西武松坂ボヤキ・銀行ボヤキ・携帯ボヤキ・宇多田ボヤキ・そして仕事のボヤキ満載
大阪ドームに大阪近鉄VS西武戦を見に行った。今日行くことはだいぶ前から決めていたのだが、今朝のテレビで西武の先発が松坂であることを知り、少し迷う。松坂が投げるということは、ドームはまた超満員になるのでは、という理由からだ。
松坂は見たいが、せっかく行っても入場できなかったり、入れても落ち着いて座れなかったりということがあり得る。夫も私と同じ近鉄ファンだが、特に松坂を見たい、という気持ちはなかった。ほっておいても彼は逃げない。来年、再来年…いつでも見れる。
だけど、環状線の回数券の期限切れが近づいていることや、私の仕事の都合や何やらでやっぱり今日行くことに決定。天王寺駅で会社帰りの夫と待ち合わせて、環状線に乗って大正駅へ。
2年前のGWだったか、大正駅に着いたとたんに看板があって「ドームはもう満員で席はありません」みたいなことが書いてあり、がっかりしたことがあった。オリックス戦だった。あの頃はまだまだイチローの神通力みたいなものがあったのだ。
今日もひょっとしたら満員札止めか?と思ったが、看板もなく、ドームに入ってみるとガラガラだった。今まで松坂が投げた試合は全部満員で、試合開始前に行っても入れない状態だったと聞く。私たちがドームに入ったのは6時半頃だった。それでもガラガラ。
毎回松坂が投げる前の日は、テレビで騒いでいるものだが、そういえば昨夜は特に何も見なかった。それでかな?
近鉄の先発はレフトウィッチ。今年は2軍にしばらくいたようだが、最近1軍に上がってきた。そのレフトウィッチが松坂といい勝負をしていた。3回まで0対0。
4回裏、私はトイレに立った。その隙に近鉄の若大将こと中村のりぴーが松坂からソロホームランを打ってしまった。今日の松坂の出来からして、この1点で終わるのではないか?という感覚があったので、生で見れなかったことは、ものすごーくショックだった。
案の定5回表に、西武の高木浩之のソロホームランが出て1対1。負けそうな予感がしてきた。
しかし6回裏、それまでフォアボールは多かったがヒットは中村のホームランだけに抑えていた松坂が乱れた。吉岡(元巨人)の3ランなどで5対1と大幅にリードしたのだ。
最後は帰ってきた守護神・大塚が締めて、試合は近鉄が勝った。松坂はまた近鉄戦で勝てなかった。客が少なかったからやる気が出なかったんだろうか…、というのは冗談としても、なぜか近鉄からだけ白星を奪えない。5位と6位をうろちょろとしている近鉄のファンとしては、そのことだけが誇りだ。かなり情けない話だけどね。
しかし、近鉄がチャンス時にファンみんなで一斉に叫ぶ「いてまえ〜!」の応援は何とかならんのかな。全然迫力なく、だれた感じ(笑)。
6月28日(月)
しまったなり〜!!銀行がすごい人だ〜!
はっ、そうか。世間は給料日明けだったり振込日だったりするのか!しかも月曜日の朝だ!…ああ、もっと早い時期に来るべきだった。
夫の給料日は20日。私の給料日(集金日あるいは入金日とも言う)も20日。私の仕事の大半は給与振込だが、某印刷会社だけは小切手でもらうことにしている。振り込んでもらってもよいのだが、振込手数料をケチって私は直にもらうことにしているのだ。
だもんで、毎月21日か22日あたりに私は銀行に行く。そして夫の口座から家賃・生活費を降ろす。そして私の口座へは小切手を入金する。…なんて書くと私の給料は私が独り占めみたいだが、決してそうじゃない。結婚してから私たちは「二人の金はふたりのもの」というモットーなのだ(離婚する時問題が起きるかも?)。
今月はいろいろあったし雨で外に出るのが面倒くさかったりして、銀行には今日行ったのだった。朝の10時前。まずATMがすごい人の列。普段なら先に窓口の順番カードを取って、順番待ちの間にお金を降ろすのだけど、これだと待っている間に自分の番号を呼ばれそう。
仕方なくATMに並んだ。15分ぐらいしてやっとお金を降ろせた。
さあ次は窓口だ。順番待ち人数は25人。こちらも時間がかかりそう。
私は前の夜、3時間ぐらいしか眠れていなかった。椅子に座りたいなーと見渡すけれども満席。しかも年配の人がかなり立っているので、近くが空いても座りにくい状況。
ふと、そばの席を見ると、スポーツ新聞を読みながら煙草をふかしている50歳代のおっさんがいた。かなり前からそこにいたようだが、私の番が近づいても、おっさんはずっとそこに座っている。よく見ると順番カードを持っているわけでもなく、通帳を持っているわけでもない。
次の次が私の番だ、という時になって、おっさんは「よっこいせ」と腰を上げると、何もせずにそのまま銀行から出ていってしまった。
こいつ〜!!暑いもんやから、ただ銀行に涼みに来てただけやな!!
