大阪都構想タウンミーティングに行ってきた&橋下市長と藤井教授の公開討論希望!
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コメント欄でわりと早い時期に書いたことですが、いつまで経ってもなくならないので冒頭で改めてお知らせいたします。
放送禁止用語のような汚い言葉が羅列されたコメント、特定人物への誹謗中傷のコメントは非公開とさせていただきます。
本日は大阪ローカルの話題にて失礼します<(_ _)>
2月28日、大阪都構想をめぐる大阪維新の会のタウンミーティングに行ってきました。
場所は大阪市の東住吉区民ホール。区役所の中です。
あ、最初に書いておくと、私は都構想に対する賛否はまだ考え中です。
前はどちらかというと賛成でしたが、いろいろ情報を集めていくうち、ちょっと迷いが出てきました。
5月17日の住民投票までには結論を出したいと思っています。
今回は、なんと夫に誘われて行きました。
新聞の折り込みに維新のチラシを見つけて、「これ行かへん?」と。
夫は政治にはそこそこ興味はあるものの、政治的な催しに参加した経験は一度もない人なので、驚きました。
私も実はこういうブログを長年やっていながら、政治的な催しには一度も参加したことがありません。
なぜなら私が政治的なことに関わるのを、夫が極度に嫌うからです(ブログもやめろと常々言われています)。
夫は大阪都構想には基本的に賛成だけれども、住民投票に備えて、一度ちゃんと話を聞いておきたいと。
そんなこんなで、せっかくの機会だし、私も一緒に行くことに。
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本日は大阪ローカルの話題にて失礼します<(_ _)>
2月28日、大阪都構想をめぐる大阪維新の会のタウンミーティングに行ってきました。
場所は大阪市の東住吉区民ホール。区役所の中です。
あ、最初に書いておくと、私は都構想に対する賛否はまだ考え中です。
前はどちらかというと賛成でしたが、いろいろ情報を集めていくうち、ちょっと迷いが出てきました。
5月17日の住民投票までには結論を出したいと思っています。
今回は、なんと夫に誘われて行きました。
新聞の折り込みに維新のチラシを見つけて、「これ行かへん?」と。
夫は政治にはそこそこ興味はあるものの、政治的な催しに参加した経験は一度もない人なので、驚きました。
私も実はこういうブログを長年やっていながら、政治的な催しには一度も参加したことがありません。
なぜなら私が政治的なことに関わるのを、夫が極度に嫌うからです(ブログもやめろと常々言われています)。
夫は大阪都構想には基本的に賛成だけれども、住民投票に備えて、一度ちゃんと話を聞いておきたいと。
そんなこんなで、せっかくの機会だし、私も一緒に行くことに。
会場に着くと、金属探知機が設置されていたり、ちょっと物々しいムードでした。
まあ、橋下市長に死んでほしいと思ってる人はたくさんいますからね〜。中之島一家を中心として…。
※「中之島一家」とは市政を牛耳ってきた体制というか構造を指しています。市当局、職員労組、市議会(自民・民主・公明)によって長年支えられてきました。市役所の住所が中之島なのでそう呼ばれています。
キャパ600席はほぼ満員。
60代以上が目立ち、若い人の姿はほとんどありませんでした。
アラフィフ世代の私たち夫婦が「若い層」に入ってしまってた(^_^;
由々しきことですよね…。
橋下市長、約1時間喋りまくりました。
録音した音声をYouTubeにアップしました。
動画じゃなくてスライドショーです。
埋め込み動画は画面が小さくて見づらいので、YouTubeのページでご覧いただくことを推奨します。
※13分過ぎからプロジェクターを使った説明に入りますが、それ以降は音声と画像はできるだけ合わせました。
橋下市長の説明が終わったあと、地元選出の富田武彦府会議員の府政報告がありましたが、割愛しました<(_ _)>
iMovieというMacに標準で入っているソフトで編集しました。
初めて使ったので操作に慣れるまでに時間がすごくかかった…。
しかも、ある程度編集した時点で、同じタウンミーティングの動画を見つけてしまいました(ちょっとショック(T_T))。
https://www.youtube.com/watch?v=iIXDhkQ5xl4
音声はこちらの方がクリアですが、プロジェクターが遠くて見えにくいと思うので、私の上げた動画(てかスライドショー)も良かったら合わせて見てやって下さい(^^ゞ
当日、私は「WILL」4月号の藤井聡さんの大阪都構想批判の記事を読んでから行きました(ネットでの見解も前に読んでいましたが、もう少し細かく書かれてあった)。
藤井さんは京都大学大学院の教授で、内閣官房参与も務めています。
大阪ローカル番組でよく見かけますが、関西人らしいテイストで面白い人ですよね。
実は私と同じく奈良県生駒市に縁のある人で、それもあって以前から親近感を持っていました(^▽^)
「WiLL」で、藤井さんは「都構想は大阪市民にとってみればトンデモナイ話」と書くなど(しかもわざわざ太字強調で5回も6回も(^_^;)、否定的な意見を全編にわたって述べています。
藤井さんの見解を読んでからタウンミーティングに行ったため、橋下市長の話を少し突き放した感じで聞くことができたと思います。
ご存知の方も多いでしょうが、藤井さんは橋下市長と最近バトルになっています。
経緯はこちらの動画が分かりやすいです。
2012年12月の段階ですでにバトルの予兆があったんですね。
「この人(橋下代表)がどれだけヘドロチックか教えたい」
「絶対ツレ(友達)になったらあかん」
口の悪さは橋下市長とどっこいどっこい?(^_^;
橋下市長は公開討論を呼びかけましたが、藤井さんはそれには応じないとした上で、「言論封殺」には屈しないとネットで2月7日に表明しました。
■サトシフジイドットコム>権力による言論封殺には屈しません(2月7日)
ちなみに私が参加したタウンミーティングでは、テレビで橋下市長を批判しまくっている大谷昭宏氏や、2月28日放送(収録は27日)のテレビ大阪「たかじんNOマネー」で共演した共産党議員の話は出ましたが、藤井さんの話は一切出ませんでした。
眼中にないのか、あえて無視しているのか?
これはタウンミーティングで配られた資料。
「誤解されやすい質問例」とあります。
※クリックすると新規画面で拡大されます。
この「誤解されやすい質問例」のいくつかは、藤井さんが主張する「大阪都構想:知ってほしい7つの事実」と重なっています。
そして藤井さんの「知ってほしい7つの事実」のいくつかは、維新以外の政党の主張と重なっています。
【事実3】年間2200億円の大阪市民の税金が市外に「流出」します(特別区の権限が小さくなる)
これは、民主党が同じ主張をしています。
【事実6】東京23区の人々は、「東京市」が無いせいで「損」をしています(「東京市」にした方が得である)
これは、共産党が同じ主張をしています(後述)。
各党と藤井さん、どっちが先に言い出したのか私は知りません。
藤井さんの主張については、維新側と何人かの識者が反論しています。
■「大阪都構想:知っていてほしい7つの事実」をマジメに考える(倉田哲郎:2月8日)
大阪府箕面市長の倉田哲郎さんによる藤井さんへの反論。
この倉田市長の反論には藤井さんがまた反論しています(後述)。
※倉田市長は都構想には賛成ですが、大阪維新の会には参加していません。
■橋下徹・大阪市長vs.内閣官房参与の大阪都構想めぐるバトルが、案外面白い(高橋洋一:2月9日)
藤井さんと民主党が主張する「2200億円が市外に流出」の反論としては、高橋さんの解説が今のところ一番分かりやすいかも。
「会社内で組織再編があり、製造セクションが会社内で変わったとしても、消費者からみれば、同じ製品で同じ価格であるのと同じ」とあります。
※高橋さんと藤井さんは以降ネット(現代ビジネス)でやりとりしています。続きはこちらから。
さっき触れた「たかじんNOマネー」2月28日放送分(動画)には、橋下市長と共産党の宮原威(たけし)府会議員が出演しました。
宮原議員は勇気ある人だと思う。
自民や民主や公明の議員がオファーを断った中、ただ一人出てきた!
勇気を称えて画像UP(^▽^)
宮原議員は橋下市長と違って(笑)温厚で、人柄も良さそうなのですが、残念ながらミクロの話が多く、都構想の是非の判断材料になる話はほとんどありませんでした。
ただ、ひとつ宮原議員の発言で気になったのは、「東京23区のうち、特別区はもう嫌だ、市になりたいと思っている区の方が多い」というものです。
藤井さんも「WiLL」で、【東京23区では「特別区はダメ。市にしてほしい」という大阪と逆の議論がずっと重ねられてきている】と述べています。
そこでは世田谷区長の保坂展人氏のブログ2014年2月11日付(朝日新聞が初出のようです)のこんな記述も引用してあります。
【東京では、制約された基礎的自治体である特別区から『世田谷市』『新宿市』のようになることもたびたび話題にのぼってきました。それほど問題を抱えたシステムなのです。それだけに、大阪のように『政令市を廃止して特別区へ』という議論には肯(うなづ)きがたいものがあります】
私は東京の事情は全く知らないのでびっくり!
全国ニュースではおよそ聞かない話ですが、東京ではこうした議論がたびたび行われているのですか?
「たかじんNOマネー」出演者のうち23区在住らしき方々(八代英輝さん、勝間和代さん、須田慎一郎さん、眞鍋かをりさん)は、ピンと来ていない様子でしたが…。
橋下市長は「1つの区が市になりたいと思っているだけで、大阪市のように区全体を合わせた市になりたいとは言っていない」と、宮原議員に反論していました。
さて、橋下市長と藤井さんのバトルはまだ続いているようで…。
■「京大をなめてもらっては困る」 橋下市長と対立の藤井教授、改めて大阪都構想を批判(産経3月1日)
この記事ではさっき紹介した箕面市の倉田市長もやり玉に挙がっていて、見出しの「京大をなめてもらっては困る」は倉田市長に対する言葉です。
それより私が気になったのは、藤井さんの「学問的に正しいと思う信念を持って語っており、弾圧には絶対に屈しない」というコメントの中の、「学問的に正しいと思う」という言葉です。
ひょっとしたら、学者(藤井さん)と実務家(橋下市長や倉田市長)とではアプローチの仕方とかが違うから、一概にどちらが正しい・間違っているとは言えないのかも?
■橋下氏が藤井教授のテレビ出演を〝牽制〟「政治活動している」 維新が各局に出演自粛を要請(産経3月5日)
この件で、「言論弾圧」「言論統制」と、橋下市長はネットで痛烈批判されているようです。
そういう批判が出るのは当然だと私も思います。
ただ、同情すべき点もあるので、あえて書いておくと…
まず、大谷昭宏氏のように橋下市長のことをもっとボロカスに言っている人たちもいるのに、橋下市長は彼らをテレビに出すなとは言っていません。
なぜでしょうか?
