フィフィさんもTPP反対「危機感を持たないほうがどうかしてる」
※トルコ地震義援金受付中です。東日本大震災や台風12号による水害の際に支援して下さったトルコに恩返しを!受付口座は拙エントリー10/25付及びコメント欄を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1コ前のエントリーに、読者のymさんから「タレントのフィフィさんのブログが素晴らしいです。マスコミ・日本政府の売国奴ぶりを日本で育った外国人の立場からよく説明してくれています」というコメントをいただきました。
さっそくフィフィさんのブログ「All about FIFI」を見てきました(下の画像もブログから拝借<(_ _)>)。
「もっとTPPを議論すべき!」と題された最新エントリーで、10月27日放送「とくダネ!」に出演した中野剛志さんに言及されています。
フィフィさんはエジプト人ですが、日本在住歴は非常に長いです。
一般にはバラエティ色が強い方という印象があるかもしれませんが、情報番組にもたびたび出演されており、様々な分野で歯に衣着せぬ発言をされています。
フィフィさんは今回ブログでTPPのみならず、ymさんも言われているように、日本のメディアや政府の在り方についてもとても重要な指摘をされています。
そこで、やや長いのですが、当該エントリーを全文引用させていただくことにしました。
赤文字強調は私くっくりによるものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1コ前のエントリーに、読者のymさんから「タレントのフィフィさんのブログが素晴らしいです。マスコミ・日本政府の売国奴ぶりを日本で育った外国人の立場からよく説明してくれています」というコメントをいただきました。
さっそくフィフィさんのブログ「All about FIFI」を見てきました(下の画像もブログから拝借<(_ _)>)。
「もっとTPPを議論すべき!」と題された最新エントリーで、10月27日放送「とくダネ!」に出演した中野剛志さんに言及されています。
フィフィさんはエジプト人ですが、日本在住歴は非常に長いです。
一般にはバラエティ色が強い方という印象があるかもしれませんが、情報番組にもたびたび出演されており、様々な分野で歯に衣着せぬ発言をされています。
フィフィさんは今回ブログでTPPのみならず、ymさんも言われているように、日本のメディアや政府の在り方についてもとても重要な指摘をされています。
そこで、やや長いのですが、当該エントリーを全文引用させていただくことにしました。
赤文字強調は私くっくりによるものです。
■フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI」>もっとTPPを議論すべき!(2011-10-27 22:25:53)
日本暮らしが長いとはいえフィフィさんは外国人。
そのフィフィさんの目から見ても、TPPは日本にとって非常にヤバイ、参加はやめた方がいいと警鐘を鳴らされている。
この事実を私たちは重く受け止めるべきではないかと思います。
他にも、フィフィさんのブログから最近のエントリーを拝見すると、野田政権が韓国との通貨スワップ協定の枠を従来の5倍に拡大することで合意した件について「日本政府は日本を諦めていませんか?」と批判されたり(10/19付)、また、観光庁が外国人1万人を旅費無料で日本に招待する方針を固めたことについても「つっこみどころ満載」「ヤラセと何が違うのか」と批判されるなど(10/18付)、非常にまっとうな感覚の持ち主であることが分かります。
興味を持たれた方はぜひフィフィさんの他のエントリーもご覧下さい。
ところでフィフィさんと言えば、私が今でもよく覚えている発言があります。
それは2010年3月24日放送「ミヤネ屋」でのこと。
子ども手当法案が成立する直前で、「子ども手当が在日外国人の母国に残した子供にまで支給されるのは問題ではないか」ということが、遅ればせながらようやくマスコミでも扱われるようになっていた時期でした。
このことについて、フィフィさんは次のように発言されました。
(拙エントリー2010/3/25付より自己引用)
【私は外国人だからすごく言いたいと思ってたんですけど、(日本の)国民がアップアップしてるのに、外国人が優遇されるようなお金の出し方はすごくイヤなんですよ。
私は今、日本で子供を育ててますが、海外で育ててもお金もらえるわけじゃないですか。13,000円はエジプトでは大学の先生の収入より高いんですよ。申し訳ないですよ。
あまり外国人の意見は、(私は)政治に参加できないので言えませんが、勝手にそういうふうに決められても、私たちが国民に対して申し訳ないです。エジプトでは8,000円ぐらいでも生活できちゃうんですよ。】
ちなみに、「(私は)政治に参加できないので言えませんが」のくだり、読み方によっては誤解されるかもしれませんのでいちおう補足しておくと、これは参政権がほしいとかいう意味ではなく、「日本国民ではない私が言うのも厚かましいのですが」という、へりくだった意味で使われた言葉であると思います。
とにかく、私はこの「ミヤネ屋」での発言がきっかけでフィフィさんのちょっとしたファンになりまして、以降、彼女をテレビで見かけると「何を話すのかな?」と注目するようになりましたし、ブログも不定期にですがチェックするようになりました。
(もっともブログはここ1カ月ほど拝見してなかったので、教えて下さったymさんには感謝感謝です<(_ _)>)
……さて、いつも「ぼやきくっくり」を訪問して下さっている読者様はお気付きでしょうが、これまで私はTPPに関しては賛成とも反対とも明言していません。
そもそもが経済に弱い上に、情報も少ないからです。
識者の方々ですら未だに「情報が少ない」と嘆かれているのに、私みたいな素人に分かるわけがありません(T^T)
そういうわけで、TPPを扱う時はなるべく中立を心がけてきたのですが、自分の過去エントリーを見直してみると、紹介しているのは反対派の論説ばかりです。
思うに、これは、賛成派の論説の中に、私が得心が行くものがあまり見当たらないからだと思います。
(以前は賛成派の意見に「なるほど」と思うこともけっこうあったのですが、最近はそうでもないです)
例えば、賛成派の中には、安全保障の観点から、具体的に言えば“対中国”を見据えて、TPPには参加すべきであると主張している方々がいます(一例:産経新聞の阿比留瑠比さん)。
が、同じ安全保障でも、“食料安全保障”の観点から言えば、TPPに参加したら食の安全が脅かされる(食料自給率の低下、添加物や農薬の緩和・遺伝子組み換え食品の認可促進など)というのが反対派の主張だったりするわけですよね。
私にとっては判断が本当に難しい問題なのですが、ただ、ここに来て野田政権や民主党執行部が必死に“ラストスパート”をかけている姿を見るにつけ、10月20日放送「アンカー」東谷暁さんの発言起こしの最後に添えた私のこの言葉……
「今の政権がここまで急激にアメリカの言いなり方向で突っ走っていってるのを見ると、理屈では分からなくても、直感的に『TPPはやっぱりヤバイのでは』という気はしますね(+o+)」
……この思いは着実に高まってきています。
※最新ニュース
・野田首相、TPP交渉参加の意向固める 11月のAPEC首脳会議で関係国に交渉参加を伝達へ(FNN10/29 20:59)
・TPP交渉参加 民主執行部が慎重派押さえ込みに動く(産経10/29 22:28)
・山田・前農相、野党各党とも連携しTPP反対へ(読売10/29 21:27)
・自民・茂木氏「TPPで不景気解決するのか」(読売10/29 23:55)
※拙ブログ関連エントリー(TPP反対派の主張)
・11/2/19付:「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1)
・11/2/19付:「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終