周りの空気を読めやっ!!みんな何十分も立って順番待っとんのに!!
あ〜、それにしても眠い。眠いとちょっとしたことでも腹が立つ。売れっ子の芸能人がテレビでは愛想良くしていても、裏ではマネージャーに当たり散らしたり…なんて話を聞くけども、そりゃ睡眠時間が2時間・3時間やと機嫌も悪くなるやろ…と思う。
6月27日(日)
B3サイズの仕事でもB4サイズと同じ料金だとは…。
実はこれは金曜日の話。私は去年から某印刷会社の仕事で、チラシ(新聞に折り込まれているスーパー等のチラシ)をパソコンで入力する仕事を定期的に続けているんだけど、これまで原稿のサイズはずっとB4だったのね。それが金曜日にもらって来た原稿を見てみると倍の大きさのB3サイズ。今までにないパターンの仕事をもらうときは、いつも打ち合わせがあったのね。それが今回は受付で原稿を渡されただけで説明がなかった。
ひょっとして他の外注さんの原稿を間違ってもらってきたのかも?と思って、印刷会社に電話を入れた。すると担当さんは
「それはちゃんとあなたにお願いした仕事です。B3なので大変だと思うけどがんばって下さい」
という返事。
それはそれでいいんだけど、サイズが変われば料金も当然変わるはず。納品書を書く時にその金額をいくらに書けばいいのかわからなかったので、
「あのー、で、単価はいくらになるんですか?」
と尋ねたら、担当さんは苦笑しながら小さな声で
「すいません、同じです」
私はまさかと思って聞き返したけども、
「B3もB4と同じ金額です」
B3と言えばB4より内容量も当然多い。うちのディスプレイは17インチなので作業も辛い。しかもプリントも大変。校正も大変。…なのに、B4と同じ金額??
案の定作業は難航し、B4の時の倍ぐらいの時間がかかってしまった。B4の料金の倍くれとは言わないけど、全く同じってのはどうかなあ。
この話を、AOLのSOHOチャットでしてみた。ライターさんやデザイナーさんたちは皆、「そんなのおかしいよ」「おかしいことはちゃんと言わないと!」と言っていた。
だけど私は強く出れない立場なのだ。チャットの皆さんはフリーやSOHO。ご自分の実力でやっている人たちだけども、私の場合、その印刷会社にとっては「大勢雇っている在宅アルバイトの一人」にすぎないのだ。うるさく言ってクビになるのはこわい…。情けないけど…。
6月26日(土)
電車でマナーの悪い女子高生を見た。
ドアの前にべたっと座り込み、スナック菓子を食べ、左耳でウォークマンを聴きつつ、右耳で携帯電話。めちゃ器用や! しかし電話の内容がこんなの。
「あ、○○ちゃん? 私、携帯買ったから番号教えといた方がいいかなと思って電話したの。番号はね、090の……」(めちゃ大声)
私は携帯電話を持っていない。今のところ必要ないから。持ってない者にしたら電車の中の携帯電話ってのは迷惑至極。
かかってくる電話は仕方ない。緊急の場合はかけるのも許そう。だけどこの場合、何も今わざわざかけるほどの用件じゃなかろう。よっぽど携帯を手に入れたのがうれしかったんだろうな…。
この女子高生がそのへんのチャラチャラした感じの子ではなく、いかにも真面目で地味な風貌をしていただけに、ショックだった。
帰りの電車でまた携帯に腹が立った。近くで呼び出し音が鳴った。ミッキーマウスのテーマ(大阪人にとっては元阪神タイガースの「真弓のテーマ」の方がしっくり来るが)。しかし誰も電話を取ろうとしない。周りの人はみな『誰や誰や?』ってな感じでキョロキョロしている。30秒以上経って呼び出し音は止まった。誰の電話やねん。出るのが嫌なら電源切ればいいことちゃうの?
