「アンカー」ぶれた小沢さん&メタンプルーム3D動画初公開
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■6/27放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
“ニュースDEズバリ”、記念すべき300回目です!(^o^)
テレビ欄はこうなってましたが、前半は小沢一郎さんを中心とした政局の解説、後半はメタンハイドレートでした。
最新鋭の技術と機材を用いて立体化したメタンハイドレートの貴重な画像を公開!
間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
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※反対57人“分裂”民主 小沢元代表“離党”“新党結成”向け調整
のストレートニュースのあと
山本浩之
「うーん、この分裂含みの民主党の行方についてはこのあと青山さんに、たっぷりと解説をしていただくんですが、昨日の野田総理の会見ですが、造反した議員に対して、ルールに則って、厳正に対応したいと、語気を強めて、まあ間も取って、あの言い方ってのはものすごく印象に残ったんですが」
青山繁晴
「そうですね。あの、政治家にも印象に残ったようですよ。それから、当然、有権者・国民の印象にも残ってると思うんですが。あれ厳正に処分なかなかできないから、ああいう言い方になったと思ってます。えー、というのは、ひとつは、総理は処分すると言ってて、幹事長は、輿石さんは処分しないと言ってるんですからね。だから、その、総理と幹事長に任されたことになってんで、その二人が全くそれこそ分裂してしまってるってことが一点と、それから二つ、野田総理がおっしゃってるように、厳しい処分をやると、もう誰を利するかというと、これ小沢さん利するんですよね」
山本浩之
「うーん、そうですね」
青山繁晴
「除籍して、除名して、その、出ていけって言えば言うほど、小沢新党ふくらむことに当然なるわけですから。で、自分の迷いも実はあるわけですよ、そこにね、ご自分の。だからこう、あの、弱味があるからこう一生懸命ってのを強調して言ってる。さらにもう一個重要な問題が実はあるのは、さっき野田総理は、党内のルールに則ってって趣旨のことをおっしゃいましたが、党内のルール、ないんですよ、これ。ええ。その、それどころか、党議拘束も本当は成立してないって見方があるんですよ。で、自民党はいちおう総務会ってのがあって、ここで決めたらこれが党議だってことしっかり、いやいやいや、はっきりしてたわけですけれどね、民主党は総務会ないんで、その、今回のがその党議って言えるかどうか、拘束されるもんかどうか、実は法的には異論があってですね。これあの、今までの例はないけれども、国会議員が、あの、仮に、これに対して裁判起こしたとしますね。例えば除名されて処分されて。で、その時に、じゃあどんなルールがあるんですかと言われた時に、裁判所で、出せないんですよ」
山本浩之
「ルールそのものがない」
青山繁晴
「ルールそのものがないんですよ。だからもう政党の体をもともと成してないとも言えるんですね。ただその一方でね、自民党の谷垣総裁が、その、ちゃんと処分しろと、その処分やるのが参議院審議での協力の条件だという意味のことおっしゃってるんですが、これ僕おかしいと思いますね。これはあの、例えば、野田総理もおかしいと言ってるけども、小沢グループの方、さっき(ストレートニュースで)映った山岡(賢次)さんなんかが、あの、人の党のことに、あの、口出すのおかしいと言ってますが、これは公平に言って、その小沢グループの言ってること、あるいは野田総理の言ってることの方が正しいと思いますね。これあの、三党合意はしましたけれども、だからって、他の党のいわば内政に口出していいってことにはならないし、それから国会議員ていうのは、もちろん、政党に属してんなら、ちゃんと政党の意思に本来は従わなきゃいけないけど、それを超えて、例えば小選挙区だったら唯一の国民の代表者なんですから最終的には自分の考えで、行動するんであって、よその党の処分のことに、あの、介入するってのは間違ってると思いますね」
山本浩之
「分かりました。さて、えー、それではこのあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーでこの問題詳しく取り上げていただきますが、今回、このコーナーは、今日で300回を迎えました」
青山繁晴
「はい。…、え…、くす玉、は…(上を見て)」
山本浩之
「いや、ないです、それないです(笑)」
青山繁晴
「ないですね、あの、報道番組なんで(笑)」
山本浩之
「すいません(笑)」
青山繁晴
「いやいやいや、あの、300回っていうのは、ま、年数にすると6〜7年てことになるかと思うんですけれどね。あの、正直始めた時はそんなに続くとは夢にも思わなかった。というのはこれ水曜日の生放送をやるために、特に、前日の火曜日は、もう、苦しみそのものですからね。あの、だから続くと思わなかったんですけれども。まあ僕はいちおうその、300回節目で、場合によっては300回ぐらいでやめようかなと思ってたんですけれど、今朝たまたま、あの、今朝じゃないか、今日たまたまですね、その、加藤茶さんがテレビに…」
山本浩之
「加藤茶さん、はい」
青山繁晴
「ええ、加藤茶、ドリフターズの。あの、一瞬だけ、出ておられるの一瞬だけテレビで観たんですが、その時に、いや、ドリフターズ16年続いて、あ、ドリフターズじゃなくてドリフターズの、あの、『8時だよ!全員集合』が16年続いてね、それ土曜日の生放送で、それが一番楽で、金曜ぐらいが一番苦しくて、その、苦しいからこそ続いていったとお話をされててですね、あんな人気番組と、自分を、いやいや、自分じゃなくてこの番組、コーナー比べるのはもちろん僭越ですけれどね、ああなるほど、あの、生放送への苦しみってのはそういうもんだなと。ずっと、まあ16年はおこがましいけれども、6〜7年ぐらいで、あの、いい時期だと思うのは、それこそ偉そうで、いけないなと」
山本浩之
「なるほど、思い直していただいたわけですね、じゃあ(笑)」
青山繁晴
「ええ、そうです(笑)、はい、簡単に言うとそう…」
山本浩之
「簡単に言うとそういう…(笑)。じゃあ分かりました、じゃあこれからも宜しくお願いします」
青山繁晴
「はい、こちらこそ」
山本浩之
「さ、そこで、今日ですけれどもね」
青山繁晴
「はい」
山本浩之
「はい。やっぱりこの問題ですよね」
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※【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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■6/27放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
日本海の海底新資源初公開映像を青山解説
“ニュースDEズバリ”、記念すべき300回目です!(^o^)
テレビ欄はこうなってましたが、前半は小沢一郎さんを中心とした政局の解説、後半はメタンハイドレートでした。
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※反対57人“分裂”民主 小沢元代表“離党”“新党結成”向け調整
のストレートニュースのあと
山本浩之
「うーん、この分裂含みの民主党の行方についてはこのあと青山さんに、たっぷりと解説をしていただくんですが、昨日の野田総理の会見ですが、造反した議員に対して、ルールに則って、厳正に対応したいと、語気を強めて、まあ間も取って、あの言い方ってのはものすごく印象に残ったんですが」
青山繁晴
「そうですね。あの、政治家にも印象に残ったようですよ。それから、当然、有権者・国民の印象にも残ってると思うんですが。あれ厳正に処分なかなかできないから、ああいう言い方になったと思ってます。えー、というのは、ひとつは、総理は処分すると言ってて、幹事長は、輿石さんは処分しないと言ってるんですからね。だから、その、総理と幹事長に任されたことになってんで、その二人が全くそれこそ分裂してしまってるってことが一点と、それから二つ、野田総理がおっしゃってるように、厳しい処分をやると、もう誰を利するかというと、これ小沢さん利するんですよね」
山本浩之
「うーん、そうですね」
青山繁晴
