“共謀罪”間違いだらけの野党とマスコミ・自民改憲案へ・北またミサイル…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
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■5/22放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
昨日午後に発射されたミサイル含め、北朝鮮情勢については後半に!
今週も、青山繁晴さんの主な発言(要旨)をご紹介。
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■5/22放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
昨日午後に発射されたミサイル含め、北朝鮮情勢については後半に!
今週も、青山繁晴さんの主な発言(要旨)をご紹介。
※元動画はこちら(5月22日午後7時現在)。URLが変更される(修正版がUPされる)こともあります。その場合は、DHCシアターの再生リストから、たどって下さい。但し、アーカイブは2週間の公開です。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
(1)「共謀罪」可決強行 与党・維新賛成 野党抵抗
(2)共謀罪・強行採決「NO」国会周辺で市民抗議
(テロ対策(たとえば原発)の専門家としてこれまで何をしてきたかを説明した後)
テロ対策の現場で日本の矛盾と向かい合ってきて、それから国際社会が何で苦しんでるか見ていった。
共謀罪云々というのは、皆さんご存じだと思いますが、もともと国際条約からスタートしてて、TOC条約というんですね。
「TRANSNATIONAL ORGANIZED CRIME」
国際的に組織化された犯罪、これを何とかしましょうという条約。
野党や反対してらっしゃる市民団体といわれる方々が、おっしゃってるのは、この条約にも、テロ等準備罪法案を含む法改正に、テロ対策という言葉が一言もないと、ずっと国会で言ってて。
それから土曜日(5月20日)の、みのもんたさんの「よるバズ」って番組でも、民進党の衆院議員で法務委員会の筆頭理事の逢坂さん、人柄がいい、元ニセコの町長さんだが、政党の方針どおりにやっておられて、テロ対策は一言もないと。
テロと言ったらみんな賛成してくれるだろうって、卑しい政府の考え方だと言ってるんですが、そっちが卑しい。
僕はたとえば、日本の政府や電力会社の癒着を糾弾する時に、世界を歩いて歩いて歩いて、国際社会の取り組みと日本はこんなに違ってますと。
で、テロは必ず国際連携があって、イスラム原理主義だけじゃなくて、外国との絡みが、北朝鮮もそうだし、中国も含めて、懸念せざるをえないから、国際社会を見なきゃいけないと。
国際社会で何があるかというと、たとえば、ウイグルの独立運動。
ウイグル人の方々は独立運動だけど、中国共産党、中華人民共和国政府はこれをテロだと言ってるわけですよ。
世界中にあって、活動してる中で、これは独立運動ですと、人権を勝ち取る運動ですと言ってる方に対しても、これはテロだと言って、見解がバラバラになるんですよ。
だからこれは国際社会では常識だから、こういう条約(TOC条約)結ぶ時に、テロって入れた瞬間に、たとえば中国も、ロシアもチェチェン問題があって、絶対まとまらないから、テロって言葉はあえて入れないわけですよ。
そんなことも知らずに国会で論議するなと。
これ何十年、その議論してるわけですから。
そんなの国際社会はみんな知ってるから、この条約に入ってなくて、そして資金源のことを、つまり人身売買がどんどん行われてて、ORGANIZED CRIME(組織的犯罪)が行われてきてる。
それから覚醒剤、ヘロイン、臓器売買、そういうのは暴力団が絡んでて、だから民進党をはじめ共産党も社民党も、それから反対してる市民団体の方も、これはそういうことを取り締まるんだ、テロと関係ないんだと言ってますが、違います。
テロ対策の一番大事なことは、資金源を絶つことなんですよ。
テロリストの資金源はそういう所からたくさん入手されてるんですよ。
それが独立運動と本当は違うところなんです。
で、それを取り締まるためには、この組織犯罪の資金源を絶ちましょうってことなのに。
だから、テロ対策って条文が、日本の法律にも入らないのは当たり前のことなんですよ。
日本の法律だけテロ対策って言葉入れたら、この条約と食い違うじゃないですか。
あまりにもひどい論議を国会でしてる。
じゃあ、このTOC条約に加盟してる国が何カ国あるか。
国連加盟国193カ国のうち、187カ国。
先進国で入ってないのは日本だけ。
あとはソマリア、南スーダンとか、要するにもう政権がまともに運営できてないところだけ。
先進国で入ってないのは日本だけ、これが敗戦後の日本の病なんですよ。
とにかく、取り締まるって言ったら、治安維持法だって言うわけですよ。
はぁ?治安維持法とどこが共通してるんですか?
「共謀罪」ってこの番組まで呼ぶのはやめて下さい。
「共謀罪」ってやってて、これ結局、成立しなかったんですよ。
その成立しなかった時にも、2つの条件が付いてて、まず一般の人を捜査対象にするんじゃなくて、必ず組織に入っていること。
組織も、さっき言ったとおり、暴力団とか、テロ集団にお金を与えることを目的として、人身売買や臓器売買、覚醒剤、ヘロイン、そういう組織に、入ってることが条件なんです。
これ正確に言うと、日本の場合は入っただけで裁くってのはしないんですよ。
ドイツとかはそうするんですけど。
日本の場合は組織に入って、しかもちゃんとその組織の目的に合意してると、私もそういう犯罪やりますと合意してるというのが条件。
これ一般人がどうして当てはまるんですか?
これだけではまだ裁けなくて、2番目に、具体的な計画を立てますと。
たとえば青山繁晴を拉致しようと、どこかに売ろうという計画は立てましたと。
ここまでが「共謀罪」で、これは、残念ながら、治安維持法だとか何とか、それ自体、僕は不当な批判だと思うけど、これ成立しなかったわけですよ。
成立しなかったために、3番目に何を入れたかというと、いま出てるのが、実行準備行為って言って、これが、たとえば計画だけで止まらずに、青山繁晴の自宅を割り出して、下見に行って、月曜日にこの番組にどうやって来るのかとか、そういうのを全部調べ尽くして、この瞬間を狙えば拉致できるというふうに、実行する準備行為を、それも単なる下見じゃなくて、「青山さんがどんな所に住んでるのか見てみたくて、家を探してみました」じゃダメなんですよ。
この「計画」の中で、実行を準備することをやりましたと、それが立証されて、初めて罪に問えるという話ですから、これだけでテロが全部防げることはあり得ないわけですよ。
でも、それも野党側は問題にするんですけど、1個の法律で、全てのテロを傍受できるとなったら、それこそ暗黒の法律に決まってるじゃないですか。
何もかも、それこそ野党が言ってるとおりになって、全部監視して、全部チェックして、全部取り締まって、そんなことできる法律を絶対作っちゃいけないから、これは資金源を絶つことに限って、それでもこれだけ限定条件が付いててて、もう1回言いますが、「共謀罪」のことはここ(2までで)終わってるんで、3つめの実行準備行為。
だから、「テロ等準備罪」っていうのは、そういう意味なんですよ。
土曜日の「よるバズ」で、江川紹子さんという長年オウムの問題に取り組んでこられた良心的なジャーナリスト、僕とたぶん考え違うんでしょうが、僕あまり存じ上げなくて、初めて会いました。意外かもしれませんが。
たとえば江川さんが一生懸命おっしゃってたのは、一般市民を一切対象にしないというふうに金田法務大臣らが答弁したのはおかしいと。
一般市民だって下調べ、下調べという表現はなさらなかったが、捜査対象にしないと、誰が組織に入ってるか分からないのに、対象に絶対しないと言うから話がおかしくなる、国会審議がおかしくなると。
これは実は、話が違ってて。
「よるバズ」では言う時間がなかったが、本当は江川さんのおっしゃってるようなことが、国会審議をおかしくするわけですよ。
つまり、野党がずっと言ってるのは、これは一般の人も取り締まりを受けるんだと。
普通の市民生活を送ってても、やられるんですよと言うでしょ。
それはたとえば、僕が何かの事情があって誰かを殺害しようとする。
それがあり得るってことが、いちおう刑法になってる。
昨日までの善人が何かの事情で、人を傷つけるに至ることがあると。
ということは一般人も、たとえば子供を人質に取られて、やむを得ず組織に入らざるを得なかったとか、そういうことは起こり得ますよね。
しかしあくまで捜査の対象になるのは、組織に参加してからでしょ。
だからそれを言ってるのに、誰が参加してるかを調べるんだったら、一般市民も調べられるはずじゃないかと。
じゃあ法務大臣が「そうです」と言った瞬間にどうなるか。
「ほら、一般市民もやるんじゃないか!」ってなるの分かってるじゃないですか。
分かってて、わざわざそれ言えますか?政府与党の側が。
だから国会審議で普通に話せなくしてるのは、穴を作っておいて、一般市民、何でもない、たとえばサラリーマンが居酒屋で「あの上司、嫌だよね」と言ってたら、共謀罪だって(反対派は)前から言ってるじゃないですか。
これ話が全然違ってて、まず目的の話が、「あの上司、代わってくれたらいいのに」っていうのと、「テロ組織にお金を送るために覚醒剤売りましょう」って話は全然違うのに、それ全部一緒くたにして…。
下見と勘違いされるから、花見にも行けないって、ずっと言ってるじゃないですか。
そうやって落とし穴を掘った上で、一般市民も調べないと組織に参加してるか分からないでしょと言って、「はい、そうですね、一般市民も調べます」と言った瞬間に、「ほら!花見にも行けない、居酒屋で2〜3人で話もできない」と。
それで、それを言えというのは、これ陰謀にも何も値しないような話であって、国会審議を歪めてるっていうのは…。
自由民主党の議員だから言ってるんじゃなくて、政治記者の時代からずっとこういう、落とし穴を仕掛けて国会審議に持っていくというのは、目的が違う。
その政党がいいかっこしたい、票を集めたい、与党を貶めたい、それが目的になってるんですよ。
そんなものが国会と言えるのか。
そうじゃなくて、一致できるところを探すのが国会でしょう?
