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旧皇族の“覚悟”&旧皇族復帰という選択肢を無視するメディア

 これまで女系天皇容認派がたびたび主張してきた「旧皇族(旧宮家)の中で皇籍復帰を考えている人なんて誰もいない」、これがどうやら覆されそうです!?

 旧皇族の方々と皇統問題で意見交換をされた竹田恒泰さんが、「旧皇族の多くが皇位の男系継承を維持するために皇籍復帰を要請されれば、『一族として応えるべきだ』とする意向を固めている」という内容の論文を雑誌「正論」最新号(2012年4月号)に発表されました。
 このことは産経新聞でも報道され、ネットでもそれなりに話題になっているようです。

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 実は竹田さんはこの件についてはすでにツイッターやチャンネル桜などで発信されており(【竹田恒泰】女性宮家問題と旧皇族復帰について[桜H24/1/30] )、もうご存知の読者様もいらっしゃるでしょうが、私のようにそれらを見ておられない方も多いと思いますので、今回紹介させていただくことにしました。
 
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男系維持へ「一族として応える」 旧皇族の大半、皇籍復帰要請あれば 「正論」で明らかに(産経新聞2012.2.29 09:27)
 終戦直後に皇籍離脱した旧皇族の多くが、皇位の男系継承を維持するために皇籍復帰を要請されれば、「一族として応えるべきだ」とする意向を固めていることが分かった。主に現在の宮家と養子縁組することで、男系を継承することを想定している。

 旧皇族の慶応大講師、竹田恒泰氏(36)が、3月1日発売の月刊「正論」4月号に寄せた論文で明らかにした。皇統問題で旧皇族の意向が文書で公表されるのは初めて。女系天皇容認につながると懸念される「女性宮家」創設を念頭に、政府が検討する皇室典範改正作業への影響は必至だ。

 論文によると、竹田氏は昨年11月〜2月中旬、皇位継承問題について旧皇族20人以上と意見交換。大多数が男系の皇統は維持されるべきだと考えており、女性・女系天皇を積極的に容認する人はいなかった。男系維持のため皇籍復帰を要請されれば、「一族として要望に応える覚悟を決めておかなければならない」と考える人が大半を占めたという。

 論文は、寛仁親王殿下の長女、彬子さまが今年1月7日付の毎日新聞のインタビューで、女性宮家創設だけが議論される現状に「違和感」を表明、「男系で続いている旧皇族にお戻りいただくとか、現在ある宮家をご養子として継承していただくとか、他に選択肢もあるのではないかと思います」と発言されたことを紹介。このうち養子継承案が注目されているとし、旧皇族一族には少なくとも9人の未婚男子と、ここ数年内に結婚した5組の男系夫婦がいて、通常の養子や婿養子、夫婦養子となることが可能だと指摘している。

 竹田氏は「皇室から、そして国民から求められた場合には、責任を果たしていかなくてはいけないと(すでに)覚悟している者が複数いて、その数が増えつつある」としている。竹田氏が意向を確認した旧皇族は、占領政策で皇室が経済的に圧迫され、昭和22年に皇籍離脱を余儀なくされた旧11宮家(うち4家は廃絶)の男系子孫たち。

 というわけで、「正論」2012年4月号を書店にて買い求めてまいりました。

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 【皇統問題 旧皇族一族の覚悟】と題された竹田恒泰さんの「正論」掲載論文。
 結論から言うと、論文のうち旧皇族復帰に関する核心部分は、上記産経記事でほとんど述べられています。

 論文から核心部分を抜粋・引用しますと、こうなります。

●女性宮家創設の議論が始まった昨年11月から2月中旬までの間に、20人以上の旧皇族一族(占領軍の圧力により昭和22年に皇籍離脱した旧11宮家の一族)と会い、もしくは電話などにより、皇統の問題について意見交換してきた。この問題について話し合うために旧皇族の一部が集まった会合も複数回あった。

●誰が、いつ、どこで集まり、誰がどのような意見を述べたかなど、話の中身については一切語ることができないが、一連の対話のなかで私が思ったことを述べることにしたい。

●現状において、少なくとも私が接触した旧皇族の中で、女性天皇と女系天皇を積極的に容認する意見を持つ者は一人もいなかった。私の知る限り、大多数が、皇位は伝統に則り男系により継承されるべきと考えている。そして、現在進められている女性宮家創設の議論について、ほぼ全員が違和感を持っている。

