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【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委集中審議 森友文書書き換え&太田理財局長の答弁切り取るメディア
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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青山繁晴さんが、3月19日(月)の午前9時から約40分間、参議院予算委員会の集中審議で質問に立たれました。
テーマは『公文書管理・行政の在り方等』。
森友文書書き換え問題をめぐり開かれた集中審議です。
参議院のネット中継から、Quicktime Playerで画面収録した動画をYouTubeに上げました。
■2018年3月19日 参議院予算委員会集中審議(公文書管理・行政の在り方等)青山繁晴
青山さんの質疑のみですが、全文書き起こしました。完全起こしです。
最後に少しだけ、憲法改正論議についても触れています。
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青山繁晴さんが、3月19日(月)の午前9時から約40分間、参議院予算委員会の集中審議で質問に立たれました。
テーマは『公文書管理・行政の在り方等』。
森友文書書き換え問題をめぐり開かれた集中審議です。
参議院のネット中継から、Quicktime Playerで画面収録した動画をYouTubeに上げました。
■2018年3月19日 参議院予算委員会集中審議(公文書管理・行政の在り方等)青山繁晴
青山さんの質疑のみですが、全文書き起こしました。完全起こしです。
最後に少しだけ、憲法改正論議についても触れています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正する可能性があるので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※正式な議事録は、後日、参議院のサイトに審議の書き起こしがUPされると思うので、会議録情報から探してみて下さい。
※青山さんの後に質問に立たれたのは和田政宗さんでした。青山さんが総論、和田さんが各論という感じです。動画はこちら。
書き起こしここから____________________________
金子原二郎委員長
「…公文書管理・行政等の在り方等に関する集中審議を行います。これより質疑を行います。青山繁晴君」
青山繁晴委員
「委員長(挙手)。皆様、おはようございます。えー、自由民主党・こころの青山繁晴です。党利党略のためでなく、ただ国益のためにこそ、質問いたしますので宜しくお願いいたします。えー、まず財務省の理財局長にお尋ねしたいと思います。
えー、昨年11月のことです。森友事件での国有地の取引をめぐって会計検査院の報告が出されました。それを受けた予算委員会で質問することになり、私は初めて財務省に、ルール通り、質問通告をいたしました。議員会館の部屋にやって来た理財局の幹部の方々は、私が何かを言う前に、えー、ある意味、いわば慣れた動作で、1枚の紙を私にお渡しになりました。それを見ますと、全体のイメージというタイトルがついておりまして、私は理財局の方々に、これは何ですかと、お尋ねをいたしました。つまりその、イメージって言葉で綺麗に飾ってあるけれども、書いてある中身は、質問項目です。私はまだ1回生ですけれども、その時、質問が11回目であったと思いますから、質問通告っていうのを何度もやってきて、いろんな省庁に通告いたしましたが、役所の方から勝手に質問を作ってきたっていうのは全く財務省が初めてです。で、今回の問題の淵源のひとつはここにあるのではないかと思い、冒頭にこれお尋ねするのであります。
つまりあえて申しますが、私は政治献金を1円も受け取らず、陳情を受け付けません。しかし通常、陳情を受け付けるのが国会議員の方々の大切な仕事でありますから、当然それは予算措置を伴うものであって、それに、財務省がいわば独占的に権限を行使するうちに、国会議員といえども、国民から選ばれたといえども、実際は財務省の言うことを聞かないと、陳情の処理もできないと、いうことで、驕り高ぶる体質ができてきて、今回の偽造公文書を平然と国会に出してくる、国民の前にもお示ししたということになったのではないかと、推察するんですが、率直なお考え、お聞きしたいです。理財局長、お願いします」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。えー、あのー、今ほどの委員のご指摘でございますが、国会の論議というものは、あの、今、委員からおっしゃったように、あの、国民の代表たる国会議員の皆様方の論議でございますので、我々からすれば大変重いものだというふうに本当に思っております。であるからこそ、国会答弁については、大変責任が重いと思ってますし、正直に申し訳あげればものすごく緊張するものであります。で、その上で、今ほどその財務省がと、いうことでお話をいただきましたが、あの、ある意味で財務省は、予算を提出する責任があります。で、予算を提出すれば、通常国会で1月の終わりから、年度内成立だとしても3月までこうやって、総理大臣もご出席いただいて審議をいただくということでございますし、税制改正で、えー、たとえば大きい税制改正、前回で言いますと前の政権ではございますが、消費税を5%から8%、10%に上げるという法律は、社会保障と税の一体改革の特別委員会という委員会で、大変長時間ご審議をいただきました。あの、そういう意味で、財務省は出すものについて国会で相当ご審議をいただかないといけないものであって、そういう意味で国会が重いものだと、すごく大事なものだというのは、ものすごくそういう風に思っているということだけは、ご理解を頂戴いたしたいという風に思います」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「国会審議が重いものだというところまでは、私も今、耳を傾けておりましたけれども、それが祖国や国民のためというよりは、財務省のためになっているという面があったんではないでしょうか。その、私に一枚紙を渡されて、私がこれは何ですかとお聞きした時の、その理財局の幹部の方々の、あのポカンとした表情。つまりそんなことを何で聞くのかと、これが普通だという姿勢が現れていました。したがって、もうこの件はこれ以上答弁は求めませんけれども、国会は当然大事に思ってるっていう通り一遍の話で済むような事件では今回はないということを踏まえて、この後も私たちの、与野党問わず、質問に答えていただきたいと思います。
さて、今日は集中審議ですから官房長官いらっしゃらないんですけれども、菅官房長官におかれては、先般の記者会見で、えー、記者の質問で、主文が、いやいやごめんなさい、改竄なのか書き換えなのかっていう質問があった時に、官房長官は、主文が書き換えられたのではない、いや、換えられたのではないから、改竄ではなく書き換えだと思うって趣旨をおっしゃいました。で、今回ようやく財務省から、書き換えを認めて、国会に提出された文書を見ますとですね。ま、官房長官に僕はあえて確認しておりません。したがって推測の上ですけども、官房長官が主文とおっしゃったのは、ま、紙で言うと、たぶんこれなんですよね(A4の文書を示す)」
青山繁晴委員
「これ、ま、14種類あるんですが、全部、一枚紙です。で、なおかつこれは予算委員会には正式に提出されたものではないです。野党のPTをはじめ、そこから、国会の側にも示されていったんですけれども、予算委員会にはこれは出されてないですね。で、これは例えばタイトルというのは、普通財産決議書と書いてあったり、近畿財務局決裁書って書いてあって、これ役所では、いわゆる鑑と言ってるやつですね。えー、一般には馴染み、薄いですけれども、鑑っていうのは金ヘンに監督の監ですね。だからこれは文書の表紙にもなり、これ例えばこの1枚目の普通財産決議書を見ますと、今回の相手先が森友学園の理事長、籠池康博氏(くっくり註:籠池泰典氏の本名)であることや、あるいは土地取引の金額、つまり契約の主たることがここに書いてあります。で、それ以外に、予算委員会に正式に出された物がこちらであって、これは財務省のつけたタイトルが、決裁文書の書き換えの状況となっておりまして、これは、要は、この決裁書の主文ではなくて、調書です。調書っていうのは、ま、取り調べなんかでも調書って言ったりしますけれども、要するに、契約に至る経緯を示したものですね。
で、これ調べますと、まあ当たり前のこととは言いながら、この契約の本体、契約の本体については、書き換えられていません。つまり官房長官があえて主文とおっしゃったんでしょうが、契約そのものがごまかしたり、ごまかされたり、改竄されたりしたわけではなくて、調書、つまり経緯について書き換えたということが、事実ではないかと思いますけども、ここは理財局長、いかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。あの、決裁文書の、何て言いますか、例えば契約貸付の契約、あるいは売払の契約、あるいは特例承認の契約、そのもの自体が、その書き換え前と書き換え後で違ってるかといえば、そうではないというのは委員のおっしゃる通りであります。ただ調書というのは、鑑の後ろに付いてるものですが、極めて重要な部分でございますので、調書を書き換えたということは、決裁文書を書き換えたことにならないかといえば、そういうことではなくて、調書を書き換えたということは決裁文書を書き換えたと、それだけ重いことをしてしまったと、いうことだというふうに認識をしております」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「さあ、その上ですね、ここから先が、いわば今回の、奇っ怪な、不可思議な経緯でありまして。と言いますのは、その、財務省にとって、あるいは財務省とその周辺にとって、都合が悪いから、後で削ったり、書き換えたりしたのであろうということは容易に推察できるわけです。つまり、調書には都合の悪い部分が含まれていたと考えるのが、当然、客観的なことです。ところがそれを一旦、決裁してるわけですね。で、この決裁文書の鑑である表紙を見ますと、ま、たくさんハンコが押してあってですね。まさかめくら判を押したんじゃなくて、この、今、理財局長がお認めになったように、この鑑の下に調書もたっぷりついてるわけですから、その調書も、まさか見ないでハンコを押したってことは、想像しにくいですから、その調書を見た上で一旦決裁してるわけですね。その一旦決裁したものを、今度は、決裁のハンコが全部押されてから、その後に削る。これは、ま、あまりにも前代未聞の、理解が難しい経緯なんですけれども。まず、元に戻って、削ったということは、財務省、その他にとっては都合の悪いことがあったから削った、あるいは書き換えた、言い方によってももちろん改竄したと言ってもいいです。そこに決裁、決裁のハンコを全て押したのはなぜですか。理財局長、お願いします」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。決裁のハンコを押したというのは、貸付なり、あるいは売払をした時、平成27年なり28年の時に、それでいいと、いうことで決裁にハンコを押したということであります。で、その決裁の最初のハンコの鑑をそのままにして、その後ろの調書を差し替えるということをやったのは、平成29年の2月下旬から4月にかけてということでございまして。要すれば、決裁をした時の貸付なり売払のことについて了解をした上で、29年の2月下旬から4月にかけてということは要するに国会審議との関係、もう少し丁寧に申し上げさせていただきますと、書き換えの内容を反映する、あの、書き換えの内容の文言を見る限りで見ますと、それまでの2月から3月にかけての国会での答弁が誤解を受けることのないようにと、いうことで、そういう観点で、そういう考え方をもって、調書というものを差し替えていると、そういうことでございます。大変申し訳ないことであり、深くお詫びを申し上げなければ、何度お詫び申し上げても許していただけないと思いますが、そういうことでございます」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「えっと、太田理財局長、恐縮ながらちょっと答弁が、すみません、きつい表現で。先走ってます。今、僕がお聞きしてるのは、この元の調書に決裁のハンコを、たくさんの責任者が押してるんですよね。あの、与党質問ですからやっぱり誤解を受けやすいと思うんですけれども、でも客観的に文書を何度も読み込んでみるとですね、これ調書を作った時には、政治家の名前も出てくるし、あるいは籠池理事長がおっしゃった、安倍昭恵夫人の言葉なるものも引用で出てきますよね。でもそれでも構わない、問題ないと思って決裁のハンコを押してるわけですよね。それ普通に考えたら、この契約に影響がなかったから、この調書で良いと思って決裁のハンコを押したんじゃないんですか。はい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
青山繁晴
