米大統領選、トランプさんが勝ってもーた!
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米大統領選で、トランプさんが大接戦の末、ヒラリー・クリントンさんに勝利。
■アメリカ大統領選2016(NHK)
驚きました。
この結果を誰が予想できたでしょう?
日本では木村太郎さんぐらいでしょうか?
新聞の見出し的に言えば、「アメリカ国民は現状維持より変革を選んだ」となるのでしょうが、とにかくびっくりです。
世論調査に現れなかった「隠れトランプ」が、こんなにも大勢いたんでしょうか。
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米大統領選で、トランプさんが大接戦の末、ヒラリー・クリントンさんに勝利。
■アメリカ大統領選2016(NHK)
驚きました。
この結果を誰が予想できたでしょう?
日本では木村太郎さんぐらいでしょうか?
新聞の見出し的に言えば、「アメリカ国民は現状維持より変革を選んだ」となるのでしょうが、とにかくびっくりです。
世論調査に現れなかった「隠れトランプ」が、こんなにも大勢いたんでしょうか。
私はトランプさんもヒラリー・クリントンさんも嫌でしたが、どちらかと言えば、クリントンさんが大統領になった方がまだマシだと思ってました。
たとえクリントン支持者がこうした人々であっても。
トランプさんが勝利した理由としては、既存政治に対する閉塞感だったり、あと、不法移民の問題も大きいですよね。
あるトランプ支持の労働者がこんな話をしていました(11月8日「ミヤネ屋」)。
「建設会社の下請けの会社で働いていたが、その建設会社が自分たちの会社を切って、コストの安い別の会社と契約すると言い出した。その会社の従業員は全て不法移民だった。税金も払わずに、不法就労している移民を雇っている会社が、なぜ契約を取れるのか納得できなかった」
トランプさんの「暴言」を嫌悪するアメリカ人が、「トランプなんか選んだらアメリカの恥」と言う気持ちは分かりますが、一方で、こうした話を聞くと、トランプさんに託したくなったアメリカ人の気持ちも分かるのです。
だいたい、今回クリントンさんに投票した人たちだって、心から彼女を支持しているという人がどの程度いたのか。
消去法で選んだ人が多かったのではないですか?
トランプさんは当初、泡沫候補とされていましたが、過熱報道もあって、共和党予備選で正式な大統領候補に指名されました。
一方、民主党予備選でも、泡沫候補とされていたサンダース議員が若者を中心に支持を集め、圧倒的に有利な立場にいたはずのクリントンさんを苦しめました。
トランプさんやサンダースさんが支持を集めたのは、クリントンさんに象徴される既存政治への不満があったからです。
そのあたり、「正論」2016年12月号で、国際政治・米国金融アナリストの伊藤貫さんが簡潔にまとめてくれています。
日本の保守の中には、トランプ支持者も少なくなかったようです。
日本や韓国などの同盟国に駐留米軍費用の全額負担を要求し、応じなければ撤退もあり得ると主張するトランプさんが大統領になれば、日本の「自立」のきっかけになるということで。
米軍が日本から撤退するなんて近い将来はまずあり得ないと思いますが、トランプさんが仮にこのまま突っ走るのであれば、「自立」への道も否が応でも考えなくてはいけなくなりますよね。
そうなれば憲法9条改正も絶対必要になりますが、そう上手く進むかというと、やはり疑問…。
