一色正春・元海上保安官が講演
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尖閣諸島沖の中国漁船衝突映像を動画サイトに公開した一色正春・元海上保安官が14日、日本外国特派員協会で講演しました。
ビデオニュース・ドットコムで動画が見られるらしいんですが、残念ながらうちのパソコンは対応しておらず、見ることはできませんでした。
産経新聞に詳報が載っていましたので、リンク貼り付け&一色氏の発言を抜き出し引用しておきます。
【元尖閣保安官 講演(1)】「石原知事まで来られ緊張」リラックスした様子で語り始める
「石原知事まで来られ、少し緊張している。こういう席は結婚式以来」
【元尖閣保安官 講演(2)】「“その国”は日本に侵略を開始。ビデオ見れば分かる」と一色元保安官
「日本は国土が狭いが、排他的経済水域は広く、これを守っているのが海上保安庁。当然、国境警備隊の仕事も兼ねている」
「現在、日本はいくつもの領土問題を抱えています。最近はそれに加え、尖閣諸島にもそういう問題をつくろうという動きが出てきている」
「“その国”は南シナ海で行った方法で日本に侵略を開始したとも受け取れる行動を取り始めた。その一環が、昨年9月に起こったことで、私が11月に流したビデオを見ていただければ分かる」
【元尖閣保安官 講演(3)】「国際紛争を武力で解決しようという動き出ている」
「私の考え得る限り、漁船がああいう衝突をすることは考えられない」
「21世紀という時代を迎え、国際紛争を武力で解決しようという動きが出ている」
「(中国は)尖閣諸島が自国の領土であると思うなら、証拠に基づき言論で争うべき」
「私は多くの日本人が平和的な方法で解決したいと思っている。その半面、諸外国、日本周辺の動きを見ていると、力には力で対決しようという人が増えている。私は個人的にそういう解決法を望まない」
「(報道陣に向けて)もし日本と他国の間に争いが起こったら、片方の言い分でなく、日本の言い分も聞いてほしい」
【元尖閣保安官 講演(4)】「国民は誰が本当の情報を流さないか気づき始めた」
「昨年、日本各地で起こった(尖閣衝突事件に絡んだ)デモへの報道姿勢で、国民は数ある選択肢の中から誰が本当の情報を流し、誰が流さないか気づき始めている」
「なぜビデオが秘密になったのか。なぜビデオが誰の手によって公開されなかったのか。そういうことを皆が知りたがっている」
「尖閣で起きる出来事を、第三者の目で公平、客観的に、事実をぜひ全世界に向けて報道してほしい」
【元尖閣保安官 講演(5)】sengoku38の意味は…「一つぐらい秘密あった方が事件忘れられない」
「一貫して秘密にしている。捜査当局、家族、弁護士にも言っていない。発表の予定もない」
「一つぐらい秘密が残った方が、事件は忘れられないという気持ちもある」
【元尖閣保安官 講演(6)】「この本を読んでもらえれば分かる」 著作をしっかりPR
「この事件までメディアは常に正しい報道をしていると思ったが、推測、憶測で書いたり、発言したりしている」
【元尖閣保安官 講演(7)】未公開映像の中身ノ「聞いた噂」として2説を紹介
「編集されていたのは、ある目的で編集されていたと思う。編集前のものがあればそれを使用したと思うが、残念ながら私の手元にありませんでした」
「(中国人の船長らが)激しく抵抗したシーンが写っていたということが1つ。おとなしく捕まったというのが1つ。その2つの説を聞いているが真相は定かではない」
【元尖閣保安官 講演(8)】「魚釣島上陸に海保は協力?」石原都知事の質問に「協力する」と一色氏
・石原知事の「もし起訴されたら発表するビデオがあると言っていたが、どういう内容なのか」という質問に対し……
「退職というのは組織のルールを破ったけじめ、後悔はしていない」
「起訴ではなく、逮捕されればビデオが出るという話だった。内容は大阪の読売テレビで放送されている。私が出頭する前に受けたインタビューで、逮捕されれば私の真の声が届かなくなるとインタビューを受けた」
・石原知事の「尖閣諸島の魚釣島に国会議員が上陸するという提案があれば海上保安庁は協力するか」という質問に対し……
「領土とか領海ではなく、(あの海域では)数年前に数万トンの船が座礁している。そのとき、灯台をつくるチャンスだった」
「海上保安庁にもいろんな考えがある。本部、保安部、船に乗る者は必ずしも一致していない。船に乗っている者はぜひ協力すると思う」
「もし海上保安庁が協力しないというのであれば、防衛省というのもある。なにより都知事であれば都の船がたくさんあると思う。いずれにせよ行く方法はたくさんある、あとは行こうという気持ちだけ」
【元尖閣保安官 講演(9)】「中国はビデオ公開するよう日本に圧力を」
「(中国政府に意見できるならば)中国政府から日本政府に圧力かけて、あのビデオを公開しなさいと(言ってほしい)。中国政府も『船長が殴られた』と言っているので真実が明らかになればいい」
【元尖閣保安官 講演(10)】ユーチューブ公開「見る人で考え違う、それこそがいい」
「メディアに持ち込んでしまえばある程度、他人にネタを預ける形になる。一度(CNN東京支局で)試したがダメだという結論に達した」
