さらば古舘!報ステ妄言集
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古舘伊知郎氏が3月31日をもって報道ステーションを卒業しました。
最後の言葉を、やや長くなりますが起こしておきます。
後任の富川悠太アナに言及したくだりのみ省略しています。
「考えてみますと、私、2004年の4月5日に、この『報道ステーション』という番組は産声を上げました。それから12年の歳月があっという間に流れました。何とか、私の、テレビ局、古巣である、学舎である、このテレビ朝日に貢献できればと、いう思いも強くあって、この大任を引き受けさせていただきました。おかげをもちましてですね、皆さん、風邪などひとつ引くこともなく、無遅刻・無欠勤で12年やらせていただくことができました。これもひとえに、テレビの前で今、ご覧になっている皆様方の、支えあったればこそだなと、本当に痛感をしております。ありがとうございました。
私は毎日毎日この12年間、毎日毎日テレビ局に送られてくる皆様方からの感想、電話、メールなどをまとめたものをずーっと読ませていただきました。それはお褒めの言葉に喜び、そして、徹底的な罵倒に傷ついたこともありました。でも全部ひっくるめて、ありがたいなと今、思っております。というのも、ふと、ある時、気づくんですね。いろんなことを言ってくるけれども、考えてみたら、私もこの電波という公器を使って、良かれかしとはいえ、いろんなことを喋らせていただいている。絶対どっかで誰かが傷ついてるんですよね。それは因果はめぐって、自分がまた傷つけられて当然だと、だんだん素直に思えるようになりました。こういうふうに言えるようになったのも、やはり皆さん方に育てていただいたんだなと、強く思います。
そして、私が、こんなに元気なのに何で、辞めると決意をしたのかと、いうことも簡単にお話しするとすれば、そもそも私が12年前に、どんな報道番組をやりたかったかと、いうことにつながるんです。で、それは実は言葉にすると簡単なんです。もっともっと普段着で、もっともっとネクタイなどせず、まあ、言葉遣いも普段着で、普通の、司法言葉とかじゃなくて普通の言葉で、ざっくばらんなニュース番組を作りたいと真剣に思ってきたんです。ところが現実は、そんなに皆さん甘くありませんでした。
たとえばですね、『いわゆる、これが事実上の解散宣言とみられています』。『いわゆる』が付く。『事実上』を付けなくてはいけない。『みられている』というふうに言わなくてはいけない。これはね、どうしたって必要なことなんです。やっぱりテレビ局としても、放送する側としても、誰かを傷つけちゃいけないということも含めて、二重三重の言葉の損害保険をかけなくてはいけないわけですよね。そして裁判でも、『自白の任意性が焦点となっています』と。『任意性』。ふだんあんまりそういう言葉、使わないですよね。ほんとに、そういうふうに語ったのか、あるいは強制されたのかでいいわけで、ほんとは。たとえばですね、これから、今夜の夕食だという時に、今日の夕食は、これは接待ですか、任意ですかとは言わないわけです。だけどそういうことをガチッと固めてニュースはやらなくてはいけない。
そういう中で正直申しますと、窮屈になってきました。で、もうちょっと、私は、自分なりの言葉、喋りで、皆さんを楽しませたいと、いうようなわがままな欲求が募ってまいりました。12年、苦労してやらせていただいたという、ささやかな自負もありましたので、テレビ朝日にお願いをして、退(ひ)かせて下さいということを言いました。これが、真相であります。ですから、世間、巷の一部でですね、何らかの直接、プレッシャー、圧力が私にかかって、私は辞めさせられるとか辞めるとか、そういうことでは、一切ございません。ですから、そういう意味では、私のこういう喋りや番組を、支持して下さってた方にとっては、これ私が急に辞めるというのは、裏切りにもつながります。本当にお許し下さい。申し訳ありません。私のわがままです。
