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それでもオバマ大統領の広島訪問は良かったと思う

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 5月27日、伊勢志摩サミット出席のため来日していたオバマさんが、現職のアメリカ大統領として初めて、広島を訪れました。

 私が特に注目したのは、オバマ大統領が演説(所感)の中に
 「道義的責任(moral responsibility)」
 という言葉を盛り込むかどうかでした。

 これは、2009年、オバマ大統領が「核なき世界」の実現を訴えたプラハ演説で用いた表現です。

 青山繁晴さん(私と違って「謝罪しないなら来ない方が良い」という立場)も、かねてからそれをポイントとして挙げていました。

【幾ばくかでも期待されている被爆者のために、わたしはもう一度提案する、せめてプラハ演説のあの一節を再現してくださいませんか、と。
 原爆投下に直接に関連して「道義的責任」、原文でも a moral responsibility となっている言葉を、被爆者に対して用いれば、それは限りなく謝罪に近づく。
 アメリカ国内に対しては「謝罪はしていない」と言い、アメリカ国民が幼い頃から教育とメディアで刷り込まれている「原爆投下は正しかった」というパンドラの箱をひっくり返さずに済む。しかし被爆者と日本国民にとっては謝罪に等しい「道義的責任」を認めたことに通じる】
(月刊Hanada 2016年7月号「澄哲録片片」)


 1週間ほど前、オバマ大統領のスピーチライターを務めるローズ大統領副補佐官が、複数のメディアのインタビューで、「大統領は『道義的責任』に言及するだろう」と述べていました。

 ですから、てっきり盛り込まれるのだろうと思っていたのですが、実際は……!
 
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★オバマ大統領の広島演説全文
英文)(和文


71年前、とてもよく晴れた朝、空から死が降ってきて世界は変わりました。閃光が広がり、火の玉がこの町を破壊しました。これは人類が、自分自身を破壊する手段を手に入れたということを意味します。なぜ私たちはここにいるのでしょうか。なぜ広島に来たのでしょうか。

私たちは、恐ろしい力が、それほど遠くない過去に解き放たれたことを深く考えるため、ここにやって来ました。また死者を悼み、戦争を悼み、10万人を超える日本の国民の方と、そして何千人もの朝鮮の人々が命を落としました。

その魂が、私たちに語りかけています。もっと内側を見て、私たちが一体何者なのかを振り返るように。そして、どのように今なろうとしているのか語りかけています。

戦争は、広島だけが特別なのではありません。暴力的な紛争は古くから行われています。石や槍などが扱われました。これはただ狩りをするためで、人類を殺すためにこのような武器が使われてきました。どの大陸においても、どの歴史においても、あらゆる文明は戦争の歴史に満ちています。

富をもとめ、また民族主義や宗教的な理由からも悲惨な戦争が起こってきました。帝国が台頭し、また衰退しました。そして人々が奴隷になり、また解放の道もたどってきました。それぞれの歴史の転換点において、罪のない人たちが苦しみました。多くの人たちが犠牲になりました。その犠牲となった人たちの名前は、時が経つと忘れられました。それが人類の歴史であります。

第二次世界大戦は、広島と長崎で、とても残虐的な終わりを迎えました。これまで人類の文明は、素晴らしい芸術を生み出しました。そして偉大な思想や、正義、調和、真実の考えを生み出してきました。しかし、同じところから戦争は出てきました。征服をしたいという思いも出てきました。古いパターンが新しい能力によってさらに増幅されてきました。そして、そこには制約が働きませんでした。

ほんの数年の間に6000万人ものたちが亡くなりました。男性、女性、子供達。私たちと全く変わらない人たちです。撃たれ、殴られ、あるいは行進させられ、飢えさせられ、拘束され、またはガス室に送られ亡くなりました。

世界中にはこの戦争を記したところが沢山あります。慰霊碑が、英雄的な行いなども含めて、色々なことを示しています。空っぽな収容所などが、そういうことを物語っています。

しかし、空に上がったキノコ雲の中で、私たちは人類の非常に大きな矛盾を強く突きつけられます。私たちの考え、想像、言語、道具の製作、私たちが自然とは違うということを示す能力、そういったものが大きな破壊の力を生み出しました。

私たちの考えや想像、言語、道具など、私たちが自然とは違うということを示す能力、そのものが大きな破壊の力を生み出しました。

いかにして物質的な進歩が、こういったことから目をくらませるのでしょうか。どれだけたやすく私たちの暴力を、より高邁な理由のために正当化してきたでしょうか。

私たちの偉大な宗教は、愛や慈しみを説いていますが、それが決して人を殺す理由になってはいけません。国が台頭し、色々な犠牲が生まれます。様々な偉業が行われましたが、そういったことが人類を抑圧する理由に使われてきました。