●その上で、万が一、何らかの方法で旧皇族の皇籍復帰が求められる事態に至った場合は、一族としてその要望に応える覚悟を決めておかなくてはいけないと考える人が、大半を占めている。

ただし、自ら進んで皇族になることを希望する者はいない。皇室から、そして国民から求められた場合には、責任を果たしていかなくてはいけないと覚悟している者が複数いて、その数が増えつつあることは確かである。

●これまで、私が旧皇族と対話をしてきたことの所感を、折に触れてツイッターなどで発信してきたが、かなり大きな反響があった。これまで、旧皇族の動向が伝えられることがなかったこともあり、一族が危機感を持っていることが伝わっただけでも、意義があったと思う。

●旧皇族を復活させる方法と、宮家が旧皇族から養子を取る方法のうち、特に今注目されているのは養子案の方で、通常の養子だけでなく、婿養子と夫婦養子も検討されるべきだろう。旧皇族には私が確認しただけでも現在未婚の男子が9人以上いる。これらは、通常の養子と婿養子になることができる。また、旧皇族にはここ数年で結婚したばかりの者が5人程度いて、これらは、夫婦養子になることができる。また、今後子を授かる可能性がある夫婦も多く、しばらくは新たな男子が今後も誕生し続ける。幼児を養子とする方法も考えられるため、一口に「養子」といっても、様々な可能性があるといえよう。


 実は、今回の論文では大きく字数を割いて、竹田さんが平成17年に上梓された「語られなかった皇族たちの真実」(小学館)が出版に至るまでの長かった道のりが振り返られています。

 もちろんそれは竹田さんの個人的な思い出話などではなく、旧皇族の中でこの本を出版することについて強い反対があったものの瀬島龍三氏の「お許し」が出たことで状況が変化したこと、また、旧皇族の中でもその後意識の変化があったこと等が述べられています。

 また、一部で竹田さんご本人が皇族への復帰を希望しているかのような記事が見受けられますが、それは間違いであるとも主張されています。

これは『月刊現代』平成18年2月号の保阪正康氏の対談記事が根拠になっているようだが、事実無根であり、保阪氏はありもしない嘘を述べている。私は一度だけ保阪氏の取材を受けたことがあったが、復帰を希望するなど述べていない。ましてその取材は、取材先を明かさない旨の約束を交わしていた。その数カ月後『文藝春秋』の座談会で、記事のことを保阪氏に直接抗議したところ、保阪氏は「そんなこと書いてありましたか?」ととぼけていた。自分で記事を書いていないか、嘘をついているか、二つに一つである。

●私はむしろ、機会あるごとに、自分は皇族に復帰する人間としては不適切である旨を述べてきた。それには理由がある。一つは、私は政治発言を繰り返してきたこと、もう一つは、私の専門が憲法学で、中でも天皇の統治権を専門とすることである。私は皇室の中に入って皇室を守るのではなく、飽く迄も皇室の外から皇室を守る覚悟をしているのである。


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 そんな中、2月29日から始まった政府による有識者ヒアリング。
 この日は、帝京大特任教授の今谷明氏とジャーナリストの田原総一朗氏から、女性宮家創設に賛成の意見が出されましたね。

 田原氏が女性宮家賛成の理由に「男女同権」を挙げていたのには驚きました。
 「男女同権」なんて理屈を認めたら「女系天皇」に即、直結しますやん。
 もっと言えば、「男女同権」=「人権」も認めるという話でしょう?
 「皇族に人権はありません!」という三宅久之さんの持論は、乱暴な言い方ではありますが的を射たものです。

 で、この29日の夜から翌3月1日にかけて、テレビ各局の報道番組や情報番組が、田原氏らのコメントと絡めつつ女性宮家創設問題全般を取り上げていましたが、旧皇族復帰という選択肢についてはほぼスルーされました。

 3月1日放送の「ミヤネ屋」では、かろうじてプロジェクターの項目の中に「旧皇族復帰」の文字が見えたのですが、それが読み上げられることはなく、従って議論が展開することもありませんでした。

 また、それに先立つこと数時間前、「とくダネ!」では、何と竹田恒泰さんご本人がスタジオ生出演されていて驚きました。
 しかし、竹田さんが旧皇族復帰の話を口にされることはありませんでした。まだ機が熟してないと考えられたのかもしれません。