・11/9/26付:中野剛志氏「交渉参加したら終わってしまう 国を売られる瀬戸際TPP」
・11/10/21付:「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(1)
・11/10/21付:「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(2)終
・11/10/28付:中野剛志氏 NHK「視点・論点」TPP参加の是非&「とくダネ!」
※拙ブログ関連エントリー(TPP賛成派の主張)
・10/10/16付:「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度
TPP賛成派に入れましたが、正しくは“自由競争歓迎”の農業経営者さん。
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(11.2.6改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
なおトラックバックについては現在「言及リンクなしトラックバック」をはじく設定にさせていただいています。ご容赦下さい。
朝から友人のtwitterがとくだねの話題で盛り上がっていたので、さっそく動画サイト見てみたよ。京大准教授中野氏の番組での態度がどうのこうのって事で当初動画が出回ったけど、内容を見た人たちの間じゃ、彼の態度よりTPPそのものに議論が移ってたよね。
あの准教授がそこまでブチ切れて悪態ついていたとも思わないし、むしろ熱意を持ってTPPの問題点を指摘していたようにしか思わないけど?多少態度が悪いのではと見受けられるのは、番組内での中途半端な解説に苛立っていたからじゃない?私だって日々のメディアでの報道のあり方にイライラするもんね。何にでもコメントするようなコメンテーターが知ったか程度の知識で説明したり、アラブ情勢のときなんて、何度、局に乗り込んでやろうか?って思ったか。だいたいコメンテーターと言っても、明日の仕事の心配をして、媚びた発言しかしない人間が多いでしょ。そんな保身にまわってる人間の意見を聞いてても感心しないわけよ。今朝の京大准教授中野氏はほんと清々しいくらいハッキリ言ってくれて、それで番組出演者が凍りついたりタジタジしてるの見て情けなくなっちゃたよ。これが言論の自由の国ですが?彼の立場だから言えたんだろうけど、同じこと思っててもタレントだと口に出来ないよな。
私も以前ブログで『フィフィさんの意見は参考になります。でもこんなに言っちゃって干されないか心配です』なんてメッセージもらったけど、まさにそれ。結局タブー視されてるようなことを言っちゃえば自分はもう呼ばれなくなっちゃう、それを心配しながら当たり障りの無い意見しか言えないわけでしょ?みんな。ここで言うタブーなんてまさに今朝の中野氏が連呼してたアメリカの真意とかね。
もっと次元の高いところでこのような議論がなされる分には問題ないんだろうけど、大半の流されやすい視聴者層の番組でここまで分かりやすく問題を指摘されちゃうと、TPP賛成派にとっては痛いよね。メディアにおける報道なんて所詮洗脳みたいなもんよ。真実を伝えようなんて姿勢に欠けてる。
番組ではTPPにおけるメリットを男性アナが説明するも、それだって実態の無いメリットだって中野氏に覆されちゃうし。よくぞ言ってくれました!て思ったよ。ここで私がTPPについて説明するより、本当に今朝の番組の動画を見てほしいな。(youtubeからの動画【引用者注:フィフィさんが貼られた動画はすでに削除済。こちらはまだ生きています→(1)・(2)。現在UPと削除の攻防が続いています。この動画も近いうち削除されるでしょう】)
あれを見て危機感を持たないほうがどうかしてる。
TPPってさ、貿易の自由化の問題よりもっと根深い議論が本当は必要で、彼が指摘しているように、韓国と日本、同じアメリカの傘の下である以上、これを一度参加してしまえば、大国にメリットに動くシステムだからね、後悔しても脱退するのは困難になるわけ。不利益な交渉にすら意見することも出来なくなるでしょ?
ビンラディンを殺害してみたり、リビアの件でもだけど、表向きはあたかもその国の為に協力したように見せかけるけど、結局大統領選ピーアールのためでしょ?アメリカは自国の利益になることにしか精力を注がないんだから。TPPもその一環なんですよ。国内の農業が活性化するよってことはアメリカの大半はカントリーなんだから多くの票を獲得するにはいい材料だよ。そろそろそんなことに気づいてアメリカに刃向っていかないとマジで日本ヤバいですよ?
昨日のニュースでも日本の人口が始めて低下に転じたと報道されてたのに、かたや世界の人口はいまだ増加してるんですよ。このままじゃ日本は移民を受け入れない限り生き残れないって事ですかね?これでは日本じゃなくなってしまうじゃないですか?政府は本気で人口を増やす気があるのでしょうか?なぜ未だに不妊治療にあれだけの負担を課すのでしょうか?日本人の子供を増やす気あります?どうせどんどん外国人を受け入れる流れになるんですよね?このような問題ひとつにでもっと深刻にとらえて訴えていくべきなんじゃないですか?最近外国人が出て国の習慣を紹介する番組が増えてますけど、確かに参考になるし、外国人の話は面白いけど、急にそうゆう番組が増えたことにアレって?考えすぎかな・・・
私見ですが、この円高で、しかも既に世界には韓国製品や中国製品がシェアを拡大していますので、正直言って、TPPにおける家電や自動車の関税緩和でのメリットは期待できないと考えてます。
例えは私の国エジプトではもうかなり昔から韓国製の家電が日本製品のシェアを上回っています。それは車産業でも同じです。しかもその長年のリサーチでその国の人の好みに合わせた家電を生産しています。例えば、LGは白モノ家電をあえてアラブでは花柄にしてみたり、日本では流行らなくても現地ではウケてるんですよ。日本のクオリティが高いことは変わりないものの、それでも外国製品も負けず劣らずの品質の中で、値段競争には勝てないんですよね。果たしてTPPでそれが克服されると思いますか?
農産物が安く輸入できる、これは消費者にとってはありがたいです。放射能の調査に積極的でない国の態度に信頼の無い消費者の中には、むしろ輸入食材の方が安心できるという考えもあるかもしれない。しかし中野氏が指摘したように食の安全性は別の側面から守られなくなる恐れがあるわけです。農薬や遺伝子組み換え、添加物など国ごとに違う基準値が相手国の有利なように見直されることになるでしょうね。また、頑張れ東北!!と盛り上げておきながら同時に日本の農家を窮地に追いやるのですから、ほんとうに矛盾しています。政府が日本の農業の未来に期待していないのなら、それなりの農家に対する保障など対応策を正直に示すべきです。綺麗ごとだけ言って実際は農業をないがしろにしているじゃないですか?
日本の政府のいけないところ、それは表向きに綺麗ごとを言って、前向きに進んでいるようにみせて、実際はかなり日本の未来に後ろ向きなこと。
放射能レベルの調査が積極的に行われていない中で、農家が農作物を作り続けても生産は伸び悩む一方だと思う。今回のTPP参加が日本の農業への諦めだとするならはっきり今の農作物の現状例えば放射能の影響や今後の展望を国民にアナウンスして欲しい。そうでないとするならば、この国の農業を潰すようなTPP参加はやめて欲しい。国民だって日本の農家を救いたいと思っている。なぜ日本人がアメリカの農業のために日本の自給自足を断たなければならないのか?そもそも、日本はもっと農業の可能性を自覚すべきだ。
そして、TPP参加のメリット、デメリット以前にアメリカとの関係の上にこのTPPが迫られていることを明確にするべきだし、参加に賛成派は、TPPの中でどのような農家への保障を考えているのかそのプランを示すべきだ。
人口の低下、高齢者の増加、円高、放射能問題、復興対策などなど、国内の問題には消極的な政府だが、なぜか対外的な政策には積極的に動いて金も惜しまない。
日本はどうなっちゃうんですか?黙ってたら日本は潰れちゃいますよ?そろそろ国民は声を荒げてもいいんじゃないですか?