科学によって私たちはいろいろなコミュニケーションをします。また空を飛び、病気を治し、科学によって宇宙を理解しようとします。そのような科学が、効率的な殺人の道具となってしまうこともあります。

しかし現代の社会は、私たちに真理を教えています。広島は、私たちにこの真理を伝えています。技術の進歩が、人類の制度と一緒に発展しなければならないということ。原子力が破裂することによって、色々な文明が生まれて、そして消えてゆきました。だからこそいま私たちはここに立っているのです。

私たちは今、この広島の真ん中に立ち、原爆が落とされた時に思いを馳せています。子供たちの苦しみを思い起こします。子供たちが目にしたこと、そして声なき叫び声に耳を傾けます。

私たちは罪のない人々が、むごい戦争によって殺されたことを記憶します。これまでの戦争、そしてこれからの戦争の犠牲者に思いを馳せます。

言葉だけで、そのような苦しみに声を与えるものではありません。しかし私たちには共有の責任があります。私たちは、歴史を真っ向から見据えなければなりません。そして、尋ねるのです。我々は、一体これから何を変えなければならないのか。そのような苦しみを繰り返さないためにはどうしたらいいのかを自問しなくてはなりません。
Mere words cannot give voice to such suffering. But we have a shared responsibility to look directly into the eye of history and ask what we must do differently to curb such suffering again.

いつの日か、被爆者の声も消えていくことになるでしょう。しかし、「1945年8月6日の苦しみ」というものは、決して消えるものではありません。その記憶に拠って、私たちは慢心と戦わなければなりません。私たちの道徳的な想像力をかきたてるものとなるでしょう。そして、私たちに変化を促すものとなります。

あの運命の日以来、私たちは希望を与える選択をしてきました。

アメリカ合衆国そして日本は、同盟を作っただけではなく友情も育んできました。欧州では連合(EU)ができました。国々は、商業や民主主義で結ばれています。

国、または国民が解放を求めています。そして戦争を避けるための様々な制度や条約もできました。

制約をかけ、交代させ、ひいては核兵器を廃絶へと導くためのものであります。それにもかかわらず、世界中で目にする国家間の攻撃的な行動、テロ、腐敗、残虐行為、抑圧は、「私たちのやることに終わりはないのだ」ということを示しています。

私たちは、人類が悪事をおこなう能力を廃絶することはできないかもしれません。私たちは、自分自身を守るための道具を持たなければならないからです。しかし我が国を含む核保有国は、(他国から攻撃を受けるから核を持たなければいけないという)「恐怖の論理」から逃れる勇気を持つべきです。

私が生きている間にこの目的は達成できないかもしれません。しかし、その可能性を追い求めていきたいと思います。

このような破壊をもたらすような核兵器の保有を減らし、この「死の道具」が狂信的な人たちに渡らないようにしなくてはなりません。

それだけでは十分ではありません。世界には、原始的な道具であっても、非常に大きな破壊をもたらすことがあります。私たちの心を変えなくてはなりません。戦争に対する考え方を変える必要があります。紛争を外交手段で解決することが必要です。紛争を終わらせる努力をしなければなりません。

平和的な協力をしていくことが重要です。暴力的な競争をするべきではありません。私たちは、築きあげていかなければなりません。破壊をしてはならないのです。なによりも、私たちは互いのつながりを再び認識する必要があります。同じ人類の一員としての繋がりを再び確認する必要があります。つながりこそが人類を独自のものにしています。

私たち人類は、過去で過ちを犯しましたが、その過去から学ぶことができます。選択をすることができます。子供達に対して、別の道もあるのだと語ることができます。

人類の共通性、戦争が起こらない世界、残虐性をたやすく受け入れない世界を作っていくことができます。物語は被爆者の方たちが語ってくださっています。原爆を落としたパイロットに会った女性がいました。殺されたそのアメリカ人の家族に会った人たちもいました。アメリカの犠牲も、日本の犠牲も、同じ意味を持っています。

アメリカという国の物語は、簡単な言葉で始まります。すべての人類は平等である。そして、生まれもった権利がある。生命の自由、幸福を希求する権利です。しかし、それを現実のものとするのは決してアメリカ国内であっても、アメリカ人であっても決して簡単ではありません。

しかしその物語は、真実であるということが非常に重要です。努力を怠ってはならない理想であり、すべての国に必要なものです。すべての人がやっていくべきことです。すべての人命は、かけがえのないものです。私たちは「一つの家族の一部である」という考え方です。これこそが、私たちが伝えていかなくてはならない物語です。