私ははっきり言って、東京にミサイルでも落ちてこない限り、日本国民は目覚めない(9条改正派が国民の過半数を占めることはない)と思っています。
これはメディアに圧倒的に原因があります。特にテレビ。
「9条を守るためなら日本が滅んでもいい」と思っているかのような報道ぶり。
とにかく護憲、護憲で洗脳してきますから。
話を戻して\(^^\)
トランプさんが唱える「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」とは、要するに「一国平和主義」ですよね。
現大統領のオバマさんは、「世界の警察官をやめる」と言いましたが、それと基本的に同じでしょう。
いや、オバマさんはそれでも米軍を撤退するとか、そこまでは言わなかった。
トランプさんが現実を見て、やっぱり米軍基地は今のまま日本に残しましょうとなっても、「一国平和主義」の精神は貫かれるでしょうから、アジアにおける米軍の存在感はガクッと落ちるでしょう。
そうなったら、中国や北朝鮮の思う壺ですね。
(余談ですが、米軍撤退がもし現実味を帯びてきたら、一番慌てるのは実は反日反米左翼の皆さんでは? ぶっちゃけ「米軍は絶対出て行かない」のを見越して、基地反対運動を展開してきたわけですから)
また、クリントンさんは親中だが、トランプさんは中国に批判的だという見方があります。
でも、トランプさんの中国批判って、経済問題での批判ですよね。
要するに、お金で転ぶ可能性がある。
それに、トランプさんの「一国平和主義」は、アジアを支配したい中国にとっては願ったりかなったり。
となると、中国にとってはトランプさんの方が与しやすい存在でしょう。
同じ理由でロシアにとっても。
経済への影響もすごく気になります。
投票日の前から、すでに「トランプリスク」が現れてましたよね。
クリントンさんのメール問題が再捜査(トランプに有利)となったら、円高株安に。
捜査終了、訴追せず(クリントンに有利)となったら、円安株高に。
…と、素人が見ても分かりやすい状況になっていました。
そして今日、開票が始まり、予想に反してトランプさんが大躍進と伝えられた途端に、やはりこういう事態に…。
私は株はやってませんが、日本の経済が先行き不透明になると、当然、自分の仕事、夫の仕事にも影響が出てきます。
だから今、すごく心配…(T_T)
まあ、そんなこんなで、あくまで現時点での考えですが、クリントンさんが大統領に選ばれた方が、まだマシだったのではないかと私は思っています。
但し、クリントンさんが大統領に選ばれた場合も、不安定要素がたくさんあった。
メール問題、クリントン財団の問題、自身の健康問題、それに議会は共和党が強いから「ねじれ」が続く(今回の選挙でも共和党は上下院とも多数を維持)。
夫も「どっちがなっても嫌」という考え方の人ですが、でもメール問題だけでクリントンさんはアウトだと言っていました。
危機管理がなってない人が大統領になったら、前途多難だと。
それは確かにそうだけど、でもトランプさんも不安でしょ(T_T)
政治の経験が全くなく、軍人の経験もない、初めての大統領になるわけだから。
学校の勉強などで、よく、「どこが分からないのか分からない」ってことがありますが、今の私のトランプさんに対する気持ちはそれに似てるかも。
「何が不安なのかよく分からず不安」という感じで、非常にモヤモヤしています。
日本は、アメリカは、世界は、これからどうなってしまうのでしょう?
