集団自決で審議会「軍命令の資料ない」けど「軍強制」は容認?
今朝(12月7日)7時頃目覚めた私、いつものように布団の中でテレビをつけました。
そしたらNHKのニュースで、例の沖縄戦集団自決の教科書検定問題をやってました。
まだ半分寝てたから細かく覚えてないけど、「軍の命令示す資料なし」「審議会が教科書会社に伝えた」というふうなことを言っていたので、あらら?これまでの流れを考えるとおかしなニュースやなぁ……と。
で、後ほどネットでNHKの記事を調べました。ありました。
そしたらNHKのニュースで、例の沖縄戦集団自決の教科書検定問題をやってました。
まだ半分寝てたから細かく覚えてないけど、「軍の命令示す資料なし」「審議会が教科書会社に伝えた」というふうなことを言っていたので、あらら?これまでの流れを考えるとおかしなニュースやなぁ……と。
で、後ほどネットでNHKの記事を調べました。ありました。
■“集団自決 命令の資料ない”(NHK12/7 4:33)(魚拓)
文部科学省の教科用図書検定調査審議会の委員が各々どういう思想の持ち主なのか、私は知りません(お時間ある方はググッてみて下さい(^_^;)。
が、審議会がこの問題で複数の研究者の意見を聴取した、そのこと自体は良いとしても、人選が「軍強制肯定派」のみで占められており(「アジアの真実」さん参照)、中でも関東学院大の林博史教授は、特に「軍命令を教科書に明記せよ」方向にリードしている人物で、自身のHPで審議会に提出した意見書まで公開しているという(これはルール上、かまわないんですかね?)、熱の入りようなんですよね。
この問題を普通に調べた人であれば、「軍命令」がなかったというのは明らかにわかることなんですが、何せこのような流れで来てたもんですから、私は審議会はてっきり「軍命令(あるいは軍強制)を教科書に明記せよ」という結果を出すんだろうと予想してました。
だからこのニュースは意外でした。
だけど、NHKだけでは偏りが気になる。ってことで、他社の報道も調べてみました。
そうしましたら、各社ばらつきがあるというか、ニュアンスがかなり違ってるようです。
中日新聞(東京新聞)や共同通信系は、見出しだけを見ると、「軍強制肯定派の勝利!」みたいな印象。
■「軍の強制」復活容認 教科書検定審指針(中日新聞12/7朝刊)
■検定審「軍強制」容認へ/教科書会社に指針提示(四国新聞12/7 02:19)
NHKでは触れられていなかった「強制」の容認――。
但し、ここでも「軍の命令はなかった」と報道されていますね。
見出しだけだと軍強制肯定派が有利になったような雰囲気なんですが、本文を見ると彼らが本当に求めていた「軍命令の明記」はかなわず、さらに「検定意見の撤回」*1も審議会はしない方針だと書かれてあります。
*1 2008年4月から高校で使われる教科書の検定で、2007年3月、集団自決に関する記述に初めて文部科学省から検定意見がつけられ、すべての教科書から日本軍の「強制」が削除されるに至りました。そのため、軍強制肯定派は自治体、マスコミなども巻き込んで「検定意見の撤回」を求める運動を大々的に展開してきたのです。
次に、沖縄の地元紙2紙を見ますと、沖縄タイムスは軍強制肯定派にとってはネガティブな見出しで、本文もショックがありあり。琉球新報は見出しはポジティブですが、本文はやはりショックがありあり。
■文科省、軍命明記回避を要請/再申請指針示す(沖縄タイムス12/7朝刊)
■「軍強制」削除撤回せず 教科書検定審が指針(琉球新報12/7 10:14)
意外にも、最後の琉球新報が一番まともというか、正確な報道をしているという感じがします。
軍の「強制」復活はもちろん「命令」明記も目論んでいた沖縄タイムスと琉球新報にとって、「命令」明記がかなわなかったこと、そして「強制」についてもあからさまな書き方はできず、どの程度まで記述できるか怪しくなったということで、かなりショックを受けているように見えます。
あと、時事通信は、審議会の「雰囲気」を伝えています。
■軍強制の断定記述に疑問=「集団自決、背景は多様」−再訂正の動き・教科書検定審(時事通信12/7 1:32)
私が思っていたよりまともな委員が多そう?
