首相が靖国参拝〜問題なのは中韓よりむしろ日本のマスコミ?
小泉首相、5度目の靖国参拝 秋季例大祭
 関連ニュースはここからどうぞ。

 テレビは朝から大騒ぎでしたな。
 ちなみに関西各局はこういうふうになってました(参考:2ちゃんねる実況板)。

続き▽
Posted by くっくり 01:56 | 歴史認識 | comments (31) | trackback (13)
大阪高裁が首相の靖国参拝に違憲判断〜高金素梅に気をつけろ!
小泉首相の靖国参拝は違憲…大阪高裁が高裁初判断

 何とまぁ……大騒ぎですな。NHKの夜7時のニュースではトップ扱いでしたよ。
 昨日の別の靖国訴訟(東京高裁)では、「参拝は個人的な行為の域を出ない」「政教分離原則には違反しない」という判断をしてるんだけども?何で東京高裁の扱いは小さくて大阪高裁の扱いは大きいの?

 原告が「台湾人や日本人の戦没者遺族ら188人」とありますが、この台湾人つーのは例の反日台湾人・高金素梅が率いるメンバーですわ。しかも「偽りの原告」が含まれている。
 高金素梅といえばこの前、高金素梅氏「毎年米国に行き日本を告発する」てなニュースを紹介したばかりですが、この人は台湾原住民寄りというよりむしろ、大陸の中国人と同じ性質だと思っておいて間違いないです。

「正論」掲載:在日台湾同郷会顧問 林 建良の論文
「靖国特集 靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係」(1)
 何とか訴状の副本を入手してみると、驚くべきことに原告となっている何人かの台湾人の住所は、台湾に存在しない架空のものだった。これらの原告は実在しないのであろう。更に、同じ住所の原告は十一組、二十六人いる。それは、十一世帯から複数の人が原告となったのであろう。大戦後、支配者として中国から渡ってきた国民党政権の専制独裁政治で、台湾の法治制度が崩壊したために、司法を根底から信頼しなくなった台湾人は、裁判沙汰を極端に嫌がるようになった。よほど大きな被害でも受けない限り、家族が語らって原告になるというのは、極めて不自然である。

 そこで、更に追跡すると、何と多数の原告は訴訟のことを知らなかったのである。ある人びとは、日本政府から賠償をもらえることになったと言われて、名前を出したと言い、またある人びとは、高金素梅主催の集会に参加しただけで、訴訟のことは何も知らされなかったと言う。靖国訴訟を知っていたのは、彼女の側近や、親中組織「中国統一聯盟」のメンバーぐらいなのだ。訴状の【請求を基礎づける事実】の部分に、「その他の原告らは、かつて日本の植民地支配によって、さまざまな被害を被った者たち、またはその子孫である」と書かれているが、何人かの原告は、戦後に蒋介石と一緒に中国から台湾に逃げ込んできた者であり、植民地支配とは全く関係がないのである。

 私は日本の司法は厳正で信頼性の高いものだと信じていた。しかし、実在しない人物や訴訟の事実を知らされていない人びとを原告とする訴訟が受理されるようでは、日本の司法の公正さが疑われても仕方がない。常識的に考えると、偽りの原告で訴訟を起こすのは、詐欺行為ではなかろうか。この外交問題にも発展しかねない訴訟を、なぜ日本の裁判所は原告の実在と意思を確認せずに受理したのであろうか。

 この論文は(3)まであります。ぜひ全部読んで下さい。
 「靖国特集 靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係」(2)
 「靖国特集 靖国を訴えた台湾の女性国会議員の背後関係」(3)

 (3)には高金素梅の経歴が書かれてあります。
 父親が戦後に渡ってきた中国人軍人(外省人)であること。
 もともと「金素梅」という名で芸名活動をしていたが、国会議員になる時、比較的に当選しやすい原住民枠で立候補するため、タイヤル族である母親の苗字を加えて、「高金素梅」と改名したこと。
 彼女をバックアップしている「部落工作隊」「中国統一聯盟」「夏潮」などすべてが親中左翼団体であり、中国との繋がりが深いことなど。

 「台湾の声」もぜひ参考に。高金素梅を徹底ウォッチしています。

 日本のサヨク団体やサヨクメディアは、靖国訴訟で台湾人も原告になってることをことさら強調し、「ほら見ろ、靖国参拝に異議を唱えているのは中国・韓国だけじゃない。台湾もだ」などと言ったりしますが、現実はこんなもんです。
 サヨクのプロパガンダに騙されないようにしましょう。

 概して台湾人は、中国人や韓国人に比べたら遙かに節度がある人たちだと思うんですが(特に年配の日本統治をご存知の世代)、中にはこんな火病みたいな人もいるんですな。

首相靖国訴訟:初の違憲判断 「日本の法廷は一歩前進」
 「控訴を棄却する」。裁判長が法廷で主文を読み上げた瞬間、原告らからは「不当判決だ」「恥を知れ」などの怒号が飛び、裁判所職員が制する場面もあった。しかしその後、違憲判断が出ていたと分かり、法廷外で原告や支援者から喜びの声が上がった。
(中略)
 法廷では、主文だけしか読み上げられないため、当初、原告団は判決が違憲と判断していたことが分からなかった。「控訴棄却」が言い渡された直後の午前10時10分ごろ、原告団は大阪高裁北側で、支援者らと抗議の声を上げた。「不正義判決」「反対靖国判決」「台湾原住民は日本人ではない」と書かれたビラを掲げ、「日本は反省を知らない国だ」などと怒りの声明も読み上げた。しかし、その後、支援者から「中身はいい判決かもしれない。弁護士が精査している」と伝えられると、落ち着きを取り戻し、記者会見に向かった。

 夜にニュース映像で、裁判所の外で「反省」「謝罪」「賠償」と書いたビラを足で踏みつけにしている台湾人ら(日本人も混じっていたのかも?)の姿を見ました。どうやら「落ち着きを取り戻す」前のシーンだったようです(^_^;

 言っときますが、大阪高裁が出したのは「違憲判決」じゃなく「違憲判断」ですからね。「判決」と「判断」では天と地ほどの差がありますから。
 「判決」は法的拘束力があるけど、「判断」はあくまでその裁判長の意見に過ぎません。
 でもサヨクのことですから、今後「大阪高裁で違憲判決が出た」とか歪曲して内外にアピールすると思われます。

 ……とか言ってたら、さっそく先ほど『報ステ』がこのニュースの大見出しで「違憲判決」と。このニュースを伝えてる間、画面右上に出てるキャプションもずーっと「違憲判決」になってた。
 明らかな誤報です。あるいは、知っててあえてそういうキャプションにしたのか?

 『報ステ』では各国の反応として中国と韓国のニュース映像も紹介してましたが、中国のCCTVは、「政教分離を定めた憲法が禁止する公職行為で憲法違反だと認定しました」と伝えてました。
 中国のテレビですら「違憲判決」だなんて言ってないのに、テレ朝は一体どういうつもり?

 あと、民主党の前原代表のコメントも放送されたんですが、これもひどかった。
 「今回の大阪高裁の判決は重いし、しっかりと小泉さんには的確な判断をしていただきたい」……
 あの〜、判決は国(小泉首相)の勝訴なんですけど?前原くん、わかってる?(^_^;

 このニュースに対する加藤千洋工作員のコメントはなしでした。
 小林よしのり氏の「新ゴーマニズム宣言 靖國論」では、朝日新聞の北京特派員だった加藤が昭和60年の中曽根首相の公式参拝の前後の期間、「火のないところに火種を落としていた」ことが暴露されています。
 そんな加藤工作員がどうコメントするかを聞いてみたかった。残念。
 って、どうせ「違憲判断は当然」「首相は重く受け止めるべき」「中国・韓国との友好のためにも参拝は見合わせるべき」とか、まあそんなことしか言わんやろけどね。

 最後まで番組を見てないからわからないけど、「先ほどのニュースのキャプションが間違っておりました。『違憲判決』は誤りで、正しくは『違憲判断』です」という訂正はあったんですか?

 とまあ、メディアもまるで原告が勝って国が(小泉首相が)負けたかのような騒ぎっぷりですが、勝訴したのは原告ではない。国なんですよ。
 ここでおかしなねじれ現象が出てきます。国が勝った以上、国側が「この違憲判断はおかしい!」と思っても「上告」できないんですよね。
 この裁判はもともと損害賠償を求めた民事訴訟ですが、原告の反日台湾人や日本のサヨクらは賠償なんかどうでもよくて、政治的な考えで裁判を利用してるだけ。
 だから「棄却」されても喜んでる。悲しんでる人はいない。

 ということで、去年の福岡地裁での違憲判断に続いて、今回もまた「裁判に勝ったのは国なのに、実質サヨクが勝ったみたいになってる」という妙な結果になったわけですな。
 しかし、裁判長もわざわざ「憲法判断」なんてする必要があるんですか?何の拘束力もないのに。「総理大臣の参拝が違憲と考える裁判官もいる」というだけの話でしょうに。

 ところがサヨク団体やサヨクメディアはこれを利用して、「裁判では首相の参拝は違憲だという判決が出てる」とかいうふうに、事実をねじ曲げてプロパガンダをするんですよ。
 先ほど書いた『報ステ』もそうだし、去年福岡地裁で違憲判断が出た後も、そいうふうに平気でテレビで言って視聴者を誤解させてるコメンテーターもいたわけですから(確信犯なのか単なる無知なのかは謎だが)。
 大谷正治裁判長はこのように世間に与える影響をちゃんと考えて、責任持って「判断」を出したんでしょうか。まさか自分も靖国参拝を良く思ってなくて、是非ともサヨクやメディアに煽ってもらいたくて、あえてこういう「判断」出した……とかじゃないでしょうね〜?

