「アンカー」W党首選へ!細野不出馬の真相は?新政権(実質、自民党新総裁)に求めていくことは?
韓国を国際司法裁判所へ引きずり出す署名&「マッカーサー電文3カ国語訳版」の拡散にご協力ください。
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■9/12放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
前半は、日露首脳会談で野田総理がまたやってくれました(T_T)&ダブル党首選について。
後半は、新政権に求めていく「3つのやり直し」。メタンハイドレートの続報もあります(^▽^)
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。
内容紹介ここから____________________________
・安倍元総理が総裁選に出馬表明
・民主党代表候補が公開討論会
・「日本維新の会」まもなく結党へ
のストレートニュースと中継、スタジオ解説(青山さんの「日本維新の会」批判)のあと
山本浩之
「で、このあとの“ニュースDEズバリ”なんですけれども、政治全体の今日はお話をいただけると」
青山繁晴
「そうですね、やっぱりあのー、実は中国も政治の季節なんですけども、党大会控えて、共産党大会で。民主主義国家、橋下さん言われた通り民主主義国家の日本でもやっぱり政治の季節なんで、今日は、政治の話を中心にやりたいと思うんですが、今日のキーワードは、これです(フリップ出す)」
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■9/12放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
まもなくダブル党首選突入へ…国内外に問題山積の中、新政権に青山が物申す
前半は、日露首脳会談で野田総理がまたやってくれました(T_T)&ダブル党首選について。
後半は、新政権に求めていく「3つのやり直し」。メタンハイドレートの続報もあります(^▽^)
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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内容紹介ここから____________________________
・安倍元総理が総裁選に出馬表明
・民主党代表候補が公開討論会
・「日本維新の会」まもなく結党へ
のストレートニュースと中継、スタジオ解説(青山さんの「日本維新の会」批判)のあと
山本浩之
「で、このあとの“ニュースDEズバリ”なんですけれども、政治全体の今日はお話をいただけると」
青山繁晴
「そうですね、やっぱりあのー、実は中国も政治の季節なんですけども、党大会控えて、共産党大会で。民主主義国家、橋下さん言われた通り民主主義国家の日本でもやっぱり政治の季節なんで、今日は、政治の話を中心にやりたいと思うんですが、今日のキーワードは、これです(フリップ出す)」
山本浩之
「『もやもやを形に』」
青山繁晴
「はい。と言いますのは、例えば民主党の代表選挙であれ、自民党の総裁選挙であれ、もともと9月にやることは決まってたんですし、まああの、こうやって党首選びが大きな話題になるのは当然だけれども、おそらく有権者・国民の方々はですね、ま、有権者に限らず、若い中学生とか高校生のみんなも、何かもやもやするな、何か変だな、何か不満があるなあ、でもそれ何なんだろうと。何かおかしいんだけど、それをはっきり形にして知りたいってことがおそらくあるんじゃないかと思います。で、それは実は健全な意識なんで、今日この『アンカー』の時間を活用して、皆さんと一緒にそれを形にしてみましょうと、いうのを今日やります」
山本浩之
