園遊会で陛下が台湾代表にお声を&女系天皇論者は「核家族継承論者」
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4月19日、天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が2年ぶりに催されました。
前の週、公務に復帰されたばかりの天皇陛下。
例年は、両陛下がそれぞれねぎらいのお言葉をかけられるため、皇后陛下は天皇陛下と少し距離を置かれて歩かれます。
しかし、この日は天皇陛下のご体調を心配されてか、寄り添われ、時にはお手を添えられ、歩かれていましたね。
そして、この日の園遊会では感動的なエピソードがありました。
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4月19日、天皇皇后両陛下主催の「春の園遊会」が2年ぶりに催されました。
前の週、公務に復帰されたばかりの天皇陛下。
例年は、両陛下がそれぞれねぎらいのお言葉をかけられるため、皇后陛下は天皇陛下と少し距離を置かれて歩かれます。
しかし、この日は天皇陛下のご体調を心配されてか、寄り添われ、時にはお手を添えられ、歩かれていましたね。
そして、この日の園遊会では感動的なエピソードがありました。
台湾の駐日大使に相当する方が園遊会に招かれ、天皇陛下が「台湾ありがとう」とお声をかけられたのです。
【春の園遊会で台北駐日経済文化代表処の馮寄台(ひょう・きたい)代表にお声をかけられる天皇陛下=19日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑(産経新聞2012.4.19 23:15)】
短いですが、毎日新聞に独立した記事が載っています。
■春の園遊会:陛下「台湾ありがとう」…駐日代表に(毎日新聞2012年04月19日20時38分(最終更新04月20日00時41分))
記事にもあるように、東日本大震災では、台湾から約200億円もの義援金が寄せられました。
この額は、世界各国から寄せられた義援金の中でダントツ1位です。
台湾の方々の支援に対する感謝のお気持ちを、陛下は表されたのでしょう。
国民を代表して、改めておっしゃってくださったのだと思います。
陛下、ありがとうございます。
それに加えて、あるいは今年3月11日の東日本大震災1周年追悼式における、日本政府の台湾への無礼*1に対する「お詫び」の気持ちも込められていたのかもしれない、と個人的には思ったりもしています。
*1 日本政府は「不手際」により、台湾代表として台北駐日経済文化代表処から出席した羅坤燦(ら・こんさん)副代表を2階席に座らせ、国名などを読み上げる「指名献花」の対象からも外してしまいました(こちら参照)。
なお、このことは台湾のメディアでも報道されました。
台湾外交部の章計平報道官はこうコメントしたそうです。
「日本各界の台湾への感謝の行動と、天皇が馮寄台氏に感謝のお言葉を述べられたことは、どれもが台日政府間の友好関係、民間の深い友情を代表するものだ」(「台湾は日本の生命線!」さん参照)
台湾の皆様には改めてお礼を申し上げます。
震災では温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
さて、ここからは、女性宮家創設問題と皇位継承についての論説をひとつご紹介します。
「正論」2012年4月号からの引用です。
しかも、読者の投稿ページです。
「正論」読者諸氏の投稿は意外と参考になることが多いです。
素人だからって侮れません。
【愛知県豊田市の自営業、鈴木国明さん(64歳)
