64年目の夏に読む青山さんの新刊&うじき氏親子の「戦争」
今日は青山繁晴さんの新刊「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」の紹介と感想、そして先日テレ朝で放送された「ドキュメンタリ宣言」うじきつよし氏親子のお話を中心に。
まずは「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」、表紙の地図の色分けに注目。
何かお気づきになりましたか?
そうです。白い色は本来の日本領。明るい黄土色は本来の中国領。
チベットや東トルキスタン(ウイグル)などの独立国家群を除くと、中国はこんなに狭くなってしまうのですね。
この表紙には、「フェアに物事の本質を見よう」と常々言われている青山さんらしさがよく表れていると思います。
フェアと言えば、先日アマゾンのレビューを見て驚きました。
発売日である8月6日に(アマゾンで注文した人の多くはまだ到着していないと思われ)、いの一番にレビューを書いている人がおられるんですが、それが星1つなんですね。しかも、こう書かれてあるんです。
まずは「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」、表紙の地図の色分けに注目。
何かお気づきになりましたか?
そうです。白い色は本来の日本領。明るい黄土色は本来の中国領。
チベットや東トルキスタン(ウイグル)などの独立国家群を除くと、中国はこんなに狭くなってしまうのですね。
この表紙には、「フェアに物事の本質を見よう」と常々言われている青山さんらしさがよく表れていると思います。
フェアと言えば、先日アマゾンのレビューを見て驚きました。
発売日である8月6日に(アマゾンで注文した人の多くはまだ到着していないと思われ)、いの一番にレビューを書いている人がおられるんですが、それが星1つなんですね。しかも、こう書かれてあるんです。
「『アンカー』や『ぶったま!』で解説されている内容と同じような内容がたくさん含まれています。ですから、青山さんのテレビ解説をよくごらんになってる方はわざわざ買って読む必要はないと思います」
とんでもない!!
「アンカー」を毎週文字に起こし、「ぶったま!」もチェックを欠かしたことのない私ですら、見聞きしたことのない話がたくさん含まれているのですよ。
全くフェアでないレビューだと思いました。まさか評価を下げて売れなくするための工作ではないでしょうね?(-.-#)
確かにテレビで解説されたテーマも登場しますが、テレビでは伝えきれなかった詳細(関係者とのやりとりなど)も同時に多数記されているのですから。
たとえば中国毒ギョーザ事件。日本の捜査幹部との緊迫した会話。
たとえばウイグル叛乱。亡命ウイグル人の鬼気迫る証言。
たとえばチベット問題。「ぶったま!」での天台宗書写山圓教寺の高僧による勇気ある表明(08年4月5日放送「ぶったま!」参照)実現までの経緯。
たとえば領土問題。対馬の現場と地元住民の声。
青山さん、テレビでは時間の制約、表現の制約など色々あって言えなかったけど、本当はこういうことが言いたかったんだなというのも分かりますし、非常に「読ませる」展開にもなっています。
特に亡命ウイグル人の証言、これは09年7月8日放送「アンカー」でも一部は紹介されたのですが、テレビで放送できなかった内容、たとえばウイグル人にとって非常に過酷で悲惨な場面の証言が、この本では紹介されています。
そんな「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」より、「アンカー」「ぶったま!」で紹介されなかったたくさんのお話の中から、特に私が皆さんにより知ってほしいと感じた箇所をごく一部ですが引用させていただきます。
国民にとって、国家にとって、足元とはまず領土であり、その領土によってのみ定まる領海と領空だ。
わたしたちは、あろうことか、その領土をおろそかにしてきた。北方領土を奪われ、竹島を奪われ、尖閣諸島が危うくなっても、たとえばそれが衆院選や参院選の争点になったことは、ただの一度もない。
世界の健康な常識からすれば、あり得ないことであり、諸国民がにわかには信じないことだ。
適当に推測を話しているのではない。
富めるアメリカから、貧しいペルーまで、諸国を歩きながら話せるひとには話して、いちいち、のけぞるように驚かれてきた。
話せるひと、というのは地位のことを言っているのではなく、公平な耳を持つという一点で信頼できるひと、という意味だ。祖国の恥の話であるから、誰にでも話して意見を聴くというわけにいかない。
「日本は民主国家でしょう」
日本に憧れてきたという若いペルーの大学講師は、叫んだ。
「その奪われた領土を、取り返すために、政党と国民がああでもない、こうでもないと激しい議論をするはずだ。軍事力を行使してでも取り返せという政党から、独自の外交力を発揮して強硬にやれという政党やら、いや自国だけで解決するのは諦めてアメリカと組めという一派、アメリカじゃなく国連に頼れという一派、入り乱れて選挙を繰り返すはずだ」と彼は、眼を大きく見開いてわたしに迫った。(p.49)
………………………………………………………………………………
神舟7号の打ち上げと、初めての中国人宇宙飛行士による宇宙遊泳という名の船外活動を、なぜ世界の誰も喜ばないのか。
それは、宇宙開発に人類が慣れてしまって、もはや夢の話ではなくなり、湖が干上がったりする地上、餓死する人間がアフリカや北朝鮮で絶えない地上、サンゴが死滅する海、南の魚が北で採れてしまう海、宇宙よりもこれらを何とかしてくれと、みなが思っているという背景もある。
しかし何よりも、中国の国威発揚の度が過ぎるのだ。
神舟というロケットの命名もそうであり、そもそも北京オリンピックでも貧しい市民の住宅を政府が勝手に潰して街をきれいに偽装して開催したことを世界が知ってしまった直後に、友人宇宙ロケットの打ち上げとなれば、相も変わらず中華思想にもとづく国威発揚が最優先なのかと、ふつうの生活感覚を持った諸国民なら、げんなりしてしまうのだ。
日本国民の税から政府開発援助(ODA)の名で三兆円もの援助を受けてきた中国は、国威発揚のまえにやるべきことがあるだろうと、それは給料から天引きでODAの原資を持っていかれた日本のサラリーマンならずとも思うのだ。
わたしがその日本国民だから、こう言っているのではない。イギリス海軍の大佐に「なぜ日本のサラリーマンは、神舟7号を打ち上げたのなら、その分のODAを返せと、中国に言わないのか」と、まともに聞かれたから言っている。(p.91)
………………………………………………………………………………
彼《引用者注:亡命ウイグル人》は涙を静めようと懸命に努力しつつ、もう一度、口を開いた。
「日本のメディアには、ほんとうにひどい人がいます。いちばんはXというジャーナリスト(実際は実名)です。よくテレビで見ますけど、ウイグル自治区で人民武装警察の警官が襲われる事件を、アルカーイダと同じ残忍なテロだと言っています。いったい彼が、人民武装警察の何を、ウイグル自治区の何を、ウイグル独立運動の何を、知っているんですか」
「われわれは、北京オリンピックの前も、オリンピックの期間中も、オリンピックの閉幕後も、人民武装警察と戦っている。しかし決して、市民を襲ったことはない。イスラーム原理主義のプロのテロリストたちは、市民をまともに狙って殺害しているじゃないですか。わたし自身も、ほとんどのウイグル人も、ムスリム(イスラーム教徒)ですが、ただのひとりも、イスラーム原理主義と関係を持っている人間はいないし、市民を襲うなんて考えたこともない」
「Xさんは、全国紙(実際は実名)の記者出身で、日本を代表するジャーナリストのように扱われているけど、実際は、ウイグル独立運動がアルカーイダから援助を受けているといった単なる噂や、あるいは謀略情報をそのまま受けとって、そこで勝手に先入観をつくって、テレビで発言する。わたしはテレビ局へ何度も電話し、ツテもたどって彼に会おうとするけど、すべて拒否というか、無視される」
「今ここで話しているように、彼にもこんな風に、話を聞いてほしい。なぜ当事者の話を聞かないで発言できるんですか。なぜですか。彼のヘアスタイルがかっこよくて、着ているものもおしゃれで、女性に人気があるから、テレビで何でも発言できるんですか」
わたしは、朝の番組本番まえに、このXさんがスポーツ紙を読みふけって「情報収集」している姿を何度も繰り返し目撃しているだけに、この誠実な人柄の亡命ウイグル人に何も言えず、黙していた。(p.113-114)
………………………………………………………………………………
たいせつなのは麻生さん個人の運命ではなく、国家の命運と、世界のこれからであることを日本の主権者はよく知っている。その意味で、マスメディアからの有権者の自立が始まっている。
わたしも思う。わたし自身も、共同通信の政治記者時代に、政権の末期になると政局、つまりは欲呆けどもの右往左往をしきりに記事にせざるを得なかった。それ以外の記事は、デスクに受け容れられなかったが、その既存の体制にどっぷりとみずからの意志で漬かっていたのであり、厳しく自問せねばならない。
ほんとうは政権末期には、その政権がたとえばどのような外交をしてきたかを戦略的に総括し、成と否の両面をフェアに提示することが、たいせつだ。それは日本国民にだけ示すのではない。国際社会にもまた示すから、やり方ひとつで日本の国益が一変する。
「その政権の外交成果を強調すれば、与党に有利だ」「失敗を明らかにすれば野党に有利だ」という発想が、当然のごとくわたしたちの社会に通用している。外交を知らず、国際関係を知らない、貧しい発想と自戒したい。
なぜか。
政権がどう変わっても、与野党が入れ替わっても、日本国の外交は国がある限り、続くからだ。国際社会との付き合いも続くからだ。
外交の成と否のいずれをも示すことこそ、日本国が諸国それぞれと今後どう付きあいたいかをフェアに提示することである。
《中略。麻生政権の実績として、不正競争防止法の改正成立(外国企業の産業スパイあるいは国家による技術スパイの動きに一定の歯止めがかかる)、日本の西の最前線である与那国島に自衛隊部隊の初配備を決定、の2点を挙げた後》