 この日竹田さんが話されたのは、私の記憶+2ちゃんねる+TVでた蔵によれば、概ね以下のような内容でした。

○(FNNの世論調査で女性宮家創設に賛成の声が7割超あることについて)聞き方によるのではないか。知識がない段階で聞いた結果なので意味がない。小泉政権の時、女系天皇に賛成という人が多くいたが、知識を得た後では女系天皇に賛成という人は(私の周囲では?)いなくなった。女性宮家創設についても知識を得た後で調査すれば数は変わる。

○女性宮家創設の話は、ある勢力から要請を受けたためではないか。

女性宮家は一代限りと言うが、それは無理。ご両親が食べる目玉焼きは公費で出るが、お子様が食べる目玉焼きは公費で出ないのか?そんなことは無理。

女性宮家と皇位継承の問題は必ず繋がってくるものであり、切り離して議論することは意味がない。 本来、皇統の議論が先であるべき。

○皇族は成人してから一人での公務が生じる。しかも女性皇族は天皇陛下のご公務を代行するお立場にはない。従って、女性宮家を創設しても陛下のご負担が減るということにはならない。

○女性宮家を創設する意味が分からない。皇位継承者を確保すれば、自然と皇族の数も確保されるので、闇雲に数だけ揃えれば良いわけではない。秋篠宮殿下も「皇族が減るのは良いことだ」とおっしゃっていた。


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 もうひとつ、一連のテレビ報道を見ていて非常に気になった点があります。
 それは、寛仁親王殿下のご長女である彬子(あきこ)女王殿下のご発言の扱い方です。

 彬子女王殿下は、2012年1月7日付の毎日新聞インタビューで女性宮家創設問題について聞かれた際、旧皇族復帰にまつわる大変重要なご発言をされています。

 このご発言については、竹田さんも今回の論文で取り上げていらっしゃいますし、僭越ながら私も1/12付:「アンカー」女性宮家創設の狙いは女系容認!その前に旧宮家復帰をの最後の方で紹介させていただきました。

 そのご発言も含め、女性宮家創設問題に関わる箇所を引用させていただきます。
 なお、毎日新聞の当該記事はすでにリンク切れのため、ほそかわ・かずひこ様のブログからの転載とさせていただきます。

−−「女性宮家」創設の動きはどう受け止めていますか。
◆ お国の決定に任せるしかないと思っています。一方で、今の議論は女性宮家を創設するかしないか(のみ)になっているような気がして、そこには違和感があると申しますか……。男系で続いている旧皇族にお戻りいただくとか、現在ある宮家をご養子として継承していただくとか、他に選択肢もあるのではないかと思います。女性宮家の議論だけが先行しているように感じられます。

−−将来は皇室を離れることを前提に生活されてきました。
◆ 「お前たちは結婚したら民間人だから」と、子どもの頃から父に言われてきましたが、その前提が大きく変わるかもしれないというので、私自身、落ち着かない状態です。

−−現行の皇室典範のままでは皇族が極端に減るという問題についてはどうお考えですか。
◆ それは国民のみなさまがどのように皇室を見ておられるかということにつながってくるのではないかと思います。皇族の私がどうすべきかを申し上げるのではなく、国民のみなさまが残したいと思われるのであれば、自然と残っていくのではないでしょうか。こういった流れがあって初めて、将来を見据えた皇室典範の改正も議論されるべきだと思います。

−−立場が定まらないと、ご結婚にも踏み切れない、ということはありますでしょうか。
◆ 私は、結婚後も公務をすることに抵抗はありませんが、女性宮家創設はお相手の方の将来にも関わってくる問題ですので、決めるのであれば早く決めていただきたい。今は、子どもたちに日本の伝統文化に自然と親しんでもらうような寺子屋のようなことができないかと考えています。ただ、成人後に留学を5年間させていただきましたので、その分を公務でお返しできたらと思っています。研究と公務のどちらかを優先するというわけではなく、どちらも100%が目標です。

 テレビでは、彬子女王殿下のこの毎日新聞インタビューが引用された場面が少なからずありました。

 ところが私が見た限り、どの番組も引用したのはご発言の青い文字の箇所のみで、赤い文字の箇所は無視されました。

 要するに、テレビは(そして新聞も多くは)「旧皇族を復活させる」「宮家が旧皇族から養子を取る」という選択肢には最初から反対だということなのでしょう。

 どこの誰かも分からない民間人の男性を皇族にするより、数十年前まで実際に皇族でいらした方々やそのご子孫に戻っていただく方が、国民の違和感も少なく、よほど現実的であると私は思うのですが。