女系宮家を隠れ蓑にして、女系天皇誕生の策謀が着実に進んでいるように思われる。国民も、将来天皇となる可能性を持つ旧宮家の復活には、自分達と同じ庶民生活をした者の末裔など、とても尊崇できないと、かなり強い拒否感を持っている。むしろ男女同権の世の中だから、女系の天皇が出現する方がましだと、漠然ながら思っている。しかしこれは天皇制を衰微させようとの、女系論者の本当の目的に気付かない、誤った考えである。
女系天皇容認論は、男系にかえて女系天皇制にする、というものではない点に、よく注意すべきである。天皇の子供に男子がいなかった場合、従来のように幅広く親戚の中に適格者を探すのではなく、その家の女の子に皇位を継承させるというものである。つまり核家族で皇位を継承してゆこうというものである。
具体的には皇太子が皇位を継承した場合、もし今後も男子が誕生しなかったとして、愛子内親王が次の天皇となり、彼女が設ける家庭の子供に皇位を継承してゆくというものである。皇太子家という核家族だけに、皇位継承を限定するのである。
だから女系天皇論者は、正確に言うと、核家族継承論者というべきなのである。彼らは自分達の正体を隠して、国民を騙しているのである。
継体天皇を持ち出すまでもなく、天皇位は核家族やファミリーで継承されてきたものではない。天皇位を一族の中ではあるが、男系という幅広い範囲に拡大していたから、日本では王朝後退が起こらなく、天皇制は近代国家日本の機軸足りえたのである。天皇位は決して一家族の占有物ではない。一家族の占有物とは各国の王室である。もし日本でも天皇位が一家族の専有物であったなら、恐らく武烈天皇の後には新王朝が出現し、蘇我馬子は崇峻天皇を殺した後自分の王朝を立てたであろう。
日本では天皇位が家族を超えて、男系という幅広い範囲に拡大されていたから、一系の天皇制が続いてきたのである。それを家族の占有物に縮めようとするのだから、女系論者の真の狙いは、遠い将来にしても、天皇制の消滅にあるといってよく、国民は騙されているのである。
旧宮家について言えば、所詮人は制度の中で役割を演じるものである。一代経てば、自然と崇敬の念が持てるようになろう。】
私にとって、この鈴木国明さんの投稿は“目から鱗”でした。
なるほど、そういう視点もあるんだなと。
女系天皇問題(皇位継承問題)に「核家族」の要素を取り入れて論じるということを、少なくとも私はこれまで見聞きしたことはありませんでした。
今、試しにネットを探してみたんですが、やはりほとんど見当たりません。
そのほとんどない中から見つけたのが、こちらです。
女系天皇問題が喧(かまびす)しかった頃の記事で、やや古いのですが…。
・RedFoxさん>「女系天皇論」に関して(2005/11/17(木))
ここ数十年、日本は核家族化が急速に進んでいます。
親戚とのつながりも薄くなってきているようです。
それだけに、今の多くの日本人は「直系継承」の方がイメージしやすいのでしょう。
そのことも、「女系天皇でもいいんじゃない?」という安易な意見につながる原因のひとつになっているような気がします。
ちなみにRedFoxさんは、記事の続きにこう書かれています。
私はこのご意見に全く賛成です。
私は浅学ですし、直感的に物を考えるタイプの人間ですが、その私が2005年当時から言ってきたのが、次の2点でした。
「こんなにも長きに渡って先人が守り続けてきた男系継承という日本の伝統を、私たちの世代で安易に変えてしまってよいものでしょうか?」
「これまでも皇室は決して楽に男系を続けてきたわけではありません。苦労しながら懸命に男系を維持してきたわけで、あえて困難なことを続けてきた以上、そこには何ものにも代え難い意味があるはずです」
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※拙ブログ関連エントリー
・06/2/15付:皇室の歴史と伝統を守ろう。男系維持する方法あります。
・06/8/31付:「アンカー」皇室はどうあるべきか?
・06/9/12付:「たかじん委員会」秋篠宮家に親王ご誕生で皇室典範改正は?
