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過去ぼやき2000年7月分

居酒屋での出来事・雪印事件・新潟監禁事件被告の母・扇千景のドレス・浜ちゃんの「倉木麻衣パクリ発言」・岡山バット殴打少年逮捕・料理で夫とケンカ・腹立つCM・うちの両親って…・凶悪少年の共通点・そごう問題・皆既月食・気の毒な水戸泉・奈良長女薬殺未遂事件・ストーカー被害に遭う夢・MALTAさんのサックス・ぼちぼち行きや〜・オールスター戦でベンチに釘付け・自転車屋の美少年・コンコルド機墜落・奈良長女薬殺未遂容疑者の交際相手・巨人上原が人身事故・珍しくハマッているドラマ

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7月31日(月)私が珍しくハマッているドラマ
 私はあまり連続ドラマを見ない。時間に拘束されるのが嫌いだから、よほど興味あるテーマだとか、よほど好きな役者が出演しているだとかでない限り、見ないと決めている。
 が、この夏スタートのドラマでたった1本、毎週楽しみに見るようになったものがある。それは、フジテレビ系列で火曜日夜10:00に放送中の『花村大介』だ。
 主演はユースケ・サンタマリア。私は『踊る大捜査線』で彼を知った。バラエティでの彼のうるさい芸風はあまり好きではないが、役者としてはけっこう好きなタイプ。またこの『花村大介』というドラマが法廷物で、そういうのがわりと好きな私は、とりあえず1回目を見た。
 ユースケ演じる三流弁護士は、一流法律事務所の面接を受ける。冷やかし気分で受けたのに何と採用される。法律事務所が彼を採用した理由はこうだった。「うちの事務所はこれまで大きな訴訟ばかりを扱ってきたが、このままでは金儲け主義の事務所と言われて評判が落ちてしまう。金にならない裁判もたまにはしないと。そこでこの男を採用してしょうもない裁判は全部押しつけてしまおう」。
 一方、彼と同時に採用された、いしだ壱成演じる東大卒のエリート弁護士は、事務所の期待も大きい。が、彼は嫌な奴ではなく、むしろユースケの熱血的な部分に惹かれて、彼をサポートしたりする情にももろい青年だ。
 事務所のエリート女弁護士である川島なお美は、壱成に「ユースケなんかにかまってないで、もっと大きな訴訟を担当しないと」と、彼の将来を危惧している。
 そんななお美の秘書をしている水野美紀。ユースケも壱成も彼女に恋心を抱いている。偶然だろうが、『踊る大捜査線』でもユースケは美紀に役の上で惚れていたっけ。
 ドラマに出てくる裁判内容は、今の時代に即した物が多い。セクハラ、ドメスティック・バイオレンス、やってないのに痴漢にされてしまった男、…等々。
 経験の薄い弁護士ユースケ(この法律事務所に来るまで裁判を1回も経験していなかったという設定)は、壱成や美紀のサポートを得ながら、勝訴不可能かと思われた裁判で何とか勝利を収めていく。
 水戸黄門にちょっと似ていているかもしれない。最初はこちらの有利に裁判が進むのだが、途中で相手が別の証拠を出してきたり、こちらの証人が逃げたりして、苦境に立たされる。これは負けか!?といったんあきらめムードが漂うのだが、最後に一発逆転!というパターン。勧善懲悪ドラマなので、見終わった後はスッキリすること請け合い。
 ストーリーは一話完結なので、今まで見逃した人でも十分楽しめる。皆さんもぜひ1度ご覧あれ!

7月30日(日)これも一種のストレス発散?
 最近ちょっと困った癖がついてしまった。それはCD購入癖。家計を圧迫し始めた。何とかせなあかん。
 以前はCDは年に数枚買う程度だった。が、なぜか今年に入ったぐらいから時間を作ってでもCD屋に足を運ぶようになってしまい、月に2万円前後はCD代で飛んでいく。私が買うのは主にヒーリング系やクラブ系。
 夫も私に影響されたのか、私にくっついて来てはCDをガバガバ買い込んでしまうようになった。彼の方はブルース系やロック系。今日はダンス★マンのCDまで買ってしまったようだ…って、これ、私も聴いてみたかったからいいんだけどね。
 5月半ばに作った『タワーレコード』のポイントカードが今日で満点になってしまった。わずか2ヶ月ちょっとの間に二人合わせて5万円もCDに使ってしまった計算だ。しかも『HMV』でもCDを購入することがあるので、実際はもっと費やしていることになる。
 さすがに夫も私も「最近買いすぎやな〜。ちょっと控えよか〜」ってなムードになっている。

7月28日(金)"浩治"魔多し?!
 「好事魔多し」という言葉があるが、まさに彼のことを言うのかもしれない。
 昨夜、巨人軍の上原浩治投手が自家用車を運転中、Uターンしようとしたところ、後方から走ってきたバイクと接触、バイクの男性に重傷を負わせてしまった。上原投手は業務上過失傷害の疑いで書類送検される模様。
 私は巨人が大嫌いである。嫌いな物を3つ挙げろと言われたら、迷わず「巨人、虫、レバー」の3つを挙げる。但し、巨人という組織が嫌いなのであって、個々の選手の中には好きな人も多い。長嶋監督なんか大好きだし、松井・高橋も嫌いではない。
 上原も好きな部類に入る。どこが良いかと言うと、のんきでお人好しそうな人柄とは正反対に、マウンドに立つと負けん気の強いピッチングを見せるところか。あと、大阪出身ということと、もともと野球のエリートではなく、はい上がってきた選手だということもポイントが高い。
 去年、彼はものすごく活躍した。久々の20勝投手となり、新人王などタイトルを総なめにした。だが、2年目のジンクスか、今季は春からあまりパッとしなかった(と言っても、そのへんのピッチャーより良い成績を残してはいるが)。
 そして先月だったか怪我をして、オールスター戦にも残念ながら出られなかった。現在は2軍で調整中で、8月10日過ぎに復帰のめどが立っていたらしいが、今回の事故でそれが先送りになるかもしれない。そう思うと残念でもあり、同時に、巨人独走でつまらなかったセ・リーグがこれでおもしろくなるかも…という思いもある。
 人生山あり谷あり。上原くん、めげずにがんばれ!o=(°°d
 余談だが、今回彼の車に同乗していた「知人の女性」とはいったいどういう人なんだろう?(^_^; 巨人ファンならずとも気になるところだ。
  *今日のぼやきをアップする直前、ニュースが飛び込んできた。巨人側は上原を10日間の自宅謹慎処分にしたとのこと。
   ゆうゆう8月10日に間に合うやん…と思ったが、その間練習できないからやっぱ復帰は先送りか?

