「たかじん非常事態宣言」国籍法 河野太郎電話出演
■12/8放送「たかじんTV非常事態宣言」『国籍法』河野太郎電話出演
月曜深夜24時台に読売テレビでやってる番組です。なので実質的には12/9放送。「たかじんのそこまで言って委員会」と違い、放送エリアは基本的に関西のみのようです。
この番組を起こすのは、11/29付:「たかじん非常事態宣言」田母神氏電話出演(付:国籍法改正案)に続き2回目です。
この日の出演者は以下の皆さん。
やしきたかじん、宮崎哲弥、勝谷誠彦、森武史(読売テレビアナ)、脇浜紀子(読売テレビアナ)、河野太郎(電話出演)……敬称略。
国籍法改悪の問題が取り上げられたのと、あと河野太郎も出演したので、起こすことにしました。
12月5日の法案成立当日に特集を放送した「ムーブ!」同様、タイミング的には遅すぎるのですが、今後の世論形成のためには決して無駄にはならないと思います。
(但しこの番組、収録日は放送日よりかなり前らしいです。今回で言うと、勝谷さんの発言の中に、田中康夫議員が国会でDNA鑑定について質問したって話が出てくるので、自動的に収録日は11月27日以降ということになろうかと。生放送の「ムーブ!」と違ってタイムラグが発生するのは仕方ないのかな、とも思います)
さて、この日はまず勝谷誠彦さん主導で対馬問題が取り上げられました。
韓国人観光客やプロ釣り師のマナーの悪さ、ムクゲの花を植えて既成事実化を図ろうとする韓国人、韓国資本の不動産買い占め、などなど。
この部分は「ワテもボヤかずでか。」さんが起こして下さってます。ぜひご覧下さい。勝谷さんが突っ走ってます。関西深夜ならでは!?(≧∇≦)
対馬問題の次に、国籍法が来ました。拙エントリーではそこから起こします。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット。言葉尻など曖昧な箇所あり。また複数の人がいっぺんに喋ることが多いので、そのへんも曖昧。それ以外は完璧だと思います。
画像はネットで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
月曜深夜24時台に読売テレビでやってる番組です。なので実質的には12/9放送。「たかじんのそこまで言って委員会」と違い、放送エリアは基本的に関西のみのようです。
この番組を起こすのは、11/29付:「たかじん非常事態宣言」田母神氏電話出演(付:国籍法改正案)に続き2回目です。
この日の出演者は以下の皆さん。
やしきたかじん、宮崎哲弥、勝谷誠彦、森武史(読売テレビアナ)、脇浜紀子(読売テレビアナ)、河野太郎(電話出演)……敬称略。
国籍法改悪の問題が取り上げられたのと、あと河野太郎も出演したので、起こすことにしました。
12月5日の法案成立当日に特集を放送した「ムーブ!」同様、タイミング的には遅すぎるのですが、今後の世論形成のためには決して無駄にはならないと思います。
(但しこの番組、収録日は放送日よりかなり前らしいです。今回で言うと、勝谷さんの発言の中に、田中康夫議員が国会でDNA鑑定について質問したって話が出てくるので、自動的に収録日は11月27日以降ということになろうかと。生放送の「ムーブ!」と違ってタイムラグが発生するのは仕方ないのかな、とも思います)
さて、この日はまず勝谷誠彦さん主導で対馬問題が取り上げられました。
韓国人観光客やプロ釣り師のマナーの悪さ、ムクゲの花を植えて既成事実化を図ろうとする韓国人、韓国資本の不動産買い占め、などなど。
この部分は「ワテもボヤかずでか。」さんが起こして下さってます。ぜひご覧下さい。勝谷さんが突っ走ってます。関西深夜ならでは!?(≧∇≦)
対馬問題の次に、国籍法が来ました。拙エントリーではそこから起こします。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット。言葉尻など曖昧な箇所あり。また複数の人がいっぺんに喋ることが多いので、そのへんも曖昧。それ以外は完璧だと思います。
画像はネットで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
ディレクター(声)
「あの、苦情のメールがね、いっぱい来てるんですけど、この番組には。そのメールでいちばん多かったのが、実は国籍法についての苦情といいますか、クレームの」
やしきたかじん
「国籍法?」
脇浜紀子
「はい。これなんですが、『しれっと通すな!!国籍法改悪』ということで、これね、ものすごくたくさんメールが来たんですね、同じテーマで」
ディレクター(声)
「20通以上」
脇浜紀子
「はい、20通以上なんですが、代表して28歳女性会社員の方のクレームを紹介しますと、『恐ろしい売国法案。河野議員の国籍法案改正に断固反対いたします』と」
…………………………VTR開始…………………………
先月の衆議院。
ここのところいがみ合ってばかりの自民・民主両党が揃って賛成し、たった3時間の審議で採決されたのが国籍法改正案。
テレビではほとんど報じられることのないこの国籍法のニュースだが、インターネット上では「偽装日本人が増える!」「犯罪に悪用される!」と、かなり熱い議論が交わされ、
さらには、自民党プロジェクト・チームの座長、河野太郎議員に非難の声が集中する事態に。
その後、無所属の平沼赳夫議員からもその危険性を指摘する声が上がっているのだが、どんな案なのか?
…………………………VTR終了…………………………
脇浜紀子
「『DNA鑑定なしに、父親だけの認知で日本の国籍が簡単に取得できてしまうこのザル法案。中国、韓国、アジア各国などからいろいろな偽装認知の犯罪が行われる可能性もあります』と。『ほとんどの国民が知らされていない大事な法案が施行されてしまうという危機を、知っていただきたいです』と」
宮崎哲弥
「いや、あの、国籍法そのものは私はよくあの、説明でき…、勝谷さん、できる?」
勝谷誠彦
「うん、だからこれ最高裁でこないだ判決が出て、違憲判決が。つまり正式に結婚してるんではないんだけども、まあ口でや、それ俺の子やって言うたら、それ結婚してたらその子供は日本国籍取れるわけや、ね。だから日本人と中国人との間はね」
やしきたかじん
「それ今まで通りや」
勝谷誠彦
「うん、だけど何か事情があって入籍はしてないと。そやけど、この子は俺の子やいうことで、いわば認知したら、えー、籍が入ってなくても認知したら、それは日本人の国籍渡す。今までは偽装結婚って、よく公務員なんかがカネで売っとったやないですか、戸籍をね。そうじゃなくって、今はもう口だけでできるようになるわけやから、ハードルが下がるんやないかということですわ」
脇浜紀子
「そうですね」
ディレクター(声)
「それ、詳しいことも含めまして、えー、この河野太郎議員と電話が…」
森武史
「(電話をかける)」
脇浜紀子
「婚姻が要件になってるってことですよね、これまでは」
やしきたかじん
「その代わりDNA鑑定はとらなあかん、いうことやろ?」
宮崎哲弥
「いや、違う違う。それは関係ない」
勝谷誠彦
「それが問題なのよ」
やしきたかじん
「それはあかんのちゃうの」
勝谷誠彦
「言いたい放題」
河野太郎
「はい、河野太郎です」
森武史
「あ、読売テレビでございます。よろしくお願いします」
河野太郎
「あ、どうもー。お世話になりまーす」
やしきたかじん
「あ、もしもし。関西だけで活躍やってるやしきたかじんと申しますが」
河野太郎
「河野太郎ですー」
やしきたかじん
「ああ、どうも、初めまして、ですね」
河野太郎
「こんにちはー。よろしくお願いします」
やしきたかじん
「えー、今回の国際法…」
一同
「国籍法」
やしきたかじん
「あ、ごめんなさい、国籍法に関してね、わりとこの番組にね、たくさんクレームが来てるんですよ」
河野太郎
「はいはいはい」
やしきたかじん
「ま、要は、こういうことを認めてしまうと、ハードルがどんどん下がっていってしまってね、ヤカラな人間もたくさん出てくる可能性も出てくるんじゃないかと」
勝谷誠彦
「河野さん、勝谷です。お久し振りです」
河野太郎
「ああ、こんにちは、どうも」
勝谷誠彦
「あのー、ちょっとここにいる人たちは、まだあまりどういう法律が進んでるのかって知らなくて、それ自身、僕、ちょっと周知が徹底してないと思うんだけども。それ以前に僕ね、河野さんが何でターゲットになるのかが。ネットとか、いっぱい来るでしょう、メールとかが」
河野太郎
「そうなんです、僕も…」
勝谷誠彦
「それがわかんない。で、これ、だって閣法でしょう?」
河野太郎
「僕も何で…」
勝谷誠彦
「別に議員立法で河野さんが中心になってやってるわけじゃない」
河野太郎
「ふふふ(笑)」
脇浜紀子
「これ河野さんが提案されたというような印象を持ってる人が多いんですが」
勝谷誠彦
「違う違う。それは誤解」
脇浜紀子
「違うんですか?」
河野太郎
「全く違うんです」
勝谷誠彦
「たぶんね、たぶんね、これ言うていいかな。お父さんからの連想のような気がします(笑)」
河野太郎
「(笑)ま、そういうのがあるのかもしれませんね」
勝谷誠彦
「何か中国や韓国に甘いんじゃないかということで。でもそうじゃない。だけどこの際、ちょっとですね、どういう法律で、なぜ改正が必要であるのか、あるいは問題点があるとしたらこういうとこだって、ちょっと簡単に説明していただけませんか」
河野太郎
「はい。あのー、国籍法の第3条っていうのが今回問題になってるんですけども、これは何かというと、日本人の男性と外国人の女性の間に生まれた子供の話なんですね。と、その、お母さんは生まれた時にこの人がお母さんっていうのは分かりますけども、男性は誰がお父さんか分からない。今までの国籍法は、お父さんがこれは私の子供だと言って認知をするだけでは日本国籍は取れませんと。認知をしたら結婚して初めてその子供に国籍を与えられますっていう、そういう法律だったんです。ところが最高裁で、その、要するに親が結婚してる場合と親が結婚してない場合でそういう差別があるのは…」
勝谷誠彦
「あ、言うた通り(笑)」
河野太郎
「違憲だということで、認知でも国籍が取れるべきだっていうのが最高裁の判決なんですね。で、国籍法のこの第3条は違憲ですということになったんで、その違憲ですっていうのも、最初は違憲ではなかったけども、その社会情勢の変化によって現時点では違憲であると。えー、政府としては最高裁に違憲だと言われてしまった以上、法律を改正しなければいけないというので」
やしきたかじん
「ほな河野さんね、それは、認知というあの、形だけでもうそれは認めなくてはいけないという結論ですよね?」
河野太郎
「そうですね」
やしきたかじん
「DNAどうのこうのはもう必要ないんだと」
河野太郎
「それはね、あの、全くまた別な話で、日本の今の認知っていうのはDNA鑑定をやってないんですから」
宮崎哲弥
