「アンカー」硫黄島の滑走路下に眠る遺骨 政府が動き始めた
■3/25放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
「硫黄島の滑走路を引き剥がして、遺骨を取り戻す」、青山繁晴さんがかねてからこの番組や講演等で訴えてきたことが、ようやく動き出しそうです。
今回、スタジオには青山さんでなく松原聡さんが来られてました。
青山さんは腰の骨折にともなうコルセット作りのためどうしても来られないと、予めご本人のブログ(3/21付)で説明がありました。
青山さんはブログの中で今回の放送を「できれば、なるべく多くの人に視ていただきたいのです」と述べられています。
以下、引用です。
硫黄島の滑走路下に眠る遺骨…回収に動きだす防衛省トップを青山が直撃!
「硫黄島の滑走路を引き剥がして、遺骨を取り戻す」、青山繁晴さんがかねてからこの番組や講演等で訴えてきたことが、ようやく動き出しそうです。
今回、スタジオには青山さんでなく松原聡さんが来られてました。
青山さんは腰の骨折にともなうコルセット作りのためどうしても来られないと、予めご本人のブログ(3/21付)で説明がありました。
青山さんはブログの中で今回の放送を「できれば、なるべく多くの人に視ていただきたいのです」と述べられています。
以下、引用です。
ひとつお断りしておかねばならないのは、こうしたロケの映像を、ぼく自身は全く見ていませんし、その編集がどのように行われているかも、全く関与していません。
ぼくは番組を仕切っているのではなく、あくまでも一出演者に過ぎないからです。
それは、ことし1月7日に放送された、3人のキーパーソンの政治家、民主党の総理候補のひとりの前原さん、麻生首相側近の鴻池さん、非麻生の立場を鮮明にしつつあった世耕さんという3人へのインタビューと同じです。
実際に放送された編集ぶりに、ぼく自身は必ずしも得心していませんが、それは、あくまでもテレビ局の編集権に属します。
今回の、硫黄島をめぐる放送も、どのように編集されるか事前には何も教えてもらっていません。
ぼくとしては、みんなの高い志がありのままに伝わるように祈るばかりです。
実は、硫黄島の放送をめぐっては、いちばん最初の硫黄島訪問、その次の栗林中将の法要、そして今回のいずれも、ディレクターの決して小さくない反対に直面しました。
半ば以上、強引に押し切る形で、ロケや放送にこぎ着けました。
今後も、ぼくとしては、あまりに当然ながら、この硫黄島をめぐる事実を追っていきたいと思いますが、それができるかどうかは、ただただ、沢山のかたが視てくださるかにかかっています。
どうかお願いです。
まさかぼくのためではなく、誰のためでもなく、硫黄島でわたしたちを護ろうと戦いきって、それなのに長く忘れられ、放置され、悪者あつかいされてきた先達のために、視てください。
君が代に歌われているさざれ石ゆかりの長良川のほとりから、文字通りに伏して、お願いします。
あぁ、もう夜明けです。
もしお時間があれば、動画あるいは以下のテキストをご覧になる前に、どうかこの日の青山さんのブログ全文をご一読下さい。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
緑色の文字はナレーション部分です。
内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、このあとは“ニュースDEズバリ”のコーナー、参ります」
…………………………VTR開始…………………………
太平洋戦争の末期、最も壮絶な戦闘で知られる硫黄島(いおうとう)の戦い。
青山繁晴
「(防衛省前にて)硫黄島の戦いは64年も前のことですけれども、決して過去のことじゃありません。というのは、硫黄島で亡くなった私たちの先輩、2万1000人のうち、遺骨となってこの日本に帰れた人は、未だに8000数百人にすぎません」
青山繁晴
「逆に言えば、1万2000人、1万3000人の方々が、硫黄島は東京都の一部(東京都小笠原村)であって、遺骨が帰ってくるのに何の障害がないにも関わらず、今、まだ帰っていないと。現在の問題なんです。ところが、この日本の大きな、絶望的な事態に対して、大きな動きがありました」
【硫黄島に関する大きな動きとは?】
青山繁晴
「硫黄島、今使ってる海上自衛隊の滑走路を引き剥がして、そこから遺骨を取り返そうという動きを、この、政府自らがやることを決めました」
その情報を聞き青山が向かったのは防衛省。
何と防衛官僚のトップに立つ男、増田好平事務次官から直接話を聞き出そうというんです。
(防衛省の事務次官室にてインタビュー)
青山繁晴
「余計なこと最初に言いますとね、考えてみたら、防衛次官が良い話でテレビカメラの前に出るっていうのは、すごく久しぶりじゃないかなと思ってます」
増田好平
「いや、それよくわかりませんけど…(笑)」
…………………………VTR終了…………………………
(いったんCM)
山本浩之
「はい。今日、青山さんは骨折治療のため番組をお休みなんですが、これまで何度か取り上げている硫黄島の遺骨収集に新たな展開がありましたので、その動きを青山さんが取材しました」
村西利恵
「以前から青山さんはこのコーナーで、日本の領土なのにまだ多くの遺骨が残されている硫黄島の遺骨収集を訴えていました」
…………………………VTR開始…………………………
(2006年12月13日放送「硫黄島は生きるヒント」より)
「アンカー」が初めて硫黄島について取り上げたのは、2006年12月。
民間人が立入禁止となっている硫黄島へ飛び、現地取材したのです。
太平洋戦争で最も壮絶と言われた硫黄島の戦い。
この戦いで、日米合わせて2万6000人の兵士が命を落としました。
ブッシュ大統領
「硫黄島の戦いは、アメリカの歴史の中で最も重要な戦いです。兵士達が摺鉢山に掲げた旗は、自由と民主主義のために戦うアメリカの決意のシンボルなのです」
硫黄島はアメリカ人にとって特別な場所です。
摺鉢山に星条旗を立てる海兵隊の姿が、勇敢に戦う兵士の象徴として心に刻まれているから。
現在の硫黄島には海上自衛隊の基地があり、民間人の立ち入りは原則禁止されています。
青山が見た硫黄島の真実とは——。
青山繁晴
「ここが1945年2月にアメリカ軍が上陸してきた、その海岸です。で、ここから上陸していって、まず、あの摺鉢山を占領して、あそこの頂に、あの有名な旗を立てました。ここで何とか時間を稼いで、その間に日本の東京から和平交渉してほしかったわけです。それなのに日本の本土では軍の首脳部が、ここに栗林中将や、それから全国からかき集めた普通の国民をここに送った当時の軍の首脳部は、本土決戦というようなことを叫び続けて、和平交渉もしなかったから、実はやがて5カ月あとの長崎、広島の原爆投下に至るわけです」
青山繁晴
「航空自衛隊のF15が訓練をやってます」