ちなみに全国紙はどうも今回、後追いだったような……。
・沖縄戦集団自決「多様な要因」 教科書問題で審議会(朝日12/7 13:33)
・教科書検定:「沖縄戦集団自決の背景は多様」…審議会(毎日12/7 7:43)
うちは産経新聞を購読してるんですが、朝刊には載ってなくて、夕刊も目立たない場所に、他のニュースと並べて箇条書き程度に伝えただけでした。
読売新聞はネットで探した限り、記事自体が見当たりませんでした。紙面には載ったかもしれませんが。
で、審議会の指針について、渡海文部科学相はどう言ってるかというと。
■文科相「承知していない」/軍命明記回避(沖縄タイムス12/7夕刊)
この見出し、誤解を招きますね。
渡海文科相は「指針が出されたかどうか承知していない」と言っているのに、この見出しでは、「軍命明記回避を承知していない」と言ったように誤解してしまう人が多いのでは。
(最後まで読んでみれば、見出しの「軍命明記回避」は記事の後半部分を指してるとわかるんですが)
これまで軍強制肯定派が強硬に求めてきており、軍強制否定派が大変危惧していた「検定意見の撤回」という最悪の事態は、とりあえず避けられそうな空気になってきたようです。
とはいえ、このままでは、「軍の命令があった」と明記さえしなければ、また、「軍の強制があった」といった紋切り型の書き方さえしなければ、検定に通ってしまう可能性は大いにあると思われます。
渡海さんの態度もそうですが、「指針」の内容自体がいまいちすっきりしないんですよね。
結局、事をこれ以上荒立てたくないから、間をとってお茶を濁そうってことですかね?
そんな中途半端な幕引きをすれば、必ず将来に禍根を残すと思います。
しかし、ここまでの騒動に発展したのは、やはり安倍政権から福田政権になって、山崎拓の子分である渡海さんが文部科学相に据えられたことが大きいんじゃないかと。
まぁ、まともな人が大臣でも、今回、軍強制肯定派の圧力はものすごかったわけで、多かれ少なかれ何らかの対応をせざるをえない事態に追い込まれはしたでしょうが……。
だって、あの9月の沖縄の集会をきっかけに、地元メディアだけでなく、朝日新聞、TBS、テレビ朝日など多くの全国メディアが全面的に軍強制肯定派をバックアップし、政治介入を煽ったわけですからね。
あと、今回の件、大江健三郎氏の裁判(拙エントリー11/10付)にも影響があったりするんでしょうか?
「集団自決に関して日本軍の命令を示す資料は見つかっていない」「軍が直接自決を命令した事例は確認されていない」と、文部科学省の審議会が認定したわけですから。
でも委員は民間人だし、政府見解とかじゃないから、特に大江氏の不利にはならない?
明けて本日12月8日は、大東亜戦争が始まった日です。
日本の戦いが大きなきっかけとなり、白人に支配されていた有色人種の国々の独立につながっていきました。
日本のため、あるいはそういった国々のため、身を挺して戦ってくれた祖父の代(兵士だけでなく国民全体)のためにも、この沖縄戦集団自決の問題も含め、正しい歴史を子孫に伝えていく責務が、今を生きる私たちにはあるのではないでしょうか。
彼らは軍民一体となって決死の覚悟で戦いました。沖縄県民ももちろんそうです。軍によく協力し、鉄血勤王隊、ひめゆり隊などができました。
だからこそ、海軍部隊司令官の大田実少将は自決前、海軍次官宛に「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」という、かの有名な電報を打ったのです。
集団自決を「日本軍の命令や強制で殺された」とすることは、日本軍だけでなく沖縄県民の名誉をも貶める行為です。決して許してはならないと思います。
※拙ブログ関連エントリー
・06/8/28付:「集団自決、軍命令は創作」初証言
・07/3/31付:「集団自決に軍関与」高校教科書から削除
・07/6/24付:集団自決 真実を語れない沖縄の特殊性
・07/10/2付:集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
・07/10/4付:続・集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
・07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(1)
・07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(2)
・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・
■米の北テロ支援国指定解除、参院特別委で反対決議を採択(読売12/7)
5日の衆院に続き、参院でも採択。
共産党は衆院でも参院でも反対に回りました。覚えておきましょう。
■環境、北朝鮮核問題で協力確認=小沢民主代表、中国国家主席と会談(時事通信12/7)
「ゴルァ小沢!民主党の連中!何のんきに中国なんか行ってるんや!はよ帰ってきてテロ特やらんかい!」と、夫がすこぶるご機嫌ななめ(T^T)
下の記事を読んだら、夫でなくても誰でもそう思うでしょう。
・【やばいぞ日本】第5部 再生への処方箋(4)「海賊退治になぜ動かない」(産経12/7)
当事国なのに血どころか汗も流さない。他国に任せっぱなし。
日本は礼節を重んじる国ではなかったのでしょうか?
