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8月31日(木)21世紀最後の夏が暮れてゆく…(;_;)/~~~
昨夜(8/30)のこと。会社から帰宅した夫が言った…「明日休み取ったで」。
おいおいおいおい!そんなこと急に言うなや〜。こっちは夕方たくさん仕事をもらってきたばかりで、明日は1日仕事しようと思ってたのに…。
「プール行きたかったんちゃうんか?」と夫。……そうだ。この夏、私達はまだ1度も泳いでいない。明日は8/31。近所の屋外プールの最終日だ。…明日を逃すと、今年はもう泳ぐ機会はない!
「わかった!今からがんばって仕事する!」
思いこんだら私はものすごいパワーを出す(^_^;。夜半まで仕事をし、入力作業は大方終了。あとは明日ぼちぼちとやることにして就寝。
…そして今日。朝、テレビで地下鉄御堂筋線(大阪で一番利用者が多い地下鉄の路線。夫も利用)が不通になっていることを知った。復旧したのは午前9時頃。夫は「今日休みでラッキーやったなぁ」と呟いていた。
午前中は残りの仕事をしたり、少しゆっくりしたりして、昼からプールへ行った。夫にとって今日はたった1日の夏休みである。やや疲れ気味のようで、私ばかりがプールではしゃいでいた。泳ごうにもファミリープールなのでまともに泳げなかったのが残念。また、小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったため、非常に寒かった。
しかし、2時間ほどプールで遊んでいただけなのに、今日は本当に疲れた。年々体力の衰えを感じる。
帰宅して夕刊を見ると、御堂筋線の例の脱線の記事がでかでかと載っていた。一面には「朝の御堂筋線 大混乱」「線路に車輪止め 工事車両脱線」「28万人に影響」等の見出しが。社会面をめくると、こんな大見出し…「どないなっとんねん」。…大阪らしいですなぁ。
8月30日(水)なつかしの曲・ベスト10(^.^)
時々思い出したようにやっている「Myベスト10」。今回は、「くっくり通信」の常連さんでもある『香港の勤め人』さんからのリクエストによりまして、「なつかしの曲・ベスト10」を発表させていただきます。勤め人さま、ネタ提供ありがとうございました<(_
_)>。
(8/17分では「少女マンガ」5/22分では「海外ドラマ」、4/2分では「洋画」を発表しました。興味のある方は、過去ぼやきから探してみて下さい)。
楽曲名 | 歌手(作曲者)名 | 発売年(適当) | コメント | |
1 | Hotel California | Eagles | 1976 | 洋楽に疎い人でもこの曲を耳にしたことのない人はいないでしょう。今でもイントロを聴いただけで鳥肌が立ちます。当時、AM放送でエアチェックしていたのですが、長い曲なのでなかなか最後までかかりませんでした(途中で切れてCMに行ってしまう)。エンディングのギターソロは完璧に口で歌えます(^_^;。 |
2 | Fly Me To The Moon | パティ・ペイジ | 1950年代? | 最近、宇多田ヒカルがカバーして脚光を浴びていますね。15年ほど前にこの曲のボサノバ・バージョンを耳にし、レコード店を必死に回って探しました。が、歌っているのがパティとは知らなかったため、他の歌手が歌っているバージョンの物がいっぱいたまってしまったという…。5〜6枚目でやっと探していたパティのバージョンに出会うことができました。 |
3 | サウスポー | ピンクレディー | 1977 | 私の世代(1964年生まれ)なら誰もが振り付けに夢中になったことでしょう。代表として、レコード大賞を取ったこの曲あげときました。周りがほとんどみんなミーちゃん派だった中、ケイちゃん派は私をはじめちょっと変わった人ばかりでした。 |
4 | 宇宙戦艦ヤマト | ささきいさお | 1973 | 中学時代アニメ少女だった私にとって、この曲をはずすことはできません。エンディングの「真っ赤なスカーフ」も名曲です。サウンドトラックもよかった。宮川泰さん作曲です。 |
5 | 秋桜(コスモス) | 山口百恵 | 1978 | 百恵ちゃんの歌で好きなのはたくさんあって、どれを選べばよいのか悩みました。世代を超えて皆さんが知っているのはこの曲かなと思ってこれにしました。私も今でもお風呂で口ずさんでいる名曲です。 |
6 | 交響曲第九番ホ短調作品98「新世界より」 | ドヴォルザーク | 19世紀? | クラシックも一時期よく聴きました。この交響曲はどの楽章も有名ですよね。他にクラシックでは、ホルストの「惑星」、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」などが好きです。 |
7 | Smoke On The Water | Deep Perple | 1977 | こちらも洋楽に疎い人でも知っている曲でしょう。Deep Perpleと言えば、ここ数年はコーヒー「Black」で使われている「Black Night」の方が有名ですが。 |
8 | 15の夜 | 尾崎豊 | 1983 | 私は尾崎より1才年上。尾崎のコピーバンドもやってました。1993年4月、ライブの前の日に偶然にも彼が亡くなり、追悼ライブとなってしまいました。この曲は特にお気に入りです。 |
9 | おどるポンポコリン | B.B.クイーンズ | 1990 | 当時、私は「ちびまる子ちゃん」の大家(たいか)と呼ばれていました。そのせいか、カラオケでは勝手にこの曲を入れられ歌うよう強制されました。意外と難しいんですよ、この曲。 |
10 | ちぎれた愛 | 西城秀樹 | 1973 | 私が生まれて初めて買ってもらったアニメ以外のレコード。間奏には秀樹のセリフがあります。「好きだ、好きなんだよ〜!」って(^_^;。秀樹に夢中で部屋にピンナップ貼ったりしてました。小学校中学年のわりにはませたガキでした。 |
8月29日(火)雑誌掲載のお知らせ&××党からのメール(^_^;
お知らせです。全くの偶然ですが、最近「くっくり通信」の雑誌掲載ラッシュが続いています。
(1) 角川書店『LYCOS MAGAZINE』(本日発売)の連載「ネット掲示板のぞき見隊」に掲載(表紙・コメント等)
(2) 創造生活社『iWedding』創刊号(8/28発売)に掲載(おそらくURLだけ)
(3) リクルート『生活情報・サンロクマル』京都版9月号(8/25発行)に掲載(おそらくURLだけ)
(1)については、私も今日見ました。「くっくり通信」は71ページに掲載されています。内容がかなりはしょられていて、こちらの真意があまり伝わっていないのが残念です。掲載の申し出があった時に、いちおうこちらの意志は伝えたのですが、「紙面の都合上、編集させていただきます」とのことだったので、ま、仕方ないのでしょうが。
今月号の『LYCOS MAGAZINE』では、第1特集として、資格取得に役立つサイトが多数紹介されています。第2特集では、オンラインでの職探しに役立つサイトを取り上げており、派遣や人材紹介のサイトの紹介もあります。「くっくり通信」の読者さんにとっては価値ある1冊かもしれませんね。…って誰に頼まれたわけでもないのに宣伝してる私っていったい…(^_^;。
(2)については、私はまだ見ていません。今日、本屋さんを2軒回りましたが置いてませんでした。今度大きな本屋さんで探してみようと思います。結婚情報誌らしいです。
(3)については、京都市・宇治市、滋賀の大津・草津のエリアでの流通のみだそうですので(ローソン他での設置配布中心)、大阪在住の私には入手不可能です。ご覧になった方がいらっしゃったらぜひご一報下さい(^^ゞ。
★
今朝方、ちょっと驚くメールが届いた。題名は「リンク依頼」。差出人は某衆議院議員事務所。内容は以下のとおり。
「現在××党で進めております『○○○○○○』への取り組みをご紹介しますと共に、情報通信の最前線でご活躍されておられます、SOHOの情報をご紹介させていただければと思い、リンク集を充実させることになりました。貴サイトとリンクさせていただければと思い、お願いのメールを出した次第です。ご了承いただき、ご協力いただけるようでしたら、貴サイトの紹介文を30文字程度にまとめてお送り下されば、当サイトのリンク集にて掲載させていただきます」。
この政党は、私がこのコーナーで何度となく叩いている政党だ。だから、クレームをつけられることはあっても、よもやリンク依頼されるとは夢にも思わなかった。
私は無党派だが、政治がらみのサイトにリンクを貼られるのは個人的にも嫌な気分だし、そのサイトから「くっくり通信」へ飛んできた支持者に、掲示板がプロパガンダとして利用される恐れもないとは言えない。そこでさっそくリンクを断るメールを書いた。
送信する前に、いちおうどんなサイトか確認のため見に行ったところ、さらに驚いた。なんと、すでに「くっくり通信」へのリンクが貼られていたのだ!
