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祖国の一部としての沖縄への愛という真実を掘り起こそう! 青山繁晴「インサイト・コラム」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■4/13放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
[画像:2015年3月25日放送「アンカー」(水曜最終回)]
沖縄戦の元白梅学徒隊の方々との意見交換会で、戦後生まれの本土の人が感じたこととは?
「沖縄は捨て石にされた」という教えに、小さい頃から疑問を持っていた石垣市役所の人の思いとは?
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
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■4/13放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
[画像:2015年3月25日放送「アンカー」(水曜最終回)]
沖縄戦の元白梅学徒隊の方々との意見交換会で、戦後生まれの本土の人が感じたこととは?
「沖縄は捨て石にされた」という教えに、小さい頃から疑問を持っていた石垣市役所の人の思いとは?
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」
田中みずき(RKBアナウンサー)
「おはようございます」
青山繁晴
「おはようございます」
櫻井浩二
「今朝は何の話題でしょうか」
青山繁晴
「はい。えー、先週、自衛隊の沖縄那覇基地から、F-15戦闘機の戦闘訓練に参加したことをお話ししました」
櫻井浩二
「はい。そうですね」
青山繁晴
「実は、その、那覇基地の前日に、白梅の少女たち…」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「…の自決壕にお参りをしたんです」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、白梅については、この番組でも、ずっと前ですけどお話ししたことあると思うんですが」
櫻井浩二
「はい、私もあの、青山さんの話聞いて、沖縄行った時にそこへ行ってきました」
青山繁晴
「ああ、ありがとうございます」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「えー、まあ初めての方もいらっしゃると思うので、時間がないですけど簡単にお話しときますと、まずご説明しますと、白梅の少女たちというのは、沖縄戦の、学徒看護隊のひとつです。白梅学徒隊のことなんですね」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、学徒看護隊というのは、第二次世界大戦の一番、末期の沖縄戦で、頭が割れて、腸(はらわた)が出た、そういう71年前の私たちの先輩の方々を、看護して下さった、まだ、当時15、16、17、当時ですから、恋も知らなかったような少女たちのことなんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、この学徒看護隊は、ひめゆり学徒隊だけが大変よく知られて、観光地にもなってるんですけれども、ほんとは全部で9つあって、この、地元沖縄でも残り8つの学徒隊のことは、ほとんど忘れられていたんです」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「はぁ〜、はい」
青山繁晴
「実は、僕自身も、たとえば学生時代、ひめゆり学徒隊しか、知りませんでした。で、白梅学徒隊はその忘れられた、ひとつなんですけれども、ま、あの、不思議なご縁がありまして、新人記者だった時に、初めてここを訪ねまして、ま、以来、30数年間ずっとお参りをしてるわけですけれども、ま、ささやかに、今、あの、櫻井さんおっしゃって下さったように、このことについても発信をして、次第に沖縄でも本土でも知られるようになって、だいぶお参りもあるようになったんですね」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、先日は、この白梅学徒隊の、生き残りの皆さん、現在はもう80代後半でいらっしゃるんですが、ま、ちなみに、あの、僭越ながら僕がギュッとハグすると、ほんとに僕の腕の中で15、16の少女に、戻られる感じがするんですね」
[画像:2013年4月10日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「で、この方々、にも、改めて、この、白梅学徒隊の、自決壕と、あと、ま、弔う塔があるんですけれども、あるいは納骨堂があるんですが、そこに来ていただいて、そして、私たちは、インディペンデント・クラブって言いまして、まあ、あの、僕たちが主宰している会員制のクラブですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「独立総合研究所のクラブなんですが、ここはもう本土、も、沖縄も、そして海外の日本人もたくさん会員がいらっしゃるんですけれども、その有志と、みんな集まってですね、そして自決壕に入って、えー、自決壕の一番突き当たりに、いつも暗くしめってる、ま、地面があるんですけれども、そこをなで回して、えー、皆さんがここで、頑張って下さったので、現在の私たちがいますという感謝を、ま、僕もいつものように捧げ、一人一人もそうなさって下さったんです」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、そのあと、今回は意見交換会っていうのをやりまして、えー、生き残りの学徒看護隊であるところの、白梅同窓会、その会長の、中山きくさんという方も含めてですね、えー、若い人も入って、意見交換会をやりました。で、中山きくさんたちは、悲惨な沖縄戦の実情をじっくり語られました」
[画像:2015年3月25日放送「アンカー」(水曜最終回)]
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、その時に、沖縄の地元紙の、通信員、ま、記者ですね、それも同席して下さったんです」