 「大谷正治」でググッたらこういうブログに行き当たりました。

ななよの時事放題さん:6/20付「金素梅 大阪にて散る(日本−高砂族の合同作戦に)」
 6月17日、高金素梅を原告団代表とする大阪靖国台湾人訴訟の結審があり、靖国応援団の補助参加は当日朝の分まで却下され、弁護士は法廷から追い出されてしまうと言う、応援団発足以来の屈辱を舐める展開でした。

 裁判官の名前は大谷正治、高田泰治、藤本久俊。彼らはいったい自分たちが行っている司法権力の行使が、中国共産党の手先と化している台湾立法院 高金素梅の政治的パフォーマンスに協賛することになり、逆の立場の人々の意見を圧殺して、共産主義の圧政からアジア全体を守ろうとしている良心ある世界の人々の行動に対して、どれほどの迷惑をかけているのかまったく何も分かっていないと思われます。

 日本の裁判所は日本人の味方をし、日本は良い国だと言ってくれ、首相の応援をしてくださる台湾人を法廷から追い出し、逆に日本の悪口を言いまわって日本の国益を著しく損なう台湾人を法廷で証言させて、それで仕事になると思っているのです。もう、私どもからの補助参加はこれで終わりになると思いますが、補助参加と言う裁判への関わり方の限界もまたはっきりした結審でした。

 以下略しますが、法廷の模様なんかが細かく書かれてあり大変参考になりますので、ぜひ読んで下さい。

 で、小泉くんの反応はどうかと言うと……。

靖国参拝「職務でない」=大阪高裁の違憲判断に反論−小泉首相
 小泉純一郎首相は30日午後の衆院予算委員会で、自らの靖国神社参拝を違憲と判断した大阪高裁判決について「総理大臣の職務として参拝しているわけではない。憲法違反であるとは思っていない」と反論した。ただ、年内に参拝するかどうかについては「適切に判断する」と述べるにとどめた。民主党の松本剛明政調会長への答弁。
 首相は答弁で、「戦没者に対する哀悼の誠をささげることと、二度とあのような戦争を起こしてはならないという気持ちで参拝している」と強調。その上で「一国民として参拝するのがどうして憲法違反なのか理解に苦しんでいる」と述べ、判決に不快感を示した。 
(時事通信) - 9月30日17時1分更新

 小泉くんも情けないなぁ。もっと毅然としてほしい。
 国のために亡くなった国民を、国のトップが職務として慰霊をする、これの何がいけないんですか?どこの国でもやってる当たり前のことではないんですか?
 もし日本が戦争に巻き込まれたとして、もし私が兵士として戦場に行くことになったとして、もし首相が「あなたが戦死しても国は慰霊はしませんので」なんて言ったとしたら、わたしゃ萎えてしまうわ(T^T)

 政教分離がどうこう言うけど、どんなに宗教色を薄めようとしても、「慰霊」自体が既に宗教行為であることは否定できないでしょう。「死後も魂は存在する」という考え方に基づいてるんだから、その時点でもう宗教ですって。
 こんなことで裁判になるような国って日本ぐらいじゃないですか?

 政教分離を言うんだったら、首相の伊勢神宮参拝も当然だめだし、神社仏閣や宗教系の学校に国が補助金出すのもおかしいという話になりませんか?でもそれは誰も言いませんよね。

 だいたい神道って宗教ですかね?いや、宗教は宗教なんでしょうが、他の宗教とは全然違う性質を持ってませんか?
 神社にはキリスト教徒もお詣りするし、もちろん靖国神社に参拝するキリスト教徒もいます(元首相の大平正芳氏もクリスチャンだった)。

 そういう意味でも、大谷正治裁判長の「参拝は極めて宗教的意義の深い行為で、一般人に対し、国が靖国神社を特別に支援しているとの印象を与え、特定の宗教に対する助長、促進になると認められる」という考えには承服しかねます。
 小泉くんが行っても行かなくても靖国神社を参拝する人はするし、しない人はしない。
 だいたい戦後、何人もの首相が参拝してきてるんですよ。でも誰も国が靖国神社を特別に支援してるなんて印象は持たなかった。

 仮に「特定の宗教に対する助長、促進になる」んだとしても、それは小泉くんの責任ではありません。
 政治的思惑で抗議してくる中国や韓国、政治的思惑で首相を攻撃する野党(与党の一部も)、日本を悪者にしたいが故に裁判まで起こして税金を無駄遣いするサヨク、それらをいちいち伝えてきたマスコミ……「助長、促進」してきたのは、まさにこいつらじゃないですか。

 あと、大谷裁判長は「助長、促進」の例として、「靖国神社ホームページのアクセス急増」てのも挙げたらしいけど、これっていわゆる「特定アジアのF5攻撃」が原因じゃないの?(^_^;

 もちろん、こんなことぐらいでひるむ小泉くんではないでしょう。今年も参拝するでしょう。事前に中国を牽制することも忘れてません。英紙タイムズのインタビューに対し、このようにコメントしてます。
 「中国の指導者たちはわたしの意思を知っていると思う」
 「中国は政治的な理由でわたしの靖国参拝に反対している」
 「日本の政治的影響力拡大を中国は歓迎しないのだろう。例えば、中国は日本の影響力を抑えるため、日本が国連安保理常任理事国になることに反対している」

 ところで私、仕事しながら国会をちらちらと見てたんですが、小泉くんに質問をした民主党の松本剛明は「確定した違憲判断だからきちんと受け止めるべき」なんて言ってました。
 「確定した違憲判断」って何ですか?
 あんまり適当なこと言わんといてね。「これだから民主党は」って、また萎えちゃいますから。
 まあ民主党は代表からして「判決」と「判断」の区別がついてないようですから、処置なしですかね。

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Posted by くっくり 02:03 | 歴史認識 | comments (6) | trackback (11)
心の中の争点にしよう〜拉致と靖国
 全く選挙の争点になっていない拉致問題。こんな時期でも、日テレ「ザ・ワイド」はコンスタンスに取り上げてくれます。
 今日は重村智計教授をゲストに迎えて拉致問題をやってました。

 まずはVTRでご家族の悲痛な声、そして街で拾った声を紹介。
 街の声はみな同情的でした。争点にすべきだという声、多数。
 中には「争点にならなくても、国民はちゃんとわかってるはず。そのへんもしっかり見て誰に投票するか決めるはず」と答えた40才ぐらいの女性もいました。
 (ほんと、わかってくれてりゃいいんですけどね〜(T^T))

 その後スタジオに戻って、各党がマニフェストで拉致問題をどう扱っているかを紹介しました。
 マニフェストの内容については拙ブログで以前まとめたものがありますので、こちらを。
 8/20付「置き去りの拉致問題〜各党マニフェスト」
 もっとも今日の番組では、あまり詳しい記述までは取り上げませんでしたが。

 各党マニフェストの感想を問われた重村教授は、「『取り組む』とか『努力する』とかいう言い方しかしていない。『解決する』とどうして言い切らないのか。弱腰だ。はっきり『解決する』と言ってほしい。そして、拉致被害者を全員返せとはっきり訴えていくべき」と。

 司会の草野さんも、「何度もこの番組で触れているが、国民は納税などの義務を果たして、その代わりに国から保護をしてもらう。が、拉致された人もご家族も長年苦しんでいる。北朝鮮も拉致を認めた。日本が原状回復と真相究明を強く求めるのは当然のことです」と、いつものように正論を。

 有田芳生さんは、「横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者を奪還することが、日本の大きな課題であることは間違いない。めぐみさんの遺骨が偽物だとわかった時、日本政府は『北朝鮮側が迅速かつ誠意ある対応をしない場合、日本政府として、厳しい対応を取らざるを得ない』と怒りを表明した。なのに、この8ヶ月いったい何をやってきたのか。今回の選挙の候補者で、拉致問題を正面から言っている人はほとんどいない。拉致問題を真剣に考えている人は誰か、政党はどこかを私たちははっきり見ていかないといけない」と、こちらもいつものように正論を。

 重村教授の北朝鮮に対する見方は、「手詰まっているのは北朝鮮であり、日本ではない。いま、北は担当者の入れ替え中。困れば絶対に日本との話し合いに応じざるをえなくなる。困っているのは北朝鮮の方」。

