「アンカー」民主政権は買えないby海外の経済アナリスト
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■7/15放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
「民公政権」になれば長期政権になる。
海外の経済アナリストは「中長期的には民主党政権は買わない」。理由は「官僚政治打破どころか今までより悪くなる」「財源問題も解決しない」。
他に、初の日教組出身文部科学大臣誕生!?についても。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
■自民・中川元幹事長や加藤元幹事長ら、16日の両院議員総会の開催を目指すことで一致(FNN7/15)
■麻生首相に都議選惨敗などの総括求める声渦巻く 自民各派閥事務総長、執行部に申し入れ(FNN7/15)
…………など、政治関連のニュースVTRの後…………
山本浩之
「うん、まあ今日は島村宜伸さんがついに怒りましたけれども(VTRの最後に島村氏が麻生降ろしについて「いい加減にしてくれと。両院議員総会を持たれても目的は何なんですか。いやが応でも8月30日選挙なんだから、もう大人に戻ってもらって。どうしても勝手気ままにやりたいなら、出て自由にやったらいい」とぶら下がりで発言)、この今日、昨日今日の動きっていうのは青山さんはどういうふうにご覧になりますか」
青山繁晴
「まずね、あの、今VTRの最後に映った島村ギシンさんね、あの、宜伸(よしのぶ)さん、あの、温厚な人なんですよ、すっごい。で、今の本気で怒ってましたよね。本気で怒った島村さん、僕、久し振りに見ましたが、まああえて言えば正論ですよね。というのはね、両院議員総会かそれに代わるものを開けって今、署名活動をやってるわけですよね。それをね、たとえばさっき加藤紘一さんはね、このVTRの中で、いや、総理がその、決然とした姿勢を示して、総理のもとで戦えるようにっていう雰囲気のこと言ったじゃないですか。だけど本当はこれは加藤さん本当のことを言って下さいよという話で、これは麻生降ろしなんですよ。加藤紘一さんも旗を振ってる、ね。だから両院議員総会を開いたら、そこで麻生総理を吊し上げて、そのまま一気にその、総裁選やれとかいうことになだれ込もうっていう腹、その腹がもろに見えてるわけですね。で、その1つの例としてですね、これ実際にあの、さっきのVTRにもありましたけどね、今あの、こういう紙、まあこれファックスで流すわけ。どうしてファックスかというと、もう解散だというので、衆議院議員の大半の方は選挙区帰っちゃってるわけですね」
村西利恵
「地元に」
青山繁晴
「だからその署名活動してる人は、たとえば参議院議員が中心になったりしてるわけですけど、ファックスで送ってるんですが、これ見ていただくとね、たとえばこれ、こういう宛先になってますよね。その、平成研究会っていう宛先になってますよね。ちょっと(カメラ)大きくしていただいて」
青山繁晴
「で、こっちはまた違っててですね、えー、自民党の各議員の各位ってなってるわけですね。だから宛先が違うんだけれども、この宛先が違う、中身も微妙に違う紙をよく読んだら、同じこの紙に署名して送ってくれと。両院議員総会開けと。だからこれ実は作戦をやっててですね、今までその塩崎さんとか、一部の人が中心になってやってたら反発が非常に強いと。あるいは中川秀直さんに対しても反発が強いと。だもんで、こうバラバラにばらしてですね、その、誰に向けてんのか一見わからないようにして、本当はその麻生降ろしに集約されるようにするというね」
村西利恵
「へえー」
青山繁晴
「まあこれ、上手い作戦というべきなのか、姑息な作戦というべきなのか、よくわかりませんが。で、もう1つ見ていただくとですね、ここの下に呼びかけ人があるんですが、これ重なってる人と重なってない人がいて、重なってる人の中にたとえば、ここ見えますね」
山本浩之
「船田元さん」
青山繁晴
「船田さんの名前がありますね。それからこっちの方にもですね、ここに船田さんの名前がありますね。で、実はこの船田さんが今、隠れたキーパーソンになってて、これ船田さんて要するのあの、経世会の、今、津島派の事務総長なんですね。で、大きな派閥の事務総長、つまり実務トップということに加えて、船田さんて冷静な人として評価あるわけです。みんながわりと信用できる。だから塩崎さんとか中川さんみたいに敵が多い人じゃなくて、この船田さんみたいに、どっちかと言えば当たり障りのない人をトップに、前面に出して、なおかつ津島派、経世会が乗っかってるよと見せるというね、これあの、相当したたかなその、麻生降ろしの作戦になってるわけですよ」
村西利恵
「えー」
青山繁晴
「したがって麻生さんがこのまま無事に解散総選挙やれるかどうかは、僕はまだわからないと思います。で、今、文字通り多数派工作の世界なんですね。どっちが多数確保できるか。それあの、今これ15日の5時、夕方5時10分ですけど、今日の夜中の11時12時それから1時ぐらいに、だいたい勝負が決まってくると思うんですよ。で、もし降ろす側が勝ったら、その、明日か、たぶん明日ですね、明日の木曜日にその両院議員総会かそれに代わるものをやるかどうかってことになる。だからほんとにギリギリの日ですけどね」
山本浩之
「あのー、ま、政治家の世界っていうのは首班指名から始まって、何でもそうですけど多数決ですよね。数があの、多い方が勝ち、最終的に勝ちになるんですけれども、こういう動きっていうのは、あのー、ま、その、今晩がヤマではありますが、どういうようにご覧になりますか」
青山繁晴
「あのー、僕自身も麻生総理の政権運営や、あるいはその政策について批判いろいろ持ってますけどね、しかし日本国の総理総裁がサミットに行って、そのあと衆議院解散総選挙を明言したあとにね、ま、こういうその、宛先を変えてみたり、色んな手を使って、その、しかもまるで総理の激励会みたいに加藤紘一さんなんか言っときながら、裏では降ろすんだと、これ止めた方がいいですよ。はっきり言って恥ずかしいと思いますよ、僕は」
山本浩之
「あの、4年前の選挙の時に、小泉さんという圧倒的なこう、もうスター首相ですよね。その人を自民党の顔に立てて選挙を戦って、自民党だけで296ですか、そんだけ勝った、その残像がまだ残ってるんじゃないんですかね。つまり、顔を変えることによって、自分たちがどうやって、ま、表向き党が、党がって言いますけどれども、自分たちが生き残るためのですね、その、ま、最後のこれ手段ですよね。で、こういうことっていうのは政党政治としてですね、本来の姿なのかどうかっていうのをね、もう一度やっぱり考えてほしいんですよね」
青山繁晴
「あの、今ね、ヤマヒロさんがおっしゃったこと、いくつかこう大事なポイントあるんですけどね、時間がないから1個だけ、ヤマヒロさんに僕が今、一番共感したところを言うとね、党が党が、自民党のためにと、保守政治のためにって言いながら、自分が、自分がなんですよ、本当は。それで300人ぐらいの人がこう、いわばバブルで議席を得ちゃった。いったん議席とったらですね、もうここしがみついてるわけですよ(テーブルにしがみつく仕草)」
山本浩之
「ですねー」
青山繁晴
「私だけは落ちたくないと。それはもう政党政治もそうだけど、政治そのものにとっておかしいんですよ。あなた(議員)が大事なんじゃなくて、国民と国家が大事なんだから、あなた落ちるんだったら落ちなさいよっていうことなんですよ。それなのに、自分のための動きになってるという、それが僕はおかしいと思いますね」
山本浩之
「やっぱり国民の目から見て、しらけてしまうんですよね。こういう動きというのは」
青山繁晴
「まあよけい自民党の票を減らしますよ、これはね」
山本浩之
「で、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、引き続き総選挙に向けたお話だというふうに伺っています」
青山繁晴
「はい。で、あの、今も申しましたけど、その、麻生総理は来週の火曜日に解散してですね、で、そのあと憲法上の規定の40日を丸々取って、8月30日に投票だと。これ普通あり得ないんですよ。というのは普通は解散てのは総理がやる、つまり政権与党側がやる、つまり自分のいいタイミングやるから、解散したらなるべく早く選挙やりたいわけです。情勢が変わらないうちに。それが憲法上ギリギリの遠くにやるってことは、つまりほんとは麻生総理も自分で選択したんじゃない、追い込まれて決めざるを得なかったってことになるんですね。で、今日のキーワードなんですが、実はあの、このコーナーでまあいつもキーワードをお示ししてるんですけど、これは実はこの本番前の数分前にこう、スタッフはみんなわかってますけど、ほんとに直前に書くんですね。で、いわゆる使い回しはしないんですよ。過去に書いたものは使わないんですが、今日に限り、過去に書いたキーワードをそのまま使いたいと思います(フリップ出す)」
山本浩之
「『8月30日まで何を考える?』」
青山繁晴
「はい。ちょっとこれね、裏を見せちゃいますとね、ここに2009年2月25日って(一同笑)、これあの、ほんとに2009年、今年の2月25日に放送した時に、これ使ったキーワードで、その時は要するに半年先に解散になりますよと、いや、ごめんなさい、半年先に総選挙、投票になりますよと。だからそれまで半年間ありますから、有権者の人、僕たち有権者は一生懸命考えましょうねってことで、これを出したんですが、ま、いよいよ迫ってきたんですけど、それでも、それでもまだ40日、4〜50日あるわけですから、さあ、もう迫ってきた、今は何を考えるかってことを、皆さんとこのあと一緒に改めて考えたいと思います」