7月27日(木)容疑者の本命男性インタビュー
 奈良長女薬殺未遂事件の坂中容疑者は、3年前に長男が死亡した後3人の男性と交際があったと伝えられたが、今日その中の1人のインタビューをワイドショーでやっていた。
 山梨県在住の40代の男性で、坂中容疑者とは結婚の約束までしていたと伝えられているいわば本命の男性である。男性の映像にはモザイクがかけられていたが、声はそのままだった。レポーターの問いかけに対して誠実に対応しているように最初は見えたが、だんだんとうさんくさく思えてきた。
 というのも、彼の話し方がオウムの上祐に似ていたからだ。声が似ているとかそういうことではない。一般的な質問には饒舌に理路整然と答えるのだが、質問が核心部分に及ぶと詭弁を駆使して逃げるのだ。
「彼女とどこで知り合ったのか?」…『ノーコメント。捜査の進展具合もあり、僕が話すことで妨げになっては困るので』。
「入籍するつもりでいたそうだが?」…『周りがそう言ってるだけでしょ?僕や彼女がそう言ったわけじゃないでしょ?』。
「報道が間違っていると?」…『最初から間違いだらけ。でも訂正しようとは思わない
「では改めて聞きます。入籍するお考えでいたのですか?」…『ノーコメント(先ほどと同じ理由で)』。
「彼女はああいう事件を起こすような性格ですか?」…『彼女に聞いて下さい』。
「保険金の存在を知っていましたか?」…『その質問は無しにして下さい』。
「彼女を信じていますか?」…『僕自身を信じます』。
 ……とまあ、万事こんな調子だった。
 2人が結婚の約束をしていたのは事実のようで、周りが何人も証言しているし、男性の地元・山梨では、「容疑者のことはてっきり奥さんだと思っていた。だって男性が彼女をカミさんと呼んでいたから」という近所の人の話がある(容疑者は長男の死後しばらく山梨の病院で療養した折りに彼と出会い、後にしばらく同居している)。容疑者の地元・奈良でも、美容院に2人そろって髪を切りに来ていたという美容院店主の話がある。また、男性は容疑者の実家にも出入りしていて、両親も彼とは知り合いだったそうだ(これは証言者が確定せず事実かどうかは謎だが)。
 ありていに言えば、客観的に見たら「夫婦同然」の仲だ。なのに男性はそれを否定も肯定もしなかった。事件に巻き込まれるのを恐れてそういう態度になったとしたら、あまりにも冷たい男ではないだろうか? 本当に愛し合った仲ならば「彼女がそんなことするはずはない!」と弁護するはずだ。なのに「彼女に聞いてくれ」とか「周りが言っているだけ」とか逃げてばかり。また「報道が間違っている」と言いつつも、どこが間違いなのか指摘はしないし、あえて訂正するつもりもないと言い切った。
 ここからは私の予測。
 男性は共犯ではないだろうが、何らかの形で容疑者に多大な精神的影響を与えていたのではないだろうか。たとえば、直接お金を要求するのでなく、「結婚するにはやっぱりお金がいるよね」などと言ってみたり、彼女に娘や両親がいることを承知で、「やっぱり結婚後は2人だけで住みたいし、君の家族の面倒を見るのはちょっと無理かも。今のままだと結婚は難しいね」みたいにプレッシャーをかけたり…、そういうことをしていたのではないだろうか? それが悪意だったかどうかは別として。
 坂中容疑者がどういう性格の人か私は知らないが、43歳の彼女にとって、この結婚は「人生を変える最後のチャンス」だったのかもしれない。だとしたら、結婚のために人生のリセットボタンを押したくなったとしても不思議ではない…と思うのだが。

7月26日(水)現地入りまでわずか1時間半!
 フランスのコンコルド機が墜落、113人が死亡した。
 人間の造った物に「絶対安全」なんて物はないということを改めて思い知らされる。
 思えば阪神大震災が起こる1年前、サンフランシスコで大地震が発生し高速道路が崩壊した時、日本の専門家たちは「日本の高速道路は安全。絶対に落ちたりしない」と自信満々で言っていた。結果は…言うまでもないだろう。
 今回のコンコルド機事故で驚いたのは、発生後わずか1時間半でジョスパン首相が現地入りしたということだ。ちなみに阪神大震災が起きた時、村山首相が被災地入りしたのは2日後だった。
 事故現場がパリ郊外だったことや、事故発生時刻が午後4時45分(現地時間)と比較的身動きが取りやすい時間帯であることを差し引いても、1時間半というのは素晴らしくスピーディに思える。いや、日本では極端に有事対応が遅すぎるだけで、これは世界的に見たら当たり前なのかもしれない。

 掲示板を「くり通掲示板(フリートーク用)」「派遣質問箱」「在宅ワーク質問箱」の3つに分けて早2週間。前は1つしかなくゴッタ煮状態だったのと比べると、自分のほしい情報を選んで見られるということでわりと好評をいただいています。
 ただ、派遣の方は盛況なのに比べ、在宅ワークの方はいまいち投稿が少ないようです。「くっくり通信」の読者はやはり派遣スタッフと派遣で働きたい人が大勢を占めている様子。
 掲示板が増えて管理が大変になるかな〜と危惧していたのだが、思っていたほどでもなく、ホッとしている管理人です(^_^;。

7月25日(火)自転車屋の美少年
 自転車に乗って買い物に行った帰途、前輪がおかしいのに気づいた。空気が抜けてる。パンクか?
 とりあえず帰宅して空気入れで空気を入れてみたが、シューっと空気が漏れる音がして、見る見るうちにタイヤはへしゃげてゆく。やっぱパンクだ!
 自転車は私の命。これがないと在宅の仕事に差し支える。今日のうちに修理に行かないと。
 …てなわけで、自宅近くの汚い自転車屋さんに行った。その自転車屋さんはガレージの一角を店にしていた。これまで中を覗いたことはなかったが、見るからにオンボロな店だった。
 私は当然、こういうオヤジさんが出てくるものと思っていたのに(図1)、出てきたのはジャニーズ系の18歳ぐらいの美少年だった(図2)。意表をつかれた私は一瞬声を失ってしまった。
 「あ、あの〜、前輪パンクしちゃったみたいで…直してもらえますか?」「…はい、どうぞ」。愛想はあまり良くない美少年だが、さっそく前輪の様子を見てくれた。
 作業をじーっと見ているのも悪いかなと思って、店内の自転車をぼーっと見ていると、ほどなくして彼が「あの〜、これ自分で空気入れはりました?」と訊いてきた。私は「うん、さっきも自分で入れたんですけど、いつもと違ってすぐ空気抜けてまうからパンクかな?って」と答えた。すると彼は「これパンクとちゃいますよ。空気入れる穴のとこの金具がなくなってるだけです」。ん?どーゆーこと??
 よくわからんが、ゴムの栓の中に金具みたいなのが普通あって、それがなくなっていただけだったらしい。彼は新しい金具をセットしてくれた。
 …えっ、それで終わり?…めっちゃ気まずい〜!
 私はとっさに、「あっ、そうや。ついでに鍵つけかえてもらおうかな。もう噛み合わせが悪くなってて鍵かからへんのですよ」と、後輪につけてある輪っか式の鍵を示した。すると彼は無言のまま油差しを持ってきて、油をシュッシュッと差した。すると先ほどまでギギギと言っていた鍵が、スッ!カチャッ!と簡単にかかるようになった。『これで大丈夫ですよ』てなふうに彼は私の目を見た。
 さらに気まずい〜!…私は「あの〜、お金……」とポツリと言った。彼は「いいっスよ」と言ってくれた。「そうですかぁ。すみません。どうもありがとう!」…私は逃げるようにその場から去った。
 帰り道、私の自転車は生まれ変わったように軽やかに走った。「めっちゃ恥ずかし〜!」と叫びたくなる私の落ち込み具合とは裏腹に。

7月24日(月)オールスター&水戸泉その後
 私はプロ野球のオールスター戦は、毎試合必ずビデオに録って後でじっくり見ることにしている。なぜなら、ベンチでのやりとりがおもしろいから。
 たとえば昨日の試合。近鉄の山村投手(去年阪神を首になり今年近鉄にテスト入団)は他の選手と話すでもなく、ずーっとガム噛みながらボーッとした顔で目立つ席に座ってる。山村の風貌って何度見ても「優柔不断な大学生」だよなあ。ユニフォーム着てなかったらボールボーイと間違われること確実。
 同じく近鉄のローズ外野手。彼は毎年のようにオールスターに出ている。お調子者で明るいので他球団のファンからも人気がある。毎年ベンチでは陽気。打てなくても陽気。大きな身振り手振りと笑顔で他球団の外国人選手とよくしゃべっている。
 今年特に気になったのは、セリーグのベンチ。藪と清原の接触はあるのか、ないのか?
 