「ありのままに答弁なさって下さい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「あの、すみません、おっしゃってる意味は了解いたしました。あの、その上でですが、要するに決裁文書についてる経緯も含めて、それでいいと思ってるからハンコを押してる、了解してるということであります。逆に言えば、委員のおっしゃりたいことはよくわかりました。要すれば、ある意味での不当な働きかけがあって、それでということではないという風には理解してると思います。そうであれば、こういう風な決裁文書は作らないと思いますので、そういう意味で、そこを、その経緯も含めて、全て見た上で、決裁としては了としてると、そういうことだろうと思います」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「えっと、これも理財局長におかれては、こうはっきり言って勝手に解釈しないでほしいんですが、だから問題ないと言ってるんじゃなくて、そうやって決裁した物をですよ、佐川理財局長の答弁があったというだけで、明らかに犯罪ですよね、これ。公文書偽造ですから。一旦決裁された公文書をいかなる理由があっても、勝手に変えるってことは、これは実はこの後はもちろん司法に任せなきゃいけません。司法がどう判断するかでありますけれども、一般的に考えると、偽造で犯罪であることに気がつかない国家公務員はたぶんいらっしゃらないと思います。それをいわば、全ての責をかぶるように、わざわざ決裁後の文書に改竄、書き換え、あるいは削除を加えるというのは、その、ここでさっき理財局長が先に答弁なさった、その、佐川答弁云々になるんですけれども、しかし、もう一度申します。前代未聞の、まあ憲政史上初めてとは言いませんけれども、おそらく表に、大規模に表に出てきたのは実は初めてのようなことを、その一人の局長の答弁に合わせるために、みんなでやるんですか。そんなことは僕はあり得ないと思います。したがって、その、決裁のハンコを押した時には、調書の中身に、ね、後ろ指さされることはないと思って押したわけでしょう? それが何で自ら削らなきゃいけなかったのか。その、佐川さんの答弁っていうだけでは説明にならないので、そこをもう一度、理財局長のお考えをまずは聞かせて下さい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。あの、今ほどおっしゃられてる、大変申し訳ないことをした時期は、平成29年の2月から下旬から4月にかけて。要すれば、国会で審議をして、その過程で答弁をして、その答弁に誤解を生じさせないようにという風に申し上げました。で、冒頭、委員からご質問がいただいて、難しい質問だったと思ってるんですが、私は、国会での答弁は大変責任が重いし、ものすごく緊張してると、いう風に正直に申し上げました。あの、人の心の中を全部覗ききることは難しいのかもしれませんが、同じ理財局長として思うに、あの、前局長もそうだったろうと思います。ただ、その話が、そのことが、それをもって決裁文書を書き換えるという方向に進んだのは、それはもう全然方向が間違ってるんで、そういう意味では私は理解できないんですが、その、やっぱり国会の審議をものすごく、ある意味では重く思ってる、それについての対応がものすごく間違った方向に行ってしまってると。そういうことだと思っております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「えっとですね、その、国会での答弁、国会審議を大事にしてると繰り返しおっしゃってるのは、理解したいんですよ。ね。でも、あの、今、改めて問題にされている佐川、当時の理財局長の答弁を、僕は予算委員ですから、終始一貫その端っこで、間近に聞いておりました。で、その時に、例えば価格交渉がなかった、あるいは文書は基本的に全部捨てた、これで大丈夫かってことを正直、自由民主党の一員としても思いました。
で、これも残念ながら、推測ではありますけれども、あの場でですね、現役の理財局長がこの調書に書いてあるようなことを、例えば政治家から、ま、政治家って実際には秘書さんですけれども、秘書さんからこういう話があったとか、籠池理事長は総理夫人についてこういうことを言ってたとか、いうことを踏まえた上で、そういうことは影響されない、この調書を読むとですね、例えば、あの、どんな契約を結んでも結局は大阪府知事が認可しないと全部駄目だっていうことも書いてあって、そこは書き換えられず残ってるわけですよ。だから、その今申した政治家とか、あるいは総理夫人とか、そういう話を理財局長がここで答弁すると、国会が紛糾して、特に野党の方々から激しい追及を受けて、その、ものすごい困ったことになるから、だから木で鼻を括るような答弁にしたんではないかと。これあの、とても僕の個人的な推測とは思えないんですよ。健全な常識で考えたら、今回の奇っ怪な事件も、実は根っこにあるのは、ある意味何でもない、そういう国会軽視、つまり、騒がない国会、燃えない国会、その、淡々と終わればいいんだと。それはしかし正常な議論じゃないんですよ、それは。
あの、冒頭申し上げたことは、単なるエピソードで申し上げたんじゃなくて、国会審議っていうのは利害関係のためにやるんじゃなくて、国益のためにとことん話し合うことを言うわけですから。そうすると、例えば理財局が政治家からそういう、その、秘書さんであっても働きかけがあったことをどう考えるかも言ってもいいじゃないですか。で、堂々と与野党ともに議論すればいいんじゃないですか。それを国会軽視と言ってるんであって、それが今回のこの奇っ怪な行動の背景になってるんじゃないかっていうことをお聞きしてるんです。いかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。委員のご指摘はよくわかりました。基本的なラインとしておっしゃる通りだという風に私も思います。あの、冒頭で国会審議云々、その、責任が重くてと申し上げました。で、それは、あの、委員のおっしゃる通りで、国会の審議は、国会の審議は、波風立たなくて審議が終わるということが、本来のことではないので、おっしゃる通り、事実関係を、苦しくても事実はきちんと説明した上で、それについてちゃんとご説明申し上げる、あの、基本的に、ま、あの、いろんな、この過程や、秋以降、音声データなりいろんなものがありましたけども、それについても基本的にお答えしようと思って、お答えしようと、あの、十分ではなかったと思いますが、しようとしてきたつもりです。あの、基本的にはお答えをするのは、やはりなかなか容易ではないし、その、簡単にご理解が得られるとは思いませんが、理解が得られない中でも、きちんと説明をして、それに対して違うというご批判を受けて、議論を深めるというのが国会の役割だと思いますので、それは委員のおっしゃってる通りだと、本当に思います(議場ざわ)」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴
「えー、麻生大臣。すみません、この部分は大臣にお聞きすると明確に通告はしておりませんが、ま、全体の通告、してありますから、これもご承知だと思います。えー、今、僕が申し上げた、その今回の奇っ怪な決裁後の書き換え、改竄、削除っていう背景に、大臣が指導しておられる財務省が、国会審議というものをそもそも軽視、単なる軽視というよりは勘違いしてて、その場で乗り切ればいいと、いうように思い込んできたんじゃないか。で、その背景には私たち国会議員の責任もあると、いうふうに今、全体、お聞きしたつもりです。麻生大臣の率直なお考え、できましたら」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「あの、今、理財局長から答弁を申し上げましたが、財務省の職員にとりましてもやはり、少なくとも法案を出すにあたりましてはまずは、部会だ、与党の部会だ、政調会だ、総務会だ、いろんなものを経て、そして国会で、今度は野党の方々のご質問等々を受けるというのに対してきちんと対応をしていかねばならんてってことに関しましては、これは、間違いなく、毎年の予算に限らず、法案、税制等々の対立の問題に限らず、これは我々、所管をいたしております立場といたしましても、この答弁をいかにっていうのは最も大事なところのひとつですが、それにあたりましての元の元はやっぱりこれが、できあがった法案は確実に施行されてそれによって国民がそれに被害を、利害を直接受けることになりますんで、そういう意味では極めて緊張感のある答弁を誠意をもってしているというところで、これはもう極めて大きな要素であろうと思います。で、2月、3月、この予算審議、それに関係いたします、いわゆる、期限切れ、日切れの法案等々の審議に関しまして、これ日程も極めて限られておりますんで、極めて慎重かつ真剣な、真摯に対応していると思っております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴
「あえて麻生大臣にもう一度お尋ねしたいんですけども、このですね、書き換え、改竄、削除される前の調書を、この、今、さっき申しました鑑をつけてですね、そのままこの予算委員会に普通に出していて、予め出して、その上で与野党ともに質疑をしてれば、さっきの日切れ法案の問題とかあってもですね、むしろこういう異常な国会運営にならなかったんじゃないかと思うんです。だから最初からお出しになった方が良かったんじゃないかと思うんですが、そこはいかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「私も、全文、その後の文書を両方とも比較させていただきましたけれども、何でこれを書き換えることにしたのかが、ちょっと私にも理解ができないということころで、別に前に出してもらった方が良かったんではないかというのは率直に、私自身の感想ではあります」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「ではここで総理にお伺いしたいと思います。えー、総理に予め申さずに今までの質問で、昭恵夫人のお名前もあえて出しましたけれども、この調書をくり返して読みますと、この、財務省はいわば解釈を加えてないんですけれども、調書全体で言おうとしてるのは、この籠池理事長という交渉相手が、ま、昭恵夫人であったり、あるいは政治家であったり、そういう存在を利用して、迫ってきたんだと。そういう解釈書いてないですよ? でも、影響を受けたとも書いてないんですけども、全体読むと、籠池理事長はそういう、ま、タフネゴシエーターとして、昭恵夫人のお名前まで、あるいは言動まで利用したっていうふうにも窺えるんですが、総理はこの調書、全体改めてお読みになったと思いますけども、そういうあたり、いかがお考えでしょうか」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、まず今回の決裁文書の書き換え問題によってですね、行政全体に対する国民の信頼を揺るがす事態になっていることに対しまして、行政府の長として責任を痛感しております。えー、行政全体に対する、ま、最終的な責任は総理大臣たる私にあります。改めて、国民の皆様にお詫びを申し上げたいと、こう思っております。
その上でご質問にお答えいたしますと、書き換え前のこの文書を見て、私や私の妻が国有地の払い下げや、学校の認可に関与した事実はなく、私や私の妻が関わったことにならないことは明らかだと、このように思っております(与党席「そうだ!」)。書き換え前の文書で、私の妻に言及している箇所について、例えば産経新聞のウェブに出ている物についてはすでに、公開されている物について、引用した物であります。また、前に進めて下さいとの箇所についてもこれは、私の妻が言ったと書いてあるのではなくて、籠池氏の発言が書かれた物であります。決裁文書の書き換えについて、私は全く指示もしておりませんし、そもそも、理財局内や財務局内の決裁文書など、私はその、ま、存在すらも知りません。指示のしようがないわけであります。私の2月17日の、ま、答弁は、私も妻も一切この認可にも、国有地の払い下げにも関係ないというものでありまして、書き換え前の貸付に係る、ま、特例承認の決裁文書に、土地を見に行ったとかですね、講演をしたとか書いてありますが、書き換えがなされたとされる2月下旬から4月には、ま、すでに、妻が名誉校長でありまして、ま、講演に行ったこと、あるいは学校建設予定地に行ったことは、いわばすでにに知られていたことであり、国会でも議論になっていました。2月17日の、ま、一切関係ないという答弁を、ま、ひっくり返すような記述では全くないということは、申し上げておきたいと思います。
決裁文書の書き換えが行われた目的、あるいは経緯等については、えー、財務省において引き続き、ま、調査が行われているところでありますが、書き換え前の文書を見ても、私の妻について書かれた記述は書き換え全体の中のごく一部に過ぎず、政治家からの問い合わせや、さらにそれ以外の詳細に記載されていた経緯の部分については、ほぼ、ま、全て削除されていることであります。しかもですね、貸付に係る特例承認の決裁文書だけではなくて、私の妻が出てこない貸付に係る決裁文書の経緯の部分についても、同様にほぼ全てが、ま、削除されているわけであります。
そういうことから私の妻の記述に、かどうかに関わらなく、削除されたものと思われるということは、まず指摘をしておきたいと、こう思う次第でございますが、ま、この、今のご下問でございますが、ま、いずれにせよですね、私の妻が一時、名誉校長を務めていたということにおいてですね、国民の皆様から疑念の目が向けられることは当然のことであろうと、ま、こう思うわけでございいまして、ま、今後は妻もですね、こうした名誉職をですね、ま、一部のものを除いて、ほぼ全て辞退をさせていただくと、いうことにしておるところでございます」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「今、総理がお触れになった調書、調書の中の引用部分には、まあこれはあの、野党の方々からもご指摘ありましたけれども、安倍昭恵の倍の字が間違っていたり、あるいは他の議員の名前も間違っていたり、する部分がありました。したがって、契約に重大な影響があったと認識で引用したり記述したんではなくて、こういうことが多々ありましたと、相手はタフでありましたという、ま、要は言い訳を並べてあるような調書だということも、実は、これあの、与党がどうのこうのじゃなくてですね、客観的に読めば誰でもお分かりになることではないかと思います。
まあそれを、しかしもう少し踏み込んで正確に言えば、たかがそのような省内の言い訳のために、これ省内の言い訳ですよね、つまり決済を受ける時のですね。そのために、間違った引用もしたり、その、国会審議だけじゃなくて公文書の存在自体が極めて重いものですから、適当な引用をしたり、あるいは影響なかったことを何の理由もなく書き込んだりされたら困るんですよ!(与党席「そうだ!)で、それをさらにやってしまった後で自分で犯罪事実にもあたる恐れを犯して、書き換え、改竄、削除するっていうのは、大きな、大きな問題であって(野党席からヤジ)」
金子原二郎委員長
「静粛に」
青山繁晴