橋下市長の「藤井氏は反対派のタウンミーティングに参加するなど政治活動をしている」というコメントから察するに、大谷氏らは藤井さんと違って、政治活動はしていないからではないでしょうか。
※但し大谷氏は同じ事務所の吉富有治氏に代わりにやらせていると言えなくもない。後で紹介する集会のチラシ参照。
あと、橋下市長は民間人の藤井さんとは違って、自由にテレビやラジオに出ることはできません。
報道の中立性という観点から、反対の立場の政治家とセットでないと出演できないそうです。
2月28日放送「たかじんNOマネー」は共産党の議員が出演OKしたので、出ることができました。
藤井さんは現在、ABC(朝日放送)「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にレギュラー出演中ですが、局側は藤井さんのレギュラー出演に変更はないとしています。
ホッとしました。
藤井さんとひがしのり(東野幸治さん)の掛け合いとか面白くて、私も毎週楽しみに見てるのでσ(^_^;
「正義のミカタ」では近く大阪都構想を取り上げる予定で、橋下市長も出演して藤井さんと議論したいと申し入れていたようですが、藤井さんが橋下市長とはやりたくないと、議論相手に学者を指定したらしいです。あくまで橋下市長側の言い分ですが(デイリースポーツ3月5日)。
「正義のミカタ」共演者の宮崎哲弥さん(いつも藤井さんの隣の席)も、直接討論してほしいと番組内で藤井さんに言ったそうですが、藤井さんはやっぱり嫌だと。
じゃあせめて高橋洋一さんなど学者同士でできないかと、宮崎さん自身は思っていると(2月24日「ザ・ボイス そこまで言うか!」17:50頃〜)。
※その日の「正義のミカタ」の動画見つけました。1月31日生放送。1:08:30〜
宮崎さんの思いとは直接関係はないでしょうが、とにかく番組サイドは学者を出演させる方向で動いているようです。
高橋洋一さんが出るのではないでしょうか。何度かこの番組に出ていますし。
※エントリーUP直前に番組サイトを見ました。本日3月7日に大阪都構想を取り上げるようです。高橋洋一さんの名前があります。
【追記3/7 14:45】3月7日放送「正義のミカタ」大阪都構想の動画がUPされています。賛成派の高橋洋一さん、反対派の藤井聡さんがそれぞれ解説。パネラーとしてもう一人賛成派で佐々木信夫さんが参加。問題の2200億円については、佐々木さん「特別会計としてブロックされてるので流用はされない」藤井さん「協定書やその他資料を見たら特別会計は半分の1100億円。残りは特別会計に入らない。使い途を決める側の考え方で流用される可能性は排除されない」高橋さん「藤井さんの話も分かるが、特別会計のお金は変な使われ方したら後で分かる」ということでした。
藤井さんは橋下市長に負けないぐらい弁も立つし、公開討論することで、都構想の問題点が他にもいろいろ炙り出される可能性もあると思います。
だから何かもったいないです。
もしかしたら藤井さん、一度「直接討論はしません!」と断言してしまったので、引っ込みがつかなくなってるとか、そういうことはないんでしょうか?(^_^;
上の産経3月5日記事に話を戻すと…
藤井さんは「当方は賛否などの政治的呼びかけはしない」と言っていますが、これはちょっと苦しいんじゃないかと…。
橋下市長も指摘しているように、藤井さんは反対派の集会に頻繁に参加しているので。
私の知る限りで書きますと、2月6日には反対派の政治団体の集会で演説しています(自民党大阪府連の会長や民主党の辻元清美氏も参加。上の「ちちんぷいぷい」動画も参照)。
3月1日には自民党大阪府連の講演会で講演。
3月6日には自民党東成支部のタウンミーティングで講演。
今後の予定としては、「大阪市なくさんといてよ市民ネットワーク」の告知によれば、3月21日には反対派の集会で基調講演があります。
「案内ビラは、http://www.yokusurukai.com/から」と書いてあるので、そこに飛んでみたら、共産党系のサイトでした。
(サイトの下メニューにある「わたし孝一」氏は共産党の元市会議員)
※クリックすると新規画面で拡大されます。
「反対派集会で講演しても『政治的呼びかけ』はしないからセーフ」と藤井さんは言うのかもしれませんが…。
どんな集会に参加しようがもちろん藤井さんの自由だと思います。
でも、これらを政治活動ではないというのは、一般的な感覚とは違うように思います。
てか、辻元清美なんかが出てる集会に参加するぐらいだったら、橋下さんと公開討論して下さいよ(T_T)
呼びかけに応じないで「言論封殺」って言うのも、ちょっと違和感あります。
さっき紹介したように、藤井さんには維新以外の人からも反論が出ていますし、一堂に会して議論してくれた方が、市民も判断がしやすいと思います。
ほかに、自民党など野党によるタウンミーティング形式のものがあったら、私はそれにも参加してみたいです。
各党のだいたいの主張は知っていますが、詳細は知らないので。
橋下市長も「両方の意見を聞いてみて下さい」と言っていましたし。
あ、ついでに言えば、「敬老パスを無料に戻してほしい人はどうぞ共産党の応援に回って下さい」って発言もしていて笑った(^_^;
※大阪市では70歳以上の市民が市営地下鉄やバスに無料で乗れましたが、橋下市長になってから「年3000円の更新料+乗車ごとに50円支払い」に変更されました。それまで政令市で無料だったのは大阪市だけで、「大阪市は金持ちだね」と市外から揶揄されていました。
生で橋下市長の話を聞いたのは初めてですが、本当にこの人は話がうまいと感じました。
やはりちょっと割り引いて聞いておくぐらいが丁度いいのかも。
ただ、最新の維新の主張はだいたい分かりました。
「大阪都」が本当に実現できるかどうかは別として。
とにかく都構想については、各党いろんなことを言っていて、どこの言うことを信用すればよいのやら。
公明党は「経済効果は1億円にしかならない」「二重行政解消どころか三重行政になる」と言っています。
民主党は先ほど藤井さんのところでも紹介したように、「2200億円の市税が市外で使用される」「特別区は権限・財源とも小さくなる」と言っています。
共産党もやはり「権限・財源が奪われる」そして「市民サービスが低下する」と言っています。
自民党は…、最後に書きます。
政党だけでなく、藤井さんのような識者も含めて本当にいろんな人がいろんなことを言っているので、正直言って調べれば調べるほど混乱してきます。
「一長一短なので結局はやってみないと分からない」という、やや投げやり的な意見もありますし。
青山繁晴さんは、住民投票の隠れた争点として「カジノ誘致」を挙げ、そのことも考えて投票した方がいいと言っていました(2月25日放送「アンカー」)。
もうひとつ気になるのは、大阪都構想の賛否が橋下市長に対する好き嫌いと比例している側面が大きいことです。
大阪ローカルニュース番組でも、前にそのことが指摘されていました。
■2014年10月22日放送MBS「VOICE」【大阪都構想メリットとデメリット】
これは市民レベルに限った話ではありません。
テレビを見ていると、大阪都構想に詳しいとは到底思えないコメンテーターが根拠なく「反対」とか言っていて、「いやいや、それはあなたが橋下徹を嫌いだからでしょ」と突っ込みたくなったり。
テレビに出ている人は影響力が強いんだから、好き嫌いは置いといて、できるだけ論理的に述べてほしい。
ネットとかで悪口言うのは自由ですが、少なくとも公共の電波使って喋っている限りは。
大阪の未来に直結する話ですから。
でも、たとえ論理的に意見を述べているように見えても、「あ、この人、大阪都構想が出てくる前から橋下嫌いを公言していた人だ」という場合、素直に聞けないっていうのもあるし。
橋下徹という人物の好き嫌いとは関係なく、純粋に、大阪都構想のメリット・デメリットを説明してくれる人がほとんどいないのは大阪市民にとって不幸なことです。
私のように態度を決めかねてる市民もきっとたくさんいるでしょう。
てか、割合で言ったら、まだそういう人の方が多いと思います。
都構想そのものをよく知らない人もいれば、一通り調べたけどどちらの主張を信じればいいのか分からない人もいるでしょう。
幸い、5月17日の住民投票までまだあと2ヶ月以上あります。
(その前に統一地方選もあるし)
お互い、じっくり考えて判断しましょう。
おすすめリンク。
良い悪いではなく、「どこに行けば、どんな情報が手に入るか」をまとめてくれています。
■大阪都構想についての情報まとめ(2月19日)
最後に、やや余談。
これまた2月28日夜にテレビ大阪で放送された池上彰氏の特番。
府市合わせ(不幸せ)の歴史は長い!
府と市で水道局が2つあるとか色々あるんですが、目で見て最も分かりやすい例はこれかも。
両方とも破綻しました。
このように府と市が無駄に対立する状態が延々続いてきたわけです。
これら箱物にかけたお金を他に回していれば、国民健康保険料も少しは安くなったかもしれないのに(大阪市は本当に高い(T_T))。
で、大阪市民もすっかり忘れてしまっているようですが、自民党も少し前までは「ワン大阪」と言っていたんですよね。
でも今、それはどこかに行ってしまって、「府と市が協調して連携すれば(=大阪戦略調整会議の設置)、大阪都にしなくても二重行政は解消できます」と盛んに言っています。
が、何十年もできなかった(やらなかった?)ことが、そう簡単にできるとはさすがに考えにくいのですが(T_T)
私は国政では自民党支持です。
でも大阪に限ってはそういうわけにいかないのは、こういうところからお察しいただければ。
まあとにかく大阪都構想に賛成か反対かは別にして、「今のままの大阪市でいい」と思っている市民は皆無に近いのは確かです。
利権構造の中にいる人以外は。
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まあ、橋下市長に死んでほしいと思ってる人はたくさんいますからね〜。中之島一家を中心として…。
※「中之島一家」とは市政を牛耳ってきた体制というか構造を指しています。市当局、職員労組、市議会(自民・民主・公明)によって長年支えられてきました。市役所の住所が中之島なのでそう呼ばれています。
キャパ600席はほぼ満員。
60代以上が目立ち、若い人の姿はほとんどありませんでした。
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由々しきことですよね…。
橋下市長、約1時間喋りまくりました。
録音した音声をYouTubeにアップしました。
動画じゃなくてスライドショーです。
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橋下市長の説明が終わったあと、地元選出の富田武彦府会議員の府政報告がありましたが、割愛しました<(_ _)>
iMovieというMacに標準で入っているソフトで編集しました。
初めて使ったので操作に慣れるまでに時間がすごくかかった…。
しかも、ある程度編集した時点で、同じタウンミーティングの動画を見つけてしまいました(ちょっとショック(T_T))。
https://www.youtube.com/watch?v=iIXDhkQ5xl4
音声はこちらの方がクリアですが、プロジェクターが遠くて見えにくいと思うので、私の上げた動画(てかスライドショー)も良かったら合わせて見てやって下さい(^^ゞ
当日、私は「WILL」4月号の藤井聡さんの大阪都構想批判の記事を読んでから行きました(ネットでの見解も前に読んでいましたが、もう少し細かく書かれてあった)。
藤井さんは京都大学大学院の教授で、内閣官房参与も務めています。
大阪ローカル番組でよく見かけますが、関西人らしいテイストで面白い人ですよね。
実は私と同じく奈良県生駒市に縁のある人で、それもあって以前から親近感を持っていました(^▽^)
「WiLL」で、藤井さんは「都構想は大阪市民にとってみればトンデモナイ話」と書くなど(しかもわざわざ太字強調で5回も6回も(^_^;)、否定的な意見を全編にわたって述べています。
藤井さんの見解を読んでからタウンミーティングに行ったため、橋下市長の話を少し突き放した感じで聞くことができたと思います。
ご存知の方も多いでしょうが、藤井さんは橋下市長と最近バトルになっています。
経緯はこちらの動画が分かりやすいです。
2012年12月の段階ですでにバトルの予兆があったんですね。
「この人(橋下代表)がどれだけヘドロチックか教えたい」
「絶対ツレ(友達)になったらあかん」
口の悪さは橋下市長とどっこいどっこい?(^_^;
橋下市長は公開討論を呼びかけましたが、藤井さんはそれには応じないとした上で、「言論封殺」には屈しないとネットで2月7日に表明しました。
■サトシフジイドットコム>権力による言論封殺には屈しません(2月7日)
ちなみに私が参加したタウンミーティングでは、テレビで橋下市長を批判しまくっている大谷昭宏氏や、2月28日放送(収録は27日)のテレビ大阪「たかじんNOマネー」で共演した共産党議員の話は出ましたが、藤井さんの話は一切出ませんでした。
眼中にないのか、あえて無視しているのか?
これはタウンミーティングで配られた資料。
「誤解されやすい質問例」とあります。
※クリックすると新規画面で拡大されます。
この「誤解されやすい質問例」のいくつかは、藤井さんが主張する「大阪都構想:知ってほしい7つの事実」と重なっています。
そして藤井さんの「知ってほしい7つの事実」のいくつかは、維新以外の政党の主張と重なっています。
【事実3】年間2200億円の大阪市民の税金が市外に「流出」します(特別区の権限が小さくなる)
これは、民主党が同じ主張をしています。
【事実6】東京23区の人々は、「東京市」が無いせいで「損」をしています(「東京市」にした方が得である)
これは、共産党が同じ主張をしています(後述)。
各党と藤井さん、どっちが先に言い出したのか私は知りません。
藤井さんの主張については、維新側と何人かの識者が反論しています。
■「大阪都構想:知っていてほしい7つの事実」をマジメに考える(倉田哲郎:2月8日)
大阪府箕面市長の倉田哲郎さんによる藤井さんへの反論。
この倉田市長の反論には藤井さんがまた反論しています(後述)。
※倉田市長は都構想には賛成ですが、大阪維新の会には参加していません。
■橋下徹・大阪市長vs.内閣官房参与の大阪都構想めぐるバトルが、案外面白い(高橋洋一:2月9日)
藤井さんと民主党が主張する「2200億円が市外に流出」の反論としては、高橋さんの解説が今のところ一番分かりやすいかも。
「会社内で組織再編があり、製造セクションが会社内で変わったとしても、消費者からみれば、同じ製品で同じ価格であるのと同じ」とあります。
※高橋さんと藤井さんは以降ネット(現代ビジネス)でやりとりしています。続きはこちらから。
さっき触れた「たかじんNOマネー」2月28日放送分(動画)には、橋下市長と共産党の宮原威(たけし)府会議員が出演しました。
宮原議員は勇気ある人だと思う。
自民や民主や公明の議員がオファーを断った中、ただ一人出てきた!
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宮原議員は橋下市長と違って(笑)温厚で、人柄も良さそうなのですが、残念ながらミクロの話が多く、都構想の是非の判断材料になる話はほとんどありませんでした。
ただ、ひとつ宮原議員の発言で気になったのは、「東京23区のうち、特別区はもう嫌だ、市になりたいと思っている区の方が多い」というものです。
藤井さんも「WiLL」で、【東京23区では「特別区はダメ。市にしてほしい」という大阪と逆の議論がずっと重ねられてきている】と述べています。
そこでは世田谷区長の保坂展人氏のブログ2014年2月11日付(朝日新聞が初出のようです)のこんな記述も引用してあります。
【東京では、制約された基礎的自治体である特別区から『世田谷市』『新宿市』のようになることもたびたび話題にのぼってきました。それほど問題を抱えたシステムなのです。それだけに、大阪のように『政令市を廃止して特別区へ』という議論には肯(うなづ)きがたいものがあります】
私は東京の事情は全く知らないのでびっくり!
全国ニュースではおよそ聞かない話ですが、東京ではこうした議論がたびたび行われているのですか?