日本暮らしが長いとはいえフィフィさんは外国人。
そのフィフィさんの目から見ても、TPPは日本にとって非常にヤバイ、参加はやめた方がいいと警鐘を鳴らされている。
この事実を私たちは重く受け止めるべきではないかと思います。
他にも、フィフィさんのブログから最近のエントリーを拝見すると、野田政権が韓国との通貨スワップ協定の枠を従来の5倍に拡大することで合意した件について「日本政府は日本を諦めていませんか?」と批判されたり(10/19付)、また、観光庁が外国人1万人を旅費無料で日本に招待する方針を固めたことについても「つっこみどころ満載」「ヤラセと何が違うのか」と批判されるなど(10/18付)、非常にまっとうな感覚の持ち主であることが分かります。
興味を持たれた方はぜひフィフィさんの他のエントリーもご覧下さい。
ところでフィフィさんと言えば、私が今でもよく覚えている発言があります。
それは2010年3月24日放送「ミヤネ屋」でのこと。
子ども手当法案が成立する直前で、「子ども手当が在日外国人の母国に残した子供にまで支給されるのは問題ではないか」ということが、遅ればせながらようやくマスコミでも扱われるようになっていた時期でした。
このことについて、フィフィさんは次のように発言されました。
(拙エントリー2010/3/25付より自己引用)
【私は外国人だからすごく言いたいと思ってたんですけど、(日本の)国民がアップアップしてるのに、外国人が優遇されるようなお金の出し方はすごくイヤなんですよ。
私は今、日本で子供を育ててますが、海外で育ててもお金もらえるわけじゃないですか。13,000円はエジプトでは大学の先生の収入より高いんですよ。申し訳ないですよ。
あまり外国人の意見は、(私は)政治に参加できないので言えませんが、勝手にそういうふうに決められても、私たちが国民に対して申し訳ないです。エジプトでは8,000円ぐらいでも生活できちゃうんですよ。】
ちなみに、「(私は)政治に参加できないので言えませんが」のくだり、読み方によっては誤解されるかもしれませんのでいちおう補足しておくと、これは参政権がほしいとかいう意味ではなく、「日本国民ではない私が言うのも厚かましいのですが」という、へりくだった意味で使われた言葉であると思います。
とにかく、私はこの「ミヤネ屋」での発言がきっかけでフィフィさんのちょっとしたファンになりまして、以降、彼女をテレビで見かけると「何を話すのかな?」と注目するようになりましたし、ブログも不定期にですがチェックするようになりました。
(もっともブログはここ1カ月ほど拝見してなかったので、教えて下さったymさんには感謝感謝です<(_ _)>)
……さて、いつも「ぼやきくっくり」を訪問して下さっている読者様はお気付きでしょうが、これまで私はTPPに関しては賛成とも反対とも明言していません。
そもそもが経済に弱い上に、情報も少ないからです。
識者の方々ですら未だに「情報が少ない」と嘆かれているのに、私みたいな素人に分かるわけがありません(T^T)
そういうわけで、TPPを扱う時はなるべく中立を心がけてきたのですが、自分の過去エントリーを見直してみると、紹介しているのは反対派の論説ばかりです。
思うに、これは、賛成派の論説の中に、私が得心が行くものがあまり見当たらないからだと思います。
(以前は賛成派の意見に「なるほど」と思うこともけっこうあったのですが、最近はそうでもないです)
例えば、賛成派の中には、安全保障の観点から、具体的に言えば“対中国”を見据えて、TPPには参加すべきであると主張している方々がいます(一例:産経新聞の阿比留瑠比さん)。
が、同じ安全保障でも、“食料安全保障”の観点から言えば、TPPに参加したら食の安全が脅かされる(食料自給率の低下、添加物や農薬の緩和・遺伝子組み換え食品の認可促進など)というのが反対派の主張だったりするわけですよね。
私にとっては判断が本当に難しい問題なのですが、ただ、ここに来て野田政権や民主党執行部が必死に“ラストスパート”をかけている姿を見るにつけ、10月20日放送「アンカー」東谷暁さんの発言起こしの最後に添えた私のこの言葉……
「今の政権がここまで急激にアメリカの言いなり方向で突っ走っていってるのを見ると、理屈では分からなくても、直感的に『TPPはやっぱりヤバイのでは』という気はしますね(+o+)」
……この思いは着実に高まってきています。
※最新ニュース
・野田首相、TPP交渉参加の意向固める 11月のAPEC首脳会議で関係国に交渉参加を伝達へ(FNN10/29 20:59)
・TPP交渉参加 民主執行部が慎重派押さえ込みに動く(産経10/29 22:28)
・山田・前農相、野党各党とも連携しTPP反対へ(読売10/29 21:27)
・自民・茂木氏「TPPで不景気解決するのか」(読売10/29 23:55)
※拙ブログ関連エントリー(TPP反対派の主張)
・11/2/19付:「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1)
・11/2/19付:「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終
・11/9/26付:中野剛志氏「交渉参加したら終わってしまう 国を売られる瀬戸際TPP」
・11/10/21付:「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(1)
・11/10/21付:「アンカー」東谷暁氏解説第2弾 TPP参加で日本に迫る知られざるリスク(2)終
・11/10/28付:中野剛志氏 NHK「視点・論点」TPP参加の是非&「とくダネ!」
※拙ブログ関連エントリー(TPP賛成派の主張)
・10/10/16付:「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度
TPP賛成派に入れましたが、正しくは“自由競争歓迎”の農業経営者さん。
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★コメント・トラックバックを下さる方へ
お手数ですが規約(11.2.6改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
なおトラックバックについては現在「言及リンクなしトラックバック」をはじく設定にさせていただいています。ご容赦下さい。
Comments
私の見るところ、TPPは植民地時代の不平等条約のような恐ろしい内容です。
フィフィさんのお話は耳に痛いのですが、非常にありがたく思います。
宮崎哲弥氏ではありませんが、野田政権は非常に害のある政権だと思います。
■そもそも昨年末には、自民党の小野寺五典議員が米国と直接協議しています。
実はその時に、米国側ははっきりと「郵政(郵貯)の解放」を要求しています。
↓
TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる
http://www.youtube.com/watch?v=G_mRJcdJpRg
■こちらでも中野教授が解説されています。
より詳しいアメリカの戦略について解説しています。
↓
