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国旗・国歌、混乱させてるのは教師の方です

 「お気楽くっくり」を更新しました。今回の主役は宮崎哲弥さん。
 ♪どうしてテッちゃん なぜだかテッちゃん へんだな へんだな テッちゃん♪
 (↑元歌知ってる人はかなりの年齢(^_^;)

 今日は表題1本で、細切れぼやきは無し。

 9/21付エントリー(1コ前のエントリー)の細切れぼやきで、ちょこっと触れたこのニュース……国旗・国歌義務化は違法 都教委通達、思想良心の自由侵害 東京地裁判決

 各紙社説が来ていますので、紹介&ツッコミ入れさせていただきます。
 産経・読売VS朝日・中日(東京) という図式になってます。
 毎日と日経はなし。日経はともかく毎日は何で?(←エントリーの一番下に追記)
 
朝日社説9/22:国旗・国歌 「強制は違憲」の重み
 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである――。
 学校教育が軍国主義の支えになった戦前の反省から、戦後にできた教育基本法はこう定めている。
 この「不当な支配」に当たるとして、国旗掲揚や国歌斉唱をめぐる東京都教育委員会の通達や指導が、東京地裁で違法とされた。
 都教委は都立高校の校長らに対し、卒業式などで教職員を国旗に向かって起立させ、国歌を斉唱させよと命じた。処分を振りかざして起立させ、斉唱させるのは、思想・良心の自由を侵害して違憲であり、「不当な支配」に当たる。それが判決の論理だ。
 教育委員会の指導を「不当な支配」と指摘した判断は昨年、福岡地裁でも示された。その一方で、公務員の仕事の公共性を考慮すれば命令に従うべきだという判断も東京高裁などで出ており、裁判所の考え方は分かれている。
 私たちはこれまで社説で、「処分をしてまで国旗や国歌を強制するのは行き過ぎだ」と批判してきた。今回の判決は高く評価できるものであり、こうした司法判断の流れを支持する。
 日の丸や君が代はかつて軍国主義の精神的支柱として利用された。いまだにだれもが素直に受け入れられるものにはなっていない。教職員は式を妨害したりするのは許されないが、自らの思想や良心の自由に基づいて国旗掲揚や国歌斉唱を拒む自由を持っている。判決はこのように指摘した。
 判決は「掲揚や斉唱の方法まで細かく定めた通達や指導は、現場に裁量を許さず、強制するものだ」と批判した。そのうえで、「教職員は、違法な通達に基づく校長の命令に従う義務はなく、都教委はいかなる処分もしてはならない」とくぎを刺した。原告の精神的苦痛に対する賠償まで都に命じた。
 都教委の通達が出てから、東京の都立学校では、ぎすぎすした息苦しい卒業式が続いてきた。
 だが、都教委は強硬になるばかりだ。今春も生徒への「適正な指導」を徹底させる通達を新たに出した。生徒が起立しなければ、教師が処分されかねない。
 通達と職務命令で教師をがんじがらめにする。 いわば教師を人質にして、生徒もむりやり従わせる。 そんなやり方は、今回の判決で指摘されるまでもなく、学校にふさわしいものではない。
 「不当な支配」と指摘された都教委は率直に反省しなければならない。国旗や国歌に関する通達を撤回すべきだ。これまでの処分も見直す必要がある。
 卒業式などで都教委と同じような職務命令を校長に出させている教育委員会はほかにもある。
 国旗や国歌は国民に強制するのではなく、自然のうちに定着させるというのが国旗・国歌法の趣旨だ。そう指摘した今回の判決に耳を傾けてもらいたい。

 「自然のうちに定着させる」ってね、教師の側に定着させようという気持ちがないのに、どうやって定着させるというのか。無茶言わんといてほしいわ(-.-#)
 このあたり、読売社説が的確なツッコミを入れてくれてるので後ほど紹介。その箇所、赤字強調しときますんで(^_^;

 今回の判決に味をしめて、式を妨害する輩がまたゾロ出てくるかもしれません。今まで朝日はそういう輩を庇護してきましたが(*1)、今後は批判する側に回るってことでOK??
 だって、「教職員は式を妨害したりするのは許されないが、自らの思想や良心の自由に基づいて国旗掲揚や国歌斉唱を拒む自由を持っている」とした今回の判決を、朝日社説は「高く評価できるものであり、こうした司法判断の流れを支持する」と言ってるわけだから。

(*1) 朝日は今年5/31付社説で、卒業式を妨害して罰金刑の有罪判決を言い渡された元教師を、「元教師の行為は批判されてしかるべきだ。しかし、だからといって、暴力を振るったわけではなく、起訴して刑事罰を科さなければならないほどの悪質な行為だったとは思えない」と庇ってます(社説全文はこちら)。


天声人語9/22
 「TOKYO 1964」の文字と五輪マークの上に、大きな日の丸が浮かんでいる。故・亀倉雄策さんのデザインによる東京オリンピックのポスターだ。
 白地に真っ赤なまん丸。このくっきりとした日の丸の意匠の持つ力強さを、十二分に引き出した名作だ。オリンピックに限らず、様々な競技会で掲げられる日の丸は、しばしば感動を呼び起こし、人々の心をつないできた。
 君が代も、表彰台の場面ではあまり抵抗なく聞く人が少なくないだろう。しかし、日の丸に向かって立ち、君が代を歌い、あるいはピアノで伴奏することが義務だとしたら話は違ってくる。
 卒業式や入学式で、国旗に向かって起立しなかったり、国歌斉唱を拒否したりした東京都立学校の教職員が大量処分を受けたことをめぐる訴訟の判決が出た。東京地裁は、違反した場合に処分することを定めた03年の都教委の通達は「少数者の思想、良心の自由を侵害し、違法」とした。都側は、判決の趣旨をよくくんでほしい。
 表彰台の日の丸を見て起こる感動は、今そこに上がりつつある旗そのものから来るのだろうか。選手の努力、支えた人々、そして力を尽くして競い合った世界の選手たちへの敬意などが重なり合って生まれてくるはずだ。感情が自然にわき起こるからこそ、日の丸も君が代も共鳴する。
 入学式や卒業式でも、国旗や国歌が感動を呼び起こすことはあるだろう。しかし、起立や斉唱を強制することには無理がある。生徒や、式に立ち会うひとりひとりの心の中にはためくものを大切にしてゆきたい。