「あのね、あの、今の日本の民法って、母親に関しては分娩の事実があればこれをこの、実母とみなす。父親に関しては誰が種か分かりませんよね。そうすると意思主義というのをとっていて、手を挙げる、私が父親だと手を挙げたら、これが実父であるというふうな」
やしきたかじん
「初めて3人4人挙げてやることなん?ほんだらDNAは」
宮崎哲弥・河野太郎
「いや…」
やしきたかじん
「俺も、俺もって言うたら…」
宮崎哲弥
「いや、そうじゃなくて1人挙げればいいわけです(一同笑)」
やしきたかじん
「ほんなら2人挙げたらどうするんやと」
宮崎哲弥
「それは紛争になります。紛争になります。でも基本的には手を挙げれば実父です」
勝谷誠彦
「ふつう挙げたがらないでしょ。どっちかと言うと」
やしきたかじん
「いや、そいつがものすごい金持ちやったとか何かしたらやね」
宮崎哲弥
「で、もう1つは、婚姻していればそれはもう、婚姻中の夫は父親とみなすということになる」
やしきたかじん
「そんなん甘いわ(一同笑)」
宮崎哲弥
「で、ちょっと待って、ちょっと待って。それでさらに言うと、離婚後300日も、前に結婚していた夫が父親であるとみなすという。これは全体の構造。で、それがあるから、いちおう外国人にも平等にせなあかんというような話になっとるわけです」
勝谷誠彦
「そうするとね、河野さんね、今までやったら、まあたとえば偽装で日本人になりすまそうとかしたらですね、国籍を、要するに入籍しなきゃ、戸籍を買わないかんかったから、けっこうハードル高かったと。だけど今度はその、認知するという行為だけでいいんだったら、どんどん、その、ま、偽装日本人が増えるんじゃないかということを、おそらくみんな心配してるんですよ。そこのところは論議はどうなってますか」
河野太郎
「あのー、認知というのは1回やると取消ができないもんですから、今まではほとんど偽装認知というのはなかったんですね。おそらく偽装結婚ていうのが3年間で40数件摘発されてますけども、偽装認知っていうのは1つか2つだったと思うんです。で、これ、あの、法務局でほんとにその子供である可能性があるかっていうのを、実は調査をしてるもんですから、その、全く荒唐無稽な認知だったら、そこではねられます。それからもう1つは、そのー、認知をすると、未成年の場合は親に扶養義務がかかってきますから、あの、これは俺の子供ですと言うと、その子供をちゃんと育てなきゃいけないっていう義務がかかってきますんで、そう簡単に認知を偽装でもしてくれるかと…」
宮崎哲弥
「まあ要するに、不利益が被るというふうに認識する人もいるわけですね」
河野太郎
「そういうこともあります、ええ」
宮崎哲弥
「ただね、これね、要するに、実母か実父を決めるというだけじゃなくて、国籍を付与するっていう問題ですよ。国籍を付与するんだったら、何か別様の手続きということも」
やしきたかじん
「そやねん」
宮崎哲弥
「考えてもいいんじゃないかという気もするんですが、どうなんですか、そのへんは」
河野太郎
「これ、だから現実にそういう偽装認知みたいなものが明らかにその、多いとなったら、その、DNA鑑定をどうしようかっていうことは当然議論されなきゃいけないと思うんですが、代理母出産の場合とかですね、今、実は日本はDNA鑑定をしてないもんですから、代理母だとその、産んだ人がお母さんになってるとか、その、離婚後300日は前の夫がお父さんになってるっていう…」
宮崎哲弥
「それ、代理母っていうのは第三者が産むんでしょ。分娩の事実とは代理母なわけで、じゃあ代理母が本当の実母なのかというと、遺伝子上の母親というのは全く違う」
一同
「ああー」
河野太郎
「全く違うんだけども、今の日本の民法はDNA鑑定をやってないんで、その、分娩をした人が母になるんですね」
やしきたかじん
「DNAやりゃいいじゃないですか」
宮崎哲弥
「ところがね…」
河野太郎
「DNA鑑定をやるとなると、そういうところもどうするかっていう民法全体を変えなきゃいけない話になるんで」
宮崎哲弥
「今度はね、めんどくさい問題が出てきて、DNA鑑定を一般の国民にも、この、親を決める、実母や実父を決めることに規定すると、何て言うのかな、遺伝子主義というか、もう遺伝子のつながりだけが実の母、実の父を決めてしまうということになって」
一同
「ああー」
宮崎哲弥
「たとえばこの子は、俺は遺伝子違うかもしれないけど実父として育てたいんだというふうな人たちの、というのはこう、意思ってないがしろにされてしまうという。だから緩く使ってあるから、国内的にはいい部分というのはあるわけですよ」
脇浜紀子
「そうですね。子供のね、利益も考えたら…」
河野太郎
「だからそこまでやるに足る、いや、そこまでやらなきゃいけないほど偽装認知が増えるんであるならば、そりゃやらなきゃいけないんだろうし、まずどういう状況になるかっていうのを見ながら、1つずつ対応していくしかないのかなと」
脇浜紀子
「その見ながらで言うと、ま、視聴者の方で心配されているのが、ま、その対応するのは結局お役人が対応されていくってことですよね、もしそうなっていったら。で、まあ実際に、ま、ライス、ごはん、こうお米(汚染米)の例とか、年金の例とか見た時に、ほんとにちゃんとその、対応してくれるのかと。もう勝手に調査もせずに、どんどんどんどん通しちゃうような、ま、お役人が多くないですか、というような心配も届いてるんですけれども」
河野太郎
「あの、国籍の問題っていうのは大きな問題ですし、あの、そこは立法府として国会もきちっと見ていきますんで、あのー、そこは僕はあの、状況をきちっと把握しながら、政治が対応するっていうことだと思ってます。それからもう1つあるのは、たとえば韓国から来る時にビザを免除したんですね。で、韓国からのその入国のビザを免除した時も同じような議論があって、その、要するにその、強盗すり団みたいなですね、そういうのが増えるから治安が悪くなるっていう反対の議論がありました。だけどその、免除をしてみて、結局100万人ぐらい韓国から日本に来日する観光客が増えたっていう、プラスの面があります。確かにあの…」
宮崎哲弥
「太郎ちゃんさ、それさ、今ね、何の話してたかっていうと、この(国籍法の)前に何の話してたかって、対馬の話を…(一同笑)」
河野太郎
「ああーー」
勝谷誠彦
「あれは明らかにビザ免除をした副作用です。弊害ですね。僕、対馬のことずっとやってますけれども」
河野太郎
「はいはいはい」
宮崎哲弥
「という文脈になるよな、この流れだと(笑)」
河野太郎
「そこが来やすくなるという面と、逆にその、日本全国の観光地に韓国の方が来てくれて、そこは潤ってるっていう面と、それから、そのー、当初心配されてた、じゃあそんなに犯罪が増えるかっていうのは、増えてますけども、その、100万人増えたことに比べれば、かなりその、増え方は少ないっていうのが現状だと思うんですね」
勝谷誠彦
「だけどね、今の国会ってなかなか大変な国会運営で、もうほとんど法律通らないわけじゃないですか。その中でしかし、これをやりと早く通そうとしてるっていうのは、どうしてそんなに焦るのかな。もうちょっと審議してもいいんじゃないですかね」
河野太郎
「あのー、最高裁の違憲判決ですから、ほっとくと要するに今、法務省がどうしてるかというと、届を全部留保してます。今までは却下してたんですけど、却下できないわけですから」
勝谷誠彦
「なるほどねー」
河野太郎
「今、留保してるのがたぶん100件を超えてるんだと思うんです。と、その法律改正をしないで受け付けますということになると、じゃあいったい全体どこまで遡って受け付けなきゃいけないのかっていうのも、法律なしでやんなきゃいけないっていうんで、非常に不安定になる。それから、その留保してる人から訴えられたら、それはもう100%負けますから」
勝谷誠彦
「田中康夫さんが、あの、質問でね、DNA鑑定を導入すべきじゃないかって言ったと思うんですけれども、そういう論議っていうのは」
河野太郎
「いや、あの、もしほんとに偽装認知が増えるんなら、DNA鑑定をやるしかないと思うんです」
勝谷誠彦
「ということは、それ留保、何か付帯決議でできないんですか」
河野太郎
「付帯決議は付いてるはずです」
勝谷誠彦
「ああ、そうかそうか」
河野太郎
「はい、だからこれ様子を見るから、ほんとにやらなきゃいけないんだったら、あの、やらなきゃいけなくなりますし、その時には国籍取得届ではなくて、国籍取得の許可に変えて、許可しますということにして。要するに3つ問題があって、1つはその国籍届じゃなくて許可にするっていうことと、具体的にじゃあDNA鑑定の費用負担をどうするのか。それからお父さんが逃げ回った時に、民事ですけども無理やり連れてきて、そのサンプルを採るっていうことにするかどうか。それからもう1つは、その民法の全体の考え方との整合性をどうするかっていう、その3つをクリアしないといかんと思うんですね。だからそこはあの、それをやっぱりやらなきゃいけないだけの問題が発生してるとなったら、それは国会で速やかに改正案を通すことになると思います」
一同
「はあー」
宮崎哲弥
「でも私はね、あの、やっぱり、たとえば平沼さんとか櫻井よしこさんとか、反対されてますよね。で、そういうふうに反対が出てきたということで考えるならば、まあ、そのある種のこの、国内の民法の問題っていうのは切り離して…」
やしきたかじん
「そうそう…」
宮崎哲弥
「DNA鑑定を最初から入れておけば、こういうふうな騒動にはならなかったと思いますね」
勝谷誠彦
「国家の根幹に関わる問題だから、それの費用ぐらいは、あの…」
宮崎哲弥
「出していいような気がするね」
勝谷誠彦
「行政訴訟起こされて、それは認められないからって政府、国が負けて、それも、あれもね、僕らの税金で払うわけだけれども、それの両方のバランス考えたら、やるべきだと思いますけどねぇ」
宮崎哲弥
「要するにこう犯罪というか、偽装の取得が増えたらやるというのではちょっと…」
一同
「うんー(同意)」
宮崎哲弥
「じゃあ、じゃあその時にこう発行した国籍はどうなるんだっていう」
河野太郎
「あの、偽装認知であるならば、元々の国籍付与も無効になりますから」
宮崎哲弥
「あ、無効になるんだ」
河野太郎
「はい。それもう最初からなかったことになります」
宮崎哲弥
「しかも、あの、罰金とかが付いたんですよね。罰則が付いたんですよね」
河野太郎
「あのー、認知をして虚偽で国籍を取得すると、7年半以下の懲役又は120万円以下の罰金ですから。おそらく懲役刑が求刑されることになると思いますんで」
宮崎哲弥
「ただ、発覚するかだよね。それほどこう、要するに、偽装見つけるって大変なんですよ、偽装かどうかっていうのを。それが今の法務省にできるかっていう」
勝谷誠彦
「だいたい犯罪者の方が先、先、オレオレ詐欺見てても、先、先、頭働くんですよね。その、法律の内容分かんない議員さんなんかよりはね、うん」
やしきたかじん
「(河野に)分かりました。今日はどうもお忙しいところ、ありがとうございました(一同も挨拶)」
河野太郎
「ありがとうございました(電話終了)」