"TPP"が日本を潰す!11/01/29
http://www.youtube.com/watch?v=nmf8Ki4aeQw
■『とくダネ!』で中野教授の解説を見てTPPに危険性を感じた方も多いようです。
『たかじんのそこまで言って委員会』で「中野剛志氏を招いて」という投稿が急増。
↓
http://www.ytv.co.jp/takajin/bbs_goiken/bbs.php
■東京大学・鈴木宣弘教授もTPP推進派の主張は間違いだと反論されています。
↓
鈴木宣弘:TPPをめぐる議論の間違い 推進派の俗論を排す 2011年10月26日
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/10/tpp_tpp.html
◎鈴木教授は今日の朝9時からのNHK『日曜討論』に出演されます。
また、一緒に「日本復興計画」の京都大学・藤井聡教授も出演されます。
興味がおありでしたら、ご覧ください。
いつもご苦労様です。
フィフィさんの言うことがあまりに正論過ぎて外国人の方がここまでまともに物を考えてるのに、それに比べて今の日本人は情けなすぎです。
特にインターネットで情報を得ている、いない人間のTPPに関する危機感は全然違いますね。
2chのまとめブログではコメント数が他の記事より常に上回っていることから若い人は危機感が高いと考えられます。
私の知り合いにTPPのことを話しても皆TV,新聞で得た情報しかないので「産業を取るか、農業を取るか」という認識しかありません。
そして発する言葉は「これからはグローバルだからTPPはいいんじゃないか」とコメンテーターの言ってることを鵜呑みにしております。
このまま人権擁護法案などネットを潰す為の法案が通らず、20年経てば団塊世代は退場しているのでこれから未来を歩む若者が日本を変えていくと思っております。
それまでに日本がまともに残っていればですが・・・
外国人に対しては固定観念持ち過ぎの三宅さんに邪魔されてたのが残念でした。
あと、日本のマスコミメディアが知性だけが無いだけじゃなく品格も無いのは、フィフィさんの見た目をネタにする所。
あの扱いを見てると本当虫唾が走る。
くっくりさん、私は過去歴史を知れば知る程、日本の庶民の直感の正しさ鋭さにビックリさせられてます。
昔は、政治家にもその直感があったはずなんですがねえ。
私は途中から見たんですが、実況によれば9時45分過ぎまで、ずっと農業の話、やっとそれ以外の分野の話になったと思ったら、また「食の安全」とからめて農業の話。
時間がなくなってきたからか、短時間での主張の言いっ放しになり、あまり討論になってませんでした。
最後に「(交渉で)日本は必ず勝ってきた」宣言したり、反対派の懸念に正面から答えず「考えにくい」「ありえない」とか、議論が深まると色々まずいからあんな番組構成になってるんじゃないの?思ってしまいました。
出演者の面子に期待したのに残念です。
今一度、食育について考えてみてください、そうすれば必然的に今何が必要でTPPによって何が失われるのか、経済とか専門的な視点ではなく、あくまで生き物として人間として考えてみてください。
日本の食文化は我々日本人にとって我が身そのものなんですよ。
生き物にとって食べることは仕草や力の強い弱いだけでなく、脳から体中のあらゆるものの形成するにあたって欠かせないことなのですよ。
日本(特に民主党)は普天間のことや震災対応でアメリカには大きな借りがある。こんな状況でTPPの交渉をすれば日本にとって良い条件で参加なんて夢ですよ。
TPPは、企業活動を行うのに国家間の壁を越えて均一な環境をつくって、進出や投資を通じて、する側もされる側も共に繁栄しましょうという仕組みでしょう。
実質的に日米間のFTAという見方もありますが、一方で日米の双発エンジンでTPP圏内の国々への進出・投資・インフラ整備を加速させる、日米以外の国々を漁場に見立てた経済的な囲い込みという見方もあります。
賛成派には、財界の他に安倍さんや櫻井さんを始めとする保守派もいるようで。
財界は、大企業や、今は大した規模ではないものの確かな技術力や力のある企業が中心でしょうね。
保守派は、TPP参加国の中には日本と縁のある国が多いですし、日本が参加しないと、アメリカが単独で参加国に唾をつけまくって、経済的結びつきの強化に伴い当該諸国への政治的発言力が高まり、日本の発言力が弱まるという危惧ではないかと思われます。
また、安全保障云々という声が聞こえますが、世界地図を広げて日本をみると、東にアメリカ、西に中国、北にロシアという三大超大国に囲まれており、必然的に南に活路を見出すという、昔ながらの構図です。
その南側にある国々をアメリカに独占されない為にも、交渉に参加して、TPPの弊害を少しでも克服して対抗しようという思いではないかと思われます。
但し、この流れに乗れる人だけが儲かるんですよね。
流れに乗れない人には関係ない人もいれば、損する人も出てくるので、巷では農業やら金融やら何やらが悶着しています。
個々の利害関係の集合体が社会・世間ですし、TPPで人等しく得するものでないです。
圏内の経済が活発しますが、同時に金の流れも変わります。日本は他の参加国に比べて地代や人件費が高くコストが嵩みますし、長期的にみると、投資が割安の海外へ移転する恐れもあります。
2000年代初頭から、時代は中国だと、中国を始めとする海外の国へ盛んに進出した結果、国内の企業が価格競争に勝てずバタバタ潰れていった再来になるのではないかという危惧もあります。
確かにTPPに関する情報は少ないですね。情報収集するにも面倒でしょうがないです。
限られた情報では、全体像はおろか議論も進まず、必然的に想像の域にまで広げて場外乱闘が起きるわけで、経済に疎い方にはワケワカメですね。
更に、自民党政権時代から輸送・精密機器だけでなく金融分野等の新たな新機軸育成が急務だといろいろと取り組んできた中で、TPPの行方をよりによって民主党に委ねなければならないという危機も強いのではないでしょうか。
最近の民主党は、何をやっても恨まれるようですなw
また、所沢の市長選挙も興味深い結果が出ましたし。
ぶっちゃけ、そろそろ予算審議の時期に入りますし、TPPに託けて政局を起こしたいんですよね。
TPPに参加したら民主党は反対派の恨みを一身に買えば良いし、TPPを断念したら野田政権の政権担当能力に大打撃を与えられますし、どちらに転んでも構いませんけど。
どうも反対派の旗色が悪いようで、押しきられる公算が高いです。ここらで一大反攻作戦でもやってくれれば助かります。
民主党といえば綱領もなく、右も左も入り乱れて纏まりの欠く政党です。
そんな中で、鳩山・菅・小沢氏の三大豪族が牛耳る事で抑えていましたが、既に御陀仏している状況であり、今は軽量級の方々が舵取りをやっております。
安全航行に徹している野田艦長率いるミンス丸に、TPP砲弾を撃って操舵室ごと吹き飛ばしたいものです。
航行不能になって往生するミンス丸に、やがて予算審議という大嵐の季節が到来するという寸法です。あとは、野党艦隊の艦砲射撃なり艦を体当たりさせて白兵戦でもやれば良いでしょう。
TPPが拗れたところで、個別にEPA・FTA交渉というハンカチで賛成派は涙を拭ってもらい、反対派はTPP阻止で大喜びで倒閣へなだれ込んでくれればありがたいものです。