生々しい戦いの跡が残る硫黄島。
青山はこの島に張り巡らされた地下壕で、驚くべき先人の足跡を目にします。
青山繁晴
「いやあー、すごいですね。これたぶん天然の洞窟を利用して、最初にここに司令部を置くことを決めて、そして地表からここに巧みに掘り進んできたんだろうと」
青山繁晴
「だんだんこうやって立てなくなって、細くなる、この辺も地下の要塞の技術としては完璧です」
青山繁晴
「もうこの、ちょっと入っただけで、この地熱でどんどん暑くなってます(汗だく状態)」
この島には60年以上の歳月が流れた今も、1万2000人以上の遺骨が本土に帰ることなく眠っているのです。
青山繁晴
「ここから、この上に向かって3個、こうやってドラム缶が残ってます。これに溜まる雨水だけが、2万人の日本の人々、兵士って言わないで下さいね、もともとは普通の日本の人なんだから。その人たちがこのドラム缶で命をつないでたんです。(ドラム缶をなでる)もう気持ちが、ほんとにすごく伝わります」
(2006年12月13日放送「硫黄島は生きるヒント」より)
青山繁晴
「今の真実、たった今の真実をね、たとえば一つ申しますと、滑走路ありましたね。あの滑走路の下に、私たちの先輩である普通の日本国民が、今もそのままいるわけです。その上に滑走路を造ってしまってる。皆さん、あそこで死んだ日本国民は、2万1000人いるんです。遺骨として日本に帰れたのはたった8千数百人。1万3000人があそこで、今日もこの瞬間もね、『帰りたい、帰りたい』と言ってるわけですよ。ね。何故日本はそれを放っとくんですか?(涙)」
大きな反響が寄せられたこの放送のあと、硫黄島の戦いを指揮した栗林忠道中将の故郷・長野(長野市松代町)では、異例の63回忌法要が営まれ、青山も参列しました。
遺骨が帰ることのなかった栗林中将の祭壇には、白い布に包まれた硫黄島の石が供えられていたのです。
硫黄島が日本に返還されて41年。
今も海上自衛隊の滑走路の下には、収集できない遺骨が残されています。
そして平成21年度予算ではじめて、滑走路下の遺骨を捜索・収集するために、調査費用およそ1億円が計上されたのです。
(防衛省の事務次官室にてインタビュー)
青山繁晴
「今回の硫黄島のことについては、いわば国民の声、遺骨を取り返してほしいという声に応えてのことだと理解してますので、僕は画期的だと思ってるんですね」
増田事務次官
「あの、まあ遺骨の問題はですね、ま、本来は厚生労働省のあれなんですけれども、戦後ですね、遺骨の収集というのを、ま、ずっとやってきてはおりますけれども、だんだんですね、出てくる遺骨の数が、ま、少なくなっておるということでございます。で、そこで言われているのが、島の真ん中をですね、ま、飛行場が現実にはあるわけで、そのエリアは遺骨の収集をですね、本格的には行われていないと。ですから、残ったかなりの数のものがですね、その地域にあるのではないかというふうに、ま、推測できるんではないかと思っているところです。役人的に言うとですね、決定したっていうのはまだちょっと早いんですけども、基本的な方向としてはこれをやっていこうということで、今、進めているところでございます」
青山繁晴
「役人的には正式決定じゃないとおっしゃいましたが、でも平成21年度予算に1億円の調査費がついてるんですよね」
増田事務次官
「はい」
青山繁晴
「で、その調査費から始まって、今後どういうふうに実際に事業を進めていくのか、そこをちょっと教えていただけますか」
増田事務次官
「はい。滑走路を別の場所に造って、で、そこに滑走路が移ったあとに、その今の滑走路の下の遺骨を収集する作業を行うと。で、その前に新しい滑走路を造る場所を、まず遺骨の収集をするということでございます。この滑走路の移設等だけでもですね、数百億円ぐらいの」
青山繁晴
「数百億」
増田事務次官
「予算が、経費がかかるだろうと思っております。そういったことを考えるとですね、ま、10年足らずぐらい」
青山繁晴
「10年足らず」
増田事務次官
「期間がかかるだろうと。で、ただ問題はですね、まさにたとえば、これから滑走路を造ろうとする場所の、遺骨の収集がどのぐらいかかるのかというのは、まだ厚生労働省さんもですね、なかなかこう明確には言えないと」
青山繁晴
「つまり平成21年度、調査費として1億円ついたっていうのは、本当に入口に立ったっていうことなんですね」
増田事務次官
「そうですね、はい」
青山繁晴
「で、つい心配してしまうのはですね、10年経てば増田次官も変わってる、大臣も変わる、それから場合によっては政権も変わる、日本の政治もっと変わるかもしれない、その中で10年間ずっとこういう、その何て言うか、志がなければやっていけない事業を支えていくっていうのは、なかなか大変だと思うんですね」
増田事務次官
「はい。国民の声というものがあり続けるということが、基本的には一番重要なんだろうなというふうに、こう思っております」
(インタビューいったん終了)
青山繁晴
「普段の増田さんて、わりとはっきり言うと役人くさいところもある人だから、今日はむしろ例外的な表情を見たように思いましたね。(VTR中略)一番意外だったのは、そういう、もういちおう方針が決まった事業だけ、あるいはその防衛省だけでやれる事業だけ、そういう話に終始すると思ったら、それを超えた話をね、もう一つしたんですよ。で、それがまあキーワードとしてはこうなります(フリップ出す)」
青山繁晴
「『子どもたちのために』と。子どもたちのために、その硫黄島はどういう役割を果たすのかということについて、増田さんが話してくれました」
(いったんCM)
本土からおよそ1200キロ離れた硫黄島。
戦後64年経った今も滑走路の下に取り残された遺骨を回収するために、初めて予算が計上されました。
しかし現在も民間人の島への立ち入りは原則禁じられ、慰霊のために訪れる遺族さえも上陸には特別な許可が必要です。
しかし将来、硫黄島の遺骨収集が本格的に始まれば、若い世代にも大きな影響を与えるだろうと青山は言います。
(防衛省の事務次官室にてインタビュー)
青山繁晴
「遺骨が少しずつ回収され始めて、たとえばその、慰霊碑ができたり、場合によっては故郷に帰っていただくことが起きたら、期待してるのは単に戦争をふり返るっていうだけじゃなくてですね、今の時代を生きてる、あるいはこれからの日本を支える若い世代に、その、人のために生きる、あるいは公のために命を捧げるという生き方を、みんながごく自然にその、もちろん戦争を賛美するとかそういうことではなくて、ごく普通に話できるんじゃないかと、そこも実は僕は個人的には期待するんですけど」
増田事務次官
「うん、うん、あの、なかなか難しいことではありますけれども、やっぱり硫黄島にですね、若い人にも足を運んでもらって、やっぱり生(なま)に、たとえば壕の中のですね、本当の暑さであるとかいうものを、ま、感じるというのが重要だなあというふうに思っております」
