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「アンカー」西川農水相辞任と安倍総理ヤジ問題の深層!初めての憲法改正でやるべきなのは?青山さんの三都構想とは?

WILL4月号は2月26日発売。青山繁晴さん連載中★
★『アンカー』終了については書き起こしの後に。

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■2/25放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

安倍政権“鬼門"農水相ポスト、高まる危機感…悲願の憲法改正が始動!首相狙いは?青山ズバリ!

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 第1次安倍政権から続く農水大臣の相次ぐ辞任の理由は?
 総理のヤジの「日教組」の意味とは?
 そして水面下で進む憲法改正に向けての動きとは。
 一般のメディアでは伝えられない永田町の深層を青山さんが解説。

 前半のキーワードは『同じ穴のムジナ』。
 後半のキーワードは『三都構想』。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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 内容紹介ここから____________________________
 
※西川農水相辞任で空転国会が再開
 安倍首相が任命責任を認め陳謝…のストレートニュースのあと
 
岡安譲
「はい。この西川農林水産大臣の辞任劇などについては、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでこのあと、詳しく解説していただくと」

青山繁晴
「はい。あの、この西川農水大臣の辞任と、それから、まあ安倍さんが、安倍総理が国会で、ヤジ飛ばして、で、そのヤジについて答弁で、答弁席まで来て、説明して、で、それが間違いだったと、総理が修正すると、いうようなことが起きていて、その、報道もたくさんされてるし、国会もまあこれに、かかりきりみたいに見えるんですけれども、分かんないでしょう? あの、視聴者、国民で、ああこういうことが起きてんだというふうにストーンと分かってる、分かるなあって人はあんまりいないと思うんですよ。例えばね、第1次安倍政権の時から農水大臣ばっかりどうして、ばっかりじゃないけど小渕(優子)さんとか、違う人も、ね、いますけれども、それにしても農水大臣が、第1次安倍政権で3人辞めて、で、また、この第3次安倍政権で辞めると」

村西利恵
「特に多いですね」

青山繁晴
「どうしてなのかと。それからその、安倍さんが突如として、ヤジを飛ばしたのはどうしてなのか」

岡安譲
「そうですねえ」

青山繁晴
「それから西川さんの、農水相辞任もですね、直前まで安倍さんは庇ってたのが、なぜ、突然、こう辞任になるのかと」

岡安譲
「そのスピードの、速さも気になりました」

青山繁晴
「スピードの速さっていうか、急にあの、表裏ひっくり返すみたいになったのはどうしてなのか。これだけ報道されてて、その、安倍さんの人格批判はあふれてるけども、その、総理は、気品を持たなきゃいけないので、人格批判も大事ですけど、そこばっかり全部行ってて結局分かんないままになってるってことを思いますから、今日は、できれば分かるように、皆さんと一緒に考えたいと思ってこれを取り上げました。で、最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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岡安譲
「『同じ穴のムジナ』」

青山繁晴
「はい。最初に申せば、安倍総理から民主党の議員に至るまで、つまり答弁してる側から質問してる側まで、同じ穴のムジナと。同じ穴のムジナ。ムジナって何だろうってことになるんですけど、アナグマとか、タヌキとか、ま、地方によっていろいろあるみたいですが、実はそういう根っこのことがありますと。で、その話だけで、今日終わりたくなくてですね、実はこういう同じ穴のムジナで、こうやってわあわあやってるけど、総理から民主党の議員まで。一番根幹のところ、例えば憲法をどうしますかと。憲法守りたい、あの、護憲といわれる方々にとっても、憲法改正の論議が一方にあるから、憲法問題は誰にとっても大事だと思うんですが、それが水面下ではすごく重大な動きが出てるのに、もうこの、同じ穴のムジナの話ばっかりになってる。だから今日は後半は、じゃあその、一番重大な方の、水面下の、動きは、憲法にまつわる動きはどうなってるかも一緒に考えたいと思います」

岡安譲
「はい、分かりました。コマーシャルのあと、青山さんの解説です」

(いったんCM)

岡安譲
「CM前に青山さんがおっしゃってましたけれども、水面下の動きっていうのは実は私たちが一番知りたいところでもあります。青山さん、それまで踏み込んで今日はどうぞよろしくお願いします」

