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1Fで妨害活動?! 反原発派が作業員として紛れ込んでいた
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「正論」2016年4月号の特集【福島第一原発事故から5年】を読んでいたら、近現代史研究家の松尾一郎さんが、大変気になる話をされていました。
松尾さんは元自衛官で、過去に火力作業所での作業経験もあったため、復旧に何か役に立ちたいと考え、2012年6月20日から約2カ月間、1F(福島第一原発)の原発内作業員として従事されたそうです。
が、その間、反原発派の「林」という男性が、1Fの作業員として現場に入り込み、なんとサボタージュ(妨害活動)をしていたというのです。
松尾さんの【福島第一原発 私の事故処理作業体験】から、該当箇所を書き起こします。
※ネットで調べたらすぐに分かりますが、「林」氏とは「林哲哉」氏です。
書き起こしここから________________________________
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「正論」2016年4月号の特集【福島第一原発事故から5年】を読んでいたら、近現代史研究家の松尾一郎さんが、大変気になる話をされていました。
松尾さんは元自衛官で、過去に火力作業所での作業経験もあったため、復旧に何か役に立ちたいと考え、2012年6月20日から約2カ月間、1F(福島第一原発)の原発内作業員として従事されたそうです。
が、その間、反原発派の「林」という男性が、1Fの作業員として現場に入り込み、なんとサボタージュ(妨害活動)をしていたというのです。
松尾さんの【福島第一原発 私の事故処理作業体験】から、該当箇所を書き起こします。
※ネットで調べたらすぐに分かりますが、「林」氏とは「林哲哉」氏です。
書き起こしここから________________________________
ところで、この1Fでの作業中、反原発派の一人が入り込んで現場をかき回す出来事があった。
その者は私と同じチームで同じ作業班に所属しており、私より少し先に1Fへ向かったグループの一人で、「林某」と名乗っていた。
私が初めて「林」と会った時、彼は宿舎に放射線測定器などを持ち込んでフェイスブックなどにあれこれ書いていた。
原発作業の前に1日の作業内容が業者側から告げられる時間があるのだが、彼はその時もデジタルカメラでその模様を撮影していた。
明らかに様子がおかしい。
そのうちに彼が原発施設に入った際にも隠し撮りをしていたことを知った。
彼が施設内にデジタルカメラを持ち込み撮影していたのは後に周りからも教えられたが、こうなるともはや記念撮影では済まされない。
重要施設撮影、録画、その機材の持ち込みなどは禁止されており明らかな服務規程違反だ。
さらに作業員の行動は時間ごとに厳格に定められている。
まして自分の見聞きした話を当日にフェイスブックに掲載しているのだから、もはや看過できないレベルのコンプライアンス違反だ。
彼は勤務中もこの調子だ。
勤務中に上位会社監督官に「貴方は自分の子供に対して同じ仕事をさせたいと思いますか!」。
こう言って議論を吹きかけるのだ。
勤務も集団行動もあったものではない。
言いがかり、サボタージュに等しいのだ。
彼は着任の直後に「問題有り」と烙印を押され、作業開始2日目で解雇となった。
このような反原発の輩が作業員として原発に潜入を図ろうとしていることが私には驚きだった。
しかし、それ以上にもっと驚きだったのは「林」が解雇後の2012年11月26日「週刊プレイボーイ」誌に「私は高放射線部隊にされるところだった」と登場して原発への告発をしていたことだった。
[https://www.youtube.com/watch?v=sSRllH0Y2S8]
さらに彼は議員になる前の山本太郎とネット上で会談し、2013年3月12日にはテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。
元原発作業員として出演し、自らの体験を元に過酷な原発作業員の現場を告発していた。
しかし彼の話は明らかに事実と異なる。
そもそも放射線作業員として彼はロクに従事などしていないし、あくまで計画として聞かされた話をあたかも自分がそうであったかの様にしゃべっていただけ。
同じチームで勤務を行った者からすれば事実と異なる彼の話は怒りが込み上げる内容だった。
私の元にはTV番組の放送直後、電話で「今の話あいつだろ!」「嘘ばかり」「許せない」など連絡が入って怒りを訴えられた。
彼が雑誌に語った「高放射線部隊にされるところ」という言い分も無茶苦茶な理屈だ。
メディアでの彼の話はそういう牽強付会な独り善がりの自己解釈、妄想、勝手な憶測、思い込みに基づく決めつけ─テレビの場合、司会者の誘導質問がまた酷かったが─が多すぎるのだ。
さらに彼の言う「高放射線部隊」というのは実際にそのような作業は無かった。
そもそもこの話は別の話題が出た際にメモを行い適当に自分でアレンジし、センセーショナルな話題を付けて提供した創作話だ。
私だって勤務が長期に渡って仕事を任される範囲が広がれば放射線量の少し高い類いの仕事に携わったことはあった。
しかし、それは相対的に放射線量が少しアップしただけの話で「高放射線部隊」などでは決してない。