「分かりました。えー、ではコマーシャルのあと青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「青山さんがおっしゃるように、政治に対してほんとに何かやもやもやもやしたものってのはあるんですよね。でも、じゃあ、それ何ですかって言われた時に、すっと答えられないんで、今日おそらくこのコーナーを見れば、全部それが分かるんじゃないかな、そういう期待も含めて、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。えー、これ形にするっていうのは、あの、すなわち最初は相当つらい話、嫌な話もしなきゃいけない。でも今日、後半は、それだけで終わるんじゃなくて、その上でですね、今のその党首選びしてるってことは、次に、新しい政権ができるってことですね。仮に野田政権が続くとしても今までと同じではいられない。えー、もちろん政党が変われば大きく変わる。だから新しい政権に私たち有権者、あるいは有権者にまだなってない中高生も含めて国民は、何を本当は求めるべきかっていうことまで、今日は、行きたいと思います。嫌な話だけで終わるんじゃなくて」
一同
「お願いします」
青山繁晴
「でも一番最初は、もう究極の、とんでもない話をせざるを得ません。それはこれです」
村西利恵
「今月8日からロシアのウラジオストクで、APEC首脳会議が行われました」
青山繁晴
「はい。これあの、まずこの写真見てもらうと、韓国の李明博大統領、竹島に不法侵入した隣国の大統領と、これ何か、ま、笑う寸前なんでしょうけども」
村西利恵
「止めたんでしょうね、寸前でね」
青山繁晴
「この、野田さんとの握手、ああ、青山この話するんだろうと思われるでしょ?実はでも、それ違うんですよね。これ、この件はですね、本当は、僕は、僕ルートで韓国側にもう聞いてますけど、李明博さんで、韓国国内も困ってる、立場の人、多いんですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「それあの、政府高官、あるいは軍、それから、起業家に至るまでですね、あるいは、もっと言うとタレントさんとかね、それから本当に一般国民の方々とか、困ってるから、李明博大統領は韓国でつらい立場にあるから、これ、今の動画(VTR)でもあの、お分かりになったと思うんですが、李明博さんの方からむしろ(一同同意)、近寄ろうとしたっていうのがたぶん本当で、その時にですよ、あの、まさか日本国の総理が知らん顔したりね、だから、あの、むっつりしてね、あの、中国の胡錦濤主席はえらい怖い顔でやってましたが、あれ演技ですけれども、そんな愚かな演技できないんで、この握手は、僕はそんな大騒ぎすることじゃないと思います」
山本浩之
「ま、最低限の礼儀は、ね」
岡安譲
「大人の対応ね」
山本浩之
「うんうん、取ったという…」
青山繁晴
「はい、それでこれ9月9日、日曜日の話なんですけどね。本当はその前日の9月8日にこそ、絶対見逃してはいけない大変な、出来事があったんです。それはこれです」
村西利恵
「9月8日に行われた日露首脳会談で野田総理は、国後島にメドベージェフ首相が侵入したことには言及せず、12月にロシアを訪れることを自ら提案して、合意に至りました」
青山繁晴
「はい。これあの、メドベージェフさんですけども、この人、かつて首相でいま大統領ですけどね。大統領時代と首相時代、えー、つまり、首相時代だと、ついこないだの7月3日ですよね、私たちの国後島に侵入したわけです。ま、あえて申せば李明博大統領は一回だけども、侵入が、この人2回やってるわけですよね。だからこの日露首脳会談では、これ(メドベージェフ)首相で(プーチン)大統領なんですから、だから大統領に対して、あなたの国の首相が2回も、大統領時代含めると侵入したことは許せないとはっきり、メドベージェフさんの名前を出して言わなきゃいけないけれども、実際は野田さんそれを避けてしまって、これも外務省の、演出なんですけど、外務省の言いなりになって避けてしまって何て言ったかというと、国民感情に配慮する必要があるって言ったんですよ。配慮する必要があるって、それ、あの、抽象的なだけじゃなくて、要するに日本側も配慮する必要があるって言ったのと同じですから」
一同
「そうですね」
青山繁晴
「要はこれ(国後島侵入)を認めてしまったと。で、認めてしまったとなると、当然プーチン大統領、独裁者のプーチンさんはご機嫌ですよね。ご機嫌になったプーチンさんに対して私は12月にロシアに行きたいと言って、そしてプーチンさんは、ああそれは歓迎します、どうぞいらっしゃいってなって、合意したわけですよ。これが一体、何を意味してるのかというと、これです」
村西利恵
「解散引き延ばしを、プーチン大統領に手伝ってもらった。どういうことですか」
青山繁晴