麻生政権が去っても、新政権が法の再改正や自衛隊の配備計画の変更をしない限り、この法的な外交ツールは残り、外交力アップのための自衛隊活用も続く。
そこに戦略的な意味づけを、もしも新政権が党利党略とは関係なく積極的に補っていけば、日本の国益は充実する。
これが正しい政権交代だ。政権交代が日本のイメージを下げ続けてきたことを脱却し、むしろ政権交代によって日本の国際社会での発信力を強化する、ただひとつの道なのだ。(p.185-188)
………………………………………………………………………………
わたしは隠岐の島JCの面々に案内されて、八幡家を訪ねた。
そこには、竹島を漁場としてきた証人を受け継ぐ、静かな意志をもつ漁師たちが待っていてくれた。
そして未知の貴重な資料にも満ちていた。
たとえば、竹島でのアワビ漁を詳細に記録した手書きの台帳がある。
それをみると、たったひとりの漁師がわずか一二日間、竹島で漁をしただけで、実に一四七〇キロのアワビが採れたことが記されている。
約一・五トンである。これが現在のお金に直すと、ざっと二〇〇〇万円ぐらいの売り上げになったことも明記されている。
この驚くほどの好漁場が今、韓国の手に落ちてからどうなったのか、日本の政府は知らん顔だし、隠岐の島の漁師たちも八幡家をはじめ知るよしもなかった。
ところが最近、この八幡家のまだ若い当主が、島根大学に研修でやってきている韓国人と知り合い、その韓国人が漏らしたという。
採って採って採り尽くすうち、竹島の海のアワビは、ただの一個もいなくなった。ゼロになった。
ところが、昨年に、たった一個だけ再び採ることができた。そこで、その一個を韓国本土に持ち帰り、養殖しようとしている。しかし、そのノウハウが分からないから、島根大学にやってきたのだ。
この証言がどこまで正確なのか、また八幡家のひとの受け止め方が正確なのか、いずれも未確認であることはフェアに記しておく。
だが、乱獲が行われたことは、もはや疑いにくい。その乱獲は、対馬での韓国のプロ釣り師や漁師の姿と、そっくり、あまりにも似ている。
ほんとうにみずからの領土、領海だと思っていれば、ここまで酷い乱獲をやるだろうか。
人のものだと知っているからこその乱獲ではないか、それがリアルに疑われる。(p.315-316)
そしてそして。
このくだりは本の最初の方に登場するので、順番から言えばここでも最初に引用すべき箇所でしょうが、訳あって最後に持ってきました。
青山さんは現在、近畿大学の経済学部で客員教授として国際関係論を講じていますが、学生たちに、こう語りかけているそうです。
「きみとぼくは、これほど年齢差があっても、おんなじ教育を受けているんだ。それは敗戦後の教育であって、日本は戦争に負けたんだから、国を祖国と呼んではいけない、祖国にプライドを持ってはいけないという教育だったのではないか。敗戦後の世界では、日本はそうやって生きていくほかないという教育だったのじゃないか」
「二〇〇〇年を超える歴史を持つ、この国で、ただ一度だけ戦争に負けたからといって、なぜ、そうせねばならないのか。世界の諸国は、隣の中国であれ朝鮮半島であれ、ヨーロッパであれ、多くの国々が、勝ったり負けたりを繰り返してきた。そして勝ったときではなく、負けたときこそ、どうやって、みんなが育んできたものを護り抜くのか、それを諸国は練習し、学び、鍛えてきた。この日本は、一九四五年の夏までは、ただの一度も外国軍に負けて国土を占領されるということがなかった。それは、ほんとうは、わたしたちの誇りだ。しかし、歴史を一枚の紙とみて、その裏をみると、負けたときにどうするか、それを学ぶ機会がなかったということだ。だからこそ、一九四五年八月一五日に初めて負けたとき、勝った側の言うことに染まらなければならないと思い込んだのじゃないか」
(p.16)
「ただ一度だけ戦争に負けたからといって、なぜ、そうせねばならないのか」というくだりに私は「あっ」と反応しました。
というのも最近、夫が似たフレーズを口にしていたのです。
この季節になると戦争絡みのドキュメンタリーやドラマがよく放送されますが、それらのほとんどは「日本(軍)は悪かった」という論調のものですよね。
かねてからそのことに違和感を持っていた夫が、私にこう言ったのです。
「戦争に負けたことのある国って日本の他にもいっぱいあるやろ?でも、みんないつまでも自分の国のことをマイナス志向で見てたりせえへんやろ?何で日本だけが、一回負けただけで60何年間もこんな状態やねん?」
また、先日、産経新聞の読者投稿欄(8/12付)で、こんな話を見ました。
岡山県在住の山崎さんという76歳の男性の投稿です。
山崎さんは中1の時に終戦を迎えました。
それから数日後、学校から緊急登校の知らせがあり、登校してみると、英語の教諭が教壇に立ち、生徒たちにこう言ったそうです。
「これから私が言うことを、胸の奥底にたたきこんでおけ。米英の進駐軍が来たら二度と言えないから」
「これから先、どんな時世になろうとも、大和魂、大和心だけは決して捨てるな。それをなくしたら、日本は、日本民族は滅びるぞ。戦争に負けたくらいでへこたれるな」
山崎さんはこの言葉が今も強く印象に残っているそうです。
たった一度戦争に負けただけで、日本は変わってしまった。
GHQの占領政策によって、日本民族ではない異民族(青山さんの言葉を借りれば、祖国にプライドを持てない人たち)が大量に誕生してしまった。
完全に戦後世代の私が言うのも変ですが、そう感じずにはおれません。
まさにその典型例かもしれない人を、先日あるテレビ番組で見ました。
その人とは、うじきつよし氏です。以前「サンデープロジェクト」で司会をしていたので、ご存知の方も多いと思います。
その番組とは、8月10日にテレ朝で放送された「ドキュメンタリ宣言」です。
テレビ欄に載ったタイトルは【「僕の父はB級戦犯」うじきつよし親子の旅60年ぶり絶海監獄島へ“戦争責任”で大激論】。
ネット上の番組紹介にはこのようにありました。
【俳優のうじきつよしの父、氏木武さんは、第2次大戦当時インドシナ戦線で指揮を執った旧日本陸軍大尉。戦後、サイゴン裁判で拷問や略奪を指揮した罪を問われ、ベトナムと日本で計8年間の収監生活を送った「B級戦犯」だった。戦争と、戦争による殺人に絶対反対という強い信念があるうじきに対し、武さんは志願して陸軍士官学校に入った職業軍人。武さんは祖国を守るためとはいえ、命令に従うしかなかったのか。二人は武さんが戦ったミャンマーや、戦後収監されたベトナムの監獄島、さらにカンボジアや防衛省にも足を延ばす。戦争に向き合い、戦争について悩み続ける親子の姿を追う】
うじき氏はこの9月で52歳。
ご本人曰く、職業軍人でB級戦犯だったお父さんに反発して生きてきたそうです。
うじき氏は、戦争について多くを語らないお父さんを詰問します。「当時何があったのか、何をしたのか、全て話せ!」と。
「日本軍=悪」という図式に完全にはまってしまっており、お父さんを「悪人」だという前提で接しているのです。
お父さんはそんな息子に語ります。
「軍人になることを選んだのは当時は自然な流れ。後悔していない」
「収監生活で辛いことはなかった」
「自分が死んだら魂は靖国神社の仲間のところに行く」
「戦争がいいわけないだろ。だけど戦争は善悪では計れない」
「お前も同じ状況に置かれたら戦争に行く可能性がある」
が、うじき氏は「戦争は人殺しだよね?!悪いことだよね?!」と高圧的に繰り返すばかり。
その態度があまりにもひどいので、テレ朝のディレクター(うじき氏とは10年来の友人)がうじき氏に注意します。「お父さんに乱暴に無理やり言わせようとしてるみたいでよくない」と。
それに対し、うじき氏は「父は(徴兵じゃなく)職業軍人だから(言うのが当然)」と言い放つのです。
うじき氏親子がベトナムの監獄島を訪ねた時、ベトナム戦争時に政治犯とされた父親を亡くした青年がガイドでした。
青年は、空港までうじき氏のお父さんを見送りたいと申し出ます。
青年はうじき氏親子&スタッフと共に車に同乗、空港に向かったのですが、うじき氏はその車の中でもお父さんを激しく責めていました。
青年は何も言わずに(たぶん日本語が分からない)、道中お父さんの手を握りしめていました。
(ビデオ録画してなくて、ここまでは記憶で書きました。重大な間違いがあったらご指摘下さい)
うじき氏のあまりの“念仏平和主義者”ぶりに多くの視聴者が辟易したであろう頃、番組の終盤になって、ディレクターがついに核心に触れました(これはうじき氏がお父さんとの旅から1年後、お父さん抜きでカンボジアを訪ねた時のVTR)。
この部分のみYouTubeに動画を発見しましたので、ちょっと起こしておきます。
女性のはしくれとして言わせていただければ、「あなたが殺されそうになったら、僕はあなたを守るために命がけで戦います」って、たとえハッタリでも言ってくれない男性とは絶対に結婚したくないですね。
誰だって戦争は嫌いですし、良いことだなんて思いません。当たり前です。
ただ、あの時代、あの状況ですから、個人の意思とは関係なく、男性の多くは「このままでは日本が滅びる。家族も殺される。戦争は嫌だけど自分はこの身を捧げざるを得ない」と考え、それなりに覚悟を持って臨んでいたと思うのです。
戦後はうじき氏のようにゴニョゴニョ言うだけで深く考えない人がすごく多いですよね。「どんな理由があっても戦争はダメだよ、やっぱ平和がいいよ、うん」って感じで、居心地の良いところで思考停止してしまってる人が。
もっとも、そこまでだったらまだ分からないでもないんです。
私がうじき氏を非常に問題だと思ったのは、祖国にプライドを持ち、その祖国を、故郷を、家族を守るため率先して戦地に赴いたお父さんに対して、うじき氏が尊敬の念を一切持っておらず、ひたすら自分の価値観を押しつけ、高圧的に詰問する、罵倒する、そんな姿勢です。
そんなにまでして、お父さんから「後悔」や「反省」の言葉を引き出したいのか。そんなにまでして、自分の中の「正義感」を満足させたいのかと。
うじき氏はそもそも「戦犯」の何を知っているのでしょうか?