右からみれば売国奴にみえ、左からみれば右翼・タカ派政権にみえる野田政権です。
面倒になったのでハショりますがw小沢派も左翼もどうですかね。
TPP行きのバスはどうでも良いですが、政局バスに乗れなければ後々、面倒な事になりますよ。
三者三様思惑は違えども、このまま野田政権をのさばらせるのは嫌だという点では一致していますよね。
まあ何にせよ、親日外国人だろうが、反日外国人だろうが、ここまであれこれ言われなきゃならん日本の現状を、まず日本人は恥とするべきでしょうね。
特に日本人以上に日本の行く末を考えて下さる方の、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい連中が偉そうにふんぞり返っている状況には腸の煮えくり返る思いがします。
フィフィさんと言えば、さんまの恋のから騒ぎに出てたという印象しかなかったんですが・・・
只、殆どは全くそのとおりなんですが、「アメリカは自国の利益になることにしか精力を注がないんだから」
は、「アメリカは〜」ではなく「世界で日本以外の国は〜」が現実ではないでしょうか。
『中央日報 latest news韓米FTA反対デモ隊が国会に無断進入…67人連行
http://japanese.joins.com/article/090/145090.html?servcode=200§code=200
米韓自由貿易協定(FTA)に反対するデモ隊の一部が国会に無断で進入し、67人が連行されてます。
我々も、これぐらいしないとだめなのかぁ。
トルコ大使館のHPに、大使館から日本からの援助に対するお礼のメッセージが出ていましたので、ご案内申し上げます。
++++++++++++++
ヴァン地震後に日本より提供された援助に関する声明
10月23日にトルコ東部のヴァン県で発生したマグニチュード7.2の地震の後、日本政府ならびに友人である日本国民の皆様より示された連帯と慈善の精神に対し、トルコ共和国政府とトルコ国民を代表して感謝申し上げます。
日本は、当該地震後トルコ政府と最初に連絡を取り、支援の準備があることを表明した国の1つです。日本はまた、そうした国々に対しトルコ政府が行った支援の呼び掛けに応じてトルコ支援の決定を発表し、行動に移した最初の国の1つでもあります。日本政府によって目下トルコに搬送されている緊急支援物資は、住居の確保をはじめとする、被災地域での緊急事態の解消に大きな役割を果たすでしょう。
去る3月に発生した東日本大震災の傷跡が未だ完全に癒えていない中、ヴァンでの地震発生直後から日本政府と日本国民によって示された慈愛の心、またトルコに差し延べられた援助の手は、まさに両国ならびに両国民の間の友好関係がどれほど強固であるかということを示す新たなひとつの表れであります。
トルコ共和国大使館
>「アメリカは自国の利益になることにしか精力を注がないんだから」は、
>「アメリカは〜」ではなく「世界で日本以外の国は〜」が現実ではないでしょうか。
は、私もこの通りだと思いますね。
世界の国々は自国の利益を優先して動いています。
アメリカもその中の一つの国だというだけです。
日本のように「それぞれの国が不利益を被らないようにするべき」とか「相手が自分のことを慮ってくれる」などと無意識に思うような国は稀だと思いますね。
「要求をまず吹っ掛ける、そして相手が反対したら落とし所を探して議論が始まる」という意味の言葉を聞いたことがありますが、自分が希望することは主張する、しなければ例え不平等でもそれで納得しているのだ、と思われるのが世界では常識と言えるのではないでしょうか。
同盟もそれを考慮したうえでのものなのだと思います。
だから前回少し書いたように、櫻井氏と安倍氏の二人は「日本の要求を貫け」とTPP参加を言っているのかもしれません。
まあ最後のは私の想像ですが。
超人大陸 中野剛志さんの掲載ありがとうございました。
APECが近づいてきたことと、中野さん達(くっくりさんも)の活躍によってTPPについて知れ渡ったのでは。
とはいえ、やはり、全容がわからないのが現状です。
TPP反対論者であるアナリスト青木文鷹さんがラジオ出演されました。中野さんとは違った意見です。
H23.10.22 ラジオ日本 青木文鷹の日本を救え
Youtube(音声のみ)
http://www.youtube.com/watch?v=81dEt4dkMdo
http://www.youtube.com/watch?v=GTqAl6eV_bk
(抜粋)
TPPは抵抗になるものは全て廃止。関税も非関税障壁と言われているものは全部。場合によっては日本語ですら非関税障壁の扱いする可能性あり。
TPPに関して今行われている拡大交渉に関しての会議は基本的「非公開」。入っていない国にとっては分からない。となると憶測で関係者筋のポジショントークから察してください、ということになる。米国だったりそういう国の情報が一番入ってくる。
TPPを結ぶメリットは対米国。問題は、米国以外の国だとより厳しい条件になる。今までせっかく各国FTAで守った部分を、再度開放しなきゃいけなくなる。これが一番のマイナス。
TPPの政府調達(公共事業)。これまでの都道府県レベルのものが市区町村まで解放して外国の企業が入ってくることになる。このレベルになると、学校給食や学校の建築なんかも対象になり、誰が責任をとるのって話になる。
公共事業で、地方で食べてる人は非常に多い。地方経済で公共事業の占める割合は多い。これが海外の業者にもっていかれてしまうと、地方経済が壊滅する。そこらへんがいちばん本当は影響が大きいのに、語られていない。
世間では米国の陰謀であるという話がある。米国はTPPを利用して日本を食い物にしようと思っているかもしれないが、米国の陰謀じゃない。米国がいようがいまいが、TPPに参加すること自体が日本の崩壊につながる。米国の思惑はそのあと。これを見誤らないことが重要。
そもそも米国では(TPPの)議論がまとまっていない。オバマ大統領と経済界の一部がやりたいだけ。米国ではTPPの盛り上がりは一切ない。報道も殆どされていない。報道がない。だから、日本の国益にとってTPPがどうなのか、ということが重要。
TPPは原則100%の市場開放、例外はない。米国の陰謀だという理解は間違い。TPPは小さな国がメリットを得られるための条約、日本が入ると小さい国に食い物にされる。TPPは農業問題ではない、サラリーマンや自営業の方への影響のほうが遥かに大きい。
全文は以下に上げました。よろしければご参考に。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2201075.txt
次の週(H23.10.29)は青木文鷹with西田昌司でした。
西田さんは「TPPは百害あって一利なし」とバッサリです。
http://www.youtube.com/watch?v=s2Nno71loHw
で、自民党の長谷川議員が、TPPは成功をめざすアメリカを後押しするために推進するのではないか(26分頃から)、大統領選挙でオバマ大統領を有利に導くためではないか(29分40秒頃から)と質問している場面があります。