 「義務だとしたら」じゃなく、「義務です」。少なくとも教師にとっては。

「国旗・国歌」反対強制一問一答集1より引用
Q8. ピアノ演奏・起立・斉唱などの職務命令が出たらどうしたらよいか
 卒業式・入学式は学習指導要領では学校行事として位置づけられています.その中で「指導するものとする」と明文化されていますので,当然ながら職務命令があってもなくても,「指導しなければならない」のです.学習指導要領には,それ以外にも,「かけ算九九」,「漢字の書き取り」,「英語の単語等」具体的に指導内容が示されています.個々の勝手な判断で,学習指導要領を逸脱しても良いということになると,学校教育そのものが崩壊してしまいます.教員を続けるか否かをまず考えた方がよいでしょう.

 「国旗・国歌」反対強制一問一答集は4まであります。この問題を考える上で参考になりますので、是非お読み下さい。


中日(東京)社説9/22: 「押しつけ」への戒めだ 国旗国歌判決
 入学式などで日の丸に起立せず、君が代を歌わない自由も認められる。東京地裁は教員らが起こした訴訟で明確に述べた。これまで「強制」と「処分」を繰り返してきた都教育委員会への戒めだ。
 そこまでしなくても…と、都教委のやり方に対して感じていた人々も多かったのではないか。
 「都教委の一連の指導は、教育基本法一〇条(行政権力の不当介入の排除)に反し、憲法一九条の思想・良心の自由に対し、制約の範囲を超えている」
 そう述べた東京地裁の判断は、「都教委の行き過ぎ」を指摘する画期的な内容だったといえる。
 なにしろ、入学式や卒業式で、日の丸に起立せず、君が代を歌わなかった教員らへの処分は強引だった。
 二〇〇三年十月に都教委は、「校長の職務命令に従わない場合は、服務上の責任を問われる」という趣旨の通達を出した。それに基づき、〇四年春には、都立高校や都立盲・ろう・養護学校などの教員ら約二百五十人を戒告や減給処分にした。
 さらに同年五月にも六十七人を厳重注意している。処分は毎年続き、〇五年春は六十三人、今年春にも三十八人の処分を数えている。
 今回の訴訟で原告数が約四百人に上っていることにも、その“異様さ”がうかがえる。
 君が代処分をめぐっては、昨年四月に福岡地裁が「減給処分は違法」という判断を出した。一方で、君が代のピアノ伴奏を拒否した東京都日野市立小学校の音楽教師の場合は、一、二審とも音楽教師側が敗訴した。判断の分かれる問題だっただけに、今回の裁判は注目されてきた。
 その判決は「日の丸・君が代が軍国主義思想の精神的な支柱だったことは歴史的事実」と踏み込んだ。その点については、多様な意見はあろうが、「国歌斉唱などに反対する世界観や主張を持つ人の思想・良心の自由は、憲法上、保護に値する権利」としたのは理解できる。
 サッカーやオリンピックで日の丸の旗を振り、君が代を口ずさむのは、誰に強制されたわけでもない。国旗とか国歌とは、もっとおおらかに考えていいのではないか。
 問題とされたのは一律の「押しつけ」だ。一九九九年の国旗国歌法の成立時に、小渕恵三首相もわざわざ「新たに義務を課すものではない」という談話を発表していた。
 それにもかかわらず、都教委が「強制」を繰り返すことへ、司法がストップをかけたのである。都教委は判決を厳粛に受け止め、これまでの高圧的な姿勢を改めるべきだ。

 中日新聞ですら、「『日の丸・君が代が軍国主義思想の精神的な支柱だったことは歴史的事実』については多様な意見はあろうが……」と書いてる。
 難波孝一裁判長ってよっぽど偏った人なんだな、というのが分かる。


読売社説9/22:[国旗・国歌訴訟]「認識も論理もおかしな地裁判決」
 日の丸・君が代を教師に義務づけた東京都教委の通達と校長の職務命令は違法――東京地裁がそんな判断を示した。
 教師には、そうした通達・命令に従う義務はない、国旗に向かって起立しなかったり、国歌を斉唱しなかったとしても、処分されるべきではない、と判決は言う。
 都立の高校・養護学校教師、元教師らが、日の丸・君が代の強制は「思想・良心の自由の侵害だ」と訴えていた。
 学習指導要領は、入学式などで「国旗を掲揚し、国歌を斉唱するよう指導するものとする」と規定している。判決は、これを教師の起立・斉唱などを義務づけたものとまでは言えない、とした。
 しかし、「指導」がなくていいのだろうか。不起立で自らの主義、主張を体現していた原告教師らは、指導と全く相反する行為をしていたと言えるだろう。
 判決は、「式典での国旗掲揚、国歌斉唱は有意義なものだ」「生徒らに国旗・国歌に対する正しい認識を持たせ、尊重する態度を育てることは重要」と言っている。だが、こうした教師たちのいる式典で、「尊重する態度」が生徒たちに育(はぐく)まれるだろうか。
 教師らの行動に対する認識も、甘すぎるのではないか。「式典の妨害行為ではないし、生徒らに国歌斉唱の拒否をあおる恐れもない。教育目標を阻害する恐れもない」と、判決は言う。
 そもそも、日の丸・君が代に対する判決の考え方にも首をかしげざるをえない。「宗教的、政治的にみて中立的価値のものとは認められない」という。
 そうだろうか。各種世論調査を見ても、すでに国民の間に定着し、大多数の支持を得ている。
 高校野球の甲子園大会でも国旗が掲げられ、国歌が斉唱される。サッカー・ワールドカップでも、日本選手が日の丸に向かい、君が代を口ずさんでいた。
 どの国の国旗・国歌であれ、セレモニーなどの場では自国、他国を問わず敬意を表するのは当然の国際的マナーだ。
 「入学式や卒業式は、生徒に厳粛で清新な気分を味わわせ、集団への所属感を深めさせる貴重な機会だ」。判決は結論部分でこう述べている。
 それにもかかわらず、こうした判決に至ったのは、「少数者の思想・良心の自由」を過大評価したせいだろう。
 逆に、都の通達や校長の職務命令の「行き過ぎ」が強調され、原告教師らの行動が生徒らに与える影響が過小に評価されている。
 今後の入学式、卒業式運営にも影響の出かねない、おかしな判決だ。
(2006年9月22日9時21分 読売新聞)