「テレビ局では(映像を)44分間まるまる流すことは難しかったと思う」
「あのような形で漠然とビデオを流すことで、『これが本物か』と客観的な目で見ることになる」
「テレビ局だとどうしても解説者が解説する。(ユーチューブでの公開は)見る人見る人で感想、考えが違う、それこそがいいことだ。理由はまだあるが結果的には(公開して)よかったと思う」
【元尖閣保安官 講演(11)】「次の策考えた」ユーチューブによる拡散失敗も想定
「万が一、失敗した場合について次の策を考えていた」
「(方法については)それはマネをする人がでたら困るので言いません」
【元尖閣保安官 講演(12)】「隠すべき秘密もある」ウィキリークスとの違い強調
「私とは主張などが違う。ウィキリークスについては『すべての秘密を明らかにせよ』という主張だと受け止めている。私は政府の側で働いていて、隠さないといけない秘密があることを理解している」
「(「明らかにすべき情報」と「隠すべき秘密」の線引きは)非常に難しいと思う。ただ今回の件(衝突映像)はボーダーラインを遙かに(明らかにすべき情報へ)越えていたと私が勝手に判断していた」
【元尖閣保安官 講演(13)(完)】「英雄ではない。当たり前」の言葉に会場から拍手
「英雄とかヒーローとか言われるのは間違っている。むしろ当たり前のことと受け止められるように日本がなっていけばいいと思う」
「昔は日本人がそういう考え方をしていた。それが最近失われていることを心配している」
拙ブログでは、昨年11月、一色氏が任意同行される前に読売テレビの記者に渡していた直筆メモを起こしたことがありました(11/13付:海上保安官メモ全文起こし)。
その時、私は、これは決して生半可な気持ちで流出させたのではないなと感じましたが、今回の講演で、彼の日本の将来を案じる真剣な思いが改めて伝わってきたような気がします。
彼の講演での主張をざっくりまとめると、こういうことになろうかと思います。
「日本の領海で何が起きているのかを国民に知ってほしい」
「中国の“侵略”の動きに警戒してほしい」
「メディアは公平で客観的な報道をしてほしい」
メディアと言えば、テレビは今回の一色氏の講演をあまり伝えてないようですね。
午後6時台の全国ニュースを各局チャンネル替えながら見てみたけど、全く見かけませんでした。ひょっとしたら私のタイミングが悪かっただけかもしれませんが……。
一色氏は今回、あまり政治に対する批判はしていないようですが、海上保安庁や現場の保安官が、政治が機能していないことを嘆いているのは間違いないようです。
「WiLL」3月号に海上保安庁幹部の匿名座談会が掲載されていました(司会・構成はルポライターの横田由美子氏)が、これを読めば、「政治家よ、もっとしっかりして!」と誰もが思うことでしょう。
海保幹部の方々の声を抜き出して引用します。
・「尖閣ビデオ効果」だとしても、海上保安庁という組織にこれほど注目が集まったことはなかった。読売新聞がほとんど一面使って、「基礎からわかる海上保安庁のお仕事」という記事を載せていたのには驚いた。逆に、ここまで世の中の人から知られてこなかったのかと愕然としたが。我々が行ってきた広報活動は何だったのか。
・結果として、ビデオが国民の目に晒されたことは良かったが、一色氏が司法警察員である以上、彼は職を辞すのが筋。その覚悟がないなら流出させるべきではなかった。
・現場では、ビデオを流出させたのは「那覇地検だろう」という意見が大半だった。地検と石垣海上保安部は当初、合同で証拠ビデオの作成にあたっていた。検事が保安官に「ここはこうしたほうがいい」などと指示もしていたと聞いている。
・少し落ち着いて考えてみると、どうしても一色氏が単独で行えるような事件だったとは思えない。背後には何らかの政治組織が動いていたのではという声も庁内では少なくない。
・「モリで突いた」とか「縄でぐるぐる巻きにされて海に放り込まれた」からエスカレートして、「死人が出た」という記事まで出ていたが、そんな事実は一切ない。尖閣ビデオも「船長逮捕のシーンがない」ことが、しきりに問題にされていたが、そのような場面も存在しない。撮る必要自体がない。
・民主党政権は支離滅裂な判断を行い、現場はそれに振り回され続けた。ビデオの非公開が決まった直後、「俺たちはこの政権の政治家のために命は賭けられないです」と男泣きしていた保安官が大勢いた。保安官というのは基本的に純粋な人たち。どんなに悔しくても、「自分たちの仕事は日本国民の命を守ることなのだから」とお互いに言い聞かせて粛々と任務を遂行している。
・本当にカツカツの予算で日本の海を守っていることを、もっと知ってほしい。密航・密輸などの海上犯罪や災害対応に加え、近年は領土や海洋資源の帰属について周辺諸国とのもめ事が絶えない。仕事は膨れ上がる一方。
・何か事件が起こるたびに、政治家は「船の数を増やす」などの応急措置をするが、船を増やせば、それなりの教育を受けた保安官の数も必要になってくるし、油代も加算されるし、整備費だって多くかかる。現場の事情を全く理解していないのでは、と感じることが多い。