「じゃあこれからどうするかっていうことも考えねばならないと思います。で、これからどうするかについて、まずお聞きしたいのは、これあの、公文書に係る集中審議でありますから、その直接的にまず、公文書管理法、これ実は罰則はないこと自体、僕は政治記者の時代から不可思議に思っていましたけれども、今回、この災いを活かすために、不幸な事態を活かすために、この際、総理の指導力を発揮されて、公文書管理法に罰則を入れることを、これもちろん国会が決めることですけれども、最終的には。行政としてもお考えになってはいかがでしょうか。総理お願いします」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、公文書に関しては刑法において、公務所で用いる文書または電磁的記録を毀棄した者を罰する公文書等毀棄罪、えー、公務員がその職務に関し、行使の目的で虚偽の文書、もしくは図画を作成し、または、文書もしくは図画を変造することを罰する、虚偽公文書作成罪、が、すでに規定されているところであります。また不適切な公文書管理を行った職員については、国家公務員法に基づき、ま、事案によっては懲戒処分が行われることもあるところであることから、公文書管理法において、改めて罰則を規定することとはされていないものと、ま、承知をしております。
他方、こうした中で、現に今回のような事案が発生してしまったことも、ま、事実でありまして、現在、国民の皆様から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止め、なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めているところであります。また検察による捜査も行われています。今後、ま、捜査、調査状況等も踏まえながら、政府全体として、再発防止のために何をなすべきか、ご指摘の点なども参考にしながらよく検討し、できることから、ま、実行し、徹底してまいりたいと思います」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「今、総理がおっしゃった現状は、おっしゃる通りです。で、二重罰を避けるという意味合いもおそらくあるんだろうと思いますけれども、これも総理がおっしゃった通り。しかし決裁後の文書を、ま、こんなに大規模に書き換え、改竄、削除するってことが行われたっていうことは、やっぱり公文書管理法そのものに罰則はないので、どうしても意識が希薄になることではないかと思います。ぜひ、総理の答弁の後段にありましたように、積極的にご検討願いたいと思います。で、麻生大臣に財務省そのものについてお聞きします。自らを省みられて、この際、歳入と歳出を独占しているということを、切り離してはいかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「歳入と歳出を切り離すという、いわゆる税収、えー、税外収入、それから国際収入など、これ歳入面というものを一体的に図りつつ、いわゆる歳出面の調整を行うということは困難ということになるんだと思っておる、別にするということは。そういう意味でやっぱり適切な財政運営を行うためには、これは、歳入と歳出は一体で行う必要があろうというのは、これは私どもそのように思っております。したがって、G7の各国見ましても、アメリカが歳入庁、だか歳入局だかなんかにしてると思いましたけれども、ここはご存知のようにえらい毎年、このところ数年間、えらい毎年、まあ、国立公文書館が閉鎖になってみたり、国立公園が閉鎖になってみたり、毎年そういったことがこのところ数年起きとりますが、そういったようなことになるというのが現実でもあろうと思いますんで、今の段階で歳入・歳出を分離するというのはいかがなものかというのが率直な実感です」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「その歳入と歳出が一体であった方ががいいっていうお話はもう延々と、財務省、大蔵省の時代から言われてきたわけですけれども、まあ僭越ながら申しますが、いかなる制度にもメリットとデメリットがあるんであって、切り離したら全部うまくいくと、私も今、申しておりません。当然それなりのデメリットも出るから、その対処は必要になると思いますけれども、しかし今回の問題が、このままいわば終わって、財務省が旧来のままでだっていうのでは、まず主権者がとても納得されないと思います。
その上で大臣のお考えは今お聞きしましたので、総理にお聞きしたいんですけれども、ま、この歳入と歳出を切り離すって話はずっと以前から、歳入庁を作ったらどうかと、今、大臣からアメリカの話もありましたけれども。ただ、これ今まで語られてきた歳入庁っていうのは、例えば税金を徴収すること、それから、年金の保険料をいただくこと、そういうことを国民からいただくのは同じだから、これは全部一緒にしたらいいんじゃないかという風にむしろ語られてきたと思うんですね、主な考えは。で、しかし実際にはそれで、いわゆるシナジー効果、一緒にしたから全部うまくいくとは、個人的にもとても、これも、これは経済記者の時代から思えないんです。それは税金と保険料、全く違いますし。
で、したがってですね、その、今日、この不祥事を受けて、ご提案したいのはですね、これは総理にお答え願いたいんですけれども、この、かつて社会保険庁があり、いわば今、実質、民間に委託した形になってる保険料を一緒にするんじゃなくて、税だけを切り離して、税を集めること、そして国税庁の査察部のように、税が適切に払われているかっていうことも調べる。で、これ実は、この査察の権限っていうのは、財務省の隠れた大きな力になっていますよね。これは、まあはっきり申せば一部の政治家や、あるいは民間に対しても、これが大きな発言権になってる。あの、噂だけが一人歩きしてる面もありますけれども、しかし僕は記者時代の取材の時に、この国税あるいは大元の財務省、旧大蔵省がその力をいわば自ら、持ってることを意識してるってことが分かった時もあります。
何を申してるかというと、税を切り離してですね、税の部分だけ切り離して、税に特化して、税管理庁というものを作り、で、それを財務省から離して、内閣府などに置くというのはいかがでしょうか。総理、お願いします」
金子原二郎委員長
「内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「ま、委員からお話がございました、えー、ま、委員からお話があった組織の見直しについてはですね、ま、今、委員から言われたのとは、正確には同じものではございませんが、すでに、ま、政府の検討チームでこれまでも、ま、議論がなされたところであります。それぞれ、これ難しい面があるものと承知をしておりますが、そのご趣旨はですね、それほどまでに、国民の皆様から財務省に向けられた目が厳しいということであろうと、こう思っております。ま、財務大臣にはですね、今回の問題の全容の明らかにするため、しっかりと、調査を進め、二度とこうしたことが起きることのないように、信頼の回復に向けて全力を挙げて取り組んでもらいたいと考えております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「んー、この歳入庁の提案がいくら言っても聞く耳持たれない。そして実際には水面下で財務省は、こういう話が出ないようにずっと運動も続けていると、いう、国民が必ずしもご存知ない事実もありますから、こういう不幸な事態を引き起こした責任について、総理も責任をおっしゃいましたから、その責任を具体的に果たすためにも、今回だけはぜひ実行していただきたいと考えています。
で、えー、集中審議でありますけれども、この国会審議が混乱もしている中にあっても、一方で憲法をめぐる論議っていうのも、実は粛々と行われています。で、私の持ち時間の最後に、そこのところ、一点だけ総理にお尋ねしたいと思います。
自由民主党の中で憲法9条の、特に9条についての論議が盛んに行われています。で、総理は去年の5月3日に、1項2項はそのままにして、自衛隊が合憲であるという趣旨の、これ案文として、条文として、いや案文としてお示しになったのではなくて、お考えを示されただけでありますけども、そういう考えをおっしゃいました。
で、不肖私は、現状の自衛隊を固定する憲法改正あるいは加憲は、むしろ禍根を残すので、自衛権はほとんどの政党がお認めになった上で、持っているけれども実際は自衛隊がきちんと発動、行使できていないんではないかという趣旨を込めて、『自衛権の発動はこれを妨げない』ということも考えていただきたいと提案いたしました。
その上で今日お尋ねしたいのは、一番根っこの部分であります。敗戦後の73年間、特に私たちの大切な日本国憲法が施行されて71年間、これで全部良かったとお考えなのか。その、経済は今、デフレで苦しんできたり、様々にありましたけれども、実は概ね、やっぱり見事な成功を重ねてきた70数年であったと思います。しかし、一方で、国家安全保障や危機管理、拉致事件の発生と、そして拉致被害者を未だ全員は救出できていない、わずか5人しかお帰りになっていないってことを考えても、実は、経済はデフレを含めてもなおうまくいってても、国家安全保障、危機管理には大きな黒い穴が空いていると、いうことを考える立場と、実は、この憲法論議を通じて、この2つあるということを正直感じました。総理はどっちの立場にお立ちになるんでしょうか」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、我が国はですね、戦後73年間、憲法のもと一貫して、ま、平和国家としての道を歩んでまいりました。しかしそれは、ま、平和国家という言葉を唱えるだけで実現したものではありません。時代の変化に対応しながら、憲法が掲げる平和主義の理念のもとで最善を尽くし、自衛隊の創設、日米安保条約の改定、そして国連PKOへの参加など、国際社会の変化と向き合い、果敢に行動してきた先人たちの努力の結果であると、こう考えております。その中におきまして、私たちは今を生きる政治家としてですね、特定秘密保護法を成立をさせ、そして平和安全法制を成立をさせ、そしてテロ等準備罪を成立をさせているところであります。国民の命と平和な暮らしを守り抜くことは、ま、政府の最も重要な責務であり、安倍政権発足以来、安全保障と危機管理に全力で取り組んできたところであります。我が国初となる国家安全保障戦略を策定し、その司令塔としてNSCを設置をしました。また厳しさを増す安全保障環境を踏まえて、憲法の範囲内で、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする平和安全法制を整備をしました。平和安全法制がなければ、緊迫する北朝鮮情勢にしっかり対応することはできなかったと思います。国民の命と平和な暮らしを守り抜くためには、目の前の現実に真正面から向き合い、自ら課題に取り組んでいく必要があると、こう考えております。
私は昨日、防衛大学校の卒業式に出席をしました。新たに自衛官になった諸君の宣誓の言葉を聞きました。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の付託に応える。自衛隊員はこの言葉に違うことなく、いかなる事態になっても常に国民のため黙々と任務に精励をしています。ま、この自衛隊員たちにですね、君たちは憲法違反かもしれないが、何かあれば命を張ってくれと言うのは、あまりにも無責任であると、こう思います(与党席「そうだ」)。ま、そうした議論が行われ余地をなくしてことは、私たちの世代の責任ではないかと、こう考えています(野党席からヤジ)。国会の憲法審査会において、議論される憲法改正の内容について、私が内閣総理大臣としてこの場で、ま、お答えすることは差し控えたいと、こう思っておりますが、憲法は、私たちの国の形、理想の姿を語るものでありまして、戦後70年が過ぎた今ですね、まさにしっかりと、議論を深めていく責任があるのではないかと、このように考えております」
青山繁晴委員
「終わります」
金子原二郎委員長
「以上で青山繁晴君の質疑は終了いたしました」
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____________________________書き起こしここまで
他の議員の質疑はまだほとんど視聴できていないのですが、共産党の小池晃議員の質疑でメディアによる印象操作が発生しています。
ここ非常に重要だと思うので、お知らせしておきます。
スルーはもちろん「ミヤネ屋」に限った話ではありません。
この際ですから、まとめておきます。
小池晃議員に対する、太田理財局長の「基本的には総理夫人だからでございます」答弁と、それに対する理財局長の“補足”というか“訂正”の答弁について、各メディアの伝え方はこうでした。
(あくまで私が見た中でのまとめです。他にもあるでしょう。コメントよろしくお願いします)
★前段の「基本的には総理夫人だからでございます」のみ伝え、後段は完全スルー。
→読売テレビ「ミヤネ屋」、フジテレビ「みんなのニュース」、NHK「ニュース7」、TBS「NEWS23」、フジテレビ「THE NEWS α」、朝日新聞、共同通信
★後段の「籠池氏側が総理夫人の名前を出したのは事実なので、それがあってということ。そういう意味でお答えしたつもりだったのですが」までしっかり伝えた。
→朝日放送「キャスト」
★後段は完全スルーしたものの、安倍総理による「先ほど理財局長の答弁は、籠池氏が名前を出したから載せていたんだろうと」という答弁は伝えた。
→関西テレビ「報道ランナー」
★前段から後段までの間がすごく空いた。理財局長の前段の発言直後の小池晃の「重大な発言ですよ!」のくだりを長々と流した上に、映像で決裁文書を流しながら「昭恵夫人の『前に進めてください』との言葉があったと記載、その後、近畿財務局が協力的になっていく経緯が書かれている」とナレーション、小池晃の「ターニングポイントに出てくる。それがまさに今、理財局長が言ったように総理夫人だからですよ」の発言の後、やっと理財局長の後段の発言が映ったが、なぜか「籠池氏側が総理夫人の名前を出したのは事実なので」までで切って、「盛んに総理夫人の名前を出していたことでそう記述していると」という発言を続けたため、理財局長が“訂正”したことが全く伝わらない。
→テレ朝「報道ステーション」(参考画像『きやすめ。放送法ってなーに?様』)
同じNHKでも「NW9」は、太田理財局長の「総理夫人だからでございます」自体を取り上げませんでした。
後段で本人が“訂正”の答弁をしているし、ニュースバリューを感じなかったも?