青山繁晴
「いや、あの、しかし今おっしゃっていただいたのは、非常に肝心なところだと僕、思うんですけど、実は僕は増田さんの口からね、それを聞けると予想してなかったんですけど、共感するんですね。すなわち、その、見ていただくと。今は立入禁止で、で、僕も特別許可が得られたから行ったんですけど、これからもずっと立入禁止のままにするんじゃなくて、だけど同時に観光地にするんじゃなくて、若い人に本当の教育をするための施設として、国の施設として整備するって、それは増田さんのいわば夢としてもやっぱりあるんですね」
増田事務次官
「いろいろ行われていくべきだろうと、こう思っております。しかし自衛隊は本来そのためにいるわけではないと、その辺のことをですね、どううまく解決するかということがないと、宿泊施設そのものからしてですね、全部自衛隊のものしかありませんので。あの、どう考えていくかということだろうと、こう思います」
青山繁晴
「実際に島に入りますとね、例の星条旗立てた摺鉢山を中心として、今まで立入禁止だったおかげで非常に保存状態は良くて、地下壕も往時のまま残ってますし、教育施設にするっていうことも十分可能だと思うんですね」
(インタビュー終了)
取材を終えた青山が向かったのは、硫黄島の戦いで散った栗林中将の故郷・長野(長野市松代町)。
これからようやく始まろうとしている遺骨収集について、墓前に報告したのです。
硫黄島の戦いから64年の月日が流れた今、青山はどんな思いを込め、手を合わせるのでしょう。
青山繁晴
「栗林さんの墓前に報告に行きましたが、今日の放送も、フェアな私たちの歴史の見直しになればいいし、もう一度私たちは、お互いにお互いのことを心配し、お互いにお互いのため生きる、硬い言葉で言えば、公のために生きるって、そういう生き方の始まりになればなあと、本当に心から思ってます」
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「64年という時を経て、ま、ようやく動き出した、まだ時間がかかりそうですけれどもね。室井さん、いかがでしたか」
室井佑月
「あの、絶対遺骨があそこに埋まってるってことは忘れちゃいけないことだし、いつか取り出してきちんとお墓に入れた方がいいって思うけど、全体で数百億かかってるって言ったら、そしたらその、親とか、今働いても全然貧しくて苦しくて、生きていくのが精一杯っていう人たちに、私は使ってもらいたいなっていうふうに思います」
山本浩之
「え?じゃあそれは優先順位で言うと、っていうことですか?」
室井佑月
「はい。いや、ほんとに絶対忘れちゃいけないことだし…」
山本浩之
「室井さんは…」
室井佑月
「はい?」
山本浩之
「ご自身の、ま、肉親とかそういう方で、戦地で命を落として帰ってきてないって人、いますか?」
室井佑月
「いや、いますよ。いますけれども、でもやっぱりその、いろんな報道とか見ると、今生きてくっていうことに精一杯、悲鳴を上げてる人たちが多いわけだから…」
山本浩之
「僕はね、それはね、違う問題だと思いますね。あの、硫黄島以外にも、戦地で命を落とした人がたくさんいて、帰ってきてないと。私自身も一人いますけれども、母方の叔父が。また、もちろん戦後だいぶ経ってから僕は生まれてるんで会ったこともないけれど、母親はこの60年以上、ずっとそればっかり言ってます。それを考えると、硫黄島はあの滑走路の下に確実に多くの人が眠ってるわけだから、日本政府の責任において、60年経とうが100年経とうが、わかってる人だったら、その責任において、戻すのは当然だと思います。お金がいくらかかっても。だから、それと今いる人たち、若者達で職がない人たちを救えっていう話とは、僕は同列に捉えてはいけないんじゃないかな、とは思いますね」
室井佑月
「でも私は、お金がかかると、どうして今なんだろうと。もっと前にすべきことだったと思うし」
山本浩之
「もちろんそれはありますね。もっと迅速にやるべきだったなというふうに思いますけどね。松原さん、いかがでしょうか」
松原聡
「これは、あの、その、べきかどうかっていうのは、国家の予算をどう使うかという話ですから、国会の判断だし、それからそれは国民の判断ですよね。だからやはり、この時期に大変だけど、やっぱり80兆ぐらいの予算の中の、おそらく年度で言えば数十億ずつ使うことについての是か非かというのは、やはり国民が議論するのが大事だと思うんですよ。で、その中でやはり64年前の出来事をしっかり思い出して、それからその、過去をやっぱりそこで救わなきゃいけませんからね。救い出さなきゃいけないので、やはりその作業が必要だということに、おそらく国民の世論は行くんじゃないかと思いますけどね。でも、そのことは問うべきですよね。はい」
山本浩之
「えー、皆さんはいかがお考えでしょうか。以上、青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
「変な編集の仕方したら許さんぞ関西テレビ!」と思って見たのですが、わりとまともだった……んでしょうか?青山さんご本人に聞かないとわからないですね。
それにしても、室井佑月さんはいったい何をおっしゃっているのでしょう?テレビに向かって思わず「はぁ?」って言っちゃいましたよ、私。
ヤマヒロさんもまさに「はぁ?」って感じで、スタジオはいつになくピリピリした雰囲気になってました。しっかり反論してくれたので良かったです。
私は特に宗教に入ってるわけじゃないけど、死者(先人)を大事にしない国はいずれ滅びると思います。
ただ、そのあと話を振られた松原さんはちょっとお気の毒でした。両方に配慮してどっちつかずの発言になっちゃったというか。
しかしこれ、もしスタジオに青山さんがいたらどうなってただろう?ま、室井さんも青山さんがいないからこそ言ったのかもしれませんけど。
今日はもう室井さんは番組の最初から変で(いつも変だが)、トップニュースで「小沢代表の秘書起訴、でも代表続投表明」が伝えられた時も、小沢擁護がすごかった(これもいつものことだが。あ、皆さん、「第52回小沢一郎政経フォーラム」のコピペ貼り付けはもういいです(^_^;)。
「続投していいと思う。逆に今、民主党がガタガタしたらまずいんじゃないか」
「(検察が)公平じゃない。マスコミの報道の仕方も公平性に欠く。小沢さんはずっとむかついてたと思う」
「政権交代したら、不正な献金の問題とかも、踏みこんできちんとやってくれると思う」
「小沢さんの方は記載ミスだが、自民党のある議員は噂では裏金もらってたって話もある」
最後の発言には、さすがにヤマヒロさん、「それは情報でしょ?事実関係は明らかでない。今の段階で検察がフェアかアンフェアか断定できない」とあわててツッコミ入れてましたが。
でも皆さん、ご安心下さい。
室井さんの「アンカー」出演は今日が最後でした!
あ、だから普段にも増して毒吐きまくったんかしら?
