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安倍さんとの論戦から逃亡した朝日の若宮啓文
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「月刊WiLL」の川村二郎さんの連載エッセイ「赤ペン鬼デスク」を楽しみにしています。
毎月わずか2ページなのですが、朝日新聞の内幕がいろいろ暴かれていて、大変興味深いです。
川村二郎さんは1941年生まれ。
「週刊朝日」編集長、朝日新聞編集委員などを歴任しました。
でも、朝日新聞らしくない人。
川村さんのお父さんは昭和のはじめ、東京が「東京市」と言われた頃、市会議員をしていて、「筋金入りのアカ嫌い」だったそうです。
なのに、川村さんはうかつにも、社内にソ連や中共や北朝鮮に共鳴する記者がいると思わずに、朝日に入ってしまった。
単純に、記者なら取材や言論の自由を許さないこういう独裁国家は認めるわけはないと、思っていたんだそう。
残念ながら、朝日の実態は…、皆様ご承知のとおり。
本題に入ります。
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「月刊WiLL」の川村二郎さんの連載エッセイ「赤ペン鬼デスク」を楽しみにしています。
毎月わずか2ページなのですが、朝日新聞の内幕がいろいろ暴かれていて、大変興味深いです。
川村二郎さんは1941年生まれ。
「週刊朝日」編集長、朝日新聞編集委員などを歴任しました。
でも、朝日新聞らしくない人。
川村さんのお父さんは昭和のはじめ、東京が「東京市」と言われた頃、市会議員をしていて、「筋金入りのアカ嫌い」だったそうです。
なのに、川村さんはうかつにも、社内にソ連や中共や北朝鮮に共鳴する記者がいると思わずに、朝日に入ってしまった。
単純に、記者なら取材や言論の自由を許さないこういう独裁国家は認めるわけはないと、思っていたんだそう。
残念ながら、朝日の実態は…、皆様ご承知のとおり。
本題に入ります。
少し前の号になりますが、その川村さんが「月刊WiLL」2017年8〜9月号の2カ月にわたり紹介したのが、朝日新聞の論説主幹や主筆を務めた、故・若宮啓文氏の卑怯なエピソード。
「言論戦から逃げては言論機関とは言えない」(8月号の見出し)
「買わなければいけないケンカから逃げる朝日のお利口さん」(9月号の見出し)
そもそもの始まりは、安倍総理が小泉内閣の官房副長官だった頃、2003年2月13日号「週刊文春」誌上で、「朝日新聞の北朝鮮報道はおかしい」と断じたことでした。
朝日の論調と違って北朝鮮に懐疑的だった川村さんは、安倍さんの指摘にヒザを叩きました。
同時に、安倍さんと朝日を代表できる者が北朝鮮問題について討論するという、企画を思いつきました。
朝日がどうして北朝鮮贔屓になったのか知りたい読者や社員はいるはずなので、安倍さんにはそういうところを聞いてもらう。
一方、自民党も長い間、拉致問題に必死に取り組んできたとは言いがたい。
そんな両者が正直に話し、これからどうするのかを語り合う。
こういう討論は例がないだろうし、注目されるのは間違いない!