堀田篤
「お願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、皆さん、ちらっと一瞬だけね、あの、振り返っていただきたいんですけど、去年の年末に総選挙やったばかりですよね。で、私たち国民の意思をそこで示して、さあ年明けて、どういう政治になるのかと思ったら、まず1月からテロ事件にかかりっきりになり、で、そのテロ事件が非常に不幸な結果を残したままで、えー、私たちの守り、国民をどうやって守るかをまだはっきりしないまま、今度はまた例によって、大臣の辞任かと。そしてそこに安倍総理のヤジ問題が加わって、結局、総選挙のあと、何にもできてないと、いう印象を持つ人が多いと思うんですよね。ところがですよ、今、岡安キャスターが言った通り、この水面下では、戦後最大の転換にも、ま、そのまま行けばですけど、つながるようなことが、動きとしてあって、それが憲法改正なんですよね。で、あの、普通に、真面目にニュースを見てる視聴者、国民にとったら、もう一回言いますよ? 年明けからテロ事件と、この大臣がまた辞めるって話と、それからそこに降って湧いたような総理がヤジ飛ばしていいのかっていう話が、あって、憲法改正なんて、そんなもん動いてる、わけがないんじゃないのと、思う人の方が普通だと思うんですよね」

岡安譲
「ええ」

青山繁晴
「で、実はこれが、こういうテレビ番組も含めた、メディアも含めた、日本社会の大きな問題だと思うんですよ。一番みんながエネルギーを注いで考えなきゃいけない、国会でも見えるように論議しなきゃいけないことは、ほとんど水面下になっていて、そして、目の前のことで、あの、つまらないこととは言いませんよ? しかし目の前のことばっかりで流されていくと、報道も国会も、そして総理や官邸の執務も、そういうところが、大きな問題なんですよ。ところがですね、この『アンカー』でずっと言い続けてきたんですが、尻尾が見えるんですよね。ほんとは水面下と言ってるけど、総理から野党に至るまで、やってることは実は尻尾が見えてるんで、今日もこの、憲法改正に向けての動きは、尻尾が見えてるってお話も、後半いたしたいと思います」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「まずは、今騒ぎになってること、これをスルーしないで、真っ正面から考えたいんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「その目の前のことですね。またしても農林水産大臣の辞任がおととい(2月23日)ありました」

青山繁晴
「はい。ここにまたしても、と書きました通り、そして先ほど申しました通り、第1次安倍政権でこういうことがありましたよね」

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村西利恵
「第1次安倍内閣でも、3人の農水大臣が辞任しています」

青山繁晴
「異常としか言いようがないですよね。で、この、松岡さんは、自決までなさった(一同同意)。つまり追い込まれた末に、自殺をなさって、そしてそのあとに続いた、その赤城さんも遠藤さんも、全部お金の問題で辞めた。ちなみにですね、これ僕が選んだ写真じゃなくて、関西テレビが選んだ写真、この絆創膏の写真ですけど、これは本当は、私たち有権者もメディアも一緒に反省すべきことだと思うんですよ」

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青山繁晴
「赤城さんもわざわざ話題になってる時に、そんな巨大な絆創膏を貼らなくてもいいかもしれないけど、しかし絆創膏がスキャンダルのように言ってた時期があったっていうのは、その、僕自身も含めて、これはやっぱり自分たち振り返るべきだと思います。絆創膏は、その、変わった振る舞いであっても、スキャンダルでも何でもないわけですからね。しかしそれにしても今回の西川さんを含めて、どうして農水大臣、がこうやって次々カネの問題で辞めるのか。そして、その、林芳正さんという、前に農水大臣やってた人に替えて、TPPとかあるから、あるいは農協の改革やるから西川さん、を持ってきたはずが、なぜ林さんに戻ったかというとですね、これ、堀田キャスターどうしてですか。これも打ち合わせなしで突然聞いてるんですけど」

堀田篤
「林さん…」

青山繁晴
「何で林さんなんですか」

堀田篤
「やはりあの、ま、身体検査が終わってるとか、ま、安心して任せられるっていうことなんですか」

青山繁晴
「うん、そうなんですけど、それだったら、この、林さんから西川さんに持って行った理由がそもそも分かんなくなるでしょう(一同ざわ)。なぜかというと、林さんは、ま、あの、東大からハーバードっていうね、ことでも、ま、学歴が全てじゃないけれど、でも、ま、政界では頭のいい人で有名ですよ。高村さん、なんかと並んでね。ちなみに高村さんは中央大学。だから学歴関係なく頭のいい、まあベスト5にも入る、って言われてますよ、与野党でね。でももともとは安全保障とか外交なんです(一同同意)。その、ハーバード行ったりしてね。で、その林さんだと、TPPと農協改革は、ちょっと違うかなと西川さんにしたわけでしょう? これ何を言ってるかというとですね、その、身体検査終わった人でも、農水族にすればいいじゃないですか。本来だったら。それだったらまだ分かるでしょ。で、何でこれ林さん持ってこなきゃいけないかというとですね、これあの、安倍内閣、お友だち内閣と未だに言う評論家は多いんですけど、これちょっと林さんに僕、電話しないでいきなり言いますけど、総理は林芳正さん、好きじゃないんですよ(一同ざわ)」