・08/10/11付:天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)
・09/4/16付:「アンカー」皇室のふたつの重大危機 雅子妃ご病気と男系継承
・12/1/12付:「アンカー」女性宮家創設の狙いは女系容認!その前に旧宮家復帰を
・12/3/3付:旧皇族の“覚悟”&旧皇族復帰という選択肢を無視するメディア
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【春の園遊会で台北駐日経済文化代表処の馮寄台(ひょう・きたい)代表にお声をかけられる天皇陛下=19日午後、東京・元赤坂の赤坂御苑(産経新聞2012.4.19 23:15)】
短いですが、毎日新聞に独立した記事が載っています。
■春の園遊会:陛下「台湾ありがとう」…駐日代表に(毎日新聞2012年04月19日20時38分(最終更新04月20日00時41分))
【台北・大谷麻由美】台湾の駐日大使に相当する馮寄台(ひょう・きたい)台北駐日経済文化代表処代表は19日、東京・赤坂御苑で開かれた天皇、皇后両陛下主催の「春の園遊会」に招かれた。
台湾の駐日代表が園遊会に招かれるのは、日本と台湾が1972年に断交して以来初めて。
東日本大震災では、台湾から義援金約200億円が寄せられた。
外交筋によると、陛下は馮代表に対して「台湾ありがとう」と声をかけた。
記事にもあるように、東日本大震災では、台湾から約200億円もの義援金が寄せられました。
この額は、世界各国から寄せられた義援金の中でダントツ1位です。
台湾の方々の支援に対する感謝のお気持ちを、陛下は表されたのでしょう。
国民を代表して、改めておっしゃってくださったのだと思います。
陛下、ありがとうございます。
それに加えて、あるいは今年3月11日の東日本大震災1周年追悼式における、日本政府の台湾への無礼*1に対する「お詫び」の気持ちも込められていたのかもしれない、と個人的には思ったりもしています。
*1 日本政府は「不手際」により、台湾代表として台北駐日経済文化代表処から出席した羅坤燦(ら・こんさん)副代表を2階席に座らせ、国名などを読み上げる「指名献花」の対象からも外してしまいました(こちら参照)。
なお、このことは台湾のメディアでも報道されました。
台湾外交部の章計平報道官はこうコメントしたそうです。
「日本各界の台湾への感謝の行動と、天皇が馮寄台氏に感謝のお言葉を述べられたことは、どれもが台日政府間の友好関係、民間の深い友情を代表するものだ」(「台湾は日本の生命線!」さん参照)
台湾の皆様には改めてお礼を申し上げます。
震災では温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
さて、ここからは、女性宮家創設問題と皇位継承についての論説をひとつご紹介します。
「正論」2012年4月号からの引用です。
しかも、読者の投稿ページです。
「正論」読者諸氏の投稿は意外と参考になることが多いです。
素人だからって侮れません。
【愛知県豊田市の自営業、鈴木国明さん(64歳)
女系宮家を隠れ蓑にして、女系天皇誕生の策謀が着実に進んでいるように思われる。国民も、将来天皇となる可能性を持つ旧宮家の復活には、自分達と同じ庶民生活をした者の末裔など、とても尊崇できないと、かなり強い拒否感を持っている。むしろ男女同権の世の中だから、女系の天皇が出現する方がましだと、漠然ながら思っている。しかしこれは天皇制を衰微させようとの、女系論者の本当の目的に気付かない、誤った考えである。
女系天皇容認論は、男系にかえて女系天皇制にする、というものではない点に、よく注意すべきである。天皇の子供に男子がいなかった場合、従来のように幅広く親戚の中に適格者を探すのではなく、その家の女の子に皇位を継承させるというものである。つまり核家族で皇位を継承してゆこうというものである。
具体的には皇太子が皇位を継承した場合、もし今後も男子が誕生しなかったとして、愛子内親王が次の天皇となり、彼女が設ける家庭の子供に皇位を継承してゆくというものである。皇太子家という核家族だけに、皇位継承を限定するのである。
だから女系天皇論者は、正確に言うと、核家族継承論者というべきなのである。彼らは自分達の正体を隠して、国民を騙しているのである。