・乗組員が少なくなっても仕事量は変わらないから、ひとり三役から五役ぐらいこなすことになる。残業代も月に60時間以上つけたらいけないなどと決まっているので泣き寝入り。若い保安官は、疲れてボロ雑巾のようになっている。中国は、日本の海保の実態についてよく研究しているから、こうした現状は筒抜けだと思う。
・中国が灰色の軍艦を白いペンキで漁船に塗り替えている実態が明らかになったが、これもカネがあるからできること。海保の場合、巡視船のペンキを塗り替える時、値段が高くてサンドブラスト(表面に砂などの研磨剤を吹き付ける加工法)ができずに上塗りをしている。が、上塗りをすると船体が重くなってしまい、30ノットの船が5〜6年経つと25ノットぐらいに速度が落ちてしまう。中国の軍艦はサンドブラストをして「漁船」に偽装してきているのに…。
・海保がいかに貧乏かがわかるたとえ話。麻薬取締の分野では、警察と税関と連携して捜査に当たるが、摘発時は連日泊まり込みになる。税関は財務省の所管だからカネがあるので、ホテル泊ができる。警察は車中泊。保安官は野宿。
・内閣府のひとつの「庁」にでもしてもらえれば、一番有り難い。そうすれば、政治家の大臣をトップに戴くことができる。尖閣ビデオのような事件が起きても、責任の所在を明確にすることができる。
・現場では一時、一色保安官の行動の責任を、仙谷官房長官が鈴木久泰長官に負わせようとしたことにみな怒り心頭だった。仙谷官房長官は鈴木長官の引責辞任は示唆していたが、自分と馬淵国交相の進退については、「政治職と行政職のトップの責任のあり方が違う」と、堂々と責任回避論を展開していた。これが、この政権の言う政治主導かと呆れた。手柄や成果は政治家がとり、責任は役人に押しつける。領海に対する主権が侵されるという国益がかかった非常事態に、中国に配慮することは忘れなかったのに、政権の基盤を支える行政職トップに対する配慮はないのかと愕然とした。
尖閣事件は、中国人船長と一色氏をともに起訴猶予にするという、うやむやの形で事件の幕引きが図られました。
「中国人船長の方が明らかに悪質なのに、なぜ一色氏と同じ処分なの?」と、多くの人が感じたのではないでしょうか。
尖閣事件における菅政権の一連の対応に満足しているという国民はほとんどいません。
国民は今でもモヤモヤッとしたものを抱いたままです。
最新の各社世論調査によれば、菅内閣の支持率がまた下がったそうです。
下落の直接の原因は直近のいろんな失策によるものでしょうが、でも私は、根底には、尖閣事件をめぐる菅政権の弱腰でちぐはぐな対応、それに対する不信感が大きく横たわっているのではないかと思います。
(何らかの形で一度不信感を持たれてしまった人間は、そう簡単には信頼感を取り戻せないものです)
菅さんは「尖閣諸島は日本固有の領土で、日本の実行支配も続いている。事件以前と何も変わっていない」と言い訳したいのでしょうが(実際いろんな場で複数回そのような発言をしていたと記憶しますが)、いや、明らかに「後退」しましたよ。
中共の圧力に屈して船長を釈放してしまった日本の弱腰な姿勢は国際社会の失笑を買いましたし、「日中間には領土問題があるんだな」と間違ったイメージを植え付けてしまった部分も否めません。
さらには、中国と領土・領海問題を抱える他のアジア諸国を大いに失望させてしまいました。これら諸国は、中国に対抗できるアジアの国は日本だけだと考えており、その日本がどう動くのかを固唾をのんで見守っていたのですから。
菅さんは、昨年10月18日の参院決算委員会で「(船長釈放について)歴史は必ず菅内閣の対応は適切だったと評価すると確信している」と発言しました。
また、11月にはCNNテレビのインタビューで「5年、10年後に振り返ったときに、自分の内閣が冷静に対応したことはきちんと評価されると確信している」と述べています。
この人はわかってないのでしょうか?
中共は尖閣諸島を「領土問題に格上げできた」から、「今回はこれぐらいにしといたろ」で一旦引いただけですよ。
このまま放置しておけば、近い将来、中国の漁民だか工作員だかが大挙して尖閣諸島に押し寄せ五星紅旗が掲げられる、それは素人目にも明らかです。
もちろん外交・安保面だけではなく、国内的にも菅政権は大失態を犯しました。
「この政権は日本の主権や領土や領海を守る気はあまりないようだ」と国民を大いに不安にさせたのです。
あの時感じた不安は、今も国民一人一人の胸の奥に小さなしこりとして存在し続けています。
そのことに気づかない(あるいは気づかない振りをしてる)菅さんは、それだけでも総理大臣失格でしょう。
※拙ブログ関連エントリー(一部抜粋)
・9/27付:9月24日は国恥記念日 船長釈放でますます嵩にかかる中国
・10/2付:尖閣事件で改めて露呈した民主党政権の統治能力の無さ
・10/4付:中国が尖閣諸島を日本の領土だと認識していたことを裏付ける史料
・10/19付:尖閣問題で仙谷批判の小藪座長GJ!
・11/5付:尖閣ビデオ流出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
・11/6付:尖閣ビデオ流出の波紋
・11/8付:【拡散】英語字幕付き尖閣衝突ビデオ(付:タウンゼントの中国評)
・11/11付:「アンカー」尖閣ビデオ神戸海保職員流出告白 裁かれるべきは誰?