ただ、この頃は、報道番組で、開けっぴろげに、昔よりも、いろんな発言ができなくなりつつあるような空気は私も感じています。とってもいい言葉を聞きました。この番組のコメンテーターの、政治学者の中島(岳志)先生がこういうことを教えてくれました。『空気を読むという、人間には特性がある。昔の偉い人も言っていた。で、読むから、一方向にどうしても空気を読んで流れていってしまう。だからこそ反面で、水を差すという言動や行為が必要だ』。私はその通りだと、感銘をいたしました。
つるんつるんの無難な言葉で固めた番組など、ちっとも面白くありません!人間がやってるんです。人間は少なからず偏っています。だから、情熱を持って番組を作れば、多少は番組は偏るんです。しかし、全体的に、程良いバランスに仕上げ直せば、そこに腐心をしていけば、いいのではないかという私は信念を持っています。そういう意味では、12年間やらせていただいた中で、私の中でも育ってきた報道ステーション魂というものを、後任の方々にぜひ、受け継いでいただいて、言うべきことは言う、多少厳しい発言でも言っておけば、間違いは謝る、その代わりその、激しい発言というものが、実は後年経って、あれがきっかけになって議論になっていい方向に向いたじゃないかと、そういう事柄もあるはずだと信じています。
考えてみればですね、テレビの地上波、地上波なんていちいち言わなくても、テレビの一人勝ちの時代がありました。その素晴らしい時流に、よき時代に乗ってですね、きら星のごとく、あの久米宏さんが、素晴らしい『ニュースステーション』という、ニュースショーを、まさに時流の一番槍を掲げて突っ走りました。私はそのあとを受け継ぎました。テレビの地上波もだんだん厳しくなってまいりました。競争相手が多くなりました。でも、そういう中でも、しんがりを務めさせていただいたかなと、そういうささやかな自負は持っております。
(中略。後任の富川悠太アナの話)富川くんとは仲がいいと思っておりますので、ほんとに辛くなったら私に電話してきて下さい。相談に乗ります。ニュースキャスターというのは、本当に孤独ですからね。
私は今、こんな思いでいます。『人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝で死ぬ』。『浪花節だよ人生は』の一節です。死んでまた再生します。皆さん、本当にありがとうございました!」
去っていく人に斬りかかるのもアレなんですが…、少しだけツッコミ入れさせて下さいね。
辞めるにあたって圧力などは一切なかったと言いながら、「いろんな発言ができなくなりつつあるような空気」とか、含みを持たせるような言い方してますね。
でも、これって実際は、先週、日本外国特派員協会の会見で田原総一郎氏が指摘していた、「局の上の方の自己規制」であり、「マスコミの堕落」なんじゃないですか。
それに、「電波という公器を使って」って自覚してるわりには、放送法を軽んじすぎでは。
政治バラエティならまだしも、報道番組がここまで偏ってはダメでしょ。
また、「全体的に、程良いバランスに仕上げ直せば、そこに腐心をしていけば、いいのではないか」っていうのも、私に言わせれば程良いバランスからは程遠いし、腐心も全く感じられません。
例えば、つい先日拙ブログで紹介した2013年3月12日の原発作業員、この人の扱い方ひとつを見てもそうです。
「多少厳しい発言でも言っておけば、後年、あれがきっかけになって議論になっていい方向に向いたじゃないかと、そういう事柄もあるはずだ」については、一般論では、なるほどと思わないでもありません。
しかし、報ステの場合はすごく危うい。
↓最近の例で言えば、これ。
■古舘伊知郎が報ステ降板前に大言壮語! ナチス引き合いに改憲批判 原発事故と甲状腺がんの因果関係も強調 「偏ってるんです、私」(産経 2016.3.28 06:00)
同じ朝日系だけあって、いずれも朝日新聞の「角度をつける」を彷彿とさせるような内容でした。
「水を差すという言動や行為が必要だ」というのも、きれいに言いすぎ。
