「アンカー」小沢一郎の怨念(付:国籍法改正案)
●●●国籍法改正案について●●●
■タイムスケジュール■
参院法務委員会は3日午前の理事懇談会で、未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子について、父親が認知すれば国籍を取得できるようにする国籍法改正案を4日に同委員会で採決することを決めた。
自民、民主両党が付帯決議案の採択で合意したためで、5日の参院本会議で成立する見通しだ。
付帯決議案は(1)DNA鑑定導入の当否を検討
(2)父親への聞き取り調査など確認作業の厳格化
(3)半年ごとに施行状況を国会に報告−などを盛り込んでいる。
国籍法改正案は自民、民主両党の一部議員から「偽装認知を防ぐためDNA鑑定を導入すべきだ」との意見が出たのを受け、採決が見送られていた。
(共同12/3 12:29より引用)
国民新党は3日、参院で統一会派を組む民主党に対し、「DNA鑑定などを義務づけなければ偽装認知が起きる危険性がある」として法案の修正を提案したが、民主党は受け入れなかった。
国民新党は採決で反対する方針。
(読売12/3 22:25より引用)
付帯決議案の内容については
フリージャパンの水間政憲法さんのメッセージ
2008-12-03 14:14:27および2008-12-03 15:11:38をご覧下さい。
<超緊急【民主党「国籍法」参院附帯決議(案)】拡散して下さい。>
というタイトルです。
審議・採決の取扱いの主導権は参院法務委員会の民主党委員にあります。
皆さん、引き続きFAXによる要請をお願いします。
盛り込むポイントは3点。
「参院で採決しないで!」
「客観的に偽装認知防止策を担保できる修正条項を付け衆院に差し戻して!」
「最低でも付帯決議から『重国籍』の項目を削除して!」
FAX送付優先順位・名簿についてはこちらをご覧下さい。
★★★11/24付:【救国】国籍法改正案 あきらめるのはまだ早い★★★
最新情報は国籍法改正案まとめWIKIを。
水間政憲さんのメッセージがまとめられたフリージャパンも要チェック。
以下の拙エントリーにも最新情報(12/3までの分)はじめ有益なコメントを多数お寄せいただいております。
12/2付:「たかじん委員会」田母神氏スタジオ出演(付:国籍法改正案)
【おまけのぼやき】
12月3日の「NEWS23」で国籍法改正案の特集やってました。ところが何と「改正されてもまだ日本国籍取れない可哀相な子供たちがいる」って作り。問題はそこじゃないでしょ!(-.-#)
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■タイムスケジュール■
参院法務委員会は3日午前の理事懇談会で、未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子について、父親が認知すれば国籍を取得できるようにする国籍法改正案を4日に同委員会で採決することを決めた。
自民、民主両党が付帯決議案の採択で合意したためで、5日の参院本会議で成立する見通しだ。
付帯決議案は(1)DNA鑑定導入の当否を検討
(2)父親への聞き取り調査など確認作業の厳格化
(3)半年ごとに施行状況を国会に報告−などを盛り込んでいる。
国籍法改正案は自民、民主両党の一部議員から「偽装認知を防ぐためDNA鑑定を導入すべきだ」との意見が出たのを受け、採決が見送られていた。
(共同12/3 12:29より引用)
国民新党は3日、参院で統一会派を組む民主党に対し、「DNA鑑定などを義務づけなければ偽装認知が起きる危険性がある」として法案の修正を提案したが、民主党は受け入れなかった。
国民新党は採決で反対する方針。
(読売12/3 22:25より引用)
付帯決議案の内容については
フリージャパンの水間政憲法さんのメッセージ
2008-12-03 14:14:27および2008-12-03 15:11:38をご覧下さい。
<超緊急【民主党「国籍法」参院附帯決議(案)】拡散して下さい。>
というタイトルです。
審議・採決の取扱いの主導権は参院法務委員会の民主党委員にあります。
皆さん、引き続きFAXによる要請をお願いします。
盛り込むポイントは3点。
「参院で採決しないで!」
「客観的に偽装認知防止策を担保できる修正条項を付け衆院に差し戻して!」
「最低でも付帯決議から『重国籍』の項目を削除して!」
FAX送付優先順位・名簿についてはこちらをご覧下さい。
★★★11/24付:【救国】国籍法改正案 あきらめるのはまだ早い★★★
最新情報は国籍法改正案まとめWIKIを。
水間政憲さんのメッセージがまとめられたフリージャパンも要チェック。
以下の拙エントリーにも最新情報(12/3までの分)はじめ有益なコメントを多数お寄せいただいております。
12/2付:「たかじん委員会」田母神氏スタジオ出演(付:国籍法改正案)
【おまけのぼやき】
12月3日の「NEWS23」で国籍法改正案の特集やってました。ところが何と「改正されてもまだ日本国籍取れない可哀相な子供たちがいる」って作り。問題はそこじゃないでしょ!(-.-#)
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■12/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
“超大連立”で政界再編?“壊し屋”小沢一郎代表が最後の大勝負へ!青山がズバリ!
今回は小沢一郎スペシャル。
自民党への「怨念」は凄まじいものがあるようです。
細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
内容紹介ここから____________________________
(「“小泉改革”途中で終了!?財政再建路線転換へ」のニュースの後)
山本浩之
「今日の青山さんのこの後の“ニュースDEズバリ”も、この政治にまつわるお話だっていうことですが」
青山繁晴
「そうです。あの、まあ麻生さんの話ってもう、ある意味嫌というほど今、報道されてますから、その一方の小沢さんは党首討論終わってから、急にそれまでのものすごい不機嫌だったのが急に上機嫌になってて、どうしたんだろなとみんな、有権者の方も国民の方も思われてると思うんで、そのへんを取材してみた結果、今日はこういうキーワードを用意してみました(フリップ出す)」
山本浩之
「『たったひとつの成功体験』」
青山繁晴
「はい。僕はかつて小沢さんを政治記者として取材してましたが、ま、小沢さんの仕掛けって今までもうほとんど失敗してきたんですけど、振り返ってみれば、あるいは小沢さんご本人も振り返ってるらしいんですけど、たったひとつすごい成功体験があって、その成功体験をどうも活かせるらしいと、今の政局を読んでるから、今、上機嫌なんだと。そのお話を、国民・有権者の参考になるようにお話ししたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
いつも険しい表情を浮かべていた民主党の小沢代表が、このところはなぜか笑顔で上機嫌。
これまで拒否し続けていた党首討論の申し出にも、一転して応じた小沢代表。
【党首討論 先月28日】
小沢一郎 民主党代表
「3人の総理大臣に3回目のお祝いを申し上げることになりました」
FNNの最新世論調査では、麻生内閣の支持率は27.5%。危険水域と言われる30%を割り込んだ。
さらに、どちらが総理にふさわしいか?という問いには、ついに小沢代表が麻生総理を上回るという結果が出た。
麻生総理が近く退陣か衆議院解散に追い込まれるとの見方を示した小沢代表は――。
【おととい(12月1日)】
小沢一郎 民主党代表
「選挙管理内閣として次の内閣はいずれにしろ選挙をする。(VTR中略)各党ともみんな総選挙ということであれば意見も一致するでしょうから」
超大連立による選挙管理内閣もありうると余裕の笑顔を見せる小沢代表。
内に秘めた新たな戦略とはいったいどういうものなのか?
ズバリ、青山繁晴が解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「確かに小沢さん、最近ニコニコしてますね」
室井佑月
「そうなんだけど何となく、笑ったりとかもするんけど、笑うってイメージがあんまりないからびっくりしちゃう。ギョッとしちゃった」
山本浩之
「だからどうしてなんだろうと思うんだけど、だけどFNNの世論調査を見ていても、野党の代表が与党の党首、つまり総理総裁を、どちらがふさわしい総理大臣ですかって言われた時に逆転するっていうのは、今回初めてなんですよ」
室井佑月
「だから今回は解散に追い詰めることができるかな。でも今までもギリギリのところまで追い詰めて、でもやっぱりだめだったっていうことが多いからね」
山本浩之
「そのへんのところをどう読んでいるのか。そしてどうしてそんなに上機嫌なのか。さっそく青山さんに解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。この番組でも申したと思いますけどね、小沢さんが40代半ばでこれから総理を狙っていこうという丁度その時に、僕は小沢番だったですけどね。ま、その時とずいぶん顔つき変わったけど、小沢さんがこうシャイな東北人であるっていうのはやっぱり変わってないところがあって、その顔の変化はあんまりないんだけど、身近にいるとちょっとしたことですごい機嫌がわかる人っていうか、けっこう両極端で、ほんとにこう落ち込んで不機嫌か、それともたまにパーッと明るくなるかっていう人なんですね。で、今こうパーッと明るくなってるように見えるから、小沢さんの側近の人に会ったり電話したり、聞いてみたら、確かにちょっと気持ち悪いぐらい機嫌いいんだと(一同笑)。ただですね、それが党首討論の後の世論調査でね、自分の方が麻生さんよりも総理にふさわしいと言われたから上機嫌というのではないんですよ」
山本浩之
「ないんですか」
青山繁晴
「ええ。そんな単純は話ではやっぱりなくて。で、今なぜ上機嫌かを考えていただくためにはね、むしろ逆に、やっぱりどうして今まで不機嫌だったのかっていうのをね、考えていただく方がその、国民の方にわかりやすいと思うんですね。で、実はその小沢さんて、まさしく今、民主党の顔ですけども、民主党の中で非常に評判が悪くなってて、何と言われてるかというとですね、オオカミ少年。ね。まだ優しい人で、ひどい人になると『オオカミ老年』とかね。まだ66ですから老年はちょっとどうかと思いますけど、ま、そういう言い方をするぐらい。これどういう意味かというと、つまり、もう解散だ解散だと。しかも小沢さんの場合、いつまでに解散ってことを何回も、僕も数えきれないですよ、明らかに10回は超えててですね。それ、ことごとく全部裏切られたわけですね。で、皆さん思い出していただくと、その9月の民主党の代表選挙、その時も、もう解散総選挙は近いんだから選挙は自分しかやれないんだろうと。だから他の奴は出るなっていう、ま、そうは言ってないけども実質そういう形で代表選挙も実は見送ったわけですよね。それなのになかなか解散総選挙にならないから、実はオオカミ少年と言われて、今までそれに対してやっぱり小沢さんはそんなこと言われたくないっていうことで、不機嫌だったんですね」