山本浩之
「わかりました。えー、それでは、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
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■7/15放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
麻生首相異例の“解散宣言”の舞台裏を青山がズバリ
「民公政権」になれば長期政権になる。
海外の経済アナリストは「中長期的には民主党政権は買わない」。理由は「官僚政治打破どころか今までより悪くなる」「財源問題も解決しない」。
他に、初の日教組出身文部科学大臣誕生!?についても。
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
■自民・中川元幹事長や加藤元幹事長ら、16日の両院議員総会の開催を目指すことで一致(FNN7/15)
■麻生首相に都議選惨敗などの総括求める声渦巻く 自民各派閥事務総長、執行部に申し入れ(FNN7/15)
…………など、政治関連のニュースVTRの後…………
山本浩之
「うん、まあ今日は島村宜伸さんがついに怒りましたけれども(VTRの最後に島村氏が麻生降ろしについて「いい加減にしてくれと。両院議員総会を持たれても目的は何なんですか。いやが応でも8月30日選挙なんだから、もう大人に戻ってもらって。どうしても勝手気ままにやりたいなら、出て自由にやったらいい」とぶら下がりで発言)、この今日、昨日今日の動きっていうのは青山さんはどういうふうにご覧になりますか」
青山繁晴
「まずね、あの、今VTRの最後に映った島村ギシンさんね、あの、宜伸(よしのぶ)さん、あの、温厚な人なんですよ、すっごい。で、今の本気で怒ってましたよね。本気で怒った島村さん、僕、久し振りに見ましたが、まああえて言えば正論ですよね。というのはね、両院議員総会かそれに代わるものを開けって今、署名活動をやってるわけですよね。それをね、たとえばさっき加藤紘一さんはね、このVTRの中で、いや、総理がその、決然とした姿勢を示して、総理のもとで戦えるようにっていう雰囲気のこと言ったじゃないですか。だけど本当はこれは加藤さん本当のことを言って下さいよという話で、これは麻生降ろしなんですよ。加藤紘一さんも旗を振ってる、ね。だから両院議員総会を開いたら、そこで麻生総理を吊し上げて、そのまま一気にその、総裁選やれとかいうことになだれ込もうっていう腹、その腹がもろに見えてるわけですね。で、その1つの例としてですね、これ実際にあの、さっきのVTRにもありましたけどね、今あの、こういう紙、まあこれファックスで流すわけ。どうしてファックスかというと、もう解散だというので、衆議院議員の大半の方は選挙区帰っちゃってるわけですね」
村西利恵
「地元に」
青山繁晴
「だからその署名活動してる人は、たとえば参議院議員が中心になったりしてるわけですけど、ファックスで送ってるんですが、これ見ていただくとね、たとえばこれ、こういう宛先になってますよね。その、平成研究会っていう宛先になってますよね。ちょっと(カメラ)大きくしていただいて」
青山繁晴
「で、こっちはまた違っててですね、えー、自民党の各議員の各位ってなってるわけですね。だから宛先が違うんだけれども、この宛先が違う、中身も微妙に違う紙をよく読んだら、同じこの紙に署名して送ってくれと。両院議員総会開けと。だからこれ実は作戦をやっててですね、今までその塩崎さんとか、一部の人が中心になってやってたら反発が非常に強いと。あるいは中川秀直さんに対しても反発が強いと。だもんで、こうバラバラにばらしてですね、その、誰に向けてんのか一見わからないようにして、本当はその麻生降ろしに集約されるようにするというね」
村西利恵
「へえー」
青山繁晴
「まあこれ、上手い作戦というべきなのか、姑息な作戦というべきなのか、よくわかりませんが。で、もう1つ見ていただくとですね、ここの下に呼びかけ人があるんですが、これ重なってる人と重なってない人がいて、重なってる人の中にたとえば、ここ見えますね」
山本浩之
「船田元さん」
青山繁晴
「船田さんの名前がありますね。それからこっちの方にもですね、ここに船田さんの名前がありますね。で、実はこの船田さんが今、隠れたキーパーソンになってて、これ船田さんて要するのあの、経世会の、今、津島派の事務総長なんですね。で、大きな派閥の事務総長、つまり実務トップということに加えて、船田さんて冷静な人として評価あるわけです。みんながわりと信用できる。だから塩崎さんとか中川さんみたいに敵が多い人じゃなくて、この船田さんみたいに、どっちかと言えば当たり障りのない人をトップに、前面に出して、なおかつ津島派、経世会が乗っかってるよと見せるというね、これあの、相当したたかなその、麻生降ろしの作戦になってるわけですよ」
村西利恵
「えー」
青山繁晴
「したがって麻生さんがこのまま無事に解散総選挙やれるかどうかは、僕はまだわからないと思います。で、今、文字通り多数派工作の世界なんですね。どっちが多数確保できるか。それあの、今これ15日の5時、夕方5時10分ですけど、今日の夜中の11時12時それから1時ぐらいに、だいたい勝負が決まってくると思うんですよ。で、もし降ろす側が勝ったら、その、明日か、たぶん明日ですね、明日の木曜日にその両院議員総会かそれに代わるものをやるかどうかってことになる。だからほんとにギリギリの日ですけどね」
山本浩之
「あのー、ま、政治家の世界っていうのは首班指名から始まって、何でもそうですけど多数決ですよね。数があの、多い方が勝ち、最終的に勝ちになるんですけれども、こういう動きっていうのは、あのー、ま、その、今晩がヤマではありますが、どういうようにご覧になりますか」
青山繁晴
「あのー、僕自身も麻生総理の政権運営や、あるいはその政策について批判いろいろ持ってますけどね、しかし日本国の総理総裁がサミットに行って、そのあと衆議院解散総選挙を明言したあとにね、ま、こういうその、宛先を変えてみたり、色んな手を使って、その、しかもまるで総理の激励会みたいに加藤紘一さんなんか言っときながら、裏では降ろすんだと、これ止めた方がいいですよ。はっきり言って恥ずかしいと思いますよ、僕は」
山本浩之
「あの、4年前の選挙の時に、小泉さんという圧倒的なこう、もうスター首相ですよね。その人を自民党の顔に立てて選挙を戦って、自民党だけで296ですか、そんだけ勝った、その残像がまだ残ってるんじゃないんですかね。つまり、顔を変えることによって、自分たちがどうやって、ま、表向き党が、党がって言いますけどれども、自分たちが生き残るためのですね、その、ま、最後のこれ手段ですよね。で、こういうことっていうのは政党政治としてですね、本来の姿なのかどうかっていうのをね、もう一度やっぱり考えてほしいんですよね」
青山繁晴
「あの、今ね、ヤマヒロさんがおっしゃったこと、いくつかこう大事なポイントあるんですけどね、時間がないから1個だけ、ヤマヒロさんに僕が今、一番共感したところを言うとね、党が党が、自民党のためにと、保守政治のためにって言いながら、自分が、自分がなんですよ、本当は。それで300人ぐらいの人がこう、いわばバブルで議席を得ちゃった。いったん議席とったらですね、もうここしがみついてるわけですよ(テーブルにしがみつく仕草)」
山本浩之
「ですねー」
青山繁晴
「私だけは落ちたくないと。それはもう政党政治もそうだけど、政治そのものにとっておかしいんですよ。あなた(議員)が大事なんじゃなくて、国民と国家が大事なんだから、あなた落ちるんだったら落ちなさいよっていうことなんですよ。それなのに、自分のための動きになってるという、それが僕はおかしいと思いますね」
山本浩之
「やっぱり国民の目から見て、しらけてしまうんですよね。こういう動きというのは」
青山繁晴
「まあよけい自民党の票を減らしますよ、これはね」
山本浩之
「で、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、引き続き総選挙に向けたお話だというふうに伺っています」
青山繁晴
「はい。で、あの、今も申しましたけど、その、麻生総理は来週の火曜日に解散してですね、で、そのあと憲法上の規定の40日を丸々取って、8月30日に投票だと。これ普通あり得ないんですよ。というのは普通は解散てのは総理がやる、つまり政権与党側がやる、つまり自分のいいタイミングやるから、解散したらなるべく早く選挙やりたいわけです。情勢が変わらないうちに。それが憲法上ギリギリの遠くにやるってことは、つまりほんとは麻生総理も自分で選択したんじゃない、追い込まれて決めざるを得なかったってことになるんですね。で、今日のキーワードなんですが、実はあの、このコーナーでまあいつもキーワードをお示ししてるんですけど、これは実はこの本番前の数分前にこう、スタッフはみんなわかってますけど、ほんとに直前に書くんですね。で、いわゆる使い回しはしないんですよ。過去に書いたものは使わないんですが、今日に限り、過去に書いたキーワードをそのまま使いたいと思います(フリップ出す)」
山本浩之
「『8月30日まで何を考える?』」
青山繁晴