とにかく、圧倒的多数のメディアは、
太田理財局長「基本的には総理夫人だからでございます」
小池晃「重大な発言ですよ!」
ここだけ切り取って報道、すなわち情報操作したということで(-.-#)
あと、どーでもいいことかもしれませんが、民進党の小西洋之議員、すごく感じ悪かった。
NHKの中継はカメラの角度が違うので映ってなかったと思いますが、参議院のネット中継では、青山さんが質問してる時はずっとこの角度だったので、起こし作業の間、気になってしょうがなかったです。
とにかく気が付けばヘラヘラ〜ヘラヘラ〜してるんです。
青山さんが特別に何かを言ってるわけでもない場面でも。
ちなみに、2017年7月10日の加計学園めぐる閉会中審査の時は杉尾秀哉議員が、7月25日の同じく閉会中審査の時は福山哲郎議員がこの席に座ってて、彼らもヘラヘラ〜ヘラヘラ〜でした。
民進党の議員はほんと感じ悪い人が多いです(-.-#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※この日の質疑者リスト(国会中継@ウィキによる)
<参議院>
09:00-09:41 青山 繁晴(自由民主党・こころ)
09:41-10:22 和田 政宗(自由民主党・こころ)
10:22-11:12 難波 奨二(民進党・新緑風会)
11:22-11:54 大野 元裕(民進党・新緑風会)
(休憩)
13:00-13:03 大野 元裕(民進党・新緑風会)
13:03-13:33 矢倉 克夫(公明党)
13:33-14:03 横山 信一(公明党)
14:03-14:33 小池 晃(日本共産党)
14:33-15:03 辰巳 孝太郎(日本共産党)
15:03-15:48 清水 貴之(日本維新の会)
15:48-16:12 福島 みずほ(希望の会(自由・社民))
16:12-16:36 福山 哲郎(立憲民主党)
16:36-17:00 薬師寺 みちよ(無所属クラブ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー(青山さんの過去の国会質問)
・16/11/10付:青山繁晴さん国会初質問〜経済産業委員会(JOGMEC法改正)〜
・17/2/15付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害)〜
・17/3/2付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委員会(拉致被害者救出部隊など)〜
・17/4/13付:青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(朝鮮半島危機と原発の危機管理)〜
・17/4/26付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(福島原子力災害)〜
・17/5/17付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(防衛に関わる高度な技術を他国に盗まれないようにする=外為法改正)〜
・17/6/9付:【動画付き】青山繁晴さん・中山恭子さん国会質問〜北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会〜
・17/7/11付:加計・閉会中審査で青山繁晴さんが質問!加戸前知事の魂の叫びを聞け!(全文書き起こし)
・17/7/26付:前川氏の虚構と“報道しない自由”を暴いた加戸前知事!閉会中審査・青山繁晴さんの質疑(全文書き起こし)
・17/11/30付:【動画付き】青山繁晴さん〜予算委員会(北朝鮮・森友・加計・硫黄島)〜
・18/2/21付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害・北朝鮮難民・メタハイ)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
青山繁晴さんの発言起こしの記事は原則としてコメント欄は閉じているのですが、今回は開放させていただきます。仲良く使って下さいね♪
※正式な議事録は、後日、参議院のサイトに審議の書き起こしがUPされると思うので、会議録情報から探してみて下さい。
※青山さんの後に質問に立たれたのは和田政宗さんでした。青山さんが総論、和田さんが各論という感じです。動画はこちら。
書き起こしここから____________________________
金子原二郎委員長
「…公文書管理・行政等の在り方等に関する集中審議を行います。これより質疑を行います。青山繁晴君」
青山繁晴委員
「委員長(挙手)。皆様、おはようございます。えー、自由民主党・こころの青山繁晴です。党利党略のためでなく、ただ国益のためにこそ、質問いたしますので宜しくお願いいたします。えー、まず財務省の理財局長にお尋ねしたいと思います。
えー、昨年11月のことです。森友事件での国有地の取引をめぐって会計検査院の報告が出されました。それを受けた予算委員会で質問することになり、私は初めて財務省に、ルール通り、質問通告をいたしました。議員会館の部屋にやって来た理財局の幹部の方々は、私が何かを言う前に、えー、ある意味、いわば慣れた動作で、1枚の紙を私にお渡しになりました。それを見ますと、全体のイメージというタイトルがついておりまして、私は理財局の方々に、これは何ですかと、お尋ねをいたしました。つまりその、イメージって言葉で綺麗に飾ってあるけれども、書いてある中身は、質問項目です。私はまだ1回生ですけれども、その時、質問が11回目であったと思いますから、質問通告っていうのを何度もやってきて、いろんな省庁に通告いたしましたが、役所の方から勝手に質問を作ってきたっていうのは全く財務省が初めてです。で、今回の問題の淵源のひとつはここにあるのではないかと思い、冒頭にこれお尋ねするのであります。
つまりあえて申しますが、私は政治献金を1円も受け取らず、陳情を受け付けません。しかし通常、陳情を受け付けるのが国会議員の方々の大切な仕事でありますから、当然それは予算措置を伴うものであって、それに、財務省がいわば独占的に権限を行使するうちに、国会議員といえども、国民から選ばれたといえども、実際は財務省の言うことを聞かないと、陳情の処理もできないと、いうことで、驕り高ぶる体質ができてきて、今回の偽造公文書を平然と国会に出してくる、国民の前にもお示ししたということになったのではないかと、推察するんですが、率直なお考え、お聞きしたいです。理財局長、お願いします」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。えー、あのー、今ほどの委員のご指摘でございますが、国会の論議というものは、あの、今、委員からおっしゃったように、あの、国民の代表たる国会議員の皆様方の論議でございますので、我々からすれば大変重いものだというふうに本当に思っております。であるからこそ、国会答弁については、大変責任が重いと思ってますし、正直に申し訳あげればものすごく緊張するものであります。で、その上で、今ほどその財務省がと、いうことでお話をいただきましたが、あの、ある意味で財務省は、予算を提出する責任があります。で、予算を提出すれば、通常国会で1月の終わりから、年度内成立だとしても3月までこうやって、総理大臣もご出席いただいて審議をいただくということでございますし、税制改正で、えー、たとえば大きい税制改正、前回で言いますと前の政権ではございますが、消費税を5%から8%、10%に上げるという法律は、社会保障と税の一体改革の特別委員会という委員会で、大変長時間ご審議をいただきました。あの、そういう意味で、財務省は出すものについて国会で相当ご審議をいただかないといけないものであって、そういう意味で国会が重いものだと、すごく大事なものだというのは、ものすごくそういう風に思っているということだけは、ご理解を頂戴いたしたいという風に思います」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「国会審議が重いものだというところまでは、私も今、耳を傾けておりましたけれども、それが祖国や国民のためというよりは、財務省のためになっているという面があったんではないでしょうか。その、私に一枚紙を渡されて、私がこれは何ですかとお聞きした時の、その理財局の幹部の方々の、あのポカンとした表情。つまりそんなことを何で聞くのかと、これが普通だという姿勢が現れていました。したがって、もうこの件はこれ以上答弁は求めませんけれども、国会は当然大事に思ってるっていう通り一遍の話で済むような事件では今回はないということを踏まえて、この後も私たちの、与野党問わず、質問に答えていただきたいと思います。
さて、今日は集中審議ですから官房長官いらっしゃらないんですけれども、菅官房長官におかれては、先般の記者会見で、えー、記者の質問で、主文が、いやいやごめんなさい、改竄なのか書き換えなのかっていう質問があった時に、官房長官は、主文が書き換えられたのではない、いや、換えられたのではないから、改竄ではなく書き換えだと思うって趣旨をおっしゃいました。で、今回ようやく財務省から、書き換えを認めて、国会に提出された文書を見ますとですね。ま、官房長官に僕はあえて確認しておりません。したがって推測の上ですけども、官房長官が主文とおっしゃったのは、ま、紙で言うと、たぶんこれなんですよね(A4の文書を示す)」
青山繁晴委員
「これ、ま、14種類あるんですが、全部、一枚紙です。で、なおかつこれは予算委員会には正式に提出されたものではないです。野党のPTをはじめ、そこから、国会の側にも示されていったんですけれども、予算委員会にはこれは出されてないですね。で、これは例えばタイトルというのは、普通財産決議書と書いてあったり、近畿財務局決裁書って書いてあって、これ役所では、いわゆる鑑と言ってるやつですね。えー、一般には馴染み、薄いですけれども、鑑っていうのは金ヘンに監督の監ですね。だからこれは文書の表紙にもなり、これ例えばこの1枚目の普通財産決議書を見ますと、今回の相手先が森友学園の理事長、籠池康博氏(くっくり註:籠池泰典氏の本名)であることや、あるいは土地取引の金額、つまり契約の主たることがここに書いてあります。で、それ以外に、予算委員会に正式に出された物がこちらであって、これは財務省のつけたタイトルが、決裁文書の書き換えの状況となっておりまして、これは、要は、この決裁書の主文ではなくて、調書です。調書っていうのは、ま、取り調べなんかでも調書って言ったりしますけれども、要するに、契約に至る経緯を示したものですね。
で、これ調べますと、まあ当たり前のこととは言いながら、この契約の本体、契約の本体については、書き換えられていません。つまり官房長官があえて主文とおっしゃったんでしょうが、契約そのものがごまかしたり、ごまかされたり、改竄されたりしたわけではなくて、調書、つまり経緯について書き換えたということが、事実ではないかと思いますけども、ここは理財局長、いかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。あの、決裁文書の、何て言いますか、例えば契約貸付の契約、あるいは売払の契約、あるいは特例承認の契約、そのもの自体が、その書き換え前と書き換え後で違ってるかといえば、そうではないというのは委員のおっしゃる通りであります。ただ調書というのは、鑑の後ろに付いてるものですが、極めて重要な部分でございますので、調書を書き換えたということは、決裁文書を書き換えたことにならないかといえば、そういうことではなくて、調書を書き換えたということは決裁文書を書き換えたと、それだけ重いことをしてしまったと、いうことだというふうに認識をしております」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「さあ、その上ですね、ここから先が、いわば今回の、奇っ怪な、不可思議な経緯でありまして。と言いますのは、その、財務省にとって、あるいは財務省とその周辺にとって、都合が悪いから、後で削ったり、書き換えたりしたのであろうということは容易に推察できるわけです。つまり、調書には都合の悪い部分が含まれていたと考えるのが、当然、客観的なことです。ところがそれを一旦、決裁してるわけですね。で、この決裁文書の鑑である表紙を見ますと、ま、たくさんハンコが押してあってですね。まさかめくら判を押したんじゃなくて、この、今、理財局長がお認めになったように、この鑑の下に調書もたっぷりついてるわけですから、その調書も、まさか見ないでハンコを押したってことは、想像しにくいですから、その調書を見た上で一旦決裁してるわけですね。その一旦決裁したものを、今度は、決裁のハンコが全部押されてから、その後に削る。これは、ま、あまりにも前代未聞の、理解が難しい経緯なんですけれども。まず、元に戻って、削ったということは、財務省、その他にとっては都合の悪いことがあったから削った、あるいは書き換えた、言い方によってももちろん改竄したと言ってもいいです。そこに決裁、決裁のハンコを全て押したのはなぜですか。理財局長、お願いします」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。決裁のハンコを押したというのは、貸付なり、あるいは売払をした時、平成27年なり28年の時に、それでいいと、いうことで決裁にハンコを押したということであります。で、その決裁の最初のハンコの鑑をそのままにして、その後ろの調書を差し替えるということをやったのは、平成29年の2月下旬から4月にかけてということでございまして。要すれば、決裁をした時の貸付なり売払のことについて了解をした上で、29年の2月下旬から4月にかけてということは要するに国会審議との関係、もう少し丁寧に申し上げさせていただきますと、書き換えの内容を反映する、あの、書き換えの内容の文言を見る限りで見ますと、それまでの2月から3月にかけての国会での答弁が誤解を受けることのないようにと、いうことで、そういう観点で、そういう考え方をもって、調書というものを差し替えていると、そういうことでございます。大変申し訳ないことであり、深くお詫びを申し上げなければ、何度お詫び申し上げても許していただけないと思いますが、そういうことでございます」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「えっと、太田理財局長、恐縮ながらちょっと答弁が、すみません、きつい表現で。先走ってます。今、僕がお聞きしてるのは、この元の調書に決裁のハンコを、たくさんの責任者が押してるんですよね。あの、与党質問ですからやっぱり誤解を受けやすいと思うんですけれども、でも客観的に文書を何度も読み込んでみるとですね、これ調書を作った時には、政治家の名前も出てくるし、あるいは籠池理事長がおっしゃった、安倍昭恵夫人の言葉なるものも引用で出てきますよね。でもそれでも構わない、問題ないと思って決裁のハンコを押してるわけですよね。それ普通に考えたら、この契約に影響がなかったから、この調書で良いと思って決裁のハンコを押したんじゃないんですか。はい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
