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過去ぼやき1999年7月分

ワイドショーボヤキ・マナーの悪い若者ボヤキ・プロ野球ボヤキ・夫婦喧嘩ボヤキ・そして仕事のボヤキ満載

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7月31日(土)
 昨夜、久しぶりに「朝まで生テレビ」を最初から最後まで見た。その中で誰かが、「日本はアメリカに比べて事業を興しにくい土壌。日本はトーナメント方式だから」と言っていた。
「アメリカなら事業に失敗してもさほど恥ずかしい事ではなく、敗者復活戦の機会も与えられている。それに比べ日本では、倒産は恥ずかしいことだという考えが一般的で、一度失敗すると銀行もどこも金を貸してはくれなくなる」……
 なるほど、この国はやはり冒険者には生きにくい国なんだなぁ。SOHOは規模が小さいがゆえに失敗しても痛手が少ないように思える。それがSOHOブームの一因でもあるのだろうか?
 それから元ミス日本で八王子市議の女性が、派遣社員について興味深いことを言っていた。
「一流企業の男とつき合いたいという理由で、派遣で働いている女性が多い」と。
 それはどうだろうか。バブル時代ならともかく、現在はそういう女性は減っていると思う。少なくとも私の周りにはそういうタイプの女性は一人もいない。企業とすればリストラの一番の対象は、派遣社員やアルバイトなどの臨時雇用者なのだから、未だにそんなバブリーな気持ちで仕事をしていたら、すぐクビ切られるぞーと思うんだが…(^_^;)。

7月30日(金)
 夕刊を読んでいたら「失業率最悪4.9%」とあった。発表されるごとに「最悪」って書いてるよね。が、今回驚いたのは近畿地方の失業率の高さ。なんと6.1%でダントツ1位。ちなみに関東は5.6%だそうです。こりゃやっぱりタイガースに優勝してもらうしかないのか(T_T)?
 ところで皆さんは「同じ夢を何度も見る」といった経験はないですか? 私はあります。
 それは「飛行機の夢」。正確に言うと「飛行機に乗る」「飛行機に乗ろうとしている」だけであって、今まで一度も離陸したことはありません。今朝もまたそんな夢を見てしまいました…。
 毎回行動を共にするメンバーは違うんです。親兄弟だったり、夫だったり、一人だったり…。そしてたいがい「飛行機の時間に間に合わない!急がないと!」とあせっているのです。
 一度だけ、座席にたどり着いたことがあります。飛行機のエンジンがウィーンと唸り始めて「ああ、もうじき飛び立つんだなあ」と思っていたら、目が覚めてしまいました(^_^;)。
 私は25才まで飛行機に乗ったことがなくて、乗ってみたいという願望が強かったのです。それでこんな夢を何度も見るんだなと思っていたんですが、実際に飛行機に乗って、その後も何度か乗っているにもかかわらず、まだこの夢を時々見ます。
 …夢判断の得意な方、教えて下さい(^o^)。

7月29日(木)
 昨夜、AOLのSOHOスクエア仲間のKさんから耳寄りな情報をいただいた。FAXがなくてもパソコンで代用できるとのこと。FAXソフトを使えば、パソコン上でやりとりができるらしい。
 そのことは前からおぼろげに気づいてはいたんだが、こっちから一方的に送ることしかできんと思っていた(^_^;)。…ただ、FAXソフトを買わないといけないし、パソコンを常に立ちあげておかないといけないという面倒臭さがある。もっとも送信者から「今からFAX送るよ」と電話で連絡をもらって、それから立ち上げればよいのだが、それもちょっと面倒…。FAXソフトの値段&面倒臭さと、普通のFAXの値段を天秤にかけて、おいおい考えてみようと思う。
 あとKさんからは、HPの画像(たとえばこの上の「くっくり」の絵)がJPEG形式になっているのをGIF形式に直した方が、表示も速いしファイル容量も少な目ですむ、というアドバイスもいただいた。実はこのHPを作り始めた時、私はファイル形式のことがよくわからなくて、GIF形式に保存するやり方も知らなかったのだ。で、とりあえずJPEG形式にして作った。後でいろいろ本を読んで、GIFにするやり方はわかったものの、そのまんま放っておいたという…。
 今回のご指摘を受けて、ようやくJPEGをGIFに変える作業にとりかかった。いいきっかけを作ってもらったKさんにはとても感謝している(^o^)。
 暑くてあまり食欲がない。仕事が思ったより時間がかかって、気が付けばもうPM6:00前。というわけで夕食はお手軽にカレーにした。ところが食べる段になって、炊飯器のスイッチを入れ忘れていたことに気づいた。…お腹がすいた時に食べないと、また食欲なくなってしまう〜(T_T)。