そりゃ、ウチは「リンクフリーです」とは書いてあるよ。しかし、「ご協力いただけるようでしたら、(中略)お送り下されば、当サイトのリンク集にて掲載させていただきます」と私からの返答を待ってリンクを貼ることを示唆しておきながら、それが来る前にすでにリンクを貼っているとはどういうこっちゃい〜!
××党っていつもこうなのだ。強引で自分勝手。私や夫の知人にもこの政党支持者が多数いるが、こっちの都合も考えずに電話をしてきたり、家まで来たりする人ばかり(しかも選挙前だけ)。
さっそくトップページに「政治, 宗教関係サイトからのリンクはご遠慮下さい」という一文を追加したのは言うまでもない。
8月28日(月)天保山はいつも風が強い{{ (>_<)
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昨日、夫と二人で天保山に行った。天保山とは大阪湾に面した一大アミューズメントパーク?で、海遊館(水族館)が有名な場所。
今回ここに来た目的は、サントリーミュージアムギャラリーで催されている「スヌーピー展」を見るため。が、これが大ハズレ。って言うか、私達が想像していたのと全く内容が違っていたのだ。
私達が想像していたのは、作者シュルツ氏のマンガやイラストやアニメにまつわる展示だったのだが、実際は他のアーティストによるピーナッツ(スヌーピーの登場人物)を題材にした独自のアートと、各ブランド(グッチやらコシノヒロコやら)によるスヌーピーの衣装展。前者はともかく後者は会社の宣伝にしか見えなかった。やれやれ……。
蛇足だが、この写真の左下、向こう向きに歩いているのは夫。
このまま帰るのはあまりにも不毛なので、前から乗りたかったものの乗る機会がなかった大観覧車に乗った。
この観覧車は地上高が112.5m(世界最大級)、回転輪直径100m(世界最大)、定員480名(世界最大)。
並ばずにすぐに乗れたし、夜景がとてもきれいだった。が、夫が「眠たい」「腹減った」「ひまや」と文句連発でムードも何もあったもんじゃなかった。というわけで、こちらも不毛な結果に終わってしまった。やれやれ……(T_T)。
ところでこの観覧車、身障者の方も利用できる。良いことだ。
私達が乗っていた時、たまたま利用があったようで、「身障者の方にお乗りいただきますので、一旦回転を止めさせていただきます。ご了承下さい」とアナウンスがあり、1分程止まった。
8月26日(土)居酒屋での出来事part2(`へ´)
私は居酒屋チェーンというのはあまり好きじゃない。料金が安いのは良いが、料理はいまいちだし、若い子が多くて店内がうるさいことが多いから。
だけど、「村さ来」には時々行く。「なすのガーリック炒め」がとにかく好きで、それが食べたくて行くのだ。
そんなわけで今日も行ってみた。が、空いている席が合コンの団体の隣しかなかった。…悪夢がよみがえる。今年の7月1日も同じように隣の席が合コンでめっちゃうるさかったのだ(過去ぼやき00年7月分の7月1日分参照)。
あの時もひどかったが、今回はもっとひどかった。男の子たちの柄がとにかく悪い。見かけで判断してはいけないだろうが、みんな茶髪で口やら鼻やらにピアスしてるし、髪型もライオン丸みたいな奴ばっかり(Dragon
Ash風なのか?)。全員で下品な歌を歌ったり(女の子たちは唖然として引いていた)、土足で椅子の上に上がったり。店長がわざわざ「静かにして下さい!」と注意しに来たほどだ。
彼らがひとしきり騒いで帰った後、私は夫に提案した。
「私達ももう30代なんだから、学生だらけの騒がしい店でお金をケチって飲むよりも、多少値は張ってもいいから落ち着いた雰囲気の店で飲もうよ…」と。ドケチな夫もさすがに今回の騒動には根を上げたようで、「そうしよう…」と賛成してくれた。
もう「村さ来」には二度と行かん!「なすのガーリック炒め」を食べられなくなるのは辛いけど…。
8月25日(金)アンディ・フグとは同い年(:_;)
未明に表紙を秋バージョンにしました。なかなか好評みたいで胸をなで下ろしてます。ですが、表紙の「くっくりクマ」は、春バージョン(桜を見ている)、夏バージョン(海を見ている)と全く同じ絵をそのまま貼り付けてます。手抜きもいいとこですな。…冬バージョンでは新作で出せるようにがんばります。
★
昨日午後6時21分、K−1のアンディ・フグ選手が急死した。そりゃもう驚いた。
夕方のニュースでは「重篤な状態」とか言っていたのに、その後のニュースでは、いきなり「死亡」だもん。
何が一番驚いたかって、アンディ・フグが私と同い年だということ。これまで私は、彼が「何歳ぐらいの人なのか?」などと考えたことすらなかった。だって、K−1に興味がないんだもん(^_^;。
きっと私がアンディ・フグを知っているのは、彼がCMやバラエティなどけっこうテレビに出ているからだろう。そう言えば、今年はロッテ対西武戦の始球式で登場し、100km/hオーバーの球を投げた後、得意の「かかと落とし」を披露していた。また、関西テレビのキャッチ(局のCMみたいなやつ)でも「カンテ〜レ!」と言いながら、技を披露していた。
病名は「急性前骨髄球性白血病」。これは大変珍しい病気で、たとえば10万人に1人とかいった割合で発病するものらしい。白血病にもいろいろあって助かるものも多いらしいが、彼の場合は根本的な治療方法はなかったとのことだ。
格闘界ではアンディ・フグの身体は小さい方らしいが、あんな鍛え上げた身体を持った人でも病気には勝てないというのが恐ろしくもあり空しくもある。スポーツ選手はとかく自分の健康を過信しがちだと言う。彼もそのせいで発見が遅れたのかもしれない。
それにしても入院後たった6日目での急逝は、ファンならずともショックは大きい。しかも亡くなる2日ほど前にはファンに向けて、「最強の敵(病気)と闘って勝って必ず戻ってくる」といった内容のメッセージも残していたのだから、彼の心情を思うと悲しみもいっそう深まる。
アンディ・フグは、スイス人だが親日家でとても日本を愛していた人だったそうだ。「サムライのいなくなった今の日本で自らサムライを体現してくれていた」と、テレビで誰かが言っていた。サムライの若すぎる死に哀悼の意を表したい。
8月24日(木)うかつに外も歩けませんな(o。o;)
横浜市で起きた「ひき逃げ通り魔」事件の容疑者って、何考えてるんやろ?
