自前資源、真珠湾攻撃…思い込みや刷り込みの打破を! 青山繁晴「インサイト・コラム」生出演
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■9/30放送 RKB(福岡)「ニュース新発見インサイト」
青山繁晴の“インサイト・コラム”
[画像は過去のものです。2012年11月14日放送「アンカー」]
今日は青山さんが直接、福岡のRKBに乗り込んでのスタジオ生出演でした!
そのため出演時間もふだんの倍ぐらいの長さになっています。
が、最初の約3分半はほぼ雑談につき、起こしを省かせていただきました(その後コーナーに入ってからもしばらく雑談が続いてますが)。
全編知りたい方は、YouTubeなど動画サイトで音声を探してみて下さい(番組サイトに置かれてある音声には雑談部分は含まれていません)。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像はイメージとしてこちらで付けさせていただいたものです。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。現在、直リンクされても画像が表示されない措置をとらせていただいています。
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青山繁晴の“インサイト・コラム”
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今日は青山さんが直接、福岡のRKBに乗り込んでのスタジオ生出演でした!
そのため出演時間もふだんの倍ぐらいの長さになっています。
が、最初の約3分半はほぼ雑談につき、起こしを省かせていただきました(その後コーナーに入ってからもしばらく雑談が続いてますが)。
全編知りたい方は、YouTubeなど動画サイトで音声を探してみて下さい(番組サイトに置かれてある音声には雑談部分は含まれていません)。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
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櫻井浩二(RKBアナウンサー)
「改めまして、おはようございます。櫻井浩二です」
本庄麻里子
「おはようございます。本庄麻里子です」
櫻井浩二
「さあ皆様、お待たせいたしました。いつもは電話でお話をしている、独立総合研究所・青山繁晴さんが、今日は、スタジオに来てくれまして、生出演です。おはようございます、青山さん」
青山繁晴
「おはようございます」
……この後、このような話が……
・昨日から、この番組の出演のために福岡に来ている。
・青山さんがこの枠の番組に参加するようになってから18年数カ月。
・共同通信記者時代に遭遇したペルー人質事件が出演のきっかけ。
(青山さんのブログ2015-09-29 09:04:09もご参照を)
櫻井浩二
「今朝は、RKBのスタジオにお越しいただきました、独立総合研究所・青山繁晴さんです。さあ青山さん、今朝はどんなお話を、このコーナー、していただけるんでしょう」
青山繁晴
「ええ。昨日、この、柴田プロデューサーと、かわ焼きいただいている時ですね、その、とにかく青山繁晴は恐い人だと」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「いつも怒ってるというふうに(笑)、思われてるんで」
櫻井浩二
「青山さん、でも、テレビともけっこう出演されてるじゃないですか」
青山繁晴
「はい」
櫻井浩二
「だから、テレビとかで観てても、そんなに怒って、ねぇ、けっこう笑って、喋って…(笑)」
青山繁晴
「いや、もう、やっぱね、取り上げる話題が、怒らざるを得ない話題が多いですよね」
一同
「うーん、ああ〜…」
青山繁晴
「やっぱり日本の政治の体たらくとか、たとえば根本の話ができないとか、あの、そういうことで、こう怒らざるを得ない話してる間に、放送時間終わっちゃうから」
[2012年11月14日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「いや、何か、そんな印象、ない、ね」
本庄麻里子
「あ、やっぱり熱く語ってらっしゃると、眉毛の角度が、今とは逆ですよね」
櫻井浩二
「(笑)」
青山繁晴
「あ、そうですか(笑)。僕すっごい垂れ目なんですけど、垂れ目が逆になってるんですか」
[2014年7月9日放送「アンカー」]
本庄麻里子
「今、あの、漢字の八の字みたいな眉毛と目をされてるんですけど、テレビでやっぱり熱く語られてる時は、こう、持ち上がった感じになるじゃないですか…(笑)」
青山繁晴
「ちっちゃい頃から垂れ目だから、そうなった方が嬉しいかも(笑)」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「いや、あの、普段はこの番組のために、実藤(さねふじ)さんっていうね、今、ガラスの向こうにいらっしゃる、あの、この番組支えてる方から」
櫻井浩二
「ディレクターですね」
青山繁晴
「女性から、女性ディレクターから電話いただいて、で、今回何の話ですかと聞かれると、ま、だいたいこういう話もRKBというふうにですね」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「今、白けた空気が漂いましたが(笑)」
櫻井浩二
「いや、あの、私ですね、実は青山さんと1回、2回ぐらい食事をさせてもらったこともあるんですけど、あんまり青山さん、ダジャレ言うイメージないんですけども」
