「アンカー」エネルギー難に新たな希望&参院選ぼやき
「お気楽くっくり」更新済です。Macユーザー様、どうかお助け下さい。
■7/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
“くらたま”こと倉田真由美さんが初登場。いつもの室井佑月さんは夏休みかな?
今日は日本が将来、エネルギー資源大国になるかもしれない!?というお話です。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
■7/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
食糧難にエネルギー不足?日本の危機を青山がズバリ
“くらたま”こと倉田真由美さんが初登場。いつもの室井佑月さんは夏休みかな?
今日は日本が将来、エネルギー資源大国になるかもしれない!?というお話です。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之(司会)
「この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”なんですが、先週青山さんへの疑問・質問を募集しました。たくさんの御応募をいただきましてありがとうございます。今日はさっそくその中から、いただいた質問に答えていただきたいと思うんですが」
青山繁晴
「はい。今度の日曜はもう参議院選挙なんですね。だからいただいた質問、いい意味で緊張感、緊迫感がある質問が多かったんです。で、僕はその中でちょっと感動した質問もあってですね、今日はそれを取り上げたいんですが、同時にもう夏休みに入ってて、子供たち、これ見てるかもしれませんね。で、今の子供たちが大きくなった時に何が起きるか、その話を今日、その質問に絡めてしたいんですが、今日のキーワードはこれです」
<キーワード>
新しい危機に新しい希望がある
青山繁晴
「これはっきり言うと、今の子供たちが大きくなった頃には新しい危機が来ます、と。だけどその中にこそ、私たちの新しい希望があるという話をしたいと思います」
山本浩之
「はい。視聴者の質問にどう答えるのか。お知らせの後です」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、青山さんの“ニュースDEズバリ”、今日は夏休み特別企画として、青山さんに視聴者の方々からいただいた質問や疑問に答えていただきます。ではさっそくお願いします」
青山繁晴
「はい。まず、いただいた数ある質問の中から、僕がちょっと感動した質問から行きたいと思います」
村西利恵(進行役)
「はい、さっそくご紹介します。60代の男性からいただいたものなんですが、『世界の人口は、2050年には92億人になる一方、日本は人口が減少して、国力が低下すると言われています。さらに、世界全体では水不足が心配され、“水”をめぐって戦争になるのではないかという話もあります。水不足は、世界の農産物の生産に支障をきたし、食糧自給率40%程度の日本は、国力の低下とあいまって、食糧難になるのではないでしょうか?』という質問です」
青山繁晴
「うん、これ、僕がどうしてちょっと感動したかというとですね、今度の参議院選挙、やっぱり年金の記録消失を含めてね、年金問題、もちろんすごく大切だけれども、どっちかというと有権者も政治家もこう目先のことでわーっとこう、大変なことになってるっていう状況の中で、ちゃんと遠くを見てる人がいてですね、しかも非常に正確な話をされてるわけです。実際に日本の食糧自給率はもう4割になっちゃいました。これどういうことかというと、私たちがふだん、大人でも子供でも食べてるもののうち、日本で作ってるのは実は4割しかなくて、6割は他の国から入れたものですから、この質問をされた方がおっしゃってる通り、たとえば水がなくなっていって、世界の食糧がだんだんとれなくなったり、あるいは中国やインドがどんどんどんどんご飯を食べていって、世界の食糧が少なくなった時に、もう日本に売らないかもしれない。その時には実際に困ったことになりますよ、それをどうしたらいいのか、おそらく参議院選挙も考えて、これをどうしたらいいのか聞きたいということだと思うんですね。で、これもうズバリ僕の答をまず、食糧難に関して出したいんです」
村西利恵
「『国家連合。日本・オーストラリア・ニュージーランド・ブルネイ』……どういうことですか」
青山繁晴
「これ、国家連合って、日本語は何となくなじみないと思いますけど、しかしヨーロッパではね、EUというものがあって、国家があるんだけどちゃんと連合してるよということを、もうみんな知ってるじゃないですか。でもこのアジアではそれができないというのは、たとえば日本と北朝鮮の関係を考えたりね、日本国民を誘拐したままだから。あるいは日本と中国との関係を考えたりすると、アジアではできるはずがないと言われてきたわけです。ところがさっきの食糧危機をお返しをするためにも、実はこういうやり方がある。これ、国名並んでるだけだとわかりにくいですが、発想の転換をするために地図をちょっと見て下さい」
