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百田尚樹氏をヘイトスピーカー扱いする沖縄タイムス阿部記者「中立で報道しているという気は確かにない」

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 沖縄タイムス北部報道部長の阿部岳記者。

 「アホ言う奴がアホなんじゃ〜!」と大阪ではよく言いますが、阿部記者には、「差別言う奴が差別しとるんじゃ〜!」って言ってやりたくなります。
 

 事の起こりは10月27日、沖縄県名護市で行われた百田尚樹さんの講演。

 その中で百田さんは、高江のヘリパッド反対運動の現場に、県外だけでなく中国や韓国からも人が来ていることについて、「怖い」と述べました。

 すると、講演終了後、沖縄タイムスの阿部岳記者が「差別発言だ」と、百田さんに言いがかりをつけてきました。

 「差別ではない」「いや、差別だ」と、百田さんと阿部記者はバトルの状態に…。

 2人の間で実際どんなやりとりがあったか、それについては後ほど紹介させていただくとして、まずはこれ。

 朝日放送「キャスト」というのは、テレ朝系の関西ローカル局の番組。
 反安倍のスタンスで、連日偏った放送をしているため、私もよくツイッターで紹介しています。

 念のため確認したら、この日8月1日の放送分が、奇跡的に手元(テレビ備え付けのレコーダー)に残ってました!

 メインキャスターの浦川泰幸氏(朝日放送アナウンサー)が沖縄に飛び、沖縄タイムスの複数の記者に取材するという内容でした。

 阿部岳記者の出演部分を書き起こしてみます。


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ナレーション(浦川泰幸)
『沖縄タイムス北部支社の阿部岳(たかし)さん。新たな基地建設が進む辺野古や、ヘリパッドがつくられた高江など、最前線で取材を続けています。実は阿部さん、生まれも育ちも東京。沖縄タイムスを目指すきっかけは、1995年、アメリカ兵が起こした少女の暴行事件です』

阿部岳
「その時に沖縄の人がすごく怒っていて、県民大会に8万5000人集まって、ちょうど、私はニュースで見ていて、まさにそこまで私は何も知らなかったわけなんですね」

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浦川
「本当にそこまで沖縄であるとか基地に対して関心がおありだったわけじゃないと」

阿部
「はい、その時までは全く関心がなくて」

ナレーション(浦川)
『入社後は、基地やアメリカ兵の犯罪などに苦しむ暮らしを精力的に書き続けています。そこで目にしてきたのは…』

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浦川
「沖縄の新聞が偏ってる、偏向してるってことを、かねがね、本土は言ってくるわけですよね」

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阿部
「偏向という意味では、沖縄の立場に偏っているというのは言えるかもしれない。沖縄の経験、歴史の上にしか、沖縄タイムスはないので」

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阿部
「たとえば私は政府が沖縄を差別してると思ってますが、その差別をしている政府と沖縄の人々とのちょうど間で、こう、中間で中立で報道しているという気は確かにないんですよね。それはもう沖縄に軸足を置いて報道しているので。特に去年の高江は本当にひどかったですからね。もう機動隊500人が本土から来るし、土人発言はあるし、そういうことも含めて本土には全然伝わってないという感触があるもんですから、そういうことは伝えていきたいと思ってますね」

(中略。山田優介記者のインタビューなど)

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浦川
「さっきインタビューされてる時もね、ちょっと沖縄方言のような形でね、おばあって仰ったりして。やっぱり親密さっていうのが、やっぱり地方紙、県紙のいいところですよね」

阿部
「そうですね、うん。そこが見えてるから、あまり迷うことがないというか、読者のために僕はやってるかなというのを確認できるので、そういう意味でも迷った時に、読者の顔が浮かぶっていうのはね、すごく健全なというか、幸せな関係なのかもしれないですね」

ナレーション(浦川)
『ここ沖縄で誰のために書き続けるのか。話を聞いた人々と、読者の顔を思い浮かべて、真っ直ぐな気持ちで原稿を綴ります。阿部さんたちの記事を載せた紙面が刷り上がっていきます』

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阿部
「そもそも中立っていうのが何かということもありますよね。どことどこの間をとると真ん中なのかっていうのは人によって違うし、視野の広さによっても、ここまで見てる人はここが中間、ここまで見てる人はこっちが中間になりますし」

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阿部
「鎖でやっぱり政府とか権力は縛ろうとしてきますので、それはやっぱり解き放たなきゃいけないし…」


 他に、与那嶺一枝編集局次長、山田優介記者のインタビューもありましたが、割愛。
 そして、VTRの後のスタジオトークはこんなふうでした。

古賀茂明
「迷った時に読者の顔が浮かぶっていう言葉があったじゃないですか。だから沖縄の人のことを考えて、沖縄の人のためのニュースを流してたら、こういう新聞になりましたってだけなんですよね。それを本土の方から、何も知らないで、偏ってるってなんて言うのは、ほんとに侮辱だなっていうふうに思いますね」

