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過去ぼやき2000年6月分

自転車も携帯禁止に・井上大輔氏自殺・近鉄中村紀洋・「神の国」発言・もらって困るメール・内職斡旋詐欺・バスジャック少年の病院記者会見・巨人メイのボール投げつけ・警官短銃つきつけ事件・スパム反対運動リング・ヒーリング系CD紹介・総選挙各党公約・夫がVB言語を・南北首脳会談・「くり通」開設1周年・姪っ子・肩凝り解消?・選挙カー・今さらDTP入門書・近鉄エルビラが大記録・岡山17歳バット殴打事件・共産党の妙なビラ・「散歩の達人」に登場・総選挙結果・三宅島噴火?・雨の日の納品・八十助とサト離婚

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6月30日(金)早く彼を見つけてやってほしい
 岡山の17歳バット殴打&母親殺害(推定)事件の容疑者少年が、香川で目撃されたと報道があった。だが、乗っていた自転車は黒色で、彼が自宅から逃走する時に乗っていたシルバーの自転車とは別物のようだ。
 私は少年が逃走に使った学校指定のその自転車の写真が公開された時、「こんなの公開してもあまり意味ないんちゃう?」と思った。足取りをつかむためには有効かもしれないが、直接身柄を確保するきっかけにはなりえないだろうと。
 顔写真を公開すれば手っ取り早いんだろうが、彼は未成年だから公開するわけにもいかない。それはよくわかるが、何とかならんのだろうか。彼さえその気になれば、どこかの町で名前や履歴を偽って住み込みで仕事を始めることは可能だ。運が良ければそのまま暮らし続けて時効を迎えることもできるかもしれない。
 しかし、彼は今どういう精神状態でいるのだろうか。普通なら家を出て1日か2日すれば「えらいことをしてしまった」と冷静さを取り戻し、出頭してくるだろう。あるいは早まって自殺してしまうかもしれない。それが、10日近くも1人で逃げている。警察にとっても、周りの人たちにとってもこれは予想外の展開ではないだろうか。
 バスジャック少年や「人を殺す経験がしたかった」少年の異常さに比べたら、彼の犯行には多少なりとも汲むべき事情があり、諭せば更生することが十分可能なように私には思える。だから、彼自身のためにも早く身柄が確保されることを願う。

6月29日(木)近藤サトさんの離婚会見
 板東八十助氏&近藤サトさんが離婚した。一昨日の八十助氏の会見に続いて、今日サトさんの会見があった。
 一昨日の八十助氏が涙ぐむなどしていたのに比べ、サトさんの方はものすごく冷静だったので驚いた。サバサバした表情で時折笑顔もこぼれ、未練は全くなさそうだった。
 これまでマスコミの間では、離婚原因として、梨園の妻としての重圧やそれぞれの異性問題などさまざまな憶測が飛んでいたが、サトさんは真っ先にその事に触れ、いずれも否定した。
 目に付いたのは彼女の歌舞伎界への気遣いようである。…梨園の奥様方のいじめなどなかった、よくして下さったし励ましても下さった、また松竹は今日のセッティングもして下さった、八十助氏は自分を大変愛してくれていたし、今日着ているジャケットも八十助氏が用意してくれたもの。全ては私のわがままから来たことで、今回の騒動で皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない…。
 梨園の奥様方のいじめが全くなかったなんてことはないだろう。もちろん中には応援してくれた方もいるだろうが、大半は略奪婚した女に対して冷たく接したはずだ。ジャケットについても何かわざとらしい。「着の身着のままで家を出ていたため服がなかったので、用意してくれた」とのことだが、ジャケットの1着ぐらい自分で用意できたろうに…。
 離婚の理由についても、八十助氏は「私が至らなかった」、サトさんは「私のわがまま」に終始し、本当のことが見えてこない。今日彼女は「子供がほしかったが、それを阻もうとする誰かがいた」ようなことをほのめかしていたが、もしそうだとしても、そんなことは結婚前から予測できたはずだから、後からつけた理由のように思える。
 まぁ理由なんて夫婦にしかわからないことで、会見を開いたところで周りが全部を理解するのは不可能だろうが、それにしても「さすが元アナウンサー」という滑舌のよい喋り方とは裏腹に、言っている内容は漠然としていて、よけいにいらん憶測を呼んでしまったような印象すらある。
 ここからは全く私の憶測だが、離婚原因は、単にサトさんの八十助氏への愛情がなくなったからではないか? それほど今日の彼女は実にふっきれた顔をしていた。結婚後より結婚する前の方が二人の時間は多かったという。二人でいる時間が少なくなって、八十助氏は忙しくてかまってくれない。「私ってあなたにとって何?」と思う瞬間が積み重なって、「子供がほしい。暖かい家庭がほしい」と願うサトさんにとっては、忙しいとは言え八十助氏がつれない態度で居続けることが解せなかったのではないだろうか? だとしたら八十助氏という男性はなんて鈍感な人間だろう。
 ひょっとしたら最近こういう会話があったのかもしれない。「私と梨園とどっちをとるの?」「君のことは愛しているが、歌舞伎を捨てるわけにはいかない。僕にはこの世界をしょって立つ責任がある」「じゃあ離婚ね」「思いとどまってくれ。我慢してくれ」「嫌です。私はもうついていけません」「わかった。じゃあ別れるが、条件として君も会見してくれ。そして、僕が悪いのでも梨園が悪いのでもないと言ってくれ。イメージを回復してくれ。君も今後アナウンサーに復帰したいのであれば、けじめをつけたとアピールすることが必要だろ?」「そうね。じゃあどっちが悪いのでもないということを強調するわ」…。
 これからサトさんがどういう進路を取るのか、個人的に注目していきたいと思う。

6月28日(水)雨の日の納品
 私は取引先の会社への納品等は自転車で行くのだが、雨だとすごく不便。でも電車で行くと3倍ぐらい時間がかかるし、交通費ももったいないから、よほどの嵐でない限りは自転車で行く。だから梅雨は大変困る。早く明けてくれんかね。
 カッパは蒸れるし、向こうで脱ぐのも面倒だから、最近は上だけを着て、下はGパンの短めのやつ…あれ何て言うんだっけ…を着て、ツッカケを履いている。よく車にハネを上げられるんだが、これなら足下がいくら濡れても気にならない。カッパのフードはかぶると視界が狭くなるし、化粧が雨で落ちてしまう(そんなに厚化粧ではないけど、やっぱ顔面雨だらけは気持ち悪い)から、かぶらない。そのため片手に傘持ってチャリンコをこいでいる。我ながら、かなり危ない格好だ。
 納品の帰り道にスーパーに寄って買い物をして帰ることも多いのだが、これまた雨だと大変。前カゴに買った物を入れ、原稿の入ったカバンを身体にたすきがけにかける。んで、カバンが濡れるのを避けるためにカバンの上からカッパを着る。すっごくまぬけ(^_^;。
 大阪の住宅街は狭い道が多く、さらに歩行者が急に飛び出してきたり、道を横切ったりしてくることが日常茶飯事…ということは6/1分に書いたが、今日は実にあせった。
 前方の歩行者のおばちゃんが後ろを見もせずに、私が走ってくる方向にぐぐーっと寄ってきたのだ。ベルを鳴らそうにも、左手は傘でふさがっているし、右手はブレーキで手一杯。避けようにもカゴの荷物やカバンの重みでふらふらするし、第一、向こうから別の自転車が来ている。パニクった私は思わず「あーーーーーーーーー!」と大声を出した。おばちゃんはようやく気づいて避けてくれたが、すごく恥ずかしかった。
 ともかく、こんな危険な格好で自転車乗っている私がやっぱり悪い。何かいい方法ないかねぇ。近所のおばちゃんたちがつけているような傘立てを、私も自転車に付けるか?…いや、でもあれはかなりおばちゃんくさいし、いやだなぁ……。

