たかじん天皇を語る&安倍総理の追悼メッセージ
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やしきたかじんさんの訃報から約3週間……。
上の動画のリンク先は削除されました。
現在こちらで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=lVXPGxff7pM
http://www.youtube.com/watch?v=tJQ3pgn3YoE
まさか遙洋子さんに泣かされるとは思ってもみなかった…。
思想もキャラも受け付けないタイプの人だったので…(^_^;
たかじんさんの訃報を聞いた夜、私も記事を書きました。
その中で、かつて「たかじんのそこまで言って委員会」で、たかじんさんが天皇陛下に関連して発せられた忘れられない言葉があるということで紹介しました。
後日、確か「WiLL」に一度だけ、たかじんさんが登場されたことがあったのを思い出しました。
しかもその時も天皇や皇室についての話だったような……。
バックナンバーを探してみたら、見つかりました。
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やしきたかじんさんの訃報から約3週間……。
140111 たかじん胸いっぱい 遙洋子 https://t.co/65cXwGdgQB 「洋子だけは一人で家で俺の死は聞かせるな。洋子だけはメディアから聞かせるな」。夫婦で見て泣きました。遙洋子さん、「たかじん最期の思いやり」を視聴者に伝えてくださってありがとう。
— くっくり (@boyakuri) 2014, 1月 11
上の動画のリンク先は削除されました。
現在こちらで見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=lVXPGxff7pM
http://www.youtube.com/watch?v=tJQ3pgn3YoE
まさか遙洋子さんに泣かされるとは思ってもみなかった…。
思想もキャラも受け付けないタイプの人だったので…(^_^;
たかじんさんの訃報を聞いた夜、私も記事を書きました。
その中で、かつて「たかじんのそこまで言って委員会」で、たかじんさんが天皇陛下に関連して発せられた忘れられない言葉があるということで紹介しました。
後日、確か「WiLL」に一度だけ、たかじんさんが登場されたことがあったのを思い出しました。
しかもその時も天皇や皇室についての話だったような……。
バックナンバーを探してみたら、見つかりました。
2011年2月号の「WiLL」です。
「たかじんのそこまで言って委員会 超・天皇論 DVD」の発売に合わせたインタビュー記事でした。
聞き手は花田紀凱編集長。
この方も「委員会」に時々出演されています。準レギュラーですね。
2011年2月号の「WiLL」の記事から、たかじんさんの発言を少し拾ってみます。
「天皇論とか、天皇家の話というのは、日本人でありながら、タブー視されている部分があるんですよね。でもやっぱり、若い人たちにも、もっとこういうのを見てもらわなね。若い人は、『女系』だの『男系』だの、根本的なこと知らんと思うんですよ」
「この番組はどっちかと言えば、『右寄り』な人がおるのはたしかなんですが(笑)、それは、天皇家に対して尊敬の念を持って接しているということです。ここは、単なる右や左を超えて見てもらえるんやないかなと」
「基本的にあるのは『愛』なんです。皇室の話になれば、出演者の方は、僕が思っている以上に当たり前のように敬語になるし、皇室への畏敬の念というのは僕自身も持っています」
「たとえば、小沢幹事長が『三十日ルール』を無視して、陛下に中国の習近平副主席との会見をお願いしたのを見ても、皇室に対する最低限のルールを踏み越えていると思う」
「僕は男系派です。もっとも現実的には女帝も考えなくちゃいけないんだけど。今さら大奥みたいなものを復活させる、というのは現実論として難しい。まあ、ホントに途絶えるかもしれないとなったらわからないけれど。養子という手もあるけどね」