日本政府もクリントンさんの勝利を予想して動いていたようだから、これから大変ですね。
トランプさんが大統領選で主張したような、いわば荒唐無稽なことを本当にやろうとするのか、それとも現実的な方向に向かうのか、そこの見極めから始めないといけないですよね。
勝利宣言でのトランプさんは、暴言もなく、大統領に選ばれた者らしい振る舞いを見せていました。
「アメリカの国益第一だが、全ての国と公正に付き合っていく」とも言ってたけど、はてさて…。
おまけ。
日本のメディアはだいたいクリントンさん寄りでしたよね。
日本国民には選挙権がないから、偏ってても直接には支障はないけれども、これなど特に気になりました。
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たとえクリントン支持者がこうした人々であっても。
ザ・ボイス★有本香★ヒラリー・クリントン支持者の6割強が「トランプ支持者をリスペクトできない」。トランプ支持者は逆で、6割ぐらいが「ヒラリー・クリントン支持してる人をリスペクトできるよ」。どっちが寛容ですか。どっちが差別主義者ですか。自由を重んじてるのはどっちですか。
— くっくり (@boyakuri) 2016年11月8日
私は別にトランプを支持してるわけではありませんが、有本香さんのコメントで思ったのは、テレビ等で流れてくるアメリカ有権者の声で、ヒラリー・クリントン支持者がトランプ支持者を小馬鹿にしてるように見受けられることが時々あること。彼らには彼らなりの理由があってトランプ支持してるのに。
— くっくり (@boyakuri) 2016年11月8日
トランプさんが勝利した理由としては、既存政治に対する閉塞感だったり、あと、不法移民の問題も大きいですよね。
あるトランプ支持の労働者がこんな話をしていました(11月8日「ミヤネ屋」)。
「建設会社の下請けの会社で働いていたが、その建設会社が自分たちの会社を切って、コストの安い別の会社と契約すると言い出した。その会社の従業員は全て不法移民だった。税金も払わずに、不法就労している移民を雇っている会社が、なぜ契約を取れるのか納得できなかった」
トランプさんの「暴言」を嫌悪するアメリカ人が、「トランプなんか選んだらアメリカの恥」と言う気持ちは分かりますが、一方で、こうした話を聞くと、トランプさんに託したくなったアメリカ人の気持ちも分かるのです。
だいたい、今回クリントンさんに投票した人たちだって、心から彼女を支持しているという人がどの程度いたのか。
消去法で選んだ人が多かったのではないですか?
トランプさんは当初、泡沫候補とされていましたが、過熱報道もあって、共和党予備選で正式な大統領候補に指名されました。
一方、民主党予備選でも、泡沫候補とされていたサンダース議員が若者を中心に支持を集め、圧倒的に有利な立場にいたはずのクリントンさんを苦しめました。
トランプさんやサンダースさんが支持を集めたのは、クリントンさんに象徴される既存政治への不満があったからです。
そのあたり、「正論」2016年12月号で、国際政治・米国金融アナリストの伊藤貫さんが簡潔にまとめてくれています。
突然、民主党の予備選に飛び込んだ社会主義者サンダース議員が、予想に反して善戦できた理由は、一般の民主党員(特に白人の民主党員)の間に、「民主党の政治家は、金持ちやロビイストの言いなりになっているだけだ」という不満が広まっていたからである。
そして突然共和党の予備選に飛び込んだアウトサイダー「暴言王」のドナルド・トランプが、16人もの共和党の職業政治家を相手に予備選を勝ち抜いた理由も、トランプに投票した1400万の共和党支持者に「政治家は利権集団の言いなりだ。我々一般国民は、民主・共和両党の政治屋に騙されてきた」という怒りがあったからである。
つまり、米国民の民主・共和両党に対する積年の不満が、社会主義者サンダースとエキセントリックな富豪トランプに対する大量投票、という事態を作り出したのである。
日本の保守の中には、トランプ支持者も少なくなかったようです。
日本や韓国などの同盟国に駐留米軍費用の全額負担を要求し、応じなければ撤退もあり得ると主張するトランプさんが大統領になれば、日本の「自立」のきっかけになるということで。
米軍が日本から撤退するなんて近い将来はまずあり得ないと思いますが、トランプさんが仮にこのまま突っ走るのであれば、「自立」への道も否が応でも考えなくてはいけなくなりますよね。
そうなれば憲法9条改正も絶対必要になりますが、そう上手く進むかというと、やはり疑問…。