山本浩之
「ある程度その不機嫌になる気持ちもわかりますけどね。だって選挙に強いから代表にずっといて下さい、いて下さいって言ってるわけでしょう?民主党の人たちは」
青山繁晴
「そうです」
山本浩之
「だからしょうがないじゃないですか」
青山繁晴
「ええ。で、それともうひとつね、これ、その小沢さんが自民党の総理を追い込めないっていうだけじゃなくて、憲法によればですよ、とにかく衆議院を解散する権限を持ってるのは内閣総理大臣たった1人しかいなくてですね。日本はアメリカの大統領と違って権力は弱いとよく言われるけれども、衆議院解散に関してだけは、総理がその気にならなかったら誰もそれを無理やりやらせることは本来はできないので、これやっぱりその、小沢さんにとったら、俺が失敗してるわけじゃないという気持ちで不機嫌だったわけですよ。で、それが機嫌よくなるっていうことはですね、その事態を変えられるということになるわけですけど、それは小沢さん自身が、ま、口下手でシャイな小沢さん自身が最近上機嫌だから、けっこう言葉を発してます。それをちょっと見て下さい」
村西利恵
「一昨日(12月1日)の小沢さんの発言です。『(麻生内閣)の退陣になれば、また頭(首相)だけ代えて自公政権はあり得ない。次の内閣は選挙管理内閣になる。各党とも選挙ということであれば意見も一致する』と話しています」
青山繁晴
「ま、とりあえずね、この前半のところはね、普通の国民の方もね、そうだろうと思う人多いんですよ。安倍さん辞め、福田さん辞めですよ、で、また麻生さんが仮にもしも辞めたらですね、また自民党知らん顔して総裁選挙をやって、で、そのまま自公政権が続くって、それはやっぱりないでしょうというのは国民も思うだろうし、自民党の中でもやっぱりそういう空気が強い。問題はその後でね。もし麻生さんが仮に辞めたとしたら、その後の内閣は自民党の内閣っていうだけじゃなくて、いろんな党がですよ、民主党も含めてね、ひょっとしたら共産党まで含めてね、その選挙やるための内閣っていうことで、自民党だけの内閣あるいは自公の内閣でなくなるんじゃないかっていう意味なんですね。それをもっと実は、これは記者団に言ったんですけども、もうちょっとその、何て言いますか、内向きの会合ではもっとはっきり言ってます。はい、出して下さい」
村西利恵
「はい。これ先月28日、党首討論の後の会食での発言です。『(次の政権は)全党入れた内閣になるかもしれない。超大連立だ』」
青山繁晴
「うん。これ、ま、先月は先月だけど、さっきの発言から3日ぐらい前でしかないですよね。だから今日から数えてまだ1週間経ってないホヤホヤの話なんですけれども、この超大連立内閣と。ね。次の内閣ですからね。ただの連立っていうんじゃなくて超大連立内閣を作るっていうことなんですけど、これあの、この番組見ていただいてる方ならきっと思い出していただけると思うんですけど、先々週の『アンカー』で言ったことと大変似てるわけです。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。『挙国一致内閣』で解散総選挙へ」
青山繁晴
「はい。先々週のこのコーナーで申しましたけれども、実はもし仮に麻生さんが政権投げ出した場合、もしもその後、自民党が総裁選挙をやったとしても、はい、その人が次の総理ですというわけにはいかないから、この、新しい工夫はきっとあるだろうと。で、その時に仮に与謝野さんがですよ、自民党の総裁選挙で選ばれたとしたら、与謝野さんは実は小沢さんと密会をしてて、囲碁仲間ですけどそれだけじゃなくて、密会とかその後は電話とか、で、かなり親しくやってるから、仮に与謝野内閣ができた場合に、民主党からたとえば財務大臣のような大事なところに閣僚を出して、それが挙国一致内閣っていうことで全然今までと違う内閣になって、その内閣はすぐに解散総選挙やるんじゃないかというシナリオを、このお2人が今考えてますよという話をしたんですが、はっきり申しますと、小沢さんの最近の発言というのはこれを認めたのと実は同じですね。で、ところがですね、このシナリオでじゃあそのまま行けるのかというと、これシナリオ『1』と書いた以上は次があるわけですね」
山本浩之
「『2』があるんですね」
青山繁晴
「何で『2』がなきゃいけないかというと、麻生さんの最近の顔を見ていただくと、これだけボロクソにやられてるのに、安倍さんや福田さんに比べたら明らかに意外に打たれ強い。つまりこのシナリオっていうのは、麻生さんがもう嫌だって言って投げ出さない限りはこのシナリオって、いくらこの2人が仲良くやっても実現しないっていうことになるわけですよ。だからこれだけだったらですね、小沢さんが今みたいに上機嫌になってる理由にはならないわけですよ。で、実はそこに加えて、さっき言いましたけどちょっと出して下さい。これがあるんですね」
青山繁晴
「はい。この唯一の成功体験、それ何かっていうの、ちょっと後で考えましょうね。これはどうしてこういう話になるかというとですね、小沢さんの今の心境、もちろん小沢さんの心の中開いて見れませんから全部わかりませんけれども、しかし僕も長年小沢さんを見てきて、それから今のほんとに小沢さんが数少ないけど信用してる方の話を聞くとですね、昔の小沢さんと違って今の小沢さんが、自分が総理になりたいとか、自分が権力とにかくほしいとかいう心境ではむしろなくて、はっきり言うと疲れ果てていて、もうこの、長い長い権力闘争の日々にケリをつけたいと。解散総選挙早くやれというのも、実はそういう心境があって、もう自分のゴールを早く見たいと。ね。その後は好きなたとえば烏骨鶏とたわむれて暮らしたいという気持ちがあるから、やっぱり小沢さんは過去の自分を振り返ってるところが、『いっちゃん』はそうなんだよとってことをね、複数の方から聞くわけです。で、小沢さんが仮にその過去を振り返っているとすると、長い権力闘争、まだ総理になってないわけですから、要するに失敗してきたわけですけど、唯一、成功体験と呼べるものがある。ちょっと時間はなくなってきたんですけども、岡安ちゃん、今日は本気で聞きたい。これ何でしょう?」
岡安譲
「僕は台本を一切読むなと言われて、全く読んできてないんです。だから勉強してないんですけど、あれですか、細川連立政権とか、あのあたりですか」
青山繁晴
「その通りですね。ついでに言ってもらいたい。今から何年前?」
岡安譲
「えーっと、15、6年前」
青山繁晴
「ああ、素晴らしい。その通り。まさしく15年前なんですけれども、ちょっとこれ出してくれますか」
村西利恵
「1993年、細川政権誕生」
青山繁晴
「はい。で、この細川政権誕生っていうのは、その、細川政権ができる前に大変な出来事が起きるわけですね。それを当時のVTRちょっと見ていただけますか。1993年の6月の当時です」
村西利恵
「はい。当時の宮沢内閣に対し、野党は内閣不信任決議案を衆議院に提出しました。この時、自民党内から造反し賛成票を投じたのが、小沢・羽田グループでした」
青山繁晴
「これ、衆議院本会議ですね。もう櫻内さん(櫻内義雄=さくらうちよしお。第67代衆議院議長)亡くなりましたけれども」
村西利恵
「宮沢総理は衆議院を解散。総選挙が行われましたが、自民党は単独過半数を割り込み、非自民の7党1会派による細川政権が誕生しました」
青山繁晴
「はい。で、今の懐かしいVTRをちょっとこうまとめてみると、こうなんですよね。皆さんちょっと一緒に見て下さいね。まずですね、不信任案というのはいったい何なのかと。ね。で、さっき言いました通り、憲法の中で内閣総理大臣は衆議院解散については非常に強いところがあってですね、誰も総理を動かせない。ところが同じ憲法の中に1カ所、総理大臣にとっては爆弾としか言いようがないものがあってですね、その定めによると、69条だったと思いますけど、その定めによるとですね、もしも衆議院本会議でその内閣を信用しないというものが可決されてしまうと、それは絶対に無視できませんと。その内閣は辞めてしまうか、辞めないんだったら解散総選挙やるか、どっちかしかできませんよということが憲法で定められいて、93年6月18日の衆議院本会議に宮沢内閣よ、お前を信用しないと、信任しないという案が出て、その時にそれは野党が出したんですけれども、野党が出したやつに当時自由民主党の中にいたまさしく小沢さんその人と、小沢さんについていった人の良い羽田さんが賛成してしまったためにこれが可決されて、宮沢さんとしては辞めるのか解散総選挙やるのかどっちかってことを迫られて、宮沢さんもプライド高かったから辞めるなんて冗談じゃないと、小沢一郎なんて大嫌いだということを実は終年言ってましたから、総辞職するんじゃなくて解散総選挙を選んで、そこで見事に負けまして、それで細川政権が誕生したわけですね。細川政権もその後、実は無残な崩壊に至るんですけれども、しかし皆さん思い出してほしいんですけど、とにかく自由民主党という政党ができてから、自由民主党が政権から離れたっていうの、ただこの1回だけなんですよ。だからその戦後政治史に残ることを小沢さんがやったので、やっぱりこれは小沢さんの成功体験なんですけども、この再現を狙ってるから、まさしくね、これは、ま、念のためですけどちょっと出してくれますか」
村西利恵
「シナリオの2つめは、内閣不信任案の可決」
青山繁晴
「はい。ということになるんです。それでしかもですね、最近政治記者がね、この小沢さんの側近である山岡国対委員長に対して、『ところでここまで麻生さんの人気が落ちてるんだったら、不信任案ぐらい出したらどうですか?』と聞いたら、山岡さんが顔色変えて『そんなことするわけがないんだ、そんなこと絶対しません』と」
室井佑月
「怪しい」
青山繁晴
「うん、今、室井さんが怪しいと言ったけどその通りであって、それは山岡さんもけっこうそういうとこあるから、ばれちゃう人で、考えてるからやっぱりそれ全面否認になるわけですよ。しかしですね、しかし皆さんやっぱり普通に考えるとですね、この麻生自民党は今、衆議院で304議席持ってます。さっき言いました不信任案の問題ってあくまで衆議院の問題ですからね。304も持ってて、公明党31ですから、335もあってですよ、内閣不信任案なんかまともに行ったら通るわけがない」
村西利恵
「とてもじゃないけど可決できませんね」
青山繁晴
「可決できるはずがないのに、小沢さんとしては、いや、見込みがあると思ってて、だから上機嫌なんですが、その見込みというのが実はこのキーワードに隠されてると僕は思います(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『敵味方いりまじって泥舟に』。内閣不信任案を可決させるシナリオを、お知らせの後、青山さんに解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、内閣不信任案可決に向けて民主党の小沢代表がどのようなシナリオを描いているのか、引き続き解説お願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。ここに秘策って出てますけどね、このコーナーを見ていただいてる方だったらね、いや、それは青山さん、あんた1コしかないでしょうと。自民党の中から誰かかつての小沢さんのようにね、その内閣不信任案に可決(賛成?)する人が出てしまうってことでしょうと。ね。それはもちろんそうなんですよ。しかしそういうのはなかなか簡単には出てこないわけですが、その出てこさせるためのいわば動き、秘策なんですよ。ね。それをちょっと、まさしくこれ人間関係そのものなんで、ドロドロの。ちょっと皆様の顔出していただきましょうか」