7月28日(水)
 ふ〜。また夫と喧嘩だっ。内容はまたしても前と同じようなこと…かな?
 知人に「フリーでやっていくなら取引先の業者の言いなりにならず、言いたいことを言った方がいい」とアドバイスされたが、私はまだそこまで強く出る自信がない。そんなことしたらクビになってしまう。今は単なる外注スタッフの一人でしかない…というような事を夫に話したのね。
 そしたら夫が「おまえ前に『取引先を増やして、フリーとしてバリバリやっていきたい』って言ってたやないか。それやのになんでそれをやらんのや?」。「今のところ無理。取引先を増やそうにも土台ができてないから」と答えたら、夫は「やる気がないからや」とつっかかって来た。
 私はムッとして「FAXも携帯も持ってないのに、取引先を増やせると思う?」と言い返した。夫は「実力があったらそんなのなくても雇ってもらえるはず」。…ちょっと待て〜い。たとえば、いくら腕の立つ大工さんがいたとしても、彼が金槌やカンナとかの道具を揃えていなかったら、仕事を頼もうという気にならないでしょ。私は実力云々の次元じゃなくって、環境のことを言っているのだ。一事業者として働く場合、しかもパソコン入力の仕事の場合、FAXはとても重要な位置を占める。
 私自身、今の取引先や登録先に限定して考えてもチャンスを逃した事が何度もある。仕事を依頼され引き受けたところ、先方に「じゃあ今から原稿をFAXしますね」と言われ、「あの…私、FAX持ってないんです」と答えたとたん、「えっ、FAXないんですか? …じゃあ残念ですが、今回の仕事はよそに回します」って事が何回もあったんだから。急ぎの仕事だったり、原稿が少しずつ上がってきたりする仕事の場合は特に、FAXがないとそれだけでこっちは蹴られてしまう。
 そう夫に説明すると、「
FAXやら携帯やらMOを買っても、どうせ月に何度も使わへんのは目に見えてる。大金をみすみすドブに捨てるようなもんや」。そこまで言うか〜。…夫がそういう考えでいる限り、取引先を増やすなんて夢のまた夢だ。
 パソコン本体についてもそう。去年の9月に今のマック(中古)を買ったが、買う時さんざん反対され、買った後も「元を取れてるのか?」とグチグチと嫌みを言われてきた。仕事でパソコン代を取り返したこの春頃から、やっと何も言われなくなったが…。しかもそのマックって自分の稼いだお金で買ったのよ。何でそこまで規制されなあかんのかと思う私が間違っているの…?
 とは言うものの、私も反省すべきことが…。腹が立って思わず、「自分かて、情報処理二種の試験3回も落ちてるやんか。毎回勉強ほとんどせずに冷やかしみたいに受験して。それこそドブに捨ててるんちゃうの?」と夫に言ってしまったこと…。これには夫のプライドがいたく傷ついたようで、ますます喧嘩がエスカレートしてしまった…(T_T)。

7月27日(火)
 この土曜日に「腹こわした」と書いたら、「大丈夫ですか?」というメールや掲示板の書き込みを5人ほどの方からいただいた。ご心配下さった皆様、ありがとうございます。もう全然大丈夫っす。それにしても、「こんなとこ誰も読んでないやろ」とタカをくくっていただけに驚いています。…こりゃーうかつな事は書けませんな。はっはっは…(遅いって?)。
 もともと「文章力を鍛えるため」と「日記コーナーがないと更新が進まないから」という不純な動機で始めたこのコーナー。読んで下さっている皆さん、本当にありがとうございます。今後はできるだけ実のある内容にするよう努めます。…でもそうそう劇的な事が起こるわけでもないし、無理かもしれませんね(^_^;)。
 さてさて。私は今、猛烈に美容院に行きたい! もう3ヶ月以上行っていない…。ロングヘアにしていた頃は、半年ぐらい行かなくても平気だったが、ショートにしていると2ヶ月も経つとボサボサになっちゃうんだよね。だけど、いつ取引先のS印刷から「原稿来たよ」の電話がかかってくるかわからないので、なかなか出かけられない。やっぱ携帯ほしい…。
 私はいつももらった仕事は、納期が先であってもすぐにやってしまうタチだ。せっかちで落ち着かないからという理由の他に、忙しい時は毎日のように原稿が来るので、手元の原稿をためておくと後で大変なことになるかも…というのもある。曜日的に言って今日は次の原稿が来るはず…だが、電話はなかった。あーあ、出かけりゃ良かった(T_T)。
 オールスター第3戦は倉敷マスカットスタジアム。ありゃ? 先発に巨人の選手が一人もいないぞ。雨が降っているから出たくないのか? …なにっ、松井は発熱のため大事を取って先発メンバーからはずれてるとな? 松井といえば、一時期遅刻が多くて話題になったこともあったが、プロの自覚があるのか!? キミぐらいのスターになれば、ちょっとぐらい休んでもクビになったりはせんだろうが、私なんかしんどいからって休んでたら、すぐに仕事なくなるんやぞ〜(T_T)。キミらとは違って単価いくらの世界なんやぞー。派遣だってそう。時給いくらの世界やから、休んだ分はお金もらわれへんのや。…もしプロ野球が「1打席につきいくら」という単価制だったらどうする? それでも休むか? … \(^^\)(/^^)/(←それはこっちに置いといて)概して地方に行くほど巨人ファンが多いはずなんだから、松井も高橋ももう少しサービスしてあげてほしい(と書いていたら、二人とも途中から出場したが)。