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。なお、営利目的、アダルト、エントリー内容と無関係なトラックバックは削除させていただきます。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
高校の日本史の教科書検定で沖縄戦の集団自決に日本軍が直接関与したとする記述が削除された問題で、文部科学省の審議会が「集団自決に関して日本軍の命令を示す資料は見つかっていない」とする指針をあらためてまとめていたことが明らかになりました。
この問題は、来年4月から高校で使われる日本史の教科書の検定で、沖縄戦で起きた集団自決に関する記述から日本軍の直接的な関与が削除されたものです。
これに対して、沖縄県で反発が強まり、文部科学省が教科書の記述の修正を認める方針を示したことから、これに促される形で集団自決について記述した6つの教科書会社すべてが記述の修正を求める訂正申請という手続きをとりました。
申請された記述は多くが日本軍の関与をこれまでより強める形になっていて、文部科学省は教科書検定審査会を開き、沖縄戦の専門家などから意見を聞くなどして申請された記述を認めるかどうか審議を進めています。
その結果、審議会が「集団自決は日本軍など軍・官・民が一体となった複合的な要因で起きた」とする一方で、これまでどおり「今のところ日本軍の命令を示す資料は見つかっていない」などとする指針をまとめ、文部科学省を通じて教科書会社に伝えていたことが明らかになりました。
これを受けて、教科書会社は、集団自決に至る背景などを詳細に書き込んだうえで日本軍の関与についての表現を考慮した記述に修正してあらためて申請を行う方針です。
文部科学省の教科用図書検定調査審議会の委員が各々どういう思想の持ち主なのか、私は知りません(お時間ある方はググッてみて下さい(^_^;)。
が、審議会がこの問題で複数の研究者の意見を聴取した、そのこと自体は良いとしても、人選が「軍強制肯定派」のみで占められており(「アジアの真実」さん参照)、中でも関東学院大の林博史教授は、特に「軍命令を教科書に明記せよ」方向にリードしている人物で、自身のHPで審議会に提出した意見書まで公開しているという(これはルール上、かまわないんですかね?)、熱の入りようなんですよね。
この問題を普通に調べた人であれば、「軍命令」がなかったというのは明らかにわかることなんですが、何せこのような流れで来てたもんですから、私は審議会はてっきり「軍命令(あるいは軍強制)を教科書に明記せよ」という結果を出すんだろうと予想してました。
だからこのニュースは意外でした。
だけど、NHKだけでは偏りが気になる。ってことで、他社の報道も調べてみました。
そうしましたら、各社ばらつきがあるというか、ニュアンスがかなり違ってるようです。
中日新聞(東京新聞)や共同通信系は、見出しだけを見ると、「軍強制肯定派の勝利!」みたいな印象。
■「軍の強制」復活容認 教科書検定審指針(中日新聞12/7朝刊)
沖縄戦の集団自決への日本軍の強制性をめぐる高校日本史教科書検定問題で、教科書検定審議会(検定審)が、訂正申請の記述を承認する際の指針を決め、文部科学省を通じて各教科書出版社に伝えていたことが分かった。関係者によると、軍の強制性についての記述を認める一方で、沖縄戦は軍官民一体の戦いで、捕虜になることを許さない教えが徹底されていたことなど背景事情の説明を求めているという。
指針は4日に各出版社に伝えられた。住民に手りゅう弾を配っていたことなどから、軍の事実上の強制はあったが、直接的な命令はなかったとしている。しかし、「誤解するおそれがある」として記述変更を求めた検定意見については、集団自決に至った背景事情の説明が必要だとして撤回しないとした。
この問題では、検定意見の付かなかった1社も含め6社8点が訂正申請を出した。「日本軍は、住民に手りゅう弾をくばって集団自害と殺し合いを強制した」など各社とも軍の強制性を明記し、住民による手記の記述を追加したところもある。指針を踏まえ、各社とも背景事情について加筆するとみられる。
検定審の審議経過は、中立性、公平性の維持などを理由に明かされていないが、関東学院大の林博史教授(現代史)など複数の研究者から出された意見書も踏まえて、小委員会がこれまでに数回開かれたとみられる。
承認するかを決める上部組織の部会の開催も必要なため、最終的な結論は12月下旬となる見通し。
■検定審「軍強制」容認へ/教科書会社に指針提示(四国新聞12/7 02:19)
沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史教科書の検定問題で、教科書検定審議会が「日本軍の命令があった」など直接的な関与を避けた表現の範囲内で、軍による強制の記述の復活を認める指針を決め、文部科学省を通じ各教科書会社に伝えていたことが6日、複数の関係者の話で分かった。
国家への忠誠を強いた皇民化教育や、軍が捕虜になることを認めず住民に手りゅう弾を配っていたことなど当時の背景を説明して「事実上の軍による強制」を記述することを認める一方、軍が直接自決を命令した事例は確認されていないとして「誤解するおそれがある」と記述変更を求めた検定意見そのものの撤回はしない方針。
教科書会社の一部は提出した訂正申請の内容を、検定審の指針に従って部分修正し再提出することを既に決定。検定審は今月中にも最終的な結論を出す見通しだが、審議を進める中でさらに表現の修正を教科書会社に求める可能性もある。
NHKでは触れられていなかった「強制」の容認――。
但し、ここでも「軍の命令はなかった」と報道されていますね。
見出しだけだと軍強制肯定派が有利になったような雰囲気なんですが、本文を見ると彼らが本当に求めていた「軍命令の明記」はかなわず、さらに「検定意見の撤回」*1も審議会はしない方針だと書かれてあります。