青山繁晴
「それで今いちばん実はオモテに顔が出てるのは、このあたりですよね、渡辺喜美さんとかね、塩崎さんとかね。前の行革担当大臣、お父さんは渡辺美智雄さん。塩崎さんは安倍政権の時の官房長官でしたよね。こういう方の動きが激しくなってて、渡辺喜美さんは年内に今、ひょっとしたら自民党を出て新党作るかもしれないって言われてるけれども、しかしこれは小沢さんの秘策じゃない」
村西利恵
「秘策じゃないんですか」
青山繁晴
「こっち側です(右の3人示して)。まず与謝野さんていうのは、僕さんざん話に先々週からしてますけど、実はオモテにはあんまり出てきてませんよね。それから中川秀直さんや、その下にいるっていうか連携してる小池百合子さんは一見派手に見えて、しかしなかなか正体が見えないところありますよね。で、こういう方々の人間関係を本当はもっと噛み砕くとこうなんです。はい、出して下さい」
青山繁晴
「ちょっとこれ、色々隠れてますけどね」
村西利恵
「線が出てますね」
青山繁晴
「まずこれ、1人の主役、小沢一郎さんと与謝野さんが、実は囲碁といういわば隠れ蓑を使って密談してる仲だったっていうのはお話ししましたよね。ところがこの人は現職閣僚ですけど、現職閣僚じゃないけど自分の中で名前ある人と、小沢さんが今ダイレクトに協議をはっきり言うと密談をしてる人がいて。はい、出して下さい」
青山繁晴
「はい。おなじみのお顔ですが(一同どよめき)、加藤紘一さんと山崎拓さん。こういう方とも実はつながってて、で、しかもこの方たちはリベラル派を集めたということですね。民主党はいちおうリベラルってことになってますから、グループを自民党内で作ってるんで、これけっこう数はいるかもしれないわけですね。で、さらにその自民党の中でですよ、社会保障を考える議員連盟を作るということで、今の麻生さんのやり方に異を唱えてるグループ、そのグループが実は小沢さんと全然違うところで民主党とつながってて。はい、出して下さい」
村西利恵
「このシルエットが前原さん」
青山繁晴
「で、これはもう実際に会ったりされてるっていうのも、僕なりに確認しましたが、これ、ところがですね、たとえば前原さんと小沢さんというのは実に仲が悪いわけです。で、さらにそれだけじゃなくてですね、たとえばこの加藤紘一さんとこの民主党の中につながってる人がいて、今ちょっと顔、間に合わなかったですけど、仙谷由人さんっていうね、徳島から出てる方とかね。で、その仙谷さんと小沢さん、仲悪かったりするわけです。そうするとですよ」
村西利恵
「複雑ですね」
青山繁晴
「ええ、複雑というかね、これはね、政界再編という今もう耳にタコできた話よりも、その前の段階なわけですよ。つまりこういう新しい政党ができますよという青写真、ブループリントができてるよの話じゃなくて、要するにどっかで繋がるやつがですよ、要するにぐちゃぐちゃの状態でですね、その麻生内閣の次の権力を狙ってこうやって動いてるという話なんですよ。だから敵味方入り交じってみんなで、申し訳ない、こんな言い方して。でも泥舟に乗ろうとしてる。泥舟っていうのはね、この人たち個人のことをいうだけじゃなくて、とにかく日本の政治自体が泥舟として沈んでいってしまってるんじゃないかと、この金融危機の最中に、という話なんですけど。しかしですね、こうやって人間を見ていただくと、そうか、不信任案というのは決して、絶対可決しないとは言い切れないなということがわかってくると思います。たとえば、今日は触れませんけどね、この(中川秀直の)端には小泉チルドレンがつながってるわけでしょう。中川さんに対してはね。全部合わせると十分通るかもしれないっていう数になっていくわけです。このへんは小沢さんはきちんと計算してると思いますが、万万一、内閣不信任案が年が明けてからですよ、もちろん年内ということは僕はあり得ないと思ってます。ね。ま、政治だから何が起きるかわからないけど、基本的には年が明けて、2009年のこれは問題なんですけど、内閣不信任案可決された場合はさっきの憲法の定めに従って、麻生さんとしてはこれしかないわけです」
村西利恵
「選択としては、解散総選挙か内閣総辞職」
青山繁晴
「まず麻生さんが内閣不信任案を出されて、自民党の中から造反が出て、つまりかつての小沢さんと同じように賛成票が出てしまって、不信任案が通りましたと。で、かつて宮沢さんは辞めるなんて嫌だ、解散するとやりましたが、麻生さんの気の強さや、あるいはその、ま、嫌いな人も多いでしょうが、でも前向きな性格なのは間違いありませんから、おそらく解散総選挙を選ぶ可能性は十分あるでしょう。で、解散総選挙をやって、もし自民党の側が、つまり麻生自民党の側が負ければ、もちろん小沢さんはそれは万々歳の話であり、で、もし自民党が勝ってしまっても、はっきり言うと、その前に実は自民党は壊れてるじゃないですか。そうでしょ。内閣不信任案通ってるんですから。すると小沢さんとしては自民党を壊したいっていう本来の目的はもう最初から、けっこうもう実現してるわけだし、それからさっき言った、もう疲れ果ててるから、負けたら負けたでもう小沢さん、それで政界引退して終わりなんですよ。しかも来年の9月には任期が切れるわけですから、必ずもうお尻が決まってる話だから、もうこの苦しい生活が続かなくてもいいんだという気持ちが、小沢さんの中にあると僕は思ってまして」
青山繁晴
「さらにもう1つのケース、麻生さん、強気な麻生さんだけど色々あって、いや、解散総選挙じゃなく内閣総辞職を選んだ、つまり次も自民党内閣になるように、麻生さんがそれを選んだとしても、自民党のためにそれを選んだとしてもですよ、さっき言いました通り内閣不信任案が可決されてしまってるから、すでに自民党は割れてるわけだから、これ(パネル)首相指名選挙と書いてますけど、正確には首班指名選挙ですけれども、総選挙をやらずに国会でまた新しい首班、首相を選ぶわけですけど、その時に自民党が割れた状態で行われるわけですから、麻生さんが考えるような次も自民党、自公内閣ってわけにはおそらくいかないと。そうするとですよ、全体を考えると自民党が選挙に勝っちゃった場合はもう自分辞めればいいと思ってるし、あとはとにかく自民党が壊れてくれるんだから、これ小沢さんとしては上機嫌になるんですよ。それでいちばん最後にですね、これちょっと聞いていただきたいのは、さっき93年6月18日の話をしましたね。あの時に小沢さんが積極的に宮沢内閣の不信任案に賛成をして、それで自民党が割れて細川内閣ができた。それみんなの常識で、今、政治学の教科書にも書いてありますけどね、新聞・雑誌・テレビはもちろんのこと。ところが小沢さんに本当に取材していくと、そうじゃなくて小沢さん、あの時は自分はそうしたくなかったのに自民党の方に裏切られて、俺はそっちに行かざるを得なかったんだという怨念がですね、ルサンチマンとも言いますけど、怨念がずーっとその中にあって、客観的に言うと小沢さんの長い長い、あの後の権力闘争っていうのはその怨みを晴らす、自民党さえ壊れればいい、自民党を壊すことが小沢さんの政治目標になってしまってると」
青山繁晴
「だからさっき言いました通り、もうここまで行けば小沢さんはとにかく自民党はいよいよ壊れるんだと、だからこういう笑顔になってるところがあって、そこはやっぱり僕たちはこの国の政治に票を投じる有権者としては、やっぱりそこを考えざるをえないと思うんです。こういう政治の在り方、人間くさい話だけども、これでいいのだろうかということを考えなきゃいけない。ごめんなさい、時間がないんですけどあと5秒で言うとですね、しかもこの話はですね、来年になってから本格化するんですよ。景気が悪いから予算を春先に通してから、今言ったような話が本気で出てくるから、僕たち有権者が、皆さんが考える時間が十分あるから、それまでに考えていただく、そのために、あえてちょっと早い話なんですけど、今日は踏み込んで話をしました」
山本浩之
「93年の細川連立政権っていうのは、それももう寄せ集めでしたけれども、短命に終わりましたけれども、たったひとつ、政治改革という点においては、小選挙区比例代表制、並立制も生み出したし、目的はひとつだけは果たしたと思うんですよ。いっぱいだめだったけど。今回、青写真に今出てるものっていうのは、その展望すらないですね。私たちにとったら」
青山繁晴
「そうです。ま、あえて言うとね、もうこうやって政治が腐ってる、みんなが息が詰まってる状況を突破するということだけは言えるかもしれないですね」
山本浩之
「閉塞感を何とかするっていう意味では、室井さんいかがですか」
室井佑月
「私は、たぶんそういう普通に今言った通りに何か見えた気がする。壊れるだろうなと思ったけど、自民党は。でも民主党もまた壊れるんだと思うんですよね。でもやっぱり私はすごいその、長く続いた権力ってやっぱりその、何て言うのかな、利益とかそういうことを確保して汚いところがやっぱりいっぱい出てくるから、その、混乱しながらその、作り上げていく、新しいものを作り上げていくっていう…」
山本浩之
「まあそれは理想ですけどね。そうあってほしいけど、今の政治家の動き見てたら、ほんとに国民のこと考えてる人っていうのはいるんだろうかというふうに、僕は思ってしまう」
青山繁晴
「ただね、今日の話ね、嫌になって下さいっていう話をしてるんじゃなくてですね、そういう政治家の個人的な動機とかにごまかされずに、良い面を何とか汲み取ってですよ、この閉塞状況を打ち破るというふうに、有権者の側は動きたいなっていう話なんです」
山本浩之
「ある意味それでいくと、麻生総理も、こんな支持率低下してから言うのも何なんですけどね、たとえばその先ほどの財政再建路線転換で、社会保障費を、いいじゃんもう少し出すようにすればと、そのために財源はどこにするのと、明日からでもたばこ税を増やしますよとかね、そういうふうな政治家であるならば、今みたいに支持率は低迷しないと思うんですよね、逆に」
青山繁晴
「そうです。だから麻生さんの側が打ち破るにはそれしかないです」
山本浩之
「ないと思いますよね。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
麻生さんはもう駄目だって報道がやたら多いんですけど、そんな中、真逆な記事を見つけました。「今後の政局を俯瞰(ふかん)すると、苦しくなるのは小沢氏のほう」だと。
・【政論探求】政局の実態は「麻生ペース」(産経12/2)
産経新聞客員編集委員の花岡信昭さんの論評です。
――ここで、誰に頼まれたわけでもないんですが、いきなり告知です(^_^;
横田早紀江さん、有本嘉代子さんも出演された12月2日の「青山繁晴氏が語る拉致問題」講演会のDVD(送料込み1,200円)の予約を「大阪ブルーリボンの会」にて受け付けています。締め切りは12月10日(水)だそうです。
これ大阪で行われたんですが、私は行ってません。