…と言うのも、藪はよく清原に球をぶつけており、2年前から仲が悪い。藪が大阪ローカルの番組で清原のことをあれこれ言ったことがあり、大阪在住の友人から情報を得た清原がそれを知るところとなった。当然、清原はかなりムカついていた。
 昨日先発した藪が投げ終えてセリーグベンチに戻ってきた時、出迎えた選手らのハイタッチを受けた。そのシーンを何度も巻き戻してチェックしたが、その中に清原はいなかった。清原のことだから、ハイタッチするふりして藪の腹に1発ぐらい入れるかと思って楽しみにしてたのに〜(^_^;。
 オールスターでは勝敗は関係ないけど、それでもパリーグが7連敗していると聞くとやっぱり気になる。1997年の大阪ドームでの試合以降、パは勝っていない(引き分けが1つあったが)。ちなみにこの大阪ドームの試合というのは、私と夫が見に行っている。西武の松井が3盗塁だかを記録した試合だ。えらく前の話のように思うが、まさかあれから1度も勝ってないとは…。今年はオリンピックイヤーということで、水曜日にもう1試合控えている。水曜日には勝ってくれるであろう。
 フルスイング王・近鉄の中村のりぴーのホームランもそろそろ出るはず。三振しても客が沸くまでに成長してくれて、私はうれしい(:_;)。ただあまり振り回しすぎてまた怪我せんかと心配だ。オールスターで怪我して公式戦出られないなんてことになったら、弱い近鉄がさらに弱くなってしまうから…。
 そうそう!昨日の神戸グリーンスタジアムでの5回裏の花火&音楽のイベントで、MALTAさんがサックス生演奏をしてるのを見た。あの銀色のサックスは、何を隠そう何も隠せない、先日のうちの母のマンドリンコンサートで披露した「3日前にできあがった特注のプラチナメッキ」ではないか!…なるへそ。先日の試し吹きは今夜のためのものだったのね……(7/20のぼやき参照)。

 水戸泉、かわいそうに…やっぱり婚約解消しちゃったね。
 7/2に婚約発表したものの、7/11にスポーツ紙で相手のA子さんの疑惑が報じられた(7/17のぼやき参照)。水戸泉がA子さんに真相を尋ねたら、A子さんは「マスコミの言っていることは全部ウソ。あなたは私とマスコミのどっちを信じるの?」と返したそう。そりゃそんなふうに言われたら水戸泉も彼女の方を信じるわな。それで出たのが「僕は彼女を信じる。婚約解消はありえない」という発言だった。
 この時点で、A子さんが水戸泉に正直に「実は今までウソついてました。すみません」って謝ってれば、状況も変わっていたかもしれないが…。ほんま何やねん、このウソつき女は。許せんなぁ。
 その後、水戸泉も彼女のウソに気づき、「過去はどうでもいいが、ウソが許せなかった。結婚は信頼関係が第一なのに、最初からこうではこの先はない」ってことで、結局、昨日の婚約解消会見に至った。
 実は、それに先立って一昨日、A子さんの方から水戸泉にも誰にも何の相談もなく、いきなりマスコミ各社へFAXが送りつけられていた。「私は身を引きます。水戸泉関がんばって下さい」みたいなふうに書いてあったようだが、がんばってほしいと本当に思うのであれば、なぜあえて千秋楽前にあんなFAXを送ったのか? ますます彼を動揺させるようなものだと思うが。
 気になるのはA子さんのお腹に水戸泉の赤ちゃんがいるということだが、これも「すでに流産している」とか「もともと妊娠していない」などの報道が乱れ飛んでいて、もはや何が真実なのかさっぱりわからん。
 いずれにしても、こんな無神経なウソつき女との結婚なんて取りやめて正解。つらいだろうけど、がんばれ水戸泉。

7月21日(金)ぼちぼち行きや〜
 私は「がんばって下さい」という言葉があまり好きではない。好きではないのに、掲示板やメールでのレスではけっこう使っている。ボキャ貧のせいで、つい締めに「がんばって下さいね」などと書いてしまう。皆さん、ごめんなさい。
 やる気満々でいる時に「がんばって下さい」と言われるのはまだいい。「応援ありがとう!よっしゃ、がんばんで〜!」と、ますます発奮する。でも、そうじゃない時…たとえば落ち込んでいる時や、体調がすぐれない時などに「がんばって下さい」と言われると、かえって重荷になったり、気が滅入ってしたりしまうもの。
 だから、そんな人には「ぼちぼちがんばって下さいね」…などと、ちょっと柔らかい表現をしたりする。この「ぼちぼち」というのは大阪弁かと思っていたら、国語辞典にもちゃんと載っている。「ぼつぼつ」とも言うらしい。
 「ぼちぼち」の用語例ですぐ浮かぶのは、「もうかりまっか〜?」「ぼちぼちでんな〜」の「ぼちぼち」かな。国語辞典には『急速にではなく、少しずつ事が行われる形容』とある。
 実際、私は落ち込んでいる時は、「がんばりや〜」よりも「無理せんと、ぼちぼち行きや〜」とでも言われた方が、癒されたりする。
 がむしゃらになるのではなく、自然体で、できる範囲で、今あなたのできることを、ぼちぼちと。
 とは言え、7月末には私も恐怖のお盆進行に突入する予定だ(印刷会社がお盆休みを取るので〆切が前倒しにまとまって来る)。こういう場合は、気分や体調とは関係なく「ぼちぼち」とはしていられないのが辛いところである(T_T)。

7月20日(木)母のマンドリン、MALTAさんのサックス
 私の母が音楽教室でマンドリンを習っていて、今日はその発表会。発表会と言ってもけっこう大きなホールでのコンサート。大阪のザ・シンフォニックホールという所。
 マンドリン教室の生徒たち(アマ)+京都の管弦楽楽団(プロ)の競演という形でプログラムは進んだ。
 2年前にも同じようなコンサートがあり、その時のゲストは世界的なギタリストの人(名前忘れた)だったんだけど、今回のゲストは何とあのMALTAさん。世界的なサックス奏者だ。
 母はマンドリン教室のだいたい中級クラスなので、MALTAさんとのセッションはできなかった。上級クラスの皆さんはセッションができ、私は「いいなぁこの人たち。一生の思い出になるやろな〜!」とうらやましく思った。
 コンサート後、母と父と夫と私で夕食を食べたのだが、母はこれまでMALTAさんのことを全く知らなかったそうで、ありがたみも何もわかってなかったようだった。…もったいない。しかも、母ってば最近50万円もする年代物のマンドリンを買ったそうだ(今日使ったのもそれ)。これにはちょっと驚いた(◎-◎;)。
 MALTAさんのトークによると、彼が今日使ったサックスは、3日前にできあがった特注のプラチナメッキのサックスだそうだ。いくらぐらいするんだろ。予想もつかないが、100万単位の額なんだろうな。
 しかし、新しいサックスをこんな場(アマチュアコンサート)で試すなよな〜とか思いつつ、いや、でもまあこういう場で試しておくのがプロとしては当然なのかも…とある意味妙に納得しつつ、彼の演奏に聴き入ってしまった次第。
 「オンリーユー」「シェルブールの雨傘」が特にヨカッタ(^.^)!