青山繁晴
「ありのままに答弁なさって下さい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「あの、すみません、おっしゃってる意味は了解いたしました。あの、その上でですが、要するに決裁文書についてる経緯も含めて、それでいいと思ってるからハンコを押してる、了解してるということであります。逆に言えば、委員のおっしゃりたいことはよくわかりました。要すれば、ある意味での不当な働きかけがあって、それでということではないという風には理解してると思います。そうであれば、こういう風な決裁文書は作らないと思いますので、そういう意味で、そこを、その経緯も含めて、全て見た上で、決裁としては了としてると、そういうことだろうと思います」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴委員
「えっと、これも理財局長におかれては、こうはっきり言って勝手に解釈しないでほしいんですが、だから問題ないと言ってるんじゃなくて、そうやって決裁した物をですよ、佐川理財局長の答弁があったというだけで、明らかに犯罪ですよね、これ。公文書偽造ですから。一旦決裁された公文書をいかなる理由があっても、勝手に変えるってことは、これは実はこの後はもちろん司法に任せなきゃいけません。司法がどう判断するかでありますけれども、一般的に考えると、偽造で犯罪であることに気がつかない国家公務員はたぶんいらっしゃらないと思います。それをいわば、全ての責をかぶるように、わざわざ決裁後の文書に改竄、書き換え、あるいは削除を加えるというのは、その、ここでさっき理財局長が先に答弁なさった、その、佐川答弁云々になるんですけれども、しかし、もう一度申します。前代未聞の、まあ憲政史上初めてとは言いませんけれども、おそらく表に、大規模に表に出てきたのは実は初めてのようなことを、その一人の局長の答弁に合わせるために、みんなでやるんですか。そんなことは僕はあり得ないと思います。したがって、その、決裁のハンコを押した時には、調書の中身に、ね、後ろ指さされることはないと思って押したわけでしょう? それが何で自ら削らなきゃいけなかったのか。その、佐川さんの答弁っていうだけでは説明にならないので、そこをもう一度、理財局長のお考えをまずは聞かせて下さい」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。あの、今ほどおっしゃられてる、大変申し訳ないことをした時期は、平成29年の2月から下旬から4月にかけて。要すれば、国会で審議をして、その過程で答弁をして、その答弁に誤解を生じさせないようにという風に申し上げました。で、冒頭、委員からご質問がいただいて、難しい質問だったと思ってるんですが、私は、国会での答弁は大変責任が重いし、ものすごく緊張してると、いう風に正直に申し上げました。あの、人の心の中を全部覗ききることは難しいのかもしれませんが、同じ理財局長として思うに、あの、前局長もそうだったろうと思います。ただ、その話が、そのことが、それをもって決裁文書を書き換えるという方向に進んだのは、それはもう全然方向が間違ってるんで、そういう意味では私は理解できないんですが、その、やっぱり国会の審議をものすごく、ある意味では重く思ってる、それについての対応がものすごく間違った方向に行ってしまってると。そういうことだと思っております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「えっとですね、その、国会での答弁、国会審議を大事にしてると繰り返しおっしゃってるのは、理解したいんですよ。ね。でも、あの、今、改めて問題にされている佐川、当時の理財局長の答弁を、僕は予算委員ですから、終始一貫その端っこで、間近に聞いておりました。で、その時に、例えば価格交渉がなかった、あるいは文書は基本的に全部捨てた、これで大丈夫かってことを正直、自由民主党の一員としても思いました。
で、これも残念ながら、推測ではありますけれども、あの場でですね、現役の理財局長がこの調書に書いてあるようなことを、例えば政治家から、ま、政治家って実際には秘書さんですけれども、秘書さんからこういう話があったとか、籠池理事長は総理夫人についてこういうことを言ってたとか、いうことを踏まえた上で、そういうことは影響されない、この調書を読むとですね、例えば、あの、どんな契約を結んでも結局は大阪府知事が認可しないと全部駄目だっていうことも書いてあって、そこは書き換えられず残ってるわけですよ。だから、その今申した政治家とか、あるいは総理夫人とか、そういう話を理財局長がここで答弁すると、国会が紛糾して、特に野党の方々から激しい追及を受けて、その、ものすごい困ったことになるから、だから木で鼻を括るような答弁にしたんではないかと。これあの、とても僕の個人的な推測とは思えないんですよ。健全な常識で考えたら、今回の奇っ怪な事件も、実は根っこにあるのは、ある意味何でもない、そういう国会軽視、つまり、騒がない国会、燃えない国会、その、淡々と終わればいいんだと。それはしかし正常な議論じゃないんですよ、それは。
あの、冒頭申し上げたことは、単なるエピソードで申し上げたんじゃなくて、国会審議っていうのは利害関係のためにやるんじゃなくて、国益のためにとことん話し合うことを言うわけですから。そうすると、例えば理財局が政治家からそういう、その、秘書さんであっても働きかけがあったことをどう考えるかも言ってもいいじゃないですか。で、堂々と与野党ともに議論すればいいんじゃないですか。それを国会軽視と言ってるんであって、それが今回のこの奇っ怪な行動の背景になってるんじゃないかっていうことをお聞きしてるんです。いかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「太田理財局長」
太田充理財局長
「お答えを申し上げます。委員のご指摘はよくわかりました。基本的なラインとしておっしゃる通りだという風に私も思います。あの、冒頭で国会審議云々、その、責任が重くてと申し上げました。で、それは、あの、委員のおっしゃる通りで、国会の審議は、国会の審議は、波風立たなくて審議が終わるということが、本来のことではないので、おっしゃる通り、事実関係を、苦しくても事実はきちんと説明した上で、それについてちゃんとご説明申し上げる、あの、基本的に、ま、あの、いろんな、この過程や、秋以降、音声データなりいろんなものがありましたけども、それについても基本的にお答えしようと思って、お答えしようと、あの、十分ではなかったと思いますが、しようとしてきたつもりです。あの、基本的にはお答えをするのは、やはりなかなか容易ではないし、その、簡単にご理解が得られるとは思いませんが、理解が得られない中でも、きちんと説明をして、それに対して違うというご批判を受けて、議論を深めるというのが国会の役割だと思いますので、それは委員のおっしゃってる通りだと、本当に思います(議場ざわ)」
金子原二郎委員長
「青山君」
青山繁晴
「えー、麻生大臣。すみません、この部分は大臣にお聞きすると明確に通告はしておりませんが、ま、全体の通告、してありますから、これもご承知だと思います。えー、今、僕が申し上げた、その今回の奇っ怪な決裁後の書き換え、改竄、削除っていう背景に、大臣が指導しておられる財務省が、国会審議というものをそもそも軽視、単なる軽視というよりは勘違いしてて、その場で乗り切ればいいと、いうように思い込んできたんじゃないか。で、その背景には私たち国会議員の責任もあると、いうふうに今、全体、お聞きしたつもりです。麻生大臣の率直なお考え、できましたら」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「あの、今、理財局長から答弁を申し上げましたが、財務省の職員にとりましてもやはり、少なくとも法案を出すにあたりましてはまずは、部会だ、与党の部会だ、政調会だ、総務会だ、いろんなものを経て、そして国会で、今度は野党の方々のご質問等々を受けるというのに対してきちんと対応をしていかねばならんてってことに関しましては、これは、間違いなく、毎年の予算に限らず、法案、税制等々の対立の問題に限らず、これは我々、所管をいたしております立場といたしましても、この答弁をいかにっていうのは最も大事なところのひとつですが、それにあたりましての元の元はやっぱりこれが、できあがった法案は確実に施行されてそれによって国民がそれに被害を、利害を直接受けることになりますんで、そういう意味では極めて緊張感のある答弁を誠意をもってしているというところで、これはもう極めて大きな要素であろうと思います。で、2月、3月、この予算審議、それに関係いたします、いわゆる、期限切れ、日切れの法案等々の審議に関しまして、これ日程も極めて限られておりますんで、極めて慎重かつ真剣な、真摯に対応していると思っております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴
「あえて麻生大臣にもう一度お尋ねしたいんですけども、このですね、書き換え、改竄、削除される前の調書を、この、今、さっき申しました鑑をつけてですね、そのままこの予算委員会に普通に出していて、予め出して、その上で与野党ともに質疑をしてれば、さっきの日切れ法案の問題とかあってもですね、むしろこういう異常な国会運営にならなかったんじゃないかと思うんです。だから最初からお出しになった方が良かったんじゃないかと思うんですが、そこはいかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「私も、全文、その後の文書を両方とも比較させていただきましたけれども、何でこれを書き換えることにしたのかが、ちょっと私にも理解ができないということころで、別に前に出してもらった方が良かったんではないかというのは率直に、私自身の感想ではあります」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「ではここで総理にお伺いしたいと思います。えー、総理に予め申さずに今までの質問で、昭恵夫人のお名前もあえて出しましたけれども、この調書をくり返して読みますと、この、財務省はいわば解釈を加えてないんですけれども、調書全体で言おうとしてるのは、この籠池理事長という交渉相手が、ま、昭恵夫人であったり、あるいは政治家であったり、そういう存在を利用して、迫ってきたんだと。そういう解釈書いてないですよ? でも、影響を受けたとも書いてないんですけども、全体読むと、籠池理事長はそういう、ま、タフネゴシエーターとして、昭恵夫人のお名前まで、あるいは言動まで利用したっていうふうにも窺えるんですが、総理はこの調書、全体改めてお読みになったと思いますけども、そういうあたり、いかがお考えでしょうか」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、まず今回の決裁文書の書き換え問題によってですね、行政全体に対する国民の信頼を揺るがす事態になっていることに対しまして、行政府の長として責任を痛感しております。えー、行政全体に対する、ま、最終的な責任は総理大臣たる私にあります。改めて、国民の皆様にお詫びを申し上げたいと、こう思っております。