最近多発している凶悪犯罪の容疑者たちの動機には解せないものが多いが、今回のもさっぱり理解できない。
容疑者の供述によると……飲み会していて、会社の上司(経営者)に「1万円工面して来い」と言われ、「ひったくりでもしよう」と思った。その上司所有のトラックに乗り、若い女性を次々とはねた。が、顔を覚えられたらまずいと思い、何も盗らずに逃げた。1万円は結局、親から借りた。上司のトラックを使ったのは、彼を困らせたかったから。
…たった1万円が引き金で、女性を3人もはねたのか。20才と若いとは言え、嫁も子供もおる身だろう。なんて浅はかで卑怯な奴。
酔った勢いでの犯行か?とも思ったが、そうではなさそう。なぜなら、被害者の一人の証言によると「はねられた後、走り去ったはずのトラックが少ししたらまた来た。運転手と目が合ったが、トラックはそのまま走り去った」ということだから。つまり、はねた後、金品を奪いに戻ってきたということだろう。だとしたら、すごく冷静な行動に見える。
私は実は大変疑り深い人間で、他人の車の運転を全く信用していない。タクシーやバスの運転手さんの運転ですら信用していない。バスはできるだけ後ろの方に乗るし、たまたま前の方に乗ってしまった時は、知らず知らずのうちに運転手さんのように「巻き込み確認」なんかをしてしまう。
自分が歩行者の時もそうだ。後ろから車が来た時は、行き過ぎるまで目を離さずにいる。運転操作を誤って人の列に突っ込んでしまったという類の事故や、居眠り運転・酔っぱらい運転の事故のニュースをよく聞くので、「いつ暴走車に襲われるかもしれん」と不安なのだ。自分でも時々ばかばかしいとは思うのだが…。
今回の事件を見て、悪意でそんなことをする奴もいるのだと知った。今後はもっともっと車に気をつけようと思う(^_^;。
8月23日(水)正義漢はいなかったのか?(゜ペ)
三菱自動車リコール隠し事件を見ていると、日本人のこの体質は永遠に変わらないのではないかと絶望的な気分になる。
リコール制度ができた1969年以来、30年以上に渡って組織的に隠蔽し運輸省に虚偽報告をしていたそうだが、よくもまぁ30年も隠し通せたものだ。
あれだけ大きな会社だったら、1人や2人は勇気を持って内部告発する社員がいてもおかしくないと思うが…。きっと日本人特有の「長い物には巻かれろ」式の思考が働いたんだろうなあ。
運輸省は三菱自動車を刑事告訴する考えでいるようだが、虚偽報告の最高刑は罰金20万円とのこと。…こんなの痛くも痒くもないね。
しかし、信用はがた落ちすること必須。自動車の欠陥は即事故につながる。ユーザーの命にかかわる問題だ。ユーザー以外の人が巻き込まれる可能性だってある。全く、怒りを通り越して開いた口がふさがらない。
雪印事件以来、消費者のクレームで製品の不備が発覚し、製品を回収するとともに社長が謝罪するというシーンが数多くあった。だいたいは食品に異物が混入していたというケースで、缶詰からトカゲが出てきたり、チョコレートから蛾が出てきたり…(気色悪かったなぁ、あの映像)。
しかし、雪印以外はどこも「うっかりミス」的なもので、隠蔽に躍起になることもなく、比較的素直に謝り製品回収をしている。それと比べたら今回の三菱自動車のリコール隠しは悪質きわまりない。
自動車と言えば、日本の代表的産業。三菱の車も世界中に輸出されている。今後、各国から三菱に対して訴訟が起こされることが懸念されている。特に訴訟大国アメリカがこわい。各消費者がいっせいに三菱自動車を訴えて高額な賠償金を要求してこないとも限らない。今後の行方に注目しよう。
8月22日(火)クルスク沈没事故(/_;)
今朝方、「くり通掲示板」でロシアの原子力潜水艦「クルスク」の沈没事故にまつわる話題が出た。私は「人命救助より軍事機密優先というのは悲しく腹立たしいことではあるが、国を守る大統領としては正しい選択なのかもしれない」とレスを書いた。
だが、その後、新聞を熟読したりテレビで専門家の話を聞いたりしているうちに、事はそんな単純な問題ではないということに気づいた。
まだ勉強不足で、どこまで書けるかわからないけど、書いてみる。
まず、ロシアが事故の事実を発生から2日間も隠していたということは、ソ連時代からの秘密主義は変わっていないということ、人命よりも軍事機密を優先させる国だということ、そして国の威信が何より大事であるということを示しているのだろう。このへん、チェルノブイリ原発事故の際にソ連政府がとった対応を思い起こさせる。
アメリカ、イギリスなどからの救助活動の申し出を、ロシアはいったんは断った。なぜか?…ぶっちゃけて言えば、他国に弱みを見せたくないからだ。ロシアが政治的にも経済的にも行き詰まっているのは周知の事実だったが、今回の対応のまずさで、「戦力はアメリカ並みに保有しているが、それを安全にかつ十分に活用できる技術はおろか人材教育すらできていない」ということを世界に露呈させてしまった。
また、プーチン大統領が海軍の取り立てによって政権の座についたという事実も見逃せない。事故発生から、大統領と海軍との間でいろいろとやりとりがあったろう。そのゴタゴタの間に時間がむなしく過ぎていった可能性も考えられる。
どうせバレてしまうのであれば、最初から素直に助けてもらってればよかったのに…と言っても、後の祭りだが。
そして、もっともっと恐ろしい問題が残っている。そう、放射能漏れの危険性だ。
専門家(軍事評論家)によると、「水深100mの海底に斜めに横たわっている原潜を引き上げることのできる機械は、この世に存在していない。あのまま放置しておくしかない。今後、海水によって部品が腐食し、放射能が漏れる可能性もある」……。亡くなった118人には大変申し訳ないが、こっちの方が重大問題だ。放射能が漏れて海水が汚染されれば、全世界的規模の問題だ。救助の手を差し伸べた各国も、人命よりも、本音は放射能漏れの方が心配だったのかもしれない。
さらに専門家はこうも言っていた。「ロシアの港には、古い原潜の核燃料廃棄物をゴロゴロと放置してある(水に浮かせてある)。その数、100基以上。これらの処理問題も心配だ」と。
それにしても、事故発生当日に、すでにロシア海軍から地元企業に早々と120人分の棺の秘密発注があったという報道には呆れた。また、最初、「乗員はまだ生きていて救援を待っていた」という報道が流れたが、それもどうやらディスインフォメーション(故意に流す虚偽情報)だった疑いが濃い。
ロシア政府は体質的に昔と変わっていない。但し、ロシアのマスコミの体質は変わっている。昔は政府が完全にマスコミを統制し、他国に情報が漏れないようにされていたが、今はそうではない。完全ではないだろうが、かなり細かな情報が他国に流れてきている。そのあたりを甘く見ていたことが、今回、大統領にとって最大の誤算だったのかもしれない。
プーチン大統領が謝罪もせずに沈黙を守る中、今日、海軍・北方艦隊ポポフ司令官が、国民に向けて謝罪した。そして、118人の乗員のうちほとんどが事故直後に絶命したことを明らかにした。さらに、「自分の余生はこの悲劇の究明にあてたいと思う」と表明。それが本当に実行されれば、ロシアの閉鎖性も少しは改善されるかもしれない…と思うのは、希望的観測すぎるだろうか。
8月21日(月)やっぱ公立高校がいいなぁ(/--)/
今年の夏の高校野球は、智弁和歌山の優勝で幕を閉じた。智弁和歌山の逆転勝ちだった。いや〜、すごい打線やね。近鉄の「いてまえ打線」よりすごい。何と言っても6試合で100安打。チーム打率は4割を超えているそうだ。これは高校野球史上最高記録だろう。
私は高校野球をあまり見ない。今日の決勝戦も最後の方を見ただけ。昔はよく見ていたものだが…。
ふだんプロ野球を見ている者としては、高校野球が何だか「ちゃち」なものに見えるのだ。「プロ野球と高校野球の差がどのぐらいあるかを例えたら、プロの歌手とカラオケボックスで歌っているにーちゃんぐらいの差がある」と誰かが言っていた。なるほど。言い得て妙だ。
高校野球では、エラーをした選手をアナウンサーも解説者も責めたりしない。「エラーにはなりましたが、思い切ったいいプレーでした」とか言う。偽善的な香りがして好きではない(ひねくれ者(^_^;)。
私は3歳から21歳までの多感な時期を和歌山で過ごした。当然、和歌山代表である智弁和歌山を応援すると思われがちだが、実は私はこの学校が嫌いなのだ。って言うか、私が住んでいた頃にはこんな学校はまだ存在してなかったし。
私が和歌山にいた頃、強かったのは何と言っても箕島高校だった。この高校は和歌山県有田市にある。有田市はみかん産地として、また漁業の町としても有名。今は引退して高校野球の解説でおなじみの尾藤公さんが監督をしていた時代の箕島高校は、そりゃとにかくすごかった。昭和54年の星稜高校との18回の死闘なんかは永遠に語り継がれる名勝負だ(詳しくは、過去ぼやき99年8月分の8/12分をご覧下さい)。
他にも強かった高校はたくさんある。新宮高校、星林高校、市立和歌山商業(略して市和商)、南部高校などなど。私の母校も旧制中学時代だが甲子園で優勝したことがある。和歌山は高校野球王国なのだ。
ちなみに各高校からプロ入りした主な選手は次の通り。
箕島………東尾(現・西武監督。私の叔母の同級生)、吉井(現・メッツ)、嶋田宗彦・章弘兄弟(元・阪神)
新宮………山崎慎太郎(現・広島)、藪(現・阪神)
星林………小久保(現・ダイエー)
市和商……正田(現・近鉄コーチ、元・広島)
南部………濱中(現・阪神)、吹石(元・近鉄。彼の実家は私の父の実家の3軒隣り)
うーむ、こうして見ると、蒼々たる顔ぶれ……でもないか(^_^;。
これらの高校には、ある共通点がある。それは、全て公立高校であるということだ。最近は甲子園に出てくるチームと言えば、たいがい私立高校。良い選手を他府県から金で集めてくるというケースが多い。
もちろん、上に挙げた和歌山の公立高校の中にも、他府県からの生徒を受け入れている高校もあるだろう。が、公立高校のやることだから、金で集めるという印象は薄い。
長くなったが、つまり、私は私立でしかも宗教がらみの智弁が嫌いなのだ。
だけど、個々の選手に恨みがあるわけではない。実際、プレーを見ていると自ずとこちらも感情が入ってくる。みんな甲子園を目指して、毎日汗だくになりながら一生懸命努力をしたきた子たちばかり。今日の栄光に至るまでには各々どれほどの挫折があったことだろう。
だから、ここは素直に、智弁和歌山のナインにはこう言いたい。
優勝おめでとう。よくがんばったね。苦労が報われてよかったね。また来年を目指していっそうの努力をして下さい。
8月20日(日)大事なのは量より質(・_・>)
「くっくり通信」に始めて来られた方は、よくこうおっしゃいます。「とても充実したHPですね!」と。
開設から1年2ヶ月。確かに量は増えました。が、質はどうか?