継体天皇を持ち出すまでもなく、天皇位は核家族やファミリーで継承されてきたものではない。天皇位を一族の中ではあるが、男系という幅広い範囲に拡大していたから、日本では王朝後退が起こらなく、天皇制は近代国家日本の機軸足りえたのである。天皇位は決して一家族の占有物ではない。一家族の占有物とは各国の王室である。もし日本でも天皇位が一家族の専有物であったなら、恐らく武烈天皇の後には新王朝が出現し、蘇我馬子は崇峻天皇を殺した後自分の王朝を立てたであろう。
日本では天皇位が家族を超えて、男系という幅広い範囲に拡大されていたから、一系の天皇制が続いてきたのである。それを家族の占有物に縮めようとするのだから、女系論者の真の狙いは、遠い将来にしても、天皇制の消滅にあるといってよく、国民は騙されているのである。
旧宮家について言えば、所詮人は制度の中で役割を演じるものである。一代経てば、自然と崇敬の念が持てるようになろう。】
私にとって、この鈴木国明さんの投稿は“目から鱗”でした。
なるほど、そういう視点もあるんだなと。
女系天皇問題(皇位継承問題)に「核家族」の要素を取り入れて論じるということを、少なくとも私はこれまで見聞きしたことはありませんでした。
今、試しにネットを探してみたんですが、やはりほとんど見当たりません。
そのほとんどない中から見つけたのが、こちらです。
女系天皇問題が喧(かまびす)しかった頃の記事で、やや古いのですが…。
・RedFoxさん>「女系天皇論」に関して(2005/11/17(木))
■男系とは古来の「家」の定義・概念
継承者は本来一族から選ぶものであって、直系や第一子にこだわるという「核家族的概念」はむしろ近代の産物である。天皇が終身在位で直系なのは明治天皇以降のことで、つまり明治天皇から皇太子殿下まで直系で男系が、たまたま一世紀半続いただけのことである。
例えば徳川幕府の場合でも、宗家(本家)が度々絶えたため、御三家から将軍が出ているが、あくまでも男系である。徳川吉宗の場合紀伊家の三男であり、本来は継承順位は低かったにも関わらず、宗家の継承者が次々と死亡、更に吉宗の二人の兄が死亡したため将軍になった例である。吉宗も男系。
徳川家など日本の江戸時代の武家で現在も後取りが続いている家が多いが、女性は本来は他家に嫁ぐ者として、家の継承者として扱われていないため、これらの武家の継承者も全て男系のはずである。
男系が絶えるということはすなわち家が断絶するということを意味する。男系とは、遺伝子や染色体の問題ではなく、古来よりの「家」の定義と概念の問題である。千年単位の伝統に、遺伝子論など近代生物学の概念を持ち出すのはナンセンスに過ぎない。
ここ数十年、日本は核家族化が急速に進んでいます。
親戚とのつながりも薄くなってきているようです。
それだけに、今の多くの日本人は「直系継承」の方がイメージしやすいのでしょう。
そのことも、「女系天皇でもいいんじゃない?」という安易な意見につながる原因のひとつになっているような気がします。
ちなみにRedFoxさんは、記事の続きにこう書かれています。
「伝統」とは継承することによってその価値と存在意義が引継がれるものであり、一度途絶えさせてしまえば、何千年もの歴史の重みを捨て去ることになる。「何故男でなくてはいけないか」の論議など、何千年も続いた歴史と伝統の重みの前には論じる価値は全くない。私達に出来ることは、中国のように伝統を一時の価値観で捨て去るのではなく、歴代の先人達が今まで絶やさず残して来たものを後世に伝えることである。
要するに、日本の皇室の流れを捨て去る事は、2600年余りの歴史を持つ皇室が終焉し、21世紀に創設された「旧天皇家の血をひく新たな王族」となると言っても過言ではない。「識者」と言われる人達は、日本の歴史に対し一体何の権限と資格があるのか。「朝敵」として平将門や足利尊氏と共に後世まで語られることになるだろう。
私はこのご意見に全く賛成です。
私は浅学ですし、直感的に物を考えるタイプの人間ですが、その私が2005年当時から言ってきたのが、次の2点でした。
「こんなにも長きに渡って先人が守り続けてきた男系継承という日本の伝統を、私たちの世代で安易に変えてしまってよいものでしょうか?」
「これまでも皇室は決して楽に男系を続けてきたわけではありません。苦労しながら懸命に男系を維持してきたわけで、あえて困難なことを続けてきた以上、そこには何ものにも代え難い意味があるはずです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー
・06/2/15付:皇室の歴史と伝統を守ろう。男系維持する方法あります。
・06/8/31付:「アンカー」皇室はどうあるべきか?