「除籍して、除名して、その、出ていけって言えば言うほど、小沢新党ふくらむことに当然なるわけですから。で、自分の迷いも実はあるわけですよ、そこにね、ご自分の。だからこう、あの、弱味があるからこう一生懸命ってのを強調して言ってる。さらにもう一個重要な問題が実はあるのは、さっき野田総理は、党内のルールに則ってって趣旨のことをおっしゃいましたが、党内のルール、ないんですよ、これ。ええ。その、それどころか、党議拘束も本当は成立してないって見方があるんですよ。で、自民党はいちおう総務会ってのがあって、ここで決めたらこれが党議だってことしっかり、いやいやいや、はっきりしてたわけですけれどね、民主党は総務会ないんで、その、今回のがその党議って言えるかどうか、拘束されるもんかどうか、実は法的には異論があってですね。これあの、今までの例はないけれども、国会議員が、あの、仮に、これに対して裁判起こしたとしますね。例えば除名されて処分されて。で、その時に、じゃあどんなルールがあるんですかと言われた時に、裁判所で、出せないんですよ」
山本浩之
「ルールそのものがない」
青山繁晴
「ルールそのものがないんですよ。だからもう政党の体をもともと成してないとも言えるんですね。ただその一方でね、自民党の谷垣総裁が、その、ちゃんと処分しろと、その処分やるのが参議院審議での協力の条件だという意味のことおっしゃってるんですが、これ僕おかしいと思いますね。これはあの、例えば、野田総理もおかしいと言ってるけども、小沢グループの方、さっき(ストレートニュースで)映った山岡(賢次)さんなんかが、あの、人の党のことに、あの、口出すのおかしいと言ってますが、これは公平に言って、その小沢グループの言ってること、あるいは野田総理の言ってることの方が正しいと思いますね。これあの、三党合意はしましたけれども、だからって、他の党のいわば内政に口出していいってことにはならないし、それから国会議員ていうのは、もちろん、政党に属してんなら、ちゃんと政党の意思に本来は従わなきゃいけないけど、それを超えて、例えば小選挙区だったら唯一の国民の代表者なんですから最終的には自分の考えで、行動するんであって、よその党の処分のことに、あの、介入するってのは間違ってると思いますね」
山本浩之
「分かりました。さて、えー、それではこのあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーでこの問題詳しく取り上げていただきますが、今回、このコーナーは、今日で300回を迎えました」
青山繁晴
「はい。…、え…、くす玉、は…(上を見て)」
山本浩之
「いや、ないです、それないです(笑)」
青山繁晴
「ないですね、あの、報道番組なんで(笑)」
山本浩之
「すいません(笑)」
青山繁晴
「いやいやいや、あの、300回っていうのは、ま、年数にすると6〜7年てことになるかと思うんですけれどね。あの、正直始めた時はそんなに続くとは夢にも思わなかった。というのはこれ水曜日の生放送をやるために、特に、前日の火曜日は、もう、苦しみそのものですからね。あの、だから続くと思わなかったんですけれども。まあ僕はいちおうその、300回節目で、場合によっては300回ぐらいでやめようかなと思ってたんですけれど、今朝たまたま、あの、今朝じゃないか、今日たまたまですね、その、加藤茶さんがテレビに…」
山本浩之
「加藤茶さん、はい」
青山繁晴
「ええ、加藤茶、ドリフターズの。あの、一瞬だけ、出ておられるの一瞬だけテレビで観たんですが、その時に、いや、ドリフターズ16年続いて、あ、ドリフターズじゃなくてドリフターズの、あの、『8時だよ!全員集合』が16年続いてね、それ土曜日の生放送で、それが一番楽で、金曜ぐらいが一番苦しくて、その、苦しいからこそ続いていったとお話をされててですね、あんな人気番組と、自分を、いやいや、自分じゃなくてこの番組、コーナー比べるのはもちろん僭越ですけれどね、ああなるほど、あの、生放送への苦しみってのはそういうもんだなと。ずっと、まあ16年はおこがましいけれども、6〜7年ぐらいで、あの、いい時期だと思うのは、それこそ偉そうで、いけないなと」
山本浩之
「なるほど、思い直していただいたわけですね、じゃあ(笑)」
青山繁晴
「ええ、そうです(笑)、はい、簡単に言うとそう…」
山本浩之
「簡単に言うとそういう…(笑)。じゃあ分かりました、じゃあこれからも宜しくお願いします」
青山繁晴
「はい、こちらこそ」
山本浩之
「さ、そこで、今日ですけれどもね」
青山繁晴
「はい」
山本浩之
「はい。やっぱりこの問題ですよね」
青山繁晴
「そうです。あの、実は政局の話ってなかなか希望を見つけることが難しくて、あの、正直だんだんやりたくないなって気持ちも、高まってくるんですけれど、でもまさか、今の政局を座視するわけにいかない、無視するわけにいかないので、そのお話やりたいと思うんですが。これあの、やっぱり国民の方は、じゃあその、結局、小沢新党ってのはすぐできると思ったらそうでもないみたいだし、一体どうなんのか結局。で、小沢さんって結局今後も政局をいわばかき回していくのか、ということですね。まあ、小沢新党めぐる問題と、それからやっぱり国民の意見といい加減聞け、解散総選挙は一体どうなったんだってこの2点、あの、ご関心だと思います。だからその2つに今日は絞って、お話ししたいと思うんですが、皆さん今日は政局だけの話じゃなくて、最後に、えー、本物の希望を画像で見せるというのが、実はあります。これは政局のことじゃないんです。はい。で、まずは、政局のことからやっていきますが、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
山本浩之
「『あ、ぶれた』」
青山繁晴
「はい」
山本浩之
「ってことですね」
青山繁晴
「はい。そうです。はい、これが一体何なのかを、このあと具体的に一緒に見てまいりましょう」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、消費税増税法案をめぐって昨日、衆議院採決で多数の造反議員を出した民主党なんですけれども、さあさっそく、今後の政局がどうなるのか、解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。まあ昨日の国会が歴史に残る国会だったことはもう間違いないと思いますね。えー、大与党の中からあれだけ、えー、多くの人が、しかも総理が、政治生命懸けるとまで言った重要法案に反対するっていうのは、まあ憲政史上に残ることですが、その一日、一緒にちょっと振り返ってみましょう。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「きのう消費税増税法案が衆議院で採決されましたが、民主党議員で反対票を投じた人は57人、そのうち、小沢グループが43人という結果でした」
青山繁晴
「はい。これ実は、特にこの小沢グループからは43人が反対票っていうのは、その事前の予想、あの、僕も含めて、それから各メディアが実際に予想してた数と、もうほとんど同じです。はい。で、その上で、この、まあ、小沢さんから見たら、不満もあるだろうけども、予想通り出たことは出たっていうので、あの、非常に、いわば派手な動き、されましたよね。まあもう一回申しますが、憲政史上に残るような、その、反対案を自ら投じ、それから、えー、40数人もの人を引き連れて、えー、反対をやらせ、そしてさらに、その、記者会見、苦手な記者会見もやると、いうことで、非常に派手な動きされたんだけれども、しかし、ところが、足元では、どう見られてるかというと、それがこれなんです。出して下さい」
村西利恵
「民主党幹部によると、『小沢さんは、肝心要のときに、ぶれた』」
青山繁晴
「うーん、これあの、民主党幹部っていうふうに、ま、これ、あの、一人の絵になってますけどね、実際僕は、小沢グループの方にも聞きました。それから、総理に、野田総理に非常に近い、まあいわゆる側近ですけど、そうじゃなくて、公としても側近を務めてる人たちにも聞いたんですが、その、ぶれたと。あ、ぶれたなぁ、というね、あの、一番最初に電話した人はそう言ったんですよ。それであのキーワードにしたんですよ」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「あ、ぶれたなぁと。その、どうしてかというとですね、昨日の小沢さんの発言っていうのは実はこうです。はい、出して下さい」
村西利恵
「まず、採決直後の小沢グループの会合では、『本来の民主党に戻すことを追求していきたい』と話しました」
青山繁晴
「はい。これあの、うわーってあの衆議院本会議のね、あの興奮の直後に、その、小沢グループのこの全く中枢の人々を含めた、その会合ですね。そこでその、ドーッと行くぞ新党と言うのかと思ったら、いや、民主党にとどまって、本来の民主党に戻すことをやりたいって言ったので、あの、椅子から転がり落ちたと、いうふうに言った人もいました」
村西利恵
「あれ?と…ねぇ…(一同同意)」
青山繁晴