私ははっきり言って、東京にミサイルでも落ちてこない限り、日本国民は目覚めない(9条改正派が国民の過半数を占めることはない)と思っています。
これはメディアに圧倒的に原因があります。特にテレビ。
「9条を守るためなら日本が滅んでもいい」と思っているかのような報道ぶり。
とにかく護憲、護憲で洗脳してきますから。
話を戻して\(^^\)
トランプさんが唱える「アメリカ・ファースト(アメリカ第一主義)」とは、要するに「一国平和主義」ですよね。
現大統領のオバマさんは、「世界の警察官をやめる」と言いましたが、それと基本的に同じでしょう。
いや、オバマさんはそれでも米軍を撤退するとか、そこまでは言わなかった。
トランプさんが現実を見て、やっぱり米軍基地は今のまま日本に残しましょうとなっても、「一国平和主義」の精神は貫かれるでしょうから、アジアにおける米軍の存在感はガクッと落ちるでしょう。
そうなったら、中国や北朝鮮の思う壺ですね。
(余談ですが、米軍撤退がもし現実味を帯びてきたら、一番慌てるのは実は反日反米左翼の皆さんでは? ぶっちゃけ「米軍は絶対出て行かない」のを見越して、基地反対運動を展開してきたわけですから)
また、クリントンさんは親中だが、トランプさんは中国に批判的だという見方があります。
でも、トランプさんの中国批判って、経済問題での批判ですよね。
要するに、お金で転ぶ可能性がある。
それに、トランプさんの「一国平和主義」は、アジアを支配したい中国にとっては願ったりかなったり。
となると、中国にとってはトランプさんの方が与しやすい存在でしょう。
同じ理由でロシアにとっても。
経済への影響もすごく気になります。
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クリントンさんのメール問題が再捜査(トランプに有利)となったら、円高株安に。
捜査終了、訴追せず(クリントンに有利)となったら、円安株高に。
…と、素人が見ても分かりやすい状況になっていました。
そして今日、開票が始まり、予想に反してトランプさんが大躍進と伝えられた途端に、やはりこういう事態に…。
米大統領選、トランプが予想外の大躍進。https://t.co/BGoFB1jlBa NHK速報、日経平均株価1000円超の値下がり。 pic.twitter.com/vBNJhcV49q
— くっくり (@boyakuri) 2016年11月9日
私は株はやってませんが、日本の経済が先行き不透明になると、当然、自分の仕事、夫の仕事にも影響が出てきます。
だから今、すごく心配…(T_T)
まあ、そんなこんなで、あくまで現時点での考えですが、クリントンさんが大統領に選ばれた方が、まだマシだったのではないかと私は思っています。
但し、クリントンさんが大統領に選ばれた場合も、不安定要素がたくさんあった。
メール問題、クリントン財団の問題、自身の健康問題、それに議会は共和党が強いから「ねじれ」が続く(今回の選挙でも共和党は上下院とも多数を維持)。
夫も「どっちがなっても嫌」という考え方の人ですが、でもメール問題だけでクリントンさんはアウトだと言っていました。
危機管理がなってない人が大統領になったら、前途多難だと。
それは確かにそうだけど、でもトランプさんも不安でしょ(T_T)
政治の経験が全くなく、軍人の経験もない、初めての大統領になるわけだから。
学校の勉強などで、よく、「どこが分からないのか分からない」ってことがありますが、今の私のトランプさんに対する気持ちはそれに似てるかも。
「何が不安なのかよく分からず不安」という感じで、非常にモヤモヤしています。
日本は、アメリカは、世界は、これからどうなってしまうのでしょう?
日本政府もクリントンさんの勝利を予想して動いていたようだから、これから大変ですね。
トランプさんが大統領選で主張したような、いわば荒唐無稽なことを本当にやろうとするのか、それとも現実的な方向に向かうのか、そこの見極めから始めないといけないですよね。
勝利宣言でのトランプさんは、暴言もなく、大統領に選ばれた者らしい振る舞いを見せていました。
「アメリカの国益第一だが、全ての国と公正に付き合っていく」とも言ってたけど、はてさて…。
おまけ。
日本のメディアはだいたいクリントンさん寄りでしたよね。
日本国民には選挙権がないから、偏ってても直接には支障はないけれども、これなど特に気になりました。
報ステで、映画評論家の町山氏が、トランプは「移民」を排斥しようとしてると何度も言っていましたが、トランプが言ってるのは「不法移民」ではなかったっけ??