岡安譲
「いいんですか、言っちゃって、それは(笑)」

青山繁晴
「ええ、これ、同じ地元ですけど、その、安倍さん、何となく苦手なんですよね。林さんに何か問題あるんじゃなくて。林さんは別に安倍さんのこと苦手じゃないけど、安倍さんはどっちかというと苦手なんですよ。で、これ僕は、今日『アンカー』で言うために、実はもう一度徹底的に確認したんです(笑)。ね。総理の好き嫌いまで確認できるのかと言われるでしょうが、いや、できます、もちろん。ね。えー、確認したところ、やっぱりあんま好きじゃないんですよ。で、なぜ、その林さんにもう一度戻ってきたかというと、この人だけ農水族じゃなくて、あと農水族でしょ?」

一同
「うーん(同意)」

青山繁晴
「これ何を物語ってるかというと、西川さん個人の問題もちろんありますよ? あの答弁ぶり見てても。あるいは辞めるとなった時に、説明しても分かんない人がいるからと。ね(笑&一同ざわ)。説明不十分な人がそれを言うっていうのはね、その、そもそも、やっぱり問題を感じざるを得ないけれども、しかし、でも、ちゃんと見れば西川さんだけの問題じゃなくて、要するに自由民主党の農水族と言われる人たちが、既得権益の農業と、すごく癒着してきたということが最大の問題なんですよ。で、西川さんのように、どちらかといえば、その、TPP賛成派であったり、あるいはその、農協改革に積極的に見えたから安倍さんが登用したんですが、その人ですら、あるいはその人だからこそよけいに、業界と、癒着が疑われるような、違法性は仮になくても、献金があったということ。つまり、それ、そういう根幹問題を安倍さんも意識せざるを得ないから農水族と違う人を持ってきたと、いうのが、この今回の交代の、実は、一番の根っこのことなんですよね。で、その中で、安倍さんのヤジ問題が出ましたよね。で、普通にニュース見てたらですよ、あれは何か安倍さんがイライラしてるか軽率か何かで、こう、急にヤジを言ったんだと。つまりこの件と、あの、つながりが、ないか、あるいはつながりが分からないっていうね、なぜここで総理のヤジっていう異常なことが起きるのかと、いうように思った人多いと思うんですが、これは実はこの件とものすごく関係があるわけですよ。つながってるんです。で、安倍さんのヤジっていうのは何かというと」

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村西利恵
「はい、この問題見ておきましょう。今月19日の予算委員会で、民主党の質問者(玉木雄一郎議員)に向かって、『日教組、どうするんだ』というふうにヤジを飛ばしました。翌日の予算委員会の答弁では、『日教組は補助金をもらい、日本教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはいる』と、安倍総理は答弁しています」

青山繁晴
「これ、まずその、民主党の若手議員が質問してたのは、さっきの西川さんを含めた、お金の問題聞いてたわけですよね。そこで突然総理が、その、実はこれ(画像上の安倍総理指して)、ヤジってる時の安倍総理ですけど、日教組はどうするんだって言ったわけですよ。ね。で、何でそこで日教組が出てくるのかと、いうことが問題になり、それから総理がそもそもヤジっていいのかと。これですね、あの、僕は総理サイドに、なぜヤジるんですかってことを聞きましたらね、例えばね、あの、政権中枢の人とおととい(2月23日)に会ったんですけど、いや、あの、審議が、活性化するように、ていうか本音がぶつかるように、あれは、決意してヤジ言ったんだよって言われたから、それは違うでしょうと。なぜか。総理が、自分が答弁中に野党に向かって、ヤジるなって何度も言ってるじゃないですか(一同同意)。だから、例えば英国の議会は実際はね、その、ヤジだらけなんですよ。ものすごい言い合いになるわけですよね。で、そういうことが念頭にあるんだったら、じゃああの、野党の側に、その、ヤジるなと、いうのもおかしいですよね」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「首尾一貫してませんよね。で、そうなんですが、ヤジはしてはいけません、総理大臣は。しかしですね、もっと重大なのは、そのヤジについて、自分で釈明なさったんですよ。これは、これ(下の画像の安倍総理指して)答弁席ですから、だからヤジと違って、不規則発言じゃないんで、これ議事録に残るわけですよね。民主党の側もそれ、追及してる人もいますけれども。この、政権中枢の人もですね、おととい会った時に、総理が自分のヤジについて答弁席で説明して、その説明が違ってたというのが、非常に痛いんだと。これ実はですね、安倍さん、その、国会やテレビでそう見えないでしょうけど、実は大変へこんでるそうです

村西利恵
「へこんでいる」

青山繁晴
「はい。あの、第3次安倍政権っていうか、第2次安倍政権になって、初めて見るようなへこんだ姿、つまり、総理も、まずかったなと思ってるわけですけど、そもそも、ヤジしたことも問題だけれども、中身がこれ、違うわけですね。で、これを総理が、修正するんですが、その修正見て下さい」