それで、民進党の議員の方に「よるバズ」で言ったんですが、小泉政権の時に、当時の民主党の小沢代表が、「共謀罪」の対案を出したわけです。
その対案はそっくりなんです、今の、この政府与党が出してるやつに。
たとえば今のテロ等準備罪法案では、4年以上の懲役か禁固に入るような重罪だけを対象にするとしてるわけですよ。
で、その4年以上をたとえば5年以上にしちゃってるわけです。
これ条約と食い違うから、それ本当は困るんですけど、でも中身はほとんど似てるから、実は当時の小泉政権が、これを受け入れようとしたこともあったわけです。
何を言ってるかというと、その時、一致しかかってたわけでしょ。
つまり野党といえども、テロを起こしてはいけないってことだけは一致できるわけだから。
一致できそうになった時に、これは当時の小泉政権に僕は責任があると思うが、これいったん通してから再改正するみたいなことを言った人がいるんですよ。
誰か表には出てないけど、僕は知ってますけど、当時の閣僚ですよ。
記者懇談とかで言って、記者が野党側に持って走った、つまり民主党の小沢さんのところにも持っていったから、それでこれやめようとなった。
でもそのことを思い出せば、決してこれ食い違いばかりじゃなくて、共産党とかは対案出してないですよ、でも今の民進党の大きな問題は、共産党にそっくりになってきてるというか、共産党の考え方にどんどん民進党が呑み込まれてるから、穏やかだった逢坂議員まで、「これが法治国家か!」というVTR(5/18衆院法務委員会での採決直後、ぶら下がり会見)まで流れましたよ。
しかし同じことを小沢代表が言われたんじゃないですかって言ったら、逢坂議員も答に詰まらざるを得なかったんですよ。
いろいろおっしゃってましたけど、実際はもう答はないわけですよね。
「市民抗議」と(ニュースの見出しに)書いてあるけど、いつもおかしいのは、賛成の声っていうのは全然報道されないですね。
たとえばこの中にある、64歳男性、「政府は疑問に答えていない。やり方が独裁国家そのものだ」と。
これもずっと答えてるわけですよ。
僕の言ってることが本当かどうか、この場合は衆議院の法務委員会の議事録、どなたでもネットで見れますから、ネットがない方は、国会図書館に行けば一定の時間が経てば出てきますから、それをご覧になって、ありとあらゆる質問・疑問に答えているってことを確認して下さい。
そしてたとえば、30時間しか議論してないからっておっしゃるけど、議事録を読んでいただくと、同じことをずーっと繰り返し繰り返しやってるわけですよ。
(1日に)何億もかかるんですよ、国会審議って。
同じことを、じゃあ、どこまで繰り返したらいいんですか。
それから、40歳の女性、記事によれば、「数で押し切る安倍政権は許せない」って、これもよく出ますけど、みのさんもそういう趣旨のこともチラッとおっしゃったから、「みのさん、それは、有権者が投票した結果ですよ」と。
「それ尊重しないんだったら、民意はどこにあるんですか、民意って何なんですか」と。
だから民主主義として当たり前のことを言ってるだけなので、今週以降、もしもどこかの時点で(法案が)参議院に来るんだったら、せめて参議院ではまともに議論してもらいたいと。
僕は法務委員じゃないから、残念ながら直接質問したりできないが。
たとえば蓮舫さんがすでにすごい対決みたいになってるのは、都議選を控えてそうなってるんですけど、そういう都議選にどうこうしたいからということをいつまでもやってると、政治家を信じられなくなるから、もうそろそろまともな話しませんかっていうことなんです。
(3)自民が改憲案へ態勢強化 安倍首相
これ今までもうかなり話してきたので、簡潔でいいと思いますが、僕が拝察してる、あくまで推測ですが、安倍総理のこないだの憲法9条の1項2項をそのままにして、3項を付け加えて、自衛隊の存在を明記するという案は、時期と、中身なんですけど、むしろ時期を重視してるってことを、(先週の番組で)申しましたよね。
時期というのは、これもまた「よるバズ」の話をして申し訳ないですけど、2週前に、自由党の森ゆうこさんとか、民進党の渡辺周さんとか、議論した時に、みのさんが「何で今ですかと」。
僕は「もう間に合わないと考えられたんでしょう」と言ったら、森ゆうこさんが待ってましたって感じで、「何に?」と。
もし「安倍政権任期中に」とか言ったら、「ほら、安倍さんは自分のためにやってるんだ、レガシー作りだ」と。
常に志を低き低きに持っていくようにとするわけですよ。
森ゆうこさんは本当は拉致被害者のために戦ってきた人で、あの人がいなかったら明らかにならなかった事実も実はあるんですよ。
そういうところに国会議員という立場とか、選挙に落ちるなら落ちればいいじゃないですか。
選挙に受かるためにやってるんじゃないんだから。
だから、僕が「もう間に合わないと考えられたんでしょう」と言ったらそう来ると思いつつ言ったのは、これ実際に拉致被害者の救出に間に合わないからですよ。
というのは…、特定秘密保護法ができたでしょ。
これができる時に、もう映画作れないとか、もうテレビで発言できないとか、物書けないと言ってた人、いっぱいいたでしょう?
いや、全然変わりませんよって言ってたのは僕だけで…。
(2013/11/9の法案審議の参考人質疑の時の話など)
発言できない、映画作れないって言ってた人、今どうしてるんですか?
みんな自由に作ってる。
(居島一平:もう何事もなかったような顔してますよね)
多少困ってるのはスパイだけですよね。
そのあと、安保法制ですよね。
戦争法だと今も言ってますが、どこで自衛隊が戦争してるんですか?