さて、まだマスコミも国民もWBC連覇の興奮冷めやらぬ中、私は今回の特集を見て、大変切なく、また複雑な気持ちになりました。
硫黄島から未だ祖国に帰還を果たせぬ方々は、「侍」と称された自分たちの子孫が野球という武器を持たない戦いでアメリカを打ち負かし、そして2大会連続で世界の頂点に立ったことを知ったら、きっと喜んで下さることでしょう。
だけど、私はこう考えずにはおれません。
今の時代にこうやって若い選手たちが自由に思い切りプレーできるのも、私たち国民がそれを心から楽しむことができるのも、硫黄島で犠牲となった方々はじめ多くの先人が、日本の未来のためにと、まだ見ぬ子孫のためにと頑張ってくれたから。その尊い命を投げ出してくれたから。
多くの先人の屍の上に私たちの現在の平和、幸福がある。そのことを決して忘れてはいけないと思います。
今回は紹介されませんでしたが(カットされたのかも?)、「1杯の水」についての青山さんの言葉を、昨年3月26放送の栗林中将の法要の回から引用しておきます。
「VTRの中にドラム缶出てきましたね。あのドラム缶に雨水を溜めて、それだけが命の頼り、よすがだったんですけど、その玉砕した島で1033人だけ生き残った。2万1000人のうち1033人だけ生き残った、そのうちのお一人の金井啓さんって方に会いに行きました。
会いに行った時にですね、あれをして、これをしてくれっていうことは一切おっしゃらないまま(涙)、『青山さんね、もうずっと水だけが60年間頭にあるんだよ。というのは、青山さん、あそこに行ったんだってね。ドラム缶見たでしょ?ドラム缶触りましたか?』
『ああ、ドラム缶触りましたよ』と言ったらですね、『あの中に入った雨水は、青山さん、あの硫黄島だからね、熱湯になるんだよ』と。
『70度の中だからね、熱湯になってね、先に死んでいく戦友の唇にそれ浸したら、熱湯だからね、唇が腫れ上がるんだよ』『だから私はずーっと水を冷やして、1杯のお水を冷やして、60年間祈ってきました』とおっしゃったんです。
だからどうしろってことは、一言も謙虚にしておっしゃらなかった。
だからもう一度ですね、みんなが、この中で(番組を)見てくれた方の1%でも2%でもですね、お水を毎日できれば汲んでいただいて、冷やして、南に向かって祈っていただくと、だんだんだんだん、そのお水の運動が広まって、誰が言い出したかをみんなが忘れる頃に、『そうだ、あの滑走路を引き剥がせ』という国民の声が必ず出てくると思ってますから。
皆さん、実は『アンカー』で2006年の12月にこの放送をしてから、そのあと全国でこの1杯の水を言うようになって、本当はすごくたくさんの人が今、1杯の水を捧げてくれてるようになったんです。
この栗林中将のある意味、主のいないような63回目の法要をきっかけに、もうひとまわり多く、1杯の水を捧げてくれる方が出てくることを、本当にお願い申し上げます」
あと、先の大戦つながりで、私の方から1コだけお伝えしたいニュースが。
■強制排除の処分撤回を指示 高砂義勇兵記念碑の行政訴訟判決(産経3/24)
台湾先住民出身の元日本兵「高砂義勇兵」の英霊記念碑が2006年2月、「日本の軍国主義を美化している」などと決めつけられて台北県当局に強制撤去された問題が、大きく動き出すことになりました。
当時、産経新聞の記事をきっかけに3000万円を超える義援金が日本の読者らから寄せられました。拙ブログの読者様の中にも義援金を寄せられた方がおられるのではないでしょうか。
地元で記念碑を守ってきた「烏来郷高砂義勇隊記念協会」のマカイ・リムイ総幹事は「3年の道のりは長かったが、判決は最終決着への大きな一歩だ。日本の善意に対して恥ずかしい思いをし続けたが、今度こそ記念碑を日本精神が根づく義勇隊の誇りの軌跡として、また日台を結ぶ友情のきずなとして残していきたい」と話しているそうです。
余談ですが、この強制撤去には中共とつながりが深く、靖国訴訟などでもおなじみの、立法院(国会)議員の高金素梅も絡んでました。詳しくは拙エントリー06/6/5付を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴のときたまエッセイ
青山繁晴さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
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Comments
一言。室井はサイテー。知的活動を伴う番組でコメンテーターやらせるには頭が弱すぎです。
室井のコメントを聞いたとき、私は自分の肩や首筋から血の気がひくのを感じました。
松原氏も頼りない。もうちょっと良識を訴えかけるようなオトナのコメントができないものかと。
今日の山本アナは合格点だと思います。
くっくりさんがアンカーのレギュラーコメンテーターになればいいのにと、本気で思う今日この頃です。
*だいぶ以前に貴ブログにコメント投稿したことがあるのですが、そのとき使ったHNは忘れました。すいませんm(__)m。
何故ならやはりお金や税金というのは現在を生きるものに対し優先的に使われるべきだと考えるからです。
それと現実問題として先の大戦で亡くなられた英霊のご遺骨を(硫黄島だけではなく全戦域も含めて)全て一つ残らず回収するというのはどう考えても不可能ではないでしょうか?
しかしだからといって先の大戦で亡くなられた方々を決して蔑ろにしろといっている訳ではありません。
もっと我々は普段過ごす何気ない日常に於いて英霊や亡くなられた方々に対し想い馳せることの方が大切なような気がします。
だからその為に靖国や護国神社があるのではないでしょうか?
確かに亡骸を掘り起こすことも供養の一つとして重要なことでしょうが同時に決して絶対的なことでもないと思います。
こいつがさんざん小沢がやったと騒いでた収賄やあっせん利得はどうなったの??
しっかり説明しろよ妄想じじい。
> 「硫黄島の戦いは、アメリカの歴史の中で最も重要な戦いです。
> 兵士達が摺鉢山に掲げた旗は、
> 自由と民主主義のために戦うアメリカの決意のシンボルなのです」
ここは、アメリカン=イデオロギーの開陳であって、歴史的事実ではない。
歴史的には「大東亜戦争」、
アメリカ側で呼称「太平洋戦争」の争点は「シナ問題」です。
http://www.kokubou.com/document_room/rance/rekishi/seiji/nichibei_kousyou/daitoua10-1.htm
背後には「大西洋」での状況があります。
すでにアメリカは、日米開戦の年の9月に、
ドイツのUボートへの無警告攻撃(shoot on sight order)を宣言し、
実質的に、宣戦布告なしに対独戦を開始しています。
http://en.wikipedia.org/wiki/USS_Greer_(DD-145)
太平洋では、アメリカが日本を挑発、開戦に踏み切らせた。
(アメリカが挑発により、太平洋戦争を起こした)
同時に、連合国(=国連)の成立と第二次世界大戦の開始を意味する。
で、それへのエクスキューズは…
「しかし、悪魔のようなドイツを撲滅するためだったから、正しい」です。
昔はドイツの世界征服計画だったが、この論理だと一層のナチスの悪魔化が必要になる。
結果的に、ドイツの悪魔化に協力しているのが、西尾幹二・松原久子・マーン恵美など。
アメリカの論理は『自由と民主主義のため』なら、戦争も謀略も正当化される、となる。
要するに(俺は常に正しい[I am always right]を前提とした)「ガン=マンの論理」です。
アメリカは、戦争に勝てば「裁判」と称して、この種の「正義」の捏造をやる。
(が、朝鮮戦争、ベトナム戦争では出来なかった=勝てなかったから…、笑)
3/4放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”より
●実はこの政治資金規正法違反は入口であって、その事件だけで小沢一郎という次期総理かもしれない人物をやるとなると、やはりそれは事件として足りないとなるし、国民から疑念持たれたりすることも十分にある。(←注目)