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村西利恵
「おとといの予算委員会で補助金については誤解があったと訂正した上で、『民主党政権下の、神本政務官が、各地の日教組からパーティー券を』、これ総理、もらっていたとおっしゃってるんですが、たぶん買ってもらっていたという意味だと思います。なので補足しておりますが、『買ってもらっていたのは事実であります』と、答えています」

青山繁晴
「これ、あの、この総理の釈明聞いて、あるいは報道ぶりを見てですね、ああ、そういうことかと、分かる人はよっぽど事情に詳しい人か、その、一生懸命勉強してる人であって、普通分からないですよね。まずですね、ちょっと、この(画面の)前になっちゃうけど、日本教育会館って出てきたじゃないですか。なぜ突然、日本教育会館っていう建物が出てきて、なぜ突然…(1つ前の画面が表示される)」

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青山繁晴
「日本教育会館、出てきてね、で、さっきのまた戻してくれますか」

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青山繁晴
「なぜ民主党のこの神本さんっていう、神本美恵子さんっていう、今も参議院議員ですけど、民主党政権では、文部科学政務官なさってた人の話が出てくるのか。これはですね、実は日本教育会館、は、日教組の本拠地でもあるんですよ。ね。これあの、実は解釈はいろいろあるっていう人もいますけど、要するに日教組の本部は、日本教育会館にあるんですよ。ね」

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青山繁晴
「で、しかも、この神本さんっていう方は、日教組の有名な活動家で、そして局長までなさって、日教組の、日本教職員組合の、組織内候補として立候補して、参議院議員に当選なさってるんですよ。ね。そして、例えば各地のって書いてあるけど、北海道教職員組合から、パーティー券を買ってもらったと、いうことはもう事実として確認されてるわけですよ。これ何を言ってるかというと、西川農水大臣っていう、農政にあずかる人が、利害関係のある人から献金もらっていいのかと。ね。西川さんの場合は特に補助金の問題も加わってですね、要するにそれは、実は一番悪質な癒着じゃないのか。その、仮に、法律で追及されなくても、そういうことはしてはいけないんじゃないかと。同じじゃないですか。つまり、えー、これも法律で、例えば日本教育会館っていう所に、日教組の本部があってももちろん法律的に問題ないし、そしてその、パーティー券と献金はまた違うから、パーティー券を買ってもらうってのが合法であっても、やっぱり李下に冠を正さずと、正しい言葉がある通り、双方とも、誰が普通に考えても癒着に見えることをしちゃいけないんじゃないかっていう、ことですよね」

岡安譲
「疑わしいことはしちゃいけないってことですね」

青山繁晴
「ええ。で、その先が問題で、だから総理がなぜヤジ飛ばしたかというと、あんたたちも同じじゃないかと言ってるわけでしょう? 同じだったらやっていいんですか。だから、そこが問題なんですよ」

一同
「うーん(同意)」

青山繁晴
「その、安倍さんが軽率にヤジを言ったりね、それから釈明する時も、その、事実関係の確認が終わらないで、この、説明してしまったりっていうところは当然、内閣総理大臣として責められなきゃいけないけれども、しかし本当は、メディアの報道ぶりも含めて、この神本さんの問題は確かにありますと。その、日教組との深いつながり、それは例えば、野党は労働組合とそうやってつながり、与党の方は既得権益の団体と権力がつながりと。だから紙の表裏同じで政権交代しても、この、いわば、財界中心の自民党と、ちょっと古い言葉ですけど、労働組合中心の民主党と、裏返しても表になっても同じだと。癒着構造があるってことが問題で、安倍さんはそれを打ち破るために再登板したんじゃないんですか。だから、お前らも…、あなた方も、お前らじゃないですね(笑)、あなた方も同じでしょうって言うことが、ヤジだけじゃなくてそこが問題で」

一同
「ええ(同意)」

青山繁晴
「じゃあこれは、その、自民党も民主党も、つまり、最大与党も、公明党より自民党はるかに大きいから、最大与党の自民党も、最大野党の民主党も、それがお互い謙虚に問題だってことを国会で論議するんだったら、あるいはマスメディアが追及するんだったら、安倍さんの批判もとても大事だけれど、なぜそこはいつもスルーするんですか。だからみんな分かんないんですよ、なぜこういう話になってるのか。で、実は、質問してる民主党議員の側も、それからヤジを飛ばした、あるいは、答弁席に立つ総理の側も、仲間内ではそれが分かってるわけですよ。結局同じことやってるよねと。そういうことやってるんだったら、安倍総理も再登板の意味がないし、それからもう一回言いますが、やっぱり一番大きいのはメディアの問題で、つまり国民はずーっと国会見てるわけにいかないし、テレビ中継があっても。それをかいつまんで、こういうことですと、根っこはこれですと、僕らが考えるべきはこれですってことを言ってくれるメディアでないと、国民は適切な判断ができないんですよ。これを言葉を変えて言えば、結局マスメディアもその癒着構造の中に入ってると、考えざるを得ないってことが大きな問題だと思います。その上でですね、しかし、まあ、かろうじて、その、安倍総理は、本来再登板は、国民に対して、改憲を訴えかけることですよね。これ、改憲するんじゃないんですよ? 改憲するかどうか決めるのは安倍さんじゃない。安倍さんもただの代理人で、僕たちが、国民投票で憲法に定められた通り決めるんであって、問題提起をするっていう、その、ことを掲げて、再登板したわけですよね。そのことについては、実は、動いていて、それがどういう動きかというと、こうです」