だからこそ私たちは、広島に来たのです。そして、私たちが愛している人たちのことを考えます。例えば、朝起きてすぐの子供達の笑顔、愛する人とのキッチンテーブルを挟んだ優しい触れ合い、両親からの優しい抱擁、そういった素晴らしい瞬間が71年前のこの場所にもあったのだということを考えることができます。

亡くなった方々は、私たちと全く変わらない人たちです。多くの人々がそういったことが理解できると思います。もはやこれ以上、私たちは戦争は望んでいません。科学をもっと、人生を充実させることに使ってほしいと考えています。

国家や国家のリーダーが選択をするとき、また反省するとき、そのための知恵が広島から得られるでしょう。

世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。この未来こそ、核戦争の夜明けではないということを、そして私たちの道義的な目覚めであることを、広島と長崎が教えてくれたのです。
The world was forever changed here, but today the children of this city will go through their day in peace. What a precious thing that is. It is worth protecting, and then extending to every child. That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare but as the start of our own moral awakening.

※訳文に誤字脱字を数カ所見つけたので修正しています。


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 残念ながら、「道義的責任(moral responsibility)」という言葉はなく、それに代わって出てきたのは、

 「私たちには共有の責任があります。私たちは、歴史を真っ向から見据えなければなりません(we have a shared responsibility to look directly into the eye of history)」

 あるいは、
 「私たちの道義的な目覚め(our own moral awakening)」

 残念……(T_T)

【5/28 14:50追記】
 5/28正午からの関テレ「胸いっぱいサミット」生放送で、青山繁晴さんが「私たちの道義的な目覚め(our own moral awakening)」という文言が入ったことを評価していました。
 https://twitter.com/boyakuri/status/736433093481922560


 献花の時も、目を閉じるだけで頭は下げませんでした。
 原爆資料館の芳名録も、こんな感じで…。

 やはりオバマさんは、「謝罪した」と日米のどちらからも受け止められることのないよう、ものすごく慎重に行動したんだろうなと。

 但し、原爆資料館に関しては、こんな心温まる話もありました。

 しかしオバマさんの演説、長かったですね!
 当初は短いスピーチになると報道されていたので、驚きました。

 長い分、「道義的責任(moral responsibility)」以外にも、言うべきだったのに言わなかったこと、逆に「あ、こんなこと言ってくれてるのね」とか、色々あったのではないでしょうか。
 
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[「日本原水爆被害者団体協議会」の代表委員を務める坪井直さん]

 謝罪はもちろん「道義的責任」にも言及しなかったけど(しつこい?(^_^;)、まぁでも、オバマさんはよくやって下さったと思います。

 本国で未だに「原爆投下は正しかった」という世論が根強い中、広島を訪問する決断をし、日本側と調整をギリギリまで行い、実際こうやって広島に来て、原爆資料館にも行って、慰霊碑に献花もして、長い演説もして、被爆者とも直接言葉を交わして…。

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[アメリカ側が招待した被爆者で歴史研究家の森重昭さん。原爆の犠牲になった米軍捕虜の調査をしてきた]

 あと、忘れちゃいけない、安倍総理はじめ日本側もよく頑張って下さったと思います。

 というか、オバマ政権&安倍政権の組み合わせでなければ、実現しなかったに違いありません。

※オバマ大統領の演説の後に行われた安倍総理の演説全文はこちら。

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 私は一人の日本人として、アメリカの蛮行(原爆投下、大空襲など)は決して許せません。

 でも、国対国、国民対国民という大きなくくりで見た時、この2016年5月27日という日を起点に、新たな日米関係が始まったような気がします。

 過去を決して忘れず、でもそれに絡め取られるのではなく、互いに共有し、教訓にし、手を取り合って未来に向けて進む。

 日米両国民にとって、とても意義ある日になったと思うし、他の国の人たちにもインパクトを与えたと思います。

 私の夫なんかは、「オバマは宿題が残ってたから、それをやっただけ」と妙に冷めてますが、たとえそうだったとしても、やはり実際に行動に移すのは大変だったと思います。

 だから、現時点ではこれで良しとすべきなんだろうというのが、私の結論です。

 続きは、次の大統領(ヒラリーさん?トランプさん?)に期待…できるのでしょうか?(^_^;

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 演説ばかりに注目が集まりましたが、原爆資料館に行ってくれたことも大きかったと思います。