「はい。えー、野田さんは自民党の谷垣総裁、えー、もう出馬をあきらめちゃった谷垣総裁、ま、はっきり言うと気の毒なっていうのか、非力なっていうのか、その谷垣さんと、近いうちに解散するって言ったはずが、もうその谷垣さんが、もうダメになっていくのも踏まえた上で、引き延ばし図ってますね。どうしてかというと12月に自分がロシアに行くって言ったんでしょう?これ国際公約ですね。普通に考えたら次の首相が行きますって話じゃなくて、それ、しかも、例えば、あの、秋遅くに解散したら12月は総理がどっか行ってる場合じゃなくなるわけですから。これ誰が考えても、解散は年明けですよってことですよね」
村西利恵
「ああー」
青山繁晴
「そして、これ誰が考えてもっていうのは確認するために民主党議員に、これは自民党にはほとんど聞いてないです、民主党議員に次から次へと電話をして、あるいは会える人には会いましたけれども、みんな、もう顔が要するに、あの、ほころんでるわけですよ」
山本浩之
「ああ、解散がないから」
岡安譲
「安心して…」
青山繁晴
「すごく選挙に強い、例えば前原さんみたいな人は別ですよ?他の人は大半喜んでて、何となれば民主党は最悪50か60に議席が減るって言われてるぐらいですからね。だからみんなこれで喜んで、それは喜ぶってことはどうなるかというと、野田さんにとっては、代表選挙が、これで絶対有利になる。野田さんだったら解散は年明けなんだと。で、プーチン大統領がそういうこと知らないと思いますか?実は、ロシアも中国も韓国も、そして本当は北朝鮮もすごく情報国家ですから日本の政局のことは真っ先に、ものすごく綿密に調べてますから、それ全部承知の上ですから、要は日露首脳会談で、その、北方領土という私たちの大事な領土問題をいわば利用して、プーチン大統領に手伝ってもらって、解散引き延ばして自分の代表選挙有利にしたってことですから、僕はこれ憲政史上に残る、ほんとに民主党政権3年間を、あの、国民は色んなつらい思いしてきましたけども、最悪のことだと思いますね」
山本浩之
「うーん」
青山繁晴
「その、だからそれを、さっきの李明博大統領の握手、との握手うんぬんで、翌日のことでもうごちゃごちゃになって、ろくにそのあと分析も報道もしてない、私たち日本のメディアっていうものの、この質の低下っていうのも、僕自身も含めて本当にこれは、心に刻まなきゃいけないと思いますよ」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「はい。で、その上で、この8日の前日に珍妙なことがひとつあったんですよね。はい、出して下さい」
村西利恵
「今月7日、細野原発事故担当大臣が総理官邸に出向き、『福島のことがどうしても頭から離れなかった』と、総裁選の不出馬を、表明しました」
青山繁晴
「うーん。これはですね、あの…」
村西利恵
「代表選ですね、失礼しました」
青山繁晴
「ま、官邸に出向いてってことになってますけども、ま、それはその通りなんだけど、本来の用事は、もちろん、エネルギー、環境、それの会議があるから行ったんですけれどもね。その会議終わったあとに、その、10分間、10分間って決して短くないですけども、総理と、その、1対1で話をして、私は民主党代表選挙に出ませんってことをわざわざ言ったわけですよ。これ実は珍妙な話ですよ。公務じゃないんですからね。だから民主党代表選挙に出るって、細野さん、言ってないでしょ?(一同同意)考えてるって言っただけで、それをどうして総理にわざわざ言わなきゃいけないのかってのは、かなり珍妙な話ですが。そしてそのあとこうやって、あの、メディアに対してね、これ記者の方々、記者の諸君ですけど、メディアに対して何て説明したかというと、福島のことがどうしても頭から離れなかったから。こういう嘘を言わないでもらいたいんですよね」
岡安譲
「あ、嘘……?」
青山繁晴
「嘘ですよ。細野さんは、それは頭から離れてるとは言いませんよ?でも離れてたでしょ?でも、ね、なぜかというと、これ、あの、中堅・若手議員に、推薦してもらうっていう、タイミングの時に、わざわざテレビカメラをですよ、都合悪い時には絶対拒むテレビカメラを入れて、それを全国民に見せたんですね」
村西利恵
「映像がありましたね」
青山繁晴
「推薦される現場を」
山本浩之
「要請をね」
青山繁晴