「(花田:皇室は、やたらに開いたものであってはいけない)まったくそのとおり。一般の人とはまったく違うもので、『象徴』と日本国憲法で決まっているんですから。ロシアなんかは、『天皇は戦犯である』ということに最後までこだわっていた。ただ、アメリカやヨーロッパなんかは、『それを否定してしまうと、ホンマに日本人はなにをやるかわからない』ということで、天皇陛下の戦争責任を問わなかった。だから今、天皇は日本国憲法に『象徴』として鎮座ましましているわけや」
「(雅子妃殿下のご病気について)だから皇太子さんはエライと思うわ〜。自分やったらたまりませんわ(笑)。『守る』と宣言して、言葉どおり完璧に彼女を守ってはるやないですか。守られへんようなこと、ひとことも言わない。そのへんは、小さい頃から帝王学を学んでこられたからでしょう。表情ひとつとっても、われわれに不安を感じさせるような顔は見せない。そのへんが凄いと、僕は思うなあ」
「雅子さんはまだいろんな欲望があって、諦めができてないからダメなんです。僕ぐらいの歳になったら『前向きの諦め』ができる」
「(DVD「超・天皇論」を)20歳から30代の若い人に一番見てもらいたいですね。皇室のことを考えるということは、日本を考えるということですから。また、歴史を考えることでもある」
「(「委員会」はなぜ人気があるか)それは『言い切り』やろね。ぶつかっても通す。今の日本に一番ないものでしょ。政治家に対しても、関西人が一番好きなのは正しい、正しくない以上に『言い切り』。これは関西的な風土ですね。これを東京で流すとみんなの発言が二割減になる。東京でやると『言い切る』ことを阻害される。言葉狩り的な圧力がかかってくるからです」
「(東京でやらない理由について)言い切った部分がカットされるんやったら、言い切った意味もない。誰かの発言で問題が起きれば、みんなが気を使い始めるでしょう。そうなったら、この番組が持っている基本的なコンセンサスがくずれてしまう」
たかじんさんは、左からは右だと言われ、右からは左だと言われていたようですが(勝谷誠彦さんみたい(^_^;)、このインタビュー記事を読む限りでは、……どうでしょう?
ちなみに、この1月25日に発売になった「WiLL」最新号(3月号)のたかじんさん追悼特集で、「そこまで言って委員会」の司会を10年間担当した辛坊治郎さんはこのようにコメントされています。
「たかじんさんはフィクサータイプではないし、政治的発言もほとんどしません。『委員会』は政治的な番組とみられていますが、やしきたかじんという人は政治的には無色透明、ニュートラルでした。
それは無知であるというのとは全く違っていて、いろいろなことをよく知っているけど、立ち位置は常にニュートラル。だから、あの場に集まるぶっ飛んだパネリストの方々が好き放題発言しても、番組として成立していたんです」
「たかじんのそこまで言って委員会」では特番として、1月25日(土)に追悼スペシャルが放送されました。
タイトルは何と「そこまで逝って委員会」。
このタイトル、人によっては、ふざけてるとか、不謹慎だとか受け止められるかもしれません。
ところが、実は全然ふざけていないのです。
スペシャルの中で明かされたのですが、実はこれはたかじんさん自身が、自らの墓石に「たかじんのそこまで逝って委員会」と刻んでくれと言われていたそうなのです。
ちゃんとご遺志に沿ったタイトルだったんですね。
追悼SPには、これまでの主な番組出演者が大挙参加されました(敬称略)。
前列左から、加藤清隆、長谷川幸洋、井上和彦、志方俊之、金美齢、津川雅彦、鴻池祥肇、金村義明、橋下徹、桂ざこば。
後列左から、宮崎哲弥、竹田恒泰、花田紀凱、須田慎一郎、ロバート・ゲラー、デーブ・スペクター、朴一、筆坂秀世、所功、原口一博、田嶋陽子、山口もえ。
[この画像のみクリック→新規画面で拡大表示]
放送枠内に収まりきらなかったのでしょう、発言が全く流れなかった方も大勢いました。
スタジオには、三宅久之さんのご遺族(奥様や息子さん)も来られていました。
スタジオに来られなかった方々のメッセージも、VTR出演あるいはコメント読み上げという形で紹介されました。
安倍晋三総理、櫻井よしこさん、星野仙一さん、宮嶋茂樹さん…etc。
安倍総理はこのように話されました(全文)。