ということで、川村さんは面識のある論説主幹の若宮啓文氏に相談しました。
若宮氏も「週刊文春」を読んでいました。
川村さんが「黙っているの?」と聞くと、若宮氏は「何かしなければと思ってはいるんです。だけど新聞ではやりにくいんですよ」と。
新聞の世界しか知らない者には「週刊誌など、相手にするな」ということだろうと、川村さんは感じたそうです。
が、若宮氏が「週刊朝日」ならばやってもよいという趣旨の返答をしたので、川村さんは「君は逃げないよな」と念押しました。
若宮氏は「僕は逃げませんよ」と言いました。
そこで「週刊朝日」の編集長に来てもらい、趣旨を話すと、編集長は「3週間でも5週間でも、好きなだけやって下さい」と大喜び。
若宮氏はその時も「僕は逃げませんよ」と言いました。
ところが、若宮氏は逃げた。
しかも、逃げることはその夜の内に決めていたのです。
というのも、若宮氏と「週刊朝日」の編集長を引き合わせてから4〜5日後に、川村さんが対決の日時や場所が決まったかどうかを編集長に電話で尋ねたところ、編集長にこう言われたそうです。
「実は相談した翌日の午前中に若宮さんから電話があって、『ゆうべの話はなかったことに』と言われました」
川村さんは激怒し、若宮氏宛に「立派なタンカを切って、逃げるとは何事か」とハガキを書きました。
若宮氏には、よんどころない事情があったようで、1カ月ほどして長い手紙の返事が届きました。
そこには、安倍官房副長官と対談しなくて良かったという理由がいろいろ書いてあったそうです。
が、川村さんには、対談から逃げた言い訳にしか読めなかった。
たとえば、安倍官房副長官は拉致問題で北朝鮮の交渉の窓口の『ミスターX』と接触していた外務省高官をいじめたそうで、そういう人間と対談しなくて良かったということが理由の一つになっていたとか。
川村さんは、それがもし事実なら面白い話であるが、しかし、そういう記事は読んだことがない。
政治家の番記者の間で、そういう噂があると聞いたのだろうかと思い、この件について質問の手紙を書いたけれども、納得のいく答はついになかったそうです。
川村氏は、話をこう締めくくっています。
「この件をこれ以上詳述するのは、死者にムチを打つことになる。
今となっては死んだ子の年を数えることにもなる。
書く気になれない。
こんなことはもうないと思うが、もしあったら、今度は決して逃げないでもらいたい」
川村さんはエッセイの中で、若宮氏を実名ではなくW君と表記しています。
が、「W君は主筆として定年退職してからも中国、韓国問題のジャーナリストとして活躍していたのが、中国で客死した」と書かれてあり、誰が見ても若宮氏のことだと分かるので(笑)、ここではあえて実名で紹介しました。
若宮啓文氏と言えば、
「いっそのこと島(竹島)を譲ってしまったら、と夢想する」(2005年3月27日 朝日新聞「風考計」)
「安倍叩きは朝日の社是」(故・三宅久之氏の証言。出典は小川榮太郎氏『約束の日 安倍晋三試論』)
などが有名ですね。
この人に関しては、拙ブログでも何度か取り上げたことがありますが、逃げ腰、言い訳、ごまかし、他人事、無責任…、悪い印象しかありません。
たとえば、2015年2月5日のBSフジ「プライムニュース」で、朝日新聞の慰安婦誤報問題が取り上げられた時のこと(書き起こし)。
同席した櫻井よしこさんの追及に、若宮氏はタジタジで、やっと反論したと思ったら、こうです。
「慰安婦問題は、朝日が火を着けたわけではなくて、主として千田(夏光)さんという方が…」
「朝日新聞を中心として、報道した。しかしその事実はね、吉田清治の問題を別にすれば、だいたい大筋、当たってるんですよ、みんな」
「もちろんね、その(吉田清治の扱いの)部分でね、間違ったこととかね、ちょっと早とちりしたこととかありますよ? それは。だけれども、総じてね、決して間違っていたとは思わないんですよ」
案の定、櫻井さんから「全く朝日新聞のOBは、反省してないんですね」と突っ込まれる展開に。
しかも番組の最後に、櫻井さんが、
「ただ、読売も産経も間違ってるんです、当初は。だけれども間違ったということが分かった段階で、彼らはそれなりに修正をしてきているわけですよね。ところが朝日新聞だけが、32年間もしなかった」
と指摘した時、若宮氏が返した言葉は、
「修正はしたんです!訂正しなかっただけ」
……ま、かつて安倍さんとの対談から逃亡したことを思えば、櫻井さんと一緒に番組に出てきたこと自体、この人にとっては大きな進歩だったのかもしれませんけどね。
