青山さんが増田氏支持を自民党幹部から要請されたが拒否 「虎ノ門ニュース」
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※【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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■7/21放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
前半から約1時間、都知事選についての解説でした。
先週の放送(書き起こし)で、青山さんが増田候補を応援しているかのように受け取られ、ネットがやや騒がしくなった件についても説明がありました。
そこの箇所を中心に、大部分を書き起こしてみました。
iMacがまだ修理中で慣れない夫のパソコンで入力しているので、味気ないシンプルテキストですみません。
※元動画はこちら。2週間ぐらいで削除されるようです。
※今回は間投詞(「あの」「その」)とかはカットしています。
※居島一平さんの『合いの手』もカットしています。
※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
内容紹介ここから____________________________
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■7/21放送 DHCシアター「真相深入り!虎ノ門ニュース」
前半から約1時間、都知事選についての解説でした。
先週の放送(書き起こし)で、青山さんが増田候補を応援しているかのように受け取られ、ネットがやや騒がしくなった件についても説明がありました。
そこの箇所を中心に、大部分を書き起こしてみました。
iMacがまだ修理中で慣れない夫のパソコンで入力しているので、味気ないシンプルテキストですみません。
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※今回は間投詞(「あの」「その」)とかはカットしています。
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■小池氏・鳥越氏競る 増田氏追走 序盤情勢調査
まず放送の在り方についてね、最初にお話ししておきたいんです。
きょう比較的テーマ絞ってますから、ややじっくり話せるんじゃないかと思うんですけどね。
放送法っていう法律があるのは事実で、選挙の攻勢も記しているのもその通りなんですけど、放送法をきちんと読めば、放送法がたとえば禁じているのは、選挙期間中に、誰かに投票しましょうとか、あるいは誰かには投票するなとか、そういう具体的に、特定の候補に誘導する、あるいは特定の候補を避けるようにするって、それはやめましょうということであって、情報提供するなってことじゃないんですよね。
だから過剰な自主規制が行われていると見るべきであって。
僕は残念ながらニッポン放送の「ザ・ボイス」って番組のレギュラーには出られなくなってますけれども、その番組のキャスターのアナウンサーがね、ブログできちんと、自主規制しすぎはどうかなって趣旨を書いてらっしゃる、ということですけれども。
だから今から申し上げることも、先週申し上げたことも、その原則に則って、この番組がっていうんじゃなくて、まず、僕がその原則に則って今後も発言します。
それで、東京都知事選挙は現在の日本の象徴です。
東京だからっていうんじゃなくて。っていうだけではなくてですね。
どういうことかというとですね、今日最初、あの、番組の始まりに一平ちゃんと話したように、こう世界がいま壊れていってるんですよね。
で、これは僕らの住んでる世界が駄目になっていくっていうそういう絶望的な話ではなくて、第二次世界大戦が終わってすごく時間経ってるようで、実際は71年しか経ってません。
で、第二次大戦で圧倒的に勝ったのはほんとはアメリカだけで、たとえば中国はいまの国ができたの自体が戦争終わって4年後。
で、韓国はそもそも戦ってません。
だから戦勝国のふりをしてる国もあるけれども、本当に勝ったっていうのはアメリカだけで、それはイギリスもフランスも、実はアメリカに助けてもらったからですね。
だからアメリカの大統領選挙が、先ほど申し上げたような、ファーストレディになるかもしれない、あるいはなりたいと手を挙げてる人が、8年前の他党の候補の奥さんの演説を、これどう見ても、英語そのもの何度繰り返し読んでも、いわゆる剽窃、つまり勝手に切り取って持ってきたとしか思えない。
で、これをトランプさんという共和党が正式に指名した候補が、まさか知らなかったってさすがにその弁解はできない。
ブレーンも含めて一体どうなっているんだと。
それから、じゃあヒラリー陣営の方は無事かというと、やっぱりヒラリーさんは中国からの不正な献金の問題もずっと指摘されてるまま。
有効な反論というのは、僕も含めて、僕は外国人ですけど、僕の知ってるアメリカ人で、いやヒラリーはそこをちゃんとクリアにしたって言う人は一人もいないですよね。
それから、たとえば国務長官の時に、メールをいい加減に扱って、国家の機密が漏れたんじゃないかっていう。
FBIはこれ、おかしいと言いながらそれは捜査しませんっていう、それもおかしな話になってるわけですよね。
だから大統領選挙って、日本は天皇陛下がいらっしゃって、その下に総理大臣。あえて言うと。
下って言い方は反感持つ人もいるかもしれませんが、それはきちんと国の秩序が保たれてる、根幹が保たれてるっていう意味で、陛下がいらっしゃって。
で、そのもとで、万民平等の私たちがいて、私たちの手で総理を選ぶと。
ところがアメリカの場合は、陛下いらっしゃいませんから。新しい国なんで。
国家元首と為政者両方兼ねる、つまり大統領選挙が、これもうアメリカのすべてなんですよ。
それがすべてがこんなに壊れてるっていうのは、もう一度言いますが、戦勝国がつくった敗戦後の秩序が、たった70年しか持たなかったってことで。
ということは、特に敗戦国の側に大きな責任が生じてて、その中のドイツは、つまり戦争責任は全部ナチに押しつけてきたから、ドイツは人道主義だってことを貫かなきゃいけないんで、難民受け入れってことが安直にメルケル首相はじめ言ってしまって、いま難民がヨーロッパにあふれて、なんと一部をトルコに追い返すと。
それがトルコの社会不安にもつながって、実はクーデター未遂事件の大きなバックグラウンドになってる。
そのように世界はつながってて、こう、戦勝国がつくってきた、こういう地球儀がもうほんとにこうやってしぼみ壊れる。
で、敗戦国の中で、ドイツがそうであれば、もう日本の責任は本当に大きいんですよ。
ところがいまの日本は、ほとんどそれに対応できてない。備えができてない。
その象徴が都知事選挙なんです。
なぜかというと、こうなってる(しぼんできてる)のに、このままの日本でいたい。
たとえば日本の憲法は、右とか左とかじゃなくて、護憲派改憲派じゃなくて、単なる事実として、まっすぐな事実として、1946年につくられ、47年に施行されてて、日本の占領下の、アメリカ軍による、実質アメリカ軍による占領下による、まっただ中ですから。
だから日本製じゃなくて、メイド・イン・ジャパンじゃなくて、片仮名で言うと、メイド・イン・オキュパイドジャパン。
ちゃんと言うと、Made in Occupied Japan。
だから、被占領国家日本製であって、仮の憲法です。
だから全部武装解除になってて、アメリカに守っていただくということが、実質担保されてるわけですよね。
ところが日本でリベラルとおっしゃってる人は、もう世界のリベラルの基準とは全然違ってて、リベラルっていうのは自由と民主主義のために自分の命まで捧げて戦うことを普通は西洋で言うんですけど、西洋のリベラルが全部正しいとは言ってないけど、日本のいわゆる自称リベラルの方々は、その憲法のままでいたい。
安全保障、危機管理は、自分でやらないということでいたい。
今のままでいいじゃないか。新たな負担なんか背負いたくない。
拉致被害者は考えないことにする。同じ日本国民なのに。
そういう人がですね、実はメディアにめちゃくちゃ圧倒的に多いわけですよ。
政治家も実は、自由民主党も含めて、多いわけですよ本当は。
だから自民党は自主憲法の制定って言いながら全然、憲法の改正もできずにきたわけですよね。本音がそこにあるからですよ。
で、社会は、実は今回の参議院選挙でも、若い層の、特に18歳19歳の新しい有権者の行動見たらですね、変化が表れてて、このままじゃいけないと思ってる人が、むしろ若い層に多いんですよ。
いまどきの若いもんは、じゃなくて、いまどきの、僕も含めた、いまどきの年上の人は何やってんだっていうのがね、現在の社会ですが。
もう一回まとめて言うとですね、この今までの日本でいいって言うほうは、ストーンと一点で、それでまとまるんですよ。
ああ、もう変えない。今の憲法のまま、今まで通りでいい。
ほんとはそこのアメリカ大使館あるんですけど、アメリカにおんぶにだっこしてるんだけど、それ見えないふりをして、拉致事件も見えないふりをして、とにかく今まで通りでいいって、その一点だと、もうパーンと民進党から共産党までまとまっちゃうから、鳥越さんで一本化したんですよ。ね。
ところが、変えないといけないってほうは、いま日本では保守って言葉で呼ばれてるけど、だから混乱するんですけど、保守って今まで通りって意味になっちゃうでしょ、日本語だと。
これが違うんですよ。