6月25日(金)
私はよく古本屋に行くんだが、今日はめちゃおもろい本を手に入れた。
【よしもと大百科】吉本興業編・1987年11月1日初版発行
である。10年近く前の本。
当時の吉本は、ダウンタウンが破竹の勢いですでに東京に進出し始めていた。だけどこの本では彼らは2番目の登場。1番目は…、そう、明石家さんま!
私はさんまちゃんと同じ星座・血液型なので、昔から親しみを感じていた。余談だけど、阪神野村監督も同じ星座・血液型。共通点がなさそうでありそう。目立ちたがり屋なところとか。
さんまが1番目、ダウンタウンが2番目、じゃあ3番目に載っているのは??…それは島田紳助。相方だった松本竜介は本の後半にならないと紹介がない(笑)。で、4番目がハイヒール、5番目が圭修(けいしゅう)。清水圭はともかく、和泉修は東京の番組にあまり出ていないので知らない人が多いかも。次が「非常階段」。両方国立大卒という女性漫才コンビ。去年そのうちの1人ミヤコが病気で亡くなった。
あと「まるむし商店」「ピンクダック」「岡けん太・ゆう太」「どんきほーて」と続く。当時若者に人気があった人たちだ。「ピンクダック」は解散したようで、ここ数年姿を見ていない。
新人や売れていない芸人(今めちゃ売れている人も中にはいる)の紹介がしばらく続いた後、「横山やすし・西川きよし」「オール巨人・阪神」等の大物の紹介へと続く。
しかしこうやって10年前と比べてみると、消えたコンビや芸人の多いこと。特に女性が多い。やはり結婚して辞めていく人が多いのね。やっさんや若井小づえ等亡くなった人も多い。
西川のりおとか、ぼんちのおさむちゃんとか破天荒な芸をする人に限って、意外と私生活ではやたら神経質らしい。ってことは舞台ではめちゃくちゃやっているようでもちゃんと計算の上の芸ってことなのかも(そうかなあ…?)。
この本で一番笑ったこと。それは、
「今田耕司は2ページの見開き扱いなのに、東野幸治は1/4ページでコメントなし」(笑)。
6月24日(木)その2
プロ野球ニュース解説でおなじみの別所さんが亡くなった。
そのこともショックだったけど、それ以上に不安なのは「次は西本さんの番?」(おいおい!)ということだ。私は西本監督時代からの近鉄ファン。以前、藤井寺球場で握手をしてもらいそこねたことがある。西本さんのこだわりと運のなさ(8回も日本シリーズに出たのに1度も優勝できなかった)が好きだ。そして「ほんとに野球を愛してるんだな」というのがよくわかる丁寧で厳しい解説も楽しい。西本さんも最近は以前ほど解説をしていない。寂しいけれども無理をしないでゆっくり養生してほしい。
別所さんは西本さんとは好対照な解説者だったと思う。野球を愛していたのはわかるんだけど、とにかく「巨人」一色だったから。これを機会に巨人ナインが奮起したら、アンチ巨人の私としては困るな(笑)。
6月24日(木)その1
テレビが映らなくなった。テレビっ子(死語)の私にとってこれはショックだ!
前夜、我が家の2台のテレビが同時に画像が乱れ始めて、各局とも徐々にフェードアウト…。かろうじて映っているのは「テレビ大阪」のみ(笑)。雨・風が強かったので、一時的なものだろうと決め込んで寝た。
朝が来てテレビをつけてみたらやっぱり2台とも砂嵐状態。これはアンテナがいかれたなと考えて、マンションの管理人のおばちゃん(住み込み)に「おたくとこは映ってますか?」と尋ねたら、「きれいに映ってるよ」とのこと。ありゃりゃ?