 読売GJ!
 こんな教師らに大きな顔をさせて、どうやって「国旗や国歌を自然のうちに定着」できると言うんですか。朝日さん。


産経社説9/22:君が代訴訟 公教育が成り立たぬ判決
 都立高校の卒業、入学式に向け、教職員に国歌斉唱などを義務付けた都教委の通達をめぐり、東京地裁はこれを違法と判断し、都に賠償を命じた。これでは、公教育が成り立たない。
 判決によれば、「国旗と国歌は強制ではなく、自然に国民に定着させるのが国旗国歌法や学習指導要領の趣旨だ」としたうえで、「それを強制する都教委の通達や校長への職務命令は、思想良心の自由を侵害する」とした。さらに「都教委はいかなる処分もしてはならない」とまで言い切った。
 国旗国歌法は7年前、広島県の校長が国歌斉唱などに反対する教職員組合の抵抗に悩んで自殺した悲劇を繰り返さないために制定された。当時の国会審議で、児童生徒の口をこじあけてまで国歌斉唱を強制してはならないとされたが、教師には国旗・国歌の指導義務があることも確認された。指導要領も教師の指導義務をうたっている。
 東京地裁の判決は、こうした審議経過や指導要領の趣旨を十分に踏まえたものとはいえない。もちろん思想良心の自由は憲法で保障された大切な理念であるが、教育現場においては、教師は指導要領などに定められたルールを守らなければならない。その行動は一定の制約を受けるのである。
 従って、都教委が行った処分は当然である。東京地裁がいうように、いかなる処分も行えないことになれば、教育現場が再び、混乱に陥ることは確実だ。広島県で起きた悲劇が繰り返されないともかぎらない。
 裁判長は「日の丸、君が代は、第二次大戦が終わるまで、軍国主義思想の精神的支柱だった」とも述べ、それに反対する権利は公共の福祉に反しない限り保護されるべきだとした。これは一部の過激な教師集団が国旗・国歌に反対してきた理由とほとんど同じだ。裁判所がここまで国旗・国歌を冒涜(ぼうとく)していいのか、極めて疑問である。
 自民党新総裁に選ばれた安倍晋三氏は「公教育の再生」を憲法改正と並ぶ大きな目標に掲げている。そのような時期に、それに水を差す判決が出されたことは残念である。小泉純一郎首相は「人間として国旗・国歌に敬意を表するのは法律以前の問題だ」と語った。各学校はこの判決に惑わされず、毅然(きぜん)とした指導を続けてほしい。

 産経、超GJ!特に赤字強調した箇所。
 当たり前の指摘なんですが、当たり前のことを当たり前にできないアホ教師たちって一体……。
 安倍さんは教育基本法改正に意欲を示してるけど、これはもう何としても頑張ってやっていただかないと。


産経抄9/22
 もう十数年も前の話だが、大阪市の鶴見緑地で開かれた国際花と緑の博覧会の開会式でのこと。君が代斉唱でほとんどの出席者が起立する中、座ったままの一角があった。
 ▼記者席である。事件が起きて、その場から一刻も早く記事を送らねばならない状況ではなかったのに、起立した日本人の記者は小欄を含めてたった3人。外国人記者が座ったままの記者たちを物珍しげにながめていたのを今も思いだす。
 ▼国歌斉唱を座って無視するのが、インテリ風でカッコイイと勘違いしているヒトは今でもいる。「日の丸・君が代は侵略戦争のシンボルで戦前を思いださせる」という屁理屈(へりくつ)を学校で吹き込まれた悪影響は大きい。
 ▼平成11年に国旗国歌法が成立し、入学式や卒業式に日の丸を掲揚、起立して君が代を斉唱する学校は目に見えて増えた。だが、それを気にいらない教師たちが「国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務はない」と訴え出て、きのう1審で勝訴した。
 ▼驚いたのは、難波孝一裁判長が日の丸、君が代を「皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱だった」と断じ、「現在も宗教的、政治的にその価値が中立的なものと認められるまでには至っていない」とのたまったことだ。常識のない裁判官にかかれば、白も黒になる。高裁ではまともな裁判官に担当してもらいたい。
 ▼それにしても自分の国の国旗や国歌が嫌いで訴訟までするセンセイが都内に400人以上いるとは驚きだ。教育委員会は懲戒処分にした教師や勤め先の学校名をどんどん公開してほしい。主義主張のはっきりしている彼ら彼女らも望むところではないだろうか。教師にも「思想良心の自由」はあるだろうが、生徒にはまともな教育を受ける権利がある。

 最後の一文は、まさに私が体験的に一番強調したいことです。

9/21付エントリー(細切れぼやき)から私の文章再掲。
 前にも書きましたが、和歌山市で育った私は小・中・高の12年間(いずれも公立)、学校で一度も国歌を習ったこともなければ、歌ったこともありません。
 だから大阪育ちの夫から「俺は学校で国歌を習ったし、行事でも普通に歌ってたよ」と聞かされた時は、ものすごく驚きました。
 今さら言っても仕方ないんでしょうが、教育の権利を奪われたような気がして、腹が立つやら悲しいやらで複雑な気分です。

9/21付エントリーにいただいたコメントから抜粋引用
私は(前にも書かせて頂きましたが)くっくりさんのご主人と同じ大阪出身…
小中高と国歌斉唱しましたし、国旗掲揚もありました。
小学校の授業で、君が代の歌詞の意味も教わりましたし…
そういった「自分の国」を認識して判断する機会を子供達から奪うかのような判決には、まったく同意できません。
まます | 2006/09/22 09:06 AM