報ステの場合は、「火に油を注ぐ」または「火のない所に火種を落とす」と言った方がピンと来ます。
無難でない言葉を使いたいなら、政治バラエティをやればいいんですよ。
今後はそっちの方で頑張って下さい(^.^)/~~~
しかし古館氏、降板が正式に決まったあたり(昨年末)から、「言いたいことはもう全部言ってやるっ!」てな勢いでしたよね。
何でもかんでも安倍批判に結び付けてたし。
いや、それはずっと昔からですね。
「安倍批判まであと○秒!」ってテロップが出たら便利だな〜とか思って、私は見てました。
ここ数年、古舘氏の言葉で私が特に耳に残ったのは、「いろんな考え方があると思いますが…」「いろんなご意見はあるでしょうが…」という、アリバイ的な前置きです。
「報ステは偏りすぎ」という批判が年々高まっていたし、いちおう気にはしてたんでしょうね。
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過去の拙ツイートより、古舘氏の妄言・暴言・迷言集。
報ステは公明の山口代表がゲスト。集団的自衛権で古館が「あり得ないんですが日米の艦が併走してる時に米艦が攻撃されたら…」。石破氏がゲストで来た時の質問「米国がシリア攻撃したら日本も一緒に戦うんですか」の方がよほどあり得ないんですけど。http://t.co/PV82XP7Z84
— くっくり (@boyakuri) 2013年9月13日
対馬から盗まれた仏像返還、韓国の大臣が返還に向け対応する旨発言したというニュースで、報ステの古館「いいですねー。韓国側の言い分はどうあれ日本にあったんだから一旦返していただきたいですよね」。は?一旦?(-.-#) それに向こうは法的手続きなど具体的な事は言ってないらしいよ。
— くっくり (@boyakuri) 2013年9月27日
報ステで古館氏が、辺野古移設容認に転じた沖縄の自民党のニュースに対して、琉球新報の社説「沖縄の将来像を決めるのは自民党本部や官邸ではなく、沖縄の民意だ」を引き合いに出した。売国新聞・琉球新報の言う「民意」が「真の民意」と本気で思っているんだとしたら相当おめでたい。
— くっくり (@boyakuri) 2013年11月27日
今夜の「報ステ」秘密保護法案で一番腹が立ったのは古館氏がおまけのように言ったこれ。「もちろん賛成の方もいらっしゃるんですが」。賛成派がそれなりにいるのを知ってるくせに、取り上げるのは反対派の声ばかり、スタジオに呼ぶのは反対論者ばかり。もううんざり。
— くっくり (@boyakuri) 2013年12月5日
報ステ、都知事選のニュースは細川氏の一辺倒&古賀氏の解説のあと、古館「公平かつちゃんと伝えるべきことは伝えていく」。おいおい。細川氏ばっかり伝えてる時点ですでに公平じゃないし、その細川氏についても佐川急便からの1億円借入問題とか、国民福祉税構想撤回のドタバタとか全くスルー。
— くっくり (@boyakuri) 2014年1月10日
「おおすみ」と釣り船の衝突事故、NHKもそうだったが報ステも自衛艦が一方的に悪いみたいな報道。生存者の「船長は直前まで全然気付いてなかった」という証言も流れたのに、スタジオの古館も惠村もそれには全く触れず、船体が大きい方が悪いとか、最後は秘密保護法まで引き合いに出して批判。
— くっくり (@boyakuri) 2014年1月15日
※衛藤さんとは衛藤晟一内閣総理大臣補佐官のこと。2013年12月26日の安倍総理による靖国参拝に対し、アメリカ政府が「失望」を表明したことについて、「我々の方が失望した」という趣旨の批判を行いました。その衛藤さんの発言を報ステが批判しました。「反日勢力を斬る」様による番組書き起こしがあります。報ステで衛藤さん「米国に失望」発言を批判。基地問題とかで「米国の言いなりになるな」って普段は反米のくせにこんな時だけ親米。籾井発言まで蒸し返し。要するに安倍さん叩けるなら何でもいいのね。古館「ここのところ菅官房長官がずっと火消ししまくってる」ってあんたらが火をつけて回るからや!