青山繁晴
「いや、もう最近激しくてですね」
櫻井浩二
「何か昨日から、いや、あの、プロデューサーの柴田も言ってましたけども、昨日からダジャレがすごいらしいですね」
青山繁晴
「(笑)。あの、普段はほぼ1日中言ってますね」
本庄麻里子
「えー!」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「うちの社員からも、やめて下さいって苦情も、なくはないんですけど」
本庄麻里子
「えー!」
青山繁晴
「ちなみに同行秘書っていう、25歳の若い女性、26か、ついてるんですけど、ずーっとベッタリ。ま、彼女、1日中笑ってますよ。彼女はダジャレ好きだそうで」
櫻井浩二
「(笑)」
青山繁晴
「はい。今日その話してて、終わっちゃうから、公共の電波に申し訳ないんですけど」
櫻井浩二
「今日は、はい」
青山繁晴
「ま、実は、あの、さっき、九州大学にこれからお伺いすると申しましたけど、工学部、に行くんですね。ちょっとキャンパスが遠くなったみたいですけど」
櫻井浩二
「はい、そうですね」
青山繁晴
「あの、どうしてかというとですね、あの、僕は、ま、さまざまな、実は仕事をしてるわけですけど、テレビとかラジオとか講演とか、というのは、実は、本来の仕事じゃなくて、記者時代はジャーナリストでしたけど、まあペルー事件、さっき申し上げたペルー事件をきっかけに、記者を辞めて、共同通信辞めたっていうよりは記者を辞めて、そのあと、実務家になるんですよね」
[2007年5月23日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「だからたとえば、日本は資源がない国って言われてきたけどそれは思い込みであって、実は、ま、埋蔵資源としては一番、環境に優しい、それから将来性もあるメタンハイドレートっていう資源を、もう海の中で大量に抱えてるんだけど、今まで外国から石油とか、天然ガスを買ってた。で、その経済の仕組み、なかなか変えられなくて、こういうのを既得権益って言うわけですけど」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「変えられないで、その自前資源が活かされてないんで、政府も自治体も、やらず、来たから、じゃあしょうがないから僕らが借金してやりましょうっていうことで」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「借金の額はさすがに言えないけど(笑)、まあ億単位の借金を被っちゃって」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「あの、ずっと自分たちで、日本海を中心に、船を出してですね、船を借りてですね。で、船を借りるのもものすごいお金高いから」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「その船会社の社長とかにお会いして、学割にして下さいと」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「ほんとにそう言ったんですよ」
櫻井浩二
「そうなんですか?」
青山繁晴
「さすがにダジャレは言ってないけど」
櫻井浩二
「(笑)そこでは言えないですね」
青山繁晴
「え!?学割!?って言われて、青山さん、また大学院か何かに行ってるんですかって言われたから、いや、そうじゃなくて」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「お金ないんで学割にして下さいと。そうすると日本はすごい社会で、その、グッと来る、来てくれる人がいてですね」
一同
「へぇ〜」
青山繁晴
「学割っていっても、何百万円ですけど、1日」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「あの、ま、まけてくれて、それで船を出してメタンハイドレートの塊を、2004年から、つまり11年以上に渡って、ずっと実物を取り出してきてるんですよね」
[「アンカー」で初めてメタンハイドレートが紹介されたのは2007年7月25日]
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、それを、今の安倍総理も含め、この、政治家にもまあいわば突き付けて、これ何でやらないんですか?と、いうことをやってきてですね」
櫻井浩二
「けっこうね、著書の中でも書かれてますよね、このメタンハイドレートのことは」
青山繁晴
「はい。で、やっと、ま、多少動き出して、来年度から、平成28年度からですね、あの、政府も、この実際に海の底からどうやって採るかを、取り組みましょうってことになったんですよ」
櫻井浩二
「ほぅ〜。はい」
青山繁晴
「で、実用化していくならですね、たとえば東京オリンピックの灯を、このメタンハイドレートを、天然ガスの代わりに、火力発電所で燃やして、つくった電気で、東京オリンピックを全部まかなうと」
本庄麻里子
「う〜〜ん」
櫻井浩二
「はぁー」
青山繁晴
「いうことは十分可能な状況なんですよ」
櫻井浩二
「可能ですか」
青山繁晴
「可能です」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「で、ですね、あの、今日福岡に来る前、昨日は、その、大阪にある、その、天然ガスを使った火力発電所に実際に行きまして」
[行かれたのは関西電力の堺港発電所と思われます]