 ここでデーブ・スペクターが、「万景峰号が平気で来てる。違和感を感じる。韓国での韓国での統一ムードは果たして拉致問題解決につながるのか?むしろ日本にとっては逆効果なのか?」と、質問。
 これに対して重村教授、「日本にとっては、拉致問題にとってはマイナス」と(当たり前ですね(^_^;)。

 締めに入って草野さんが、「ご家族の方々がよく言っておられるのは、『私たちには時間がない』という言葉。真に迫る切実な声を、政治家には聞いてもらいたい」。
 重村教授も最後に一言、「国民の命を救うという使命感を感じてほしいですね」。

 ……こんな感じでした。

 一方、夜にはフジテレビが「ニュースJAPAN」で拉致問題を特集。
 横田ご夫妻の密着取材&インタビューが放送されました。インタビュアーは箕輪解説員。やりとりを一部紹介します。

 箕輪さんが、「2年前の衆院選と比べて拉致問題が埋没していますが、不安はありますか?」と質問。
 それに対して横田滋さんは、「外交とか年金、税金、重要なことがありますので、そういったことに含めて、皆さんには投票の参考にしていただきたい」と、回答。
 また早紀江さんは、「郵政ばかりが言われてますが、めぐみのことが浮上してから、活動が9年目になるが、どうなってるんだろうと思います」。

 箕輪さんの次の質問は、「北朝鮮はいろいろ問題あるが、すぐに制裁発動してほしいですか?」。
 滋さんの回答は、「六者協議などで向こうが出るか出ないかという、微妙な段階の時に制裁をやって、協議出ないとなると日本のせいにされるので、考えてやってほしい
 ……何で滋さんがここまで考えないかんねん・゚・(つД`)・゚・

 さらに滋さん、「どこの家族でも、自分の子供が迷子になったり誘拐されたら、私たちと同じかそれ以上に行動すると思う。拉致家族は特別な人ではないと思う。現実にそうなる人は少ないが、子供といっしょに暮らせるだけでも幸福だと思ってほしい
 ……滋さんの笑顔がかえって辛いっす・゚・(つД`)・゚・

 スタジオに戻って、アンカーの松本さんが箕輪さんに、「拉致問題は大切なものであるのに、議論の俎上に載らずにここまで来ましたが……」と、振りました。
 箕輪さんは、「が、有権者の関心は低くはない。多くの方が耳を傾け、自分に重ね合わせてる。家族がどんなに大事か、と。拉致問題を正面に据えてる候補者は少ない。横田さんたちは不安に思われている。……増元照明さんのお父さんは『それでも俺はこの国を信じる』と言った。このことを候補者は忘れてほしくない。目の前で助けを求めている人がいる、この人達に手を差し伸べなくてどうやって政治をやるのか」と、最後は力強い声で。
 発言を全部は追いかけられなかったけど、こんな感じで、相変わらずの超正論でした。

 拉致問題もそうですが、靖国問題(実質、対中問題)も選挙の争点にはなってませんね。
 今日は産経新聞が朝刊で、「かすむ『靖国』/追悼施設建設も衆院選争点にならず」と題して、小特集を組んでました。産経WEBには載ってないみたいです。
 その中で興味深いと思ったのは、以下のくだり。

 また、政府が靖国問題解決のため検討した靖国神社に代わる新たな国立・無宗教の追悼施設建設も、選挙の争点には浮上していない。政府は追悼施設建設のための調査費を、来年度予算の概算要求には盛り込まなかった。「予算要求することは建設を決めたことになる」(細田博之官房長官)との立場からだ。公明党は予算計上を求めていたが、「八月十五日の靖国参拝者が、過去最高を約八万人も上回る二十万人五千人に達したことも(政府の判断に)影響した」(政府関係者)とみられる。

 8月15日に参拝された皆さん!(^o^) 皆さんの思いは、ちゃんと政府に届いたようです。

 logさんが9/6付エントリーで、小泉首相の「あの戦争で心ならずも戦場に出ざるを得なかった方々たち」という発言の中の、「心ならずも」という言葉に触れておられます。
 私もこの「心ならずも」という言葉が、最近非常に気になります。

 「正論」「諸君!」などのオピニオン誌を見てますと、やはりこの言葉に違和感や怒りを感じる人が多くいるのがわかります。当時召集された人たち(読者も含め)はもちろん、戦後世代の人たちの中にもそう感じる人が多くいるようです。

 「正論」9月号、冒頭のエッセー特集に、演出家・映画監督の野伏翔氏のエッセーが載っていました。
 もう終わってしまったんですが、8月1〜6日まで靖国神社境内で野伏氏の演出による野外劇「同期の桜」(作・榎本滋民氏)が上演されたそうです。

 この劇を作るにあたって、野伏氏は学徒出身の海軍士官で、特攻隊員として黒枠付きの写真まで用意したまま終戦を迎えたという方に軍規をご指導いただいたそうです。
 以下のくだりを読んだ私は泣けて仕方ありませんでした。

 その方は、「特攻を志願した直後は目の前が真っ赤に染まり、全身に熱湯を浴びせられたような気がして震えがとまらず、その後も放心状態が続いた。しかし数日して、道端で無心に遊ぶ幼女を目にしたとき、ああ、俺はこの娘たちの命を救うために特攻を志願したのだったと気づき、急に気持ちが楽になった」と述懐された。七千人もの特攻隊員の志願動機は、どの手記を読んでも、家族や同胞、そしてわが国への「愛」である。

 いや、それは後付けだ、好んで特攻隊員になったんじゃないだろ?仕方なく志願したんだろ?だったら「心ならずも」じゃないか……と言う人もいるかもしれません。
 そう思った人は、こう置き換えて考えてみて下さい。
 もし、あなたの子供が川で溺れていたとします。その時あなたはどう思いますか?どう行動しますか?「たとえ自分は死んでもいい、子供を助けたい」という気持ちになって、自然と川に飛び込むんじゃないですか?
 それは決して「心ならずも」ではないですよね。前向きな気持ちですよね。

 野伏氏のエッセーの続きを紹介します。

 神風特攻は昭和十九年秋に始まった。「同期の桜」に出てくる第十四期飛行予備学生たちの出撃は翌二十年四月に集中している。戦争終結までわずか四カ月…彼らのほとんどは日本の敗戦を予想していた。その上で、B29による民間人への無差別爆撃を何とかくい止めようと、また講和の条件が日本にとって少しでも良くなるようにと、唯一無二の若い命を投げ出したのである。

 出撃数時間後には、南の海に愛機とともに砕け散る我が身を思い、その先の再会を約して交わした言葉が、「靖国で会おう」であった。

 今、靖国神社をめぐる議論がかまびすしい。悲しいことに日本人の中にも隣国の政治圧力に同調する者がいるが、靖国神社を冒涜することは、尊い命を犠牲にしてわが国を守ろうとしたすべての人々の死を辱め、わが国近代の歩みを否定するものだと私は思う。それは今を生きる私たち自身の存在をも揺るがすことになろう。決して過去の問題ではない。

 靖国問題は、日本人の「想像力」の欠如が引き起こしている側面もあるのではないか?と、私は最近思うようになりました。
 私も人のことは言えませんが、この「想像力」というのが最近、多くの日本人から欠如しているような気がしてなりません。

 たとえば歴史。
 『明治維新を成し遂げた』『日清戦争に勝った』『日露戦争に勝った』『韓国を併合した』『日中戦争に突入した』『真珠湾を攻撃をした』『ポツダム宣言を受け入れ敗戦を迎えた』……
 これらの事象一つ一つは単なる「点」でしかありません。「点」をつなげて「線」で見ないと真実は見えてきません。
 が、学校で教わるのはたいがい「点」としての歴史です。
 (私もたいがいそういう教育を受けてきましたが、高校の世界史の先生が素晴らしい方で、歴史を物語風に「線」で教えて下さり、流れが非常に良く理解できました)

 歴史を「点」として単発的に見ている限り、なかなか想像力は湧いてきません。
 「線」で見て初めて想像力が湧いてきます。「その時代にそこに生きた人たちは、なぜこういう行動を起こしたのだろう?」と、興味を持って考えることができるようになります。
 
 あの戦争の時代を生きた日本人が、日々どういう気持ちで暮らしていたのか。国や故郷に対してどう思っていたのか。そして、もし自分があの時代の一員だったとしたら、どのように行動しただろうか?

 当時をリアルタイムで生きた人たちの心を、完全に理解することは不可能でしょう。
 が、日本が生きるか死ぬかという時代、彼らがどれほど切羽詰まった気持ちで(あるいは逆に希望を未来につなげて)生きていたのかを、ある程度まで想像することは私は可能だと思います。
 皆さんも想像力を働かせて、自分がタイムマシンにでも乗ったつもりで、もう一度歴史を振り返ってみませんか?