・06/9/12付:「たかじん委員会」秋篠宮家に親王ご誕生で皇室典範改正は?
・08/10/11付:天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)
・09/4/16付:「アンカー」皇室のふたつの重大危機 雅子妃ご病気と男系継承
・12/1/12付:「アンカー」女性宮家創設の狙いは女系容認!その前に旧宮家復帰を
・12/3/3付:旧皇族の“覚悟”&旧皇族復帰という選択肢を無視するメディア
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Comments
台湾の馮寄台(ひょう・きたい)台北駐日経済文化代表処代表に
「台湾ありがとう」と言って頂いてほっとしました。
しかし、天皇陛下はただ一言をいう為に、沢山の参列者のプロフィーを確認しております。
大変な重労働だと思われます。
ただ、挨拶されているだけでありません。
本当にありがたいことです。
陛下の体を考えると、皇太子に業務をお譲りになって、京都御所にお帰り頂きたい。東京にいると仕事を減らすことはできないでしょうから。
ところで、一つお願いがあるのですが皇室の方々のエントリのときにアップや正面を向いた御影が最初の説明部に登場するのは出来れば控えてもらえないでしょうか。もちろん何を掲載するかは個人の自由だと承知していますが、悲しいかな日本人なもので何の心構えなく登場されると緊張してしまいます(汗)。
確かに、現在の天皇の『地位』は現憲法によって規定されたものです。しかし、天皇の『存在』はそのものは憲法以前、近代化以前の日本の歴史と伝統によって規定されてきたわけです。
万々が一、現皇室の男系が断絶して女系天皇が法律上誕生したとしても、在野には男系を継承している方が多数残されることになります(皇籍離脱をした旧皇族だけでなく、近年臣籍降下した方を含めると数十名に及ぶと聞いたことがあります)。
たとえば、この内の御一人が古式に則り、践祚して天皇を名乗った場合、日本の歴史と伝統から見れば在野の天皇こそが「本物」、法律上の天皇は「偽物」ということになるのではないかと思うのです。
だとしたら、やり方は色々あると思いますが、こうした混乱が起こらないように、できるだけ両者を一致させるように考えるの筋で、その際の理屈はどうでもよいとすら思えるのですが。。。
日本国内の混乱は避けられ
ませんね。
自衛隊もクーデター起こす
大義名分が一つ確保できる。
そこまでいかんでも成り上がり
のチャンスですわな。
?天照大神が女性神ということはご存じですよね?その時点で女系継承されているので、万世男系というのはウソではないですか?
?旧宮家復帰とおっしゃいますが、その中で復帰すると言っているのはどこの誰ですか??
?万が一そのような方がいたとして、みなさんはその人たちを現在の皇族の方々と同じように敬えますか?
?竹田恒泰さんは、どうも憲法九条護持の思想をお持ちのようですが、それでもOKですか?
失礼ながら、真面目に言っているならまともな日本人かどうか怪しいですし、「釣り」のような気がして仕方がないのですが、一応反論しておきます。
>天照大神が女性神ということ…
神話と歴史を混同しないようにw
>復帰すると言っているのはどこの誰…
後述。
>…現在の皇族の方々と同じように敬えますか…
たとえば、一つの方法として、現在男系の後継者がいない宮家に、旧皇族から養子を迎えるという方法があります。これなら、実際に皇位継承が問題になる頃には何代か経っているでしょうから、ほとんど問題はないでしょう。
>竹田恒泰さんは…OKですか?