「たかじんさんが、三宅さんに続いて、亡くなられて本当に残念です。
たかじんさんに私の地元の温泉に来ていただいて、俵山会議、三宅さんも一緒でした。
3年ちょっと前ですかね。
たかじんさん、そして勝谷さんと一緒に温泉に入って、いろんな話をさせていただきました。
収録がずいぶん延びたんで、2人ともずいぶんのぼせ上がったことを、今でも覚えていますが…。
かつて幹事長時代に、一度温泉に入ろうということになって、しかしそのあと、なかなか忙しくて、時間が取れなかったんですが、総理を辞めたあと、まさにバッシングされていた時にですね、たかじんさんに声をかけていただきました。
あれはやっぱりたかじんさんの、気遣い、優しさだったんだろうなと、思います。
あの時から、私ももう一度頑張ろうという、気持ちになりました。
たかじんさんは、さまざまな課題に、歯に衣を着せず、そして同時に、言うべきことを言う人でした。
心からご冥福をお祈りしたいと思います」
私は改めて強く感じています。
「そこまで言って委員会」は安倍さんの復権に多大なる貢献をしたのではないかと。
大阪は本当にたかじんさんのファンが多いのです。
そのたかじんさんが、安倍さんを番組にたびたび呼んだり、わざわざ地元の山口県まで出向いて、安倍さんと一緒に温泉まで入ったりしたわけです。
番組でそういうシーンを見て、「たかじんがそこまで入れ込むんだから、やっぱりすごい人なんだろう」ってことで、安倍さんに再び注目した人、意外と多いんじゃないかと私は思います。
追悼SPで他に印象的だったのは、志方俊之さんのこの言葉です。
「私は防衛とか自衛隊のテーマの時、ここに時々寄せていただいて、そういうテーマの時は、だいたい三宅久之さんと天敵の田嶋陽子さんの間で、一戦あるんですよ。そのあと彼(たかじんさん)は、こうスーッとニコニコしながら来るでしょ。で、こっち見てね、自衛隊とか防衛の話をすると真顔になるんですよね。(略)
あの方の真顔ってあんまり見ないと思うんですよね。そういう面があったですね。防衛とか自衛隊についてはね、直立不動で面していたと思いますね」
また、それに続いた井上和彦さんのこの言葉も。
「ある所で、『自分の税金で、自衛官の給料上げてやってくれや』って、聞いた時に、びっくりしました。その時もやっぱり真顔で言っておられたんで、決してジョークで言われたんじゃないって聞いて、ものすごく感動したのを覚えてますね」
「たかじんのそこまで言って委員会」の放送は今後も続きますが、心配なのは、よみうりテレビがそのうち「東京でも放送します」と言い出したりしないか?ということです。
今まではたかじんさんがそれを止めてくれていましたが、亡くなった今、果たしてどうなってしまうのか?
もちろん東京で放送すれば、視聴率が稼げるのは間違いありません。
が、「この発言は駄目」「これも駄目」という『検閲』が必ず入ってくるでしょう。
そうなれば、たかじんさんも生前言われていたように「この番組が持っている基本的なコンセンサスがくずれてしまう」、すなわち番組として魅力のないものになってしまうのは必至です。
追悼SPでデーブ・スペクターさんもこう説明されていました。
「東京で映ると、こちらで収録した物でも、やっぱりいろんな抗議や制約、苦情、たくさん来て、遠慮をしてしまう、あるいはその分はカットされたり。そしたら本当の最初からいるファンが、ガッカリしたりするんですよ。本当のたかじんさんらしさ、番組らしさが犠牲になる。
東京で録ってる番組、(今日の出演者)皆さん、いますけども、同じような目にもう遭ってるわけですので。
だから東京で稼ぐとか、売り上げると当然大きいんですが、それを犠牲にした上で、最初からいるファン、関西のファン、東京以外のファンを大切にしてたっていうことは、ほんとに立派だと思いますよね」
また、デーブさんは他にこのような興味深いことも言われていました。
「(東京のメディアが)情けないのは、我々も、東京からも来たりする人多いんですけども、ほんとにたかじんさんの良さ、分かってる。まして視聴者も分かってる。東京のメディアの人たちの勉強不足、恐ろしい。知らない。知ろうとしない。研究もしない」