●だからほんとは政治資金規正法違反だけじゃなくて、それを使って、つまり政治資金規正法の縛りをくぐり抜けて、ゼネコンから不正な献金を受けて、その後、その献金に見合った見返りを小沢側がやっている。←政治資金規正法のみで起訴
●公共工事に関してその不正が行われたと、そこまで事件が行く確信を得たから、小沢の秘書を逮捕した。←確証ありませんでした
●小沢から直接事情を聞くのはもう決めている。強制捜査まで行くかどうかは分からないが、本人から事情聴くのは決めている。←小沢の聴取は断念
●つまり小沢に触れずに秘書だけ逮捕という事件に留まるのであれば、検察が存亡の危機までかけてこの時期に踏み切ることはなかった。←おやおや(笑)
いかに青山が妄想だけでありもしないことをわめき散らしてるかが分かる。
しっかり説明せえよ青山。
公共の電波で何を抜かしとるんだ
国のために殉じられた英霊の方々が今も戦地で野晒しにされているのであれば、お一方でも多くの方をご家族・郷里・国土のもとにお帰しすることが「国」と「英霊の方々の後に続く我々」の責務だと考えます。その責務の実行なくして蘘國神社・護国神社で想いをはせたとしてもそれは只の空虚な自己満足にすぎないのではないでしょうか。
そういった意味で我々はその責務すら全うできない恥ずかしい国民であり、英霊の方々に申し開きが全くできないほどに堕落していると私は考えます。
ksとやら、青山氏が小沢を摘発するのか。
青山氏は捜査機関か。
青山氏は、小沢も、自民党の議員、二階や尾身も収賄やあっせん利得の疑いがあるから摘発されるべきだと、他に解釈のしようがないほど明確に言ってきたではないか。
東京地検特捜部にも、例えば二階の秘書もきちんと逮捕せよと迫っているじゃないか。
ハンドルネームだけ変えて、青山氏が妄想を言っているかのような嘘を撒き散らそうとしているのが、あまりにバレバレだ。
それからニートネスニートを名乗る人も、青山氏がいつ、「現在を生きる者より優先的に税金を英霊に使え」と言ったでしょうか。
現在を生きる者のためにも、日本の歴史の正当な見直しをすべきだと言っているのではないか。
くっくりさんに、あえて提案します。
特にksと名乗る馬鹿者のような書き込みは、削除してはどうでしょうか。
あまりに不当に、くっきりさんの起こし作業も貶めている気がします。
それから、このコメント欄は最近では常に、青山氏の言説に文句の付けようがない、あるいは賛否があまり分かれるはずもない時に限って、当初は書き込みが少なく、じっと様子を見ていて、青山氏の言説に共感する書き込みがあると初めて、根拠をまったく持たないまま中傷誹謗するコメントが書き込まれる傾向が強まっていると思いますが、いかがでしょうか。
つまり、コメント欄が反日勢力などに利用されている気がします。
貴重にして開放的なコメント欄だけに、あまりにも反日という感触の強い奇怪なコメントには、管理人の権限を行使されてはどうでしょうか。
ksさんは青山さんに言いたいことがあるなら、本人のブログに直接意見を投稿すべきではないでしょうか。
こんなところで一方的にわめき散らされてはくっくりさんもご迷惑でしょう。
> それから、このコメント欄は最近では常に、青山氏の言説に文句の付けようがない、あるいは賛否があまり分かれるはずもない時に限って、当初は書き込みが少なく、じっと様子を見ていて、青山氏の言説に共感する書き込みがあると初めて、根拠をまったく持たないまま中傷誹謗するコメントが書き込まれる傾向が強まっていると思いますが、いかがでしょうか。
それもあるかもしれませんが、青山さんのブログをよくチェックしている私が感じるのは、青山さんのブログで論破されてしまった人たちが憂さ晴らしにここに来ているのではないかということです。
しかし、失業対策と滑走路問題を同列に考えるならば、まず無駄な「箱物」を作る公共工事を削減するのがスジではないかと思いますね。
失業対策しつつ公共工事は行われているのだから、公共工事という枠組みの中で優先順位を変えればよい。
そしてその予算を議論する場が国会である。
個人的には最後の松原さんのコメントに同意します。”情報を偏向せず開示した上で”世論に問う。これが国会のあるべき姿ではないでしょうか。
一個人の感情としては室井氏を非難したいですが、感情に流されず冷静に今後の対策を練ることこそが硫黄島で眠っておられる方々を少しでも早く救出する道だと思います。
映画で「硫黄島からの手紙」も見ましたが、当時の記録や手記等を見ると、映画の数百倍の困難の中に硫黄島守備隊の方は居られたようですね。
飢え、渇き、病、地熱、硫黄、米軍の砲爆撃、火炎放射器、爆薬、黄燐弾、ナパーム・・・・
ありとあらゆる窮乏、欠乏、困難と苦難、そしてその先にある死。そしてその遺骨が現在も日本の領土にある。
確かに現実に我々の税金がそれらのご遺骨の収集に使われる。その意味ではお金の問題という議論も首肯できます。
しかし同時に、日本の首都、東京都の一部に、国家のために耐え難い戦いを戦い抜き、亡くなられた方たちのご遺骨がある。これはお金の問題ではなく、日本人としての戦没者の方々への感謝、敬意の問題でもあると思います。
確かに今は日本の経済は危機的な状態にあります。そしてそのお金は今生きている人に、或いはこれからの祖国の発展の為に、優先的に使われるべきかと存じます。
しかし、ひとたび現在の経済危機を脱したならば、これらのご遺骨の収集に少しづつでも着手し、可能な限り本土の土に還っていただくのが理想ではないでしょうか?
ちなみにKs殿、
小沢の問題は別に最終的な解決を見たわけではなく、未だ捜査の途上であり、結果がでる前に他人様のブログで吼え回るのは少し礼を失するのではないでしょうか?
それとも御貴殿には捜査の最終的な結果が全てお分かりなのでしょうか?
遺骨収集事業は、やまひろさんも言っていたように、今までずるずると引きずってきた「本来やらなければならない」ことが、今やっとできるようになったという話し。
一方、経済対策は、「今現在起こったトラブルに対処してやらなければならない」話しであり、全く次元が異なる。
さらに、日本の国家予算が一般会計特別会計併せて約400兆円。今回の遺骨収集事業の手付けに使われるのが約1億円であり、予算の1パーセントにも満たない金額。
一方、今言われているだけで経済対策で約30兆使われる事がほぼ決まっている。政府はちゃんと優先順位を決めた上で、今回の遺骨収集事業「にも」予算を振り分けている。
そんなに、「使われるお金の筋」を強調したかったのなら、「在日特権」にでも切り込めば指示されていたかもね。室井さん(藁)
自動的に 金を払えば遺骨が出てくるわけではない!!
遺骨は手作業で収集されます、当然多くの人手が必要になります。
然るに一つの町ができます。
それも時間がかかるなら 安定した雇用ですね。
海運など波及する事業も多いいと思いますよ。
室井さんは 失業者に金をばら撒きたいのでしょうかね?
ksは2ちゃんのマスコミ板(青山スレ)にも流れて行ってる。
いつも貴重な情報源として見ています。
ところで、義援金の額が、リンク先の産経新聞では「3000万」になっていましたが、誤記でしょうか。
確認後、このコメントは消していただいて構いません。
それでは。
硫黄島での遺骨収集に反対を唱えスタジオを凍りつかせた反日の室井の痴態を見て下さい。
本日、H21年3月25日の「アンカー」、青山繁晴は、
★硫黄島遺骨収集に新展開
・今も残る1万3千柱
・まずは、新滑走路予定地の遺骨調査
・硫黄島の戦跡を後世に伝える
09.03.25 青山がズバリ! 硫黄島の戦跡を後世に残す 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=p1Bybn2BRU8&feature=channel_page
09.03.25 青山がズバリ! 硫黄島の戦跡を後世に残す 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=7_CQwrV40bA&feature=channel_page
室井 佑月さん!あなた本当に日本人ですか?
本当にご家族ご親族のどなたかを戦地で亡くされているのですか?
朝鮮系帰化人じゃないのですか?青山繁晴さんのことをあまり良くは思ってないのですか?
とにかく本当に人間ですか?