川村二郎さんについても言及しておくと、拙ブログでは過去に数回、ご登場いただいてます。
うち1回はこれ。
■14/12/23:皇居を前に手が震えたサウジの石油相
サウジの石油相の話は朝日新聞とは直接関係なくて(でも未読の方は宜しかったらどうぞ)、ここでは後半の「余談」にご注目。
いちおう再掲しておきます。
【1999年に国旗国歌法ができる時、朝日新聞は反対キャンペーンをしていました。
この当時、川村氏は朝日新聞の編集委員でした。
川村氏は「君が代」について朝日の主張とはちょっと違う考えを持っていて、そのことを書いておきたいと思ったが、新聞の編集局の壁は厚そうなので、古巣の週刊朝日に売り込みに行ったそうです。
ところが経済部出身のO編集長(後に週刊文春に武富士との不透明な関係を報じられ退社)は、「社論と整合性が合わないので、載せられません」。
川村氏は、当時を振り返り、「この男は本当に新聞記者なのかと思った。記者なら、朝日新聞が言論の自由を命にかけても守る会社だと思って入社したはずである。『社論に従わなければならない』とはどういうことか。朝日新聞は北朝鮮と同じなのか?」と憤っています。】
これも朝日新聞と君が代にまつわる川村さんの証言。
国旗国歌法ができる時、朝日新聞は集団的自衛権行使容認や特定秘密保護法の時と同じくネガキャンをした。Y編集委員は「(スポーツ大会で)場内に君が代が流れると会場から出てゆく観客が多い」と書いた。事実かと聞くとYはこう答えた。「そんなことはないが、今はこういうふうに書いた方がいい」
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2014年9月8日
朝日OBには、稀にですが、川村さん以外にも朝日新聞らしくない人がいますね。
たとえば、朝日がなぜ慰安婦虚報を続けたのかを取材して、「崩壊−朝日新聞」を書き上げた長谷川煕さんとか。
「ブンヤ暮らし三十六年: 回想の朝日新聞」の永栄潔さんとか。
このお二方は、「こんな朝日新聞に誰がした?」という共著もあります。
OBの皆さんには、今後も朝日の闇の部分や、過去のフェイクニュースなどを暴いていってほしいものです。
できれば現役の人にも期待したいところですが。
現役ではたとえば、安倍総理に近く、このままだと第二の長谷川幸洋さん(東京新聞)になりそうな気配の曽我豪さんという記者がいます。
ただ、この人は長谷川さんと違って、私の知る範囲では、自社の批判はしてませんね。
やっぱり在職中は厳しいのでしょうか?
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※拙ブログ関連エントリー(若宮啓文)
・07/2/27:朝日新聞 若宮啓文論説主幹インタビュー
元朝日の本郷美則氏とのやり取りがまるでコント。
・15/2/7:朝日OB若宮啓文vs櫻井よしこ 朝日慰安婦誤報問題「プライムニュース」より
言い訳のオンパレードで、櫻井さんに呆れられた。
・16/4/29:元朝日新聞の若宮啓文氏が亡くなった。つい数日前まで売国発言していた。
2013年1月に朝日新聞社を退社後、同年3月から韓国で生活。大学客員教授などを務めた。
※拙ブログ関連エントリー(最近の朝日関連記事)
・17/11/24:足立さん小川さんだけじゃない!高山正之さんのコラムにも朝日新聞の“圧力”が!
・17/12/8:死にかけ朝日の悪あがき?
※拙ブログ関連カテゴリー
・朝日新聞
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お手数ですが規約(13.5.9改訂)に一度目を通された上でお願いいたします。
Comments
中国で客4?ふ〜ん.
下鮮の惨状たるやもう。
中凶も良くしたもんで、うまく処理したもんですよ、死人に口無ってね。
ご指摘ありがとうございました。修正しておきました。
実際のところ、虎ノ門の書き起こしは毎週いっぱいいっぱいで、特に後半(トラ撮りあたりから)は、自分でも何を入力してるのか分からなくなる時があります(^^ゞ
今後ももしお気づきの点がございましたら、お気軽にお申し付け下さい。よろしくお願いします。
くっくりさんが応援している
加計孝太郎、山口敬之の両氏も公の場で
会見を開いて無罪を堂々と主張したらいいでしょう。
身内でか固めるネット放送では無くて。
弁護士を伴ってもいいので。
あと小川榮太郎の虎ノ門ニュースの記事まとめもお願いします