「たかじんNOマネー」出演者のうち23区在住らしき方々(八代英輝さん、勝間和代さん、須田慎一郎さん、眞鍋かをりさん)は、ピンと来ていない様子でしたが…。
橋下市長は「1つの区が市になりたいと思っているだけで、大阪市のように区全体を合わせた市になりたいとは言っていない」と、宮原議員に反論していました。
さて、橋下市長と藤井さんのバトルはまだ続いているようで…。
■「京大をなめてもらっては困る」 橋下市長と対立の藤井教授、改めて大阪都構想を批判(産経3月1日)
この記事ではさっき紹介した箕面市の倉田市長もやり玉に挙がっていて、見出しの「京大をなめてもらっては困る」は倉田市長に対する言葉です。
それより私が気になったのは、藤井さんの「学問的に正しいと思う信念を持って語っており、弾圧には絶対に屈しない」というコメントの中の、「学問的に正しいと思う」という言葉です。
ひょっとしたら、学者(藤井さん)と実務家(橋下市長や倉田市長)とではアプローチの仕方とかが違うから、一概にどちらが正しい・間違っているとは言えないのかも?
■橋下氏が藤井教授のテレビ出演を〝牽制〟「政治活動している」 維新が各局に出演自粛を要請(産経3月5日)
この件で、「言論弾圧」「言論統制」と、橋下市長はネットで痛烈批判されているようです。
そういう批判が出るのは当然だと私も思います。
ただ、同情すべき点もあるので、あえて書いておくと…
まず、大谷昭宏氏のように橋下市長のことをもっとボロカスに言っている人たちもいるのに、橋下市長は彼らをテレビに出すなとは言っていません。
なぜでしょうか?
橋下市長の「藤井氏は反対派のタウンミーティングに参加するなど政治活動をしている」というコメントから察するに、大谷氏らは藤井さんと違って、政治活動はしていないからではないでしょうか。
※但し大谷氏は同じ事務所の吉富有治氏に代わりにやらせていると言えなくもない。後で紹介する集会のチラシ参照。
あと、橋下市長は民間人の藤井さんとは違って、自由にテレビやラジオに出ることはできません。
報道の中立性という観点から、反対の立場の政治家とセットでないと出演できないそうです。
2月28日放送「たかじんNOマネー」は共産党の議員が出演OKしたので、出ることができました。
藤井さんは現在、ABC(朝日放送)「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にレギュラー出演中ですが、局側は藤井さんのレギュラー出演に変更はないとしています。
ホッとしました。
藤井さんとひがしのり(東野幸治さん)の掛け合いとか面白くて、私も毎週楽しみに見てるのでσ(^_^;
「正義のミカタ」では近く大阪都構想を取り上げる予定で、橋下市長も出演して藤井さんと議論したいと申し入れていたようですが、藤井さんが橋下市長とはやりたくないと、議論相手に学者を指定したらしいです。あくまで橋下市長側の言い分ですが(デイリースポーツ3月5日)。
「正義のミカタ」共演者の宮崎哲弥さん(いつも藤井さんの隣の席)も、直接討論してほしいと番組内で藤井さんに言ったそうですが、藤井さんはやっぱり嫌だと。
じゃあせめて高橋洋一さんなど学者同士でできないかと、宮崎さん自身は思っていると(2月24日「ザ・ボイス そこまで言うか!」17:50頃〜)。
※その日の「正義のミカタ」の動画見つけました。1月31日生放送。1:08:30〜
宮崎さんの思いとは直接関係はないでしょうが、とにかく番組サイドは学者を出演させる方向で動いているようです。
高橋洋一さんが出るのではないでしょうか。何度かこの番組に出ていますし。
※エントリーUP直前に番組サイトを見ました。本日3月7日に大阪都構想を取り上げるようです。高橋洋一さんの名前があります。
【追記3/7 14:45】3月7日放送「正義のミカタ」大阪都構想の動画がUPされています。賛成派の高橋洋一さん、反対派の藤井聡さんがそれぞれ解説。パネラーとしてもう一人賛成派で佐々木信夫さんが参加。問題の2200億円については、佐々木さん「特別会計としてブロックされてるので流用はされない」藤井さん「協定書やその他資料を見たら特別会計は半分の1100億円。残りは特別会計に入らない。使い途を決める側の考え方で流用される可能性は排除されない」高橋さん「藤井さんの話も分かるが、特別会計のお金は変な使われ方したら後で分かる」ということでした。
藤井さんは橋下市長に負けないぐらい弁も立つし、公開討論することで、都構想の問題点が他にもいろいろ炙り出される可能性もあると思います。
だから何かもったいないです。
もしかしたら藤井さん、一度「直接討論はしません!」と断言してしまったので、引っ込みがつかなくなってるとか、そういうことはないんでしょうか?(^_^;
上の産経3月5日記事に話を戻すと…
藤井さんは「当方は賛否などの政治的呼びかけはしない」と言っていますが、これはちょっと苦しいんじゃないかと…。
橋下市長も指摘しているように、藤井さんは反対派の集会に頻繁に参加しているので。
私の知る限りで書きますと、2月6日には反対派の政治団体の集会で演説しています(自民党大阪府連の会長や民主党の辻元清美氏も参加。上の「ちちんぷいぷい」動画も参照)。
3月1日には自民党大阪府連の講演会で講演。
3月6日には自民党東成支部のタウンミーティングで講演。
今後の予定としては、「大阪市なくさんといてよ市民ネットワーク」の告知によれば、3月21日には反対派の集会で基調講演があります。
「案内ビラは、http://www.yokusurukai.com/から」と書いてあるので、そこに飛んでみたら、共産党系のサイトでした。
(サイトの下メニューにある「わたし孝一」氏は共産党の元市会議員)
※クリックすると新規画面で拡大されます。
「反対派集会で講演しても『政治的呼びかけ』はしないからセーフ」と藤井さんは言うのかもしれませんが…。
どんな集会に参加しようがもちろん藤井さんの自由だと思います。
でも、これらを政治活動ではないというのは、一般的な感覚とは違うように思います。
てか、辻元清美なんかが出てる集会に参加するぐらいだったら、橋下さんと公開討論して下さいよ(T_T)
呼びかけに応じないで「言論封殺」って言うのも、ちょっと違和感あります。
さっき紹介したように、藤井さんには維新以外の人からも反論が出ていますし、一堂に会して議論してくれた方が、市民も判断がしやすいと思います。
ほかに、自民党など野党によるタウンミーティング形式のものがあったら、私はそれにも参加してみたいです。
各党のだいたいの主張は知っていますが、詳細は知らないので。
橋下市長も「両方の意見を聞いてみて下さい」と言っていましたし。
あ、ついでに言えば、「敬老パスを無料に戻してほしい人はどうぞ共産党の応援に回って下さい」って発言もしていて笑った(^_^;
※大阪市では70歳以上の市民が市営地下鉄やバスに無料で乗れましたが、橋下市長になってから「年3000円の更新料+乗車ごとに50円支払い」に変更されました。それまで政令市で無料だったのは大阪市だけで、「大阪市は金持ちだね」と市外から揶揄されていました。
生で橋下市長の話を聞いたのは初めてですが、本当にこの人は話がうまいと感じました。
やはりちょっと割り引いて聞いておくぐらいが丁度いいのかも。
ただ、最新の維新の主張はだいたい分かりました。
「大阪都」が本当に実現できるかどうかは別として。
とにかく都構想については、各党いろんなことを言っていて、どこの言うことを信用すればよいのやら。
公明党は「経済効果は1億円にしかならない」「二重行政解消どころか三重行政になる」と言っています。
民主党は先ほど藤井さんのところでも紹介したように、「2200億円の市税が市外で使用される」「特別区は権限・財源とも小さくなる」と言っています。
共産党もやはり「権限・財源が奪われる」そして「市民サービスが低下する」と言っています。
自民党は…、最後に書きます。
政党だけでなく、藤井さんのような識者も含めて本当にいろんな人がいろんなことを言っているので、正直言って調べれば調べるほど混乱してきます。
「一長一短なので結局はやってみないと分からない」という、やや投げやり的な意見もありますし。
青山繁晴さんは、住民投票の隠れた争点として「カジノ誘致」を挙げ、そのことも考えて投票した方がいいと言っていました(2月25日放送「アンカー」)。
もうひとつ気になるのは、大阪都構想の賛否が橋下市長に対する好き嫌いと比例している側面が大きいことです。
大阪ローカルニュース番組でも、前にそのことが指摘されていました。
■2014年10月22日放送MBS「VOICE」【大阪都構想メリットとデメリット】
これは市民レベルに限った話ではありません。
テレビを見ていると、大阪都構想に詳しいとは到底思えないコメンテーターが根拠なく「反対」とか言っていて、「いやいや、それはあなたが橋下徹を嫌いだからでしょ」と突っ込みたくなったり。
テレビに出ている人は影響力が強いんだから、好き嫌いは置いといて、できるだけ論理的に述べてほしい。
ネットとかで悪口言うのは自由ですが、少なくとも公共の電波使って喋っている限りは。
大阪の未来に直結する話ですから。
でも、たとえ論理的に意見を述べているように見えても、「あ、この人、大阪都構想が出てくる前から橋下嫌いを公言していた人だ」という場合、素直に聞けないっていうのもあるし。
橋下徹という人物の好き嫌いとは関係なく、純粋に、大阪都構想のメリット・デメリットを説明してくれる人がほとんどいないのは大阪市民にとって不幸なことです。
私のように態度を決めかねてる市民もきっとたくさんいるでしょう。
てか、割合で言ったら、まだそういう人の方が多いと思います。
都構想そのものをよく知らない人もいれば、一通り調べたけどどちらの主張を信じればいいのか分からない人もいるでしょう。
幸い、5月17日の住民投票までまだあと2ヶ月以上あります。
(その前に統一地方選もあるし)
お互い、じっくり考えて判断しましょう。
おすすめリンク。
良い悪いではなく、「どこに行けば、どんな情報が手に入るか」をまとめてくれています。
■大阪都構想についての情報まとめ(2月19日)
最後に、やや余談。
これまた2月28日夜にテレビ大阪で放送された池上彰氏の特番。
府市合わせ(不幸せ)の歴史は長い!
府と市で水道局が2つあるとか色々あるんですが、目で見て最も分かりやすい例はこれかも。
両方とも破綻しました。
このように府と市が無駄に対立する状態が延々続いてきたわけです。
これら箱物にかけたお金を他に回していれば、国民健康保険料も少しは安くなったかもしれないのに(大阪市は本当に高い(T_T))。
で、大阪市民もすっかり忘れてしまっているようですが、自民党も少し前までは「ワン大阪」と言っていたんですよね。
でも今、それはどこかに行ってしまって、「府と市が協調して連携すれば(=大阪戦略調整会議の設置)、大阪都にしなくても二重行政は解消できます」と盛んに言っています。
が、何十年もできなかった(やらなかった?)ことが、そう簡単にできるとはさすがに考えにくいのですが(T_T)
私は国政では自民党支持です。
でも大阪に限ってはそういうわけにいかないのは、こういうところからお察しいただければ。
まあとにかく大阪都構想に賛成か反対かは別にして、「今のままの大阪市でいい」と思っている市民は皆無に近いのは確かです。
利権構造の中にいる人以外は。
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Comments
都構想のメリット・デメリット論に目を取られてはいけません。現行の「府市あわせ(不幸せ)」のメリット・デメリットはキチンと理解しようとしていますか?
仮の話として、安倍首相が「憲法9条改正(案)」を発議されたとします。その時「9条改正(案)」のメリット・デメリットを説明せよ!」と護憲派は主張するでしょう。
その「デメリット論」自体が落とし穴なのです。「9条改正(案)」は「現9条」のデメリットを解消するためであり、両者の比較論でのみメリット・デメリット論は成立するのです。
「9条改正(案)」単独で「デメリット論」を持ち出すと、「9条改正(案)」のデメリットは「戦争の危険性が増す」とかの、およそ意味不明の議論となってしまうのです。
「都構想」を理解しようとする情熱と同等の情熱を「現行制度の現実」を理解することにつぎ込みましょう。
藤井氏は「市民の御金が府に取られる」と不安を煽っていますが、今の制度、地方交付税、臨時財政対策債、大阪市内の財政調整...etc を知ったら感じるであろう不安も理解する必要があると思いませんか?