その上でご質問にお答えいたしますと、書き換え前のこの文書を見て、私や私の妻が国有地の払い下げや、学校の認可に関与した事実はなく、私や私の妻が関わったことにならないことは明らかだと、このように思っております(与党席「そうだ!」)。書き換え前の文書で、私の妻に言及している箇所について、例えば産経新聞のウェブに出ている物についてはすでに、公開されている物について、引用した物であります。また、前に進めて下さいとの箇所についてもこれは、私の妻が言ったと書いてあるのではなくて、籠池氏の発言が書かれた物であります。決裁文書の書き換えについて、私は全く指示もしておりませんし、そもそも、理財局内や財務局内の決裁文書など、私はその、ま、存在すらも知りません。指示のしようがないわけであります。私の2月17日の、ま、答弁は、私も妻も一切この認可にも、国有地の払い下げにも関係ないというものでありまして、書き換え前の貸付に係る、ま、特例承認の決裁文書に、土地を見に行ったとかですね、講演をしたとか書いてありますが、書き換えがなされたとされる2月下旬から4月には、ま、すでに、妻が名誉校長でありまして、ま、講演に行ったこと、あるいは学校建設予定地に行ったことは、いわばすでにに知られていたことであり、国会でも議論になっていました。2月17日の、ま、一切関係ないという答弁を、ま、ひっくり返すような記述では全くないということは、申し上げておきたいと思います。
決裁文書の書き換えが行われた目的、あるいは経緯等については、えー、財務省において引き続き、ま、調査が行われているところでありますが、書き換え前の文書を見ても、私の妻について書かれた記述は書き換え全体の中のごく一部に過ぎず、政治家からの問い合わせや、さらにそれ以外の詳細に記載されていた経緯の部分については、ほぼ、ま、全て削除されていることであります。しかもですね、貸付に係る特例承認の決裁文書だけではなくて、私の妻が出てこない貸付に係る決裁文書の経緯の部分についても、同様にほぼ全てが、ま、削除されているわけであります。
そういうことから私の妻の記述に、かどうかに関わらなく、削除されたものと思われるということは、まず指摘をしておきたいと、こう思う次第でございますが、ま、この、今のご下問でございますが、ま、いずれにせよですね、私の妻が一時、名誉校長を務めていたということにおいてですね、国民の皆様から疑念の目が向けられることは当然のことであろうと、ま、こう思うわけでございいまして、ま、今後は妻もですね、こうした名誉職をですね、ま、一部のものを除いて、ほぼ全て辞退をさせていただくと、いうことにしておるところでございます」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「今、総理がお触れになった調書、調書の中の引用部分には、まあこれはあの、野党の方々からもご指摘ありましたけれども、安倍昭恵の倍の字が間違っていたり、あるいは他の議員の名前も間違っていたり、する部分がありました。したがって、契約に重大な影響があったと認識で引用したり記述したんではなくて、こういうことが多々ありましたと、相手はタフでありましたという、ま、要は言い訳を並べてあるような調書だということも、実は、これあの、与党がどうのこうのじゃなくてですね、客観的に読めば誰でもお分かりになることではないかと思います。
まあそれを、しかしもう少し踏み込んで正確に言えば、たかがそのような省内の言い訳のために、これ省内の言い訳ですよね、つまり決済を受ける時のですね。そのために、間違った引用もしたり、その、国会審議だけじゃなくて公文書の存在自体が極めて重いものですから、適当な引用をしたり、あるいは影響なかったことを何の理由もなく書き込んだりされたら困るんですよ!(与党席「そうだ!)で、それをさらにやってしまった後で自分で犯罪事実にもあたる恐れを犯して、書き換え、改竄、削除するっていうのは、大きな、大きな問題であって(野党席からヤジ)」
金子原二郎委員長
「静粛に」
青山繁晴
「じゃあこれからどうするかっていうことも考えねばならないと思います。で、これからどうするかについて、まずお聞きしたいのは、これあの、公文書に係る集中審議でありますから、その直接的にまず、公文書管理法、これ実は罰則はないこと自体、僕は政治記者の時代から不可思議に思っていましたけれども、今回、この災いを活かすために、不幸な事態を活かすために、この際、総理の指導力を発揮されて、公文書管理法に罰則を入れることを、これもちろん国会が決めることですけれども、最終的には。行政としてもお考えになってはいかがでしょうか。総理お願いします」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、公文書に関しては刑法において、公務所で用いる文書または電磁的記録を毀棄した者を罰する公文書等毀棄罪、えー、公務員がその職務に関し、行使の目的で虚偽の文書、もしくは図画を作成し、または、文書もしくは図画を変造することを罰する、虚偽公文書作成罪、が、すでに規定されているところであります。また不適切な公文書管理を行った職員については、国家公務員法に基づき、ま、事案によっては懲戒処分が行われることもあるところであることから、公文書管理法において、改めて罰則を規定することとはされていないものと、ま、承知をしております。
他方、こうした中で、現に今回のような事案が発生してしまったことも、ま、事実でありまして、現在、国民の皆様から厳しい目が向けられていることを真摯に受け止め、なぜこんなことが起きたのか、全容を解明するため調査を進めているところであります。また検察による捜査も行われています。今後、ま、捜査、調査状況等も踏まえながら、政府全体として、再発防止のために何をなすべきか、ご指摘の点なども参考にしながらよく検討し、できることから、ま、実行し、徹底してまいりたいと思います」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「今、総理がおっしゃった現状は、おっしゃる通りです。で、二重罰を避けるという意味合いもおそらくあるんだろうと思いますけれども、これも総理がおっしゃった通り。しかし決裁後の文書を、ま、こんなに大規模に書き換え、改竄、削除するってことが行われたっていうことは、やっぱり公文書管理法そのものに罰則はないので、どうしても意識が希薄になることではないかと思います。ぜひ、総理の答弁の後段にありましたように、積極的にご検討願いたいと思います。で、麻生大臣に財務省そのものについてお聞きします。自らを省みられて、この際、歳入と歳出を独占しているということを、切り離してはいかがでしょうか」
金子原二郎委員長
「麻生財務大臣」
麻生太郎財務大臣
「歳入と歳出を切り離すという、いわゆる税収、えー、税外収入、それから国際収入など、これ歳入面というものを一体的に図りつつ、いわゆる歳出面の調整を行うということは困難ということになるんだと思っておる、別にするということは。そういう意味でやっぱり適切な財政運営を行うためには、これは、歳入と歳出は一体で行う必要があろうというのは、これは私どもそのように思っております。したがって、G7の各国見ましても、アメリカが歳入庁、だか歳入局だかなんかにしてると思いましたけれども、ここはご存知のようにえらい毎年、このところ数年間、えらい毎年、まあ、国立公文書館が閉鎖になってみたり、国立公園が閉鎖になってみたり、毎年そういったことがこのところ数年起きとりますが、そういったようなことになるというのが現実でもあろうと思いますんで、今の段階で歳入・歳出を分離するというのはいかがなものかというのが率直な実感です」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「その歳入と歳出が一体であった方ががいいっていうお話はもう延々と、財務省、大蔵省の時代から言われてきたわけですけれども、まあ僭越ながら申しますが、いかなる制度にもメリットとデメリットがあるんであって、切り離したら全部うまくいくと、私も今、申しておりません。当然それなりのデメリットも出るから、その対処は必要になると思いますけれども、しかし今回の問題が、このままいわば終わって、財務省が旧来のままでだっていうのでは、まず主権者がとても納得されないと思います。
その上で大臣のお考えは今お聞きしましたので、総理にお聞きしたいんですけれども、ま、この歳入と歳出を切り離すって話はずっと以前から、歳入庁を作ったらどうかと、今、大臣からアメリカの話もありましたけれども。ただ、これ今まで語られてきた歳入庁っていうのは、例えば税金を徴収すること、それから、年金の保険料をいただくこと、そういうことを国民からいただくのは同じだから、これは全部一緒にしたらいいんじゃないかという風にむしろ語られてきたと思うんですね、主な考えは。で、しかし実際にはそれで、いわゆるシナジー効果、一緒にしたから全部うまくいくとは、個人的にもとても、これも、これは経済記者の時代から思えないんです。それは税金と保険料、全く違いますし。
で、したがってですね、その、今日、この不祥事を受けて、ご提案したいのはですね、これは総理にお答え願いたいんですけれども、この、かつて社会保険庁があり、いわば今、実質、民間に委託した形になってる保険料を一緒にするんじゃなくて、税だけを切り離して、税を集めること、そして国税庁の査察部のように、税が適切に払われているかっていうことも調べる。で、これ実は、この査察の権限っていうのは、財務省の隠れた大きな力になっていますよね。これは、まあはっきり申せば一部の政治家や、あるいは民間に対しても、これが大きな発言権になってる。あの、噂だけが一人歩きしてる面もありますけれども、しかし僕は記者時代の取材の時に、この国税あるいは大元の財務省、旧大蔵省がその力をいわば自ら、持ってることを意識してるってことが分かった時もあります。
何を申してるかというと、税を切り離してですね、税の部分だけ切り離して、税に特化して、税管理庁というものを作り、で、それを財務省から離して、内閣府などに置くというのはいかがでしょうか。総理、お願いします」
金子原二郎委員長
「内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「ま、委員からお話がございました、えー、ま、委員からお話があった組織の見直しについてはですね、ま、今、委員から言われたのとは、正確には同じものではございませんが、すでに、ま、政府の検討チームでこれまでも、ま、議論がなされたところであります。それぞれ、これ難しい面があるものと承知をしておりますが、そのご趣旨はですね、それほどまでに、国民の皆様から財務省に向けられた目が厳しいということであろうと、こう思っております。ま、財務大臣にはですね、今回の問題の全容の明らかにするため、しっかりと、調査を進め、二度とこうしたことが起きることのないように、信頼の回復に向けて全力を挙げて取り組んでもらいたいと考えております」
金子原二郎委員長
「青山繁晴君」
青山繁晴委員
「んー、この歳入庁の提案がいくら言っても聞く耳持たれない。そして実際には水面下で財務省は、こういう話が出ないようにずっと運動も続けていると、いう、国民が必ずしもご存知ない事実もありますから、こういう不幸な事態を引き起こした責任について、総理も責任をおっしゃいましたから、その責任を具体的に果たすためにも、今回だけはぜひ実行していただきたいと考えています。
で、えー、集中審議でありますけれども、この国会審議が混乱もしている中にあっても、一方で憲法をめぐる論議っていうのも、実は粛々と行われています。で、私の持ち時間の最後に、そこのところ、一点だけ総理にお尋ねしたいと思います。
自由民主党の中で憲法9条の、特に9条についての論議が盛んに行われています。で、総理は去年の5月3日に、1項2項はそのままにして、自衛隊が合憲であるという趣旨の、これ案文として、条文として、いや案文としてお示しになったのではなくて、お考えを示されただけでありますけども、そういう考えをおっしゃいました。
で、不肖私は、現状の自衛隊を固定する憲法改正あるいは加憲は、むしろ禍根を残すので、自衛権はほとんどの政党がお認めになった上で、持っているけれども実際は自衛隊がきちんと発動、行使できていないんではないかという趣旨を込めて、『自衛権の発動はこれを妨げない』ということも考えていただきたいと提案いたしました。
その上で今日お尋ねしたいのは、一番根っこの部分であります。敗戦後の73年間、特に私たちの大切な日本国憲法が施行されて71年間、これで全部良かったとお考えなのか。その、経済は今、デフレで苦しんできたり、様々にありましたけれども、実は概ね、やっぱり見事な成功を重ねてきた70数年であったと思います。しかし、一方で、国家安全保障や危機管理、拉致事件の発生と、そして拉致被害者を未だ全員は救出できていない、わずか5人しかお帰りになっていないってことを考えても、実は、経済はデフレを含めてもなおうまくいってても、国家安全保障、危機管理には大きな黒い穴が空いていると、いうことを考える立場と、実は、この憲法論議を通じて、この2つあるということを正直感じました。総理はどっちの立場にお立ちになるんでしょうか」
金子原二郎委員長
「安倍内閣総理大臣」
安倍晋三内閣総理大臣