「もう常に、ほんとの意味で、福島をどうするのか、それからこの人は原発事故担当大臣だから、未だにほんとは安定もしてない福島第一原発をどうすんのかが、それ頭いっぱいだったらそんなもんテレビカメラに撮らせますか?」
山本浩之
「その通りですね」
青山繁晴
「そんなことあり得ないですよ。だからほんとは出たかったんですよ。だから、あとから、この話(福島のことがどうしても頭から離れなかった)に、ま、戻った。良く言えば。ほんとはすり替えたんですね。ね。一時は少なくとも全部離れたとは言わないけど、かなり離れてたのが、ずーっと福島のことが頭にあったから、出なかったんですと言ってる。違います。本当の理由は、これです」
村西利恵
「民主党幹部によると、不出馬の本当の理由は、『輿石幹事長に、はしごを外された』…?」
青山繁晴
「はい。これ、あれ?と、今の村西さんの、あの、言い方は正しくてね。えっ、じゃあ輿石幹事長がはしごをかけた。つまり、幹事長は、その、野田総理を裏切って、その、民主党代表選挙に出て、次の総理になれよお前(細野)って言ったのかと、そんなことあったのってびっくりした方、けっこういらっしゃると思うんですが、これあったんですよ。これもう民主党だけじゃなくて、政界では公然の事実になってますが、8月31日にわざわざ輿石幹事長とその側近が、この、細野さんを、食事に招いてですね、もうその時に延々と、その、総理の有資格者はほんとはお前だっていうことをですね、あの、ものすごく言ったんですよ」
一同
「へえ〜……」
青山繁晴
「熱く語ったわけですよ。で、この話はもう一瀉千里(いっしゃせんり)で、その、8月末の夜に、民主党の中を駆け巡り、僕のとこにも色んな、おかしな電話も含めて、来ましたけれどもね。で、その時から細野さんは、まあ、あの、もともと、41歳で、史上最年少の総理になりたいって欲ははっきり言ってあったから、あー、欲はあったんだけども本気になったのは、幹事長が支えて下さると。つまり、やっぱり身内が反乱起こすのかっていうね、今、自民党の石原伸晃幹事長が言われてるようなことを言われるのを心配してた、細野さんは、徹底的な八方美人ですからね、人から批判されるのが嫌いな人だから、でも幹事長がおっしゃって下さるなら、幹事長がこうやって防いで下さると、その身内の反乱って話を、だからその気になったんですよ。そして、テレビカメラ入れて、私は推薦されるんですと。ね。若手がこうやってるところをテレビでやったら、突然、幹事長の側近から、お前なに考えてるんだと、お前総理になれなんて言ったことないよと、思い上がんじゃねえっていうようなことを、むちゃくちゃに言われてですね、もう、ガクッとなって。だから、要は勝てないと。ね。出ても勝てないと。そして反乱軍の、ぺたっとこの紙も貼られると。八方美人の細野さんとしてはそれ耐えられないから、本当はやめたんですよ。それを福島のことに急に話を戻さないでいただきたい。政治家だから当たり前と、言われるかもしれないけど違います。みんなが政治にもやもや、不満を持ってるのは、なぜ政治家の言うことはいつも、真実がないのか(一同同意)。言葉面はきれいで、福島忘れないとか言葉面はきれいなのに、ほんとはよく見たら嘘じゃないかと。何で政治家だけが、それを許されるのか。話が逆じゃないかと。政治家というのは、みんなのために、国のために、死ぬ人を言うんじゃないのかと、自分を捨てる人を言うんじゃないのかと、いうのが、もやもやの本当の理由ですよね。そして、じゃあ輿石さんは、なぜそんなことをしたのかというと、それがこれなんです」
村西利恵
「輿石幹事長の狙いは、早期解散つぶし」
青山繁晴
「はい。つまりですね、解散して総選挙をやったら民主党は必ず負けるとみんな思ってるわけですよ。政界でそんなこと思ってない人は、日本共産党も含めて、これ共産党の議員に実際に聞きましたが、いないんですよ。みんな負けると思ってるから解散引き延ばしたいっていうのが、民主党の本音で、唯一、ま、ほんとは2つあるんですけど、そのうちの1つの、珍しい早期解散の可能性っていうのは、細野さんが総理になることだったんです。背が高くてイケメンだと。ね。そうすると、内閣支持率はとりあえずは、ま、50%まではまさか行かないだろうけど、何か根拠はよく分かんないけど民主党の中でよく言ってたのは、35%超えたら、もうこれ一発で、解散するんだと」
岡安譲
「なるほど、それがチャンスとみるわけですね」
青山繁晴