ともあれ、とかく「現状維持」を好む国民性の日本です。都構想ですら不安に思うのであれば、憲法9条の改正なら尚更でしょう。
将来的な憲法改正を視野に入れれば「都構想の反対派」の方々も、民主主義の体現たる住民投票/国民投票への「模範的立ち居振る舞い」を実践して頂く必要があります。
でないと、将来に憲法改正の発議がなされた時に「憲法改正の反対派」が今回「都構想の反対派」の振る舞いを真似ても、その振る舞いを一切「批判できない」からです。
そういう意味で、如何なる理由があろうとも議論の場から逃げる、内閣参与藤井氏、大阪の自公民は最悪な立ち居振る舞いを実践していると断言できます。
大阪都構想については私は部外者なので、賛成反対は言えませんが、ここ数日、気になっていたことが、くっくりさんの記事で、かなり理解することができました。
ありがとうございます。
藤井教授が橋下市長と直接対話するのを是としないのは、なんとなくわかる気がします。
それは、国会中継がどのようにニュース番組で編集されているかを考えると、藤井さんの伝えたいことが伝わらない可能性があるからかなあ、と感じています。
くっくりさんが書かれているように、橋下市長が好きか嫌いかではなく、都構想がどういうものかをキチンと理解したうえで、住民投票をするべきですよね。
どんな結果がでるかはわかりませんが、「都構想」の「都」は、やっぱり違和感があります。
違うネーミングだったら、もう少し印象が違ったかもしれません。
こういうところも、政策本位ではなく、印象に左右される因子があるのかなあ、と思います。
投票日までに、冷静な議論が尽くされるといいですね。
本記事とは関係ないのですが、先日の青山さんの話とも関係のある、
くっくりさんが、先日、ツィートされていた「 シャーマン国務次官の発言が韓国で反発を呼んでいることを受け、米国務省が出した慰安婦に絞った補足見解。 産経【「性的な目的の女性の売買」と表現し、人身売買だとの認識を示した】 ハンギョレ【「性を目的とした日本軍の女性人身売買行為は恐ろしくひどい人権侵害だ」と批判】 何か違う。 」に関連して、慰安婦制度が性目的の人身売買制度であるとの批判に対して、個人的には、以下のような感想を持っていますので、長文乱文申し訳ありませんが、ご参考までと思い失礼させて頂きます。
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
・そもそも、当時の日本においても法令的には人身売買、強制売春は違法行為だった。
・また、実際にも、例えば、秦郁彦『慰安婦の戦場の性』(以下、「当該書」)によれば、旧日本軍は、女性の慰安婦登録の際には女性本人の意思を確認していた、また、騙されたとか意に反するような場合には別の職を斡旋していた、などの証言もあり(当該書93頁)、旧日本軍側は、人身売買的、詐欺的な違法行為については排除、取り締まりに努めていた可能性がある。
・この場合、後述もするように、女性本人たちは、慰安婦業就業は本意でなかったとしても、親の借金返済のためと思い、あるいは、現在の貧困から抜け出すためなどの理由で最終的には同意していた可能性が考えられる(当該書38頁)
・オランダの軍事裁判によって事件内容が調査された「スマラン事件」においても旧日本軍の上級司令部は自由意志の女性だけを雇うよう指示していたことが事実認定されている (吉見義明『従軍慰安婦』177頁)。
・因みに、本題とは直接関係はないが、「スマラン事件」に関連していえば、事件の真相は、処刑された担当者の手記も参考にすると(当該書220頁)、当初、オランダ人女性は慰安婦業に同意していたが、仕事を実際に始めてから、文化、言葉の壁もあり、仕事内容、待遇の面で話が違うなどのトラブルが発生したとの可能性も十分に考えられる。
・人身売買に関連しては、慰安婦制度のベースとなった公娼制度においては、外形上は人身売買制度ではないが、悪徳な業者が女性たちから料金、賃金を様々な理由を付けてピンハネ、巻き上げることで前借金を返せないようにして、女性たちが、実質、一生、売春業に携わざるを得ないような状況に陥らさせるとの実態が、業者が悪徳な場合あったために、公娼制度を、実質、人身売買制度とする認識もある (当該書36頁)。
・しかし、この点について、慰安婦制度においては、通常の公娼制度とは異なり、そのような悪徳な業者を最初から選定しないようにしたり(当該書56頁)、あるいは業者を監督して女性の手取りを多くさせることで(当該書392頁)、また、兵士からの多額のチップもあって、前借金については数年で完済して、その後は、働き続け貯金が溜ってから、現地で結婚したり、故郷に帰っていた可能性ある(当該書383頁)
・こうした実態については、1944年の米軍の報告書(Report No. 49)にも似たような記述がある ( 1942年の中頃にビルマ現地で慰安婦登録した女性のうちの何人かは1943年の遅くには借金を完済して帰国が許可されていた(1年ちょっとで借金を完済していた女性がいた)。 現地で結婚をした女性もいた)。
・また、慰安所の原型とされる(当該書65頁)第1次上海事変時の陸軍慰安所の規則には次のような条項がある「営業者にして接客婦に対する利益の分配並び待遇上不当の所為ある場合は営業を停止することあるへし」(第37条。当該書413頁)
・また、敗戦後、慰安婦の女性たちについて、(少なくとも)旧日本海軍は敗戦前後に慰安婦の女性たちを補助看護婦とする措置をとった(林博史ブログなど)
・このような措置について、韓国側は隠ぺい工作であるとの主張をしているが、このような措置では隠ぺい工作にならないし、また、「親切な軍医さんが私たちを看護婦だと英国兵にウソを言って一緒に復員船へのせ連れて帰ってくれました」(「帝国軍隊従軍記 現代史の証言4--千田夏光 (1975年)」)との証言もあるようであり、日本敗戦の混乱した敵地で(旧日本軍に協力した)敵国民間人として危害を加えられることを防ぐ目的の可能性が高いのではないのか?いずれせよ、韓国側が主張している、敗戦時に慰安婦の女性たちが旧日本軍によって殺されたとの主張は全く根拠のない話となる。
・以上、従って、慰安婦制度は公娼制度とは異なり、運用面などにおいて女性たちに対して様々配慮されていた可能性があり、公娼制度が実質人身売買(的)制度であるとの認識だけから、慰安婦制度もそうだと決めつけて、慰安婦制度を人身売買(的)、強制売春(的)制度とする批判は当たらないのではないか。
・なお、上記米軍報告書に関連して、この報告書では、女性たちは騙されて連れて来られたとの記述もあるが、これについては、同じビルマ、同じ時期(1942年中頃)についての下添付【引用1】の記事にあるように、米軍報告書にあるビルマのこのケースでも憲兵隊がそれなりに対応をしていた可能性もあるのではないないか?( 騙された女性が慰安婦業就業を拒否している場合には、他の職を斡旋 )
・なお、【引用1】については、インターネットの掲示板での拾い物で原典を確認していないため正確であるかどうかは未確認であり、かつ、どこまで裏がとれた記事か分らない上に、記者が面白おかしく表現している面もあるので、取り扱いは要注意だが、旧日本軍側が、慰安婦業就業を拒否している女性に対して、それなりの対応をしているとの点で、最初の方で挙げた例と首尾一貫している。
・また、この騙されたとの関連では、元慰安婦の文玉珠さんも同じ頃の1942年の半ば頃に「騙されて」同じビルマに渡ったと証言しているが、文さんの証言によれば、業者に誘われた時点で「そうした話」だと薄々察しており、そうした女性が結構いたような証言のようでもある(当該書183頁)。
・ならば、業者が騙したといっても、事情は千差万別で、「騙された」女性たちも、「そうした話」の可能性を十分に承知したうえで、高給に誘われたり、現在の貧困、苦しい生活、不本意な生活から抜け出したい一心からとか、あるいは、本人は全く騙されていたが親は売春と承知した上で娘が親に「この人の言う事を良く聞け」と諭されて家を送り出されていたために、(親に)騙されたと悟った時点でも家の借金を返すためと(当該書38頁))、最終的に同意していた可能性も考えられる。
・また、旧日本軍側も、そうした実態もあったので、業者による「騙し」に対しては、傍から実情も知らずに見ると不十分と思われるような措置しかとれなかった側面も考えられる( 例えば、最終的には女性本人たちも同意しているし、仮に強制的に女性たちを故郷に返したとしても借金、貧困については何も解決せず、女性たちが、一層困難な状況に追い込まれる可能性を考えるのであれば、女性本人の同意を優先して、女性たちを強制的に返すとの第3者的には最も分りやすい措置は見送っていた可能性 )
・以上、いずれせよ、当時の日本においても法令的には人身売買、強制売春は違法行為であり、日本軍、憲兵隊、警察が法令順守の立場から、そうした違法行為の排除、取り締まりに(結果としては不十分であったかもしれないが)努めていた可能性は十分にあり、ならば、慰安婦制度を、人身売買、強制売春を前提にした制度かのような主張は的外れと言わざるを得ないのでは、と。
・ならば、日本側としては、元慰安婦側、韓国側の主張について、そうした事実はないとの(「ない」ことを証明する悪魔の証明のような)主張だけではなく、併せて、旧日本軍としては、法令順守の立場から、組織としては人身売買、強制売春の排除の立場であり、(結果としては不十分であったかもしれないが)それに努めていた(可能性が高い)と主張していたった方が国際世論に納得してもらうためには効果的ではないのか?
・なお、秦郁彦『慰安婦と戦場の性』については、当該書は強制連行がなかったことを示すことが目的として書かれているためか、人身売買、詐欺、強制売春の問題に関しては、さしたる裏付け、考察もなく、一読すると誤解を与えるような表現、構成が各所にみられるので読む際には注意が必要かとも(「批判」的に読み返す必要があるかとも)思われますので念のために。
【引用1】
「読売新聞の従軍記者 小俣行男氏の記録」
1942年5月か6月頃 ビルマ(現ミャンマー)
(朝到着した貨物船で、朝鮮の女が四、五十名上陸したと聞き、彼女らの宿舎にのりこんだとき)
私の相手になったのは23、4歳の女だった。日本語は上手かった。公学校で先生をしていたと言った。 「学校の先生がどうしてこんなところにやってきたのか」と聞くと、彼女は本当に口惜しそうにこういった。「私たちはだまされたのです。東京の軍需工場へ行くという話しで募集がありました。 私は東京に行ってみたかったので、応募しました。仁川沖に泊まっていた船に乗り込んだところ、東京に行かず南へ南へとやってきて、着いたところはシンガポールでした。そこで半分くらいがおろされて、 私たちはビルマに連れて来られたのです。歩いて帰るわけに行かず逃げることもできません。私たちはあきらめています。ただ、可哀そうなのは何も知らない娘達です。16、7の娘が8人にいます。 この商売は嫌だと泣いています。助ける方法はありませんか」
考えた末に憲兵隊に逃げこんで訴えるという方法を教えたが、憲兵がはたして助けるかどうか自信はなかった。結局、8人の少女は憲兵隊に救いを求めた。憲兵隊は始末に困ったが、将校クラブに勤めるようになったという。 しかし、将校クラブ(将校専用の慰安所)がけっして安全なところでないことは戦地の常識である。その後この少女たちはどうなったろうか。
※出典 小俣行男著『戦場と記者 - 日華事変、太平洋戦争従軍記』冬樹社(1967年)より
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
※放送禁止用語のような汚い言葉が羅列されたコメント、特定人物への誹謗中傷のコメントを数件いただきましたが、非公開とさせていただきます。ご了承下さい。
ムムムさん:
府市合わせのメリットは聞いたことがありません。ご存知だったらお教えいただきたいです(^_^;。国民投票への「模範的立ち居振る舞い」の実践というのは重要な視点だと思います。
こがらしさん:
編集されて真意が伝わらないのは確かに困りますよね。でも条件的に橋下市長も同じなので、そこはあまり理由にならないかも…?(長い会見の中の、ちょっと言葉を荒げた数十秒だけ切り取られてニュースで伝えられることが多く、よく不満を言っていますわ(^_^;)
あと、多くの大阪市民は特に「都」という名称にはこだわっていないと思いますが、東京都民の方から見たら「生意気」に写っているのかもしれません(そういう書き込みをよく見ます)。
とおるさん:
当該ツイートですが、産経とハンギョレの報道内容が異なっていたので、「何か違う」と書かせていただきました。分かりにくくてすみません。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11987998680.html
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11988849516.html
なんだか、余分な話が膨らんで余計にややこしくなってる感じなのですね。
好き嫌いで落ち着いているということは、書かれている通り構想について理解出来ていない状態なのでしょうね。。。。
従って他では騒いでいないだけで、大阪だけの問題ではありません。従って、国もこの問題を考えるべきだと思います。
例えば、ドイツでは大都会は州には属さず、独立して州と同等の権限を持っているそうです。
そういうのもひとつの解決法かと思いますが、相対的に都市の面積が小さく、人口密度が高い日本には当てはまらないですね。
>一堂に会して議論してくれた方が、市民も判断がしやすいと思います。
これについては本当にそう思います。
TVやラジオなどは視聴率や聴取率の高いところには自分たちの意見に沿ったコメンテーターなどを揃え、それ以外のコメンテーターを低いところで採用してバランスを取っていますよ、というポーズを取っていると思います。
都構想に対する現行制度(府市合わせ)のメリットは、例えば以下のものがあると思います。
(1)600億円とも言われる初期投資が不要
(2)何もしなくて良い/これは「結婚しなければ離婚する恐れは無い」的なメリット
(3)補助金などの構造が温存できる/組織改編をすると隠されていた不正など露見するものです
(4)選挙区の区割りが温存できる/支持する議員さんが落選しない
上記は多分御存じだったろうと推察します。それを「府市合わせのメリット」と認識されないのは、現行制度単独でメリットを考えようとされているからではないでしょうか?