 少し古い話ですが、2006年2月19日放送「たかじんのそこまで言って委員会」で、桂ざこば師匠がこのような発言をしています。

 「正田美智子さんが行かはったとき(皇室に嫁がれたとき)、国民に近づいた皇室言うた。けど僕は子供心に民間人のようになってきたのかと思って、今までの重みが軽くなったのではないかと実は感じていたんや。 またこんなことあったら、うんと軽くなってくる。軽くしてほしくない「一燈照隅」様より

 仮に女性宮家が創設されれば、今度は「男性」の民間人が皇室に入られることになります。
 国民が感じる違和感は一体どれほどのものになるでしょうか。

 日本大学教授・百地章さんも、こう述べています。

 「女系推進派はいろいろ口実を設けて、これら(旧皇族)の方々をあくまで排除しようとしている。しかし、一般民間人なら誰でも良いが、皇統に繋がる由緒正しき方々が皇族となられることは認めないなどといった主張がいかに異常か、なぜ気が付かないのだろうか産経新聞2012年3月2日付「正論」【男系重視と矛盾する「女性宮家】

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 女系推進派は政府中枢、メディア中枢、いたるところに跋扈していますが、中でも今とりわけ注目されているのは元・最高裁判所判事の園部逸夫氏でしょうか。

 そう、政府の女性宮家創設の検討に向け、この1月に内閣参与に任命された人です。
 小泉政権時代の「皇室典範に関する有識者会議」で座長代理を務めた人でもあります。

 その園部氏は、「選択」2012年1月号の巻頭インタビューでは、女性宮家創設問題と皇位継承問題とは別だと答えているようですが、別のところではこのような発言もしているそうです。

 「夫、子が民間にとどまるというわけにはいかないから、歴史上初めて皇統に属さない男子が皇族になる。問題はどういった男性が入ってくるか。また、その子が天皇になるとしたら男系皇統は終わる。女性宮家は将来の女系天皇につながる可能性があるのは明らか。たくさんの地雷原を避けながら条文化し着地できるか」(「週刊朝日」2011年12月30日号、朝日新聞編集委員・岩井克己氏の「『内親王家』創設を提案する」中での発言)

 女性宮家創設検討の中心人物が、「将来の女系天皇につながる可能性があるのは明らか」と述べているのです。

 園部氏の欺瞞については、同じく雑誌「正論」2012年4月号【憲法で皇室解体を謀る「法匪」園部逸夫】にて八木秀次教授が批判されていますので、皆様、ぜひそちらをお読み下さい。

 いずれにしろ、野田首相はじめ政府側の人たちが言う「女性宮家創設と皇位継承とは切り離して検討する」という言葉は、全く信用の置けないものです。

 野田首相は2月13日の衆院予算委員会で、皇室典範改正論議をめぐる自民党の下村博文議員の質問に対し、「男系で皇位が継承されてきた伝統を重く受け止める」と発言していますが、額面通りに受け取るのは危険です。

 男系維持派を油断させる作戦かもしれない、というのは私の考えすぎでしょうか?


※拙ブログ関連エントリー
06/8/31付:「アンカー」皇室はどうあるべきか?
06/9/12付:「たかじん委員会」秋篠宮家に親王ご誕生で皇室典範改正は?
08/10/11付:天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)
09/4/16付:「アンカー」皇室のふたつの重大危機 雅子妃ご病気と男系継承
12/1/12付:「アンカー」女性宮家創設の狙いは女系容認!その前に旧宮家復帰を

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okirakubanner.jpg「お気楽くっくり」更新済
 変速機付きだが要領わからん。

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皇室 | comments (16) | trackbacks (0)

Comments

かの国の、皇室百済起源説を含む皇室乗っ取り願望は周知の事実ですが、それにしても恐過ぎます。

百済書記 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%B8%88%E6%9B%B8%E8%A8%98