7月19日(水)ストーカー被害者の気持ちがちょっとわかった気がした
 今朝方、けっこうえぐい夢を見てしまった。
 夢の中の私はなぜか高校生(願望か?)。自宅マンションを出たところ、曲がり角で不法投棄をしている男を見かけた。「不法投棄ですよ!」と注意すると、その男は「チッ!」てな感じで私を睨み付け、自転車でその場を去った。その男が何だか私に今後危害を加えそうな気がしたので、私は自転車のナンバー(そんなん普通ないけど)を覚えておいた。
 学校に行ってみると、その男は私の高校の教師だった。私の前に何度も現れては、「警察に言うたらどうなるかわかってるんやろな」などと脅した。私はだんだんと怖くなってきた。
 ある日、帰宅すると、家の中がめちゃくちゃに荒らされていた。警察に電話しなきゃと思って電話を取ると、いきなり男の声。「これはほんの小手調べや。警察に言うたらおまえを殺す!」等と延々と脅され、私は震え上がった。電話は壊されていて、取ると男の声しか聞こえないようになっているようだった。
 だが、男は私が携帯を持っていることまではチェックしていなかったらしい。私は携帯から警察に電話をし、助けを待つことにした。
 しばらくしてふと玄関を見ると、ドアが開けられていて、ピザの宅配の人が来ていた。「頼んだ覚えはないのに…」と思って見ていると、宅配の人の横からその男が現れた。「まだわかってないみたいやな…」とか言いながら、男と宅配の人(グルだった)は私にじりじりと詰め寄ってきた。
 私はうまく2人の間をすり抜けて、マンションの廊下を走って逃げた。「助けて〜!」と思い切り叫びながら。とにかく警察が来るまでこの場を保たせないといけない。
 男たちはどうやら私が警察を呼んだことには気づいていないようで、馬鹿正直に私の後をひたすら追ってくる。私の叫び声でマンションの住人たちも徐々に出てきた。そしてみんなの協力で男たちは追いつめられ、拘束された。
 その後だいぶ経ってから、ようやく警察が来た。私は自転車でのんきにやってきたお巡りさん2人に対して、開口一番、こう怒鳴った。「来るん遅いねん!」
 ……そこで目が覚めた。
 夢でよかった〜。それと、事件が解決した後で目が覚めてよかった〜。こういう夢ってたいがい追いかけられている途中で終わるもんだから、たまにこういうちゃんとした終わり方をすると、大変気分が良いものだ。

7月18日(火)金のためなら子供も殺す〜♪(浪花恋しぐれのメロディで)
 親が実の子を殺す事件は、最近ではそう珍しくない。だが、奈良の「娘に毒を盛って殺そうとした母親」の事件には驚いた。
 調べが進まないとはっきりしないが、殺そうとしたその長女には3000万円の保険がかけてあったとのこと。さらに3年前には次女・長男も相次いで亡くなっており、合計2020万円(次女20万・長男2000万)の保険金が母親に支払われていた。次女・長男の死亡原因は肺水腫、長女も肺水腫の症状があった。病名の一致から、今回の長女殺人未遂だけでなく、長男・次女も殺害していたのではないかと疑われている。
 さらに驚いたのは、この母親は准看護婦の仕事をしていたという事実。人の命を救うことを職業とする者が人を殺そうとする。しかも自分が腹を痛めて産んだ娘を……。
 この事件の第一報を聞いて思い出したのは、去年佐賀県で起こった事件。母親が愛人と共謀して実の息子を殺したというものだ。今回の事件でも母親に男性の影はあるらしいが、こっちは母親の単独犯の線が濃いようだ。
 産経新聞では、母親が男性と交際するために金銭的に切迫していたと書いてあったが、普通、そんな理由で我が子に手をかけたりするか?その男は母親のヒモ?あるいは何か弱みを握られていたのか?…このあたりの動機も追い追い明らかになるだろう。
 親が子を殺す事件のほとんどは、子供が家庭内暴力を振るう等の事情があり、将来を悲観して発作的に…とか、子供を虐待して死なせてしまった…などのケースのように私は記憶しているのだが、去年の佐賀の事件と今回の奈良の事件は全く違う。彼らにとって単に子供は金づるなのだ。恐ろしい!{{ (>_<) }}
 それにしても、長女が入院していた病院はお手柄だった(建物の屋根のあたりを見ていると天理教がらみの病院?)。入退院を繰り返す長女の病状に不審を抱き、弁護士とともに警察に相談した上で告発、それが今回の母親逮捕につながった。長女は殺されずにすんだ。医療ミスで何かと世間を騒がせる病院が多い中、責任を持って患者である彼女を守ったこの病院には拍手を送りたい気分だ。
 だが、彼女がこの事実を知った時のショックを思うと、胸が締め付けられる思いがする。母親が自分を殺そうとした…なんてことになったら、私だったらきっと一生立ち直れない。

 今日のワイドショーでは他にいろいろ芸能の話題があった。その中で私が一番気になってるのは、故・青江三奈さんの遺産を巡って対立している花礼二氏VS青江さんの親族。青江さんの兄(二男)が言うには、「意識のない三奈に花氏は無理矢理ハンコを押させようとした。婚姻届を出した翌日には三奈の車を売り払った。花氏は日々の暮らしにも困っていて、弟が前に貸した1万円をまだ返してもらってない」。
 葬儀以来マスコミに姿を見せていない花氏だが、某週刊誌のインタビューでは書面で「法的に私が夫なのだから遺産はもらって当たり前」と答えたそうで、ザ・ワイドの芸能リポーター石川氏は、「最初は美談だと思ってウチでもそういう取り上げ方をしたのに、裏切られた」というようなことをこぼしていた。確かに、昔は夫婦同然だったとは言え、亡くなる直前にひょっこり現れて籍を入れて、親族を差し置いて遺産ももらうなんて、並の神経ではできないことだ。
 金が絡むと人間ってのは醜くなるもんだが、これでは青江さんも浮かばれまい。

7月17日(月)水戸泉よ、目を覚ませ!
 皆さん、昨夜の月食はご覧になりましたか?私の住む大阪では、時々雲が広がってはいましたが、概ね見ることができました。赤い月ってやっぱ何だか不思議でしたね〜。

 昨日の昼間に、夫と二人で美容院に行ったんだけど、二人とも髪の毛切りすぎ〜!
 夫はアコムのCMの萩原流行みたいな感じになってしまった(どんなんや)。私はつんつるてんで、オバハンみたいになってもーた(実際もうおばさん年齢ですが)。5歳ぐらい見た目が老けたような気がする…。情けない〜。と思いつつも、昨夜も今朝も鏡に写った自分の顔を見て、あまりにおもしろいので爆笑してました(アホ)。