青山繁晴
「ここに私たちの日本があって、こういうふうに縦(南北方向)なんですね。縦の方角です。どうしてもね、アジアで国家連合ってこっち(西方向)見るから、いや、それは海があるから難しいだろうと。海は縦にもあるんですけどね。大事なことは、民主主義で共通しててですね、しかもこれ、時差があまりないんです。ということは生活のリズムが同じで、いざ国家連合組もうとする時に実は、お互いにどんな生活してるかがわかりやすい。そして大事なことは、すでにこれ動きが始まってて、今年の3月にオーストラリアのハワード首相って人が日本にやってきて、日本と首脳会談やりました。その時に日本は初めて、アメリカ以外の国と安全保障のいわば同盟関係を結んだわけです。今のところは同盟関係だけですけれども、それをEUのようにお互いを補い合う関係にするとですね、オーストラリアっていうのは食糧自給率は320何パーセントあるんです。つまり100パーセントをはるかに超えてるわけですから、余ってるわけだから」
村西利恵
「輸出大国ですね」
青山繁晴
「そこと日本が国家連合を組むとですね、食糧についてはいざという時も補完関係になることができる。で、これを実は農家の方は心配されてる方がすでにいらっしゃるんです。というのは、オーストラリアは巨大な耕作面積を持った農業、つまりコストが安いですから、それが日本に入ってくると、日本の農業よけいダメになるんじゃないか、ということが言われてるんですね。で、その心配は確かにわかるんですが、しかし実際にオーストラリアの耕作現場に行ってみますと、僕も行ってみましたが、要はカンカラに乾いたところで農業やってるわけです。今、オーストラリアは実は干ばつにも苦しんでるんですが、日本のようにみずみずしい自然でやる農業と、オーストラリアの農業とは違うから、たとえば日本のように美味しい米を作ることはできないから、国家連合組んで、オーストラリアの人が日本の美味しい米を食べるようになると、日本の農業、むしろ僕は、やがて勇気づけられる時が来ると思ってるわけですね。このように発想の転換をすると、ニュージーランドやブルネイも含めてですね、その食糧難を克服できるきっかけに少なくともなる。そしてもう一つ言わなきゃいけないのは、さっきのご質問では食糧危機の話だけがあったんですが、子供たちが大人になった時を考えると、ご飯食べるだけではすみませんね。今こうやって(スタジオの)照明が当たってるように、生きるためにはエネルギーが必要です。で、そのエネルギーも実はやがて危機が来ようとしてる。というのは今、日本は食糧どころじゃないぐらい世界からエネルギーを買ってるわけですね、中東を中心に。これを中国やインドがどんどん使い出すとですね、日本はエネルギーを売ってもらえなくなるかもしれない。その時に今度は国家連合でなくて、日本特有の技術力を使ったこういう新しい試みがあるんです」
村西利恵
「それがこちら。『宇宙発電実現へ』」
一同
「えー」
村西利恵
「どういうことですか」
青山繁晴
「文字通り宇宙空間で電気を作っちゃうんです。これ『実現へ』と書いてあるのがとっても大事なところですね。これどういうものか。実はこれもう10年以上前からやってるんですが、意外と知られてないので、まずちょっと図を見て下さい」
青山繁晴
「これ文字通りですね、宇宙空間に人工衛星を揚げます。で、要はここ(人工衛星)から太陽の光と熱を吸収して、で、一つのやり方は、この人工衛星のところで電気を起こしてしまって、マイクロ波、マイクロ波というのは無線の一種です、その無線で直接電気を送るやり方と、ここに描いてある絵はですね、もう一つのやり方で、太陽の光と熱をレーザービームにして地上に降ろして、ここで水素に変えて、そこで燃料電池というものを動かして、最終的に電気を作るってやり方あるわけですね」
一同
「へえーー」
山本浩之
「それでもうできるんですか?今、おっしゃったやり方でできるんですか?」
青山繁晴
「はい。それでこれ具体的にね、JAXA、日本の宇宙航空研究開発機構、そこのセンター長の森雅裕さん、僕の実は盟友の一人なんですけど、この人に一昨日会って、今、ヤマヒロさんが言われた、『本当に宇宙発電は、日本はやれるようになるのか?番組で喋らなきゃいけないから、本当のとこを教えて』と言ったら、彼はこう言ったんです。はい、出してもらえますか」(パネルの左下、伏せてあった部分が開かれる)
村西利恵
「『実用化は20年後』……」
山本浩之
「20年後か〜」
青山繁晴
「これ、遠いように思うでしょ?遠いように思うけれども、実際にJAXAがまとめたその文書の中に、2030年という具体的な言葉があるわけです。ということは、今たとえば小学校6年生、12才のお子たちが、わずか30代の初めの頃にはもう宇宙から電力が届くことになるわけですよ」
