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翁長知事在任中に琉球独立への大きな潮流を…沖縄に着々と手を伸ばす中共! 青山繁晴「インサイト・コラム」(付:官邸ドローン)

WiLL2015年 06月号 4月24日発売!★
 青山繁晴さん連載、今月は沖縄がテーマ!


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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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 関テレ『アンカー』が3月で終了したため、4月より、RKB『ニュース新発見インサイト』から青山さんが毎週水曜に電話出演されているレギュラーコーナー、“インサイト・コラム”の解説を書き起こしています。

 時間は短いのですが、ポイントを簡潔にまとめてくださっていて、分かりやすいです。

 今週(4月22日)は翁長沖縄県知事の中国への傾斜ぶりと、沖縄に手を伸ばす中国の動きについて。
 メディアでほとんど報道されない「龍柱」も登場。

※龍柱建設の進捗状況など最後に雑感のところで付けましたので、そちらも是非ご覧下さい。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。



 内容紹介ここから____________________________
 
櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「水曜日です。独立総合研究所、青山繁晴さんの登場です。青山さん、おはようございます」

青山繁晴
「おはようございます」

櫻井浩二
「今朝はアメリカ軍の普天間基地についての話ですね」

青山繁晴
「はい。そうなんですが、すみません、僕めずらしく風邪を引いてて、あの、声が少し、あの、お聞き苦しいと思いますが、ちょっとそれはお許し下さい」

櫻井浩二
「そうですね、ちょっとかすれた感じですが大丈夫でしょうか」

青山繁晴
「大丈夫です」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、えー、アメリカ軍、海兵隊の普天間基地を辺野古に移設するかどうかで、えー、まあ紛糾してまして」

櫻井浩二
「ええ」

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青山繁晴
「えー、沖縄県の翁長知事が、安倍総理と会ったりしたニュースは皆さんよくご存知だと思います」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、今朝は、ちょっと違う視点から、マスメディアにはなかなか出てこないけれども、沖縄と日本の将来にとって、とても重要なお話をしたいと思います」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「って言いますのは、えー、翁長知事は、安倍さんに会われる前に、中国に行かれましたね」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
「えー、だいたいまあ1週間ちょっと前なんですけれども、えー、河野洋平元衆議院議長、まあいわゆる親中派の大物として有名な河野さんと一緒に、沖縄県の新しい知事・翁長さんが中国行かれまして、李克強首相と、面会を実現しました」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、中国の李克強首相は、3月に、自民党の谷垣幹事長が行った時にも、会わなかったんですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「ところが、今度は、ま、いわば一地方知事に、知事に、ごめんなさい、一地方知事に会うということで、まあ、あの、特別な扱いしたことは間違いはないです」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
「で、その時に、実は翁長知事は、李克強首相には、ま、かなり頭を下げられて、実際見た目のとおりですね、頭を下げられて、で、日本に戻って安倍総理に会われた時にはむしろ、安倍さんの側が頭を下げて、翁長さんは頭は下げないように見えて、これもメディアに出てきませんが、ま、かなり、ほんとは話題になってるわけですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、その、李克強首相と、翁長知事が会われた時に、この、翁長知事の方から、えー、沖縄と友好関係にある福建省ですね、中国の、との間に、定期航空便を開設して下さいと、お願いなさったわけです、知事の側から。で、お願いするから当然頭も下げることになるわけですけれども。これに対して李克強首相は、まああの、鷹揚な態度を見せながら、日中の、まあ向こうからしたら中日の、地方政府同士が仲良くするのはいいことですと」

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櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「ちょっと地方政府って言い方は本当はおかしいんですけれども、つまり、日本の政治システムをないがしろにするような、発言にも見えるんですけれども。その、まあいずれにせよ地方政府同士の交流は大変けっこうだと、いうことしか言わなかったんですよね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、これって、ま、見方によっては、その、沖縄県の翁長知事が今後も、安倍政権と厳しく向かい合うんであれば、そのへんを判断して定期航空便もやりましょうっていう、ことで○○した、ようにも、感じ取れるのが普通なんですね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「ところがですね、ここまではまあ、表にも出てる話なんですが、実はこの福建省との間に定期航空便を開きましょうっていうのは、中国側から本来は提案したことなんです」

本庄麻里子
「ふ〜ん」

櫻井浩二
「ほうほうほう、はい」

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青山繁晴
「これは、今年の1月なんですが、そちら福岡に、中国の総領事館がありますね」

櫻井浩二
「はい、あります」

青山繁晴
「ここの総領事が、この新しく当選した翁長知事に会われまして、その時に、えー、那覇市と、友好都市の福建省の間に定期航空便を開きましょうっていうことを、実は中国から申し入れてるわけです」