(居島一平:徴兵制になるとかね)
特定秘密保護法はなんちゃって保護法。
スパイ防止法なしに、いくら力んでも、ちょっとしかできない。
安保法制も同じで、安倍総理はもちろんやむを得ない立場でやってらっしゃるが、できることちょっとしかないというのか、これもなんちゃって安保法制になりかねない。
その典型例が、朝鮮半島危機で、拉致被害者救出しなきゃいけないのに…。
安保法制を何とか通すまでは、海外にいる邦人がどんな目に遭おうとも、日本は何もできなかった。
ようやく「保護」が盛り込まれたが、憲法9条が変わってないから。
「国の交戦権はこれを認めない」と書いてある。
憲法そのままで安保法制作ったから、条件付いてる。
相手国の同意が要る、と自民党の部会で発言した。
北朝鮮が仮にアメリカに攻撃され、その真っ最中に、米軍と自衛隊が拉致被害者を救出する時に、北朝鮮がなぜか冷静に同意してくれる?そんなことあるんですか?と。
部会でも、そうだそうだ、おかしいよとなったけど、僕があえて言ったのは、それだけじゃないんですよと。
残り2つ条件が付いてますと。
2つめは、その国で治安が維持されてて、自衛隊が戦闘行為に巻き込まれないこと。
3つめは、朝鮮人民軍や秘密警察が、自衛隊と連携、協力すること。
心、冷えませんか?
戦争法と言われてる、中身がこうなんです、今現在。
そうすると、安倍総理でなくても、まともな人間が普通に考えたら、9条2項を変えないと、拉致被害者救出も、世界にいる邦人も相手が武装した集団だったら、助けに行けない。
主として拉致被害者、具体的に目の前にあるから、しかも40年以上過ぎてるわけですから、それを救出するために間に合わない。
だから早くしなきゃいけない。
2項は変えるか削除しないと、後ろにくっつけても自衛隊がわけ分からなくなりますよと。
でもそれ言ったら、いつできるんですか?となりますよね。
拉致被害者の救出、ひょっとしたらすでに間に合わないかもしれないが、1〜2年、今のような緊張状態が続くこともあり得るから、とにかく1日でも早くやることだと。
時期を急ぐためには、僕のような奴が反対しても、ここに3項を付けるんだと。
公明党が言う「加憲」で、賛成してくれるだろうから、維新の協力は必要だが、とにかく3分の2押さえてるから、間に合うから、とにかく急ぎましょうというのが安倍さんの真意。
だから年内に自民党案を作るべきだと、これはもちろん自民党総裁として下に下ろしてきたのは、拉致被害者の救出などに間に合わせたいという意志がはっきりしたというニュース。
(4)中国ドローンに緊急発進 稲田氏「領空侵犯」
自民党の国防・安全保障関連の部会で、緊急の部会が開かれて、これが討議された。
僕以外の議員から数多く出た意見は、相手はドローン、こちらはF15、あるいは戦闘できる航空機。
ドローンひとつでこんなに振り回されてる方がおかしいんじゃないかという議論が出た。
かなり当たってる面があるが、但し半々。
ドローンだからといって黙って見てると、中国がドローンをどんどん出してくることもあり得る。
小さなことでも大きめに出るのは、決して間違いではない。
大きいのに小さく出るのは、ほとんど全部間違ってるので。抑止力が失われるから。
あの手この手で、半島危機が深まれば深まるほど、尖閣の実効支配を中国は狙ってくるのは事実。
当然、日本もドローンのような小型飛行物体を含めて、整備しなきゃいけないという話でもある。
(5)TPP 11月合意目指す 閣僚会合で声明採択
(6)日米FTA要求出ず 通商代表初会談
(割愛)
(7)サウジに12兆円武器輸出 トランプ大統領
(割愛)
(8)トランプ氏の支持率最低に ロシア疑惑で離反加速か
トランプさんが弾劾に追い込まれるかもしれないから、戦争なんかできるわけないと、北朝鮮は安心してるところがあるが、それは逆。
内政が行き詰まると、戦争に打って出る。
合衆国は、戦争になったら国がまとまるので。
また、トランプさんがもし弾劾されたら、ペンス副大統領が自動昇格する。
強硬派という意味では、ペンスさんの方が筋金入り。
軍との信頼関係も非常に強い。
ペンス大統領になった方が、より戦争の可能性が高まることもあり得る。
(ここでスタッフ側にアクシデント発生。この後CMに行くはずが、出なかったので番組進行)
(9)中国でCIA要員12人殺害 スパイ網壊滅的
アメリカ人のCIA要員が殺害されたと思うかもしれないが、これ基本的に中国人で、CIAにお金をもらって情報提供してた人が、ひょっとしたら冤罪も含めて殺されているという意味。
このニュースで感じていただきたいのは、中国が怖い国というのでなく、世界では、こういうことが当たり前。
日本ではスパイ防止法がないから、日本人も含めて、たとえば北朝鮮や中国のために動いてる人が山のようにいる。
テレビ局も新聞社も通信社も、政府機関の中も、間違いなくいます。
だからスパイ防止法は必要。
(今度は無事にCMへ)
(★)トラ撮り! コーナー
★ テキサス州のアメリカ国立の戦争記念館(5月8日の続き)
上の画像は、「1871年に、日本は中国から沖縄と琉球諸島を奪った(seized)」と書いてある展示物。
館長に、歴史を説明して、これは間違いだと。
他の関係者から聞くと、「中国の圧力、資金協力が…」と。
中国は工作活動で全米、世界中の戦争記念館に介入、援助をして、日本に対するイメージ戦略をしている。
日本はほとんど対抗できてない。
前回申したとおり、この文章については館長が「修正します」ということを明言してくれた。
が、この話をこの番組でした以上、日本はスパイ天国なので、再びこの戦争記念館にテコ入れして、この「seized」を変えさせないようにするってことが必ず起きる。
★ホノルルの米軍関連施設のアジア太平洋戦略研究センターで研修を受けた自衛官5人
いつも自衛官1人だけだったのが、今回頑張って5人。
★経済産業委員会(外為法改正の審議)
名称を「貿易為替安保法」にすべきではないか。
(拙ブログ5/17付に動画と書き起こしあり)
★自民党部会(5月17日に韓国が竹島周辺で勝手に海洋調査)
海底の地形調査だけじゃなくて、資源調査もおそらくしてる。
日本の領海で勝手に調査した結果を、国際学会で発表してる。
僕が民間人時代、「どこで調査許可を得たのか。許可を得てないと国際法違反だ」と言っても、官の側は何もしない。
国際学会に参加する研究職の人にそれを言えと言っても、急には無理
だから、事前の論文審査があるから、そこにちゃんと情報取って、これは竹島の資源を勝手に…と分かるから、ちゃんと英語のできる人を送り込んで、ちょっと待って下さい、それは日本の資源ですと話をしなきゃいけない。
と、言ったら、役所は対応を考え出しました。
★中山恭子さん
安倍総理が写っている。
画像の右端は中山恭子先生。その隣は僕。
恭子先生と議員会館の部屋が近くで、しかも同じ会派になったので、よけい一緒にいやすい。
今回のアメリカ訪問で、一番聞かれたことのひとつは、安倍さんの後は誰が総理をやるのかと。
僕は、最大の候補の1人は恭子先生だと思う。
(以下、アメリカらしさが分かるお土産紹介。割愛)
(10)北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本海EEZ外に落下
5月14日早朝に、今までと違うタイプのミサイルを撃った。
北朝鮮は「火星12号」と名前付けてますが。
そこから1週間でまた撃ったが、評論家は、韓国に文在寅という親北の大統領が出てきたのにどうしてか、無茶だ、というような話をしてるが、北朝鮮から見れば全然無茶ではない。
一部、あえて表にリークされてるけど、米朝が直接交渉してます。
というかしていた。ノルウェーという名前まで出てましたね。