第一、「不適格」と判断されるまでわずか2日間という短さで解雇された彼がやったことといえば、瓦礫の間に散乱したガラスを箒で掃いて集めただけといっていい。
原子炉に全く近づくこともなかった彼が「高放射線部隊にされるところだった」が聞いて呆れる。
ついでにいうと、解雇後、彼は労働系団体にこの話を持ち込み、「1年間雇用する」とした雇用時の取り決めに基づき、解雇の不当性を責めた。
300万円を要求し、200万円を示談金として受け取っている。
さらに彼は別の業者にも同様にして示談金を受け取ったとも聞いた。
なるほど、企業側にも当時、不当なピンハネや意図的な悪意ある業者が横行していたことは事実だと私も思う。
ただ、それを差し引いても果たして彼の様な輩が労働権利や原発復興作業の労働環境について問えるのだろうか。
甚だ解せない思いだ。
________________________________書き起こしここまで
これを読んだ後、気になったのでネットで調べてみたところ、松尾さんは2012年にチャンネル桜に出演され、原発作業員の実態について語られた中で「林」氏の話もされていました。
(私はチャンネル桜はほとんど見ないので、今まで気づきませんでした)
■【松尾一郎】福島第一原子力発電所作業員を経験して[桜H24/8/30]
この日のメインは、小林よしのり氏の『脱原発論』がいかに嘘が多いかという話でしたが、「林」氏の話も登場しています。
その部分を、「反日はどこからくるの」様が書き起こして下さっています。
松尾さんは翌2013年にもチャンネル桜で、前回の補足も含め、再度この話をされていました。
■【松尾一郎】原発作業員の実態[桜H25/3/19]
■【松尾一郎】原発作業員の実態 Part2[桜H25/3/26]
その他、参考資料。
■報道ステーション 2013年3月12日放送回(goo番組概要)
■【原発作業員体験記】「松尾一郎or林哲也」比較・・・「山本太郎VS林哲也」対談(「アサヒる敗戦利得者」様)
報道ステーションのこの日の放送、私はよく覚えていません。
見た記憶があるような、ないような…。
松尾さんの話がもし全て事実なら、「林」氏は、慰安婦問題における吉田清治のような“詐話師”と言えるのかもしれません。
原発に対してどんな考えを持っても、もちろんそれは個人の自由です。
が、いくら反原発だからって、現場で妨害活動なんてもってのほかだし、メディアを利用して虚偽を広める行為も、決して許されることではありません。
私は原発についてよく分かってないし、したがって原発を今後どうしていけばよいのかも未だに考えが固まっていません。
だからこそ、判断材料としてできるだけ中立公正な情報がほしいと思っているのに、“詐話師”を中立の証言者のように登場させるメディアがあっては、たまったもんではありません。
しかし、「当事者のふりして紛れ込んでる運動家」って多いですよね。
普天間移設問題(辺野古移設阻止)など、特に顕著ではないでしょうか。
何しろ、選挙のためにわざわざ引っ越してきた人もいたそうですから。
[2015年3月9日放送「TVタックル」]
原発に関しては、こんな強者もいました。
いずれにしても、「林」氏のように作業員として現場に入り込む人は稀なんでしょうね。
それだけに、私も今回はすごく驚いてしまったわけですけれども。
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その者は私と同じチームで同じ作業班に所属しており、私より少し先に1Fへ向かったグループの一人で、「林某」と名乗っていた。
私が初めて「林」と会った時、彼は宿舎に放射線測定器などを持ち込んでフェイスブックなどにあれこれ書いていた。
原発作業の前に1日の作業内容が業者側から告げられる時間があるのだが、彼はその時もデジタルカメラでその模様を撮影していた。
明らかに様子がおかしい。
そのうちに彼が原発施設に入った際にも隠し撮りをしていたことを知った。
彼が施設内にデジタルカメラを持ち込み撮影していたのは後に周りからも教えられたが、こうなるともはや記念撮影では済まされない。
重要施設撮影、録画、その機材の持ち込みなどは禁止されており明らかな服務規程違反だ。
さらに作業員の行動は時間ごとに厳格に定められている。
まして自分の見聞きした話を当日にフェイスブックに掲載しているのだから、もはや看過できないレベルのコンプライアンス違反だ。
彼は勤務中もこの調子だ。
勤務中に上位会社監督官に「貴方は自分の子供に対して同じ仕事をさせたいと思いますか!」。
こう言って議論を吹きかけるのだ。
勤務も集団行動もあったものではない。
言いがかり、サボタージュに等しいのだ。
彼は着任の直後に「問題有り」と烙印を押され、作業開始2日目で解雇となった。
このような反原発の輩が作業員として原発に潜入を図ろうとしていることが私には驚きだった。
しかし、それ以上にもっと驚きだったのは「林」が解雇後の2012年11月26日「週刊プレイボーイ」誌に「私は高放射線部隊にされるところだった」と登場して原発への告発をしていたことだった。
[https://www.youtube.com/watch?v=sSRllH0Y2S8]
さらに彼は議員になる前の山本太郎とネット上で会談し、2013年3月12日にはテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。