やしきたかじん
「でも、これあんまりニュースとか、そんなんやってへんのちゃう?」
脇浜紀子
「そうなんですよね。あまり、だからほんとに衆議院も3時間でふっと通してしまって、でも参議院で今…」
やしきたかじん
「そやろ。俺、『おはよう7時』から全部録ってるけど、俺見てへんよ、これ」
(注:たかじんは自宅に10台前後のビデオデッキを揃えており、テレビ番組の動向をチェックしています。番組改編期になると、関西テレビ「たかじん胸いっぱい」などにおいて、新番組の平均視聴率を予想するのが恒例となっていて、この的中率はかなりの高さを誇っています)
勝谷誠彦
「だから人権擁護法と同じでですね。結局やっぱり人権に関わることなので、非常にマスコミがこういうのには臆病」
宮崎哲弥
「いや、しかもね、人権擁護法が最初ほら、マスコミ規制法の部分が入ってなかったから」
勝谷誠彦
「入ってたら自分たちに関わってくるけど」
宮崎哲弥
「これ(国籍法)は自分たちに関わってないと思うとるねん、マスコミは」
やしきたかじん
「これ大事なことやで、これ、なぁ」
勝谷誠彦
「大事なことですよ」
やしきたかじん
「DNA鑑定とかそんなもんはね、義務付けなあかんで、そんなもん」
宮崎哲弥
「しかもね、国籍をね、付与するかどうかっていうのは、国の都合で出していいんですよ」
やしきたかじん
「そうや、そんな程度であんた、3時間て何やねん、これ」
脇浜紀子
「3時間程度で…。まああの、お金を払ってどうしても日本国籍が…」
やしきたかじん
「新地行っても(自分を指さして)6時間帰ってけえへんのに!(一同爆笑)あほちゃう…?」
(注:新地=大阪市の「北新地」のこと。ラウンジ、クラブ、料亭などを中心とした高級飲食店街)
勝谷誠彦
「あれだけ、あれだけ不法滞在の外国人を全然捕まえられない法務当局や入管が、こんなもん見抜いてできるわけない」
やしきたかじん
「無理無理、そんなもん」
脇浜紀子
「…管理できるかどうか非常に疑問ですよね」
やしきたかじん
「あんなもんね、赤子のこうやって、捻るようなもんやで、そいつら(偽装を企む輩)にとったら」
勝谷誠彦
「そう」
やしきたかじん
「あんな役人なんか」
勝谷誠彦
「だいたいね、もうちょっとね、真面目にね、たとえば入管がもうガーッとコンビニ突然入っていってね、外国人登録証見せろとかってね、そのへん日常的にやっとればまだ信用しますよ」
宮崎哲弥
「そんなに人員がおらんねん」
勝谷誠彦
「何にもしてないで。時々テレビ同行させて、何かホステス刈り込んで、やってるだけでしょ。全然これ、この国と同じで、法律が機能してない。僕ね、月曜日の朝、いっつも日テレの番組に行く時にですね、車で行く時に、自民党本部の横のコンビニで、●●●●(警告音。コンビニ名?)で新聞買って行くんですよ。これが全部外国人やねん、店員がね。自民党本部の真横のコンビニが」
一同
「はあーー(驚きと笑)」
勝谷誠彦
「ほら、礼儀知らん、札とか、釣りとか平気で投げよんねん。『あーひた、あーひた(ありがとうございました)』って。自民党の先生たちはあそこに行って何も感じないのかと思うよ」
やしきたかじん
「自民党の先生は行けへんねん」
勝谷誠彦
「行けへんのやろなー」
脇浜紀子
「まあね、仲良く、別にやる分には何も問題は…」
勝谷誠彦
「仲良くでけへんねん!アイツらは(一同笑、ざわざわ)」
(字幕で「偏りすぎです」とツッコミ)
宮崎哲弥
「別にいいんだけどさー(笑)」
勝谷誠彦
「だから仲良くやっとったら戦争なんかならなかったんや!(一同笑)。奇しくも今日は、あいつらのために引き込まれた戦争のせいで、日本が真珠湾攻撃せざるをえなくなった12月8日ですよ!(田母神論文とリンク?)」
脇浜紀子
「あ、なるほど…(ちょっと間が空いてから一同爆笑)」
宮崎哲弥
「(勝谷に)それ言おうと思ってたな(笑。うなづく勝谷)」
____________________________内容紹介ここまで
河野太郎は重国籍を認めようっていうプロジェクトチームの座長ではあるものの、今回の国籍法改正案とは直接の関係は確かにありませんでした。
ただ、付帯決議には重国籍容認を推進するような文言*1がしっかり入ったわけですし、やはり今回の改正案に全く関係してないとは言えないのではないか、どっかでつながってんじゃないのかという疑念は払拭できません。
*1「本改正により、重国籍となる子供が増加する事態が起こり得ることにかんがみ、重国籍に関する諸外国の動向を注視するとともに、我が国における在り方について検討を行うこと」
さて、スタジオのやりとりですが、たかじんはともかく、宮崎さんも勝谷さんも国籍法についてはさほど詳しくない感じがしました。
ただ、たかじんの発言は象徴的ですね。国籍法の概要をざっと聞いた上で出てきた最初の反応、すなわち、DNA鑑定なしに認知だけで日本国籍が取得できると知った時の「それはあかんのちゃうの」という発言、これはほとんどの国民に共通の反応だろうし、また健全な反応だと思います。
後半は「DNA鑑定なし」についてスタジオで批判的な発言が相次ぎましたが、河野太郎はそういう場面では一切発言せず。反論できなかったからでしょう。
他の場面ではよく喋ってたのにね。韓国のビザ免除とかわざわざ引き合いに出したりね。
ちなみに今はウォン安で日本人観光客が爆発的に増えているため、以前は日本に遠征していた強盗すり団が韓国に戻っているという話も伝えられています(NAVER/韓国日報)。
日本の旅行会社もマスコミも「今は韓国旅行がお得ですよー」と煽ってますが、その分危険も増えてるってこともちゃんと伝えるべきではないでしょうか。
DNA鑑定ができない(しない)理由として、河野太郎は「民法がDNA鑑定をやってないので」と盛んに主張してましたね。
が、勝谷さんも言っていたように、国籍付与というのは「国家の根幹に関わる」ことです。やはり宮崎さんが言うように、「民法の問題とは切り離して」考えるべきではないでしょうか。
そもそも日本の国籍というのは他国のそれと比べると非常に値打ちが高く、たとえ犯罪に手を染めても得たいと考える人たちが世界中にいるわけだから、これはもう「特例」としてDNA鑑定はやはり絶対にやるべきだと私は思います。
もっとも河野太郎も今後絶対にDNA鑑定をやらないと言っているわけではなくて、今回の番組では「もしほんとに偽装認知が増えるんなら、DNA鑑定をやるしかないと思う」とはっきり明言していました。
皆さん、このことはよーく覚えておきましょう(^_^;
国籍法絡みで言うと、12日に伝えられたこのニュースも気になるところです。
・民団、民主・公明支援へ 次期衆院選 選挙権付与めざす(朝日12/12)
【民主党側は、日本国籍を取得した人を含めた有権者への呼びかけなど、「かつてない規模の支援が見込まれる」(小沢氏側近議員)と期待している】とあります。
「いっぺん民主党に政権取らせてみてもいいんじゃない」という方、本当にそれでいいんでしょうか?もういっぺんじっくり考えてみません?(^_^;
余談ですが、国籍法の次は「夫婦別姓」が取り上げられました。宮崎哲弥さん(反対派)VS脇浜紀子アナ(賛成派)ってことでかなり熱いバトルに発展してました。
ざっくり再現すると、こんな感じ。
脇浜「名字が変わるのが嫌」
宮崎「だったら結婚しなきゃいいじゃん」
脇浜「結婚したい。夫の扶養に入った方が税制とかいろいろ有利になる」
宮崎「子供の名字は?『孫にはうちの名字を継がせろ』と闘争になる」
脇浜「闘争したい人はすればいい」
宮崎「よくない。封建制度に戻るだけ」
脇浜「名字にこだわる人もいる。何で認めないの?」
宮崎「夫婦だから(一同爆笑)」
脇浜「別姓認めないのは世界でほとんど日本だけ。なぜ?」
宮崎「実家の力が強すぎるから」
脇浜「今は多様化の時代」
宮崎「じゃあ孫の問題どうするの?」
脇浜「私は祖父もいないし子供もいないから関係ない」
宮崎「あんたの都合で制度を変えるわけにいかない(一同爆笑)」
脇浜「選択できるようにすべき。全然民主主義の世の中じゃない」
宮崎「あなたにとって姓って何?実家の姓を継いでいきたい人?」
脇浜「違う。赤が好きか黒が好きかっていう話。他の名字が嫌なだけ」
実は宮崎さんの本名って奥さんの名字なんだそうです。また宮崎さんは夫婦別姓反対論でデビュー(論壇デビュー?テレビデビュー?)したんだそうです。知らなかった(^_^;
ちなみに宮崎さんが夫婦別姓に反対する理由は、高市早苗さんのような保守的な考えとはまた違い、「夫婦同姓には民主的な根拠がある。伝統主義ではなく近代主義で言ってる」んだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク/国籍法
・国籍法改正案まとめWIKI(移転しました。旧サイトはこちら)
「何をどうすればいいの?」という人向け。最新情報もここでチェック。
・フリージャパン
この問題で奮闘されている水間政憲さんのメッセージがまとめられています。
※拙ブログ関連エントリー/国籍法
・11/14付:【緊急】国籍法改正案について
・11/15付:【超緊急】国籍法改正案 あなたのFAXが日本を救う
・11/18付:【超超緊急】国籍法改正案「麻生太郎が知ってるわけないよ!」
・11/20付:「アンカー」日本が危ない!国籍法改正の裏に潜む危険性
・11/24付:【救国】国籍法改正案 あきらめるのはまだ早い
・12/6付:「ムーブ!」法案成立当日の国籍法改正特集
※拙ブログ関連エントリー/対馬
・06/4/25付:「ムーブ!」勝谷さん対馬レポGJ!
・08/11/10付:「ミヤネ屋」対馬の危機 韓国の“乗っ取り”進行中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
「あの、苦情のメールがね、いっぱい来てるんですけど、この番組には。そのメールでいちばん多かったのが、実は国籍法についての苦情といいますか、クレームの」
やしきたかじん
「国籍法?」
脇浜紀子
「はい。これなんですが、『しれっと通すな!!国籍法改悪』ということで、これね、ものすごくたくさんメールが来たんですね、同じテーマで」
ディレクター(声)
「20通以上」
脇浜紀子
「はい、20通以上なんですが、代表して28歳女性会社員の方のクレームを紹介しますと、『恐ろしい売国法案。河野議員の国籍法案改正に断固反対いたします』と」
…………………………VTR開始…………………………
先月の衆議院。
ここのところいがみ合ってばかりの自民・民主両党が揃って賛成し、たった3時間の審議で採決されたのが国籍法改正案。
テレビではほとんど報じられることのないこの国籍法のニュースだが、インターネット上では「偽装日本人が増える!」「犯罪に悪用される!」と、かなり熱い議論が交わされ、
さらには、自民党プロジェクト・チームの座長、河野太郎議員に非難の声が集中する事態に。
その後、無所属の平沼赳夫議員からもその危険性を指摘する声が上がっているのだが、どんな案なのか?