質問中で長谷川議員が疑問視しているように、日米同盟の再構築が最大の理由だとしたら呆れて脱力してしまいます・・・
(悪くしたのは誰なんだ・・・と)
民主党の支持母体は自治労と日教組ですから、この組織の署名を集めれたら民主議員は無視できないでしょうね。
現在10キロ3000円が342円の激安に!」
と報道されました。「778%と言う表現は従価税であって、率ではなく」
正しくは「現在10キロ3000円が、1kg 342円の激安に!」です。別に激安でもなんでもありません。(10kgで買うと1kg辺り280円以下になるというだけです。1ドルは75円〜76円換算ですから、10kgそのまま買えば少なくとも2500円以上はするのです。フジの報道だと10kgが300円台で買えるみたいにおかしな報道をしています。が、これも今の民主党政府の陰謀でしょう。)
アメリカの現地価格
10-Pound Bag(4.5kg) / $19.83 ( 1502円) 1kg = 334円
15-Pound Bag(6.8kg) / $24.24 ( 1836円) 1kg = 270円
15-Pound Bag(6.8kg) / $27.00 ( 2045円) 1kg = 300円
20-Pound Bag(9.1kg) / $30.00 ( 2272円) 1kg = 250円
20-Pound Bag(9.1kg) / $33.35 ( 2526円) 1kg = 278円
関西テレビでビシビシ突っ込んで行ってもらいたいです。
TPPは規制緩和を意味しており国家主権が侵されることだと思います。
ISD条項により思惑のある国・企業に訴えられ、敗訴・賠償・規制撤廃させられた国があります。
ブッシュ政権のスノー大統領報道官は年収2000万円では治療費が払えず自己破産したそうです。
TPPに加入すると国民皆保険も圧力で無くなり、日本人もこのような経験をするかもしれません。
また、食料安全保障の側面から見ても納得いきません。輸入食料自体の安全性の問題もありますし、輸入先の国に有事がおきた時の食料確保はどうするのでしょうか。
最後に“モンサント”という企業を検索してみて下さい。
以前このような記事もありましたね。
(以下、一部抜粋します。)
「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度
2010.10.16 Saturday
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid897.html
愛知県の渥美半島、ここに戦う農業経営者がいます。
農業生産法人・有限会社新選組の岡本重明さん。
岡本さんは高校卒業後、家業を継いで以来、農業一筋に30年。
今では、水田20ヘクタール、大根など野菜の畑を5ヘクタール所有し、さらに近隣農家の水田耕作80ヘクタールを請け負っています。
しかも、米作りにかける日数は1年間にわずか3カ月半だけ。
あえてそれ以上は手間をかけず、徹底的にコスト削減することで、戸別補償などの補助金がなくても、採算がとれていると言います。
「日本の農家は儲からんと言うけどホント?農家はしたたかだよ。儲からんわけがない」
岡本さんは独自の農業経営を続けるために、2001年に農協を脱退。
その戦いの歴史を去年、1冊の本にまとめました(「農協との『30年戦争』」)。
日本の農業について、言いたいことが山ほどあると言います。
「嘘ばっかり言ってんだよ。日本の農業は弱い?だから守れ?嘘ばっかり言うなと。守ってるのは農業じゃない。役人の利権を守ってるだけなんだよ。そのことを理解してもらいたい」
抜粋終了
-----------------
岡本重明さんが、TPPについてどのようなご意見をお持ちなのか気になります。
(上の記事内容から察するに、TPPに前向きのような気がします)
それから、TPP賛成派の櫻井よしこ先生のブログにて、大豆農家の補助金漬けに言及されている点も興味深く、農業における補助金漬けの実態はTPPの賛否とは別に改革しなければならないような気がします。
逆に言えば、改革をずっと先送りにしてきたからこそ、TPPに関して農業ばかりがクローズアップされてしまう現状を生み出したとも言えるかも知れませんね。
確認はしていませんが、自民党の石破茂先生がTPPに賛成気味なのも(但し、拙速な参加には明確に反対されています)農業行政改革を念頭に置いての事ではないでしょうか。
今日のタックルでTPPと日韓通貨スワップを取り上げるみたいです。刺激的な予告ですが、どこまで切り込めるか・・・
今週は青山さんも出演されます。
http://tv.yahoo.co.jp/program/?sid=36
ビートたけしのTVタックル
2011年10月31日(月) 21時00分〜21時54分 の放送内容
◇番組内容
TPPは売国行為か!?対米追従で日本は乗っ取られる!? 復興増税のウラで韓国救済…通貨スワップの不可解 国民の声は届いているのか!? 発足2ヶ月!! 野田内閣本格始動!?
ゲスト出演者
三宅久之、金子洋一、下地幹郎、江田憲司、青山繁晴、古賀茂明、宮崎哲弥
アメリカがーとか麻生さんがーとか、フィフィさんや中野さんがどう言っているというのはあまり関係ないのですよ。赤旗ですら反対しているこの状況。「誰が」も大事ですがもっと中身を見ましょう。経済ってそんなに難しくないはずですよ。
>「アメリカは〜」ではなく「世界で日本以外の国は〜」が現実ではないでしょうか。
全くその通りだと思いますがそこに「力関係」が入ると交渉において断然アメリカは有利でしょう。そのことをアメリカは十分理解したうえで要求をしてくるでしょう。そういう意味ではやはり「アメリカは自国の利益になることにしか精力を注がないんだから」という意見にも真理が含まれています。
フィフィさんの情報ありがとうございました。
こういう方が情報発信してくれていて嬉しいです。
ところで今日のTVタックル、TPPについてで、青山繁晴さんゲスト出演だそうです。
*もし前のコメントで誰か紹介していましたら、このコメントは削除して下さい(^^。
http://tv.yahoo.co.jp/program/48155829/
ゲスト出演者:三宅久之、金子洋一、下地幹郎、江田憲司、青山繁晴、古賀茂明、宮崎哲弥
TPPの賛否云々に「中立」という立場を取られている方は、僕は正直で誠実だと思っています。
全部の情報を鵜呑みにするだけでなく、把握したり、勉強したりする時間が少なすぎる。「何が本当か」という精査をする期間が少なすぎる。
だから、「決断を先延ばししてでも(それによって不利益があろうがなかろうが)、いったん保留にして国民と国が思考停止にならず、検証する期間を持つべきだ」というのが良い方向性だと思います。
一番良いのは、思考停止状態から、何パーセントかは分かりませんが抜け出ている現状になっていることこそが大事なのだと思います。簡単に言いなりになっていない。この流れが続けば良いと思うのです。たとえ逆流しても、辛抱強く。地道ですけど、より良い日本の将来は、その積み重ねかなと思います。
私もTTPについてはよく分からないのですが、よく目にすると言うか耳にするのは、国民的議論が必要と言うこと、国民投票って意味ですかね?