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、そこで、現場を見て、あるいは現場の人たちと議論すると、要するに、今、あの、たとえばカタールとかオーストラリアから、LNG、天然ガスを液化して、液化天然ガスで運んできて、それで、その、それを燃料にして、こう発電するんですけど、それをメタンハイドレートに替えた場合、何か追加の施設必要ですかって聞いたら、いや、要りませんと」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「全く今の火力発電所、それ使えるんですよ」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「あ、そのままですか」
青山繁晴
「この九州だったら、新小倉発電所、新大分火力発電所、これ両方とも、天然ガスの発電所ですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「特に新大分火力発電所は、先進的な、その、天然ガスを使う火力発電所なんですが、これをメタンハイドレートに替えられるんですよ」
[九州電力の新大分火力発電所]
一同
「へぇー」
青山繁晴
「で、それは電気代を大きく下げるし」
櫻井浩二
「それはそうですね」
青山繁晴
「何よりも自前資源だから、みんなの気持ちが変わるし、それから中東で、世界で何があっても日本は資源がちゃんとあると」
櫻井浩二
「うん」
青山繁晴
「しかも輸出できる量がありますから」
本庄麻里子
「うーーん」
櫻井浩二
「ねぇ」
青山繁晴
「だからこれを、アメリカみたいにその、高い値段で売ろうとしたりするなじゃなくて、アメリカや中東みたいに。今までの国際社会の歩みと逆に、日本は、いわば、タダか、あの、タダ同然で、たとえば資源のないベトナムなどに協力すると。そしたら南シナ海での中国の紛争も、そもそも火種がなくなりますからね」
櫻井浩二
「ははぁ〜」
青山繁晴
「これが本当の平和国家でしょうっていうことを、今、取り組んでますから、今日は九州大学の若手の、良心的な、ワタナベさんっていう、ま、名前出していいと思いますけど、准教授がいらしてですね、で、こういう方と改めて、突っ込んだ議論をして、これから、逆に、自治体や、あるいは政府と、どういう風に連携していくかっていうのを、話す。で、ま、今日の主役は、その議論の主役は青山千春博士、自然科学部長。彼女は、その、メタンハイドレートの、日本と世界の特許を持ってるけど、僕と話し合って、特許使用料は1円も取らない、1セントも取らない。その立場で、やってますから」
[2014年1月30日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「ま、彼女が主役で、その、ワタナベ准教授にインタビューをして、やがて本も出すそうです。で、僕は横にいてですね、まあ時たまダジャレを言って」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「場を乱すか(笑)、なごますか、はい」
櫻井浩二
「なごむでしょうね、きっとね。でも青山さん、それ、そんなね、非常に貴重な資源が日本にはあったにも関わらず、これまで国策としてエネルギー政策として、それを取り入れてこなかったのは何でなんですかね」
青山繁晴
「もう、これは、既得権益ってものにしがみつく、力がどんなに強いか」
櫻井浩二
「もうそれなんですか、やっぱり」
青山繁晴
「それです」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「で、しかも、敗戦国で、資源のない国で、いてくれる方が、既得権益なんですよ」
本庄麻里子
「うーん」
青山繁晴
「つまり、もしも敗戦国のままで、もしも資源がない国のままだったら、たっかい油や、たっかい天然ガスを買っても、誰も文句言わないじゃないですか」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「櫻井さんも僕も本庄さんもちっちゃい頃から、資源のない国だと教わってきたから、高くても誰も文句言わない。高ければ高いほど、マージン、利益大きいわけですから」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、自前資源になったら、自前資源が誕生しただけで、その、天然ガスや、その、油の輸入価格も、ドンと下がりますよね。競争相手が生まれるから」
櫻井浩二
「そりゃそうですよね、はい、はい」
青山繁晴
「それが嫌だっていう人が、あるいは勢力が、日本の上を、黒い雲のように覆い尽くしてるんですよ」
櫻井浩二
「だから何か日本の経済ってのは変な話ですよね。そういうこといっぱいあるでしょ?何か」
青山繁晴
「あります。はい。だから、まあ、あの、風穴を開けるためにも、まあ僕たちは生きてる間、ささやかな貢献をしようと」
櫻井浩二
「ああ〜、そうですか」
青山繁晴
「はい。だから日本だけ、日本国内だけじゃなくて、今日の九州大学だけじゃなくて、世界どこでも行く。カタールも行く。はい。サウジアラビアにも行く。まあそういう生活ですよね」
櫻井浩二
「なるほど」
青山繁晴
「だから、電話でこの番組出てる時も、ま、とんでもない所に電話つないでもらうこともけっこうありますよね」
一同
「(笑)」
櫻井浩二
「そうですね(笑)」
青山繁晴
「アメリカとか中東とか」
櫻井浩二
「確かにね、海外からも、はい、リポートしてもらったこともありますしね」
青山繁晴
「はい」
櫻井浩二
「はい。あの、今度出された本に関しましても、このあと詳しくお聞きしようと思ってます。ありがとうございました」
青山繁晴
「はい」
(いったんCM?)