7月26日(月)
 昨日の甲子園でのオールスター第2戦はとても楽しめた。地元・阪神タイガースと大阪近鉄バファローズの選手が大活躍したからだ。最優秀選手(MVP)は文句なく横浜のローズだったが、優秀選手は阪神の新庄・矢野、近鉄の小池・中村と、在阪球団勢が独占した。
 実を言うと、地元大阪でも近鉄の人気は今ひとつ。いくらがんばっても、スポーツ新聞の一面はいつも阪神。阪神が負けて近鉄が勝った日でもそうなのだから、全国的な扱いはさらに地味になってしまう。それはオールスターでも同じこと。
 昨日の試合で、近鉄の中村のりぴーが3安打と2つのファインプレーを見せた。特に=ファインプレーには近鉄ファンの私と夫ですら驚いた。普段の彼の守備は危なっかしくて、とてもまともに見ていられないからだ。もちろん素晴らしいプレーをする時もある。だが、難しい当たりが3塁に飛んだ時、たいがいはファンブル(お手玉)したり、1塁へ悪送球してしまったりということが多い。少なくとも私と夫は3塁に球が飛ぶ度、ヒヤッとするのだ(^_^;)。それがあの大舞台でのファインプレー。めっちゃうれしかった!
 なのに、TVのスポーツニュースでの扱いはやっぱり地味。広島・緒方のグラブすっぽぬけや、西武・松井の走塁でコケたのや、巨人・松井の1塁の守備&5試合連続本塁打は成らず、とかいうのを伝えるのもいいが、のりぴーの美技(しかも2つ)を全く伝えないというのはどういうこっちゃ!
 NHKから始まって、昨夜のスポーツニュースを全部チェックしたが、のりぴーの美技を映像入りで伝えたのは深夜1:30からのフジTVの「プロ野球ニュース」だけだった。…ちなみにこの日の「プロ野球ニュース」の解説者の中には元近鉄所属が3人もいた(西本幸雄、大石大二郎、村田辰美)ので、ここでのりぴーを取り上げてくれなきゃ私はキレていたと思う…凸(-_-メ) 。
 近鉄・小池の好投も忘れてはいけない。私は3年前に小池とキャッチボールしたことがある。近鉄のファン感謝デーでの出来事。その頃私は小池を大嫌いだった。プロ野球ファンならご存知だと思うが、小池は以前ロッテの指名を蹴って社会人野球へ進み、その後近鉄へ入団した選手だ。そこまでワガママ通したくせに、近鉄入団後の成績はぱっとしなかった。私は『この給料ドロボー!』と怒りを込めて思いっきり小池にボールを投げた。小池は思ったよりきつい球が来て驚いたのか「おー」とか言って笑っていた。何ヘラヘラしとんねん、マジにぶつけたろか!と思ったものだ。今年も安定したピッチングとは言えない小池だが、オリンピック予選では是非がんばって来てほしい。
 そして今朝、数年ぶりにスポーツ新聞を買いに行った。…すんません、うれしがりで(^_^;)。当然一面は新庄くんだらけ…。別にいいけどね…、新庄くんわりと好きやし…。

 仕事の方は、最近特定のクライアントの仕事が続き、順調に進んでいたのだが、今日もらった原稿はまたしても新規クライアント。…新規は時間がかかるんだってば〜。案の定、既存クライアントをやる時の2倍の時間がかかってしまった…(T_T)。

