新しい元号は「令和」であります!
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「新しい元号は、「令和」であります」
いきなり私事で恐縮ですが、義母が3月30日に施設(サービス付高齢者住宅)に無事入居しました(お気楽くっくり参照)。
今日は朝から、預かっていた洗濯物その他を持って、新たな義母の住まいを訪ね、その後は役所で住所変更の手続きなどに奔走しています。
4月1日ということで、役所は恐ろしく混んでいるだろうと覚悟して行ったんですが、予想していたよりは空いていました。
おかげで午前11時過ぎにいったん帰宅でき、新元号発表という歴史的瞬間を、テレビで生で見ることができました(^▽^)
新元号は「令和」であります!
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月1日
典拠は万葉集。
れいわ。
美しい響きですね。 pic.twitter.com/DQWWp5iIog
当初は11時30分の発表が予定されていましたが、少し遅れましたね。
でも、発表前に情報が漏れるとか、そういうこともなく、無事に発表されて良かったです。
「令和」。
いいなあ。
まず、響きがいい。
令和の出典は「万葉集」の「初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。」という文言から。https://t.co/dY8vHmrmyd 中国古典でなく日本古典。画期的。
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月1日
これまで慣習だった中国古典からの引用ではなく、日本最古の古典「万葉集」からの引用っていうのも、いいですよね。
安倍総理は正午過ぎからの記者会見で、「令和」について、こう説明しました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」
そして、万葉集を選んだ理由としては、こう述べました。
「万葉集は1200年余り前に編さんされた日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や、農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書だ」
先日、拙ブログで、ドナルド・キーンさんにまつわる記事を書きましたが、万葉集をはじめ多くの日本文学を世界に紹介したキーンさんも、新元号を天国からご覧になって、喜んでおられるんじゃないでしょうか。
そして、もしかしたら英霊の方々も…。
(大東亜戦争の前線で、日本人捕虜や兵士が残した書類や所持品に向き合ったキーンさんによれば、本の中で一番多かったのは万葉集だったそうです)
さらに、総理はこのように述べました。
「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れをつげ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人があすへの希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定した」
(以上の安倍総理の発言はNHKニュースより)
それに、この元号なら、国民も比較的早く馴染めるような気がします。
実は、「平成」になった時は、正直、多くの国民が戸惑いました。
馴染むまでに、けっこう時間がかかったと思います。
今でも覚えてるんですが、お坊さんを題材にした岡野玲子さんの漫画「ファンシィダンス」(本木雅弘さん主演で映画にもなった)で、「平成」になった時の話があって、その中では、「やる気のないサラリーマンのような…」と評されてました。
(今でも覚えてると書いたけど、漫画は実家に置いたままなので、少し違う表現だったかもしれません)
しりあがり寿さんの漫画「おしごと」(Hanako連載)では、平成になった時、オフィスでこんなやりとりが。
「しかし、なんだかマがヌケた名だなあ…」
「オレだったら、もっと威厳のあるのを選ぶなー」
「昭和枯れススキが平成枯れススキになるってのはオモシロイだろう…」
「さー、そろそろみんな席に戻って…、平静に仕事しなさい」
「……そのシャレ、日曜日中考えてたでしょ?」
「しかしオレもいろいろ考えたけど、いいシャレがないんだよなー」
「ある意味で大変むずかしい年号ね」
「そんなにむずかしくないわよ」
「へぇせー(そう)?」
「あ〜、それだけはみんな考えても口にださないのに」
まあとにかく、「平成」は当初、「昭和」に比べると、音的に力がぬけた感じは確かにありました。
今ごろ、「令和」をめぐって、日本全国の職場、学校(は春休みですね)、地域、家庭などで、さまざまなやり取りが繰り広げられているんでしょうね。
もちろん、「違和感あるわ〜」という人もたくさんいるでしょう。
実際、SNSなどでは、若い人を中心に、そうした声も出ているそうです。
でも、「平成」になった時に比べれば、「いいね!」の声は確実に多いと私は思います。
また、「令和」に決まったのを機に、多くの人が万葉集に興味を持ってくれるのではないかと、そっちの期待もあります。
(私も特に造詣が深いわけではないのですが、たまに万葉集がらみの記事も上げてきました。たとえばこちらとかこちら)
あと余談ですが、昨日まで、「アベが圧力かけて、あるいは周りが忖度して、新元号に『安』を入れるんじゃないか」とか、反安倍の方々がちょっと騒いでましたよね。
「安」は元号ではわりとポピュラーな字だし、私は別に入ってもいいと思ってましたが、彼らが発狂して、最悪の場合は国内が分断ってなことにもなりかねないので、その意味では、やっぱり「安」が入らなくてよかったかなあと。
安倍さんだっていつまでも総理でいるわけじゃないんだから、分断と言っても一過性のものだけど、やっぱりスタートで揉めるっていうのは気持ちよくないですからね。
日本の万葉集からの引用ということで、今後、アベガーの皆さんは、「右翼だ、国粋主義だ」とか、「やっぱりアベの圧力が働いたんだ」とか、無茶なこと言うかもしれませんが、そもそも、日本の元号なのに、他国の古典を引用し続けていたこれまでの方が、むしろおかしかったんじゃないですかね。
さて、新元号が「令和」に決まって、いよいよ1カ月後には、新たな御代を迎えるわけですね。
天皇陛下はまだご公務が多く残っておられますが、そのお姿を、この目に焼き付けておこうと思います。
最後に言っておきたいのは…
お代替わりを機に、メディアもいつまでも「皇后さま」とかおかしな敬称はやめて、「皇后陛下」というように、正しい敬称を使っていただきたいです。
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義母無事入居。
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Comments
戦後レジームからの完全脱却か。
桜ではなく梅、
この解釈は多岐にわたるだろう。
深読みしすぎて大きく的を外したかな。
「令」も「和」もなごやかな雅な感じ。
「令」に「命令」などの意味しか思い浮かべなかった人はいろいろ悪く受け止めたようだが。
万葉集が様々な人々からの歌を集めたものだったという首相の説明も「なるほどよいなあ」と感じたが、多様な例として「防人」を挙げたことについて深読みする人がいるのでは心配とほくそ笑みながら発言したキャスターが。
「心配」でなく、「皆もっとこの件で騒いで!」とばかりに聞こえたが。こんなところにまで突っかかるのか。
ただ元号を万葉集の自然を愛でる唄からとった点や美しく心を寄せ合うことから文化が生まれるという意味が込められているというのはかなり良かったと思います。
反響が気になりますね。
ですから、中国の赤い梅マークには関係ないのです。ご安心くださいね>二日酔い氏