…………………………VTR終了…………………………
脇浜紀子
「『DNA鑑定なしに、父親だけの認知で日本の国籍が簡単に取得できてしまうこのザル法案。中国、韓国、アジア各国などからいろいろな偽装認知の犯罪が行われる可能性もあります』と。『ほとんどの国民が知らされていない大事な法案が施行されてしまうという危機を、知っていただきたいです』と」
宮崎哲弥
「いや、あの、国籍法そのものは私はよくあの、説明でき…、勝谷さん、できる?」
勝谷誠彦
「うん、だからこれ最高裁でこないだ判決が出て、違憲判決が。つまり正式に結婚してるんではないんだけども、まあ口でや、それ俺の子やって言うたら、それ結婚してたらその子供は日本国籍取れるわけや、ね。だから日本人と中国人との間はね」
【字幕】最高裁『婚外子差別は違憲』判決(今年6月)
結婚していない日本人男性とフィリピン人女性から生まれた後、男性から認知されたフィリピン国籍の子供が「両親が結婚していないこと」を理由に日本国籍取得が認められないのは「法の下の平等」に反するとして、原告10人全員の日本国籍を認めた。
やしきたかじん
「それ今まで通りや」
勝谷誠彦
「うん、だけど何か事情があって入籍はしてないと。そやけど、この子は俺の子やいうことで、いわば認知したら、えー、籍が入ってなくても認知したら、それは日本人の国籍渡す。今までは偽装結婚って、よく公務員なんかがカネで売っとったやないですか、戸籍をね。そうじゃなくって、今はもう口だけでできるようになるわけやから、ハードルが下がるんやないかということですわ」
脇浜紀子
「そうですね」
ディレクター(声)
「それ、詳しいことも含めまして、えー、この河野太郎議員と電話が…」
森武史
「(電話をかける)」
脇浜紀子
「婚姻が要件になってるってことですよね、これまでは」
やしきたかじん
「その代わりDNA鑑定はとらなあかん、いうことやろ?」
宮崎哲弥
「いや、違う違う。それは関係ない」
勝谷誠彦
「それが問題なのよ」
やしきたかじん
「それはあかんのちゃうの」
勝谷誠彦
「言いたい放題」
河野太郎
「はい、河野太郎です」
森武史
「あ、読売テレビでございます。よろしくお願いします」
河野太郎
「あ、どうもー。お世話になりまーす」
やしきたかじん
「あ、もしもし。関西だけで活躍やってるやしきたかじんと申しますが」
河野太郎
「河野太郎ですー」
やしきたかじん
「ああ、どうも、初めまして、ですね」
河野太郎
「こんにちはー。よろしくお願いします」
やしきたかじん
「えー、今回の国際法…」
一同
「国籍法」
やしきたかじん
「あ、ごめんなさい、国籍法に関してね、わりとこの番組にね、たくさんクレームが来てるんですよ」
河野太郎
「はいはいはい」
やしきたかじん
「ま、要は、こういうことを認めてしまうと、ハードルがどんどん下がっていってしまってね、ヤカラな人間もたくさん出てくる可能性も出てくるんじゃないかと」
勝谷誠彦
「河野さん、勝谷です。お久し振りです」
河野太郎
「ああ、こんにちは、どうも」
勝谷誠彦
「あのー、ちょっとここにいる人たちは、まだあまりどういう法律が進んでるのかって知らなくて、それ自身、僕、ちょっと周知が徹底してないと思うんだけども。それ以前に僕ね、河野さんが何でターゲットになるのかが。ネットとか、いっぱい来るでしょう、メールとかが」
河野太郎
「そうなんです、僕も…」
勝谷誠彦
「それがわかんない。で、これ、だって閣法でしょう?」
河野太郎
「僕も何で…」
勝谷誠彦
「別に議員立法で河野さんが中心になってやってるわけじゃない」
河野太郎
「ふふふ(笑)」
脇浜紀子
「これ河野さんが提案されたというような印象を持ってる人が多いんですが」
勝谷誠彦
「違う違う。それは誤解」
脇浜紀子
「違うんですか?」
河野太郎
「全く違うんです」
勝谷誠彦
「たぶんね、たぶんね、これ言うていいかな。お父さんからの連想のような気がします(笑)」
河野太郎
「(笑)ま、そういうのがあるのかもしれませんね」
勝谷誠彦
「何か中国や韓国に甘いんじゃないかということで。でもそうじゃない。だけどこの際、ちょっとですね、どういう法律で、なぜ改正が必要であるのか、あるいは問題点があるとしたらこういうとこだって、ちょっと簡単に説明していただけませんか」
【字幕】現行の国籍法では
日本人の父と外国人の母の間に生まれた子供は父母が結婚していないと、日本国籍は取得できない
河野太郎
「はい。あのー、国籍法の第3条っていうのが今回問題になってるんですけども、これは何かというと、日本人の男性と外国人の女性の間に生まれた子供の話なんですね。と、その、お母さんは生まれた時にこの人がお母さんっていうのは分かりますけども、男性は誰がお父さんか分からない。今までの国籍法は、お父さんがこれは私の子供だと言って認知をするだけでは日本国籍は取れませんと。認知をしたら結婚して初めてその子供に国籍を与えられますっていう、そういう法律だったんです。ところが最高裁で、その、要するに親が結婚してる場合と親が結婚してない場合でそういう差別があるのは…」
勝谷誠彦
「あ、言うた通り(笑)」
【字幕】改正後は、
日本人の父が認知さえすれば、外国人の母と結婚していなくても、その子供は日本国籍が取得できる
河野太郎
「違憲だということで、認知でも国籍が取れるべきだっていうのが最高裁の判決なんですね。で、国籍法のこの第3条は違憲ですということになったんで、その違憲ですっていうのも、最初は違憲ではなかったけども、その社会情勢の変化によって現時点では違憲であると。えー、政府としては最高裁に違憲だと言われてしまった以上、法律を改正しなければいけないというので」
やしきたかじん
「ほな河野さんね、それは、認知というあの、形だけでもうそれは認めなくてはいけないという結論ですよね?」
河野太郎
「そうですね」
やしきたかじん
「DNAどうのこうのはもう必要ないんだと」
河野太郎
「それはね、あの、全くまた別な話で、日本の今の認知っていうのはDNA鑑定をやってないんですから」
宮崎哲弥
「あのね、あの、今の日本の民法って、母親に関しては分娩の事実があればこれをこの、実母とみなす。父親に関しては誰が種か分かりませんよね。そうすると意思主義というのをとっていて、手を挙げる、私が父親だと手を挙げたら、これが実父であるというふうな」
やしきたかじん
「初めて3人4人挙げてやることなん?ほんだらDNAは」
宮崎哲弥・河野太郎
「いや…」
やしきたかじん
「俺も、俺もって言うたら…」
宮崎哲弥
「いや、そうじゃなくて1人挙げればいいわけです(一同笑)」
やしきたかじん
「ほんなら2人挙げたらどうするんやと」
宮崎哲弥
「それは紛争になります。紛争になります。でも基本的には手を挙げれば実父です」
勝谷誠彦
「ふつう挙げたがらないでしょ。どっちかと言うと」
やしきたかじん
「いや、そいつがものすごい金持ちやったとか何かしたらやね」
宮崎哲弥
「で、もう1つは、婚姻していればそれはもう、婚姻中の夫は父親とみなすということになる」
やしきたかじん
「そんなん甘いわ(一同笑)」
宮崎哲弥
「で、ちょっと待って、ちょっと待って。それでさらに言うと、離婚後300日も、前に結婚していた夫が父親であるとみなすという。これは全体の構造。で、それがあるから、いちおう外国人にも平等にせなあかんというような話になっとるわけです」
勝谷誠彦
「そうするとね、河野さんね、今までやったら、まあたとえば偽装で日本人になりすまそうとかしたらですね、国籍を、要するに入籍しなきゃ、戸籍を買わないかんかったから、けっこうハードル高かったと。だけど今度はその、認知するという行為だけでいいんだったら、どんどん、その、ま、偽装日本人が増えるんじゃないかということを、おそらくみんな心配してるんですよ。そこのところは論議はどうなってますか」
河野太郎
「あのー、認知というのは1回やると取消ができないもんですから、今まではほとんど偽装認知というのはなかったんですね。おそらく偽装結婚ていうのが3年間で40数件摘発されてますけども、偽装認知っていうのは1つか2つだったと思うんです。で、これ、あの、法務局でほんとにその子供である可能性があるかっていうのを、実は調査をしてるもんですから、その、全く荒唐無稽な認知だったら、そこではねられます。それからもう1つは、そのー、認知をすると、未成年の場合は親に扶養義務がかかってきますから、あの、これは俺の子供ですと言うと、その子供をちゃんと育てなきゃいけないっていう義務がかかってきますんで、そう簡単に認知を偽装でもしてくれるかと…」
宮崎哲弥
「まあ要するに、不利益が被るというふうに認識する人もいるわけですね」
河野太郎
「そういうこともあります、ええ」
宮崎哲弥
「ただね、これね、要するに、実母か実父を決めるというだけじゃなくて、国籍を付与するっていう問題ですよ。国籍を付与するんだったら、何か別様の手続きということも」
やしきたかじん
「そやねん」
宮崎哲弥
「考えてもいいんじゃないかという気もするんですが、どうなんですか、そのへんは」
河野太郎
「これ、だから現実にそういう偽装認知みたいなものが明らかにその、多いとなったら、その、DNA鑑定をどうしようかっていうことは当然議論されなきゃいけないと思うんですが、代理母出産の場合とかですね、今、実は日本はDNA鑑定をしてないもんですから、代理母だとその、産んだ人がお母さんになってるとか、その、離婚後300日は前の夫がお父さんになってるっていう…」
宮崎哲弥
「それ、代理母っていうのは第三者が産むんでしょ。分娩の事実とは代理母なわけで、じゃあ代理母が本当の実母なのかというと、遺伝子上の母親というのは全く違う」
一同
「ああー」
河野太郎
「全く違うんだけども、今の日本の民法はDNA鑑定をやってないんで、その、分娩をした人が母になるんですね」
やしきたかじん
「DNAやりゃいいじゃないですか」
宮崎哲弥
「ところがね…」
河野太郎
「DNA鑑定をやるとなると、そういうところもどうするかっていう民法全体を変えなきゃいけない話になるんで」
宮崎哲弥