7月25日(日)
 和歌山砒素カレー事件から丸1年が経った。私はこの事件に特別な思い入れがある。なぜなら、私は幼少時代から青春時代の約20年間を、あの園部地区の近くで過ごしたからだ。私が住んでいたのは園部地区から紀ノ川をはさんだちょうど対岸の地区。どちらも畑や田んぼが残るのどかな住宅街だった。
 真須美容疑者が早く真実を明らかにしてくれることを願う。だが、彼女は野村沙知代同様「平気で嘘をつく人」らしいので、はかない望みかもしれない。
 それと、金曜日に起こったハイジャック事件の続報も気になる。これまでのハイジャッカーは、政治的・思想的な目的で事件を起こしたものだが、今回は全く違うようだ。ゲームの「フライトシュミレーター」のファンで、自分で実際の飛行機を操縦してみたかった…と言う犯人。28歳の青年の言うセリフではない。彼はエリート一家に育ったと聞く。単に頭がおかしいのだと言ってしまえばそれまでだが、どうも最近、打たれ弱い若者が多いような気がする。
 私や夫は自慢じゃないが、学生時代は登校拒否を経験したりいじめられたりと、さんざんな目に遭った。社会に出ても挫折を何度となく味わい、職を転々として現在に至っている。私の場合はほとんどが自主退職だが、夫はすさまじい。倒産2回、リストラ2回。自分の意志で辞めたのは最初に就職した会社だけという有り様。
 逆に言えば、こんな私たちだから少々の挫折があっても「まあ今回も何とかなるやろ」とあっけらかんと過ごせるのかもしれない。「何とかなるさ」…これが挫折を乗り超える極意(^_^;)。

7月24日(土)
 土用の丑の日。近所のスーパーに鰻を見に行ったが、高い。こんな日ぐらい安くしろよ…。はっ、ひょっとして「母の日」にカーネーションが高値なのと同じ理屈? あこぎやな〜(-o-;)。
 代わりに肉と野菜が安かったので、数カ月ぶりにスキヤキをした。が、夫婦そろって腹をこわした(^_^;)。どないなっとんねん…!? 具材は牛肉、豆腐、椎茸、白菜、長葱、マロニー(シラタキみたいなの)。何が原因やろ??
 オールスター第1戦をテレビで観戦。MVPは巨人の松井か…。印象的には5打数4安打1HRのイチローだと思ったが、MVPは勝利チームからしか選出しないらしい。どうせ勝ち負けよりも個人技優先のお祭りなんだから、負けたチームからはMVPは出さないってのは変だと思う。

7月21日(水)
 今日S印刷に行った時、担当のHさんから「これをよく読んでもらって、2通とも印鑑押して今度来る時にでも持って来て下さい」と封筒を手渡された。中を見ると『業務委託契約書』だった。
 こういうものは、本当は取引を始める前に交わすはず。S社と仕事をし始めてもう半年以上経過しているのに、何を今さら…と思っていたら、Hさんは「外注の方も保護しないといけない、ってことで、今回作りました」とか言ってはる。…私以外の外注の誰かからついに指摘されたんだろうか?
 というのは、実はこの会社の仕事を数回やった時点で、私はそれとなくHさんに「契約書はないんですかね?」と言ってみたことがあるのね。Hさんは「そういうのやっぱり作るんですかね。ウチは今まで作ってないけど」みたいなことを言ってた。
 ちゃんとした会社なら契約書は交わすはず…って言うか、法律でそう決まっているはずなんだけどなあ。でも私も、その時はやっとゲットした仕事だし、うるさく言って嫌われるのいやだし、仕事もらえるなら何でもいいや、ってノリだったので、あまり追及しなかった。
 SOHO関係の人の話を聞くと、ちゃんと契約書を交わしてもらえてないって人が多い。そのために後でトラブルが起きてる人もいる。やはり面倒でも追及するべきなんだ。それで嫌われて仕事ホサれるような会社なら、こっちから願い下げ、ぐらいの気持ちでいた方がいいのかもしれない。…と心では思っていても、現実はやっぱ仕事いただいてるんだから強く出れないのよね(T_T)。

7月20日(火)
 近鉄のローズ外野手が、来日4年目で通算100号ホームランを達成した。
 一口に100号と言うが、外人選手としてはこれはすごいことだ。少し野球を知っている人ならわかると思うが、外人選手で何年も日本で野球を続けている人は意外と少ない。日本の野球や環境に馴染めず、すぐに帰国してしまう選手が何と多いことか。現役大リーガーなど名のある選手の方が早く挫折してしまうことが多い。
 派遣の仕事なんかでも、新しい環境にすっと馴染める人となかなか馴染めない人がいる。私はどちらかと言うと後者の方。それだけに苦労が多いのだが、仕事を円滑に進めるためには、やはりある程度人付き合いも大切だ。そう思うから努力する。社員や他の派遣スタッフの輪に自ら入るようにし、早く仲良くなれるようにがんばる。時々「どうせ短期間の派遣だし、わざわざ仲良くならなくても」という態度の派遣スタッフを見かけるけど、それはどうかなぁと思う。お互い、少しでも良い気分で仕事をしたいじゃないか。たとえ短期間であっても。 