— くっくり (@boyakuri) 2014年2月19日
報ステ、「憲法9条をノーベル平和賞に」を嬉々として伝えること自体偏ってるし、竹富町教科書問題もまた偏ってる。VTR後に古館「今思ったが教科書の中身に何が書いてあるか我々は伝えてない」。今さら何を言ってる。10数年前のつくる会教科書の頃から中身読まずイメージ操作してきたテレ朝が。
— くっくり (@boyakuri) 2014年4月11日
報ステ、共同会見でオバマが中国に気を遣ってる発言をVTRで延々流し、女性記者「米国では北より日中武力衝突の可能性の方が高いという声が」古館「オバマは中国の台頭を望む」恵村「日本は中国を牽制できると思ったが、オバマは中国へのメッセージを発する場と捉えていた」。願望を発表し合う会か?
— くっくり (@boyakuri) 2014年4月24日
報ステでベトナムと中国の船衝突映像、尖閣諸島沖の衝突事件と同じ感じで中国船が体当たり。恵村はまず中国が悪いとしつつも「だからってフィリピン・ベトナムが中国を力尽くで排除するのは間違い。頭冷やして対話による解決を」。古館も「資源の取り合い。浅ましい、恥ずかしい」。ほんと中国に甘い。
— くっくり (@boyakuri) 2014年5月7日
報ステ:仏独協調から日本は学べ(3)古館「日本は不十分でも謝り続けてきた。そこに誇りを持てば、謝罪して上手くいかないからと強い国になろうとすることを抑えることができる」遠藤乾「逆ギレせず自分たちを認めてあげる。中韓の常識的な人たちも日本の謝罪を認めてあげること」…平和ボケの極致
— くっくり (@boyakuri) 2014年5月19日
報ステで集団的自衛権、古館が各社世論調査の数字出して「各社の考えで数字違うが、朝日毎日などは二択で、産経読売はもう一つ『必要最小限度、限定的だったら?』って選択肢があって三択になってる。三択で聞くと賛成の数字上がる」って世論調査のカラクリを自白。これって朝日も自爆…(笑)
— くっくり (@boyakuri) 2014年6月13日
報ステで集団的自衛権、締めに古館が「将来的には徴兵制のことも考えなければいけませんね」。はぁ? 佐瀬昌盛氏が「大江健三郎や朝日は聞き手を自分の思う方向へ誘導しようとしている。そういう行為を煽動と呼ぶ」と産経に書いてたが、まさにそれ。http://t.co/t8rwo7MNvf
— くっくり (@boyakuri) 2014年6月17日
報ステ、滋賀県知事選の後そのまま集団的自衛権で国会審議VTR。スタジオ戻って古館「滋賀県知事選どう見ますか」恵村「集団的自衛権に多くの国民が反対していることの表れ」。は? その後も二人で集団的自衛権の話のみ。知事選の結果をただ集団的自衛権批判に結び付けたかっただけなのね。
— くっくり (@boyakuri) 2014年7月14日
報ステでフィンランドの新原発。安全基準厳しくコストが3倍になった。だから日本は脱原発すべきという古館と姜尚中の主張。「何で欧州の原発ばかり取り上げるのか。中韓の原発もやらないと不公平。むしろそれを真っ先に伝えるべき。事故ったら偏西風でこっちが影響受けるんやから」と夫が怒ってた。
— くっくり (@boyakuri) 2014年7月25日
報ステで中国の期限切れ肉問題。最後に古館「食にだけ集団的自衛権を作って…」恵村「健康とか命に関わることですしね」。いきなり強引な。って、何で食だけ?軍事の集団的自衛権も命に関わるんですけど。
— くっくり (@boyakuri) 2014年7月23日
※この時期、枝野幸男氏に「政治とカネ」問題が浮上していました。詳細は、産経 2014.10.30 05:07を。報ステで民主党枝野氏の問題、なかなかコメントせず。最後にちょろっと古館「枝野さんは単純ミスだと。ケースの違いはあるでしょうが」恵村「正すことは正して、政権への追及はしっかりやってほしいというのが国民の意見」。国民の大半はそれより審議早くやれと思ってます。ほんと民主党には甘い。
— くっくり (@boyakuri) 2014年10月29日