「A級戦犯」も「B級戦犯」も、戦勝国による一方的な裁判で生み出されたものです。正当性に疑問を持っている人は世界中にゴマンといます。
1952年(昭和27年)、講和条約発効の年、戦犯拘禁中の死者はすべて「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として取り扱われる事となりました。
同年6月、日本弁護士連合会が「戦犯の赦免勧告に関する意見書」を政府に提出したほか、戦争受刑者釈放を求めた署名運動も始まり、国民運動として大きな広がりをみせ、4,000万人という署名を得ました。これは「戦犯」は被害者でもあるとする国民意識からの動きです。
国会の動きも活発化し、改進党(現自民党)や社会党などが連携し、戦犯の釈放や赦免を求める決議案は何れも国会において圧倒的多数で可決されました。
説明が長くなるので省きますが、とにかく日本では「戦犯」は赦されているし、国内法上でも「戦犯」はもはや存在していないのです。
うじき氏にこういった知識がないのは仕方ないとしても、ちょっとは想像力を働かせてほしい。
お父さんが軍人だったあの時代、日本は国際社会の中でどんな状況に置かれていたのか?日本人の価値観、世界の価値観はどうだったのか?(少なくとも現在とは全く異なっていることぐらいは分かるでしょう)
また、戦後、お父さんがどんなに重たいものを背中に背負って生きてきたのか?ということも。
そうすれば、安易に「戦争は悪」と繰り返したり、ましてやお父さんを「人殺し」呼ばわりなんてできないはずです。
うじき氏は昔「子供バンド」というロックバンドをやってました。私も何曲か聴いたことがあります。その後は俳優や司会者など、芸能界で幅広く活躍されているようです。
つまり想像力が大変必要とされる職種のはずなんです。が、彼にはそれが全く欠如しているように見えました。
さらには、「自衛戦争やむなし」と語るディレクター、つまり自分と価値観が異なる人に対してあからさまに不愉快な表情を見せ、まるで「このディレクターは悪人だから全国に顔を晒せ」とでも言いたげに、カメラマンに「(ディレクターの)顔撮っといて」と指示したうじき氏を見て、ああ、これはもう処置なしだと。
うじき氏がこのようになってしまったのは、第一にやはり戦後日本の教育が原因ではないでしょうか。
そう、まさに青山さんが指摘された「日本は戦争に負けたんだから、国を祖国と呼んではいけない、祖国にプライドを持ってはいけないという教育」です。
その意味ではうじき氏も「被害者」と言えるのかもしれません。
日教組が推進してきたような自虐的な教育を是とし、国や家族のために戦った人たちのことを肯定的に語ることのできない社会が築かれてしまった。
うじき氏のお父さんが戦争についてこれまで語らなかった理由の一端も、ここにあるのではないでしょうか。
先ほど紹介した産経投稿の山崎さん、彼が終戦直後に英語教諭から言われた印象深い言葉は、私の心にも強く刻まれました。もう一度引用しておきます。
「これから先、どんな時世になろうとも、大和魂、大和心だけは決して捨てるな。それをなくしたら、日本は、日本民族は滅びるぞ。戦争に負けたくらいでへこたれるな」
うじき氏はじめ今を生きる私たちが平和に暮らせているのは、身を賭してあの戦争を戦って下さった先人(民間人ももちろん含む)の尊い犠牲があってこそです。
と同時に、生き残って戦後日本の立て直しに尽力されたうじき氏のお父さん世代の方々のお陰でもあります。
私たち戦争を体験していない世代はそのことを決して忘れてはいけないし、私たちの世代こそが彼らの意志を受け継ぎ、これからの日本を作っていくのだという気概を持たねばなりません。
それが大和魂、大和心というものではないでしょうか。
日本を、日本民族を取り戻したい。
そう痛切に感じた64度目の夏です。
■おまけの情報
「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」の中で青山さんが拙ブログに触れて下さっています。170ページです。
そもそも誰から感謝されたいと思ったわけでもなく、ただ私が青山さんの解説を幅広く皆さんに知っていただきたいなと思って勝手に始めた「アンカー」の文字起こしですが、青山さんご本人からこのような形で感謝の言葉を頂戴し、大変光栄に思いました。
(実を言えば、「アンカー」起こしにいただいた読者様からのコメントを紹介するために拙ブログの説明が必要だったという側面もあるのでしょうが、とにかく私は素直に喜んでいます(^^ゞ。ちなみにその読者様のコメントというのは、「特亜で駐在員さん」(2008/08/22 07:17 PM投稿)です)
※拙ブログ関連エントリー
・08/7/8付:「日中の興亡」
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
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■「お気楽くっくり」更新済
焼酎大好き!
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「アンカー」を毎週文字に起こし、「ぶったま!」もチェックを欠かしたことのない私ですら、見聞きしたことのない話がたくさん含まれているのですよ。
全くフェアでないレビューだと思いました。まさか評価を下げて売れなくするための工作ではないでしょうね?(-.-#)
確かにテレビで解説されたテーマも登場しますが、テレビでは伝えきれなかった詳細(関係者とのやりとりなど)も同時に多数記されているのですから。
たとえば中国毒ギョーザ事件。日本の捜査幹部との緊迫した会話。
たとえばウイグル叛乱。亡命ウイグル人の鬼気迫る証言。
たとえばチベット問題。「ぶったま!」での天台宗書写山圓教寺の高僧による勇気ある表明(08年4月5日放送「ぶったま!」参照)実現までの経緯。
たとえば領土問題。対馬の現場と地元住民の声。
青山さん、テレビでは時間の制約、表現の制約など色々あって言えなかったけど、本当はこういうことが言いたかったんだなというのも分かりますし、非常に「読ませる」展開にもなっています。
特に亡命ウイグル人の証言、これは09年7月8日放送「アンカー」でも一部は紹介されたのですが、テレビで放送できなかった内容、たとえばウイグル人にとって非常に過酷で悲惨な場面の証言が、この本では紹介されています。
そんな「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」より、「アンカー」「ぶったま!」で紹介されなかったたくさんのお話の中から、特に私が皆さんにより知ってほしいと感じた箇所をごく一部ですが引用させていただきます。
国民にとって、国家にとって、足元とはまず領土であり、その領土によってのみ定まる領海と領空だ。
わたしたちは、あろうことか、その領土をおろそかにしてきた。北方領土を奪われ、竹島を奪われ、尖閣諸島が危うくなっても、たとえばそれが衆院選や参院選の争点になったことは、ただの一度もない。
世界の健康な常識からすれば、あり得ないことであり、諸国民がにわかには信じないことだ。
適当に推測を話しているのではない。
富めるアメリカから、貧しいペルーまで、諸国を歩きながら話せるひとには話して、いちいち、のけぞるように驚かれてきた。
話せるひと、というのは地位のことを言っているのではなく、公平な耳を持つという一点で信頼できるひと、という意味だ。祖国の恥の話であるから、誰にでも話して意見を聴くというわけにいかない。
「日本は民主国家でしょう」
日本に憧れてきたという若いペルーの大学講師は、叫んだ。
「その奪われた領土を、取り返すために、政党と国民がああでもない、こうでもないと激しい議論をするはずだ。軍事力を行使してでも取り返せという政党から、独自の外交力を発揮して強硬にやれという政党やら、いや自国だけで解決するのは諦めてアメリカと組めという一派、アメリカじゃなく国連に頼れという一派、入り乱れて選挙を繰り返すはずだ」と彼は、眼を大きく見開いてわたしに迫った。(p.49)
………………………………………………………………………………
神舟7号の打ち上げと、初めての中国人宇宙飛行士による宇宙遊泳という名の船外活動を、なぜ世界の誰も喜ばないのか。
それは、宇宙開発に人類が慣れてしまって、もはや夢の話ではなくなり、湖が干上がったりする地上、餓死する人間がアフリカや北朝鮮で絶えない地上、サンゴが死滅する海、南の魚が北で採れてしまう海、宇宙よりもこれらを何とかしてくれと、みなが思っているという背景もある。
しかし何よりも、中国の国威発揚の度が過ぎるのだ。
神舟というロケットの命名もそうであり、そもそも北京オリンピックでも貧しい市民の住宅を政府が勝手に潰して街をきれいに偽装して開催したことを世界が知ってしまった直後に、友人宇宙ロケットの打ち上げとなれば、相も変わらず中華思想にもとづく国威発揚が最優先なのかと、ふつうの生活感覚を持った諸国民なら、げんなりしてしまうのだ。
日本国民の税から政府開発援助(ODA)の名で三兆円もの援助を受けてきた中国は、国威発揚のまえにやるべきことがあるだろうと、それは給料から天引きでODAの原資を持っていかれた日本のサラリーマンならずとも思うのだ。
わたしがその日本国民だから、こう言っているのではない。イギリス海軍の大佐に「なぜ日本のサラリーマンは、神舟7号を打ち上げたのなら、その分のODAを返せと、中国に言わないのか」と、まともに聞かれたから言っている。(p.91)
………………………………………………………………………………
彼《引用者注:亡命ウイグル人》は涙を静めようと懸命に努力しつつ、もう一度、口を開いた。
「日本のメディアには、ほんとうにひどい人がいます。いちばんはXというジャーナリスト(実際は実名)です。よくテレビで見ますけど、ウイグル自治区で人民武装警察の警官が襲われる事件を、アルカーイダと同じ残忍なテロだと言っています。いったい彼が、人民武装警察の何を、ウイグル自治区の何を、ウイグル独立運動の何を、知っているんですか」