それにしても、学校での国歌斉唱は地域によって、対応が随分違うのですね。小〜高までは名古屋でしたが、国歌はしっかり歌わされました。特に小学校の時は、大きな声で歌わないと叱られ、ちょっとウンザリしたこともありましたが、「君が代」を嫌いになったことはないです。
国旗国歌を軽んじ、憎悪する人たちがいる国は、世界中を探しても日本だけではないでしょうか。日本は異常だ・・・
なつなつ | 2006/09/22 09:12 AM

 教師が普段から授業で君が代、日の丸の由来や意義についてちゃんと教えていれば、生徒は卒業式で自然に起立するでしょうし、自然に歌うことでしょう。
 良いも悪いもない。礼儀や道徳を教えるのといっしょです。
 「授業に遅刻しないようにしましょう」「授業の始まりと終わりの時には起立して礼をしましょう」「国歌は起立して斉唱しましょう」……これらは同レベルで教えられるべきです。

 竹村健一氏はよく「日本の常識は世界の非常識」と言いますが、国旗・国歌にもそれが当てはまりますよね。
 公立学校の教職員が自国の国旗・国歌をないがしろにし、その上テレビで顔さらしても平気でいられる(むしろ誇らしげである)国なんて、日本だけじゃないですか?
 確かに戦争中、国旗・国歌はそれなりに役割を果たしたと思いますが、それは日本に限らず、どこの国でも同じではないでしょうか。
 きっと今回の判決は、世界の国々には奇異に映ってると思います。

 国旗・国歌が大嫌いな朝日新聞やサヨク教師も、『世界平和』は大好きなはずです。
 世界の国々と友好的に付き合いたいなら、国際的な儀礼に従うことが必要不可欠です。
 日本の子供たちを世界の人たちと友好的に付き合える人間に育てたいならば、「自国、他国を問わず国旗・国歌には敬意を払わなければならない」という国際的なルールを、教育現場でしっかりと教えるべきではないでしょうか。


 先ほど『報ステ』を見ていましたら、平成16年(2004年)の秋の園遊会における天皇陛下のご発言が流れました。
 米長邦雄氏に対しての、「(学校での国旗・国歌は)やはり、強制になるということではないことが望ましい」というご発言です(朝日新聞04/10/28参照)。
 これぞ天皇の政治利用。

 政治利用みたいなことは私もあまりしたくないけど、いちおう反論という形で紹介しておきます。当時ほとんど報道されなかったように思うので。
 園遊会から約半年後の、平成17年4月25日の天皇陛下のご発言です。

宮内庁サイト>天皇皇后両陛下の外国ご訪問前の記者会見の内容
問5  天皇陛下にお伺いいたします。読売新聞の調査によると学生の過半数は国歌斉唱と国旗掲揚には興味がありません。昨年の秋には天皇陛下ご自身が国歌斉唱と国旗掲揚についてご発言を述べられました。学校でこれらのことを強制的にさせることはどうお考えでしょうか。

天皇陛下  世界の国々が国旗,国歌を持っており,国旗,国歌を重んじることを学校で教えることは大切なことだと思います。
 国旗,国歌は国を象徴するものと考えられ,それらに対する国民の気持ちが大事にされなければなりません。
 オリンピックでは優勝選手が日章旗を持ってウィニングランをする姿が見られます。選手の喜びの表情の中には,強制された姿はありません。国旗,国歌については,国民一人一人の中で考えられていくことが望ましいと考えます。

 「国旗,国歌を重んじることを学校で教えることは大切なことだ」と、陛下ははっきり仰っています。
 その上で、強制される形ではなく、国民一人一人が自然と重んじる形で現れるのが望ましいと、仰っているわけです。

 学校教育には一定の強制力が必要ですが、だからと言って嫌がる生徒に無理やり国歌を斉唱させたりするのは、私も感心はしません。
 が、問題の根っこはその前の段階にあって、つまり、国旗・国歌の重みを教えることを放棄している(あるいは逆の方向に教えている)教師が存在していることが元凶なのです。
 先ほども書いたように、教師が普段の授業で国旗・国歌についてまともに教えていれば、式典で歌うのを嫌がったりする生徒はほとんど出てこないはずなんです。

 朝日社説は、「生徒が起立しなければ、教師が処分されかねない。通達と職務命令で教師をがんじがらめにする。 いわば教師を人質にして、生徒もむりやり従わせる。 そんなやり方は、今回の判決で指摘されるまでもなく、学校にふさわしいものではない」と書いてますが、とんでもない。
 人質にされているのは教師でなく生徒です。教師が己の偏った思想を植え付けて生徒を人質にし、「起立しないと先生が処罰されるから、生徒はいやいや起立せざるをえない」という状況を作り上げているのです。


 社説・コラムへのツッコミはここまで。
 判決から一夜明けた今日(9/22)の動きをまとめときます。

通達取り消し、都知事に求める 「日の丸」訴訟原告団(朝日)
2006年09月22日12時55分
 卒業式や入学式での日の丸・君が代の強要は違法との東京地裁判決を受け、この訴訟の原告である東京都立高校教員らが22日午前、石原慎太郎都知事と都教育委員会の中村正彦教育長に対し、都教委の通達を取り消し、通達に基づいた過去の処分を撤回するよう申し入れた。また、地裁判決を受け入れ、控訴しないよう求めた。
 都教委は03年10月、教職員が国旗に向かって起立し、国歌を斉唱するよう定める通達を出し、違反すれば停職を含む懲戒処分の対象とした。06年春までに延べ345人が処分されている。