6月27日(火)何を持って逃げるか(制限時間2時間)
 三宅島の噴火はについて、昨夜は「間もなく噴火する恐れがある」と報道されたが、今日夕方のニュースを見た限りでは、山頂や山腹での噴火の危険性は少なくなったようだ。どうやら海底噴火があったらしい。
 今回の噴火はさておき、三宅島の噴火の場合、過去のデータから予測できるのは、地震が起こってから噴火が始まるまで2時間ぐらいしか猶予がないということだそうだ。
 この「2時間」という数字を聞いて私は考え込んだ。仮に、突然「2時間後にこの町が危険な状態になります。2時間以内に荷物をまとめて避難して下さい」と言われた場合、私は冷静でいられるか?きちんと荷物を準備できるか?
 普段防災グッズを用意したり、いつでも避難できるよう貴重品をまとめている家庭ならともかく、わが家の場合そういった備えは全くなし。
 以前、阪神大震災が起こった後、私は一人暮らしのハイツの玄関先に防災グッズをまとめたバッグを置いてあった。が、それも結婚後はしていない。こりゃいかん。天災は忘れた頃にやってくるのだ。
 そこで、制限時間2時間以内で何を持って逃げるか…を考えてみた。
 ……とりあえず現金と通帳、印鑑。お金を下ろしに行ってる暇はないやろから、手元にいくらか普段から置いとかんとあかんなぁ。昔は公衆電話用に小銭がたくさん必要やったけど、今は携帯電話があるから大丈夫か?いや、携帯が通じへん場合もあるやろうし、それに電池が切れたら終わりやん。やっぱ小銭は必要やな。
 当面の服や下着。今は夏やけど、夜は冷える場合もある。長袖のシャツも持っていかんと。
 それと水…、あ、ちょうど2リットルのペットボトルが冷蔵庫に。しかし重いな〜、これ。夫に持たせよう(^_^;。
 あとは常備薬、懐中電灯、電池、ティッシュ、生理用品…。そんなもんか?
 あ、いかん、仕事関係の物を忘れとる! パソコンやソフトはまた買えるから良しとしても(ノートパソコンがあったらなぁ…)、データは持って行かんと取り返しつかん。MOが数十枚分になるやろか? 日頃バックアップしとかんと大変なことになるな、こりゃ。なんせ2時間しか猶予ないんやから。
 そうそう、それから個人的に大切な物がたくさんある。思い出の写真、中学生の頃から書きためた物語のノート数十冊、それとクマぬいぐるみの『くっくり』たち数匹〇(^(工)^)〇…この子らは私の分身みたいなもんやから置いて行かれへん。
 ……と、考えていくと、たいそうな量になった。
 問題はわが家には車がないということ(T_T)。車さえあればかなりの荷物運べるし、雨風もしのげるやろーに…。
 ちゅーわけで、皆さんも「もしも」の時に備えて、「何を持って逃げるか」を考えておいても損はないと思いますよ。

6月26日(月)選挙行きました?
 昨日の総選挙は、私にとってはまさに苦渋の選択だった。生まれて初めて大嫌いな自民党に投票したのだ(6/13参照)。夫には「おまえなー、野球で言うたら自民党はジャイアンツやで。そのジャイアンツの味方するなんて、裏切り者〜!」と言われる始末(夫は大のアンチ巨人である)。
 今朝の新聞各紙の見出しは特色があった。産経新聞は「与党が絶対安定多数」。一方、朝日新聞は「民主党大躍進」。各紙のスタンスが見て取れる。
 民主党が大幅に議席を増やしたことで、二大政党制に一歩近づいたと見る向きもあるようだが、それはどうか。民主党は内部でゴタゴタしているし、言うこともコロコロ変わっている。今回民主党に1票入れた人たちのコメントを聞いていても、単なる与党嫌いだったり、自民党にお灸を据える意味で入れた、という人が多いようだ。今後よほど頑張らないと、この党も危うい。
 選挙を終えて各党首がコメントを出しているが、議席を減らした共産党の言い訳がすごい。「与党側によって謀略ビラがまかれ、無党派層が共産党に目を向けるのを阻まれた」だって。ますますオウムみたいで、もはや笑えない(6/23参照)。
 今回の投票率は予想より伸び悩んだようだ。天候も関係しているのだろうが、なぜこうも選挙に行かない人が多いんだろう。せっかく政治に参加できるチャンスをみすみす捨てるなんて、私には理解できない。そういう人たちに行かなかった理由を尋ねると、だいたいこういう返事が返ってくる。「誰に投票してもいっしょ」「政治に興味がない」…。
 そういう人たちに限って、税金が高いだの政治家が悪いだの文句を言う。はっきり言って、選挙に行かなかった人にそんなこと言う資格なし!
 私の知人に、外国籍であるがために選挙権のない人がいる。日本で生まれ育っているにもかかわらずである。せっかく選挙権があるのに今回投票に行かなかった皆さん、次回の選挙はちゃんと行きましょうね。

6月24日(土)『散歩の達人』が届く
 1ヶ月ほど前に取材を受けた『散歩の達人』という月刊誌が6月21日に発売された。首都圏でしか売られていないため、出版社は私の自宅へ送ると言ってくれていたのだが、それが今日私のもとに届いた。
 「くっくり通信」からもリンクさせてもらっているhiroさん…「男の派遣道」というサイトの主催者…も取材を受けたとのことで、彼が発売日にいち早く当掲示板にいらっしゃって、発売された旨を投稿して下さった。それについての読者さんのレスを見ると、「私の名前は出てはいないが、私だとすぐにわかるような記事」になっているらしくて、それが気になっていた。
 で、届いた『散歩の達人』を見て、思わず納得。そりゃ私だってすぐわかるわ。だって、紹介されている人たちの中で「在宅ワークと派遣をやっている」のって私1人じゃん(^_^;。
 しかし、私、すごくいい事言ってるなぁ〜。こんなこと言った覚えないってことまで書いてあるような…(^_^;。
 たとえば、在宅ワークについて、「新聞や雑誌で応募が募集があれば片っ端から応募していた」というのは確かに言った。でも「一事業者としての営業努力」だなんて、自分では思ってないんだけど…。単にコネがないのと飛び込み営業する自信も知恵もなかっただけで…。
 でも、要所要所はうまくまとめてくれている。編集さんって偉いなぁ〜。最後に「派遣スタッフも一事業者の心構えでいた方がいい。派遣会社に頼るだけでなく、派遣法などについて知っておくと何かと役立つ」と、締めてくれているあたり、私の意図がちゃんと伝わっている。感謝!
 ただ、この『散歩の達人』って首都圏でしか発売されてないんすよ。「大人のための首都圏散策マガジン」と銘打った雑誌だからなぁ。でも他の地方でも大きな本屋さんならひょっとして置いているかも。よかったら皆さんもチェックなさって下さい。出版元は『弘済出版社』で、定価550円です。

6月23日(金)これって逆効果では!?
 チラシを見ていたら、『謀略』『●●のしわざ』などのセンセーショナルな見出しが目に飛び込んできた。それは、昨日我が家のポストに入っていた共産党のチラシ。
 選挙が近いせいか、毎日ポストにたくさん政党のチラシが入っている。特に共産党のチラシは毎日入っている。選挙がない時期でも入っている日もある。熱心な政党だとは思う。
 しかし、今回のチラシは吹き出してしまうと同時に、ちょっと寒くなった。その内容だが、「共産党攻撃の謀略ビラが…」「自民・公明のしわざです」という見出しとともに、「今、全国各地で日本共産党に対する悪口でうずめられたビラが、闇討ちで配られています。私たちが調べてみたら、これらの謀略ビラを作り配っているのが自民党、公明党であることがはっきりしました」と書いてあった。
 ちょっと待ってよ。私はチラシにチェック入れるのが趣味だけど、そんな謀略ビラなんか今まで見たことないっすよ。それに、「自民・公明は政策論戦では勝ち目がないので、こんな嘘とデマでかためたビラをばらまいている。卑劣な作戦だ」って言うけど、私から見ると政策が滅茶苦茶なのは共産党の方なんだけどなぁ(6/13分参照)。だいたい、大阪は自民はともかく公明は強いんだから、共産党を攻撃するビラをまく必要性ないしね。
 このビラ何かに似てるな〜と思ったら、オウム真理教がばらまいていたビラにそっくり(^_^;。オウムはサリン事件など数々の事件を公安やら創価学会やら米軍やらの謀略と言い切り、「自分たちは被害者」と訴えるという姑息なやり方をしていた。
 共産党もそうだとは言わないが、今回のビラは何だかなぁ。相手をおとしめて自分たちをよく見せるというのは選挙では常套手段なんだろうけど、ここまで書くか?って感じ。