一同
「へええ−」
山本浩之
「すごいな」
青山繁晴
「それからもう一つね、皆さんに知ってほしいのは、これ、もともとアメリカがやってて、今アメリカがあきらめちゃったやつなんです」
一同
「えっ」
青山繁晴
「今、予算ついてません。ワシントンにこれも確認しました。どうしてかというとね、このレーザービームがたとえば、ここ飛行機が横切ったら大変でしょ。それから渡り鳥が横切ったら、生態系が変わっちゃうでしょ。だからこれは危ないからできないってことになった。森さんに一昨日それを聞いたら、『青山さん、そここそ大事なところで、我々はこのレーザービームを薄めて、地上に落とすやり方を、すでにもう足掛かりをつかんでます。薄めるから飛行機に当たっても、それから弱い渡り鳥に当たっても大丈夫』」
山本浩之
「じゃ、世界に先駆けて日本がやるってことですか?」
青山繁晴
「全くトップランナーなんです」
一同
「すごーい」
青山繁晴
「知られてないけども、実はそういうことがある。さらにもう一つ、日本にとっては大事な話があって、それはこれです」
村西利恵
「今度は『燃える氷、メタンハイドレート』とあります」
青山繁晴
「はい。この燃える氷を実は日本がすでに持ってるんです」
村西利恵
「お知らせの後、青山さんに解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、直面するエネルギー問題を救う燃える氷、メタンハイドレート。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。その氷が燃えてるとこも含めて、まずちょっとVTRを見て下さい」
…………………………VTR開始…………………………
一見シャーベットのように見える純白の塊。
これがメタンハイドレートと呼ばれるものです。
このメタンハイドレートは別名、燃える氷とも呼ばれ、温度が0度以下にもかかわらず、火を着けると、ご覧のように燃焼する特性を備えています。
このメタンハイドレートはメタンガスが固体化したもので、最近の研究では、相当量のメタンハイドレートが日本近海の海底に存在していると言われています。
その埋蔵量は、何と現在の天然ガス消費量のおよそ100年分だとか。
燃える氷、メタンハイドレートはいつの日か、日本の未来を救う夢の資源になるかもしれません。
…………………………VTR終了…………………………
村西利恵
「うーん、何とも、かき氷が燃えてるみたいで不思議な映像ですけど」
青山繁晴
「かき氷っていうのもわかるんですけど、僕は実際にこのメタンハイドレートに火を着けて燃やしたことがあります。一回じゃなくて何回か燃やしたことあるんですが、僕も子供たちも大好きなアイスクリームに似てます。だから燃えるアイスクリームと言いたいぐらいなんですけどね。で、これが実は人類の中でいわば4番目の資源なんです。で、これは子供たちと一緒におさらいするとね、その、埋蔵資源、下から取り出す資源というのは、一番最初は石炭だったですよね。次が石油に変わって、3番目が天然ガスですね。今、天然ガスが主流になってるんですが、どうして主流になってるかというと、石油を燃やすよりは、二酸化炭素を出す割合が2割ぐらい低いからですね。その天然ガスというのは、要は主成分はメタンガスです。で、このメタンハイドレート、だから主成分はメタンガスですから、要は天然ガスと同じです。このハイドレートって言葉が難しいからなじみにくいんだけども、このハイドレートっていうのは、要するに水と混ざり合ってるシャーベットのようなものってことですから、要するにその燃える氷っていう、氷の部分って言ってるだけなんですね。ということはこのハイドレート、つまり氷の部分を溶かしたら、普通のメタンガスが出ますから、だから燃えるのは当たり前になるわけです。で、今の話で大事なのはね、最初の石炭、次の石油、それから3つ目の天然ガス、ここまでは日本はないんです。だから僕たちは世代を超えて、日本は資源小国だからって話ばかり聞いてきたんだけど、4番目になったら突然、日本は資源大国になるって話なんです」
一同
「おおー」
青山繁晴
「そのためにはちょっと地図を、これも見て下さい」
村西利恵
「『世界の分布図』ということですが」
青山繁晴
「これは産総研、産業技術総合研究所という所が作った権威ある分布図なんですが、これあの、ざーっとたとえばここ見ていただくとわかるでしょ。日本列島のとこが一番真っ赤になってますね。これ見ると、何だかわかるでしょ。これ、僕ら子供の頃に習った……」
山本浩之
「環太平洋……」
青山繁晴
「あ、その通り。環太平洋の地震帯ですね。地震が起きる所にこそ、こういうメタンハイドレートがあって、だから地震がないアラビア半島、今、油が出てる所には逆にないわけです」
一同
「ほぅー」
青山繁晴