戦争に負けたあとの、アメリカにつくられた日本にこだわりすぎないで、その前の日本の良きところをちゃんと、悪いところは悪いところでちゃんと見ながら良きところをもう一回つかみあげて、本来の日本の役割を果たしましょう、あるいは新しい日本の役割を果たしましょうっていうのが、ま、保守という言葉になっちゃってるけれども、本当は、本当の意味の革新なわけですよ。実はですね。
で、その言葉のねじれをちょっと理解してもらった上で、その日本を変えようっていう勢力は、四分五裂してるんですよ。
たとえば憲法でも、僕は自民党公認で選挙出ましたけれども、たとえば憲法のことを選挙遊説で言ってる自民党公認候補って、いや、僕だけとは思ってないけど、他の人の話、正直聞いたことがない。
そして自民党の改憲草案、僕ちっともいいと思ってない。ね。
僕もそうですから、いわゆる保守、それから変えたいって勢力の中、四分五裂してるから、現在の選挙は、自民党がそもそも分裂し、それからメディアが意図的に無視しているであろう、桜井誠さんとか、谷山雄二朗さんとか、分類で言ったら明らかに保守のほうに入る人たちのことはもう全然、スルーされてますけど、そういうところまでもう、四分五裂してるわけですよ。ね。
で、このまま行くとですね、このすんなりまとまった方に、普通ならなってしまう。
で、都知事選の現状は、今のニュースにもあった通り、鳥越さんが伸びてないんですよ。
なぜかというと、若い層を中心に、全然、高まらない。支持が。
なぜかというと、演説が国政の話で、都政の話がほとんど見られないとか。
それからですね、これから経緯をありのままに言いますけど、僕は自民党側に言ったんですけど、時に助けられてる、時の流れに助けられてるだけだって分かりませんかって。
10年前だったら、これ簡単に鳥越さんが都知事になってしまって、もうほんとに、取り返しのつかないことになってたと思うけど、10年の歳月のために、鳥越さんが明らかに、こうたとえば、外に出られることが少ないとかですね、そういうことが起きちゃってますよね。
鳥越さんは否定なさってますよ?いや自分は小さな集会回ってるんだっておっしゃってるけれども、しかし、午後から出られることが多かったりしますよね。
実はこれに、その競るっていうのも助けられてる面が多いわけですよね。
で、もう一回話を元に戻しますとね。
ま、こんなの絵に描く必要ないけれども、絵に描かなくてもいいか、絵に描かなくてもいいけど。
(フリップに絵を描きながら)日本の力をこう(大きな円)だとすると、まず2つに分かれるのはやむを得ないんですよ。
変えたくないという人たちと、変えたいという人たちがいる。
これはやむを得ないんですよ。
これまで統合する必要はないんですよ。
なぜかというと、今からたった150年前に、日本の青春があった。国家の青春があった。幕末ですよね。
その時にも、幕府を変えないで行きましょうと、幕府を変えましょうと、いうのが分かれてて、ここからエネルギー出るから、これは正しいんですよ。
だから、この対立は、対立だから嫌がるんじゃなくて、前に進めるエネルギーになるんですよ。
ところがですね、こっち(変えたくない)は一発でまとまるんですが、こっち(変えたい)はもう四分五裂しちゃってると。
そしたら、このまま行く(変えたくない)のほうが強くなるじゃないですか。都知事選の結果がどうであれ、実は。
自民党の中にも、こっち(変えたくない)がいっぱいいるんですから。ね。今後を考えると。
なんか遊説中みたいに声が枯れてきましたけど(笑)。
ごめんなさいね、聞き苦しくて。
ということは、先週僕が申し上げようとしたのは、僕の喋り方が稚拙なので、選挙遊説と同じで、みんなにあまり伝わってなかった面があります。
それはお詫びします。
しかし、僕の言ってたことは、こっち(変えたい)の分裂をどうにかしませんかと。ね。
で、たとえば増田さんについていうと、「自治体消滅論」というのを研究者として出して、大失敗した岩手県政があって、でもそのあと総務大臣になって、総務大臣の時もはっきり言うと、いい評価はあんまりないんだけれども、しかし行政を経験したうえで、このままいくと自治体が消滅する、そしてそれ、普通で言うと、東京ばっかり膨らんで、田舎がなくなるって意味だったら誰でも言うけれども、東京都豊島区まで消滅するっていう衝撃的なことを出されて。
これには先週も言いましたけど、強い反論があって、増田さんそれにきちんと答えてないっていう問題はあるけれども。
しかしその自治体消滅論を東京のど真ん中で、『克服していくならば』(強調)、ふさわしい都知事になると。
でも先週は選挙の告示の当日ですから。
そのあとこの選挙戦の中でどうなさるか、どう具体化するか見ますという趣旨があったんですけれども、それは僕のせいで伝わってないです。
そこはもう一度お詫びしますけど。ね。
で、小池さんについては、個人的に親しいからこそ、これは先週も言いましたけれども、厳しいことを言いました。
つまり、アイデアを出されるのは、天才と言ってもいいぐらいですよ。ね。
ところがそのアイデアが浮き上がってしまうのがあって、それを小池さんは克服してほしいんですよ。
今回、具体的に言えばですね、増田さんの自治体消滅論に合わせて具体的に言えばね、小池さんの公約のいの一番に、冒頭、つまり新知事が生まれた冒頭の、次の都政の冒頭に、都議会解散するとおっしゃいましたね。
これ皆さんご存じだと思いますけど、国政において内閣総理大臣は衆議院に限っては解散できるという憲法解釈です。
実はこれも違う憲法解釈あるんですけど、でも現状、解散行われてますよね。
ところが都知事は都議会を解散する権利は本来ありません。
一点例外なのは、都議会の方が知事に対して不信任案を決めてくれれば、その時に限って解散できる。
これ小池さんは、自民党東京都連をはじめとする都議会の腐敗を追及するために、まさしく人を驚かす天才的なアイデアを今回出された。誰もこういうこと言う人いない。
しかしその突き付けられた都議会がわざわざ、もし新知事に小池さんがなったとして、不信任案を決めてくれて、自分たち解散してくれって、来年6月都議選ですよ?
それなのにそれやると思いますか?
だからこれをどうなさるのか。
増田さんと同じく、これは具体的にどうなさるのか、単なるアイデアなのか。
単なるアイデアだけで4年間の都政を担うっていうのは、これは、僕は大きな課題を残すと思うから、そのことを申し上げたんですね。
で、ですね、先週のこの僕の放送について、ま、僕これは予期してたんですけど、やっぱりこういう反応があったのは、青山は自民党公認で選挙に当選したから、自民党に、ま、人によっては貸しを作ってるとか、ま、このあとどうせ、いや、そこは信用してくれてるのか、どうせ逆らうから。
自民党が外国人の労働者増やそうとしたら、僕は逆らいますよ、自分はどうなろうとも。
だから、この番組見てくれてる方々だから、同じネット世論でも変な中傷はなくてですね。
要は、自民党にいったん貸しを作っておいて(笑)っていう戦略かっていうのもあったし、それからやっぱり、もっと、要するに、おまえは自民党公認で出たから、自民党に気を使ってる、自民党の言いなりになってるっていうのは一件もなかった。
そこはこの視聴者さすがですね。
他の所では山のようにあると思うけど。
この番組を見てる方にはなかったけど、でも、そういう非常に抑えて下さった言い方であっても、すみません、それは違います。
これ事実経過をね、このあとありのままに全部言いますからね。
まず、都知事選挙について、自民党からも政府からも何にも言われたことなかったです。
この先週の放送の時点で。
で、それ以降僕はこの都知事選に踏み込んで、番組大丈夫かなと心配しながら、番組と相談してないですから、申し上げて、そのあと来るかなと思ったけど、全然来ない。ね。
ひとつの理由はですね、僕は自民党の東京都連に属さない。
それどころか、とにかくどこの、実は一部、都連じゃないですよ?都連じゃなくて、関西の、この自民党のところから、うちの県連に入って下さいというお申し出があったんですけどお断りしました。
これ属しません。都道府県連には属さない。
それからいかなる派閥にも決して属さない。
で、そうなると、やっぱり言いにくいのか、何も言ってこないんですよ。ね。
で、このまま言ってこないのかと、思ってたらですね、これ全部ありのままにさらけ出して申しますが、7月19日、だからおとといですね、おととい、自民党の偉い人から、電話かかってきて、何だと思ったらですね、あ、電話かかってきて僕は近畿大学の授業中だったんで、これも全部ありのままに言います。
で、授業の合間、普段は4時限5時限の合間も教室にいて、学生の質問を受けるんですけれど、近畿大学は学生にアンケートを書かせるんですよ、この前期の終り、後期の終り。
で、アンケート書いてるときに僕はいない方がいいと思ったから、控室に戻ってて、で、そこで携帯見たら、自民党の人から、僕の知ってる人からですね、地位のある高い人です。
安倍さんとかじゃないですよ、まさか。
それは総理であって、いち政党の総裁っていうだけじゃないから。
もう一回元に戻すと、その自民党の人から電話あったから、そこにコールバックした。
そしたら、お願いがありますって言われて。
僕はその時も都知事選のことだと思わなかったけど、いきなり、増田さんを応援して下さいと。ね。
そして、こう言われたんですよ。
街頭に行ってくれとまでは言いません、ネットで増田支持を言って下さいと。ね。
で、これはですね、ひとつ僕は、ちょっと評価するのは、この番組のことは見てるんですよ。
たくさん見てますよ?