「えー、我が国はですね、戦後73年間、憲法のもと一貫して、ま、平和国家としての道を歩んでまいりました。しかしそれは、ま、平和国家という言葉を唱えるだけで実現したものではありません。時代の変化に対応しながら、憲法が掲げる平和主義の理念のもとで最善を尽くし、自衛隊の創設、日米安保条約の改定、そして国連PKOへの参加など、国際社会の変化と向き合い、果敢に行動してきた先人たちの努力の結果であると、こう考えております。その中におきまして、私たちは今を生きる政治家としてですね、特定秘密保護法を成立をさせ、そして平和安全法制を成立をさせ、そしてテロ等準備罪を成立をさせているところであります。国民の命と平和な暮らしを守り抜くことは、ま、政府の最も重要な責務であり、安倍政権発足以来、安全保障と危機管理に全力で取り組んできたところであります。我が国初となる国家安全保障戦略を策定し、その司令塔としてNSCを設置をしました。また厳しさを増す安全保障環境を踏まえて、憲法の範囲内で、あらゆる事態に切れ目のない対応を可能とする平和安全法制を整備をしました。平和安全法制がなければ、緊迫する北朝鮮情勢にしっかり対応することはできなかったと思います。国民の命と平和な暮らしを守り抜くためには、目の前の現実に真正面から向き合い、自ら課題に取り組んでいく必要があると、こう考えております。
私は昨日、防衛大学校の卒業式に出席をしました。新たに自衛官になった諸君の宣誓の言葉を聞きました。事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の付託に応える。自衛隊員はこの言葉に違うことなく、いかなる事態になっても常に国民のため黙々と任務に精励をしています。ま、この自衛隊員たちにですね、君たちは憲法違反かもしれないが、何かあれば命を張ってくれと言うのは、あまりにも無責任であると、こう思います(与党席「そうだ」)。ま、そうした議論が行われ余地をなくしてことは、私たちの世代の責任ではないかと、こう考えています(野党席からヤジ)。国会の憲法審査会において、議論される憲法改正の内容について、私が内閣総理大臣としてこの場で、ま、お答えすることは差し控えたいと、こう思っておりますが、憲法は、私たちの国の形、理想の姿を語るものでありまして、戦後70年が過ぎた今ですね、まさにしっかりと、議論を深めていく責任があるのではないかと、このように考えております」
青山繁晴委員
「終わります」
金子原二郎委員長
「以上で青山繁晴君の質疑は終了いたしました」
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____________________________書き起こしここまで
他の議員の質疑はまだほとんど視聴できていないのですが、共産党の小池晃議員の質疑でメディアによる印象操作が発生しています。
ここ非常に重要だと思うので、お知らせしておきます。
太田理財局長「基本的には総理夫人だからでございます」
— 須賀原洋行 (@tebasakitoriri) 2018年3月19日
これは今日以降の報ステ他ニュース番組でさんざん利用されるんだろうな、ここだけ切り取って。
共産党小池議員は「総理夫人だから売買契約ができた証拠だ」と騒ぐが、実際は総理夫人だろうが議員だろうが理財局側は突っぱねているのに。
この直後に太田理財局長は「籠池氏側が総理夫人の名前を出したのは事実なので、それがあってということ。そういう意味でお答えしたつもりだったのですが」と答弁しましたが、もちろん報道ではカットされるのでしょう。 https://t.co/iVfR69A4HZ
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2018年3月19日
案の定…#ミヤネ屋 3時過ぎの特集冒頭
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2018年3月19日
太田理財局長「基本的には総理夫人だからでございます」小池「重大な発言ですよ!まさに国会議員以上に配慮しなきゃいけない存在!だから決裁文書に登場してる!」だけ流され、その後の理財局長の「籠池側が名前を出したから。そういう意味で答えた」はスルー。
スルーはもちろん「ミヤネ屋」に限った話ではありません。
この際ですから、まとめておきます。
小池晃議員に対する、太田理財局長の「基本的には総理夫人だからでございます」答弁と、それに対する理財局長の“補足”というか“訂正”の答弁について、各メディアの伝え方はこうでした。
(あくまで私が見た中でのまとめです。他にもあるでしょう。コメントよろしくお願いします)
★前段の「基本的には総理夫人だからでございます」のみ伝え、後段は完全スルー。
→読売テレビ「ミヤネ屋」、フジテレビ「みんなのニュース」、NHK「ニュース7」、TBS「NEWS23」、フジテレビ「THE NEWS α」、朝日新聞、共同通信
★後段の「籠池氏側が総理夫人の名前を出したのは事実なので、それがあってということ。そういう意味でお答えしたつもりだったのですが」までしっかり伝えた。
→朝日放送「キャスト」
★後段は完全スルーしたものの、安倍総理による「先ほど理財局長の答弁は、籠池氏が名前を出したから載せていたんだろうと」という答弁は伝えた。
→関西テレビ「報道ランナー」
★前段から後段までの間がすごく空いた。理財局長の前段の発言直後の小池晃の「重大な発言ですよ!」のくだりを長々と流した上に、映像で決裁文書を流しながら「昭恵夫人の『前に進めてください』との言葉があったと記載、その後、近畿財務局が協力的になっていく経緯が書かれている」とナレーション、小池晃の「ターニングポイントに出てくる。それがまさに今、理財局長が言ったように総理夫人だからですよ」の発言の後、やっと理財局長の後段の発言が映ったが、なぜか「籠池氏側が総理夫人の名前を出したのは事実なので」までで切って、「盛んに総理夫人の名前を出していたことでそう記述していると」という発言を続けたため、理財局長が“訂正”したことが全く伝わらない。
→テレ朝「報道ステーション」(参考画像『きやすめ。放送法ってなーに?様』)
同じNHKでも「NW9」は、太田理財局長の「総理夫人だからでございます」自体を取り上げませんでした。
後段で本人が“訂正”の答弁をしているし、ニュースバリューを感じなかったも?
とにかく、圧倒的多数のメディアは、
太田理財局長「基本的には総理夫人だからでございます」
小池晃「重大な発言ですよ!」
ここだけ切り取って報道、すなわち情報操作したということで(-.-#)
あと、どーでもいいことかもしれませんが、民進党の小西洋之議員、すごく感じ悪かった。
バレないと思い青山さんを背後から指して笑う民進党の小西洋之。
— DAPPI (@take_off_dress) 2018年3月19日
こういう幼稚な行為は見ていて不愉快#kokkai pic.twitter.com/G7uD8OJ6G3
NHKの中継はカメラの角度が違うので映ってなかったと思いますが、参議院のネット中継では、青山さんが質問してる時はずっとこの角度だったので、起こし作業の間、気になってしょうがなかったです。
とにかく気が付けばヘラヘラ〜ヘラヘラ〜してるんです。
青山さんが特別に何かを言ってるわけでもない場面でも。
ちなみに、2017年7月10日の加計学園めぐる閉会中審査の時は杉尾秀哉議員が、7月25日の同じく閉会中審査の時は福山哲郎議員がこの席に座ってて、彼らもヘラヘラ〜ヘラヘラ〜でした。
民進党の議員はほんと感じ悪い人が多いです(-.-#)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※この日の質疑者リスト(国会中継@ウィキによる)
<参議院>
09:00-09:41 青山 繁晴(自由民主党・こころ)
09:41-10:22 和田 政宗(自由民主党・こころ)
10:22-11:12 難波 奨二(民進党・新緑風会)
11:22-11:54 大野 元裕(民進党・新緑風会)
(休憩)
13:00-13:03 大野 元裕(民進党・新緑風会)
13:03-13:33 矢倉 克夫(公明党)
13:33-14:03 横山 信一(公明党)
14:03-14:33 小池 晃(日本共産党)
14:33-15:03 辰巳 孝太郎(日本共産党)
15:03-15:48 清水 貴之(日本維新の会)
15:48-16:12 福島 みずほ(希望の会(自由・社民))
16:12-16:36 福山 哲郎(立憲民主党)
16:36-17:00 薬師寺 みちよ(無所属クラブ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー(青山さんの過去の国会質問)
・16/11/10付:青山繁晴さん国会初質問〜経済産業委員会(JOGMEC法改正)〜
・17/2/15付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害)〜
・17/3/2付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委員会(拉致被害者救出部隊など)〜
・17/4/13付:青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(朝鮮半島危機と原発の危機管理)〜
・17/4/26付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(福島原子力災害)〜
・17/5/17付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(防衛に関わる高度な技術を他国に盗まれないようにする=外為法改正)〜
・17/6/9付:【動画付き】青山繁晴さん・中山恭子さん国会質問〜北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会〜
・17/7/11付:加計・閉会中審査で青山繁晴さんが質問!加戸前知事の魂の叫びを聞け!(全文書き起こし)
・17/7/26付:前川氏の虚構と“報道しない自由”を暴いた加戸前知事!閉会中審査・青山繁晴さんの質疑(全文書き起こし)
・17/11/30付:【動画付き】青山繁晴さん〜予算委員会(北朝鮮・森友・加計・硫黄島)〜
・18/2/21付:【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害・北朝鮮難民・メタハイ)
★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
青山繁晴さんの発言起こしの記事は原則としてコメント欄は閉じているのですが、今回は開放させていただきます。仲良く使って下さいね♪
Comments
昨日の審議中、twitter上で目を血走らせて印象操作に勤しむ人々を見ると
もうある種のタガが外れてしまったように思われます。
ブログ主さんに対する誹謗中傷や嫌がらせも予想されますので
ささいなことでも逐一記録に取って、いつでも法的な措置を取れる状態にしておくことをおすすめします。
お気遣いありがとうございます。
この15年ぐらい毎日のように来てるので(ツイッター、Youtubeのアカウント含め)、いちいち気にしてられない状況です。「殺す」系はいちおうログを保存しています。
和田政宗議員がズバリ追求してましたが・・太田理財局長という人物は。
悪夢の民主党政権時に野田佳彦前首相の秘書官を務めた財務省内でも増税強行派です。
増税に慎重で財務省権益にそぐわない安倍総理を貶める為に変な答弁を意図的にしている。
そうとられても仕方ないほど、のらりくらりとはぐらかす答弁を繰り返してましたね。
和田議員にズバリ指摘され、顔面紅潮し怒り心頭に発する様子は見ものでした。
また、麻生大臣は財務省権益に関わる青山さんの提案に実に歯切れの悪い答弁でした。
これ、麻生さんはお爺さんの吉田茂の志(大蔵省は国家の要)を引き継いでいますから・・
本来は財務省に甘すぎる麻生さんは ? なのですが。
それが安倍政権に対する財務省からの圧抜きの役割にもなっていますからね。
四方を敵に囲まれてる安倍総理の真骨頂で、その人事の采配はさすがなものです。
また青山さんの指摘した。
日本の悲劇・諸悪の根源である財務省は分割または解体して。
歳入と歳出を切り離すことは最低限行わなければならない改革でしょうね。
今回は青山さんがトップバッターでその次が和田さんだったような気がします。
それにしても青山さんや和田さんの質疑の最中のヤジは鬱陶しかったですね……
青山さんの「国益のためにこそ質問」の後にもヤジのような声が漏れたような気がしました……NHKでも、です……
野党の殆ど(?) の連中には気の違い過ぎる輩が多すぎるような気がしてなりません……
和田さんの質疑、そこの部分ばかり流されて、しかも何か悪者扱いされててスッキリしません(T_T)
こっくりくんさん:
青山さんの『前に』質問に立たれたのは和田政宗さん…って、私、入力してしまってましたね(^_^;
『後に』に、修正しておきました。ありがとうございます。
青山さんの「財務省は質問を作って持ってきた」「佐川氏の答弁」
和田さんのニュースになった「内閣を貶める」辺りが、この問題の肝ではないでしょうか?
でも地上波では絶対やらない。
私、わけあって当分リハビリ通いになってしまったのですが昨日は初診という事もあり3時間弱かかり、高齢者がどのようにワイドショーを見ているのか勉強しましたわ。
昭恵さんが出るとガブリ付き。あとは興味なし。
だから内閣支持率が下がり、でも野党の支持率は上がらない。つまり政治に興味があるわけでもなく、スキャンダラスなのは好きって事なんでしょうね。ある意味TVはそういう視聴者に沿った番組作りをしているとも言えるのかも?
これからしばらく毎日リハビリでこれを見させられるのかぁと思う憂鬱です( ;∀;)
※基本的に、ま、あの、いろんな、この過程や、秋以降音声データなりいろんなものがありましたけども、ではないでしょうか?