※記事リンクはすでに削除されています。J-CAST 2014/11/26 14:43をどうぞ。仏像窃盗に「物質世界に執着はダメ」 古舘キャスターの「説教」に視聴者大反発 http://t.co/CD0TWjS6re 私もあれは、日本人に対して「仏像盗まれたからって執着するな」と言ってるように聞こえました。
— くっくり (@boyakuri) 2014年11月26日
報ステ、古館はあほですか。「解散総選挙やる前に、やるべきかどうかを国民投票でやってもらいたい」。そっちの方が二重に税金使って無駄やっちゅーねん。
— くっくり (@boyakuri) 2014年11月12日
報ステ古舘「改革はするけど戦争はしない」。この番組は集団的自衛権行使容認反対派を「戦争はしない」派とこれからも呼び続けるのだろうか?(この言葉を初めて使ったのは先週の古賀氏)まるで安倍政権が明日にでも戦争を始めるかのような印象操作。
— くっくり (@boyakuri) 2014年12月24日
報ステ、民主党新代表・岡田氏が「自民党はかなり右にシフト。真ん中が空いてる。そこを目指す」と発言したことを受けて、スタジオ古舘「仰るように自民党が右に寄っている今、民主党は真ん中のハト派を担う…」。真ん中のハト派って(笑)古舘も恵村も自分は真ん中だと勘違いしてそう。
— くっくり (@boyakuri) 2015年1月19日
報ステ酷かった。人質知りながら中東歴訪したと安倍総理批判。ISIL広報VTRを垂れ流して「ただのテロ組織ではない。欧米が引いた国境線を引き直そうとしている」。VTRと古舘コメントで「『イスラム国』はISILと呼ばれるのを嫌ってるのに安倍はそう呼んでいる」と2回繰り返した(続く
— くっくり (@boyakuri) 2015年1月27日
報ステ続き)「『イスラム国』がやってることは酷いが」と前置きしつつ、古舘「一方向から見ずに柔軟に」恵村「土壌を見る。欧米への『イスラム国』の怒りを考えるべき」古舘「西側で見るのでなく一人の人間として見る」恵村「視野を変えて見る」。ISILの広報機関に成り下がった。
— くっくり (@boyakuri) 2015年1月27日
報ステ、パイロット処刑されたヨルダンが混乱してる件で、古舘「国論を2つに分けることがテロリストの狙い」惠村「そうですね」。日本の国論を2つに分ける放送を日々してるくせによく言う。外務省が抗議してる件もスルー。http://t.co/yKEdjurV1V
— くっくり (@boyakuri) 2015年2月4日
報ステ・古舘キャスター「大きな間違いをした」と謝罪 規制委が「偏向編集」と抗議の川内原発報道で http://t.co/yTBa2Li6PW 報ステで「故意や恣意的・作為的な編集は確認されなかった」とBPOの見解伝えたが、その手の編集は報ステでは日常茶飯事では。ばれてないだけで。
— くっくり (@boyakuri) 2015年2月9日
報ステ、国会でNHKの中立性で籾井会長批判VTRのあと古舘「我々民放にも当てはまるところが大いにある。もちろん放送は中立・公正・客観が前提だが、ある時はそれと対立する主観やそこから出てくる様々な意見、権力に対する指摘なども合わせて両輪でやっていく」。偏向報道を堂々と正当化。
— くっくり (@boyakuri) 2015年3月16日
報ステ、両陛下パラオ行幸啓の現地の人々の歓迎ぶり全く伝えず、戦時下からの陛下を題材に反戦護憲VTR。30分も使って政治利用すな!と腹立ててたら、最後に古舘「陛下の言動をあまり都合よく取ってはいけない」中島岳志「政治的な主張に引きつけて陛下の言葉を使うのは慎んだ方がいい」。絶句。
— くっくり (@boyakuri) 2015年4月8日
報ステ、古舘「玉砕が良くないという事でペリリュー島で持久戦を命じるようになり、戦闘が長期化することで硫黄島、沖縄戦に影響を及ぼした、罪深い作戦の端緒だった」。バンザイ突撃してとっとと玉砕しろって事?本土への空襲を1日でも遅らせて女子供を1人でも助けようとした英霊に失礼では?