 水戸泉の婚約者であるあのA子さんつーのは、たぶん追っかけですなぁ。昔からそういう人いますね。特にプロ野球では多いみたい。
 10年以上昔の話だけど、当時阪神にいた中西投手を追っかけてたグルーピー(死語)が、あまりにしつこいので、中西がキレて彼女にビンタ食らわせた事件があった。このビンタ食らった女性、凝りもせず今度は阪急の星野投手(現在阪神に在籍)に乗り換えた…というオチまであった。その後は知らないけど。
 また、プロ野球選手には意外と初な男性が多くて、お水の女性に誘惑されて軽い気持ちで手を出したら子供ができて結婚しちゃったとか、そういうパターンがわりとあったりするらしい。
 このA子さんもこれまではずっとプロ野球関係を食ってたみたいだけど、なんで今回は相撲の方に来たのだろう??(…すみません、表現がちょっと下品でした。)
 A子さんがこれまで何回結婚していようと、何人子供がいようと、本人どおしが愛し合って納得し合っているのなら別にいいと思う。が、もし報道通りA子さんが平気で嘘をつく人間だとしたら、ちょっといただけない。しかもその嘘の内容って、ちょっと調べたらすぐわかりそうなものばかり。
 年齢は27歳………本当は33歳。つまり6歳もサバ読んでいた。水戸泉に対してだけでなく、去年別れた西武のM選手に対しても歳を偽っていたようだ。というのは、去年春発行の選手名鑑を引っ張り出して見たら、奥さんの名前と年齢が載っていて、そこにしっかり満27歳とあるから。
 両親はすでに亡くなっている………両親とも健在。これが関係者にばれて「あなたの両親は東京で元気に暮らしてるじゃないか」と詰め寄られた際、彼女は「その両親は本当の両親ではない。本当の両親は山梨県にいる」と釈明。…もちろんこれまた嘘だった。
 水戸泉にしてみたら、37歳にして初めて巡ってきた縁だからショックも大きかろう。親方継ぐのも決まってることだし、早く結婚を決めたいのはわかるけど、少なくともおかみさん向きの女性じゃないと思うぞ。だけど、彼も人が良さそうだからなぁ…。このまま本当に結婚したりして…。とりあえず気管支炎(ほんまかいな)、大事にしてください。

7月16日(日)皆既月食です
 今宵、月食があります。現在午後9時過ぎですが、丁度欠け始めた頃のようです。
  月食のはじまり(月が欠けはじめる):20時57分頃
  皆既のはじまり(完全に月が隠れる):22時02分頃
  皆既のおわり(月が姿を見せ始める):23時49分頃
  月食のおわり(月がもとの姿に戻る):0時54分頃
 ここをお読みの皆さんで、まだ時間内の方は、今すぐに南の空を見上げてみましょう(もっと早くお知らせすれば良かったかなーと今、ちょっと後悔してます)。
 今世紀最後の月食です。見逃す手はありません。また、今回の月食は皆既の時間がおよそ1時間47分も続く、今世紀最長の月食でもあるということです。
 簡単に説明しておくと、月食は地球の影に月が入る現象です。そのため、太陽からの光が直接月に当たらなくなり、その姿を隠してしまうわけです。皆既が始まると、月は赤銅色に変化します。地球の大気の状態の加減でこういう色に変化するそうです。普段とは色の違う月。とても神秘的ですよ〜。
 私は小さい頃から星好きで、月食は何度も見たことがありますが、何度見ても大変興味深い天体ショーです。
 計算上では月食は2年に1回ぐらいの割合で、地球上のどこかで見ることができるのですが(このへん記憶あやふや)、今回のように最初から最後までを、良い時間帯で見られることは稀です。たいがい月が昇る前にすでに欠け始めていたり、月食が終わる前に朝になったり、また完全に地球の陰には隠れない部分月食の場合も多いのです。
 ほんとにこんな良い条件で皆既月食が見られることは、当分ないでしょう。今夜は全国的にお天気も良さそうです。時間的に間に合う方は、今からでも見てみましょうね。

7月14日(金)そごう問題に思うこと
 一昨日、そごうが債権放棄を要請し事実上倒産した。政府はそごう救済が国民負担を最も少なくすると説明していたが、一企業の借金を税金で棒引きすることを世論は許さなかった。
 確かに政府の救済策に従った方が国民の税負担は少なく済むのだが、もし将来そごうが結局破綻してしまった場合、さらに負担がかかる恐れもある。
 それに、何よりモラルが崩壊することが恐ろしい。1度先例を作ってしまうと、「そごうが救われるならウチもお願いしますよ」ってなことで、救済を乞う企業が芋づる式に出てくるのは必至だから。
 そごう自体にとっても、今回の選択は多少なりともイメージアップにつながったのではないだろうか。あのまま国民に負担を強いる道を選んでいたら、さらに反感を買っていただろうし、客離れはもっと顕著になったに違いない。
 とは言え、業績の悪かった数店舗が昨日いきなり閉鎖となったのはいただけない。知らずに訪れた客の様子をテレビで見ていると、怒りや情けなさがこみ上げてきた。そごうで仕立てた洋服を引き取りに来たお年寄りは、閉鎖を知って呆然としていた(洋服はどこで受け取るんだろ?)。
 閉鎖された支店の社員たちは、昨日から急にアルバイト扱いとなったとのこと。いずれは解雇されるのだろう。一生懸命会社のために頑張ってきた社員が、上層部の経営失敗によって職を失う。下の者に真っ先にしわ寄せが来る。解せない。私達庶民はいったい何のために働けばいいのか?自分や家族のためにだけ働いていくべきなのか?
 
愛社精神のない若い社員が増えていると言われるが、日本のこういった企業体質が改まらない限り、「会社を愛せよ」と言われてもそれは無理と言うものだろう。

7月13日(木)腹立つCMその2
 7/9に「ゼロックスのCM、腹立つ!」と書いたが、夫は夫で、「腹立つ!」と言っているCMがある。それはDDIポケットのエッジのCM。江口洋介とウルフルズのトータス松本が登場しているものだ。…このCMは全国ネットなのかどうかわからないけど。
 夫が憤慨しているのは、関東人である江口が賢くかっこよく描かれ、関西人であるトータスが思いきりアホっぽく描かれていることだ。
 CMの中で、トータスは時代遅れな電話の使い方をしたり、女の子に変なアタックをして笑われたりしている。一方、江口は実にスマートにかっこよくエッジを使いこなす。
 仮にトータスがこのCMで関西弁を使っていなければ、夫もこんなに憤慨することはなかったと言う。「これは明らかに東京は素晴らしくて、大阪はアホやという、大阪を見下したCMや!」…。私はそこまでは思わないけど。
 しかし、このCMに限らず、ドラマ等で関西人が見せ物的に使われることは多い。ドラマで出てきた関西人はドジだったり、3枚目だったり、ケチだったりすることが多い。これには全関西人が頭に来ている。
 まぁ逆に大阪限定ドラマなんかで出てくる関東人は、キザでええかっこしいで嫌な性格だったりすることが多いので、大きなことは言えないか(^_^;。

7月12日(水)質問箱設置&本当はもう書きたくもない雪印
 掲示板に連日たくさんの投稿をいただきありがとうございます。
 ですが、日によってはせっかくいただいた投稿が1日と経たないうちに新たな投稿に押されて次ページに落ちてしまうことがあり、皆さんにご不便を強いることも多かったようです。
 この状態には私も以前からどうしたものかと思案していたのですが、結局、掲示板をテーマごとに分けることにし、今朝方、派遣質問箱と在宅ワーク質問箱を新たに設置しました。派遣&在宅ワークにまつわるご質問・お悩み・問題提起などは今後はこちらに投稿していただくよう、お願いいたします。何気ない話題や、派遣&在宅ワーク以外のご質問・お悩みは、これまでどおりフリートーク用の掲示板へどうぞ。
 ややこしい思いをさせて申し訳ありませんが、しばらくこれで行ってみようと思います。どうかご協力のほどをお願いいたします。