※朝のテレビ朝日系のニュース番組で「虎ノ門ニュース」やニュース女子」にも出演している岸という元通産省官僚のコメンテーターが和田議員批判におもねているのを見苦しいと思いました。
高齢者の方はやはりそんな感じなんですね。
リハビリ大変ですね。どうかお大事に…(T_T)
taigenさん:
ありがとうございます。聴き直しましたが、それで間違いないと思います。
修正しておきました。
人間ってこうなるんだ、、、
って思って怖くなりました。
今の世の中荒んでますね。
「アンカー」時代は良い発言もいろいろされていただけに残念です。
「ぷいぷい」は報道番組ではなくてバラエティーだからでしょうか、言葉遣いもずいぶん雑になったように思えます。
元財務相に勤め、民主党政権内部におられた金子氏なので、信用性が大きい発言だと思います。
青山さんが国会の場で堂々と歳入庁の導入を述べられておられましたが、国税というある種の実力組織を持っている財務相の一番痛いところを国会の場にあげることができるのは、青山さんが一点の曇りもなく生きてこられて査証だと思います。
いつも書き起こしありがとうございます。
国会中継はTVでも見ましたが、文字で読むと頭の中で整理できとてもよく理解できます。
いつもながらご努力に頭の下がる思いです。
「慰安婦が強制連行されたと言ったから、日本が悪い」
のテンプレそのままで、
「籠池が昭恵に口きいてもらったと言ったから、昭恵が悪い」
ですね。
太田理財局長「×基本的には総理夫人だからでございます」
「○籠池がそう言ったから、記録したのでございます」
の話
私は、本会議を見られず、報道風ステーションしか見られなかったので
発言の全容を知りませんでしたが、
意図を100%逆に伝えるって、
久しぶりに典型的なマスゴミトリミングを見た気がします。
電波オークションと放送法の改正を見据えて、
全力で倒閣運動をしているのがよくわかりますw
報道する自由、しない自由、あると思いますが、権力の監視といいつつ、権力をふりかざしているマスコミは、なんとかなりませんかね。
るるるさま
今時の70代以上の方々は、おそらく安保闘争・学生運動やその後のロッキード事件が直撃した世代ですね。時代文化の背景としても、何と言いますか感傷過剰なフォークソング、何でもかんでも解放すればいいというヒッピー文化あたりでお花畑思考に染まり、その後にロッキード事件報道が怒濤の如く襲来して「政治家=田中角栄=悪徳・賄賂」という強烈な刷り込みが行われた結果、反体制・自民党不信が固定されてしまった世代だろうと思います。世代的にこうした背景があるので、政治家が悪役になるストーリーは高齢者層には実にすんなり受け入れられるのだと考えます。
それ故にオールドメディアが「信じたいお話」に沿った絵を描いてくれるのを喜び、悪に対して怒ってカタルシスを得ようとするのですね。感情的な反応なので、大局観を持って論理的に状況を見る事は中々出来ない。それが世論調査の極端な世代間ギャップとして現れているのではないでしょうか。左翼的教育組織、赤いアカデミズム、反日メディア等の「敗戦利権」に群がる連中は、全世代がそうなることを企んでいた。そうなれば彼らは安泰でのうのうとしていられます。むしろその利権のおかげで金と名誉を欲しいままにして来られたんですから、永久敗戦でいてくれないと困るんでしょう。おかげで中国や北朝鮮にはつけ込まれ蝕まれて来ました。しかしこのところ、立て続けにこうした勢力との暗闘が表面化し始めた気がしています。
下は工作機関という立場に慣れ切ったオールドメディアの様子が垣間見える、高橋洋一さんのツイート。取材にまともに答えたら「それじゃ使えない」と言われたとか。事実を伝えるのでなく、メディアが描きたい絵に合うかどうかで判断している事が分かりますね。こうした「敗戦利権」をがっつりとリセットしたいものだと思います。遅きに失した感が無きにしも非ずですけれども。末筆となりますが、どうぞリハビリは焦らず着実に取り組まれます様に。多少時間はかかっても身体は必ず応えてくれます。これは年齢を問いません。無事に回復される事を願っております。
マスコミからの取材。トンでもないのが多いな。
https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/976027329754378242
高齢層への策として思わずうなずいたツイート
個人病院の待合室で虎8流してくれないかなぁ
https://twitter.com/sakusaku2211/status/976257194738896896
証拠に基づかない首相夫人の関与の仄めかしを批判してきた議員が、増税派とはいえ証拠も無く理財局長の安倍倒閣を仄めかすとか、自身がマス塵と同じダークサイドに陥るとか(ため息)
一般人に出来なくて、国会議員にできるのは法律を作ること。自民党は衆参過半数を持っているのだから事実解明の制度をさっさと作れと思う
論点は簡単明瞭
◆改竄の実行犯である財務省の理財局長に質問するのは、盗賊チームの頭目に犯罪捜査させるのと同じでナンセンス
◆万歩譲って理財局長が100%信頼できる人であっても、合意に基づく任意捜査だけでは限界あり/令状に基づく強制捜査権が必要
◆一部の人が主張するように検察の捜査結果を待てば良いか?と言えば、検察は裁判の場でのみ捜査結果を公表する/不起訴なら闇の中
◆対象が一般人であれば検察判断で問題無いが、対象が政治家やキャリア官僚の場合は判断するのは有権者であり不起訴でも公開されるべき
◆憲法設置機関である会計検査院が財務省の決裁文書改竄を黙っていた(忖度していた)疑いもあり、検察が政権の闇を暴けるかの疑念もある
これら諸々を考えれば、例えば「国会の議決に基づき指名された独立した個人なり委員会に、特定の事案に関して、検察と同等の捜査権(検察組織への指揮権)、起訴権、国政調査権を付与し捜査させ、起訴の有無に関係なく国会に報告させる(議員の質問に答えさせる)」制度が必要で、そういう制度の法律制定に動いてこそ国会議員の存在意義があるというものだと思う
私の母(86歳)を買い物に連れて行くときいつもyoutubeで「ザ・ボイス」を聞かせていますが、テレビ等が必ずしも本当のことを伝えていない、ということは理解できているようです。しかし、内容については難しくてわからない、と言いますね。
所詮、人間は見たいものしか見ない、聞きたいものしか聞かない傾向があるように思います。疑問を持った人が増えることを祈っています。
しかし、前川氏を呼んだ中学の件で問い合わせをすることを許さない、というのは何なんでしょうね。田母神氏でも呼んでたら反対の挙動をするくせに。
60代は、わずかに日教組が退潮を見せ始めた時代に教育を受けた世代です。
かつて、中野翠さんがジブリ映画を「民青センス!」と嘲笑した文章を可能な限り思い出して、その内容を書いてみました。というのは、これがほぼ「日教組センス!」だからです。
権力=悪、市民=善 エリート・知識人=悪、大衆=善 上流階級=悪、庶民=善 金持ち=悪、貧乏人=善 都会=悪、地方=善 都市=悪、田舎=善 人工=悪、自然=善 商・工業=悪、農業=善 便利=悪、不便=善 戦争=悪、平和=善 改憲=悪、護憲=善 資本主義=悪、共産主義・社会主義=善
民青と日教組の関係は知りませんが、まあ、民青の同盟員が日教組の幹部になっても何の不思議もない。
私の親がその世代ですが、こっそりとつぶやいたのですけど、今の昭恵夫人叩きを見ると昔のサッチー騒動を思い出します。その時父は
「例え彼女が悪いとしても、こうやって皆でつるし上げ叩くのをTVでやるのは良くない」と言われたのですね。
そして、付け加えるならば、拉致被害もうわさで広まっていて(これはもう私は子供でうっすらとしか覚えてませんが)TVでやりだした頃には「なんだ?今頃?」と思った記憶があります。「もんじゅ」もそうです。震災で一気に報道された感がありますが、地元ではずっとニュースになっていました。最近では大雪もそうでした。あっという間に報道されなくなる。大都会ではわかりませんが、地方では、そうやってメディアに取り残されてきた問題も多々あるので地道にやっていれば高齢者にも伝わるかな?と思っております。
父も齢80を超えてますが、地上波は面白くない。とCS,BSばかりみたいですし、ボケ防止にとアマゾンでプラモデルを買ったり孫がスマホを持ち出すと「ワシもラインがしたい」などと言いだしております(笑)
待合は実はタブレットを持って行って
片耳イヤホンで隣の人に聞こえる?ってくらいの音量で虎ノ門のアーカイブでも見てようかな?と策略中です。(病院は通話のみ禁止)
体の事を心配してくださりありがとうございます。
幸か不幸か今は専業主婦ですので真面目に取り組みます。
「痛いうちは真面目にこないと長引くよ〜」と脅されてもおりますし。苦笑
削除された決裁文書にかかれていた「(土地を案内しているときに)夫人からは『いい土地ですから前に進めてください』というお言葉をいただいた」というのが籠池氏の発言の引用であり、またそれが虚言であることは、籠池氏を証人喚問した小池議員が一番よく承知しているはず。
以下引用
小池晃氏(共産)「(安倍晋三首相夫人の)安倍昭恵さんと学校設置前の更地の豊中の敷地に行ったことがありますか、そこで、どのような話をされましたか」
籠池氏「一緒に行かせていただきまして、ここに学校ができるんですという話をさせていただきました」
小池氏「学校の名前についてのサゼスチョンみたいなものはそこでありましたか」
籠池氏「いい田んぼができそうですね、ということでありましたので、その言葉をいただいて『瑞穂の国(記念小学院)』というふうにさせていただきました」
自分が証人喚問で引き出した証言内容ではなく、改ざんした内容で近畿財務局と交渉しているペテンが明らかなのに、その事実を隠匿し、総理夫人の言葉で忖度されたなどと言い張って国会を空転させ続けるのは「どうせほとんどの国民は国会での質問内容など覚えていまい」と国民を舐めているとしか思えない。
以下小池議員の発言の引用
(森友学園問題をめぐる)改ざんされた文書で、「良い土地ですから前に進めてください」と安倍昭恵さんが言ったと籠池氏が述べた。14日の参院予算委員会で、安倍晋三首相が「妻に聞いたら『そんなことは私は言っていない』と言った」と。「言っていない」と言うに決まっているじゃないですか。「言った」と言ったらそれで終わっちゃいますからね。
当時、首相は「私や妻がこれに関係していたら、それはもう総理大臣も国会議員も辞める」と言った。それを、夫である安倍首相が妻に聞いて「そうです」と言うわけがない。全く意味のない話で、この問題を解明するには第三者が、特に国会で問いただすことなしに済む話では全くない。
夫婦間で言ったことで証明されるってあり得ない。一般の家庭だってそうでしょ。いろいろトラブルがあって「いや、妻はそうは言っていません」と僕が言ったって、何の説得力もない。「私の妻が小池晃はとっても立派な人間だと言っている」と私が言っても、そんなこと、誰が信用するんですか。それは私の妻に聞いてもらうしかないわけで、あの答弁で納得しろというのが無理なんですよ。(国会内での記者会見で 3月14日朝日新聞)
引用した二つの小池議員の発言を並べれば「おい、小池、いい加減にしろ」と誰もが思うだろう。こんな人が志位書記長の後釜候補とは全く共産党も人材不足だ。
小池晃の低レベル質疑あんなの流して、恥ずかしいと思わないのでしょうか 薬師寺みちよ議員の質疑、ぜひ聞いて頂きたいです
本当に素晴らしくて
くず野党のみなさんの時間は本当に無駄でした
私はこの19日の参議院予算委員会に朝9時から17時までずっと傍聴していました。
カメラに映らない部分での野党とマスコミの様子などをいくつか。
朝の与党の質疑の時は、傍聴席前のマスコミ席は人もまばらでした。
まぁこんなものなのかと思っていましたが、昼過ぎの野党(立憲・民主・共産・社民)の質疑の時になると、
議員席後部にある予備の椅子にずらりと仲間を呼び寄せて、安倍さん、麻生さんの答弁の時だけ
大声でヤジを飛ばし(小西さんはあれでも割とおとなしい方でしたよw。)、共産党の辰巳さんはここぞとばかりに
幾度となく議長席に詰め寄ってました(お互い仲間同士、おいヤレみたいな感じで目で合図飛ばしてたのが笑えましたw)
あ、一番ヤジを飛ばしてたのが福島瑞穂さんかな?『官僚に責任を押し付けるなー』とずーーと言ってました。
さらに傍聴席前のマスコミ席には人が一気に増え、速記席のところまでマスコミがやってきて写真撮りまくってました。
きっとマスコミはこの辺の部分だけを切り取って騒ぎ立てるんだろうなというのがありありと分かる瞬間でもありました。
その後のマスコミの報道ぶりは見ていませんが、ニュース等見る限りは案の定。野党がやってるのは単なるパフォーマンスです。
正直なところ、この書き換え問題も大切なことではありますが、それより重要な事柄は山程あるわけで、
こんなことに嬉々としてリソースを割き、仕事していると思い込んでいる議員の表情を見ると暗澹たる気持ちになります。
さらに安倍総理は終始丁寧に答弁されていましたが、マスコミにいいように報道されるのが目に見えてます。
こんなことに一国の首相を一日中縛り付けるという国会運営のあり方も考え直す必要があるとおもいます。
あとおまけですが、麻生さんはトイレから戻ってくる時、そのまま席にどかっと座ったりなんかせず、
必ず安倍総理に黙礼して、その後議員席の方に黙礼してその後着席してます。毎回。すごく良い印象でした。
途中で追いつかなくなって個別にレスを差し上げられていません。お許し下さい<(_ _)>
コメントは全て目を通させていただいています。
しましまさん:
事後になりましたが、いただいたコメントをツイッターで紹介させていただきました<(_ _)>
いやはや、あの市で高須家ってのは名家で税金もだけど長年にわたる地域貢献も相当あるはず。世間では「高須クリニック」ですが、高須病院で地域医療の一旦にもなっているだろうし(デイケアなどもあったはず)一回の講演ですべておじゃんにするのでしょうかねぇ?
先見の明がすごいです。
与党でありながら、切り込むべきは切り込む青山さんは、やはり蓄積している知識や知見が深く筋が通っていますね。