都知事「当然控訴します」“国旗国歌の強制”違憲の地裁判決を受け
【ライブドア・ニュース 09月22日】− 東京都の石原慎太郎知事は22日の定例会見で、国旗国歌をめぐる東京地裁の違憲判決について控訴する意向を示した。
 東京地裁(難波孝一裁判長)は21日、卒業式や入学式などで日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう教職員に義務付けた東京都教委の通達について、「憲法が定める思想・良心の自由を侵害する行き過ぎた措置」だとして違憲との判断を示した。
 この日の会見で石原知事は開口一番、「当然控訴します」と発言。ごく平均的な高校を生徒に分からない形で2回視察したという知事は、「あの裁判官は、東京の都立高校の実態を見ているのかどうか。全部が全部とは言わないが、乱れに乱れていて先生の言うことを全然聞かない。授業を受けているのは前列の2列か3列だけ。あとはワイワイ弁当食ったり、勝手なことをしていたよ」と自らの体験を披露した。
 その上で、「そういうものの規律を取り戻すために、ある種の一つの統一行動は必要だ。その一つが式典に応じての国歌・国旗に対する敬意だと思う」との考えを示し、「指導要領でこういうことをしなさいといわれている限り、教師としての義務が生じる。教師というのは子どもに範をたれるのだから、俺はこれが気に入らないでは済まない。指導要領で要求されていることを行わなかったら、教師の義務を怠ったことになり、処分を受けるのは当然だ」と語った。【了】
ライブドア・ニュース 徳永裕介

[国旗国歌訴訟]「裁判起こること信じられない」法相が感想(毎日)
 杉浦正健法相は22日の閣議後会見で「私の地元(愛知県岡崎市)では戦前も戦中も戦後も整然と国旗は掲揚され、国歌は卒業式でも入学式でも歌われている。ああいう裁判が起こること自体がちょっと信じられない思いだ」と述べた。「法相としてではなく、一議員としての感想」としている。
2006年09月22日13時31分

「血塗られても英国は変えぬ」 国旗めぐり法相発言(朝日)
2006年09月22日13時02分
 東京地裁判決を受け、杉浦法相は22日の閣議後の記者会見で、「個人的な一議員としての感想」と強調した上で、英国旗「ユニオンジャック」を例に引き、「『血塗られたユニオンジャック』という表現があるくらいだが、それでも英国民は国旗として変えない。そこを思い起こしてほしい」と話した。判決は、国旗掲揚・国歌斉唱は有意義としながらも、日の丸、君が代が軍国主義思想の精神的支柱だったことに触れ、起立・斉唱拒否に理解を示した。
 杉浦法相は「一部報道では、日の丸・君が代が軍国主義を連想させると言うが、戦争に至った経緯とは関係がない」と話した。

 最後の朝日の記事……。本筋をうっちゃって、「法相のこの発言、失言じゃない?(-@∀@)ねぇ?ねぇ!」って言いたいんでしょうね。

 あと、夜のニュースで、原告側の教職員らが都教育委に対し通達を撤回するよう申し入れてる映像を見ましたが、原告側の一人がこんな発言を。
 「来年3月には卒業式、4月には入学式がある。どうするんですか。また混乱しますよ
 はぁ?混乱させてるのはそっちじゃないですか!

 申し入れが終わった後の記者会見では、別の一人がこんな発言を。
 「控訴は非常識を表すことになるから、やめていただきたい」
 はぁ?非常識はそっちでしょ!いい加減になさい!

 だいたいあんた方、今日の授業はどうしたの?!サボリ?有給?

 学校は誰のもの?教師のもの?いいえ、生徒のものです。
 教師の勝手な思想に振り回されて、一番迷惑を被るのは生徒たちです。
 もし私が東京都民で、子供が都立高校に通ってたとして、その学校にこういうバカ教師どもがいたとしたら、保護者同士でタッグ組んで「こいつらクビにしろ」って申し入れるかも。ほんまそれぐらい腹立ってます(-.-#)


 最後に……あまり関係ないけど、日教組絡みで面白いメルマガを見つけたので、ちょこっと紹介。

頂門の一針  第392号(06/4/11)
日教組に朝鮮総連

横浜市で会社を経営するK.S社長の話である。彼は会社を経営する傍ら愛国心を持ち、歴史にも深い造詣を持つ人だ。
数年前、逗子で行われるはずの櫻井よしこ氏の講演会が日教組の横槍で中止になった経緯がある。K.S社長は櫻井氏の講演会を楽しみにしていただけに、中止に対して不満であった。
彼は早速横浜の日教組に電話を入れ、高橋事務局長に抗議した。彼の質問に答えきれなくなった高橋氏は「今、朝鮮総連の人がいるから代わります」と言った。
朝鮮総連の某氏は従軍慰安婦、創氏改名、強制連行など、「過去の日本が犯した悪徳」をK.S社長に説いた。しかし歴史に詳しいK.S社長の反論に答えられず、今度は「同和の人に代わります」と言った。何故日教組に朝鮮総連や同和の人達がいるのか。K.S社長は驚きを隠せなかったと述懐する。


※拙ブログ関連エントリー
 ・3/16付:朝日新聞の風物詩「国旗・国歌」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【追記】今、毎日新聞のサイト見に行ったら9/23付で来てました。他紙より1日遅れ。何でだろ?社内で意見が割れたんでしょうか?(^_^;