>『百済書記』は、チョン・ソンヒョクが2002年に発表した小説。日本の天皇は朝鮮人の子孫であるという《正しい歴史認識》を下敷きに愛子内親王と韓国人青年の恋愛を描いたもので、反日小説に分類される。
(中略)
愛子
幼い頃から日本と韓国との間に微妙な関係があるらしいことは気づいていたが、具体的なことは何も教えられずに育った。成人した後にハーバード大学へ留学、ミンヒョクと運命の出会いをする。終章では第128代天皇に即位し、《正しい歴史認識》に基づいて《東アジア諸国との友好》のために様々な《改革》を進める。
イングリッシュネーム(留学先での通称)は「ジャクリーン」。

余ミンヒョク
愛子が日本の皇女とは知らないまま彼女と恋に落ちる。実は彼も百済王家の末裔であり、それらのことを知ってからは《正しい歴史認識》を明らかにするために活動する。終章では韓国史上最年少の大統領となり、日本や北朝鮮との関係改善に成功する。
イングリッシュネームは「ジェームス」。
韓国の超妄想小説 | 2012/03/03 10:20 AM
竹田氏は、旧宮家の人達の中で唯一、ご自身の意思を明確にされていますね。GHQにより皇籍離脱させられた11宮家の内、未だに7宮家は存続しているのですから、何故女性宮家などを創設せねばならないのか、その必然性は皆無と言えます。よって、この企みは、明らかに女系天皇実現を狙う、特亜・国内偽装日本人集団によるものと断定して差し支えないでしょう。神武天皇以来続いて来た日本のご皇室・ご皇統を何より羨み、潰したいと考えるのは何者か?を考えれば全て符号します。

また、上のこととは別に、戦後のGHQ典範は、現憲法と共に成立時(昭和21年)から明白に無効ですから、現憲法と共に、国会による『無効確認』決議を行い、明治憲法(その後の改正を前提とする)及び正統皇室典範を正常化させれば、速やかに旧宮家の方々を皇籍復帰させることが出来ます。
素浪人 | 2012/03/03 10:51 AM
旧皇族に復帰して頂くことが肝要です!

実は、これ、立法処置など一切不要です。
「皇籍離脱」は、現行皇室典範の下、皇室会議の議決により昭和22年10月13日の宮内府告示のみ、で行われています。
旧宮家は、皇室会議でこの告示を撤回する議決し告示するだけで、皇室に復帰できます。

このことを、ご存じない方が多いので、
どうか拡散して頂きたいと思います。

竹田恒泰さまは、先輩筋の小堀敬一郎先生、その他の立派な方々が取り巻いておられますし、その方々は本当に素晴らしい真政保守の方々で、私も心からご尊敬申し上げております。
しかし、意外に上記の現実論、実務を見落としておられるので、
「ご養子」を推進されていると拝察致します。
竹田さまは「できたら旧宮家復帰が一番だが、難しい……」というお心でいらっしゃると映像から、私は思いましたが。

まず「皇族に復帰」頂かないと、
お血筋とはいえ平民身分から……となり、
そこへつけこむヤカラがきっと出てきます。
新憲法、新皇室典範の元で「永世皇族」であられ、時の勢いで、国のため、やむなく離脱を受け入れて下さった方々です。
まず「皇族身分」の復活告示の後、
皇族として晴れてお帰り頂きたいと願っております。
それから後は、各自のご判断と皇族会議を経て、降下なされるもご自由ですし。
びーちぇ | 2012/03/03 12:34 PM
こんばんは、くっくりさん。

民主党って、先に決めてから既成事実を積み上げる党ですから、有識者ヒアリングなどパフォーマンスそのものと思っています。
ヒアリングが全文公開なら話の内容を検討もできますが、結果だけなら聞かない方がいいです。

たとえば、私は女系天皇は反対ですが、旧皇族または天皇家の血筋であることが明らかな子孫が皇族女子と結婚した場合のみ、女系宮家を認めると言ったとします。

この場合、今上天皇と血統が異なりますが、明治天皇またはそれ以前の天皇の直系であり、男系の維持が可能になります。

しかし、この民主党でそういう意見を言えば、女性宮家賛成者とレッテルを貼られてしまいます。
いえいえ、私は単なる男系維持派ですよ。

本来、皇族のことは皇族の方々に決めて頂き、それを国会(国民)がそれを追認するという形でいいのではないのでしょうか。

いずれにしても、この政党では女系宮家設立は既定事項です。
すべてがそれを行なう為に手続きに過ぎません。
さっさとこの政党は潰すべきですね。
donnat | 2012/03/03 06:18 PM
左翼のご都合主義には、もう笑うしかない。
奴等は、天皇家や宮家に何億円もお金を出すのは税金の無駄使い、と言っていながら、女性も宮家にして無駄使いをもっとせよと言っている。訳分からん。