「今度はね、めんどくさい問題が出てきて、DNA鑑定を一般の国民にも、この、親を決める、実母や実父を決めることに規定すると、何て言うのかな、遺伝子主義というか、もう遺伝子のつながりだけが実の母、実の父を決めてしまうということになって」
一同
「ああー」
宮崎哲弥
「たとえばこの子は、俺は遺伝子違うかもしれないけど実父として育てたいんだというふうな人たちの、というのはこう、意思ってないがしろにされてしまうという。だから緩く使ってあるから、国内的にはいい部分というのはあるわけですよ」
脇浜紀子
「そうですね。子供のね、利益も考えたら…」
河野太郎
「だからそこまでやるに足る、いや、そこまでやらなきゃいけないほど偽装認知が増えるんであるならば、そりゃやらなきゃいけないんだろうし、まずどういう状況になるかっていうのを見ながら、1つずつ対応していくしかないのかなと」
脇浜紀子
「その見ながらで言うと、ま、視聴者の方で心配されているのが、ま、その対応するのは結局お役人が対応されていくってことですよね、もしそうなっていったら。で、まあ実際に、ま、ライス、ごはん、こうお米(汚染米)の例とか、年金の例とか見た時に、ほんとにちゃんとその、対応してくれるのかと。もう勝手に調査もせずに、どんどんどんどん通しちゃうような、ま、お役人が多くないですか、というような心配も届いてるんですけれども」
河野太郎
「あの、国籍の問題っていうのは大きな問題ですし、あの、そこは立法府として国会もきちっと見ていきますんで、あのー、そこは僕はあの、状況をきちっと把握しながら、政治が対応するっていうことだと思ってます。それからもう1つあるのは、たとえば韓国から来る時にビザを免除したんですね。で、韓国からのその入国のビザを免除した時も同じような議論があって、その、要するにその、強盗すり団みたいなですね、そういうのが増えるから治安が悪くなるっていう反対の議論がありました。だけどその、免除をしてみて、結局100万人ぐらい韓国から日本に来日する観光客が増えたっていう、プラスの面があります。確かにあの…」
宮崎哲弥
「太郎ちゃんさ、それさ、今ね、何の話してたかっていうと、この(国籍法の)前に何の話してたかって、対馬の話を…(一同笑)」
河野太郎
「ああーー」
勝谷誠彦
「あれは明らかにビザ免除をした副作用です。弊害ですね。僕、対馬のことずっとやってますけれども」
河野太郎
「はいはいはい」
宮崎哲弥
「という文脈になるよな、この流れだと(笑)」
河野太郎
「そこが来やすくなるという面と、逆にその、日本全国の観光地に韓国の方が来てくれて、そこは潤ってるっていう面と、それから、そのー、当初心配されてた、じゃあそんなに犯罪が増えるかっていうのは、増えてますけども、その、100万人増えたことに比べれば、かなりその、増え方は少ないっていうのが現状だと思うんですね」
勝谷誠彦
「だけどね、今の国会ってなかなか大変な国会運営で、もうほとんど法律通らないわけじゃないですか。その中でしかし、これをやりと早く通そうとしてるっていうのは、どうしてそんなに焦るのかな。もうちょっと審議してもいいんじゃないですかね」
河野太郎
「あのー、最高裁の違憲判決ですから、ほっとくと要するに今、法務省がどうしてるかというと、届を全部留保してます。今までは却下してたんですけど、却下できないわけですから」
勝谷誠彦
「なるほどねー」
河野太郎
「今、留保してるのがたぶん100件を超えてるんだと思うんです。と、その法律改正をしないで受け付けますということになると、じゃあいったい全体どこまで遡って受け付けなきゃいけないのかっていうのも、法律なしでやんなきゃいけないっていうんで、非常に不安定になる。それから、その留保してる人から訴えられたら、それはもう100%負けますから」
勝谷誠彦
「田中康夫さんが、あの、質問でね、DNA鑑定を導入すべきじゃないかって言ったと思うんですけれども、そういう論議っていうのは」
河野太郎
「いや、あの、もしほんとに偽装認知が増えるんなら、DNA鑑定をやるしかないと思うんです」
勝谷誠彦
「ということは、それ留保、何か付帯決議でできないんですか」
河野太郎
「付帯決議は付いてるはずです」
勝谷誠彦
「ああ、そうかそうか」
【字幕】偽装認知防止のための付帯決議
・疑義がある場合、父子一緒の写真を求める。
・半年ごとに施行状況を国会に報告し、科学的な確認方法の導入を検討する。
河野太郎
「はい、だからこれ様子を見るから、ほんとにやらなきゃいけないんだったら、あの、やらなきゃいけなくなりますし、その時には国籍取得届ではなくて、国籍取得の許可に変えて、許可しますということにして。要するに3つ問題があって、1つはその国籍届じゃなくて許可にするっていうことと、具体的にじゃあDNA鑑定の費用負担をどうするのか。それからお父さんが逃げ回った時に、民事ですけども無理やり連れてきて、そのサンプルを採るっていうことにするかどうか。それからもう1つは、その民法の全体の考え方との整合性をどうするかっていう、その3つをクリアしないといかんと思うんですね。だからそこはあの、それをやっぱりやらなきゃいけないだけの問題が発生してるとなったら、それは国会で速やかに改正案を通すことになると思います」
一同
「はあー」
宮崎哲弥
「でも私はね、あの、やっぱり、たとえば平沼さんとか櫻井よしこさんとか、反対されてますよね。で、そういうふうに反対が出てきたということで考えるならば、まあ、そのある種のこの、国内の民法の問題っていうのは切り離して…」
やしきたかじん
「そうそう…」
宮崎哲弥
「DNA鑑定を最初から入れておけば、こういうふうな騒動にはならなかったと思いますね」
勝谷誠彦
「国家の根幹に関わる問題だから、それの費用ぐらいは、あの…」
宮崎哲弥
「出していいような気がするね」
勝谷誠彦
「行政訴訟起こされて、それは認められないからって政府、国が負けて、それも、あれもね、僕らの税金で払うわけだけれども、それの両方のバランス考えたら、やるべきだと思いますけどねぇ」
宮崎哲弥
「要するにこう犯罪というか、偽装の取得が増えたらやるというのではちょっと…」
一同
「うんー(同意)」
宮崎哲弥
「じゃあ、じゃあその時にこう発行した国籍はどうなるんだっていう」
河野太郎
「あの、偽装認知であるならば、元々の国籍付与も無効になりますから」
宮崎哲弥
「あ、無効になるんだ」
河野太郎
「はい。それもう最初からなかったことになります」
宮崎哲弥
「しかも、あの、罰金とかが付いたんですよね。罰則が付いたんですよね」
河野太郎
「あのー、認知をして虚偽で国籍を取得すると、7年半以下の懲役又は120万円以下の罰金ですから。おそらく懲役刑が求刑されることになると思いますんで」
宮崎哲弥
「ただ、発覚するかだよね。それほどこう、要するに、偽装見つけるって大変なんですよ、偽装かどうかっていうのを。それが今の法務省にできるかっていう」
勝谷誠彦
「だいたい犯罪者の方が先、先、オレオレ詐欺見てても、先、先、頭働くんですよね。その、法律の内容分かんない議員さんなんかよりはね、うん」
やしきたかじん
「(河野に)分かりました。今日はどうもお忙しいところ、ありがとうございました(一同も挨拶)」
河野太郎
「ありがとうございました(電話終了)」
やしきたかじん
「でも、これあんまりニュースとか、そんなんやってへんのちゃう?」
脇浜紀子
「そうなんですよね。あまり、だからほんとに衆議院も3時間でふっと通してしまって、でも参議院で今…」
やしきたかじん
「そやろ。俺、『おはよう7時』から全部録ってるけど、俺見てへんよ、これ」
(注:たかじんは自宅に10台前後のビデオデッキを揃えており、テレビ番組の動向をチェックしています。番組改編期になると、関西テレビ「たかじん胸いっぱい」などにおいて、新番組の平均視聴率を予想するのが恒例となっていて、この的中率はかなりの高さを誇っています)
勝谷誠彦
「だから人権擁護法と同じでですね。結局やっぱり人権に関わることなので、非常にマスコミがこういうのには臆病」
宮崎哲弥
「いや、しかもね、人権擁護法が最初ほら、マスコミ規制法の部分が入ってなかったから」
勝谷誠彦
「入ってたら自分たちに関わってくるけど」
宮崎哲弥
「これ(国籍法)は自分たちに関わってないと思うとるねん、マスコミは」
やしきたかじん
「これ大事なことやで、これ、なぁ」
勝谷誠彦
「大事なことですよ」
やしきたかじん
「DNA鑑定とかそんなもんはね、義務付けなあかんで、そんなもん」
宮崎哲弥
「しかもね、国籍をね、付与するかどうかっていうのは、国の都合で出していいんですよ」
やしきたかじん
「そうや、そんな程度であんた、3時間て何やねん、これ」
脇浜紀子
「3時間程度で…。まああの、お金を払ってどうしても日本国籍が…」
やしきたかじん
「新地行っても(自分を指さして)6時間帰ってけえへんのに!(一同爆笑)あほちゃう…?」
(注:新地=大阪市の「北新地」のこと。ラウンジ、クラブ、料亭などを中心とした高級飲食店街)
勝谷誠彦
「あれだけ、あれだけ不法滞在の外国人を全然捕まえられない法務当局や入管が、こんなもん見抜いてできるわけない」
やしきたかじん
「無理無理、そんなもん」
脇浜紀子
「…管理できるかどうか非常に疑問ですよね」
やしきたかじん
「あんなもんね、赤子のこうやって、捻るようなもんやで、そいつら(偽装を企む輩)にとったら」
勝谷誠彦
「そう」
やしきたかじん
「あんな役人なんか」
勝谷誠彦
「だいたいね、もうちょっとね、真面目にね、たとえば入管がもうガーッとコンビニ突然入っていってね、外国人登録証見せろとかってね、そのへん日常的にやっとればまだ信用しますよ」
宮崎哲弥
「そんなに人員がおらんねん」
勝谷誠彦
「何にもしてないで。時々テレビ同行させて、何かホステス刈り込んで、やってるだけでしょ。全然これ、この国と同じで、法律が機能してない。僕ね、月曜日の朝、いっつも日テレの番組に行く時にですね、車で行く時に、自民党本部の横のコンビニで、●●●●(警告音。コンビニ名?)で新聞買って行くんですよ。これが全部外国人やねん、店員がね。自民党本部の真横のコンビニが」
一同
「はあーー(驚きと笑)」
勝谷誠彦