※八重山日報と思われます。
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、これは、沖縄本島の、地元紙じゃなくて、沖縄の、本島じゃない、島の、地元紙の記者なんですけれども、その、記者、通信員の方が、インディペンデント・クラブの会員に、取材なさったそうです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、それによるとですね、この会員はこうおっしゃった。『戦争の悲惨な体験を聞けたのは、貴重なことです。ただ、その憎しみが、本土に生まれた我々に向けているのを感じて、とても辛かったです』」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「『私は沖縄や、沖縄の方々が大好きです。沖縄も本土も、まったく同じ日本ですよね』と。こういう、まあ、声が、この記者の方の取材に、あったそうです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、これはあくまで、この、記者の方の取材を信じて僕も今、紹介してるんですけれども、おー、記者の方はですね、これを意見交換会で、中山きくさんたち生き残りの方々と、それから、このインディペンデント・クラブの会員、も、もちろん、敗戦後に生まれた世代、との間で、相容れないものがあったと、そういう受け止めをされたんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「でも、実は僕はそうは思わないんです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、この通信員の方の誠意とか、取材は信じます。そのうえで、実はこの、インディペンデント・クラブの会員、この方は、だからおそらく本土の方なんですけれども、本土の方の感想は、一番大事なところを述べられていて、実は、生き残りの、いわば少女たち、今も心の中は少女たち、この、生き残りの方々も、知りたいところだと思うんです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それは、たとえば沖縄の石垣島に、特攻隊の慰霊碑が建ってるんですね。これは石垣島の中山市長っていう若い市長が、ま、反対、とたくさん、反対の方々と議論しながらようやく最近建てた特攻隊の、慰霊碑なんですが」
[画像:2016年2月11日放送「虎ノ門ニュース 8時入り!」]
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「その慰霊碑に、先日、僕はお訪ねした時にですね、石垣市役所のある方が、一緒に行って下さったんですが、こう僕におっしゃいました。『自分は、沖縄生まれ、沖縄育ちで、沖縄は捨て石にされたんだ』と」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「『それが沖縄戦だとずっとくり返し教わりました。でも、ちっちゃい頃からそれが疑問だったんです』と」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「『捨てるんであれば、捨て石にしてるんであれば、本土からあんなにたくさん、同じ国民が来て、戦う理由は、なかったんじゃないですか』」
櫻井浩二
「うん、うん」
青山繁晴
「『沖縄は愛されていたからこその、沖縄戦だったんじゃないですか』と」
櫻井浩二
「はあ〜〜」
青山繁晴
「いうふうに、その、慰霊碑、この慰霊碑は海に向かって建ってるんですけれども」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「えー、沖縄の地元の方も、この特攻隊員として、えー、海で、戦死なさってるんですね」
[画像:石垣島出身の伊舎堂用久大尉。詳細は、「私たちの号外」さまをどうぞ]
櫻井浩二
「ふーーん」
青山繁晴
「で、そのお話も含めて、あえて申せばですね、この戦闘の前に、少年少女を含む市民を、疎開させずに、戦いに巻き込んだという誤りは、誤りとしてきちんと受け止めつつ、祖国の一部としての、祖国の沖縄への愛という真実も、きちんと、掘り起こしていくべきではないかなと思うんです」
櫻井浩二
「なるほどなるほど、はい」
青山繁晴
「その長い、そして平坦ではない道のりのひとつとして、お参りも続け、意見交換会も開いているんで、相容れないものがあったっていう受け止めも、しっかり考えなきゃいけませんけれども、実は、前に向かって道が開かれているんであって」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「こういうことが実は今の、基地問題も含めた、沖縄のさまざまなことに、大きな深い影響を与えてるっていうことを、私たちは改めて、一緒に考えたいと思います」
青山繁晴
「ありがとうございます」
櫻井浩二
「ああ〜、なるほど、そうですね。いろんな視点で見なきゃいけませんね。青山さん、ありがとうございました」
青山繁晴
「はい、ありがとうございました」
田中みずき
「ありがとうございました」
櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」
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____________________________内容紹介ここまで
「祖国の一部としての、沖縄への愛」は当時も確かにあったのだろうと思います。
今回は紹介がありませんでしたが、大田實海軍少将の電報の最後の言葉がそれを示しています。
[画像:2013年4月10日放送「アンカー」]
本土と沖縄を分断しているのは左派です。
反日反米運動に沖縄を利用する運動家、メディア、それに運動家もどきの政治家。
沖縄を狙う中国共産党がこの流れを巧みに利用していることを、私たちは忘れてはいけないと思います。
※拙ブログ関連エントリー(狙われる沖縄)
・12/3/31付:【拡散】中国の「沖縄占領憲法」彼らは本気で沖縄を狙っています
・12/10/20付:「あさパラ!」反オスプレイ派の凧揚げはテロ
・13/2/12付:加速する支那系の沖縄分断・属国化工作…良識ある沖縄県民と共に戦いましょう