所功氏などは、討論番組に出てくると必ず「側室制度が無ければ男子は居なくなる」と言う。(並びコメンテーター達はみんな黙っている、一人として「今は子供が死ななくなったからその論はおかしい」とは言わない。)
今上陛下のご兄弟以降若死にされた宮様が一人でもおられたか。大昔と違って乳幼児が死ぬなどという事は全く無くなった。
もし女性宮家を作った後、一家族で三人も四人も子供が出来たら、鼠算式に宮家の数はとんでもない数になる。
そう言う事は考えないのか。
今の問題は若年皇族が9人いて、男1人、女8人という確率的にありえないことが起きたことによる。
これが半々の男5人女4人だったら多すぎて困ったくらいだ。

江戸時代は宮家が増えすぎたら強制的に男でも臣籍降下させていた。歴史に学べ。
それにしても有識者というのが、皇室や天皇の歴史なんかこれっぽっちも知らなさそうなのが笑える。
私が質問しても何も答えられないだろう。
八目山人 | 2012/03/03 06:49 PM
くっくりさん、こんばんは〜

明日にも天皇陛下が御退院ですね。
喜ばしい限りかと。
腰抜け外務省 | 2012/03/03 09:38 PM
こんにちは、くっくりさん。いつもいつも興味深いエントリーをありがとうございます。

『ただし、自ら進んで皇族になることを希望する者はいない。皇室から、そして国民から求められた場合には、責任を果たしていかなくてはいけないと覚悟している者が複数いて、その数が増えつつあることは確かである。』

これこれ当にここです、私が父と話したことは!父系天皇維持を『国民が求める』ことがなければ、旧宮家の皇室復帰も、ましてや皇位継承権の復活も難しい。そして国民が声を上げてそれを求めるか?となると……(−_ー;)現状では相当厳しいものがあるわけで。それならば、皇室存続のためには女性女系天皇もやむなし、との結論になったわけです。返す返すも独立回復時になぜやっておかなかったのかヘタレ政府!と歯噛みした記憶が蘇る……今も怒っておりますが。
ですが、国民に求められたら応える覚悟をお持ちの方々がいらっしゃる、というのは救いですね。私はここも難しいと思っておりました。皇位継承を男女同権で語った馬鹿がいると知り心底呆れ返りましたが、皇室の人間として生きるということは、自由と権利を手放して義務と責任を負い、且つそれを慶びとして生きるということです。それがどれほど厳しく難しいことかは、想像するに余りある。そのお覚悟を旧宮家の方々がお持ちであるのならば、むしろその覚悟にこそ、国民が応えなければならない気がします。

上にもちらっと書きましたが、皇位継承を男女同権で騙った(誤字にアラズ)馬鹿が有識者……これだけで論評に値しない会議であることが明白ですねえ(笑)。
皇位継承の資格をお持ちの方が御位に就かれるのは、権利ではなく義務であり責任です。天皇としての責務を果たすために御即位なさるのです。
そんなこともわからない馬鹿の意見を国民の総意のように撒き散らす政府とマスゴミどもは万死に値する。一刻も早く潰したいものです。

しかし、私は今も変わらず女性宮家の創設には賛成ですし、女性女系天皇も容認派なんですが、↑のような馬鹿と同一視されるのは甚だ不本意っつーか心外っつーか不愉快っつーか。そして父系維持派の方々の御心痛ご心配、察して余りある……私ですら大変心配ですから。

天皇陛下は本日御退院ですね。来週の追悼式典に御出席なさるとのことですが、せめてそれまでの1週間、充分にお休みくだされますよう、願うばかりです。
古事記 | 2012/03/04 12:04 PM
女性宮家開設のヒアリングにたいする倉山満さんの解説が秀逸です。http://www.kurayama.jp/modules/wordpress/index.php?p=797

世間は小林よしのりの影響で女系推進派が優位を占めていますね。彼にアドバイスをした学者が女系容認派だったということですが、彼が竹田常泰さんに噛み付いたのは竹田先生が小林の「天皇論」は良く調べて書かれたいい本ですと褒めた上で最後の女系天皇容認は間違っていると指摘した手紙を書いたことが気に入らなかったそうです。
panme | 2012/03/05 02:18 PM
皇位継承資格の議論抜きの女性宮家創設論は無意味ですね。
皇族の確保だかなんだかが名目だったと思いますが尚更意味がわかりません。