昨今、よく言われるのは、「ネット上の情報は怪しい物が多い」ということ。ネット上では常にあちこちでガセネタが飛び交っています。「くっくり通信」もその一翼を担ってはいないだろうか?…などと時々、管理人として真剣に心配になったりします。
もちろん、掲載内容には万全の注意を払っているつもりですが、それでも間違いや言葉足らずは起こるものです。時々読者さんからご指摘のメールをいただきます。「あのコーナーに書いてあるアレは古い情報です。現在はこういうことになっていますよ」とか、「Aという派遣会社は存在しません。Aは略称で正しい社名はAAですよ」とか。
これらのご指摘は、大変ありがたいものです。ご指摘のあった箇所については(調査が必要であれば調査をした上で)さっそく訂正し、更新しています。
超人気少女マンガ『ガラスの仮面』で、大女優を目指す主人公マヤについて、師匠である月影先生が言います。「観客がマヤを指導する。観客こそ偉大な指導者である」と。
私はそのセリフを引用させてもらって、いつもこう言っています。「読者がHPを指導する。読者がHPを鍛えて、より良い形に近づけて行く」と。
結局何が言いたいかというと、こういうことですね。
「読者の皆様〜、これからもこのHPで何かお気づきの点がございましたら、いつでもお気軽にメール下さいね〜!」。…ちゅーわけで、今後ともよろしくご指導下さいませ<(_
_)>。
8月18日(金)今日の運を使い果たした?(^_^;
私は自宅でMACを使ってチラシ入力の仕事をしている。今日も入力をしていたところ、不意に雷の音が。「こりゃヤバイ」と思って、とりあえず本体から電話のコードを抜いた(電話のコードを伝って落雷し、モデム等がいかれたという話を聞いたことがあるので)。
が、雷はますます近づき、風雨ともに激しくなってきた。何か嫌な予感がして、データを保存し、MACの電源を切った。
そしたらそのわずか5分後、停電が発生!……今日の私は運が良い。
★
大阪府泉南市の兄妹5人変死事件。
最初にこのニュースを知った時のこと。全員の死因が「餓死」と聞いて、夫と私は同時に「今の時代になんでまた…」と言った。が、続けてアナウンサーが「宗教に凝っていた様子」と告げた時、これまた二人同時に「そりゃ、しゃーないわ」。
宗教にはまっている人に、常識を求めてもムダだ…ということは夫もよく知っている。私は、「世界にはいろんな宗教を信じている人がいるでしょ。宗教がらみの戦争も多い。そういう人たちに『争いをやめて仲良くしよう』と言ったところで、戦いをやめると思う?」と言いたかったが、またケンカになるのは火を見るより明らかなので言わなかった(^_^;。
ところで、現代社会を象徴するような事件を常に取り上げてきたワイドショー『ザ・ワイド』が、今回の事件についてはなぜか特集を組まない。ニュース項目のひとつとして扱うのみだ。なぜに??
8月17日(木)少女マンガ・ベスト10(^.^)
時々思い出したようにやっている「Myベスト10」。今回は「少女マンガ・ベスト10」でございます(5/22分では「海外ドラマ・ベスト10」、4/2分では「洋画・ベスト10」を発表しました。興味のある方は、過去ぼやきからどうぞ)。
作品名 | 作者 | コメント | |
1 | ガラスの仮面 | 美内すずえ | ご存知演劇大河ロマン。これにはまって演劇部に入った人も多かろう。私もその1人。連載が滞って久しいが、私が死ぬまでには完結してほしい! |
2 | エースをねらえ! | 山本鈴美香 | 読後3日間は前向きな姿勢になれる。これにはまってテニス部に入った人も多かろう。私は入らなかったが。登場人物がみんな人間のできた人たちだが、全く嫌みがない。 |
3 | おんなのこ物語 | 森脇真珠味 | 知っている人は少ないかな?バンドのドラムス担当の少年の物語。最初に読んだ時は「なーんだ」って感じだったのに、読み返すうちにせつなくなってきた。 |
4 | こどものおもちゃ | 小花美穂 | アニメから入ったが、原作もすごい。30歳すぎてから、はまった少女マンガ。過去ぼやきの99年9月分から9/18分を参照下さい。 |
5 | いらかの波 | 河あきら | 大工を目指す少年の成長物語。連載当時、少年が主人公の少女マンガというのは珍しかったように思う。裏表のある美形生徒会長のキャラが良かった。 |
6 | エロイカより愛をこめて | 青池保子 | スパイアクション。国際問題の勉強になる。冷戦終結後連載が止まっていたが、また再開された。このマンガでは女性は添え物でしかないのがちょっと不満。 |
7 | キャンディ・キャンディ | いがらしゆみこ | 私らの世代(30代)のバイブル的マンガ。テリーが好きだった。最近になって、いがらしさんと原作者が裁判までやってもめてたのでちょっと興ざめ。 |
8 | 笑う大天使 | 川原泉 | ぬいぐるみのクマの悲しい話に号泣した。この人のマンガは詩的というか、独特の世界がある。 |
9 | 星くず(シリーズ物) | 大谷博子 | 人の命、家族のつながり、いろいろ考えさせられる大人っぽいマンガだった。文庫本化されて久々に読んでみたが、やはりこれは名作だ。 |
10 | ちびまる子ちゃん | さくらももこ | 作者が私と同年代だということもあって楽しめた。初期の頃の方が純粋でおもしろかった。あとの方は毒が強くてあまり好きじゃないっす。 |
8月16日(水)「ごめんなさい」は?! 凸(`.´)
大分で発生した一家6人殺傷事件。日本の少年犯罪史上、類を見ない凶悪な事件であることは確かだ。
だけど、第一報を聞いた時、私は「あーあ、またか…」としか思わなかった。ここんとこ少年による凶悪犯罪が立て続けに起こっているせいか、感覚が麻痺してしまっている。そのことの方が恐ろしいような気がする。
容疑者は15歳。刑事罰の対象になるのは16歳から。つまり彼は何人殺そうと罪に問われることはないわけだ。少年法改正はどうなってるんだろう?