櫻井浩二
「今朝は、青山繁晴さんがスタジオにお越しになっています。で、青山さんが今回、新しい本を出されまして」
青山繁晴
「ほ〜ん」
櫻井浩二
「タイトルが(笑)…今、ダジャレですか…?(笑)」
青山繁晴
「いやいや…、いやいや、もう忘れましょう」
櫻井浩二
「『青山繁晴の「逆転」ガイド - その1 ハワイ真珠湾の巻』っていう、これ青山さん、その1ってことは、このあとその2、その3っていうのも出てくるってことですか」
青山繁晴
「そうです。たとえば、沖縄であったり、広島・長崎であったり、あるいは京都であったり、それから、たとえば、イスラエルであったり」
櫻井浩二
「ほぅ」
青山繁晴
「あの、僕は、国内外歩いてきた所で、僕自身も含めて、特に学校教育で、思い込まされたこと、まあマスメディア通じても、刷り込まれたこと、それが実は、あの、右とか左じゃなくて、普通にど真ん中歩いていくと、全く違うと」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「たとえば真珠湾でいうと、真珠湾攻撃っていうのが、まあ、74年ぐらい前にあったわけですけれども、卑怯な攻撃だとアメリカ怒ってて、えー、行ったらいじめられると」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「僕は中高がヨーロッパ、ヨーロッパのカトリック教会が経営してる学校だったからっていうのか、徹底的にそう言われたんですけど、あんまり言われたから大人になって行ってみたいと思って行ってみたら、全く、逆転、逆さまで」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「要するに日本を絶賛してるんですよ」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「絶賛ですか」
青山繁晴
「あの、若い兵士を殺された側のアメリカが、この真珠湾の記念館っていうのは、アメリカ政府の物ですね。だからアメリカの、国民の税金で運営してるんですけど、それを日本海軍ほど先進的な海軍はなかった、で、えー、そうやって表現して、空母赤城、戦艦大和じゃなくて赤城を再現してて、えー、まあ数千万かけて再現しててですね」
[2015年8月15日放送 DHCシアター「青山繁晴×百田尚樹が語る『終戦の日と日本人』前編」]
青山繁晴
「その、零戦のパイロットだけじゃなくて、その飛行機の零戦の、車輪のとこにかがんでる、整備兵まで」
>
[同上]
櫻井浩二
「ほぅほぅほぅ」
青山繁晴
「もう一体、一体、尊敬を込めて、フィギュアで再現してるわけですよね」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、なおかつ戦争になった理由を、軍国主義とか侵略とか一切書いてなくて、アメリカが、つまり自分が、日本の資源輸入路を封鎖したからだと」
一同
「うーん」
青山繁晴
「日本はやむを得なかったって、展示してあって」
本庄麻里子
「へぇーーー」
青山繁晴
「もう最初に行った時から僕、腰抜かしたわけですけど」
本庄麻里子
「ええ、ええ…」
青山繁晴
「僕たちが教わってきた程度の英語で分かるように書いてあるんですよ。それは世界に向けての記念館ですからね。だからそっからまず始まって、その、僕たちがやっぱり敗戦後70年間、どのように思い込まされ、刷り込まれてきたかっていうのを、自分自身の問題として、まあ、あの、っていうか生き直すテーマとして、その方が、人生誇りを持って、おもしろく生きられますからね」
櫻井浩二
「そうなんですよ。あの、実は私、今年の夏にですね、家族であの、ハワイに行って、その時、あの、青山さんから以前、お話、青山さんお話しされたんですよ、真珠湾に、ハワイに行ったらこういうとこ見て下さいっていう。で、私、あの、戦艦ミズーリを、見に行ったんですけど。で、青山さんの今回のこの『「逆転」ガイド』の中にも、戦艦ミズーリのこと書かれてるんですよね」
青山繁晴
「すごく詳しく書いてます」
櫻井浩二
「いや、この本を見て、この本を見てから行けばよかったなと(笑)。改めてやっぱり、ま、いかに自分は、こう、表面しか見てなかったのかなっていうのが、分かりましたね。これ、本を読むと」
青山繁晴
「あの、戦艦ミズーリっていうのは学校で教わることは、1945年9月2日に、日本が降伏文書を調印した、その甲板、甲板で調印しましたと。ところがその、行っていただくとその甲板の後ろの方に、あの、特攻機が突入した跡が、ま、かすかなへこみが残ってるんですけど」
櫻井浩二
「ありますね」
青山繁晴
「そこに、ま、朝から申し訳ないけど、その、10代の、パイロットの、上半身がちぎれて甲板に転がったと。で、それを水兵たち、あるいは海軍士官も、アメリカの人たちが、蹴ったりしてる時に、キャプテン・キャラハンっていうね、艦長が、それは、英雄だと。我々と同じように祖国のために戦ったんだからと言ったらですね、何と正式な、海軍葬をやって、海に帰したんです」
[2014年6月11日放送「アンカー」]
一同
「うーーん」
青山繁晴
「旭日旗を、艦内の赤と白の布を探して、わざわざ作って、それにくるんで海に戻した」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「はい。正面から来た、正面からお互いに戦った相手を尊敬するっていうのが、アメリカのスタンスで、まあそうやって僕たちの思い込みと違う世界の現場が、国内にもあるんですよ、広島・長崎、沖縄。はい」
櫻井浩二
「それをこれから、順次出されていくってことですね」
