「周辺国へ配慮しろ」派の思いとは?
 首相の靖国参拝「中止を」52%(朝日新聞世論調査)

 朝日新聞社が25、26の両日実施した全国世論調査(電話)で、小泉首相の靖国神社参拝について、「やめた方がよい」と答えた人が52%と過半数を占めた。「続けた方がよい」は36%だった。「やめた方がよい」と考える人の72%は、その理由として「周辺国への配慮」を挙げた。中国や韓国などとの関係を重視している様子が浮かび上がる。戦没者追悼のための新たな国立施設の設置については、賛成42%、反対34%と見方が分かれた。

 これって逆に言えば、参拝をやめた方がよいと考えている人の4分の3は「中国や韓国が文句言わなかったら参拝してもよい」と思っているわけですよね。
 うーむ、解せん。

 だって、ちょっと前とは違って、今はテレビでも新聞でも、中国や韓国が靖国参拝に文句を言う「本当の理由」について、専門家らが連日解説してくれてますもん。
 内政問題が絡んでたり、日本との関係を優位に持っていこうという外交戦略があったり、特に中国は日本の安保理常任理事国入りを阻止する野望があって靖国参拝に抗議をしてると、まあそういった解説が連日されているわけです。

 なのに、未だに「周辺国への配慮」を理由に「参拝を止めた方がいい」と答える人が多いのはなぜなんでしょう?
 テレビや新聞をちゃんと見てないの?
 いやいや、「配慮」と言うからには、中国や韓国が文句言ってるのは知ってるんですよね。テレビニュース程度だったら見てるんですよね。

 にもかかわらず、なぜ中国や韓国に配慮しろと考えるのか?
 日本人特有のお人好しさ?それとも「中国様と韓国様には逆らうな」タイプ?あるいは配慮したら関係が上手く行くと思い込んでる?
 靖国問題で折れたところで、また別の問題で際限なく文句言ってくるであろうことまでには考えが及ばないんでしょうか?

 「周辺国へ配慮しろ」派はいったい何考えてんでしょ。何かもうわからなくなってきました。

Posted by くっくり 01:47 | 歴史認識 | comments (6) | trackback (0)
日本の統治時代を正しく伝えてくれたガイドさん
両陛下、サイパンご訪問 戦後60年慰霊の旅

 地元では概ね歓迎ムードのようです。

 みのもんたの「朝ズバ!」で見た内容。
 サイパン地元紙はほとんど全てのページに両陛下の写真が載せられているそうです。レポーターの女性がある地元紙を表紙から1ページずつめくって見せてくれましたが、本当に両陛下の写真だらけでした。

 もっとも歓迎しない勢力もいて、「訪問に反対する看板が一時立てられました。が、話し合いが行われた結果、取りはずされました」とのこと。
 番組内ではその勢力が何なのかの説明はなかったのですが、おそらくはこれ↓でしょう。

 両陛下きょうサイパン訪問『韓国人犠牲者も慰霊して』(東京新聞)
 「サイパン韓国人会」は今月、事務所の前に「日本の天皇は戦争中に犠牲になった韓国人に謝罪しなければならない」と書いた横断幕を張り出した。日本政府に対しては「サイパンの韓国人慰霊碑も訪問してほしい」と申し入れた。
 だが横断幕のことが地元紙に紹介されると、波紋が広がった。同紙には「韓国人会は反対運動を控えるべきだ」との投稿が寄せられ、同会は二十四日になって横断幕を外すことに。キム・スンベ会長(44)は「尊敬する司教から外すように言われたので従った。地元の意向は尊重しなければならない」と語り、周囲の反発の強さを示唆した。

 コメントしたくもない。「朝ズバ!」に話を戻します。

 「ただ島民には複雑な思いをお持ちの方々もいます」という振りで、お年寄りのインタビューを何人か紹介しました。
 が、いずれも口では「賛成でも反対でもない」「複雑だ」と言いながらも、「『海ゆかば』は今でも歌えますよ」とカメラの前で歌を披露するお爺さんや、「日本統治時代は良かった。泥棒がいなかった。今はたくさんいる」と言うお婆さんなどがいて、総じて日本に特別憎しみを抱いているという雰囲気ではありませんでした。
 TBS側には「島民に日本を批判させたい」という目論見があったんでしょうか。もっとも不発だったようですが(^_^;

 「ザ・ワイド」でも特集が組まれました。
 その中で、1979年に日本テレビで放映されたサイパン慰霊関連の特番が紹介されました。

 現地のガイドの男性(故人)が、ボランティアで日本人観光客の案内をしていました。流暢な日本語で。
 バンザイクリフでは、米軍に追いつめられた日本の民間人がたくさん海に飛び降りた悲劇を切々と解説。
 が、中には心ないというか、歴史を知らないのでしょう、「海に飛び込んだ日本人が馬鹿なんだ」などと言う若い人たちもいたそうです。ガイドさんはそれに対して、「馬鹿ではない。国のために自分を犠牲にして飛び込んだんだ」と……。

 昔の特番VTRが終わって、亡きガイドさんの代わりに息子さんが「ザ・ワイド」の取材に答えてくれました。
 「戦争体験者が事実を伝えない。あるいは伝えても理解されない。父はベストを尽くして日本の統治時代を観光客に伝えようとしていた」
 日本の統治時代を正しく伝えようと頑張った現地のガイドさんがおられた。何とありがたいことでしょう。日本の統治時代をねじ曲げて伝えている某国の人たちとは大違いです。

 私たちは二度と戦争はしないという決意を新たにするとともに、多くの日本人の犠牲の上に今の日本の繁栄があることに思いを馳せ、彼らに対して感謝の気持ちを示すべきでしょう。
 彼らの屍の上に立ち平和の時代を生きている私たちの誰も、彼らを馬鹿にする権利などないと思います。

Posted by くっくり 01:31 | 歴史認識 | comments (3) | trackback (2)
日本遺族会が見解
首相の靖国参拝要求の方針を堅持、日本遺族会が見解
 日本遺族会(会長=古賀誠・自民党元幹事長)は17日、都内で緊急の支部長会議を開き、小泉首相の靖国神社参拝問題について、「首相の参拝を求める方針に変わりはない」などとする見解を決めた。

 11日の正副会長らによる会合で、古賀氏が「首相の参拝は近隣諸国への配慮が必要だ」と発言したことに対し、遺族会内から「首相の参拝を求める方針を変えたのか」といった問い合わせが相次いだことを受けたものだ。

 遺族会の見解は、古賀氏の発言を事実上、軌道修正したもので、<1>首相の参拝を求める方針に変わりはない。参拝を継続・定着させるためにも、近隣諸国への配慮が必要だ<2>靖国神社に代わる追悼施設の設置は認めない<3>A級戦犯の分祀(ぶんし)は靖国神社自身の問題であり、会が口を出すべきではない――としている。古賀氏は支部長会議で「心配をかけた」と語ったという。

 「NEWS23」でもこのことはいちおう報道されました。
 てっきりスルーすると思ってたんですけどね。「遺族会も首相の靖国参拝には反対している」という誤報(古賀誠の先走り?)を既成事実化するために。
 ただ、「参拝を継続・定着させるためにも、近隣諸国への配慮が必要だ」の前半分……「参拝を継続・定着させるためにも」の部分は、ちゃっかりカットされてましたけどね(-.-#)

Posted by くっくり 01:13 | 歴史認識 | comments (0) | trackback (0)