本当は別ルートでも直接交渉してて、米軍は攻撃準備を着々と進めてはいますが、マティス国防長官がこないだはっきりと、「もし戦争になったら悲惨な結果を生む」と。
日韓の被害のことも言ってるし、北朝鮮の普通の国民にも被害が及ぶということも含めておっしゃった。
でもこれで戦争を軍がやりたくないって話じゃなくて、だからこそギリギリまで交渉の努力は続けるということで、その結果ダメだったら、年内に判断の時が来るということ。
北朝鮮が今、一番危ないのは、読み誤ってること。
北朝鮮がその気でいるのはいわば分かりやすい話。
なぜかというと交渉してるでしょ。
アメリカと北朝鮮の関係って、身長10メートルと10センチぐらいの差がある。
10センチ側が交渉を有利に進めようと思ったら、右手でグサッとナイフを指しますよと言いながら、左手で交渉するしかない。
ナイフがミサイル。
だから交渉しながらミサイル撃つのは当たり前。
アメリカ側も見かけ上は驚いたように見せてるが、想定内。
しかしアメリカとしたら、これは交渉できない。
僕の知らないところでやってるかもしれないが、ストップしてる。
交渉ストップしていくと、最後の選択肢の戦争、ペンス大統領に代わったとしてもそこに行かざるを得ないようなことを、北朝鮮が今やってるので、これは非常に危ない状態になりつつある。
(11)北朝鮮の外貨収入減必要 岸田氏
これ実はアメリカ大平洋軍で、全体として僕が受け止めたのは、たとえば太平洋軍がワシントンに対して要求してることの中に、北朝鮮の労働者を外に出せないようにしてくれと。
米軍の関係者の主張によれば、5万人以上の若い労働者が外国に出ていて、これは僕なりのルートで得た情報と同じ。
北朝鮮の労働者は質が高い。手先が器用でまじめ。女子が多い。賃金はものすごく安い。
いっぱい働かせて、給料をピンハネしたのが貴重な外貨収入になってるので、そういうことをやめさせようということ。
(12)R・レーガン朝鮮半島沖へ 別空母と合同演習計画
ロナルド・レーガンと、先に日本海に入ったカール・ビンソンとの、2つの空母打撃群体制でやってるから、よけいに北朝鮮としてはミサイルを撃って、交渉で負けないよと。
アメリカもこれいちおう戦争準備ではあるけど、交渉のための圧力でもありますからね。
分かりやすいニュースですが、念のため申しておくと、先週のこの番組、5月15日の段階で、ロナルド・レーガンが実は作戦航海に事実上入ってるからということを言ったら、ごく限られた人ですよ、「青山は嘘を言った。謝罪しろ」というのが例によって来るんですよ。
数で言うと、たった3人ですけども、ま、必ずこういうの来るんですけど。
それがネットの特徴で、バーンと拡散されるわけですね。
これは全く事実をご存知ない話であって。
これ、紙は見せられないんですけど、正確な記録に基づいて、ま、こないだもそれに基づいてるんですが、改めて言うと、ロナルド・レーガンは去年の11月に横須賀港、母港に入って、定期修理に入りました。
で、その時に新しい装備を付け加えることもあり得ます。
あり得ます、だけ言っときます。
それ以上は、踏み込んでは申せません。僕は存じ上げてますけど申せません。
その上で、半年かけて、今年5月7日に、まず、横須賀港をもう出港しました。
で、半年かけましたが、実はもっと後の予定だったのを、早めて、5月7日に出ました。
早めたってことは、わが自衛隊ももちろん全体としては把握し、おそらくは中国も北朝鮮も把握してると思われます。
そしてその後、実は太平洋海域にも出て、何をしたかというと、普通で言うと試験航海ですが、慣熟航海とも言い、これはもう作戦航海の一環です。
原子力空母は必ずこういう動きを基本的にしますが、今回の特徴として早めたっていう重大な動きがあります。
その上で、5月12日に、横須賀に戻ってきて、そして3日後の5月15日に、改めて正式に出航する予定でしたが、ちょっと不具合が一部見つかったので、5月16日に出航した。
だからメディアは5月16日と言ってるわけです。
だから5月16日に出航したと報道されてるのに、青山の野郎が5月15日に作戦を開始してるというのは、間違いだと、謝罪しろと、けしからんというふうになるんですど、それははっきり言って、けしからんのはそっちなんですよ。
16日に出ましたとメディアが言ってるだけで、僕がメディアどおりの話をいつしたんですか。
今までほとんどしたことがない、そんなの普通の新聞を見て、テレビ、ニュース見て分かることは、わざわざここで言わないんですよ。
たとえば、その5月15日の朝に、先週の朝にここで放送して、その後、僕は国会に戻って、その後、総理官邸に行きました。
これはもう総理動静に出てるから、内閣総理大臣ともお会いしました。
これ以上申せませんが、官邸の中の重要な人物から、僕に、青山さん、ロナルド・レーガンは、太平洋で何をしてたんですかと、お聞きになりました。
これは要するに、ロナルド・レーガンが、5月7日に試験航海、慣熟航海っていうことで出たけども、本当は作戦行動と思われる行動をしたと。
そこまでは聞いてるけれども、より中身は、本当は青山さんは、どう見てるんですか、あるいはどのように知ってますかっていうことをお聞きになった。
何を言ってるかというと、もう15日の段階で、その時にはロナルド・レーガンはいったん横須賀港に入ってましたけど、5月7日からずっと事実上の作戦展開してるってことは、実は日本側も、官邸も、防衛省も、あるいは情報機関も全部知ってたわけです。
その上で、15日に申してるので。
今後もね、はっきり言って今回は、事実上の妨害に近いと思います。
とにかく僕を黙らせようと。
でも黙りませんから、それは。
どんな妨害にも立ち向かいますので。
(13)「在日米軍に核照準」北朝鮮 日本の圧力非難
これは北朝鮮がもう本気で日米同盟の連携関係を心配しだしたということ。
日本の姿勢はこれからすごく問われていくことになると思います。
(14)大卒の就職率97.6% 2年連続更新
(割愛)
(15)不正ないと文春編集長 新潮「反省ない」と批判
僕は今、(昨夏の参院選期間中の中傷記事について)週刊文春を刑事告発をして、東京地検の対応、まだ僕は全部明らかにしてませんけど、けしからん対応です。
マスコミと戦うなんてとんでもないと。
これ僕はあきらめません。
検察審査会も含めて、時間をかけて戦っていきます。
やがて、もっとお話しする時が来ると思います。
(16)秋篠宮眞子内親王殿下 ご結婚は来年を想定
番組さすがです。
これをいつも「眞子さま」とか、そういう呼び方してますが、違います。
内親王殿下ですから、ちゃんと言うべき。
しかしこのめでたい話を、民進党の元総理の野田佳彦さんを中心に、女性宮家をつくる良い機会だと言ってるのは、これは絶対に許しては駄目です。
日本の天皇陛下のご存在を変えてしまうというような、究極の陰謀ですから。
(17)俳優アラン・ドロンさん引退へ 81歳
(18)村田-エンダム再戦求める WBA会長
(19)大相撲 白鵬・日馬富士が全勝 稀勢6勝目
(以上、割愛)
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____________________________内容紹介ここまで
先週末から「何か忘れてるな〜」と思ったら、土曜夜の「よるバズ」見るの忘れてた…。
私、土曜は何か気が抜けてて(仕事がある日を除く)、ちょいちょい見逃してしまいます。
ネットに動画あるようなので、時間できたら見てみます(^^ゞ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何か毎週のように北朝鮮がミサイル撃ってきて、日本国民、どんどん慣らされていってるような…。
いかんいかん!