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村西利恵
「自民党内も驚いた『改憲スケジュール』。来年夏の参院選の後、憲法改正の発議を初めて実現させる

青山繁晴
「うーん、これもですね、えー、実は、安倍さんが、安倍総理がですね、例えば国会答弁で、来年夏、もうすぐです。ね。人生短いですから。2016年7月に参議院選挙、また国政選挙があるんですが、それやった後に、もう憲法改正しましょうっていう国会発議を実現させたいと、いうことを、例えば国会で言ったんだったらみんなによく分かるけど、それは安倍さん一言も言わないで、自民党の憲法問題の中心人物の一人の船田元さんに、っていうか船田さんを官邸に呼んでですよ、えー、そして、こういうことを言ったと、いうのを、船田さんが、記者団とか講演で言ってるだけなんです。つまり、人の口を借りて言わせてるわけです

村西利恵
「言わせてる…」

岡安譲
「ああ、見越してるんですね」

青山繁晴
「はい。でもこれは、非常に重大なことでですね、何が起きるかというと、これです」

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村西利恵
早ければ来年末に、史上初の国民投票へ

青山繁晴
「うん。これは、ほんとにあの、皆さん、これできれば、できればじゃなくて、関心持って下さいね。というのは、憲法第96条に、憲法を変える時には、重大問題なんで国会議員の3分の2以上が、賛成して初めて、これ本当は発議(ほつぎ)と読むべきだと思いますけど、要するに発議(はつぎ)、発議(ほつぎ)、いずれにしても、国民に、私たちに提案しますと、国会は。ね。で、そのあとは国民投票で決めますと。で、その国民投票どうやってやるかがようやく、実際に定まって、18歳以上の若い人からできることになったんですよね。でもまだ先のことだと思ってる方、多いと思うんですが、実は安倍さんが船田さんに、これは単に言ったんじゃなくて、自民党の総裁でもありますから、指示したんですね。こうやってくれと。それは何と、早ければ来年の末、えー、参議院選挙、来年夏終わって、その年末までに、初めて国民投票を、やりたいと、いうことを言った。これ、ちらっとニュースに出たんですが、これは一体、本気なのか何なのか、重大ニュースでしょ? なぜここに、その今の、西川問題とかヤジ問題に注ぐエネルギーをメディアがやらないのかっていうことも改めて問題提起しつつ、安倍さんの狙いのひとつはこれです」

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村西利恵
「真の狙いは、消費増税10%だけの参院選にしない

青山繁晴
「はい。これはこの、コーナーで前にやりましたけれども、安倍さんは今回消費増税を、延期した代わりに、2017年の春には、4月には、景気がどうであれ、初めて2桁、10%に消費税をしますと言ったんですよね(一同同意)。で、これ2017年の春ですから、その前の、夏っていうのは、ここで安倍さんに、プラスになる投票したら、つまり安倍さんを支持する投票したらですよ、支持してなくても結果としてそういう投票になったら、10%認めることになっちゃう。ね。そうすると、それだけで参議院選挙できるのかって話になるから、いや、もうひとつ、憲法改正っていうものを、争点にしようと。当然これは抵抗が一番大きい話で

岡安譲
「そうですよねー」

青山繁晴
「普通だったらそれできないんだけれども、抵抗が大きくて反論も、その、護憲派といわれる方だけじゃなくて、ごく普通の、今まで関心なかった国民も含めて、賛成も強いかもしれないけど反対もおそらく強い。そういう、だから、ものすごく注目が集まるから、消費増税だけの選挙にしないっていう意味で、実はそういう狙いを込めて、もうひとつ争点を作ると、いうことなんです。で、これが、じゃあ、じゃあですね、こういう狙いがあるんだったら、よけい安倍さんが、こういうのを指示したってのは、本気なのかと。本気でそんなことが、来年の夏とか、夏以降とかですね、あるいは来年の年末に国民投票に持ち込むなんてそんなことできるのかと、思うでしょ? これが本気なんですよ。どうして本気かというと、これがニュースの尻尾なんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
去年の10月に民主党・維新の党らに、『改憲は3点に絞る』とすでに提示している