本庄麻里子
「ふ〜ん」

櫻井浩二
「ああ、そうなんですか。はい」

青山繁晴
「で、これを、沖縄の提案のように、この中国の首相、特別に会ってくれた首相に提案するっていうのは、これはもう今の話でお分かりの方も多いと思いますが、まあ中国が非常に熱心に、介入してきてるわけですね」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「で、この翁長さんは、たとえば安倍さんや、菅官房長官がどう見てたかというと、もともと自民党の沖縄県連の幹事長でいらっしゃいましたから」

櫻井浩二
「はい、そうですね」

青山繁晴
「ずっと長い間、辺野古の移設を支持してきた、あるいは推進してきたのに、知事になりたいがために、方向転換したんじゃないかと、疑ってまして」

櫻井浩二
「はい」

青山繁晴
「だから最初なかなか官房長官も総理も会わなかったわけですけれども。しかしそういうことだけではなくてですね、実は、翁長さんが知事になるずっと前から、中国は積極的に翁長さんに接触を図ってるんですね」

本庄麻里子
「ふ〜ん」

櫻井浩二
「ほう〜」

青山繁晴
「で、その象徴のひとつが、これも、この本土ではほとんど知られてません、福岡も含めて、知られてませんが、実はその翁長さんは那覇市長をなさってましたよね、知事の前に」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
「これはまあどなたでももちろん知ってるわけですけれども。その市長の時代にですね、那覇に、龍の柱、これ龍柱(りゅうちゅう)って言うんですが、文字どおり、龍の頭が付いた柱を、那覇市内に、この、沖縄への入り口として建設するってことを、お決めになって、いま建設に向けて話が進んでるんですが、この龍柱っていうのは1本、15mもある巨大な柱を2本、ま、門柱の、巨大な門柱のように建てるってことなんですけど、これは、ご存知のとおり龍っていうのは中国の皇帝のシンボルですから、要するにそれを入り口に建てるってことは、中国の王朝から冊封されてた、琉球王国の時代に戻るかのような、話なわけです」

本庄麻里子
「う〜ん」

櫻井浩二
「はあー、はあ、はあ…」

青山繁晴
「で、実は当然、沖縄の地元でこれおかしいんじゃないか、日本国の沖縄県であって、まるで中国の影響下・支配下に入るようなことはやめてほしいって声がたくさん出たんですけれども、中国側はこの市長時代の翁長さんに直接接触を何度もしまして、これを市長が決定したという経緯があるんですね」

櫻井浩二
「ほう〜」

青山繁晴
「で、したがって、はっきり申せば、安倍総理や菅官房長官の見方は、僕は甘かったと思います」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
実は中国は、着々と沖縄に手を伸ばしてるっていうのは、前の仲井真知事、と県庁で二人だけでお会いした時に、仲井真さんは知事当時にはっきりおっしゃってました。つまり、尖閣諸島への野望だけで中国は終わるはずがなくて、沖縄本島に必ず手を伸ばしてきます

櫻井浩二
「はぁ〜」

青山繁晴
「で、それはまず文化面から始まってますってことを、仲井真さんは知事時代におっしゃいました。その文化面というのはですね、いわゆる琉球独立論ってやつなんですよね」

櫻井浩二
「ええ、ええ、ええ、ええ」

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青山繁晴
「で、これあの、この福岡とか、ここ東京とかでは大げさに言われてますけれども、まああの、実際はほとんど今まで影響持たなかったんです、影響力を。で、僕は、37年前から沖縄に通い続けてますが、いつ行っても、たとえば那覇の本屋さんには、沖縄独立、あるいは琉球独立って本が平積みになってるんですよ」

櫻井浩二
「うーん」

青山繁晴
「ところが買う人はいないんですよね」

櫻井浩二
「はい、はい」

青山繁晴
「で、この仲井真知事さん、当時の知事さんによれば、まあそれは学者さんたちが言うようなロマンみたいな話であって、実際に、日本から出て行きたいと思ってる県民は一人もいませんよってことだったんですね」

櫻井浩二
「はい」

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青山繁晴
「ところが、今、この琉球独立論っていうのを、中国は熱心に推進してて、たとえば中国に社会科学院っていうシンクタンクがあるんですが、実は僕自身もこの社会科学院、何度も訪れて議論してるんですけれども」

櫻井浩二
「ええ、ええ」

青山繁晴
「ただのシンクタンクじゃなくて中国共産党のいわば政策決定、に預かる重要なブレーンなんですね」

櫻井浩二
「ええ」

青山繁晴
「そこの重要人物、最高顧問の人がこう言ってます。翁長知事が在任中に、琉球独立への大きな潮流を、潮の流れですね、潮流をつくることが、大切なんだってことを公に発言してるんですね」