ただ、このあと宮根誠司さんから「それ東京のテレビ局で言わないじゃない!」と突っ込まれて、デーブさんは(ノ∀`)すみません〜ってなってましたが……。
東京在住の皆様には申し訳ないですが、やはりこのまま東京を除いた形で放送を続けてほしいというのが私の願いです。
ネットに動画が上がることも多々あるので、皆様には今後もそれをご視聴下さい、ということで、何卒……(^^ゞ
※「WiLL」2014年2月号発売中。大特集は「日本の新聞・TVにはほとほと愛想が尽きた!」。たかじん追悼特集も。詳しい内容はこちら。
※「たかじんのそこまで言って委員会」DVDご紹介!新作「超・改国論」予約受付中。このシリーズのDVDはAmazonでは定価の2〜3割引程度で購入できます。
■「お気楽くっくり」更新済
雪国の人の気持ちを察するきっかけを与えてくれた人。
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「たかじんのそこまで言って委員会 超・天皇論 DVD」の発売に合わせたインタビュー記事でした。
聞き手は花田紀凱編集長。
この方も「委員会」に時々出演されています。準レギュラーですね。
2011年2月号の「WiLL」の記事から、たかじんさんの発言を少し拾ってみます。
「天皇論とか、天皇家の話というのは、日本人でありながら、タブー視されている部分があるんですよね。でもやっぱり、若い人たちにも、もっとこういうのを見てもらわなね。若い人は、『女系』だの『男系』だの、根本的なこと知らんと思うんですよ」
「この番組はどっちかと言えば、『右寄り』な人がおるのはたしかなんですが(笑)、それは、天皇家に対して尊敬の念を持って接しているということです。ここは、単なる右や左を超えて見てもらえるんやないかなと」
「基本的にあるのは『愛』なんです。皇室の話になれば、出演者の方は、僕が思っている以上に当たり前のように敬語になるし、皇室への畏敬の念というのは僕自身も持っています」
「たとえば、小沢幹事長が『三十日ルール』を無視して、陛下に中国の習近平副主席との会見をお願いしたのを見ても、皇室に対する最低限のルールを踏み越えていると思う」
「僕は男系派です。もっとも現実的には女帝も考えなくちゃいけないんだけど。今さら大奥みたいなものを復活させる、というのは現実論として難しい。まあ、ホントに途絶えるかもしれないとなったらわからないけれど。養子という手もあるけどね」
「(花田:皇室は、やたらに開いたものであってはいけない)まったくそのとおり。一般の人とはまったく違うもので、『象徴』と日本国憲法で決まっているんですから。ロシアなんかは、『天皇は戦犯である』ということに最後までこだわっていた。ただ、アメリカやヨーロッパなんかは、『それを否定してしまうと、ホンマに日本人はなにをやるかわからない』ということで、天皇陛下の戦争責任を問わなかった。だから今、天皇は日本国憲法に『象徴』として鎮座ましましているわけや」
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「雅子さんはまだいろんな欲望があって、諦めができてないからダメなんです。僕ぐらいの歳になったら『前向きの諦め』ができる」
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「(「委員会」はなぜ人気があるか)それは『言い切り』やろね。ぶつかっても通す。今の日本に一番ないものでしょ。政治家に対しても、関西人が一番好きなのは正しい、正しくない以上に『言い切り』。これは関西的な風土ですね。これを東京で流すとみんなの発言が二割減になる。東京でやると『言い切る』ことを阻害される。言葉狩り的な圧力がかかってくるからです」
「(東京でやらない理由について)言い切った部分がカットされるんやったら、言い切った意味もない。誰かの発言で問題が起きれば、みんなが気を使い始めるでしょう。そうなったら、この番組が持っている基本的なコンセンサスがくずれてしまう」
たかじんさんは、左からは右だと言われ、右からは左だと言われていたようですが(勝谷誠彦さんみたい(^_^;)、このインタビュー記事を読む限りでは、……どうでしょう?