— くっくり (@boyakuri) 2015年4月9日
京都・奈良の寺社に何者かが油をかけた事件で、報ステ古舘「お天道様が見てるわけですから…」。夫が「お前じゃ!」とツッコミ。同意。それにしても、古舘、対馬盗難仏像の時は「物質世界に執着するな」とか言ってなかった?
— くっくり (@boyakuri) 2015年4月9日
報ステ古舘「安保では右、歴史認識では左と岡本さんおっしゃった」岡本行夫「日本は謝罪した。いくらしてもきりがない。大事なのは反省。日本の子供達は昭和を知らない。日米戦争したのも知らない。教育を変える。近現代史という科目を設けて教える。それが反省」古舘「謝罪も両方やればいい」←アホか
— くっくり (@boyakuri) 2015年4月24日
国連で脱北者が人権侵害を証言中に北朝鮮外交官が米国批判し妨害した件で、報ステ古舘「北朝鮮は何言ってるんだと思うが、一方で米国は無人機で誤爆して亡くなった人の人権どう思ってるんだと言いたくなる」。北の悪意に満ちた強制収容所の人権侵害と米無人機誤爆は明らかに別次元の問題。
— くっくり (@boyakuri) 2015年5月1日
水族館イルカ問題で、報ステで古舘が「イルカ追い込み漁をやめないと出て行ってもらうって、まるでユーロ圏内のギリシャ問題のようになっている」と、日本とギリシャを同列に。この人の喩えは何でいつもずれてるんだろう?
— くっくり (@boyakuri) 2015年5月20日
報ステ、安保法案でまたドイツと比較。古舘は「ドイツと日本はもちろん違います」と前置きしながら「ドイツが参考になります」。VTRで「ドイツはナチス(軍国主義)の反省のもと…」と連呼、まるで日本が軍国主義になるかのよう。まずは隣の軍国主義国家の批判をしたらどうか。
— くっくり (@boyakuri) 2015年9月15日
報ステ、名護市が交付金受け取り拒否で政府が辺野古3区に直接支出について、古舘「分断だ」。これまでさんざん本土と沖縄を分断するような放送をしといてよく言う。木村草太「直感的な感覚を大事にしてほしい」古舘「あれ?と思う違和感とか皮膚感覚ですよね」。それを言うなら…(続く)
— くっくり (@boyakuri) 2015年10月26日
報ステ、三島由紀夫特集。安倍批判(安保法制批判)につなげるんだろうなーと思ったら、そのとおりだった。古舘の「今と重なっちゃったんですよね〜」で番組終了。ヤレヤレ ┐(´ー`)┌
— くっくり (@boyakuri) 2015年11月24日
報ステ古舘が国連女子差別委の勧告で「日本は反省もお詫びもしてるし強制連行なかったという立場をしっかり取っている。それを表明する事は国の姿勢としてあるが、それを殊更強調せず女性差別の観点で見た場合にはそういうご指摘ありますかと国連委に対して非常に謙虚な姿勢を見せることも大事」(続く
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月8日
続き)慰安婦問題→女性差別という国連委のすり替えに乗っかって何を言うのか古舘さん。「史実」にこそに謙虚になるべきではないですか。隣に座ってる朝日新聞の立野さんもダンマリ決め込まないで何か言いなさいよ。あなたの新聞が引き起こした問題ですよ。
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月8日
報ステ「独ワイマール憲法の“教訓”なぜ独裁が生まれたのか」。憲法改正、緊急事態条項、大丈夫かということで、ワイマール憲法の取材で古舘がわざわざドイツに。「日本でそんなことは起こらない」と言いながら、ヒトラー=安倍総理に結び付ける露骨な印象操作ですね。
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月18日
報ステ、ワイマール憲法に詳しいドイツの学者が、日本は東日本大震災にも対処しており、緊急事態条項は必要ないという話をしていたが、あれは対処できたと言えるのだろうか?仮にできてたんだとしても結果論。「日本ではこんなことは起こらない」と何度も言いながら不安を煽る古舘、詐欺師の手口。
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月18日