「われわれは、北京オリンピックの前も、オリンピックの期間中も、オリンピックの閉幕後も、人民武装警察と戦っている。しかし決して、市民を襲ったことはない。イスラーム原理主義のプロのテロリストたちは、市民をまともに狙って殺害しているじゃないですか。わたし自身も、ほとんどのウイグル人も、ムスリム(イスラーム教徒)ですが、ただのひとりも、イスラーム原理主義と関係を持っている人間はいないし、市民を襲うなんて考えたこともない」
「Xさんは、全国紙(実際は実名)の記者出身で、日本を代表するジャーナリストのように扱われているけど、実際は、ウイグル独立運動がアルカーイダから援助を受けているといった単なる噂や、あるいは謀略情報をそのまま受けとって、そこで勝手に先入観をつくって、テレビで発言する。わたしはテレビ局へ何度も電話し、ツテもたどって彼に会おうとするけど、すべて拒否というか、無視される」
「今ここで話しているように、彼にもこんな風に、話を聞いてほしい。なぜ当事者の話を聞かないで発言できるんですか。なぜですか。彼のヘアスタイルがかっこよくて、着ているものもおしゃれで、女性に人気があるから、テレビで何でも発言できるんですか」
わたしは、朝の番組本番まえに、このXさんがスポーツ紙を読みふけって「情報収集」している姿を何度も繰り返し目撃しているだけに、この誠実な人柄の亡命ウイグル人に何も言えず、黙していた。(p.113-114)
………………………………………………………………………………
たいせつなのは麻生さん個人の運命ではなく、国家の命運と、世界のこれからであることを日本の主権者はよく知っている。その意味で、マスメディアからの有権者の自立が始まっている。
わたしも思う。わたし自身も、共同通信の政治記者時代に、政権の末期になると政局、つまりは欲呆けどもの右往左往をしきりに記事にせざるを得なかった。それ以外の記事は、デスクに受け容れられなかったが、その既存の体制にどっぷりとみずからの意志で漬かっていたのであり、厳しく自問せねばならない。
ほんとうは政権末期には、その政権がたとえばどのような外交をしてきたかを戦略的に総括し、成と否の両面をフェアに提示することが、たいせつだ。それは日本国民にだけ示すのではない。国際社会にもまた示すから、やり方ひとつで日本の国益が一変する。
「その政権の外交成果を強調すれば、与党に有利だ」「失敗を明らかにすれば野党に有利だ」という発想が、当然のごとくわたしたちの社会に通用している。外交を知らず、国際関係を知らない、貧しい発想と自戒したい。
なぜか。
政権がどう変わっても、与野党が入れ替わっても、日本国の外交は国がある限り、続くからだ。国際社会との付き合いも続くからだ。
外交の成と否のいずれをも示すことこそ、日本国が諸国それぞれと今後どう付きあいたいかをフェアに提示することである。
《中略。麻生政権の実績として、不正競争防止法の改正成立(外国企業の産業スパイあるいは国家による技術スパイの動きに一定の歯止めがかかる)、日本の西の最前線である与那国島に自衛隊部隊の初配備を決定、の2点を挙げた後》
麻生政権が去っても、新政権が法の再改正や自衛隊の配備計画の変更をしない限り、この法的な外交ツールは残り、外交力アップのための自衛隊活用も続く。
そこに戦略的な意味づけを、もしも新政権が党利党略とは関係なく積極的に補っていけば、日本の国益は充実する。
これが正しい政権交代だ。政権交代が日本のイメージを下げ続けてきたことを脱却し、むしろ政権交代によって日本の国際社会での発信力を強化する、ただひとつの道なのだ。(p.185-188)
………………………………………………………………………………
わたしは隠岐の島JCの面々に案内されて、八幡家を訪ねた。
そこには、竹島を漁場としてきた証人を受け継ぐ、静かな意志をもつ漁師たちが待っていてくれた。
そして未知の貴重な資料にも満ちていた。
たとえば、竹島でのアワビ漁を詳細に記録した手書きの台帳がある。
それをみると、たったひとりの漁師がわずか一二日間、竹島で漁をしただけで、実に一四七〇キロのアワビが採れたことが記されている。
約一・五トンである。これが現在のお金に直すと、ざっと二〇〇〇万円ぐらいの売り上げになったことも明記されている。
この驚くほどの好漁場が今、韓国の手に落ちてからどうなったのか、日本の政府は知らん顔だし、隠岐の島の漁師たちも八幡家をはじめ知るよしもなかった。
ところが最近、この八幡家のまだ若い当主が、島根大学に研修でやってきている韓国人と知り合い、その韓国人が漏らしたという。
採って採って採り尽くすうち、竹島の海のアワビは、ただの一個もいなくなった。ゼロになった。
ところが、昨年に、たった一個だけ再び採ることができた。そこで、その一個を韓国本土に持ち帰り、養殖しようとしている。しかし、そのノウハウが分からないから、島根大学にやってきたのだ。
この証言がどこまで正確なのか、また八幡家のひとの受け止め方が正確なのか、いずれも未確認であることはフェアに記しておく。
だが、乱獲が行われたことは、もはや疑いにくい。その乱獲は、対馬での韓国のプロ釣り師や漁師の姿と、そっくり、あまりにも似ている。
ほんとうにみずからの領土、領海だと思っていれば、ここまで酷い乱獲をやるだろうか。
人のものだと知っているからこその乱獲ではないか、それがリアルに疑われる。(p.315-316)
そしてそして。
このくだりは本の最初の方に登場するので、順番から言えばここでも最初に引用すべき箇所でしょうが、訳あって最後に持ってきました。
青山さんは現在、近畿大学の経済学部で客員教授として国際関係論を講じていますが、学生たちに、こう語りかけているそうです。
「きみとぼくは、これほど年齢差があっても、おんなじ教育を受けているんだ。それは敗戦後の教育であって、日本は戦争に負けたんだから、国を祖国と呼んではいけない、祖国にプライドを持ってはいけないという教育だったのではないか。敗戦後の世界では、日本はそうやって生きていくほかないという教育だったのじゃないか」
「二〇〇〇年を超える歴史を持つ、この国で、ただ一度だけ戦争に負けたからといって、なぜ、そうせねばならないのか。世界の諸国は、隣の中国であれ朝鮮半島であれ、ヨーロッパであれ、多くの国々が、勝ったり負けたりを繰り返してきた。そして勝ったときではなく、負けたときこそ、どうやって、みんなが育んできたものを護り抜くのか、それを諸国は練習し、学び、鍛えてきた。この日本は、一九四五年の夏までは、ただの一度も外国軍に負けて国土を占領されるということがなかった。それは、ほんとうは、わたしたちの誇りだ。しかし、歴史を一枚の紙とみて、その裏をみると、負けたときにどうするか、それを学ぶ機会がなかったということだ。だからこそ、一九四五年八月一五日に初めて負けたとき、勝った側の言うことに染まらなければならないと思い込んだのじゃないか」
(p.16)
「ただ一度だけ戦争に負けたからといって、なぜ、そうせねばならないのか」というくだりに私は「あっ」と反応しました。
というのも最近、夫が似たフレーズを口にしていたのです。
この季節になると戦争絡みのドキュメンタリーやドラマがよく放送されますが、それらのほとんどは「日本(軍)は悪かった」という論調のものですよね。
かねてからそのことに違和感を持っていた夫が、私にこう言ったのです。
「戦争に負けたことのある国って日本の他にもいっぱいあるやろ?でも、みんないつまでも自分の国のことをマイナス志向で見てたりせえへんやろ?何で日本だけが、一回負けただけで60何年間もこんな状態やねん?」
また、先日、産経新聞の読者投稿欄(8/12付)で、こんな話を見ました。
岡山県在住の山崎さんという76歳の男性の投稿です。
山崎さんは中1の時に終戦を迎えました。
それから数日後、学校から緊急登校の知らせがあり、登校してみると、英語の教諭が教壇に立ち、生徒たちにこう言ったそうです。
「これから私が言うことを、胸の奥底にたたきこんでおけ。米英の進駐軍が来たら二度と言えないから」
「これから先、どんな時世になろうとも、大和魂、大和心だけは決して捨てるな。それをなくしたら、日本は、日本民族は滅びるぞ。戦争に負けたくらいでへこたれるな」
山崎さんはこの言葉が今も強く印象に残っているそうです。
たった一度戦争に負けただけで、日本は変わってしまった。
GHQの占領政策によって、日本民族ではない異民族(青山さんの言葉を借りれば、祖国にプライドを持てない人たち)が大量に誕生してしまった。
完全に戦後世代の私が言うのも変ですが、そう感じずにはおれません。
まさにその典型例かもしれない人を、先日あるテレビ番組で見ました。
その人とは、うじきつよし氏です。以前「サンデープロジェクト」で司会をしていたので、ご存知の方も多いと思います。
その番組とは、8月10日にテレ朝で放送された「ドキュメンタリ宣言」です。
テレビ欄に載ったタイトルは【「僕の父はB級戦犯」うじきつよし親子の旅60年ぶり絶海監獄島へ“戦争責任”で大激論】。
ネット上の番組紹介にはこのようにありました。
【俳優のうじきつよしの父、氏木武さんは、第2次大戦当時インドシナ戦線で指揮を執った旧日本陸軍大尉。戦後、サイゴン裁判で拷問や略奪を指揮した罪を問われ、ベトナムと日本で計8年間の収監生活を送った「B級戦犯」だった。戦争と、戦争による殺人に絶対反対という強い信念があるうじきに対し、武さんは志願して陸軍士官学校に入った職業軍人。武さんは祖国を守るためとはいえ、命令に従うしかなかったのか。二人は武さんが戦ったミャンマーや、戦後収監されたベトナムの監獄島、さらにカンボジアや防衛省にも足を延ばす。戦争に向き合い、戦争について悩み続ける親子の姿を追う】
うじき氏はこの9月で52歳。
ご本人曰く、職業軍人でB級戦犯だったお父さんに反発して生きてきたそうです。
うじき氏は、戦争について多くを語らないお父さんを詰問します。「当時何があったのか、何をしたのか、全て話せ!」と。
「日本軍=悪」という図式に完全にはまってしまっており、お父さんを「悪人」だという前提で接しているのです。