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
非常に久しぶりに書き込みますさん:
>つまり、コメント欄が反日勢力などに利用されている気がします。
>貴重にして開放的なコメント欄だけに、あまりにも反日という感触の強い奇怪なコメントには、管理人の権限を行使されてはどうでしょうか。
私自身はできるだけ公平な運営をしたいと思っており、いちおう規約なるものを作ってあります。が、中身はかなりアバウトです。
http://kukkuri.jpn.org/blogkiyaku.html
誰の目にも明らかな誹謗中傷の場合(たとえば特定の個人に対して「死ね」とか書いてある場合など)は躊躇なく削除するのですが、「批判」と「誹謗中傷」の境界線があいまいな場合も多く、明確な基準を設定しづらい状況です。
ksさんの「妄想じじい」という発言は明らかに中傷だと私は感じますが、しかし拙ブログではたとえば古舘伊知郎氏とか、かつての筑紫哲也氏とか、「アンカー」については室井佑月氏についてそのような表現で書き込まれる方が多数おり、じゃあそれらも削除しないと不公平だということになります。
また過去の経験から言うと、削除をするとかえって意地になってよけいに書き込んでくる方もおられたので、そのへんも頭を悩ますところです。
そもそも反日的なコメントの大多数は「流し」で、私も面倒くさくてスルーしちゃうことが多いんですが、同じ人が継続して書いてくる場合はそれなりに対応を考えています。
(というか、拙ブログの場合、反日的なコメントがあってもすぐに他の方の反論がつくので、削除は必要ないと判断することが多々あります。またそういう反日的なコメントは、書き込んだ人の品性が疑われるようなものが多く、そういう場合はあえて晒してやれという気になったりもします)
ただ、今回に限って言えば、実は私は昨夜青山さんのブログにコメントを残しておりまして(滅多にコメントはしないのですが、昨日はたまたま)、それでこちらに呼び込んでしまったのかもしれません。当分、自重したいと思います。
shinθさん:
ご指摘ありがとうございました。修正しておきました。
どうもお互いの主張が一致しないのは単に主義・思想の問題だけではなく我々の死生観の違いが大きいかもしれませんね。
もし仮に私が先の大戦で亡くなられた英霊の一人ならば寧ろ亡骸は野晒しのままで構わない思うでしょうね。
それどころか逆に大東亜解放の為の礎として散華した地で土に還るのも満更でもないかなと…。
ただやはり慰霊だけはして欲しくありますから靖国や護国神社には来て参ってくれよと。
少なからずそういったことも尊い犠牲者たちの後を生きる者としての責務の一つ形ではないかなと思います。
最後に誤解して貰いたくないのですが当方は決して遺骨収集という責務を否定しる訳ではありません。
ですが一方で責務を果たす為と言い出せば際限がなくなってしまうのも事実であり何処かでその区切りを設けなくてならないだろうなと考える次第であります。
>それからニートネスニートを名乗る人も、青山氏がいつ、「現在を生きる者より優先的に税金を英霊に使え」と言ったでしょうか。
国の事業として遺骨回収の為の調査を行うということは税の支出がある訳でその点について申し上げた次第です。
現実問題として今後どうするかは別にして青山氏が示された姿勢に対して当方は基本的に賛同していますよ。
遺骨収集も、際限なくやれるものではありません。しかし、米国はいまでも朝鮮半島で遺骨収集してると、以前に聞いたことがあります。硫黄島という小さな島に遺骨があるとわかっているわけですから、収集するのは当然でしょう。
私は、遺骨収集よりも、バラ撒きが優先するとは思いません。
【あなたを忘れない 戦没者遺骨収集のいま】
とりあえず最新の第7回の記事のリンクを張らせていただきます。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090212/trd0902120849005-n1.htm
あきつさんが仰ったように、長期雇用を生み出す事も出来るし、偉大な先人へのご恩返しも出来るし、国際交流も行える一大事業になると思うんですが、なんで厚生労働省の連中は動かないのやら?
マンガ右翼脳は怖い
あなたは紛れもなく反日でしょう。しかも、いざとなれば逃げる反日ですね。
あなたごときが、体を張っている人を呼び捨てにするな。ただの嫌がらせ人間が、半分隠れながらエラソーにするな。
あなたが左翼か右翼か反日か、私は知りませんし、興味もありません。
しかし、青山氏の報道がおかしいというのならば、その決定的な証拠を示してください。私には絶対に示すことが出来ません。なぜならば捜査中の案件だからです。
捜査の結果もでる前から青山氏の報道はおかしいというのは時期尚早ではないですか?
それともあなたには何か東京地検特捜部或いは民主党と特別な繋がりがあるのですか?それとも何らかの政治的な意図を持ってコメントされているのですか?
まずあななたのご議論の根拠を示してください。議論はそれからです。
もし示せないのであれば、コメント欄に無用な発言をされるのはお控えになられては如何でしょう。皆さん建設的なご議論をなさりたいと思っていらっしゃる筈ですから。
日本人が日本にある英霊の遺骨を今までほったからかしにしてきたのが問題なのとちゃいますのん?無駄な箱もの作るよりりっぱな公共事業だとおもいませんか?
沖縄は今でも遺骨収集されてますよね?
尊敬すると書いたのは、本当の気持ちです。何時間もかかるでしょう起こし作業をはじめ、このような充実したブログを作り、しかも維持されるのは並大抵のことではありません。しかも主婦業の他に仕事をお持ちと聞きます。常日頃、尊敬申しあげています。
私を含む、何人かの問いかけに誠実にレスを頂き、感謝を申し上げます。
くっくりさんの毅然たる姿勢が良く分かりました。一つ一つが正論です。
そのうえで、実は私は、やはり反日に類する書き込みは管理人としての正当な権限に基づき削除していただくのが適切ではないかと思慮します。
というのは、くっくりさんの起こしは、単に客観的に丁寧に起こされているだけではなく、きちんとした信念に貫かれている起こしだと思うからです。
それは、私たちと志を同じくする「日本はもはや反日に汚されてはならない」という信念です。
特に青山氏は、今、反日勢力にとって一番やっかいな存在であり、排除したい、貶めたい存在でしょう。
違う側面から言えば、日本をまっとうに、反日に不当に侵されない国にするためには、今やただ一人と言ってもいい存在ではないでしょうか。
他の発言者たちが、日本のテレビ界・メディア界を支配しつつある北朝鮮系・韓国系・中国系のスポンサーに怯えて、遠慮して、発言を変えていく中で、青山氏だけが終始一貫全く変わりません。
恐らくはその所以なのでしょう。青山氏を在京のテレビで見る機会は最近、急激に減りました。私自身も首都圏に住んでおりますが、このくっくりさんの起こしと、you-tubeでかろうじて青山氏の言説に接しています。
これらを総体として考えると、この素晴らしいブログのコメント欄が、反日勢力による青山氏への卑劣な攻撃にまんまと利用されることがあるのは、やはり阻止すべきではないかと考える次第です。
このブログにアクセスは非常に多く、その多くが反日でも愛国でもない、中間層でしょう。
その人々にとっては、反日勢力の根拠のない嘘っぱちの書き込み、青山氏へのただ卑劣なだけの嫌がらせであっても、そのままアップされていれば、一定の根拠があるかのように誤解される怖れなしとはしません。
いかがでしょう。何だか干渉が過ぎて真実から心苦しく思うのですが、くっくりさんの揺るぎない信念を、アンカーの起こし以外のエントリーでも強烈に感じるだけに、反日勢力の書き込みの排除はできれば検討していただきたく、思います。
何十年も今の滑走路を掘り返すことが出来なくなってしまうので、遺族たちが
働きかけて別の所に滑走路を作ろうかということになったようですね。
ここで問題なのは数百億円という新滑走路建設の費用です。潜水艦1隻分の費用
くらいになりますかね。
ただでさえ自衛隊の予算が削減されている中で、遺骨収集のためだけに民間機が
発着するわけでもなく、自衛隊の貨物定期便が来る程度の滑走路を新規に作る
ために数百億円もの金を掛ける必然性があるのかどうかという議論は当然出てくる
と思います。室井さんの指摘は金融危機の中での優先順位を言っていたと思いますが。
>あ、皆さん、「第52回小沢一郎政経フォーラム」のコピペ貼り付けはもういいです(^_^;)。
散々既出なネタだったんですね(^_^;)。
昨日は久し振りに来たので知りませんでした。3月18日アンカーのコメント欄に、そのことを知らずに書いてしまいました。
どうも失礼しましたm(_ _)m。
あの小沢一郎政経フォーラムの件は、かなり広まってるんですね。
もしかして室井降番の理由は、その件を持ち出して電突抗議する視聴者が多かったからなんでしょうか?
