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竹島はこうやって奪還せよ! 青山繁晴「虎ノ門ニュース」

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【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■11/7放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」

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 出演が月曜日にお引っ越し後は基本的に生放送ですが、今日は収録。
 収録日は、11月4日(金)12:45〜

 番組で取り上げられたニュースは以下の通り。

(★)オープニング
  ブログの書き込み、メールについて
  〜国会議員と有権者はどうあるべきか?〜
(1)TPP採決延期に危機感 菅長官
(2)「辞任を」「なめてる」農相発言に怒りの声
(3)対ミャンマー8千億円支援 安倍首相とスー・チー氏
(4)憲法公布70年 自民党 改憲論議本格化狙う
(★)トラ撮り!コーナー
 領土に関する特命委員会(竹島)と、資源・エネルギー戦略調査会の東シナ海資源開発に関する委員会(尖閣諸島)
(5)オバマ氏激戦州で全力支援 米大統領選
   再捜査公表後もリード維持 クリントン氏
(6)北方領土の主権渡さない ロシア上院議長
(7)崔順実氏逮捕 朴大統領は国民向け談話発表
(8)デフレ心理払拭できず 日銀総裁
(9)温暖化「パリ協定」発効 日本も批准へ国会審議
(10)南スーダンPKO幹部更迭 指導力不足
(11)アメリカ 通過利上げ見送り 12月実施か
(12)大谷が代表選へ練習再開 今大会は打者専念

 太字強調した項目の発言要旨をご紹介。
 今回はニュースの紹介はなし。すみません(^_^;

※元動画はこちら(11月7日現在)。翌日ぐらいにURLが変更されるようです。変更後は、日が浅い時期であればDHCシアターの再生リストから、日が経っている場合はYouTubeの検索窓に「11/7 虎ノ門 青山繁晴」などキーワードを入力して探してみて下さい。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。



 内容紹介ここから____________________________
 
(★)オープニング

 予め言っておきたいが、これから話すことは個人攻撃ではない。
 ブログに来る書き込みやメールに、悪意はなくて心から言ってるんだが、申し訳ないが日本の病につながる内容のものがある。

 スタジオに貼ってある「現代アートに挑戦する青山繁晴展」(2017年1月12日〜21日、京都の大雅堂にて)について、「お前は国会議員になってから面白くない。虎ノ門ニュースも尖ってないから面白くない。情報とか話すの枯渇したので、こういうものに逃げてやるんだ」と。

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 結論から言うと、根っこに、国会議員は嫌な奴、バカにしたい、決して尊敬しないというのが深くあると思う。
 新しいやり方しようとしても、国会議員になったらダメになるんだと。
 そう言ってたら、日本はもう永遠におしまいですよ。
 怒りが(国会議員になって)3カ月間で相当たまってる。

 なぜこういう美術展をやるかというと、枯渇してるのとは逆で、たくさん発信したいこと、皆で一緒に考えたいこと山のようにあるから、新しいことにもチャレンジしようとするんであって。
 逃げてやろうとするんだというのは、その方のネガティブなものの考え方があるかもしれないが、それよりも国会議員は卑怯なことをするものだという思い込みがやっぱり横たわってると思う。

 それから、僕が国会議員になってから、虎ノ門ニュース変わりましたか?
 僕が安倍総理や自民党に遠慮したことありますか?

※いや、むしろ逆です。「青山さんは自民党公認で国会議員になったのに、自民党や安倍総理を批判しすぎだ」と、私のところまで苦情が来るぐらいです。(byくっくり)

 国会議員とは地位を守るものというイメージが強すぎる。
 地位のためにやってない議員だっている。

 もうひとつ言うと、「お前は何でロータス、外車に乗ってるんだ。国会議員は国産のエコ車に乗れ」というのも来る。
 もちろん気持ちは分かるが、実際、僕は国会出る前に、国会議員の人に聞いたら、「こういうの(国産)に乗ってないとうるさくて」と。
 何で自分の好きな車じゃなくて国産に乗るかというと、選挙を気にしてるから。
 「青山さん、外車なんかに乗ってると、絶対やられるよ」と。
 その通り、(苦情が)来るわけですよ。
 しかし、国会議員が全員同じような、プリウスならプリウスに乗ってる社会って、いい気持ちしますか?
 僕は逆に気持ち悪いですね。