 もう書かないぞ…と心に決めていたのだが、やはり書かざるを得ない雪印の話題。
 全国21工場が操業停止となった。信頼回復のため自主的にとった措置とのこと。
 市乳部門を総点検し、安全が確認されたら操業再開するとのことだが、予定している期間は1週間程度。たったそれだけの期間で安全が完璧に確認できるのか。
 昨夜遅く、東京本社と西日本支社(大阪)で同時に行われた記者会見を見ていると、これまで通り「大丈夫か?」という印象は否めない。記者の質問に対して、大阪では「わからないから、本社に聞いてくれ」、本社では「わからないから、これから調べる」。結局誰もわかってないのか。どういうこっちゃい!
 しかも社員も販売店も酪農家も、「この記者会見で初めて工場閉鎖を知らされた」という人がほとんどだと言うから呆れる。一刻も早く記者会見を…というつもりだったのかもしれないが、彼らにすれば消費者同様「裏切られた」思いなのでは?
 今回の食中毒被害者は、延べ14000人以上にも達している。被害者に対する賠償について、雪印から明確な回答はまだない。いくら工場の安全が確認されたとしても、無責任な企業体質が変わらない限り信頼回復は難しいだろう。

7月11日(火)リサイクルにマメな雪印&凶悪少年の共通点
 またまた雪印ショック!!…次から次へとよくもまぁ。神奈川県警もびっくりやね。
 昨日明らかになったのは、牛乳や加工乳の返品や在庫品を再利用して、乳製品の原料にしていたこと。大阪市は「再利用品に品質保持期限切れのものが混入していた可能性も否定できない」と指摘。さらに、成分の調整作業を屋外で素手で行うなど、不衛生な実態が新たに判明。
 もう、ここまで来ると、あきれ果てて怒る気力も失せますなぁ。古い牛乳をもう1度使って、新しい製品を作る。しかも屋外で。しかも素手で。何ですか、これは。新手の実験ですかね?
 環境問題が声高に叫ばれ、リサイクル運動が徐々に活発になってきた日本ではあるが、世界に先駆けて牛乳のリサイクル運動までやっている企業があったとは。偉いね、雪印は。そこまで資源を有効に使うなんて。あっぱれ、あっぱれ!

 話は全く変わるが、最近気づいたことがある。それは、凶悪事件を起こした少年の多くが、文章を書くのが好きで、犯行前に予告文みたいなものを残しているということだ。バット少年も、バスジャック少年も、そして神戸の酒鬼薔薇少年もそうだった。
 私も子供の頃から文章を書くのはわりと好きな方だった。毎日日記をつけていた。1日のストレスを文章化することで発散させて、気持ちを明日に向かわせることができていたように思う。
 たとえばいじめられた日などには、いじめた奴の悪口を日記にめいっぱい書く。「仕返ししてやりたい」「おまえなんかそのうち痛い目見るわ」とか過激なこともけっこう書く。書くことにより、自分とそいつとの関係がだんだんと客観的に見えてくる。自分の感情がだんだんと静まってくる。書くことにより悩みを昇華させていたフシがある。
 が、彼らはそういうことはなかったようだ。私には理解しがたい。普通は私のように書くことによりストレス発散となって、落ち着くものではないか?「よく考えてみたら大したことないやん」って自分のイライラのアホさ加減に気づくものではないか?
 彼らはおそらく、書くことにより客観化させるどころか、むしろ逆にもっと強く主観化していったのだろう。だとしたら、それは生まれながらの性格なのか?あるいは育った環境のせいなのか?
 99.9%までの人間は、私と同様、書くことで気持ちを落ち着かせている種の人間だろうと思う。たとえ、日記の中で憎い相手を殺していても、本当に実行しようなんて夢にも思わない。それを現実化してしまう彼らの心の闇は、常人には理解できないほど深いものがあるのだろう。

7月10日(月)この両親っていったい…
 私の両親が奈良からやってきた。梅酒やらビールやらティッシュやらを手土産に…。
 母はおもむろに浴室の掃除を始め、ふと見たら、下着姿になってカビキラー片手にタイルをこすりまくっていた。私はまめに掃除をする方ではないが、最低限きれいにしているつもり。だが、母の目から見ると「うわ〜!汚い!掃除してんの?」…ということらしい。
 父は父で、私に対して、先の総選挙総括から始まって、そごう問題、日本の経済問題、日の丸&君が代の是非、日本の軍備についてなど、延々と自説を展開するのであった。
 ふだん母が話を聞いてくれないらしく、父は私という話し相手を得て、水を得た魚のように議論をふっかけてきた。私もふだん夫がこういう時事問題の話し相手になってくれないので、ついのってしまった。
 夫と日本の問題について語ろうとすると、すぐに「おまえは軍国主義者や!話したくない!」と言われて、そこで話が終わってしまうのだが、父は私の意見に懐疑的ながらも一応話は聞いてくれ、また夫のように感情的にならずにちゃんと理屈で反論してくれる。お陰でいろいろと議論ができたし、勉強にもなったし、楽しかった。
 そうこうしているうちにすっかり日が落ちていた。両親はようやく帰って行った。…今日はたまたま手持ちの原稿(仕事)がなくてよかった…と思った次第。

7月9日(日)腹立つCM
 ゼロックスのCM、腹立つなぁ。たぶんカラープリンタのCM。いろんなバージョンがあるんだけど、その全てが、同じ男の人がいろんな場所のいろんな人のところに突然割り込んで邪魔して、プリンタについて質問したり何やかんやするパターン。
 私がこれまで見た中では、「お風呂に入ってくつろいでいる青年のところに急に乱入してお湯をかけたりして邪魔する」「トイレにかけもうとしている青年の前に立ちはだかって質問を浴びせて邪魔する」「ロシアかどこかの家族のパーティに乱入して勝手にケーキのロウソクを吹き消した挙げ句、『日本語しゃべれ』とか無茶なことを言う」…他にも数バージョンあると思う。
 とにかく、どのバージョンも見ていて腹が立つ。マジでゼロックスに苦情の電話かけたろかなぁとか思う。
 「邪魔する男」を演じている役者さん…何て名前か忘れたけど…なかなか渋くて前は好きだったんだけど、今はこのCMの印象が強すぎて、めちゃ嫌いになってしまった。罪なCMだ。

7月8日(土)料理関係2本立て
 昼食にハムエッグでも作ろうとハムのパッケージを見たら、何と雪印製品だった。
 半月ぐらい前に何の気無しに購入した3連パックのハムだが…おいおい、これ大丈夫かぁ?
 でも、今日までに3連のうち2つまで知らずに食べていて何ともなかったので、大丈夫だろうってことで食べた。但し、必要以上に炒めてしまって、夫に「焦げてるやん、これ」と言われた。
 やっぱ、もう『雪印』ってだけで信頼できない。

 そういや昨夜また夫とケンカになった。今日のハムの炒めすぎとは逆で、酢豚の玉葱の炒め具合が足りないというのがきっかけだった。夫は玉葱が嫌いなのだ。「玉葱臭いから、もっと黒くなるまで炒めろや!」
 夕べの夫は酒がかなり入っており(それも平日は毎日のことなんだけど)、かなり機嫌が悪かった。が、これまで夫は私の料理にケチをつけたことはなかった。嫌いな物でも文句言わずに食べてくれていた。それが、夕べ結婚しておそらく初めて思いっきりケチをつけられ、こっちも思わずカッとなってしまった。で、こう返してしまった。
 「酢豚の玉葱はそんなに炒めへんもんや!」「おまえが手抜いてるだけやろが!」「手抜いてなんかないわ!毎日作ってるやん!」「そんな恩着せがましいこと言うなら、もう今後飯は作らんでええ!俺、毎日外食するわ!」「嘘ばっかり。それでホンマに作らんかったら、『料理作らへんなんて嫁失格や!出て行け!』とか言うんやろ!」「もうええ、おまえ、今すぐ出て行け!!」……。
 が、私は出て行かず、今も自宅にいたりする(^_^;。夫婦喧嘩もマンネリ状態。