お父さんはそんな息子に語ります。
「軍人になることを選んだのは当時は自然な流れ。後悔していない」
「収監生活で辛いことはなかった」
「自分が死んだら魂は靖国神社の仲間のところに行く」
「戦争がいいわけないだろ。だけど戦争は善悪では計れない」
「お前も同じ状況に置かれたら戦争に行く可能性がある」
が、うじき氏は「戦争は人殺しだよね?!悪いことだよね?!」と高圧的に繰り返すばかり。
その態度があまりにもひどいので、テレ朝のディレクター(うじき氏とは10年来の友人)がうじき氏に注意します。「お父さんに乱暴に無理やり言わせようとしてるみたいでよくない」と。
それに対し、うじき氏は「父は(徴兵じゃなく)職業軍人だから(言うのが当然)」と言い放つのです。
うじき氏親子がベトナムの監獄島を訪ねた時、ベトナム戦争時に政治犯とされた父親を亡くした青年がガイドでした。
青年は、空港までうじき氏のお父さんを見送りたいと申し出ます。
青年はうじき氏親子&スタッフと共に車に同乗、空港に向かったのですが、うじき氏はその車の中でもお父さんを激しく責めていました。
青年は何も言わずに(たぶん日本語が分からない)、道中お父さんの手を握りしめていました。
(ビデオ録画してなくて、ここまでは記憶で書きました。重大な間違いがあったらご指摘下さい)
うじき氏のあまりの“念仏平和主義者”ぶりに多くの視聴者が辟易したであろう頃、番組の終盤になって、ディレクターがついに核心に触れました(これはうじき氏がお父さんとの旅から1年後、お父さん抜きでカンボジアを訪ねた時のVTR)。
この部分のみYouTubeに動画を発見しましたので、ちょっと起こしておきます。
ディレクター
「うじきさんは戦争反対でどんな戦争もやってはいけないっていう考え?」
うじきつよし
「当たり前ですよ」
ディレクター
「それは自分の国が侵略されようとしててもですか?それも戦争ですよ?」
うじきつよし
「聞くのは簡単でしょ、君は」
ディレクター
「簡単ですよ。だからそのために(聞くために)呼ばれてる」
うじきつよし
「だから世界中の人がその疑問に答えられないことをそう簡単に訊いちゃいけないでしょ。戦争がいいのか悪いのかなんて」(←自分は同じことをさんざん父親に訊いてたくせに(T^T))
ディレクター
「戦争反対だからと言って、じゃあすべての戦争を否定して、日本が侵略されてもいいということなんですか?」
うじきつよし
「だからそれは論議のための論議でしょ」
ディレクター
「論議のための論議かなあ」
うじきつよし
「じゃあ、自分の家族、ね、殺されるの目の前にしてね、それを抵抗しないのかっていう話をされてるのと一緒だよ」
ディレクター
「それも戦争だってことでしょ。それは戦争じゃないんですか?」
うじきつよし
「じゃあ村田(ディレクターの名前)はそれ、してもいいのね?逆に聞きたい。してもいいのね?じゃあ戦争はしてもいいことなのね?村田はそれを俺に訊いてるんだよ、今」
ディレクター
「してもいいってことだと思います。そういうことなら」
うじきつよし
「(カメラマンに)ちょっと(このディレクターの)顔を撮っといて。(ディレクターに)言って」
ディレクター
「(カメラ、ディレクターの顔を映す)ああ、僕は戦争してもいいと思います。本当に自分の家族が殺されそうになったら自分は戦います。当たり前のことです」
カメラマン
「それは正当防衛ということですか」
ディレクター
「ええ、そうですね。それも戦争です。それが戦争じゃないと言えるんですか?」
うじきつよし
「……。でも、それを、なくして、いかなくちゃ、いけないことだと……」
ディレクター
「当然ですよ、それは」
うじきつよし
「(笑)だから、当然だって言っていながらさ、戦争はしてもいいって言ってるじゃない」
《以下略》
女性のはしくれとして言わせていただければ、「あなたが殺されそうになったら、僕はあなたを守るために命がけで戦います」って、たとえハッタリでも言ってくれない男性とは絶対に結婚したくないですね。
誰だって戦争は嫌いですし、良いことだなんて思いません。当たり前です。
ただ、あの時代、あの状況ですから、個人の意思とは関係なく、男性の多くは「このままでは日本が滅びる。家族も殺される。戦争は嫌だけど自分はこの身を捧げざるを得ない」と考え、それなりに覚悟を持って臨んでいたと思うのです。
戦後はうじき氏のようにゴニョゴニョ言うだけで深く考えない人がすごく多いですよね。「どんな理由があっても戦争はダメだよ、やっぱ平和がいいよ、うん」って感じで、居心地の良いところで思考停止してしまってる人が。
もっとも、そこまでだったらまだ分からないでもないんです。
私がうじき氏を非常に問題だと思ったのは、祖国にプライドを持ち、その祖国を、故郷を、家族を守るため率先して戦地に赴いたお父さんに対して、うじき氏が尊敬の念を一切持っておらず、ひたすら自分の価値観を押しつけ、高圧的に詰問する、罵倒する、そんな姿勢です。
そんなにまでして、お父さんから「後悔」や「反省」の言葉を引き出したいのか。そんなにまでして、自分の中の「正義感」を満足させたいのかと。
うじき氏はそもそも「戦犯」の何を知っているのでしょうか?
「A級戦犯」も「B級戦犯」も、戦勝国による一方的な裁判で生み出されたものです。正当性に疑問を持っている人は世界中にゴマンといます。
1952年(昭和27年)、講和条約発効の年、戦犯拘禁中の死者はすべて「公務死」として、戦犯逮捕者は「抑留又は逮捕された者」として取り扱われる事となりました。
同年6月、日本弁護士連合会が「戦犯の赦免勧告に関する意見書」を政府に提出したほか、戦争受刑者釈放を求めた署名運動も始まり、国民運動として大きな広がりをみせ、4,000万人という署名を得ました。これは「戦犯」は被害者でもあるとする国民意識からの動きです。
国会の動きも活発化し、改進党(現自民党)や社会党などが連携し、戦犯の釈放や赦免を求める決議案は何れも国会において圧倒的多数で可決されました。
説明が長くなるので省きますが、とにかく日本では「戦犯」は赦されているし、国内法上でも「戦犯」はもはや存在していないのです。
うじき氏にこういった知識がないのは仕方ないとしても、ちょっとは想像力を働かせてほしい。
お父さんが軍人だったあの時代、日本は国際社会の中でどんな状況に置かれていたのか?日本人の価値観、世界の価値観はどうだったのか?(少なくとも現在とは全く異なっていることぐらいは分かるでしょう)
また、戦後、お父さんがどんなに重たいものを背中に背負って生きてきたのか?ということも。
そうすれば、安易に「戦争は悪」と繰り返したり、ましてやお父さんを「人殺し」呼ばわりなんてできないはずです。
うじき氏は昔「子供バンド」というロックバンドをやってました。私も何曲か聴いたことがあります。その後は俳優や司会者など、芸能界で幅広く活躍されているようです。
つまり想像力が大変必要とされる職種のはずなんです。が、彼にはそれが全く欠如しているように見えました。
さらには、「自衛戦争やむなし」と語るディレクター、つまり自分と価値観が異なる人に対してあからさまに不愉快な表情を見せ、まるで「このディレクターは悪人だから全国に顔を晒せ」とでも言いたげに、カメラマンに「(ディレクターの)顔撮っといて」と指示したうじき氏を見て、ああ、これはもう処置なしだと。
うじき氏がこのようになってしまったのは、第一にやはり戦後日本の教育が原因ではないでしょうか。
そう、まさに青山さんが指摘された「日本は戦争に負けたんだから、国を祖国と呼んではいけない、祖国にプライドを持ってはいけないという教育」です。
その意味ではうじき氏も「被害者」と言えるのかもしれません。
日教組が推進してきたような自虐的な教育を是とし、国や家族のために戦った人たちのことを肯定的に語ることのできない社会が築かれてしまった。
うじき氏のお父さんが戦争についてこれまで語らなかった理由の一端も、ここにあるのではないでしょうか。
先ほど紹介した産経投稿の山崎さん、彼が終戦直後に英語教諭から言われた印象深い言葉は、私の心にも強く刻まれました。もう一度引用しておきます。
「これから先、どんな時世になろうとも、大和魂、大和心だけは決して捨てるな。それをなくしたら、日本は、日本民族は滅びるぞ。戦争に負けたくらいでへこたれるな」
うじき氏はじめ今を生きる私たちが平和に暮らせているのは、身を賭してあの戦争を戦って下さった先人(民間人ももちろん含む)の尊い犠牲があってこそです。
と同時に、生き残って戦後日本の立て直しに尽力されたうじき氏のお父さん世代の方々のお陰でもあります。
私たち戦争を体験していない世代はそのことを決して忘れてはいけないし、私たちの世代こそが彼らの意志を受け継ぎ、これからの日本を作っていくのだという気概を持たねばなりません。
それが大和魂、大和心というものではないでしょうか。
日本を、日本民族を取り戻したい。
そう痛切に感じた64度目の夏です。
■おまけの情報
「王道の日本 覇道の中国 火道の米国」の中で青山さんが拙ブログに触れて下さっています。170ページです。
そもそも誰から感謝されたいと思ったわけでもなく、ただ私が青山さんの解説を幅広く皆さんに知っていただきたいなと思って勝手に始めた「アンカー」の文字起こしですが、青山さんご本人からこのような形で感謝の言葉を頂戴し、大変光栄に思いました。
(実を言えば、「アンカー」起こしにいただいた読者様からのコメントを紹介するために拙ブログの説明が必要だったという側面もあるのでしょうが、とにかく私は素直に喜んでいます(^^ゞ。ちなみにその読者様のコメントというのは、「特亜で駐在員さん」(2008/08/22 07:17 PM投稿)です)
※拙ブログ関連エントリー
・08/7/8付:「日中の興亡」
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
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■「お気楽くっくり」更新済
焼酎大好き!