「はい。ちょっとこれね、裏を見せちゃいますとね、ここに2009年2月25日って(一同笑)、これあの、ほんとに2009年、今年の2月25日に放送した時に、これ使ったキーワードで、その時は要するに半年先に解散になりますよと、いや、ごめんなさい、半年先に総選挙、投票になりますよと。だからそれまで半年間ありますから、有権者の人、僕たち有権者は一生懸命考えましょうねってことで、これを出したんですが、ま、いよいよ迫ってきたんですけど、それでも、それでもまだ40日、4〜50日あるわけですから、さあ、もう迫ってきた、今は何を考えるかってことを、皆さんとこのあと一緒に改めて考えたいと思います」
山本浩之
「わかりました。えー、それでは、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
【おととい(7月13日)】
麻生太郎総理大臣
「来週7月21日の週早々に衆議院を解散し、8月30日に総選挙を実施する…」
これまでブレにブレていた麻生総理大臣がついに決断を下した解散総選挙の日程。
しかし遡ることおよそ5カ月前に、これを誰よりも早くズバリ読み切っていた男がいた。
まだ冬の最中にこの発言。そして——
そしてさらに——
何と、目まぐるしく変わる政局の中、一度もブレることなくズバリ的中。
しかし、この男は言う。まだ長すぎる——。
そう、投票日までまだ46日も残されている異例の長い選挙には、まだまだ不確定な要素が潜んでいるというのだ。
果たしてどんなことが起こるのか。
そして選挙の末、誕生する新政権の姿とは。
今日も独自情報をもとにズバリ青山が解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「確かにですね、今年の2月の段階で総選挙は8月30日の大安だと、青山さん言い切ったんですよね。で、その時、えーっと、さっき声入ってましたけど、僕たち、えーっ!と言いましたよね。だけど現実のものとなりつつあると。ただ、一報が入っておりまして(ニュース読み上げ)、今日午後、与謝野大臣が麻生総理に対し、解散の先送りも念頭に解散日程の見直しを求めたと。石破農林水産大臣も両院議員総会の開催も視野に、地方選挙の敗北を総括する場を設けるよう求めた、これに対し麻生総理から明確な答はなかったということですから、まだ流動的、水差すわけじゃないですけど、流動的は流動的なんですよね。ただ2月の段階で、青山さんは8月30日総選挙だと言い切りました」
青山繁晴
「はい。あのー、その言い切った時に、石破農水大臣もそう言ってるって話もしたんですけどね」
山本浩之
「そうでしたね」
青山繁晴
「今のニュースで与謝野さんと石破さんの2人名前出たでしょ。要するに、ま、先に延ばしてほしいなあと。これ両方とも、もう事実上、麻生さん辞めたら私が総裁になりたいと手を挙げたのと同じですよね」
一同
「ほぉー」
青山繁晴
「だからそういう意味でやっぱり重大なニュースですね。で、まずその、今の件あとでもう一度考えますけれども、どうしてその、半年前から8月30日が総選挙になるだろうってことを僕は申したかというと、もちろんこれ報道番組で、占い番組じゃないんで、その、当たるとか当たらないって話じゃなくて、あの、僕の一番視聴者に、国民に伝えたかったのは、根っこのところで実は自由民主党というものが、実はもうはっきり言うと腐ってきてて、公明党・創価学会の支えがなかったら選挙すらできない、その、与党になり果ててると。保守与党と言いながら、実はそれが実態なんだということを一番申し上げたかったわけです。というのは、2月の段階ではっきりしてたのは、あの、去年9月の金融危機があってですね、で、5カ月ぐらい、ま、6カ月ぐらい経ってたわけですね。で、その時にその、巨額のこの国家財政の出動をやって、景気を立て直していくってはっきりわかってたから、日が経てば経つほどそれが効き始めるから、その、景気回復を少しでも印象づけて選挙したいから、当然ずるずる先に延ばすだろうと。まずそれ1点目はわかりますね。延ばしていくと、延ばしていった先に何が見えるかというと、夏に東京都議選があるってことはもう見えるわけですよ」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、その東京都議選はこの番組でも何回も言いましたけど、創価学会・公明党グループにとって一番大事な選挙のひとつなんで、当然学会はその、前後を開けてくれと、総選挙を延ばしてくれと、あの、ちょこっと下げてくれと。しかし手前はないわけですよ。だんだん景気を回復させたいわけだから。ということは7月、もう2月ぐらいから7月半ばにやるってわかってるわけですから、都議選を。それよりあとにずらすと。あとにずらしていったら、9月10日の任期切れ見えてくるから。その、9月10日よりちょっと手前なんですね。そうしたらですよ、あの、夏休み最後の日曜日である8月30日。しかも縁起を政治家は担ぎますから、大安で、そしてその、いや、夏休み最後の日曜日だから、その、投票に行かずにレジャーに行っちゃう人が多いだろうと。志の低い話ですけれども」
村西利恵
「投票率が…」
青山繁晴
「投票率が下がった方が自公にとって有利だと。そうやって見てきたら、選挙の今の構造っていうか、その、特に自民党のその、退廃ぶりから言ったら、もうこれっきゃないという話だったんですよ。で、実際にですね、この麻生総理がその、これを決断したというよりは、本当はサミットから帰ってきて、麻生さんが党内に、自民党の中で打診したのはこれ(8月30日)じゃなかったんですよね。それは実は昨日もう解散してて、8月8日の土曜日に投票だということを麻生さんは決然と、いわば初めて言ったんだけど、その、自民党の中からまあ、いやいや、そんなのダメだと、ね。そればっかり新聞書いてあるけど、本当はダメって言ったのは、ダメ出しを出したのは公明党・創価学会なんですよ。で、それには麻生さんは全く抵抗できない。その、学会の支援抜きで選挙勝てる人って、あなたとか安倍さんしかいないじゃないのと。他はどうしてくれんだとなっちゃうから、それはもう抵抗できなくて、じゃあもう公明党・創価学会グループの望む通り、8月30日にしたっていうのがこの結末なんです。今現在の結末ですね。そしてその上で、今ヤマヒロさんからその、最新ニュースもありました。それを踏まえて考えると、実はまだ3つ可能性があるんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「3つの可能性、それは1.麻生総理で8月30日に総選挙。2.他の総裁で8月30日に総選挙。3.総選挙が最大で10月までズレ込む」
青山繁晴
「はい。あの、さっき島村さんが怒ってた通り、もういい加減にしてくれっていうのは島村さんだけじゃなくて、普通の有権者もそう思うんですが、もうこうなったらこの1番でいいじゃないかという人が当然多いと思うんですよね。もう有権者の選択に任せなさいということでしょうが、でもあの、今日この夕方から深夜にかけて、まだそのうごめきが、激しい動きがおそらくあります。で、それがもし成功したらですよ、他の総裁、麻生さんが宣言したんだけど、麻生さんが選挙やるんじゃなくて、8月30日の総選挙の時は、他の、これまた、これ(2番)正確(に言うと)ね、自民党総裁なんですね。首相は麻生さんだけど、だから来週にもう解散しちゃうんだから、来週の火曜日に、もう1週間ないんで、それまでにいくら何でも総裁選挙できないから、もう間に合わないんだけど、解散したあとでも総裁選挙をやって、いわゆる総総分離ってやつで、自民党の総裁イコール内閣総理大臣じゃなくて、分けちゃおうと。だからあの、8月30日にその通り選挙になってる場合も、首相は麻生さんだけど新しい総裁がいて、自民党は国民の皆さんに、この新しい総裁の顔を見て下さいと。選挙に勝ったらこれが首相になるんですというね(一同ざわざわ)」
村西利恵
「気持ち悪いですね、何か」
青山繁晴
「もうあの、しかし今やってることはこの2番なわけですよ。麻生降ろしやってることはですね。そしてこれ3番と絡むんですが、それがもうぐちゃぐちゃになってその、いわばその、もうあの解散自体を後ろにずらしちゃおうってことになった場合はですよ、だって解散まだ決定じゃないわけですから、どんどんずらすとですね、えー、今までその、政府の答弁書って出てて、9月10日に任期が切れちゃうのにですよ、その任期が切れる9月10日のうちに、日が変わらないうちに衆議院を解散したら、そしたら」
村西利恵
「最大で」
青山繁晴
「総選挙は10月20日まで遅らせられる(笑)。もう任期が切れてるのに、10月20日まで遅らせられる。その場合は10月18日の日曜日になるということになるわけですね。したがってさっきの与謝野さんや石破さんの話っていうのは、この2番3番に結びつくっていうことなんですよ。で、これはですね、その、いくら何でもここまでドタバタやるのかと。その、ま、いわば1955年の保守合同以来ほとんど長いことをね、たまに細川政権とか羽田政権とかあったけど、全部、与党であった自民党、あまりにも恥ずかしくないかっていう気がしますよね。しかしそれにはその理由があってですね、それは実はこのことです。はい」
村西利恵
「都議選で2つの重大事が浮かび上がった」
青山繁晴
「はい。これあの、現職閣僚の人です。現職閣僚と電話で話した時に、本来は東京都議選っていうのはローカル選挙なんだけど、あまりにも重大な2つの事が浮かび上がっちゃったからね、ということなんですね。だからこんなに自民党はバタバタしてんだ、まあご本人も実はバタバタしてるわけですけれども。そのうちの1つはこれです」
村西利恵
「都議選のデータをもとにシミュレーションすると、民主が300議席を超えて、自民は120議席前後にとどまってしまうと」