青山繁晴
「去年の10月にほんとに提示して、これは表でやったんです。ね。で、3点が何かってことも公表されてるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「その3点は『環境権』の条項、『緊急事態』の条項、『財政規律』の条項

青山繁晴
「はい。これまず、今の日本国憲法ができた時には、戦争に負けた翌年1946年に、もう成立してましたからね。施行はその1年あとですけど、いや、あの、半年あとですけれども。要するに、当時は環境権なんて言葉はなかったから、特に公明党が、その、環境に関わる条項を入れましょうと、言ってますよね。で、今回その、安倍自民党が、えー、民主党や維新の党を含めた、その、あの、全党に提示したのはですね、まあ野党に提示したのはあと2つあって、緊急事態に、国家の緊急事態に、テロも含めて有事も含めてどうするかっていう、取り決めがないと。ね。で、それを入れますと。で、その時に、個人の自由、は、ある程度制限されるってことも含みますと。だから当然それは論議になるわけですよね」

岡安譲
「はい」

青山繁晴
「で、これだけじゃなくて、『財政規律』条項っていうのは、これ以上赤字を増やさない、その、次世代、次の世代の人々にツケを回さないことについて、憲法の中に入れちゃいましょうと。ね。自分たちで責任持って赤字を減らしていかなきゃいけないってことを入れましょうと。これは重大なことですが、逆に言うと、憲法9条の、改正は、先送りする、あとの問題にするってことですよね」

村西利恵
「そういうことですね」

青山繁晴
「で、それだから、去年の10月の段階では民主党も維新の党も、そして当時あった、みんなの党とか、次世代の党とか、要するに、共産党や社民党以外はですね、これに反対しなかったんですよ。合意ができたわけじゃありませんよ? しかし少なくとも当時の国会の雰囲気、僕、国会の中を歩いて痛感したのはですね、これだったら、もう共通の考えとして、やってもいいと、いう雰囲気が確かにあったわけです。その後、例えば民主党の岡田代表は、安倍さんのもとでは、改憲論議は一切乗らないと言ったりしてるわけです。でも、これ民主党の中を歩いてみると、違う意見の議員がたくさんいるのと、それから、これ岡田さん聞いてほしいんですけど、要するにメディアが、安倍さんの人格批判をやると、それに乗っかって、安倍さんのもとでは改憲しない(笑)。これちょっと問題が違いすぎませんか。日本国のあり方を決める改憲、あの、憲法どうするかのことについて時の総理が誰かも大事ですよ? しかし安倍さんもやがて辞めるわけですから、その先のことを考えなきゃいけないから、実は岡田さんはそうおっしゃってても、実は国会の中にこの空気は、今もちゃんと残ってるわけです。で、その上でですね、こういう動きを知っていただくと同時に、なぜかというと、早ければ、2016年、来年の年末までに国民投票行われるかもしれないし、その先考えたらですね、再来年に、つまりオリンピックある3年も前に、国民投票を、に、私たちが行くってことはあり得るから、もう僕らは先のことだと思わずに考えなきゃいけないんです」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「考える上で、これはあえて総理の側に、僭越ながら、一国民として僕は問題提起してるのは、これです」

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村西利恵
初めての憲法改正でやるべきなのは、憲法『前文』の改正。ジパング・デモクラシーとあります」

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青山繁晴
「はい。で、日本国憲法の前文(まえぶん)、前文(ぜんぶん)ってのは、あの、これあの、英語がもとになってるってことが非常によく分かる、言葉なんです。例えば『諸国民の公正と信義に信頼して』ってありますけど、『諸国民の公正と信義を』じゃなくて、『信義に』っていうのは、英語の前置詞のin、をやっぱり連想しますし、で、実際に、えー、すみません、あの、宣伝するんじゃなくて、最近に書いた『ぼくらの真実』って本の中で、僕はもう一度、国会図書館にも通って、英語の原案が、当時の日本の総理に渡されていて、その英語の原案と、こういう文章が、そっくりなんですよ。ね。で、そういうことを考えたら、日本は、アメリカに、戦争に負けてやっと民主主義を教わったんじゃなくて、もともと日本型の民主主義、ジパング・デモクラシーがあるんじゃないかと僕は考えてますから、憲法前文の改正は、問題提起すべきですということを最近伝えましたら、何と皆さん返事はですね、前文改正したいと。僕に言われたからじゃないですよ? そうじゃなくて、改正考えてますと。で、そういう返事だけ来たんで僕は、今の案だめですよって言ったんです。これは個人の意見ですよ? 誤解なきよう。今の案って自民党の改正案あるじゃないですか」