 それとは別に今日、選挙管理委員会の選挙公報が入っていた。うちの選挙区の立候補者たちの公約などが書かれたものだ。私はこういうのはけっこう熟読する。
 さっそく変なのを見つけた。大阪府知事の太田房江氏と大阪市長の磯村隆文氏の名前が、自民党候補者と民主党候補者の両方の推薦者リストに載ってる。政治的思惑があるんだろうけど……何だかなぁ(¨;)。

6月22日(木)ストレスは小出しにしましょう
 またしても17才の凶行。今度は岡山。今回の少年は、自分の所属する野球部の後輩4人を金属バットで殴って重軽傷を負わせ、それから何時間も経たないうちに自宅で母親を殺し、その後行方不明になっている。
 本人の行方がまだつかめていないので詳細は不明だが、彼はまじめでおとなしい性格のせいか、部員たちから冷やかされることもあったと言う。1コ下の2年生たちにいじめられていたという情報もある。
 こういう事件が起きた時、周囲は一様に「あんなおとなしい子がなぜ?」という感想を漏らす。おとなしいからこそ、爆発したら怖いものだ。
 私が思うのは、「ストレスを小出しにすること」の大切さだ。
 私は現在在宅の仕事が中心だが、その昔、正社員やバイトや派遣やらでいろんな職場で働いた。そして1つの傾向を発見した。それは、日頃から「もうこんな会社イヤ」「辞めたい!」と文句を言っている人に限って、なかなか辞めないということ。逆に、日々黙々と上司の言うことを聞いてまじめに仕事している人の方が、スパッと辞めることが多い。同僚の私たちに何の相談もなく、もうすでに上司に退職届を出していたり、最悪のケースになると、ある日突然出社して来なくなったりする。
 彼らはたいがいおとなしくて、あまり自分のことを話さない。会社帰りに飲み会などに誘ってもあまり来ないし、来たとしてもおとなしく黙って飲んでいるタイプ。みんなで上司の悪口などで盛り上がると、一応「そうやなぁ〜」とのってはくるが、自分から言うことはない。
 もちろん、それが悪いと言っているのではない。ただ、これは私の考えだが、彼らはストレスを「小出し」にしない分、ある日突然キレることが多いのだ。いや、本人にすれば「ある日突然」ではないのだろう。その人なりにこれまでいろんな葛藤があったのだと思う。だが、周りから見るとやっぱり「ある日突然」なのだ。
 ある日突然来なくなってしまった仲間…。彼らに対して何もできなかったことをもどかしく思う。「何が不満やったんやろ?」「もっと話しかけてあげればよかったかな」「気づいてあげられなくて悪かったなあ」…と。
 今回の岡山の少年も、ストレスを小出しにする事をしてこなかったのだろう。ため込んでため込んで、昨日ついに爆発してしまったんだろう。不憫でならない。事件から丸1日経っても見つからないことから、ひょっとしたら自殺してんちゃうか?と大変気にかかる。事件の全容を解明するためにも、彼が早く見つかることを願う。

6月21日(水)マスコミの扱いが小さすぎる〜外国人だから?
 昨夜、何気なくテレビをつけたら関西テレビで珍しく近鉄の試合をやっていた。阪神の試合は甲子園主催の場合、全試合サンテレビや他の民放でやっているのだが、パリーグである近鉄やオリックスの試合は、民放ではめったに取り上げない。おそらく年間数試合だろう(たまにテレビ大阪とか京都テレビとかの地方局ではやってるけど)。
 「へー、近鉄の試合なんてやってるんや。知ってたらもっとはよから見たのに…。それにしてもなんでこんなに盛り上がってるんやろ。平日の大阪ドームなんてそんなに客も入ってないのに…」。
 スコアを見ると、9回表が始まったところで、4対0で近鉄が西武をリードしていた。夫は「近鉄が勝ちかけてるからちゃうの?」と言ったが、特別な試合でもあるまいし、なんでそこまで盛り上がる必要がある?…と思ってよーく見ていたら、アナウンサーがのたまった。「さあ、大記録達成まであとアウト3つです!」
 夫と私は顔を見合わせた。なんと、近鉄のピッチャー・エルビラがノーヒットノーラン達成間近だったのだ。そうか、そりゃ観客も盛り上がるはず。
 近鉄の野手陣がものすごく緊張しているのが画面から伝わってくる。ミスはできない。ちゃんと守ってやらないといけない…というムード。
 1人目の打者はライトフライ。セカンドとライトの間の中途半端なところに上がったが、ライトのローズが難なく捕った。
 2人目の打者はショートゴロ。ショートの武藤が素早くゴロを捕って1塁へ投げた。あっ、送球が低い、やばいんちゃうの!…と思ったら、ファーストの吉岡が何とか捕球。…ふ〜、やれやれ。めちゃ硬くなってるなぁ、武藤。わかるけど…。
 さあ、2アウトだ。西武の最後の打者は清水。またしてもショートゴロ。今度は武藤、落ち着いてさばき、1塁アウト。ゲームセット。ノーヒットノーラン達成の瞬間だ!
 エルビラが抑えていた何かを解き放つように、笑顔で両腕を高々と上げた。ナインが集まって祝福している。いや〜、感動。ノーヒットノーランというのは、球場ではもちろん、中継でも滅多に生で見られるものではない。しかも今日は人気のないパリーグの中でもさらに低迷している近鉄の試合。よくこの日に関西テレビが放送権を取っていたもんだと感慨しきり。
 さて、このエルビラという投手はメキシコ人。今年から近鉄に入ったものの、これまでさっぱりだった。大リーグにいたこともあるが、勝利経験はなし。メキシカンリーグでは2度ノーヒットノーランを経験している。32歳で息子がいる(昨夜の試合後、ヒーローインタビューの場に息子さんもいっしょにいた)が、めちゃ男前。
 ノーヒットノーランと言えば、今年は中日のバンチがやっている(この時もシチュエーション的に目立ってなかったなぁ)。パリーグでは1996年の渡辺久信投手(当時西武)以来のこと。近鉄では1975年の神部年男投手以来、25年振り。
 パリーグではノーヒットノーランはエルビラを含めて26人しか達成していない。それだけ難しいのだ、これは。守る野手陣のの協力が不可欠だしね。昨日は今年ホームラン王を狙う勢いのサード・中村が張り切っていた。ファインプレーを連発。彼も守備がうまくなったなぁ。昔は3塁に球が飛ぶ度「大丈夫か!?」と思ったものだが、今はそういう不安もなく安心して見ていられるようになった。
 こんな近鉄だが、現在26勝34敗でロッテと並んで最下位です(T_T)。…はぁ〜。

6月20日(火)選挙カー&今さらDTP入門書(^_^;
 選挙カーがうるさい。何とかならんのやろか。仕事でややこしい所をやっていたりすると、集中力がそがれてむかっ腹が立ってくる。だいたいが政党名と候補者名を連呼するだけで、聞いても意味のない内容ばっかり。
 先日の日曜の昼間、夫とテレビを見ていたら、外がうるさいので「何やろ?」と思ってベランダに出てみたら、やっぱり選挙活動。公園の前でどこかの候補者がマイクを使って大声で演説している。聞いている人はいない(スタッフのみ)。こんなところで演説会するな。テレビの音が聞こえへんやろ〜!
 今日は今日で、買い物に出かけた時のこと。うちの前の道路は交通量や人の量は多いが道は狭い。2台の車が譲り合って何とか通れる広さ。そこへ我が物顔で選挙カーが向こうからやって来た。私の前を自転車で走っていたおばちゃんが、駐車している車の手前で止まった。おばちゃんは対向してきた選挙カーに向かって2度ほど小さくうなずき、道を譲ってやった。すると通りすがりに選挙カーが言った台詞がこれ。「うなずきながらのご声援、ありがとうございます〜!」…。誰も声援なんか送ってへんっちゅーねん!選挙カーが通り過ぎた後、おばちゃんは苦笑いしながら走り去って行った。
 テレビの政党CMなんか見ていてもそう。「日本を変える」とか「お年寄りに優しい社会に」みたいな抽象的なことしか言ってなくて、党首がタレント気取りで演技をしていたりする。アホちゃうか。確かに15秒〜30秒程度のCMだから時間的な制約はあるだろうが、もうちょっと具体的な政策を箇条書きでもいいから挙げとけっちゅーねん。