報ステに朝日新聞の加藤千洋が出てましたね。火のないところに火種を落として靖国参拝を外交問題化させた張本人。後に小泉総理の参拝が問題になった時、いけしゃあしゃあと「靖国問題で日中外交は八方塞がり。小泉さんにも困ったもんです」と言った。https://t.co/kXmIWpvhEp
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月30日
報ステ、最後に古舘が加藤千洋に「加藤さんはヒマラヤにまで取材に行かれて…」と言ってましたが、これって2005年11月放送のチベット取材のことですよね。中共のチベット侵略を「併合」と言い、素晴らしいことであるかのように扱っていた。https://t.co/VTEt8BP4Nb
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月30日
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最後の2つはおまけです。
まさか最後の最後に(正確には古舘ラスト出演の1日前)、あの『加藤工作員』が出演しようとは!(^_^;
……私がツイッターを始めたのは2012年10月。
が、上で紹介した一番古いツイートは2013年9月。
報ステそのものについては当初からけっこうツイートしてるんですが、「古舘」(あるいは誤字の「古館」)で検索かけると、意外とあまり上がってきませんでした。
また、ツイッターを始める以前の古舘氏の発言もブログで取り上げてきたはずですが、探し方がまずいのか、ほとんど上がってきませんでした。
報ステは開始以来ほぼ毎日チェックしてきましたが、もしかしたら、私が怒ってネットに書き込むほどに古舘氏の発言が酷くなったのは、ここ数年のことなのかも?
あ、ひとつだけ、10年以上も前ですが、当時かなり問題になった発言があったので、紹介しておきます。
■2005/7/5付:「報ステ」古舘『岡田直樹議員は無神経』発言で謝罪
経緯を簡単に説明すると…
2005年6月10日放送『北朝鮮に制裁、横田さんご夫妻国会で必死の訴え』の中の岡田直樹議員の発言に対して、古舘氏が「無神経だ」と発言しました(05/6/10付参照)。
これについて、6月17日、自民党は、テレビ朝日に対して訂正放送と謝罪を求めました(05/6/18参照)。
10日の放送では、わが党の岡田議員が参院拉致問題特別委員会の参考人質疑に出席した横田めぐみさんの両親に対して質問したシーンが放送され、同議員が拉致被害者家族として訴えたかった「強い覚悟」を質問したにもかかわらず、「報道ステーション」キャスターの古舘伊知郎氏やナレーションで、同議員の発言を「無神経な発言」「心ない言い方」などと断定したもの。
岡田議員の質問内容については拉致被害者家族で構成する「救う会全国協議会」が同議員の質問に対して「ありがたく思っています」とのコメントを発表している。
古舘氏が番組内で謝罪したのは、同年7月4日。
発言から実に3週間以上が経過していました。
あと、近年大いに話題になったのは、
これは古舘氏というよりは古賀茂明氏の妄言ですが、
■「報ステ」古賀vs古舘書き起こしと放送後の古賀インタビューメモ(2015/3/27放送分)
「I am not ABE」もさることながら、このやり取り、今読み返してみてもすごい(^_^;
古舘伊知郎
「古賀さんがこれで、全て、何か、テレビ側から降ろされるっていうことは、ちょっと古賀さんそれは、違うと思いますよ」
古賀茂明
「いや、でも私、古舘さん、言われましたよね? あの、私が、えー、こういうふうになるってことについて自分は何もできなかった、本当に申し訳ないと(深々と一礼)」
古舘伊知郎
「はい。もちろんそれはこの前お話ししたのは楽屋で、古賀さんにいろいろ教えていただいてる中で、古賀さんの思うような意向に沿って、流れができてないんであるとしたら大変申し訳ないと」
古賀茂明
「いや、それは…(首を横に何度も)」
古舘伊知郎
「私は思ってる、今でも」
古賀茂明
「いや私は、あの、…」
古舘伊知郎
「しかしさっきのは違う、極端すぎる」
古賀茂明
「…全部録音させていただきましたので。もしそういうふうに言われるんだったら、全部出させていただきますけれども」