岡安譲
「出してますよね」

青山繁晴
「で、その前文、僕は全然良くないと思うから、それ言いましたら、また返事が返ってきて、あれは安倍さんも書いてるんだと。で、但し、中曽根元総理と安倍さんの合作のようなもんだって言われるから、それはもう一度、考え直すべきじゃないでしょうかと。ね。で、そのやりとりはまだ、やってるだけですけど、ただ、事実として申し上げると、前文(まえぶん)の、前文(ぜんぶん)の改正を、安倍自民党が、ま、自民党の中も違う意見あるから少なくとも安倍総理が考えているってことであって、これは非常に重大な、ことになります。これは公明党は、もちろん消極的、場合によっては反対しますよね。だからその時に浮かび上がるのは、これになるわけです」

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村西利恵
カギを握るのは、維新の党

青山繁晴
「うん。特に橋下さんは、憲法改正に意欲的なことを、江田さんちょっと意見違うんですけど、はっきりずっと言われてますから。従って、その、前文を改正しようと本気でやると、この維新の党と接近するほかないってことになるんですね。で、その維新の党は今この、大阪都構想をめぐって、5月の住民投票に向けてってことになってるわけですから、後半そういうことも含めて、皆さんと一緒に考えたいんですが、あえて後半のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「後半に向けてのズバリキーワードは、『三都構想』。この三都構想とはどのことを指すのか、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

岡安譲
「三都構想とは。青山さん」

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青山繁晴
「その前に、この大阪都構想は、皆さんご承知の通り、5月17日、住民の直接投票で、決すると、いうことになりました。で、僕は自由な立場ですけど、もうこの住民投票が定まってる以上は、どっちが正しいかとか、それから都構想どう考えるかっていうのは、もう、今日はもうすでに時間がなくなったそうなので、それもあってですね、それは今言ってはいけないと思います。但しですね、この安倍総理を含め、官邸がどう受け止めてるかというと、もしもこの大阪都構想が、住民によって否決されれば、その、これ官邸の受け止めですよ? 橋下徹さんに確認できてないんですが、官邸、安倍さんも含めた受け止めは、橋下徹市長は政治家を辞めるつもりだと。但しこれは、いったん辞めるって意味だろうと僕は思いますよ? それは分かりませんけど。とにかくその、いったんは、政治の世界から身を引きそうだと。ね。で、そこも非常に注目されてて、そして、ということは、この大阪都構想を住民がどう判断なさるかっていうのは、橋下政治、この大阪における、府知事をやり市長をやりの、橋下政治を続けるかどうかっていう、投票にもなるっていうのはこれは客観的な事実ですね。で、従って実は隠れた争点があるんです。それは何かというとこれです」

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村西利恵
隠れた争点は、カジノの誘致

青山繁晴
「で、カジノ、日本では今、認められてませんが、これをやることにしましょうってのはずっと、まあ、論議になってて、いろんな候補地あったんですけど、実は今回、官邸の側に、官邸の中枢に確認できたのは、横浜はないと

一同
「おおー…、ないんですか…」

青山繁晴
「はい。で、従って、その、じゃあ大阪はどうなのかっていうのがまあ焦点になってくるわけですけど、橋下さんがカジノやりたいと明言されてますよね。で、兵庫県知事がそれに反対したり、それから安倍さんも、その、カジノに極めて積極的ですよね。で、従って大阪都構想と直接つながってるわけじゃありませんよ? 大阪都ができたらカジノができるってわけじゃないけど、その橋下さんのやろうとしてることを、続けるのかどうかって意味では、カジノについて、これは、もう一回言いますよ、賛否両論、皆さんの中にあると思いますが、僕も含めて、まあ僕は、あの、大阪府民でも市民でもありませんけど、でも関心を持つ一人として、カジノってものの功罪を、やっぱり憲法とは次元違うけれど、自分たちの問題として、お考えになった上で、住民投票、された方がいいかなと思います。で、その上で今日は最後に、あと1分30秒だけいただいて、この大阪都構想とは違うことなんですけど、もともと、その、三都構想っていうのを、あの、ずっと訴えかけてきましたんで、ちょっとそれ聞いていただけますか」

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村西利恵
「青山さんが考える三都構想とは、東京は政治・金融、大阪が民間経済、そして京都が文化と、あります」