「これを僕は神様のいたずらかもしれないと言ってて、3番目までいっぱい資源があった所は、この4番目はほとんどなくて、今までなかった日本にはあるんですね」
一同
「へぇー」
青山繁晴
「ところが、こんなにあるんだったらなぜ日本はもっと、すでにやってないのかということが、当然疑問が湧くと思うんですが、これちょっと日本列島見にくいけど、要するにこっち側が、太平洋側ですね、今までこの太平洋側でずっと日本は予算を使ってやってきたんですが、この太平洋側にあるメタンハイドレートはとっても海の深い所にあって、しかもその海底からさらにずっと下の方にあるから、大変な圧力がかかってるから、土砂と混じり合っちゃっててですね、土砂から取り出すのが大変で、コストに見合わないとか、その土砂ごとたくさん取ってしまったら、自然環境が変わってしまうんじゃないかとか、そういう二つの心配から実は進まなかったんですが、今日、初めて見せる絵があって、これほんとにマスメディア、本邦初公開なんですが、太平洋側じゃなくて、日本海の側から全く違うメタンハイドレートが出てるんです。それをちょっと絵で出して下さい」
青山繁晴
「はい、これは今ちょうど地震が起きた新潟の沖なんです。これわかるでしょ。今、その悲痛なことですけど、地震が繰り返し起きた新潟、そこだからこそ実は資源があってですね、そしてこの新潟沖で実際にとった良質のメタンハイドレート、これが本邦初公開の写真です。はい、出して下さい」
青山繁晴
「はい、これがまず、無人潜水探査機、これを海に深く降ろしていくんですね。これ新潟沖で実際、このハイパードルフィンって降ろしました。降ろした結果、どんな絵が撮れたかというとこれです」
青山繁晴
「はい。これわかります?あのね、ここが海底面です。海底面の上にちょうど、誕生日のケーキのようにですね、これ白いの、これ全部メタンハイドレートの実物なんです。薄く泥がかぶってるだけで、もうこのままほとんど……(他の出演者らの声とかぶって聞きとれず)ことができます」
一同
「ええー、すごい」(口々に)
青山繁晴
「これがものすごい量、もう研究者が息を呑んだぐらい広がってるわけです。で、実はこの写真は、私たちと東京大学がいっしょに研究してるものなんで、私たちが撮ったものなんで、本邦初公開なんですが、内部の学者の中の研究会では、この写真をすでに見せました。そしたら長年、太平洋側でメタンハイドレートをやってきた学者たちはびっくりして、実は『メタンハイドレートの実物は初めて見た』って言ったわけです」
一同
「へえー」
青山繁晴
「だから去年まではこの太平洋側しかわからなかったけど、去年からこれが見つかったんだから、今から始まる新しい話なんですね。で、もう1枚だけ写真をちょっと」
山本浩之
「カニや、カニ」(一同笑)
青山繁晴
「これベニズワイガニなんですが、これ(カニの右側の白くて丸いもの)、メタンハイドレートの実物です」
村西利恵
「えー」
山本浩之
「そんな近くにいるんですか!メタンハイドレートとカニが!」(一同笑)
村西利恵
「生物がー」(一同笑)
青山繁晴
「生物が生きてるんだから、これは浅い海だとわかりますね。このメタンハイドレートを食ってるもっと小さな微生物がいて、それをこのカニさんが食べてるわけです」
一同
「へえー」
青山繁晴
「だからカニを取るのと同じように、メタンハイドレートをとることができる。この絵も本邦初公開、この番組が初めてです」
山本浩之
「じゃあ太平洋側ほどコストはかからないってことですね」
青山繁晴
「全然コストは違います。もう10分の1どころではないんじゃないかと言われてます」
村西利恵
「素晴らしい話ですね」
山本浩之
「やりましょう、それは。すぐに(笑)」
青山繁晴
「その通り。そして最後に皆さん、言いたいのはね、じゃあさっきの宇宙発電もね、それからこのメタンハイドレートも、なぜ今まで日本できなかったかというと、宇宙開発でいうと、ずっとロケット、ロケット、ロケットでやって来たでしょ。それからこのメタンハイドレートというと、太平洋、太平洋、太平洋でやってきたでしょ。日本はそういう、今までの方針を変えるのが苦手なんです。だから国民の力で、国民合意で方針を変えましょう。そしたら私たちは危機を乗り切ることができる。だから『新しい希望』なんです」
山本浩之
「なるほど。そうか、それで最初のフリップに戻ったんですね、今。あの、今日テレビを見ている小学生の皆さん、この夏休みの自由研究に、このメタンハイドレートをこれ、すれば、一番最先端のリポートです」
村西利恵
「肉眼でも見えるような浅い所ですか?」
青山繁晴
「肉眼ではさすがに無理ですが、さっきのようなハイパードルフィンの画像で見れます」
山本浩之
「ま、今回のように、青山さんにこんなこと聞きたい、あんなこと聞きたいという人はメール、あるいはファックスでお寄せいただきたいと思います。以上、“ニュースDEズバリ”でした」
青山の「ニュースDEズバリ!」
“青山さんに聞きたいこと”大募集!