一同
「へえー」
村西利恵
「すごい数字です」
青山繁晴
「これあの、もちろん単純なシミュレーションですよ。東京っていう、いわば日本で一番都会の所の、その、しかも知事選挙じゃなくて議員選挙、それを無理に全国に押し広げたらということですけれども、しかし大事なのは、これ政治家じゃなくて自民党本部の選挙担当の、ま、ベテランの人なんですね。もう長いこと選挙だけやってて。ま、僕、政治記者時代からお付き合いし始めて、彼が間違ったことってないんですよね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、もちろんこれは適当にやってるんじゃなくて、実はこのシミュレーションも、それはもちろんアバウトと言えばアバウトだけれども、ほんとは選挙区ごとの情勢とちゃんと噛み合わせてやって、積み上げていくとこうなる。これつまり、これ自民、民主が今と逆になるんですよ」
山本浩之
「4年前と逆の結果ですよね」
青山繁晴
「ちょうど逆さまになるってことなんですね。で、これはあまりにも自民党にとって、特にね、政治家も党本部にこの選挙のベテランいることわかってるから、これはいくら何でもえらいこっちゃから、どんなに恥てでも、その、麻生さん以外の人と選挙やりたいってことになっちゃうわけですよ。そしてもう1つ。もう1つの方がもっと重大なんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「東京都議会で、民主と公明が連携へ」
青山繁晴
「はい。これあの『アンカー』で、今まで何度も、実は公明党に、いざとなったら、自民党との連立を解消して、民主党と組む可能性があると。それはいい・悪いって全然関係ないです。もちろんそれは悪いとは全く言えませんからね。で、そういう重大な動きあると言ってきましたが、僕もこれね、最近この、さっきの現職閣僚をきっかけにこのことを知って、なるほどなあと思ったんですが、本当は都議選の最大テーマはこれだったっていうんですよ」
一同
「えーー」
青山繁晴
「今までの公明党、都議会の、自民党と組んでてですよ、たとえば宗教法人に対するその、課税の問題ね、課税強化の問題。ま、宗教法人は非課税ですけども、宗教法人でもいわば私益部分がありますね。駐車場とかビルとかね。講堂とか。で、そういうところについて、都議会でその、普通の地方議会じゃなくて都議会でぐちゃぐちゃやられるのが嫌だから、で、ましてその創価学会にとって、公明党にとって東京は大事だから、それを防ぐために自民党とくっついてたと。ね。ところが自民党はこんなに減ってしまったらですよ、今度食い止めるためには、当然この増えた側とくっつくってことが起きるわけですね。そして都議会は127ですから、過半数は64ですよね。この民主党と公明党がこれは一緒になったら77になって、これもう要するに安定多数なわけですよ」
村西利恵
「余裕ですね」
青山繁晴
「ね。そうすると都議会でまず民公連携をやり出すと。これ実はもう動きは始まってます。しかもさっき言った通り、総選挙まであと40数日あるわけですから、その間にこの都議会でこれをしっかり作っていって、そして国政に持っていくってことが実は始まってるってことなんですね。そうすると、このことはさらに重要なことに結びつきます。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「もし民主党政権が誕生するとなると、実は短命政権に終わる」
青山繁晴
「うん、これ普通に言われてるんですよ、今。あの、政治評論家っていう仕事の人が言う人も多いし、それ何より自民党の派閥の領袖でね、ま、もういいや、もういったん負けてもいいよと言ってる人のほとんどはですね、どうせ民主党は政権取ったら必ず短命に終わるだろうと」
村西利恵
「すぐ帰ってくるからと、政権が」
青山繁晴
「そうです。それはどうしてかというと、外交安保でもう全然意見分かれてるし、それからその、公明党を呼び寄せるための外国人地方参政権をやると、それに反対の人もいるから、民主党の中に。だからバラバラになって短命になるだろうと。だからまあ一回負けてもいいやと。それは実は有権者の意識にもあって、一回やらせてみようっていうのは、そんなにずーっとっていうわけじゃないだろうって意識の人はやっぱりいます。僕の周辺にもいらっしゃいますね。ところがですよ。今までの話でもう皆さんおわかりだと思うんですが、本当はこうなんですね」
村西利恵
「公明党と連立すれば長期政権になると」
青山繁晴
「はい。これは実は都議選でもはっきり現れてて、東京都議選って今回、投票率高かったんですよね。高かったのに公明党は23人全員当選果たしたんですね。しかもその高かった分は、その、勢い良かったはずの共産党とかそういうとこに行かずに、全部民主党に行ったわけですね。つまり強者連合になるわけですよ、今度の総選挙考えたら。そしたらこれは短命政権どころか、いろいろ、その、中で分裂しようとも、ずーっと長期に政権維持できるとなったら、意見の違いはもう置いといて、とにかく権力のポストにありつきたいっていうのはね、さっきの話でも、政治家のいわば本性になっちゃってるとこあるから、実は長期の政権になると。これがはっきりしてきたからだと思うんですが、僕のところに突然、今までまあそうですね、2カ月にいっぺんか3カ月にいっぺんぐらいしか来なかった海外からのメールが急にたくさん来だした。どういうメールかというとですね、それは経済アナリストなんですよ。つまり特にアメリカ、イギリスが多いですけれども、アメリカ、イギリスのいわば投資家に対してその、アドバイスをしてるコンサルタントとかですね。まあけっこうあの、まあ名前は残念ながら出せないですけど、有名な人もいますが、急にメールが来るようになったんですよ。で、それはあの、何のメールかというと、こういうメールなんですね」
村西利恵
「日本に投資する値打ちがあるのか?」
青山繁晴
「はい。というのはね、今まで、もう日本に投資しようかしよまいかっていう話ももうしなくなったんですよ。もうはっきり言うと海外の投資家、呆れ果てて」
村西利恵
「見限られていたと」
青山繁晴
「ええ。もうその、構造改革とかこないだ言ってたのも何かどっか吹っ飛んじゃって、あの、郵政民営化ひとつにしろこんなにグラグラする、もうよくわかんないから、もう日本に投資、つまり日本株を買ったりするのはもうやめようと。たとえば1つはですね、そうなってたのが、え、でも政権交代があるんだって?それだったらいちおう検討しようかと。民主党政権になった日本に投資する値打ちはあるのか?というのがメールで来始めた。で、これはですね、客観的に今後の日本、特に民主党政権になった場合にどうなるかっていうね、いわば目安になりますから、そのお話したいと思うんですね。で、えー、その件でもう1つキーワードを出したいのはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『株は上がるか』。海外の経済アナリストは民主党をどう見ているのか。CMのあと詳しく解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、海外の経済アナリストはどういうふうに見ているんでしょうか。2つめのキーワードは『株は上がるか』でした」
青山繁晴
「株は上がるかと、その、皆さんにキーワードを出した以上は、当然、民主党政権が外人投資家に買われて株は上がってほしいと、これ実は僕も思いますよ、日本経済のためにね。やっぱり株価の水準ってすごく大事なんで。ところがですね、簡単に言うと結論はこれなんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「民主党政権は買えない(一同ざわざわ)」
青山繁晴
「はい。それでこれはあの、一番最後の結論を今ざっくり出してあるんですけど」
村西利恵
「ざっくり。はい」
青山繁晴
「ここはやっぱりね、あの、投資家の意欲に関わるからきちんと言っときますけど、当面は買おうかなっていうね、その、海外アナリストからのメールは多いです。というのはね、4年前のその郵政選挙、郵政解散、郵政総選挙の時にね、やっぱりあの外人株、いやいや、外人が日本株の買いに出てるんですよ。で、その時のブームがもう1回起きるんじゃないかと。だから短期的にはその、有権者の政権交代期待と同じで、買えるんじゃないかと。たとえば1人はあの、ニューヨークからメール送ってきた人はですね、これ女性なんですけど、私は短期的には買って、その、いったんあの、上げますよと。ね。しかしそのあと、もう売って、利ざや取りますと。それを顧客に回していきますと。どうしてかというと、中長期的に見ると民主党政権はやっぱり買えないと。その理由ははっきりしててですね、これあの何人かの人のやつを総合して言うと、はっきり2つあるんですね。はい、1つ目」
村西利恵
「1つ目はこちらです。『官僚政治打破』はできない」
青山繁晴