7月18日(日)
 夫との喧嘩は昨夜いったん収束し、一応小康状態を保っていた。だが、寝る時に別の話をしていたところ、それが昼間の話に逆戻りし、また大喧嘩に…。
 詳しい経過はキリがないので省くが(と言うより、何がきっかけでそうなったのかよく覚えていないのだ)、夫は私に家を出ていくように要求し、私はまだ電車も走っていない時間なのでそれを拒否したところ、夫は「じゃあ俺が出ていく」と言って着の身着のままで出ていってしまったのだ。それが午前4時半頃のこと。
 実はこういうことはよくある。1シーズンに1回ぐらいの割合で(笑)。
 しかし、たいがいすぐ戻ってくる夫が、夜が明けて来ても戻ってこないので、私は自転車で近所を探しに出た。小雨がぱらつく朝。まだ新聞配達の人と、散歩のお年寄りぐらいしか外に出ていない時間。
 うちの近所にはコンビニは多いが、深夜営業をやっているファミレスなどは1軒もない。夫の実家は駅1つ向こうという近くにあるが、プライドの高い夫が実家に戻っているとも思えない。夫の友人たちの家も、この辺には1軒もない。
 30分ほど走り回っても見つからず、ひょっとしてもう自宅に戻っているかもしれないので一旦戻ってみたが、夫はいない。もう1度探しに出て、また30分ほど探したが見つからない。そしてまた戻ってみたが、やはりいない。
 その頃には雨もかなり本降りになっていたし、私は夫を心配しながらも眠気に勝てずに眠ってしまった。それが午前7時頃。
 ……カチャッと玄関でドアの閉まる音がした。私はハッと目覚めてそちらへ行くと夫だった。時計は午後1時前。
「どこ行ってたん?ご飯は食べたん?」
と私は尋ねたが、夫はむすっとしたまま、そのままバタンキューと寝てしまった。
 夕方になって起きてきた夫の機嫌は治っていた。私も怒る気分は失せていた。…夫婦ってそんなもの? 冷静になった今、夫の言い分はこうだ。
「おまえは俺みたいにフルタイムで働いているわけじゃないんだから、もっとちゃんと家事をやれ。昨夜みたいに喧嘩して腹が立っていても、飯はちゃんと作れ」(T_T)
 確かに、夕べ私は怒っていたので夕飯を作らなかった。…だったら一人で外食でもすればいいのに、夫はそういうことをしないヤツ。結局、かなり遅い時間になって二人で外食したのだった。
 一方、私の言い分。
「すぐにカッとなって『出ていけ』とか『出ていく』とか言う癖を直してほしい」(^_^;)
 ちなみに夫は空白の約8時間何をしていたのかというと、「電車に乗って何往復かしていた」とのことだ。…子供か、あんたは(笑)。

7月17日(土)
 夫と大喧嘩した。「カラーボックス」が原因(笑)。
 私たち夫婦の自宅は賃貸マンションの2DK。その一室を私は仕事場にしている。コタツの上にパソコンを置き、プリンタは古雑誌を詰めた段ボールの上に置いている。
 夫が節約家で、機材や家具はなかなか買わせてもらえない。「二人の収入は二人のもの」という取り決めがあるため、自分の稼ぎの中からでも勝手に物を買うことはルール違反になる。
 家にある物で自分なりに工夫をしてはいるが、どうしても効率よく仕事をするためのスペースが不足する。チラシを入力する時に過去のチラシ等の資料を見て作っていくのだが、コタツの上だけでは原稿を置くだけで精一杯。床の上にファイルやチラシを広げ、足の踏み場もなくなる。掃除機をかける時もいちいちどこかに積み上げたりして効率が悪い。
 だから、私は以前から「安いカラーボックスでいいからほしい」と夫に直訴してきた。カラーボックスを横置きすれば、書見台+一時収納スペースになると考えたのだ。やがて夫も渋々承諾し、今日、二人で近所のスーパーにカラーボックスを購入に出かけた。
 ところが、そこまで来ていながら、夫が「やっぱり必要ないんちゃうか」と言い出したのだ。「思ったより高いし(と言っても5000円程度)、いくら棚を買ったところで物は増えていくだけやろ。それなら要らない物を始末しろ」と。もっともな意見だが、私だって捨てる物は捨てている。雑誌類は2年を目途に処分しているし、どうしても必要な本以外は買っていない。
 それに今回私が求めているのは、「仕事する時のちょっとしたスペースがほしい」ということなのだ。引き出し付きの大きな机があれば言うことはないのだが、これの購入についてももめた。コタツだと微妙な高さ調節ができず、姿勢がどうしても悪くなりがちで、実際この春先には慢性的に腰が痛くなっていた。だがなかなか夫の許可は下りなかった。暑くなってくると腰痛もマシになって、「どうしても必要」と説得する材料がなくなってしまった。
 もっとも私にも非はある。いくら仕事で必要とはいえ、「FAXほしい」「スキャナほしい(これは先日叶えられた)」「机ほしい」「MOほしい」とあれこれほしがりすぎなのかも(笑)。
 結局夫は「それほどまで言うんなら、棚でも何でも勝手に買え!」と捨てゼリフを吐いたが、こういう形で購入しても絶対に後で嫌みを言われるのは火を見るより明らかなので、私は諦めた。
 憤慨した私は家に帰ると、空き箱に古い本を詰めて、その上に事務用品やファイルを広げて置けるスペースを作った。不格好だし重い物は載せられないが、当分はこれで行くしかなさそう。