 あえて言うと、こういうメールって、たとえば僕が献金や寄付を1円も受け取らないことには絶対触らない。
 たとえば前にこの番組で言った、お寺から突然100万円が来て、黙ってればそのまま入るが、それもちゃんと返したと申したが、そういうこと絶対触れずに、「歳費、文書交通費、その他出てるんだから、外車に乗るな」という話。
 ですが、歳費などいただいてる費用の範囲の仕事は、もうはっきり言いますけど十二分にやってますよ。
 今朝の横須賀も含めて。

※この話に入る前、海自の遠洋練習航海部隊が横須賀に帰港、その式典に参加したというお話がありました。衆院本会議のため、稲田防衛大臣も副大臣も政務官も出られず、防衛省に問い合わせたら自民党議員の参加もゼロと聞き、よけいなお世話かもしれないが参加したと。

 僕が献金その他受け取らないってことは、自分を貫くためにやってるんであって、たとえば僕は車と一緒に生きてきたから、ロータスのハンドリングが好きで、それに乗ってる。
 国会議員になったら、そういうことはやめた方がいいんですか?
 おかしくないですか?それ。

 だったら、その人の育ってきたバックグラウンドを捨てて、選挙民に合わせて、文句言われないように縮んで、自分を小さくして、(個展のような)よけいなこともやらずに、虎ノ門ニュースにももちろん来ないで、当たり障りのないことを言ってる、それが国会議員じゃないですか、今の。

 たとえば、「1票入れたんだから俺の言うことを聞け」「隣の家と揉めて紛争になってるからすぐ来い」とかいうのも、大量に来る。
 悪意の、前からある中傷誹謗とは別途、選挙に当選したら山のように来る。
 そのほとんど全部、悪意ないと思う。本心なんですよ。

 個人攻撃で言ってるんじゃなくて、こういう有権者と国会議員の関係続けてる限りは、日本の政治は絶対良くならないですよ。
 ひと言で言うとね、このままだともうアホらしくてやってられるかと。
 6年間いただいたからやらざるを得ないと思ってるが、日本大丈夫かと思いますよ、本当に。

 おかしくないですか。
 これだと本当にやる気があって、個性があって、いろんな発信したいとか、自分の考え貫きたいとか、人のお世話になりたくないって人は、選挙に出ないですよ。
 で、現にそれが起きてるわけですから。
 それを打ち破るために、48万1890人の(僕に投票してくれた)方と一緒にやろうとしてるところに、この虎ノ門ニュースが面白くなくなった、それはご自分のご感想だからどうぞ、思っていただいて。

 でも、そのことと、はっきり言って、美術を全く理解してくれてない。
 美術って、訴えたいものがあるからやるんじゃないですか。
 それが「枯渇したから」と。
 国会議員になって、僕の情報量はすごく増えました。
 今日の「トラ撮り」でもやるが、公開もリスクを承知でやってるが、同時に、民間時代に死ぬ気でやって得た情報よりも上の情報も入ってくる。

 これも選挙に出ようかと考えてる異業種の人、ご自分の努力の範囲内で得られた情報よりもはっきり、国政調査権を活かせば、自民党とか何とかの枠にとらわれずに、活かせばちゃんと入ってきます。
 その話を虎ノ門ニュースでリスク承知でやってるんであって。

 最後に、もちろん激励の、感激するような書き込みもいただくから、そういうの紹介したらいいんだが…。
 普通の政治家はこういうネガティブなものは絶対紹介しない。
 励ましてもらった、ばかり言う。なぜか。選挙を考えるから。
 しかし僕は選挙を一切考えてないので、あえてネガティブなことを紹介しました。
 でもこれは、もう一回言うけど、これは日本の有権者と政治家の間に、積もりに積もった、いわば闇につながるようなことに、やっぱり関係がある。
 そのことを考えていただきたいんですよ。

 こんなこと言ったので、虎ノ門ニュース降りてもいいですから。
(居島一平:いやいや…)
 どうせ抗議が来るから…。

 だから目的が違うってことを分かってほしいんです。
 この番組も、美術展も、国会議員も、ひとつの目的に向かってやってるんであって。
 それを、書き込み、メールを下さった方に言ってるんじゃなくて、脚下照顧(きゃっかしょうこ)でご自分のことを考えていただきたいのと、やっぱりみんなで考えたいですよ。