夫が「青山さんの講演会だったら特別やろ。行ってきたらええよ。夕飯とかは自分で何とかするし」と珍しく殊勝なことを言ってくれたんですが、その時にはもうチケットは売り切れてたという……マヌケ(T^T)
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
・こちらからどうぞ。
※参考リンク
・ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
(青山繁晴さんのブログ)
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山本浩之
「今日の青山さんのこの後の“ニュースDEズバリ”も、この政治にまつわるお話だっていうことですが」
青山繁晴
「そうです。あの、まあ麻生さんの話ってもう、ある意味嫌というほど今、報道されてますから、その一方の小沢さんは党首討論終わってから、急にそれまでのものすごい不機嫌だったのが急に上機嫌になってて、どうしたんだろなとみんな、有権者の方も国民の方も思われてると思うんで、そのへんを取材してみた結果、今日はこういうキーワードを用意してみました(フリップ出す)」
山本浩之
「『たったひとつの成功体験』」
青山繁晴
「はい。僕はかつて小沢さんを政治記者として取材してましたが、ま、小沢さんの仕掛けって今までもうほとんど失敗してきたんですけど、振り返ってみれば、あるいは小沢さんご本人も振り返ってるらしいんですけど、たったひとつすごい成功体験があって、その成功体験をどうも活かせるらしいと、今の政局を読んでるから、今、上機嫌なんだと。そのお話を、国民・有権者の参考になるようにお話ししたいと思います」
山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
いつも険しい表情を浮かべていた民主党の小沢代表が、このところはなぜか笑顔で上機嫌。
これまで拒否し続けていた党首討論の申し出にも、一転して応じた小沢代表。
【党首討論 先月28日】
小沢一郎 民主党代表
「3人の総理大臣に3回目のお祝いを申し上げることになりました」
FNNの最新世論調査では、麻生内閣の支持率は27.5%。危険水域と言われる30%を割り込んだ。
さらに、どちらが総理にふさわしいか?という問いには、ついに小沢代表が麻生総理を上回るという結果が出た。
麻生総理が近く退陣か衆議院解散に追い込まれるとの見方を示した小沢代表は――。
【おととい(12月1日)】
小沢一郎 民主党代表
「選挙管理内閣として次の内閣はいずれにしろ選挙をする。(VTR中略)各党ともみんな総選挙ということであれば意見も一致するでしょうから」
超大連立による選挙管理内閣もありうると余裕の笑顔を見せる小沢代表。
内に秘めた新たな戦略とはいったいどういうものなのか?
ズバリ、青山繁晴が解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「確かに小沢さん、最近ニコニコしてますね」
室井佑月
「そうなんだけど何となく、笑ったりとかもするんけど、笑うってイメージがあんまりないからびっくりしちゃう。ギョッとしちゃった」
山本浩之
「だからどうしてなんだろうと思うんだけど、だけどFNNの世論調査を見ていても、野党の代表が与党の党首、つまり総理総裁を、どちらがふさわしい総理大臣ですかって言われた時に逆転するっていうのは、今回初めてなんですよ」
室井佑月
「だから今回は解散に追い詰めることができるかな。でも今までもギリギリのところまで追い詰めて、でもやっぱりだめだったっていうことが多いからね」
山本浩之
「そのへんのところをどう読んでいるのか。そしてどうしてそんなに上機嫌なのか。さっそく青山さんに解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。この番組でも申したと思いますけどね、小沢さんが40代半ばでこれから総理を狙っていこうという丁度その時に、僕は小沢番だったですけどね。ま、その時とずいぶん顔つき変わったけど、小沢さんがこうシャイな東北人であるっていうのはやっぱり変わってないところがあって、その顔の変化はあんまりないんだけど、身近にいるとちょっとしたことですごい機嫌がわかる人っていうか、けっこう両極端で、ほんとにこう落ち込んで不機嫌か、それともたまにパーッと明るくなるかっていう人なんですね。で、今こうパーッと明るくなってるように見えるから、小沢さんの側近の人に会ったり電話したり、聞いてみたら、確かにちょっと気持ち悪いぐらい機嫌いいんだと(一同笑)。ただですね、それが党首討論の後の世論調査でね、自分の方が麻生さんよりも総理にふさわしいと言われたから上機嫌というのではないんですよ」
山本浩之
「ないんですか」
青山繁晴
「ええ。そんな単純は話ではやっぱりなくて。で、今なぜ上機嫌かを考えていただくためにはね、むしろ逆に、やっぱりどうして今まで不機嫌だったのかっていうのをね、考えていただく方がその、国民の方にわかりやすいと思うんですね。で、実はその小沢さんて、まさしく今、民主党の顔ですけども、民主党の中で非常に評判が悪くなってて、何と言われてるかというとですね、オオカミ少年。ね。まだ優しい人で、ひどい人になると『オオカミ老年』とかね。まだ66ですから老年はちょっとどうかと思いますけど、ま、そういう言い方をするぐらい。これどういう意味かというと、つまり、もう解散だ解散だと。しかも小沢さんの場合、いつまでに解散ってことを何回も、僕も数えきれないですよ、明らかに10回は超えててですね。それ、ことごとく全部裏切られたわけですね。で、皆さん思い出していただくと、その9月の民主党の代表選挙、その時も、もう解散総選挙は近いんだから選挙は自分しかやれないんだろうと。だから他の奴は出るなっていう、ま、そうは言ってないけども実質そういう形で代表選挙も実は見送ったわけですよね。それなのになかなか解散総選挙にならないから、実はオオカミ少年と言われて、今までそれに対してやっぱり小沢さんはそんなこと言われたくないっていうことで、不機嫌だったんですね」
山本浩之
「ある程度その不機嫌になる気持ちもわかりますけどね。だって選挙に強いから代表にずっといて下さい、いて下さいって言ってるわけでしょう?民主党の人たちは」
青山繁晴
「そうです」
山本浩之
「だからしょうがないじゃないですか」
青山繁晴
「ええ。で、それともうひとつね、これ、その小沢さんが自民党の総理を追い込めないっていうだけじゃなくて、憲法によればですよ、とにかく衆議院を解散する権限を持ってるのは内閣総理大臣たった1人しかいなくてですね。日本はアメリカの大統領と違って権力は弱いとよく言われるけれども、衆議院解散に関してだけは、総理がその気にならなかったら誰もそれを無理やりやらせることは本来はできないので、これやっぱりその、小沢さんにとったら、俺が失敗してるわけじゃないという気持ちで不機嫌だったわけですよ。で、それが機嫌よくなるっていうことはですね、その事態を変えられるということになるわけですけど、それは小沢さん自身が、ま、口下手でシャイな小沢さん自身が最近上機嫌だから、けっこう言葉を発してます。それをちょっと見て下さい」
村西利恵
「一昨日(12月1日)の小沢さんの発言です。『(麻生内閣)の退陣になれば、また頭(首相)だけ代えて自公政権はあり得ない。次の内閣は選挙管理内閣になる。各党とも選挙ということであれば意見も一致する』と話しています」
青山繁晴
「ま、とりあえずね、この前半のところはね、普通の国民の方もね、そうだろうと思う人多いんですよ。安倍さん辞め、福田さん辞めですよ、で、また麻生さんが仮にもしも辞めたらですね、また自民党知らん顔して総裁選挙をやって、で、そのまま自公政権が続くって、それはやっぱりないでしょうというのは国民も思うだろうし、自民党の中でもやっぱりそういう空気が強い。問題はその後でね。もし麻生さんが仮に辞めたとしたら、その後の内閣は自民党の内閣っていうだけじゃなくて、いろんな党がですよ、民主党も含めてね、ひょっとしたら共産党まで含めてね、その選挙やるための内閣っていうことで、自民党だけの内閣あるいは自公の内閣でなくなるんじゃないかっていう意味なんですね。それをもっと実は、これは記者団に言ったんですけども、もうちょっとその、何て言いますか、内向きの会合ではもっとはっきり言ってます。はい、出して下さい」
村西利恵
「はい。これ先月28日、党首討論の後の会食での発言です。『(次の政権は)全党入れた内閣になるかもしれない。超大連立だ』」
青山繁晴
「うん。これ、ま、先月は先月だけど、さっきの発言から3日ぐらい前でしかないですよね。だから今日から数えてまだ1週間経ってないホヤホヤの話なんですけれども、この超大連立内閣と。ね。次の内閣ですからね。ただの連立っていうんじゃなくて超大連立内閣を作るっていうことなんですけど、これあの、この番組見ていただいてる方ならきっと思い出していただけると思うんですけど、先々週の『アンカー』で言ったことと大変似てるわけです。はい、ちょっと出して下さい」
村西利恵
「はい。『挙国一致内閣』で解散総選挙へ」
青山繁晴
「はい。先々週のこのコーナーで申しましたけれども、実はもし仮に麻生さんが政権投げ出した場合、もしもその後、自民党が総裁選挙をやったとしても、はい、その人が次の総理ですというわけにはいかないから、この、新しい工夫はきっとあるだろうと。で、その時に仮に与謝野さんがですよ、自民党の総裁選挙で選ばれたとしたら、与謝野さんは実は小沢さんと密会をしてて、囲碁仲間ですけどそれだけじゃなくて、密会とかその後は電話とか、で、かなり親しくやってるから、仮に与謝野内閣ができた場合に、民主党からたとえば財務大臣のような大事なところに閣僚を出して、それが挙国一致内閣っていうことで全然今までと違う内閣になって、その内閣はすぐに解散総選挙やるんじゃないかというシナリオを、このお2人が今考えてますよという話をしたんですが、はっきり申しますと、小沢さんの最近の発言というのはこれを認めたのと実は同じですね。で、ところがですね、このシナリオでじゃあそのまま行けるのかというと、これシナリオ『1』と書いた以上は次があるわけですね」
山本浩之
「『2』があるんですね」
青山繁晴
「何で『2』がなきゃいけないかというと、麻生さんの最近の顔を見ていただくと、これだけボロクソにやられてるのに、安倍さんや福田さんに比べたら明らかに意外に打たれ強い。つまりこのシナリオっていうのは、麻生さんがもう嫌だって言って投げ出さない限りはこのシナリオって、いくらこの2人が仲良くやっても実現しないっていうことになるわけですよ。だからこれだけだったらですね、小沢さんが今みたいに上機嫌になってる理由にはならないわけですよ。で、実はそこに加えて、さっき言いましたけどちょっと出して下さい。これがあるんですね」
青山繁晴