「あれー?と、肩すかしを食らったと思った人もいたわけですよ。で、それがもう国会の中をうわーっと駆けめぐって、小沢が新党あきらめたぞって話が伝わってですね、あの、外にいた僕も、え、まさかと思ったんですよ。で、そういう、ま、いわばドタバタを経て、小沢さん実は軌道修正なさいました。はい、それがこれです」
村西利恵
「その後の会見では、『総選挙もかなり近いということが予想されるので、近いうちに決断しなければならない』」
青山繁晴
「うーん。これあの、軌道修正っていうのは、民主党に言い続けて、民主党の中から変えていくんだってことは言わなくなったと。で、えー、近いうちに決断しなければいけないってのは、民主党の中にとどまることの決断じゃないだろうから、まさか。だからきっと新党だろうと、言ってるだけで、新党とは結局一言もおっしゃらなかったわけですね(一同同意)。で、あの、これについてですね、例えば今朝の新聞もうこの記事であふれてますが、その中に、その、これを受けて、この発言を受けて、小沢さんが新党あきらめたっていう誤報が流れたと、書いてあった朝刊もあるんですけど、違います。それは誤報じゃなくて、本当は、ぶれたんです、あくまで(一同同意)。あの、色んな人にその意見を聞いただけじゃなくて、その、僕も、その、利害関係のない立場で見ても明らかにこれはぶれてますね。で、ぶれるには、実は重大な理由がいくつかあるんですが、そのうちの2つ、特に大きいもの2つ見てみましょう。はい、まず出して下さい」
村西利恵
「小沢さんがぶれたその理由は、新党結成の人数が足りない」
青山繁晴
「うん。あの、さっき言いました通り、その、小沢グループから43人が、その、反対票投じたっていうところまでは、いわば計算のうちだったんだけれども、しかしその中で、その、反対票は投じた、ね、だからと言って新党に行くわけじゃないっていう人が、まだその、僕らもはっきりは人数つかめないけれども、あるいは小沢さん自身も、小沢グループの幹部も全部つかめてないところがあって、簡単に言うと、反対した人イコール新党じゃない、かなり数がまだ固めきれてないんですよ。で、一体どれぐらい絶対ほしいと小沢さん思ってるかというと、その、一番最低の目標で42人なんですよ。というのは、新党きづなっていうのがもう先に作られたの、ご存知の方、多いと思いますが、これ要するに小沢さんの別働隊で、すでに新党きづなから一緒にやりたいっていう、その、声も出てますから、その、合わせて51人にしたいんですね。なぜかというと、51人だと単独で内閣不信任案が出せる。その、小沢新党の最初の目標は、その、自民党や公明党と対決することにより先に、今の、その、民主党本体、あるいは野田総理と対決しなきゃいけないから、自分で内閣不信任案を出したいんです。内閣不信任案出すと、その、自民党にも揺さぶりかけられるでしょ。だからこれが小沢さんの考えた、長年の政治経験に基づく出発点、ところがこれに届いてないんですよ。今現在はですね」
山本浩之
「昨日ね、たまたまですけど、すみません途中で」
青山繁晴
「はい、どうぞ」
山本浩之
「4時15分から小沢グループの会合が、ま、ありましたよね。あの部屋に入っていたのは全体でまあ60人ぐらいで、そのうちの衆議院議員は41人という情報がありましたから、その中には、必ずしも離党をするとは言ってない人も含まれてますから、当然それ足りなくなってしまいますね」
青山繁晴
「その通りです。で、肝心なのは、その、紙に署名させることなんですよ。離党届に(一同同意)。で、それをやっぱり嫌がってるっていうか、ためらってる人は、それたくさん、たくさんっていうかかなりいるんで、だから小沢さんとしては、一瞬弱気になったっていうのが、その本当のところですね。で、もう一つ、実は、さらに重大な理由があって、それはこれです」
村西利恵
「資金の不安がある」
青山繁晴
「はい。要するに、その新党というのは、まあ平たく言えば、例えば、本部も作らなきゃいけない。えー、永田町で借りるっていうのは大変ですよね。それから、その、新党というからには、まあ、今、国会議員やってる人でも、選挙に弱い人大変多いから、その、たくさんお金手当てしなきゃいけない。ところがそれを見透かすようにですね、鳩山さんが、もう私は、その、今回法案には反対したけれども、反対票入れたけれども、離党はしないと言っちゃってるんで、鳩山マネーが期待できないんですよ」
一同
「鳩山マネー(笑&ざわ)」
岡安譲
「鳩山さん頼みなんですね、やっぱり」
青山繁晴
「民主党ってほんとは鳩山マネーでできたんですよ。はい。それがあの、もう期待できない上に、実は小沢さんは今までのお金の作り方について、えー、事件にもなってしまったし、検察は証拠が足りなくて起訴できなかったけど、国民の手で起訴されてしまって、そして無罪は勝ち取ったけれども、ご存知の通り控訴されて、今、刑事被告人ですから。その、その中で今までのようなお金の作り方できないんですよ。従って、その、資金が足りない。で、それを小沢さんにとっては、あの、人には言えない、非常に深い本当は悩みであって、だから、あの、ぶれるんですが。これあの、昨日のその小沢さんの姿を見てて、その、僕は小沢さんの衰えというものを、大変強く感じたんです。あの、僕は最初に、その、小沢一郎さんを担当、したのは、って担当したのは一回だけですけれども、竹下内閣で官房副長官務めた時の小沢さんでした。で、その前に、その前の内閣で自治大臣やってたのに、自ら官房副長官に降りていって、つまり格下に自ら降りて、竹下内閣を支えて、その、本当はアメリカとも裏で手を結んで、政権動かしたんですよ。つまり坂を登り始めた時の小沢一郎さんを僕は間近で担当したんですが、今は坂を降りてるんじゃなくて、もう坂の下まで降りてしまったなと、思ったんです。その衰えを実は一番感じたのは、これです」
村西利恵
「小沢さんの誤算。それは、解散の『密約』があると読み間違えた」
青山繁晴
「はい。これあの、実はですね、その、小沢さんが、その、周りにこういうふうに言ってるんですけどね。その言葉あとで見ますけれども。これ、密約っていうのはありません。その、野田さんと谷垣さんが、その、時々ケンカしたりしながら、特に電話をたくさん使ってですね、えー、ずいぶん深いやり取りしてるのは事実なんですよ。しかし野田さんはあくまでも、いつ頃解散しますとか、あなたの要望に応えて話し合い解散しますってことは、言質取らせてません(一同同意)。それ取ったら終わり、それ言ったら終わりだってことは、野田さん分かってるんですよ。だから密約っていうのはありません。で、こういう大事なところで読み間違えるっていうのは、あの、何でなのか。実は読み間違いもう一個ありますね。三党合意もできないと思ってたんです、小沢さんは。はい。三党合意できないと思ってたから、実は動きが最初鈍かったから、数が十分集まってないっていう面もあるんですね。で、これはつまり何を物語るかというと、これです」
村西利恵
「情報収集力がなくなった」
山本浩之
「えー……」
青山繁晴
「小沢さん最近言われないけど、剛腕って言われてたでしょ?(一同同意)で、ひとつには、その、実は小沢さんすごくシャイで、性格に弱いところもあるから、それを隠すためにも強く出るとね。だから自分を大きく見せるってとこもあったけど、しかし実力はほんとにあったんですよ。その実力の中に例えば決断力もある。それからお金の力もある。それからかつては田中派、竹下派でしたから、数の力もある。しかし、それを全部を合わせても、もっと大事なことぐらいと言えるのが、情報収集力が非常にあったんですよ。そのためにお金も使ったんですよ。つまり、自分の敵方にもお金を使っていって、実は、まあ、あの、政界ですからスパイっていうのは正しくないと思うけど、向こう側の情報もどんどん入るっていう、その、収集力を持ってたんですよ。それが、新党作っては壊し、作っては壊しする間に、どんどんどんどん剥がれていって、今や、もう周りに誰もいないんですよ(一同ざわ)。周りにいるのは、チルドレンやガールズで、情報収集力なんか全くない。今テレビにお出になってる小沢グループの幹部で、山岡賢次さんっていうね、拉致問題担当大臣としてひどかった人いらっしゃいますが、山岡賢次さんも相手側に入って、相手側の懐に入って情報取るような力は全然ないから、だから読み間違えばっかり起きるんですよね。で、これが今、その小沢さんにとっては深刻な問題なんですが、その上で、密約があると勘違いしてるから、その、自分の、はっきりあえて言いますと子分になってる議員たちに何て言ったかというと、こうおっしゃってんですよ。出して下さい」
村西利恵
「小沢さんは周辺の民主党議員への説得で、『野田と谷垣は握ってる。早ければ8月解散・9月総選挙、遅くとも1月解散・2月総選挙』と話していると」
青山繁晴