木原善隆(朝日放送記者)
「大前提として、テレビは免許事業ですけど、新聞は別に論調は自由なんですよ。読者に寄り添ってるわけです。偏向だという人が考えてほしいのは、なぜ沖縄の民意がそちらに行くのかということを考えてほしい。つまり米軍基地のほとんどを押し付けているという現状を変えないで、偏向してる偏向してるというのはあまりにも無責任だと思いますね」



 阿部記者は「(沖縄の)読者のために僕はやってる」と言いますが、事実と異なる報道をしたり、事実を隠蔽したり、ミスリードしたり、印象操作したり…。

 それで果たして本当に沖縄の読者のためになってるんでしょうか?
 何よりもまず事実を報道することが、新聞社の最大の使命ではないのでしょうか?

 「沖縄の立場」「沖縄に軸足を置いて報道」という言葉も気になります。
 沖縄にはさまざまな声があるのに。

 言うまでもないことですが、県民全員が「米軍出て行け」と思っているわけではありません。
 特に尖閣諸島周辺の島々に住む方々は、中国の軍事的脅威を日常的に感じているわけですし。

 そのことは阿部記者も知っているはずですが…。

 高江の最前線で取材しているというなら、反対派が地元住民と様々なトラブルを起こしてきたことも、もちろん知っているはずですが…。

 まさか、阿部記者や沖縄タイムスの中では、米軍基地の存在を是とする県民や島嶼部の県民は、「沖縄県民」としては扱われていないのでしょうか?


 これらを踏まえた上で、さて、百田尚樹さんに対する阿部記者の言いがかりです。

 我那覇真子さんが2人のやりとりを撮影していました。

 ★動画その1
 ★動画その2

 阿部記者の卑怯なところは、都合が悪くなると逃げることです。

 かつて、活動家の山城博治被告が米軍基地内に入ったのに、入っていないという記事を、沖縄タイムスは書きました。

 その後、在沖縄米海兵隊の政務外交部次長だったエルドリッジ氏が公開した動画によって、実は入っていたことが明らかになりました。

 しかし、沖縄タイムスは未だに訂正記事を出していません。

 それはなぜなのかと我那覇さんが尋ねたところ、阿部記者はこう述べています(動画その1)。

 「今、私はここに会社を代表して来てるわけではない」
 「あれは山城さんがそう言ったというふうに書いた記事」

 我那覇さんが、「沖縄タイムス記者もその場にいて、同じく基地内に入ったにも関わらず、入ってないでは通らない」と反論すると、阿部記者はこう返しています。

 「私はその現場にいなかった」

 我那覇さんが、「不都合になったら僕はタイムスの代表ではないと言うが、あなたはタイムスを代表して記事を書くじゃないですか。ダブスタ、二枚舌じゃないですか」と指摘しても、阿部記者はヘラヘラ笑ってるだけ。

 他の男性が、「山城さんがそう言ったら、新聞としては裏も取らないで書くわけですね。それが真実かどうか調べないで、そう言ったって書くわけですね」と突っ込みましたが、阿部記者はそれにも答えず、「百田さんにお話を…」と話を逸らしました。

 場所を移しての百田さんと阿部記者とのやりとり(動画その2)も見ましたが、何としてでも百田さんを「ヘイトスピーカー」にしようとする阿部記者の態度にうんざりしました。

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[画像は10月31日(火)放送「虎ノ門ニュース」より。以下同]

 沖縄の米軍基地反対運動に、他府県からだけでなく、中国や韓国からも来ている事態は怖い、という百田さんの発言を、どうしても差別だと言って譲らない阿部記者。

 しかもその理由が、おかしい。
 「中国や韓国はマイノリティーで常に差別の対象にされているから」だと。

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 それに対して、百田さんはこう指摘。
 「あなたがそう考えるのは、あなた自身に差別意識があるから」。

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 すると、阿部記者はなんと、小池百合子氏の「排除」発言や、「ニュース女子」まで持ち出して、百田さんを「ヘイトスピーカー」に仕立て上げようとしました。
 この両方とも百田さんとは全く無関係なのにも関わらず。

 百田さんは何度も同じ説明を繰り返し、阿部記者の理解を得ようとしましたが、結局、阿部記者は百田さんを「ヘイトスピーカー」扱いしたままで、最後までヘラヘラしながら、帰っていきました。

 さて、翌日の沖縄タイムスはこれをどう記事にしたか?