 現在主にやっているチラシ入力の仕事を始めて1年半以上経つ。私はまだDTPが何たるかをほとんど知らない。知らないままに来てしまった。印刷会社の担当さんと話していて、時々用語がわからなかったりすることもあった。「これじゃーいかん」と遅ればせながら気づいた私は、昨日DTPの入門書を買ってきて、今、一生懸命読んでいる。これまでの疑問が少しずつ解けてきているところ。
 たとえばフォント。「PostScript」「TrueType」などの名称は聞いたことはあったが、それぞれどういう物なのか全く知らなかった。こんな初歩的な事も知らず、DTPの(端っこにぶら下がる)仕事をしてきた私っていったい…。DTP関係者の皆さん、笑ってやって下さい(^_^;。

6月19日(月)こんなに効くとは!
 6/16のこのコーナーで肩凝りについて書いたら、肩凝り解消法を皆さんから掲示板の投稿やメールで多数いただいました(多数って言っても10人弱?)。ありがとうございました。
 その中に「私もPCの仕事してるけど、エレキバン使ってますよ。平気ですよ」というメールがありまして、やっぱ一番手頃かな〜と思って、昨日薬局で買ってきて、つけてみました。つけてすぐどうこうというのはなかったんですが、今日起きてみてびっくり。肩の凝りがめちゃマシになっている。大リーグ養成ギプスを外した星飛雄馬のように肩が軽い(古すぎ)!!
 いや〜、こんなに効くとは正直驚いています。ただ夫に「あんまりそういう物にたよると、もうそれなしではやっていけん肩になるんちゃうか〜?」と言われてしまいました。確かにそれはありうる。「エレキバンなしでは生きていけない女」になってしまうかも!?(^_^;

 今日、私の大好きなゲーム「TOMB RAIDER」の新シリーズ(MAC版)を購入。WIN版から遅れること約半年。待ちに待った新シリーズだけに喜びもひとしお。今日からバリバリ遊ぶぞ〜!…ってまた肩凝りがひどくなったりして。第一、その前に仕事だろ、仕事!!

6月17日(土)雨の京都物語(タイトルと内容は一致していません(^_^;)
 午前中から京都の妹夫婦のところに出かけた。私の夫がとにかく姪っ子の大ファンで、彼の方がこの日を待ちわびていた。私は子供を作りたくない女なので、夫にはいつも申し訳ない思いがどこかにある。
 それはさておき、やはり自分と血のつながった子はかわいい。先日この姪は3歳になった。そこで今日、誕生日プレゼントに熊のプーさんの小さなぬいぐるみ5点セットをあげた。いろんな表情をしたプーさんが5人いるというもの。姪はプレゼントを開けるとすぐに「プーさん!!」とはち切れんばかりの笑顔で言った。全く知らなかったのだが、彼女はプーさんが大好きだったのだ。ふと周りを見ると、衣装ケースの絵や、エプロンの絵など、あちこちにプーさんがいた。単に偶然にこのプレゼントを選んだ私だが、「うん、これは血のつながりのなせる業だ」と勝手に思うことにした(^_^;。
 私と夫とで姪と楽しく遊んでいる間に、妹夫婦は夕飯の支度をしてくれた。近所においしい餃子のお店があるとのことで、妹の旦那さん(妹より7歳下)がわざわざ買いに行ってくれた。これがまた、めちゃうまい!いくつ食べたかわからなくなるほど、私も夫もたくさん食べてしまった。妹の作ってくれた豚キムチもおいしくて食が進んだ。…何だかこう書くとめちゃ濃い食事みたいだが(^_^;。
 姪も3歳児のくせに「餃子もっとほしい」とねだり、たくさんパクパクと食べていた。彼女はパパとママの愛情をいっぱい受けてすくすくと育っている。また良し悪しは別として二人のちょっととぼけたキャラクターもかなり受け継いでいる(^_^;。これからも健やかに育っていってほしい。彼女が成人した姿を見たい。その頃私はいくつだ?えーっと…50歳超えてるんや!(O.O;)(o。o;)こりゃショック〜!!
 帰宅すると夜中の12時を回っていた。夫も私も非常に疲れていたが、心地よい疲れではあった。子供の相手をして遊んだだけでも相当疲れるのだから、妹夫婦の苦労を思うと頭が下がる思いだ。実際妹はこう言っていた。「この子と2人で家にいたら、何か煮詰まってくるんよ〜(;O;)。だからまたいつでも来てな〜(;_;)/~~~」。はい、また行かせていただきます(^_^;。

6月16日(金)「くっくり通信」開設1周年
 すっかり忘れていたのだけど、「くっくり通信」も開設から明日で丸1年を迎えます。
 熱しやすく冷めやすく、すごく気分にムラのある私がよくここまで続けられたものだ…と、今、少し「自分で自分をほめたい」気分です(有森裕子さん、元気かな?)。でも一番のお力は読者の皆様です。1年続いたのも、皆様のメールや投稿などがあってこそです。本当にありがとうございます。これからも2年、3年と続けて行けるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

 それとは別に、私は今日敗北宣言を出しました。…なんて書くと大げさですかね。トップページの「メール」んとこの説明文をこのように変えました。
   「くっくり通信」では、皆さんの派遣・在宅ワーク体験談を随時募集しております。
   また、派遣・在宅ワークにまつわるお悩みなどがございましたら、ぜひご相談下さい。
   いっしょに解決方法を考えましょう。
   但し、
私は法律的なことについては全く無知ですので、そのへん予めご了承下さい。
 最近、法律が絡んでくる深刻なご相談・ご質問メールが増えて、こりゃ私の手には負えない…個人レベルでは解決できない…というものがほとんどです。だから「深刻な場合はここで訊かずに、そういう専門のサイトで訊いてね」ってことで。
 無責任かも知れないけど、私が中途半端な知識で下手なアドバイスをするより、法律的に詳しいサイトや、東京ユニオンなどちゃんとした窓口に相談してもらった方が、ご本人にとっても良いという考え方です。そういう意味での敗北宣言です。どうかご理解下さいね。
 …正直言って、最近ちょっと体調が…。いえ、
肩凝りがすごいんですよ。前からけっこう凝ってたんだけど、ここ数日はちょっとこれまで経験のないほどの凝り方です。ピップエレキバンとかやってみたいんだけど、磁気が出るとまずいんですよね、PCって。でもサロンパスとかだと、肌が荒れちゃうし…。何かいい方法ないですかねぇ。