私は自給率UPの方向に賛成です。
「賛成」ではないですが、「反対」とも言い切れない。
また、一部保守系の大物も賛成している……と言う割りには、彼ら彼女らから、TPPにおけるメリットとデメリットの説明が聞こえて来ません。
これは一体どう言う事なのでしょうか。
さて、何かをする為には、必ず何かしらのコストが必要になります。
それは「何もしない」(≒現状を維持する)と言う選択肢を選んだ時にも言えます。
そして、より大きなコストを要するのは、現状から何かを変化させようとする時です。
だからこそ、拙速は厳に慎むべきかと。
二年と半年前の某政党支持サイドの言葉を借りれば、「首を挿げ替えただけで、国民の信を得た内閣ではない」のですから。
正直な所、賛成の側からの言葉に説得力は感じられません。
しかし、反対の側にしても、「じゃあこのままで良いのか」と言う点には殆ど触れていないようにも思います。
ではどうするかと言えば、やはり賛成派も反対派も、双方メリットデメリットをきちんと開示した上で国民に問うべきかと。
最終的には、国民の上にその影響が圧し掛かってくる訳ですから。
どのような選択肢を選ぶにしても、ね。
URLは以下の通りです。
http://http://dokuritsutou.heteml.jp/
いずれにしても民主党が滅茶苦茶にした日米関係の後始末をするのは自民党です。麻生さんにせよ安倍さんにせよ、TPPのような屑カードであっても、カードは一枚でも多く持っていたいというあたりが本音かもしれません。
ただし、自民党は政務調査会でTPP参加反対決議が通ったので、 総務会の了承後、総裁決議を経て、党として正式に反対する事になります。 したがって、麻生さんも安倍さんも、党の方針に則って、以後は反対(慎重)派として行動することになると思います。
なお、一部の保守論客の言う「TPP=中国包囲網」論というのは、TPPの内容を知っていれば出てくるはずのない、後付けの屁理屈としか思えません。
言葉尻を捕らえて申し訳ないですが、「中立」=「態度をまだ決めかねている」は違っていると思います。
「中立」は、当事者間とは違う立場でどちらにも与しないことだと思うのですが、この「TPP問題」は、我々にとって利益のあることは何かという当事者の問題であって第三者の立場で論ずることではありません。
「TPP問題」に関し、情報が少ないと言ってる方もおられますが、これ以上情報は出てこないと思います。(出てくれば幸いです)又、口を開けていれば誰かが情報をくれるわけでもありません。少ない情報の中でも、判断しなければならない事はこのプログをご覧になってる方も、今までの人生の中で何度もあったのではないでしょうか。そしてその判断を、中野先生曰く、誰かのせいにしない事です。軍部が悪い、政府が悪い、官僚が悪い、自民党が悪い、東電が悪い、マスコミが悪い、我々善良な国民はダマされた〜、と。(言いたい気持ちはわかります)
結局このTPP問題は、中野先生の言われるように
国家主権(国民の意思)が、我々国民の利益と合致しないグローバル企業によって侵される事になってもいいのか、ということに尽きると思います。
TPP問題をきっかけにして、領土問題、移民問題、グローバル金融資本主義等もう一回、国境をどこに引くか真剣に考える時期にきているのではないでしょうか。
どっちがほんとなんですか?????
原発もそうだが、推進だ廃止だ、極端に走る人が今の日本には多すぎるように思う。もっとじっくり考え議論すべき。
APECまでに結論出せというのがもともと無理難題。
簡単だと思います。
江田憲司氏は投資家保護条項(ISD条項)を「ルールの不透明な発展途上国との交渉で、先進国を保護するための条項」だと説明しています。要するに、契約を守らない危険な国に、契約を守れと言える制度ですね。
しかし、日本は発展途上国ではないですよね?
アメリカも、発展途上国ではありませんよね?
つまり、多国間だからと言って日米間にまでISD条項を適用するのは不適切なのです。そして、日米とブルネイ王国やチリなど、国力や国情の異なる雑多な国に、均一に同一の条件を適用するのも不適切です。TPPより2国間協定がいいといわれるのは、そうしたきめ細やかな調整が国別に必要だからでもあるのです。
また、江田氏は嘘をいくつも言っており、番組でも否定されていたように、日本は貿易立国ではなく内需立国です。また、「日本は資源のない国」というのも嘘で、日本海の良質なメタンハイドレートをはじめ、東シナ海ガス田、尖閣諸島の石油など大量の海洋資源を保有する「資源大国」です。
さらに、江田憲司氏は10月23日のフジテレビ『新報道2001』でも、「韓国が韓米FTAを批准した」と嘘を言っています。同席した民主党の近藤洋介氏も「米韓FTAを分析すれば心配はない」と発言しましたが、とても資料をきちんと分析したとは思えません。
なぜなら、韓国では今まさにFTA批准を阻止している真っ最中なのです。
↓
■米韓FTA:韓国野党が反対 31日に批准承認できず
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111101k0000m020055000c.html
当然、日本のTPPも同じで、たとえ野田総理が参加表明しても、批准をしなければいいのです。日本のマスコミは一斉に「韓米FTAを見習え」と宣伝したのですから、この点でも韓国を見習って「批准するべきではない」と言えばいいのです。
また、TPPの問題点については、こちらも参照しておかれるとよろしいかと思います。
↓
■【TPP】唖然!日本によるアメリカのためのTPP参加??[桜H23/10/28]
http://www.youtube.com/watch?v=DtIxBQ9Rk2s
江田氏は慎重派を黙らせるためにわざと嘘を言っているんでしょうか。情報が少ない分だけ嘘が通りやすいような気がします。
韓国の例は参加表明阻止できなくても国会が防波堤になれる可能性があるということですね。反対派の国会議員さんには最後まであきらめないでがんばってもらいたいです。
一次ソースが乏しいので、この解説でいいのか確信が持てないのですけど、やはりワイドショーの数十分の枠や1時間番組では語り切れない面が多すぎますね。
http://tsukimakura.jugem.jp/?eid=229
>?「収用と補償」条項
>元々は、資源ナショナリズムによる現地油田などに関連する収用とその補償を意味していたらしいが、米国が「間接収用」という新たな概念を作り出した。これは資源などが接収されたり、物理的な損害を受けていない場合でも、現地政府の法律や規制により外資系企業の活動が制約された場合、収用と同等の措置とみなして損害賠償を請求するという、大変な拡大解釈である。
先日の三橋さんのブログに出ていたペーパーで、交渉内容の概略は分かりました(分ったつもり)。では次に、TPPの交渉のテーブルに着くにあたって、日本国はどのような利益を実現していくつもりなのか、どのようなTPPの内容を目指そうとしているのか、という「何のためのTPPなんですか?」という点です。そこが見えないと参加もへったくれもないと思うのですが。
交渉に参加するのは国益を実現するための手段であり、実現するべき国益こそが目的です。
TPPが単なる関税撤廃という話では無く、もっと大きな通商のルールーを決める場である以上、実現するべき国益、守るべき国益は明確にされるべきであり、その議論が全くなされていない、国民に開示されていない現状は異常としか言いようが無い。
まあ、仮に参加したとして、アホみたいな内容で合意してきた場合には、国会で批准しなければどうせ効力を発効しないものなんですが。
>>例えば、賛成派の中には、安全保障の観点から、具体的に言えば“対中国”を見据えて、TPPには参加すべきであると主張している方々がいます(一例:産経新聞の阿比留瑠比さん)。
この件について、少なくてもTPP推進派は「今後、韓国や中国もTPPに入ってくる」と言っています(ただし、根拠は不明。「自由貿易はいいものだから、みな追随するはず」というよくわからない理屈)。
http://www.canon-igs.org/event/20110929_1021.html
この推進派のシンポジウムに行ってみましたが、講演した学者たちはそのように言っていました。
もし本当なら、日本の家電等のライバルで反日国家の韓国と、最悪の場合は中国までが後からTPPに入る可能性もあります。中国脅威論によるTPP賛成派意味がないと考えています。
あと、TPPとは全く別に、日本の産業の在り方、1次、2次、3次産業はどうあるべきか、日本の産業政策、通商政策、ひいてはこれからの日本の国益とは何ぞや、というそもそも論を一度やった方が良いような気がしますが。
>sano さん
>少なくてもTPP推進派は「今後、韓国や中国もTPPに入ってくる」と言っています
韓国は、TPPよりもFTAを選んだはずです。中国は、為替で固定相場制をとってますので、参加しないではなく参加できる訳がない。(と、何方が言われてましたよ。誰が言ってたかは失念、スミマセン)
>>>例えば、賛成派の中には、安全保障の観点から、具体的に言えば“対中国”を見据えて、TPPには参加すべきであると主張している方々がいます(一例:産経新聞の阿比留瑠比さん)。
阿比留さんは、「中国は日本の政界にTPP反対の働きかけをしている」とし、「TPP参加反対派に鳩山由紀夫元首相ら親中派グループがいることを思うと、TPPにただ反対することは、中国を利することでもあるのだろうなと愚考します。」と自身のブログで記しています。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2480462/
TPP反対が、どうして中国を利するのか述べずにこの記事だけ読めば中国よりアメリカを選ぶような、印象操作をしています。
そもそも「中国包囲網」といいますが、中国と日本の貿易額は、米国を抜いて、1位(シェア中国17.4%、米国13.%)であり、既に中国に2万社を超える日系企業があり、日本人が生活しているのに、どうするつもりなんでしょう?(ちなみに数字は、2009年ジョトロ)
■「目隠しで交差点を渡らせるな」
日曜討論を見れば分かる通り、会議などいくらでもコントロールできるのです。
そして、十分な発言もできずに、多数決で押し切られてしまうわけです。
普通の社会人なら「仕事は段取りが9割」であることを知っています。
「TPPが何かわからない」ような状態では、失敗するのは目に見えています。
交渉の前に、情報を集め、作戦を練り、体制を作らなければならないのです。
どこの企業でも、あるいは個人の就職活動でさえも、そんなことは常識です。
三橋貴明氏が批判するように、これは「目隠しで交差点を渡らせる」に等しい。
つまり、交渉する前に、すでに日本は情報戦で負けているのです。
■TPPは第二のプラザ合意か?