二番目の問題と併せて、以下の動画あたりをご覧下さい。
◆竹田 恒泰&金 慶珠(1〜4)
http://www.youtube.com/watch?v=IHqJwFUOogQ
http://www.youtube.com/watch?v=cbZZtIzUo3g
http://www.youtube.com/watch?v=cOZIAo6Cbko
http://www.youtube.com/watch?v=Eh_JVwFfqv4
過去には、当代の天皇と皇室の家長とが分離していた時代がありました。
一般的には「院政」と呼ばれる政治体制です。もう少し専門的に言えば、皇室の家長は「治天」といわれ、上皇(天皇経験者)がなるのが一般的ですが、特例として、天皇経験者でない「治天」も存在しています。
その歴史的実例からしても、憲法上の国事行為を行う人を「天皇」と呼び、皇室の家長を「治天」と呼ぶことは、現行体制下でも可能だと思われます。
追伸
小林よりのり氏に代表される直系至上主義は、核家族化と少子化により、「いとこ」すら親戚と認識できる人がいない(そもそも「いとこ」がいる人も減ってきている)現状の反映であるとの立論は見たことがあります。
そういう人であれば、三笠宮系の皇族を 「皇族でない」 と思うのは無理ありませんが、それは、皇室制度の伝統とは異なるような気がします。そして、そのような大家族制による 「絆」 というものの重要性が、東日本大震災以降、再認識されてきているのではないでしょうか。
その意味でも、女系派の認識は浅薄なものです。
>>peach
どこの動画でどのように論破されていたのでしょう?それが明記されていないと反論になっていませんね。
>>op
三種の神器ってわかりますよね?
戦後、三種の神器を守る・継承することで国体護持をしてきたという歴史的事実があります。
三種の神器は、天照大神から授けられたのですよね?神話を別にしろ、というのであれば、これまでの日本の国体って何なのでしょう?
それと、皇祖神は天照大神と明記されていますよね?どのような根拠をもって、神話を別にしろとおっしゃっているのでしょう?教えてください。
>>みなさま
これまでくっくりさんの記事、コメントを何度も拝読してきましたが、天皇陛下・皇室の方々のご意見を承るべきという意見を一度も目にしたことがありません。
皆様が、真の憂国の士であれば、まず皇室の皆様の意見を大いに参考にするという考えが出てくるのが自然と思うのですが・・・?
それが出てこないというのは、まるで皇室に対する敬意が無い人たちなのではないかと思えて仕方がありません。
そのような人たちが、仮に旧皇族の方たちを復帰させたとして、敬意を持つことができるのか、甚だ疑問です。
>これまでくっくりさんの記事、コメントを何度も拝読してきましたが、天皇陛下・皇室の方々のご意見を承るべきという意見を一度も目にしたことがありません。
私はご意見を承るべきと考えています。
・皇室の歴史と伝統を守ろう。男系維持する方法あります。(2)
2006-02-15 Wednesday
http://kukkuri.sakura.ne.jp/boyakikukkuri/index.php?eid=307
ただ、陛下や皇室の方々のご意見はなかなか私どもには届きません。
上の記事にあるように寛仁親王殿下、そして最近ではご長女の彬子女王殿下、こういった方々のご意見を拝聴する機会があっただけです。間接的には「陛下はこうお考えである」とか色々言われているようですが、勝手に忖度して(良かれと思ってのことかもしれませんが)言われている場合もあるようですし、私には判断がつきません。
それと、これは管理者としてのお願いなのですが、できれば今後は名前欄に名前(ハンドルネーム)を入れていただくと助かります。
強制ではありませんが、投稿規約では「お願い」という形でお願いしています。
http://kukkuri.jpn.org/blogkiyaku.html
天照大神や三種の神器云々を言いながら、天孫降臨に触れないのは何故?
神話において天照大神に日本を収めるように言われた邇邇藝命の末裔が天皇家なわけで。
天照大神を祖とする事と天皇家の男子による万世一系は矛盾しないよ?