「ほら、礼儀知らん、札とか、釣りとか平気で投げよんねん。『あーひた、あーひた(ありがとうございました)』って。自民党の先生たちはあそこに行って何も感じないのかと思うよ」
やしきたかじん
「自民党の先生は行けへんねん」
勝谷誠彦
「行けへんのやろなー」
脇浜紀子
「まあね、仲良く、別にやる分には何も問題は…」
勝谷誠彦
「仲良くでけへんねん!アイツらは(一同笑、ざわざわ)」
(字幕で「偏りすぎです」とツッコミ)
宮崎哲弥
「別にいいんだけどさー(笑)」
勝谷誠彦
「だから仲良くやっとったら戦争なんかならなかったんや!(一同笑)。奇しくも今日は、あいつらのために引き込まれた戦争のせいで、日本が真珠湾攻撃せざるをえなくなった12月8日ですよ!(田母神論文とリンク?)」
脇浜紀子
「あ、なるほど…(ちょっと間が空いてから一同爆笑)」
宮崎哲弥
「(勝谷に)それ言おうと思ってたな(笑。うなづく勝谷)」
____________________________内容紹介ここまで
河野太郎は重国籍を認めようっていうプロジェクトチームの座長ではあるものの、今回の国籍法改正案とは直接の関係は確かにありませんでした。
ただ、付帯決議には重国籍容認を推進するような文言*1がしっかり入ったわけですし、やはり今回の改正案に全く関係してないとは言えないのではないか、どっかでつながってんじゃないのかという疑念は払拭できません。
*1「本改正により、重国籍となる子供が増加する事態が起こり得ることにかんがみ、重国籍に関する諸外国の動向を注視するとともに、我が国における在り方について検討を行うこと」
さて、スタジオのやりとりですが、たかじんはともかく、宮崎さんも勝谷さんも国籍法についてはさほど詳しくない感じがしました。
ただ、たかじんの発言は象徴的ですね。国籍法の概要をざっと聞いた上で出てきた最初の反応、すなわち、DNA鑑定なしに認知だけで日本国籍が取得できると知った時の「それはあかんのちゃうの」という発言、これはほとんどの国民に共通の反応だろうし、また健全な反応だと思います。
後半は「DNA鑑定なし」についてスタジオで批判的な発言が相次ぎましたが、河野太郎はそういう場面では一切発言せず。反論できなかったからでしょう。
他の場面ではよく喋ってたのにね。韓国のビザ免除とかわざわざ引き合いに出したりね。
ちなみに今はウォン安で日本人観光客が爆発的に増えているため、以前は日本に遠征していた強盗すり団が韓国に戻っているという話も伝えられています(NAVER/韓国日報)。
日本の旅行会社もマスコミも「今は韓国旅行がお得ですよー」と煽ってますが、その分危険も増えてるってこともちゃんと伝えるべきではないでしょうか。
DNA鑑定ができない(しない)理由として、河野太郎は「民法がDNA鑑定をやってないので」と盛んに主張してましたね。
が、勝谷さんも言っていたように、国籍付与というのは「国家の根幹に関わる」ことです。やはり宮崎さんが言うように、「民法の問題とは切り離して」考えるべきではないでしょうか。
そもそも日本の国籍というのは他国のそれと比べると非常に値打ちが高く、たとえ犯罪に手を染めても得たいと考える人たちが世界中にいるわけだから、これはもう「特例」としてDNA鑑定はやはり絶対にやるべきだと私は思います。
もっとも河野太郎も今後絶対にDNA鑑定をやらないと言っているわけではなくて、今回の番組では「もしほんとに偽装認知が増えるんなら、DNA鑑定をやるしかないと思う」とはっきり明言していました。
皆さん、このことはよーく覚えておきましょう(^_^;
国籍法絡みで言うと、12日に伝えられたこのニュースも気になるところです。
・民団、民主・公明支援へ 次期衆院選 選挙権付与めざす(朝日12/12)
【民主党側は、日本国籍を取得した人を含めた有権者への呼びかけなど、「かつてない規模の支援が見込まれる」(小沢氏側近議員)と期待している】とあります。
「いっぺん民主党に政権取らせてみてもいいんじゃない」という方、本当にそれでいいんでしょうか?もういっぺんじっくり考えてみません?(^_^;
余談ですが、国籍法の次は「夫婦別姓」が取り上げられました。宮崎哲弥さん(反対派)VS脇浜紀子アナ(賛成派)ってことでかなり熱いバトルに発展してました。
ざっくり再現すると、こんな感じ。
脇浜「名字が変わるのが嫌」
宮崎「だったら結婚しなきゃいいじゃん」
脇浜「結婚したい。夫の扶養に入った方が税制とかいろいろ有利になる」
宮崎「子供の名字は?『孫にはうちの名字を継がせろ』と闘争になる」
脇浜「闘争したい人はすればいい」
宮崎「よくない。封建制度に戻るだけ」
脇浜「名字にこだわる人もいる。何で認めないの?」
宮崎「夫婦だから(一同爆笑)」
脇浜「別姓認めないのは世界でほとんど日本だけ。なぜ?」
宮崎「実家の力が強すぎるから」
脇浜「今は多様化の時代」
宮崎「じゃあ孫の問題どうするの?」
脇浜「私は祖父もいないし子供もいないから関係ない」
宮崎「あんたの都合で制度を変えるわけにいかない(一同爆笑)」
脇浜「選択できるようにすべき。全然民主主義の世の中じゃない」
宮崎「あなたにとって姓って何?実家の姓を継いでいきたい人?」
脇浜「違う。赤が好きか黒が好きかっていう話。他の名字が嫌なだけ」
実は宮崎さんの本名って奥さんの名字なんだそうです。また宮崎さんは夫婦別姓反対論でデビュー(論壇デビュー?テレビデビュー?)したんだそうです。知らなかった(^_^;
ちなみに宮崎さんが夫婦別姓に反対する理由は、高市早苗さんのような保守的な考えとはまた違い、「夫婦同姓には民主的な根拠がある。伝統主義ではなく近代主義で言ってる」んだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク/国籍法
・国籍法改正案まとめWIKI(移転しました。旧サイトはこちら)
「何をどうすればいいの?」という人向け。最新情報もここでチェック。
・フリージャパン
この問題で奮闘されている水間政憲さんのメッセージがまとめられています。
※拙ブログ関連エントリー/国籍法
・11/14付:【緊急】国籍法改正案について
・11/15付:【超緊急】国籍法改正案 あなたのFAXが日本を救う
・11/18付:【超超緊急】国籍法改正案「麻生太郎が知ってるわけないよ!」
・11/20付:「アンカー」日本が危ない!国籍法改正の裏に潜む危険性
・11/24付:【救国】国籍法改正案 あきらめるのはまだ早い
・12/6付:「ムーブ!」法案成立当日の国籍法改正特集
※拙ブログ関連エントリー/対馬
・06/4/25付:「ムーブ!」勝谷さん対馬レポGJ!
・08/11/10付:「ミヤネ屋」対馬の危機 韓国の“乗っ取り”進行中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
母・外国人
の非嫡出子にだけDNA鑑定を科せば、また最高裁で違憲判決が出ますよ。
稲田議員もそういってます。法の下の平等に反するからです。
DNA鑑定を科したいなら、
父・日本人
母・外国人
で結婚済みの嫡出子にもDNA鑑定を導入しなければいけません。
そこのところを理解していない人が多いですね。
> 夫婦別姓
正確には夫婦別氏のはずなんですがねぇ…
|-`).。oO( 昔ある国で、姓はあっても氏がないから創氏したのでつよ… )
母親が外国人の場合のみ、父親と一緒に写った写真を提出せよと言うのは、両親が日本人同士の場合と遣り方に違いが有りますから、差別に当たると思います。
写真鑑定は差別でなく、DNA鑑定は差別だという理由は何でしょうか。
画像と書き起こしを両立されていること、いつもながら頭が下がります。
しかし、今回の番組は突っ込むところが多すぎて・・・。
かいつまんで感想を書いておきます。
まず、今回の勝谷氏と宮崎氏の言動には不自然なものを感じました。
特に勝谷氏は自分から「河野太郎氏が提出した法案じゃない」と話を振り、当然その次に出てくるであろう「では、だれが提出したのか」という質問は切りだしません。
代わりに出たのが「お父さんの連想」発言であり、しかも「何か中国や韓国に甘いんじゃないかということで。【 で も そ う じ ゃ な い 】」と自分から話を別方向に切り替えています。
そのため、視聴者の頭には彼の口にした「閣法」という言葉だけが残り、あたかも麻生内閣が提出した法案であるかのように受け取られる危険性があります。
この改正案の提案者は法務省内のプロジェクトチームだとは言われていますが、以前にも書かせていただいたかもしれませんが、座長の河野氏と座長代理の柴山氏以外のメンバーを誰も知らないという、驚くべき事実があります。
私は、例の厚生省元事務次官殺人事件を理由に、法務省はプロジェクトチーム・メンバーの氏名公開を拒むだろうと予想しています。
大体、なぜ勝谷氏は突然「付帯決議」という言葉を出したのでしょうか?
付帯決議という言葉を知っているなら、当然、それが努力目標レベルでしかなく、施行後には実効力のほとんどない存在だということも知っているはずだと思うのですが、あたかも「そうかそうか」と、さも付帯決議が付いているなら安心だというように納得しているのはおかしいと感じます。
宮崎氏は「国籍法に詳しくない」と言って勝谷氏に話を振っていますが、国籍法改正案の動画は、ニコニコ動画とYOUTUBEで同時トップを記録しています。
二人ともネットには詳しく、今回の騒動とその経過を知らないとは考えにくい。
実際、宮崎氏はその後で国籍法改正案の問題点がDNA鑑定であり、民法との整合性であることをちゃんと説明しています。
もっとも、国籍と民法では、国益で考えれば国籍の方が遥かに重要ですから、どんなに大変だろうと民法の方を合わせるべきなのです。
だから宮崎氏も「国内の民法の問題っていうのは切り離して」と発言しているのでしょう。
ただし、電話の後で。
河野氏は提案したのは自分じゃないと言いつつ、くっくりさんも書かれているように、重国籍というさらに悪質な内容を盛り込んだ私案を提出しています。
第一、河野太郎氏は座長であり、最高責任者です。
座長に責任のない法案などあるのでしょうか?
もしあるとしたら、座長とは一体何のための役職なのでしょうか?