実は、この事件よりも私がストレートに怒りを表した事件がある。いや、事件じゃなく事故か。
それは、15日未明に静岡県の川で起こった。川の中州で酒盛りをしていた17〜19歳の少年少女9名が中州に取り残されたのだ。近所の人の通報でレスキュー隊が助けに来た。川は腰のあたりまで水位が上がり、すごい勢いで流れている。レスキュー隊は必死に救助活動をする。近所の人たちが心配そうにそれを見守る。
だが、当の少年たちの態度がひどい。まるで他人事のように呑気そうにしている。レスキュー隊のひとりが中州にたどり着いた瞬間、少年たちのうちの2人が拍手喝采。明らかに酔っぱらって悪ふざけをしている様子。
その後、一人ずつ救命胴衣をつけて川岸から張られたロープを伝って進む。よたついてなかなか前に進まない少年もいたが、何とか全員無事に救助された。
が、助け出された当人たちはその後も悪態の付き放題。介抱しようとする隊員を「離れろよ」と振り払う少女、「おまえらが勝手に来たんだろうが!」と怒鳴り散らす少年。彼らからはついに謝罪の言葉も感謝の言葉も聞かれなかったと言う。
私はこの模様をテレビで見ていて、思わず「おまえらなんか流されてもーたらよかったんじゃ!」と怒鳴ってしまった。ああ、嘆かわしい。今の若者たちはどうなってるんじゃ?!道徳心のない若者が多すぎる!
自分たちにたとえその気がなかったとしても、結果的に人に迷惑をかけたのであれば「すみませんでした」と謝るのが筋だし、厚意を受けたのであれば「ありがとうございました」と頭を下げるのが筋だろう。当たり前のことをなぜ当たり前にできないのか?
…などとぼやいてると、自分が急速に歳をとったように感じてしまう。36歳の今からこんなにぼやいていたら、60歳70歳になったら、さらに際限なくぼやき倒してそう。そして近所で「ぼやきババア」とかあだ名付けられたりして…嫌やなぁ……。
8月15日(火)日航機墜落事故の日、私は…(゜_゜=
55回目の終戦記念日。
祖父・祖母の代の尊い犠牲と筆舌しがたい苦労の上に、今の平和な日本がある。彼らに感謝と哀悼の意を表し、さらなる平和を願いたい。
今年もまた、公人の靖国神社参拝について論議が巻き起こったが、戦没者を弔い平和を願う気持ちに公人も私人もないだろう。そんなことよりもっと大事なことはいくらでもあるはずだ。
★
15年前の日航機墜落事故のボイスレコーダーの録音内容が、先日マスコミで流された。
日本航空の発表によると、事故資料は15年経つと廃棄処分になる決まりとのことで、先日1.5トンにも及ぶ膨大な資料が廃棄された。が、マイクロフィルムに落とした物はずっと保存されているとのこと。
ボイスレコーダーも廃棄されたが、偶然そのテープのコピーを持っていた人がいて、それが今回、テレビ朝日などマスコミに持ち込まれたらしいが、この人はなぜ今になって持ち込んだのか?
それはさておき、私もニュースステーションを始めいくつかの番組でボイスレコーダーの内容を聞いた。機長以下スタッフたちが最後の最後まで機体を何とか持ち直そうと頑張っていた様子が、聴いて取れる。「これはもうだめかもわからんね」と呟いた時の機長の無念さを思うと、心が痛くなる。
今日、昼のワイドショーで大和田漠氏が「あの事故の日のことを今でもはっきりと覚えている。帰省先でニュースを知った」と話していた。
私もあの日のことはよく覚えている。
あの頃、私は21才。地元のアマチュア劇団で芝居に夢中になっていた。週に3回稽古があり、あの日…1985年8月12日も、夕刻から午後9時まで稽古をしていた。稽古後仲間たちとお茶をして、午後10時30頃に帰宅した。
帰ってテレビを見ると、ニュース(特別番組?)で「日航機が行方を絶った。今、懸命な捜索が続いている」といったことを伝えていた。墜落した日航機が発見されたのは翌朝だったように記憶している。
私が生まれて初めて飛行機に乗ったのは、それから6年後の1991年。仕事で大阪から東京まで行った時だった。「もし飛行機が落ちたらどうしよう…」と心配になり、見られたら困る日記とかメモとかを前日までに処分した記憶がある。航空会社は日本航空でなく全日空だったが、あの日航機の事故のことが頭から離れず、無事に羽田に着くまではドキドキと落ち着かなかった。ちなみに帰路は新幹線だった。
それ以来、何度か飛行機に乗ったが、その都度「遺言残して来た方がよかったかなー」とか思った。そもそも、なんであんな鉄の塊が空を飛ぶのか…と不思議に思ったりもする。
でも、なぜか飛行機に乗るのは好きで、機会があれば今後もぜひ乗ってみたいと思っている。怖いのに好き。我ながら解せない。ジェットコースターに乗りたくなるのと同じような感覚なのかも?
★
夕方、炒め物をしていたらフライパンから火柱がブワーッと立ち上った。真上の換気扇まで火が上ったのを見た時、一瞬パニックになった。すぐに蓋をして事なきを得たが、危うく火事になるところだった。あ〜、びっくり!…皆さんも火の元にはご用心。
8月14日(月)小ネタでござる(__;)
この土・日と実家に帰省していたため、ぼやきの更新が滞ってしまいました。すみません。
実家とは言っても私にとってはもうよその家。自分の家のようにのんびりというわけにも行かなかった。でも3才の姪と遊べて(疲れたけど)楽しかった。妹夫婦は2人目を考えているようだ。「あんたとこも…」と母の矛先がこっちに向く。産んですぐに10才ぐらいになってくれりゃ楽なんだけどな…。とにかく子育てと聞くと、嫌悪感のある私。
★
実家は毎日新聞をとっている。私とこは産経新聞だ。終戦の日を間近に控えたこれら2新聞の論調はかなり違っている。
私が特に驚いたのは、産経では「あなたの考え方はちょっとおかしいんちゃう?」と指摘されているA氏を、毎日ではインタビュー記事を堂々と載せて、自著の宣伝までさせている。この本はある専門家に言わせたら「やらせで信じるに値しない内容」ということだ。まぁどちらにも言い分があるだろうから、どちらが正しいのかはわからないけど…。
しかしこのA氏のインタビュー内容を読んでいると、気持ちが悪くなってきた。産経では「日本の将来を真剣に考えている人たちだ」と持ち上げている人や団体に対して、A氏は誹謗中傷を繰り返している(名前は挙げてはいないがすぐわかる)。この人は、こういう偏執的なことを普段から言っているのか?毎日の読者から苦情は来ないのだろうか?