「はい。この唯一の成功体験、それ何かっていうの、ちょっと後で考えましょうね。これはどうしてこういう話になるかというとですね、小沢さんの今の心境、もちろん小沢さんの心の中開いて見れませんから全部わかりませんけれども、しかし僕も長年小沢さんを見てきて、それから今のほんとに小沢さんが数少ないけど信用してる方の話を聞くとですね、昔の小沢さんと違って今の小沢さんが、自分が総理になりたいとか、自分が権力とにかくほしいとかいう心境ではむしろなくて、はっきり言うと疲れ果てていて、もうこの、長い長い権力闘争の日々にケリをつけたいと。解散総選挙早くやれというのも、実はそういう心境があって、もう自分のゴールを早く見たいと。ね。その後は好きなたとえば烏骨鶏とたわむれて暮らしたいという気持ちがあるから、やっぱり小沢さんは過去の自分を振り返ってるところが、『いっちゃん』はそうなんだよとってことをね、複数の方から聞くわけです。で、小沢さんが仮にその過去を振り返っているとすると、長い権力闘争、まだ総理になってないわけですから、要するに失敗してきたわけですけど、唯一、成功体験と呼べるものがある。ちょっと時間はなくなってきたんですけども、岡安ちゃん、今日は本気で聞きたい。これ何でしょう?」
岡安譲
「僕は台本を一切読むなと言われて、全く読んできてないんです。だから勉強してないんですけど、あれですか、細川連立政権とか、あのあたりですか」
青山繁晴
「その通りですね。ついでに言ってもらいたい。今から何年前?」
岡安譲
「えーっと、15、6年前」
青山繁晴
「ああ、素晴らしい。その通り。まさしく15年前なんですけれども、ちょっとこれ出してくれますか」
村西利恵
「1993年、細川政権誕生」
青山繁晴
「はい。で、この細川政権誕生っていうのは、その、細川政権ができる前に大変な出来事が起きるわけですね。それを当時のVTRちょっと見ていただけますか。1993年の6月の当時です」
村西利恵
「はい。当時の宮沢内閣に対し、野党は内閣不信任決議案を衆議院に提出しました。この時、自民党内から造反し賛成票を投じたのが、小沢・羽田グループでした」
青山繁晴
「これ、衆議院本会議ですね。もう櫻内さん(櫻内義雄=さくらうちよしお。第67代衆議院議長)亡くなりましたけれども」
村西利恵
「宮沢総理は衆議院を解散。総選挙が行われましたが、自民党は単独過半数を割り込み、非自民の7党1会派による細川政権が誕生しました」
青山繁晴
「はい。で、今の懐かしいVTRをちょっとこうまとめてみると、こうなんですよね。皆さんちょっと一緒に見て下さいね。まずですね、不信任案というのはいったい何なのかと。ね。で、さっき言いました通り、憲法の中で内閣総理大臣は衆議院解散については非常に強いところがあってですね、誰も総理を動かせない。ところが同じ憲法の中に1カ所、総理大臣にとっては爆弾としか言いようがないものがあってですね、その定めによると、69条だったと思いますけど、その定めによるとですね、もしも衆議院本会議でその内閣を信用しないというものが可決されてしまうと、それは絶対に無視できませんと。その内閣は辞めてしまうか、辞めないんだったら解散総選挙やるか、どっちかしかできませんよということが憲法で定められいて、93年6月18日の衆議院本会議に宮沢内閣よ、お前を信用しないと、信任しないという案が出て、その時にそれは野党が出したんですけれども、野党が出したやつに当時自由民主党の中にいたまさしく小沢さんその人と、小沢さんについていった人の良い羽田さんが賛成してしまったためにこれが可決されて、宮沢さんとしては辞めるのか解散総選挙やるのかどっちかってことを迫られて、宮沢さんもプライド高かったから辞めるなんて冗談じゃないと、小沢一郎なんて大嫌いだということを実は終年言ってましたから、総辞職するんじゃなくて解散総選挙を選んで、そこで見事に負けまして、それで細川政権が誕生したわけですね。細川政権もその後、実は無残な崩壊に至るんですけれども、しかし皆さん思い出してほしいんですけど、とにかく自由民主党という政党ができてから、自由民主党が政権から離れたっていうの、ただこの1回だけなんですよ。だからその戦後政治史に残ることを小沢さんがやったので、やっぱりこれは小沢さんの成功体験なんですけども、この再現を狙ってるから、まさしくね、これは、ま、念のためですけどちょっと出してくれますか」
村西利恵
「シナリオの2つめは、内閣不信任案の可決」
青山繁晴
「はい。ということになるんです。それでしかもですね、最近政治記者がね、この小沢さんの側近である山岡国対委員長に対して、『ところでここまで麻生さんの人気が落ちてるんだったら、不信任案ぐらい出したらどうですか?』と聞いたら、山岡さんが顔色変えて『そんなことするわけがないんだ、そんなこと絶対しません』と」
室井佑月
「怪しい」
青山繁晴
「うん、今、室井さんが怪しいと言ったけどその通りであって、それは山岡さんもけっこうそういうとこあるから、ばれちゃう人で、考えてるからやっぱりそれ全面否認になるわけですよ。しかしですね、しかし皆さんやっぱり普通に考えるとですね、この麻生自民党は今、衆議院で304議席持ってます。さっき言いました不信任案の問題ってあくまで衆議院の問題ですからね。304も持ってて、公明党31ですから、335もあってですよ、内閣不信任案なんかまともに行ったら通るわけがない」
村西利恵
「とてもじゃないけど可決できませんね」
青山繁晴
「可決できるはずがないのに、小沢さんとしては、いや、見込みがあると思ってて、だから上機嫌なんですが、その見込みというのが実はこのキーワードに隠されてると僕は思います(フリップ出す)」
村西利恵
「ここでズバリキーワードは『敵味方いりまじって泥舟に』。内閣不信任案を可決させるシナリオを、お知らせの後、青山さんに解説していただきます」
(いったんCM)
山本浩之
「さ、内閣不信任案可決に向けて民主党の小沢代表がどのようなシナリオを描いているのか、引き続き解説お願いしたいと思います」
青山繁晴
「はい。ここに秘策って出てますけどね、このコーナーを見ていただいてる方だったらね、いや、それは青山さん、あんた1コしかないでしょうと。自民党の中から誰かかつての小沢さんのようにね、その内閣不信任案に可決(賛成?)する人が出てしまうってことでしょうと。ね。それはもちろんそうなんですよ。しかしそういうのはなかなか簡単には出てこないわけですが、その出てこさせるためのいわば動き、秘策なんですよ。ね。それをちょっと、まさしくこれ人間関係そのものなんで、ドロドロの。ちょっと皆様の顔出していただきましょうか」
青山繁晴
「それで今いちばん実はオモテに顔が出てるのは、このあたりですよね、渡辺喜美さんとかね、塩崎さんとかね。前の行革担当大臣、お父さんは渡辺美智雄さん。塩崎さんは安倍政権の時の官房長官でしたよね。こういう方の動きが激しくなってて、渡辺喜美さんは年内に今、ひょっとしたら自民党を出て新党作るかもしれないって言われてるけれども、しかしこれは小沢さんの秘策じゃない」
村西利恵
「秘策じゃないんですか」
青山繁晴
「こっち側です(右の3人示して)。まず与謝野さんていうのは、僕さんざん話に先々週からしてますけど、実はオモテにはあんまり出てきてませんよね。それから中川秀直さんや、その下にいるっていうか連携してる小池百合子さんは一見派手に見えて、しかしなかなか正体が見えないところありますよね。で、こういう方々の人間関係を本当はもっと噛み砕くとこうなんです。はい、出して下さい」
青山繁晴
「ちょっとこれ、色々隠れてますけどね」
村西利恵
「線が出てますね」
青山繁晴
「まずこれ、1人の主役、小沢一郎さんと与謝野さんが、実は囲碁といういわば隠れ蓑を使って密談してる仲だったっていうのはお話ししましたよね。ところがこの人は現職閣僚ですけど、現職閣僚じゃないけど自分の中で名前ある人と、小沢さんが今ダイレクトに協議をはっきり言うと密談をしてる人がいて。はい、出して下さい」
青山繁晴
「はい。おなじみのお顔ですが(一同どよめき)、加藤紘一さんと山崎拓さん。こういう方とも実はつながってて、で、しかもこの方たちはリベラル派を集めたということですね。民主党はいちおうリベラルってことになってますから、グループを自民党内で作ってるんで、これけっこう数はいるかもしれないわけですね。で、さらにその自民党の中でですよ、社会保障を考える議員連盟を作るということで、今の麻生さんのやり方に異を唱えてるグループ、そのグループが実は小沢さんと全然違うところで民主党とつながってて。はい、出して下さい」
村西利恵
「このシルエットが前原さん」
青山繁晴
「で、これはもう実際に会ったりされてるっていうのも、僕なりに確認しましたが、これ、ところがですね、たとえば前原さんと小沢さんというのは実に仲が悪いわけです。で、さらにそれだけじゃなくてですね、たとえばこの加藤紘一さんとこの民主党の中につながってる人がいて、今ちょっと顔、間に合わなかったですけど、仙谷由人さんっていうね、徳島から出てる方とかね。で、その仙谷さんと小沢さん、仲悪かったりするわけです。そうするとですよ」
村西利恵
「複雑ですね」
青山繁晴
「ええ、複雑というかね、これはね、政界再編という今もう耳にタコできた話よりも、その前の段階なわけですよ。つまりこういう新しい政党ができますよという青写真、ブループリントができてるよの話じゃなくて、要するにどっかで繋がるやつがですよ、要するにぐちゃぐちゃの状態でですね、その麻生内閣の次の権力を狙ってこうやって動いてるという話なんですよ。だから敵味方入り交じってみんなで、申し訳ない、こんな言い方して。でも泥舟に乗ろうとしてる。泥舟っていうのはね、この人たち個人のことをいうだけじゃなくて、とにかく日本の政治自体が泥舟として沈んでいってしまってるんじゃないかと、この金融危機の最中に、という話なんですけど。しかしですね、こうやって人間を見ていただくと、そうか、不信任案というのは決して、絶対可決しないとは言い切れないなということがわかってくると思います。たとえば、今日は触れませんけどね、この(中川秀直の)端には小泉チルドレンがつながってるわけでしょう。中川さんに対してはね。全部合わせると十分通るかもしれないっていう数になっていくわけです。このへんは小沢さんはきちんと計算してると思いますが、万万一、内閣不信任案が年が明けてからですよ、もちろん年内ということは僕はあり得ないと思ってます。ね。ま、政治だから何が起きるかわからないけど、基本的には年が明けて、2009年のこれは問題なんですけど、内閣不信任案可決された場合はさっきの憲法の定めに従って、麻生さんとしてはこれしかないわけです」
村西利恵
「選択としては、解散総選挙か内閣総辞職」
青山繁晴
「まず麻生さんが内閣不信任案を出されて、自民党の中から造反が出て、つまりかつての小沢さんと同じように賛成票が出てしまって、不信任案が通りましたと。で、かつて宮沢さんは辞めるなんて嫌だ、解散するとやりましたが、麻生さんの気の強さや、あるいはその、ま、嫌いな人も多いでしょうが、でも前向きな性格なのは間違いありませんから、おそらく解散総選挙を選ぶ可能性は十分あるでしょう。で、解散総選挙をやって、もし自民党の側が、つまり麻生自民党の側が負ければ、もちろん小沢さんはそれは万々歳の話であり、で、もし自民党が勝ってしまっても、はっきり言うと、その前に実は自民党は壊れてるじゃないですか。そうでしょ。内閣不信任案通ってるんですから。すると小沢さんとしては自民党を壊したいっていう本来の目的はもう最初から、けっこうもう実現してるわけだし、それからさっき言った、もう疲れ果ててるから、負けたら負けたでもう小沢さん、それで政界引退して終わりなんですよ。しかも来年の9月には任期が切れるわけですから、必ずもうお尻が決まってる話だから、もうこの苦しい生活が続かなくてもいいんだという気持ちが、小沢さんの中にあると僕は思ってまして」