「はい。これね、この官僚政治打破っていうの、この6文字の漢字に期待してる国民の人はほんとに多いと思うんですよ(一同同意)。で、これをね、やっぱりその日本株を買うかどうか考えてる顧客から、たくさんものすごいお金ですから、日本のコンサルタントと違ってですね、その重たい責任を持ってる連中っていうのはほんとによく研究しててですね、この民主党政権になったら官僚政治打破って言うってことは、すなわち普通であればですよ、その、欧米の感覚で考えると、ということは民主党の中にもうたとえばすごい強力なシンクタンクが出来てて、それから民主党議員はとにかく自腹切ってでも何でも、政策スタッフをたくさん抱え込んでて、それから政権取ったらすぐにその、法律を変えて、その、今、政策秘書って言ってももう形骸、形だけのものになってるでしょ。で、それをたとえばほんとに政策考える秘書を20人雇えるとかね、その、要するに欧米の議会並みの体制にする、そういう用意をしてるんだったらわかりますと。ところがゼロじゃないですかと。ということは、官僚政治打破っていうのは要するに、たとえば人事で局長以上の気に入らない人のクビを切るとかね、だから各省はそれに備えてもう次官人事を先にやっちゃいましたよね。そういう人事とか、それから天下りを減らして、その、有権者にはその、ああ、天下りが減ったんだから良いように見えるかもしれないけど、それは見せかけのことであって、本当はこのまま行くと、裏では、要するにやっぱり自分で考えられないから、裏でこっそり官僚に相談する。今までより悪くなるんじゃないですかと」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、ナンバー2、局長以上のクビを切って、そのあと民間人が入るっていうのは青山さんわかるけれども、そうじゃなくて日本の場合は他の役人が行くだけでしょう?と。そしたらそれを官僚政治打破とはとても呼べなくて、むしろ官僚支配がもっと巧妙になっていくと。毛細血管のようにね、その、分け入っていくっていうことであって、結局官僚政治は打破できない。それは海外から見ててどう見えるかというと、要するに日本は今までの既得権益を守るだけで、今までの土木工事とかそういうものやるだけだから、新たに投資していくっていう意欲はとても沸かないってことを言ってるわけですね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「それからもう1つの理由がこれです」
村西利恵
「民主党政権が買えない理由、2つ目は『財源問題』を解決できない」
青山繁晴
「はい。あの、民主党が今度の総選挙を戦う上でも、それから前のあの、参議院選挙でも、要するに、ま、悪く言うとばらまきですよね。で、良く言うと弱者に対してもうどんどん手当をしていきましょうと。それから高速道路もその、1000円っていうんじゃなくて無料化すると。で、そういう政策にもちろん外国の投資家は関心があって、じゃあ財源どうするんだと。そしたらその、節約するとかそういうのはやっぱ信じるリアリストはいないんですよね。要は国の借金が膨らむんでしょうと。で、しかも消費税の増税はしないとまで言ってると。それいったいどうすんのかと。で、しかもこれ悪いことにですね、世界は、今、世界同時不況、金融危機って言ってたのが、いったん持ち直してると、ように見えると。それはどうしてかというと、アメリカや日本、イギリスも含めてですね、大量の国家財政からお金を出してる。で、このツケがやがてやってきてですよ、どこの国の財政もめちゃくちゃ赤くなっていって、この、第二波の大変な問題が生じるっていうのは、もう見えてるわけです。それを日本が先導することになりかねないから、むしろこれは全く買えない。むしろネガティブに行動するしかないという指摘をしてるわけですね。で、これはあくまで外国人投資家の見方ですが、それから国内、国内の見方でもですね、たとえばこういうことがあり得ます。はい」
村西利恵
「初めての日教組出身の文部科学相、文部科学大臣が誕生する!?オリンピックの誘致失敗で石原都知事が辞任!?菅直人知事が誕生!?とありますが、全部ビックリマーク(とクエスチョンマーク)が付いてます」
青山繁晴
「はい。あの、これはいずれも僕はいい・悪いっていうその、個人的な見解を言える段階じゃないと思います。但しその、日教組出身の文部科学大臣が初めて誕生するっていうのは、これすでに森山真弓元文部大臣が、あー、民主党の輿石さん、参議院のですね、大物、日教組出身の輿石さんが本当は文部科学大臣になるであろうと。つまりネクストキャビネットでは、小宮山さんて元NHKのアナウンサーとかになってんですが、本当は日教組が選挙を支えるから、輿石さんが文科大臣になるだろうと。そうすると現場は混乱はしますよ。今までと全然枠組みが変わってしまいますからね」
一同
「うん」
青山繁晴
「それからもう1つは、これは都政も民主党のものになるんじゃないかというのはですね、これ今年の10月に東京オリンピック、2016年のオリンピック誘致できるかどうか決まるんですが、これ都議会でオリンピックを積極的に支持してたのは自民党だけでしたから、それがもう少数派に転落してしまったってことは、これあの要するにIOC、オリンピック委員会に対しては非常にイメージ悪いわけですね。要するに足元の議会がオリンピック反対になってるじゃないかと。だから10月に結局誘致できなかったと、たとえばシカゴに取られたとなったら、石原さんは頭に来て辞めちゃうんじゃないかと。そしたら菅直人さんは東京が地元ですから、都知事選に打って出て、これで勢いで勝ってしまうんじゃないかと。だから国政も都政も全部その、民主党中心、なおかつ民公連携でこう、ずーっと首都も国政もその、民主党中心の政権で行くというのが、えー、十分あり得る情勢になってるわけですね。だからその、とりあえず一回変えてみて、どうせ短いんだろうから、何となくやらしてみてという判断は、十分慎重な判断とは言えないと思います。それでもいいと、10年20年、民主党政権あるいは民公政権が続いていいと思う人は当然投票すべきですよ、自分の意志に従ってですね。はい」
山本浩之
「ま、最後のその、えーと文科相誕生、あるいはオリンピックの問題で都知事が替わるっていうのは、その可能性もあるということですよね?ですからそれ…」
青山繁晴
「もちろんそうです」
山本浩之
「あの、テレビをご覧の人たちに、え?そうなるのっていうふうにとられると、ちょっとアレなんで、あの、クエスチョンマーク付いてる…」
青山繁晴
「ああ、これあの、ビックリでありクエスチョン、ビックリでありクエスチョン、ビックリでありクエスチョンね」
山本浩之
「全てそういうこともあり得るということ…」
青山繁晴
「オリンピック誘致できるかもしれませんし。はい」
山本浩之
「やっぱりその、問題はさっきの海外からの目っていうのに表されてると思うんですけど、財源にしても何にしても、民主党、その代表替わっててですね、マニフェストもですね、ひょっとしたらあの、公示直前かもわかんないってなことを言ってるじゃないですか。やはり責任政党として、政権を担う党で本当にいたいならば、早く、自民党がゴタゴタやってる間にですよ、マニフェストをきちっと作って、私たちはこういうふうに思ってますと、こういうふうな政策を持ってますということを提示すべきですよね」
青山繁晴
「その通りです。あの、外人投資家が考え変えて、お、民主党政権は買える、買えるんだなというようにならなきゃいけないですよ。財源問題の手当と、それからもう1つはたとえば官僚政治打破って言うなら、今からスタッフ増やすことできないから、政権取ったらこのように、その、国民から厳しい目で見られても、議員のスタッフをこうやって増やしますと、その、不人気でもそれを出すということをやれるかどうかですね」
山本浩之
「そのためには国会議員の数減らしますよとかね。いろんなやり方あると思うんですよね」
青山繁晴
「その通りです」
山本浩之
「それはあの、本当に民主党にはマニフェストをきちっと早く提示していただきたいと思いますが。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
これまで私は「総選挙後にガラガラポンで政界再編が起こればいいなー」なんて漠然と思ってましたが、もうそんな悠長なことを言ってられる段階ではないようです。
「いっぺん民主党にやらせてみたら?」「官僚主導の政治を変えるには政権交代が必要だ」「ダメだったら自民党に戻せばいい」等々、お考えの方には、改めて再考をお願いしたいです。
また、日教組といえば、こないだ妹(小学生の娘がいる)と会う機会があったんです。
政治に全く興味のない妹は案の定、「やっぱり今は民主党に入れるべきやなー」ってバスに乗り遅れるな的なことを言い出したんで、私、論点を絞って民主党と日教組のことを少しだけ話してみたんです。
そしたら、やはりというか、妹の反応は「え?何それ?」。
「あんた小学生の娘がおるんやから、親としてしっかり考えなあかんで」と釘を刺しておきましたが、さて、どこまで通じたものやら……(T^T)
日教組については拙ブログでも何度か取り上げてますので、未読の方は最後のリンク集から飛んでみて下さい<(_ _)>
あと、この話、出るかな?と思ったけど出なかったんで、私の方から(^^ゞ
■国会、事実上閉幕 17法案は廃案へ(朝日新聞7/15)
こちらに廃案となる政府提出17法案が載ってますが、民主党にすれば北朝鮮よりも選挙、派遣労働者よりも選挙ってことなんでしょうか。
特に北朝鮮貨物検査特別措置法案は国連決議を受けての重要法案だったのに……。
労働者派遣法改正についてはプロ市民の皆さんも一生懸命後押しされてましたが、廃案になることについてどうお考えなんでしょうか。
月曜日に麻生さんの「解散予告」があったものの、今後の情勢はまだまだ流動的で予断を許しませんね。
いずれにしても麻生さんが総理大臣でいられるのもあとわずかですから、最後にぜひ「麻生談話」を発表してほしいです。河野談話や村山談話を打ち消すような談話を。
あ、そしてもちろん8月15日には靖国参拝を!
(そうすれば保守層や特亜嫌いの方々も少しは戻ってくるかも?)