 付け加えるならば、政治家の中にも歴史を「点」でしか捉えていない人が、何とたくさんいることでしょう。
 「点」でしか捉えられないから、祖国のために戦って亡くなっていった父や祖父の世代の声なき声に、耳を傾けることができないのではないでしょうか。
 そして「点」でしか物を言ってこない中国や韓国の尻馬に乗って、日本批判を繰り広げている。私にはそんな愚かな図式が浮かんでくるのです。
 そのような政治家は、他の問題に対しても「点」としてしか捉えられないのではないか?と、いう気すらしてきます。

 どうか皆さん、今回の選挙では、拉致問題や靖国問題をあなたの心の中の争点にして下さい。
 そして、これらの問題をちゃんと「線」として捉えている候補者に投票なさって下さい。

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Posted by くっくり 01:42 | 歴史認識 | comments (19) | trackback (5)
「百人斬り」訴訟〜請求棄却は納得行かない
 「百人斬り」訴訟、東京地裁は遺族側の請求を棄却しました。
 「百人斬り」があったと認定されたわけではありませんが、到底納得いかない判決です。

将校遺族の請求棄却 「百人斬り」報道訴訟/東京地裁「明白な虚偽と言えぬ」(産経新聞)
 昭和十二年の南京攻略戦で旧日本軍の二将校が日本刀で「百人斬り」を行ったとする事実無根の報道で名誉を傷つけられたとして、遺族が毎日、朝日両新聞社と本多勝一朝日新聞元編集委員らに謝罪広告の掲載や出版の差し止め、計三千六百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は二十三日、「当時の記事内容が一見して、明白に虚偽であるとまでは認められない」として遺族側の請求を棄却した。遺族側は判決を不服として、控訴する方針。

 土肥章大裁判長は判決で「記事は二将校が東京日日の記者に百人斬り競争の話をしたことをきっかけに連載され、報道後に将校が百人斬りを認める発言を行っていたこともうかがわれる」と指摘。その上で「虚偽、誇張が含まれている可能性が全くないとは言えないが、何ら事実に基づかない新聞記者の創作とまで認めるのは困難」と判決理由を述べた。
(以下略)

 裁判長は原告側に「悪魔の証明」をやれと言うんですか?
 結局「書いたもん勝ち」ってことですか?
 ジャーナリストは事の真偽を確かめる必要はない、証言さえあれば検証なんか必要ない、証言をそのまま「事実」と決め付けて書いてよい……ってことですか?

続き▽
Posted by くっくり 01:33 | 歴史認識 | comments (31) | trackback (12)
「平和を守ることのつらさ」を分かってる人に投票したい
 お昼前、宮城で震度6弱の地震発生。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
 直接被害は受けなかったものの、交通機関が止まって足止めされちゃったという方も多くおられたのではないでしょうか。Uターンラッシュとまともにぶつかりましたからなぁ。
 最近もう本当に地震が多いから、最初ニュースで見た時、「あ、また地震」と思った程度だったんです。ところがその後、民放も特番組んでずっと伝えてたもんですから、「えっ!そんな大きな地震だったの」と驚いた次第です。
 ほんま地震は怖いですな。台風なんかと違って急に来ますからね(T^T)

 さて、まずは昨日(8/15)の毎日放送「ちちんぷいぷい」からツッコミ一つ。

 「方言で読む 日本国憲法」大原穣子 著が紹介されたんですが……。
 これは憲法を大阪弁に書き直したものだそうで、大原穣子本人が前文を朗読したんです(VTR)。
 ところが、これがめちゃくちゃ意訳な上に天皇を全否定したような内容なので、何か嫌な予感するな〜と思ってググッてみたら……。

【2005.01.18】日本共産党2005年賀詞交歓会
 主催者を代表して笠木隆党川崎市委員長(衆院10区)が、「国民の苦難と要求あるところ日本共産党あり」といわれる取り組みを強めたいとあいさつ。来賓として、岡本一神奈川労連副議長や、「おくにことば」で憲法を読む活動が話題になっている女優・方言指導の大原穣子さん(全国革新懇代表委員)が激励の言葉を述べました。

 やっぱりな〜やっぱりな〜っぱりな〜りな〜……
 ちなみに「全国革新懇」のサイトはこれ。

 でも、スタジオは皆(角淳一や吉本の芸人)「原文はわかりにくいけど、大阪弁にしてくれたらわかりやすいわぁ」「ええこと書いてるなぁ」とかすっかり騙されてた……あうぅ(T^T)

 昨日のNHK討論番組にもプロ市民が紛れ込んでたらしいんですが(安達という女性教師)、このように、いろんな番組にプロ市民が普通の市民の顔して出てきたりするんですよね。
 私やここに来られてる皆さんは、顔つきとか喋り方とかで「何かコイツ怪しいぞ」ってピンと来るんだろうけど、普通にテレビ見てるだけの人はそんなの気づかへんやろし。
 テレビ局もその人が運動家であることは重々承知で、「一市民」として出演させてるんだろうなーと思うと、ほんまむかつきますなぁ。

 昨日の産経朝刊に、小野田寛郎さんと櫻井よしこさんの対談が2ページに渡って掲載されてたんですが、そこで櫻井さんが奇しくもこのような発言をされています。

 私は、事実をよく見ないで反省する人の反省は、本物でありうるんだろうかといつも思います。事実をしっかり見つめて、因果関係も分かって、反省するのは恐らく本物だと思うのですが、事実関係の認識や認定があいまいなままで反省しても、本当の反省とはいえないのではないか。情緒的な反省は、情緒的な自己主張につながり、却って理性を忘れて戦争に走る危険性があるのではないか。外交でできることをすべてして、徹底的に戦争回避の術を探る努力は、もっと冷徹な目から生まれるのではないかと思うのです。

 安達センセイにも読ませてやりたい!

 あと、その対談の小野田さんの発言で、特に私が印象に残った箇所はこれ。

 戦争の悲惨さは伝えなければいけませんが、ただそれだけでは十分ではないと思います。戦争とは悲惨なものである。じゃあ、戦争しないためにはどこまで我慢できるか。その我慢が切れたら結局、戦争になってしまうのです。そんなことも考えずに平和、平和っていいますが、そういう人たちは平和を守ることのつらさを真剣に考えてくれているのかな、と思ってしまいます。

 もういっちょ、小野田さんの発言。

 わがまま一方のことを言ってる人が多い。街に防犯カメラをつけるといえばプライバシーの侵害だという。だったら、空き巣に入ってもらえばいいのに、空き巣もいやだという。考えていることや、やっていることが矛盾しています。それでいて、その矛盾に気が付かない。自分がおとなしくして、事を荒立てなければすべてが安全、平和にいくんだと誤解しているんですよ。

 「平和を守ることのつらさ」を真剣に考えず、「自分がおとなしくして、事を荒立てなければすべてが安全、平和にいく」と考え違いをしている代表格の社民党・土井たか子は実質上、引退するようですな。
 それは良いけど、辻元清美が出てくるんじゃねぇ……はあ。

 清美ちゃん、あんた「今の私に何ができるのか、皆さんの声を聞きながら決めたいと思っています」と殊勝なこと言ってたのに、皆さん(=国民)の声をちゃんと聞いたの?私のメール届いてる?

 「私もいろいろ迷ったんですが、皆さんに『もう一度頑張れ』と背中を押していただきまして〜」とか何とか適当なこと言うんやろなーと思ってたら、それ以下のこと言うとった。「福島党首以下、周りの方の要請を受けたので」ですって。
 なるほどね。清美ちゃんの言う「皆さんの声」というのは、「国民の声」じゃなく「身内の声」だったのね。

 1年ちょっと前の参院選直前(2004/06/15)の清美ちゃんの発言、プレイバック。

2004参院選大阪選挙区 「判断 委ねたい」 出馬表明会見の辻元氏(大阪日日新聞)
 参院選大阪選挙区(改選数三)への立候補を十四日表明した元衆院議員の辻元清美氏(44)。秘書給与詐取事件について「おわびから始めないといけない」と頭を下げた上で「『もう一度だけチャンスをやるから働いて来い』と言われるのか、それとも『辻元はもうあかん』と言われるのか、有権者の判断に委ねたい」と語った。
 
 この時、有権者は「辻元はもうあかん」と判断を下したはずなんですけどね。都合よく忘れちゃったみたいですね。
 だって今日の清美ちゃん、こうですもん。

 会見で「勝ち組・負け組ではなく、やり直しのきく、敗者復活のできる社会がええと思う。それを敗者復活に賭ける辻元が実現したいんです」と語った辻元さん。

 「もう一度だけチャンスを」が「やり直しのきく、敗者復活のできる」に変化。もし今回落ちても、何度でも出てきたるで〜ってことですか?
 何度もチャンスあっていいですな。つーか、あんた、ほんまに事件を反省してるの?

 小泉くんも「やり直しがきく」と思ってるんやろか?8月15日の参拝、見送ってしまったけど。「来年行けばいいだろ」ぐらいにしか思ってないんやろか?
 選挙前だし予想できたことではあったけど、やはり残念です。
 郵政解散、造反者潰しと、めちゃケンカ上手な側面を見せながら、なぜ靖国ではそんなにケンカ下手なの?
 中国や韓国がそんなに怖いの?そうじゃなくて公明党への配慮?あるいはマスコミでよく言われてるような「靖国を争点にしたくない」というヘタレな視点のみ?