・11/13付:海上保安官メモ全文起こし
・11/16付:尖閣問題を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
・12/7付:支那人の民族性を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
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「石原知事まで来られ、少し緊張している。こういう席は結婚式以来」
【元尖閣保安官 講演(2)】「“その国”は日本に侵略を開始。ビデオ見れば分かる」と一色元保安官
「日本は国土が狭いが、排他的経済水域は広く、これを守っているのが海上保安庁。当然、国境警備隊の仕事も兼ねている」
「現在、日本はいくつもの領土問題を抱えています。最近はそれに加え、尖閣諸島にもそういう問題をつくろうという動きが出てきている」
「“その国”は南シナ海で行った方法で日本に侵略を開始したとも受け取れる行動を取り始めた。その一環が、昨年9月に起こったことで、私が11月に流したビデオを見ていただければ分かる」
【元尖閣保安官 講演(3)】「国際紛争を武力で解決しようという動き出ている」
「私の考え得る限り、漁船がああいう衝突をすることは考えられない」
「21世紀という時代を迎え、国際紛争を武力で解決しようという動きが出ている」
「(中国は)尖閣諸島が自国の領土であると思うなら、証拠に基づき言論で争うべき」
「私は多くの日本人が平和的な方法で解決したいと思っている。その半面、諸外国、日本周辺の動きを見ていると、力には力で対決しようという人が増えている。私は個人的にそういう解決法を望まない」
「(報道陣に向けて)もし日本と他国の間に争いが起こったら、片方の言い分でなく、日本の言い分も聞いてほしい」
【元尖閣保安官 講演(4)】「国民は誰が本当の情報を流さないか気づき始めた」
「昨年、日本各地で起こった(尖閣衝突事件に絡んだ)デモへの報道姿勢で、国民は数ある選択肢の中から誰が本当の情報を流し、誰が流さないか気づき始めている」
「なぜビデオが秘密になったのか。なぜビデオが誰の手によって公開されなかったのか。そういうことを皆が知りたがっている」
「尖閣で起きる出来事を、第三者の目で公平、客観的に、事実をぜひ全世界に向けて報道してほしい」
【元尖閣保安官 講演(5)】sengoku38の意味は…「一つぐらい秘密あった方が事件忘れられない」
「一貫して秘密にしている。捜査当局、家族、弁護士にも言っていない。発表の予定もない」
「一つぐらい秘密が残った方が、事件は忘れられないという気持ちもある」
【元尖閣保安官 講演(6)】「この本を読んでもらえれば分かる」 著作をしっかりPR
「この事件までメディアは常に正しい報道をしていると思ったが、推測、憶測で書いたり、発言したりしている」
【元尖閣保安官 講演(7)】未公開映像の中身ノ「聞いた噂」として2説を紹介
「編集されていたのは、ある目的で編集されていたと思う。編集前のものがあればそれを使用したと思うが、残念ながら私の手元にありませんでした」
「(中国人の船長らが)激しく抵抗したシーンが写っていたということが1つ。おとなしく捕まったというのが1つ。その2つの説を聞いているが真相は定かではない」
【元尖閣保安官 講演(8)】「魚釣島上陸に海保は協力?」石原都知事の質問に「協力する」と一色氏
・石原知事の「もし起訴されたら発表するビデオがあると言っていたが、どういう内容なのか」という質問に対し……
「退職というのは組織のルールを破ったけじめ、後悔はしていない」
「起訴ではなく、逮捕されればビデオが出るという話だった。内容は大阪の読売テレビで放送されている。私が出頭する前に受けたインタビューで、逮捕されれば私の真の声が届かなくなるとインタビューを受けた」
・石原知事の「尖閣諸島の魚釣島に国会議員が上陸するという提案があれば海上保安庁は協力するか」という質問に対し……
「領土とか領海ではなく、(あの海域では)数年前に数万トンの船が座礁している。そのとき、灯台をつくるチャンスだった」
「海上保安庁にもいろんな考えがある。本部、保安部、船に乗る者は必ずしも一致していない。船に乗っている者はぜひ協力すると思う」
「もし海上保安庁が協力しないというのであれば、防衛省というのもある。なにより都知事であれば都の船がたくさんあると思う。いずれにせよ行く方法はたくさんある、あとは行こうという気持ちだけ」
【元尖閣保安官 講演(9)】「中国はビデオ公開するよう日本に圧力を」
「(中国政府に意見できるならば)中国政府から日本政府に圧力かけて、あのビデオを公開しなさいと(言ってほしい)。中国政府も『船長が殴られた』と言っているので真実が明らかになればいい」
【元尖閣保安官 講演(10)】ユーチューブ公開「見る人で考え違う、それこそがいい」
「メディアに持ち込んでしまえばある程度、他人にネタを預ける形になる。一度(CNN東京支局で)試したがダメだという結論に達した」
「テレビ局では(映像を)44分間まるまる流すことは難しかったと思う」
「あのような形で漠然とビデオを流すことで、『これが本物か』と客観的な目で見ることになる」
「テレビ局だとどうしても解説者が解説する。(ユーチューブでの公開は)見る人見る人で感想、考えが違う、それこそがいいことだ。理由はまだあるが結果的には(公開して)よかったと思う」
【元尖閣保安官 講演(11)】「次の策考えた」ユーチューブによる拡散失敗も想定
「万が一、失敗した場合について次の策を考えていた」