「これあの、えーっと、かなりの人に僕は確認したんですから、その、言葉遣いもそのままだと思います。つまり呼び捨てです。ね。野田と谷垣は握ってるぞと」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「握ってるっていうのは要するに、あの、密約してるぞって意味ですね」
村西利恵
「ってことですね」
青山繁晴
「で、その上で、その密約を俺は知ってるからもう解散時期は分かってんだと、あの、いうふうにおっしゃって、早ければ、8月解散・9月総選挙、遅くとも、来年の1月には解散して、2月には総選挙になるんだよと言ってるんですよね。で、ところがですね、まずこの、後半についていうと、これ聞いた人みんな、はあ?って感じなんですよ。で、これ、根拠は何ですかと。小沢さんってやっぱり怖いのか、なかなか小沢さんにその、反問できなかったみたいですけど、皆さんが。しかしこれは、あの、根拠は一体何だろうってみんなよく分かんなかったわけですよ。で、実は分かんないままなんですが、あの、僕なりに、その、人に話を聞いた上で推測するのは、これ昔、政界でよく言われたやつなんですよ、昔ね。というのは、あー、要するに、もう解散しなきゃいけないぐらい煮詰まってると、政治が、あるいは国民の気持ちが。だもんで、時期を考える時に、まあ年末年始できないから、1月に毎年、通常国会、召集する、招集しても、もう煮詰まりすぎててその国会で何話していいか分かんないから、もうやることないから、もうとりあえず通常国会の冒頭で解散して、その2月に選挙をやって、新しい体制で何やるか考えるってのは、かつてのかなり古い時代の政界の常識だったんです。それ言ってるだけだと思われます」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「従って、要するに新しい情報は入ってないんです」
岡安譲
「根拠がないんですね」
青山繁晴
「じゃあこっちの方はどうかというとですね。こっちの方は、実は8月解散・9月総選挙ってのは、あり得るんですが、本当は一番早いとどうなるかというと、これです」
村西利恵
「早ければ、7月末解散」
青山繁晴
「はい。今、実際に、昨日、いわば採決をして、衆議院を消費増税法案が通過して、今日現在で何が起きてるかというとですね、当然これから参議院で審議するんですね。ところがその参議院の審議を、もう早く切り上げようっていう動きが、加速してるんですよ。といいますのは、あの、参議院の審議って今月中はおそらくもう始まらない。始まって、来月7月の上旬から始まるんですが、その7月の末までにもう審議終えちゃうと。皆さんご存知の通り、国会は9月8日まで延長したんですよ。それが、あの、全然8月9月、9月はまあ8日だけですけどね、使わずに、7月中に終えてしまうと。それ何でかというと、参議院はもともと、実は衆議院の審議時間の、7掛けか8掛けかやればまあいいっていう慣習がずっと続いてきて、参議院はかなり最近、その、力は持ってるけれども、しかしやっぱりそれは残ってるんですよ。残ってる上にですね、要するに三党合意ってのは、その、いわば自公の力で作られて、その、自民・公明っていうのは、その、いつまでもずるずる引き延ばしたくない。特に谷垣総裁は、引き延ばしたくない。なぜかというと、9月なんかになってしまったら、もう9月には自民党総裁選挙があるから」
一同
「そうですね」
青山繁晴
「もう早く、その参議院の審議終えて、その、解散できる状態にしたいと思ってるわけですよ。で、その上に、参議院で色々審議するって言ってるけども、やることないんですよ、本当は。というのは、消費増税だけやって、社会保障は棚上げだ、国民会議でやるって決めてしまってるのに、ああだこうだ言ってもですね、その根幹が変わらない限りは、実質的な審議っていうのはあんまり期待できないわけですよ。皆さん例えば山本一太っていう、自民党の元気な参議院議員いらっしゃいますが、その、ずっと参議院では徹底審議やるぞってずーっとテレビでも国会でもおっしゃってますが、それは山本さんは、山本一太さんは、実は、その、自民党の上の方で、もうさっさと審議切り上げようとするのを、知ってるから、その危機感で実は言ってるわけですよね」
一同
「なるほど…」
青山繁晴
「で、従って、ま、一番早いと7月末で解散になってしまって、早いと8月中に総選挙かもしれない。小沢さんとの差は、ずいぶん小さいじゃないかと思われたと思いますが、その根っこが、根っこの違いが大きいんですよ。こちらは密約があるから、まあ、あの、穏当なところでこうだろうと。しかしこれはそうじゃなくて、自民党の側の動きはこうなってる。つまり、民主党なるものが自民党に、いかにこう侵食されてるのか、自民党の手の平で踊るような大与党になってるのかってことを、小沢さんは、はっきり分からないでいるわけですよね。で、従って、実は小沢新党ができても、日本の政治の突破口になることは、僕はないと思います。こういう話をすると、何かないない尽くしの話で、もう何でもいいから突破口ほしいと思ってる人が多いでしょうから、なかなか、希望の話はしにくい、さっき言いました通り…」
山本浩之
「政局の話で言いますと、これ今、あの、速報で入ってきたんですが、明日(6月28日)の午後、小沢さんと輿石さんが、会談する方向で調整に入ったと、いうことです」
青山繁晴
「はい。あの、これは実は、その、輿石さんと小沢さんはかなり裏で色んな話し合いをしててですね。で、輿石さんはとにかく党を割らない、というのが、もう全てなんです(一同同意)。というのは党が割れたら幹事長の責任になるから。それは、さっきその、言いました小沢さんの迷い、ぶれっていう中に、実は輿石さんの行動も入ってるわけですよ。輿石さんを当て込んでたのに、輿石さん結局要するに裏切ろうとしてると。だからそれをどうにかしたいっていうことで、会談するんだと思いますね。で、その上で話戻しますが、その、なかなか日本の政治には突破口見つからない。しかし、いわば、日本が資源がない国だと、政治全体思い込んでるけど、それが本当は資源があるんだと、資源大国になるんだという、その、全く今まで考えられなかった要因が、政治を動かし、それが経済も動かし、その、こういう行き詰まった感じを突破していくこと、あり得ると思ってます。従って、先ほどお約束しました、今日は、それを、このあと、コマーシャルのあと見ていただくんですが、えー、ちょっと、出ますか、はい」
村西利恵
「日本の希望、とあります」
青山繁晴
「はい。これは一体何だろうということを、このあと、画像とともにお話ししたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『あ、みえた』(一同笑)。このあとは、日本初公開のこの映像が示す日本の希望について、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、日本の希望について、この2つめのキーワードは、『あ、みえた』でした。えー、お願いします(一同笑)」
青山繁晴
「はい。あの、皆さん、実は、あの、この、前触れの画像出ただけでスタジオの中の空気がすごい和んでですね。あの、政局の話してる時はみんなやっぱりちょっと辛い顔だったのが、もうすでに、始まる前に和んだんですが、これ、私たちの日本海の実際の海底の姿なんですよ。で、これは何かシミュレーションしたらこうなったんじゃなくて、これ実際に、出てる物が、これ画像で示されてるんですが(一同ざわ)。これあの、どこで撮ってきた画像かっていうのは、はい、ちょっと出していただけますか」
青山繁晴
「はい。で、あの、もうこの『アンカー』でも最近特に2回しっかりと、あの、放送できましたけれど、私たちは、メタンハイドレート、この、メタンっていうのは、メタンハイドレート、言葉難しそうだけど難しくないんですよ?このメタンっていうのは天然ガスの主な成分ですから、要は天然ガスの一種です。それが海の底で、巨大な水圧を受けて、えー、そして、冷たいから、凍ってます。今、画面出てるのはその実物なんですが、こうやってメタンハイドレートの実物は真っ白な、純度の高い、物で、そこに火を近づけただけで、あの、白いシャーベット、つまり氷が、実際に燃えるんです。だから、燃える氷と呼ばれてるのがメタンハイドレート。先ほどの画像そうですね。そして、特に、この白い塊であるのは、日本海側の特徴なんですね。で、ところが、政府、日本政府もメタンハイドレート、もう10年以上、500億以上使って、やってるんですが、その、こういう白い塊であるんじゃなくて、海底からさらに深くに掘っていって、300mも700mも掘っていって、その下で、泥と一緒になってるメタンハイドレートばかりを探してきたんで、なかなか実用化できてない。まずはこの、実用化しやすい、白い塊のメタンハイドレートを実際に実用化してみて、火力発電所も使ってみて、地球温暖化に悪影響とても小さいと予測されてますが、本当に小さいってことを、小さいかどうかは確認した、あー、確認していけばですね、太平洋側にも大きな刺激になって、物事が進んでいく、そのはずなんですが、なかなかそれやってくれないんで、私たちはもうちょっと柔軟な姿勢に変わろうと決心をして、この6月から始めたのが、皆さんご存知の、最初は、自治体と連携すると。なぜ兵庫県が最初かというと、日本海側と太平洋側と両方あるから(両方に面してるから)です。大平洋側が駄目だって言ってるんじゃないんです。あくまで両方やるのが目的ですから、その兵庫県と連携を始めて、兵庫県の漁業調査船でこの海を調査しました。そして有望な海域と、実際の、メタンハイドレートの証拠を見つけました」