*1 2008年4月から高校で使われる教科書の検定で、2007年3月、集団自決に関する記述に初めて文部科学省から検定意見がつけられ、すべての教科書から日本軍の「強制」が削除されるに至りました。そのため、軍強制肯定派は自治体、マスコミなども巻き込んで「検定意見の撤回」を求める運動を大々的に展開してきたのです。
次に、沖縄の地元紙2紙を見ますと、沖縄タイムスは軍強制肯定派にとってはネガティブな見出しで、本文もショックがありあり。琉球新報は見出しはポジティブですが、本文はやはりショックがありあり。
■文科省、軍命明記回避を要請/再申請指針示す(沖縄タイムス12/7朝刊)
【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した教科書検定問題で文部科学省が今月四日、訂正申請した教科書会社の担当者を同省に呼び、記述内容をあらためて再申請させるための教科書審議会の「指針」を示し、その中で「軍の命令」を明記しないよう求めていたことが六日、分かった。関係者によると、同省の教科書調査官が各社に「軍から直接、命令した事例は確認できていない」と伝えたという。
訂正申請した六社のうち一社は六日、「日本軍の強制」を再度明記した上で、「集団自決」の背景に日本軍が住民に米軍の捕虜になることを許さなかった事情があるなどの説明を加え、週明けにも再申請する方針を決めた。ほかに二社は、再申請を決めているという。
「指針」は軍命の明記を禁じたほか、「集団自決」に複合的な要因があったと明示するよう要望。具体的には(1)天皇中心の国家への忠誠を強いた皇民化教育の存在(2)軍が住民に手榴弾を配った事実(3)沖縄戦は軍官民が一体となった地上戦―などの特殊事情を説明するよう求めたという。
これらを明記することで「軍の強制」をうかがわせる記述を可能にすることが狙いとみられる。ただ、「軍の強制」や「『日本軍』の主語」を記述していいかどうかは明らかにしておらず強制性を明確に記述できるか不透明だ。
再申請を受け、教科用図書検定調査審議会は再度、複数回の会合を開く見通し。結論は当初の見通しより遅れ、今月下旬になるとみられる。
(以下略)
■「軍強制」削除撤回せず 教科書検定審が指針(琉球新報12/7 10:14)
【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で教科用図書検定調査審議会(杉山武彦会長)は「集団自決」の背景を詳述する必要性を認める一方で、日本軍の「直接的な命令」「強制」についての断定的記述は「生徒が誤解する」との指針をまとめ、文部科学省の教科書調査官を通じて教科書出版社6社に通知していたことが6日、分かった。「集団自決」の軍強制を削除させた検定意見は撤回しない。関係者が同日午後、明らかにした。
教科書各社は訂正申請で日本軍の強制を明確にした記述に戻すよう求めているが、同指針によって申請通りの記述復活は困難となった。関係者の間からは「軍の強制性が薄められる」との懸念も出ている。教科書各社は訂正申請の再検討に入る見込みだが、記述修正をめぐる調整はなお難航しそうだ。
審議会がまとめた指針は「集団自決」の背景には「複合的な要因が存在する」と指摘し、詳しく記述することを認めた。その一方で「日本軍の直接的な命令で『集団自決』が起きた例は確認できていない」などと説明。「軍がやった」「命令した」という単純化した表現では「誤解する」として、断定的記述は避けるよう示唆した。
文科省は4日以降、教科書各社の役員や編集責任者を同省に呼び、教科書調査官が指針の内容を口頭で説明した。調査官は訂正申請の承認の可否など、具体的な見解は示さなかったという。
「複合的な要因」を詳述することを認めた指針を受け、教科書出版社は皇民化教育の存在や手投げ弾の配布などについて記述することで「集団自決」の背景を明らかにする考えだ。しかし、直接的な「日本軍の強制」を明確にした記述の復活ができない以上、「日本軍の関与」というあいまいな表現にとどまる可能性が強い。教科書各社は申請内容の再検討で苦しい判断を強いられそうだ。
審議会が出した指針について執筆者の一人は「非常に抽象的ではっきりしない。だが軍の強制性を薄めるような形にして、訂正申請を認める方向に持っていこうとしているのだろう」と意図を指摘。指針を受けた記述の手直しについて「軍の強制性は後退させず、背景説明を加えることで、高校生が『集団自決』という現象を理解しやすくなる」と話した。
意外にも、最後の琉球新報が一番まともというか、正確な報道をしているという感じがします。
軍の「強制」復活はもちろん「命令」明記も目論んでいた沖縄タイムスと琉球新報にとって、「命令」明記がかなわなかったこと、そして「強制」についてもあからさまな書き方はできず、どの程度まで記述できるか怪しくなったということで、かなりショックを受けているように見えます。
あと、時事通信は、審議会の「雰囲気」を伝えています。
■軍強制の断定記述に疑問=「集団自決、背景は多様」−再訂正の動き・教科書検定審(時事通信12/7 1:32)
沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、日本軍の強制があったとする記述を復活させる教科書会社からの訂正申請について審査している教科用図書検定調査審議会で、強制があったと断定した記述に対し疑問を呈する意見が多く出されていることが6日、関係者の話で分かった。
関係者によると、沖縄県民が精神的な極限状態で集団自決に追い込まれた要因には、日本軍の存在を含めた多様な背景があり、「強制や命令といった一面的な記述は妥当ではない」という意見が審議会で大勢を占めているという。
こうした見解は、文部科学省を通じて教科書会社側にも伝えられ、一部の社には訂正申請の取り下げや、より多面的な要素を盛り込んだ表現での再申請を模索する動きがあるという。
私が思っていたよりまともな委員が多そう?