河野氏の「偽装が増えたら考える」発言は、「泥棒に入られてから鍵をかけよう」と言っているのに等しい。
国家の輪郭を決定する国籍で、そのような粗雑な立法は本来許されないはずです。
また、河野氏は「偽装認知なら、元々の国籍付与も無効になる」と言っていますが、その偽装かどうかを判別する唯一の手段であるDNA鑑定が使えないのです。
認められているのは、写真や書類など偽装のしやすい方法ばかりです。
ちなみに、実際の役所の方の感想がいくつかありましたので転載します。
====================
役所で日々偽装結婚申請を受け付けている友人に話を聞くことができました。
この付帯決議の文言だと、申請書があれば写真無しでもOKだし、水際で防ぐことはほぼできなそうだと言っていました。マニュアルを作ってもきっと、現場では意味無いですよ。
民法を知り尽くしている友人なので、借金のカタに、やくざに戸籍を数万円で奪われ、フィリピン女性と偽装結婚→そのうち離婚したことにして・・というループがあることも知っていたし、偽装結婚の相場200万円ということも言ってました。
この法案でもっとも危険だと友人が感じるのは、幼児売春が一番わかりにくくなりそうなので、横行する懸念があるとのこと。
でも私がもっとも危険だと感じたのは、現場の第一線の人間が、この法案が可決したことを全然知らなかったことです。
この件は、ものすごく巧みに隠されていると感じます。
====================
【国籍法情報】法務局勤務の兄からの話を聞きました
私:「国籍法改正になって、現場の窓口で何か父親の認知を厳密に調べる手段とかする予定とかあんの?何か通達とかきてるの?」
兄「いや、何〜も。」
私「何も?もし偽造の認知でも書類が市役所から回ってきたら(認知申請の第一窓口は市・区役所)そのままスルーて事か?記載ミスとか無い限り?」
兄「まあー、そういう事だなー。」
以上です。
現場は想像以上のザルだ・・・。
ちなみに兄は法務局勤務一筋20年の係長、実際に国籍申請の事務処理経験もあり、信憑性は100%です。
まずいですよ、こりゃ。
====================
すでにご存じかとは思いますが、「ちちんぷいぷい」で国籍法改正案を報道した際の動画をご紹介します。
石田氏の不可解な説明に、出演者も首をひねっています。
たかじん氏もそうですが、初めてこの話を知った人は必ず「DNA鑑定が必要なのでは?」「子供を日本人として認めてあげたいからこそDNA鑑定が必要なのでは?」と言いますね。
【国籍法改正案 2008-11-26 ちちんぷいぷい】
http://jp.youtube.com/watch?v=LwbrU8OAdMk
補足 | 2008/12/13 07:46 AM
<以上の投稿はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid590.html#commentsより転載しました>
(文章を若干整理)
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/f16559bb39577e14dc8e0e6d7b4af668#comment-list
Unknown (ありがとうございます)
2008-12-07 18:57:20
戸井田先生お体を大切になさって下さい。
そうですね、まだ「なんだかよくわかんない、でも泣いてる人が喜ぶんだからいい事」ぐらいに思ってしまう方は多いですね。
民主党の「右翼」(川田議員が右翼とは笑)と批判していらっしゃった方も、現行の国籍法を誤解していらっしゃるんですよね。「婚姻がないと認知できない」なんて。出産後は、婚姻がないと認知できませんが、妊娠中、お腹にあかちゃんがいる10ヶ月の間に、男性に「認知」してもらえば、その子は日本国籍を取得できます。
賛成派の方は、これをわざと曖昧にして、ハーフの子が泣いている映像ばかりを流しますが、「批判している人は誤解している」などと言うなら、ここの所の説明をしつこいくらい、漫画でもつかって賛成されている方は説明すべきです。
また、駐韓フィリピン大使館から、韓国に住むフィリピン人女性に、「韓国人警戒令」が公布された事もあります。韓国人ブローカーによるフィリピン人女性を騙す売春斡旋が横行したからです。これ以外にもフィリピン政府は名指しで人道的な問題を批判しています。興味のある方は調べて下さい。
またフィリピンへの旅行者は、人口は半分にも満たない韓国の方が、日本を抜いて2位なんです。1位のアメリカにも迫る勢いです。非情な事をいっているかもしれませんが、ここのけじめをつけないと、さらに「道具」にされる子供が生まれるのです。
移民というと、国際的な動きの様に感じる方もいますが、既にヨーロッパでは移民政策に失敗し、強制国外追放という動きが盛んに行われています。先日欧州議会では、日本が改正法案を出した皮肉の様に、「ECブロック在不法外国人移住者締め出し法案」という文字そのものの法案が成立されました。
DNA鑑定に関しては、日本の弁護士資格と国際弁護士資格を両方お持ちになる自民党の牧原秀樹議員によると、「調べてみると、スイスは従来の日本の法律(国籍法)と全く同じだ。ドイツは今回の日本と同じような改正を行ったところ、偽装認知などの事例がみられた。日本はドイツと同じ失敗を繰り返すことになる。DNA鑑定は有効であり、世界的にも事例があることだ」とおっしゃっているそうです。
各国の移民の家族に 対するDNA鑑定の様態は
<要約>
イギリス、1990年から、費用は国が負担
イタリア、2005年から、費用は申請者が負担
オーストリア、2006年から実施
オランダ、2000年から、費用は申請者が支払うが、親子関係が証明されれば払い戻し
スウェーデン、DNA鑑定が行われていて、費用は申請者の負担。ただしDNA鑑定の法はない。
ドイツは、2004年から、費用は申請者が負担
デンマーク、1996年から、費用は国が負担
ノルウェー、2002年から、費用は国が負担
フィンランド、2000年から実施、費用は申請者が負担
ベルギー、2003年、費用は申請者が負担する。
フランス、2007年10月23日、新移民法で義務づけ。
(http://www.afpbb.com/article/politics/2302148/2276032)
だそうです。
反対している人達を批判する人達が、こういう事をかたくなに隠し(頭の良い方達だと思うのですが)言うに事欠いて「ネットの一部の組織」などと妄想するのは、悲しいです。
補足 | 2008/12/13 08:07 AM
<以上の投稿はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid590.html#commentsより転載しました>
20万円以下と聞いてたんですが
すこしは厳しくなったんですか?
河野議員は典型的な「嘘はついてないけど、本当のことも言ってない」ですね。
名古屋では日教組(と生協)が南京大虐殺の展示会を企てています!
【潰せ!】 反日サヨクが名古屋で南京虐殺記念館の資料を借り受け展示しようと画策!
http://buster21.at.webry.info/200812/article_24.html
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
たろささん:
河野太郎の言ってるのは併合罪を適用したケースのようです。詳細はこちらを。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/img/img2937_081205-12bassoku.jpeg
>ただし、電話の後で。
YOUTUBEでも確認しましたが、この段階ではまだ河野氏とは通話中です。
重箱の隅を突つくようで申し訳有りません。ですが反論が完璧に近ければ近いほどちょっとした綻びに食いつかれる可能性もまた大きいのです。
自分的には勝谷氏はかなり河野氏を庇っている印象を持ちましたが、宮崎氏についてはさほどそうは感じませんでした。
国籍付与の話がなければ当人同士の問題なので国がどうこうする必要は無い。
私はそう思います。
これは理解できます。その為に差別を解消しましょうというのも理解の範疇です。
しかし認知したら即国籍を付与するというのは、差別解消の手続きとしては粗漏というかお粗末の印象をぬぐえません。
なぜなら「認知」は親子関係を認定する法律行為であって、国籍を付与するという前提を持ってなされる法律行為ではないからです。
親子関係を成立させる目的だけなら認知で十分でしょう。
しかし、この度はそこに従来の認知という法律行為に想定されていなかった国籍付与という新しい効果が結果的にが組み込まれています。
当然その為に生じてくる問題に対応するための議論をし、それぞれに適切に対処する措置を講じて立法するべきです(最高裁とてそれくらいのことを法のプロとして想定しているでしょう。そもそも最高裁が新しい判例を出したのは課科学が発展してDNA鑑定による親子認定が可能になったという理由もあるのではないでしょうか)
それを婚姻条件だけ削除して国籍を付与することを前提でない制度である認知だけで平等ですと済ませてしまうというのはあまりにも乱暴な立法行為というものでしょう(旧法がなぜ婚姻を条件にしたのか。その危惧はどう解消されるのかも論じられるべきです)
尚、法案提出者の件、以前6日のコメント欄にも書きましたが法務省(森英介法務大臣)になります。そし森大臣と法務委員会委員長山本幸三氏が閣議決定後積極低にリードしてこの法案を成立させています。(稲田氏が奮闘していますが)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000417020081118003.htm
(議事録です)
もう少しつっこんだ話をしてほしかった。
DNA鑑定はじめから導入すればいい話だし、韓国人が日本にきていいことなんて一つもないですよ。これって偏見とかではなく事実です。百害あって一利なしなんて韓国人(中国人)のための言葉ですよ。世界中で韓国に優しい国なんて日本しかないんですから・・・
大部分は市町村に認知届を出した時点ではねられるので
せいぜい50万円以下の罰金でしかない。しかも「だまされた」ということが認められたら、罰金取られるかどうかあやしい。
法務局が市町村の「認知」についてどれほど口出しするか?役所の縦割りを考えたら
究極のざる法になるべく定められたようなもの
是非とも一度以下のサイトを読んでみると連中の実態が良く判りますよ。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~v-o-t/philippin1-jiken.htm
厳密に言えば「国籍法」が求めているのは国籍継承の条件であり、親子判定ですらなく、A国人の父とB国人の母の間の子の国籍は、<二重国籍を認めない>大前提のもとではA国かB国の国籍が否定される。
そもそも、親子関係=国籍の継承とすること自体に無理がある。親子関係は国籍継承の一つの必要条件であり、十分条件を追加すれば良いのだ。たとえば、国籍の付与の条件を「父・母(民法の意味の父母)いずれかが日本人であること」かつ「遺伝的に1/2以上の祖先が日本国籍所有者であること」にすれば矛盾は解決する(この場合、民法上の父母は養父母でも良いと思う)。
法の前の平等が云々されるが、国籍条件を上のようにした場合、嫡出子に対してDNAの継承を推定してDNA鑑定免除(単に省略するだけで、虚偽のある場合罰則が科せられると同時に日本国籍を遡及して取り消される)とし、非嫡出子にDNA検査を義務付ける(日本人同士の子供でも非嫡出子にはDNA鑑定を義務付ける)とすれば利便性も損なわず問題ないように思える。
このトンデモな反日売国な催しに参加している
愛知子どもの幸せと平和を願う合唱団<ぞうれっしゃ関係>略年表
に、
愛知教職員合唱団として、設立
と明記されている。
つ ま り、
この反日売国の催しを画策している輩の一員に日教組が絡んでいる。
名古屋市の後援で開催が予定されているこの催しの正体は、共産革命を目論んでいる反日極左による日本という国の破壊を目的としたもの
である!
この様な催しの開催はなんとしても阻止しなければならない!
http://buster21.at.webry.info/200812/article_24.html
大変重要な情報だと判断します。
結論から言うと、ニュース23で「国籍法が欲しい」と泣いていた女の子は、現行の国籍法で問題なく国籍を取得できていたのだそうです。テレビ報道はこの点を意図的に隠していると思われます。
(文章整理、強調は筆者)
http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/36b5ec68213b752548da6acd592c9e29
最高裁違憲判決は国籍法第八条と完全に矛盾。原告が権利偽装 (ころ)
2008-12-14 16:05:47
最高裁違憲判決は国籍法第八条と完全に矛盾。原告が権利偽装
国籍法第八条簡易帰化で違憲判決が崩壊 / 2008-12-06 19:09:23
・ガス抜きマスコミも、国籍法第八条の報道は拒絶
最近マスコミが報道し始めたが、相変わらず完全に抜け落ちている情報が一つある。
それは「国籍法第八条でフィリピン人女性の子供は3才で簡易帰化できたのに、それをしないで告訴を仕掛けてきた」ということ。これについては報道規制が依然としてかかっているようだ。
そこを突っ込まれると、【 最 高 裁 の 違 憲 判 決 自 体 が 否 定 】される。
チラシによる周知活動も、請願も、訴追もそこに重点の一つを置いた方がいいと思う。
・地裁は何でフィリピン人女性を門前払いして法務省で簡易帰化するように指示しなかったのか?東京地裁は変
======================
国籍法
第八条 次の各号の一に該当する外国人については、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号、第二号及び第四号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。
一 日本国民の子(養子を除く。)で日本に住所を有するもの
二 日本国民の養子で引き続き一年以上日本に住所を有し、
かつ、縁組の時本国法により未成年であつたもの
三 日本の国籍を失つた者(日本に帰化した後日本の国籍を失つた者を
除く。)で日本に住所を有するもの
四 日本で生まれ、かつ、出生の時から国籍を有しない者でその時から引き続き
三年以上日本に住所を有するもの
~~~~~~~~~~
======================
例のフィリピン人女性の子供は3才で簡易帰化できたわけだが、テレビ新聞と全マスゴミは国籍法第八条の簡易帰化の話は一切報道しない。
国籍法第八条を読んでない全マスゴミとネット工作業者と民主・公明支持者、森英介と河野太郎は知的障害、井の中の蛙なの?
つまりこの裁判は、地裁に届けられた時点で
「来るとこ違うよ。法務省で簡易帰化の申請して。」
と門前払いになるはずだった。受理してる時点で異常極まりない
http://blog.goo.ne.jp/sdfa2000/e/84615dcdec5c624cb46ec34fa7975cf6
補足 | 2008/12/14 04:45 PM
<以上の投稿はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid590.html#commentsより移動しました>
つまり国が「やらせ」したってことでしょうか?