都構想/憲法改正は人間社会の制度論であり、どんな制度も「他の制度との比較においてのみメリット・デメリットが議論できる」ことだと思います。
また、制度論ですから「人によってメリット・デメリット評価は異なる」ことだと思います。「不正が露見しない」は、不正をしている人には大切なメリットです(笑)
余談ですが、くっくりさんのブログ読者には「都」という呼称が評判悪いようですね。
呼称の問題は、一部の「思い入れのある方」を除けば、単なる「慣れの問題」のように感じます。
因みに「仮に陛下が京都に御戻りになられることがあれば、その時は東京都の呼称を東京府(Tokyo Prefecture)に戻すのですね?」という質問にYESと答えられるかたが「思い入れのある方」です。
橋下徹は「都」という呼称には拘っていないと断言できますが、将来「大阪オリンピック」を招致したいであろう橋下徹は「OSAKA Metropolis」という呼称には確実に拘っています。
ですので訳語が「Metropolis」となる「都道府県」以外の呼称を提案できれば、呼称問題は即解決するのですけどね。
都構想に対する現行制度(府市合わせ)のメリットは、他にも以下のものがあると思います。
(5)財政調整の責任者を選挙で落とせる
再編後の5特別区での財政調整の責任者は都構想では都知事となりますが、その結論に不満があっても5特別区の住民だけでは解任できません。
現在の大阪市内の財政調整の責任者である大阪市長は、大阪市民(=5特別区の住民)で解任できます。
(6)5特別区の幾つかの業務が「一部事務組合」化して有権者から遠くなる
基礎自治体の仕事のうち、5特別区共通で実施した方が効率的な業務が「一部事務組合」に移行します。
これは共通事務の所管が住民の直接選挙で選ばれる首長・議員の管轄から、5特別区の首長・議員から選ばれる(=5特別区の住民の直接選挙で選ばれない)組合長・組合議員の所管へ移行することであり、「ある」意味有権者から遠くなる
但し、本年4月から開始の「大阪市、八尾市、松原市での ごみ焼却処理事業の一部事務組合」の例にあるように、都構想でなくても「一部事務組合」化は行われていることは前提として知っておくべきです。
(7)大阪市民以外の税負担が増える
大阪市立大学が府(都)に移管すると、大阪市民だけで負担していたのが大阪府(都)民全体の負担となり、大阪市民の負担が減る分大阪府(都)民の負担が増える
くっくりさん:
都構想に対する現行制度(府市合わせ)のメリットは、他にも以下のものがあると思います。
(5)財政調整の責任者を選挙で落とせる
再編後の5特別区での財政調整の責任者は都構想では府(都)知事となりますが、その結論に不満があっても5特別区の住民だけでは解任できません。
現在の大阪市内の財政調整の責任者である大阪市長は、大阪市民(=5特別区の住民)で解任できます。
(6)5特別区の幾つかの業務が「一部事務組合」化して有権者から遠くなる
基礎自治体の仕事のうち、5特別区共通で実施した方が効率的な業務が「一部事務組合」に移行します。
これは共通事務の所管が住民の直接選挙で選ばれる首長・議員の管轄から、5特別区の首長・議員から選ばれる(=5特別区の住民の直接選挙で選ばれない)組合長・組合議員の所管へ移行することであり、「ある」意味有権者から遠くなる
但し、本年4月から開始の「大阪市、八尾市、松原市での ごみ焼却処理事業の一部事務組合」の例にあるように、都構想でなくても「一部事務組合」化は行われていることは前提として知っておくべきです。
(7)大阪市民以外の税負担が増える
大阪市立大学が府(都)に移管すると、大阪市民だけで負担していたのが大阪府(都)民全体の負担となり、大阪市民の負担が減る分大阪府(都)民の負担が増えることになります。
大阪市は広域行政体として(大阪府とは別に)、例えば関西国際空港に出資するなどしています。このような大規模案件に大阪市が御金を出さなくなるということは、その分だけ大阪府(都)民や周辺の府県民の負担が増える可能性があります。
上でコメントした(6)、(7)は「都構想のデメリット」であり「現行制度(府市合わせ)のメリット」ではありませんね。混同して書いてしまいました。スミマセン。
こちらのブログでの特徴は、府の借財を大阪市が負わされうる、というところが目新しく、カキコさせていただきました。
他のページでは、大阪市の借財がひどいと追うので、都構想発案、特別区発案が道州制を言われた時に出てきたようです。
ただ、、他の府下の市と違い、戦後の大阪市は大阪市がインフラ整備をしてきて、他市ではない大阪市民のインフラが多かった。北摂の豊かな市は、鉄道や交通機関は全て民間に依存し、つまり、特定の資産家がそれらの実態の計画に市長や政治家通じ、関与することが可能で、つまり、、貧富の差が歴然とした社会文化を持ってきていたのに対し、
大阪市は一般市民が主人公のインフラ整備が整えられてきたことを思います。
ただ、、立ち退きも多く、一方、府下では、格差がはっきりしていて、大地主の損益を害してまでの開発はされなかったこと。
また、大阪府内の建築行政で、戦後あった中小企業局という大阪市民にとっては中心機関母体の局が、万博前まではとても盛んだったのが、どうも?裏工作が府に入り込む窓口ともなったのか、我が家でも何か行政で分からないことがあると、府庁に勤めてる人に頼んだり、お金を言われるままに出したことがあります。
私が見てきた府の建築課、土木課って、結構、マフィア資本と連動した実感が思い起こせるように思います。だからか?登記も大阪市と法務局と二重でしていたのだと思います。
それが、阪神大震災で、海外の資産家が在住してる府下の方が強くなって?市の記録をIT化をきっかけに資産も戸籍も国民年金記録も移民への闇売りされてる、?ってことじゃあないでしょうか?
北摂でも万博で民主化の力を持った役人が集まった吹田市は、大阪市内に中小企業を経営する豊かな経営者家庭が大きな邸宅のニュータウンで住まわれていたのですが、そこが2007ごろには急にゴーストタウン化していき、その前には、お腹がへんだけれど、病院で検査するとそのまま、もう退院できないみたいだ、などと言って悩んでる方がいたのを振り返ります。。
その言葉の意味が我が家にはっきりしたのが2008、2009年の入院からです。
国が健康保険から高齢者と障害者とを別枠にした合理化で始まった介護事業と成年後見人制度と保護者専任制度法という耳障りのいい実は禁治産者という資産と司法の人権を奪う法と個人情報保護法とで、家族や友人知人との関係まで絶とうというホロコーストが実態として日本人と昔から共生してきた在日の人の上に起こされてる。。
都構想って、北摂のイメージで紳士的に見えるかもしれませんが、
実際には公立中学でも阪神大震災をきっかけにとんでもない生活指導の先生たちが繰り出してきて、教育委員会を制御してる中で、どんなひどいことがあったか、
昨今、やっと話題になってるような事件ではなくもっと組織的に青少年が取り込まれて行くのを見て見ぬ振りをしない先生で菅首相のご親戚などの先生は、箕面市などに転勤という感じで救われるのですが、、まあ!ひどいことが起こっていました。
父兄が知らないうちに校内へ出入りできないようにと、頑丈にロックかけ、モニターで確認してからしか人の出入りはさせない、という厳重体制でした。
それも表向きは、日本中から集められた暴走族などに追いかけられてる子弟のの保護校だったのですがね?
そして北摂というと吉本の住民が多い。
こういうところに教育委員会を任そうという都構想って恐ろしい。。とおもうのですが。。
橋下市長であると思う. 藤井氏は学者として
この様な罵り合いをやりたくないと思っている筈.
外部から見る限りは藤井氏の論点は良く分かるし,
大阪市側はそれ等に正面から答えていない.
例えば, 「誤解されやすい質問例」のQ1でも
大阪市側の主張は単に主張だけであって,
藤井氏が述べているような構造的な問題を
避けている.
口では何とでも言えるが, 政治・財政の動きは
構造で決まるのであるから, 財政の構造に
はっきりとした主張がなければおかしい.
政権公約が守られない例が非常に多いことを
考えれば, 言っているだけの主張は当てにならない.
それを考えれば, 好き・嫌いで判断させようと
しているのは橋下氏であろう.
できる限り個別に対応させていただこうとしていますが、今後息切れしたらごめんなさい<(_ _)>
Nagaさん:
お話を伺っていて、他の政令指定都市では大阪のような問題は浮上してないのかな?今の仕組みを改めようという声が出てたりしないのかな?と思いました。
ムムムさん:
府市合わせのメリットについてご教示ありがとうございます。確かに「人によってメリット・デメリット評価は異なる」ので、結局最後は人それぞれの価値観の問題になってくるのかもしれませんね。
(1)の「初期投資が不要」について言うと、たとえば工場で使ってる古い機械が壊れた時、修理をしてそのまま使っていくか(でもすぐまた壊れるかもしれない)、あるいはお金はかかるけど思い切って新しい機械を買って、そしたら生産効率も前よりアップするし、長い目で見たら得かもしれないと。
私をはじめ賛否を判断できない人の中には、(2)の「今よりもっと悪くなったらどうしよう」という思いがある人も多いようです(そこを突いてきてるのが野党)。でも、私の夫なんかは、「今のままでは死にたえていくだけだから、手をこまねいているよりは変えてみよう」という考え方のようです。これもやはり価値観の違いですよね(^_^;
とにかく対症療法で治るものではなく、抜本的治療のためには外科手術が必要ではないかと私は思っていて、野党の案(たとえば本文最後に書いた自民党の大阪戦略調整会議とか)では抜本的な治療にはならないのではないかと思います。
takokuroさん:
大阪市以外にお住まいの大阪府民の方が都構想をどう見ているか、実はあまり聞いたことがないので大変参考になりました。もっとそういう方の声も聞いてみないといけませんね。
大阪市のインフラ整備で思い出しましたが、大阪市営地下鉄。府市合わせがここにもあって、地下鉄網が東京のようには整備がされませんでしたね。東京メトロは縦横無尽に張り巡らされて便利ですが、大阪市営地下鉄は乗り入れ・乗り換えが少なく不便という。あと介護で思い出しましたが、いろんな面で全国ワーストの大阪市、4月改定の65歳以上の介護保険料の見込額がワーストになるようです。
http://www.asahi.com/articles/ASH2W5WJJH2WUTFL00M.html
何か横道それてばかりですみません<(_ _)>
ちび・むぎ・みみ・はなさん:
橋下市長にとって都構想は悲願だし、選挙や住民投票も迫っているので、在特会のような罵り合いにはしないと思います。あと、藤井さんと対立しているのは大阪市側ではなく大阪維新の会です。大阪市側(市役所当局や職員組合)は当然、市を残してほしいと思っているから、藤井さんに賛成の立場だと思います。
ひとつは、住民自治(意志反映システム)の充実で
260万人のニーズに応えるには1人の首長では手がまわらない。
だから50万人規模(当初は30万人だったけど予算面で挫折)に分割して其々に
公選の区長と区議会を置いて細かい住民の意志を反映させるシステムを作るもの。
そしてもうひとつが権限委譲による二重行政の解消(効率化)で、
「今の大阪市が行っている広域行政」を府に移譲することにより
広域行政への市民の意思決定権を他の市と同程度まで引き下げるもの。
なのだと思います。
で都構想とは後者がメインの政策で言い方は悪いですけど
大阪市から広域行政への権限と広域行政に使用していた予算をぶんどって
大阪全体の活性化を図るものと言っても問題ないと思います。
そういう意味では「大阪市」という組織にとっては損しかない政策だと言っても
全く問題はないんじゃないかと思います。
ただ「大阪市民」にとって損しかない政策かというとそのへんは難しいんですよね。
今までに大阪市が行ってきた広域行政が市民の暮らしに直結して役立ったかといえば
正直疑問ですし、大阪市が行う広域行政と府が行う広域行政にどれほど違いがあるか
なんて比べようがありません。
実際、市の予算を府に使うことについても、府がもし破綻した場合、市に影響がない
訳ありませんから、府に金を使うことが市の損失になるとは言い切れないと思います。
前者の話については、橋下さんの言う、今の24区を1人の首長だけで運営するのは
無理があるという主張にはそれなりに説得力がありますので、前者については市民に
メリットがあるのではないかと考えています。
とりあえず私は府民ですが市民ではありませんので都構想の是非についての判断は
ブログ主様達にお任せします。
青山さんの「まっすぐ真ん中から」という言葉が好きなので、心がけているつもりですが。
青山さんのご説明で、今回の住民投票が間接的に憲法改正につながる可能性があるとのことなので(2/25三都構想の部分)注目しております。
市民の方がどちらを選択されるかにせよ大阪市が少しでも良くなればと思っております。
東京の一極集中は普段思想や意見の違いのある人たちでも問題視する共通認識ですから。
よろしくお願いします。
やじうまさん:
そういえば前者については野党からもあまり批判が聞こえてこない印象です。おっしゃる通り23区を一人が面倒見るというのは誰が見ても無理があるというのは素人でも分かりますし。批判があるとしたら24区の格差が広がるという意見でしょうか。維新側は本文に貼り付けた「誤解されやすい質問例」でもそれに触れていますね。
通りさん:
通りさんのお話で思い出しましたが、1月21日の『アンカー』では大阪都構想の住民投票について、政権中枢が「今年最大の政局になる」と言っているという話がありました。このエントリーの冒頭に私は「大阪ローカルの話題」と書きましたが、憲法改正も含め安倍政権に大きな影響を与える可能性もありますね。
都構想は(1)住民自治の強化、(2)広域行政の一本化(二重行政・二元行政問題)が2本柱ですが、
「住民自治の強化」は政令市共通の課題です。
特に横浜市などは大阪市より人口が多いのですから、1人の首長で面倒を見るのは当然無理がありますね。
国も地方自治法を改正して「総合区制度」(≒大阪市の公募区長とされる)を導入しましたが、残念ながら全ての政令市で導入はしないそうです。
この「総合区制度」に「区長公選」が選択肢として加えられていれば、「住民自治の強化」では都構想の対案たりえたので残念でなりません(特に大阪自公は国政与党に働きかけられる立場だったのに、無為無策で現状を招いており腹立たしい限りです)
「広域行政の一本化」は大阪特有の課題です。
大阪市は大正時代に「大大阪(だいおおさか)」と呼ばれたくらいで、大阪=大阪市という時代を経ており他政令市と比較にならないプライド意識があるそうです。
大抵の自治体が霞が関の天下り首長なのに対し、大阪市は職員出身者の首長で霞が関と距離を取って来たという歴史があり、他の政令市に比べて大阪府に対しての対抗意識が凄いらしい。この競い合いが「二重行政」を顕著にしているということらしいです。
また、いみじくも反対派が「都議会では市の代表が3割、市外が7割で、市の税金を使いこまれる」と指摘されたように、市外の人口が多いのも特徴です。
つまり大阪という都市が「大阪市の枠」の中に納まらず、大阪市で自己完結できないというのが特徴です。「地下鉄が大阪市の境界が終点になって不便」というのは、大阪市+衛星市のレンジで広域行政をしていないため「二元行政」を顕著にしているということです。他の政令市では都市の人口の大半が政令市内に納まっているので、このような問題は発生しないらしいです。
私は現在大田区民ですが、「市になりたい」という話は区民レベルでは聞いた事がありません。
おそらく、区長さんや区議さん達は、税金を都に取られている感覚や自分達の出来る事を増やしたいという思いがあるのでしょうね・・・。暮らしている人間からしてみれば、区役所がやろうが都庁がやろうが、ようはしっかりやってくれれば良いわけです。
これから統一地方選も始まって、橋下氏はメディア出演が益々限られてくるでしょうから、厳しいところでしょうね。
毎週末に演説会を4、5か所。よくやるな〜と思います。
辺野古移設賛成派議員も沖縄でこれくらい頑張ってほしいもんだと・・・(^_^;)
私としては、今までの市政が今後も続くなんて許せないので都構想賛成ですので、私の意見も割引いて見て下さいね!