「チャンス、つまり維新の会が、特にまだ、用意できてないから。だから、この輿石さんとしては、あの、細野さんを持ち上げといて外して、細野をつぶしたら、早期解散がこれで遠のくと、いう計算で、実は野田さんとそこは一致しちゃってるわけですね」
一同
「はあ〜……」
青山繁晴
「しかし、いま僕が1分ぐらいで話した話のカラクリですよ?大したカラクリじゃないのにそれにまんまと乗っけられる、この細野さんが、若手ホープだということ自体が、国民を愚弄してないですか?民主党の方々。背が高くてイケメンだったら、国民が気分を変えて投票すると思ってるらしい、ことが、何よりも恥ずかしいと思います。細野さん個人の問題よりも、与党としてのその責任が僕は一番恥ずかしいと思います。で、その上でですね、今現在、民主党、代表選挙はどうなってるかというと、こうですね」
村西利恵
「今月21日に行われる民主党代表選挙には野田総理のほか、赤松元農水大臣、鹿野前農水大臣、そして原口元総務大臣…」
青山繁晴
「うん、これ(野田首相は)輿石幹事長も含めて利害が一致しちゃってるんだから、解散総選挙を遠ざけるってことで一致、利害が一致しちゃってるわけだから、党内で。だから、野田さんが、圧勝っていうのはおそらく動かないですよ。それなのに何で3人も出るのかなって思う人いるでしょ?じゃあそれ見ましょう。赤松さんは何のためか。はい」
村西利恵
「上の2人は閣僚ポスト狙い。そして…」
青山繁晴
「赤松さんと鹿野さん、はい」
村西利恵
「原口さんは、自分の席を確保」
青山繁晴
「うん。これ赤松さんってご承知の通り日本社会党、の、書記長だったんですね。だから、その、民主党政権はもう、長くて来年の夏まで。輿石幹事長も、それから赤松さんも言ってたと思いますが、ダブル選挙がいいって言ってるんですよ、来年夏の参議院選挙あるから。だからそこまでの間、1回か、下手したら2回閣僚がやれるんじゃないかと。赤松さんはもう閣僚経験あるけれども、社会党の議員を、政務官とか副大臣にしてあげるためには自分が閣僚になる、それが大事。鹿野さんも、自らのグループの方々をそうやって、救っておいて、ま、ほんとは救われないと思うけども、とにかく肩書き付けて、総選挙にせめて、臨めるようにしたいうんぬんで、そういう狙いですよ。勝つことが狙いというよりは、はっきり言えば。じゃあ原口さんは何かというとですね、皆さん考えていただくと、本来民主党の代表選挙に出るべき、あるいは今まで出たことある人でいうと例えば前原さんとかね、岡田さんとか、いわゆる、色々賛否両論あると思う、好き嫌いあると思いますが、普通で言うとエースの人は今回出てないんですよ」
一同
「そうですねー」
青山繁晴
「赤松さん、鹿野さんって例えば関西でどれぐらい知名度ありますか?」
一同
「うーん」
青山繁晴
「エースが出てない。原口さん、当然チャンスと、見たんです。なぜかというと原口さんは例の小沢さんの離党騒ぎの時にあっち行こうこっち行くで」
山本浩之
「そうでした」
青山繁晴
「もうこの人はダメだになってて、もうこの人は、もうあの、総理候補から外れた、になってた。じゃあ、そういう人が出ない時にこの、アピールして、自分の席を確保するっていうのは、原口戦略です。一流の原口戦略ですね。しかし同時に原口さんのもうひとつ腹が僕はあると思ってんのは、代表選挙の結果で自分に出た票によっては、ひょっとしたら党を割るつもりですよ。というのは民主党は、皆さんご存知かもしれませんが、あと10議席、ほどで、衆議院過半数割るんですよ」
山本浩之
「割れます」
青山繁晴
「だから、そこで自分が、例えば、代表選挙である程度、ね、ま、あの、力を使ってですね、お金とは言わないけど力使って、その、議員集めたら、10以上になること十分あるでしょ」
岡安譲
「なるほど」
青山繁晴
「そうすると離党するしないで、自分をすっごく高く売れるじゃないですか。自分のグループが(民主党を)出たら、あなた(野田)少数与党だよと。内閣不信任案、通っちゃうよと」
村西利恵
「なるほど」
青山繁晴
「そうすると、年内解散も、その場合はあるよと、それは当然、内閣総辞職か、解散ですから、その時は。だから原口さん、ものすごく自分を高く売ってるわけですね。しかしですね、そういう個人の方々の思惑は別として、これはもう政界全体に、あ、これは民主党政権は本当の末路だと、そのプーチンさんとの首脳会談も含めてね、本当に末路だと思った、みんなが思っているから、つまりは次の政権は、維新の会は外交・安保の問題も含めてまだ未熟だから、やっぱりまだ古い体質引きずってるけども自民党が中心の政権におそらくなるんだろうとみんなが思ったから何が起きたかというと、自由民主党総裁選挙が乱立になったんですよ。はい、出して下さい。はい、これが…」