ま、端的に言えば、産経の読者は産経に、毎日の読者は毎日に洗脳されているだけだろうけど。
★
夫は夏休みがない。今日も普通に出社した。本人は「電車とか空いてて良い」と、あまり気にしていない。
私の方は夫に比べたらものすごく暇だが、勤め人と違って「何月何日なら暇」とはっきりとは言えない仕事をしている。が、〆切に多少なりとも余裕があればいくらでも都合をつけられる仕事でもある。
この夏、どこにも出かけないというのはあまりにつらいので、夫に「9月に入ってでもいいから、平日1日だけでも休めない?」と聞いてはいるが、都合がなかなかつかないようだ。
★
北朝鮮の態度には呆れる。「日本は植民地時代の補償をしろ。こちらのプライドを傷つけられてまで国交の回復はしない!」と言い出したそうだが、(前から何度も言ってるが)日本人拉致したことはしらばっくれておいて、コメの支援もさせといて、ようそんなこと言えるな、あんた。おそらく、韓国や米国と接近した今、日本に頼る必要がなくなったってことだろう。勝手というか狡猾というか。
日本はどう出るんやろ?こっちも「人さらいの国なんかと仲良くするか〜!」って言ってほしいが……、まぁそれはないだろうね。「話せばわかる」が通用すると思っている、相も変わらずおめでたい国ニッポン。
8月11日(金)だから軍国主義者やないってば!(^^ゞ
〈昨日8/10の続き〉
夫「戦争の勝ち負けなんてジャンケンで決めたらええんや」
私「ジャンケンで負けて『はい、領土差し上げます、何でも言うこと聞きます』じゃ、負けた方の国民は納得いかんよ」
夫「いーや、誰も戦争なんて行きたくないはずや。たとえ領土を奪われても1人も死なずにすむんやったら、みんなそっちの方がええと思うはずや」
私「いくら何でもジャンケンで自分の国の未来が決まるなんて絶対嫌やわ。そんなんで負けて、上陸してきた敵に自分の住む家奪われたり乱暴なことされたり奴隷になったりして、最悪日本という国が無くなったとしたら、あんたそれでも納得行くのん?」
夫「そしたら何か?おまえは何百万人死んでも、戦争した方がええ言うんか?」
私「ええとは言わんけど、向こうが理不尽なことして来たら仕方ない時もあるやろ。そんな時、普通はみんな祖国を守るために戦うもんちゃう?日本人はそういう感情薄いけど、よその国はみんなそうでしょ。自分たちが戦わんったらこの国は滅びてしまう、子孫に迷惑かけてしまうとかいう事態になったら、何とかせなって思うやん」
夫「いーや、とりあえず今生きている人の命の方が大事や」
私「自分さえ良かったらええの?私らのあとの代のことも考えてやらんと。私らのヘマが子孫の代に影響するんやで。たとえばリサイクル運動とかも、自分たちのことより子孫のことを考えてやってるわけやん。環境破壊を最小限に抑えて、子孫の代まで資源を残すために…」
夫「ちゅーことは何か?おまえは俺が戦争にかり出されて死んでもええっちゅーことか?!」
……夫はまた怒り出した。こっちの話は何も聞いてくれへん〜!といういつものパターン。……
夫「ええよ。戦場行ったらぁ!ほんで、戦場で曲演奏したるわ。そしたらみんな感動して戦うのやめるやろ!」
……あまりの幼稚さに、頭がクラクラ*<>*。あ、ちなみに夫はバンドやってます、現在は活動休止中ですが。……
私「あのなぁ、私とあんた、たった2人だけでもこうやってケンカになるんやで。国と国とのケンカが、ジャンケンやら音楽やらで解決するわけないやん…」
夫「俺はおまえと違って、戦争なんて絶対嫌なだけや!何が悪いんや!」
私「悪ないよ。私も戦争絶対嫌やもん」
夫「うそつけ!嫌や思てる奴が、なんで軍国主義みたいなこと言うねんな!」
私「だーかーらー!戦争に巻き込まれないために、日本も普段から策を講じておかなあかんでしょって言ってるだけやん。それを軍国主義て思う方がおかしいんちゃうの?…もう、アホらしなぁ。こんなことでケンカするのんやめて、仲良くしょーよ…」
夫「じゃかましわー!軍国主義者と仲良くなんかできるかーーー!」(退場)
……誰か、この夫にわかるように説明してあげてくれませんか…。私はもう疲れました。
8月10日(木)楽観的な思考回路は民族性?`s(-・-;)
昨夜NHKの「その時歴史は動いた」という番組で、ソ連の対日参戦にまつわる話をやっていた。このあたりの経緯を私はあまり知らなかったので、興味深く見た。
昭和20年当時、ソ連は日本と和平条約を結んでおり、その有効期限は5年間…昭和21年4月までであった。にもかかわらずソ連は8月9日、一方的に条約を破棄して満州に侵攻してきた。
そもそもこの和平条約が結ばれたきっかけは、こう。昭和16年春、ソ連はナチスドイツと、日本はアメリカと一触即発の状態だった。ソ連と日本はとりあえず和平を結んで、互いの領土に踏み込まないことを決めた。これでそれぞれ心おきなく目下の敵と戦えるというわけ。
やがてソ連はナチスを追いつめ、勝利は間違いなしという状況になった。ところが、日本は南太平洋で次々と敗走を始めており、苦しい状況に陥っていたため、満州にいた関東軍の兵隊の大半を南太平洋の激戦地や本土に移動させて行っていた。ソ連はドイツからひき揚げた戦力を満州国境に集結しつつあった。満州侵攻の準備が着々と進んでいたのだ。
その報告はもちろん大本営(日本軍の中枢)まで来ていた。スターリンも演説の中で、明らかに日本を敵視した事を言っていた。なのに、日本軍の参謀たちは、まさかソ連が条約破って攻めてくるとは予想していなかった(ある参謀の日記による)。お偉いさん方の呑気で楽観的な思考回路は、今も昔も変わらないようだ。それが恐ろしい。犠牲になるのはいつも弱い一般市民なのだから。
私は学校で、ソ連参戦の意味をこういう風に教えられてきた。「日本が負けるのは時間の問題なのになかなか降伏しようとしない。そこで、アメリカがソ連に対して日本に宣戦布告するよう頼んだ。犠牲者をこれ以上出さないためにも早く和平を成立させたかったのだ。広島・長崎への原爆投下、ソ連の対日参戦によって、日本はようやく無条件降伏に応じた。つまり、アメリカもソ連も日本を助けてくれたんだよ」と。私は子供心に「へぇ〜、アメリカもソ連もいい国なんや。それにひきかえ、どうせ負けるのにいつまでも意地になってた日本軍はひどい。人殺しや!」と思ったものだ。
ところが、事実は違った。昨夜の番組で解説していた専門家によると、「ソ連は日本が降伏する前に参戦する必要があった。なぜなら、戦後処理に参加するため。ソ連は樺太を始め極東の領土を手に入れたかった。だから、あえてこの時期に条約破ってまで参戦したのだ」…と。そしてそれは思惑通りとなった。日本はこの時ソ連にとられた北方領土の返還を求めているが、未だに還ってきていないのはご承知の通り。
そういや、アメリカが1発(広島)だけでなく、2発(長崎)も原爆を落としたのはなぜか?必要があったのか?…という論議についても、「広島に使われたのと長崎に使われたのとでは原爆のタイプが違う。アメリカは両方を試したかった。だから日本が降伏する前に…と、わずか3日後に2発目を落とした」という説が有力らしい。結局日本はいいように利用され、実験台にされたのだ。
こうやって見ていると、日本は本当に外交下手、駆け引き下手だ。8/6にも書いたけど、感傷的な平和運動だけではとても日本と世界の平和は保てないと思う。よその国はみんなしたたかなのだ。日本ももっとしたたかにならないと。
…この番組、夫と二人で見ていたのだが、夫が突然「戦争の勝ち負けなんてジャンケンで決めたらええんや」と言い出した。私は目が点になった…(・_・)。〈以下、明日につづく〉
8月9日(水)全女性にとって永遠のテーマ?(←_→)
当HPの「くり通掲示板(フリートーク用)」に、子供にまつわる話題が出て盛り上がっている。前にも何度かこのテーマでの議論があったが、その時もたくさんのレスがついた。出産・子育てというのは、やはり全ての女性にとって永遠に物議をかもすテーマなのだろう。
私自身、30才前後から「子供を産まないといけない」という強迫観念にとりつかれている。頭では作らないといけないと思うが、正直、心ではいらないと思っている。
女性は子供を産んで当たり前という風潮は、太古の昔から変わらない。昔に比べたら風当たりは弱くはなっているだろうが、それでもこの風潮は永遠になくならないだろう。腹立たしく思うと同時に、これは人類の繁栄にとっては必要なことなのかもしれないとも思う(必要悪?)。「子供なんて別に作らなくていい」という風潮だと、人口は激減し、人類は滅びてしまうかもしれないから。