e-mail news@ktv.co.jp
FAX 06-6361-1234
____________________________内容紹介ここまで
メタンハイドレート、すごいですね。出演者一同も驚きの連続でした。
私は文系でこういうことはさっぱりなんですが、本当に実用化されたら嬉しいですね。
しかし、青山さん率いる独立総合研究所もいろんなことやってるんですね〜。メタンハイドレートの件はこちらに載ってます。
今日の“ニュースDEズバリ”、実は独立総合研究所の広報の一環だったりして(^_^;
いちおうフォローしときますと、メタンハイドレートについては「まったく新しい試みなので、官庁や学界に抵抗や異論が多く、正直、苦労している。独研は、みずからの利益は考えずに、国民益と国益のために取り組んでいることを、あらためて話す。実際、この仕事は独研にとっては膨大な赤字だ」とのことです(青山さんのブログ5/22付)。
ここから先は私のぼやき。
今度の参院選、各メディアとも「天下分け目の」なんて大袈裟なキャッチフレーズを付けてるわりに、争点はと言うと野党とメディアがほとんど年金問題一色にしてしまってて、かなりおかしな選挙になってませんか(今日は青山さんにはこのへんのところ、もっと突っ込んでほしかったんですが)。
年金については各党で細かな方策の違いはあっても、「納めた分はきっちり国民に払われるようにする」という目標は当然一致してるわけです。
だったら与野党が協力してやればすむことじゃないですか?わざわざ争点になんかする必要があったの?
それよりも各党で意見が分かれていること、特に憲法改正、安全保障、教育問題、拉致問題、青山さんも指摘された資源の問題など、国の根幹に関わる、これらの問題こそ争点にすべきなのに。
産経朝刊7/25付によれば、米国の若手日本研究学者マイケル・オースリン氏が、米大手紙への7月上旬の寄稿の中で、こう述べたそうです。
「今回の参院選は、日本が今後国際的にどんな役割を果たすべきか、安倍晋三首相が示したビジョンへの賛否が問われるべきだと思っていたら、一連のスキャンダルと年金制度の管理ミスだけが争点のようになってしまった。これはシェーム(恥)だと思う」
産経がそのオースリン氏に改めて問うたところ、こういうコメントが返ってきたそうです。
「宮崎県に住む日本人の妻の両親とよく話すので、年金問題の重要性もよくわかります。しかし、米国のスカートの背後から足を踏み出すという意味の『戦後レジーム(体制)からの脱却』を戦後生まれの若い安倍首相が唱えたいまの日本は、まさに歴史的な分岐点にあると思う。日米同盟をどうするか。中国の拡張にどう対応するか。憲法9条や防衛政策をどうするか。世界にどう貢献するか。今後の30年ほどの国の進路を決めるエキサイティングな時期でしょう。そんな時の国政選挙なのに醜聞と年金だけ、というのはあまりに残念という意味で『恥』と評したのです」
また今回の参院選は、米国のマスコミの関心もきわめて低いらしいのですが、その理由について、日本の安保政策などを長年研究してきた60代のベテラン学者のジム・プリシュタップ氏は、こう見ているそうです。
「選挙戦が、米国側でも関心の深い日本の長期の外交戦略、つまり北朝鮮の核武装や中国の勢力拡大への対処法などを論じず、スキャンダルだけが大きく投射され、もっぱら安倍首相への信任投票となったからでしょう」
普段でしたら、「アメリカ人に四の五の言われたくない」と反発の一つもしたくなるところですが、今回は正鵠を得ているので反論のしようがありません。
「アジアの真実」さんも重要な指摘をされています。
年金問題で自民党が信頼できないから、自民党への批判の意味を込めて対抗馬である民主党になんとなく投票してみるという人は多いのではないでしょうか。しかし、年金問題で批判にさらされている社会保険庁の労働組合は、民主党の支持母体になっているということを知っている人はどれくらいいるでしょうか。
(中略)しかしながら、民主の比例名簿 には、自治労局次長の名前があります。つまり社会保険庁と自治労への批判票として民主党に票を入れ、比例票が集まれば自治労局次長の議員が誕生してしまうという事態が起こります。これに気づいている人はどれくらいいるのでしょうか。
民主党と自治労については、以下の拙エントリーもご参照下さい。
・6/12付:「たかじん委員会」年金問題と自治労、麻生太郎
結局、今回の参院選で自民党が大負けしたら一番喜ぶのは、北朝鮮、そして社保庁と自治労ってとこですかね。
私たち有権者は、そのへんも十分に勘案して投票に行った方がいいですね。
今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>
以下は「アンカー」関連リンク集です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※動画ご提供
国風(“元祖たか”さんのサイト)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
いっぱいになってきたので、別ページに一覧を作りました。
こちらからどうぞ。(ミラーブログをご覧の方は本館へ飛びます)
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日本より正しい情報を発信する会」メンバー募集!