備えあれば憂いなしということで、何度でも紹介!
【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/
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★青山繁晴さんの著書
購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)
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※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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(1)「共謀罪」可決強行 与党・維新賛成 野党抵抗
(2)共謀罪・強行採決「NO」国会周辺で市民抗議
(テロ対策(たとえば原発)の専門家としてこれまで何をしてきたかを説明した後)
テロ対策の現場で日本の矛盾と向かい合ってきて、それから国際社会が何で苦しんでるか見ていった。
共謀罪云々というのは、皆さんご存じだと思いますが、もともと国際条約からスタートしてて、TOC条約というんですね。
「TRANSNATIONAL ORGANIZED CRIME」
国際的に組織化された犯罪、これを何とかしましょうという条約。
野党や反対してらっしゃる市民団体といわれる方々が、おっしゃってるのは、この条約にも、テロ等準備罪法案を含む法改正に、テロ対策という言葉が一言もないと、ずっと国会で言ってて。
それから土曜日(5月20日)の、みのもんたさんの「よるバズ」って番組でも、民進党の衆院議員で法務委員会の筆頭理事の逢坂さん、人柄がいい、元ニセコの町長さんだが、政党の方針どおりにやっておられて、テロ対策は一言もないと。
テロと言ったらみんな賛成してくれるだろうって、卑しい政府の考え方だと言ってるんですが、そっちが卑しい。
僕はたとえば、日本の政府や電力会社の癒着を糾弾する時に、世界を歩いて歩いて歩いて、国際社会の取り組みと日本はこんなに違ってますと。
で、テロは必ず国際連携があって、イスラム原理主義だけじゃなくて、外国との絡みが、北朝鮮もそうだし、中国も含めて、懸念せざるをえないから、国際社会を見なきゃいけないと。
国際社会で何があるかというと、たとえば、ウイグルの独立運動。
ウイグル人の方々は独立運動だけど、中国共産党、中華人民共和国政府はこれをテロだと言ってるわけですよ。
世界中にあって、活動してる中で、これは独立運動ですと、人権を勝ち取る運動ですと言ってる方に対しても、これはテロだと言って、見解がバラバラになるんですよ。
だからこれは国際社会では常識だから、こういう条約(TOC条約)結ぶ時に、テロって入れた瞬間に、たとえば中国も、ロシアもチェチェン問題があって、絶対まとまらないから、テロって言葉はあえて入れないわけですよ。
そんなことも知らずに国会で論議するなと。
これ何十年、その議論してるわけですから。
そんなの国際社会はみんな知ってるから、この条約に入ってなくて、そして資金源のことを、つまり人身売買がどんどん行われてて、ORGANIZED CRIME(組織的犯罪)が行われてきてる。
それから覚醒剤、ヘロイン、臓器売買、そういうのは暴力団が絡んでて、だから民進党をはじめ共産党も社民党も、それから反対してる市民団体の方も、これはそういうことを取り締まるんだ、テロと関係ないんだと言ってますが、違います。
テロ対策の一番大事なことは、資金源を絶つことなんですよ。
テロリストの資金源はそういう所からたくさん入手されてるんですよ。
それが独立運動と本当は違うところなんです。
で、それを取り締まるためには、この組織犯罪の資金源を絶ちましょうってことなのに。
だから、テロ対策って条文が、日本の法律にも入らないのは当たり前のことなんですよ。
日本の法律だけテロ対策って言葉入れたら、この条約と食い違うじゃないですか。
あまりにもひどい論議を国会でしてる。
じゃあ、このTOC条約に加盟してる国が何カ国あるか。
国連加盟国193カ国のうち、187カ国。
先進国で入ってないのは日本だけ。
あとはソマリア、南スーダンとか、要するにもう政権がまともに運営できてないところだけ。
先進国で入ってないのは日本だけ、これが敗戦後の日本の病なんですよ。
とにかく、取り締まるって言ったら、治安維持法だって言うわけですよ。
はぁ?治安維持法とどこが共通してるんですか?
「共謀罪」ってこの番組まで呼ぶのはやめて下さい。
「共謀罪」ってやってて、これ結局、成立しなかったんですよ。
その成立しなかった時にも、2つの条件が付いてて、まず一般の人を捜査対象にするんじゃなくて、必ず組織に入っていること。
組織も、さっき言ったとおり、暴力団とか、テロ集団にお金を与えることを目的として、人身売買や臓器売買、覚醒剤、ヘロイン、そういう組織に、入ってることが条件なんです。
これ正確に言うと、日本の場合は入っただけで裁くってのはしないんですよ。
ドイツとかはそうするんですけど。
日本の場合は組織に入って、しかもちゃんとその組織の目的に合意してると、私もそういう犯罪やりますと合意してるというのが条件。
これ一般人がどうして当てはまるんですか?
これだけではまだ裁けなくて、2番目に、具体的な計画を立てますと。
たとえば青山繁晴を拉致しようと、どこかに売ろうという計画は立てましたと。
ここまでが「共謀罪」で、これは、残念ながら、治安維持法だとか何とか、それ自体、僕は不当な批判だと思うけど、これ成立しなかったわけですよ。
成立しなかったために、3番目に何を入れたかというと、いま出てるのが、実行準備行為って言って、これが、たとえば計画だけで止まらずに、青山繁晴の自宅を割り出して、下見に行って、月曜日にこの番組にどうやって来るのかとか、そういうのを全部調べ尽くして、この瞬間を狙えば拉致できるというふうに、実行する準備行為を、それも単なる下見じゃなくて、「青山さんがどんな所に住んでるのか見てみたくて、家を探してみました」じゃダメなんですよ。
この「計画」の中で、実行を準備することをやりましたと、それが立証されて、初めて罪に問えるという話ですから、これだけでテロが全部防げることはあり得ないわけですよ。
でも、それも野党側は問題にするんですけど、1個の法律で、全てのテロを傍受できるとなったら、それこそ暗黒の法律に決まってるじゃないですか。
何もかも、それこそ野党が言ってるとおりになって、全部監視して、全部チェックして、全部取り締まって、そんなことできる法律を絶対作っちゃいけないから、これは資金源を絶つことに限って、それでもこれだけ限定条件が付いててて、もう1回言いますが、「共謀罪」のことはここ(2までで)終わってるんで、3つめの実行準備行為。
だから、「テロ等準備罪」っていうのは、そういう意味なんですよ。
土曜日の「よるバズ」で、江川紹子さんという長年オウムの問題に取り組んでこられた良心的なジャーナリスト、僕とたぶん考え違うんでしょうが、僕あまり存じ上げなくて、初めて会いました。意外かもしれませんが。
たとえば江川さんが一生懸命おっしゃってたのは、一般市民を一切対象にしないというふうに金田法務大臣らが答弁したのはおかしいと。
一般市民だって下調べ、下調べという表現はなさらなかったが、捜査対象にしないと、誰が組織に入ってるか分からないのに、対象に絶対しないと言うから話がおかしくなる、国会審議がおかしくなると。
これは実は、話が違ってて。
「よるバズ」では言う時間がなかったが、本当は江川さんのおっしゃってるようなことが、国会審議をおかしくするわけですよ。
つまり、野党がずっと言ってるのは、これは一般の人も取り締まりを受けるんだと。
普通の市民生活を送ってても、やられるんですよと言うでしょ。
それはたとえば、僕が何かの事情があって誰かを殺害しようとする。
それがあり得るってことが、いちおう刑法になってる。
昨日までの善人が何かの事情で、人を傷つけるに至ることがあると。
ということは一般人も、たとえば子供を人質に取られて、やむを得ず組織に入らざるを得なかったとか、そういうことは起こり得ますよね。
しかしあくまで捜査の対象になるのは、組織に参加してからでしょ。
だからそれを言ってるのに、誰が参加してるかを調べるんだったら、一般市民も調べられるはずじゃないかと。
じゃあ法務大臣が「そうです」と言った瞬間にどうなるか。
「ほら、一般市民もやるんじゃないか!」ってなるの分かってるじゃないですか。
分かってて、わざわざそれ言えますか?政府与党の側が。
だから国会審議で普通に話せなくしてるのは、穴を作っておいて、一般市民、何でもない、たとえばサラリーマンが居酒屋で「あの上司、嫌だよね」と言ってたら、共謀罪だって(反対派は)前から言ってるじゃないですか。
これ話が全然違ってて、まず目的の話が、「あの上司、代わってくれたらいいのに」っていうのと、「テロ組織にお金を送るために覚醒剤売りましょう」って話は全然違うのに、それ全部一緒くたにして…。
下見と勘違いされるから、花見にも行けないって、ずっと言ってるじゃないですか。
そうやって落とし穴を掘った上で、一般市民も調べないと組織に参加してるか分からないでしょと言って、「はい、そうですね、一般市民も調べます」と言った瞬間に、「ほら!花見にも行けない、居酒屋で2〜3人で話もできない」と。
それで、それを言えというのは、これ陰謀にも何も値しないような話であって、国会審議を歪めてるっていうのは…。
自由民主党の議員だから言ってるんじゃなくて、政治記者の時代からずっとこういう、落とし穴を仕掛けて国会審議に持っていくというのは、目的が違う。
その政党がいいかっこしたい、票を集めたい、与党を貶めたい、それが目的になってるんですよ。
そんなものが国会と言えるのか。
そうじゃなくて、一致できるところを探すのが国会でしょう?