7月16日(金)
 今日、「くっくり通信」の来訪者数が1000人を超えた。朝来たときは923人目だったのに夕方再び来てみると1007人目だったのでびっくり。栄誉ある(?)1000人目をゲットしたのはどこのどなただろう?
 3週間ほど前にいくつかのサーチエンジンに登録申込をしたのだが、ようやくURLが登録されたのだろうか。「Yahoo!」などの登録型サーチエンジンだと、実際に登録されるまでに1ヶ月以上かかるらしいが、「goo」などのロボット型サーチエンジンだともう少し早くされるらしい。
 多くの人に来ていただけるようになるのは、喜ばしい限りだ。でも反面、責任もさらに重大になってくるし、プレッシャーも感じる。とは言え、私の経験が少しでも皆さんの助けになるのなら、こんなうれしいことはない。これからもがんばろうっ!!
 …タイガースの今シーズンはもう終わりのようだ…。アンチ阪神かつアンチ巨人(変なヤツ)の夫が「どっちも負けろ〜」とうるさい。

7月15日(木)
 以前、「告発の行方」というジョディ・フォスター主演の映画があったが、こちらの「告発の行方」はどうも納得行かない。そう、ミッチーがサッチーを公職選挙法違反の罪で訴えた告発状が不受理となった件だ。
 「時効がせまっているので、捜査しても間に合わない」というのが検察の言い分らしいが、時効がせまっているからこそいち早く取り組むのが筋じゃないのだろうか。政治的な圧力がかかったのでは、という意見もあるが、本音は「オバハン同士のケンカに巻き込まれたくない」だけかもしれない。しかし本気でそう思って受理しなかったとしたら大問題だ。この騒動はもはや単なるケンカじゃないのだから。
 サッチー騒動についてあちこちのワイドショーを見ていると、局ごとのスタンスが大きく違う。今回の件でそれがより顕著になったような気がする。
 日本テレビとテレビ朝日は、とことん疑惑を追及する構え。TBSはワイドショー自体が存在しない(昼間のあれはワイドショーというより情報番組でしょ)ので仕方ないとしても、フジテレビは朝のワイドショーも昼間のそれも、「もう放っておけば?」という姿勢。
 ミッチーは「命をかけてでもやる」と言い、もう一度告発状を提出し、自らもニューヨークに飛んでまで調べる意気込みのようだ。フジテレビでは「なんで浅香さんはそこまでやるの?マスコミに明かしてはいない根深い私怨があるのかも」という無責任な論調が目立ち、取り上げる時間も徐々に減ってきて、見出し程度にしか扱わなくなっている。
 それにしても、検察も所詮はお役所なんだなあ。今さらながらがっかりした。

7月14日(水)
 午前中、S印刷へ納品に行った。
 いつも応対してくれる22歳ぐらいの事務のお姉さんがいない。別の事務の女の子がいたので、「おはようございます」と声をかけるが、パソコンに熱中しているのかこちらを見もしない。「納品にお伺いしました!」と少し声を上げると、ようやく私に気づき席を立った。
 無言で領収印を押す彼女。私は「ありがとうございます」と言い、納品書を手渡す。
 すると彼女はスッと後ろを向いて、デスクのあたりをごそごそやり始めた。外注に回す原稿はその辺りにいつも置かれている。私宛の原稿を探してくれているのだろうか。
 しばらく待っていると、彼女は『まだ何か用があるの?』というような怪訝そうな顔で私をチラリと見た。…どうやら私の原稿を探していたわけではないらしい。
 「失礼します」と告げて、私は会社を去った。
 結局、彼女は一言もしゃべらなかった。決して障害があるわけではない。以前、談笑している姿を見たことがある。
 まさか、こっちが下請けだから見下しているわけでもあるまい。せめて「おはようございます」とか「ごくろうさまです」とか言ってくれればいいのに…。
 たったこれだけのことだが、とても不快な気分になってしまった。挨拶は大切だという当たり前のことを、今日あらためて実感した次第である…。