青山繁晴
「そうです」
櫻井浩二
「その2、その3としてですね」
青山繁晴
「生きてる限り出していくつもりです」
櫻井浩二
「いや、ほんとハワイのね、イメージが変わると思いますんで」
本庄麻里子
「はい」
櫻井浩二
「これは非常に、ほんとに、何か興味深い本ですね」
……本庄アナから「『逆転』ガイド」プレゼントの告知……
櫻井浩二
「今朝スタジオに、青山繁晴さんにお越しいただきました。また青山さん、ぜひ、遊びに来て下さい」
青山繁晴
「はい。ありがとうございました」
一同
「ありがとうございました」
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____________________________内容紹介ここまで
雑談につき起こさなかった冒頭部分で、
櫻井アナがこんなことを言われてました。
「青山さんのコーナーを楽しみにしてる方がいらっしゃる。もうひょっとしたらこのインサイト、青山さんのコーナーしか聴いてないんじゃないかってリスナーもいらっしゃるぐらい」
すみません、それは私です…(^^ゞ
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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「改めまして、おはようございます。櫻井浩二です」
本庄麻里子
「おはようございます。本庄麻里子です」
櫻井浩二
「さあ皆様、お待たせいたしました。いつもは電話でお話をしている、独立総合研究所・青山繁晴さんが、今日は、スタジオに来てくれまして、生出演です。おはようございます、青山さん」
青山繁晴
「おはようございます」
……この後、このような話が……
・昨日から、この番組の出演のために福岡に来ている。
・青山さんがこの枠の番組に参加するようになってから18年数カ月。
・共同通信記者時代に遭遇したペルー人質事件が出演のきっかけ。
(青山さんのブログ2015-09-29 09:04:09もご参照を)
櫻井浩二
「今朝は、RKBのスタジオにお越しいただきました、独立総合研究所・青山繁晴さんです。さあ青山さん、今朝はどんなお話を、このコーナー、していただけるんでしょう」
青山繁晴
「ええ。昨日、この、柴田プロデューサーと、かわ焼きいただいている時ですね、その、とにかく青山繁晴は恐い人だと」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「いつも怒ってるというふうに(笑)、思われてるんで」
櫻井浩二
「青山さん、でも、テレビともけっこう出演されてるじゃないですか」
青山繁晴
「はい」
櫻井浩二
「だから、テレビとかで観てても、そんなに怒って、ねぇ、けっこう笑って、喋って…(笑)」
青山繁晴
「いや、もう、やっぱね、取り上げる話題が、怒らざるを得ない話題が多いですよね」
一同
「うーん、ああ〜…」
青山繁晴
「やっぱり日本の政治の体たらくとか、たとえば根本の話ができないとか、あの、そういうことで、こう怒らざるを得ない話してる間に、放送時間終わっちゃうから」
[2012年11月14日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「いや、何か、そんな印象、ない、ね」
本庄麻里子
「あ、やっぱり熱く語ってらっしゃると、眉毛の角度が、今とは逆ですよね」
櫻井浩二
「(笑)」
青山繁晴
「あ、そうですか(笑)。僕すっごい垂れ目なんですけど、垂れ目が逆になってるんですか」
[2014年7月9日放送「アンカー」]
本庄麻里子
「今、あの、漢字の八の字みたいな眉毛と目をされてるんですけど、テレビでやっぱり熱く語られてる時は、こう、持ち上がった感じになるじゃないですか…(笑)」
青山繁晴
「ちっちゃい頃から垂れ目だから、そうなった方が嬉しいかも(笑)」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「いや、あの、普段はこの番組のために、実藤(さねふじ)さんっていうね、今、ガラスの向こうにいらっしゃる、あの、この番組支えてる方から」
櫻井浩二
「ディレクターですね」
青山繁晴
「女性から、女性ディレクターから電話いただいて、で、今回何の話ですかと聞かれると、ま、だいたいこういう話もRKBというふうにですね」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「今、白けた空気が漂いましたが(笑)」
櫻井浩二
「いや、あの、私ですね、実は青山さんと1回、2回ぐらい食事をさせてもらったこともあるんですけど、あんまり青山さん、ダジャレ言うイメージないんですけども」
青山繁晴
「いや、もう最近激しくてですね」
櫻井浩二
「何か昨日から、いや、あの、プロデューサーの柴田も言ってましたけども、昨日からダジャレがすごいらしいですね」
青山繁晴
「(笑)。あの、普段はほぼ1日中言ってますね」
本庄麻里子
「えー!」
櫻井浩二
「ああー、そうですか」
青山繁晴
「うちの社員からも、やめて下さいって苦情も、なくはないんですけど」
本庄麻里子
「えー!」
青山繁晴
「ちなみに同行秘書っていう、25歳の若い女性、26か、ついてるんですけど、ずーっとベッタリ。ま、彼女、1日中笑ってますよ。彼女はダジャレ好きだそうで」
櫻井浩二
「(笑)」
青山繁晴
「はい。今日その話してて、終わっちゃうから、公共の電波に申し訳ないんですけど」
櫻井浩二
「今日は、はい」
青山繁晴