今変えないでドツボにはまったらどうしようと比較して葛藤すべきですね
住民自治の強化・広域行政の一本化の解決策って「都構想」以外にも「行政学的には」考えられるのです
自分は大阪維新の会が都構想を言い出してから考え始めた素人ですが、諸外国の制度を見ても対案はイロイロ考えられるのです。
「大阪会議」なんかはナンセンスですが対案は「行政学的には」イロイロ考えられるなか、維新が「都構想」にしたのは、結局は「東京都での72年の実績」があるからだと思っています。
協定書を作り上げる過程において、総務省完了の微に入り細を穿ったチェックが入っているとのこと。霞が関官僚を信じるか/信じないかは人それぞれですが、行政官僚の観点からは機能する制度になっていると信じて大丈夫だと思います。
勿論どんな制度でも、我々有権者がトンでも首長・議員を選んでは破綻するのは言うまでもないですけど。
御無沙汰しております。
大阪府民では無いのですが、この話に興味があったのでコメントさせていただきます。
MGRブログ〜のんびりネトウヨの日ノ本会議場〜というブログの、「大阪都構想を語り合う記事」3月7日にアップされた記事があります。倉田市長に対する反論です。
また、コメント欄で賛成反対の議論も良くなされています。
宜しければご覧ください。
どうも『思い』だけが先走りし、経営収支という民間であれば当たり前の視点を意識してぼやかしているように思えます。
大阪都構想、橋下氏は大阪市を解体して大阪府の特別区にすれば都になると考えているようですが、なりません。
東京都(とうきょうと)と読むから錯覚するのです。(ひがしきょうと)と読めば判りますね。
陛下のお住まいが御所から皇居に変わられた事で、東の京都の意味での東京都なのです。
肝心の橋下氏ですが、東大阪市民として岡目八目で見ておりますと、テレビのコメンテーターのままです。
マスコミが騒ぎ、世論が騒ぐ事を取り上げて見せているだけ。
要するに、テレビのワイドショーの手法なのです。
都構想の前に道州制が有りましたが、これは米国の自治行政の単位が州であるから、それだけ。
橋下氏のいう経済政策を実行しますと大阪市民の収入は大幅に減少します。
我が国が長い間デフレで苦しんできた最も大きな原因の一つである新自由主義にほかならないからです。
大阪都構想の発案者は上山信一氏ですが、周辺の自治体も巻き込んでの大阪の再編が目的でした。
堺市が都構想に参加しない以上、大阪市だけの解体と再統合でしかありません。
橋下氏が推進していた、泉北高速鉄道売却・・・泉北高速鉄道を売却すると錯覚している方もおられるかも知れませんので、正確な事を申し上げておきますと、泉北高速鉄道と大阪の物流の拠点である茨木市のトラックターミナル・東大阪市のトラックターミナルも含んだ売却だったのです。
南海電鉄に売却された事で貴重な大阪の資産が外資の手に渡る事を防げたのです。
橋下氏は、尤もらしい事を言っていますが、経済・行政など素人の域を出ていません。
そこそこ支持者がいる橋下氏と大阪維新を利用して脱藩官僚が社会実験をしようとしているのです。
ムムムさん:
あなたが素人なんて言ったら私はどうなるのでしょう(^_^;。協定書はもう最初の方で挫折してしまったので、やさしく読み解いてくれる専門家(一般人でこの問題に詳しい人も含め)が不可欠なのですが、やはり大多数が色の付いた人(特定の政党の支持者、橋下さん好きな人あるいはその逆など)なので、結局判断がつきません。
元大阪市民の関東民さん:
「市になりたい」について東京の情報ありがとうございます。「区役所がやろうが都庁がやろうが、ようはしっかりやってくれれば良い」は大阪市民も同じ思いだと思います。
岡本明子さん:
ブログ紹介ありがとうございます。これですね。
http://mgr-blog.jugem.jp/?eid=613
管理人さんと皆さんで密度の濃い議論になっているようですね。あとでじっくり読ませていただきます。
hanehanさん:
本当に包み隠さずにやってほしいですね。でも公開していても賛成派・反対派で解釈が違ってたりするし、判断が本当に難しいです。
ねむ太さん:
手法についてはともかく、中身をやはりじっくり考えたいですね。泉北高速鉄道の件は私もハラハラしました。
府知事就任前07年と退任前10年のデータ
法人税の税収は4620億円→1934億円と58%のダウン。
府の税収は1兆3425億円→9860億円に27%のダウン。
国から府への援助額(交付税に臨時財政対策債を加えた額)は2443億円→6220億円と2.5倍以上にアップ。
就任前は全都道府県中ワースト6位だったその援助額がワースト2位にまで転落。
結果、大阪府の地方債残高は、府政史上最大に。
そして、実質公債費比率が18%を超え「起債許可団体」に史上初の転落。
*データは大阪府のHPには21年度までしか載ってなかったので飯島勲氏の記事から転載
【大阪都構想】「橋下市長の箝口令には屈しない」藤井教授を市職員が応援
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150308/Dmm_924202.html
>都構想に反対する大阪市職員の間からは、平松邦夫前市長と並んで、
>今や大阪市職員たちの“救世主”として位置づけられている。
関淳一の改革を潰すため平松を擁立して市長に当選させた大阪市職員が
橋下にやられそうになったところ思わぬ救世主(藤井)が現れて
それにすがっている状況
☆そろそろ藤井は自分が中之島一家に利用されてることに気づくべきだ
basquiatさん:
情報ありがとうございます。起債許可団体という単語を初めて知りました。勉強不足ですね。府知事は松井さんに代わっていますが、少しはマシになったのでしょうか。
名称未設定さん:
藤井さんは安倍政権のブレーンですが、大阪市だけで見ると何か「ねじれ」現象が起きてしまってるようですね。
私は東京在住14年の大阪人ですが、私生活で区から市にした方がいいなんて、世田谷区でそんな話があるとテレビか何かで少し聞いた程度です。私生活では政治好きな友人ですらそんなこと言ってません。
民意というより一部の政治家の意見だと思います。
橋下氏の知事時代はリーマンショックと東日本大震災があったので他と比較して判断しないと正しい判断はできません。
敵対する共産党の宮原府議がたかじんNOマネーで言っていた通り、橋下府知事以降に1400億円溜めているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=qFE4IkcEf9Q
また、平松市長の頃は借金が減っていて橋下市長になってから借金が増えたと言う人がたまにいますが、それはあくまで負債の総額です。
平松市長以前に減っていたのは使い道の決まっている特別会計の負債(地下鉄や道路のローンなど)で、これらは新たにローンを組まない限り償還され毎年減ります。一般会計は横ばいでした。
対して橋下市長になってから増えているのは一般会計の借金の中でも、国に強制的に借金させられる臨時財政対策債です。それ以外は減っています。
臨時財政対策債は地方交付税の代わりで、国が翌年以降に地方交付税を支給することにより返すものであって、地方自治体の努力で返せるものではありません。実質的に国の借金です。
なのでタウンミーティングで言っている通り、大阪の(実質的な)借金は増えていません。
このあたり参考
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000003/3799/19-29.pdf
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000129446.html#q1
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%99%82%E8%B2%A1%E6%94%BF%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%82%B5
以前どこかのサイトで「大阪のGDPは橋下が知事になってから下がり続けている」と断言する人がいて調べてみたら、橋下知事以降の大阪府のGDPは他県と同じような推移をしていて騙された経験があります。ネットは個々の政治思想の元に平気で嘘をつく人で溢れています。
参考
http://jp.ecodb.net/ranking/C1101.html
大阪都構想の協定書は長年行政に携わる府と市の職員や行政を研究されている大学教授などの専門家が作り上げ、総務省と何度も協議して修正した上で問題ないと判断されたものです。これは調べてもらえば分かりますが事実です。
対して都構想に反対している人達に行政の専門家やプロがいますか?
それほど詳しくはありませんが、私の知る限りではいません。専門外のことをさも専門家気取りで話す人ばかりです。
市議は市議個人が行政のプロとは限らず、あくまで選挙で選ばれた民意を代表する人でしかありません。
藤井教授が流出すると言っている2200億円についても、その内訳は半分は特別会計(地下鉄など使い道の決まっている予算)残りは借金の返済などとのこと。
これをどうやって全額市外へ流出するつもりでしょうか?
まさか借金返済や都市インフラの維持を放棄するつもり?
現在でも市の財政の一部は市外へ流出しています。泉佐野市の関空に出資していたり、それこそ大阪市は東京都や海外に事務所を構えているので、市外どころか東京都や海外にも流出していると言えます。
また、現在でも全額市外へ流出することを否定したり制限ししたりといった法律や制度はありませんし、多くの市民はそれを知りませんが、この件関する問題は起きていません。
藤井教授のおっしゃる指摘は一般市民が都構想論議を加速する上では有意義ですが、内容は陳腐なものだと私は思います。
長くなってすみません。
管理人さんが幅広い情報を元に客観的で有意義な判断をされることを願っています。
大阪の数字だけを見るのではなく、総合的に判断しなければならないということですね。協定書については、反対派は「東京(官邸)と密室の取引で決めた」というふうな言い方もしていますが、D4さんや、上でムムムさんも言われているように、総務省もチェック済みなのは確かで、結局、霞ヶ関を信じるか・信じないかという価値観の話になってくるのでしょうね。
特別会計で市債を償還するとはどこにも特別区設置協定書には書いてませんよ。
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000299/299583/01kyouteisyo0-49.pdf#page=9
またタウンミーティングとやらで特別区設置協定書の中身について橋下は具体的に説明しましたか?してないはずです、動画もいくつか見ましたが、当方一度もそれの説明したのを見たことがありません。
また上のコメントで
>藤井教授が流出すると言っている2200億円についても、その内訳は半分は特別会計(地下鉄など使い道の決まっている予算)残りは借金の返済などとのこと。
というのは先日の正義のミカタという番組で佐々木信夫氏が反論されていた件のことをおっしゃってるのかと思われますが、この方大阪市特別顧問だとご存知だったでしょうか。高橋洋一氏も大阪市特別顧問です。
http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000157541.html
彼らは特別区設置協定書の下敷きになっている大阪府市統合本部の議論に参画しているのですからどんな屁理屈こねても賛成するのは当たり前ではないでしょうか。
http://www.pref.osaka.lg.jp/daitoshiseido/togohonbu/
大阪府の財政問題ですが、財政の健全度を測る指標として実質公債費比率というものがございますが、大阪府は橋下が知事になってから松井に至るまで一貫して悪化し、現在三年連続起債許可団体に転落しているのはご存知ですか?
http://www.pref.osaka.lg.jp/f-iko/zaisei/kosai/shiryou/pdf/2014_10_1.pdf#page=15
対して大阪市の実質公債費比率は平松市政以前から低下しています。また他都市との比較でも健全です。
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/cmsfiles/contents/0000270/270678/04_2-56.pdf
他にも色々申し述べたいことはございますが、これらの事実もよく見ていただいて住民投票の判断材料にしていただきたく存じます。
★大阪都構想 絶対にだめ 決定打 30秒!
★著作権一切なし 編集 加筆 コピー 国内外 あらゆるところに ばら撒きリング 超大歓迎♪
★政令指定都市 国に直接 物言える 東京の2番目の都市 大阪市 を性急に破壊して 失敗 間違い だったら 橋下 松井 維新の会 落選したら 政治家やめたから 後しらんになったら
★いったい 誰が 後責任取れるの? 失敗した時の 責任場所 明確にしないで 何十年と続いた 大阪市 解体? 大阪都構想 通ったら 道州制 日本全国やのに 他人事でないのに
★そんなに大切な事なら 5年 10年 20年 話し合ってからでも遅くないし 失敗したら 誰が どこが 元に戻してくれるの? 責任取れる団体 ないし
★あのね郵便局の人と話してたんやけれど 大阪都構想 大阪市の解体と5つの区割りで膨大なコストと混乱が生じること発覚!