 短時間でしたが、1つでも2つでも遺品を見てくれたのであれば、必ず何かを感じ取ってくれたはず。

 本を読んだり、被爆者の話を聞くのも大事ですが、もっと具体的に、視覚的に、原爆の恐ろしさが理解できたと思います。

 たとえば私で言うと、高校の教頭先生が広島で被爆した方で、夏休みの登校日には必ず生徒全員、体験談を聞くのが恒例でした。

 でも、実際、話だけではピンと来なかったりするんですよね。

 そんな私も、高2の修学旅行で長崎の原爆資料館に行った時、少しはピンと来ました。

 遺品を見て回るうちに、「現実に起きたことなんだ」という実感が初めて持てたというか、「この持ち主は、どれほど苦しんで亡くなったのだろう」と自然に想像したし、その結果、怒りや悲しみや恐怖、さまざまな感情が湧いてきたのを覚えています。

 NHKが事前にとっていた被爆者のアンケートでも、オバマ大統領に広島で何をしてほしいかという質問で一番多かった回答は、「原爆資料館の見学」でした。

  「原爆資料館の見学」88%
  「原爆慰霊碑への献花」81%
  「核兵器廃絶に向けた演説」68%
  「被爆者との対話」58%
  「被爆者への謝罪」14%

 「原爆資料館の見学」を挙げた人の中には「核兵器の怖さを目で確かめてほしい」とか「声なき無念を感じてほしい」といった意見があったそうです。

 逆に謝罪を求める声は少なかった。
 その理由を、広島市立大学広島平和研究所の水本和実副所長はこう述べています。

  「単純に忘れたとか許したのではなく、魂に染みついた悲惨な体験だから本当は許せないが、それだけでは前に進めないと悩んだあげくの結論だと思う」

 オバマ大統領の謝罪はなかったけれども、報道を見る限り、やはり多くの被爆者の方が「うれしかった」「ありがとう」と、前向きな感想を述べていました。

 過去にこだわりすぎたり、謝れと要求するだけでは、決して前には進めませんからね。


 韓国の皆さんもいい加減そのことに気づいてほしい(無理か)。

 ついでに中国の皆さんも気づいてほしい(こっちも無理か)。


 もうひとつ、この機会に紹介したいお話があります。
 5月24日の産経新聞に掲載された読者の方の投稿です。

【製造者の心も傷つけた原爆
 千葉県佐倉市 会社員 福田吉修さん(63歳)

 オバマ大統領が広島を訪問すると決まり、私は28年前に機中で隣り合わせた初老の米国人男性の顔を感慨深く思い出した。
 商社の米国駐在員だった私は、テネシー州ナッシュビルからシカゴへ向かう機中にいた。
 すると、隣の男性が話しかけてきた。
 「1945年8月のことを知っているか」。
 私が「15日は終戦の日だ」と答えると、男性は「私が言っているのは6日のことだ。米国が広島に原爆を投下し、人類史上最大の汚点を残した日だ」とまくし立てた。
 話を進めると男性は泣き出し、「自分は原爆製造に一介の技術者として従事していた。しかし、何の目的で使用するのか全く知らされていなかった。本当にすまない」と涙で頬をぬらした。
 返す言葉もなかった。
 原爆はテネシー州オークリッジの秘密工場で製造され、多くの従業員が戦後、精神疾患になったという。
 原爆は製造に携わった人の心も傷つけたことを私は知った】

 
 28年前ということは、1988年ですね。戦後43年。

 私たちは広島・長崎の原爆について、被害国の立場でしか考えませんが(当然です)、加害国すなわちアメリカには、このような経験をし、悲しみを抱え続ける人もいる(いた)のですね。

 この米国人男性のように原爆製造に携わった人たちは、精神的な傷は負っても身体的な傷を負ったわけではないし、加害者側が何を言っているのだと、憤る方もいるでしょう。

 それでもあえて私が言いたいのは、落とされた側はもちろん落とした側も決して幸せではいられない、トラウマを抱える人が大勢いる、その意味でも核兵器は二度と使われることがあってはならないということです。

 このことは、アメリカだけでなく核保有国の方々全員に理解してもらいたいと思います。


 最後になりましたが、
 5/20:オバマ大統領の広島訪問を基本的に歓迎します
 に対して、読者の皆様からさまざまなご意見をいただきました。
 ありがとうございました。

 私とは異なるご意見も多かったですが、それでも、どのご意見にも「一理あるなぁ」と思える部分があり、大変勉強になりました。

 たぶん今回も「異論あり!」という方がおられると思いますが、どうぞ忌憚なきご意見をお聞かせ下さい。






※おまけのツイート


※拙ブログ関連エントリー
・(旧ブログ)05/8/8:「たかじん委員会」辛坊さんが原爆で左派教育者批判
07/7/1:「原爆投下はしょうがない」発言について
07/7/6:「ムーブ!」日本の“原爆歴史観”
08/10/28:【アンケート】「日本は核武装すべきですか?」結果と全コメント(1)
08/10/28:【アンケート】「日本は核武装すべきですか?」結果と全コメント(2)
13/5/24:『原爆投下は神の懲罰』安倍政権に対する韓国の嫉妬
13/8/12:「はだしのゲン」より、こうの史代さんの漫画をお薦めします
16/5/20:オバマ大統領の広島訪問を基本的に歓迎します