安倍さんが見てるって話は、申し訳ない、「アンカー」は見てらしたけど、この番組ちょっと長いから、たぶん見てらっしゃらないのかなと思いますけど。
それで、いやいや、チェックの意味もあって見てるんです、僕、問題児だから。
問題起こすに決まってるから。
いやいや本当です。
それで話をもとに戻すと、もう一回正確に言うとですね、ネットで支持を表明して下さいと。
その趣旨のひとつはですね、先週のこの虎ノ門ニュースで、増田さんを僕は応援したとか支持したとか、全く解釈してないんですよ。
そうじゃなくて、課題を言ったと。ね。
で、そのうえで改めて支持してると、言って下さいと言われたんで、僕の言葉のまま言いますと、お断りしますと。
応援できませんと。ね。
そしたら、あーって声が出たんで、僕は無理なこと言ってると思いますかって。
僕は、あなたもご覧になった虎ノ門ニュースの先週で、消滅自治体論を具体化するならば、新しい都知事にふさわしいと言ったんであって、何にもないじゃないですか、それがあって。
スルーしてて、豊島区も回ってるのに、豊島区が消滅するって言っときながら、何も具体論はない。
そして、増田さんは岩手県知事の時代に、外国人の地方参政権に賛成を打ち出してた。
で、それを選挙前に問われた時に、あの時は岩手県民に賛成が多かった、今回は、東京都民について言うと反対が多いから、点々々々というふうに、テレビ番組である程度曖昧に言って、選挙戦になると全然はっきりしてない。
小池さんは、たとえば移民はいけません、それから難民の安直な受け入れもいけません、外国人労働者についてはちょっとトーンが弱くて、僕みたいな強固な反対、なのかな、ちょっとはっきりしないところがあって、でもたとえば、治安が外国人労働者によって乱れてはいけない、あるいは問題をうやむやにした形の外国人労働者の受け入れはいけないってことをおっしゃってて。
これ、僕はここで新聞なんか普通出さないけど、たとえばこれメディア論にも関係があってですね。
産経新聞はちゃんとそれ書いてるんです、それね。
(新聞取り出す)産経新聞のこれは7月15日。
だから告示のあとですよね。
うやむやに外国人労働者が入るのは、治安上も大きな問題と、小池さんが発言して、増田さんはそれがないってことあるんだけど、朝日新聞などは、この小池さんの発言も、全部そこカット。
外国人労働者の問題はどうしたんだってことになってて。
で、話を元に戻すと、僕はその自民党幹部の電話で言ったのは、僕が目指してるのは保守の分裂回避であって、あるいは分裂の克服であって、この増田さんの応援はできませんと、お断りしますってことを、もう一度申し上げました。
で、そのうえでですね、きのう、つまりその電話のあとに、これまた別の人ですけど、会いまして、僕は申し上げたのは、これは、僕もちょっと苦しんで1週間、正直苦しんで考えて、選挙管理委員会なんかに改めて問い合わせをして、いまから立候補を降りることはできないですかと。
僕のじゃないですよ?
何でやねん、もう遅いわ(笑)。
もう当選証書も来ちゃいました。
その都知事選についてね、そういうことできないんですかって言ったら、告示日の午後5時までなら取りやめできますが、それ以後はできませんと、言われたんですよ。
公式見解ですよね。
ただし、たとえばご病気になったりですね、そういう例があると思うから、ほんとにできないのかなっていうのはちょっと僕は、そこをまだ考える余地あると思うんですが。
その立候補取り下げが、制度的にも法的にも、あるいは、政党が、候補者にできないんであったら、もうひとつの考え方として、政策統合論議だけでもこの分裂した保守の側で、選挙中にやってくださいと。ね。
で、それはさっき申しました、メディアが勝手に無視してる、桜井誠さんであれ、谷山雄二朗さんであれ、共通項のあるところは、全部入れて、政策統合論議をやって、その中で、保守の政策、日本を変えるって政策は実は分裂してないと。ね。
イギリスの悲劇のようなことを、イギリスの悲劇は本当は、外国人労働者、移民の悲劇であって、移民の方々、外国人労働者にとっても、大きな悲劇が進行してるんですから、それを日本で起こさないために、日本の責任を、外国人排斥じゃなくて、日本の責任を果たすために、その、いわばヨーロッパが先に苦しんでることを活用するために、いや、活用ってのはきちんと公正に活かすために、政策の統合をすると。
で、その中でたとえば、実行力であったり、あるいは話しぶりってやっぱり人間が表れるから、そういう選択。
こちら(変えたい側)の選択肢はその四分五裂の状態じゃなくて、しかも桜井さんや谷山さんのように隠されてるんじゃなくて、ちゃんと出して、そういうふうにしてくださいってことを、きのう、与党側の人にお願いをしたところ、いや、それは難しい、難しいけれども、確かにこの分裂状態っていうのは、いけませんねっていうふうにおっしゃったから、でも僕の提案は、必ず考えて下さいと、与党のなか深くで考えて下さいと。
このたとえば増田さんの推薦っていうのは、自民、公明と、日本のこころも推薦なさってますよね。
できればそういうところも入れて、僕が言ってる通り、日本のこころ、今回の参議院選挙がどうであれ、とにかく保守っていう理念では一致しているところがいっぱいあるんだから、単なる推薦じゃなくてそこも含めて、この政策統合論議を、それも水面下でやるんでは全く意味ないから、一堂に会してやって下さいと、僕はもうきのう、伏してお願いをしました。
で、とにかく考えてはみるということでした。
でも、その時に僕がさらに申し上げたのは、これ小池さんは、自民党東京都連は、応援したら、親戚まで、親戚縁者まで、何をおっしゃってるんですかこれは。
※小池氏を支援したら親族も含め除名等の処分にするという自民党の方針
で、これは僕の知ってる限り、与党内でもそうだと言ってる人は聞いたことがないんですよ。ね。
で、それがあるから、小池百合子さんご本人について党本部は、処分も何もしてないでしょう?
で、それを知らん顔で、こう小池さん自身については何も言ってないんだから、小池さんがもし当選したら、それに上手く乗っかりましょうってそういう、いい加減なことをするんじゃなくて。
今そういう流れなんですよ、実は。ね。
で、世論調査の結果っていうのは絶対、これは、それこそ選挙の誘導に等しいから言っちゃいけないけれども、しかし小池さんが健闘されてるのはみんな知ってますよね。そうでしょう?
で、鳥越さんが苦しんでらっしゃる、増田さんも苦しんでらっしゃるっていうのは、こう実は分かるから、もうそれ小池さんに対しては何も言わないままで、勝って都知事になったらすーっとこう乗っかろうかというのがあるでしょ?