「(方法については)それはマネをする人がでたら困るので言いません」
【元尖閣保安官 講演(12)】「隠すべき秘密もある」ウィキリークスとの違い強調
「私とは主張などが違う。ウィキリークスについては『すべての秘密を明らかにせよ』という主張だと受け止めている。私は政府の側で働いていて、隠さないといけない秘密があることを理解している」
「(「明らかにすべき情報」と「隠すべき秘密」の線引きは)非常に難しいと思う。ただ今回の件(衝突映像)はボーダーラインを遙かに(明らかにすべき情報へ)越えていたと私が勝手に判断していた」
【元尖閣保安官 講演(13)(完)】「英雄ではない。当たり前」の言葉に会場から拍手
「英雄とかヒーローとか言われるのは間違っている。むしろ当たり前のことと受け止められるように日本がなっていけばいいと思う」
「昔は日本人がそういう考え方をしていた。それが最近失われていることを心配している」
拙ブログでは、昨年11月、一色氏が任意同行される前に読売テレビの記者に渡していた直筆メモを起こしたことがありました(11/13付:海上保安官メモ全文起こし)。
その時、私は、これは決して生半可な気持ちで流出させたのではないなと感じましたが、今回の講演で、彼の日本の将来を案じる真剣な思いが改めて伝わってきたような気がします。
彼の講演での主張をざっくりまとめると、こういうことになろうかと思います。
「日本の領海で何が起きているのかを国民に知ってほしい」
「中国の“侵略”の動きに警戒してほしい」
「メディアは公平で客観的な報道をしてほしい」
メディアと言えば、テレビは今回の一色氏の講演をあまり伝えてないようですね。
午後6時台の全国ニュースを各局チャンネル替えながら見てみたけど、全く見かけませんでした。ひょっとしたら私のタイミングが悪かっただけかもしれませんが……。
一色氏は今回、あまり政治に対する批判はしていないようですが、海上保安庁や現場の保安官が、政治が機能していないことを嘆いているのは間違いないようです。
「WiLL」3月号に海上保安庁幹部の匿名座談会が掲載されていました(司会・構成はルポライターの横田由美子氏)が、これを読めば、「政治家よ、もっとしっかりして!」と誰もが思うことでしょう。
海保幹部の方々の声を抜き出して引用します。
・「尖閣ビデオ効果」だとしても、海上保安庁という組織にこれほど注目が集まったことはなかった。読売新聞がほとんど一面使って、「基礎からわかる海上保安庁のお仕事」という記事を載せていたのには驚いた。逆に、ここまで世の中の人から知られてこなかったのかと愕然としたが。我々が行ってきた広報活動は何だったのか。
・結果として、ビデオが国民の目に晒されたことは良かったが、一色氏が司法警察員である以上、彼は職を辞すのが筋。その覚悟がないなら流出させるべきではなかった。
・現場では、ビデオを流出させたのは「那覇地検だろう」という意見が大半だった。地検と石垣海上保安部は当初、合同で証拠ビデオの作成にあたっていた。検事が保安官に「ここはこうしたほうがいい」などと指示もしていたと聞いている。
・少し落ち着いて考えてみると、どうしても一色氏が単独で行えるような事件だったとは思えない。背後には何らかの政治組織が動いていたのではという声も庁内では少なくない。
・「モリで突いた」とか「縄でぐるぐる巻きにされて海に放り込まれた」からエスカレートして、「死人が出た」という記事まで出ていたが、そんな事実は一切ない。尖閣ビデオも「船長逮捕のシーンがない」ことが、しきりに問題にされていたが、そのような場面も存在しない。撮る必要自体がない。
・民主党政権は支離滅裂な判断を行い、現場はそれに振り回され続けた。ビデオの非公開が決まった直後、「俺たちはこの政権の政治家のために命は賭けられないです」と男泣きしていた保安官が大勢いた。保安官というのは基本的に純粋な人たち。どんなに悔しくても、「自分たちの仕事は日本国民の命を守ることなのだから」とお互いに言い聞かせて粛々と任務を遂行している。
・本当にカツカツの予算で日本の海を守っていることを、もっと知ってほしい。密航・密輸などの海上犯罪や災害対応に加え、近年は領土や海洋資源の帰属について周辺諸国とのもめ事が絶えない。仕事は膨れ上がる一方。
・何か事件が起こるたびに、政治家は「船の数を増やす」などの応急措置をするが、船を増やせば、それなりの教育を受けた保安官の数も必要になってくるし、油代も加算されるし、整備費だって多くかかる。現場の事情を全く理解していないのでは、と感じることが多い。
・乗組員が少なくなっても仕事量は変わらないから、ひとり三役から五役ぐらいこなすことになる。残業代も月に60時間以上つけたらいけないなどと決まっているので泣き寝入り。若い保安官は、疲れてボロ雑巾のようになっている。中国は、日本の海保の実態についてよく研究しているから、こうした現状は筒抜けだと思う。
・中国が灰色の軍艦を白いペンキで漁船に塗り替えている実態が明らかになったが、これもカネがあるからできること。海保の場合、巡視船のペンキを塗り替える時、値段が高くてサンドブラスト(表面に砂などの研磨剤を吹き付ける加工法)ができずに上塗りをしている。が、上塗りをすると船体が重くなってしまい、30ノットの船が5〜6年経つと25ノットぐらいに速度が落ちてしまう。中国の軍艦はサンドブラストをして「漁船」に偽装してきているのに…。
・海保がいかに貧乏かがわかるたとえ話。麻薬取締の分野では、警察と税関と連携して捜査に当たるが、摘発時は連日泊まり込みになる。税関は財務省の所管だからカネがあるので、ホテル泊ができる。警察は車中泊。保安官は野宿。