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Comments

 自分の親族や、ましてや自分自身が被爆者ではない立場からの考えですが、この米国大統領の広島訪問で大きな区切りになったと思います。去年の安倍総理の上下両院での演説などの行為に日米双方の中に批判があり、今回のオバマ大統領へも批判が起こるかもしれません。そのリスクを承知で実行してくれた安倍総理とオバマ大統領には、良く決断して下さったと思います。

 しかし、核兵器廃絶は現実的には非常に難しく、もしかすると中国・ロシア・北朝鮮に韓国まで核保有する可能性が有ることは忘れてはいけないと思います。

【広島被爆米兵の名前を刻んだ日本の歴史家】
・・・1945年8月6日に広島に落とされた原子爆弾によって亡くなった犠牲者の中には、12人の米兵捕虜も含まれていた。アマチュア歴史家の森重昭さんは、40年以上を費やし、被爆米兵の遺族を探し当てた。・・・
http://www.nippon.com/ja/people/e00097/

 オバマ大統領と話をした、二人目の被爆者の方である森重さんの業績が書かれた記事が有りました。そして昨日のインタヴューで森重さんは、マスコミが原爆の資料に基づいて報道しているはずなのに、いくつも間違った報道があると発言していました。こういうことこそ、何を間違ったのかマスコミはキチンと調べて報道してほしいです。

 ケネデイ大使の下記のツイッターを見ていたら、「私たちは過去の過ちを繰り返すことはない。過去から学び、選ぶことができるからだ。」という言葉が、原爆死没者慰霊碑の、「過ちは繰返しませぬから」と呼応しているように見えました。本当の意味は分かりませんが。

https://twitter.com/CarolineKennedy/status/736139785895481344
都民です。 | 2016/05/28 06:03 AM
韓国人被爆者団体とやらが謝罪と賠償ツアーに日本に来ていましたが・・・東京都心でも警戒中なのに近付ける訳無いだろと。まあ「日本は自分たちにしかるべき便宜を図って当たり前」とでも思ってたんでしょうかね。韓国が意図しようがしまいが大韓航空と言い疫病神としか思えませんね。

スピーチの内容も良かったですが、個人的には折り鶴に使っていた紙が気になりました。綺麗で上品な柄の和紙?ですよね。
yuri | 2016/05/28 07:50 AM
> 私の夫なんかは、「オバマは宿題が残ってたから

旦那様に賛成一票 (^^)

メディア報道が信頼できればですが、多くの被爆者の方が肯定的な感想を持たれたならオバマの広島訪問に相応の意義はあったのでしょう。
「謝罪しない」ことを実践して頂いたことも、日本の特定アジアに対する態度として模範を示して頂いたという意味での意義もありました。

しかし...

くどいようですが、オバマは「核なき世界」に向けては口だけで何もしなかった。それが疑いもない事実です。
オバマは口だけで何もしなかったので否定的に言っていますが、そもそも「核なき世界」を目指すのが正しいのかは疑問です。

原爆死没者慰霊碑の文言「過ちを繰り返しません」からわかるように、この辺日本人は実にナイーブだと思います。
「誰が繰り返さない」かの主語が無く曖昧というのは良く言われますが、そもそも「過ち」が核兵器使用全般なのか日本人の被害を意味しているのか...

日本人の被害を防ぐ意味では、日本が核武装するのが一番の早道かもしれません。
トランプ氏が大統領に選出されるのか、選挙中の言葉が口だけなのか不明ですが、日本の核武装に道が開かれるかもしれません。
自分は「それもアリかな」と考えますが、「それはダメだ」と思われる方は是非銘記して下さい。
オバマが、アメリカ現職大統領が「道義的責任(moral responsibility)」言っていれば、例えトランプ氏が大統領になったとしても、レガシーとして新大統領に縛りを与えたであろうことを
ムムム | 2016/05/28 07:52 AM
こんにちは。
マスコミをはじめとして謝罪ガーと低次元の話題を振りまくから慎重な言葉を選んではないかと思います。
事前に謝罪という話題がなければ道義的責任について言及したと思います。
今朝の朝刊でもオバマ氏の謝罪まなかったと報じる始末。
マスコミや記者にとってそんなに謝罪という言葉が重要なキーワードなのでしょうか?
多くの被害者が望まない謝罪という言葉を振り回したマスコミの罪は重い。
kazuasa | 2016/05/28 08:57 AM
同感です。
被爆者の方が軽く頭を下げているのにオバマ大統領は直立のまま、しかも歯を見せて「二カッ」と笑顔を作りました。せめて軽く腰をかがめて静かに微笑んで欲しかったです。それと、演説は何か他人事のようでしたね。まるで広島の人が自然災害に遭ったかのように。謝罪しろとまでは言いませんが「どこの国が」落とした爆弾なのか「アメリカが投下した」という事を言って欲しかったです。資料館の滞在時間が短い事にも憤りを感じました。
tm | 2016/05/28 10:18 AM
オバマ大統領の広島演説を全文載せてくださってありがとうございます。