 でも国民はヘタレじゃない。8月15日の参拝者は過去最高の20万5000人。「中国?韓国?反日デモ?それが何?我々は日本人。日本人が日本のために戦って亡くなった人をお参りしてなぜ悪い?」という当たり前の主張ができる日本人がこんなにもいる(T^T)

 小野田さん、ここでもGJな発言。「小泉首相は殺されてもいいと郵政解散を行ったが、なぜ靖国参拝には命をかけないのか」。
 首相は公務の全てに命を懸ける覚悟で取り組むべき、という私の考えは厳しすぎますかね?

 うちの夫は、強引とも見えたあの解散を実は非常に買ってたんです。これまで一度も自民党に投票したことのない夫が、「今回は小泉自民党に入れる」と言ったほどです。
 が、昨日参拝しなかったことで、それもパァ。夫、大激怒!
 「小泉にまた裏切られた。何があっても8月15日に参拝する言うてたんちゃうんか。今年せんでいつすんねん。もうええ!お前らなんかに票入れたれへん!」

 小泉くん、貴重な一票を失ったね。あ、でも夫はそれ以上に民主党に不信感を抱いているので、民主党には票は流れないと思いますよ。たぶんヤケになって泡沫候補に入れるんやろなーと思う。

 んで小泉くん、参拝を見送った上に、村山談話を踏襲する談話をまた発表。バンドン会議で終わりにしときゃいいのに。ほんとにもう(T^T)
 もっとも村山談話に比べたら自虐性は若干減ってるようですが、でもわざわざ中国や韓国という国名入れたりして、何か媚びへつらってるみたいで感心せん。

 その中国、韓国ですが、昨日は意外と冷静だったようですな。両政府ともこれ以上反日を煽るのは国益上ヤバイと考えたんでしょう。
 自分たちの都合で押したり引いたり、ほんま迷惑な話です。日本はいちいち反応する必要なんてないんです。
 日本政府が中国や韓国に屈しなくなった時、それが本当の意味での戦後の終わりではないだろうか?などと思ったりして。

 とにかく、選挙が終わったら(もし小泉自民党が勝って政権維持したらの話だけど)、政府は戦争のあれこれを一度整理して総括してほしい。
 昨日のNHKの番組見てても思ったけど、時代は随分変わってきてると思います。「東京裁判史観にとらわれるのはおかしい」「強制連行とか南京大虐殺はなかった」という、10年前ならもみ消されたような声が、堂々とNHKの電波に乗るようになったんですから(生放送だったから、という声もあるかもしれんけど、でもそういう発言をした後もその人たちは何度も発言のチャンスを与えられてた)。

 例えば、少なくとも「A級戦犯は国内法では犯罪者ではない」というのは事実ですよね。

大橋武夫法務総裁答弁(参院法務委員会・昭和26年11月13日)
「戦争犯罪なるものは、これは国内法上におきまする犯罪と観念すべきものでは私はなかろうと思います。これは国内法におきましては、飽くまで犯罪者ではない。従って国内法の適用におきまして、これを犯罪者と扱うということは、如何なる意味においても適当でないと思うのであります」

 なのに小泉くんも細田くんもA級戦犯を犯罪者扱いして、それがいつの間にか政府見解のようになっちゃってる。おかしくない?まずはここから修正すべし。
 
 また河野洋平の従軍慰安婦談話、これも撤回しましょうよ。
 国内ではもうとっくに決着ついてるのに、未だに韓国人は世界中に嘘をばらまいてる。この談話が彼らの大きな拠り所になっているのです。

 歴史はいろんな見方があるから、事実は一つでも見解が分かれるということは多々あります。それは仕方ないことです。
 でも、少なくともこの二点については事実関係ははっきりしてるでしょ。それすら修正・撤回できない今の日本政府ってどうなんでしょ?
 親や祖父の代を悪者にしてでも他国に配慮しないといけない、それが普通の外交なんですかね?納得いかん(T^T)

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Posted by くっくり 01:16 | 歴史認識 | comments (39) | trackback (3)
NHKスペ「戦後60年・靖国問題を考える」であれこれ……
 NHKスペシャル「戦後60年・靖国問題を考える」を見ました。
 VTRがかなり左に偏ってたんで、こりゃ討論も期待できんなあと思ったんですが、上坂冬子さんが頑張ってくれてました。姜尚中のホニャホニャ屁理屈を一刀両断てな感じで。
 
 一例挙げると、姜尚中が「日本の侵略戦争がどうのこうの」と言い出した時に、上坂さんが「マッカーサーもあれは自衛戦争だったと言ってますけどね」とツッコミ。
 姜が『いまそれ言わないで下さいよ……』みたいな苦笑いをしてるのを見て、わたしゃ一人でウケてました(≧▽≦)

 所功さんも穏やかな語り口調ながら、相手が間違ったこと言ったらちゃんと正してたし、よかったです(サンフランシスコ講和条約の第11条の「judgments」の訳は「裁判」でなく「諸判決」が正しい……など)。

 その所さんが最後の方で言ってたのは……戦死したお父さんの慰霊に行った時(ソロモン群島ニュージョージア島?)、現地の人たちが「日本もいろいろあったけど、私たちも独立できるんじゃないかと思った」等、日本のやったことをそれなりに評価をしているのを見て、侵略だ何だというのとは別に、戦争が結果としてもたらした物はいろいろある。そのへんも見ていくべき……と。
 細かい箇所違ってると思うけど、だいたいそのようなことを言ってました。

 もう一人の……名前忘れたけど、大阪大学の教授も何だかなぁ。専門が「日本思想史」と書いてあったけど、夫はそれ見て「日本妄想史の間違いやろ」と言ってた(^_^;

 しかし姜尚中、ほっといたらデタラメばっかり言うてますな。
 上坂さんも所さんも全てにツッコミ入れるのは無理だったみたい。

 例えば「近隣諸国が靖国問題を言い出したのは、民主化が進んだことで国民が靖国問題を考える土壌ができたから」とかさらっと言ってましたが、そんなん嘘ですって。
 中国も韓国も国民が自発的に考え始めたというよりは、政府が国民に対して反日の一環として焚きつけたわけであってね。他のアジアの国も華僑が煽ってるし。
 ……もっとも、情けないことに日本のサヨク(主に朝日新聞)が焚きつけたという部分も大いにあったりするのですが(T^T)

 そもそも韓国人はともかく、中国人が靖国神社やA級戦犯を正しく理解してるはずがない。民主化なんてされてないし、厳しく情報統制されてるんですから、「考える土壌」なんかないんです。

 これは今日(8/14)の「たかじん委員会」で三宅久之さんが言ってたことですが、以前、中国からの留学生をスタジオに招いた回があって、その時に「A級戦犯って何だか知ってますか?」と彼らに尋ねたら、答えられた中国人は一人もいなかったと(私もこの回は見てました)。

 拙ブログ8/2付<「アジア」と靖国問題と東京裁判 >をプレイバック。
 「中国民主化運動海外連席会議」のアジア地域代表で、高校まで中国で過ごした生粋の中国人である相林氏の発言。

 実は日本に来るまで、靖国神社は「戦後、A級戦犯を祀る目的で作られた軍国主義賛美の施設だ」と教えられてきました。
 ところが、実際に来てみると、明治維新で亡くなられた方をはじめとする国のための戦没者を祀っていることを知り、驚きました。

 「たかじん委員会」に招かれた中国人留学生の中にも、「参拝しても問題ない」と答えた人がいました。その人は「中国を出て初めて真実を知った」と。

 中国人は真実から目を塞がれた状態で靖国を語っているのではないか?そして韓国人は真実から目を背けた状態で靖国を語ってるのではないか?と、思ったりする今日この頃……。
 
 そういや最近、「真実から国際社会の目を背けようと必死な韓国人」の醜態が暴露されましたね。

 ・「独島は韓国領」と記念撮影=韓国兵が陸自隊員と−サイトに掲載、防衛庁抗議

 こんな恥ずかしいこと平気でやる国は、いつまで経っても国際社会では信頼されませんよ。はよ気づいたらどやねん。
 ま、ええか。このまま気づかず自爆し続けてもらった方がこっちは助かりますよね。この調子で今後もがんばってもらいましょう(^_^;

 (この件の詳細は「あんた何様?」さん8/14付「韓国軍は、迷惑をかける基地外活動を禁止してください。」でどうぞ)

 もう一つ、韓国関連のニュースを紹介します。読者N子さんからいただいた情報です。

 時期も時期ですし、BBCのウェブサイトを見ていたら、こんな記事を見つけました(^^;正確に訳せるわけではないので、ニュアンスが分かる程度ですが、写真を見ているだけでも相当むかつきました(^^:

 リンクを貼りますので、見てみてもらえないでしょうか?
 翻訳はWEB翻訳などを使えばそこそこは内容が分かることと思います。

 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/4749467.stm

 何とかもっと英語を勉強して、いろんなことがどのように海外で報道されているのかを知りたいと思っています。
 日本のニュースは伝えてくれませんから。

 今日も韓国人が嘘を世界中にばらまいているのかと思うと……はぁぁ(T^T)