だけどライフスタイルが多様化している現代、多くの女性にとってこの風潮はやはり迷惑なものだ。…子供を産みたくても産めない女性、産めるが産みたくない女性、いずれは産んでみたいが仕事の都合などで今は産みたくない女性、すでに産んで幸せに暮らしている女性、産んではみたが後悔している女性…いろんな立場、いろんな考え方の女性がいる。周りの人はそれら個々の事情をできるだけ汲み取って接するべきではないか。
少なくとも「子供はまだ?」とか、「子供がいないと自由でいいね」とか、「夫婦生活が煮詰まるのは子供がいないからよ」(←実際に私はこう言われたことある)とか、迂闊なことは言ってほしくない。
今回掲示板に最初の投稿をされた方は、お医者に「あなたは子供ができない」と言われ、婦人科に通っていらっしゃる。そんな折り、子育てで忙しい友達からのメールで、「子供のいないあなたにはこんな生活想像もつかないでしょうね」と言われてしまったそうだ。そう言われた側の心痛は察するにあまりある。相手は軽い気持ちで「子供がいるのも大変なのよ。あなたがうらやましいわ」というニュアンスで言ったのかもしれないが、言葉は時として暴力となるのだ。
私の母も「子供を作れ」と盛んに言ってくる。ある時、私はそんな母に「子供なんて作って何が楽しいの?」と尋ねたら、彼女はこう答えた。「子供を産んで育てるというのは確かに大変なことや。遊びにも行かれへんし、子供のことを心配したりいろいろ気苦労も多いし。でも、それと同じぐらい嬉しいこともあるんよ」……私は思った。喜びと苦労半々なの?じゃあ私はいらん!って(^_^;。
結婚は何歳になってもできるが、出産はそうはいかない。ここがつらいところだ。タイムリミットが近づく。私は今、嫌がっているけど、もし50才ぐらいになってやはり子供がほしくなったらどうすればいいのか?(養子をもらえばいいとかそういうのとはまた別)…子供をほしがっている夫や周囲の気持ちをむげにしてよいのか?……なんてあれこれ考えてはみるけど、冷静に心穏やかにすると、やはり「いらん」に落ち着いてしまう。これが今の私の答えなのだから、それに従うしかないのだろう。
8月8日(火)在宅ワーカーに朗報(^.^)
S印刷への納品&受け取りの帰り、とある交差点を自転車で渡りきったところ、後ろで「キキー!ドカッ!」と派手な音が。事故や!…と思って振り返ると、右折してきた自動車が、45歳ぐらいの自転車のおじさんにブチ当てていた。私の後方わずか5mぐらいの位置。
私は、『大丈夫かいな』と思ってあわてておじさんの方に戻ろうとしたが、当のおじさんはすぐに起きあがり、運転手をキッと睨み付けていた。…どうやら元気そう(^_^;。急いでいたのでその場をとっとと去ってしまったが、あの後おじさんと運転手はどうしたんだろう…と少し気がかり。
★
くり通掲示板(フリートーク用掲示板)でも話題が出ましたが、本日、「くっくり通信」は『ZW
CLUB』という在宅ワーカーのウェブリングに登録しました。
発足して間がないので、現在登録されているHPの数はまだ少な目ですが、今後どんどん増えていくでしょう。トップページの下の方にバナーがありますので、在宅ワーカーの皆さんや在宅ワークに興味のある皆さんは、ぜひ1度ご訪問下さい。
また、在宅ワークをしている方や今からしたいと思っている方でご自分のHPをお持ちの方は、ぜひ『ZW CLUB』にご登録を。HPに仕事のことは載っていなくてもOKだそうですので、お気軽に。
8月7日(月)「なくそう」でなくなったら苦労はない(←_→)
強盗やひったくりの被害に遭った人が、新たに被害者を出さぬようにと体験談を皆に話して聞かせたとする。そういう場合何を話すか?…当然、「戸締まりはしっかりと」とか「自転車の前カゴにはカバーを」とか、そういうふうなことだろう。
じゃあ、唯一の被爆国である日本が、新たに核の被害者を出さぬようにと世界に説いて聞かせようとする場合、何をどう話すべきなのだろうか?
先日、某新聞社が広島市の原爆資料館などを訪れた外国人に行ったアンケートによると、広島の平和に対するアピールは世界に評価されていないという結果だった。広島だけでなく、様々な公式の場での核に対する日本側の主張はどうやらあまり世界に届いていないようだ。
なぜか? 私はそこに「防犯意識」が抜け落ちているからではないかと思うようになった。
私は子供の頃ずっと疑問に思っていた。核兵器なんていう人類を滅ぼしかねない武器を、なぜ大国は持つのか。きっとそういう国の偉い人は広島・長崎の被爆者の話を聞いたことがないんだ。話を聞けばみんな「核はこわい。なくそう!」と思ってくれるはずだと私は思っていた。
核をなくす…最終目標はそれで間違っていないだろう。だが現状はどうか。なくそうと思ってなくせる状況なのか?いや、無理だろう。「強盗やひったくりをなくそう!」と言ったところでなくならないのといっしょで、核も「なくそう!」と言ったところでなくなるものでもない。
日本の「核をなくそう」という主張は、おそらく世界の人にはこう聞こえているのではないか?「強盗はいけないことです。強盗をこの地上からなくしましょう!」…そんなことを言われても皆とまどうだけだろう。むしろ彼らが知りたいのは「強盗の被害者を二度と出さないためにこういうことをしましょう!」という被害者ならではの防犯対策ではないのだろうか?
平和に対する考え方は、その国により違う。たとえばアメリカでは小学校から「原爆が終戦を早めた。原爆を落としていなければ、アメリカ人も日本人ももっとたくさんの人が死んでいた」というふうに、原爆を落としたことは正義であったということを教えている。そういう国の人たちに日本式の論理をいくら展開しても、感傷的としか受け止めてくれないだろう。
だからと言って、私は核を肯定するわけではない。そんなものないに越したことはない。だけど現状として存在してしまっている。じゃあどうするか。被害者や加害者を出さないために…個人が強盗から身を守る方法を考えるのと同じように、国が、また世界全体が、核から身を守るための何らかの方法を考えて実行していくしかないだろう。
唯一の被爆国である日本は、その方法を先頭に立って考えてアピールする義務と権利があるのではないだろうか。なのに、これまでの経緯を見ていると、感傷的なアピールにのみ終始しているような気がするのだ。もちろん原爆の悲惨な体験を伝えていくこと、核をなくそうとアピールしていくことも大切だ。だけど、いつまでもそれだけではいけないのではないか?もっと他に日本の役割はあるのではないか?…そんなことを考えた55回目の広島の原爆の日だった。
★
その20世紀最後の原爆の日を迎えた広島で、森首相が靖国神社への公式参拝はしないことを発表した。
戦争犯罪者を祀ってある神社に公式に参拝することはできないということなのだろうが、彼らを戦犯と指定したのは戦勝国である連合国の一方的な裁判によるものだった。戦勝国が負けた国を裁くという不条理。勝てば官軍の世界で、勝った方はどんなに残虐な行為をしたとしても(原爆なんかその最たるものだ)罪に問われることはなく、むしろ英雄扱い…。
中国側の感情に配慮した事情などはわかるが、他国民に遠慮して自国民をないがしろにする風潮はいつまで続くのだろうか。
8月5日(土)盆踊りで運動不足解消!?(^_^;
去年に引き続き、今年も町内の盆踊り大会に参加。
去年の盆踊りはどんな様子だったんだろう…と思って去年の日記を読み返してみたところ、「ここに丸ごと持ってきても通用するんちゃう?」っていうほど、代わり映えしないものであったことが判明した(過去ぼやき8月分の8/7分参照)。
ただ、「2001年大阪オリンピック音頭」はなぜか無くなり、「21世紀音頭」?など、代わりに新曲が2曲ほど増えたようだ。
私は最近、全然派遣で働いていなくて、ずっと自宅で1人で仕事をしている。そのせいか、こういった行事があると参加したくなる。派遣でフルに働いていた頃は、行事なんてただうっとうしかっただけなのに、げんきんなもんだ。やはり人間、1人では生きられないのか?普段どんなに1人が好きであっても、時には団体行動を取りたくなる生き物なのか?(大げさな)。
しかし、私も夫も「盆踊り」というよりは体操をやっているような感じになってしまうのはなぜだろう…?(^_^; 特に夫は子供並みのふざけ方をする。たとえば手拍子を勝手に8ビートに増やしたり…。おもしろいけど恥ずかしいぞ!
今日はテープに合わせての踊りだったが、明日は河内音頭の師匠(菊水丸じゃないよ)がゲストで来て、生演奏&生歌をバックに踊ることができる。明日も行くで〜!