6月15日(木)信じてよいのか北朝鮮
 歴史的な南北首脳会談が終わった。北朝鮮と金正日総書記に対するイメージが変わった人も多いようだ。
 特に異例中とも異例とも言える金正日の「空港出迎え」には私も驚いた。しかし、金大中大統領がタラップから降りてくるシーンは北朝鮮国内では放映されなかった。金大中が上に立ち、金正日が下で出迎えるという図式を放映することが許されなかったということだ。金正日が相変わらず北朝鮮において絶大な権力を誇り、神格化されていることを示している。
 祖国統一、それは韓国も北朝鮮も長年望んできたことだろう。但し、北朝鮮はほんの数年前まで「帝国主義に侵された南朝鮮(韓国)を武力で解放、統一する」という考えを貫いていた。大韓航空機爆破事件、爆破テロで韓国の政府要人を死傷させた事件、様々なスパイ活動、外国人の拉致活動、度重なる領海侵犯…それらが実際に行われてきたことは事実だ。94年だったか、北朝鮮の高官が「戦争になったらソウルは火の海になるだろう」と堂々と挑発的な発言したこともある。だから、今回の会談を見ていると、北朝鮮の本意が何なのか…うさんくさく思えてならない。
 北朝鮮は飢餓やエネルギー不足、経済危機など様々な深刻な問題を抱えている。しかも世界から孤立していて援助もままならない。各国から援助を得るために、とりあえず「決して危険な国ではないんだよ」とアピールしただけであって、国が潤ってきたら、また元に戻ってしまうのではないか?
 夕方のニュースで木村太郎がこんなことを言っていた。「今回の会談期間中、北朝鮮のコンピュータ研究所なるものを視察したら、そこにあるコンピュータは全て日本製だった。マニュアルも日本語。つまり、北朝鮮は日本の援助なくしては成り立たないということ。南北統一のめどが立ち、いずれは日本人拉致疑惑についても明確にされる可能性が出てきた」と彼は締めくくった。
 共同宣言に署名がなされたとは言っても、今回は武力面についての話し合いはなされなかった。南北統一と国際社会への復帰のためには、核疑惑、日本人拉致疑惑等を避けては通れない。そのあたりを北朝鮮側はどこまで理解しているのか。韓国に対して、また日本や諸外国に対して、本当に誠意を持って交渉をしてくれるのか。そう考えると今回の会談も手放しでは喜べない。
 余談だが、夫が饒舌に喋る金正日を見てこう言っていた。「これCGちゃうのん?それかロボットちゃう?」(^_^;。

6月14日(水)災い転じて福となす
 今日の大阪は昼から久々に晴れた。青空を見るのは何日ぶりだろう。布団でも干したいところだったが、うちのマンションは午前中しかまともに日が当たらないのだった…。ま、明日も晴れるようだから、明日干そう。

 夫が出向先で配置転換になってから半月ほどが経過した。夫はSE(半分PG?)なのだが、新しい仕事はこれまで経験のないVB言語を使用。最初の頃、夫は同僚の中で自分一人だけが配置転換になったことに拗ねて目も当てられない状態だったのだが、ここのところ大変意欲的だ。
 自費でVBの本を買い込み、一生懸命勉強している。昨夜なんか帰宅するなり、「ちょっとこれ見て」と会社から持って帰ってきたFDのデータを私のマックで開いた。「これ何?会社のデータ持ち出しはあかんよ〜?」と訝しがる私に、夫は「大丈夫、練習がてらにVBで作ったマクロやから」。そして、「ここに任意の文字を入力してリターン押すと、その文字の文字コードが自動的に出るんや」と得意げに説明。「へえ〜、こんなん作れるん。すごいやんか〜」と私は少々大げさに驚いてみせた。夫はとても満足げな顔をしていた。やれやれ(^_^;。
 不本意な形で配置転換になった夫だが、今はもうそんなことなどすっかり忘れた様子で、貪欲に新しい事に取り組んでいる。きっかけはともあれ、結果的に新しいスキルが身に付くことになったので、彼にとってはとてもラッキーな人事だったと思う。これからもがんばれ〜(^.^)!!

6月13日(火)自民党なんか支持したくないのに…(また長文ですみません)
 南北首脳会談が実現した歴史的な日。あの金正日総書記が金大中大統領を直接出迎えたということで、私もびっくりした。だが、今日ははあえて日本の総選挙の話題を(^_^;。
 私は無党派なので毎回どこに投票すればよいのか迷ってしまう。これまで1度として与党に投票したことはなかったのだが、今回に限り自民党に投票するかもしれない。消去法で行くと最後に残るのが不本意にもここしかないのだ…今のところ。
 昨日の主要7党による党首討論会の発言から私が感じたことは以下の通り。
 まず民主党だが、政策に「課税最低限を引き下げ」というのがある。ぶっちゃけた話、これまで税金がかかっていなかった所得の低い人にも税金をかけるということ。景気が低迷しているのに増税するってのが無茶。
 
社民党の政策は現実離れしたものが多い。税金を減らした上で、年金、医療費、育児・介護の面などの充実を目指すと言うが、その予算をどこから出すのか。また、20人学級の実現を目指すと言うが、そんなことされたらよけい管理教育が進むだろう。子供たちは今以上に息が詰まってしまう。
 
共産党はもっとわけわからん。年金や医療費の国庫負担を増やすというのは社民党と同じだが、わからんのは、軍事費を半減させる一方で、日米安保破棄を目指すという主張。アメリカの軍事力に頼らないってことは、日本を自らの手で守らないといけなくなるってことで、つまり逆に軍事費を増やさないといけなくなる。矛盾している。もっとも、国を防衛することもなく「外国の皆さん、いつでも攻めて来てくださいね〜」という投げやりな態度で行くのなら別だが、そんな無防備なことされたら日本は滅びてしまうだろう。
 
自由党もとんちんかんな政策が多い。源泉徴収制を廃止し自己申告化してコストを減らすと言うが、不正の温床になるのは目に見えていると思う。かえってその不正摘発のためによけいコストがかかるんじゃないか? また、携帯インターネット端末を全国民に無償配布するというのもよけいなお世話。インターネットなど必要のない人だっているのに、税金の無駄遣いでは?…但し、ソフト面が充実すれば有益かもしれない…たとえば一人暮らしのお年寄りが急に具合が悪くなった場合、端末のボタンをひとつ押すだけで、誰かが駆けつけられるようにするとかね。そういう民間の会社はあるけど、まだまだ普及していないから、それを国家的規模で無償でやるのはいいと思う。
 
公明党は政教分離に違反しているから却下。
 
保守党は「自自公連立を継続するために党を立ち上げた」と党首自ら宣言しているので、却下。自由党はともかく、憲法違反の公明党なんかと連立なんかもってのほか。
 そうやって消去法で考えていくと、最後に残ったのが
自民党。公明党なんかと連立組んだことは未だに納得いかないし、他にもいろいろ問題はあるが、ひとつ「これはいい。ぜひやるべきだ」と思った政策がある。それは、「『徳育』を徹底、武士道など『道文化』教育を充実、倫理規範が明確となる教育基本法見直し」である(徳育とは道徳面・情操面での教育の意)。
 「え〜?武士道?何だか古くさい〜」と思われる方もいるかもしれないが、私はこれを高く評価したい。今の少年たちの無軌道ぶりを思い出してほしい。そこには倫理や正義感のかけらもない。同級生をいじめて恐喝して暴力ふるって最後は殺した少年。人を殺す経験をしたいからとそれを実行した少年。バスジャックし何の罪もない人を殺していたぶった残虐な少年。少年法を改正したら、少しは凶悪犯罪は減るかもしれないが、それは単なる一時しのぎだと思う。
 昔の武士は立派だった。時代劇なんか見ていると、主人公の周りを悪者たちが取り囲んでいるシーンによくぶつかる。背後から一斉に斬りかかれば主人公を倒せるのにそれをしない。後ろから斬りかかるのは卑怯者のすることであり、武士道に反するからだ(まぁドラマだからってのもあるんだけど(^_^;)。
 もちろん倫理のない大人も多い。弱い者いじめを平気でする人間、それを知っていて見て見ぬふりする周りの人間、問いつめられても「知らぬ存ぜぬ」でばっくれる人間。こういう卑怯者だらけの今の日本になった大きな原因は、私はやはり教育だと思うのだ。だから自民党のこの政策に関しては良いと思う。
 そんなこんなで結局、自民党が最後に残ってしまった。でも本当は私、自民党って昔から大嫌いなんよ。たのむからもう少ししっかりしてよ、野党の皆さん。

6月12日(月)完全趣味のCD紹介
 土曜日のこのコーナーで「メールが減っている」と書いたせいではないだろうが、昨日、今日とメールの量が以前にも増して多い。…偶然でしょうなぁ、やっぱ。