そういうことをやめて下さいと。
それやってると、実はこの変えようっていう側が、お互いを信用できなくて、ずっと分裂したままになって、都知事選の結果がどうであれ、その病根を残したまま、新しい役割を果たせないままになるから、選挙の、7月31日の投票の前に、これやって下さいと。
で、さっき虎ノ門ニュースを、与党の中でも見てる人がいると申し上げたのは、番組の宣伝なんかまさかしてるんじゃなくて、僕は番組に参加してるだけですから、そうじゃなくて、やっぱりどこにも良心的な人がいるから、この保守の、保守って言葉もだから、幕末の時みたいにね、倒幕……って言いたいところですけどね(笑)、倒幕って、幕府いま安倍政権になっちゃうから、僕の言ってる幕府はそうじゃなくて、敗戦後の体制のことを言ってるわけですよ。ね。
で、それを、視聴者の声として、いろんな声をあげていただきたいと、思います。
で、この都知事選は、そういう意味で試金石で、結果がどうであれってしつこく言ってるのは、要は、10年前だったら、もう完全にこっち(変えたくない側。鳥越氏側)になってたのは、天のはからいなのか、天のはからいっていうよりは本当は天のはからいじゃなくて、こっち(鳥越側)はバーンとまとまるから。
それでやっぱり有権者に対して失礼な考えがあって、知名度があればいいんだと。ね。
だから知名度があるんだからと。で、ご本人もそれに乗っかって、ボーンと行ってますよ、10年前だったら。
それが、単に年齢を重ねられたっていうことよりも、若い有権者の登場も相まってですね、この日本の中に、こっち側(変えたい側)、これはだから、右翼とか極右とか、それから何だ、もうそういう今までの考え方じゃなくて、新しい日本の責任、これチャンスと見ないで下さいって選挙中も言ったんですよ、僕の選挙遊説って…(脱線。省略します)。
何を言おうとしたかというと、選挙遊説でも申し上げたのは、世界が壊れる、大戦後の秩序が壊れるっていうのをチャンスと見るような、いわば、それこそ日本の本来の心になじまない下品な考え方じゃなくて、私たちの高い志、陛下の抱いていらっしゃる御心の、御志のあの高さに、私たちも自分を寄り添わせて、臣民として寄り添わせて、平等な民として寄り添わせれば、チャンスじゃなくて責任の重さを、ほんとに身体で受けとめて、今までの違いを、大同小異って言葉があって、小さな異なる点、小さくないと言われるでしょう、それは。ね。
しかし、あえて小さいと考えて、大同、大きな同じことは間違いなくある。
新しい責任を世界の人々のために果たさなきゃいけない。
150年前の幕末の時代では考えられないほど、みんなが寄り添って生きてるのが今の地球ですから、地球環境ひとつとっても、中国だからほっといてもいいんじゃなくて、あの汚染された大気が、きょうも東京にも、全国に来てるわけですから、必ず僕たちが関わっていかなきゃいけない。
そうすると今までの、変わらなくていい、拉致被害者も取り返せない日本でいいと、いうので、あっていいはずがないじゃないですか。ね。
だから都知事選を契機として、政策統合論議をやってほしい。
都知事選が終わっても、この努力を続けないで(続けて?)、国民統合の機運を作っていただきたい。
僕が1期6年だけの参議院議員の時代にやるのも、そのお手伝いですよ。
主役は有権者ですから。いつも言ってますように。
(居島一平:宇都宮健児さんや古賀茂明さんが降りられたのは、あれこそ談合じゃないかと…)
だから、変えたくないってところはほんと、バーンとつながるんですよ。
※省略。
再び四分五裂の話と、幕末〜明治維新の話。
※視聴者メッセージ紹介。
2人目の方のメッセージから紹介します。
「青山さん、当選おめでとうございます。
今回の都知事選、私は民進党に対して大変ショックを受けました。 都知事選に関しては、都連の松原議員や長島議員が頑張って賢明な判断をしていただけるだろうとかすかな希望を持っていました。
しかし結果的には鳥越氏という候補を擁立。
正直言って絶望的な気持ちです。
青山さんはいまや自民党員なので話しにくいかもしれませんが、二転三転した民進党の候補者選びの経緯をご存じだったら教えて下さい。
また9月に行われる民進党の党首選の結果、共産党との協調路線を転換する可能性はあるでしょうか」
自民党の議員になったから話しにくいってことは、もう一回言いますが、あるわけないでしょう!
そういうご趣旨の質問じゃないと思いますけど、気を使ってくださってるんですけど。
青山繁晴と日本国民がここにいるんであって、自民党員がここにいるんじゃない。
ま、そのうち自民党の方から絶縁状態に…(笑)。
これは、拉致被害者を救出するために、我慢しなきゃいけないことはあります。
きのう、朝会った人ともここは言い合いになった。
青山さん、拉致被害者を救出したいんだったら、自民党に協力することも、ないとっていう、こういう言葉じゃないけど。
電話じゃないですよ、きのう会ったときに。違う人ですよ?おっしゃって、僕はそこはもちろん苦しみますけれども。
しかし、逆に言うと、自民党員だったら拉致被害者救出する、政治なんてことないじゃないですかって。今までやってないですかって。ね。
だから、あくまでも、いち日本国民、青山繁晴で、自民党を中から変えないといけないと思って、立候補したけれども、それは袂を分かつんだったら、いつでも分かちますよって。
え?けんか腰ですねって言われたから、けんか腰じゃないですよ、生まれてからずっとこうですって。
そしたらもう呆れて出て行かれましたけど(笑)。
ま、不穏な空気がすでに漂って…(一同笑)。
僕はきのう言ったのはですね、きのうの朝言ったのは、外国人労働者の問題で僕は妥協しませんよって。
で、拉致被害者の救出と、こんなに(苦しい表情)なるんだけども、これを妥協すると何が起きるかというと、きょうのことしか考えてないと。政治家も官僚も。
10年先じゃなくて、3年から5年の間に、人工知能によって仕事が奪われる。
いま目の前で人手不足だからといって外国人の方々、実態はほとんど中国の人を入れて、子供もたくさん連れてらっしゃる。ね。
で、3年から5年、ま、普通に考えてだいたい5年ぐらいの間に、AIによって仕事が奪われる。
それも今までは、工場でロボットの腕が伸びてこうやって置くっていう仕事がロボットに取られると思ったのがそうじゃなくて、総務、人事や会計が全部AIに奪われる。
文系学部の卒業生はどこに行くのか。
近畿大学と東京大学で教えてて、学生にずっと警告してるんですよそれを。ね。
で、そこで、外国人労働者もあぶれる、日本人の若者も中高年もあぶれる。
憎しみ合い、それどうするんですか。
ドイツみたいにトルコに追い返すんですか。
日本はどこへ持っていくんですか。
中国人も人の親ですよ?こんな清潔で安全な国に子供がいて、病院にも行けない、農薬漬けの食べ物しかない中国に返しますか。
でもその子供たちは祖国を失う。
失って、憎悪の中でこの日本にいる。
日本社会が根幹からめちゃくちゃになる。
外国人排斥の話をしてるんじゃない。
そんなことぐらいも分からんのかと、国会議員たるものが。ね。
だから、そのことと、拉致被害者救出のために頑張りたいんだったら我慢して下さいって話は両立しないと。
拉致被害者の方々も全部入れた、日本国民をいかに守るか。
日本国憲法に、ただの一字も国民を守る手段がない国を、どうにかしなきゃいけないって話をしてるんだから。
狭い枠の中で考えないでくださいってことを申し上げて、ま、けんか別れになっちゃったから、もうさっそくここで、不穏な空気って…。
もう、会うこともままならない…?(笑)
いや、昨日の今日で、ま、この1週間、まだ議員になってないのに、まだ任期始まってないんですけど、山のようにいろんなことあったけど、いろんなことあったって言ってもさっき話したことでほとんど全部です。
自民党から云々はね。
だから、2件しかないです。
19日の電話でしょ。それから昨日、これはお互いに会った。電話は向こうからかかってきたのをコールバックした。
これ以外に何もないんですよ。
そうじゃなくて心配してるのは、やっぱりこっち(変えたい側)がよけいひどくなってるんじゃないかと。
で、もう一回言いますが、先週の僕のこの番組での発言が、稚拙だから。
ま、実は先週は、番組側からの、ここ(スタジオ)に入る直前の提案は、青山さんの選挙の話だけにしましょうっていうのを僕が無理に、番組の責任じゃないですよ?僕が無理に、いや、都知事選と、陛下の御心と、仲裁裁判所の件は、どうしてもやんなきゃいけないって言ったから、時間がこんなに(短く)なっちゃって。
で、時間こんなになっちゃったらなっちゃったで、ちゃんとそれを考えて話しなきゃいけないのに、僕の話しぶりが下手だったから、はっきり言うと曲解も呼んで、それは全責任は僕にあります。ね。
でもその上で、それも乗り越えていきたいと。はい。
都知事選を逆にいい契機にしましょうと。
で、もしも小池さんが都知事になられるんだったら、さっき言いました、本当にアイデアあれば天才だと思う。
他の人、真似できないとこある。
それを、こう肉付けしていってほしいんですよね。
だから冒頭解散の件も、どうなさるのかを僕、選挙中におっしゃった方がいいと思う。