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Posted by くっくり 02:17 | 歴史認識 | comments (21) | trackback (4)
「アジア」と靖国問題と東京裁判
産経新聞:【主張】靖国神社 静かな追悼の場としたい 赦免決議の原点を大切に

 8月は鎮魂の月。
 なのにここ数年、8月は特に騒がしい。英霊に申し訳ないですな。早く本来の「静かな追悼の月」を取り戻したいものです。

 中国・韓国(ついでに国内サヨクも)はよく、「アジアの国々は首相の靖国神社参拝に反対している」という言い方をしますが、そんなのはもちろん嘘です。
 首相の参拝を正面から批判している国は、世界190数カ国のうちわずか2カ国、つまり中国と韓国だけです。他の国々は、靖国神社こそ日本の戦没者追悼の中心的施設とみなして参拝しています。A級戦犯合祀後も、です。

 これまでに外国のどういった要人が参拝しているかは、「思いつきブログ」hit on!さんが見やすい表にまとめて下さっていますので、以下をご覧下さい。

 ・靖国神社 外国人参拝者(1) A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(S54〜H08)
 ・靖国神社 外国人参拝者(2)A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(H09〜H11)
 ・靖国神社 外国人参拝者(3)A級戦犯合祀判明後の外国人参拝者(H12〜H14)

 外国人要人参拝者は日本を訪れる要人の数から数えれば決して多いとは言えませんが、これは要人の日程を作成する外務省が、靖国神社参拝に対して消極的反対の立場を取っているからです。

 アメリカのアイゼンハワー大統領も参拝を希望しましたが、外務省が難色を示して潰れたことがあったと言われています。2002年には同じアメリカのブッシュ大統領が参拝を希望しましたが、これまた外務省に阻まれたと言われています。
 インドネシアのある閣僚経験者も数年前に参拝を要望したのですが、アレンジを外務省から断られています。

 つまり、参拝した要人たちはみな、外務省の消極的反対を押し切って訪れたのであり、日本の戦没者に対する並々ならぬ敬意の表れとして積極的に受け止めるべきなのです。

 いや、しかし隣国である中国や韓国の声を無視するのはどうか?という声もあります。
 韓国は本来A級戦犯とは何も関係ないのでこの際置いといて、中国について書きます。

 中国共産党と中国国民の声は同じなのでしょうか?と言うと、一概にそうとも言えません。
 実は、全世界に広がる中国民主化運動の関係者の日本観は、中国共産党指導部とは全く異なるのです。
 「中国民主化運動海外連席会議」のアジア地域代表で、高校まで中国で過ごした生粋の中国人である相林氏の発言。

 実は日本に来るまで、靖国神社は「戦後、A級戦犯を祀る目的で作られた軍国主義賛美の施設だ」と教えられてきました。
 ところが、実際に来てみると、明治維新で亡くなられた方をはじめとする国のための戦没者を祀っていることを知り、驚きました。私たち中国民主化運動に携わる者にとって、明治維新とは中国革命のモデルであり、維新の志士たちは尊敬の対象です。中国人からみれば、日露戦争はロシアの侵略から中国を守る戦いでした。ですから、私たちが尊敬する人々、そして中国を救ってくれた恩人が祀られているところ、それが靖国神社だとわかったのです。
 そこで、日本に来る中国民主化運動の同志たちを、私はたびたび靖国神社に連れてきます。そして、靖国神社は私たち民主化運動の恩人たちが祀られているところだと説明すると、みなびっくりして、丁重にお参りします。
(中略)

 −−−では、中国共産党政府は、なぜ首相の靖国神社参拝に反対するのか。

 まず理解してほしいことは、中国共産党は無神論者である、ということです。だから現在の中国は宗教の自由も認めていません。(中略)毛沢東時代には自分の先祖を家で祀ることすら許されていませんでした。日本の国土より27倍も大きな中国では靖国神社のような国の為に犠牲になった英霊の魂を祀る場所は一箇所もないのです。(中略)
 本来なら無神論者の中国共産党政権は日本人の靖国参拝には関心がないはずです。その証拠に30年前の日中国交回復の時、中共は靖国神社のことに一言も触れませんでした。江沢民は3年前にイタリアを訪問した時に無名戦士のお墓に献花しました。数年前に米国を訪問した際にアーリントン国立墓苑で献花しています。このアーリントン墓地には、朝鮮戦争で中国人民解放軍と戦った兵士も祀っています。旧敵国兵士に敬意を表するのであるならば、江沢民は来日の際に靖国神社にも献花するべきなのです。
 そうしないのは、近年日本の中国に対する弱腰外交を見て、責めればODAや円借款等の多額の援助が取れるから、中国共産党は、靖国問題や教科書問題は日本との外交の切り札として使っているのです」

  つまり、中国共産党指導部は、首相の靖国参拝を怒っているのでも何でもなくて、「怒った素振りを見せれば、日本から他の分野で譲歩や援助を得られる」と考えてるってことですな。
 (韓国の場合はそこまで深い考えはないと思います。特に今の盧武鉉政権はほとんど支持率絡みで反日を利用してますから)

 まあこの相林氏のような中国人は、ごくごく一部でしょうけどね。中国国内にいる限り、まともな情報は入って来ないんですから。
 逆に言えば、大多数の中国人(特に内陸部の貧しい人たち)にしてみたら、「ヤスクニ?何それ。そんなのどうでもいいよ。こちとら毎日の生活に必死なのよ」てなもんかもしれません。

 ……中国や韓国はなぜ「アジアの国々は首相の靖国神社参拝に反対している」とミエミエの嘘をつくのか?答えは明快ですね。
 国際社会(特に欧米)を味方につけて日本を孤立させるためです。「こんなにも多くの国が、多くの人々が、日本のやることに反対しているんですよ〜」とイメージ操作をしているのです。
 中国は先ほど言ったように、譲歩や援助を引き出すのが主な目的。
 韓国はちょっと違ってて、「日本のイメージを下げることで韓国のイメージを上げたい。韓国の方が日本より優れていると世界に知らしめたい」という子供じみた劣等感から来ているような気がします。

 中国・韓国の「反日」を止める方法はあるのでしょうか?中国・韓国と仲良くする方法はあるのでしょうか?
 私は正直、無理だと思います。少なくとも近い将来は無理でしょう。

 歴史や政治にあまり興味のない人の中は、中国や韓国の反日はごく最近の歴史が原因だと勘違いしている(日中戦争や日韓併合など数十年前の歴史に原因があると思っている)人も多いようですが、決してそうではありません。根っこは「中華思想」にあります。
 この思想では、中国にとって朝鮮は長男。朝鮮にとって日本は弟。てな感じになります。

 20世紀、そんな彼らにとって起こってはいけないことが起こってしまいました。
 中国は日本に攻め込まれ、朝鮮は日本に併合され……。「息子(弟)にしてやられた」、もっと言えば「格下の野蛮な民族にしてやられた」という現実、これは彼らにとって非常にショッキングなものでした。プライドが大いに傷つけられました。

 聖徳太子の時代にすでに中華秩序から抜け出た日本人にとって、彼らの民族アイデンティティや民族ナショナリズムは理解を超えています。
 日本人はそのへん実にあっさりしているというか、戦争でアメリカに負けてすっかり飼い慣らされてしまいましたからなぁ。
 まあ日本人の「あっさり」もあまり良くはないとは思いますけどね。日本と中国の間ぐらいがちょうど良いのかも?

 また、中国も韓国も儒教の国です。儒教では、恨みつらみに「時効」がありません。現代の儒者は未だに始皇帝を赦していません(紀元前213年、始皇帝は無用の政治批判を行う儒者達の書物を焼き払わせた)。
 そういう考え方が根っこにある中国人や韓国人に対して、日本人が「そんな何十年も何百年も前のことはもう水に流して下さいよ」と言っても、到底受け入れてもらえないでしょう。

 中華思想や儒教に由来した彼らの考え方というのは、もう何千年も前から継承されてきた物ですから、今さら変えさせるのは不可能に近いのではないでしょうか。
 例えば内政上の理由から、日本と一時的に友好関係を構築したりはするでしょうが、そんなものは向こうの都合ですぐ反故にされてしまいます。中国も韓国も現在まさに「自分たちの都合」で日本を攻撃してきてますよね。

 いま私たちにできること言えば、中国・韓国(そしてサヨク)の「アジア全体が靖国参拝に反対している」等の嘘に基づいたプロパガンダを一つずつ打ち消していく作業……地道に真実を世界の人々に伝えていく作業、これしかないのかもしれません。
 本当は外務省が積極的にやってくれりゃーいいんですけどね。この期に及んでもまだあまりやる気なさそうですが……(T^T)