………………………………………………………………………
※拙ブログ関連エントリー(日教組)
・08/7/22付:再録「報道特集」日教組徹底研究
・08/10/13付:「たかじん委員会」教育問題と日教組
・08/10/25付:日教組とズブズブの民主党
・09/7/5付:民主政権は“日教組政権”だ 「WiLL」より
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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【原告募集!】 NHK集団訴訟 「訴訟委任状」提出のお願い引き続き第二次原告募集中!(総原告数1万人を目途に締め切る予定)
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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【おととい(7月13日)】
麻生太郎総理大臣
「来週7月21日の週早々に衆議院を解散し、8月30日に総選挙を実施する…」
これまでブレにブレていた麻生総理大臣がついに決断を下した解散総選挙の日程。
しかし遡ることおよそ5カ月前に、これを誰よりも早くズバリ読み切っていた男がいた。
【2月25日放送】
青山繁晴
「僕と石破さんが一致したのはこれなんです。はい、出して下さい」
山本浩之
「えー」
青山繁晴
「はい。ちょうど8月30日日曜日が大安なんで、たぶん8月30日じゃないかと」
まだ冬の最中にこの発言。そして——
【4月22日放送】
青山繁晴
「本当の本命は8月30日日曜日の大安が本命ですと」
そしてさらに——
【6月3日放送】
青山繁晴
「政治はほんとにあの、1ミリ動いたら何もかも変わってしまう世界なんで、まだまだわかりませんけれど、まあこれ(8月30日)が有力は有力なんですよね」
何と、目まぐるしく変わる政局の中、一度もブレることなくズバリ的中。
しかし、この男は言う。まだ長すぎる——。
そう、投票日までまだ46日も残されている異例の長い選挙には、まだまだ不確定な要素が潜んでいるというのだ。
果たしてどんなことが起こるのか。
そして選挙の末、誕生する新政権の姿とは。
今日も独自情報をもとにズバリ青山が解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「確かにですね、今年の2月の段階で総選挙は8月30日の大安だと、青山さん言い切ったんですよね。で、その時、えーっと、さっき声入ってましたけど、僕たち、えーっ!と言いましたよね。だけど現実のものとなりつつあると。ただ、一報が入っておりまして(ニュース読み上げ)、今日午後、与謝野大臣が麻生総理に対し、解散の先送りも念頭に解散日程の見直しを求めたと。石破農林水産大臣も両院議員総会の開催も視野に、地方選挙の敗北を総括する場を設けるよう求めた、これに対し麻生総理から明確な答はなかったということですから、まだ流動的、水差すわけじゃないですけど、流動的は流動的なんですよね。ただ2月の段階で、青山さんは8月30日総選挙だと言い切りました」
青山繁晴
「はい。あのー、その言い切った時に、石破農水大臣もそう言ってるって話もしたんですけどね」
山本浩之
「そうでしたね」
青山繁晴
「今のニュースで与謝野さんと石破さんの2人名前出たでしょ。要するに、ま、先に延ばしてほしいなあと。これ両方とも、もう事実上、麻生さん辞めたら私が総裁になりたいと手を挙げたのと同じですよね」
一同
「ほぉー」
青山繁晴
「だからそういう意味でやっぱり重大なニュースですね。で、まずその、今の件あとでもう一度考えますけれども、どうしてその、半年前から8月30日が総選挙になるだろうってことを僕は申したかというと、もちろんこれ報道番組で、占い番組じゃないんで、その、当たるとか当たらないって話じゃなくて、あの、僕の一番視聴者に、国民に伝えたかったのは、根っこのところで実は自由民主党というものが、実はもうはっきり言うと腐ってきてて、公明党・創価学会の支えがなかったら選挙すらできない、その、与党になり果ててると。保守与党と言いながら、実はそれが実態なんだということを一番申し上げたかったわけです。というのは、2月の段階ではっきりしてたのは、あの、去年9月の金融危機があってですね、で、5カ月ぐらい、ま、6カ月ぐらい経ってたわけですね。で、その時にその、巨額のこの国家財政の出動をやって、景気を立て直していくってはっきりわかってたから、日が経てば経つほどそれが効き始めるから、その、景気回復を少しでも印象づけて選挙したいから、当然ずるずる先に延ばすだろうと。まずそれ1点目はわかりますね。延ばしていくと、延ばしていった先に何が見えるかというと、夏に東京都議選があるってことはもう見えるわけですよ」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、その東京都議選はこの番組でも何回も言いましたけど、創価学会・公明党グループにとって一番大事な選挙のひとつなんで、当然学会はその、前後を開けてくれと、総選挙を延ばしてくれと、あの、ちょこっと下げてくれと。しかし手前はないわけですよ。だんだん景気を回復させたいわけだから。ということは7月、もう2月ぐらいから7月半ばにやるってわかってるわけですから、都議選を。それよりあとにずらすと。あとにずらしていったら、9月10日の任期切れ見えてくるから。その、9月10日よりちょっと手前なんですね。そうしたらですよ、あの、夏休み最後の日曜日である8月30日。しかも縁起を政治家は担ぎますから、大安で、そしてその、いや、夏休み最後の日曜日だから、その、投票に行かずにレジャーに行っちゃう人が多いだろうと。志の低い話ですけれども」
村西利恵
「投票率が…」
青山繁晴
「投票率が下がった方が自公にとって有利だと。そうやって見てきたら、選挙の今の構造っていうか、その、特に自民党のその、退廃ぶりから言ったら、もうこれっきゃないという話だったんですよ。で、実際にですね、この麻生総理がその、これを決断したというよりは、本当はサミットから帰ってきて、麻生さんが党内に、自民党の中で打診したのはこれ(8月30日)じゃなかったんですよね。それは実は昨日もう解散してて、8月8日の土曜日に投票だということを麻生さんは決然と、いわば初めて言ったんだけど、その、自民党の中からまあ、いやいや、そんなのダメだと、ね。そればっかり新聞書いてあるけど、本当はダメって言ったのは、ダメ出しを出したのは公明党・創価学会なんですよ。で、それには麻生さんは全く抵抗できない。その、学会の支援抜きで選挙勝てる人って、あなたとか安倍さんしかいないじゃないのと。他はどうしてくれんだとなっちゃうから、それはもう抵抗できなくて、じゃあもう公明党・創価学会グループの望む通り、8月30日にしたっていうのがこの結末なんです。今現在の結末ですね。そしてその上で、今ヤマヒロさんからその、最新ニュースもありました。それを踏まえて考えると、実はまだ3つ可能性があるんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「3つの可能性、それは1.麻生総理で8月30日に総選挙。2.他の総裁で8月30日に総選挙。3.総選挙が最大で10月までズレ込む」
青山繁晴
「はい。あの、さっき島村さんが怒ってた通り、もういい加減にしてくれっていうのは島村さんだけじゃなくて、普通の有権者もそう思うんですが、もうこうなったらこの1番でいいじゃないかという人が当然多いと思うんですよね。もう有権者の選択に任せなさいということでしょうが、でもあの、今日この夕方から深夜にかけて、まだそのうごめきが、激しい動きがおそらくあります。で、それがもし成功したらですよ、他の総裁、麻生さんが宣言したんだけど、麻生さんが選挙やるんじゃなくて、8月30日の総選挙の時は、他の、これまた、これ(2番)正確(に言うと)ね、自民党総裁なんですね。首相は麻生さんだけど、だから来週にもう解散しちゃうんだから、来週の火曜日に、もう1週間ないんで、それまでにいくら何でも総裁選挙できないから、もう間に合わないんだけど、解散したあとでも総裁選挙をやって、いわゆる総総分離ってやつで、自民党の総裁イコール内閣総理大臣じゃなくて、分けちゃおうと。だからあの、8月30日にその通り選挙になってる場合も、首相は麻生さんだけど新しい総裁がいて、自民党は国民の皆さんに、この新しい総裁の顔を見て下さいと。選挙に勝ったらこれが首相になるんですというね(一同ざわざわ)」
村西利恵
「気持ち悪いですね、何か」
青山繁晴
「もうあの、しかし今やってることはこの2番なわけですよ。麻生降ろしやってることはですね。そしてこれ3番と絡むんですが、それがもうぐちゃぐちゃになってその、いわばその、もうあの解散自体を後ろにずらしちゃおうってことになった場合はですよ、だって解散まだ決定じゃないわけですから、どんどんずらすとですね、えー、今までその、政府の答弁書って出てて、9月10日に任期が切れちゃうのにですよ、その任期が切れる9月10日のうちに、日が変わらないうちに衆議院を解散したら、そしたら」
村西利恵
「最大で」
青山繁晴
「総選挙は10月20日まで遅らせられる(笑)。もう任期が切れてるのに、10月20日まで遅らせられる。その場合は10月18日の日曜日になるということになるわけですね。したがってさっきの与謝野さんや石破さんの話っていうのは、この2番3番に結びつくっていうことなんですよ。で、これはですね、その、いくら何でもここまでドタバタやるのかと。その、ま、いわば1955年の保守合同以来ほとんど長いことをね、たまに細川政権とか羽田政権とかあったけど、全部、与党であった自民党、あまりにも恥ずかしくないかっていう気がしますよね。しかしそれにはその理由があってですね、それは実はこのことです。はい」
村西利恵
「都議選で2つの重大事が浮かび上がった」
青山繁晴