その真意はいったいどこにあるんでしょう。
何をそんなに焦って国籍法を改正(改悪)する必要があったのか、不思議でしかたありません。悪法だとわかっていたからこそ急いだのか、国民がマスコミに騙されなくなってきたための焦りなのか。
それよりも、なぜこんなやらせまで・・・・
本当に売国議員やメディアには怒っても怒りきれないほどです。
どうしてこんな国になってしまったんでしょう・・・FAXなどで抗議・陳情書を送るしか手はなのでしょうか。デモも何千人規模でマスコミの報道がなければまったく無意味に感じます。
お疲れ様です。
お疲れの際は、美輪明宏さんの動画お勧めです。特に
「ヨイトマケの唄」
今見てきました
心が洗われ、力が出てきます。
コメントの引っ越し、ありがとうございます。
消えていたので一瞬ビックリしましたがw
一刻様。
ご指摘ありがとうございます。該当箇所の前後に河野氏が話していないため、勘違いをしたものと思います。今後、「ただし電話の後で」という文章はないものとしてお読みください。それで問題ありません。理由は後述します。
>自分的には勝谷氏はかなり河野氏を庇っている印象を持ちましたが、宮崎氏についてはさほどそうは感じませんでした。
私も全く同意見です。
このお話が出ましたので、私の想像する2人の立場について書いておきます。
現在の勝谷氏の役割は、真の責任者に視聴者が気付くのを妨げ、問題の本質をはぐらかし、国民感情が高まる前に自分から過激な発言をしてガス抜きをすることです。
宮崎氏については、私はこう考えています。
彼は直接擁護に回ろうとしているわけではなく、「積極的に議論を深めないようにしている」だけです。
いわば、勝谷氏の「特定の結論への誘導」に対し、宮崎氏のは「特定の話題からの逃避」です。
したがって、私が「ただし電話の後で」と書いたのは、「直接、河野太郎氏に疑問をぶつけないで」という意味なので、この文章を削除するだけで、全体の意味は変化しません。
ただし、それは私が間違ったことを糊塗するものではありません。
「ただし電話の後で」と書いたのは私の確認ミスでした。
ただ一点、宮崎氏が非難されるべきなのは、「民法の規定は絶対」だと、たかじん氏の意識をミスリードしようとしている点です。
しかし、たかじん氏は納得しなかった。(私にはたかじん氏の方が正論に思えます)
すると宮崎氏は慌てて「ちょっと待って、ちょっと待って」と懇願します。
私の印象では、この宮崎氏による民法の説明は予定の行動であり、宮崎氏にはどうしてもここで説明しておかなくてはならない理由があったと感じました。
つまり結論が先にあって、どうしてもその結論に議論を合わせなくてはならない。
「ちちんぷいぷい」の石田氏がやたらにDNA鑑定の書式や写真審査にこだわったことを想起します。
しかも、その宮崎氏の説明の直後に、勝谷氏がすかさず河野氏に話を振っています。
まるで、たかじん氏がこれ以上口を出さないように取り上げるかのごとく。
彼だけでなく、今テレビで発言する人たちには信じられないほど大きな圧力がかかっているものと推察します。
<ロング・バージョン:http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid590.html?>
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5548336
(動画より要約)
今回の悪質な拡大解釈
↓ ↓ ↓
認知届が提出されて、結婚していなくても
【 DNA鑑定無しで、すべて国籍を認める 】。
窓口で親子でないことを見破るのは不可能!
本人が告白しない限り不可能です!
実際の判決 = 『父母の婚姻を国籍取得の要件にすることは違憲である。』
河野のウソ = 『違憲判決が出たから認知届けを受理しなければならない。』
手続きをちゃんとすればいいだけの話。
二重国籍を認めろ。とは言ってない。
二重国籍を認める。とは書いてない。
完全に拡大解釈で、だましだ!
(音声部分要約)
▽河野太郎ブログ「国籍法改正案Q&A」より
Q.最高裁が違憲だといっても、国籍法を改正する必要はないのではないですか。
A.最高裁の違憲判決が出て、国籍法の第3条が違憲であるということが確定した時点で、認知届けが受理された子供の国籍取得届を却下することはできなくなりました。そのため、法改正をして国籍届けを受理する必要があります。もしも、何らかの理由で法改正ができない場合は、そのまま届け出を受理せざるをえなくなるかもしれず、法律的に安定しません。政府としては、そういう状況を避けたい。
▼そこが一番のウソです。
つまり、認知してほしい親子が届けを出した場合に、その人が本物かどうかを
【 チ ェ ッ ク し な い 】というのがこの法律です!
そこに問題があります。
だからこの河野氏の解答は、問題の「すり替え」です。
そこを皆さんは騙されているんですよ。
認知希望者が出てきたら、チェックをしましょう。
DNA鑑定をしましょう。
それが当然じゃないですか。
ポイントは河野氏が言っている、
違憲判決が出たので、申請がされたら【 受理しなければいけない 】。
ここのウソなんですよ。
実務的に考えれば、国籍の申請がたくさん来るからこれは放置はできないが、
問題は「父母の婚姻を国籍取得の要件にするということは違憲」というだけのこと。
従来の国籍取得の手続きをきちんとやればいいだけなんですよ。
「複数国籍を認める」などと言うのは拡大解釈です。
ですが今回また新たに納得できない点が生じました。
>ただ一点、宮崎氏が非難されるべきなのは、「民法の規定は絶対」だと、たかじん氏の意識をミスリードしようとしている点です。
途中経過はどうあれ宮崎氏は最終的に「平沼さんや櫻井よしこさんのように反対が出てきたことを考えれば、(国籍法は)国内の民法とは切り離して(考えるべきだ)」「DNA鑑定を最初から入れておけば、こういうふうな騒動にならなかった」と述べています。
正直申し上げて、勝谷氏、宮崎氏を買い被りすぎではないでしょうか。二人は「国籍法」に対してさほど見識も危機感もない、だからこそ今回中途半端とも言うべき一連の発言となったのではないか、だからこそ根深い問題なのではないかと見ております。
同感です。テリーよりちょっとマシに過ぎないと思う。
特に勝谷は今では小沢の太鼓持ち。反自民なのか小沢信者なのか知らないが、外国人参政権をやろうとしている外患誘致みたいな小沢民主党への政権交代を言い続けるとは、例えば対馬の問題等どう思っているのか。あれだけ対馬や皇室典範の件では真っ当な発言をしていたのに、本当に失望した。
民主党=社会党!様
コメントありがとうございます。
能力の寡多はともかく、「経過はともかく最終的に」ということは、宮崎氏の発言が矛盾しているという証明でしかないと思うのですが、いかがでしょうか?
言いたかったのは「特定の結論への誘導」だの「特定の話題からの逃避」だのというのはあなたの勘繰りであり、両氏さほど深く考えて発言はしていないという事です。だからこそ中途半端な発言、あなたの言葉を借りれば「矛盾」した発言となったのです。
「テレビの圧力」というのも陰謀論の分野で、他のテレビ芸人はともかく勝谷氏は対馬問題で過去に言いすぎてある番組をクビになったとこの番組の前半で言っていますし、宮崎氏も「ムーブ」という番組の方向性に疑問を持ち自ら降板したことを以前告白していました。
国籍法改悪の問題は非常にデリケートですから、前に具申しましたように改悪賛成勢力がちょっとした綻びに食いついてくる可能性も大きいのです。
しかし、そもそも論なのですが、
子供にもし国籍が無いとすると大問題ですが、なぜ日本国籍を取ることに固執するのでしょうね?
国籍を持つことは権利であり、またある意味で義務でしょうが、「日本国籍」を取得することは別段権利でも何でもないはずです。
どうしても日本国籍がほしければ帰化すれば良いだけの話ですし。
どうも国会の議論を見ていると、
国籍という国家の構成要員としての資格を議論している、という緊張感が全く感じられないのは私だけでしょうか?
日本国籍を取得するということは、日本の現在、そして将来について責任と義務を負うということだという認識は、所謂人権派という人達は理解してるんでしょうかね?
ご回答ありがとうございます。
まず、ご指摘の「勘繰り」部分は一刻様への返答の部分であり、だからこそ「このお話が(一刻様から)出ましたので、【 私 の 想 像 す る 】2人の立場」とお断りさせていただいております。
また、お二人のこと、特に宮崎氏の『ムーブ!』降板の原因と経緯については私もよく存じております。しかし、私が問題にしているのは過去ではなく、今放送回の発言内容とその検証です。「彼らはいい人だし、知らないのだから気にするな」という意見には賛成できませんし、知識がないにしては「付帯決議」という言葉が出てくることはやはり不自然に思います。
いずれにしても、これ以上こちらにご迷惑をかけることは私の本意ではありませんので、書きこむのはこれで最後にいたします。
最後に、昨日、中国・江蘇省で鳥インフルエンザの発生が確認されました。
しかもその事実が隠蔽されていた可能性があります。
http://www.asahi.com/international/update/1216/TKY200812160442.html
中国・江蘇省で鳥インフルエンザ発生 情報隠ぺい指摘も
これから青山繁晴氏をはじめとして、いかにパンデミックに対処すべきかが報道されることになります。
国籍法改正案も、今後は各地域単位での抗議活動に移行してゆきます。
皆様もご自分で、ご自分の家族やコミュニティを守らなければなりません。
ご自愛くださいますよう、心より祈念いたします。
くっくり様、皆様、ご迷惑をおかけしました。
では、失礼いたします。
ここ一か月近く、ネットを開くと必ずと言っていい程、国籍法改悪案の文字が飛び交ってますね。
法案の細かいトコまでは解らないけど、
要は両親のどちらかが日本人であればその子供に日本国籍が与えられる。という事ですよね。
何回か戸井田代議士のブログに私なりに思った事を書いてみたのですが、殆どスルーされました(涙)
先程も言いましたが、この法案の細かい内容までは解らないので、お話にならないような事だったらすいません。
私が最初に思ったのは、北朝鮮の拉致被害者が帰国した時に家族全員がすぐ日本国籍を所得できるようにする為。という事。
でもそれなら、帰化すればぉk。と言われて、ちょっと考え過ぎかと思っていたんですが、最近北朝鮮などの人権や人道支援、衛生環境、健康診断などの特別な援助策をやってくそうなので、北朝鮮は確実に崩壊だと思います。
ここで国籍法に話を戻しますが、北朝鮮の国民を支援する為に国籍を与える為。とは考えられませんか?麻生総理の事だから、そんなに危険な法案だったらとっくに廃案になるように対処するはずです。
それをしないという事は、やっぱり何かしらの目的があるとしか思えません。
誰も彼らはいい人などと言っていないし、むしろ批判をしたつもりですが。それに「付帯決議」の意味を御存知ですか。国籍法だけに付く特別な物ではないのですよ。
こんなのが国を動かしてると思うと不安通り越して胃に穴が開きます。
DNA鑑定なんて5万もしないし、一週間もかかりませんしねぇ。
DNA鑑定が導入されるまでに違法認知した犯罪者はどう裁くつもりなんでしょうね。