※ここまでの参考文献・サイト
 ・「中韓のごたくに誤魔化されるな!世界は靖国をこうみている」日本会議事務総局・江崎道朗氏(「正論」8月号)
 ・平成浮世奇譚さん


■「『正義』か『報復』か これで分かる東京裁判」

 今日の産経は社説でも東京裁判に触れていますが、他に、見開き2ページを使って特集を組んでます。
 題して「『正義』か『報復』か これで分かる東京裁判」。

 全文入力は無理なので前文と見出しだけ書き出しときます。
 拙ブログ読者さんなら、見出しだけで内容はだいたい想像できると思います(^_^;

(前説)
 終戦から六十年を迎える今も、日本人の意識は「過去の日本=悪」とみなす東京裁判史観から脱却できず、その思考パターンが外交や安全保障、教育などさまざまな分野に影響を及ぼし続けている。それほどまでに日本を呪縛してきた極東国際軍事裁判(東京裁判)とは一体、何だったのだろうか。東京裁判を実行した連合国軍総司令部(GHQ)幹部や戦勝国の判事ですら、やがてその正当性と意義を疑うに至った「勝者」による「報復の裁き」を検証する。(阿比留瑠比、加納宏幸)


………見開き右………


●「真実探求」無罪を主張 パール判事の慧眼
 【パール判決文】
 【日本での講演】

 ・(用語説明)ラダ・ビノード・パール氏

 ・(年表)東京裁判をめぐる主な出来事

◇開廷までの経緯

 ・(用語説明)ポツダム宣言

 ・(写真)1945年(昭和20年)8月30日、神奈川県・厚木飛行場に降り立ったマッカーサー・GHQ総司令官。その日のうちに東京裁判の被告逮捕を命じたが、後には東京裁判の効果に否定的見解を示すようになる。

◇弁護側資料は却下「対ソ侵略」糾弾も

◇国際法に根拠のない「新法」で裁く

◇ナチスドイツより厳しく裁かれた日本

◇検閲…許されない批判

◇昭和天皇「戦犯」に深い同情

◇天皇誕生日に刑執行の“演出”


………見開き左………


●一貫性欠く政府の姿勢 相次ぐ異議 沈静化図る

◇(写真)昭和3年から20年までの日本の歴史を断罪した東京裁判の法廷。A級戦犯の席は後方の2列=21年6月、東京・市ヶ谷台

 ・(用語説明)A級戦犯

 ・(用語説明)サンフランシスコ講和条約第11条

◇「戦犯」生存者は名誉回復

 ・(表)A級戦犯とされた28人と判決

◇東条元首相「自衛戦争だが敗戦の責任は私に」

 ・(写真)絞首刑になったA級戦犯
 (くっくり注:東条英機氏は大きい写真。土肥原賢二氏、広田弘毅氏、板垣征四郎氏、木村兵太郎氏、松井石根氏、武藤章氏は小さい写真)

 ・(表)東京裁判とその判決を批判した海外の識者ら
  ハンキー卿(英国枢密院顧問官で国際法の権威)
  マッカーサー元帥(米国)
  ウィロビー将軍(GHQ参謀第2部長)
  シーボルドGHQ外交局長
  ケナン国務省政策企画部初代部長(米国)
  ダグラス連邦最高裁判所判事(米国)
  プライス陸軍法務官(米国)
  チョプラ博士(インド教育省事務次官)
  コリナ駐米大使(メキシコ)
  (くっくり注:各人数行ずつ東京裁判に対する批判コメントが載ってます)

◇オランダ判事「裁判誤り」竹山道雄氏に後年吐露
(くっくり注:このオランダ判事はローリング氏。竹山道雄氏は「ビルマの竪琴」の作者。)

◇原爆投下完全にタブー視
(くっくり注:米国人ブイクニー弁護人の原爆投下に言及した弁論が途中から日本語通訳されなかった)

◇「偽書」の征服計画を基に追及
(くっくり注:「偽書」=田中上奏文。「検察側は裁判途中で偽書らしいと気付いて追及をやめている」「が、中国の高校教科書には事実として記載されている」と本文で言及しています)

◇短絡的な被告指弾は知的怠惰 国際日本文化研究センター助教授 牛村圭氏

◇「負ければ賊軍」しみじみ実感 伊藤忠商事元会長 瀬島龍三氏


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Posted by くっくり 02:15 | 歴史認識 | comments (4) | trackback (8)
船橋焚書事件で最高裁が初判断
独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁「図書館は意見伝える場」
 千葉県船橋市立西図書館が著書を廃棄したため、表現の自由を侵害されたとして「新しい歴史教科書をつくる会」と作家の井沢元彦(いざわ・もとひこ)さんら7人が、市に慰謝料など2400万円の支払いを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第一小法廷は14日、「公立図書館は思想、意見を伝達する公的な場で、職員の独断による廃棄は著者の利益を侵害する」との初判断を示した。
 その上で、司書が廃棄を決めた今回のケースも利益侵害に当たると認め、著者側全面敗訴の二審東京高裁判決を破棄。賠償額の算定などのため、審理を同高裁に差し戻した。著者側の逆転勝訴となる見通し。
 横尾和子(よこお・かずこ)裁判長は判決理由で「公立図書館の職員は独断的評価や個人の好みにとらわれず、公正に資料を扱う義務がある」と指摘し、「司書がつくる会や賛同者への反感から廃棄を決めたのは、職務義務違反で、著者の人格的利益を侵害する違法行為」と結論付けた。
(以下略)
(07/14 12:10)(共同)

 個人が趣味でやってる図書館じゃないんですから。公立図書館なんですから。個人の好みや主義主張で、「この人の本、大嫌い!廃棄してやるっ!」なんてことを司書がやっちゃいかんでしょう。
 まあここまで極端な司書は他にはいないでしょうが、でも実際のところ、地区によって図書館の蔵書のバランスが違ってたりしません?
 わかりやすい例で言えば、……ある区の図書館の雑誌コーナーに「世界」は置いてあるけど「正論」は置いてない。でも別の区の図書館に行ったら両方ともちゃんと置いてある……みたいな。
 
・船橋焚書事件 最高裁が初判断【視点】(産経夕刊紙面より)
(前略)
 また、今回の訴訟では著者と図書館の関係が争点となったために判断されなかったが、仮に原告が船橋市民であり、市民の利益を主張した場合には、判決はさらに船橋市側に厳しい判断を出したことも考えられる。さらに、最高裁では審理がされず、勝訴のままとなっていた司書の行為についても、判決は何ら肯定はしていないことも付け加えておきたい。(赤堀正卓)

・船橋焚書事件とは?(産経夕刊紙面より)
 平成13年8月、船橋市立西図書館が187冊の蔵書を破棄。うち107冊は破損などの廃棄基準に該当せず、大半が新しい教科書をつくる会のメンバーら保守系知識人の著書だった。市教委は14年5月、「女性司書が独断で蔵書リストから外した」として、この司書を含む5人を減給などの処分にしたが、つくる会と同会幹部の西尾幹二、藤岡信勝、坂本多加雄(故人)、高橋史朗の4氏のほか伊沢元彦、岡崎久彦、谷沢永一、長谷川慶太郎の4氏が「不当な言論弾圧だ」と慰謝料などを求め、同年8月に提訴した。

 廃棄された書籍の著者名・除籍数の内訳は「西尾幹二のインターネット日録」4/29分を。
 独断廃棄した司書がいかに保守系知識人を嫌っているかがわかります。特に西部邁さんの「嫌われ度数」は半端じゃないです(^_^;

 この事件を最初に聞いた時、ブラッドベリの小説「華氏451度」を思い出しました。映画化もされてます。だいぶ昔にテレビで見ました。
 この小説では国家権力が政策として焚書をするのですが、もし今回の裁判で「独断的廃棄」が認められるような判断が下されていたら、「華氏451度」のような国への第一歩となってしまったかもしれません。

Posted by くっくり 01:15 | 歴史認識 | comments (7) | trackback (2)
「アジア」の首相が靖国参拝
ソロモン首相、靖国神社参拝
 南太平洋・ソロモン諸島のケマケザ首相が10日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。
 日本ソロモン友好協会によると、ケマケザ首相は「日本とソロモン諸島の共通の文化は先祖に感謝すること。英霊が祭られている場所を拝見したい」と述べ、参拝を希望したという。
【2005/07/12 東京朝刊から】

 ケマケザ首相、ありがとうございます。
 ところが日本にも「先祖に感謝すること」を是としない哀れな人たちがいるんですよ。どうしたらいいですかね(T^T)
 それにしても、こういうニュースはもっと大きく伝えてほしい気がします。「アジア」は中国・韓国だけではないんですから。

 中国と言えば、えげつないニュースがありましたね。

日本人入店時に謝罪要求 中国吉林省の料理店
 中国吉林省長春市の「城市晩報」は11日までに、同省吉林市の西洋料理店が「日本人は謝罪した後に入店すること」と記した札を掲げ、日本人客が歴史問題で謝罪しない場合は入店を拒否していると伝えた。
 札は3月からドアの横に掛けてあり、店主は「侵略戦争で中国人民に重大な災難をもたらした歴史を認め、頭を下げてわびた場合」に限り、日本人の入店を認めるとしている。札を掛けて以降、日本人客は一人も来ていないという。
 店主の行為について、中国各紙は「日本人に歴史を認識させることは中国人の責任だ」として肯定する声を載せる一方、「理性に欠ける」といさめる意見も紹介している。(共同)
(07/11 20:33)