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Comments
とくに、青くさい正義感から親を糾弾、みたいなことは、二十歳ぐらいでとっくに卒業していないといけないことですよね。
確かに、彼は処置なしだと思えました。
これはどうなんでしょうね、レビューが個人的な内容の受け取り方に対するものであるなら、確かに個人の自由だから批判はおかしいって話にはなるでしょうが、 記述内容自体の明らかな嘘レビューは、指摘されても当然なのではないでしょうか?
>うじきつよし
には、もう開いた口が顎が外れるぐらいの勢いですね、9条の会とかそこらへんのレベルの人ですね、NHKの日本のこれから、に出てくるお花畑の人ですね (そのお花畑の外にはきちんと警察官も自衛隊もいるのに、その中から拳銃を持つな軍隊を持つな!と、自分たちが何によって守られているか自覚してない無意識か意識的は知らないが・・)
どこが攻撃なのかさっぱりわからない。
批判でしょう。
個人名挙げてるわけじゃないし。
心の底から同意します。
最近私は、「主体性の欠如」こそが真因ではないかと思うわけです。
うじき氏は「戦争は致命的誤り」という「正解」が先にありきで、それに答え合わせをするように自分の考えを組み上げてきたのでしょう。
でも世の中は違います。自分たちがやりたいこと、やらなければならないことに向かって試行錯誤をしなければならず、「正解」がどこかに準備されているわけではありません。
話し合いも、戦争も、その試行錯誤の一場面、一形態に過ぎません。「戦争反対」に引きずられて自分たちがやりたいこともやれないのは試行錯誤の放棄であり、主体性を無くしたと言っても良いでしょう。
大和魂から生まれる「やりたいこと」「やらなければならないこと」を守り、試行錯誤を繰り返すことこそ、日本を取り戻す道であり、英語の先生がおっしゃった「へこたれるな」という一言に通じるはずだと思います。
娘は「この人、お父さんに何を言わせたいのかな。自分の中では答えはもう決まってるんだよね。それをお父さんが言わないからあんなにイライラしてるんだよね。」
なんか 安心しました。
自分もしっかり観てたわけじゃないのであまり自信はないんですが、うじきが映画「226」に出たときの話で、「殺せ」だか「死ね」だかいう台詞をどうしても言いたくないって監督に直訴した・・・ってエピソードが出ましたよね。
思想信条は人ぞれぞれだが、プロなら仕事に私情を持ち込むなよと思いましたw
青山さんの本なんですが、予約し忘れて、2〜3日前にamazon見たら「3〜5週間以内に発送」ってなってて、こりゃもうお盆明けに書店で直買いするかって考えてたところ、いま見たら「在庫あり」に変わってました。
さっそく注文します!みなさんもお早めにw
私もそこいらのゆとりの一員ですから本当にこの程度ですが、芸能人のうじきさんについて正直申すと、そんなんじゃ貴方も長男がいらっしゃるのなら、その子は嘸かし現代の典型的な女々しい男になるんだろうな、いや間違いなくなるんだと・・・。
何の誤りにも気づくこと無くきっと、本当に残念ですw
それと今すごく草食系とか連呼されてるけど、ようするにあれは女々しい♂、名目は草食や少食だろうが何だろうが、付いてるものはあるが内心は限りなく女性ということなわけですよね。。
>「(笑)だから、当然だって言っていながらさ、戦争はしてもいいって言ってるじゃない」
そもそも止められなかったからこそ、家族が殺されそうになるんですがねぇ。
それも一つの理由でしょうけど、それより職業軍人で且つB級戦犯として服役を余儀なくされた父君との確執が、うじき氏の極端な考えを生んだように思えます。
学校生活で父親の経歴の所為で虐めにでもあったのではないでしょうか。
偏執的な性格と相まって現在のうじき氏が出来上がりましたということです。
>うじきつよし
「だから世界中の人がその疑問に答えられないことをそう簡単に訊いちゃいけないでしょ。戦争がいいのか悪いのかなんて」
こんな事も言っていますから自分の主張のおかしさを自覚しているということでしょう。
ほんとうにみずからの領土、領海だと思っていれば、ここまで酷い乱獲をやるだろうか。
人のものだと知っているからこその乱獲ではないか、それがリアルに疑われる
これって朝鮮人の通常営業で、竹島だから、じゃないよね。サンマ漁でもおんなじことやってるし、韓国近海でも水質汚染は進むばかりと聞いていたけど。本土に帰れば日本占領時時代に植えた木はもう使い尽くして禿山にしちゃうし。使うだけで育てる文化が無い、後先考えない(られない)のもまことに朝鮮人らしい所業です。
うじきなる人物の考え方は、日教組の強い地域で育つといつの間にやら染められる可能性は高いかと思います。自分、北海道出身ですが、恥ずかしながら、いつの間にか同じような考えに染まっていました。趣味に助けられて思い違いを脱却しましたが、実に恐ろしい。北海道新聞と日教組のダブルコンボを食らうと曲げ物を作るようにじわじわと蝕まれて、全く気が付けないんですよ。まさに洗脳。
子供ばんどは嫌いじゃなかったんだけどねえ。残念だな。
まあミュージシャンとか俳優連中って、日本に限らず左翼思考の連中が多いよね昔から。
ぼちぼちの行進ですが、楽しみにしていますよ。
うじきさんがそういったことの発言をしていたとは。
親がB級戦犯だと言うことを受け入れられなくて攻めている気がしますね。
自分の祖父はB級戦犯とか親は言っていましたが、自分はそのことに特に拘りを持っているわけではないですね。
ある意味、うじきさんは可哀想な人なのかもしれませんね。
守らなきゃいけないときに逃げるような事を言う人は信用できません。
戦争は駄目だけど、直面したら守る為に戦う意思は、自分にはあります。
戦後教育の中に守るべきときにも戦ってはいけないと言う愚かな教育がされているのでしょうか。
負けたら皆殺しとなる状況でも戦わないほうがいいのでしょうか?
皆様が仰ったように日教組などに穢された可能性は有るでしょうが、彼はネットでも何でも調べていないのだろうか?