今回出演中の室井嬢、いつもより雰囲気が荒れてて機嫌が悪いように見受けられるのはそのせいか?w
「親とか、今働いても全然貧しくて苦しくて、生きていくのが精一杯っていう人たちに、私は使ってもらいたいな」
↑
この台詞は、これから息子の養育にお金がかかり始めるのに仕事が一つ減って(収入が減って)危機感を感じてる彼女自身を投影した発言だったんでしょうか?w
青山さん不在の時でも山本さん、あんなにがんばって青山さんの大事な主張をフォローしてあげてるんだから
青山さんも「この人も例によって毛が無いんですが」ネタはいいかげん止めた方がいいんじゃないかとw。
まぁあれは山本さんの方もいちいちリアクションするから番組スタッフが面白がって青山さんに頼んでいるだけなのかもしれませんが。
つか、おそらくそうだと思う。山本さんにカメラ切り替わる手際が良すぎるw。
http://www.iwojima.jp/
●祖父の硫黄島戦闘体験記
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iwojima/
今週は北朝鮮の話題かなと思っていましたが、そういえば26日は硫黄島の戦いが終わった日でしたね。
「ディレクターの決して小さくない反対に直面しました。」
戦争賛美でもなければ、特定思想の匂いはしないし、反対する理由はないと思いますが。先のクレーマーを恐れているのでしょうか。
高砂義勇兵の記念碑。
帝国軍の一員として戦い、その武勇や威徳は広く知られ、助けられた方や恩義を感じた方は少なからずおります。撤去といった無粋な措置はどうかと思います。
大した戦略価値はないし、選挙が近いといった下世話な事由だけではなく、地元民の心を汲むべきです。
天命・天寿というものがあります。金某さんが亡くなった際、御自身の墓を撤去する運動が生じたらどう思うのでしょうかね。何事も生前の威徳は肝要かと。
硫黄「島」。
松原さんの意見に以下同文です。第二次世界大戦は当時の日本人全員が経験した事ですし、山本さんの意見も併せれば、特に反対するという事はないでしょう。
日本人はこういう話は嫌いではないし、この遺骨収集のドキュメンタリー(特番)を組んでも受けは良いと思います。
青山さんがスタジオにいたら、それはそれで面白かったのですが(汗)
室井さんは、数百億という単語だけで反応したのでしょう。難しいでしょうが、思った言葉を喋る前にちゃんと咀嚼してから発言すれば宜しいかと。まあ同列で捉える事ではありません。
予算の確保の難しさや枠というのがあるので、費用を効率的に使って、なるべく手厚く多くの方々を弔いたいし、未曾有の不景気の中で窮状を訴える方々も絶対に手を差し伸べなければならないが、多くの先人の屍の上に私たちの現在の平和、幸福がある。そのことを決して忘れてはいけないと思います。
とでも仰っておけば、気持ちよく最後のお仕事が出来たかと。
西松事件に於ける室井さんの発言。
「続投していいと思う・検察・報道が公平じゃない・政権交代したら、不正な献金の問題とかも、踏みこんできちんとやってくれると思う・自民党のある議員は噂では裏金もらってたって話もある」
ただ単に「自民党憎し!」の感情だけでしょう。
この手の方々を見ると、とにかく自民党が憎い!悪い!という醜い感情を爆発しているだけです。陰謀だの不当等、それをオブラートに表現した物言いに過ぎません。
秘書は虚偽記載だけで逃げ切ろうとする法廷戦術かどうかだか事件自体どうでもいいです。あくまでも小沢さんの個人の問題であって、民主党とは関係がなく、民主党の危機管理能力を求めるのが無難ではないでしょうか。時既に遅しですが。
小沢さんが自発的に辞めてもらっても、民主党への不信は払拭されません。今の政治不信は、専ら民主党への不信を現しているのではないでしょうか。
あくまでも、党が小沢さんを代表辞任させて、民主党に対する信頼感を取り戻すべきでしょう。
政権交代ネタで恫喝している小沢さんに怖気づいているようでは、霞ヶ関の巨悪と闘う(笑)なんてどうして出来るのでしょうか?また、日頃から自民党は口汚くバッシングしていますが、他者に厳しく自分達に甘いようでは、選挙公約すら嘘臭くなります。思想・信条に関係なく、単に無能ではないでしょうか。
●産経新聞 〜 【民主党解剖】第2部小沢ショック(4)あらわになる党内亀裂(09.3.26)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090326/stt0903262229010-n1.htm
●Birth of Blues 〜 Yahoo!みんなの政治 - 小宮山 洋子 - みんなの評価(09.3.25)
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50789004.html
与党は、検察から逮捕許諾請求がくれば許可する用意はあるで脅かしておくのも一興ですな。
横光さんと前原さん、左と右が意見を同じくしているのが気になります。
是非、信者の方々は小宮山さんだけはなく、両氏等をとっちめて欲しいものです。
互いがいがみ合い罵り合い、最後の一人になるまで蹴落しあって下さい。
「室井さんの『アンカー』出演は今日が最後でした!」
お疲れ様でした。
今まで自身の先祖の供養とともに、偉大なる先人、英霊への感謝、供養を祈って言いましたが、「一杯の水」を忘れていました。今日から再び始めます。
室井氏は憲法九条教信者らとともに本を九条賛美の本を出したりしていますのでそういう人間だという事です。室井氏が帰化なのかは知りませんが、それは関係ないと思います。純血な日本人でも反日的な人もいます。朝鮮人は皆反日なのかというと違います。洪思翊中将の様な素晴らしい方もおられます。
硫黄島の遺骨収集は賛成ですが、何がなんでもというほど力説しておりません。私の祖父は輸送船の機関工として徴収されたらしく、魚雷で海の藻屑です。もし、調査船を沈めて遺品を探索すると言われればありがたいことですが、無理をするにはお金が掛かりますので、何がなんでもという気にはなりません。でもから、硫黄島の遺族の方もそうなのではないのでしょうか?