 「理性に欠ける」……さりげなく中立を装っても無駄ですって。中国メディアに公正中立なんてありえません。
 そういや竹島問題が盛り上がった頃、韓国でも日本人立ち入り禁止のゴルフ場なんかがありましたっけ。
 ほんまに中国も韓国も「理性に欠ける」人が多いようですな。

■「諸君!」8月号:安倍晋三さんと岡崎久彦さんの対談より
安倍
「一方で、日本の国民は世論調査であれほど『不快感』を持っているにもかかわらず、非常に冷静ですよね。中国の五星紅旗を焼く人は誰もいない。中国要人の写真を破る人もいない。中国大使館に一般民衆がデモで押しかけることもない。上海では、日本人留学生が暴行を受ける事件もありましたが、日本国内では、中国人に対して今まで同様親切にしていると思います」

岡崎
「これで中国人を一人でもいじめたら、中国のマスコミが『待ってました』とばかりに煽るでしょうが、一つもありませんでした。中国人留学生を多く受け持っている親しい大学教授に面白い話を聞きました。反日デモのあと、中国人留学生たちが『何か身の危険があったら、みんなで対策を講じよう』といって電話連絡網を作ったそうなんです。ところが、登校しても日本人の態度は普段と変わらず、何も起こらない。そんな状況に驚いて、中国人の女子学生など『これなら私は日本人と結婚してもいいわ』と(笑)。やはり日本人の方が成熟してますよ」

 ところが成熟してないのが日本の一部政治家。いや、政治屋。

自民親中派が靖国勉強会 「ポスト小泉」の思惑も
 自民党の親中派議員らが12日午後、党本部で会合を開き、靖国神社設立の経緯A級戦犯合祀(ごうし)の背景などについて検証していく「靖国問題勉強会」(世話人代表・野田毅元自治相)を発足させた。
 靖国神社参拝継続の意向を示している小泉純一郎首相に慎重な対応を促すのが狙い。同時に首相の参拝を支持する議員連盟を立ち上げた安倍晋三幹事長代理らに対抗、「ポスト小泉」を選ぶ次期総裁選に向けアジア重視の外交を1つの結集軸にする思惑もあるとみられる。
 初の勉強会には加藤紘一元幹事長、高村正彦元外相、大島理森元農相も含め計26人が参加し、講師に招いた後藤田正晴元官房長官と意見交換した。後藤田氏は「(東京裁判を受け入れた)サンフランシスコ講和条約順守が国際社会復帰の大前提だ」と指摘。「(A級戦犯ら)指導者には敗戦の結果責任はある」として、小泉首相に参拝方針を見直すよう求めた。
(共同通信) - 7月12日19時54分更新

 加藤&野田の媚中コンビが作った勉強会+ポスト小泉作戦会議。
 先日、首相経験者を集めて会談した河野洋平にしても、今回の加藤&野田にしても、「重鎮」を引っ張り出してくるというのがセコイですね。自分たちだけじゃ大した影響力はないのを自覚してるってこと?

Posted by くっくり 23:50 | 歴史認識 | comments (3) | trackback (0)
韓国人には両陛下の想いなどわかるまい
 バンザイクリフで黙礼されている両陛下の後ろ姿。この写真を見てるだけでなぜだか涙が出そうになります。
 それにしても、空と海の何と青いことでしょう。
 テレビでよく流されている映像(崖から女性らが飛び降りる瞬間をとらえた恐ろしくも悲しい映像)は白黒だったり色あせたカラーだったりしますが、きっとあの日の空も海も、本当はこの写真のように青く美しかったのでしょう。それを思うとよけいに切なくなります。

 サイパンで両陛下が慰霊、沖縄・韓国の塔にも拝礼(読売新聞)
 この後、両陛下は事前に公表された日程表にない「おきなわの塔」「韓国平和記念塔」に立ち寄って拝礼された。宮内庁は「事前に発表すると拝礼が難しくなることも考えられ、発表に踏み切れなかった」と説明した。

 事前に行くことは考えてたんだけど、あえて公表はしなかったと。これ、宮内庁のGJじゃないですか?
 だって事前に行くと発表してたら、韓国人が「日皇なんかに来させるな!」「サイパン入りを阻止せよ!」などと大騒ぎしただろうし、下手したら両陛下のサイパン行き自体なくなってたかも。

 拝礼したこと自体は、私はよかったんじゃないかと思います。当時は彼らも日本人だったんですし、人間死んだらみな仏様ですから。

 ところが拝礼したらしたで、韓国人はこんなこと言い出すんですよね。

 天皇がサイパンの「韓国人平和塔」訪問(聯合ニュース)
 日本の天皇が28日にサイパンにある韓国人戦没者慰霊塔の「太平洋韓国人犠牲者の追悼平和塔」を訪問した事実が伝えられたことで、サイパンで暮らす韓国人会をはじめとする関連団体からは「これを贖罪(しょくざい)の契機とすべき」などの声が高まっている。
 天皇は同日午前10時から約4分間平和塔の前に立ち、頭を下げて黙とうを捧げたという。サイパン韓国人会の金スンベク会長は聯合ニュースの電話インタビューに対し、「日本の天皇の平和塔訪問は突然の出来事だったため、その場に韓国人は1人もいなかった」としながらも、「韓国人会の要求を受け入れたようだ。今回の訪問を契機に、アジア地域の犠牲者のため、反省してくれることを望む」と述べた。

 さらに、↓こんなことも。

 明仁天皇、サイパンの「韓国人慰霊塔」電撃訪問(中央日報)
 月1500ドルをサイパン政府に寄付しながら平和塔を管理してきた追悼事業会のイ・ヨンテック会長(76)は、天皇の訪問について「小さなことだが、それ自体に意味がある」と語った。 また「今回のことが日本国民の過去史反省と戦争被害遺族に対する補償などの契機になることを望む」と付け加えた。 太平洋戦争犠牲者遺族会のヤン・スンイム会長は「天皇がどんな姿勢で平和塔を訪問したかは知らないが、心から贖罪したのなら、韓国人犠牲者の問題も解決してくれることを願う」と述べた。

 「もっと反省しろ」「補償をしろ」……拝礼したらしたでこうですもん。つけ上がるのもええ加減にしてほしいですわ。
 そもそも「韓国人会の要求を受け入れたようだ」って何なんですかね。こちらは要求を受け入れたわけではないと思うんですが。
 でも向こうが本当にそう思い込んでるんだとしたら、この先、非常に心配です。
 「日本はやはりこちらがしつこく言えば要求を受け入れる国なんだ」と勘違いし、調子に乗ってさらにあれこれ要求してくるんじゃないですか。

 だいたい、昨日までは韓国の新聞は↓こんな論調で、言いたい放題だったんですよ。
 
 日王、戦争責任に沈黙…追悼を前面に(東亜日報)
 しかし、サイパンで強制労働に苦しんだり、戦乱に巻き込まれて死亡した韓国人犠牲者のための「サイパン韓国人慰霊碑」は訪問対象から除外され、「国内向けの行事」という限界を露呈した。韓国人慰霊碑は日本政府が自国の死亡者のために立てた戦没者碑から徒歩で5分のところにある。
 このような日程から分かるように、日王の今度の慰霊巡礼は「日本王室(特に昭和日王)の戦争責任」に関して黙ったまま、戦没者追慕だけの形式を取っている。
 終戦後、昭和日王は慰霊目的の海外激戦地への訪問ができなかった。しかし1989年王位を受け継いだ明仁日王は、1992年中国を訪問して過去史に遺憾を示して以来、硫黄島、沖繩などの激戦地を訪問して戦没者を追慕してきた。
 結局、自分の責任に対しては口を閉ざしたまま、経済力を前面に過去の縁故地に影響力の拡大を狙う今度の慰霊巡礼は周辺国を慰めることはもちろん、日本国内の軍国主義(特に最近の「戦犯無罪論」)を鎮めることもできないだけだ。
 日本は1914年第1次世界大戦勃発後、サイパンを占領して殖民統治をした。サトウキビ栽培などのために2万人余りの日本人を移住させており、韓国人労働者1000人も労役に動員された。1944年6月の連合軍上陸後、約1ヵ月間にわたって展開されたの熾烈な戦闘で、日本軍4万3000人余りと米軍1万5000人余り、そして民間人など7万5000人余りが死亡した。

 「日王」(「天皇」の蔑称)とか言ってる時点でめちゃ腹立つんですけど(-.-#)

 細かいことですが、大事なことなので指摘しておきます。
 「韓国人労働者1000人も労役に動員された」とありますが、これは「徴用」を意味してるんでしょうか。だとしたら間違いです。
 サイパンが陥落したのは1944年7月。国民徴用令による徴集が朝鮮で適用されたのは1944年9月。サイパン陥落以前に朝鮮人が徴用で動員されていたなんてあり得ません。

Posted by くっくり 02:07 | 歴史認識 | comments (5) | trackback (4)