毎日社説9/23:国旗・国歌 「心の自由」を侵害するな
 国旗は式典会場の舞台壇上正面に掲揚する。教職員は国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する。教職員が校長の職務命令に従わない場合、服務上の責任を問われることを周知する−−。卒業式や入学式での国旗掲揚・国歌斉唱について、東京都教育委員会が都立学校長向けにこんな厳格な内容の通達を出し、指導してきたことに対し、東京地裁は違憲・違法とする判決を言い渡した。
 判決は被告の都教委と都に対し、原告の教職員らに国歌斉唱などの義務がないことを確認し、処分禁止と1人3万円の損害賠償も命じた。通達や指導を「強制」ととらえて教育基本法が禁じる「不当な支配」に当たると判断し、「思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置である」と結論付けた。
 石原慎太郎都知事は控訴することを明言した。しかし、都教委と教職員の争いが長引けば、教育現場は混乱が広がるばかりだ。判決を厳粛に受け止め、事態の収拾を図るべきではないか。
 都教委が通達を出したのは03年10月。それ以降、違反した教職員に対する大量の懲戒処分が行われるようになった。01、02年度はともにゼロだったのに、03年度179人、04年度114人が処分され、いずれも全国で処分を受けたうちの9割以上を占めた。
 文部科学省の調査では、全国の公立小中高校の卒業式や入学式ではここ数年、国旗掲揚率、国歌斉唱率とも100〜99%に達している。教育現場では、国旗掲揚・国歌斉唱が特に混乱もなく行われ、定着してきているといえる。
 一方、都教委は通達に加え、違反した教職員に対し1回目は戒告、2、3回目は減給、4回目は停職と処分を重くし、再発防止研修も受講させるなどの厳しい指導を実施してきた。都教委の通達と指導に基づく突出した大量処分が教職員の不信と反発を招き、逆に混乱を引き起こしている。
 判決は式典での国旗掲揚・国歌斉唱を否定するのではなく、むしろ「生徒に国を愛する心を育てるため有意義だ」と評価している。また、もともと文科省の学習指導要領は掲揚・斉唱を「指導するものとする」と規定し、都教委は学習指導要領を通達の根拠に挙げているが、判決は「教職員は生徒に対して一般的に指導の義務を負い、妨害行為や拒否をあおる行為は許されない」とも指摘している。
 それでも判決は「世界観、主義、主張に基づいて起立、斉唱したくない教職員もいる」として「拒否する自由」を認めた点に大きな特徴がある。憲法が保障する思想良心の自由を最大限に尊重した判決の重みを、関係者は十分にくみとってほしい。
 「国旗、国歌は国民に強制するのでなく、自然のうちに国民の間に定着させるというのが国旗・国歌法の制度趣旨である」。判決はそうも説いている。同法成立当時の小渕恵三首相は「内心にまで立ち至って強制するものではない」と、「心の自由」を尊重する国会答弁をした。教育関係者は原点に立ち返る必要がある。
毎日新聞 2006年9月23日 0時15分


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教育問題 | comments (59) | trackbacks (3)

Comments

>天声人語氏

呆れます。
亀倉雄策(歴史に残るデザイナーの一人です)さんのポスターを云々して、これだけ書き散らすんでしょうから、東京オリンピックをある程度の年齢で間近で見たんでしょう。
しかし、東京オリンピック当時、こういう下らないこと言ってたら、どこの学校でも、殴られ、蹴りいれられていますよ。
都合のいいことだけ思い出して、経験者風に語る。「愚かな」戦争経験自称者(例えば讀賣の渡邉恒雄氏とか)の空疎な独白と同じですね。結局、何にも経験していないんです。中味は空っぽ。
話がずれてますよ。「天声人語氏」。
さぬきうどん | 2006/09/23 04:13 AM
馬鹿げた判決ですね。頭でっかちな教師がサヨクと特亜に乗せられて屁理屈こきまくってるだけなのに。てか、在日教師が管理職になれないため日教組経由で日本の教育をコントロールしようとしてるのかなぁ。日教組の集会にはハングルの旗が立つとか?チュチェ思想研究団体のトップが日教組関連の人だとか。

愛国心と道徳心を取り戻すのは、毎朝の国旗掲揚国歌斉唱、現代風にアレンジした教育勅語の朗読、この辺りじゃないのかな。

後道徳観念に対して子供にどうしてそうするのかを考えさせるのはいいとしても、どうしたらいいかを考えさせるのはどうかと。するべきことはまずさせる。理屈はその後でいい。
そもそも躾や道徳観念は習慣によって違うものなのだから、押し付けで当たり前。それを押し付けちゃ子供が反発するからって・・・反抗期はあるべくしてあるので、下手に知恵ばかり付けさせてると反抗期に発散されるべきものをずるずると大人になっても持ち続けて、どっかで爆発すんじゃないのかね。
N | 2006/09/23 04:26 AM
くっくりさま

■毎日社説9/23(新規版):国旗・国歌「心の自由」を侵害するな
読みました。

毎日新聞の自殺行為ですね。
「拒否する自由」。民間企業なら即解雇ですよ。教員に拒否する自由はあります。自由はあるけど、処分されるってこと。自由は担保されているんじゃないの。
こういう下らない議論を読むと、腑が煮えくりかえります。
毎日新聞=お気楽新聞社。創価学会とばっかり仲良くせずに、少しは周りを見ろよ。いかに教員や教組の世界がひどいか取材してね。東京はそう。腐敗の温床だよ。
さぬきうどん | 2006/09/23 05:05 AM
……こんなアホに人を裁く権限を持たせてるなんて……日本は危ない国ですね……
四通 | 2006/09/23 05:46 AM
どうも、おはようございます。

>「日本の常識は世界の非常識」
>と言いますが、国旗・国歌にも
>それが当てはまりますよね。

意外だったのですが、諸外国においても同様の事例が存在するようです。
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col1200.html

私個人としては、国歌を歌う、歌わない以前に「歌えない」大人が
多くいるという事の方が大きな問題だと思います

歌う自由、歌わない自由は、どちらにせよ「歌える」事を前提にしているのではないか?
だとするなら、公教育において
基本的な教養として国歌を教えるための方法として、義務付けすることは意義のあることではないか、と私は思っています。
もーにんぐ | 2006/09/23 06:09 AM
さるとびえっちゃんの歌を知ってるからと言ってかなりの年齢と言うのはやめろ〜。俺はまだ若いぞ〜(〒_〒)ウウウ
アノーイ | 2006/09/23 06:41 AM
いやはや国というものが解っていないとこうゆう判決を堂々とだせるのだろう。いまだに中国韓国に修学旅行で生徒を連れてゆき戦争記念館とかいっているところを見学させ嘘の歴史を擦り込んでいるところが沢山あるとゆう、帰って中国はなぜ核兵器を持っているのか共産党政権はどれだけ国民を弾圧し殺しているか、朝鮮人は戦後日本で何をやったかこれらを同じように教えない、パール判事のことも教えないこうゆうことをずーっとやってくればああいった判決を出してもおかしくない裁判官もうまれてくる。国旗国歌の否定もここからうまれてくる。
佐助 | 2006/09/23 07:04 AM
地裁の裁判官クソですね〜
>務員の仕事の公共性を考慮すれば命令に従うべきだという判断も東京高裁などで出ており
→朝日ですら、この事実を認めるところのようだ・・・高裁の判例を覆してまでスタンドプレーする権利が地裁にあるのか非常に疑問ですね〜〜。
しかし、読売がいい!!
なんか一番良かった気が・・・最近左にシフトしてたからどうしたものかと思っていましたけど・・たまにはいい記事書きますねw
公務員は、国家を敬うことを前提(選択)としてるはず、強制ではないーーー!!!
kmura | 2006/09/23 07:20 AM
ほとんどの裁判官は社会常識から離れた人が多いです、こうゆう人たちほど最初に「ボランティア活動」などをさせて社会勉強をさせるべきなんです、、、、