ちなみに全国紙はどうも今回、後追いだったような……。
・沖縄戦集団自決「多様な要因」 教科書問題で審議会(朝日12/7 13:33)
・教科書検定:「沖縄戦集団自決の背景は多様」…審議会(毎日12/7 7:43)
うちは産経新聞を購読してるんですが、朝刊には載ってなくて、夕刊も目立たない場所に、他のニュースと並べて箇条書き程度に伝えただけでした。
読売新聞はネットで探した限り、記事自体が見当たりませんでした。紙面には載ったかもしれませんが。
で、審議会の指針について、渡海文部科学相はどう言ってるかというと。
■文科相「承知していない」/軍命明記回避(沖縄タイムス12/7夕刊)
【東京】渡海紀三朗文部科学相は七日午前の閣議後会見で、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する教科書検定問題で教科用図書検定調査審議会が文科省を通じて教科書会社に伝えた「指針」の内容について、「出されたかどうか承知していない」と述べ、言及を避けた。
同省の教科書調査官は各社に「指針」を示し、「軍から直接命令した事例は確認できていない」と伝え、軍の命令を明記しないよう求めたという。「指針」の妥当性について渡海文科相は「通常の検定の範囲で(審議委員が)学問的、専門的な調査をする中で行われていると理解してほしい」とした。
審議会が結論を出す時期が遅れていることには「今やっている作業は来年の春の教科書に間に合うようにお願いしており、審議会の先生もそれを念頭に審議していると思っている」と述べた。
(以下略)
この見出し、誤解を招きますね。
渡海文科相は「指針が出されたかどうか承知していない」と言っているのに、この見出しでは、「軍命明記回避を承知していない」と言ったように誤解してしまう人が多いのでは。
(最後まで読んでみれば、見出しの「軍命明記回避」は記事の後半部分を指してるとわかるんですが)
これまで軍強制肯定派が強硬に求めてきており、軍強制否定派が大変危惧していた「検定意見の撤回」という最悪の事態は、とりあえず避けられそうな空気になってきたようです。
とはいえ、このままでは、「軍の命令があった」と明記さえしなければ、また、「軍の強制があった」といった紋切り型の書き方さえしなければ、検定に通ってしまう可能性は大いにあると思われます。
渡海さんの態度もそうですが、「指針」の内容自体がいまいちすっきりしないんですよね。
結局、事をこれ以上荒立てたくないから、間をとってお茶を濁そうってことですかね?
そんな中途半端な幕引きをすれば、必ず将来に禍根を残すと思います。
しかし、ここまでの騒動に発展したのは、やはり安倍政権から福田政権になって、山崎拓の子分である渡海さんが文部科学相に据えられたことが大きいんじゃないかと。
まぁ、まともな人が大臣でも、今回、軍強制肯定派の圧力はものすごかったわけで、多かれ少なかれ何らかの対応をせざるをえない事態に追い込まれはしたでしょうが……。
だって、あの9月の沖縄の集会をきっかけに、地元メディアだけでなく、朝日新聞、TBS、テレビ朝日など多くの全国メディアが全面的に軍強制肯定派をバックアップし、政治介入を煽ったわけですからね。
あと、今回の件、大江健三郎氏の裁判(拙エントリー11/10付)にも影響があったりするんでしょうか?
「集団自決に関して日本軍の命令を示す資料は見つかっていない」「軍が直接自決を命令した事例は確認されていない」と、文部科学省の審議会が認定したわけですから。
でも委員は民間人だし、政府見解とかじゃないから、特に大江氏の不利にはならない?