元原発作業員として出演し、自らの体験を元に過酷な原発作業員の現場を告発していた。
しかし彼の話は明らかに事実と異なる。
そもそも放射線作業員として彼はロクに従事などしていないし、あくまで計画として聞かされた話をあたかも自分がそうであったかの様にしゃべっていただけ。
同じチームで勤務を行った者からすれば事実と異なる彼の話は怒りが込み上げる内容だった。
私の元にはTV番組の放送直後、電話で「今の話あいつだろ!」「嘘ばかり」「許せない」など連絡が入って怒りを訴えられた。
彼が雑誌に語った「高放射線部隊にされるところ」という言い分も無茶苦茶な理屈だ。
メディアでの彼の話はそういう牽強付会な独り善がりの自己解釈、妄想、勝手な憶測、思い込みに基づく決めつけ─テレビの場合、司会者の誘導質問がまた酷かったが─が多すぎるのだ。
さらに彼の言う「高放射線部隊」というのは実際にそのような作業は無かった。
そもそもこの話は別の話題が出た際にメモを行い適当に自分でアレンジし、センセーショナルな話題を付けて提供した創作話だ。
私だって勤務が長期に渡って仕事を任される範囲が広がれば放射線量の少し高い類いの仕事に携わったことはあった。
しかし、それは相対的に放射線量が少しアップしただけの話で「高放射線部隊」などでは決してない。
第一、「不適格」と判断されるまでわずか2日間という短さで解雇された彼がやったことといえば、瓦礫の間に散乱したガラスを箒で掃いて集めただけといっていい。
原子炉に全く近づくこともなかった彼が「高放射線部隊にされるところだった」が聞いて呆れる。
ついでにいうと、解雇後、彼は労働系団体にこの話を持ち込み、「1年間雇用する」とした雇用時の取り決めに基づき、解雇の不当性を責めた。
300万円を要求し、200万円を示談金として受け取っている。
さらに彼は別の業者にも同様にして示談金を受け取ったとも聞いた。
なるほど、企業側にも当時、不当なピンハネや意図的な悪意ある業者が横行していたことは事実だと私も思う。
ただ、それを差し引いても果たして彼の様な輩が労働権利や原発復興作業の労働環境について問えるのだろうか。
甚だ解せない思いだ。
________________________________書き起こしここまで
これを読んだ後、気になったのでネットで調べてみたところ、松尾さんは2012年にチャンネル桜に出演され、原発作業員の実態について語られた中で「林」氏の話もされていました。
(私はチャンネル桜はほとんど見ないので、今まで気づきませんでした)
■【松尾一郎】福島第一原子力発電所作業員を経験して[桜H24/8/30]
この日のメインは、小林よしのり氏の『脱原発論』がいかに嘘が多いかという話でしたが、「林」氏の話も登場しています。
その部分を、「反日はどこからくるの」様が書き起こして下さっています。
松尾さんは翌2013年にもチャンネル桜で、前回の補足も含め、再度この話をされていました。
■【松尾一郎】原発作業員の実態[桜H25/3/19]
■【松尾一郎】原発作業員の実態 Part2[桜H25/3/26]
その他、参考資料。
■報道ステーション 2013年3月12日放送回(goo番組概要)
■【原発作業員体験記】「松尾一郎or林哲也」比較・・・「山本太郎VS林哲也」対談(「アサヒる敗戦利得者」様)
報道ステーションのこの日の放送、私はよく覚えていません。
見た記憶があるような、ないような…。
松尾さんの話がもし全て事実なら、「林」氏は、慰安婦問題における吉田清治のような“詐話師”と言えるのかもしれません。
原発に対してどんな考えを持っても、もちろんそれは個人の自由です。
が、いくら反原発だからって、現場で妨害活動なんてもってのほかだし、メディアを利用して虚偽を広める行為も、決して許されることではありません。
私は原発についてよく分かってないし、したがって原発を今後どうしていけばよいのかも未だに考えが固まっていません。
だからこそ、判断材料としてできるだけ中立公正な情報がほしいと思っているのに、“詐話師”を中立の証言者のように登場させるメディアがあっては、たまったもんではありません。
しかし、「当事者のふりして紛れ込んでる運動家」って多いですよね。
普天間移設問題(辺野古移設阻止)など、特に顕著ではないでしょうか。
何しろ、選挙のためにわざわざ引っ越してきた人もいたそうですから。
[2015年3月9日放送「TVタックル」]
原発に関しては、こんな強者もいました。
産経3月10日朝刊。高浜原発運転差し止めの記事、原告側住民の声。住民というより運動家? 毎日新聞は「原発事故後に福島県南相馬市から大津市に避難してきた青田勝彦さん」としか書いてませんが。https://t.co/ahzNaQ7T6R pic.twitter.com/1y8U4cESUV
— くっくり (@boyakuri) 2016年3月10日
いずれにしても、「林」氏のように作業員として現場に入り込む人は稀なんでしょうね。
それだけに、私も今回はすごく驚いてしまったわけですけれども。
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Comments
1990年代の歴史認識論争では、(特にネット上では) 「主役の一人」でした。
福島原発に行っていたとは。
実物(写真)は初めて見ました。