層部は事後承諾に近い形をとっていたとみて詰めの捜査を急いでいる。
　同事件をめぐっては、今年１月２３日、経産省が外為法違反容疑でヤマハ発動機を刑事告発し、これを受けて静岡、福岡両県警と名古屋税関が同社本社などを家宅捜索している。捜査本部は今年４月、静岡市内で同型機を使った飛行実験を行い、外為法で無許可輸出が禁じられている（１）２０リットル超の液体を運搬、噴霧できる（２）自律的な飛行ができる−、能力があることを確認している。
　ヤマハ発動機は「今回の輸出が違法なものだとは思っていない」と違法性の認識はなかったとしている。

　（前記事コメントの続き）……と思ったけど、そうでもないか。日本企業の平和ボケはまだまだ続きそう！？(T^T)


■駐日外国メディアが竹島上陸（NHK）

日本人２人を含めた外国メディアの記者ら１１人が、２４日、韓国の東海岸から韓国政府の船に乗って竹島に上陸し、外務省では「韓国が主張する竹島の領有権を認めるような行動に韓国政府が便宜を図った」として、抗議することにしています。
韓国から竹島に上陸したのは、日本に駐在する外国メディアの記者など１１人で、日本人２人も含まれています。１１人は、日本で言えば海上保安庁にあたる韓国海洋警察庁の船に乗り、韓国東海岸のムコ港から竹島に向かい、２４日午後５時半ごろ竹島に到着したということです。一行は、竹島に住む韓国人の様子などを取材したあと、韓国東海岸に戻ることにしています。外務省は、韓国側から竹島に上陸することは韓国が主張する領有権を認めるような行為だとして、記者たちに対し自制するよう求めていました。今回の上陸について、外務省は「たいへん残念だ」と話しており、記者たちが韓国政府の船で行ったことについては「韓国政府が便宜を図ったものだ」として、ソウルの日本大使館を通じて抗議することにしています。これに対し、韓国政府で外国メディアの取材の窓口になっている国政弘報処は「メディア側から要請があったので便宜を図っただけだ」と話しています。
7月24日 19時34分

　NHKのニュースで、上陸した外国メディアの日本人スタッフのコメントが流れたんですが、「法律違反してない限りはジャーナリストとして……云々」といった内容でした。
　違反してなけりゃ何やってもいいのか。ジャーナリストである前に、自分は日本人だという意識がないのか。


■＜毎日世論調査＞Ａ級戦犯分祀、６３％が「賛成」
　＜毎日世論調査＞次期首相の靖国参拝「反対」が５４％

　「ためにする」世論調査でしょ。他社もいくつかやってるみたいだけど、この時期に実施したらこういう結果になるのはわかりきってますやん。


■【「友好」の舞台裏】中国の対日宣伝工作（上）　党中央、戦略的に活動一元化（産経）

　読んでおきましょう。ちょっと長いけど参考になります。


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