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Comments
トランプさんはアメリカの鳩山友紀夫になるか橋下徹になるのか、影響が大きすぎて正直不安だらけですが成るようにしか成らないのですから頑張って貰いたいものです。
まぁ勝利宣言を見る限り全くの考えなしな人ではないと思うのですが。
いつも同じような話になってしまうのは年のせいかもしれませんが
要は、ヒラリーは既知の不安、トラは未知の不安要素があるという話でしょう
これをマイナスとみるかプラスとみるかは分かれますが、
ひらりーだったら日本にとっての最悪が予想できるが、
トラはフィリピンの親分と同じで、どうもまだ全体像が把握できないので、何をするかわからないのが怖いと
(これは世襲前後の19号みたいなもの)
まぁ米と戦争になることはないだろうから、
じっくりと様子を見るのも吉
てか、他にできることはないわに
日本のマスコミはヒラリーさんよりのCNN、NYタイムズの情報ばっかりだから・・・
数年前までアメリカに住んでいましたが
トランプさんの言うことって、ほんとにアメリカ人の本音だと思います。
特に白人男性。
例えば同じ犯罪でも黒人は名前が出なかったり罪が軽くなったりするという愚痴も聞きました。
性犯罪者なんかはネットでもわかるし、家にステッカーが貼られたりするのですが、これも「性犯罪」といっても離婚訴訟などで妻側が有利に勧めるためにでっちあげとまではいかなくても、本当に微罪でもそうなってしまうのだそうです。
あくまで私が見聞きした範囲でのことなんですけどね。
あとヒラリーさんが人気がないのも実感しましたし、アメリカって大抵8年おきに(つまり任期終了後)共和党、民主党が交互に大統領になっているのに、そんな事すら大統領選のおさらいとか、オハイオを制する者は・・とかは何回もいうのに今回はまったく言わない日本のマスコミ・・
ついでに
「ヒスパニックが・・」なんて言ってますが、あれだけ増えていれば、当たり前に貧困層ばっかりでもないわけです。ESLで知り合ったメキシコ人も
(メキシコ人が半分を占めていました)色々の考えでしたよ。
そんなんで私はどっちが勝つかはわからなかったけど、少なくても日本のマスコミのヒラリー押しには???で、今日のフジテレビの木村さんのコメントが一番的を得ていたと思います。
池上さんも「少なくてもアメリカ国内は日本の報道のようにヒラリー絶対優勢という雰囲気ではなかった」と言ってましたしね。
私もトランプ万歳!ではないのですが、少なくても防衛面で日本人がしっかりと「いつまでもアメリカが守ってくれると限らない」と思い知って国防をどうするか?を考えるきっかけを作ってくれたとは思っています。笑
これも「アメリカはいつまで他国の面倒を見るんだ?」ってのが公に言えないアメリカ人の言葉だと思います。
学校では「正しい戦争をしている」と教えますが、本音はそんな所でしょう。
ところでマイクホンダが落選したのが
私は一番うれしかったです。
あと、トランプさんは自己資金でひも付きではないってのが大きかったと思います。
オバマさんが最初訴えていた健康保険制度でも製薬会社からの献金を受けていて
「こりゃダメだ」と思っていたら案の定でしたし、ヒラリーさんのクリントン財団には、かなり怪しい献金もあるみたいですしね。特にチャイナマネー。
中国人はアメリカに住まわせてもらっている。ではなく自国勢力(漢民族)を広げるという意識のある人が多いので大抵嫌われてますしね。
自国(アメリカ)になじもうとする民族にはおおらかな国民性があると思いますが、そうじゃないと明らかな差別はしなくても、なんとなく空気で分かりました。
でもトランプタワーのキンキンキラキラのガラス張りとかは「・・・」と思いますがね・・・