★5つの区割りで 郵便局 宅急便 佐川 車のカーナビが殆どアップデート出来ないから タクシー 貨物トラック 営業者 配送業者 乗用車 偉い迷惑ですわー
★会社の膨大な資料の住所 商品の住所 名詞 パンフレットの住所 だれがその経費払うの? 中小の会社 つぶれてまうで 健康保険所 パソコンの個人情報 電話帳 住民票 戸籍 区役所5つの建設 橋下と松井と維新の会と公明党が負担するんかいな? おこるで ほんま!
タケ坊さん:
長年大阪に住んできた人間から言わせてもらえれば、
橋下市長の危険性<大阪の危機 です。
既成政党が何とかしてくれれば良かったのですが、癒着体制の中で手をこまねいていただけでした。
真鍋卓介さん:
ネタ元もわからぬコピペに返信するほど空しいものもありませんが、
残念ながら「5年 10年 20年 話し合って」解決できなかったのでこうなってます。
大阪市の現状と、都構想。
この都構想が現実の大阪市民の投票で決まることとなり、少し勉強しました。
2chの議論が余りに玉石混淆の内容だったので、興味も持ちました。
まず大阪市の現状で驚いたことが2点ありました。
1、大阪市の負債が3.3兆円あること。(1人当たり140万円程)
2、大阪市職員が3万5千人いること。(横浜市との人口比で“2倍”)
議論の主な争点
1、橋下市長が問題であるという主張(誹謗中傷も含めて)
2、都構想では大阪市のお金が大阪府に吸い取られるという議論
3、大阪市は現状のままでも大きな問題はなく、多少の問題はこのままでも改善できるという見解。
私の検証です。
1、橋下市長の問題点に関しては、私にとって小さな問題です。
なぜなら、本当に問題なら市民が選択しなければいいという解決手段があるからです。
2、大阪府に大阪市のお金が吸い取られるということは、市民目線では不思議な問題だと思います。
なぜなら、大阪市民は大阪府民でもあります。府知事も府会議員も投票しています。
府の債務は、大阪市民も背負っています。1人当たり60万程で、大阪市分を合わせると大阪市民にとっては合計200万円となります。
大阪府の財政状況をことさら焦点化している議論がありますが、これは大阪都構想があっても「なくても」大阪市民にとっては消えないテーマです。
更に、大阪市の負債は上記のとおりで、大阪府下の全基礎自治体の中で、1人当たりワーストワンです。
関空事業に便乗した泉佐野市の破産的状況よりも、大阪市は一人あたりの負債はもっと大きく厳しいのです。
この状況で都構想によって、大阪府に吸い取られるという構図が成り立つとは思えません。
3、大阪市は現状のままでも、問題可決は可能という議論があります。
結論としては、全く不可能とは言えないでしょう。それは大阪市内に大型法人があり、その関連する税収入はほかの自治体には無い強みだと思います。
ただこの場合、それなにの何故こんなに莫大な負債があるのかという疑問がわきます。
長らく総体としての大阪市民は市政に無関心でした。その中で市議会や市労組が馴れ合い既得権化し、更に無節操なハコモノ含め散財してきたことが原因だと思います。
市職員の数にも反映されていると思います。真面目な市職員の方々にはお気の毒である一面もあるかも知れませんが、横浜市を考えると35000人の半分の17500人でいいことになります。諸般の事情を考慮しても23000人以内でしょう。
約3分の1は不要な職員となり、気が遠くなるほどの「抜本的対策」が必要となります。私には、反省意見があまり出ない現状の市議会議員や労組の活動状況を見ると、都構想は魅力的な抜本案です。
市職員は解雇を基本的にできませんが、人員の最適な再配置や効率化を考えるためにも都構想を「活用」できると思います。
その他雑感
2chでは、橋下市長に対してや賛成意見に対しての差別的発言や聞くに堪えないような罵詈雑言が飛び交います。
スレッドの立て方も、反対派が悪意をもっているような作為を感じます。
大阪府対大阪市といった対立構造を喧伝されています。
つまり、反対勢力の意見の発露の場となっています。それが悪いとはいいませんが、ビラも含めて匿名での罵詈雑言には大阪市民の厳しい視点も必要だろうと思っています。
更に言えば、表面から反対している市議会議員などを含めて公開討論に逃げ腰なのは、大阪市民にも背を向けていると思います。
私が反対派に正当性を感じない一面でもあります。
反対派が都構想に反対でも、市の負債や市職員の数について、反省の視点と抜本的な解決策を示してくださるなら検討の余地があると思いますが、今それが議論になっているとは思えません。
区になれば住民サービスが低下すると反対派は言いますが、人数の点ではすでに有り余った市職員数ですので問題はなく、基礎自治体が小さくなる問題は身近な行政が期待できることはあっても小型の市でも住民サービスに問題が無いように、市民の視点では特に問題はないでしょう。
大阪都構想で全て解決するとは思っていませんが、問題の解決の方向に向かえる環境ができます。
このようなドラスティックな体制変革の機会はもう今後数十年は無いと思います。
現時点では、私はこの5月17日に賛成の投票をするつもりです。
大阪ローカルの議論を見ていますと、「橋下vs反橋下」という低レベルな争いはさすがになくなってきていますが、全国レベルの議論、特にネットの議論ではまだまだ「橋下vs反橋下」が前面に出ていますね。
マッサンさんのお宅もそうかもしれませんが、わが家には、毎日のように新聞折込あるいは郵便受けに維新のチラシ、自民・民主・共産など野党のチラシが投入されており、私もできるだけ読むようにしていますが、この問題に関心が薄い市民、これから勉強しようという市民が個別にこのチラシを見ると、おそらくよけいに頭が混乱してしまうのではないかと思います。それほど真逆のことが書かれてあったりするので。私もたとえば昨日、自民党のチラシを見て、一理あるなと思う点もありました(ただ、こないだまで「三重行政になる」と言っていたのがいつの間にか「四重行政になる」と1つ増えてたり、結局最後はやはり「話し合いで解決できる」だったのでガックリしましたが)。それぞれがバラバラに主張をしているのが現状ですが、そうじゃなくてやはり維新vsそれ以外が一堂に会して大討論会をしてくれれば、どちらの言うことが正しいのか、あるいは信頼できそうか、大きな判断材料になると思うのですが。夫が言うには、「橋下市長は弁が立つから、言い負かされるのを恐れて出てこないのではないか」と。もしそうなら自分たちも弁の立つ助っ人を呼べばいいと思います。
具体的に大阪の危機とは何なのでしょう?私は大阪維新の会の存在そのものが危機だと思いますが?
既成政党が問題ですか?大阪維新の会って元はどこでしたっけ?橋下の名前だけで受かったチルドレンはともかく乱開発の責任は彼らにもあるんじゃないでしょうか?
話し合いで決まらないとおっしゃいますが、そらそうですね、法律で大阪府に設置義務がある特別支援学校すら議案に上げないと宣言する知事がいては話し合いにも何もならないです。こういうのマッチポンプっていうんでしょうかね。(注:来年度予算でやっと予算をつけましたが、対応遅すぎです)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000250/250557/12gijiroku.pdf#page=34 34〜38ページまで
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5181/00180630/k1.pdf
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5181/00180630/k1.pdf#page=47
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5181/00180630/k1.pdf#page=70
最後に藤井聡教授に対する言論弾圧をどう思われますか?私は橋下との公開討論など全く無意味でやる必要はないと考えています。
http://satoshi-fujii.com/pressure/
橋下の義務は選挙人の理解を促進するよう、特別区設置協定書の内容について分かりやすい説明をすることであって、大阪維新の会の政治集会で絵空事を騙ることではありません。(法第七条2を参照)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000208/208051/02daitosihoubun.pdf#page=2
>具体的に大阪の危機とは何なのでしょう?
たくさんあるけど代表的な物を挙げると、
中之島一家で検索してみて下さい。こちらでも説明しています。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1118.html
(平松前市長の選挙演説画像のところから下の部分をご覧いただくだけで結構です)
利権と交換で票が動いた長い長い時代に終止符を打ったのが大阪維新です。
(利権というのは地域振興会だけでなく敬老パスのレベルも含まれると私は思っています)
勝谷さんじゃありませんが、私も本気で橋下市長は暗殺されるのではないかと心配したほどでした。
>大阪維新の会って元はどこでしたっけ?
自民党から分裂しましたね。その原因はもちろんご存知だと思います。
>話し合いで決まらないとおっしゃいますが
個別の案件を挙げていらっしゃいますが、そういう個別のこと、あるいは最近のことではなく、何十年間も決まらなかった根深い問題があります。
関市長時代に具体的な動きがありましたが、あっさり潰されました。
>パワハラ発覚後も大阪府下41教育委員会からノーを突きつけられるまで擁護してましたが、女性としてどう思われますか?
慰安婦問題を女性としてどう思うか?とあちら系の方に言われた時のことを思い出しました(^_^;
男性・女性関係なく、中原氏の件は非常に残念です。民間校長などでも問題がたくさん出てきていますが、それも同様です。ただ、だから制度そのものが悪いとまでは思いません。
>藤井聡教授に対する言論弾圧をどう思われますか?
本文にも書きましたが、政治活動が目に余るからだと思います。政党や団体が主催する集会で何度も演説されているので。藤井氏よりも酷い大谷昭宏氏には「テレビに出すな」とは言っていません。
藤井さんは政治活動をされていることをご自身が認めた上で、堂々と活動された方がすっきりすると思います。
橋下は人気取りのつもりだったのか色々やってたみたいですが、一審全敗ですよね。地裁だからと甘く見ないほうがいいと思いますよ。府労働委員会、中央労働委員会、地裁すべて負けてるという事実は重く見られたほうがよろしいかと。経緯からして私は高裁でも全敗すると思ってます。つまりやりすぎですよ。労働組合でも仕事終わったら一市民なのですから(一部の不良公務員をもって全体がそうだというのはおかしいのではないですか?)と書くと労組の人間かと思われるかもしれませんが、一切関係ありません。
http://www.sankei.com/west/news/150121/wst1501210052-n1.html
それでも厚遇されてるとお思いならこちらをご覧下さい、横浜、京都、名古屋のほうが厚遇されてますが、問題だとはとんと聞いたことありませんね。
http://www.city.osaka.lg.jp/gyouseiiinkai/page/0000183743.html
>その原因はもちろんご存知だと思います。
くっくりさんが何を知っているのかは存じ上げませんが、私はただ選挙に受かりたいから自民党府連を後足で砂かけて出て行った卑怯者だと思ってます。松井は幹事長だったんですよ、よく自分は関係ないなんてツラが出来るもんですね。
>個別の案件を挙げていらっしゃいますが
法を守ってないことがただの個別の案件なんですか、恐れいりますね。
何十年も決まらなかった根深い問題とは何でしょう?具体的におっしゃってもらえませんか?
>中原氏の件は非常に残念です
えらくあっさりしてらっしゃいますね、まるで他人事。あんなサイコパスが教育長やってて子供たちに何を教えられるんですか?イジメのやり方ですか?リンク先の報告書読まれました?
ちなみに41教育委員会が問題視したのはパワハラだけじゃなく猫の目のように変わる入試制度に業を煮やしたというのもあるんですよ。
そうですね、橋下の政治活動は目に余りますね、平日くらいは真面目に公務やって欲しいもんです。衆院選は市政ですか?