・内閣府のひとつの「庁」にでもしてもらえれば、一番有り難い。そうすれば、政治家の大臣をトップに戴くことができる。尖閣ビデオのような事件が起きても、責任の所在を明確にすることができる。
・現場では一時、一色保安官の行動の責任を、仙谷官房長官が鈴木久泰長官に負わせようとしたことにみな怒り心頭だった。仙谷官房長官は鈴木長官の引責辞任は示唆していたが、自分と馬淵国交相の進退については、「政治職と行政職のトップの責任のあり方が違う」と、堂々と責任回避論を展開していた。これが、この政権の言う政治主導かと呆れた。手柄や成果は政治家がとり、責任は役人に押しつける。領海に対する主権が侵されるという国益がかかった非常事態に、中国に配慮することは忘れなかったのに、政権の基盤を支える行政職トップに対する配慮はないのかと愕然とした。
尖閣事件は、中国人船長と一色氏をともに起訴猶予にするという、うやむやの形で事件の幕引きが図られました。
「中国人船長の方が明らかに悪質なのに、なぜ一色氏と同じ処分なの?」と、多くの人が感じたのではないでしょうか。
尖閣事件における菅政権の一連の対応に満足しているという国民はほとんどいません。
国民は今でもモヤモヤッとしたものを抱いたままです。
最新の各社世論調査によれば、菅内閣の支持率がまた下がったそうです。
下落の直接の原因は直近のいろんな失策によるものでしょうが、でも私は、根底には、尖閣事件をめぐる菅政権の弱腰でちぐはぐな対応、それに対する不信感が大きく横たわっているのではないかと思います。
(何らかの形で一度不信感を持たれてしまった人間は、そう簡単には信頼感を取り戻せないものです)
菅さんは「尖閣諸島は日本固有の領土で、日本の実行支配も続いている。事件以前と何も変わっていない」と言い訳したいのでしょうが(実際いろんな場で複数回そのような発言をしていたと記憶しますが)、いや、明らかに「後退」しましたよ。
中共の圧力に屈して船長を釈放してしまった日本の弱腰な姿勢は国際社会の失笑を買いましたし、「日中間には領土問題があるんだな」と間違ったイメージを植え付けてしまった部分も否めません。
さらには、中国と領土・領海問題を抱える他のアジア諸国を大いに失望させてしまいました。これら諸国は、中国に対抗できるアジアの国は日本だけだと考えており、その日本がどう動くのかを固唾をのんで見守っていたのですから。
菅さんは、昨年10月18日の参院決算委員会で「(船長釈放について)歴史は必ず菅内閣の対応は適切だったと評価すると確信している」と発言しました。
また、11月にはCNNテレビのインタビューで「5年、10年後に振り返ったときに、自分の内閣が冷静に対応したことはきちんと評価されると確信している」と述べています。
この人はわかってないのでしょうか?
中共は尖閣諸島を「領土問題に格上げできた」から、「今回はこれぐらいにしといたろ」で一旦引いただけですよ。
このまま放置しておけば、近い将来、中国の漁民だか工作員だかが大挙して尖閣諸島に押し寄せ五星紅旗が掲げられる、それは素人目にも明らかです。
もちろん外交・安保面だけではなく、国内的にも菅政権は大失態を犯しました。
「この政権は日本の主権や領土や領海を守る気はあまりないようだ」と国民を大いに不安にさせたのです。
あの時感じた不安は、今も国民一人一人の胸の奥に小さなしこりとして存在し続けています。
そのことに気づかない(あるいは気づかない振りをしてる)菅さんは、それだけでも総理大臣失格でしょう。
※拙ブログ関連エントリー(一部抜粋)
・9/27付:9月24日は国恥記念日 船長釈放でますます嵩にかかる中国
・10/2付:尖閣事件で改めて露呈した民主党政権の統治能力の無さ
・10/4付:中国が尖閣諸島を日本の領土だと認識していたことを裏付ける史料
・10/19付:尖閣問題で仙谷批判の小藪座長GJ!
・11/5付:尖閣ビデオ流出キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
・11/6付:尖閣ビデオ流出の波紋
・11/8付:【拡散】英語字幕付き尖閣衝突ビデオ(付:タウンゼントの中国評)
・11/11付:「アンカー」尖閣ビデオ神戸海保職員流出告白 裁かれるべきは誰?
・11/13付:海上保安官メモ全文起こし
・11/16付:尖閣問題を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
・12/7付:支那人の民族性を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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Comments
衝突事件は、悔しい思いがたくさんですが、かなりの国民の目が覚めはじめたのでは⁈とも、思いたい。
(当人は当たり前の事として、義士とも呼ばれたくないのでしょうが)
彼の国家国民を想う姿勢と心に、改めて感謝を申し上げます。
今後、どうなされるのか気になりますが、本当にありがとうございます。
その職を投げ打ってまで義挙を為した彼のような愛国の士がケジメとして職を辞する一方、管・仙谷・小沢・鳩山は一体何ですか!
短期間でここまで政治への信を貶めたにもかかわらず、素知らぬ顔でTPPや社会保障など語る資格も資質も、民主党には全く無いと断ぜざるを得ませんね。
例の中国漁船船長に対する正式な不起訴処分も下った事ですから、尖閣ビデオの残りの部分を速やかに全面公開すべきです。
もう、裁判の証拠云々との見苦しい言い訳は使えないでしょう?