東宮家に親王なしとみるや皇位継承の変更を画策し、
親王が誕生し不急となったはずの継承問題を緊急課題と偽って蒸し返し、
継承問題で反発に遭い劣勢に立たされると女性宮家創設を単独で論じようとする。
皇室を貶めんとして手を変え品を変え喰らいついてきます。

皇統確保の対策であれば旧宮家復帰が最も自然な形のはずですが、
なにせ目的が国体転覆なので、ある意味当然のごとく話題に上がりませんね。
クマー | 2012/03/05 05:55 PM
更新乙です!

田原と云えば、日曜のテレ朝の番組でも男女同権を持ち出して、櫻井よしこさんに撃沈されてますた(笑

文字起こしはここ
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/30298301.html
無頼 | 2012/03/05 06:30 PM
男系妄信も何だかな〜。
4代・5代遡る程度なら兎も角、何十代・数百年遡って即位した例なんて過去にもなかったわけだし。
男系優先・女系容認論で決着できないもんだろうか。
竹田恒泰氏に関しては、男系絶対論の関係者であるにも関わらず、あまりにも政治的発言が多い上に、小泉内閣時にクーデターを煽るような発言をしたという噂もあり、殆ど信用しておりません。
おっさん | 2012/03/05 10:32 PM
戦後の「開かれた皇室」では「男系の維持」だけでは十分ではないように思います。
国民の象徴として(伝統の観点では本来関係のない)「現天皇家の血筋」とか「"皇室アルバム"などで生まれた時から国民に親しまれている」必要があるように思います。

それらを両立するため、女性皇族が男系が確認されている男子(旧宮家の男子が中心だが、それより何代も遡ってもOK)との間の子供に皇位継承権が与えられるというのが良いように思っているのですが...どうですかね?

個人的には「側室制度の復活」も「旧宮家の復帰」も理解できるのですが、世間一般的には、残念ですが、ハードルが高すぎるように思われます。
ムムム | 2012/03/06 07:24 AM
男系のみに拘る必要はないとは思っていますが、旧皇族の御覚悟を無視するとはおかしな話です。

ただ、女系にのみ拘る連中は、議論すらしようとしない。
同列に並べられるものではありませんが、核議論と同じニオイがします。
もふ | 2012/03/06 01:45 PM
あくまでも守るのは皇統です。皇統とは皇統譜に名を連ねている人たちのことで血統とは違います。そのことがよく分からないと何代遡るのは・・・・みたいな意見になります。少なくとも旧宮家は60年前まで皇統譜に名を連ねていた人たちです。また、皇室離脱の時にいつ呼び戻すことがあるか分からないので身を慎むようにといわれて現在に至っています。

何代遡るのはおかしいというけれど、どこの馬の骨とも分からない男をいきなり殿下と呼ぶことのほうが旧宮家の方々を殿下と呼ぶより違和感があるのは明らか。

また、悠仁親王がおいでになるので旧皇族の男子が天皇になることはまず考えられない。
また、大切なのはご教育であることから旧宮家の男子に皇族復帰をしていただきそのお子様にしっかりとご教育をして国民に親しまれるようにすればいいのです。

よく、竹田恒泰さんは自分が皇族に復帰する野望を抱いているといわれますが、最初の出版をされた時点で捨てています。だからこそ政治的発言が出来るのですよ。
panme | 2012/03/06 01:53 PM
私自身は絶対に男系のみ容認、というわけではないのですが、女系容認派のごり押しがあまりにも胡散臭く、怪しすぎて信用できないので男系のみ容認、の立場をとっています。
まろん | 2012/03/08 12:10 AM
天皇陛下は日本の神道とトップでもあります。
皇太子が天皇に即位するためには三種の神器を継承すること。これで半分天皇、そして初めての新嘗祭で大嘗祭を行いそこで天照大神と全の代の天皇陛下の霊性を受けることで完全な天皇陛下になる。

女性天皇は大嘗祭を出来ないため三種の神器からの霊性を引き継ぐのみになり完全な天皇ではない。

女系天皇にいたっては霊性は宿らない。

男系男子のみが大嘗祭を出来る。
かえればいいじゃんということではない。
男系以外はありえないというのが歴史の真実です。
panme | 2012/03/08 04:05 PM

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