ブログや掲示板等から、中韓をはじめとする反日勢力に対抗する優れた主張を、フラッシュ動画などに加工し、英文解説をつけて、YouTubeなど動画サイトにアップさせて行きます。英訳、動画作成のできる方、「このブログを英文にしたらどう?」など提案をして下さる方、大歓迎!まずは自己PRとあなたの思いを書いて、主催者のhinomaruさんにメールを!hinomaru2007@hotmail.co.jp hinomaruさんのブログはこちら。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
!!男系維持に同意される皆さん、ぜひご協力下さい!!
◇男系維持の方法はある!国会議員やメディアにお知らせしましょう◇
●皇室の伝統と歴史を守ろう。男系維持する方法あります。●
有志の皆様が作って下さった国会議員のメールアドレス帳はこちら。
国会議員&新聞週刊誌ワイドショー等メディアのアドレス帳はこちら(zipファイル)。
メールアドレス帳は「スパイ防止法案上程」「人権擁護法案阻止」「外国人参政権阻止」「北朝鮮への経済制裁要望」等にも是非ご活用下さい。
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
「河野談話」の白紙撤回を求める署名にご協力を!
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
サーバー不調につき、トラックバックを送信してすぐに反映されない場合、こちらで受信できていない可能性大ですので、もう一度送信なさって下さい。それでも反映されない場合は、コメント欄にURLを書き込んでトラックバックの代用として下さい。あるいはミラーブログの方にトラックバックを送信なさって下さい。お手数をおかけしますが宜しくお願いします。なお、営利目的、アダルト、エントリー内容と無関係なトラックバックは削除させていただきます。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、こちらのガイドラインに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
最近のマスゴミの阿部政権叩きは常軌を逸していますね。僕としてはマスゴミの言う事は信用はしていませんが、問題はマスゴミに踊らされている移ろいやすい国民がどう思っているのか…ですね。僕はもう投票する候補者と政党は決めてありますけれど…。
しかも、日本海。
どうやって守るのか。
メタンハイドレートに関しては、独立総研が取り組んでいるプロジェクトなので、わたしも何度か聞いたことがありましたが。国家連合・宇宙発電についての話は、今朝のラジオ番組で初めて聞きました。しかしラジオよりテレビの方が情報量が多いですから。より詳細な説明をアンカーでしてくれたので大変勉強になりました。(ただ、わたしも文系なので、こういうことはさっぱりでした)
はるさんのご心配は無理もないですね。本当に、なぜ太平洋側ではなく、より中国や朝鮮半島に近い日本海側に。
取らぬ狸の皮算用を承知で……。仮に、日本が「資源大国」になってしまったら。その資源が中国の日本侵略の主因になるのではないかと危惧してしまいます。「新しい希望に新しい危機がある」ということにならなければ良いのですが。
まず「資源大国」の前に普通の国となって欲しいですね。必要な国防力を持つことも同時並行的に進んでくれたら、言うことないのですが。
安倍内閣は年金記録問題に消極的で民主党の追及がなければ先延ばしでウヤムヤになったかもしれません。野党には引続きチェック機能を発揮してもらいたいです。
安倍首相の「美しい国」は嘘臭いです。
安倍内閣メールマガジン(第6号 2006/11/16)
「海に平気で空き缶を捨てる子供に対しては、法律で禁止されていなくてもそうした行為は恥ずかしい、やってはいけないのだという道徳や規範意識を身につけさせることが必要です。」
↓
松岡農相(自殺)と赤城農相の政治資金疑惑について
「政治資金は法律で領収書添付記録を公開しないくても良いことになっているから説明だけで良い。」
*その会社の被害者になっている貴方は、実際にサボタージュしている労働組合のせいなのをわかっていても社長を責めますか?