7月13日(火)
 ついに近鉄が松坂に負けた……。

7月11日(日)
 大阪・天保山のサントリーミュージアムで開催されている「国際(笑)ポスターSHOW」を鑑賞に行った。(笑)と銘打っているわりには、風刺っぽいのや、アイデアが奇抜なポスターばかりで、どちらかと言うと、「国際(ユーモア)ポスターSHOW」という感じだった。
 帰りの電車で、また腹が立った。そこは始発駅ではないので、座れる確率はあまりないのだが、それでもみんな整列して電車を待っていた。ところが、電車が来ると横から20才ぐらいの香取慎吾似の男が、降りてくる人波をかきわけていち早く電車に乗り、空いている席を見つけるとすっと座ってしまったのだ。おまえはオバハンかっ!
 しかもそいつは彼女連れだった。彼女が座れなかったのを見ると、「仕方ないなー」と嫌そうな顔をしながら席を立ち、彼女を座らせた。で、自分はその前の床にどかっと座り込んだ。
 車内はかなり混んでいるし、立っているお年寄りもいた。私はあんまり腹が立ったので、「あほか!なんでそんなことすんねん」と言ってそいつを睨み付けた。そいつは「文句あるんか」という顔でメンチ切り返してきた。
 夫が「もう相手せんとき」と私を抑えた。
 次の駅で、彼女の座っている向かいの席が空いた。そいつはさっと立ち上がると、そこに割り込むように座ってしまった。ほんとにおまえはオバハンかっ!!

7月9日(金)
 今日は恐ろしい夢を見た。ふと横を見ると父親がヨボヨボの老人になっている。変だなあと思って自分の手を見るとシワシワ!どうやら知らない間に30年ぐらいの月日が経過してしまったらしい。私はショックを受けて泣いた。泣きながら目が覚めた。
 目が覚めた後も、あまりに夢がリアルすぎたため、しばらく涙が止まらなかった。
 …今日は原稿をどっさりもらった。いずれも月曜の朝イチ納品分。9時間かかって完成。週末は休みたいので、ちょっと無理した。肩が凝った。
 普段は4時間ぐらいなので、ホントによく働いたなーという感覚。今夜はぐっすり眠れそう。

7月8日(木)
 昨日のことだが、大阪近鉄バファローズの佐野投手が、プロ入り初の無死球完封試合を達成。去年ひじの手術で1年棒に振り、今年も出だしがいまいちだった。それだけにファンとしてもとてもうれしい。さっそく佐野のHPの掲示板にお祝いの言葉を書き込んだ。
 佐野の同級生・水口(ともに松山商業出身)も帰ってきたし、近鉄のAクラス入りも近い!?
 それはそうと、『必殺!テカテカ投法!!』をまたやってほしいなぁ…(笑)。

7月7日(水)
 私はワイドショーをよく見る。特にサッチー問題には詳しい(自慢にもならないけど)。
 「たかがおばさんどおしのケンカでしょ」「いつまでこんな話題ばかりやってるんだろ」と思う人は多いだろう。が、私はここまで来たら最後の最後までやってほしい。
 この話題が99日も続いている理由は何かと、私なりに考えた。
 …サッチー報道はもうパターン化されている感がある。
『被害者が続々と現れる→サッチーが反論する→その反論にまた反論が出る…』というふうに。
 にも関わらず、視聴者が相変わらず関心を寄せている一番大きな理由は、たぶん視聴者がサッチーに自分の身近にいる『小サッチー』を見ているからじゃないだろうか。
 「嘘つき」「見栄っぱり」「借りた物を返さない」「目上の者には愛想が良いが、目下の者は執拗にいびり倒す」「平気でドタキャンをする」「悪いことをしても謝らない」「ツケを払わない」「よその子供に暴力をふるう」「育児放棄していたくせに賢母ヅラしてる」「自分の責任を他人に転嫁をする」「行き当たりばったり」…キリがないぞっ!
 誰の周りにもこういう迷惑な人間はいる。でもサッチーのように全部を一人で網羅している人はなかなかいないだろうなあ。
 人間の醜い部分の集大成みたいなサッチー。今朝のワイドショーによると、「朝まで生テレビ」でこの話題を取り上げるかもしれない、とのこと。「単なるワガママなおばはんを何で朝生で?」と思う人もいるだろうけど、この問題はサッチーに限らないと私は思う。思いやり、つつましさ、礼儀…そういったものを忘れてしまった現代日本人への大きな問題提起だと思うんだが?
 ここ10年ぐらい「バックレたもん勝ち」という風潮が強い。イジメで生徒が死んでもイジメた子供も親も学校もバックレる。金融機関も自分の責任を棚に上げて税金使ってバックレて幹部は退職金がっぽり。…喉元過ぎればすぐに忘れる世間にも問題はあるだろうけどね。
 サッチーが謝罪も反省もしないまま、おとがめなしとなると、よけいにこういう風潮が強くなってしまう…というのは大げさだろうか??(あのおばはんが反省するとは思えないけど(笑))

7月5日(月)
 チラシ入力の仕事で、最近新規の原稿がやたら多い。定期的にやっている原稿だと、枠組みはほとんどそのままで中の文字を変えるだけなので、かなり楽なんだが、新規だとそうはいかない。枠組みから作らないといけないので、時間がかかってしまう。新規の原稿は単価を上げてくれんかなとか思うんだが、原稿のサイズが違っても金額は同じという規定がある会社だから、絶対無理やろなあ。