>最初のアレ「さるとびえっちゃん」かな、、、
ざんぶろんぞ | 2006/09/23 08:00 AM
プログ主さんの見解、大賛成です。
  難波裁判長ですか! 「再任」ナシですね! 政府・最高裁は、思想チェックして、裁判官を配置すべきでしょう!
  私は、政権政府の批判は、大いにすべきだと思います(日本国のために)。しかし、私たちの所属する国家そのものは、国民一人一人が守っていくべきなんだろう、と思います。

  最後に日本の新聞って、面白いですね!朝日はチョウ・ニチ新聞、毎日はバイニチ新聞、読売は、ヨ身売り新聞、中日はチュウ・ニチ新聞。日本国の新聞でしょうか!ダメだこりゃ(笑)!

(今回の読売記事は、違いますが)
Gくん | 2006/09/23 09:34 AM
異常なり。
宗教的・政治的価値(意味合い)のない国旗・国歌などこの世に存在しない。彼らは国というものを理解しておらぬ。いや、国というものを滅しようとしているように思えてならぬ。許すまじ。都教委の健闘を祈る。ここで使われる税金に文句を言う都民はおらぬ。百年・二百年後の日本人も文句は言わぬ。不逞教師を断固討つべし。皇祖皇宗と八百万神と英霊と国思い散華した人々の御加護のあらんことを。
菊次郎 | 2006/09/23 12:35 PM
>「来年3月には卒業式、4月には入学式がある。どうするんですか。また混乱しますよ」

ちょっといじれば・・・
「来年3月にはサミット、4月にはオリンピックがある。さあ、どうするんですか?また混乱しますよ?」

どう見てもテロリストの要求にしか見えません。本当にありがとうございました。
pink | 2006/09/23 12:39 PM
控訴審でひっくり返るのは確実でしょうが、地裁とはいえこういう判決が出るとマスコミがこぞって援護するので、正直いい気持ちはしないですね。

昔、小学生まで書道をやっていたため、明治神宮での授賞式なども行ったことがありますが、日の丸が掲揚された大きな会場で、大勢の入賞者が普通に君が代を歌っていました。もちろん「君が代を歌える」というのは常識以前の問題でした。ただ、その後の自分は、高校生ぐらいにはすっかり朝日新聞に洗脳されてしまっていましたが……(^^;
ちなみに明治神宮主宰なのかよくわかりませんが、二回までならともかく三回連続入賞するのは難しいと言われていた賞で、映画館のような大きな会場で、全国からの入賞者が大勢参加するような大々的な式だったことはおぼえています。そしてその場では皆普通に君が代を歌っていたものの、世間的には既に、日の丸・君が代が何か問題になっているらしいことがわかっていた、というような時期だったと思います。幼心に「堂々と歌っていいんだ!」と、ませた思いをいだいた覚えがあるので。
もちろん自分も歌えます。長ずるにつれて真っ赤っかになってしまったものの、そもそも書道の先生だった祖父に、その書道展に強制的に参加させられたくらいですし、祖父は皇室に対して常に非常な敬意と親しみを持っていたもので (だから皇室ゆかりの場所や催しに孫を参加させることに非常に熱心だったのでしょう)。

さて悠仁殿下のご誕生を祝して、自分のサイトのトップページに小さな日の丸を置いていたのですが、こういう判決に抗議する意味で、これからずっと掲げておこうと思います。
Sei | 2006/09/23 02:10 PM
>君が代を「皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱だった」と断じ、「現在も宗教的、政治的にその価値が中立的なものと認められるまでには至っていない」とのたまったことだ

ただ押し付けられるのが嫌ではなく、軍国主義のことまで出してくるのなら、オリンピック、世界大会等もいちいち問題にするのが普通。
所謂「侵略した国」の前で、国旗掲揚、国歌斉唱するのだから。
なのにそういうときはな〜んにも言わず日本チームを楽しそうに応援してる共産党員の教員(母の友人)「私は卒業式は立たないの!」と威張って話してるのを見ると「馬鹿じゃないか。。」と思ってしまいます^^;
教員の生徒への思想の押し付けにはならないのでしょうか?
ラブラガー | 2006/09/23 02:34 PM
私が小学校の時に音楽の時間に習った歌です。

「白地に赤く日の丸染めて嗚呼美しい日本の旗は」

今の子供は習わないのでしょうか。
tanno | 2006/09/23 06:04 PM
家の子は東京都立高校です。心配になりました。それで、変な先生はいないか?と聞いてみたら、社会の先生が変・・・という。
おお、401人の一人か?と思ったら、黒板の字が下手で読みにくい。未だにパソコンを使えないらしくプリントの文字が手書きなのだが、文字が下手で読めない・・。授業は教科書と離れて別の話をしているが、意味不明で誰も聞いてない。

おいおい都立で大丈夫か?と思いましたよ。
ゆう | 2006/09/23 06:34 PM
文禄の役後、明軍ひきあげ途中、山海関に至り、付き従ってきた現地妻となった
朝鮮人の妻と子、明の法により中国に入るを禁ず、として多数が置き捨てられた
歴史事実あります。 中国とは、その所属人にとって 世界の中心を意味し     本国の 誇称です。 属領は、本来入りません。 

他国人が言えば、宗主国のことになり、自国は服属国として臣従するを、公言する ものです。 韓国などは、多分、中国で良いんでしょう。
日本は、戦後、一応の戦勝国、中華民国に 強要されたものと見られます。
 占領下の言論統制がつづいているんです。

このことと違って国旗、国歌は、どうしようもない人以外、強引策は 洗脳 状態  固定のおそれある愚策です。 反感持ち意固地になる因の強要、避け、一定の環境
あるので、徐々に涵養して、せっかくの立派なものです、
自然な感情を 醸成 すべきです。 