*安部内閣が年金問題に消極的だという根拠は? 民主党は2月に問題の所在を知っていたのに最近になって騒ぎ出したのに積極的なんですか?
*「嘘臭い」と思うのは貴方の主観でしょう。
*領収書、貴方は提出義務も無いものまで取って家計簿に貼ってありますか? そして、それを怪しいからとマスコミから見せろと言われたら、どうぞと見せますか?
官公労の労使関係に、民間の「労務管理」を持ち出しても、何の益もないのが判らない。
国鉄改革は、労組の不祥事を叩いて成功したのだけども、社保庁の場合は、労組が自らの不祥事を民主にリークし、政府に責任転嫁して生き延びようとしているだけ。
その程度の事も判らない「匿名」・・・日本は平和だ・・・いつまで続くか判らないけど。
’07参院選:全候補者アンケート 消費税、自民「引き上げ論」74%−政党:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070714ddm003010048000c.html
財界や政府・自民党から消費税増税・法人税減税大合唱
http://www.toshoren.jp/Ctg-Toshoren_Undo_News/news2007_06/news2007_06-02.htm
米国からの便り 消費税が16%?
http://kensirou2001.blog79.fc2.com/blog-entry-67.html
八国山だより 消費税を16%に
http://patience052.blog101.fc2.com/blog-entry-4.html
日本経団連意見書:「近い将来の税制改革」についての意見 消費税率引上げの展望
「消費税率を、第一段階として3%程度は引き上げるべき」
「消費税率を遅くとも2007年度までには10%とすべきである。」
「消費税で賄おうとすれば30%以上の税率」
「2025年度までの消費税率の増加を18%程度までに」
棄権は危険!そのわけは??
http://senkyo2.seesaa.net/
個人のブログで他人の投稿にコメントするのは心苦しいのですが、
>会社の不祥事を労働組合のセイにする社長がいたら「労務管理しているのはお前だろ」と笑われるだけだと思います。
民間企業では、従業員が不祥事を起こした時点で、その従業員は解雇です。
法律で、手厚く守られている公務員と民間企業を同一に扱うのはおかしいのでは。
企業の支店で全員で不祥事を働き社長に報告しなければ、支店従業員は全員横領罪で逮捕されます。
今回のような事件を起こせば、民間企業は倒産です。
社会保険庁は全員逮捕されて当然のことをしていました。
ねこばば、サボり、費用対効果は完全無視で、税金の無駄使い。
今度の選挙でも自治労から12人も、民主党公認候補が出ています。
民主支持のマスコミは、自治労の責任はスルーで、もっぱら自民叩き。
おかしいと思いませんか?
>安倍内閣は年金記録問題に消極的で民主党の追及がなければ先延ばしでウヤムヤになったかもしれません。
民主党に渡った資料が大臣や政府に上がっていない件は、どう説明するのですか。
公務員の守秘義務に違反し、自分の組織防衛のために資料を民主党に渡し、政府の責任にする社会保険庁職員。
社会保険庁は、責任を取って全員解雇、解体し出直すべきです。
あの、これはチャイナフリーの視点で考えましょうよ。
自治労にしても、民主にしても、マスゴミにしても全てチャイナッ屁ですからw 安倍さんは明確なチャイナフリー...かな?というか、安倍さんにも旗幟を鮮明にして戴くことこそ国益に適います。マイケル・オースリン氏やジム・プリシュタップ氏が仰っていることは明確なチャイナフリー。もう時間がありませんが、今回の参院選の争点はチャイナフリーを国民が選ぶかどうかではないでしょうか。と考えれば、2007/07/26 05:34 AM 書き込みの名無しさんは屁みたいなもんですぜw
日本の動きを封じるヒントがここにあります
さあ!サヨク・自然保護団体のみなさん日本の足を引っ張ってくださいw
国家百年と云わず三十年単位でも将来の事にくらべたら政治家のスキャンダルなんざ大した事じゃない。国が潰れたら年金も糞も無い。
それに関してはどうこう言うつもりはありませんが
「生活が第一」という民主党の主張にも嘘臭さは感じませんか?