7月4日(日)
 今日はスキャナを買った。EPSONのがいいとは聞いていたが、縦置きができ重量も軽いCanonのを購入。さっそく「くっくり写真館」を作る。
 私にはボーナスはない。夫も年俸制なのでない。月々の収入に余裕もない。では購入資金はどこから出たか?
 それは6月23日の藤井寺球場での近鉄VSロッテ戦にさかのぼる。雨が降ったり止んだりの生憎の天気だったが、藤井寺での公式戦はこの3連戦で終わり(永遠に)なので無理をして夫と観戦に来た。試合は点の取り合いとなり、同点のまま9回裏を迎えた。ランナーが2塁にいる。
「ここで誰かがきっとサヨナラヒットを打ってくれるよ!」
と私は言ったが、夫は悲観的。
「打つわけない。打順は下位だし、こういうとこで打てたら近鉄は最下位におらん!」
「じゃあ、もし次の的山がサヨナラヒット打ったら、スキャナ買ってもいい?」
「ええで。打つわけないから」
 そして的山はセンターオーバーのヒットを打った。当然ランナーはホームインし近鉄のサヨナラ勝ち。
「わーーー!やったーーー!的山っち、ありがとーーー!」
と大喜びの私。
「わーーー!やったぁ!……まとやま…ようやった…うん…
とフェードインしていく夫。
 ちゅーわけです。しかし賭けに勝ったところで、資金の出所はいっしょなのだが(笑)。

7月3日(土)
 定期的にやっているスーパーのチラシの入力だが、枠に変更があったので普段より倍の時間がかかってしまった…。でも単価はいっしょ。時給に直すと800円ぐらいか。
 いかん、いかん。どうも仕事を時給に換算する癖がぬけない。
 TBSの「ブロードキャスター」ってさ、巨人が勝った日はトップで扱うのね。負けた日は番組後半で軽く触れる程度だ。キャスターが福留だからでしょうなあ。
 私にとってベストな日は「近鉄と阪神が勝って巨人が負けた日」だが、滅多にない(笑)。

7月2日(金)
 納品&受取に某印刷会社に行った帰り道、素敵なマンションの前を通りかかった。
 いや、よく見るとマンション自体はきれいでも何でもなかった。なのになぜ「素敵」だなんて感じたんだろう?
 それはマンションの前に植えられている木々のせいだった。薄曇りの柔らかい陽光を浴びた薄紫の花が目に鮮やかだ。2mぐらいの低い木にその花は咲いていた。何ていう花だろう?
 まるで公団みたいなデザインのマンション。築20年以上は経っていそうだ。だけど木があり花がある…、それだけで素敵なマンションに見えた。
 でもウチはガーデニングはやらんぞ!!(虫が怖いから)

7月1日(木)
 1年以上かかってようやく登録…、どういうこっちゃい!
 派遣会社P社では在宅制度を設けている。大阪では昨年の春からこの申込受付が始まった。私は第2回の説明会に参加した。そしてP社のHP上から必要事項を入力し、登録ボタンを押した。この時点ではまだ仮登録である。P社の方で認定審査のようなものがあり、それから本登録となるらしい。
 しかし、何カ月たっても本登録された様子がないので、私は何度も問い合わせた。所有のパソコンを買い換えたり周辺機器も増やしたり、新たなスキルも増えたりしていたので、それもその都度メールで知らせて来た。だが、なかなか本登録してもらえない。
 もともとこの制度に登録したくてインターネットを始めた私。それだけにイライラしていたのだが、私自身の在宅経験年数が2年程度と少ないので仕方ないんだろうな、と諦めていた。
 ところがこの6月半ばにこんなことがあった。このHPを見て意見をくれた方と何度かメールのやりとりをしたのだが、彼女が言うには
「私もP社の在宅制度に登録しています。私は在宅の経験はないけど、本登録になっていますよ
 在宅経験のない彼女が本登録されているのに、なぜ私は仮登録のままなんだろう?
 私はもう1度メールでP社に問い合わせた。
 そして今日返信が来た。
『在宅メンバーへの認定が決定いたしましたので、お知らせいたします。』
 本登録が遅れた理由等何も触れられていなくて、本登録になった人には全てこの文面を送っているんだろうな、ということが忍ばれる事務的な文面だった。
 P社は大きな派遣会社だ。今までにこういう行き違いのようなことは何度もあった。
 「行き違い」や「間違い」のない派遣会社はたぶん存在しない。そういうことが起こった時は、まともな会社ならちゃんと謝罪してフォローしてくれる。だけど何の説明もなく「おざなり」にされるのはどうかなぁ…と少し腹立たしかった。

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