7月7日(金)人権って何?
 昨夕、岡山バット殴打事件で指名手配されていた17歳の少年が、なんと秋田県で逮捕された。電車などは利用せず、自転車を乗り継いで逃走していた。走行距離は1000kmに及ぶと言う。
 「えらく遠くまで行ってたんやな〜。粘り強い子やな〜」と、私は不謹慎にも妙に感心してしまった。と同時に、少年がどういう思いでそんな遠くまで逃げていたのかと思うと、切なくなってきた。
 事件発覚当初、私は彼が自殺するのではないか…あるいは、やけになって新たなる犯罪を犯したりするんじゃないか…と心配だった。彼自身のためにも一刻も早い身柄確保を願っていた。だから、逮捕の報を聞いてほっとした。
 少年は動揺する様子もなく、素直に自分の名前を言い、捜査員の逮捕令状の読み上げに対しても「間違いありません」とはっきりと答えたそうだ。彼自身も捕まってほっとしたのかもしれない。
 今回、また少年法の壁が問題になった。指名手配されたとは言っても、未成年だから名前や写真を公表するわけにもいかない。岡山県警は、少年の身体の特徴を記したチラシを駅やコンビニに配布するという苦肉の策に出たが、現行法ではこれがギリギリの線だろう。少年法擁護派に言わせれば、これすら違法らしい。
 たまたま少年が無事に捕まったからよかったようなものの、もし彼が自殺していたら?次なる凶悪犯罪を引き起こしていたら?…「なんで写真を公開してでも捕まえようとしなかったんだ!」と世論は言うだろう。
 今回のような非常時ですら「写真公開は少年の人権を侵害することになるからダメ」と言う頭の固い人に、私は言いたい。もしこのまま少年の行方がつかめず、その間に彼が自殺したとしたら、かえって写真を公開しなかったことが少年の人権を侵害したことになるのではないか?…もちろんこれは極論だし、私も全面的に写真公開に賛成するわけじゃないけど。
 逆のことを言えば、これは誰しも思うことだが、未成年であっても殺された側だと名前や写真がドーンと出るのはどういうこっちゃ?(今回被害に遭った4人の後輩は幸い命を取り留めたが、もし亡くなっていたらドーンと出ていたろう。)なぜ平気で人権侵害をするのか?死者には人権がないから?死んだら物扱い??殺した側こそドーンと出して社会的な制裁を受けさせるべきではないのか?…どうにも納得行かへん!

7月6日(木)確かに似てるがパクリとまでは
 ダウンタウンの浜ちゃんが、「HEY!HEY!HEY!」で宇多田ヒカルに言った「おまえのパクリ(倉木麻衣)出てるやん」発言が思わぬ事態に発展している。倉木サイドは吉本と浜ちゃんに謝罪を要求、吉本サイドはそれを受け入れるようだ。
 私はあの日たまたま番組見ていた。その時は「浜ちゃん、よう言うたなぁ」と感心したが、後々よく考えると、『パクリ』というのは言い過ぎだと思うようになった。『パクリ』というのは、私のイメージの中では「曲を盗作すること」という感じだろうか。その意味では倉木麻衣は宇多田ヒカルのパクリではないだろう。
 ただ、私も最初に倉木麻衣の歌を聴いた時、「お、宇多田ヒカルの新曲か?」と思った。それはテレビのCMだったので、最後に倉木麻衣という名前と彼女の顔が出たため、「何や、宇多田ちゃうやん」と気づいたのだが、これがもし、FMか何かで曲紹介もなくぼんやりと聴いていた状況だったとしたら、きっとそれからしばらくは倉木麻衣=宇多田ヒカルと思いこんでいただろう。
 倉木麻衣がブレイクするようになって、私は夫にこう言ったことがある。「倉木麻衣、かわいそうやね。いい物持ってるのに、後から出てきたから、宇多田の二番煎じって言われるやろーね」。すると夫は冷めた調子でこう言った。「日本の今の音楽なんて、全部二番煎じやん。売る側は『売れ線』の曲の真似したら一番手っ取り早く儲けられるからな」。
 そういや、似たようなヒット曲のなんと多いこと。T.M.Rの西川君は個人的に好きだが(夫と同じ学校を卒業していて話したこともあるそうだ)、彼の曲はぜ〜んぶ同じに聞こえる。…ってこれはプロデュースしてる朝倉大介が悪いのか? 何てタイトルかは忘れたけど、T.M.Rの曲でサビの部分がアン・ルイスの『六本木心中』と全く同じってのもあるし。
 モーニング娘。の『ラブマシーン』はShooking Blueの『Vinus』をイントロからサビに行く直前までパクッてるし。次の『恋のダンスサイト』は1980年頃流行った『ジンギスカン』そのものだし。これらの曲を聴いては、夫といつも「パクリやパクリや、犯罪や〜!」とわめいていたものだ(^_^;。
 そういう意味で言うと、倉木麻衣は宇多田のパクリとまでは言えない。曲調や歌い方は似ているが、メロディラインまでは似せていないからだ。おそらく事務所サイドが「倉木麻衣を宇多田式に売ろう」という販売戦略をとっただけなんだろう。浜ちゃんが、せいぜい「おまえの真似しぃ出てるやん」ぐらいで抑えておけば、ここまでの騒ぎにはならなかったのではないか。

7月5日(水)雪印がまた…&監禁事件被告の母親&扇千景のドレス
 ついに雪印の全製品に回収命令が出た。
 また、「毎日骨太」「カルパワー」が先の「低脂肪乳」と同じ製造ラインで造られていた(同じパイプを使い回していた)ことも明らかになった。この2つの製品についてもすでに苦情が寄せられており、雪印は7/2の時点で状況を把握していたにもかかわらず、「苦情件数が少ない」という理由で対策をとっていなかった。
 普通の感覚なら、汚染されている可能性がたとえ1%でもあれば大事をとって回収すべきだろう。何という見通しの甘さ。消費者をないがしろにするにもほどがある。
 ある大阪市幹部は「もう何も信じられない。何があってもおかしくない」と憔悴しきった顔で言ったそうだ。
 毎日、次から次へと事実隠しが発覚し、私たち消費者はもっとうんざりしている。

 ここ数日、新潟女児監禁事件の被告の母親のインタビューがワイドショーなどで流されている。最初はフジテレビ、翌日はテレビ朝日、そして今日は日本テレビ。だがインタビュー内容は同一で、母親が同じことを各局個別に言っているのではなく、同じテープが流れているようだ。なぜなんだろ?
 母親は「申し訳ない」と謝罪の言葉を繰り返したが、「全く気づかなかった」「しっかりした娘さんだと思った」と、ひとごとのような口振りで、大変不快になった。インタビュアーが「なぜ気づかなかったのか」と尋ねると、「そんなことがあるとは夢にも思わなかった。だって、息子には『悪いことはしたらだめだよ』と言っていたから、信じていた」だと。
 おそらくうすうす気づいてはいたが、息子がこわくて見ないふりをしていただけだろう。それはそれで哀れだと思う。が、被害に遭った女児やその家族から見れば、たまった論理ではない。
 やはり、この母親が全く罪に問われないのは解せない。

 第2次森内閣が発足した。
 保守党党首である扇千景氏が建設相となったが、就任会見では「貧乏くじを引かされた」といった調子で、晴れがましさを全く見せなかった。そのわりには大臣全員そろっての記念撮影時での、あのドレスの派手さはいったい…。
 経緯はどうあれ本心は大臣になれて嬉しいのだが、嫌々引き受けたと強調することで、自民党に恩を売ったのではないのだろうか?…などと、ひねくれた私は邪推してしまうのであった。