青山繁晴
「で、さらに、そのあと引き続いて、この佐渡島の南西沖って、要するに佐渡島の南で、私たちが自前で船を借りて調査いたしました。どうして無理をしてでも、正直めちゃくちゃ無理をしましたけれども、スッカラカンになりましたが、何でこれやったかというと、今からお見せする画像がまさしくそれなんですが、全部の情報を私たちの決心次第で国民にお見せすることができる。誰も圧力をかけることはできない。それが目的だったんですが、今までも画像お見せしましたが、それを、最新鋭の技術と機材を用いて、立体化したんです。えー、海の中の姿がそのまま見えます。それを今から見ていただきます。はい。もう出していただけますか。はい(動画が流れる)」
青山繁晴
「今、これ動いてますけども、もう一度申しますが、これは実際の海の中の姿です。えー、そして、これは海の中の丘と言いまして、このように高くなってんですね。で、そこにこんな巨大な柱が立ち上がってるんです。で、この柱どれぐらいの高さかというと、だいたい平均で、ちょうどたまたまスカイツリーと同じぐらい、650mぐらいあります。で、これ、この実物は700m超えてるやつです。で、あの、根元見ていただくと、その、根元ちょっと黒っぽい所があって、そこで一瞬、姿がなくて、その上に柱が立ってます」
山本浩之
「ええ、ええ、消えてるようです、はい…」
青山繁晴
「ということは、この海の丘の、所に、浅い部分や、海底の表面にもうメタンハイドレートがたくさん作られてきて、それはメタンガスで出てきますから」
一同
「ああー」
青山繁晴
「その、一瞬このへんガスなわけですよね。あの、ガスなわけですが、それはその、冷たい温度と、その圧力によって、これ、一瞬にして、メタンハイドレートになってるわけです」
山本浩之
「固まっていくわけですか」
青山繁晴
「僕たちもつい泡と言ったりするんですが、本当は泡じゃなくて、ちっちゃい、その、氷の粒なんですよ」
一同
「へえー」
青山繁晴
「さっき火近づけたら燃えましたね。あの粒が、たくさん寄り集まって、こうやって、その、上に上がっていってるわけですね。で、これは、実は全く日本で初めての画像です。これから学会でも報告しますけれども。えー、『アンカー』の視聴者の方に、これ初めて見ていただきました。何かご質問があったら」
山本浩之
「あの、全部そうやって、棒状になってんですか」
青山繁晴
「えっとね、これ実はタイプによって、つまり、あの、潮流とか温度とかに左右されるから、もっとピラミッド型になってたりですね、あの、実は兵庫県の沖のやつはピラミッド型です。だから色んなタイプあるんです。で、だけども、一番多いのはやっぱりこういう、非常に高い、その、いわば尖った状態で出てくるわけですね。だから、どうやったら採れるかというと、もうこっから降ろしていけばですね、この下にはもうたくさんのメタンハイドレートがあるから、この柱が立ち上がってるんです。メタンハイドレートがあるとこ必ず柱が出るわけじゃありませんよ?色んな条件ありますが、逆に言うと、柱のある下には必ずメタンハイドレートがあるから、前も言いましたが、ここ掘れワンワンの世界なんです。えー、こういうことをまともにやっていけば、もう一回言いますが、政治も経済も社会も、突破口が見つかっていくと思います。その上でですね、こんなにいい物がありながら、なぜ日本政府は自民党政権時代も民主党政権になっても妨害しようとするのか。そのわけについては今までも話しましたが、改めて今後の『アンカー』でしっかりと、もっと皆さんに深く分かっていただくように、やっていこうと、決心してます。300回を超えてやっていこうと」
山本浩之
「ありがとうございました。はい。えー、300回目の、“ニュースDEズバリ”でした」
(いったんCM。他のニュース報道のあと、番組最後に)
山本浩之
「えー、“ニュースDEズバリ”のコーナー、300回ということで…、長くやりましたけど、今日はほんとに希望のある話でしたね」
青山繁晴
「うん、はい、あの、映った画像のあたり、あの海の中の丘、出てるこれだけでですね、実は、私たちの推測ですけれども、日本の1年分の天然ガス全部まかなえると考えてます」
村西利恵
「えっ、この5本の柱でですか」
青山繁晴
「はい。はい」
山本浩之
「えっ、あれだけで!?」
青山繁晴
「あの下にもっといっぱいあるから、耐えきれずにあの柱が出て来てるんで。あそこの部分だけで1年分、おそらくあります。ほんとはもっとあると思いますね」
山本浩之
「ありがとうございました」(番組終了)
____________________________内容紹介ここまで
「早ければ7月解散」、本当にそうなってほしいもんですわ。
でも自民党は谷垣さんで勝てるでしょうか?うーん……(゜ペ)
後半の「日本海の海底新資源初公開映像(メタンプルーム3D動画)」は、できれば動画で見ていただきたいです。
放送の翌日(木曜)の夕方ぐらいまでだったらYouTubeに残ってる可能性があるので、よかったら探してみて下さい。
なお、先週、先々週分の“ニュースDEズバリ”を見逃した方は、こちらの起こしをどうぞ。
・6/13放送「アンカー」日本の自前資源メタンハイドレート独自調査!妨害する謎の船
・6/20放送「アンカー」経産省の試掘発表はメタンハイドレート調査妨害?しかし自治体からは新たな連携も!
この日の「アンカー」は以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・関西電力株主総会 橋下市長“脱原発”迫る
・虚偽捜査報告書作成の田代検事“減給処分”
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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「そうです。あの、実は政局の話ってなかなか希望を見つけることが難しくて、あの、正直だんだんやりたくないなって気持ちも、高まってくるんですけれど、でもまさか、今の政局を座視するわけにいかない、無視するわけにいかないので、そのお話やりたいと思うんですが。これあの、やっぱり国民の方は、じゃあその、結局、小沢新党ってのはすぐできると思ったらそうでもないみたいだし、一体どうなんのか結局。で、小沢さんって結局今後も政局をいわばかき回していくのか、ということですね。まあ、小沢新党めぐる問題と、それからやっぱり国民の意見といい加減聞け、解散総選挙は一体どうなったんだってこの2点、あの、ご関心だと思います。だからその2つに今日は絞って、お話ししたいと思うんですが、皆さん今日は政局だけの話じゃなくて、最後に、えー、本物の希望を画像で見せるというのが、実はあります。これは政局のことじゃないんです。はい。で、まずは、政局のことからやっていきますが、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
山本浩之
「『あ、ぶれた』」
青山繁晴
「はい」
山本浩之
「ってことですね」
青山繁晴
「はい。そうです。はい、これが一体何なのかを、このあと具体的に一緒に見てまいりましょう」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、消費税増税法案をめぐって昨日、衆議院採決で多数の造反議員を出した民主党なんですけれども、さあさっそく、今後の政局がどうなるのか、解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。まあ昨日の国会が歴史に残る国会だったことはもう間違いないと思いますね。えー、大与党の中からあれだけ、えー、多くの人が、しかも総理が、政治生命懸けるとまで言った重要法案に反対するっていうのは、まあ憲政史上に残ることですが、その一日、一緒にちょっと振り返ってみましょう。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「きのう消費税増税法案が衆議院で採決されましたが、民主党議員で反対票を投じた人は57人、そのうち、小沢グループが43人という結果でした」
青山繁晴