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
こがらしさん:
情報ありがとうございます。実はニコ動も1年半ぐらい前から見られないんです。動画見る用に安い中古買えば?と人からも勧められるんですが、先立つ物が……。
Ustream‥尖閣ビデオを公開した元海上保安官が講演
http://www.ustream.tv/recorded/12686714
更新ご苦労様でした。
情報ありがとうございます。初めて見る動画サイトなのでいくつかのOS、ブラウザで試してみたんですが、いずれもダメでした。たぶん、フラッシュプレーヤーでしたっけ?これの新しいバージョンを入れないといけないのだと思うのですが、OS自体が古い(Mac OS 10.2.8)ので、新しいバージョンを積みたくても積めないという…。ここをクリアできない限り、どの動画サイトも多分無理だろうと思います。
ちなみに今のところ見られるのはYouTubeのみです。
まあ、仕様のない面もありますよね。相手は『(日本や諸外国が)出来る限り武力で対決したくない』ということを見越して、戦略を練り、行動しているんだから。
『力には力で』を否定して対決しようとすると、相手が軍事行動を取れないほどの苛烈な工作(友好と見せかけた引っ掛け、ハニートラップ、情報工作……)や経済制裁、その他諸々が必要になってくるわけだけど、相手はそれすらも見越していて、そんなことをしたら武力を使うぞ!と恫喝してくる。
結果、日本や周辺国が『力には力で』を積極的に選んでいるのではなくて、選ばざるを得ないようになってしまっている。
簡単に言えば、太平洋周辺地域の国々──日本、中国、東南アジア諸国、オセアニア諸国、アメリカなど──が参加して、自由貿易圏を作ろうじゃないかという構想です。
日本の農家や農業団体は、この協定の締結に猛反対しています。
「パートナーシップ」などという、もっともらしい名前がついていますが、
実質的にこれは「日米協定」と呼んだ方がいいもので、
その戦略には背筋が寒くなるシナリオが隠されています。
コメを除いた主要農産物の各国の平均関税率を調べてみると、
日本はEUや韓国よりも低く、すでに「開国」している状態にあるそうです。
このような状態でTPPが締結され、関税が撤廃されるとどうなるか。
たんに農産物の完全自由化により外国から安い農産物が入ってくるだけに留まりません。
高島さんは、「結論だけ言いますと、アメリカの農業資本に日本の農地がほとんど買収され、コメを含む日本の農業が米国資本の配下に完全に入ってしまう」と言います。
http://www.nihoniyasaka.com/
画像も拝見しようと思います。
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一色さんも政治批判でなくメディア批判を多く語っていましたよね。メディアが変われば日本も必ず変わるような気がします。
くっくりさんの紹介してくれた海上保安庁幹部の座談会の中で<尖閣ビデオも「船長逮捕のシーンがない」ことが、しきりに問題にされていたが、そのような場面も存在しない。撮る必要自体がない>この言葉は少し疑問でしたし、幹部という立場だからか一色さんを疑っているような感じました。一色さん自身も講演で保安庁の中でも立場により思いが違うように言われていましたから、仕方ないのでしょうか・・
とにかく、一色さんは堂々とししっかりした考えを持った方だということは分かりました。*通訳の方にも感心しました。
自分たちのやっていることが分かっているのか?
裏にどんな事情があるかは知らないが、少なくとも国民の目から見た行動を理解していないだろ。
http://www.youtube.com/watch?v=enbk7z8xJlQ
http://www.youtube.com/watch?v=RTvAmJQNyQM
http://www.youtube.com/watch?v=6XWLmVAC4N4
情報ありがとうございます。産経新聞チャンネルでも公開されてたんですね。おかげで見ることができます<(_ _)>
捜査資料でも裁判資料でもない
尖閣衝突映像の無編集全面公開を実現させよう!
↓これ、全然話題にも上りませんね。
http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/4088261.html
★民主党政府が、《沖縄の漁業を危険にさらして外国船監視をまる投げ》しようとしている【マニュアル】Σ(・ω・ノ)ノ!
\(*`∧´)/こらこら、国民を守るはずの内閣が、国民を盾にしてどうする?
順序ってものがあるでしょう?もしも、国民が撃ち返されたり、体当たりされたら、誰が責任を取るの?
※『海上保安庁はこのマニュアルを知らなかった。』と、2月10日の領土を考える特命委員会で、明確に答えています。
☆新報道2001で放送見逃すた(TωT)。
それと、一刻もはやく、尖閣ビデオの無編集の完全版を全面公開を是が非でも求めないといけませんね。自民党には頑張ってほしいところですが、そうしないと、この一連の尖閣事件は米国が日本と中国を対立させるために仕組んだ謀略だという説が少なからずあるからです。例えば、
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/01/post_c215.html
このブログも比較的有名な小沢氏支持系ブログですが、彼らが好きな孫崎享氏を引き合いに出してこういう主張をしており、他の小沢氏支持系ブログの中には、尖閣ビデオの完全版には米軍つまりCIAがかかわった証拠が映っており、それが暴露されるわけには絶対にいかないから意地でも公開できないのだ、といった主張がちらほら見られますね。彼らの主張が正しいかどうか検証するためにも完全版の全面公開は絶対に必要でしょう。
海保を強化するのではなく、負担を減らす方が理に適っていると思うのですが。
ネットカフェとか空港にある100円で10分のパソコンを使うのはどうでしょうか?