 こうなるには理由があった。
 理由の99%は政治家の側にある。
 あるいは自民党をはじめとした政党や国会議員の側にあるのは事実。
 でも、残り1%は、僕もこの前まで有権者だったが、有権者の側にもある。
 僕の胸の中にもそういう病気がある、闇があるということを一緒に考えたいです。

 国会議員が監視の対象になるというのは絶対。
 でも、監視の目の付け所が違うじゃないですかということです。

 
(★)トラ撮り!コーナー

※今回、トラ撮り!の画像は全て「クリック→新規画面で拡大」。

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 自民党本部の中の、領土に関する特命委員会。
 これも部会の一種。部会の中に委員会を作ってる。

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 議員は基本的に左側。

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(指さしてるところに青山さんがいる)

 前には首脳陣がいる。
 珍しいが、大学の先生も来てらっしゃる。

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 右側の席、手前の3人の男性は議員だと思うが、あとは官僚。
 前列にいるのは女性も含めて全部キャリア。
 議員が質問したら、回答が出る。
 朝飯目当てに来る人もいるらしいが、シリアスな真面目なもの。

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 首脳陣のアップ。
 左から、大学の先生(下條正男さん)、新藤義孝衆議院議員(栗林中将のお孫さん)、佐藤正久参議院議員、小野寺五典衆議院議員。

 そのうち、新藤さんと佐藤さんの共通点は?
 もう1人女性を加えて、何か思い出しませんか?

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 新藤さんと佐藤さんと稲田朋美さんの3人で、(2011年8月に)韓国の、竹島、ではなくて、竹島の隣の鬱陵島に行こうとしただけで、空港で入国を阻まれた。

 世界の歴史に残る珍事件。
 いやしくも主権国家の国会議員が、それも、韓国が侵略してる竹島ではなくて、日本が何も言ってない鬱陵島に行こうとしただけで、空港で入国を阻んだ例などありません。

 それがうわーっという騒ぎになって、韓国メディアはもちろんのこと、日本のメディアも、まるで悪いことをしたかのように報道して、追及した。

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 韓国デモの姿。
 鬱陵島に行こうとしただけで、大騒ぎしていた。

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 領土に関する特命委員会の資料。
 「秘」と書いてないから、公開しても問題ないと思います。

 いま北方領土の交渉をしてるけれども、竹島を奪われたままになってることを、政権与党としてほっといていいのかと。
 国民とともに取り組み直すべきだってことを、新藤さんが挨拶で。

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 どういう現状になって、日本は何をやってきたかという資料。

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 これらは外務省が配った資料。
 ちゃんと言うべきは書いてある。
 外務省の高官がちゃんとこうやって説明してる。
 しかし、言い訳として、たとえば「インターネットで啓発してます」とか。

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 こちらは外務省でなく内閣官房だが、古い地図など資料もちゃんと出してきて、韓国の主張は全くデタラメであると。

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 たとえば地図で分かるのは、干山島が竹島だと韓国は主張するが、鬱陵島の西側になっている。実際の竹島は鬱陵島の東側にある。
 自分で「(竹島が韓国の領土だというのは)嘘です」と言ってるのと同じですと、内閣官房の官僚が、ちょっと笑いながら説明。

 じゃあ、その上でどうするんだと。
 特命委員会は週一回ぐらいのかなりのペースで進めてるが、今回は大学の先生(下條正男さん)がいろいろ提案なさった。

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 たとえばその中に、「国民が楽しんで参加できる領土返還要求運動」をやるべきだと。
 もちろん僕はユニークな視点だと思ったし、ちゃんと評価させていただきました。
 島根県にとってもプラスになるとか。
 その話が面白いと思ったから、あえて質問した。

 ちなみに、これまで出た部会では全部質問した。
 官僚は「また困った人物が現れた」と。
 でも「1期6年しかやらない」と言ってるから、ベテランや若手の議員からも何度も言われたのは、「青山さん、役所が喜んでるよ」と。
 「あいつは1期でいなくなるから、6年我慢したらいいんだ」と。

 毎回質問してるが、今回申し訳ないけど…
 この大学の先生(下條正男さん)のことはすごく評価してる。
 さっきのお三方が鬱陵島に行こうとされた時にもブレーンとして支えて下さったそうです。
 行動も共にしてくれたと。
 すごく大切な人だと思ってます。