「ま、実は、あの、さっき、九州大学にこれからお伺いすると申しましたけど、工学部、に行くんですね。ちょっとキャンパスが遠くなったみたいですけど」
櫻井浩二
「はい、そうですね」
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「あの、どうしてかというとですね、あの、僕は、ま、さまざまな、実は仕事をしてるわけですけど、テレビとかラジオとか講演とか、というのは、実は、本来の仕事じゃなくて、記者時代はジャーナリストでしたけど、まあペルー事件、さっき申し上げたペルー事件をきっかけに、記者を辞めて、共同通信辞めたっていうよりは記者を辞めて、そのあと、実務家になるんですよね」
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「ああ〜」
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「だからたとえば、日本は資源がない国って言われてきたけどそれは思い込みであって、実は、ま、埋蔵資源としては一番、環境に優しい、それから将来性もあるメタンハイドレートっていう資源を、もう海の中で大量に抱えてるんだけど、今まで外国から石油とか、天然ガスを買ってた。で、その経済の仕組み、なかなか変えられなくて、こういうのを既得権益って言うわけですけど」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「変えられないで、その自前資源が活かされてないんで、政府も自治体も、やらず、来たから、じゃあしょうがないから僕らが借金してやりましょうっていうことで」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「借金の額はさすがに言えないけど(笑)、まあ億単位の借金を被っちゃって」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「あの、ずっと自分たちで、日本海を中心に、船を出してですね、船を借りてですね。で、船を借りるのもものすごいお金高いから」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「その船会社の社長とかにお会いして、学割にして下さいと」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「ほんとにそう言ったんですよ」
櫻井浩二
「そうなんですか?」
青山繁晴
「さすがにダジャレは言ってないけど」
櫻井浩二
「(笑)そこでは言えないですね」
青山繁晴
「え!?学割!?って言われて、青山さん、また大学院か何かに行ってるんですかって言われたから、いや、そうじゃなくて」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「お金ないんで学割にして下さいと。そうすると日本はすごい社会で、その、グッと来る、来てくれる人がいてですね」
一同
「へぇ〜」
青山繁晴
「学割っていっても、何百万円ですけど、1日」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「あの、ま、まけてくれて、それで船を出してメタンハイドレートの塊を、2004年から、つまり11年以上に渡って、ずっと実物を取り出してきてるんですよね」
[「アンカー」で初めてメタンハイドレートが紹介されたのは2007年7月25日]
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、それを、今の安倍総理も含め、この、政治家にもまあいわば突き付けて、これ何でやらないんですか?と、いうことをやってきてですね」
櫻井浩二
「けっこうね、著書の中でも書かれてますよね、このメタンハイドレートのことは」
青山繁晴
「はい。で、やっと、ま、多少動き出して、来年度から、平成28年度からですね、あの、政府も、この実際に海の底からどうやって採るかを、取り組みましょうってことになったんですよ」
櫻井浩二
「ほぅ〜。はい」
青山繁晴
「で、実用化していくならですね、たとえば東京オリンピックの灯を、このメタンハイドレートを、天然ガスの代わりに、火力発電所で燃やして、つくった電気で、東京オリンピックを全部まかなうと」
本庄麻里子
「う〜〜ん」
櫻井浩二
「はぁー」
青山繁晴
「いうことは十分可能な状況なんですよ」
櫻井浩二
「可能ですか」
青山繁晴
「可能です」
櫻井浩二
「ほぅ〜」
青山繁晴
「で、ですね、あの、今日福岡に来る前、昨日は、その、大阪にある、その、天然ガスを使った火力発電所に実際に行きまして」
[行かれたのは関西電力の堺港発電所と思われます]
櫻井浩二
「ええ」
青山繁晴
「で、そこで、現場を見て、あるいは現場の人たちと議論すると、要するに、今、あの、たとえばカタールとかオーストラリアから、LNG、天然ガスを液化して、液化天然ガスで運んできて、それで、その、それを燃料にして、こう発電するんですけど、それをメタンハイドレートに替えた場合、何か追加の施設必要ですかって聞いたら、いや、要りませんと」
櫻井浩二
「はぁ〜」
青山繁晴
「全く今の火力発電所、それ使えるんですよ」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「あ、そのままですか」
青山繁晴
「この九州だったら、新小倉発電所、新大分火力発電所、これ両方とも、天然ガスの発電所ですよね」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「特に新大分火力発電所は、先進的な、その、天然ガスを使う火力発電所なんですが、これをメタンハイドレートに替えられるんですよ」