「はい。これ実は、特にこの小沢グループからは43人が反対票っていうのは、その事前の予想、あの、僕も含めて、それから各メディアが実際に予想してた数と、もうほとんど同じです。はい。で、その上で、この、まあ、小沢さんから見たら、不満もあるだろうけども、予想通り出たことは出たっていうので、あの、非常に、いわば派手な動き、されましたよね。まあもう一回申しますが、憲政史上に残るような、その、反対案を自ら投じ、それから、えー、40数人もの人を引き連れて、えー、反対をやらせ、そしてさらに、その、記者会見、苦手な記者会見もやると、いうことで、非常に派手な動きされたんだけれども、しかし、ところが、足元では、どう見られてるかというと、それがこれなんです。出して下さい」
村西利恵
「民主党幹部によると、『小沢さんは、肝心要のときに、ぶれた』」
青山繁晴
「うーん、これあの、民主党幹部っていうふうに、ま、これ、あの、一人の絵になってますけどね、実際僕は、小沢グループの方にも聞きました。それから、総理に、野田総理に非常に近い、まあいわゆる側近ですけど、そうじゃなくて、公としても側近を務めてる人たちにも聞いたんですが、その、ぶれたと。あ、ぶれたなぁ、というね、あの、一番最初に電話した人はそう言ったんですよ。それであのキーワードにしたんですよ」
一同
「うーーん」
青山繁晴
「あ、ぶれたなぁと。その、どうしてかというとですね、昨日の小沢さんの発言っていうのは実はこうです。はい、出して下さい」
村西利恵
「まず、採決直後の小沢グループの会合では、『本来の民主党に戻すことを追求していきたい』と話しました」
青山繁晴
「はい。これあの、うわーってあの衆議院本会議のね、あの興奮の直後に、その、小沢グループのこの全く中枢の人々を含めた、その会合ですね。そこでその、ドーッと行くぞ新党と言うのかと思ったら、いや、民主党にとどまって、本来の民主党に戻すことをやりたいって言ったので、あの、椅子から転がり落ちたと、いうふうに言った人もいました」
村西利恵
「あれ?と…ねぇ…(一同同意)」
青山繁晴
「あれー?と、肩すかしを食らったと思った人もいたわけですよ。で、それがもう国会の中をうわーっと駆けめぐって、小沢が新党あきらめたぞって話が伝わってですね、あの、外にいた僕も、え、まさかと思ったんですよ。で、そういう、ま、いわばドタバタを経て、小沢さん実は軌道修正なさいました。はい、それがこれです」
村西利恵
「その後の会見では、『総選挙もかなり近いということが予想されるので、近いうちに決断しなければならない』」
青山繁晴
「うーん。これあの、軌道修正っていうのは、民主党に言い続けて、民主党の中から変えていくんだってことは言わなくなったと。で、えー、近いうちに決断しなければいけないってのは、民主党の中にとどまることの決断じゃないだろうから、まさか。だからきっと新党だろうと、言ってるだけで、新党とは結局一言もおっしゃらなかったわけですね(一同同意)。で、あの、これについてですね、例えば今朝の新聞もうこの記事であふれてますが、その中に、その、これを受けて、この発言を受けて、小沢さんが新党あきらめたっていう誤報が流れたと、書いてあった朝刊もあるんですけど、違います。それは誤報じゃなくて、本当は、ぶれたんです、あくまで(一同同意)。あの、色んな人にその意見を聞いただけじゃなくて、その、僕も、その、利害関係のない立場で見ても明らかにこれはぶれてますね。で、ぶれるには、実は重大な理由がいくつかあるんですが、そのうちの2つ、特に大きいもの2つ見てみましょう。はい、まず出して下さい」
村西利恵
「小沢さんがぶれたその理由は、新党結成の人数が足りない」
青山繁晴
「うん。あの、さっき言いました通り、その、小沢グループから43人が、その、反対票投じたっていうところまでは、いわば計算のうちだったんだけれども、しかしその中で、その、反対票は投じた、ね、だからと言って新党に行くわけじゃないっていう人が、まだその、僕らもはっきりは人数つかめないけれども、あるいは小沢さん自身も、小沢グループの幹部も全部つかめてないところがあって、簡単に言うと、反対した人イコール新党じゃない、かなり数がまだ固めきれてないんですよ。で、一体どれぐらい絶対ほしいと小沢さん思ってるかというと、その、一番最低の目標で42人なんですよ。というのは、新党きづなっていうのがもう先に作られたの、ご存知の方、多いと思いますが、これ要するに小沢さんの別働隊で、すでに新党きづなから一緒にやりたいっていう、その、声も出てますから、その、合わせて51人にしたいんですね。なぜかというと、51人だと単独で内閣不信任案が出せる。その、小沢新党の最初の目標は、その、自民党や公明党と対決することにより先に、今の、その、民主党本体、あるいは野田総理と対決しなきゃいけないから、自分で内閣不信任案を出したいんです。内閣不信任案出すと、その、自民党にも揺さぶりかけられるでしょ。だからこれが小沢さんの考えた、長年の政治経験に基づく出発点、ところがこれに届いてないんですよ。今現在はですね」
山本浩之
「昨日ね、たまたまですけど、すみません途中で」
青山繁晴
「はい、どうぞ」
山本浩之
「4時15分から小沢グループの会合が、ま、ありましたよね。あの部屋に入っていたのは全体でまあ60人ぐらいで、そのうちの衆議院議員は41人という情報がありましたから、その中には、必ずしも離党をするとは言ってない人も含まれてますから、当然それ足りなくなってしまいますね」
青山繁晴
「その通りです。で、肝心なのは、その、紙に署名させることなんですよ。離党届に(一同同意)。で、それをやっぱり嫌がってるっていうか、ためらってる人は、それたくさん、たくさんっていうかかなりいるんで、だから小沢さんとしては、一瞬弱気になったっていうのが、その本当のところですね。で、もう一つ、実は、さらに重大な理由があって、それはこれです」
村西利恵
「資金の不安がある」
青山繁晴
「はい。要するに、その新党というのは、まあ平たく言えば、例えば、本部も作らなきゃいけない。えー、永田町で借りるっていうのは大変ですよね。それから、その、新党というからには、まあ、今、国会議員やってる人でも、選挙に弱い人大変多いから、その、たくさんお金手当てしなきゃいけない。ところがそれを見透かすようにですね、鳩山さんが、もう私は、その、今回法案には反対したけれども、反対票入れたけれども、離党はしないと言っちゃってるんで、鳩山マネーが期待できないんですよ」
一同
「鳩山マネー(笑&ざわ)」
岡安譲
「鳩山さん頼みなんですね、やっぱり」
青山繁晴
「民主党ってほんとは鳩山マネーでできたんですよ。はい。それがあの、もう期待できない上に、実は小沢さんは今までのお金の作り方について、えー、事件にもなってしまったし、検察は証拠が足りなくて起訴できなかったけど、国民の手で起訴されてしまって、そして無罪は勝ち取ったけれども、ご存知の通り控訴されて、今、刑事被告人ですから。その、その中で今までのようなお金の作り方できないんですよ。従って、その、資金が足りない。で、それを小沢さんにとっては、あの、人には言えない、非常に深い本当は悩みであって、だから、あの、ぶれるんですが。これあの、昨日のその小沢さんの姿を見てて、その、僕は小沢さんの衰えというものを、大変強く感じたんです。あの、僕は最初に、その、小沢一郎さんを担当、したのは、って担当したのは一回だけですけれども、竹下内閣で官房副長官務めた時の小沢さんでした。で、その前に、その前の内閣で自治大臣やってたのに、自ら官房副長官に降りていって、つまり格下に自ら降りて、竹下内閣を支えて、その、本当はアメリカとも裏で手を結んで、政権動かしたんですよ。つまり坂を登り始めた時の小沢一郎さんを僕は間近で担当したんですが、今は坂を降りてるんじゃなくて、もう坂の下まで降りてしまったなと、思ったんです。その衰えを実は一番感じたのは、これです」
村西利恵
「小沢さんの誤算。それは、解散の『密約』があると読み間違えた」
青山繁晴
「はい。これあの、実はですね、その、小沢さんが、その、周りにこういうふうに言ってるんですけどね。その言葉あとで見ますけれども。これ、密約っていうのはありません。その、野田さんと谷垣さんが、その、時々ケンカしたりしながら、特に電話をたくさん使ってですね、えー、ずいぶん深いやり取りしてるのは事実なんですよ。しかし野田さんはあくまでも、いつ頃解散しますとか、あなたの要望に応えて話し合い解散しますってことは、言質取らせてません(一同同意)。それ取ったら終わり、それ言ったら終わりだってことは、野田さん分かってるんですよ。だから密約っていうのはありません。で、こういう大事なところで読み間違えるっていうのは、あの、何でなのか。実は読み間違いもう一個ありますね。三党合意もできないと思ってたんです、小沢さんは。はい。三党合意できないと思ってたから、実は動きが最初鈍かったから、数が十分集まってないっていう面もあるんですね。で、これはつまり何を物語るかというと、これです」