 でも、この時に僕がお聞きしたのは、国民が楽しんで参加できる、つまり「右翼だ、怖い」じゃなくて、みんなで分かり合える話として参加しましょうというのは、分かりましたと。
 いい視点だと思いますが、それはバックグラウンドであって、じゃあ実際にどうするのかと。

 韓国はすでに実質軍隊を出して、侵略してしまってる。
 じゃあ自衛隊がそれと戦うことはできるか?できない。
 憲法を改正してもおそらくできないような状況。
 じゃあどうやって交渉しますか?と。
 本来は国会議員が考えるべきことだが、勉強会だからお聞きした。

 すると先生は、「そんなもん答えたら、私の値打ちなくなるじゃないですか」と。
 策はあるが言わないとおっしゃった。
 この先生の生き方をどうこうは僕は言わない。
 僕は、その時に、国会議員になって嫌なことばかりだが、やっぱり議員になって良かったと思った。
 当事者になって良かった。

 大学の先生はテレビに出る機会もあった方がいいだろうし、そうすると自分の存在感を示す意味もあるんでしょう、おそらく発言に。
 議員でもそういう人いっぱいいますが、僕は選挙のこと考えてないから、あくまで当事者となるために議員になった。
 それは良かったなと。

 じゃあお前(青山)は、韓国に侵略された竹島をどうやって取り返すのか、案があるんだろうな、と。
 あります。
 そのことを特命委員会では話す機会がなかったので、今日番組で初めて言いますが、次の写真に関係がある。

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 今度も自民党本部ですが、違う階。
 資源・エネルギー戦略調査会ってまずあって、部会の1つ。
 その中の、東シナ海資源開発に関する委員会の中の、勉強会。
 何のことかというと、東シナ海の中の尖閣諸島の周りのこと。

 そこに海底油田、海底ガス田、ほんとはメタンハイドレートもあるが、少なくとも在来型の海底油田、海底ガス田について、国連がここに手つかずの資源があると言ったのは1960年代の終わり。
 だから1970年代に入ったら、急に中国がもともと自分の物だったと言い出した。
 そこから特に天然ガスの開発をもうやってる。

 それに対して、日本は親中派の福田康夫首相が2008年に日中合意を結んだ。
 共同開発しますと。
 でも日本は開発どころか船一隻出してない。
 中国はどんどん新しいやぐらも造ってしまって、もう17個目のやぐらができた。
 それをどうしようかという勉強会。
 これも非常に重要。

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 これ愕然としませんか。
 議員は(青山を含め)3人だけ。
 それ以外は官僚。
 但し、前に首脳陣2人いる。
 真ん中は原田(義昭)さん、会合のトップ。
 左の女性は大学の先生(河野真理子さん)。
 実は議員はこれだけしかいない。
 やがて僕1人となった。
 やむを得ない時もあるが、国会議員は遅れて来て早く出て行く。
 与野党問わずやるけど、やめた方がいい。

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 さっきの話と何が関係あるかというと、原田さんが、この会合でも、前回の会合でも、ずっとはっきりおっしゃてるのが、要は竹島の問題も含めて、東シナ海の問題も合わせて、常設仲裁裁判所に…。

 常設仲裁裁判所は、フィリピンの前の大統領が南シナ海の問題で提訴した。
 大事なことは、この仲裁裁判所だけが、当事国が同意しなくても裁判を開ける。
 一番昔からある国際司法裁判所と、やや最近できた国際海洋法裁判所は、当事国が同意しないと裁判開けない。
 仲裁裁判所だけが、当事国が同意しなくても開ける。

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 それだけじゃなく、「欠席裁判の制度」がある。
 当事国が出てこなくても、どんどん裁判やっちゃうよという制度がちゃんとある。
 しかし、だからこそこの仲裁裁判所には弱点があって、領土とか境界線のことは触らない。
 管轄権がないと。

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 管轄権がないという話になって、できないだろうと。
 日本の外務省はずっとそう言ってきた。

 ところがフィリピンは、国境がどこだとかいう話はもうしないで、中国が造ってる人口島は、島なのかと。
 島じゃないんじゃないかっていうことだけを、これは仲裁裁判所ができるから、やった。