オバマ大統領の態度も大変立派で、被爆者たちの心も随分と慰められたのではないかと思いました(サミット関連のテロがなかったのもよかった)。
本当に、アメリカの大統領としては来るだけでも難しいことだったと思うので、来てもらって原爆資料館を見て行ったのなら、とりあえず「最初の一歩」と思えます。

謝罪が欲しいという声はあるけれど、確かに謝罪してもらえば気が済んだような気持ちになるけれど、現在の私たちの気が済んでもやってしまった罪が軽くなるわけでもない。
民間人を虐殺してはいけない、というのは現在の考え方であって、当時は違っていた。
当時のアメリカ大統領が「現在と未来のアメリカのために日本に原爆を使うのが良い」と当時判断した。それは事実。トルーマン大統領も当時のアメリカ国民にも未来が見えるわけでもないのだから・・・。
ましてや今のアメリカ大統領に謝罪してもらっても、犠牲者はもうほんの僅かしか生き残っていない。謝罪されても本当に犠牲になった人たちは、謝罪について「許す」「許さない」も意思表示ができない。謝罪されても現在アメリカの傘の下で楽しく暮らしている私たちに「許す」「許さない」等、批判して意思表示する資格があるのか疑問。
だから、私が欲しいのは謝罪ではなく「今から思い返してみれば原爆は良くないことだった」という言葉です。
しかしアメリカ大統領としては「今から思い返してみれば」とつけても原爆を否定することはできなかったんでしょうね。
「原爆が被害をもたらしたこと」「核のない世界を目指していくこと」に言及することで、言葉ではなく【態度】で原爆を否定していると考えます。
態度や言葉よりもこれから実行することが重要ですが、アメリカが核を増やさなければインドやら新しい国が核を持つ止にはなるのかなあと、思える程度です。
核拡大を抑止するのが精一杯で核縮小は難しそう・・・でも繋げていかないと、どうにもならないですもんね。
オバマ大統領は十分頑張ったなあと思う次第なのでした。
人はそれぞれ正義があって | 2016/05/28 11:17 AM
道義的責任とは,
人に言うことではなく自分に言う言葉.

昔の人は知っていた筈だが,
GHQの工作によって価値観が狂った人達が
道義的責任を他人に向けて言い始めたのだと思う.
いわゆる人道的犯罪だ.

米大統領の広島訪問は重要な歴史的事実.
ブッシュ大統領がヤルタの地でヤルタ会談を
批判したことと合わせて考えられるべきだ.
これは日本では殆んど報じられなかったが,
米国のF.D.ルーズベルト大統領が東欧諸国を
ソ連に貢いだことを認めて反省した行動だ.

フーバー大統領の"Freedom Betrayed"が
米国に大きな衝撃を与えつつあると聞く.
現在, 翻訳中であるらしいが, これが出版
された時に日米開戦がどれほど間違った
前提の下で始められたのか, そして戦後の冷戦の
真の責任は何処にあるかが分かる.

FDRの前の大統領が, 原爆投下は全く必要なかった,
日本は終戦に向けての米国の助力を求めていた,
と書いているのだから.