明けて本日12月8日は、大東亜戦争が始まった日です。
日本の戦いが大きなきっかけとなり、白人に支配されていた有色人種の国々の独立につながっていきました。
日本のため、あるいはそういった国々のため、身を挺して戦ってくれた祖父の代(兵士だけでなく国民全体)のためにも、この沖縄戦集団自決の問題も含め、正しい歴史を子孫に伝えていく責務が、今を生きる私たちにはあるのではないでしょうか。
彼らは軍民一体となって決死の覚悟で戦いました。沖縄県民ももちろんそうです。軍によく協力し、鉄血勤王隊、ひめゆり隊などができました。
だからこそ、海軍部隊司令官の大田実少将は自決前、海軍次官宛に「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」という、かの有名な電報を打ったのです。
集団自決を「日本軍の命令や強制で殺された」とすることは、日本軍だけでなく沖縄県民の名誉をも貶める行為です。決して許してはならないと思います。
※拙ブログ関連エントリー
・06/8/28付:「集団自決、軍命令は創作」初証言
・07/3/31付:「集団自決に軍関与」高校教科書から削除
・07/6/24付:集団自決 真実を語れない沖縄の特殊性
・07/10/2付:集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
・07/10/4付:続・集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
・07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(1)
・07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(2)
・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・
■米の北テロ支援国指定解除、参院特別委で反対決議を採択(読売12/7)
参院拉致問題特別委員会は7日、米国の北朝鮮に対するテロ支援国指定解除の動きに反対する決議を共産党を除く賛成多数で採択した。
決議は、拉致被害者の帰国が実現しない中で指定が解除されれば、「拉致問題の国際的連携を弱めるだけでなく、解決を遅らせる結果となり、日米関係にも重大な影響をもたらす懸念がある」と指摘した。
5日の衆院に続き、参院でも採択。
共産党は衆院でも参院でも反対に回りました。覚えておきましょう。
■環境、北朝鮮核問題で協力確認=小沢民主代表、中国国家主席と会談(時事通信12/7)
「ゴルァ小沢!民主党の連中!何のんきに中国なんか行ってるんや!はよ帰ってきてテロ特やらんかい!」と、夫がすこぶるご機嫌ななめ(T^T)
下の記事を読んだら、夫でなくても誰でもそう思うでしょう。
・【やばいぞ日本】第5部 再生への処方箋(4)「海賊退治になぜ動かない」(産経12/7)
当事国なのに血どころか汗も流さない。他国に任せっぱなし。
日本は礼節を重んじる国ではなかったのでしょうか?
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。なお、営利目的、アダルト、エントリー内容と無関係なトラックバックは削除させていただきます。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
本当に結構、各新聞社で違いますねぇ〜〜なんだか、河野ー朝鮮のあいまいの二の舞になりそうな気が・・・(*´Д`)=з
とても分かりやすい 各社比較エントリー、ありがとうございました。
システム変更を行いました。
URLが変更になっております。
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/ >> http://yoshiko-sakurai.jp/
>だそうです。
> 日本の戦いが大きなきっかけとなり、白人に支配されていた有色人種の国々の独立につながっていきました。
開戦の詔書(口語訳)
http://hiton.seesaa.net/article/40230467.html
ねじれ国会は、議論という戦場がありますが、その水面下で両陣営が互いに籠絡を仕掛け合い、最終的に、誰がどれくらいの諸勢力を自陣営に引き込んだかで雌雄が決する、今の国会はこういう状況下なのでしょうか。
政権が代替わりした時や、二大勢力が拮抗している時など、権力の在り処が空転・不確かな時にこそ、各種団体の稼ぎ時です。
このねじれ国会で自民・民主共に拮抗しています。地方の声を発する業界をはじめ各団体が、福田政権成立以降、何かと騒がしいです。まあ、要求ですね。
各自が持つ票田、資金力、ネットワークを、その党の議会運営や法案可決の援けにする代わりに、我々の要求を聞いて下さい・叶えて下さいとなります。
通常の団体は現世的な思考で、この様に利害関係を前提に対話は可能ですが、この手の一味は、どうも違う様です。あらゆる対話を無視し、ひたすら我を押しつける、どちらかというと狂信者でしょうか。
「文部科学省の審議会が認定」はオーソリティ・戦術の道具になるかと。一刻も早く大江氏の裁判片付けて、一味の求心力削ぎつつ、妥協する事なく、力づくで捻じ伏せるしかないのでは。
生存者の方はもう高齢ですし、30〜40年後まで騒がれると、神学論争の様になるのでしょうか。
ここを主戦場として、一網打尽にする時だと思います。
民主党一味は新高山登れの如く中国へ旅立ちましたが、もう死んだ事にして本会議議席の名札を位牌にしても宜しいかと。
そんな中、庶民の暮らしは昨今の原料高でますます疲弊しており、来年も値上がりラッシュが待ち受けています。世界的な原料高を前に、需要増大で相対的に日本の調達能力が落ちています。原料の調達は急務です。
テロ特措法は日本のシーレーン確保という性質を帯びています。しかし、これを中断してしまったが為に、原料の安全に輸送出来るのかという問題に直面しかねない状況にあります。
インド洋から任務途上で中断→各国の助け合い・強調の輪から外れる→「海賊退治になぜ動かない」→輸送能力を不安視→更なる原料高→生活に大打撃と、国民に論を展開していけば良いと思います。
まともに義務を果たせない国の船を、どうして守らなければならないのか。中国のわがままは、日本が聞いてくれますが、日本のわがままは誰が聞くのでしょうか。
また、石油元売り業界の様に価格転嫁出来る業界は良いですが、価格転嫁出来ない業界は利益率を圧迫し、最悪、リストラにつながりかねませんよと付け加えておくと良いでしょう。