・13/5/11付:人民日報「沖縄の帰属は未解決」 沖縄をめぐる支那の動きまとめ
・13/6/22付:沖縄メディアが「反自衛隊」協定を自社労組と交わしていた
・13/9/14付:ヘイトスピーチ・子供利用・役所の仕事で抗議プラカードづくり!沖縄の反基地・反米活動家の呆れた実態
・14/11/15付:朝日の沖縄戦教材配布に曾野綾子さんが物申す
・15/2/26付:与那国住民投票で陸自配備賛成派が“大差”で勝利
・15/3/14付:『選挙のために引っ越してきた人がいる』『デモは迷惑』『反対以外は言えない空気』沖縄の真実 「TVタックル」より
・15/4/22付:翁長知事在任中に琉球独立への大きな潮流を…沖縄に着々と手を伸ばす中共! 青山繁晴「インサイト・コラム」(付:官邸ドローン)
・15/6/5付:翁長知事の訪米は大失敗。記者会見に来た米メディアは数人。
・15/6/29付:移設賛成派を封殺する沖縄二紙に百田尚樹氏を批判する資格はない
・15/10/24付:『翁長知事は辺野古移設を望んでいる?』『移設反対抗議はほとんど外からの人』『“基地なくなれば儲かる”は計算ミス』 篠原章「正義のミカタ」より
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
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「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
アニメ「めぐみ」配信中。
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」
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櫻井浩二
「はい。そうですね」
青山繁晴
「実は、その、那覇基地の前日に、白梅の少女たち…」
櫻井浩二
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「…の自決壕にお参りをしたんです」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
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「で、白梅については、この番組でも、ずっと前ですけどお話ししたことあると思うんですが」
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「えー、まあ初めての方もいらっしゃると思うので、時間がないですけど簡単にお話しときますと、まずご説明しますと、白梅の少女たちというのは、沖縄戦の、学徒看護隊のひとつです。白梅学徒隊のことなんですね」
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「で、学徒看護隊というのは、第二次世界大戦の一番、末期の沖縄戦で、頭が割れて、腸(はらわた)が出た、そういう71年前の私たちの先輩の方々を、看護して下さった、まだ、当時15、16、17、当時ですから、恋も知らなかったような少女たちのことなんですね」
櫻井浩二
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「で、この学徒看護隊は、ひめゆり学徒隊だけが大変よく知られて、観光地にもなってるんですけれども、ほんとは全部で9つあって、この、地元沖縄でも残り8つの学徒隊のことは、ほとんど忘れられていたんです」
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「実は、僕自身も、たとえば学生時代、ひめゆり学徒隊しか、知りませんでした。で、白梅学徒隊はその忘れられた、ひとつなんですけれども、ま、あの、不思議なご縁がありまして、新人記者だった時に、初めてここを訪ねまして、ま、以来、30数年間ずっとお参りをしてるわけですけれども、ま、ささやかに、今、あの、櫻井さんおっしゃって下さったように、このことについても発信をして、次第に沖縄でも本土でも知られるようになって、だいぶお参りもあるようになったんですね」
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、先日は、この白梅学徒隊の、生き残りの皆さん、現在はもう80代後半でいらっしゃるんですが、ま、ちなみに、あの、僭越ながら僕がギュッとハグすると、ほんとに僕の腕の中で15、16の少女に、戻られる感じがするんですね」
[画像:2013年4月10日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「で、この方々、にも、改めて、この、白梅学徒隊の、自決壕と、あと、ま、弔う塔があるんですけれども、あるいは納骨堂があるんですが、そこに来ていただいて、そして、私たちは、インディペンデント・クラブって言いまして、まあ、あの、僕たちが主宰している会員制のクラブですね」
櫻井浩二
「はい」
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「独立総合研究所のクラブなんですが、ここはもう本土、も、沖縄も、そして海外の日本人もたくさん会員がいらっしゃるんですけれども、その有志と、みんな集まってですね、そして自決壕に入って、えー、自決壕の一番突き当たりに、いつも暗くしめってる、ま、地面があるんですけれども、そこをなで回して、えー、皆さんがここで、頑張って下さったので、現在の私たちがいますという感謝を、ま、僕もいつものように捧げ、一人一人もそうなさって下さったんです」
[画像:2012年11月21日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、そのあと、今回は意見交換会っていうのをやりまして、えー、生き残りの学徒看護隊であるところの、白梅同窓会、その会長の、中山きくさんという方も含めてですね、えー、若い人も入って、意見交換会をやりました。で、中山きくさんたちは、悲惨な沖縄戦の実情をじっくり語られました」
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「はい」