村西利恵
「自民党総裁選挙は今月26日です」
青山繁晴
「それがこの5人もの人が立つ。ほんとにここは、谷垣さんもいるはずだったですけど。これだけ、元総理とかですね、その、若手から期待が集まってる人が、こうやってぶつかると、いちおうは普通の人に近い谷垣さんは、はじき出されちゃったっていうのが、ま、本当の構図ですよね」
村西利恵
「はじき出された」
青山繁晴
「はい。そして、この自民党総裁選挙は、こうなりますと言い切るのはまだ早いです。えー、まだ情勢は動きますが、ま、今の段階であえて踏み込んで言うとですね、このお二人(林・町村)は弱い。なぜかというと、次は、総理になる顔選び、実は自民党総裁選挙、であると同時に、必ず、衆議院選挙の顔にならなきゃいけないから、知名度の弱い方は不利なんで、林芳正さん、ね、町村さん、僕はお二人ともそれ当たり前ですけど、元政治記者としてよく知ってますが、普通あんまり知られてないですよ。ね。自分の意識とは別に。でもこの3人(石原・石破・安倍)はよく知られてますね。だから、この3人を中心にやることになりますが、ここに(石原と石破安倍の間に)、もうはっきりした線が入ってますから。石破さんと安倍さんは、ある程度考え方も近い。そしてよく言われるように派閥のボスは石原さんを推してる。これ呆れるでしょう?だって自民党っていま無派閥議員が一番数多いんですよ?自民党内ですら派閥政治終わってるのに、石原伸晃さん、記者時代から僕、友達ですけど、今さら派閥政治やるんですかと。ね。そこでこう大きな線が入ってる。ということは、決選投票におそらくなるだろうと。票が割れるから。これだけ乱立してるし。そうすると、石破・安倍連合 対 石原幹事長の対決になること、それはたぶん間違いがない。その時に、石破さんが前面に出て、石・石対決になるのか、それとも安倍さんが譲らないのか、それはまだ未決着だと、思いますね。で、その上で、それが、あの、非常に、語るもつらい、ひどい出来事と、今の政局の動きなんですけど、このあと後半は、お約束通り、では私たちは新しい政権に何を求めるべきかと、いう話をしたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『3つのやり直し』。新たな政権に求める詳しい内容については、このあと、話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、3つのやり直しとは何なのか。続きをお願いします」
青山繁晴
「はい。これあの、見ていただくと、新政権に求めていくことは?なんですが、実は求めていくなんて悠長な話じゃなくて、もう大至急これだけはやり直さなきゃいけないってこと3つで、ということは新政権っていうのは、これ本当は総選挙のあとの新政権に、そのうちお願いしましょうじゃなくて、特に自民党は政権を担わなきゃいけない、責任がおそらくありそうだから、自由民主党の総裁選挙で、さっきの5人の方々がこのやり直しを、本当は争点にしていただきたいと思うんですね」
山本浩之
「そうですね(一同同意)」
青山繁晴
「まず1つめはこれです」
村西利恵
「新政権に求めていくこと、その1。尖閣諸島に施設を建設し、自衛隊を駐留させる。そして、対ロシア、対韓国外交のやり直し」
青山繁晴
「はい。これはつまり、領土問題についてのやり直しですね。野田政権がやってきたことをやり直しましょうと。で、尖閣諸島、国有地にするんですが、それ、施設を造らないために国有地にしようとしてますね(一同同意)。中国とこれ以上もめたくない、そうじゃなくて、施設を必ず造らなきゃいけません。でもその時に例えば普通の港を造れるかというと、それは無理があります。なぜかというと、まだ人が住んでません。ヤギしか住んでないから。だから普通の港じゃなくて、港を造るならば、漁業なさってる方々が、台風シーズンなどに避難できる港になるんですね。ならざるを得ない。でもこれは中国に実はチャンスを与えます。