7月4日(火)雪印製品がたくさん
 スーパーで買い物したら合計額がきっちり3,000円だった!…何かいいこと起こるかもって気分になった…ただ、それだけ(^_^;。

 昨日に引き続き、雪印の話を。
 今日また雪印の会見が開かれ、汚染期間が拡大してしまったことや、汚染されたバルブにまつわる虚偽の報告をしていたことを陳謝した。だが、これまで言うことがコロコロ変わっているだけに、今回の会見にも嘘があるのではないかとつい邪推したくなってしまう。
 昼の番組で、とある商学博士がこんなふうなコメントをしていた。「雪印は業界最大手。どこの業界でもそうだが大手というのは、自分たちが業界のリーダーシップを取っていくのだという考えがある。そこには『自分たちのやることは絶対に正しい』という驕りがある。もし、今回の事故が中小企業によって引き起こされたものだったら、即倒産に結びつく。中小はそのあたりよくわかっている。だから中小は大手よりも品質管理や衛生管理に注意を払っている」。
 今回の事件をきっかけに、近畿だけでなく、全国的に雪印製品を買うのを控える動きが消費者の間であるようだ。「この製品は大阪工場以外の工場で製造されました。だから安心ですよ」と言われたとしても、「はい、そうですか」って気分にはなれないだろう。消費者は、今回の会見で雪印という会社自体がいかにずさんな体質であるかを見せつけられた。だから、「大阪以外の工場でも衛生管理に問題があるんじゃないの?」ってことで、買い控えるのは当然のなりゆき。
 ところで、私は在宅でチラシ入力の仕事をしているのだが、手持ちのスーパーの原稿の中に、雪印製品がアホほど出てくる。某スーパー1つをとっても牛乳の他に、チーズ5品、ヨーグルト1品。今回の事件が発覚する前に書かれた原稿だと予測される。大阪ではしばらく雪印製品が店頭に並ぶことはないだろうから、クライアント校正時にこれらは全部他の商品と差し替えになるだろう。私はその段階まではタッチしないからいいけど、スーパーや印刷会社にとっては迷惑な話だなぁ。

7月3日(月)雪印大阪工場が営業停止に
 昨日、この夏初めてのクーラー始動。ああ〜、涼しい。ありがたや〜。…しかし、1度入れると外に出たくなくなってしまう…。
 仕事部屋の方にはクーラーがない。扇風機で仕事。ああ〜、原稿が飛ぶ〜!…去年も同じようなことしてたっけなぁ。今年も汗だくになりながら仕事せなあかんのやろか…。1ヶ月ほど前に新しいMAC買ったところだから、まさか仕事部屋にもクーラー入れたいなんて、夫には口が裂けても言えない。…ってゆーか、先にFAX買わないと。FAXなしでよく在宅の仕事してるなぁ、私…。…ってこれも去年からずっと言い続けてるなぁ。進歩のない。

 雪印大阪工場が営業停止になった。業務上過失傷害の疑いで捜査が進んでいる。まぁ当然と言えば当然か。
 私は牛乳好きだ。コーヒーで割ってカフェオレにしたやつを1日2〜3杯飲む。今回、食中毒事件を起こしたのは低脂肪乳だが、こちらもよく飲む。牛乳が売り切れていたり、安売りしてなかったりした場合、値段の安い低脂肪乳を飲むのだ。もちろん雪印の低脂肪乳もこれまでに何度も購入している。
 問題の起こった時期は、たまたま私はノーブランドの牛乳をずっと買っていた。大手スーパー自家製の牛乳だ。味のほどはわからないが安いからよく買う。が、一歩間違えば、私も雪印の低脂肪乳を買って飲んで悶え苦しんでいたであろうから、今回の事件は無性に腹が立った。
 私はそうでもないけど、「乳製品は雪印」と決めて買っている人も多いはずだ。それだけシェア率が高く、信頼のあるブランドなのだ。雪印は自社のブランドの重さをちゃんと自覚していたのだろうか?
 まず、今回の食中毒の原因がひどすぎ。工場の製造ラインのバルブから黄色ブドウ球菌が検出された。洗浄がきちんとされていなくて、洗い残し部分から菌が発生したのだ。衛生管理がなっていないという、食品会社にあるまじきずさんさ。
 雪印は7/1の会見では「自主マニュアルでは1週間に1度洗浄するようになっていた」と説明していたくせに、翌日の会見では「10日ごとに洗浄する決まり」と修正した。何じゃそりゃ。しかも国の認可内容と違う製造工程で製品を作るなどしていたことも明らかとなった。どういうこっちゃ。
 さらにひどいのは、事実の公表が大幅に遅れたこと。公表されたのは雪印が状況を把握してから2日も経ってからだった。認識が甘すぎる。その間に被害者は増え続け、今日までに近畿一円で8000人以上に上った。もっと早く公表していたら、被害もそれほどまでには拡大しなかっただろうに。

 大阪市の対応が遅れたという報道もあるが、それよりは雪印サイドが「原因がはっきりするまでは…」と発表を遅らせていたことの方が大きいだろう。先日、目薬メーカー「参天製薬」が、脅迫状が届いた時点で自社製品を店舗から撤退させた素早さに比べたら、あまりにもずさんで客をないがしろにした対応だ。
 大手製品だからと言って、安全とは限らない…という当たり前のことを見せつけられた今回の事件だった。

7月1日(土)居酒屋での出来事
 夫と居酒屋に行った。全国的に有名なチェーン店で、安くて料理もなかなか。
 が、通された席が最悪だった。座敷で、大学生のコンパのテーブルとテーブルの間に挟まれた席だった。各テーブルは別々のグループではなく、同一のグループ。私たちがなぜこういう席に通されてしまったのかよくわからない。
 席に着いた時から、夫の隣にいた男の子はもうできあがっていた。私は最初、彼を女の子かと思った。かわいい顔をしていたというのもあるが、ペンダントをしている上にイヤリング(ピアスかもしれないが、やたらでかかった)までしていたからだ。その子は夫の方にもたれかかるような感じで、それからもガバガバ飲み続けていた。
 とにかく周りがうるさい。店の女の子にからむ男の子。大声で笑って周りのひんしゅくを買う女の子。私も夫も我慢していたが、さっきのペンダント男子が手に火のついた煙草を持ってふらふらとあちこちの席を移動しまくっているのを見て、私はキレた。吉本新喜劇の未知やすえ*ばりに、思わず怒鳴ってしまった。「煙草持ったままフラフラ歩くな!ボケェ!!」
 夫はびっくりして引いてしまった。私も自分で言った後で『あちゃー、言うてもーた』と思った(^_^;。私の近くにいた男子たちも一瞬息を飲んでシーン。が、肝心の本人は聞いていなくて、そのままトイレかどこかに行ってしまった(T_T)。
 私も大学生の頃、コンパの経験がある。けっこう羽目をはずしてはしゃいだもんだ。気持ちはわかる。だけど、もうちょっと周りに気を配れないか?あんたらの貸し切りじゃないんだから。
 まぁでも、少年犯罪が叫ばれている昨今だが、今日はしゃいでいた子たちは、お酒飲んで仲間と騒いでうまくストレス発散できているようだから、凶悪犯罪に走ったりはしないだろう…なんて、少しでもいい風に考えることにした私。
  *未知やすえ…吉本新喜劇のマドンナ役の大御所。ちょっと太めで色白。持ちネタは「急にキレて河内弁で周りに説教すること」。

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