[九州電力の新大分火力発電所]
一同
「へぇー」
青山繁晴
「で、それは電気代を大きく下げるし」
櫻井浩二
「それはそうですね」
青山繁晴
「何よりも自前資源だから、みんなの気持ちが変わるし、それから中東で、世界で何があっても日本は資源がちゃんとあると」
櫻井浩二
「うん」
青山繁晴
「しかも輸出できる量がありますから」
本庄麻里子
「うーーん」
櫻井浩二
「ねぇ」
青山繁晴
「だからこれを、アメリカみたいにその、高い値段で売ろうとしたりするなじゃなくて、アメリカや中東みたいに。今までの国際社会の歩みと逆に、日本は、いわば、タダか、あの、タダ同然で、たとえば資源のないベトナムなどに協力すると。そしたら南シナ海での中国の紛争も、そもそも火種がなくなりますからね」
櫻井浩二
「ははぁ〜」
青山繁晴
「これが本当の平和国家でしょうっていうことを、今、取り組んでますから、今日は九州大学の若手の、良心的な、ワタナベさんっていう、ま、名前出していいと思いますけど、准教授がいらしてですね、で、こういう方と改めて、突っ込んだ議論をして、これから、逆に、自治体や、あるいは政府と、どういう風に連携していくかっていうのを、話す。で、ま、今日の主役は、その議論の主役は青山千春博士、自然科学部長。彼女は、その、メタンハイドレートの、日本と世界の特許を持ってるけど、僕と話し合って、特許使用料は1円も取らない、1セントも取らない。その立場で、やってますから」
[2014年1月30日放送「アンカー」]
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「ま、彼女が主役で、その、ワタナベ准教授にインタビューをして、やがて本も出すそうです。で、僕は横にいてですね、まあ時たまダジャレを言って」
一同
「(笑)」
青山繁晴
「場を乱すか(笑)、なごますか、はい」
櫻井浩二
「なごむでしょうね、きっとね。でも青山さん、それ、そんなね、非常に貴重な資源が日本にはあったにも関わらず、これまで国策としてエネルギー政策として、それを取り入れてこなかったのは何でなんですかね」
青山繁晴
「もう、これは、既得権益ってものにしがみつく、力がどんなに強いか」
櫻井浩二
「もうそれなんですか、やっぱり」
青山繁晴
「それです」
櫻井浩二
「ああ〜」
青山繁晴
「で、しかも、敗戦国で、資源のない国で、いてくれる方が、既得権益なんですよ」
本庄麻里子
「うーん」
青山繁晴
「つまり、もしも敗戦国のままで、もしも資源がない国のままだったら、たっかい油や、たっかい天然ガスを買っても、誰も文句言わないじゃないですか」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「櫻井さんも僕も本庄さんもちっちゃい頃から、資源のない国だと教わってきたから、高くても誰も文句言わない。高ければ高いほど、マージン、利益大きいわけですから」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、自前資源になったら、自前資源が誕生しただけで、その、天然ガスや、その、油の輸入価格も、ドンと下がりますよね。競争相手が生まれるから」
櫻井浩二
「そりゃそうですよね、はい、はい」
青山繁晴
「それが嫌だっていう人が、あるいは勢力が、日本の上を、黒い雲のように覆い尽くしてるんですよ」
櫻井浩二
「だから何か日本の経済ってのは変な話ですよね。そういうこといっぱいあるでしょ?何か」
青山繁晴
「あります。はい。だから、まあ、あの、風穴を開けるためにも、まあ僕たちは生きてる間、ささやかな貢献をしようと」
櫻井浩二
「ああ〜、そうですか」
青山繁晴
「はい。だから日本だけ、日本国内だけじゃなくて、今日の九州大学だけじゃなくて、世界どこでも行く。カタールも行く。はい。サウジアラビアにも行く。まあそういう生活ですよね」
櫻井浩二
「なるほど」
青山繁晴
「だから、電話でこの番組出てる時も、ま、とんでもない所に電話つないでもらうこともけっこうありますよね」
一同
「(笑)」
櫻井浩二
「そうですね(笑)」
青山繁晴
「アメリカとか中東とか」
櫻井浩二
「確かにね、海外からも、はい、リポートしてもらったこともありますしね」
青山繁晴
「はい」
櫻井浩二
「はい。あの、今度出された本に関しましても、このあと詳しくお聞きしようと思ってます。ありがとうございました」
青山繁晴
「はい」
(いったんCM?)
櫻井浩二
「今朝は、青山繁晴さんがスタジオにお越しになっています。で、青山さんが今回、新しい本を出されまして」
青山繁晴
「ほ〜ん」
櫻井浩二
「タイトルが(笑)…今、ダジャレですか…?(笑)」
青山繁晴
「いやいや…、いやいや、もう忘れましょう」
櫻井浩二
「『青山繁晴の「逆転」ガイド - その1 ハワイ真珠湾の巻』っていう、これ青山さん、その1ってことは、このあとその2、その3っていうのも出てくるってことですか」
青山繁晴
「そうです。たとえば、沖縄であったり、広島・長崎であったり、あるいは京都であったり、それから、たとえば、イスラエルであったり」
櫻井浩二
「ほぅ」
青山繁晴
「あの、僕は、国内外歩いてきた所で、僕自身も含めて、特に学校教育で、思い込まされたこと、まあマスメディア通じても、刷り込まれたこと、それが実は、あの、右とか左じゃなくて、普通にど真ん中歩いていくと、全く違うと」
櫻井浩二
「うーん」
青山繁晴