本庄麻里子
「え〜〜」

櫻井浩二
「はあ〜」

青山繁晴
「で、そういうことを考えると、この普天間の基地の背後に、中国の深い大きな動きがあるってことを、私たちは冷静に判断して、考えなきゃいけないと思います」

櫻井浩二
「はぁ〜、そうですか。分かりました。ありがとうございました」

青山繁晴
「はい、ありがとうございました」

櫻井浩二
「独立総合研究所、青山繁晴さんでした」




 ____________________________内容紹介ここまで


 以前、沖縄をめぐる支那側の動き(中華人民共和国成立以降)を時系列でまとめたことがありました。

2013/5/11:人民日報「沖縄の帰属は未解決」 沖縄をめぐる支那の動きまとめ

 これ見て思い出したけど、たとえば2012年7月には、人民解放軍の現役少将が官製メディアの取材記事で「われわれは今後(対日交渉において)、尖閣の領有権問題にとどまらず、琉球群島全体の帰属問題を持ち出すべきだ」と語ったりしてるんですよね。

 上の記事まとめてから約2年ですが、沖縄はますますヤバイことになってます(T_T)


 龍柱にまつわる動きについては、龍柱に反対する市民の会のサイトが詳しいです。
 トップページにこうあります。

【全て、1年8カ月前に那覇市民が投票した那覇市議会議員38名中、33名の多数決で決まります。城間市長が、臨時市議会を開催し、33対4で、1億円の追加予算で危険な龍柱建設事業を、市民不在で可決しようとしています!】

 また、同サイト2015年04月17日によれば、明日23日に龍柱建設に反対の市議らによる説明会が行われるそうです。

【23日木曜日18:00〜
那覇の自由民主党会館で、「龍柱説明会」を公開で開く事になりました。
那覇市議の久高議員、奧間議員を中心に4議員が説明します。
たくさんの県民の方々のご参加をお待ちしております。
昨日の私達<龍柱を反対する市民の会>の『陳情書』提出が、引き金になったと思います。
那覇市議会でたった4人の自民党市議たちが、孤立の中で死闘を繰り返していた状況で、第一歩が踏まれました。
私達の9月末から初めて89回目の街宣を中心にした『龍柱反対』活動で、やっと自民党沖縄県連が動き始めました。
城間那覇市長は、今月27日に臨時議会を招集し、
龍柱工事遅延と、那覇市財政損失と工事続行のための臨時市議会を招集し、可決しようとしています

 (誤字と思われるものは修正させていただいています)

 ここに名前が出ている奧間亮那覇市議もSNSで情報発信されています。
 フェイスブック、ツイッターを是非ご覧下さい。
 https://www.facebook.com/okumaryo.official
 https://twitter.com/s_kemp4banner


 支那の沖縄侵蝕に関しては、恵隆之介さんなどもテレビでよく訴えておられますが、ローカルが多いんですよね。
 これも関西ローカル(大阪の朝日放送)でした。
 沖縄で放送してほしいわ〜(T_T)



 もうひとつ、沖縄に関する話。

 那覇軍港移設に関して、「公約破り」と一方的に批判を浴びている浦添市の松本哲治市長ですが、市長側にもそれ相応の言い分があります。メディアは全く報道していませんが。


 翁長知事サイドは安倍総理との会談が実現する前、「安倍総理に面会求めても会ってくれない!」と言い、メディアも「安倍総理は知事と会え!」と盛んに言ってたのに、ダブスタですよね(-.-#)


※拙ブログ関連エントリー(狙われる沖縄)
12/3/31付:【拡散】中国の「沖縄占領憲法」彼らは本気で沖縄を狙っています
12/10/20付:「あさパラ!」反オスプレイ派の凧揚げはテロ
13/2/12付:加速する支那系の沖縄分断・属国化工作…良識ある沖縄県民と共に戦いましょう
13/5/11付:人民日報「沖縄の帰属は未解決」 沖縄をめぐる支那の動きまとめ
13/6/22付:沖縄メディアが「反自衛隊」協定を自社労組と交わしていた
13/9/14付:ヘイトスピーチ・子供利用・役所の仕事で抗議プラカードづくり!沖縄の反基地・反米活動家の呆れた実態
14/11/15付:朝日の沖縄戦教材配布に曾野綾子さんが物申す
15/2/26付:与那国住民投票で陸自配備賛成派が“大差”で勝利
15/3/14付:『選挙のために引っ越してきた人がいる』『デモは迷惑』『反対以外は言えない空気』沖縄の真実 「TVタックル」より

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★おまけ。
 4月22日午前に発覚した「官邸ドローン事件」。
 ドローンに取り付けられていた容器から微量の放射線反応が検出されるなど、シャレにならん事態になってますね。
 青山さんが関西テレビ「ゆうがたLIVE ワンダー」(アンカーの後番組)の電話取材でこのような見解を示していました。


 「今日はこんぐらいにしといたろ。けど今度はこれだけはすまんぞ」という脅しですかね。
 脱原発派も怪しいけど、安倍総理が訪米を控えているってことで中韓系、あるいは北朝鮮系の可能性も?


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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし





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