青山繁晴
「さらにもう1つのケース、麻生さん、強気な麻生さんだけど色々あって、いや、解散総選挙じゃなく内閣総辞職を選んだ、つまり次も自民党内閣になるように、麻生さんがそれを選んだとしても、自民党のためにそれを選んだとしてもですよ、さっき言いました通り内閣不信任案が可決されてしまってるから、すでに自民党は割れてるわけだから、これ(パネル)首相指名選挙と書いてますけど、正確には首班指名選挙ですけれども、総選挙をやらずに国会でまた新しい首班、首相を選ぶわけですけど、その時に自民党が割れた状態で行われるわけですから、麻生さんが考えるような次も自民党、自公内閣ってわけにはおそらくいかないと。そうするとですよ、全体を考えると自民党が選挙に勝っちゃった場合はもう自分辞めればいいと思ってるし、あとはとにかく自民党が壊れてくれるんだから、これ小沢さんとしては上機嫌になるんですよ。それでいちばん最後にですね、これちょっと聞いていただきたいのは、さっき93年6月18日の話をしましたね。あの時に小沢さんが積極的に宮沢内閣の不信任案に賛成をして、それで自民党が割れて細川内閣ができた。それみんなの常識で、今、政治学の教科書にも書いてありますけどね、新聞・雑誌・テレビはもちろんのこと。ところが小沢さんに本当に取材していくと、そうじゃなくて小沢さん、あの時は自分はそうしたくなかったのに自民党の方に裏切られて、俺はそっちに行かざるを得なかったんだという怨念がですね、ルサンチマンとも言いますけど、怨念がずーっとその中にあって、客観的に言うと小沢さんの長い長い、あの後の権力闘争っていうのはその怨みを晴らす、自民党さえ壊れればいい、自民党を壊すことが小沢さんの政治目標になってしまってると」
青山繁晴
「だからさっき言いました通り、もうここまで行けば小沢さんはとにかく自民党はいよいよ壊れるんだと、だからこういう笑顔になってるところがあって、そこはやっぱり僕たちはこの国の政治に票を投じる有権者としては、やっぱりそこを考えざるをえないと思うんです。こういう政治の在り方、人間くさい話だけども、これでいいのだろうかということを考えなきゃいけない。ごめんなさい、時間がないんですけどあと5秒で言うとですね、しかもこの話はですね、来年になってから本格化するんですよ。景気が悪いから予算を春先に通してから、今言ったような話が本気で出てくるから、僕たち有権者が、皆さんが考える時間が十分あるから、それまでに考えていただく、そのために、あえてちょっと早い話なんですけど、今日は踏み込んで話をしました」
山本浩之
「93年の細川連立政権っていうのは、それももう寄せ集めでしたけれども、短命に終わりましたけれども、たったひとつ、政治改革という点においては、小選挙区比例代表制、並立制も生み出したし、目的はひとつだけは果たしたと思うんですよ。いっぱいだめだったけど。今回、青写真に今出てるものっていうのは、その展望すらないですね。私たちにとったら」
青山繁晴
「そうです。ま、あえて言うとね、もうこうやって政治が腐ってる、みんなが息が詰まってる状況を突破するということだけは言えるかもしれないですね」
山本浩之
「閉塞感を何とかするっていう意味では、室井さんいかがですか」
室井佑月
「私は、たぶんそういう普通に今言った通りに何か見えた気がする。壊れるだろうなと思ったけど、自民党は。でも民主党もまた壊れるんだと思うんですよね。でもやっぱり私はすごいその、長く続いた権力ってやっぱりその、何て言うのかな、利益とかそういうことを確保して汚いところがやっぱりいっぱい出てくるから、その、混乱しながらその、作り上げていく、新しいものを作り上げていくっていう…」
山本浩之
「まあそれは理想ですけどね。そうあってほしいけど、今の政治家の動き見てたら、ほんとに国民のこと考えてる人っていうのはいるんだろうかというふうに、僕は思ってしまう」
青山繁晴
「ただね、今日の話ね、嫌になって下さいっていう話をしてるんじゃなくてですね、そういう政治家の個人的な動機とかにごまかされずに、良い面を何とか汲み取ってですよ、この閉塞状況を打ち破るというふうに、有権者の側は動きたいなっていう話なんです」
山本浩之
「ある意味それでいくと、麻生総理も、こんな支持率低下してから言うのも何なんですけどね、たとえばその先ほどの財政再建路線転換で、社会保障費を、いいじゃんもう少し出すようにすればと、そのために財源はどこにするのと、明日からでもたばこ税を増やしますよとかね、そういうふうな政治家であるならば、今みたいに支持率は低迷しないと思うんですよね、逆に」
青山繁晴
「そうです。だから麻生さんの側が打ち破るにはそれしかないです」
山本浩之
「ないと思いますよね。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
麻生さんはもう駄目だって報道がやたら多いんですけど、そんな中、真逆な記事を見つけました。「今後の政局を俯瞰(ふかん)すると、苦しくなるのは小沢氏のほう」だと。
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Comments
グローバル化など悪しき幻想!
日本国は日本民族だけのものであれば善い!
混血化は支那がチベットやウイグル並びにモンゴルで行っている民族虐殺の手口の一つ!!!
在日高麗棒並びにチャンコロは追放あるのみ!
アジア共同体など日本滅亡をたくらむ特亜三国の謀略にしか過ぎぬわ!
とりあえず、今から民主党と国民新党にファックス攻勢してきます。
ところでマスコミの足並みそろった麻生叩き小沢支持の報道姿勢をみると椿事件を思い出します。
『椿事件』
1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して
「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%BF%E4%BA%8B%E4%BB%B6
現在も国民の見えないところでコソコソとそのような報道協定を結んで裏工作しているのが事実なら、そのようなマスコミは国民への背信者であり存続を許すべきではありません。
国会議事堂前
本日12/4、AM7時
(参議院法務委員会決議はAM10時から10分です。)
デモではなくあくまでオフです。
●明日 12/4(木) 7時集合
国会議事堂前集合 or 最寄り駅
・駅 : 東京メトロ 溜池山王
・服装 : スーツが望ましい。(擬態、永田町にはスーツが良く馴染む)
・持ち物 : 携帯(充電器 or 電池式バッテリ)、お金、永田町周辺地図を印刷したもの
・有ったら良いもの : デジカメ、小さなメモ帳、ICレコーダ、ビラ
【国籍法改悪法案】を参議院本会議で廃案にする署名運動にご協力願います。
http://www.aixin.jp/ysk.cgi
●あなたはこの国籍法改正案を知っていますか?(コメント欄は必見)
みんなの声【国政に対する要請書】コメント一覧はこちらをクリックして下さい。
【人権擁護法案反対の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj5.cgi
----------------------------------------
国籍法改正案 採択 参議院 法務委員会 2008-12-04
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5446070
冒頭、公明党 木庭委員長から自民党 山谷えり子議員、新党日本 田中康夫議員、民主党 白真勲議員(慎重審議・DNA鑑定の必要性を求めた委員)の辞任=法務委員差し替え(!)を説明して「特に意見も無いようなので・・・」と採決を進めようとすると、自民党 丸山和也議員が 突如挙手して意見を述べよう起立しました。
しかし、遮って「特に意見も無いようなので・・・」を繰り返し、丸山議員の横にいた議員が袖を引っ張って妨害して着座させられました。この間、公明党 木庭委員長の指示で速記が止められ、国会中継の音声が消されました。
何度か周りから野次のようなものが飛び(※筆者注:下記参照)、木庭委員長が目をやりましたが、そのまま挙手で全会一致で採決されました。
国民の声を完全に無視した千葉景子議員から、あの危険な「民主党発案の付帯決議」を読み上げがあり、森法務大臣が口先だけの配慮を口にして法務委員会は散会しました。
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参加された皆様おつかれさまです。
田中先生、並びに秘書の方のお力添えありがたかったです。
丸山議員の発言はイレギュラーに見えました。
自民党どうなってるんだー!どういうことだ!とやじが飛んでいましたね
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傍聴していたひとりです。正直、自分には丸山議員が何を言ってるのか、
もごもごしていてよく聞こえなかったんですよ。
丸山議員はすぐに制止されて、委員長役の方が
速記を止めるように指示した後、「自民党の国対はなにをやってるんだ」
とか、そういうなんだかわからない怒号の中で座らされていました。
丸山議員がなにか意見があるならちゃんと言えばいいのにな、と思った。
決まり事にがちがちに縛られてる、予想以上に圧迫感がある場所です。
ああいう場所で率直な意見交換をするなんてのは、並の神経では無理だと思う。
今回は国籍法改正案を通していろんなアクションを起こして、
普段やらないことをやったんですけど、こういう具合に少しずつでもいいから
「大人の社会見学」をしていったほうがいいなと思います。
外から見ているだけでは、わからないことが多すぎるです。
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丸山議員の発言ですが、私その時、少々テンパってて曖昧です。
他に傍聴されていた方、補間して下さい。
・丸山議員は本改正(案)の国民への周知なんやらoxoxox
・速記止められる。
・隣から袖をつかまれて、何やらやりとり。
・委員会がざわめき。
・ヤジが飛んだ。「自民党名にやってんだー!」、「国対委員長は何やってんだ!」
「党内で統一されてないじゃないか!」
・一人から「休会しろー」との声。
・丸山議員着席。
・速記再開。
んで、『本件、可決。』宣言。
「あぁ、ヤジの通りに休会に持ち込んでしまえばなぁ。」と思った。
その後は千葉の附帯決議に関する件。
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有志の皆様、本日の傍聴参加組の方々、本当にお疲れ様でした。
ちなみに丸山議員が意見あるか?に挙手し、
やっぱりこういう審議のやり方はだめだ 的意見を出した後、(多分、田中康夫氏、山谷えり子氏、白を除外したので
世論的にはあの場に反対派が一応いるという事をアピールするためのマッチポンプ、あと叩かれたから国民にアピール)
内容を記録するペンと放送を止めるように指示が出て、
各議員から意見がまとまってない、や
今更何だ、みたいなヤジが飛び、
さらに休憩入れるか?