「たとえば真珠湾でいうと、真珠湾攻撃っていうのが、まあ、74年ぐらい前にあったわけですけれども、卑怯な攻撃だとアメリカ怒ってて、えー、行ったらいじめられると」
櫻井浩二
「はい」
青山繁晴
「僕は中高がヨーロッパ、ヨーロッパのカトリック教会が経営してる学校だったからっていうのか、徹底的にそう言われたんですけど、あんまり言われたから大人になって行ってみたいと思って行ってみたら、全く、逆転、逆さまで」
櫻井浩二
「ほう」
青山繁晴
「要するに日本を絶賛してるんですよ」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「絶賛ですか」
青山繁晴
「あの、若い兵士を殺された側のアメリカが、この真珠湾の記念館っていうのは、アメリカ政府の物ですね。だからアメリカの、国民の税金で運営してるんですけど、それを日本海軍ほど先進的な海軍はなかった、で、えー、そうやって表現して、空母赤城、戦艦大和じゃなくて赤城を再現してて、えー、まあ数千万かけて再現しててですね」
[2015年8月15日放送 DHCシアター「青山繁晴×百田尚樹が語る『終戦の日と日本人』前編」]
青山繁晴
「その、零戦のパイロットだけじゃなくて、その飛行機の零戦の、車輪のとこにかがんでる、整備兵まで」
>
[同上]
櫻井浩二
「ほぅほぅほぅ」
青山繁晴
「もう一体、一体、尊敬を込めて、フィギュアで再現してるわけですよね」
本庄麻里子
「ふーーん」
櫻井浩二
「はい、はい」
青山繁晴
「で、なおかつ戦争になった理由を、軍国主義とか侵略とか一切書いてなくて、アメリカが、つまり自分が、日本の資源輸入路を封鎖したからだと」
一同
「うーん」
青山繁晴
「日本はやむを得なかったって、展示してあって」
本庄麻里子
「へぇーーー」
青山繁晴
「もう最初に行った時から僕、腰抜かしたわけですけど」
本庄麻里子
「ええ、ええ…」
青山繁晴
「僕たちが教わってきた程度の英語で分かるように書いてあるんですよ。それは世界に向けての記念館ですからね。だからそっからまず始まって、その、僕たちがやっぱり敗戦後70年間、どのように思い込まされ、刷り込まれてきたかっていうのを、自分自身の問題として、まあ、あの、っていうか生き直すテーマとして、その方が、人生誇りを持って、おもしろく生きられますからね」
櫻井浩二
「そうなんですよ。あの、実は私、今年の夏にですね、家族であの、ハワイに行って、その時、あの、青山さんから以前、お話、青山さんお話しされたんですよ、真珠湾に、ハワイに行ったらこういうとこ見て下さいっていう。で、私、あの、戦艦ミズーリを、見に行ったんですけど。で、青山さんの今回のこの『「逆転」ガイド』の中にも、戦艦ミズーリのこと書かれてるんですよね」
青山繁晴
「すごく詳しく書いてます」
櫻井浩二
「いや、この本を見て、この本を見てから行けばよかったなと(笑)。改めてやっぱり、ま、いかに自分は、こう、表面しか見てなかったのかなっていうのが、分かりましたね。これ、本を読むと」
青山繁晴
「あの、戦艦ミズーリっていうのは学校で教わることは、1945年9月2日に、日本が降伏文書を調印した、その甲板、甲板で調印しましたと。ところがその、行っていただくとその甲板の後ろの方に、あの、特攻機が突入した跡が、ま、かすかなへこみが残ってるんですけど」
櫻井浩二
「ありますね」
青山繁晴
「そこに、ま、朝から申し訳ないけど、その、10代の、パイロットの、上半身がちぎれて甲板に転がったと。で、それを水兵たち、あるいは海軍士官も、アメリカの人たちが、蹴ったりしてる時に、キャプテン・キャラハンっていうね、艦長が、それは、英雄だと。我々と同じように祖国のために戦ったんだからと言ったらですね、何と正式な、海軍葬をやって、海に帰したんです」
[2014年6月11日放送「アンカー」]
一同
「うーーん」
青山繁晴
「旭日旗を、艦内の赤と白の布を探して、わざわざ作って、それにくるんで海に戻した」
一同
「はぁ〜」
青山繁晴
「はい。正面から来た、正面からお互いに戦った相手を尊敬するっていうのが、アメリカのスタンスで、まあそうやって僕たちの思い込みと違う世界の現場が、国内にもあるんですよ、広島・長崎、沖縄。はい」
櫻井浩二
「それをこれから、順次出されていくってことですね」
青山繁晴
「そうです」
櫻井浩二
「その2、その3としてですね」
青山繁晴
「生きてる限り出していくつもりです」
櫻井浩二
「いや、ほんとハワイのね、イメージが変わると思いますんで」
本庄麻里子
「はい」
櫻井浩二
「これは非常に、ほんとに、何か興味深い本ですね」
……本庄アナから「『逆転』ガイド」プレゼントの告知……
櫻井浩二
「今朝スタジオに、青山繁晴さんにお越しいただきました。また青山さん、ぜひ、遊びに来て下さい」
青山繁晴
「はい。ありがとうございました」
一同
「ありがとうございました」
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____________________________内容紹介ここまで
雑談につき起こさなかった冒頭部分で、
櫻井アナがこんなことを言われてました。
「青山さんのコーナーを楽しみにしてる方がいらっしゃる。もうひょっとしたらこのインサイト、青山さんのコーナーしか聴いてないんじゃないかってリスナーもいらっしゃるぐらい」
すみません、それは私です…(^^ゞ
【青山繁晴の「逆転」ガイド - その1】9月19日に発売されました。
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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