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「で、その時に、沖縄の地元紙の、通信員、ま、記者ですね、それも同席して下さったんです」
※八重山日報と思われます。
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、これは、沖縄本島の、地元紙じゃなくて、沖縄の、本島じゃない、島の、地元紙の記者なんですけれども、その、記者、通信員の方が、インディペンデント・クラブの会員に、取材なさったそうです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、それによるとですね、この会員はこうおっしゃった。『戦争の悲惨な体験を聞けたのは、貴重なことです。ただ、その憎しみが、本土に生まれた我々に向けているのを感じて、とても辛かったです』」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「『私は沖縄や、沖縄の方々が大好きです。沖縄も本土も、まったく同じ日本ですよね』と。こういう、まあ、声が、この記者の方の取材に、あったそうです」
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「はい」
青山繁晴
「で、これはあくまで、この、記者の方の取材を信じて僕も今、紹介してるんですけれども、おー、記者の方はですね、これを意見交換会で、中山きくさんたち生き残りの方々と、それから、このインディペンデント・クラブの会員、も、もちろん、敗戦後に生まれた世代、との間で、相容れないものがあったと、そういう受け止めをされたんですね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「でも、実は僕はそうは思わないんです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「で、この通信員の方の誠意とか、取材は信じます。そのうえで、実はこの、インディペンデント・クラブの会員、この方は、だからおそらく本土の方なんですけれども、本土の方の感想は、一番大事なところを述べられていて、実は、生き残りの、いわば少女たち、今も心の中は少女たち、この、生き残りの方々も、知りたいところだと思うんです」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「それは、たとえば沖縄の石垣島に、特攻隊の慰霊碑が建ってるんですね。これは石垣島の中山市長っていう若い市長が、ま、反対、とたくさん、反対の方々と議論しながらようやく最近建てた特攻隊の、慰霊碑なんですが」
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「はい」
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「その慰霊碑に、先日、僕はお訪ねした時にですね、石垣市役所のある方が、一緒に行って下さったんですが、こう僕におっしゃいました。『自分は、沖縄生まれ、沖縄育ちで、沖縄は捨て石にされたんだ』と」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
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「『それが沖縄戦だとずっとくり返し教わりました。でも、ちっちゃい頃からそれが疑問だったんです』と」
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「うーん」
青山繁晴
「『捨てるんであれば、捨て石にしてるんであれば、本土からあんなにたくさん、同じ国民が来て、戦う理由は、なかったんじゃないですか』」
櫻井浩二
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「『沖縄は愛されていたからこその、沖縄戦だったんじゃないですか』と」
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「いうふうに、その、慰霊碑、この慰霊碑は海に向かって建ってるんですけれども」
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「で、そのお話も含めて、あえて申せばですね、この戦闘の前に、少年少女を含む市民を、疎開させずに、戦いに巻き込んだという誤りは、誤りとしてきちんと受け止めつつ、祖国の一部としての、祖国の沖縄への愛という真実も、きちんと、掘り起こしていくべきではないかなと思うんです」
櫻井浩二
「なるほどなるほど、はい」
青山繁晴
「その長い、そして平坦ではない道のりのひとつとして、お参りも続け、意見交換会も開いているんで、相容れないものがあったっていう受け止めも、しっかり考えなきゃいけませんけれども、実は、前に向かって道が開かれているんであって」
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「うーん」
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「ありがとうございました」
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今回は紹介がありませんでしたが、大田實海軍少将の電報の最後の言葉がそれを示しています。
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本土と沖縄を分断しているのは左派です。
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沖縄を狙う中国共産党がこの流れを巧みに利用していることを、私たちは忘れてはいけないと思います。
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・12/3/31付:【拡散】中国の「沖縄占領憲法」彼らは本気で沖縄を狙っています
・12/10/20付:「あさパラ!」反オスプレイ派の凧揚げはテロ
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