それで、民進党の議員の方に「よるバズ」で言ったんですが、小泉政権の時に、当時の民主党の小沢代表が、「共謀罪」の対案を出したわけです。
その対案はそっくりなんです、今の、この政府与党が出してるやつに。
たとえば今のテロ等準備罪法案では、4年以上の懲役か禁固に入るような重罪だけを対象にするとしてるわけですよ。
で、その4年以上をたとえば5年以上にしちゃってるわけです。
これ条約と食い違うから、それ本当は困るんですけど、でも中身はほとんど似てるから、実は当時の小泉政権が、これを受け入れようとしたこともあったわけです。
何を言ってるかというと、その時、一致しかかってたわけでしょ。
つまり野党といえども、テロを起こしてはいけないってことだけは一致できるわけだから。
一致できそうになった時に、これは当時の小泉政権に僕は責任があると思うが、これいったん通してから再改正するみたいなことを言った人がいるんですよ。
誰か表には出てないけど、僕は知ってますけど、当時の閣僚ですよ。
記者懇談とかで言って、記者が野党側に持って走った、つまり民主党の小沢さんのところにも持っていったから、それでこれやめようとなった。
でもそのことを思い出せば、決してこれ食い違いばかりじゃなくて、共産党とかは対案出してないですよ、でも今の民進党の大きな問題は、共産党にそっくりになってきてるというか、共産党の考え方にどんどん民進党が呑み込まれてるから、穏やかだった逢坂議員まで、「これが法治国家か!」というVTR(5/18衆院法務委員会での採決直後、ぶら下がり会見)まで流れましたよ。
しかし同じことを小沢代表が言われたんじゃないですかって言ったら、逢坂議員も答に詰まらざるを得なかったんですよ。
いろいろおっしゃってましたけど、実際はもう答はないわけですよね。
「市民抗議」と(ニュースの見出しに)書いてあるけど、いつもおかしいのは、賛成の声っていうのは全然報道されないですね。
たとえばこの中にある、64歳男性、「政府は疑問に答えていない。やり方が独裁国家そのものだ」と。
これもずっと答えてるわけですよ。
僕の言ってることが本当かどうか、この場合は衆議院の法務委員会の議事録、どなたでもネットで見れますから、ネットがない方は、国会図書館に行けば一定の時間が経てば出てきますから、それをご覧になって、ありとあらゆる質問・疑問に答えているってことを確認して下さい。
そしてたとえば、30時間しか議論してないからっておっしゃるけど、議事録を読んでいただくと、同じことをずーっと繰り返し繰り返しやってるわけですよ。
(1日に)何億もかかるんですよ、国会審議って。
同じことを、じゃあ、どこまで繰り返したらいいんですか。
それから、40歳の女性、記事によれば、「数で押し切る安倍政権は許せない」って、これもよく出ますけど、みのさんもそういう趣旨のこともチラッとおっしゃったから、「みのさん、それは、有権者が投票した結果ですよ」と。
「それ尊重しないんだったら、民意はどこにあるんですか、民意って何なんですか」と。
だから民主主義として当たり前のことを言ってるだけなので、今週以降、もしもどこかの時点で(法案が)参議院に来るんだったら、せめて参議院ではまともに議論してもらいたいと。
僕は法務委員じゃないから、残念ながら直接質問したりできないが。
たとえば蓮舫さんがすでにすごい対決みたいになってるのは、都議選を控えてそうなってるんですけど、そういう都議選にどうこうしたいからということをいつまでもやってると、政治家を信じられなくなるから、もうそろそろまともな話しませんかっていうことなんです。
(3)自民が改憲案へ態勢強化 安倍首相
これ今までもうかなり話してきたので、簡潔でいいと思いますが、僕が拝察してる、あくまで推測ですが、安倍総理のこないだの憲法9条の1項2項をそのままにして、3項を付け加えて、自衛隊の存在を明記するという案は、時期と、中身なんですけど、むしろ時期を重視してるってことを、(先週の番組で)申しましたよね。
時期というのは、これもまた「よるバズ」の話をして申し訳ないですけど、2週前に、自由党の森ゆうこさんとか、民進党の渡辺周さんとか、議論した時に、みのさんが「何で今ですかと」。
僕は「もう間に合わないと考えられたんでしょう」と言ったら、森ゆうこさんが待ってましたって感じで、「何に?」と。
もし「安倍政権任期中に」とか言ったら、「ほら、安倍さんは自分のためにやってるんだ、レガシー作りだ」と。
常に志を低き低きに持っていくようにとするわけですよ。
森ゆうこさんは本当は拉致被害者のために戦ってきた人で、あの人がいなかったら明らかにならなかった事実も実はあるんですよ。
そういうところに国会議員という立場とか、選挙に落ちるなら落ちればいいじゃないですか。
選挙に受かるためにやってるんじゃないんだから。
だから、僕が「もう間に合わないと考えられたんでしょう」と言ったらそう来ると思いつつ言ったのは、これ実際に拉致被害者の救出に間に合わないからですよ。
というのは…、特定秘密保護法ができたでしょ。
これができる時に、もう映画作れないとか、もうテレビで発言できないとか、物書けないと言ってた人、いっぱいいたでしょう?
いや、全然変わりませんよって言ってたのは僕だけで…。
(2013/11/9の法案審議の参考人質疑の時の話など)
発言できない、映画作れないって言ってた人、今どうしてるんですか?
みんな自由に作ってる。
(居島一平:もう何事もなかったような顔してますよね)
多少困ってるのはスパイだけですよね。
そのあと、安保法制ですよね。
戦争法だと今も言ってますが、どこで自衛隊が戦争してるんですか?