青山氏の新刊、アマゾンで買うべきか地元の書店で買うべきか一寸逡巡しております。
で、結局現実へどう対処して、
どう日本を持っていくかのプロセスがなくて、いきなりこうだという、現実から推察すれば行きつくはずのない結論から、逆算して自分にあったもののみをチョイスするからそのプロセスへの説得力がまるでないものになる。
うじき氏などはまさにその
典型的な例でしょう。
正直50を超えたおっさんが
のたまう主張じゃないですよ。
18レベルですらもっとまともに
説得力のある答え方しますよ。
こういう人たちって、
見ている分には滑稽ですみますが、上に立たれたり、権力を持った時には見るも当てられない結果になりますよ。
余談ですが、うじき氏だけでなく、自称平和主義者にかぎって言葉や行動がえらく暴力的なんですよね。
私の祖父も戦争へ行き、運よく生き残ったクチですが(かなり前に亡くなりましたが)戦時中の話を聞かせてもらった時は国と家族の為に戦ったんだと誇らしく話してくれたのを今も覚えています
平和を叫んでるだけでは平和は維持できない、という典型だと思います。北朝鮮が日本に対して何かアクションを起こした時も果たしてうじきさんは同じ事を言えるんでしょうか?今、現在進行系で起こっていることだというのに…
核の凄惨さを伝えれば核廃絶、戦争が無くなるって言ってたが、その辛さを耐えても守らなければならない物があったり、それによって得る領土や資源の為なら犠牲も厭わない それに核なら自国の人間の損害は減るってなら 使うだろうし、極論言えば 苦しまない大量殺戮兵器が出来れば凄惨な状況は生まれないから使って良いって論法にはどう対処するんでしょうね・・・
男なんてものは、女房子供のためにひ〜ひ〜働いて、家庭のたにパタパタ死ぬもんなんです。うじきさんのご家族に同情。
ところで、本の内容をちょっと書きすぎではと思いました。
>自称平和主義者にかぎって言葉や行動がえらく暴力的なんですよね
私もこの番組を見て思いましたが、戦争で心に傷を負ったであろうお父さんに、これでもかこれでもかとその傷に塩を塗る様な発言を繰り返していましたね。
簡単に答えを出せる問題じゃないのに、答えを要求する姿は傲慢以外の何物でもなかったです。
うじきつよし、お前は何様だよ!?と思ったくらいです。
平和な日本で、平和な時を過ごし平和な生活を営む事の出来る今の日本人が当時、戦争に行った人を糾弾するのは簡単ですが、その時代の背景を考えずに発言するのはちょっと考えが浅い気はしますね。
戦後の教育はそれほどひどかったのでしょうか。私は現在43歳ですが、小中学校では毎週月曜日に国旗掲揚と国歌斉唱があり、普通に零戦とかが好きでした(グラマンも好きでしたが……)。
私は栃木県宇都宮市の出身ですが、他県ではどうだったのか、世代による違いはあったのかが気になります。
私はHPもブログもないので、アンケートなどで、それぞれの環境をとって頂けたらたいへん嬉しいです。
余談ですが、戦後の映画などでも、初期には日本軍の活躍を描いたものも多々あると思います。いつ頃からなくなたのでしょうかねぇ。また、クレージーキャッツの映画で『クレージーの大爆発』では、藤田まこと演ずる総理が「水爆を持つ議案を提出せな」と言っているくだりがあり、興味深いです。ぜひ一度ご覧になってください。
いることに多大な敬意を表する者です。本当にありがとうございます。
私見ではありますが。北朝鮮による拉致事件に対しては、なんとか特別法が制定されないものかと考えます。それは、拉致事件究明法とも呼ぶべきものです。内容としては、拉致事件は現在も進行中の事件です。従いまして時効はないはずです。であれば日本国内での拉致事件に関する、物(情報)・人・カネの究明を行うことを可能とする法律の制定です。すなわち日本国内での情報とカネの動きを事件発生当時までさかのぼって、捜査権と逮捕権をもった部署が究明することを可能とする法律です。制定されれば北朝鮮に対しても大きな打撃になり拉致事件解決への有効なテコになりうるのではないかと考えるのですが。北朝鮮系のパチンコ屋さんの不正送金が北朝鮮の活動におおいに利用されたはずなので。
どんなに好きなプログでも、ここはちょっと違うなという部分があるものですが、貴殿のプログにはこれまでそうしたものを感じたことがありません。これからも頑張って下さい。
うじき氏の番組見ましたが、お父さんの立場からですといたたまれないですよね・・。
家族を郷土を祖国を守るため軍人となり、やむを得ず戦ったのに、それを理解できない息子・・・それも50歳を越えて。とても歯がゆい思いでしょう。
戦争は絶対しちゃいけない!当たり前です。誰だって戦争なんて!と思っています。その理想を掲げるべきです。でも、現実問題として世界の趨勢はそうではない。我が領土・国民を守るため軍備・ここぞの時は戦う意志が必要なんです。なぜこの簡単な理屈が解らないんでしょうね・・。全ては相対的なことなのに・・。
余談ですが先だって放送されたNHK"日本海軍400時間"の3回目で取り上げられた"三そう島事件"なるもの・・本当なんでしょうか?
ちょっと調べてみましたが??な感じです。
最近では情報を疑いすぎて疲れ気味の"ぱと"でしたー(^^
暑い盛り・・・ご自愛を〜
私も、祖父に噛み付いたことのある世代ですが、彼が亡くなってしまった今は、自分はなんて酷い言動をしただろう、彼らの言っていることは、間違ってはいなかったと、墓前に詫びることさえもあります。
思っているだけでは、現実は変わらず。所謂サヨクの皆さんの言動をしたところで、何一つ利益はなく、その平和ボケした善意(?)につけ込まれるのが、世の常と・・・見切りを付けています。
せめて次代は、「日本は、それほど悪くはない。」と自国を誇れるようになって欲しいと思います。
恥ずかしながら24歳くらいまでそんなふうに考えていました。
よく命を大事に、命が一番大事、と言いますが、命よりも大切なものがあると知ったときに、戦争の意味も理解できるようになった・・と思います。
うじきさんはまだ、命が一番大事なんでしょうね。ここで思考停止するのでしょう。
自分はくっくりさんとは逆の感想を持ちました。
うじきさん曲がりなりにもアーティストですから、想像力は
普通の人よりあると思います。でもそれは「自分の正義」を
輝かせるためにのみ機能しているんだと思います。
うじきさんの想像力の中では、お父さんが
「つよし、俺が悪かった。自分で望んで戦争に行った俺は罪人だ。」
と言って頭を垂れて涙を流し、
「そうだよな、おやじ、戦争は絶対しちゃいけないんだよな!」
と親子が涙を流して手を取り合う。
そんな想像、というか妄想が描かれていた事でしょう。
目の前で家族が殺されて〜のくだりも、きっと銃を突きつけられた
うじきさんが「それでも!戦争は!しちゃいけないんだ〜!」と叫ぶと
相手の兵士たちが銃を下ろして涙を流す。ハッピーエンド。みたいな。
いいかげん私も想像力過大ですね(笑
相手の兵士たちが銃を下ろして涙を流す。ハッピーエンド。みたいな。
ウイグル辺りでは逃げ回るウイグル人を漢人が容赦なく撲殺してましたね。
そういう現実を知らないうじきつよしが何言おうと馬鹿らしくて付き合いきれませんね・・・
あちゃちゃちゃちゃ、うじきさんはそこまで思考停止していた方でしたか。チラッと番組を見て何だか変だな〜と思っていましたが。くっくりさんが書いていらっしゃるように、BC級戦犯がどのように決まったのか(かつてはマトモな面もあったNHKがこれについて番組作ってます)全く知らないんでしょうね。知ってれば連合軍に怒りを向けるでしょうから。
英語の先生のお話は感動しました。田母神閣下のお話で、占領下の言論統制がいかに徹底した、秘密裏に行われたものであったか良く分かり、アメリカの狡猾さに激しい嫌悪感を感じます。考えれば考えるほど、私達戦後世代(青山さんから小さなお子さんまで)の魂を破壊するシステムは6年8ヶ月の占領時代に確立されたのだと感じています。早稲田大学の社会人講座で、戦中世代の先生が「あの占領時代は本当に屈辱的な時代だった…」と憤懣やるかたない表情でおっしゃっていたのは、こういう事だったのか!と今になってやっと分かった次第です。
うじきさんは仕様もないですが、左翼がみなそうだと言う訳でもないと思います。小林よしのり氏と対談した左翼思想家が「暴力をもってしか暴力を抑えることは出来ないケースは確かにあります。僕も誰かが襲われて殺されすぉうになっていたら力に訴えて助けようとするでしょう」と発言していました。
あと、
ジャーナリストのXさん→鳥越俊太郎ですね。WiLLにウイグル人活動家の方が書いていらっしゃいました。
こちらにいらっしゃる皆さんはもうご存知と思いますが、桜の討論番組でくっくりさんと同じテーマ、意見が出ていましたのでご紹介を。
討論!討論!討論!「大東亜戦争肯定論」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7952058
くっくりさん、ついに青山さんの本でご紹介されたんですね!