 ネットの力はすごいですね。
 但し、阿部記者はギリギリのことをしてきました。

 百田さん自身が今回のことを10月31日(火)の「虎ノ門ニュース」で解説しているので、興味を持たれた方はぜひご覧下さい。

 アーカイブは2週間で消えるのでお早めに!
 ちなみにゲストは依田啓示さんです。

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★8月1日「キャスト」阿部岳記者関連で私のツイートの続き

★拙ブログ関連エントリー(沖縄・高江)
16/10/4:沖縄・高江の住民の我慢は沸点に達している
16/10/22:“土人”発言 沖縄出身の嵩原弁護士が反対派とメディアを批判! 「あさパラ!」より

★拙ブログ関連エントリー(百田さん)
15/6/29:移設賛成派を封殺する沖縄二紙に百田尚樹氏を批判する資格はない
17/2/4:やっぱり憲法改正せなあかん!「大直言」青山繁晴×百田尚樹
17/9/8:米朝対話の先にあるものは? 日本はまさに「カエルの楽園」(付:山尾議員不倫疑惑)



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Comments

特亜の現在進行形の非人道的行為や、沖縄がそんな物の支配下になった時に想定される惨状を一切語らない時点でお察しだわ。
特亜を招き入れることが目的なんだから話がかみ合う訳も無い。

不幸にして尖閣や石垣が最前線となる様な事態が起きたとしたら、この連中は確信犯的に特亜進攻の手引きや日米軍の妨害工作をやるんじゃないですかね。
まあ明確な証拠を残すことはしないでしょうが、例えば盗難車を幹線道路に放置するとか。
前科があるだけに何をしてもバレバレなんだろうけど。

不幸にしてこの屑連中の努力が実り特亜の進行がもし現実となった場合、沖縄の人々の恐怖心は本土の比じゃないと思うんですよ。
外患誘致罪で身柄拘束される前に、パニックになった沖縄の人々に囲まれて“奇妙な果実”へ一直線www。
決してあり得ない話じゃないですよ。

個人的に”ヒトモドキ”の一番痛いところは、原因を作っておきながら負の結果、すなわち、被害は自分に及ばないと根拠無く確信してることですかねえ。
あえて言えば特権階級“両班”気取りなんでしょうね。
こいつらの目論見どおりにその努力が実った場合、それは外患誘致罪適用に拠る処刑かパニックになるであろう沖縄の人々に拠る私刑か、どちらにしても己の無様な死に様に直結することが想像出来無いらしい。

これらの予測は脅しでも何でもない。
一線を越えた場合の、ありふれた、そして高確率で発生してもおかしくない未来予想図である。
日本人は既にいろんなこと(一線を越えた時には合法的にヒトモドキは処理されることも含め)を知ってしまい、もう許す気は毛頭ないことをはっきりと言うべきだね。
(繰り返すが)一線を越えた場合、そしてその確率が決して低くない今、下手をしたら残り僅かな人生、震えて眠らせてあげるのも一興かと。
こんなんでええんかな | 2017/11/02 04:00 AM
私の廻りだけかもしれませんけど、「新聞(テレビ)の言ってることだから本当かどうかわからないよねぇ」っていう雰囲気は醸成されつつあるようです。
編集してない生の情報が手に入る現代では、新聞やテレビの編集済みの情報はライトノベル扱いを受けるのも仕方ないですね。
| 2017/11/02 11:32 AM
最近は差別差別と叫ぶ
差別主義者が多すぎる
g | 2017/11/02 12:08 PM
ジャーナリストが死に絶えて活動家だらけになってしまった日本の新聞。
「差別」と喚いてレッテル貼りをしてるだけ。
| 2017/11/02 06:33 PM
「私は社を代表してない」「私は現場にいなかった」=じゃあなんで取材できるんですかという話。一般のお店の店員がもしそんなこといったら終わりです。彼らは潜在的に反社会の不適合者で、もっといえば非・文明人に見えます。

保守系の論客はまだまだ甘いんではないかと思います。
なぜなら彼らは論破すれば引き下がる分別のある人達ではないからでリベラルを装ったただの左翼崩れが世の中に10いうなら100言い続ける、しつこさが必要なのかも知れない。
bk | 2017/11/02 11:59 PM
私、中国語の先生(日本に帰化済みの元中国人)に「琉球も台湾も中国のものなんだから!」と言われた経験ありですが、沖縄タイムズの記者は危機感ないんですかね。
| 2017/11/03 05:51 PM
 沖縄タイムスのこの記者は、百田に何を聞きたかったのだろう。「怖い」「怖くない」というのは、物事を認識するための用語です・・・。
 そこから議論が始まるのに、その用例を「差別」というのなら、コイツは論理のイロハすら理解していないのでは?
 この新聞社には、その程度のライターしかいないのか!と思ってしまう。
| 2017/11/03 09:39 PM
中立は一つじゃない、と堂々と言う連中に限って
他人を批判するときは中立性を求めるんだよね
中鮮人 | 2017/11/08 08:44 AM

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