増田事務次官「この滑走路の移設等だけでもですね、数百億円ぐらいの」と言われれば、室井さんのように考える人もいる訳であります。“無理をして行う必要があるのか?”と考える次第であります。しかし、それよりも土地の利権関係のないこの島で、“滑走路だけで数百億円も掛かるのであろうか?”と勘ぐる気持ちの方が大きいのであります。
官僚は意にそぐわない意見には反対するのではなく、途方もない予算を計上することがあります。または、NGOが行えば、1000万円程度の工事も、政府が行うと数十億円掛かることがあります。室井氏の意見云々より、そちらの懸念を抱いてしまします。
もし、数〜数十億程度で改修できるのであれば、“すぐに遺骨収集をしなさい。”との世論が起こりそうなので、“あえて数百億と言ったのでないだろうか?”という疑問です。
移転における概算表を見ないことには何ともいえませんが・・・
ともかく、平成21年度、調査費として1億円がついたっていうのは喜ばしいことです。
ただ、硫黄島を修学旅行等で利用できるようにするのは大賛成です。
>硫黄島を修学旅行等で利用できるようにするのは大賛成です。
私も大賛成なんですけど、硫黄島は「出る」ので有名らしいですが・・・
それも「たまに」のレベルでは無く、ごく普通に、当たり前に「出る」そうなので、観光地には不向きかと・・・・・
しかし、国の命によって亡くなられたわけですから、国には最後まで、できるだけの努力をする義務があると思います。
学生を、硫黄島に旅行に行かせると、平和教育と称して教師どもが死者を冒涜すると思います。反対です。墓の上で踊ってみせるというのはサヨクの得意ワザです。室井さんも含めて。
遺骨問題について
確かに政府が使うお金(予算)は天から降ってくるような
無制限に使えるものではなく、我々が納めた税金です。
今、金融危機で不景気といわれていますが、我々は豊かです。
戦前、戦後数十年と比較しても圧倒的に豊かです。
そう、圧倒的に豊かなのです。
このことを忘れはいけないと私は思います。
他国のジャングルの中にある遺骨収集ならばなかなか困難でしょうが、硫黄島は日本ですし我が国のために貴い命を捧げられた英霊の遺骨を発掘するのに何の差し障りがありましょう。
うちに仏壇と神棚がありまして、毎朝水と蝋燭を供えるんですが、仏壇と神棚に供える前に南の方に向けて水の入ったコップ(神棚)と湯のみ(仏壇)を捧げ持てばいいんでしょうか。
そうしますか。
私も硫黄島を観光地になるほど整える必要はないと考えています。ただ、ガサやソマリアなどの紛争地域は今も存在し、他人事ではないと実感してもらいたいのです。しかし、実際に紛争地域や周辺に連れてゆくのは無理です。
そういう意味でも、沖縄や広島より、過酷な環境は、『こんなところで我々の祖父は、祖国を守ろうとしてくれた。』と実感できれば、いいなと思っている訳です。
あと、無人島や山で米・水以外は自給自足などの体験学習など、普段感じていないがことを感じてもらいたと思っています。
つまり、私は未来の子供たちを育てる為なら、税金をいくら使おうと賛成なのです。
http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/51187473.html
是非お読み下さい
>>“滑走路だけで数百億円も掛かるのであろうか?”と勘ぐる気持ちの方が
>>大きいのであります。
静岡空港の例で言いますと、飛行場だけで490億円掛かっています。
茨城県の百里基地に並行して作られた民間の滑走路は250億円掛かっています。
硫黄島の場合は離島ですから、諸条件を含めて250億円以上は軽くいくと
思われます。
前にも書きましたが、金融危機で予算の制限がある現状で、遺骨収集のためだけに
数百億円もの金を今出す必然性はあるのかどうかという議論は当然出てくると思い
ます。
硫黄島は国防上対馬のように隣国との緊迫した位置関係にありませんので、予算を
計上する優先順位という議論も出てくると思います。
ただちょっと気になるのは、グーグルアースでの写真を見ると、現在の滑走路は
旧滑走路のすぐ隣に作られていますね。ていうか内側。
ということはアメリカ軍が占領していた時に作られた滑走路ではなく、日本側が
新規に作った滑走路なのでしょう。となるとどうしてその時に遺骨収集をしな
かったのか疑問に思いますね。当時は時間がなかったからあまりやらなかった?
滑走路は離発着に耐えられるように厚く作られているので結構掘ります。
ということは今の滑走路の下には遺骨はあまりなく、滑走路周辺の立ち入り禁止に
されている洞窟などに遺骨があるということなのでしょうかね?
以前テレビでオーストラリアで亡くなった日本軍兵士が、本土の土を踏みたいと
いう思いのためにオーストラリア政府がわざわざその日本人墓地を日本の領土と
して譲ってくれたという話があったそうなんですが、そういう意味ではないんだよ
オージーってばさ。話はありがたいんだけど。
実際に遺骨収拾の為に滑走路を移設するとなれば、
厚労省が雇用対策や福祉に回る分を削ってまで遺骨収拾に金掛けるとは思えませんから、
当然、防衛費枠からの支出ということになるでしょう。
硫黄島の航空基地は、周囲に住民が存在しない為、
本土ではできないような飛行訓練が行える国防上重要な施設です。
(イラクに派遣された空自の輸送機もここで訓練しました)
しかし、ただでさえ少ない日本の防衛費枠で滑走路の移設に数百億円も掛ければ、
その分だけ別の装備費等を削らなければならず、結果的に日本の防衛力を低下させることになります。
言い方は悪いですが、60年以上も前に死んだ人達(とその家族)と、
今現在に生きている我々の生命・財産を天秤に掛けるなら、当然後者を選ぶべきではないでしょうか?
うちの祖母は89歳、祖父は戦争で亡くなり遺骨もありません。
もし祖母が生きている間に、骨の欠片でも帰ってきたら…。
残された時間はあまりないのです。
1人の遺骨が、どれだけの今に生きる人の心を動かすか。
ヤマヒロさんも、身近にそんな人が居るから、想いが溢れたんでしょうね。
1人でも多くの英霊が、長年待ち続けた家族の元に帰られることを祈ります。
外国で「遺骨収集のボランティア」って、聞いたことありますか?
(共産圏は知りませんが)普通の国では、「軍という役所」乃至「軍関係の公的団体」がやってるんじゃないですか?
本来なら、軍人は陸軍省・海軍省で、民間人は内務省(外地なら大東亜省とか)でやってたハズだったのでは?
現在の状況は…
連合国(主としてアメリカ)が、日本の陸海軍をつぶしたため、軍に関わる役所がなくなったということの後遺症だと思います。
(敗戦後、軍の「復員」関係事務を、厚生省が臨時的にやって以降、それがダラダラと続いてるだけ…?)
誰が、どこに葬るか?
欧米の「軍」というのはユニバーサルな性格を持っています。
フランス革命で「国民軍」ができるまでは(特に中世には)、軍人とは「職能集団」で国境を越えて就職するものだった。
国境を越えて、どこそこの王様、どこそこの領主、どこそこの都市へと雇われて行った。
本来、軍人や軍にはそういう性格があるものです。
従って…
欧米では「軍人墓地」というものはユニバーサルな存在だと聞いています。
初めから、それがない「自衛隊」は、(伝統的な意味での)「軍ではない」というべきでは?
自衛隊は、レッキとした独立国家の軍隊であった「帝国陸海軍」とは異質のもの、
少なくとも、その遺産の継承がなされていない…、過去との「断絶」があると思います。
(日本を占領するアメリカ軍を補完する公的警備保障集団にすぎない、アッサリ言えば…)
ついでに…
昔、小室直樹が指摘していましたが、本来、「大学(university)」というのはユニバーサルな団体で、「大学の自治」という意味も中世の伝統から考えないと理解できない。
異国の地で生涯を終えたロシア兵捕虜たちを埋葬した墓地は、市内城北の丘にあり、
現在でも、市民や地元中学生による清掃活動が行われています。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/1185172_1021.html
ロシア人墓地(写真左2枚)は、日露戦争当時、松山の捕虜収容所に収容され、
この地で没したロシア兵を、来迎寺墓地に埋葬したものである。
捕虜に対して当時の松山市と市民の対応はまことに行き届いた温かいものだったらしい。
http://www.geocities.jp/tarnyn55/imabari-kaido-1/imabari01.html
興亜観音は、南京攻略戦(昭和12年)の責任者だった松井石根大将が、
支那事変で亡くなった日本人と中国人の兵士の霊をとむらうため建立した観音様である。
松井氏直筆の名古屋の石碑は、東京裁判で松井氏が処刑された頃、
巻き添えを恐れた関係者の手で池に投げ込まれたそうだが、
興亜観音はどうだったんだろうか?
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn009/kouakann/kouakann.html