世の中の殆どの事は、利害関係を軸に成り立っています。政治に関心のない国民を動かすには、個人の利害関係、家計に着眼するのが良いと思います。
上記の事を訴えると共に、テロ特措法の意義を訴える、いわば、国民の頭と懐に訴えかけてプロパガンダにするのが賢明と思います。
おあつらえ向きに、民主党一味が中国詣でに出掛けています。
国会をサボり、国民の窮状に耳を傾ける事はなく、政権奪取の野望に駆られて国民そっちのけで中国の言う事にのみ耳を傾けています。
彼等の頭には権力という二文字しかない、国民を踏み台にして、ひたすら自身の欲、権力に憑り付かれた強欲集団でしかないのです。
と、非難すれば、中国詣でから帰国途中の一味搭乗機に、一際大きいブーメランが突き刺さると思います。
最後に、「テロ支援国指定解除の動きに反対する決議」。
共産党が反対ですか。てっきり、北朝鮮に早期人道支援を訴える社民党が反対かなと思っていたのですが、個人的には?です。
野党と言えば、とにかく反対魂。確かに野党ですね、共産党。
テロ支援国指定解除の動きに反対する決議は良い動きですね。日本の主張を現したものです。
そういえば、「環境、北朝鮮核問題で協力確認」。福田さんも総裁選で環境がどうたらと言ってましたね。環境・北朝鮮問題の美名の下、日本の国会で、中国がキャスティング・ボードを握る算段なのでしょうか。
ごっつぅウケました。
昔アメリカの言いなりだった人が今は中国の犬とは、何とも節操のない奴だろうと思います。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません<(_ _)>
今度は二階が訪中ですって。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/12/08/k20071208000055.html
ガス田開発などで要人と意見交換って、あんたが行ったらよけい悪化するわ(-.-#)
福原さん:
お知らせいただきありがとうございます。修正しておきました。
最後のまとめも、まさにそのとおりだと思います。
>彼らは軍民一体となって決死の覚悟で戦いました。沖縄県民ももちろんそうです。<
我々の父祖同胞(日本人)は、軍官民一体となって戦っていたんですよね!
外国(旧連合国)から旧軍(特にその幹部)が悪かったというのはある程度わかります(それも東京裁判で決着済みだと個人的には理解していますが)。
しかし、それを今になって、同じ日本人から「軍」が悪かった、のだとは、違和感を感じました。
益々のご活躍をお祈りします。
早速で申し訳ありません。以前の記事で慰安婦問題抗議文がとても良いものがありました。
腰抜け外務省さんの抗議文です。
他のブログで引用しました。先にこちらに挨拶をしなければいけなかったのに申し訳ありませんでした。
私は隼速報の応援団のひとりです。隼機関HP に掲載しました。
順序が逆になってしまいましたが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
わざわざお知らせいただきありがとうございます。
もしお手数でなければ、引用先のURLをお教え願えませんか。よろしくお願いいたします。
(探してみたんですが、探し方が悪いのか、見つかりませんでした(^^ゞ)
失礼しました。以下URL です。
http://falcon.x.cmssquare.com/modules/d3forum/index.php?topic_id=65#post_id378
始まったばかりのHP です。英文での抗議文の重要性があると思い
載せました。
くっくりさん、隼速報にリンクをお願いしたいのですが如何でしょうか。
宜しくお願いいたします(*^_^*)
最初、コロラドだかルイジアナのオッサンが、産経・古森記者のブログに登場した頃は、少なくとも慰安婦問題なんて全く理解しておらず、著名人ブログで目立ちたがりのアラシでしかなかった。
古森さんが告訴するなんて話の時はアラシ確定だった筈が、空気を読んだオッサンが路線を変えたら、コロッと乗ってしまう。
古森さんは気を許してないようだけど、最初から路線変更状態で登場した池田ブログでは支持されてるんでしょうな。
提訴するってんだが、何ヶ月経ってんだ? 書籍出版に経費が掛かる? 裁判しないで本書けって、誰か言ったのか? くっくりさん以下、マトモな文章がネットに溢れてるって〜のに、昨日聞いた知識で何書くつもりなんだ?
というわけで、金目当てではないでしょうが、単なる目立ちたがりのいいカッコし〜オッサンをチヤホヤするくらいなら、実績あるすぎやまさん等にカンパした方が良いに決まってますね〜。
普段、隼速報で慰安婦問題と闘っています。私は人が悪くて騙されにくい、ひねくれキャラですが慰安婦問題においては隼が最有力なのではと思って支援?というか、伊勢氏に私のわがままをゴリ押し中です。
これを書き込むのは博士さんのブログに続いて、こちらのブログがまだ2件目です。
マイク・ホンダのブログにはコメント欄があります。
少し先の事となりますが、以下の和文を英文にしたモノをホンダのブログに叩き込むつもりです。
どうせ表示もされないでしょうから、この英文を伊勢氏が準備中の隼英字ブログGOOGLE版が完成次第「このコメントがなぜ表示されないのだ?」とホンダを晒し者にする予定です。
この文にはカラクリが有ります。ホンダは何ひとつ反論する必要が無いのです。決議案と同内容を返事として返せば良いだけですから。ただし、証拠が必要となりまが・・・。
返事を返さないホンダに対し「上手く立ち回ってるつもりだろうが、結局逃げ回ってるだけじゃないか!」と風上に立って攻撃を継続する予定です。
------------------------------------------------------------
拝啓 マイク・ホンダ様
私は貴方が提出し、去る7月に可決された性奴隷決議に大変興味を持っています。
どうしてもお聞きしたいことがあるのでお尋ねします。
以下の質問にお答えください。
1.慰安婦の性質が売春婦でなく強要された性奴隷である証拠をお示しください。
2.慰安婦が全員強制連行されたという証拠をお示し下さい。
世界各地で行なわれている慰安婦決議が、なぜ戦後60年以上経った
今になって同時期に集中しているのでしょう。
背後にあるものとは何なのか?そういぶかしむ声があがっています。
貴方が通した決議案はそのひとつでしかありません。
ところでThe Korean Councilをご存知ですか?