フーバー大統領の本が日本で当たり前であったなら
広島訪問はこれほど幸せな形にはならなかった.
タイミング的には今がちょうど良かったのだろう.
広島にもオバマ大統領にも.
ちび・むぎ・みみ・はな | 2016/05/28 01:26 PM
更新乙です。
米国を取り込もうと躍起になってた中共の焦りっぷりがw
日本のマスゴミは例によってあまり伝えないけど
オバマ訪広は中共への大きな牽制になりましたね

>tmさん
あれ自分も不謹慎だと当初は思ったんだけど
坪井さんが「オバマさん、あんたプラハの演説でノーベル平和賞とったんだから
遊んどったらだめですよ」って話しかけたんで
それでオバマは笑ったらしいです
よく見たら隣りの安倍首相も笑ってますしw

資料館もっとじっくり見てほしかったのは同感です
折り鶴の話はよかったけど時間短すぎて
いちおう行きましたよってアリバイづくりっぽいですよねw
無頼 | 2016/05/28 01:45 PM
被爆者および関係者の方にとって意義があったことならばよかったことだと思います。
yd | 2016/05/28 01:56 PM
くっくりさん。こんにちは。
取り上げてくださってありがとうございます。
ぼくの母は観音町という地で4歳のときに被爆し、晩年は原爆症による悪性リンパ腫を発症、7年闘病して、最期は全身が癌に侵され死にました。ぼくが19歳の時です。
祖父も原爆症で死にました。祖母と(当時)生後一歳の叔母は爆風による家屋の倒壊で即死したそうです。
生命の奥底からアメリカを恨んだ時期もありました。

そんなぼくはザ・ボイスで訪広の内幕を青山さんから知り、激怒していました。昨日までは。

ところがスピーチを聴き、考えが変わりました。
原爆が国際法上、戦争犯罪であり、明確な人体実験であったことを、広島県民の多くは知っています。
広島には「ウランを用いたガン-バレル型原爆」を“一度も実験に成功していない”のに落としたことも同じく知っています。
被爆した少年少女を治療せず長年データ取りしたこともよく知っています。
というか自然に耳に入ってくるんですね。「わたしが小さい時に比治山に連れていかれたんよー…」みたいな感じで。
そんな悪魔の所業を、広島と長崎は70年を掛けて乗り越えました。

そして昨日。スピーチの結句にぼくは驚きました。
「That is a future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare but as the start of our own moral awakening.」
少なくともぼくの知人の周りでもこの発言は予想外でした。
本文で紹介されている訳文は若干ニュアンスが異なっています。
拙い直訳で申し訳ないのですが…
「これは私たちの選べる未来である。広島と長崎の未来は、核戦争の始まりとしてではなく、私たち自身の道義的目覚めの始まりとして知られることになる。」
これこそ私たち被爆者と家族の最も言いたいことです。

法的観点で見れば、幾らでも言いたいことがあります。

しかし。今はただ、一つの区切りをやっと迎えられたと申し上げたいです。
望月 宏章 | 2016/05/28 05:05 PM
>この米国人男性のように原爆製造に携わった人たちは、精神的な傷は負っても身体的な傷を負ったわけではないし、加害者側が何を言っているのだと、憤る方もいるでしょう。

アメリカ軍兵士たちはかつて自国に核兵器のモルモットにされていた
http://youpouch.com/2012/02/23/56183/

※正確に言うと、肉体的ダメージを受けた米国人もいます。

広島・長崎原爆で奇形児が少なかった訳=カラクリ
http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/5822795.html
トルーマン大統領は原爆の惨状についての報道を一切禁止し、被爆治療を徹底的に妨害した。
そして被爆者を「治療」せず「実験動物」のように観察する組織「ABCC」
(原爆障害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)を広島・長崎に設置した。

※千歩譲って米国の主張する様に原爆投下に正当性が有ったとしても、日本人及び自国民もモルモットにした罪は消えません。

特亜諸国の様に「謝罪と賠償を」なんて言う気は有りませんが・・・
taigen | 2016/05/28 06:13 PM
まず、今回の出来事に対して、両首脳が水面下でかなりやりあったと思います。まあ、オバマ氏がプラハでの演説でやらかしたのが、日本にはかなりのプラスになったのは間違いないでしょう。

それはともかく、まず、原爆投下をしたアメリカの現職大統領が広島を訪れたことが、何よりの成果かと。

いろいろ変な要求を募らせている団体が多いのですが、それは筋違い。本来の目的と離れた雑音は、無視すべきです。
特にお隣の方々は。

あとは、この事を元に、国際法違反である「事実」を認識させられるかも、課題となりますね。
あちらの言い分(100万人以上が助かった)は、単なる詭弁なのですから。
「謝罪だ賠償だ」と騒ぐ連中は、お隣に預けたいですねw
オルグイユ | 2016/05/29 03:09 AM
オバマさんも安倍さんも、いろいろな事情を鑑みて、これがせいいっぱいのところだったでしょうから、今回はこれでよかったんだと思います。

アメリカの3つの大罪は、インディアン虐殺、黒人奴隷、原爆投下と言われていますが、オバマさんはアメリカ大統領でありながら、犠牲になった人種の出身ですから、立場上言えなくても心から哀悼と鎮魂を捧げられたのだと思っています。