もし不安なら速攻でパスワードを変えるとか。
前半 22:45頃
一色さん「春になってあの尖閣諸島で起きる出来事、第三者の目で公平、客観的に報道して欲しい」
うろ覚えですけど。
どうも春に中国が動くようです。
情報ありがとうございます。
これはもっと早く書いておくべきだったのかもしれませんが、最終手段として、夫がウィンドウズ持ってるので見ようと思えば見ることは可能なんです。ただ、もともと人にパソコンを触られるのを嫌がる人で、しかも今、求職中でネットで求人探したり、会社の情報調べたり、かなりシリアスな状況なので、「ニコ動見たいので貸してー」となかなか気軽には頼めないという。5分10分程度の動画なら、ま、隙見つけて…、ということもできますが、今回の動画、かなり長かったので…。お騒がせしてすみません…<(_ _)>
http://www.youtube.com/watch?v=6XWLmVAC4N4
中盤で2月9日の創生日本総会が報道とは違い「場所は議員会館で講演はしていない」「そういう報道のされ方を見ていると、よほど自分がしっかりしなければという気にはなります」と話しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/37020937.html
PONKOさんの文字おこしによると、やじうまテレビでは「国会で講演した」と非難していたそうです。
小坂英二議員によれば
http://kosakaeiji.seesaa.net/article/185298374.html
場所は衆議院第二議員会館で、きっかけはやはり署名を渡す場だったとのこと。
他議員のブログやツイートも見ると、講演かヒアリングかは微妙な感じ?
古屋圭司議員は特派員協会の映像が公開となった事を受けて、創生日本総会で聞いた事を少し書かれています。
http://www.furuya-keiji.jp/blog/archives/634.html
中日新聞は
>衆院第二議員会館で国会議員らに講演した。
と書いていたらしいですけど。
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/92ccc529f791ed3e546f7ea0ba9f730d
今後が色々と気がかりですが、18日に出る本を心待ちにしています。
私もPCで見られないクチなので、文字起こしは本当にありがたいです。
一色元保安官には感謝の気持ちが尽きません。御本人の仰るとおり、英雄視はしませんが、尊敬に値する素晴らしい保安官、素晴らしい日本人です。私たちも、この方のお志に恥じない日本人にならねばなりませんね。
著作は絶対に読みます!
尖閣事件「代表選の影響あった」=対応おろそか認める―菅首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110216-00000119-jij-pol
菅直人首相は16日の衆院予算委員会で、昨年9月の尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる日本政府の当時の対応について、
「これはあまり申し上げてはいけないのかもしれないが、確かに民主党代表選の渦中にあったことも多少の影響があったのかもしれない」と述べた。
公明党の富田茂之氏への答弁。
首相と小沢一郎民主党元代表が争った党代表選は昨年9月1日告示、同14日投開票の日程で行われた。衝突事件は同7日に発生し、
野党は中国人船長の扱いなどに関する菅政権の対応を厳しく批判してきた。首相の発言は、小沢氏との権力闘争のため事件処理がおろそかに
なったことを認めたもので、野党側の一層の追及を浴びそうだ。
もう目の前で一反木綿とク・フーリンがマイムマイム踊りましたよorz
民主党を除く(「招待状が届かなかった」とか言い訳してるが)各党の代表者が、式典に参加もしくは祝電を送る中、仲井真沖縄県知事は、香港経由で北京に行っていたそうです。
式典に代理を送ることも祝電すらも打たなかったそうです。
仲井真は、選挙前には尖閣諸島へ上陸するといっていたのだが、中国に脅されていつの間にか宗旨替えしたらしい。
このことは全く報道されていません。
国と県のトップがこんなことで大切な領土が守れるのかと怒り心頭です。
http://www.youtube.com/watch?v=DSKdaVfzbkc
【石垣】海上自衛隊沖縄基地隊第46掃海隊(うるま市)の掃海艇「あおしま」と「ししじま」の2艇が19日、災害時に備えた港湾調査などを目的に石垣港に入港した。海自の掃海艇の同港入港は初めて。石垣市内の平和市民団体は「将来的な自衛隊配備につながる」と抗議する一方、市民からは「調査は重要な任務」と歓迎の声も上がった。
同隊によると、今回は隊員約80人が港湾調査と一般公開を含む広報活動などを目的に寄港。調査では船の停泊位置や水深、入港時の目標などを確認する。
同隊司令の宇都宮俊哉二等海佐は「石垣港は重要な港湾。何かあった時に安全性を確保できるよう、事前に準備できてよかった」。南西諸島の防衛力強化を打ち出した国の新防衛大綱との関連については「(今回の調査と)直結しているわけではない」と否定した。【沖縄タイムス 2011年2月20日】
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-02-20_14712/
http://www.youtube.com/watch?v=PtWTaan6CTc&feature=related
21日に上杉氏の自由報道協会でスピーチしたようです。
記者クラブ所属の既存マスコミが一人も会場にきてませんでしたが。
上陸して日章旗を振ってくれ! なんてまでは言わないが、沖縄の漁船に乗せてもらって魚釣りの操業中に、視察なう!ってネット公表するだけで、与野党とわず次の選挙で当選したい議員さんや、パッとしないジャーナリストとか、低迷してるニュース系の番組デレクターとか。
名前を上げる超チャンスのような気がする。
ネットでニュースが大陸に伝わって、反日デモの呼掛けして、ジャスミン茶会デモに化けてくれたらいいなあ。
壮大なチャイナ(魚)釣島にならないもんでしょうか?
【石垣】海上自衛隊第三護衛隊群(京都府舞鶴市)所属の護衛艦「あたご」が乗組員の休養などを目的に3日午前、石垣港へ入港し、沖合約2キロ地点に停泊した。
午前10時すぎ、乗組員が小型艇で接岸して上陸。市内の平和市民団体メンバーら約40人が「八重山に自衛隊はいらない」とシュプレヒコールを上げた。同艦は4日午前に出港する。【沖縄タイムス3月3日】
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-03_15026/