つまり中国漁船が大量に出てきて、これから台風シーズンで、港があったからそこに避難しただけだ、避難したら当然船から下りて陸に上がりましたと、そして、もう何百人とか、下手したら何千人の中国漁民、その、中国にコントロールされた、えー、指導された漁民が、尖閣諸島を、実質占拠することにもなりかねないから、それを止めるためには、自衛隊を駐留させる以外にありません。これ戦争を起こすためじゃなくて、そういう、もうほんとに人の血を見るような争いにならないようにするためには、本当の防衛力を持った自衛隊を駐留させるしかありません。そして自衛隊の駐留っていうのは施設が全くなくても当然できます。どこでも、自衛隊だけで行けますから、これをまずやらなきゃいけません。そして、ロシアに対してはさっき言いましたメドベージェフ首相・大統領の2回の侵入について、そして韓国に対しては李明博大統領の侵入と、私たちの天皇陛下への実質的な侮辱発言について、きちんと謝罪と、誠意を求めるっていうやり直しをしなきゃいけません。はい、2つめ、出して下さい」
村西利恵
「求めていくこと、その2。消費税増税の軽減税率や、増税分の使い道を再検討する」
青山繁晴
「はい。これ実はね、今日行われた民主党の代表選挙の公開討論会でも、この件はけっこう出たんですよ。というのは例えば原口さんは、消費増税反対ってことを、僕はあんまり信用してないけどもいちおう掲げているから。それは、増税はやむを得ないとしても、あるいはもう法律で決まってしまったとしても、その、消費増税がどなたにも行き渡るって問題を、軽くするためにはどうするかって話し合うはずが全然やってない。それから、増税分は、全部社会保障、の改革ってことになってるけども、これ皆さんご存知の通り、消費増税分を全部、今の制度の社会保障に入れても、今の社会保障でみんなが安心できるようになりませんから、使い道そのものをもう一度、やり直さなきゃいけない。それが2つめですね。そして3つめ…」
村西利恵
「その3。福島第一原発の危機の、再認識と克服」
青山繁晴
「はい。これは、えー、この『アンカー』だけだと思いますけど、ずっと何度も言ってきましたが、福島第一原発は安定してません。野田総理は一回も現場に行かないまま(*1)、冷温停止とおっしゃいましたが、違います。今の福島第一原発の現状は、原子力災害を起こさないための、施設が、ほとんど全部破壊されたまま、かりそめに冷温になってるだけです。国際社会でも4号炉のプールの問題などが取り上げられていますが、4号炉だけの問題じゃない、全てに渡って危険ですから、特に地震と津波はもう一度来た時に防げないから、それを再認識して、それを克服しなきゃいけないです。その上でですね、そういう国政の課題に加えて、自治体で、ね、つまり国政がこういうような現状だから橋下徹さんのような運動も起きてきた。賛否両論色々あって欠点もあるけれども、自治体から変えようって動き出てきた。でも同時に橋下さんとは全然違うやり方でもっと地味な、地道なやり方で、国政を変えようとする地方からの動きがあります。出して下さい」
(*1)実は野田総理は一度だけ現場に行ってました。後で訂正あり。
村西利恵
「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合が、兵庫・京都・新潟の呼びかけで、今月8日に設立されました」
青山繁晴
「はい。これはあの、『アンカー』で何度も取り上げることができましたけども、僕も、京都府の山田知事、兵庫県の井戸知事、新潟の泉田知事、最初に会っていったのは井戸さんですが、お会いしていきまして、実は、この一番積極的な、兵庫・京都・新潟で、まずこの、これ、実質メタンハイドレートですが、メタンハイドレートを中心とした、私たちの、建国以来初めての自前資源を持つために、この日本海側の、塊で存在してるメタンハイドレートを活かしましょうって動き、始まったんです。それが、あっという間に、秋田県から島根県まで広がって、この10の、府県による、連合が、発足いたしました。これもちょうど、さっき話に出た、9月8日なんですね。で、実はこれ僕は心配もしてます。こうやって積極的な人たちだけでまず始める方が本当はいいのではないかって気持ちも、あります。広げると、実は何もやらないことにもつながりかねないから、私たちは具体的に見ていく必要ありますが、幸い井戸さんは、井戸さんもこれ記者会見で明らかにされましたけれども、今日から、この兵庫県の香住(かすみ)港から、また、これ3度目ですね、兵庫県の、優れた漁業調査船の『たじま』を出して、そこに青山千春博士、えー、独立総合研究所の自然科学部長、国際特許を持ってる、その科学者が乗りまして、えー、今朝早くに香住港に向かって、そして出航していきました。