ちなみに増田さんは、今日の政見放送、テレビの、見てたら、消滅自治体のことをおっしゃってるんですよ。
だから19日の電話でぎゃあぎゃあ言ったのがひょっとしたら伝わったのかもしれないけど、でもその中身は、消滅自治体をなくしましょうってだけなんで、それは聞かなくても分かってるんですよ。
だから僕の後援できませんっていう態度は変わりません。
同時に、小池さんも、31日までまだ時間あるから、もう、期日前投票のことを考えなきゃいけないんだけども、しかしいちおう選挙期間続くから、都議会冒頭解散っていうのは、真意は何なのか。
で、都議会が動いてくれなかったらできないんだけども、その時どうなさるのかは説明なさった方がいいと思うな、僕は。
(先程の質問メールの民進党についての回答。省略)
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____________________________内容紹介ここまで
ちなみに、鳥越氏の文春の記事の話は出なかったみたいですね。
(私、時間なくてまだ番組最後まで見てませんが)
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
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・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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まず放送の在り方についてね、最初にお話ししておきたいんです。
きょう比較的テーマ絞ってますから、ややじっくり話せるんじゃないかと思うんですけどね。
放送法っていう法律があるのは事実で、選挙の攻勢も記しているのもその通りなんですけど、放送法をきちんと読めば、放送法がたとえば禁じているのは、選挙期間中に、誰かに投票しましょうとか、あるいは誰かには投票するなとか、そういう具体的に、特定の候補に誘導する、あるいは特定の候補を避けるようにするって、それはやめましょうということであって、情報提供するなってことじゃないんですよね。
だから過剰な自主規制が行われていると見るべきであって。
僕は残念ながらニッポン放送の「ザ・ボイス」って番組のレギュラーには出られなくなってますけれども、その番組のキャスターのアナウンサーがね、ブログできちんと、自主規制しすぎはどうかなって趣旨を書いてらっしゃる、ということですけれども。
だから今から申し上げることも、先週申し上げたことも、その原則に則って、この番組がっていうんじゃなくて、まず、僕がその原則に則って今後も発言します。
それで、東京都知事選挙は現在の日本の象徴です。
東京だからっていうんじゃなくて。っていうだけではなくてですね。
どういうことかというとですね、今日最初、あの、番組の始まりに一平ちゃんと話したように、こう世界がいま壊れていってるんですよね。
で、これは僕らの住んでる世界が駄目になっていくっていうそういう絶望的な話ではなくて、第二次世界大戦が終わってすごく時間経ってるようで、実際は71年しか経ってません。
で、第二次大戦で圧倒的に勝ったのはほんとはアメリカだけで、たとえば中国はいまの国ができたの自体が戦争終わって4年後。
で、韓国はそもそも戦ってません。
だから戦勝国のふりをしてる国もあるけれども、本当に勝ったっていうのはアメリカだけで、それはイギリスもフランスも、実はアメリカに助けてもらったからですね。
だからアメリカの大統領選挙が、先ほど申し上げたような、ファーストレディになるかもしれない、あるいはなりたいと手を挙げてる人が、8年前の他党の候補の奥さんの演説を、これどう見ても、英語そのもの何度繰り返し読んでも、いわゆる剽窃、つまり勝手に切り取って持ってきたとしか思えない。
で、これをトランプさんという共和党が正式に指名した候補が、まさか知らなかったってさすがにその弁解はできない。
ブレーンも含めて一体どうなっているんだと。
それから、じゃあヒラリー陣営の方は無事かというと、やっぱりヒラリーさんは中国からの不正な献金の問題もずっと指摘されてるまま。
有効な反論というのは、僕も含めて、僕は外国人ですけど、僕の知ってるアメリカ人で、いやヒラリーはそこをちゃんとクリアにしたって言う人は一人もいないですよね。
それから、たとえば国務長官の時に、メールをいい加減に扱って、国家の機密が漏れたんじゃないかっていう。
FBIはこれ、おかしいと言いながらそれは捜査しませんっていう、それもおかしな話になってるわけですよね。
だから大統領選挙って、日本は天皇陛下がいらっしゃって、その下に総理大臣。あえて言うと。
下って言い方は反感持つ人もいるかもしれませんが、それはきちんと国の秩序が保たれてる、根幹が保たれてるっていう意味で、陛下がいらっしゃって。
で、そのもとで、万民平等の私たちがいて、私たちの手で総理を選ぶと。
ところがアメリカの場合は、陛下いらっしゃいませんから。新しい国なんで。
国家元首と為政者両方兼ねる、つまり大統領選挙が、これもうアメリカのすべてなんですよ。
それがすべてがこんなに壊れてるっていうのは、もう一度言いますが、戦勝国がつくった敗戦後の秩序が、たった70年しか持たなかったってことで。
ということは、特に敗戦国の側に大きな責任が生じてて、その中のドイツは、つまり戦争責任は全部ナチに押しつけてきたから、ドイツは人道主義だってことを貫かなきゃいけないんで、難民受け入れってことが安直にメルケル首相はじめ言ってしまって、いま難民がヨーロッパにあふれて、なんと一部をトルコに追い返すと。
それがトルコの社会不安にもつながって、実はクーデター未遂事件の大きなバックグラウンドになってる。
そのように世界はつながってて、こう、戦勝国がつくってきた、こういう地球儀がもうほんとにこうやってしぼみ壊れる。
で、敗戦国の中で、ドイツがそうであれば、もう日本の責任は本当に大きいんですよ。
ところがいまの日本は、ほとんどそれに対応できてない。備えができてない。
その象徴が都知事選挙なんです。
なぜかというと、こうなってる(しぼんできてる)のに、このままの日本でいたい。
たとえば日本の憲法は、右とか左とかじゃなくて、護憲派改憲派じゃなくて、単なる事実として、まっすぐな事実として、1946年につくられ、47年に施行されてて、日本の占領下の、アメリカ軍による、実質アメリカ軍による占領下による、まっただ中ですから。
だから日本製じゃなくて、メイド・イン・ジャパンじゃなくて、片仮名で言うと、メイド・イン・オキュパイドジャパン。
ちゃんと言うと、Made in Occupied Japan。
だから、被占領国家日本製であって、仮の憲法です。
だから全部武装解除になってて、アメリカに守っていただくということが、実質担保されてるわけですよね。
ところが日本でリベラルとおっしゃってる人は、もう世界のリベラルの基準とは全然違ってて、リベラルっていうのは自由と民主主義のために自分の命まで捧げて戦うことを普通は西洋で言うんですけど、西洋のリベラルが全部正しいとは言ってないけど、日本のいわゆる自称リベラルの方々は、その憲法のままでいたい。
安全保障、危機管理は、自分でやらないということでいたい。
今のままでいいじゃないか。新たな負担なんか背負いたくない。
拉致被害者は考えないことにする。同じ日本国民なのに。
そういう人がですね、実はメディアにめちゃくちゃ圧倒的に多いわけですよ。
政治家も実は、自由民主党も含めて、多いわけですよ本当は。
だから自民党は自主憲法の制定って言いながら全然、憲法の改正もできずにきたわけですよね。本音がそこにあるからですよ。
で、社会は、実は今回の参議院選挙でも、若い層の、特に18歳19歳の新しい有権者の行動見たらですね、変化が表れてて、このままじゃいけないと思ってる人が、むしろ若い層に多いんですよ。
いまどきの若いもんは、じゃなくて、いまどきの、僕も含めた、いまどきの年上の人は何やってんだっていうのがね、現在の社会ですが。
もう一回まとめて言うとですね、この今までの日本でいいって言うほうは、ストーンと一点で、それでまとまるんですよ。
ああ、もう変えない。今の憲法のまま、今まで通りでいい。
ほんとはそこのアメリカ大使館あるんですけど、アメリカにおんぶにだっこしてるんだけど、それ見えないふりをして、拉致事件も見えないふりをして、とにかく今まで通りでいいって、その一点だと、もうパーンと民進党から共産党までまとまっちゃうから、鳥越さんで一本化したんですよ。ね。
ところが、変えないといけないってほうは、いま日本では保守って言葉で呼ばれてるけど、だから混乱するんですけど、保守って今まで通りって意味になっちゃうでしょ、日本語だと。
これが違うんですよ。
戦争に負けたあとの、アメリカにつくられた日本にこだわりすぎないで、その前の日本の良きところをちゃんと、悪いところは悪いところでちゃんと見ながら良きところをもう一回つかみあげて、本来の日本の役割を果たしましょう、あるいは新しい日本の役割を果たしましょうっていうのが、ま、保守という言葉になっちゃってるけれども、本当は、本当の意味の革新なわけですよ。実はですね。