尖閣諸島周辺海域は豊富な海底油田があり、一説には1000億バレル、イラクに匹敵する石油埋蔵量を誇るようです
〜1095億バレルの生命線〜
http://3.csx.jp/senkaku/
尖閣諸島は日本固有の領土ですが中国が領有権を主張しており、東シナ海のガス田みたいにならないか心配は尽きません
本旨と外れましたが、知っといて損はない事です。
地味に改良されていたのですね。
日本海のメタンハイドレートの話も初耳でとても興味深いです。
戦後レジームを脱却した後の日本のキーワードとして「美」を持ってきた
安倍さんの感覚は間違っていないと思います。
ただ、説明があまりにも不足かつ下手ですね。
日本人は世界でも有数の「美」の感覚を持っている民族です
(この辺は「国家の品格」でも説明されてますね)。
ちゃんと筋道立てて説明すれば誰もが納得できる話だと思うのですが。
私はこの方法の実現性は無いと思っています。青山氏の盟友はきっと電磁波の変換効率(理論効率
30%ほどで現在は25%近くのデータが出ている)だけについて研究しておられるものと推定します。
メタンハイドレートはかなり有望だと思います。海底に分布している資源をポンプで吸い上げるには深海のマンガンノジュールを採集する技術が利用できるので比較的短時間で実用されると思います。
民主党の比例区候補者についてHPを調べてみました。確かに北海道の自治労出身で中央の組織委員をしている人が居ます。また、日本の教育をデマとイデオロギーでぼろぼろにしてくれた日教組から福岡の教育を破壊した功績を認められて女性の候補が出ています。
また,きん○見たいな名前の方も出ていますが、彼の経歴を見るとブログで噂になっている「民団の職員」としての経歴は書いてありません。
しかし、民○党が年金問題(粘菌)には全く責任の無いという空気で投票する人間が多いようではわが国の民主主義を支える国民の知的レベルが疑われる。
私はかねがねアメリカの民衆のレベルの低さには呆れていたのだが、アホな下院議員を選んでいるそのアメリカ人にshameと指摘されるとは本当に情けない。
朝鮮日報に、そんな記事が載ってました。
彼らが竹島に執着し、日本海を東海と名づけることに、あれだけのエネルギーを費やすのも、こういう現実的な計算があるからのようです。
朝日新聞の、「きっと韓国にとっては、歴史問題の象徴的存在となっている竹島だから、譲れないのだろう」などという与太話しを信じてはいけません。
>この宇宙発電のレーザービーム。兵器としての活用は最近どうなっているのでしょうか?
アメリカ空軍開発のABL(Airborne laser:空中発射レーザー)のことでしょうか。
ABL計画だとすると…。現在は迎撃試験の段階で、実戦配備はまだ先のようです。
アメリカ人に言われるのは癪ですが、まさにそのとおりだと思います。
しかし、アメリカ人でも理解できるこの構図が理解できない日本人がいるとしたら、それは間違いなく異常なまでのマスコミ報道によるもの。
既存のメディアしか情報源のない人は煽動されるのでしょう。
そう考えると今回の選挙は、ネットvsマスコミの対決・・と言えなくもない?
とは言うものの民主&自治労癒着の構図が見えない人でも、年金の民主党案に賛成できる人っているんだろうか。
1)社保庁を国税と合併して歳入庁へ
・・・自治労温存で、ナマケモノ職員に国税並みの権威まで与える。どう考えても社保庁体質が改善されるわけがない。
2)年収600万円以上から年金基礎部分の支給を徐々に減額し1200万円以上は支給なし。
・・・何十年もこの程度の収入を維持してのことであれば止むを得ないかもしれないが、最大値を採用するという。だから何十年低所得で働いてたった一年間だけ600万以上になったという人も、減額対象になる。
納付意欲だけでなく、労働意欲もそがれること請け合い。
3)しかも、年金保険料納めてない人も支給してもらえ!
・・・などと堂々と選挙演説する候補者まで出る始末。
要するに、民主はまともな人間がバカを見る社会をつくろうとしているわけね。
聞いてみました。軍備しないとして、北朝鮮の拉致被害者を取り戻すことができるの
ですか?岡崎トミ子が韓国で何をしたか、知っていますか?返事はありません。知らないのです。こういうことこそ、危険だと私は考えるのですが。最後は私の意見に頷いていました。一人を除いて。