ケーブルの差し込み口をチェックするもやはり直らず。管理人さんは「このマンションはアンテナは1本しか立ててないから、ウチが映っている以上アンテナに問題はないはず」と言う。
電気屋数件とメーカーに電話して事情を説明したら、どこも「2台のテレビが同時に壊れるなんておかしい。絶対アンテナや」と言う。そのことを管理人さんに伝えたが、
「だってウチは映ってるもん。他の部屋からの苦情もないよ」
と冷たくあしらわれてしまった。
「じゃあアンテナ以外の共用部分の問題じゃないでしょうか。ケーブルの配線とか…」
と私はしつこく食い下がったが、管理人さんは明らかにイライラした様子で、
「どっちにしても私にはわからんから、電気屋さん呼んで!」
仕方なく私は電気屋さんにとにかく来てもらうことにした。「昼過ぎに行きます」とのことだ。困る!PM1:30から「はるちゃん3」を見たいのに〜!(私は昼メロはほとんど見ないが「はるちゃん」シリーズだけは別)
が、昼頃になって管理人さんがやって来て
「ごめん〜。おたく以外の部屋からも苦情が来たの。こっちで電気屋さん呼んだから」
と言われた。情報を総合すると7階建てのマンションの右半分は無事で、左半分が全階ヘンになっているようだ。
午後3時頃になって、管理人さんサイドの電気屋が先に来た。問題はすぐに解決した。マンションの配電盤にいろんなスイッチがあるんだけど、それは全部右半分用・左半分用に分かれていたのだ。左半分の方のアンテナ関係のスイッチがいかれてしまっていたらしい。
結局、「はるちゃん3」には間に合わなかった。たまたまテレビの音声が入るラジカセを持っていたので、音声だけでドラマを楽しんだ。夜の映像で見せるドラマとは違って、昼メロはたいがいセリフで芝居が進む。だからほとんど差し障りがなかったという…。
それよりもあれだけ私が食い下がったのに、管理人さんに全然信用されなかったのが情けない。
6月23日(水)
宇多田ヒカルちゃんってすごいよねえ。
彼女が話題になり始めたこの春から、私はいつも彼女の歌が気になっていたんだけど、CDを買うほどまでには至らなかったのね。
私はいわゆる「流行物」には全く興味がなくって、最近の歌手やバンドを見ていても、誰が誰やら全然区別がつかない有り様。曲も全部同じように聴こえちゃう。
その中で、宇多田ヒカルちゃんってのが、藤圭子さんの娘だということをテレビで知ったのね。なるほど顔立ちも似ているし、何より声がそっくりだ。それから気になり始めて、FMなんかで曲を聴いていると「おお、こりゃCD買う価値があるかも」と。
だけど、なかなか買えなかった。理由はひとつ。「夫が何て言うか…」(笑)。
私の夫は私以上に「流行物」には興味がなく、しかも最近の「売れセン」狙いのヒット曲にはものすごく反感を抱いていた。あ、夫は趣味でバンドやってんだけどね。夫の好きな音楽ってのは、洋楽なの。ブルース系統やハードロック系統。
別に旦那の目なんか気にすることないじゃん、と思われるかもしれませんが、私は変なところでプライドが高いのだ。もし買って万が一ハズレだったら、めちゃくちゃ莫迦にされるなあ…、と思うと踏ん切りがつかなかったの(笑)。
けれどもついに、ある日私は夫にポロッと言ってしまったのね。
「宇多田ヒカルのCDほしいなあ…」
そしたら、な、な、なんと!
「俺もほしい思ってたんや!」
聞けば、夫は自分が普段から流行の歌手やバンドの悪口ばっかり言ってるもんだから、もし宇多田ヒカルが好きだとわかると、妻である私に何を言われるかと怖かったんだそうだ(笑)。
「なーーーんや。お互い意地の張り合いしてたんか!」
ってわけで、さっそく私達は「First Love」を購入しました。日本のアーチストのCD買ったのは何年ぶりだろう。
私は在宅の仕事をしながら、BGMとして聴いている。もう10回以上は聴いたかな。どの曲もメロディーがいい。歌い方も16歳とは思えないセクシーさ。アレンジが全体的に「売れセン」なのはアレだけど、まあ仕方ないか。
あちこちに「16歳」ならではの感性が曲の散りばめられていて、私はとても彼女を気に入ってしまった。久しぶりだよ、音楽を聴いて鳥肌が立ったのは。自分の半分以下の年齢の子の歌を聴いてこうなるなんて、ちょっと不覚(笑)。
特に好きな歌詞がある。それは「time will tell」という曲の中にある、『時間がたてばわかる、だからそんなあせらなくたっていい、明日へのずるい近道はないよ』という箇所。
『明日へのずるい近道はない』…私は戒められたような気がしました。人って、仕事や人間関係の中で、一足飛びに何かを得ようと躍起になることってあるよね。「もっと高収入を得たい」とか「仕事でもっとほめられたい」とか…。
だけど仕事はそう短期間でキャリアアップできるもんじゃないし、他人との信頼関係だって一夜にして築けるわけじゃない。両方ともたゆまぬ努力があって、いつか実を結ぶ時が来るものだもんね。特に私はせっかちなタイプなので、自分があせってるなと思う時は、この歌詞を思い出すことにしています。
テレビに出なかったヒカルちゃんが、夏休みに入ったら「解禁」ってんで、ようやく出始めましたね。えらい!学生は勉強が本分だってことをわきまえていらっしゃる。広末さんはこの辺どう考えてらしゃるのか…(笑)。