で、その言葉のねじれをちょっと理解してもらった上で、その日本を変えようっていう勢力は、四分五裂してるんですよ。
たとえば憲法でも、僕は自民党公認で選挙出ましたけれども、たとえば憲法のことを選挙遊説で言ってる自民党公認候補って、いや、僕だけとは思ってないけど、他の人の話、正直聞いたことがない。
そして自民党の改憲草案、僕ちっともいいと思ってない。ね。
僕もそうですから、いわゆる保守、それから変えたいって勢力の中、四分五裂してるから、現在の選挙は、自民党がそもそも分裂し、それからメディアが意図的に無視しているであろう、桜井誠さんとか、谷山雄二朗さんとか、分類で言ったら明らかに保守のほうに入る人たちのことはもう全然、スルーされてますけど、そういうところまでもう、四分五裂してるわけですよ。ね。
で、このまま行くとですね、このすんなりまとまった方に、普通ならなってしまう。
で、都知事選の現状は、今のニュースにもあった通り、鳥越さんが伸びてないんですよ。
なぜかというと、若い層を中心に、全然、高まらない。支持が。
なぜかというと、演説が国政の話で、都政の話がほとんど見られないとか。
それからですね、これから経緯をありのままに言いますけど、僕は自民党側に言ったんですけど、時に助けられてる、時の流れに助けられてるだけだって分かりませんかって。
10年前だったら、これ簡単に鳥越さんが都知事になってしまって、もうほんとに、取り返しのつかないことになってたと思うけど、10年の歳月のために、鳥越さんが明らかに、こうたとえば、外に出られることが少ないとかですね、そういうことが起きちゃってますよね。
鳥越さんは否定なさってますよ?いや自分は小さな集会回ってるんだっておっしゃってるけれども、しかし、午後から出られることが多かったりしますよね。
実はこれに、その競るっていうのも助けられてる面が多いわけですよね。
で、もう一回話を元に戻しますとね。
ま、こんなの絵に描く必要ないけれども、絵に描かなくてもいいか、絵に描かなくてもいいけど。
(フリップに絵を描きながら)日本の力をこう(大きな円)だとすると、まず2つに分かれるのはやむを得ないんですよ。
変えたくないという人たちと、変えたいという人たちがいる。
これはやむを得ないんですよ。
これまで統合する必要はないんですよ。
なぜかというと、今からたった150年前に、日本の青春があった。国家の青春があった。幕末ですよね。
その時にも、幕府を変えないで行きましょうと、幕府を変えましょうと、いうのが分かれてて、ここからエネルギー出るから、これは正しいんですよ。
だから、この対立は、対立だから嫌がるんじゃなくて、前に進めるエネルギーになるんですよ。
ところがですね、こっち(変えたくない)は一発でまとまるんですが、こっち(変えたい)はもう四分五裂しちゃってると。
そしたら、このまま行く(変えたくない)のほうが強くなるじゃないですか。都知事選の結果がどうであれ、実は。
自民党の中にも、こっち(変えたくない)がいっぱいいるんですから。ね。今後を考えると。
なんか遊説中みたいに声が枯れてきましたけど(笑)。
ごめんなさいね、聞き苦しくて。
ということは、先週僕が申し上げようとしたのは、僕の喋り方が稚拙なので、選挙遊説と同じで、みんなにあまり伝わってなかった面があります。
それはお詫びします。
しかし、僕の言ってたことは、こっち(変えたい)の分裂をどうにかしませんかと。ね。
で、たとえば増田さんについていうと、「自治体消滅論」というのを研究者として出して、大失敗した岩手県政があって、でもそのあと総務大臣になって、総務大臣の時もはっきり言うと、いい評価はあんまりないんだけれども、しかし行政を経験したうえで、このままいくと自治体が消滅する、そしてそれ、普通で言うと、東京ばっかり膨らんで、田舎がなくなるって意味だったら誰でも言うけれども、東京都豊島区まで消滅するっていう衝撃的なことを出されて。
これには先週も言いましたけど、強い反論があって、増田さんそれにきちんと答えてないっていう問題はあるけれども。
しかしその自治体消滅論を東京のど真ん中で、『克服していくならば』(強調)、ふさわしい都知事になると。
でも先週は選挙の告示の当日ですから。
そのあとこの選挙戦の中でどうなさるか、どう具体化するか見ますという趣旨があったんですけれども、それは僕のせいで伝わってないです。
そこはもう一度お詫びしますけど。ね。
で、小池さんについては、個人的に親しいからこそ、これは先週も言いましたけれども、厳しいことを言いました。
つまり、アイデアを出されるのは、天才と言ってもいいぐらいですよ。ね。
ところがそのアイデアが浮き上がってしまうのがあって、それを小池さんは克服してほしいんですよ。
今回、具体的に言えばですね、増田さんの自治体消滅論に合わせて具体的に言えばね、小池さんの公約のいの一番に、冒頭、つまり新知事が生まれた冒頭の、次の都政の冒頭に、都議会解散するとおっしゃいましたね。
これ皆さんご存じだと思いますけど、国政において内閣総理大臣は衆議院に限っては解散できるという憲法解釈です。
実はこれも違う憲法解釈あるんですけど、でも現状、解散行われてますよね。
ところが都知事は都議会を解散する権利は本来ありません。
一点例外なのは、都議会の方が知事に対して不信任案を決めてくれれば、その時に限って解散できる。
これ小池さんは、自民党東京都連をはじめとする都議会の腐敗を追及するために、まさしく人を驚かす天才的なアイデアを今回出された。誰もこういうこと言う人いない。
しかしその突き付けられた都議会がわざわざ、もし新知事に小池さんがなったとして、不信任案を決めてくれて、自分たち解散してくれって、来年6月都議選ですよ?
それなのにそれやると思いますか?
だからこれをどうなさるのか。
増田さんと同じく、これは具体的にどうなさるのか、単なるアイデアなのか。
単なるアイデアだけで4年間の都政を担うっていうのは、これは、僕は大きな課題を残すと思うから、そのことを申し上げたんですね。
で、ですね、先週のこの僕の放送について、ま、僕これは予期してたんですけど、やっぱりこういう反応があったのは、青山は自民党公認で選挙に当選したから、自民党に、ま、人によっては貸しを作ってるとか、ま、このあとどうせ、いや、そこは信用してくれてるのか、どうせ逆らうから。
自民党が外国人の労働者増やそうとしたら、僕は逆らいますよ、自分はどうなろうとも。
だから、この番組見てくれてる方々だから、同じネット世論でも変な中傷はなくてですね。
要は、自民党にいったん貸しを作っておいて(笑)っていう戦略かっていうのもあったし、それからやっぱり、もっと、要するに、おまえは自民党公認で出たから、自民党に気を使ってる、自民党の言いなりになってるっていうのは一件もなかった。
そこはこの視聴者さすがですね。
他の所では山のようにあると思うけど。
この番組を見てる方にはなかったけど、でも、そういう非常に抑えて下さった言い方であっても、すみません、それは違います。
これ事実経過をね、このあとありのままに全部言いますからね。
まず、都知事選挙について、自民党からも政府からも何にも言われたことなかったです。
この先週の放送の時点で。
で、それ以降僕はこの都知事選に踏み込んで、番組大丈夫かなと心配しながら、番組と相談してないですから、申し上げて、そのあと来るかなと思ったけど、全然来ない。ね。
ひとつの理由はですね、僕は自民党の東京都連に属さない。
それどころか、とにかくどこの、実は一部、都連じゃないですよ?都連じゃなくて、関西の、この自民党のところから、うちの県連に入って下さいというお申し出があったんですけどお断りしました。
これ属しません。都道府県連には属さない。
それからいかなる派閥にも決して属さない。
で、そうなると、やっぱり言いにくいのか、何も言ってこないんですよ。ね。
で、このまま言ってこないのかと、思ってたらですね、これ全部ありのままにさらけ出して申しますが、7月19日、だからおとといですね、おととい、自民党の偉い人から、電話かかってきて、何だと思ったらですね、あ、電話かかってきて僕は近畿大学の授業中だったんで、これも全部ありのままに言います。
で、授業の合間、普段は4時限5時限の合間も教室にいて、学生の質問を受けるんですけれど、近畿大学は学生にアンケートを書かせるんですよ、この前期の終り、後期の終り。
で、アンケート書いてるときに僕はいない方がいいと思ったから、控室に戻ってて、で、そこで携帯見たら、自民党の人から、僕の知ってる人からですね、地位のある高い人です。
安倍さんとかじゃないですよ、まさか。
それは総理であって、いち政党の総裁っていうだけじゃないから。
もう一回元に戻すと、その自民党の人から電話あったから、そこにコールバックした。
そしたら、お願いがありますって言われて。
僕はその時も都知事選のことだと思わなかったけど、いきなり、増田さんを応援して下さいと。ね。
そして、こう言われたんですよ。
街頭に行ってくれとまでは言いません、ネットで増田支持を言って下さいと。ね。
で、これはですね、ひとつ僕は、ちょっと評価するのは、この番組のことは見てるんですよ。
たくさん見てますよ?