「はい。これあの、現職閣僚の人です。現職閣僚と電話で話した時に、本来は東京都議選っていうのはローカル選挙なんだけど、あまりにも重大な2つの事が浮かび上がっちゃったからね、ということなんですね。だからこんなに自民党はバタバタしてんだ、まあご本人も実はバタバタしてるわけですけれども。そのうちの1つはこれです」
村西利恵
「都議選のデータをもとにシミュレーションすると、民主が300議席を超えて、自民は120議席前後にとどまってしまうと」
一同
「へえー」
村西利恵
「すごい数字です」
青山繁晴
「これあの、もちろん単純なシミュレーションですよ。東京っていう、いわば日本で一番都会の所の、その、しかも知事選挙じゃなくて議員選挙、それを無理に全国に押し広げたらということですけれども、しかし大事なのは、これ政治家じゃなくて自民党本部の選挙担当の、ま、ベテランの人なんですね。もう長いこと選挙だけやってて。ま、僕、政治記者時代からお付き合いし始めて、彼が間違ったことってないんですよね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、もちろんこれは適当にやってるんじゃなくて、実はこのシミュレーションも、それはもちろんアバウトと言えばアバウトだけれども、ほんとは選挙区ごとの情勢とちゃんと噛み合わせてやって、積み上げていくとこうなる。これつまり、これ自民、民主が今と逆になるんですよ」
山本浩之
「4年前と逆の結果ですよね」
青山繁晴
「ちょうど逆さまになるってことなんですね。で、これはあまりにも自民党にとって、特にね、政治家も党本部にこの選挙のベテランいることわかってるから、これはいくら何でもえらいこっちゃから、どんなに恥てでも、その、麻生さん以外の人と選挙やりたいってことになっちゃうわけですよ。そしてもう1つ。もう1つの方がもっと重大なんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「東京都議会で、民主と公明が連携へ」
青山繁晴
「はい。これあの『アンカー』で、今まで何度も、実は公明党に、いざとなったら、自民党との連立を解消して、民主党と組む可能性があると。それはいい・悪いって全然関係ないです。もちろんそれは悪いとは全く言えませんからね。で、そういう重大な動きあると言ってきましたが、僕もこれね、最近この、さっきの現職閣僚をきっかけにこのことを知って、なるほどなあと思ったんですが、本当は都議選の最大テーマはこれだったっていうんですよ」
一同
「えーー」
青山繁晴
「今までの公明党、都議会の、自民党と組んでてですよ、たとえば宗教法人に対するその、課税の問題ね、課税強化の問題。ま、宗教法人は非課税ですけども、宗教法人でもいわば私益部分がありますね。駐車場とかビルとかね。講堂とか。で、そういうところについて、都議会でその、普通の地方議会じゃなくて都議会でぐちゃぐちゃやられるのが嫌だから、で、ましてその創価学会にとって、公明党にとって東京は大事だから、それを防ぐために自民党とくっついてたと。ね。ところが自民党はこんなに減ってしまったらですよ、今度食い止めるためには、当然この増えた側とくっつくってことが起きるわけですね。そして都議会は127ですから、過半数は64ですよね。この民主党と公明党がこれは一緒になったら77になって、これもう要するに安定多数なわけですよ」
村西利恵
「余裕ですね」
青山繁晴
「ね。そうすると都議会でまず民公連携をやり出すと。これ実はもう動きは始まってます。しかもさっき言った通り、総選挙まであと40数日あるわけですから、その間にこの都議会でこれをしっかり作っていって、そして国政に持っていくってことが実は始まってるってことなんですね。そうすると、このことはさらに重要なことに結びつきます。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「もし民主党政権が誕生するとなると、実は短命政権に終わる」
青山繁晴
「うん、これ普通に言われてるんですよ、今。あの、政治評論家っていう仕事の人が言う人も多いし、それ何より自民党の派閥の領袖でね、ま、もういいや、もういったん負けてもいいよと言ってる人のほとんどはですね、どうせ民主党は政権取ったら必ず短命に終わるだろうと」
村西利恵
「すぐ帰ってくるからと、政権が」
青山繁晴
「そうです。それはどうしてかというと、外交安保でもう全然意見分かれてるし、それからその、公明党を呼び寄せるための外国人地方参政権をやると、それに反対の人もいるから、民主党の中に。だからバラバラになって短命になるだろうと。だからまあ一回負けてもいいやと。それは実は有権者の意識にもあって、一回やらせてみようっていうのは、そんなにずーっとっていうわけじゃないだろうって意識の人はやっぱりいます。僕の周辺にもいらっしゃいますね。ところがですよ。今までの話でもう皆さんおわかりだと思うんですが、本当はこうなんですね」
村西利恵
「公明党と連立すれば長期政権になると」
青山繁晴
「はい。これは実は都議選でもはっきり現れてて、東京都議選って今回、投票率高かったんですよね。高かったのに公明党は23人全員当選果たしたんですね。しかもその高かった分は、その、勢い良かったはずの共産党とかそういうとこに行かずに、全部民主党に行ったわけですね。つまり強者連合になるわけですよ、今度の総選挙考えたら。そしたらこれは短命政権どころか、いろいろ、その、中で分裂しようとも、ずーっと長期に政権維持できるとなったら、意見の違いはもう置いといて、とにかく権力のポストにありつきたいっていうのはね、さっきの話でも、政治家のいわば本性になっちゃってるとこあるから、実は長期の政権になると。これがはっきりしてきたからだと思うんですが、僕のところに突然、今までまあそうですね、2カ月にいっぺんか3カ月にいっぺんぐらいしか来なかった海外からのメールが急にたくさん来だした。どういうメールかというとですね、それは経済アナリストなんですよ。つまり特にアメリカ、イギリスが多いですけれども、アメリカ、イギリスのいわば投資家に対してその、アドバイスをしてるコンサルタントとかですね。まあけっこうあの、まあ名前は残念ながら出せないですけど、有名な人もいますが、急にメールが来るようになったんですよ。で、それはあの、何のメールかというと、こういうメールなんですね」
村西利恵
「日本に投資する値打ちがあるのか?」
青山繁晴
「はい。というのはね、今まで、もう日本に投資しようかしよまいかっていう話ももうしなくなったんですよ。もうはっきり言うと海外の投資家、呆れ果てて」
村西利恵
「見限られていたと」
青山繁晴
「ええ。もうその、構造改革とかこないだ言ってたのも何かどっか吹っ飛んじゃって、あの、郵政民営化ひとつにしろこんなにグラグラする、もうよくわかんないから、もう日本に投資、つまり日本株を買ったりするのはもうやめようと。たとえば1つはですね、そうなってたのが、え、でも政権交代があるんだって?それだったらいちおう検討しようかと。民主党政権になった日本に投資する値打ちはあるのか?というのがメールで来始めた。で、これはですね、客観的に今後の日本、特に民主党政権になった場合にどうなるかっていうね、いわば目安になりますから、そのお話したいと思うんですね。で、えー、その件でもう1つキーワードを出したいのはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『株は上がるか』。海外の経済アナリストは民主党をどう見ているのか。CMのあと詳しく解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、海外の経済アナリストはどういうふうに見ているんでしょうか。2つめのキーワードは『株は上がるか』でした」
青山繁晴
「株は上がるかと、その、皆さんにキーワードを出した以上は、当然、民主党政権が外人投資家に買われて株は上がってほしいと、これ実は僕も思いますよ、日本経済のためにね。やっぱり株価の水準ってすごく大事なんで。ところがですね、簡単に言うと結論はこれなんですね。はい、出して下さい」
村西利恵
「民主党政権は買えない(一同ざわざわ)」
青山繁晴
「はい。それでこれはあの、一番最後の結論を今ざっくり出してあるんですけど」
村西利恵
「ざっくり。はい」
青山繁晴
「ここはやっぱりね、あの、投資家の意欲に関わるからきちんと言っときますけど、当面は買おうかなっていうね、その、海外アナリストからのメールは多いです。というのはね、4年前のその郵政選挙、郵政解散、郵政総選挙の時にね、やっぱりあの外人株、いやいや、外人が日本株の買いに出てるんですよ。で、その時のブームがもう1回起きるんじゃないかと。だから短期的にはその、有権者の政権交代期待と同じで、買えるんじゃないかと。たとえば1人はあの、ニューヨークからメール送ってきた人はですね、これ女性なんですけど、私は短期的には買って、その、いったんあの、上げますよと。ね。しかしそのあと、もう売って、利ざや取りますと。それを顧客に回していきますと。どうしてかというと、中長期的に見ると民主党政権はやっぱり買えないと。その理由ははっきりしててですね、これあの何人かの人のやつを総合して言うと、はっきり2つあるんですね。はい、1つ目」
村西利恵
「1つ目はこちらです。『官僚政治打破』はできない」
青山繁晴
「はい。これね、この官僚政治打破っていうの、この6文字の漢字に期待してる国民の人はほんとに多いと思うんですよ(一同同意)。で、これをね、やっぱりその日本株を買うかどうか考えてる顧客から、たくさんものすごいお金ですから、日本のコンサルタントと違ってですね、その重たい責任を持ってる連中っていうのはほんとによく研究しててですね、この民主党政権になったら官僚政治打破って言うってことは、すなわち普通であればですよ、その、欧米の感覚で考えると、ということは民主党の中にもうたとえばすごい強力なシンクタンクが出来てて、それから民主党議員はとにかく自腹切ってでも何でも、政策スタッフをたくさん抱え込んでて、それから政権取ったらすぐにその、法律を変えて、その、今、政策秘書って言ってももう形骸、形だけのものになってるでしょ。で、それをたとえばほんとに政策考える秘書を20人雇えるとかね、その、要するに欧米の議会並みの体制にする、そういう用意をしてるんだったらわかりますと。ところがゼロじゃないですかと。ということは、官僚政治打破っていうのは要するに、たとえば人事で局長以上の気に入らない人のクビを切るとかね、だから各省はそれに備えてもう次官人事を先にやっちゃいましたよね。そういう人事とか、それから天下りを減らして、その、有権者にはその、ああ、天下りが減ったんだから良いように見えるかもしれないけど、それは見せかけのことであって、本当はこのまま行くと、裏では、要するにやっぱり自分で考えられないから、裏でこっそり官僚に相談する。今までより悪くなるんじゃないですかと」