で、こっから100キロぐらいの所を、数日間かけて調査します。で、調査したらそのあとどうするかというと、もちろんこういう、あの、連合で取り上げてやる。ね。で、この『たじま』の、いま溜め込んでるノウハウで、例えば、竹島方面にも何とか行こうと努力はするし、それから新潟、例えばそういう所でも調査をして、国に働きかけてもいく。だから、地道ですけれどもこういう動きが始まってて、そして、さらに日本海だけじゃなくて、今まで国が成果を上げられなかった太平洋側でも、やっぱり私たち、僕らのような、いち民間の研究機関と連帯を始めてるところがあるんです。出して下さい」
画像18
青山繁晴
「はい、和歌山県の仁坂知事です。で、和歌山県、この太平洋側でも、一部、塊、結晶状、白い塊のメタンハイドレート、ここ(画像)に出てる通り、これが、実は少し発見されてるから、それを国の縛りにとらわれずに、新たにやろうとして仁坂さん取り組んでますが。最後に申しますと、この4人の方々、全員積極的ですが、全部官僚出身なんですよ」
一同
「うーん…、ああー…」
青山繁晴
「ところがですね、例えば、この和歌山、つまり国がこう、ガチッと押さえてる太平洋側でやろうという人はですね、特徴として、これ、仁坂さんも含めて、全員に共通するのは、官僚出身と関係なく、どんな有力政治家に対しても、大臣を何度やった政治家に対しても、それから官僚機構に対しても、ものを言える人たちが揃ってるってことです」
一同
「うーん」
青山繁晴
「こういう人たちと連携していきたいと思います」
山本浩之
「もうすでに声を挙げてるっていうことですよね。ありがとうございました」
(いったんCM。他のニュースのあと)
山本浩之
「いったん、訂正があります」
青山繁晴
「はい。皆さん私、先ほどのコーナーで、えー、野田総理が一度も福島第一原発に行ってないと申しましたけれども、正確には、就任数日後の、去年の9月8日に行かれてます。但し冷温停止が、間違った判断であることには変わりがありません。でも、お詫びして訂正いたします(一礼)」
山本浩之
「はい。では、いったんコマーシャルです」
(いったんCM。番組最後に)
山本浩之
「メタンハイドレート開発に向けた、あの、自治体連合ですけど、10県に増えたんですね」
青山繁晴
「ええ。あの、広がったらリスクもあるけど、例えば竹島を含む島根県、を入れたことは非常に大きな意味がありますし、例えば秋田のように今まで知られてなかった所でも、実は塊のものが出てるんです。…」
(時間が来て番組強制終了)
____________________________内容紹介ここまで
石原伸晃さんが9月11日放送「報道ステーション」に生出演しましたが、いろんな意味で「ダメだこりゃ」でした(T_T)
まず、河野談話については「継承する」と。「見直し論が高まってるので変わるかもしれない」と含みは持たせてましたが、今の時点でそんな言い方しかしないってことは、見直しする気なんかそもそもないのでしょう。
それより何より驚いたのは、尖閣諸島について。
「中国は攻めてこないですよ。誰も住んでないんだから」
何?このお花畑発言?!あんたは福島瑞穂か!(-.-#)
伸晃さんって「島」だけしか考えてないんでしょうか。
「島」だけだったら支那もこんなに必死になって盗もうとしませんよ。
領海とか海底資源とか漁業権とか、そういう色んな利権があるからですよ。
伸晃さんはきっと「第一列島線」って言葉すら知らないんでしょうね。
あ、伸晃さんの名誉のために言っとくと、「いい漁場だから周辺海域には来る」って発言はしてたから、いちおう漁業権のことだけは頭にあるみたいでしたが。
この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・尖閣諸島国有化で中国の反発広がる 前原政調会長が米キャンベル国務次官補との会談で理解求める
・「日本維新の会」まもなく結党へ
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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