ちなみに、この1月25日に発売になった「WiLL」最新号(3月号)のたかじんさん追悼特集で、「そこまで言って委員会」の司会を10年間担当した辛坊治郎さんはこのようにコメントされています。
「たかじんさんはフィクサータイプではないし、政治的発言もほとんどしません。『委員会』は政治的な番組とみられていますが、やしきたかじんという人は政治的には無色透明、ニュートラルでした。
それは無知であるというのとは全く違っていて、いろいろなことをよく知っているけど、立ち位置は常にニュートラル。だから、あの場に集まるぶっ飛んだパネリストの方々が好き放題発言しても、番組として成立していたんです」
「たかじんのそこまで言って委員会」では特番として、1月25日(土)に追悼スペシャルが放送されました。
タイトルは何と「そこまで逝って委員会」。
このタイトル、人によっては、ふざけてるとか、不謹慎だとか受け止められるかもしれません。
ところが、実は全然ふざけていないのです。
スペシャルの中で明かされたのですが、実はこれはたかじんさん自身が、自らの墓石に「たかじんのそこまで逝って委員会」と刻んでくれと言われていたそうなのです。
ちゃんとご遺志に沿ったタイトルだったんですね。
追悼SPには、これまでの主な番組出演者が大挙参加されました(敬称略)。
前列左から、加藤清隆、長谷川幸洋、井上和彦、志方俊之、金美齢、津川雅彦、鴻池祥肇、金村義明、橋下徹、桂ざこば。
後列左から、宮崎哲弥、竹田恒泰、花田紀凱、須田慎一郎、ロバート・ゲラー、デーブ・スペクター、朴一、筆坂秀世、所功、原口一博、田嶋陽子、山口もえ。
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「たかじんさんが、三宅さんに続いて、亡くなられて本当に残念です。
たかじんさんに私の地元の温泉に来ていただいて、俵山会議、三宅さんも一緒でした。
3年ちょっと前ですかね。
たかじんさん、そして勝谷さんと一緒に温泉に入って、いろんな話をさせていただきました。
収録がずいぶん延びたんで、2人ともずいぶんのぼせ上がったことを、今でも覚えていますが…。
かつて幹事長時代に、一度温泉に入ろうということになって、しかしそのあと、なかなか忙しくて、時間が取れなかったんですが、総理を辞めたあと、まさにバッシングされていた時にですね、たかじんさんに声をかけていただきました。
あれはやっぱりたかじんさんの、気遣い、優しさだったんだろうなと、思います。
あの時から、私ももう一度頑張ろうという、気持ちになりました。
たかじんさんは、さまざまな課題に、歯に衣を着せず、そして同時に、言うべきことを言う人でした。
心からご冥福をお祈りしたいと思います」
私は改めて強く感じています。
「そこまで言って委員会」は安倍さんの復権に多大なる貢献をしたのではないかと。
大阪は本当にたかじんさんのファンが多いのです。
そのたかじんさんが、安倍さんを番組にたびたび呼んだり、わざわざ地元の山口県まで出向いて、安倍さんと一緒に温泉まで入ったりしたわけです。
番組でそういうシーンを見て、「たかじんがそこまで入れ込むんだから、やっぱりすごい人なんだろう」ってことで、安倍さんに再び注目した人、意外と多いんじゃないかと私は思います。
追悼SPで他に印象的だったのは、志方俊之さんのこの言葉です。
「私は防衛とか自衛隊のテーマの時、ここに時々寄せていただいて、そういうテーマの時は、だいたい三宅久之さんと天敵の田嶋陽子さんの間で、一戦あるんですよ。そのあと彼(たかじんさん)は、こうスーッとニコニコしながら来るでしょ。で、こっち見てね、自衛隊とか防衛の話をすると真顔になるんですよね。(略)
あの方の真顔ってあんまり見ないと思うんですよね。そういう面があったですね。防衛とか自衛隊についてはね、直立不動で面していたと思いますね」
また、それに続いた井上和彦さんのこの言葉も。
「ある所で、『自分の税金で、自衛官の給料上げてやってくれや』って、聞いた時に、びっくりしました。その時もやっぱり真顔で言っておられたんで、決してジョークで言われたんじゃないって聞いて、ものすごく感動したのを覚えてますね」
「たかじんのそこまで言って委員会」の放送は今後も続きますが、心配なのは、よみうりテレビがそのうち「東京でも放送します」と言い出したりしないか?ということです。
今まではたかじんさんがそれを止めてくれていましたが、亡くなった今、果たしてどうなってしまうのか?
もちろん東京で放送すれば、視聴率が稼げるのは間違いありません。
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そうなれば、たかじんさんも生前言われていたように「この番組が持っている基本的なコンセンサスがくずれてしまう」、すなわち番組として魅力のないものになってしまうのは必至です。
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東京で録ってる番組、(今日の出演者)皆さん、いますけども、同じような目にもう遭ってるわけですので。
だから東京で稼ぐとか、売り上げると当然大きいんですが、それを犠牲にした上で、最初からいるファン、関西のファン、東京以外のファンを大切にしてたっていうことは、ほんとに立派だと思いますよね」
また、デーブさんは他にこのような興味深いことも言われていました。
「(東京のメディアが)情けないのは、我々も、東京からも来たりする人多いんですけども、ほんとにたかじんさんの良さ、分かってる。まして視聴者も分かってる。東京のメディアの人たちの勉強不足、恐ろしい。知らない。知ろうとしない。研究もしない」
ただ、このあと宮根誠司さんから「それ東京のテレビ局で言わないじゃない!」と突っ込まれて、デーブさんは(ノ∀`)すみません〜ってなってましたが……。
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