一同
「はあー」
青山繁晴
「で、ナンバー2、局長以上のクビを切って、そのあと民間人が入るっていうのは青山さんわかるけれども、そうじゃなくて日本の場合は他の役人が行くだけでしょう?と。そしたらそれを官僚政治打破とはとても呼べなくて、むしろ官僚支配がもっと巧妙になっていくと。毛細血管のようにね、その、分け入っていくっていうことであって、結局官僚政治は打破できない。それは海外から見ててどう見えるかというと、要するに日本は今までの既得権益を守るだけで、今までの土木工事とかそういうものやるだけだから、新たに投資していくっていう意欲はとても沸かないってことを言ってるわけですね」
一同
「はあー」
青山繁晴
「それからもう1つの理由がこれです」
村西利恵
「民主党政権が買えない理由、2つ目は『財源問題』を解決できない」
青山繁晴
「はい。あの、民主党が今度の総選挙を戦う上でも、それから前のあの、参議院選挙でも、要するに、ま、悪く言うとばらまきですよね。で、良く言うと弱者に対してもうどんどん手当をしていきましょうと。それから高速道路もその、1000円っていうんじゃなくて無料化すると。で、そういう政策にもちろん外国の投資家は関心があって、じゃあ財源どうするんだと。そしたらその、節約するとかそういうのはやっぱ信じるリアリストはいないんですよね。要は国の借金が膨らむんでしょうと。で、しかも消費税の増税はしないとまで言ってると。それいったいどうすんのかと。で、しかもこれ悪いことにですね、世界は、今、世界同時不況、金融危機って言ってたのが、いったん持ち直してると、ように見えると。それはどうしてかというと、アメリカや日本、イギリスも含めてですね、大量の国家財政からお金を出してる。で、このツケがやがてやってきてですよ、どこの国の財政もめちゃくちゃ赤くなっていって、この、第二波の大変な問題が生じるっていうのは、もう見えてるわけです。それを日本が先導することになりかねないから、むしろこれは全く買えない。むしろネガティブに行動するしかないという指摘をしてるわけですね。で、これはあくまで外国人投資家の見方ですが、それから国内、国内の見方でもですね、たとえばこういうことがあり得ます。はい」
村西利恵
「初めての日教組出身の文部科学相、文部科学大臣が誕生する!?オリンピックの誘致失敗で石原都知事が辞任!?菅直人知事が誕生!?とありますが、全部ビックリマーク(とクエスチョンマーク)が付いてます」
青山繁晴
「はい。あの、これはいずれも僕はいい・悪いっていうその、個人的な見解を言える段階じゃないと思います。但しその、日教組出身の文部科学大臣が初めて誕生するっていうのは、これすでに森山真弓元文部大臣が、あー、民主党の輿石さん、参議院のですね、大物、日教組出身の輿石さんが本当は文部科学大臣になるであろうと。つまりネクストキャビネットでは、小宮山さんて元NHKのアナウンサーとかになってんですが、本当は日教組が選挙を支えるから、輿石さんが文科大臣になるだろうと。そうすると現場は混乱はしますよ。今までと全然枠組みが変わってしまいますからね」
一同
「うん」
青山繁晴
「それからもう1つは、これは都政も民主党のものになるんじゃないかというのはですね、これ今年の10月に東京オリンピック、2016年のオリンピック誘致できるかどうか決まるんですが、これ都議会でオリンピックを積極的に支持してたのは自民党だけでしたから、それがもう少数派に転落してしまったってことは、これあの要するにIOC、オリンピック委員会に対しては非常にイメージ悪いわけですね。要するに足元の議会がオリンピック反対になってるじゃないかと。だから10月に結局誘致できなかったと、たとえばシカゴに取られたとなったら、石原さんは頭に来て辞めちゃうんじゃないかと。そしたら菅直人さんは東京が地元ですから、都知事選に打って出て、これで勢いで勝ってしまうんじゃないかと。だから国政も都政も全部その、民主党中心、なおかつ民公連携でこう、ずーっと首都も国政もその、民主党中心の政権で行くというのが、えー、十分あり得る情勢になってるわけですね。だからその、とりあえず一回変えてみて、どうせ短いんだろうから、何となくやらしてみてという判断は、十分慎重な判断とは言えないと思います。それでもいいと、10年20年、民主党政権あるいは民公政権が続いていいと思う人は当然投票すべきですよ、自分の意志に従ってですね。はい」
山本浩之
「ま、最後のその、えーと文科相誕生、あるいはオリンピックの問題で都知事が替わるっていうのは、その可能性もあるということですよね?ですからそれ…」
青山繁晴
「もちろんそうです」
山本浩之
「あの、テレビをご覧の人たちに、え?そうなるのっていうふうにとられると、ちょっとアレなんで、あの、クエスチョンマーク付いてる…」
青山繁晴
「ああ、これあの、ビックリでありクエスチョン、ビックリでありクエスチョン、ビックリでありクエスチョンね」
山本浩之
「全てそういうこともあり得るということ…」
青山繁晴
「オリンピック誘致できるかもしれませんし。はい」
山本浩之
「やっぱりその、問題はさっきの海外からの目っていうのに表されてると思うんですけど、財源にしても何にしても、民主党、その代表替わっててですね、マニフェストもですね、ひょっとしたらあの、公示直前かもわかんないってなことを言ってるじゃないですか。やはり責任政党として、政権を担う党で本当にいたいならば、早く、自民党がゴタゴタやってる間にですよ、マニフェストをきちっと作って、私たちはこういうふうに思ってますと、こういうふうな政策を持ってますということを提示すべきですよね」
青山繁晴
「その通りです。あの、外人投資家が考え変えて、お、民主党政権は買える、買えるんだなというようにならなきゃいけないですよ。財源問題の手当と、それからもう1つはたとえば官僚政治打破って言うなら、今からスタッフ増やすことできないから、政権取ったらこのように、その、国民から厳しい目で見られても、議員のスタッフをこうやって増やしますと、その、不人気でもそれを出すということをやれるかどうかですね」
山本浩之
「そのためには国会議員の数減らしますよとかね。いろんなやり方あると思うんですよね」
青山繁晴
「その通りです」
山本浩之
「それはあの、本当に民主党にはマニフェストをきちっと早く提示していただきたいと思いますが。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
これまで私は「総選挙後にガラガラポンで政界再編が起こればいいなー」なんて漠然と思ってましたが、もうそんな悠長なことを言ってられる段階ではないようです。
「いっぺん民主党にやらせてみたら?」「官僚主導の政治を変えるには政権交代が必要だ」「ダメだったら自民党に戻せばいい」等々、お考えの方には、改めて再考をお願いしたいです。
また、日教組といえば、こないだ妹(小学生の娘がいる)と会う機会があったんです。
政治に全く興味のない妹は案の定、「やっぱり今は民主党に入れるべきやなー」ってバスに乗り遅れるな的なことを言い出したんで、私、論点を絞って民主党と日教組のことを少しだけ話してみたんです。
そしたら、やはりというか、妹の反応は「え?何それ?」。
「あんた小学生の娘がおるんやから、親としてしっかり考えなあかんで」と釘を刺しておきましたが、さて、どこまで通じたものやら……(T^T)
日教組については拙ブログでも何度か取り上げてますので、未読の方は最後のリンク集から飛んでみて下さい<(_ _)>
あと、この話、出るかな?と思ったけど出なかったんで、私の方から(^^ゞ
■国会、事実上閉幕 17法案は廃案へ(朝日新聞7/15)
首相問責決議の可決を受け、野党が今後、衆参両院で審議に応じないため、国会は28日の会期末を待たずに事実上閉幕した。北朝鮮制裁のための貨物検査特別措置法案や国家公務員の幹部人事を一元化するための公務員制度改革関連法案など、政府提出の17法案(前国会からの継続案件も含む)が廃案になることが確実になった。 (以下略)
こちらに廃案となる政府提出17法案が載ってますが、民主党にすれば北朝鮮よりも選挙、派遣労働者よりも選挙ってことなんでしょうか。
特に北朝鮮貨物検査特別措置法案は国連決議を受けての重要法案だったのに……。
労働者派遣法改正についてはプロ市民の皆さんも一生懸命後押しされてましたが、廃案になることについてどうお考えなんでしょうか。
月曜日に麻生さんの「解散予告」があったものの、今後の情勢はまだまだ流動的で予断を許しませんね。
いずれにしても麻生さんが総理大臣でいられるのもあとわずかですから、最後にぜひ「麻生談話」を発表してほしいです。河野談話や村山談話を打ち消すような談話を。
あ、そしてもちろん8月15日には靖国参拝を!
(そうすれば保守層や特亜嫌いの方々も少しは戻ってくるかも?)
………………………………………………………………………
※拙ブログ関連エントリー(日教組)
・08/7/22付:再録「報道特集」日教組徹底研究
・08/10/13付:「たかじん委員会」教育問題と日教組
・08/10/25付:日教組とズブズブの民主党
・09/7/5付:民主政権は“日教組政権”だ 「WiLL」より
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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