古舘伊知郎
「いや、こちらもそれは出させていただくってことになっちゃいます、古賀さん」
報ステの場合、古舘氏だけでなく、コメンテーターやゲストも妄言がかなり多くて、時には古舘氏がフォローに回るケースもありました。
↓一例。
報ステで浜矩子がアベノミクス批判。1ドル50円になると言ってた人ですよね。さすがの古館も見過ごせなくなったみたいで「1カ所ぐらいポジティブな捉え方ないですか?」と突っ込んだけど、浜は「ない」。
— くっくり (@boyakuri) 2013年4月19日
私が覚えてる中で、特に酷かったゲストは、2012年8月16日の高橋源一郎氏でした。
■尖閣・オスプレイ「どうでもいい」発言で高橋源一郎さんが話題に(NAVERまとめ)
ま、出演者どうこう以前に、そもそも特集の組み方とかVTRの作り方が偏ってることもすごく多いわけで…。
こうした番組のスタンスが変わらない限り、メインキャスターが富川悠太アナに交代したところで、なーんも変わらないんでしょうね(T_T)
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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue)
尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
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Comments
なぜなら国民の住む国土、国民の人権を保護する国家の防衛を怠ることは、国民の保護を怠ることにほかなりませんから。
リスクマネージメントでは、事故が起こることを前提に二重、三重の安全対策をこうじますが、それを事故になってもいいようにやっているのだと非難する人はいません。起こりうるあらゆる可能性を考えて対策をこうじておくことが安全性をより高めることに繋がるのですが、安保法案を「戦争法案」と呼ぶ人たちは、戦争にならないことを前提に話をしている時点でリスクマネージメント失格です。
報道ステーションやる前は思想的にそんなにおかしくはなかったんですけど、段々染まっていたかんじですね。
実際に番組の顔として発言した功罪について叩かれるべきとは思いますが、どうじに彼を後ろから操っていた番組スタッフの付いて議論をしないと、第二の古館が出るだけのような感じがします
いつもありがとうございます。
これで古館の顔を見なくて済むのかと思うと、
感慨深いものがあります。
もう2度と放送に彼の声、顔が載らない事を
祈るばかりです。
ぼくは報道ステーションは“ニュース”ではなく“ニュースショー”と考えてていたのでほとんど観ていません。テレビ朝日を儲けさせるための番組。当然です。テレビ朝日は株式会社ですから。金儲け第一です。悪い意味でプロレスです。過激な方がいい。
との視点で古舘さんの最後のコメントを観ると、彼の発言は良かったです。
番組は一人では作れません。何百人のスタッフが関わっている。古舘さんの独裁番組ではない。
古舘さんのやりたかったことが出来ないから辞めた。その気持ちは伝わりました。
もちろん、彼を含め、番組がやらかした愚行は決して許しませんけどね。
こんな意見もありますということで書き込みました。
【放送法遵守を求める視聴者の会 記者会見】4/1 上念司、小川榮太郎、ケント・ギルバート 前半 https://youtu.be/1xVhJLAn2oI
1) 安保法制についての偏った放送がなされた事を具体的な検証をもって TBS、TBSで番組提供している企業、BPO、国会に投げかける会見ほか (テレビ朝日の報道ステーションにも触れています)
2) 日本外国特派員協会で会見した6人衆のなかで田原総一朗さんだけ公開討論に応じてもよいと語ったとも。
3) ネットボランティアも募集してるようです。
これは「局の上の方の自己規制」なんでしょうけど、その奥には『あんた何様?日記』さんの仰るように「報道関係者やジャーナリストなどが感じている以前と違う重い空気というのは、政府の圧力なんかじゃなくて、報道を監視するようになった国民からの圧力なんですよね。」のような気がします。
遂にそんな時代が来たんだと感無量です。