予備選では他の候補が揚げ足取り、向こうの土俵に乗り負けるべくして負けたのでしょう。
ヒラリーの場合はいずれあっちは自爆するので既存の支持母体を守れば勝ちという路線でしたね。
どちらの場合も不満をもっている国民にあまり関心が無かったのは確かで、考えてみれば不満の連鎖爆発で伏兵が勝つのはそれほど低い確率ではなかったのかもしれません。
トランプ氏が「一時の感情で核のボタンを押すかも」というレベルの感情的不安ならイザ知らず、なんでも反対の無能集団が野党第一党の日本と違い機能する二大政党制、有能な大統領スタッフ、そして政治経験や軍経験は無くとも経営者としての十分な実績と1年余に渡る選挙戦を勝ち抜く力量などを考えると、歴代の他の大統領と比べて取り立てて心配する必要は無いように思います。
木村太郎氏が「日本の識者がトランプ勝利を予想できなかったのは、CNNとニューヨークタイムズとワシントンポストだけで判断するから」という趣旨のコトを言っていました。実際に三浦瑠麗氏などもそうですが、一次情報をフォローされている人はキチンとトランプ勝利の可能性が十分あることを指摘されていました。TV等では「大番狂わせ」的な報道が見られますが、自分達の無能を自覚できないマスメディアに占拠されていることこそ不安に感じるべきことのような気がします。
何よりトランプ大統領は決まったことであり、心配しても何の役にも立たない。ある意味「憲法9条を改正したら、日本は戦争に突入する」と不安がっている憲法改正反対論者の不安と同レベルなのでは?とすら思います。
今回の大統領選の特徴は、先日のBrexit(英国のEU離脱)と同じで、端的には「レガシーメディアの敗北」でしょうね。あの時も私は五分五分と見ていたので、むしろ報道が「まさかの衝撃」と伝えていた方が噴飯物でした。自らの希望的観測を交えた憶測で報道しておいて、予想が外れたら「衝撃」「誰も望んでいない」「低学歴の者が支持した」と言いたい放題。そんな当てにならないメディアは、これから見放され衰退していくのでしょう。また出口調査という手法が当てにならないことも証明され、日頃は鋭い指摘の多い高橋洋一さん、上念司さんのような社会学者が、その統計的手法ゆえに予想を外していたのは面白いところでした。
でも、
ネットのyoutube動画では江崎道朗さんや藤井厳喜さんらが、それなりの根拠を示して「トランプ勝利の可能性」を主張していました。
トランプさん、アメリカのほぼ全ての既存マスコミを敵に回して勝ってしまいました。
マスコミが公正な報道をしていたら、さらに票を伸ばしていたことでしょう。
負けたのは、日米とも既存マスコミでしたね。
サンダースが接戦を繰り広げていた時点で、ヒラリーは戦略の転換を図るべきでしたね。
下品な相手に中傷合戦しても自分の品位を落とすのみ。
サンダースやトランプを支持する層が好む政策を地道に発信するだけで勝てたのに、それをしなかったのは、富裕層からの献金の力に勝てなかったのでしょうし、それを有権者は見通していたのだと思う。
メール削除疑惑に加えて、トランプ銃撃?のような事も作用しました。
さて日本ですが、何も慌てることなく日本の国益を推し進めるのみ。
駐留費増額を求めて来たら、「現在負担している75%分の戦力のみを残してくれたらいい。何なら50%に減額して相当の戦力を残してくれたらいい」と交渉すべし。
量の多少にかかわらず、米軍がそこにいることが抑止力であり、米軍を敵国にしないことに繋がる。日英同盟解消の二の舞だけは踏まぬよう。
むしろ危機感を持つのは、韓国・フィリピン・カナダでしょうか。
在韓米軍が無くなっても、在日米軍が撤退することはないでしょう。
米比両大統領がどんなケンカをするのかも楽しみ。
在米不法移民がカナダへの脱出をするとかしないとか、その時カナダは下品でない対応が取れるのか?