おめでとうございます〜(^^)。
バビロン7様や他皆様の言われるように、「答えありきの逆算論」に思考回路がなっている方は多いです。
過去と言うか今もたまに私もその様な思考回路に陥ってしまうので気をつけねばと思います。
そんな私から見ても、うじきさんは被害者を通り越して既に加害者の領域に足を突っ込んでいると思います。
同情はできません。
「だから世界中の人がその疑問に答えられないことをそう簡単に訊いちゃいけないでしょ。戦争がいいのか悪いのかなんて」(←自分は同じことをさんざん父親に訊いてたくせに(T^T))
こんな莫迦(薬でラリってるのか?)が、50年も生きてるから
真面目に誠実に生きてる人々が
下手をしたら こいつの半分の年で自殺に追い込まれている
実に嘆かわしき事である
こんなのがとっとと お陀仏になってたらどれだけの罪なき人々が助かった事か そう思わずには いられないですなあ
「日本が(アメリカと)戦争したのは悪い」に限定されていること。
「アメリカが(日本と)戦争したのは悪い」という視点には、決してならないこと。
戦争には二人の当事者が必要で、双方にやる気がなければ戦争にならない。
(ある争点を巡って、一方が譲歩すれば戦争にならない)
大東亜戦争=開戦時の争点は…
「(英米蘭が)日本に石油を供給するか、否か」の問題。
英米蘭は日本に石油を供給しても、それは自国の死活の問題ではなかった。
(が、蒋介石政権は対日戦争を継続できなくなり、シナ事変は終結する)
http://www.kokubou.com/document_room/rance/rekishi/seiji/nichibei_kousyou/daitoua10-1.htm
向こうが譲歩しても良いと思うんだが…
譲歩すべきは日本であって、敵国ではない、
「敵国の戦争は良いが、日本の戦争は悪い」と…
そういう話に過ぎないんだね。
この人の出身高校は東京都立大附属高校出身ということですから、かなりの頭のいい人の行く学校でした。そういう学校にはちょうどこの頃学生運動の嵐が吹き荒れていたんで、今回のような言動を見るとやはり相当毒されたんだなと思います。僕も同じ頃に千葉県内の私立高校生で、卒業式粉砕なんてことを起こそうとしていた輩が友達の中にいました。もうそういう連中は新聞はもちろん朝日、中でも例の悪名高き投書欄に載ることにかなりの重きを置いていたものが多く、実際採用された者も何人かいて校内ではずいぶんと話題になりました。更に自分たちがこれから目指そうとしている大学のありさまは騒然たる状況が当たり前、ロックアウトなんていうのが日常でしたから、それを見ている高校生たちも当然それに染まっていった訳です。
また、その頃僕はボーイスカウトとして活動していましたが、所属していた団の内部で政治闘争が勃発、僕らの上の年代、大学生たちが「ボーイスカウト運動は軍国主義だ!自衛隊は違憲なのに似たような活動をすることは許されない!」と、きたわけです。一応小学生から活動してしてきて千葉市制40周年の記念式典には、国旗掲揚の大役を務めてきたりしてましたから、この時の大学生たちの言動にはかなり反発して相当やり合いました。結局、隊長が嫌気がさしてしまい、僕らの団は自然消滅してしまいました。
と、まあこういう時代だったんです。そして、この頃は政治はファッションでした。左翼的、反体制的言動をすることがカッコいいとされていました。うじきさんはそのころのまま成長してないんですね。ですから今の若い人たちに蛇蝎のごとく嫌われている「団塊の世代」は今でもそういう考えの人が多いですし、それなりに社会的にも地位を得てしまえば今更考え方を変える気なんてさらさらないんです。たとえば、「そういう教育を受けてきてしまった」ということに気づいたとしても、なかなかそこから抜け出すのは難しいと思います。なにしろそれは「転向」なんですから。下手すれば「粛清」されてしまうんですから。僕やうじきさんはいわゆる団塊の世代よりもちょっと「遅れてきた青年」なんですけどね。
息子と父親の確執なんていうのも永遠のテーマですが、少なくとも50過ぎたらもう父親を護る立場に逆転してなければダメですよね、頭がいいはずなのにそういうところは思考停止なんですね。
ボーイスカウトのことに関しては、大人になって仕事をしだし、イギリスに出張した時にロンドンのボーイスカウト本部へ行ってきっちりとけりを付けてきました。ボーイスカウト運動はイギリスのバーデン=パウエル卿が青少年の徳育向上のために創始したものなので、ロンドンの本部が聖地という訳です。まぁ、白人至上主義というご指摘もあるとは思いますが、そのへんはまた今度ということで。
その人も
「銃をとるべき時はとる」
と言ってましたよ。
最近思うに。
平和運動の連中もかなり劣化が進んでるんじゃないんですかね。
というより、やはり極端な思想の連中って、他国の侵略の手先なんじゃないやろか。
自覚してるかどうかはともかく。
私もほぼ同世代ですが、いわゆる戦後教育を受けた記憶はあまりありません。
これは地域差もあるでしょうが、いわゆる世代の問題も大きく、戦前・戦中派がまだ現役で頑張っていた時代は、まだかなりまともだったということではないでしょうか。
私の卒業した中学校でも、弟が卒業する頃までは何の問題もなかったのですが、その翌年、いきなり校内暴力の嵐に巻き込まれました。卒業生やその父兄は、その当時はなぜそうなったのか分かりませんでしたが、後から考えると、大部分の親の世代が戦前・戦中派から、昭和10年代以降、団塊の世代を中心にした世代に移ったことが最大の原因ではないかと思うようになりました。その中学校は、地域でもかなり優良な学校だったのですが、それ以降、かなり劣化が進んでいるという話しも聞きます。
結局、戦後教育の問題は、それを受けた人が社会の中枢を担うようになる時期が一番危険なのかもしれません。最近の日本の危機もこの点に集約されるような気がします。
私も同世代ですが、北関東のど田舎でも、いわゆる戦後教育を受けた記憶はありませんねぇ。中・高と教師の中にも帰還兵が結構いましたからね。近くには太田飛行場とかありましたし、空襲も受けて被害も多かったから、今の感覚で言えば恨みつらみがあったはずなのに。ただ、東京から赴任してきた社会の新人教師は結構な反戦思想と反天皇思想の持ち主でしたね。あまり相手にされませんでした。県立上位校(東大・京大合格者多数)には左にかぶれて高校生のくせに「安田講堂にはせ参じよう」だの、「成田闘争に身を投じたい」だの言う生徒が七十年代前半から中期にかけていましたね。やっぱりそうした一時期の熱病みたいなものはありました。教師はあまり相手にしませんでしたね。日教組が強い地域にもかかわらず。
で、長くなり、私事で恐縮ですが、「うじき」さんの件です。帰省中の息子と見ており、ふたりで思わず顔を見合わせて、不謹慎ながら笑ってしまいました。と、いうのも丁度二十年前の夏、息子が中学生の頃、私の親父に向かって、そっくりなことをしました。たまたま親父が戦時中の体験談を孫に語ってやろうとしたときです。親父は海軍の軽巡に乗っていて二度ほど戦闘を経験、二度目には沈没させられ、太平洋をさまよったそうです。で、適戦闘機を機銃で狙い撃ちして撃破した、と言ったとたん、孫(息子)は、「じゃぁ、おじいちゃん、人を殺したことがあるんだ。どうしてそんなことするの、どうして戦争なんか行ったの?」とまくし立てました。傍らにいた私がたしなめようとしたとき、親父が「甘ったれたことを言うな!戦争が悪い、人殺しが悪い、そんなこと当たり前だ!じいちゃんだって…。でも、そのおかげで日本は立派な国になれたし、お前のパパは生まれたし、お前だってここにいる。そりゃあ、打ち落とした相手だって同じだろう。それはいつも思ってる。恥ずかしいことをしたとは子れっぽちも思ってない。お前は天皇陛下がどうの、自衛隊がどうのと学校出教わっているかもしれんが、その教えている教師達だって同じだ。戦争を批判するのはかまわんが、兵隊さんを批判するのはやめろ。そんな暇があったらどうやって回避するか、どうやって解決するかを具体的に考えろ!国があっての家庭、生活なんだから」
訥々と、でもゆっくりはっきり、毅然とした態度で言ったのを覚えています。息子も同じようで、苦笑いしきりでした。私とすれば、初めて「親父、かっこいいな」と思った瞬間でもありました。他界して10年になり、息子は親父と同じ、高校の社会科(政経担当)教師の道を歩んでいます。ちなみに、高教祖を中から壊してやるんだと息巻いてます。長々と失礼しました。
アンカーで青山さんに興味をもってこちらにたどりついたのですが、くっくりさんのおかげでどんどん政治に興味が湧きました。今まで政治に関心がなかったので突然様々な現実を知ると自分を含め日本国民ががけっぷちにいるような不安を覚えます。
すぐに右より左よりとレッテルを貼る2chも見ましたが、全体的に左よりの人は自分の意見を省みない、人の中傷を平気で行う、理想論ばかりを述べ筋道立てて説明ができないといったような傾向が強いように感じました。また、一番腹が立ったのは、自分がわからないから説明しろといっておいて説明させたあげく、自分の意見をいわず、あげあしそして批判ばかりを行うのです。
私は今まで日本をたくさんの外国人に開放してアメリカみたいに楽しそうな国にしたいなあなんてリベラルに考えてました。
でもくっくりさんのブログだけでなくリベラルも保守系ブログもどちらの意見もちゃんと見て自分の頭で考えた結果、やっぱり私は日本人として日本ていう国を大事にしたいと考えました。全体的に左よりの人のいう事がどうも納得いかないことが多いんです。
私は正直右翼だの言われたくないですが日本人として日本を守るという意味で保守派として政治をこれから考えていきたいと思います。次の総選挙は私の人生ではじめての選挙です。よく考えたいと思います。
拙い文章で申し訳ありません。
くっくりさんにはお手間をおかけしますが、これからもよろしくお願い致します。
ニュートラルな人があれを観れば、うじき息子のほうがイタイ人だってすぐわかるようになってたと思うよ。
青山先生の新刊ですが、まだ全部は読めてないけど、全部出た二冊も含めて、講演・講義などの前までに頭に入れておくべき内容だと思います。先生がお配りしているレジェメの内容の中身が結構のっているのです。講義の中で質問をされる前に、頭と心に入れて置くぐらいしておかないと、講演などは聴きに行けないと思います。
被爆者団体も、オバマの口先だけの核廃絶に便乗して、自分達の活動に、さらに金を出せと五月蝿いです
被爆者の声を世界に伝えれば核廃絶できる!と、被爆者団体はしょっちゅう欧米に赴いています
しかしそこで語るのは、
「米国も悪いが、戦争を始めた日本はもっと悪い(でも自分は当時子供だったから責任はない)」
とか
「広島に落とされたのは日本軍が軍港を置いたから。日本軍は他にも酷いことをたくさんして(以下略)」
とか
「在日朝鮮人は強制連行されたうえ被爆した二重の被害者」
など
核廃絶運動ではなく、反日活動を行っています
税金で海外旅行して、向こうの左巻き連中にちやほやされて、反日喧伝もできて、とっても楽しそうです
うじきつよし氏は日本版紅衛兵ですね
文化大革命では、何百万人という彼のような子供が、親を自殺に追い込んだのでしょうね
怖
「街宣右翼=総連=民団=日教組=社民党=民主党左派=プロ市民=朝日毎日=日弁連」
と思いこんでるやつがいること。
もはや妄想に支配されておりオウムと変わりない。
中国・北チョン・韓国が国内の上記の反日勢力(笑)を操って日本を弱体化させ、
やがて日本人はチュンチョンの奴隷のようになると信じており、
イケイケ論に対し少しでも冷静なハト派意見を述べると
「売国奴め!日本弱体化の陰謀に乗らないぞ!朝鮮人は半島に帰れ」
などと脂ぎったピザ面と逝った眼差しで突っかかってくるのも
大変迷惑してるんで30日にはとっとと集団自決して欲しい。
でもうじきさんみたいなのに限ってアフガンやイラクで銃を取って米兵と闘う人達を否定しないんじゃないかなぁという気がします。
彼らも戦争のまっただ中にいて、昔の日本兵とやってることは変わらないのにね。
日本兵と変わらないとは
家族のため国のために銃を取るということだけです。言葉足らずですみませんね。