 河野真理子さんという大学の先生はプロ中のプロで、仲裁裁判所に関わってらっしゃる。
 この人がはっきりおっしゃった。
 中国は訴えられたあと慌てて、何をしたかというと、裁判官たちに賄賂を使ったと。

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 僕もメモしてる。
 「中国は買収しようとした」と。
 「逆に仲裁人(裁判官)の正義感に触れた」と。
 僕がインテリジェンスに聞いてたことと、いわば裁判の当事者の1人の口から出たことと、全く同じ。

 韓国もそうです。
 ワールドカップの共催の時も賄賂が動いたって説は、国際社会で常識。

 そういう癖がついてるから、やろうとしたら、あまりにも中国の賄賂攻勢が強いので、逆に、本当に怒っちゃったわけですよ。
 それでどうしたかというと、領土問題に踏み込まないはずが、南シナ海で中国が言ってることは全部嘘だと。
 英文で読むと、「事実上中国の物じゃないのに、中国の物だと言ってる」と言ってるのと同じ。
 だから中国は慌てた。

 これって当然、竹島に応用できるじゃないですか。

 竹島周辺は大変素晴らしい漁場だった。
 それを韓国が自分の物と言って、日本の漁家の殺害もした、本当は。
 傷つけもたくさんした。
 日本の無力な時間が流れて、やっと日韓漁業協定を結んだが、韓国はそれを全然守らない。

 守らないだけじゃなくて、日本の漁家の人たちがお魚やカニの保護のために、ずっと努力してやってきたことを、韓国の漁民は、たとえば小さいカニを全然逃げられない網を平気で使う、そして網をそのまま放置する、放置すると中にカニの死骸がいるから、そこに他の生物が入ってきて、また出られなくなって…。

 要するに、生態系が目茶苦茶になって、海洋資源がどんどん減るってことが、いま実際に竹島の周りでずっと起きてて、日本はちょこちょこ文句言うだけ。

 これを逆手に取って、常設仲裁裁判所に、これは国際法に違反してますねと、日韓漁業協定も守られてませんねと、新しい協定を結んだけど、それでも問題が続いてるから、これをきっかけにしてやっていけば…。

 しかし、外務省は「できません、できません」で…。

※ここで、10/27の放送の「トラ撮り!」で紹介した、日中ガス田共同開発について中国が約束を守らないから、新たな法律を作ろうと部会で話し合ってる時、外務省が「口上書があるから法律はいらない」と言ったという話を再び。

 僕が民間人だった時代は、何を言っても外務省は馬耳東風だったが、今回はそうはいかない。

 こういうことが根っこになって法案ができていく。
 法案の始まり。

 もしも日本が常設仲裁裁判所をもっと利用するんだったら、やっぱり法律で担保した方がいい。
 時の政権が勝手にやるんじゃなくて、ちゃんと立法して、立法府の責任果たして。
 それが結果的に議員立法でなく内閣から出ても別にいい。

(このあと「明治の日を実現する院内集会」の写真など紹介)




 ____________________________内容紹介ここまで


 青山さん、風邪気味だと言われてました。
 私も実は先週半ばぐらいからずっと風邪気味…(T_T)

 急に寒くなったりしたので、お風邪を召された方、多いんじゃないでしょうか。
 どうかご自愛下さい。


 あと、オープニング終わって、ニュース項目に入る前に、青山さんから注目すべき発言が。

僕、間もなく初質問に立つんですよ。予算委員会はもう終わってるので、経済産業委員会、メタンハイドレートを扱う委員会で。農水大臣の問題発言で揉めてるから、日程がちょっとはっきりしないけど、普通で行けば来週だと思いますけど

 冒頭にご案内した通り、これは収録で11月4日(金)の発言ですから、来週ってことはもう今週ですよね。
 日時などが決まったら、おそらく青山さんのブログでお知らせがあるんじゃないかと思います。

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★青山繁晴さんの著書
 購入すると少しでも今後の活動費の助けになるかも?
(青山さんは個人の寄付も一切受け取らないそうです)

★『アメリカ・ザ・ゲンバ - America at the Scenes -』
 新書で11月9日発売。
 2003年の『世界政府アメリカの「嘘」と「正義」』に加筆。
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※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントを送れます。
こころが風邪をひいたら
 拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし




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竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
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