http://togetter.com/li/756972
あとこれとは関係ないですけど、いくら休日でも台風の時くらいは豊中引きこもってツイッターで他人の悪口書き込んでないで防災の陣頭指揮とっていただきたかったですけどね。
http://togetter.com/li/565038
あと、これにはお答えがないようなのでもう一度加筆して貼りますね。
>橋下の義務は選挙人の理解を促進するよう、特別区設置協定書の内容について分かりやすい説明をすることであって、大阪維新の会の政治集会で絵空事を騙ることではありません。(法第七条2を参照)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000208/208051/02daitosihoubun.pdf#page=2
で、大阪維新の会のTMで特別区設置協定書の中身の説明やってました?私は行ったことないですが、どの動画見ても一度も聞いたことないのでくっくりさん聞いてたら具体的に説明お願い致します。
http://togetter.com/li/354544
こういう態度は保守ではないというよりポル・ポトとか毛沢東の反知性主義を想起させます(日本でも廃仏毀釈もありましたが)が、そういう意味でも橋下のほうがより危険だと思いますが。
というか橋下が大阪の政治に関わってもう8年です、そういう意味では橋下維新そのものが大阪の危機だというのなら同意しますが。
橋下のW選時の公約の法定ビラです、御覧ください。
http://ameblo.jp/fukoso/theme-10084517128.html
これを見てそれでも私は橋下を信じます、とおっしゃる方を自分は橋下信者と呼んでおります。
大阪都構想について市民としてどう判断すべきか日々考えているところですが、都構想そのもののだけでなく、維新や他党の他の様々な問題も加え、それこそいろんな考えの方がいろんなことを言ってこられて(コメントだけでなくメールやSNSでも)、現在、私の中で収拾が付かない状態です。都構想にポイントを絞って考えるようにしていますが、私自身、公開されている全ての資料をまだ見ているわけではないので、タケ坊さんが教えて下さった物も含めて、頭の中をニュートラルにした上で、またじっくり考えてみようと思います。
あと「保守」の人間が橋下市長や維新を支持するのはおかしいというご意見のようですが、私も全てに賛成しているわけではもちろんなく、総合的に判断するようにしています。私は国政では自民党、安倍総理支持ですが、安倍総理が外国人受け入れやTPPやカジノに前向きなこと(ように見えること?)などを捉えて、安倍総理を売国奴呼ばわりする保守の方々もいます。今の自民党、安倍総理にも問題はたくさんありますが、こちらも私としては総合的に見て現在支持しています。
>公開されている全ての資料をまだ見ているわけではないので
私も公開されている資料全て見ているわけではございませんし、そんなことは不可能ではありますが、大阪市廃止五分割構想を語るのであればせめて特別区設置協議会の資料は見ておくのが政治ブログランキングトップ50ランカーのブロガーとして当然の態度ではないでしょうか。橋下維新にあまりにも偏りすぎの関西メディアのウォッチに全く意味がないとは申し上げませんが一次ソースにあたるのは当たり前だと思います。
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000207789.html
>今の自民党、安倍総理にも問題はたくさんありますが、こちらも私としては総合的に見て現在支持しています。
私も以前は自民党安倍政権を支持しておりましたが、橋下維新を見ていると、こいつらも公約違反のウソつきばっかりじゃんという思いに至り、今は無党派です。
くっくりさんのご判断になんら影響を与えるものではございませんが、ご自身の判断に責任をもって今後のブログによる言論活動をやっていただくことを望みます。
>利権というのは地域振興会だけでなく敬老パスのレベルも含まれると私は思っています
>利権というのは地域振興会だけでなく敬老パスのレベルも含まれると私は思っています
今の大阪の現状をどこまで見ていらっしゃるのでしょう。
以下の資料から抜粋します。
http://www.city.osaka.lg.jp/shiseikaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000098/98866/kanren-2.pdf
・ 少子・高齢化の急速な進展と人口減少社会の到来、地域経済の低迷など、右肩上がりの
経済が期待できない中で、より複雑・多様化する市民ニーズに対し、これまでのように、
公共サービスを行政主導で全地域一律に提供するには限界があります。
・ 少人数世帯・高齢単身世帯の増加やマンション等共同住宅の増加などにより、防災やコ
ミュニティづくりなど、地域活動(共助)の核となってきた地域振興会(町会)への加
入率が低下してきており、ほとんどの地域で活動の担い手が確保しにくくなっていたり、
地域活動への参加者が減少するなど、人々のつながりの希薄化が見られます。
・ その中で、地域においては、高齢者の孤独死や児童虐待など複雑・深刻な問題が生じて
おり、支援を要する人への個別的なケアなど、コミュニティとしてより深い取組みが必
要となっています。これに対応して、地域が必要とするサービスを提供するためには、
従来の担い手だけでなく、より多くの人財の地域活動への参加が必要となっています。
以上のような現状があり、このような施策を平松氏は判断されました。以下抜粋です。
http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000085/85650/anken7-2-siryou3.pdf
補助金では使途が制限され、地域にとっては
活動の展開における自由度に乏しく、年度末の精算事務の負担が大きいというマイナス面があり、今
回交付金化を図ることで、地域にとって使い勝手のよいものとなり、より柔軟で地域の実情に応じた
地域福祉活動の展開が可能となる。
もちろん色んな団体もありますので不適切な団体もございました、でもそれを一括りで利権と決めつけるのはあまりに乱暴であり、橋下や利権を叩きつつ自分はちゃっかり利権にありついてる大阪市特別顧問高橋洋一の話にあまりに毒されているのではないでしょうか。
そのあたりも検証を望みたいと思います。
・「住民自治の不足」「広域の二元行政・二重行政」は橋下徹が原因ではない
・特に「広域行政の一本化」は大阪の未来のためには必要不可欠
・都構想以外の解決策も理論上は存在するが、反対派は対案を作れなかった
・「政令市を返上して中核市化」という単純な対案すら反対派はまとめられない
(地方自治法違反の「大阪会議」はナンセンスなだけでなく条例化もできなかった)
・今回の住民投票で否決されれば「広域行政の一本化」は永遠にできないだろう
◆都構想は制度論であって政策論ではない
・都制度(特別区)に「保守愛国」も「反日」も関係ありません
・現行制度(政令市)に「保守愛国」も「反日」も関係ないのと同じです
・協定書に「橋下徹が永遠に首長」とか書いてあるのではありません
・有権者が選ぶ首長・議員により「保守愛国」にも「反日」にもなるのが民主主義です
・制度設計が同じなら、大嫌いな橋下徹が実現しても、大好きな安倍晋三が実現しても同じ
◆現行制度を理解していますか?
・都構想への不安は「転居先の建物が耐震偽装されてないか?」と不安に感じるようなもの
・「今住んでいる建物が旧建築基準法で作られている」ことにもっと不安を感じるべき
・「旧建築基準法準拠」と「最新基準の偽装」と何れが安全でしょうか?
・そもそも霞が関官僚に言わせれば「偽装は無い」ということです
・「転居先の建物の設計図(協定書)」が全部読めない/理解できないって?
「今住んでいる建物の設計図」を全部読んだ?/読もうとしたことはあるの?
・今住んでいる建物に問題無い?単に地震が来てないからだけかもですよ
・現行制度(政令市)は実績が有る?都制度(特別区)だって東京で72年の実績が有りますよ
◆橋下徹が嫌いな人こそ都構想に賛成すべき
・「都構想」が可決すれば、2017年4月には橋下徹は確実に大阪市政から出て行きます
・「都構想」が否決されれば引退すると言ってはいますが、知事選に2万%出ないと言っていた人ですよ
・「都構想」が成立すれば、大阪維新の会の求心力は確実に低下しますよ
・橋下徹が出て行けば、維新は烏合の衆なんだから、特別区政は貴方達のものです
くっくり様
アップしていただいてありがとうございました。
私はくっくり様が、早急な判断をせずに広く高く都構想を見つめ考えてみようと思われているようで、ついつい書かせていただきました。
コメントもたくさん書いていただいて、とても恐縮しています。
いろんな質問も寄せられている様子ですが、全てに反応回答される必要も無いのではないのかなと老婆心(老爺心?)で少し心配になりました。
私は都構想に賛成していますが、それだけに一方的な観点にならないように気を付けないといけないと自戒しています。
ここの外部から書き込まれるコメントや2chでも、反応する気も起らない意見が散見されます。
意見が違えば勢い討論や罵倒にまで発展することもしばしばでしょうけれど、スルーに近い反応を示されたとしても、くっくり様の心中を推察して「我慢も大変ですね。気分転換がうまくいくようにと心の中で応援していますよ」というコメントを出したくなります。
私も含めて自戒を込めて言いますが、匿名での意見や書き込みは節度が必要だろうと思います。
くっくり様は、全面的に匿名という立場ではありませんので、難しいことが色々とおありだろうと思います。
自戒を込めて言えば、自分自身の意見を勝手に書くのはいいけれど、一般人であるくっくり様を巻き込むことは避けるべきことは当たり前で、マナーでもあるように思います。
一つ面白いことを発見しました。
ネットで「中之島一家」のある種利権構造から明確に切り離すことこそ、市民の観点からは都構想の利点ではないのかという主旨の書き込みがあり、同感だと頷いて読んでいました。
そしてそれに対する反対派の意見に対し、「中之島一家」の問題点を繰り返し質問返しされたのです。
反対派はことごとく、「中之島一家」をスルーしました。思わず「なるほど、そういうことか。」と頷いてしまいました。
大阪都構想は、一歳を迎えた孫娘も大阪市民ですので無関心ではいられません。
また、長文になりました。感謝とともに、ご自愛をお願いしますね。
>「都」にこだわってる人なんておらんわ。
一番こだわってるのが橋下ですが?
「都という名前には非常にこだわりがある」橋下市長
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160050-n1.html
維新以外を批判する人物が憎いのはわかるが敬称ぐらいつけようや。わかってないね、大事なのは橋下じゃなく大阪市民の心。大阪市民が「都」にこだわってないのに「都にならないよ」って連呼してるバカ政党を問題視してるんよ。
そうですか、では平松前大阪市長が提出した告訴状が大阪地検に正式に受理されたそうなので、これからは橋下徹容疑者(45)と呼ばさせていただきます。
http://www.sankei.com/west/news/150328/wst1503280010-n1.html
名前の中に個人情報(携帯の番号?)と思われるものが書かれているので、とりあえず承認せずに置いてあります。承認してよろしいのでしょうか?
放送禁止用語のような汚い言葉が羅列されたコメント、特定人物への誹謗中傷のコメントは非公開とさせていただいております。
大阪都構想の是非に関してそれなりにまっとうな事をお書きであっても(と思われても)、文中にそのような言葉が含まれている場合は一切公開できませんので、ご了承下さい。
(まっとうな事を書いてあっても、差別用語や誹謗中傷が含まれていることにより、あなた方の言説全てが台無しになってしまうことに気づいて下さい)
「誹謗中傷」の意味が分からない方は、こちらをご覧下さい。
http://www.yonewoodcraft.com/20/post-8.html
おっしゃるとおり、都構想はとかく内容そのものよりも姿勢やセクト的なケンカになりがちなのが困ったことです。
でもそれにはかなり理由が実際にあるように思います。
というのも、
政党や政治家が掲げる看板(端的に言えば「ムダを無くし、ムダを再現させない」という万人が賛成するはずのテーマ)と、
実際の「協定書」の内容が一致しているのかズレてるのか?反しているのか?
が見えにくいこと、
そして、
協定書に書いていることは少なくとも実現性があるのか?それとも「仮定」に問題があって難しいのか?
という事が、正直、一般の人が見ても(たぶん行政の人間が見ても多くの人は)確かめようがなく、「信じる」「信じない」のケンカになってしまうことでしょうね。
また「市を廃止して5区を設置する」事だけが内容なので、肝心の「都(=府域)」の方が含まれず、かつ実際にもほとんど何も政策が示されてない、ということもすごく特徴的です。
これらはマスコミは触れず、「分配論」の話になってしまってますが。確かに大阪府というところはとにかく「府内分散投資」しかしてこなかった団体なのですが、その「府」の状態も市町村に比べたら、普通の方々は関心ないし、ご存知ないですし。
すくなくとも維新のマニフェストに掲げる数々の開発や地下鉄の府内一円への延伸などは「反している」と思いますが。
協定書については、私なりには分析して、仮定に非常なムリがある、と考えておりますが、これを広く説明するのはなかなか大変です。文章を練る時間もとれないし。
くっくりさんの文章が読みやすかったので、そういう自分への甘えは反省しております。
お邪魔いたしました。
偶然ごごのブログを拝見し、読めせていただきました。
すごくいろいろ調べられていて細かく書かれているので驚きました。
僕も都構想のタウンミーティングに何度か行き、また反対派の話もYouTubeなどを通じて見ていますが、あなたも書かれているように有権者が判断する場を反対派が与えずに、それらしい理屈をつけて逃げてばかりいるのはすごく残念に持っています。
本当に都構想が大阪にとって百害あって一利なしというなら、何が何でも阻止できるよう、有権者にわかるようにぜひ公開討論をやって欲しいのですが....。
去年の市長出直し選挙のそうでしたが、どこの政党も逃げることでしか対処できないのにすごく失望感を感じます。
直接の討論から逃げながら、橋下さんへの嫌悪感や有権者の不安感をあおるだけの戦法しか取れないというのは全く情けないですし、そんな人たちに今後市政をまかせるにも不安になってしまいます。
また有権者の知らないところで、もともと1000何百万も月収を取っている人たちがさらに月10万円も月収アップさせる月技をしてしまっていたのにも呆れています。(慌てて取り消したらしいですが、選挙が終わったらまたあげるそうですね)
また維新が毎週週末、1日に4回も5回もタウンミーティングやっているのに、反対派はあまり周りでは聞きません。
反対派の意見も聞きに行きたいのですが....。
都構想がいいとか悪いとか言う以前に、本当に大阪のためになることを市民のために、という姿勢という点では、残念ながら維新以外の政党に姿勢や熱い想いが感じられないのが残念です。
有権者を舐めていると思います。
本当に大阪のことを考えているなら、正々堂々と正面から反論してほしい。
たぶん論戦では橋下さんに勝てる人は誰もいないと思うけど、論戦に勝とうが負けようか、有権者はちゃんと見ています。
論戦に負けても、ちゃんとした説明をすれば理解する人はしますよね。
人間は100のいい話を聞いても、悪い話を2-3聴くだけで不安になる動物なので、反対派はそういうアプローチばかりしている。
その点が残念でしょうがありません。
有権者は嫌悪感や不安感だけで反対するのではなく、内容を理解した上で信念を持って判断して欲しいと思います。
ちなみに僕は賛成派です。
もちろん「バラ色の政策」などあると思っていないので、都構想が完璧とは思いませんが、すくなくとも反対派の話を聞いて「なるほど」と納得できるものはほとんとありませんでしたし、大阪の10年後20年後を考えると、このままではいけないとの思いからです。
各論のいい悪いよりも結局いくつくところはそういう判断基準で投票することになると思います。
長々とすいませんでした。