申し訳ないですが、これがオバマさんではなく、白人の大統領だったら、なんとなくうそ臭いパフォーマンスに見えてしまったかもしれません。
深雪 | 2016/05/29 02:08 PM
「日本の核武装」に関しては、トランプ候補以前から国際関係論のネオクラシカル・リアリズム(新古典的現実主義)派の人たちの中で提唱してる人がいます。
最近はブッシュ政権時代に国連大使を務めたジョン・ボルトン氏も主張しています。
http://www.sankei.com/world/news/130223/wor1302230007-n1.html
トランプ候補はその場の勢いと雰囲気で言っているような感じですが、「日本の核武装」はアメリカの軍備負担を減らす理論として存在しているのですね。

「道義的責任」も、これを主張した場合、他の核保有国が追従してくれなければアメリカだけがその縛りを受けることになり、核バランスに変化が生じる可能性があるので、アメリカの核に依存している日本も影響を受けることになるという危険性は存在していたと思います。
それに、この広島訪問とは性格が違う安倍首相の真珠湾訪問も一部で言われ始めましたが、仮に行かなければならなくなったとき、謝罪はもとよりこの道義的責任もついて回る可能性があり、これに中国や韓国が絡んでくる可能性が無いとは言えないと思います(後半の真珠湾の説明はちょっと飛躍している感がありますが…)。


あと、
>インディアン虐殺、黒人奴隷、原爆投下
がアメリカの3つの大罪だと誰が言っているのでしょうか?
検索しても出てこないのですが。
これらを挙げてアメリカを非難しているものはいくつか出て来るのですけど。
しかも内容からして、根本からアメリカが嫌いな人たちのようです。
すぷー | 2016/05/30 10:40 PM
すぷーさん:
深雪さんとはソースが違うと思いますが、5/28(土)の朝日放送「正義のミカタ」で、モーリー・ロバートソンさんが同様のことを言われているのを見ました。

アメリカ歴代大統領が触れてはいけない3大黒歴史
(という言い方が適切かどうかはともかく、と、司会者の東野幸治さんの補足付き)
・先住民族の虐殺
・黒人奴隷制度
・世界唯一の原爆使用国

https://www.youtube.com/watch?v=kpW0ORSwZ0s
38:00頃からです。
モーリー・ロバートソンさんのプロフィール紹介は35:15頃から。
くっくり@管理人 | 2016/05/30 11:25 PM
くっくりさんありがとうございます。
「三つの罪」ではなく「三大タブー」ですね。

私はこの手のタブーは価値観の変化が原因の場合が多いと思います。
これらが行われていた時代は問題とされていなかったことが、時代が進み、人々の意識が変化したせいで現在の価値観と合わなくなってしまった。
特に前の二つはそうでしょう。
このような流れを考えると、私たちが現在の価値観で歴史上の出来事を根拠にその国を非難できるのかという疑問を感じるのです。
特にその出来事が昔であればあるほどに。
なので宗教的、情緒的に罪というのはわかりますが、他人がそれを根拠に非難するのは少し違うのではないかと思ってしまうのですよね。


余談ですが、岡田斗司夫氏が言ってる原爆投下ショーは、これと同じかはわかりませんが、私も80年代〜90年代初頭に雑誌記事で読んだことがあります。
真珠湾攻撃から始まり原爆投下で終わる「対日戦ショー」と言った方がいいようなものでしたが。
巨大な軍艦の模型を動かしてミッドウェー海戦などの模擬戦を行い、最後に火薬を爆発させて原爆投下シーンを作り出すというものでした。
雑誌記事ではそこで拍手喝采、ではなく静まり返って、そのあとのスタッフとの交流会で「原爆を投下してくれてありがとう」としんみりと言う子供がいたと締めくくっていましたね。
エノラゲイも、私が小学生の70年代に、解体されて野外で野ざらしにされたままの機体を伝えるニュースがあったことを覚えてます。
このニュースを見たとき、アメリカでも原爆の扱いは微妙なのだなと感じたことを覚えてます。
エノラゲイ展示の動きが出てきたのは大戦後何十年もたってからなのです。
すぷー | 2016/05/31 11:30 PM

青山繁晴 オバマ大統領の広島訪問は偽善の上塗り。総理は謝罪を求めるべきだった。
http://tokumei10.blogspot.jp/2016/05/blog-post_44.html
青山繁晴先生 | 2016/06/01 02:46 PM
青山繁晴先生さん:
それはかなり古い発言ですね。
この拙記事の本文(追記も含めて)もう一度ご覧になっていただければ幸いです。
くっくり@管理人 | 2016/06/01 03:31 PM

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