わからなければWCCWのソ・オクチャ氏にお聞きになられると良いでしょう。
The Korean Councilの本体は韓国挺身隊問題対策協議会です。
韓国挺身隊問題対策協議会とWCCWは共同で、全米各地の大学において
慰安婦証言集会を開いています。
この韓国挺身隊問題対策協議会常任代表のユン・ミヒャン氏の近親者には3人も
北朝鮮スパイとして韓国当局に逮捕された者がいます。
言い逃れようのない北朝鮮とのつながりがあることはすでに周知の事実なのです。
貴方が加担した「汚い罠」に日米の親善は崩れかけています。
しかし、日本の一般国民は性奴隷決議にさほど興味を示していません。
この性奴隷決議が余りに突飛な空想の産物であるからです。
貴方が性奴隷、全員強制連行の証拠を示さない限り
「正義」は日本側にあると信じて疑わないでしょう。
またこの問題に詳しい日本人は、
貴方の行動は多くの韓国系及び中国系の方からの政治献金獲得および集票活動であり、
貴方のことを背後にある勢力の利益に貢献した詐欺師であると思っています。
その証拠に貴方は日本政府に謝罪の催促をしておられないでしょう。
3.何故なさらないのですか?4つの勧告を日本政府に強く訴えなくて良いのですか?
以上3つの質問にお答えください。
貴方に「正義」があると思うのであれば答えられると思います。
お気を悪くされたようで申し訳ありません。
その一件、私は十分理解しております。それを乗越えた上での応援です。
何故かおわかりでしょうか。目先に拘らず本質を。
反日組織が行脚する現在の状況、様々な活動がネットワーク化し次から次へと問題を持ちかけてきています。その影には皆さんが仰るとおり中・朝・韓でありますが、それから日本における左翼と宗教も組織化し、その共産圏との繋がりがネットワーク化しているのです。
靖国問題・教科書問題・慰安婦問題・南京問題・米軍基地反対etc。これらの運動が全て上記のネットワークによるものです。政治家絡みですよ。マスコミもどうしようもないですね。
もうおわかりかと思いますが、個々に反撃しても小さい力。感情で左右されることのないように、表面だけを捉えるのではなく、物事の本質を見るよう心がけるつもりです。
くっくりさん、エントリーと違う形で書き込みをし大変失礼致しました。
今後のご活躍をお祈りいたします。
いえいえ、気を悪くしたという事ではありません。
如何にくっくりさんといえど、これほど濃いエントリー連発されてるわけですから、すべての情報をフォローするわけにも行かないし、また読者の方々も経緯を知らない場合があるでしょう。
それを知った上で、リンクを貼ったり応援するのは自由、まだ先は見えてませんしね。
>その一件、私は十分理解しております。それを乗越えた上での応援です。
それならご存知の通り、彼が登場した頃は、古森さん、慰安婦関連エントリー何本も上げられていた時期ですね。慰安婦問題に今ほど関心があったのなら、健闘されていた古森さんにアラシの様な真似はしなかった筈。
何度、ブログ主に注意されてもアラシを止めなかったキャラを先頭にして、何処に辿り着けるのか・・・が、物事の本質である場合もありますね。
>隼が最有力なのではと思って支援?というか、伊勢氏に私のわがままをゴリ押し中です。 >interceptさん
彼のようなタイプは、煽てると何処までも登ってくから、interceptさんの腹積もりが良いのでは。
左翼を日本語を使う特亜人だとしたら、「日本人」は人が良すぎます。
ちょっと左翼系ブログを巡回してましたが、論理的キャラなのに歴史認識が絡むと思考停止してしまう典型的な洗脳済み左翼・・・なのは相変わらずでしたが、コメ欄で攻める日本人も「要領が悪い」印象。
日本軍を批判したい左翼には、関東軍の暴虐批判をネタ振りしておくと、中共工作を知らずに乗ってきて、葛根廟事件・女子供年寄り千余名を銃撃し戦車で轢き殺したソ連軍より、中共・匪賊がもっと酷いと知る事になり、沖縄県民・無防備都市宣言団体も「日本軍がいなけりゃ」になるかも。
というわけで、早速振って来ましたが、忙しくてフォロー無し。
ま〜、どっかで見かけてても、親日左翼から「転向した」訳じゃないので・・・
わざわざ "時間と費用をかけて不愉快な思いをしに行きたい" 人間は普通はいません。