村西利恵
「情報収集力がなくなった」
山本浩之
「えー……」
青山繁晴
「小沢さん最近言われないけど、剛腕って言われてたでしょ?(一同同意)で、ひとつには、その、実は小沢さんすごくシャイで、性格に弱いところもあるから、それを隠すためにも強く出るとね。だから自分を大きく見せるってとこもあったけど、しかし実力はほんとにあったんですよ。その実力の中に例えば決断力もある。それからお金の力もある。それからかつては田中派、竹下派でしたから、数の力もある。しかし、それを全部を合わせても、もっと大事なことぐらいと言えるのが、情報収集力が非常にあったんですよ。そのためにお金も使ったんですよ。つまり、自分の敵方にもお金を使っていって、実は、まあ、あの、政界ですからスパイっていうのは正しくないと思うけど、向こう側の情報もどんどん入るっていう、その、収集力を持ってたんですよ。それが、新党作っては壊し、作っては壊しする間に、どんどんどんどん剥がれていって、今や、もう周りに誰もいないんですよ(一同ざわ)。周りにいるのは、チルドレンやガールズで、情報収集力なんか全くない。今テレビにお出になってる小沢グループの幹部で、山岡賢次さんっていうね、拉致問題担当大臣としてひどかった人いらっしゃいますが、山岡賢次さんも相手側に入って、相手側の懐に入って情報取るような力は全然ないから、だから読み間違えばっかり起きるんですよね。で、これが今、その小沢さんにとっては深刻な問題なんですが、その上で、密約があると勘違いしてるから、その、自分の、はっきりあえて言いますと子分になってる議員たちに何て言ったかというと、こうおっしゃってんですよ。出して下さい」
村西利恵
「小沢さんは周辺の民主党議員への説得で、『野田と谷垣は握ってる。早ければ8月解散・9月総選挙、遅くとも1月解散・2月総選挙』と話していると」
青山繁晴
「これあの、えーっと、かなりの人に僕は確認したんですから、その、言葉遣いもそのままだと思います。つまり呼び捨てです。ね。野田と谷垣は握ってるぞと」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「握ってるっていうのは要するに、あの、密約してるぞって意味ですね」
村西利恵
「ってことですね」
青山繁晴
「で、その上で、その密約を俺は知ってるからもう解散時期は分かってんだと、あの、いうふうにおっしゃって、早ければ、8月解散・9月総選挙、遅くとも、来年の1月には解散して、2月には総選挙になるんだよと言ってるんですよね。で、ところがですね、まずこの、後半についていうと、これ聞いた人みんな、はあ?って感じなんですよ。で、これ、根拠は何ですかと。小沢さんってやっぱり怖いのか、なかなか小沢さんにその、反問できなかったみたいですけど、皆さんが。しかしこれは、あの、根拠は一体何だろうってみんなよく分かんなかったわけですよ。で、実は分かんないままなんですが、あの、僕なりに、その、人に話を聞いた上で推測するのは、これ昔、政界でよく言われたやつなんですよ、昔ね。というのは、あー、要するに、もう解散しなきゃいけないぐらい煮詰まってると、政治が、あるいは国民の気持ちが。だもんで、時期を考える時に、まあ年末年始できないから、1月に毎年、通常国会、召集する、招集しても、もう煮詰まりすぎててその国会で何話していいか分かんないから、もうやることないから、もうとりあえず通常国会の冒頭で解散して、その2月に選挙をやって、新しい体制で何やるか考えるってのは、かつてのかなり古い時代の政界の常識だったんです。それ言ってるだけだと思われます」
一同
「へえーー」
青山繁晴
「従って、要するに新しい情報は入ってないんです」
岡安譲
「根拠がないんですね」
青山繁晴
「じゃあこっちの方はどうかというとですね。こっちの方は、実は8月解散・9月総選挙ってのは、あり得るんですが、本当は一番早いとどうなるかというと、これです」
村西利恵
「早ければ、7月末解散」
青山繁晴
「はい。今、実際に、昨日、いわば採決をして、衆議院を消費増税法案が通過して、今日現在で何が起きてるかというとですね、当然これから参議院で審議するんですね。ところがその参議院の審議を、もう早く切り上げようっていう動きが、加速してるんですよ。といいますのは、あの、参議院の審議って今月中はおそらくもう始まらない。始まって、来月7月の上旬から始まるんですが、その7月の末までにもう審議終えちゃうと。皆さんご存知の通り、国会は9月8日まで延長したんですよ。それが、あの、全然8月9月、9月はまあ8日だけですけどね、使わずに、7月中に終えてしまうと。それ何でかというと、参議院はもともと、実は衆議院の審議時間の、7掛けか8掛けかやればまあいいっていう慣習がずっと続いてきて、参議院はかなり最近、その、力は持ってるけれども、しかしやっぱりそれは残ってるんですよ。残ってる上にですね、要するに三党合意ってのは、その、いわば自公の力で作られて、その、自民・公明っていうのは、その、いつまでもずるずる引き延ばしたくない。特に谷垣総裁は、引き延ばしたくない。なぜかというと、9月なんかになってしまったら、もう9月には自民党総裁選挙があるから」
一同
「そうですね」
青山繁晴
「もう早く、その参議院の審議終えて、その、解散できる状態にしたいと思ってるわけですよ。で、その上に、参議院で色々審議するって言ってるけども、やることないんですよ、本当は。というのは、消費増税だけやって、社会保障は棚上げだ、国民会議でやるって決めてしまってるのに、ああだこうだ言ってもですね、その根幹が変わらない限りは、実質的な審議っていうのはあんまり期待できないわけですよ。皆さん例えば山本一太っていう、自民党の元気な参議院議員いらっしゃいますが、その、ずっと参議院では徹底審議やるぞってずーっとテレビでも国会でもおっしゃってますが、それは山本さんは、山本一太さんは、実は、その、自民党の上の方で、もうさっさと審議切り上げようとするのを、知ってるから、その危機感で実は言ってるわけですよね」
一同
「なるほど…」
青山繁晴
「で、従って、ま、一番早いと7月末で解散になってしまって、早いと8月中に総選挙かもしれない。小沢さんとの差は、ずいぶん小さいじゃないかと思われたと思いますが、その根っこが、根っこの違いが大きいんですよ。こちらは密約があるから、まあ、あの、穏当なところでこうだろうと。しかしこれはそうじゃなくて、自民党の側の動きはこうなってる。つまり、民主党なるものが自民党に、いかにこう侵食されてるのか、自民党の手の平で踊るような大与党になってるのかってことを、小沢さんは、はっきり分からないでいるわけですよね。で、従って、実は小沢新党ができても、日本の政治の突破口になることは、僕はないと思います。こういう話をすると、何かないない尽くしの話で、もう何でもいいから突破口ほしいと思ってる人が多いでしょうから、なかなか、希望の話はしにくい、さっき言いました通り…」
山本浩之
「政局の話で言いますと、これ今、あの、速報で入ってきたんですが、明日(6月28日)の午後、小沢さんと輿石さんが、会談する方向で調整に入ったと、いうことです」
青山繁晴
「はい。あの、これは実は、その、輿石さんと小沢さんはかなり裏で色んな話し合いをしててですね。で、輿石さんはとにかく党を割らない、というのが、もう全てなんです(一同同意)。というのは党が割れたら幹事長の責任になるから。それは、さっきその、言いました小沢さんの迷い、ぶれっていう中に、実は輿石さんの行動も入ってるわけですよ。輿石さんを当て込んでたのに、輿石さん結局要するに裏切ろうとしてると。だからそれをどうにかしたいっていうことで、会談するんだと思いますね。で、その上で話戻しますが、その、なかなか日本の政治には突破口見つからない。しかし、いわば、日本が資源がない国だと、政治全体思い込んでるけど、それが本当は資源があるんだと、資源大国になるんだという、その、全く今まで考えられなかった要因が、政治を動かし、それが経済も動かし、その、こういう行き詰まった感じを突破していくこと、あり得ると思ってます。従って、先ほどお約束しました、今日は、それを、このあと、コマーシャルのあと見ていただくんですが、えー、ちょっと、出ますか、はい」
村西利恵
「日本の希望、とあります」
青山繁晴
「はい。これは一体何だろうということを、このあと、画像とともにお話ししたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『あ、みえた』(一同笑)。このあとは、日本初公開のこの映像が示す日本の希望について、詳しく話していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、日本の希望について、この2つめのキーワードは、『あ、みえた』でした。えー、お願いします(一同笑)」