という提案があったが、議長がいや採決しよう!
と強行採決の音頭をとり採決。
その後付帯決議について千葉議員が内容を読み上げ、マッチポンプで可決。
あと森のマッチポンプコメント。
散会のような感じでした。
行った方、補足お願いします。
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権力欲しいだけでしょ。大連立はいいけど、売国議員を野党に追い出してくれれば自民だろうが民主だろうが構いませんけど。
皆さんお疲れ様でした。
あと、来られなかった皆さんにも、応援ありがとうと言いたいです。
しかし、もう一言あえて述べさせてください。
「日本人の底力はそんなものだったのか?」
私は、海外に在住ですが、仕事をキャンセルして
昨晩、飛行機で日本に戻りました。
今回のことで、どうしてもやり切れなかったから。
4日に採決が行われると知ってから、悔しくて眠れない日々が続いたから。
もちろん私一人が愛する故郷、日本に帰ったところで結果は変わりません。
でも国民として自分の国家を見守る、そのために行動することが、
私のこれからの生き方を変えていけるのだと信じ、
そしてその信念が、日本の未来に一滴の希望を垂らすことができると信じたから。
日本の歴史と伝統が大きく変わっていくかも知れない分岐点の日に
ただ自分のためだけにこの一日を使ってはいられない。
少なくともこの目で見届けよう。 そう思って、
仕事&現地の語学学校に休暇をとり、バカ高いチケットを購入して帰ってきました。
「アホか」と言われても構いません。最初から見返りなど望んでいませんから。
でも、その小さいけれど積もり積もった国民の前向きな行動が、
だんだんと日本を自立した方向に、
本当の民主主義の方向に向かわせるのではないか、
私はそう信じています。
今日、たったの十数人だけでも集まれたこと、希望はゼロではないということですから安心しました。
みなさん、学校を休んで、仕事を休んで来られていました。
だからこそ、もう少し多くの参加者がいればなぁと正直思ったのもどうか解ってください。
でもこれまで、FAXを送り続けてくれていた方、ビラを配られた方々
様々な動画やチラシを作ってくださった方、その他手伝っていただいた全ての方には心から感謝します。
それが無かったら、僕も今回のことを知らないでいたと思います。
あと、今日傍聴されずに
ずっと外で自製のプラカードを用意して抗議しておられた方々、本当にお疲れ様でした。
みなさん
これからが本当の戦いになると思います。
みなさん
追い詰められた時の日本人の知恵と行動力は、世界一だと思いませんか?
委員長「特に意見も無いようですので…」
丸山「あるんですが…法の趣旨が…付帯決議…」
千葉「(あわてて遮る)」
速記音声共に遮断
↓
委員長「特に意見も無いようですので採決に…」
反対意見に圧力かけまくって採決ですか。民主国家日本なんて唯の幻想じゃないですか。
国籍法改悪法案を参議院本会議で廃案にするための要請書をメールで送る運動を行っています。
みんなの声【国籍法改悪の反対署名】コメント一覧はこちらをクリックして下さい。
国籍法改悪法案を参議院本会議で廃案にするための要請書をメールで送る運動を行っています。
(国会議員へ直送、メール・アドレスを公開している参議院議員約170名と、法務委員に送信されます)
【国政に対する要請書】
http://www.aixin.jp/ysk.cgi
ワシントン21日共同 米国家情報会議が発表した世界予測「2025年の世界の潮流」
の中心執筆者、マシュー・バローズ同会議顧問は、21日 記者会見し、日本について多くの時間が割かれたと指摘し、高齢化で今後の経済成長の継続は「より困難になる」と予測できると述べた。
日本が衰退しないためにはいかに困難であっても(1)より多くの女性が永続的に働く(2)移民に門戸を開く政策に何らかの形で踏み切る必要があると述べた。
このように、思い上がった指導者ヅラし、自らの衰退予期しつつ、道づれを意図、そのために、人口稠密な日本へ、既に、重荷となり、社会のかく乱のもと。日本に負担おわせ、介入の口実作り狙うものです。
国籍法の隠蔽改悪は、創価公明の主導と思いますが、2000年選挙に、アメの手先 電通経由、テレビを支配し、マインド・コンかけ、アメの下僕小泉を強力に援護したアメ筋も、
千万人移民を 中川秀直に指示、さらに、TBS以外の創価だけでは動かせないテレビと、ほぼ全新聞を、操り、国籍法に関する政府議会の動きを国民から遮断し、アメポチ公 河野太郎らを援護、成立期したと見ます。
さらに不況深刻な今、日本人の雇用悪化の要因を生活第一、労働者基盤とする民主党が加担するのは、民主党は雇用不安を拡大し労働者を脅かす、民衆の敵ですよ と言う事です。
特アの代理人、高木健一弁護士らの票、欲しくて、コソコソ、一般国民、騙すんでしょうか
まあ、こちらのブログ様の記事によりますれば
http://knnjapan.exblog.jp/9013998/
引用開始
>>
採決・可決されてもまだ全く終わりではありません。請願法に基づく国民の権利として、首相官邸または本案の場合法務省民事局への請願が可能です。
国籍法改正の再改正、当面運用の厳格化を盛り込んだ文章を各自が作成し、郵送またはFAXで政府にお願いします。その声があまりに多いとなると、そもそも可決される本案に付帯決議がついていることから、恐らく再審議となるに違いありません。いえ、そうでなければおかしい話であり、日本の「反日」連中は常にこうした手をしつこく駆使して影響力を行使してきました。
ついに、私たち保守市民の反逆のときです!
<<
引用ここまで。
まだ、攻勢を仕掛ける手段は一応残されているようです。
申し訳ありません。私の方で「国籍法改正案について情報があれば書き込みお願いします」と予めお願いしています。一時的なものですので、どうかご辛抱いただければ幸いです。
このまま参院で改正案が採択されたらクリスマスくらいから施行されますよね。そうしたら次の衆院選に間に合ってしまうと思うんです。たぶん公明党辺りが今頃手薬煉引いて中国で戸籍の売買をしているだろうと思うんです。そうなったら中国に日本が乗っ取られてしまう。このことに総理が気付いていないとは思えないんですが…。日本が乗っ取られたら経済危機なんて目じゃない危機に成ると思うんですが、どうでしょう?それとも何か別の秘策でもあるんでしょうか。
国籍法改悪法案を参議院本会議で廃案にするための要請書をメールで送る運動を行っています。
みんなの声【国籍法改悪の反対署名】コメント一覧はこちらをクリックして下さい。
国籍法改悪法案を参議院本会議で廃案にするための要請書をメールで送る運動を行っています。
(国会議員へ直送、メール・アドレスを公開している参議院議員約170名と、法務委員に送信されます)
【国政に対する要請書】
http://www.aixin.jp/ysk.cgi
この記事を見ている国会議員様、事務所関係者様へ
多くの有権者が思いのたけを【国政に対する要請書】に託して送ったメールを秘書が握り潰したり削除している事務所があるそうです。
もし、この心の叫びの国を救って下さい訴える要請書を見ていない国会議員
が居ましたら、【国籍法改悪の反対署名】コメント一覧
http://www.aixin.jp/ysksh.cgi
それから5000万人の中国人に日本国籍を付与したとしても、さすがに全員を同じ誕生日にする訳は無いので、たぶん19歳11ヶ月〜11ヶ月29日ぐらいで統一してくると思うんです。だから実質的に彼ら5000万人の中国人が選挙権を持つのはどんない早くても、後丸々1ヶ月はあると思うんです。
この間に何とかDNA鑑定を義務付けるような改正案を通すしかないと思うんです。その間に通された認知は無効にしなければなりません。
それには多くの有権者の応援が必要です。だからまずこの改正案の恐ろしさ、中国の恐ろしさを日本人全員に知らせなくてはならないと思います。
今現在、この改正案の恐ろしさを認識している日本人は全体の3%にも満たないんじゃないでしょうか。この人数をせめて20%ぐらいに引き上げないといけないと思うんですが、どうしたらいいでしょう。何かいい案が無いでしょうか。
国益というものをどう考えているのか?
情けない。
夕方関西ローカルの6ch「ムーブ」で
『偽装認知に悪用も・・・・国籍法改正』
ってやるみたいだけど
今頃遅い。
これも何?報道規制が掛かっていたの?