 さて、ここ数ヶ月、ヒーリング系のCDに凝っている私。それ系のCDがたくさん貯まってきました。今日はそれらの紹介です。興味のある方はCD店へGO!!
 しかし…、果たしてこの分類方法は適当なのだろうか(^_^;?(*は輸入盤のみ。**は現在入手困難。)
【さわやか系】
 ・libera(by libera)
  透き通った少年コーラスが心を癒してくれる。全体的に静かで荘厳な感じ。
 ・BOHEME(by deep forest)
  このユニットは有名かな。日本でのライブ盤も出ています。このアルバムは東欧系っぽい曲が多い。
 ・THE REALITY OF A DREAMER(by Mythos)*
  シンセを主体にピアノとアコースティックギターと女性コーラスの競演。クラシカルかつポップ。
【クラブ系】
 ・The Screen Behind The Mirror(by ENIGMA)
  日本でもだんだんと知られてきたエニグマ。グレゴリア聖歌を取り入れ、浮遊感がたっぷり。
 ・KARMA(by DELERIUM)**
  聖歌を取り入れるなど上記エニグマに似ているが、こちらは怪しげなムード。霧の中にいるみたい。
【アジア音楽系】
 ・PLANET RAVE VOL.1(オムニバス)*
  インドっぽい、ノリがいい、ちょっとディスコティック。怪しげなビートがたまらん。
 ・ASIAN TRAVELS(オムニバス)*
  インドをはじめ、アジアの秘境を巡ってきたような気分に。ノリのいい曲、静かな曲、いろいろ。
 ・rasa(by Devotion)*
  同じインド系でもこちらは女性ボーカル主体の静かな曲ばかり。仕事中に聞くと眠くなってしまう(^_^;。
 ・亜(by SORMA)
  今回紹介した中で唯一の日本人ユニット。インドやモンゴルの現地の少女たちのボーカルが暖かく優しい。
 ・幻(by SORMA)
  同じSORMAでもこちらはかなりトランシー。民族音楽と電子音楽との融合。

6月10日(土)うれしいような寂しいような
 ここ数日間、「くっくり通信」宛にいただくメールの数が半分以下に減っている。6月6日のこのコーナーで「もらって困るメール」について書いたせいだろうか?
 またスパムメールも減っている。「スパム反対運動リング」に参加したからだろうか?…いや、こっちはないだろうなぁ…(^_^;。

6月9日(金)マジで死んでみる?
 (本当は昨日書こうと思ったんですが、長くなるので今日に回しました。それでも長文です。すみません)
 長野県警の「警官短銃つきつけ事件」で懲戒免職になった元巡査部長が記者会見した。20日間勾留されている間に、とんでもなくでたらめな報道がされていたということで、反論したのだ。
 彼は「突きつけてはいない。示した程度」と言う。一方、被害者側の暴走少年は「ほっぺたに突きつけられた。殺されると思った」。長野県警の会見では「上半身に突きつけた」。…この時点からもう三者の言い分が違っている
 「死んでみるか」発言についても、元巡査部長は「バイクをそんなに飛ばして逃げて、危ないだろ。どうして止まらないんだ。おまえ死にたいのか?」という諭す意味で言ったとのこと。とにかく言い分が全く違っているので、これ以上やっても水掛け論だろう。
 それにしても私は暴走少年の卑怯さが許せない。これまで何度も暴走行為をし違反を積み重ねてきた少年。あの日、逮捕されても当然のところを、元巡査部長は反則切符を切るだけで彼を家に帰している。いわば温情をかけて見逃してくれたのだ。なのに、少年は翌日警察に「銃を突きつけられた」と訴え出た。元巡査部長が首になったことで、きっと少年は高笑いしただろうと思うと腹が立つ。
 あと気になるのは、県警が元巡査部長の言い分をほとんど聞かずに、翌日には懲戒免職してしまったということだ。おそらく警察の不祥事ブームの中、「うちはちゃんと対応してます」というのを見せたかったんだろうが、ひとりの人間の人生を左右する問題を、十分吟味することもなく速攻で決めてしまっていいものか?

 私ははっきり言ってこれらの暴走少年にはいい思いを抱いていない(いい思いを抱いている人は少ないだろうが)。
 私は以前、古いハイツで一人暮らしをしていた。目の前に交差点と公園があり、そこは暴走少年たちのたまり場となっていた。夏休み期間中はそれこそ毎夜、少年たちが集まってバイクで付近を走り回ったり、大声でふざけ合ったりして騒いでいた。そんなことが明け方まで繰り返されていたのだ。
 ある日、とうとうブチ切れた私は110番した。ところが、「ああ、××町ですか。いつもそのあたりの住民から苦情来てるんですよね〜。わかりました。いちおうパトロールを回しますんで」という気のない返事だった。
 10分ほどして、パトカーがやってきた。暴走少年たちはバイクに飛び乗り、散り散りに逃げ去った。バイクに置いて行かれた何人かは、そのへんのマンションの中に逃げて隠れた。パトカーが走り去ると、隠れていた少年たちが公園に戻ってきた。やがてバイクもみんな戻ってきて、元の木阿弥。
 それらの一部始終を階上から見ていた私はやりきれなくなった。無理にでも寝てしまうしかなかったが、その日も騒ぎは朝まで続き、ほとんど眠れないまま会社に出勤する羽目になった。
 また、中学生の頃にはこんなこともあった。近所を国道が通っていて、毎夜暴走行為が繰り返されていた。私の家は少し奥まったところにあったが、それでもバイクのうるさい音がよく聞こえてきた。ある日、国道沿いに住む中年男性が、うるささに耐えかねて、バイクに向かって角材を投げつけた。角材が当たったバイクの少年は転倒して死んでしまった。男性は逮捕された。運の悪いことに、少年は単なるツーリング少年で、普段走り回っていた連中とは何の関わりもなかった。その後、男性の減刑を求める署名活動が展開された…刑がどうなったか私は知らないが。
 そういう苦々しい経験を何度もしてきた私は、警官が暴走少年に短銃をつきつけたという記事を最初に読んだ時、「ようやった!」と嬉しくなったほどだ。付近住民が彼の復職のために署名を集めたと知った時も、先述の体験を思い出すと、心情がよくわかった。
 私は10年ほど前、250ccバイクに乗って仲間とツーリングなど楽しんでいた頃があった。バイクは車と違って、ちょっとこけただけで大事故につながる。特に原付なんかはちょっと風に煽られただけでふらつく不安定な乗り物。私も中学時代のクラスメイトを原付の事故で亡くしている。彼は電柱に接触してこけたところを車に轢かれて死んでしまった。私自身も10年ほど前に250ccで事故に遭って九死に一生を得ている。
 信号無視してぶっ飛ばして行くバイクや、ノーヘルで二人乗りしてる原付なんかを見ていると、「危ないよ。気をつけないと死ぬよ!」と心配になる。でもその反面、こういう思いもある。「死んでみる?君らは1回死んでみんとわからへんのやろ?」

6月8日(木)何のための記者会見か?&怒らない阪神ベンチ
 昨日、バスジャック少年が入院していた病院側の記者会見が、事件後初めて開かれた。聞いていて「何じゃこりゃ」と思った人も少なくないだろう。私も「何のための、誰のための記者会見?」と腹立たしかった。
 30分間という時間を限定した会見で、しかも記者1人につき質問は1つだけ受け付けるという形だったそうだ。なのに、突っ込んだ質問が浴びせられると「プライバシーの問題なので申し上げられない」などとのらりくらり。何より、肝心の少年の主治医がこの場にいなかったというのも解せない。
 もう1つ「何を言うとんねん」と思ったのは、病院側が、少年の入院の仲介をした町沢教授を名指しで非難したこと。「直接患者を診てもないのに偉そうに言うな」ってことらしいが、何をかいわんやである。それならあんたらも、直接少年を診ていた主治医を会見に出席させるのが筋ちゃうのん?
 病院側は「対応は妥当だった」「全力を尽くした」「事件の予測は立たなかった」などの逃げ口上に終始した。「やるだけのことはやったんだから、後は知らん」と言っているようにしか聞こえない。
 そんな無責任な対応でいいのか?病院として責任があるかどうかは別として、あんたらが預かっていた患者がこれだけの事件を起こしたのだ。少なくとももうちょっと謙虚な態度で臨むべきじゃないのか?