8月4日(金)千葉選手、五輪ならず(:_;)
千葉すず選手の訴えをCAS(スポーツ仲裁裁判所)は棄却した。とても残念だ。私は彼女は生意気な感じがして、あまり好きではないんだけど、今回は応援していた。それもこれも、水泳連盟の煮え切らない態度と古橋広之進会長のワンマンぶりが気に入らなかったからだ(^_^;。
今回の件をちょっと整理してみる。
シドニー五輪の代表に選ばれなかった千葉選手は、選手選出の権限を持つ水泳連盟に理由の開示を求めた。が、水連は「その必要なし」。それで彼女はCAS(スポーツ仲裁裁判所)に、理由の開示を求めて提訴。
五輪の選考基準はもともと次のようにされていた。
1.A標準記録を突破していること
2.1種目につき上位2選手が選ばれるということ
3.世界に通用し、メダル獲得の可能性があること
1と2については千葉選手は条件を満たしていた。問題は3だ。このあやふやな基準が論争のもとになった。可能性があるかどうかを誰がどうやって判断すると言うのか。
ところが、昨日の裁定の中で水連は新たに次の基準を明らかにした。すなわち、「去年世界ランキング8位以内に入っていること(男子は16位以内)」。…何じゃこりゃ。マスコミにとっても初めて聞く基準だったそうだ。千葉選手も知らなかったはず。だって、知ってたら勝つ見込みないんだから、最初から訴えてないだろう。
なぜ水連はこんな大事な基準を選手にもマスコミにも公にしてこなかったのか。もしこの基準が公にされていたら、千葉選手だってトレーニングのやり方を変えたりして、8位以内に食い込む努力をしていたろうから、結果も変わっていたかもしれないのに。
この「8位以内」という基準が突然出てきたことで、マスコミも専門家も水連に対する疑問がますます増えたようだ。中には「後からこじつけて作った基準では?」なんて言う人も出てくる始末。
とにかく、こんな裏基準があるようでは、選手は何を目標に頑張ればよいのかわからなくなる。表向きの基準だけを信じて選考会に臨んだ彼女が気の毒でならない。
CASはそんな水連に対して、「千葉選手に選考基準の開示を求められた段階でそれをしていれば、この訴訟は必要なかった」と選考基準告知不足を指摘し、千葉選手に補償金として1万スイスフラン(約65万円)を支払えという命令を下した。
だが水連はこの忠告を今後に活かす気があるのか。裁定後の記者会見での古橋会長の態度を見ている限り、とてもそうは思えない。CASが千葉選手に補償金を払えということは、イコール、水連の体質にも問題があるということだ。そのへん全然わかってなさそう。
ほんま、何やねん!あの頑固ジジイは。「えっ?何を反省するんですか?」だと。だいたいあのジジイ、自分は仲裁会には参加してないくせに、言いたいことがあるからと会見に駆けつけたそうじゃないか。
しかも、千葉選手に対しては「これからも水泳やるなら頑張って下さい。やめるんであれば、水泳の経験を活かして立派な社会人になって下さい」って…。「おまえなんかやめてまえ!」ってのが見え見え。だいたい、千葉選手は立派に社会人してると思うよ。会見の態度を見ていても、あんたよりよっぽど潔くて立派な態度やったっちゅーねん!
スポーツ界だけでなく一般社会でもそうだが、こういうジジイが組織を我が物顔で牛耳っているというパターンは多いね。古橋見てたら、読売のナベツネ社長を思い出してしまった。いっそ、ナベツネみたいにはっきり言えばいいのにね。「千葉は生意気だから嫌いなんだよ!」って。
とにもかくにも日本初のスポーツ裁定は終わった。千葉選手のシドニーへの道は絶たれたが、彼女の努力が布石となって、今後のスポーツ界が少しでも良くなっていくことを願う。
8月3日(木)遺族に鞭打つひどい私?(__;)
今朝のワイドショーを見ていたら、何だか納得行かない思いになった。
…先月、男子中学生が自宅で自殺をした。原因はいじめと思われる。自殺した少年の母親と祖父が、いじめの調査報告書を持って訪れた校長らに食ってかかっていた。少年は学校で複数の生徒から陰湿ないじめに遭っていたのは間違いない(それが自殺の直接の原因かはともかくとして)。が、報告書の内容は実状とはかなりかけ離れた表現で書かれていたため、遺族が怒り狂ったわけ。
ああ、やっぱり学校なんてもんは…。と、私はため息をついた。学校は責任逃れに終始する。いじめによる自殺事件が起こるたびに繰り返される光景だ。
が、問題はここからだ。亡くなった少年の母親の言葉を聞いて、私は「はぁ?」と思った。
母親は涙ながらに記者にこう訴えた。「息子がまさか学校でいじめに遭っていたとは…。負けず嫌いで気が強い子だったから、まさか…と。家ではいつも明るくて、いじめられているなんて素振りは全然見せなかった。気づいてやれなかったのでとても後悔している」。
おいおい、ちょっと待ってよ。いくら家庭で明るくふるまっていたと言っても、学校で蹴られたり、生徒手帳取られたり、メガネ取られたりと、陰湿ないじめに遭っていたのだから、明るく振る舞っていてもどこか様子も変わってるだろう。SOSのサインも出していたはずだ。それに全く気づかなかったと?
確かに学校側の対応はひどい。許せないと私も思う。だけど、保護者としての自分たちの無責任さを棚に上げて、学校ばかりを責めるのもどうかと思う。大切な息子を失った彼らにとっては、学校しか怒りをぶつける先がないのだろうけど…。
★
どうやら本格的にお盆進行に突入した模様(先月からけっこう忙しかったのだが)。これからしばらく地獄見そう〜いややぁ〜(;O;)。
午前中、S印刷に納品に行って次の原稿を2本もらって帰宅した。ところが帰宅して15分もしない間に携帯に連絡が。担当者曰く「すみません。さっき渡した分より急ぎの原稿があるんです。また取りに来てもらえませんか?」…つーわけでさらに2本追加。
S印刷までは自転車で片道15分と近いとは言え、さすがに炎天下を自転車で2往復は疲れる。
とりあえず急ぎの分は明朝納品の分だけだが、明日以降、〆切が前倒しになった原稿が次々に来るようなので、少しでもたくさん入力しておかないと〜(心配症)。
8月2日(水)犯人扱いされたまま…(T_T)
昨日、いつものようにスパムメールが届いた。マルチ商法っぽいやつ。「Eメールを送って副収入1800万円を稼ぐ!」やと。「最初のコストはたった1万円」やと。この1万円をたくさんの相手から取って儲けるのが目的なのは見え見え。なめてんのか、ボケ!
それはよいのだが(あかんあかん)、そやつはメールを「BCC」ではなく「TO」で送っていたため(初歩的なミス)、私以外にどういう人に送ったのかが丸見え。そやつは、なんと私を含めて数十人もの相手に同時にそのメールを送っていた。
他の人のアドレスを見てみると、私がよく行くフォーラムの常連さんたちのアドレスだった。つまり、そやつはそのフォーラムを見てメルアド残している人にスパムを送りつけてきたことになる。
それはよいのだが(あかんって)、送られたうちの1人であるA子さんが、何を勘違いしたのか私の元に「イタズラはやめてください!」と苦情のメールを送ってきたのだ(私以外の被害者にも同時に送っているようだが)。
誤解されてるのも嫌なので、A子さんに「私じゃないですよ。私んとこにも同じメールが来てました」とレスを送ろうとしたのだが、A子さんはすでにそのアドレスをブロックしており、彼女の誤解を解く術はなくなった。
めちゃ気分悪い〜!!スパム送ってきた奴、許せん〜!!
じゃあ、フォーラムに投稿する時に最初からメルアド残さなきゃええやんってことになるのだが、そこはAOL(プロバイダ)のフォーラムなので、投稿すると自動的にメルアド(AOLではスクリーンネームと言う)が残ってしまうのだ。AOLもこのシステムの害悪について、もうちょっと考えてくれんかのう…と思った次第。
8月1日(火)ありがた迷惑…<(_ _)>
この季節になると、毎年いろんな方から「電子暑中見舞い」というものをいただく。
ご存知ない方のために説明すると、…まず、そういうものを主催しているサイトからこちらにメールが来る。「××様より豪華なプレゼントが当たる『電子暑中見舞い』をお預かりしています。下記のURLをクリックし、アクセスをすると、あなた専用の受信箱からあなた宛の電子暑中見舞いとプレゼントくじの内容をご覧になる事ができます」といった文面。
涼しげなイラストの入ったこういった暑中見舞いを下さる気持ちはありがたいのだが、そのサイトにアクセスする手間を考えると、実はあまりありがたくなかったりする。それでなくてもよく落ちる私のMAC。今日もそういうサイトに行こうとして、2度も落ちた。重いんやわ、こういうサイトって。
というわけで、今年の正月なんて、いただいた電子年賀状のうち数人分は見ずに適当に返事を書いてしまった。第一、プレゼントなんかいらんし(個人情報取られるだけし、スパムメールを舞い込む元になりそう)。
私って、ひどい奴かなぁ(^_^;。…だけど、いちいち見に行くの面倒くさいんやもん。気心の知れた友人たちには「すみませんが、こういった事情なので、今後は普通にメールで下さい」とお願いしておいたせいか、今年はまだ1通も来ていない。
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