いきなり5000万人もの申告なんかあったら、それこそ大ニュース。法務局の窓口が対応できません。
どんな国籍取得申請にも「審査」があります。無条件に5000万人に国籍を与えるものでもありません。現場の係官は厳しいですよ。
もう少し落ち着いて、極端に走らずに反対運動を持続させましょう。
こういう意見を発すると、「その甘い考えがこの事態を招いた!」という批判が必ずあります。しかし「保守=馬鹿」というイメージは国民に浸透しきっているのです。幼稚な田母神論文で溜飲を下げているような奴は保守を名乗らないで欲しい。
そんなことより、選挙に行け!
FAXもメールも電凸も効果的だしデモも必要だけど、反日左翼が最も重視したのは選挙運動だよ。
左翼がいかに馬鹿かって赤いおばちゃんと天木が証明してくれたね
あんたも内容のある批判しなよ
5000万なんて数はありえないし落ち着くべきだとは思う。
”選挙に行け”だけじゃ足りないんですよ。
最近、それがわかってきた。
政治に参加する最たるものは選挙であって、デモとか他の訴えかける行動が最終的に選挙につながるように活動しなきゃいけない。
>>しかし「保守=馬鹿」というイメージは国民に浸透しきっているのです。幼稚な田母神論文で溜飲を下げているような奴は保守を名乗らないで欲しい
>左翼がいかに馬鹿かって赤いおばちゃんと天木が証明してくれたね
>あんたも内容のある批判しなよ
そこだけ切り取って野次ってどうする。
田母神論文について話したけりゃ
別でエントリーがあるだろうに。
おっしゃるとおり、確かに「選挙に行け!」だけじゃ足りないんだが、これまで若人が選挙に行かなかったのも事実。
政治家がジジババ向けの政策を出すのは、彼らの年代が選挙に行くから。
左翼や宗教勢力の顔色をうかがうのも、彼らが組織化されている(票になる)から。
政治家への最大のアピールは、時代がどんなに変わっても「票」です。保守勢力票になることを、まずは政治家にわからせる必要がある。
そのためのデモであり、FAX送付だよね。今後は彼ら反日勢力の手法を、こちらも取り入れるべきだと思う。
「保守=馬鹿」「左翼=インテリ」という図式は、実際はどうあれ、戦後日本の各層に植え付けられた意識。いまだに(大赤字を出したとはいえ)朝日新聞を購読する家庭がゴマンとあるのがその証拠。保守勢力に押しつけられた悪いイメージを助長してどうすんの。
人は誰でも「馬鹿」と言われることに恐怖し「頭がいい」と言われたいもの。だから「保守=馬鹿」のイメージを払拭しないかぎり、大衆は動かないでしょう。国籍法の成立が、それを物語っているじゃないの。世間一般から見れば「ネットの過激な奴ら(馬鹿)」が騒いでいる」ってイメージしかないよ。
そこから変えていこう、という話です。天木や新社会党のおばさんのことなんか関係ないんだよ。ただ、ああいう人たちを配置して笑いを取ろうとする関西のテレビ局の姿勢には共感するけど。
くっくりさん、ごめんね。勝手にコメント欄を使っちゃて。
ぜんぜん違いますね
保守が馬鹿にされてるからではなくて日本人が馬鹿で臆病だから動かないんだよ
結局、自己判断ができないってことでしょ。
すなわち日本人が救いようのないくらい馬鹿だってこと。
どの道この国は終わりだよ
前半、概ね同意なんですが・・・
ここで、「選挙へ行け」と書いても・・・
ココの読者は、おそらく高確率で選挙に行ってますよ。
興味無ければ、ここは見ないでしょうし。
ここじゃおそらく、選挙に行くのは、当たり前なんですよ。
だから、”選挙に行け”なんていっても、普通に挑発してるようにしかみえないんじゃ?
ま、選挙に行く。それは当然。
そして、その上で訴えていく方法を考えないと、行動しないと。
だと思うんですが。
なに言ってんの君は。外国籍の人?
この国のことは、我々日本人が議論して決めるから、お構いなく。
日本人なら、天に唾するようなマネはやめなよ。
国が終わる時というのは、君のような人が大勢を占めたときだな。
日本や日本人を見捨てている奴に、日本について発言する資格はない。
>すいませんくっくりさん。もうやめます(笑)
馬鹿なやつだw
日本人なんてしょせんこんなもんだよ
反論してみろ
>国が終わる時というのは、君のような人が大勢を占めたときだな。
もうしめてんじゃん
賛成票の数見ましたかw
国を売って何とも思わない人間が大多数を決める国が日本だよw
外人にやれよ
こんな臭い国
確かに、ここに来る皆さんは選挙に行ってる人が多いと思います。
しかし、ここに来るわずかな有権者だけでは、選挙に勝てません。
デモやFAXも効果的なんだけど、直接民主制でない限り限界があります。
やっぱり基本は、自分たちの意に適う代議員を選ぶこと。
そのために、周囲を巻き込んでがんばりましょう…みたいなことを言いたかったわけですが、言葉が足りなくて申し訳ありません。
今回の国籍法改正案に対する反対運動についての記載があります。
国民の意見表明を「ネット社会」という色眼鏡で見ています。
「紙の無駄使い」と言った森英介法務大臣と同じだと思いました。
それでも、あきらめず訴え続けることが大事だと思います。
まずは、私の身勝手な書き込みを今まで許してくださったくっくりさんに、感謝とお詫びを申し上げます。
お騒がせいたしました。そして、ありがとうございます。
さらに、上記の映像のYOUTUBE版もありましたので転載します。
国籍法改正案 採択 参議院法務委員会 音声とコメント上げてみた。
http://jp.youtube.com/watch?v=y_jAWLAADaE
売国国籍法改正案 採択 参議院 法務委員会 2008年12月4日
http://jp.youtube.com/watch?v=qxZ7Ti_s3Aw&NR=1
私は、毎日少しずつでも抗議は続けます。
自分の街を「第二の長野聖火リレー」「第二のミラノ暴動」にしたくありませんから。
議員や新聞、テレビ、企業には、電話・投書・FAXを継続。
この法案が杜撰で危険な内容であることを知らせると同時に、選挙を睨み、「民主党と公明党の主導」によって強行されたことも知らせることにします。
今回の話を信じない人も、この法務委員会での「公明党・木庭(こば)健太郎」議長と「民主党・千葉景子」議員の異常な採決映像を見せれば、たとえ100%は信じなくても、考え方を変えざるを得ないでしょう。それに、今は映像を持ち歩くことのできる様々なツールがあります。
また、上のような書き込みも、今回の国籍法改正案がどのような性質のものかを示す良い証拠になりますので、いろんなところにコピペして広めることも、プリントアウトして役所や議員だけでなく、中国や韓国と提携している企業にも送ることができます。
もっとも、以前こちらで名前の出ていたジャーナリストの青木直人氏によれば、中国に進出している日本の製造業のほぼすべてが、すでに撤退過程に入っているという話ですが。
青木氏いわく
「企業の経営者は、ここまで中国ビジネスのマイナス情報が意図的に隠されていると、逆に怖くて中国とビジネスなんかできない、と言っている」
「実際に中国に進出した企業は、中国のあまりの腐敗ぶりにみな怖くなって逃げ出す」
オマケ
「昔からの親中派である某氏は、中国の腐敗を深刻だと嘆き、自分は文革時代の中国が一番懐かしい、とまで言っている」
私も改正案が適応されるのがフィリピンや韓国だけだったらあまり怖くないのですが、やはり中国です。中国が一番恐ろしいのです。あの国は本物の偽戸籍を作ることなど造作も無いでしょうし、本物の偽書類もいくらでも作れると思うんです。それは明らかな偽物ですが、中共が作った以上本物です。その書類や戸籍を示されたとき、果たして現場の役人は突っぱねることが出来るんでしょうか。大いに疑問です。
必読! 国籍法改悪に関する今後の出方ノウハウ
http://plaza.rakuten.co.jp/yamanoha/diary/200812050012
国会中継に関しては、YOUTUBEよりも
衆議院なら、http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm
参議院なら、
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
をご覧いただきたいと思います。
ところで、ようやく櫻井よしこさんが、この件についてコメントされました。
http://yoshiko-sakurai.jp/
過ちは、必ず速やかに正されると思います。
その日を信じて、粘り強く戦いましょう。
ここで、おしまいにしようと思いましたが、やっぱり、麻生首相に一言言わせてください。
麻生首相に大変期待していただけに、その分、今は非常にがっかりしています。
へらへらと笑っているのをよく見かけますが、そんな愛想笑いはいりません。相手を見下しているようで、あまりいい印象は受けません。
今の日本、そして未来の日本に必要なものが何かということを、国民に向かって熱く説いてください。熱意は必ず通じると思います。(消費税を上げようという勇気は、高く評価します。)
決してブレず、やらねばならぬものは最期までやりぬき、駄目なもの駄目なのだと押し通す気概・姿勢がなくてはなりません。
国籍法を通してしまった誤りは、素直に認め、速やかに改めることが大切です。
内容をよく知らなかったでは、済まされません。
麻生首相が、くっくりさんのブログを見てくれていることを願って書き込みます。
やはりというか、国民の怒りのコーナーでは予想どうり国籍法改悪は出てきませんでした!
戸井田議員の「丸坊主日記」にはかなりの人が投稿しましたとコメントされていましたがこれらの意見は何処にいったのでしょうか・・・
やはりこれはマスコミが(太田光が?)握りつぶした証左なのでしょうか?
もう、マスコミは(テレビ)信じない!!
特に太田光、みのもんた、関口宏、鳥越俊太郎、古舘伊知郎!!
http://youmenipip.exblog.jp/9828529/
こちらのブログ様のように、
『保守・右翼=カッコいい・正義』
「左翼=醜悪・邪悪」
という当然の風潮を蘇らせ広め、
>>
一人一日一回の愛国活動。
コピペでの普及 愛国的な書き込み 抗議メール 抗議電話 抗議手紙 抗議デモや街宣への参加
受身でいるのでは無く何かをする。
抗議手紙 効果ありです。
<<
これまで以上の抗議活動
(メールやファックス攻勢、請願書攻勢)を行いましょう。これなら在宅でも出来ますし。
くっくりさんありがとうございます!
国籍法改正案に自民党の有村治子、衛藤晟一の両名は棄権したため自民党に処分
されるそうです。 この両名の処分は1億総中流階級の日本国民の国を思う心を踏みにじる
ものであり、有権者の「支持」と「信頼」を失う事になるので処分を撤回するよう要請し
【国政に対する要請書】
http://www.aixin.jp/ysk.cgi