(居島一平:徴兵制になるとかね)
特定秘密保護法はなんちゃって保護法。
スパイ防止法なしに、いくら力んでも、ちょっとしかできない。
安保法制も同じで、安倍総理はもちろんやむを得ない立場でやってらっしゃるが、できることちょっとしかないというのか、これもなんちゃって安保法制になりかねない。
その典型例が、朝鮮半島危機で、拉致被害者救出しなきゃいけないのに…。
安保法制を何とか通すまでは、海外にいる邦人がどんな目に遭おうとも、日本は何もできなかった。
ようやく「保護」が盛り込まれたが、憲法9条が変わってないから。
「国の交戦権はこれを認めない」と書いてある。
憲法そのままで安保法制作ったから、条件付いてる。
相手国の同意が要る、と自民党の部会で発言した。
北朝鮮が仮にアメリカに攻撃され、その真っ最中に、米軍と自衛隊が拉致被害者を救出する時に、北朝鮮がなぜか冷静に同意してくれる?そんなことあるんですか?と。
部会でも、そうだそうだ、おかしいよとなったけど、僕があえて言ったのは、それだけじゃないんですよと。
残り2つ条件が付いてますと。
2つめは、その国で治安が維持されてて、自衛隊が戦闘行為に巻き込まれないこと。
3つめは、朝鮮人民軍や秘密警察が、自衛隊と連携、協力すること。
心、冷えませんか?
戦争法と言われてる、中身がこうなんです、今現在。
そうすると、安倍総理でなくても、まともな人間が普通に考えたら、9条2項を変えないと、拉致被害者救出も、世界にいる邦人も相手が武装した集団だったら、助けに行けない。
主として拉致被害者、具体的に目の前にあるから、しかも40年以上過ぎてるわけですから、それを救出するために間に合わない。
だから早くしなきゃいけない。
2項は変えるか削除しないと、後ろにくっつけても自衛隊がわけ分からなくなりますよと。
でもそれ言ったら、いつできるんですか?となりますよね。
拉致被害者の救出、ひょっとしたらすでに間に合わないかもしれないが、1〜2年、今のような緊張状態が続くこともあり得るから、とにかく1日でも早くやることだと。
時期を急ぐためには、僕のような奴が反対しても、ここに3項を付けるんだと。
公明党が言う「加憲」で、賛成してくれるだろうから、維新の協力は必要だが、とにかく3分の2押さえてるから、間に合うから、とにかく急ぎましょうというのが安倍さんの真意。
だから年内に自民党案を作るべきだと、これはもちろん自民党総裁として下に下ろしてきたのは、拉致被害者の救出などに間に合わせたいという意志がはっきりしたというニュース。
(4)中国ドローンに緊急発進 稲田氏「領空侵犯」
自民党の国防・安全保障関連の部会で、緊急の部会が開かれて、これが討議された。
僕以外の議員から数多く出た意見は、相手はドローン、こちらはF15、あるいは戦闘できる航空機。
ドローンひとつでこんなに振り回されてる方がおかしいんじゃないかという議論が出た。
かなり当たってる面があるが、但し半々。
ドローンだからといって黙って見てると、中国がドローンをどんどん出してくることもあり得る。
小さなことでも大きめに出るのは、決して間違いではない。
大きいのに小さく出るのは、ほとんど全部間違ってるので。抑止力が失われるから。
あの手この手で、半島危機が深まれば深まるほど、尖閣の実効支配を中国は狙ってくるのは事実。
当然、日本もドローンのような小型飛行物体を含めて、整備しなきゃいけないという話でもある。
(5)TPP 11月合意目指す 閣僚会合で声明採択
(6)日米FTA要求出ず 通商代表初会談
(割愛)
(7)サウジに12兆円武器輸出 トランプ大統領
(割愛)
(8)トランプ氏の支持率最低に ロシア疑惑で離反加速か
トランプさんが弾劾に追い込まれるかもしれないから、戦争なんかできるわけないと、北朝鮮は安心してるところがあるが、それは逆。
内政が行き詰まると、戦争に打って出る。
合衆国は、戦争になったら国がまとまるので。
また、トランプさんがもし弾劾されたら、ペンス副大統領が自動昇格する。
強硬派という意味では、ペンスさんの方が筋金入り。
軍との信頼関係も非常に強い。
ペンス大統領になった方が、より戦争の可能性が高まることもあり得る。
(ここでスタッフ側にアクシデント発生。この後CMに行くはずが、出なかったので番組進行)
(9)中国でCIA要員12人殺害 スパイ網壊滅的
アメリカ人のCIA要員が殺害されたと思うかもしれないが、これ基本的に中国人で、CIAにお金をもらって情報提供してた人が、ひょっとしたら冤罪も含めて殺されているという意味。
このニュースで感じていただきたいのは、中国が怖い国というのでなく、世界では、こういうことが当たり前。
日本ではスパイ防止法がないから、日本人も含めて、たとえば北朝鮮や中国のために動いてる人が山のようにいる。
テレビ局も新聞社も通信社も、政府機関の中も、間違いなくいます。
だからスパイ防止法は必要。
(今度は無事にCMへ)
(★)トラ撮り! コーナー
★ テキサス州のアメリカ国立の戦争記念館(5月8日の続き)
上の画像は、「1871年に、日本は中国から沖縄と琉球諸島を奪った(seized)」と書いてある展示物。
館長に、歴史を説明して、これは間違いだと。
他の関係者から聞くと、「中国の圧力、資金協力が…」と。
中国は工作活動で全米、世界中の戦争記念館に介入、援助をして、日本に対するイメージ戦略をしている。
日本はほとんど対抗できてない。
前回申したとおり、この文章については館長が「修正します」ということを明言してくれた。
が、この話をこの番組でした以上、日本はスパイ天国なので、再びこの戦争記念館にテコ入れして、この「seized」を変えさせないようにするってことが必ず起きる。
★ホノルルの米軍関連施設のアジア太平洋戦略研究センターで研修を受けた自衛官5人
いつも自衛官1人だけだったのが、今回頑張って5人。
★経済産業委員会(外為法改正の審議)
名称を「貿易為替安保法」にすべきではないか。
(拙ブログ5/17付に動画と書き起こしあり)
★自民党部会(5月17日に韓国が竹島周辺で勝手に海洋調査)
海底の地形調査だけじゃなくて、資源調査もおそらくしてる。
日本の領海で勝手に調査した結果を、国際学会で発表してる。
僕が民間人時代、「どこで調査許可を得たのか。許可を得てないと国際法違反だ」と言っても、官の側は何もしない。
国際学会に参加する研究職の人にそれを言えと言っても、急には無理
だから、事前の論文審査があるから、そこにちゃんと情報取って、これは竹島の資源を勝手に…と分かるから、ちゃんと英語のできる人を送り込んで、ちょっと待って下さい、それは日本の資源ですと話をしなきゃいけない。
と、言ったら、役所は対応を考え出しました。
★中山恭子さん
安倍総理が写っている。
画像の右端は中山恭子先生。その隣は僕。
恭子先生と議員会館の部屋が近くで、しかも同じ会派になったので、よけい一緒にいやすい。
今回のアメリカ訪問で、一番聞かれたことのひとつは、安倍さんの後は誰が総理をやるのかと。
僕は、最大の候補の1人は恭子先生だと思う。
(以下、アメリカらしさが分かるお土産紹介。割愛)
(10)北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本海EEZ外に落下
5月14日早朝に、今までと違うタイプのミサイルを撃った。
北朝鮮は「火星12号」と名前付けてますが。
そこから1週間でまた撃ったが、評論家は、韓国に文在寅という親北の大統領が出てきたのにどうしてか、無茶だ、というような話をしてるが、北朝鮮から見れば全然無茶ではない。
一部、あえて表にリークされてるけど、米朝が直接交渉してます。
というかしていた。ノルウェーという名前まで出てましたね。
本当は別ルートでも直接交渉してて、米軍は攻撃準備を着々と進めてはいますが、マティス国防長官がこないだはっきりと、「もし戦争になったら悲惨な結果を生む」と。