岡安譲
「なるほど」

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青山繁晴
「まず肝は京都なんですよね。で、これ今、皆さんご存知の、御所の写真なんですが、その、陛下の本来のお住まいはここです。で、これは今、陛下がいらっしゃる皇居と全く違って、お堀が全くない。あの、要するにお堀どころか、その、何も、砦も何も守りがなくて、そして塀が低いですから、中が見えてしまう。で、これが本来の日本の陛下のお住まいです。なぜかというと、国民に襲われる心配がない。なぜかというと、国民が一番大事。民こそ一番大事ってことを、アメリカ型のような多数決つける民主主義と違うけれど、もともとさっき言った、ジパング・デモクラシー、日本型民主主義をずっと日本が、育ててきた。その中には間違ったことも、いろいろあったけれども、でも根っこはそれだっていうことを証明するために、できれば陛下にお戻りいただいて、そして今日の最初のストレートニュースで言った通り、今、運輸、通信がものすごく発達しましたから、国事行為について陛下のご決裁いただく時にも、実は障害少なくなってるから京都にお戻りいただける時期だと思いますから、文化首都をまず京都にして、そしてその上で、実は経済ってのは日本の場合、民間が中心で、そして人間を支えるものは実は伝統で、民間経済の伝統は江戸ですか、東京ですか。大阪の堺から始まって、大阪こそ民間経済をずっと育んできたんですよ。で、しかも、東京に、経済も政治も金融も全部集中してる、そこでやがて大震災が起きるのに、ずっとほっといてますよね。だから、この大阪に民間経済の中心を持ってくる。そして東京は、政治と、そしてITを使った金融の中心地であり続ける。これは例えば、例えばアメリカで考えたら、ニューヨークに政治はありません。ワシントンに経済はありません。それぞれが、経済首都、政治首都で、ちょうどその間が飛行機で4〜50分、つまり東京と大阪の間ですから、これはたまたまですけれども、例えばそういう、三都構想っていうのも、これからのその、憲法のあり方も含めてですね、実は東京都が都であるっていう、法的な担保ないんですよ? 本当はそういうことも僕は憲法できちんと、入れるべきであって、憲法改正するんだったら日本は三つの都がありますってことを、日本ってものを世界に知っていただくためにも、あるいは役割を果たすためにも有効じゃないかなと思ってます」

岡安譲
「はい、ありがとうございました。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」

(いったんCM)
(他のニュースを伝えたあと、番組最後に)

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岡安譲
「青山さんのコーナーの最後で、大阪都構想の話、出ました。それについて、補足がありますね」

青山繁晴
「ええ、ちょっとあの、誤解ないように付け加えておきたいんですけれども、この住民投票は近づけば近づくほど、本当は賛否両論の、中身の濃い、情報提供が住民の方に必要なんですよ。これは選挙と同じなんですけれども、でもその時に必ず時間を取って、バランスを取ってやらなきゃいけないんですよね」

岡安譲
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、今回は大阪都構想がメインテーマじゃなかったから、その、あれ以上言わなかったんで、本来は5月に向けて、賛成の方、反対の方、あの、両方の意見をじっくり聞く機会が、この報道機関でもあるべきだと思います」

岡安譲
「ですからあの、ま、5月17日なんてあっという間ですからね」

青山繁晴
「そうです」

岡安譲
「それまでに、ま、ま、府民、市民、全体の議論として、これ高まっていくことを期待していかなくちゃいけないということですね」

青山繁晴
「はい」

岡安譲
「はい。ということでいったん東京です。青山さん、ありがとうございました」

青山繁晴
「ありがとうございました」

(5時台の番組終了)

 ____________________________内容紹介ここまで


 ご存知の方も多いと思いますが、2月24日のニッポン放送『ザ・ボイス そこまで言うか!』で宮崎哲弥さんが、この春の改編で『アンカー』が終了すること、また、『青山さんと私はクビですよ』といった発言をされました。
 このことがネットで波紋を呼んでいるようです。

 まず、春の改編に伴い『アンカー』が終了することは、1月の時点で関西テレビの社長が会見で発表していました。
 あまり目立ちませんでしたが(関西でも目立ちませんでしたが)いちおう報道もされていました(一例)。

 岡安譲キャスターと村西利恵キャスターは引き続き出演するようですが、コメンテーターは全員契約終了なのか、それとも何人かは更新があるのか?

 宮崎哲弥さんはご自身がおっしゃったのだから『アンカー』終了とともに去られるのでしょうが、青山さんはどうされるのか?

 等々、なぜかこちらにも問い合わせをいただいていますが、当方、勝手に書き起こしをさせてもらっているだけのただの主婦ですので、事情は全く存じ上げません。
 そのうち青山さんご本人から、公式ブログなどを通してお知らせがあるのではないかと思います。
 (追記:2015-02-26 01:00:02の青山さんのメッセージ)

★この件についてご意見などおありの方は、拙掲示板のこちらのスレッドにてお願いします。
 なお、これまでにいただいたり、今後いただく書き込みの中には、推測による物もあるかもしれませんので、取り扱いには十分ご注意下さい。


★月刊WILL2015年4月号は2月26日発売。青山繁晴さんも連載中。

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 この日の「アンカー」では他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

●鉄道車両メーカー“日立” 伊メーカー2社を買収

 拙ブログで紹介しきれなかった他の青山さんの発言については、こころが風邪をひいたらさんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 新ブログになりました。旧ブログのデータは新ブログに移転済みです。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし





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