 昨日はもう1つ腹立たしい出来事があった。巨人VS阪神の試合で、巨人のピッチャー・メイが、阪神の打者・和田に向かってボールを投げつけたのだ。
 バッターボックスに入っていた和田は、メイのリズムを崩すためにそれまで何度か打席をはずしていた(これはルール違反でも何でもない)。そして何度目かにまたはずした時に、メイがキレて和田目がけてボールを投げた。和田がボックスから大きくはずれて行っているのに、ボールは彼を追って飛んでいるのだから、明らかに狙って投げている。
 審判が何も注意しないのはともかく(巨人びいきの審判が多いようなので仕方ない)、阪神ベンチが無反応だったのが腹立たしい。これがもし中日だったら、星野監督が怒濤のごとくベンチを飛び出し乱闘に発展していてもおかしくない事態なのに。
 試合後メイは「和田が何度も打席をはずしたので警告の意味で投げつけた」と、自分が悪意でやったことを認めた。ひどいやっちゃ。彼は去年まで阪神のピッチャーだったのだが、オールスター戦の最中に女性と旅行に行っていたことを野村監督に叱られ、それをきっかけに野村批判の文書をマスコミにばらまいたりしたあげく、巨人に行ってしまった。
 長嶋監督ファンの私だが、去年審判にボールを投げたガルベスと言い、今回のメイと言い、こんな奴らがいる球団なんて優勝してもらいたくないというのが本音。

6月7日(水)内職あっせん詐欺
 夕刊を読んでいてギョッとした。「内職あっせん」を装い、近畿一円の主婦ら約1800人から登録手数料をだましとったとして、詐欺の疑いで夫婦が逮捕されたという記事が載っていたのだが、この夫婦の住まいがなんと私ん家のすぐ近くなのだ。全然知り合いではないけどね。
 被害総額は1000万円以上。彼らは1年以上、この内職商法で生計を立てていた。二人とも26歳という若さ。まじめに働けや〜!!凸(`、´メ)
 手口はこう。折り込みチラシに架空の会社名で「内職さん募集」と嘘の広告を載せ、宛名書きなどの仕事を斡旋すると偽って、登録手数料をだましとる。お金は私書箱を通じて現金書留で受け取る。
 巧妙なのはこの登録手数料なるものの金額。1人当たり6000円。この程度の被害額だと、たいがいの人は「6000円ぐらいだったらもうええわ」「勉強したと思ってあきらめよう」と泣き寝入りしてしまうだろう。
 皆さんもくれぐれも気をつけて下さいね。こういうふうに「登録料」などの名目でお金を要求してくる会社にロクな会社はないですから。

6月6日(火)もらって困るメール・ベスト5(スパムメールは除く)
1.いきなり前説もなく始まるメール

 どうやら以前メールをくれた人が大半のようだが、こっちは毎日15〜20通メールをもらってるから、誰が誰やら、何が何やらさっぱりわからん。また「解決しました」などの報告メールであればまだ良いが、「新たな問題が発生しました。今度はこういうことを言われました。どうしたらいいでしょう?」という、返答を求められている内容の場合は大変困る。メールボックスを検索かけて、この主のこれまでのメールを探して、最初から読まないといかんのよ。せめて前回私が送ったメールを引用してくれていれば、と思うこともしばしば。
2.状況説明が全くない質問メール
 「派遣会社に登録したのですが、全然仕事を言ってもらえません。なぜでしょう?」…最低限、自分が何歳で、どういう職種で登録しているのかぐらい書いてくれ〜。「どうやら私も悪徳在宅ワーク会社に引っかかったみたいです。払ったお金を取り戻すにはどうしたらいいの?」…何の名目で(研修料?登録料?)いつ頃いくら払ったのか、契約書には何と書いているのか、教えてくれ〜(でもこういう深刻なケースは私にもわからないことが多い)。
3.HPを全然読まないで送ってきたメール
 「くっくりさんはどうやって在宅ワークを見つけたのですか?」「○万円払って講座を受けたら仕事もらえると言われましたが大丈夫でしょうか?」「契約にない仕事をやらされて困ってます。派遣先に嫌だと言ってもいいんですか?」…全部HPに書いてあること。もっとも、在宅ワークについてはトップページに「メール送る前に読んで下さい」と別ページに注意書きをつけたせいか、だいぶ減ってますが。
4.私に聞かれても…というメール
 「○○県内で良い派遣会社があったら教えて下さい」…すみません、私は大阪人なのでわかりません。「派遣会社から仕事依頼が来て引き受けたのですが、それから連絡が全然ありません。どうすれば?」…派遣会社に自分で問い合わせてみて下さい。「某サイトからダウンロードしてきたゲームが開きません。どうしてでしょう?」…聞く相手を間違ってます(^_^;。
5.自分で調べろと言いたくなるメール
 「××ついて教えて下さい。自分で調べるよりくっくりさんに聞いた方が早いと思うので…」「○○という会社について知りたいのです。くっくりさんの人脈を駆使して調べてみてくれませんか。急いでいるので×曜日までにお返事下さい」…私は便利屋ちゃうぞ〜凸(-_-メ)!
 但し、4と5は私個人宛のメールでなく、掲示板に投稿していただく分には全然かまいませんよ(^o^)。きっとおわかりになる方からの返答があると思いますので。

6月5日(月)遅ればせながら「神の国」発言について
 「神の国」発言に続き、森首相がまた失言騒動に巻き込まれている。今度は「国体」発言。
 「神の国」の時は、確かに取り方によってはそう取ってしまう頭の悪い人がいるかもしれないから、森さんも言い方に注意をすればいいのに…と思ったものだが、今回の「国体」のいったいどこが失言なのか??さっぱりわからん。これまで誰もが使っている言葉じゃないの?
 「国体」=「国の形態やあり方」だと私はこれまで認識してきたし、戦前・戦中思想につながるなんて到底思い及ばないんだけど。「国体」と聞いて「戦争や〜!」だなんて思う人の思考回路はいったいどうなっているんだろう?
 大騒ぎになった「天皇を中心とした神の国」…というのは確かに言い方としてはまずかった。「天皇を象徴とした神の国」だったら問題なかっただろう。
 「神の国」というのは全然問題ないと思う。「神」と言っても日本の場合、西欧におけるキリスト教みたいにはっきりとした対象があるわけではない。日本における「神」とは「自然の中に昔からいるたくさんの神様」だ。そのことは日本に育った人なら誰しもわかるだろう。
 日本は狭い国土だ。その中に山あり谷あり、いろんな地形がひしめきあっている。自然災害も多い。昔の人は、地震が起きたら「山の神様が怒っている」とか言ったものだし、水害が起これば「龍神様のたたりじゃ」とか言ったものだ。現在でも信心深い地方であれば、そういう言葉を使う人がいるだろう。
 私も幼い頃にこんな経験があった。小さな生き物をいじめたりした時、親や近所の大人から「そんなことしたら罰かぶるよ!」「誰が見てなくても神様が見ているよ!」等、言われた。
 人間は大いなる自然の一部であり、人間と自然とは一体だ。何らかの大いなる崇高な力によって私たち動物や植物は生かされてるのだ。その崇高な力のことを、日本人は昔から「神」と称した。それは歴史的事実だろう。
 私は森首相はあまり好きではない。が、歴史的背景を深く考えることもなく(この場合の歴史とは戦争にまつわる歴史だけでなく、太古から現在までの歴史)こういった揚げ足取りをするマスコミ、選挙に利用しようとする野党にはうんざりしてしまう。