さらに今回のTPPは「第二のプラザ合意」になる可能性があります。
プラザ合意
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B6%E5%90%88%E6%84%8F
>歴史的な会議ではあったが、事前に内容は決められており、会議自体の所要時間はわずか20分程度であったといわれる。
>とりわけ、アメリカの対日貿易赤字が顕著であったため、 実質的に円高ドル安に誘導する内容であった。これが『プラザ合意』である。
>当時の内閣総理大臣・中曽根康弘、大蔵大臣・竹下登、日銀総裁・澄田智らによって決断されたこの政策は、日本がアメリカの赤字解消を容認した対米妥協策との解釈が一般的である。
また同じことをされたなら、日本は交渉すらさせてもらえないかも知れない。
このプラザ同意によって、日本は円高にさせられたのです。
その目的は、日本の国益ではなく「アメリカの赤字解消」でした。
そして決断したのは、野田首相の目標の1人、中曽根康弘首相(当時)です。
アメリカに媚びたい野田首相は、是非とも中曽根氏の真似をしたいでしょう。
その根底には、中野剛志氏が指摘するように「戦後レジューム」があります。
つまり、交渉する前に、すでに日本は思想戦で負けているのです。
■結論
今回のTPPは、日本側に「自ら負けたがる」条件が揃いすぎている。
日本側は勝つための準備を全くしていない。
現時点ですでに途中参加になる上、現在の内容も決定事項も知らない。
だから、交渉そのものに参加させてはならない。
それが、私がTPP交渉参加に反対する理由の1つです。
自分よりも調べていてわからないならそれはそれで仕方ないと思う。上手く言えないですが。
それにソースはないですがどうもオバマと野田の独断という話も耳に聞きます。
後になって出来ませんでした。
沖縄・原発と同じパターンになりそうですし。
だからといって安心できません。
麻生さんや安倍さんが賛成かどうか知らないが、
もし今自民党が与党ならある程度は信用が出来ると思う。
ただ今は民主党が与党。
民主党で信用できるのはただ一点。その無能ぶりだ。(ネットの台詞を流用です)
だから信用できない。
一連の「○○氏が容認」報道→否定 も怪しすぎますし。
医療自由化目標 「入手していた」 米国文書で厚労相 (10月28日)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=10331
>米国政府がTPP交渉で、公的医療保険の運用で自由化を求める文書を公表していたにもかかわらず、日本政府が「公的医療保険制度は交渉の対象外」と国民に説明していた問題で
TPPルール 主張困難 米「参加承認に半年」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html
>内部文書によるとUSTR高官や米議会関係者は、事前協議は「米政府と議会が時間をかけ非公式な協議を行う」とし、日本政府のTPPへの姿勢を歓迎できる見通しがついて「初めて九十日の期間に入る」と説明している。
http://www.bsfuji.tv/primenews/text/txt111018.html
しかしミルルさんが書かれた通りTPPでの主張が困難と明るみに出たことで安倍氏の意見は少し変わったようです。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20111102/plt1111021252004-n1.htm
今回の件が明るみに出たので当然なんでしょうけどね。
レスありがとうございます(^^)
うーん、「中国が反対しているのなら、TPPは役に立つのかも」=「中国への牽制になる」とはいえないですよね(アメリカの一部にそういう考えの人たちがいるとしても)。
阿比留さんも別にそんなふうに単純化してお考えというわけではないみたいですし。
>>そもそも「中国包囲網」といいますが、中国と日本の貿易額は、米国を抜いて、1位(シェア中国17.4%、米国13.%)であり、既に中国に2万社を超える日系企業があり、日本人が生活しているのに、どうするつもりなんでしょう?(ちなみに数字は、2009年ジョトロ)
↑こういうのや、費用日本持ちで留学生受け入れ→日本で就職、とか。TPPと無関係に中国との関係が深いのに。
それと、「TPPでアメリカのご機嫌をとれる」という考えは、違うと思います。
アメリカにもTPP反対派はいて、ティーパーティー系も反ウォール街系も反対。
http://www.citizenstrade.org/ctc/blog/2011/09/12/photos-from-the-chicago-week-of-action-on-trans-pacific-trade/
ご機嫌をとれるのは、すでに次の選挙が危ぶまれるオバマ政権とごく一部のウォール街の人たちだけなのではないかと思われます。
中韓の件ですが…
私が聞いてきたTPP推進派の「中韓も後で入ってくる(はず)」は、ものすごいお花畑な世界観(自由貿易万歳、戦争や世界的飢饉なんて起こるはずない、どの国もいいルールを真似するはず、みたいな;;)を前提に、「“アジアを取り込む”といって、中韓が入っていないなら意味ない」という人たちを取り込む意味が強い言い分なので、あまり真面目に捉える必要はないと思っていますが、だからといって「中韓が今後も入らない」とはいえないのではないか?と思っています。
韓国政府はアメリカの言いなりにFTA締結を決めたのですから、今後、アメリカの意向次第で入ってくる可能性があります。
中国も、今後ずっと現状が続くわけではないでしょうから、絶対にないとはいえません。また、エメリカ等加盟国の企業や政治家にチャイナマネーの影響下にある人・会社があれば、牽制どころではないのではないかと思うのです。
ですから、「TPPで中国の脅威を排除」云々という賛成論は、成り立たないと考えます。
中国の経済侵略防げないうえ、軍事上の日米同盟は経済関係で大きく変わるものではないと思いますので、意味ないのじゃないかな、と。
(下手なうえ長文ですみません(><;)