日韓の被害のことも言ってるし、北朝鮮の普通の国民にも被害が及ぶということも含めておっしゃった。
でもこれで戦争を軍がやりたくないって話じゃなくて、だからこそギリギリまで交渉の努力は続けるということで、その結果ダメだったら、年内に判断の時が来るということ。
北朝鮮が今、一番危ないのは、読み誤ってること。
北朝鮮がその気でいるのはいわば分かりやすい話。
なぜかというと交渉してるでしょ。
アメリカと北朝鮮の関係って、身長10メートルと10センチぐらいの差がある。
10センチ側が交渉を有利に進めようと思ったら、右手でグサッとナイフを指しますよと言いながら、左手で交渉するしかない。
ナイフがミサイル。
だから交渉しながらミサイル撃つのは当たり前。
アメリカ側も見かけ上は驚いたように見せてるが、想定内。
しかしアメリカとしたら、これは交渉できない。
僕の知らないところでやってるかもしれないが、ストップしてる。
交渉ストップしていくと、最後の選択肢の戦争、ペンス大統領に代わったとしてもそこに行かざるを得ないようなことを、北朝鮮が今やってるので、これは非常に危ない状態になりつつある。
(11)北朝鮮の外貨収入減必要 岸田氏
これ実はアメリカ大平洋軍で、全体として僕が受け止めたのは、たとえば太平洋軍がワシントンに対して要求してることの中に、北朝鮮の労働者を外に出せないようにしてくれと。
米軍の関係者の主張によれば、5万人以上の若い労働者が外国に出ていて、これは僕なりのルートで得た情報と同じ。
北朝鮮の労働者は質が高い。手先が器用でまじめ。女子が多い。賃金はものすごく安い。
いっぱい働かせて、給料をピンハネしたのが貴重な外貨収入になってるので、そういうことをやめさせようということ。
(12)R・レーガン朝鮮半島沖へ 別空母と合同演習計画
ロナルド・レーガンと、先に日本海に入ったカール・ビンソンとの、2つの空母打撃群体制でやってるから、よけいに北朝鮮としてはミサイルを撃って、交渉で負けないよと。
アメリカもこれいちおう戦争準備ではあるけど、交渉のための圧力でもありますからね。
分かりやすいニュースですが、念のため申しておくと、先週のこの番組、5月15日の段階で、ロナルド・レーガンが実は作戦航海に事実上入ってるからということを言ったら、ごく限られた人ですよ、「青山は嘘を言った。謝罪しろ」というのが例によって来るんですよ。
数で言うと、たった3人ですけども、ま、必ずこういうの来るんですけど。
それがネットの特徴で、バーンと拡散されるわけですね。
これは全く事実をご存知ない話であって。
これ、紙は見せられないんですけど、正確な記録に基づいて、ま、こないだもそれに基づいてるんですが、改めて言うと、ロナルド・レーガンは去年の11月に横須賀港、母港に入って、定期修理に入りました。
で、その時に新しい装備を付け加えることもあり得ます。
あり得ます、だけ言っときます。
それ以上は、踏み込んでは申せません。僕は存じ上げてますけど申せません。
その上で、半年かけて、今年5月7日に、まず、横須賀港をもう出港しました。
で、半年かけましたが、実はもっと後の予定だったのを、早めて、5月7日に出ました。
早めたってことは、わが自衛隊ももちろん全体としては把握し、おそらくは中国も北朝鮮も把握してると思われます。
そしてその後、実は太平洋海域にも出て、何をしたかというと、普通で言うと試験航海ですが、慣熟航海とも言い、これはもう作戦航海の一環です。
原子力空母は必ずこういう動きを基本的にしますが、今回の特徴として早めたっていう重大な動きがあります。
その上で、5月12日に、横須賀に戻ってきて、そして3日後の5月15日に、改めて正式に出航する予定でしたが、ちょっと不具合が一部見つかったので、5月16日に出航した。
だからメディアは5月16日と言ってるわけです。
だから5月16日に出航したと報道されてるのに、青山の野郎が5月15日に作戦を開始してるというのは、間違いだと、謝罪しろと、けしからんというふうになるんですど、それははっきり言って、けしからんのはそっちなんですよ。
16日に出ましたとメディアが言ってるだけで、僕がメディアどおりの話をいつしたんですか。
今までほとんどしたことがない、そんなの普通の新聞を見て、テレビ、ニュース見て分かることは、わざわざここで言わないんですよ。
たとえば、その5月15日の朝に、先週の朝にここで放送して、その後、僕は国会に戻って、その後、総理官邸に行きました。
これはもう総理動静に出てるから、内閣総理大臣ともお会いしました。
これ以上申せませんが、官邸の中の重要な人物から、僕に、青山さん、ロナルド・レーガンは、太平洋で何をしてたんですかと、お聞きになりました。
これは要するに、ロナルド・レーガンが、5月7日に試験航海、慣熟航海っていうことで出たけども、本当は作戦行動と思われる行動をしたと。
そこまでは聞いてるけれども、より中身は、本当は青山さんは、どう見てるんですか、あるいはどのように知ってますかっていうことをお聞きになった。
何を言ってるかというと、もう15日の段階で、その時にはロナルド・レーガンはいったん横須賀港に入ってましたけど、5月7日からずっと事実上の作戦展開してるってことは、実は日本側も、官邸も、防衛省も、あるいは情報機関も全部知ってたわけです。
その上で、15日に申してるので。
今後もね、はっきり言って今回は、事実上の妨害に近いと思います。
とにかく僕を黙らせようと。
でも黙りませんから、それは。
どんな妨害にも立ち向かいますので。
(13)「在日米軍に核照準」北朝鮮 日本の圧力非難
これは北朝鮮がもう本気で日米同盟の連携関係を心配しだしたということ。
日本の姿勢はこれからすごく問われていくことになると思います。
(14)大卒の就職率97.6% 2年連続更新
(割愛)
(15)不正ないと文春編集長 新潮「反省ない」と批判
僕は今、(昨夏の参院選期間中の中傷記事について)週刊文春を刑事告発をして、東京地検の対応、まだ僕は全部明らかにしてませんけど、けしからん対応です。
マスコミと戦うなんてとんでもないと。
これ僕はあきらめません。
検察審査会も含めて、時間をかけて戦っていきます。
やがて、もっとお話しする時が来ると思います。
(16)秋篠宮眞子内親王殿下 ご結婚は来年を想定
番組さすがです。
これをいつも「眞子さま」とか、そういう呼び方してますが、違います。
内親王殿下ですから、ちゃんと言うべき。
しかしこのめでたい話を、民進党の元総理の野田佳彦さんを中心に、女性宮家をつくる良い機会だと言ってるのは、これは絶対に許しては駄目です。
日本の天皇陛下のご存在を変えてしまうというような、究極の陰謀ですから。
(17)俳優アラン・ドロンさん引退へ 81歳
(18)村田-エンダム再戦求める WBA会長
(19)大相撲 白鵬・日馬富士が全勝 稀勢6勝目
(以上、割愛)
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____________________________内容紹介ここまで
先週末から「何か忘れてるな〜」と思ったら、土曜夜の「よるバズ」見るの忘れてた…。
私、土曜は何か気が抜けてて(仕事がある日を除く)、ちょいちょい見逃してしまいます。
ネットに動画あるようなので、時間できたら見てみます(^^ゞ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何か毎週のように北朝鮮がミサイル撃ってきて、日本国民、どんどん慣らされていってるような…。
いかんいかん!
備えあれば憂いなしということで、何度でも紹介!
【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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