6月4日(日)今年ののりぴーは一味違う
 大阪ドームへ近鉄バファローズの試合観戦。今季3度目。相手はオリックス。
 前後するが、昨日の試合はすごいものだったようだ。今日と同じくオリックス戦だったのだが、17-3で近鉄が大勝。オリックス側の投手陣がボロボロで、パリーグでは1990年以来の「危険球退場」があった。セリーグでは頭部に死球を与えたピッチャーは即退場となるのだが、パリーグの場合、審判の判断にゆだねられることもあってか、滅多に退場者は出ない。
 あと、私が個人的に好きなオリックスの五十嵐選手(普段は内野手かな)がピッチャー登板した。彼はもともとユーティリティープレイヤーで、内野も外野もこなせるし、ロッテ時代にはキャッチャーもやったことがある。それが昨日の試合で初のピッチャーも経験し、プロ野球では26年ぶりの「1人で全ポジション経験者」となった。
 他にも1971年以来の6連続四死球(近鉄側が選んで歩いた)…これはプロ野球最多タイ記録…などもあった。
 これら珍記録が出たのが昨日の試合。うーーーん、昨日行っておけばよかった…。
 で、今日の試合はというと、接戦だった。結局近鉄が終盤に逆転して勝った。
 それにしても今年の中村紀洋(『のりひろ』と読む。大阪の渋谷高校出身)はすごい。今日もホームランを打った。最近は毎試合のようにホームランを打っている。今日の終盤、走者のいない場面で打順が回ってきた時、私は「きっとのりぴー(勝手につけたあだ名)は狙ってくる」と思った。実際、走者がいる大事な場面でも狙ってくる奴なんだけど(^_^;。でもまー、ホームランを狙って打てるまでには開眼してないだろうな、たぶん空振り三振かな…と思ってみていたら、スコーンと実に気持ちよく大飛球を3階席に打ち込んだ。思わず鳥肌が立った。出来の悪かった弟の成長を目の当たりにして喜んでいる姉みたいな気分。
 今年は十分ホームラン王を狙えるのりぴーだが、間の悪いことにこの秋にはシドニー五輪出場を控えている。五輪で打ったホームランも加算してくれればいいのにね。
 大阪では相変わらず「阪神」一色だが、近鉄だってなかなか。1度ファンになるとやめられない。

6月3日(土)Apple社、不親切やなぁ
 5月末に更新した「派遣会社ランキング」で、某社の名前を伏せるのを忘れて、思い切り実名を表示しちゃってました。今日、読者の方から「名前出てまっせ〜」とメールをいただいてやっと気づいた次第です。
 このように、私はけっこううっかり者です。今後もお気づきの点がございましたら、遠慮なくお叱りのメールを下さいませ。どうぞよろしくお願いします。

 今日また日本橋(電気街)に行った。先日買ったG4のマウスがどうも手になじまなくて、新しいマウスを買いに行ったのだ。G4のマウスは予備で置いておこうと思う。
 キーボードもどうもなじまないし、予備のためにも、なじみそうな別のタイプのを1つ買っておこうかなと思ったら、iMac仕様のやつしかなかったので買わなかった。USB(最近の規格)でなくADB(古い規格)ならいろんなタイプのキーボードがあるみたいなのに…。しかもADBはUSBの半額程度の値段だし…。何だかなぁ。
 あと、OS9についての本も買った。G4のパッケージには設置と準備についてのマニュアルしか付いていなかったからだ。「わからんことはAppleのHPで調べてね」ってなノリ。これじゃ初めてMAC使う人やネットしてない人は困るだろうなぁ。

 今、6月4日午前0時を回ったところ。ニュース見ていたら、我が町の近くで女児を人質にした立てこもり事件が発生しているとのこと。気になる。

6月2日(金)井上大輔さんと言えば「ガンダム」(^_^;
 「くっくり通信」コンテンツ人気投票で、ついにこの「ぼやきくっくり」が1位の座を明け渡そうとしています。代わってトップに立ちそうなのは「派遣会社ランキング」です。
 人気投票を設けてから2ヶ月半ほどになりますが、その間なぜか「ぼやきくっくり」がずっと1位を守っていました。単なる私の日記がなんでこれまでずっと1位でいられたんだろう。不思議な気分です。
 「くっくり通信」は読者皆さんのお声で成り立っているサイトですが、その中でも特に「派遣会社ランキング」は私にとっても思い入れが強いコーナーです。「これから派遣社員として働こうと思うんだけど、数ある派遣会社の中からどこに登録したらいいのかわからない」という方や、「すでに派遣で働いているが、今の派遣会社はフォローがいまいち。他に良さそうな派遣会社があれば登録したい」という方にとって、多少なりともお役に立てているようで、私もやりがいがあります。…つっても、私は皆さんからいただいた投票をまとめているだけなんですけどね(^_^;。
 私の密やかな望みは、派遣会社サイドの皆さんにランキングを見ていただいて、自社の評判を知っていただき、改善すべき点は改善していただきたいということです。特にSS社のお偉いさん方に「うちは他社に比べてこんなにいい加減な対応なのか。こりゃ改善しないと!」って思ってもらえたら嬉しいのですが…まぁ無理か(^_^;。

 古い話題で申し訳ないが、先日、作曲家の井上大輔氏が自殺した。私は大変驚いた。
 元ブルーコメッツと言われても、若い人にはピンと来ないだろう。実は私もよく知らない。初めて井上氏を知ったきっかけは、彼が1981年に映画版の「機動戦士ガンダムII(哀戦士)」のテーマ曲を歌ったこと。かっこええ歌やなぁ〜と当時高校生だった私は心酔した。
 彼が作ったヒット曲は多数に上る。シャネルズ(ラッツ&スター)の曲はだいたい井上氏の曲だし、郷ひろみの「2億4千万の瞳」なんて大好きで、以前私や夫たちで組んでいたバンドでアレンジして練習したこともある…ライブでは演奏しなかったが。
 とにかく彼が自殺したってことがにわかには信じられなかった。情熱的でノリの良い曲が多く、ステージに立つご本人もまた然りで、とても明るく強い人間のように見えたから。自殺の理由はいろいろ言われているようだが、そういう心の闇の部分は本人にしかわからないもので、おそらく今後も本当のところは解明はされないように思う。
 今夜が通夜とのこと。ご冥福を祈ります。

6月1日(木)自転車も携帯禁止にしろ
 早い!もう6月ですぜ、奥さん!(誰が奥さんやねん!…というツッコミありがとうございます)
 こないだ正月を迎えたと思ったのにねぇ。時の流れは速いものだ。
 それにしてもまだ梅雨も来ていないのにこの連日の暑さは何や。今からこんなんやったら、夏になったら100度ぐらいになるんちゃいまっか!(なるわけないやろ〜!…というツッコミありがとうございます…すみません、あんまり寝てなくてテンションおかしいです)

 私は普段、納品&原稿受け取りには自転車を利用しているのだが、大阪の街はとにかく交通マナーが悪いことで有名。ぼーっとしてたらいつ事故に巻き込まれるかわかったもんやない。
 何が困るかと言うと、まず歩道の狭さ。そして駐車違反の車。できるだけ歩道を走ろうとするのだが、車が半分乗り上げて駐車している場合が多く、通行もままならない。歩行者とブッキングするので、結局車道を走ることになりがち。だが車はおかまいなしにビュンビュンと自転車すれすれの距離を猛スピードで追い越して行く。
 マナーの悪い自転車や歩行者も多い。特に住宅街はこわい。脇道からいきなり飛び出してくる。車道のど真ん中をよたよたと走る自転車。さらには車道のど真ん中を我が物顔で歩いている歩行者。後ろを確認せずにいきなり左から右へ、右から左へと進路変更する自転車や歩行者もこれまた多い。
 だが、たまにではあるが、すごく交通マナーの良い自転車や歩行者を見かけることもある。脇道から本通りに出る時はいったん止まって確認する。進路を変更する時は後ろをちらりと見てからする。そういう人たちはきっと運転免許を持っているんだろう。私もそうだから(^_^;。
 それにしても携帯電話しながら走っている自転車や自動車、何とかならんかね。運転しながらよう他のことできるわ〜と感心してしまうのだが、案の定、彼らは周りを全然見ていない。この前なんてこっちが本通りを直進していたら、脇から急に携帯でしゃべってる自転車の女の子が曲がってきて、危うくぶつかりそうになった。こっちはあわててブレーキしたが、向こうはノンブレーキのままするりとよけて、何事もなかったかのようにしゃべりながら走り去った。めちゃ腹立つ!自動車だけでなく自転車での携帯も禁止しろ〜!
 私も携帯を持つようになって約10ヶ月。出先で電話を受けることも多くなったが、未だに自転車に乗りながらというのはできない。歩きながらもできない。直立不動で会話をしている。まぁ電話の相手が仕事関係の人ばかりだからそうなるのも仕方ないけど。

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