北朝鮮もアメリカを敵視する理由が無くなるし、中共は再びフィリピンとケンカをするのかしないのか?
ともかく、目が離せませんね。
「次期大統領はトランプで決まり。だって日本じゃちっとも報道されないけど
ヒラリーはこんな事やあんな事やヤバイネタをいっぱい抱えてて・・・」と断言していて
ずいぶん思い切った放送するなあと思ったんですが
その番組に出演してたカンニング竹山氏が昨日のワイドショーで
「あの時はまさかそんなと思ったけど、某番組で言ってた事は本当だったんだ」と話してました。
昨日は現地レポーターで「あちこちで『嘘つき野郎ども』と罵声を浴びた」と
言ってる人もいましたし、木村氏も指摘するようにあちらのマスコミ不信は相当なものですね。
【寄稿】同胞を見捨てる世界のエリート
http://jp.wsj.com/articles/SB10153442616204504109704582252161311243018
この記事の著者はレーガン元大統領のスピーチライター、アメリカの「普通の人の普通の感覚」の良い部分を
言葉にすることが得意な人だそうで、内容はドイツの移民・難民受け入れ問題ですが、
西側諸国においてグローバルな世界でビジネスをし、或いは道徳的な理想を追求するエリート指導者と
実生活でその難題を負わされる「導かれる側の人々」との間に今までにない亀裂が生じており
「国への帰属意識や責任を伴う絆を背負っているという認識、国民に愛着か、
少なくともしかるべき尊敬の念を持つべきという考えをエリート層が捨ててしまった、あるいは捨てようとしている」
と指摘しています。
ここしばらく日本でもグローバル企業の経営者の発言からチラチラ見えていましたが、
ヒラリーのような従来型エリートに共感できない層を上手く掴んだ事もトランプ勝因の一つであると思います。
世論調査の結果が大外れだった事もそうですが、これまで欧米を支えてきた価値観や社会システムが
大きな曲がり角に来ているのでしょうね。
「献金を受けていると、駄目になるな」と思っておりました。
クリントンは、その駄目政治家の典型の1人ですね。
一時期、ヒラリーが当選するのかと思ってヒヤッとしましたが、トランプが大統領になってなによりです。
日本にあるアメリカ軍基地は、アラブなどに軍を派遣するときの中継基地としての戦略的役割がありますが、
ペンタゴンは、とりあえず、そこのところを懇切丁寧に説明してあげて欲しいものです。
もっとも、
「島の一つや二つ、自国で守りましょうよ。何で、世界最強国が出張らないと守れないの?」
とも思います。
少しくらい、アメリカ軍が引き気味になっても問題ないでしょう。
日本が本気になればよいのです。
政府がヒラリーにだけ接触を持った時も。
TVの主流派は分からないですが、
信頼できる専門家は皆50%50%と言っていたと思います。
「米軍は彼の言うことを聞かない」
http://psf.dreamlog.jp/archives/51811677.html
とか、
「軍や官僚が修正できる」
http://ameblo.jp/workingkent/entry-12205802130.html
という意見もありますし、米議会や国防総省、アメリカ各軍のシンクタンクなどもあるので、今からそんなに悲観的になることもないかと。
そして日本サヨクによく似た米国リベラリストが勝手に決めたポリコレで普通の人達をがんじがらめにして支配して、正当な文句も差別主義者と罵り暴力を振るっても正当化されるという状況だそうです。
こんな状況をトランプさんの存在が打破しつつあるのは、健全な事だと思います。
俳優から大統領になり東西冷戦でアメリカを勝利に導いたロナルド・レーガンの例もありますし
周りをきちんとサポートできるブレーンで固めれば大丈夫ではないでしょうか
アメリカでは自殺率が過去30年で最悪のレベルに急上昇しており
中でも白人中年男性の自殺率が突出しているらしいです
自殺と経済面での関連が指摘されており、トランプは格差の是正を公約に掲げてましたが、それが貧困層の心をつかんだのだと思います