安倍さんが見てるって話は、申し訳ない、「アンカー」は見てらしたけど、この番組ちょっと長いから、たぶん見てらっしゃらないのかなと思いますけど。
それで、いやいや、チェックの意味もあって見てるんです、僕、問題児だから。
問題起こすに決まってるから。
いやいや本当です。
それで話をもとに戻すと、もう一回正確に言うとですね、ネットで支持を表明して下さいと。
その趣旨のひとつはですね、先週のこの虎ノ門ニュースで、増田さんを僕は応援したとか支持したとか、全く解釈してないんですよ。
そうじゃなくて、課題を言ったと。ね。
で、そのうえで改めて支持してると、言って下さいと言われたんで、僕の言葉のまま言いますと、お断りしますと。
応援できませんと。ね。
そしたら、あーって声が出たんで、僕は無理なこと言ってると思いますかって。
僕は、あなたもご覧になった虎ノ門ニュースの先週で、消滅自治体論を具体化するならば、新しい都知事にふさわしいと言ったんであって、何にもないじゃないですか、それがあって。
スルーしてて、豊島区も回ってるのに、豊島区が消滅するって言っときながら、何も具体論はない。
そして、増田さんは岩手県知事の時代に、外国人の地方参政権に賛成を打ち出してた。
で、それを選挙前に問われた時に、あの時は岩手県民に賛成が多かった、今回は、東京都民について言うと反対が多いから、点々々々というふうに、テレビ番組である程度曖昧に言って、選挙戦になると全然はっきりしてない。
小池さんは、たとえば移民はいけません、それから難民の安直な受け入れもいけません、外国人労働者についてはちょっとトーンが弱くて、僕みたいな強固な反対、なのかな、ちょっとはっきりしないところがあって、でもたとえば、治安が外国人労働者によって乱れてはいけない、あるいは問題をうやむやにした形の外国人労働者の受け入れはいけないってことをおっしゃってて。
これ、僕はここで新聞なんか普通出さないけど、たとえばこれメディア論にも関係があってですね。
産経新聞はちゃんとそれ書いてるんです、それね。
(新聞取り出す)産経新聞のこれは7月15日。
だから告示のあとですよね。
うやむやに外国人労働者が入るのは、治安上も大きな問題と、小池さんが発言して、増田さんはそれがないってことあるんだけど、朝日新聞などは、この小池さんの発言も、全部そこカット。
外国人労働者の問題はどうしたんだってことになってて。
で、話を元に戻すと、僕はその自民党幹部の電話で言ったのは、僕が目指してるのは保守の分裂回避であって、あるいは分裂の克服であって、この増田さんの応援はできませんと、お断りしますってことを、もう一度申し上げました。
で、そのうえでですね、きのう、つまりその電話のあとに、これまた別の人ですけど、会いまして、僕は申し上げたのは、これは、僕もちょっと苦しんで1週間、正直苦しんで考えて、選挙管理委員会なんかに改めて問い合わせをして、いまから立候補を降りることはできないですかと。
僕のじゃないですよ?
何でやねん、もう遅いわ(笑)。
もう当選証書も来ちゃいました。
その都知事選についてね、そういうことできないんですかって言ったら、告示日の午後5時までなら取りやめできますが、それ以後はできませんと、言われたんですよ。
公式見解ですよね。
ただし、たとえばご病気になったりですね、そういう例があると思うから、ほんとにできないのかなっていうのはちょっと僕は、そこをまだ考える余地あると思うんですが。
その立候補取り下げが、制度的にも法的にも、あるいは、政党が、候補者にできないんであったら、もうひとつの考え方として、政策統合論議だけでもこの分裂した保守の側で、選挙中にやってくださいと。ね。
で、それはさっき申しました、メディアが勝手に無視してる、桜井誠さんであれ、谷山雄二朗さんであれ、共通項のあるところは、全部入れて、政策統合論議をやって、その中で、保守の政策、日本を変えるって政策は実は分裂してないと。ね。
イギリスの悲劇のようなことを、イギリスの悲劇は本当は、外国人労働者、移民の悲劇であって、移民の方々、外国人労働者にとっても、大きな悲劇が進行してるんですから、それを日本で起こさないために、日本の責任を、外国人排斥じゃなくて、日本の責任を果たすために、その、いわばヨーロッパが先に苦しんでることを活用するために、いや、活用ってのはきちんと公正に活かすために、政策の統合をすると。
で、その中でたとえば、実行力であったり、あるいは話しぶりってやっぱり人間が表れるから、そういう選択。
こちら(変えたい側)の選択肢はその四分五裂の状態じゃなくて、しかも桜井さんや谷山さんのように隠されてるんじゃなくて、ちゃんと出して、そういうふうにしてくださいってことを、きのう、与党側の人にお願いをしたところ、いや、それは難しい、難しいけれども、確かにこの分裂状態っていうのは、いけませんねっていうふうにおっしゃったから、でも僕の提案は、必ず考えて下さいと、与党のなか深くで考えて下さいと。
このたとえば増田さんの推薦っていうのは、自民、公明と、日本のこころも推薦なさってますよね。
できればそういうところも入れて、僕が言ってる通り、日本のこころ、今回の参議院選挙がどうであれ、とにかく保守っていう理念では一致しているところがいっぱいあるんだから、単なる推薦じゃなくてそこも含めて、この政策統合論議を、それも水面下でやるんでは全く意味ないから、一堂に会してやって下さいと、僕はもうきのう、伏してお願いをしました。
で、とにかく考えてはみるということでした。
でも、その時に僕がさらに申し上げたのは、これ小池さんは、自民党東京都連は、応援したら、親戚まで、親戚縁者まで、何をおっしゃってるんですかこれは。
※小池氏を支援したら親族も含め除名等の処分にするという自民党の方針
で、これは僕の知ってる限り、与党内でもそうだと言ってる人は聞いたことがないんですよ。ね。
で、それがあるから、小池百合子さんご本人について党本部は、処分も何もしてないでしょう?
で、それを知らん顔で、こう小池さん自身については何も言ってないんだから、小池さんがもし当選したら、それに上手く乗っかりましょうってそういう、いい加減なことをするんじゃなくて。
今そういう流れなんですよ、実は。ね。
で、世論調査の結果っていうのは絶対、これは、それこそ選挙の誘導に等しいから言っちゃいけないけれども、しかし小池さんが健闘されてるのはみんな知ってますよね。そうでしょう?
で、鳥越さんが苦しんでらっしゃる、増田さんも苦しんでらっしゃるっていうのは、こう実は分かるから、もうそれ小池さんに対しては何も言わないままで、勝って都知事になったらすーっとこう乗っかろうかというのがあるでしょ?
そういうことをやめて下さいと。
それやってると、実はこの変えようっていう側が、お互いを信用できなくて、ずっと分裂したままになって、都知事選の結果がどうであれ、その病根を残したまま、新しい役割を果たせないままになるから、選挙の、7月31日の投票の前に、これやって下さいと。
で、さっき虎ノ門ニュースを、与党の中でも見てる人がいると申し上げたのは、番組の宣伝なんかまさかしてるんじゃなくて、僕は番組に参加してるだけですから、そうじゃなくて、やっぱりどこにも良心的な人がいるから、この保守の、保守って言葉もだから、幕末の時みたいにね、倒幕……って言いたいところですけどね(笑)、倒幕って、幕府いま安倍政権になっちゃうから、僕の言ってる幕府はそうじゃなくて、敗戦後の体制のことを言ってるわけですよ。ね。
で、それを、視聴者の声として、いろんな声をあげていただきたいと、思います。
で、この都知事選は、そういう意味で試金石で、結果がどうであれってしつこく言ってるのは、要は、10年前だったら、もう完全にこっち(変えたくない側。鳥越氏側)になってたのは、天のはからいなのか、天のはからいっていうよりは本当は天のはからいじゃなくて、こっち(鳥越側)はバーンとまとまるから。
それでやっぱり有権者に対して失礼な考えがあって、知名度があればいいんだと。ね。
だから知名度があるんだからと。で、ご本人もそれに乗っかって、ボーンと行ってますよ、10年前だったら。
それが、単に年齢を重ねられたっていうことよりも、若い有権者の登場も相まってですね、この日本の中に、こっち側(変えたい側)、これはだから、右翼とか極右とか、それから何だ、もうそういう今までの考え方じゃなくて、新しい日本の責任、これチャンスと見ないで下さいって選挙中も言ったんですよ、僕の選挙遊説って…(脱線。省略します)。
何を言おうとしたかというと、選挙遊説でも申し上げたのは、世界が壊れる、大戦後の秩序が壊れるっていうのをチャンスと見るような、いわば、それこそ日本の本来の心になじまない下品な考え方じゃなくて、私たちの高い志、陛下の抱いていらっしゃる御心の、御志のあの高さに、私たちも自分を寄り添わせて、臣民として寄り添わせて、平等な民として寄り添わせれば、チャンスじゃなくて責任の重さを、ほんとに身体で受けとめて、今までの違いを、大同小異って言葉があって、小さな異なる点、小さくないと言われるでしょう、それは。ね。
しかし、あえて小さいと考えて、大同、大きな同じことは間違いなくある。
新しい責任を世界の人々のために果たさなきゃいけない。
150年前の幕末の時代では考えられないほど、みんなが寄り添って生きてるのが今の地球ですから、地球環境ひとつとっても、中国だからほっといてもいいんじゃなくて、あの汚染された大気が、きょうも東京にも、全国に来てるわけですから、必ず僕たちが関わっていかなきゃいけない。
そうすると今までの、変わらなくていい、拉致被害者も取り返せない日本でいいと、いうので、あっていいはずがないじゃないですか。ね。
だから都知事選を契機として、政策統合論議をやってほしい。
都知事選が終わっても、この努力を続けないで(続けて?)、国民統合の機運を作っていただきたい。
僕が1期6年だけの参議院議員の時代にやるのも、そのお手伝いですよ。
主役は有権者ですから。いつも言ってますように。
(居島一平:宇都宮健児さんや古賀茂明さんが降りられたのは、あれこそ談合じゃないかと…)
だから、変えたくないってところはほんと、バーンとつながるんですよ。
※省略。
再び四分五裂の話と、幕末〜明治維新の話。
※視聴者メッセージ紹介。
2人目の方のメッセージから紹介します。
「青山さん、当選おめでとうございます。
今回の都知事選、私は民進党に対して大変ショックを受けました。 都知事選に関しては、都連の松原議員や長島議員が頑張って賢明な判断をしていただけるだろうとかすかな希望を持っていました。
しかし結果的には鳥越氏という候補を擁立。
正直言って絶望的な気持ちです。
青山さんはいまや自民党員なので話しにくいかもしれませんが、二転三転した民進党の候補者選びの経緯をご存じだったら教えて下さい。
また9月に行われる民進党の党首選の結果、共産党との協調路線を転換する可能性はあるでしょうか」
自民党の議員になったから話しにくいってことは、もう一回言いますが、あるわけないでしょう!