青山繁晴
「はい。あの、皆さん、実は、あの、この、前触れの画像出ただけでスタジオの中の空気がすごい和んでですね。あの、政局の話してる時はみんなやっぱりちょっと辛い顔だったのが、もうすでに、始まる前に和んだんですが、これ、私たちの日本海の実際の海底の姿なんですよ。で、これは何かシミュレーションしたらこうなったんじゃなくて、これ実際に、出てる物が、これ画像で示されてるんですが(一同ざわ)。これあの、どこで撮ってきた画像かっていうのは、はい、ちょっと出していただけますか」
青山繁晴
「はい。で、あの、もうこの『アンカー』でも最近特に2回しっかりと、あの、放送できましたけれど、私たちは、メタンハイドレート、この、メタンっていうのは、メタンハイドレート、言葉難しそうだけど難しくないんですよ?このメタンっていうのは天然ガスの主な成分ですから、要は天然ガスの一種です。それが海の底で、巨大な水圧を受けて、えー、そして、冷たいから、凍ってます。今、画面出てるのはその実物なんですが、こうやってメタンハイドレートの実物は真っ白な、純度の高い、物で、そこに火を近づけただけで、あの、白いシャーベット、つまり氷が、実際に燃えるんです。だから、燃える氷と呼ばれてるのがメタンハイドレート。先ほどの画像そうですね。そして、特に、この白い塊であるのは、日本海側の特徴なんですね。で、ところが、政府、日本政府もメタンハイドレート、もう10年以上、500億以上使って、やってるんですが、その、こういう白い塊であるんじゃなくて、海底からさらに深くに掘っていって、300mも700mも掘っていって、その下で、泥と一緒になってるメタンハイドレートばかりを探してきたんで、なかなか実用化できてない。まずはこの、実用化しやすい、白い塊のメタンハイドレートを実際に実用化してみて、火力発電所も使ってみて、地球温暖化に悪影響とても小さいと予測されてますが、本当に小さいってことを、小さいかどうかは確認した、あー、確認していけばですね、太平洋側にも大きな刺激になって、物事が進んでいく、そのはずなんですが、なかなかそれやってくれないんで、私たちはもうちょっと柔軟な姿勢に変わろうと決心をして、この6月から始めたのが、皆さんご存知の、最初は、自治体と連携すると。なぜ兵庫県が最初かというと、日本海側と太平洋側と両方あるから(両方に面してるから)です。大平洋側が駄目だって言ってるんじゃないんです。あくまで両方やるのが目的ですから、その兵庫県と連携を始めて、兵庫県の漁業調査船でこの海を調査しました。そして有望な海域と、実際の、メタンハイドレートの証拠を見つけました」
青山繁晴
「で、さらに、そのあと引き続いて、この佐渡島の南西沖って、要するに佐渡島の南で、私たちが自前で船を借りて調査いたしました。どうして無理をしてでも、正直めちゃくちゃ無理をしましたけれども、スッカラカンになりましたが、何でこれやったかというと、今からお見せする画像がまさしくそれなんですが、全部の情報を私たちの決心次第で国民にお見せすることができる。誰も圧力をかけることはできない。それが目的だったんですが、今までも画像お見せしましたが、それを、最新鋭の技術と機材を用いて、立体化したんです。えー、海の中の姿がそのまま見えます。それを今から見ていただきます。はい。もう出していただけますか。はい(動画が流れる)」
青山繁晴
「今、これ動いてますけども、もう一度申しますが、これは実際の海の中の姿です。えー、そして、これは海の中の丘と言いまして、このように高くなってんですね。で、そこにこんな巨大な柱が立ち上がってるんです。で、この柱どれぐらいの高さかというと、だいたい平均で、ちょうどたまたまスカイツリーと同じぐらい、650mぐらいあります。で、これ、この実物は700m超えてるやつです。で、あの、根元見ていただくと、その、根元ちょっと黒っぽい所があって、そこで一瞬、姿がなくて、その上に柱が立ってます」
山本浩之
「ええ、ええ、消えてるようです、はい…」
青山繁晴
「ということは、この海の丘の、所に、浅い部分や、海底の表面にもうメタンハイドレートがたくさん作られてきて、それはメタンガスで出てきますから」
一同
「ああー」
青山繁晴
「その、一瞬このへんガスなわけですよね。あの、ガスなわけですが、それはその、冷たい温度と、その圧力によって、これ、一瞬にして、メタンハイドレートになってるわけです」
山本浩之
「固まっていくわけですか」
青山繁晴
「僕たちもつい泡と言ったりするんですが、本当は泡じゃなくて、ちっちゃい、その、氷の粒なんですよ」
一同
「へえー」
青山繁晴
「さっき火近づけたら燃えましたね。あの粒が、たくさん寄り集まって、こうやって、その、上に上がっていってるわけですね。で、これは、実は全く日本で初めての画像です。これから学会でも報告しますけれども。えー、『アンカー』の視聴者の方に、これ初めて見ていただきました。何かご質問があったら」
山本浩之
「あの、全部そうやって、棒状になってんですか」
青山繁晴
「えっとね、これ実はタイプによって、つまり、あの、潮流とか温度とかに左右されるから、もっとピラミッド型になってたりですね、あの、実は兵庫県の沖のやつはピラミッド型です。だから色んなタイプあるんです。で、だけども、一番多いのはやっぱりこういう、非常に高い、その、いわば尖った状態で出てくるわけですね。だから、どうやったら採れるかというと、もうこっから降ろしていけばですね、この下にはもうたくさんのメタンハイドレートがあるから、この柱が立ち上がってるんです。メタンハイドレートがあるとこ必ず柱が出るわけじゃありませんよ?色んな条件ありますが、逆に言うと、柱のある下には必ずメタンハイドレートがあるから、前も言いましたが、ここ掘れワンワンの世界なんです。えー、こういうことをまともにやっていけば、もう一回言いますが、政治も経済も社会も、突破口が見つかっていくと思います。その上でですね、こんなにいい物がありながら、なぜ日本政府は自民党政権時代も民主党政権になっても妨害しようとするのか。そのわけについては今までも話しましたが、改めて今後の『アンカー』でしっかりと、もっと皆さんに深く分かっていただくように、やっていこうと、決心してます。300回を超えてやっていこうと」
山本浩之
「ありがとうございました。はい。えー、300回目の、“ニュースDEズバリ”でした」
(いったんCM。他のニュース報道のあと、番組最後に)
山本浩之
「えー、“ニュースDEズバリ”のコーナー、300回ということで…、長くやりましたけど、今日はほんとに希望のある話でしたね」
青山繁晴
「うん、はい、あの、映った画像のあたり、あの海の中の丘、出てるこれだけでですね、実は、私たちの推測ですけれども、日本の1年分の天然ガス全部まかなえると考えてます」
村西利恵
「えっ、この5本の柱でですか」
青山繁晴
「はい。はい」
山本浩之
「えっ、あれだけで!?」
青山繁晴
「あの下にもっといっぱいあるから、耐えきれずにあの柱が出て来てるんで。あそこの部分だけで1年分、おそらくあります。ほんとはもっとあると思いますね」
山本浩之
「ありがとうございました」(番組終了)
____________________________内容紹介ここまで
「早ければ7月解散」、本当にそうなってほしいもんですわ。
でも自民党は谷垣さんで勝てるでしょうか?うーん……(゜ペ)
後半の「日本海の海底新資源初公開映像(メタンプルーム3D動画)」は、できれば動画で見ていただきたいです。
放送の翌日(木曜)の夕方ぐらいまでだったらYouTubeに残ってる可能性があるので、よかったら探してみて下さい。
なお、先週、先々週分の“ニュースDEズバリ”を見逃した方は、こちらの起こしをどうぞ。
・6/13放送「アンカー」日本の自前資源メタンハイドレート独自調査!妨害する謎の船
・6/20放送「アンカー」経産省の試掘発表はメタンハイドレート調査妨害?しかし自治体からは新たな連携も!
この日の「アンカー」は以下のニュースで青山さんの解説がありました。
・関西電力株主総会 橋下市長“脱原発”迫る
・虚偽捜査報告書作成の田代検事“減給処分”
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらをご覧下さい。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントが送れます。
・誰にも手渡してはならない自由意志
拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
・【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし
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