そういうご趣旨の質問じゃないと思いますけど、気を使ってくださってるんですけど。
青山繁晴と日本国民がここにいるんであって、自民党員がここにいるんじゃない。
ま、そのうち自民党の方から絶縁状態に…(笑)。
これは、拉致被害者を救出するために、我慢しなきゃいけないことはあります。
きのう、朝会った人ともここは言い合いになった。
青山さん、拉致被害者を救出したいんだったら、自民党に協力することも、ないとっていう、こういう言葉じゃないけど。
電話じゃないですよ、きのう会ったときに。違う人ですよ?おっしゃって、僕はそこはもちろん苦しみますけれども。
しかし、逆に言うと、自民党員だったら拉致被害者救出する、政治なんてことないじゃないですかって。今までやってないですかって。ね。
だから、あくまでも、いち日本国民、青山繁晴で、自民党を中から変えないといけないと思って、立候補したけれども、それは袂を分かつんだったら、いつでも分かちますよって。
え?けんか腰ですねって言われたから、けんか腰じゃないですよ、生まれてからずっとこうですって。
そしたらもう呆れて出て行かれましたけど(笑)。
ま、不穏な空気がすでに漂って…(一同笑)。
僕はきのう言ったのはですね、きのうの朝言ったのは、外国人労働者の問題で僕は妥協しませんよって。
で、拉致被害者の救出と、こんなに(苦しい表情)なるんだけども、これを妥協すると何が起きるかというと、きょうのことしか考えてないと。政治家も官僚も。
10年先じゃなくて、3年から5年の間に、人工知能によって仕事が奪われる。
いま目の前で人手不足だからといって外国人の方々、実態はほとんど中国の人を入れて、子供もたくさん連れてらっしゃる。ね。
で、3年から5年、ま、普通に考えてだいたい5年ぐらいの間に、AIによって仕事が奪われる。
それも今までは、工場でロボットの腕が伸びてこうやって置くっていう仕事がロボットに取られると思ったのがそうじゃなくて、総務、人事や会計が全部AIに奪われる。
文系学部の卒業生はどこに行くのか。
近畿大学と東京大学で教えてて、学生にずっと警告してるんですよそれを。ね。
で、そこで、外国人労働者もあぶれる、日本人の若者も中高年もあぶれる。
憎しみ合い、それどうするんですか。
ドイツみたいにトルコに追い返すんですか。
日本はどこへ持っていくんですか。
中国人も人の親ですよ?こんな清潔で安全な国に子供がいて、病院にも行けない、農薬漬けの食べ物しかない中国に返しますか。
でもその子供たちは祖国を失う。
失って、憎悪の中でこの日本にいる。
日本社会が根幹からめちゃくちゃになる。
外国人排斥の話をしてるんじゃない。
そんなことぐらいも分からんのかと、国会議員たるものが。ね。
だから、そのことと、拉致被害者救出のために頑張りたいんだったら我慢して下さいって話は両立しないと。
拉致被害者の方々も全部入れた、日本国民をいかに守るか。
日本国憲法に、ただの一字も国民を守る手段がない国を、どうにかしなきゃいけないって話をしてるんだから。
狭い枠の中で考えないでくださいってことを申し上げて、ま、けんか別れになっちゃったから、もうさっそくここで、不穏な空気って…。
もう、会うこともままならない…?(笑)
いや、昨日の今日で、ま、この1週間、まだ議員になってないのに、まだ任期始まってないんですけど、山のようにいろんなことあったけど、いろんなことあったって言ってもさっき話したことでほとんど全部です。
自民党から云々はね。
だから、2件しかないです。
19日の電話でしょ。それから昨日、これはお互いに会った。電話は向こうからかかってきたのをコールバックした。
これ以外に何もないんですよ。
そうじゃなくて心配してるのは、やっぱりこっち(変えたい側)がよけいひどくなってるんじゃないかと。
で、もう一回言いますが、先週の僕のこの番組での発言が、稚拙だから。
ま、実は先週は、番組側からの、ここ(スタジオ)に入る直前の提案は、青山さんの選挙の話だけにしましょうっていうのを僕が無理に、番組の責任じゃないですよ?僕が無理に、いや、都知事選と、陛下の御心と、仲裁裁判所の件は、どうしてもやんなきゃいけないって言ったから、時間がこんなに(短く)なっちゃって。
で、時間こんなになっちゃったらなっちゃったで、ちゃんとそれを考えて話しなきゃいけないのに、僕の話しぶりが下手だったから、はっきり言うと曲解も呼んで、それは全責任は僕にあります。ね。
でもその上で、それも乗り越えていきたいと。はい。
都知事選を逆にいい契機にしましょうと。
で、もしも小池さんが都知事になられるんだったら、さっき言いました、本当にアイデアあれば天才だと思う。
他の人、真似できないとこある。
それを、こう肉付けしていってほしいんですよね。
だから冒頭解散の件も、どうなさるのかを僕、選挙中におっしゃった方がいいと思う。
ちなみに増田さんは、今日の政見放送、テレビの、見てたら、消滅自治体のことをおっしゃってるんですよ。
だから19日の電話でぎゃあぎゃあ言ったのがひょっとしたら伝わったのかもしれないけど、でもその中身は、消滅自治体をなくしましょうってだけなんで、それは聞かなくても分かってるんですよ。
だから僕の後援できませんっていう態度は変わりません。
同時に、小池さんも、31日までまだ時間あるから、もう、期日前投票のことを考えなきゃいけないんだけども、しかしいちおう選挙期間続くから、都議会冒頭解散っていうのは、真意は何なのか。
で、都議会が動いてくれなかったらできないんだけども、その時どうなさるのかは説明なさった方がいいと思うな、僕は。
(先程の質問メールの民進党についての回答。省略)
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____________________________内容紹介ここまで
ちなみに、鳥越氏の文春の記事の話は出なかったみたいですね。
(私、時間なくてまだ番組最後まで見てませんが)
21日発売の週刊文春の中吊り広告。事実無根であるというなら、鳥越氏は、青山さんのように街頭演説で有権者にしっかり説明すればいい。https://t.co/1Rv2Ea27hC pic.twitter.com/K7qMA1DWwG
— くっくり (@boyakuri) 2016年7月20日
鳥越俊太郎選挙事務所のサイトを見ると、週刊文春の記事については、「本件に対する問い合わせなどの一切について、弁護団が一元的に対応いたします」。つまり弁護士に丸投げで、本人は何の説明もしないということ?これで有権者は納得するのかな?https://t.co/UDUiDV6jsF
— くっくり (@boyakuri) 2016年7月21日
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※参考リンク
・ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
青山さんに直接コメントを送れます。
・こころが風邪をひいたら
拙ブログで紹介しきれなかった『アンカー』青山さんの発言を起こして下さっています。
・青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
動画の紹介など情報が大変充実しています。
※拙ブログ関連エントリー
・【一覧】「アンカー」など青山繁晴さんテキスト起こし
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