 この中国のほうは、主権回復後も まわし者が マスコミに使わせ、       教科書も占領下 のままにしています。 天気予報までも中国大陸と言い、
昭20年代生まれ 以降、大部分、何の疑問も 持たずに います。
          
 定着してるからこれでいいのだで、チャイナのこととして使えば、
単純な略称で他意ない、どころか 中共チャイナの場合、始めから、臣従国とみなす 根拠とし、命令に 服す 義務ありと、する為、その他の、策略です。 
地名でないのに、植物学などに原産地としても使われ 学問をも 害しています。

 全くの間違いも正すのは厄介ですが、 教育は偽りを 吹き込むことで ないのは、 自明の事、 事実を教え、公共の電波、民放含む は当然、正す義務を課し、
反して、虚偽、教えるものには、処罰が 要ります。  教育は大事です。 

  研究、学術まで、妨げる異常な制約、解き、正常に向かう為、
小泉手法、使い、( 橋本、小沢ら ゆすり、たかりに おもねりの 売アサ外交力  の同類、青木、片山、与謝野、津島の、最高裁 判決で グレーゾーン などと、 違法金利、まき上げ放置の脱法、不可能になったのを、めくらましの、猶予期間 設けるとした、掠め取り可能に、する悪法、作ることで)   新総理に泥を被せ、  選挙で、躓かせ、日本に害、著しい 対 CHIN A 売国 ODA 増税に 戻す為、
 短命内閣にするを、期しての策謀を排除し、力量発揮される事を
念願いたします。
S20代生 | 2006/09/23 08:00 PM
日の丸や国歌にはなんの罪もない。礼を失するとは天に向かって唾するようなもの。教師は聖職者、それを今一度徹底的に認識し直すべきなのでは。
正義を貫いているとでも思っているのか、私にはただの馬鹿の我侭にしか見えない。
sesiria | 2006/09/23 10:20 PM
【情報提供】
天皇陛下発言メモについて新事実がわかりました。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=552019556&tid=lw9qbfc0bcrbb2grldbj&sid=552019556&mid=222243

を見てください
Justice | 2006/09/23 10:59 PM
安倍総理 殿
教師と裁判官への免許更新制度の早急な導入を望みます。
すっきり | 2006/09/23 11:12 PM
自分は小学校で君が代の歌詞の意味を習った覚えがあります。
ただ引越しにより福岡県、東京都、高知県と3箇所の県の小学校に通いましたので、自分がどこでそれを習ったのかは記憶の霧の彼方です(^^;。
既に20数年は前の話しだし、歳はとりたくないなあw。
26thmoon | 2006/09/24 03:03 AM
ときおり拝見させてもらってますが...。
私は国旗国歌に敬意を表すことに違和感を持たない人間ではありますが、石原都知事を代表する今の教育行政には大いに違和感を感じますね。
かつて日教組が「国旗を掲げてはならない」と決め付けていたのもイヤでしたが、同様に「国旗を敬うべし」というのもイヤです。どちらも「思想」ですから。

石原都知事の発言から
>全部が全部とは言わないが、乱れに乱れていて先生の言うことを全然聞かない...。
こういう状況が現在蔓延しているのでしょう。悲しむべきことだとは思います。昔はそうではなかったと思います。
けれど、その昔は日教組が幅を利かしていたはず。ならば昔の方が現在よりももっと混乱していたはずなのですが、そんなことはありません。教育現場の混乱と国旗国歌への敬意は無関係です。
愚樵 | 2006/09/24 05:56 AM
はじめまして、いつも拝見させて頂いてます。

『醍醐天皇の命令により紀貫之らが編集した古今和歌集の巻七、賀歌(がのうた)にある読人知らずの歌。この歌での「君」の使われ方は「あなた」という意味。』
(「君」の解釈には色々な説がありるが「天皇」を直接指したものではない。)』

『元々島津藩が、海外交易用の旗として使っていたのを開国時に商船を区別する旗として江戸幕府が正式に採用したのが日の丸が国旗として使われた起源である。

 その後、日の丸は、明治政府、日本国政府に引き継がれ国旗として利用されていた。しかし日本国では正式に国旗を制定する法律が無く、平成11年(1999年)の「国旗及び国歌に関する法律」で正式に国旗として認定された。

 それまでは、1870年(明治3年)制定の太政官布告第57号商船規則に基づき、慣習的に国旗として扱われていた。商船規則による日章旗の規格は現行とは異なり、日章は旗の中心から旗竿側に横の長さの100分の1ずれた位置とされていた。』

と、軍国主義とは全く関係の無い成り立ちを帯びて先人より受け継がれて来たものであります。

 これ位の事は義務教育の中で教えてもらわないと一般の国民どころか難波裁判員のような司法を司る者にもバランス感覚の皆無な人間が日本国内で育っていくことでしょう。

ただ、時代ごとに恣意的に悪用してきた連中がいる事に問題ありですが、今回の教師などがいい例となりました。

公立学校の公僕たる教師が生徒の模範となる行動すら出来ないようでは自ら教育現場からお引取り頂くしか御座いませんですな。
dandy | 2006/09/24 10:20 AM
国旗に敬意を示すという当たり前のことが、思想の強制になると考える方がいるのですね。私には理解不能です。
ただ、学校のような教育の場では、生徒に対する「強制」は必要だと思います。個人個人の自由意志を尊重していては、集団の秩序や起立は守れませんし、指導することもできません。
教師については、生徒を指導するのが仕事ですから、学習指導要領に従うのは義務です。国旗掲揚・国歌斉唱が学習指導要領に定められている以上、それを生徒に指導しなければなりません。義務であって、強制ではありませんね。
なつなつ | 2006/09/24 10:53 AM
>その昔は日教組が幅を利かしていたはず。ならば昔の方が現在よりももっと混乱していたはずなのですが

その幅を利かしていた日教組に教えられた生徒が、「バカ親」になった現在だから混乱してるんでしょう。
昔は体罰もOK、大家族で怒ったり躾たりしてくれる親族、ご近所が居たからね。
生徒だけでなく、給食費を払わない、ウチの子のクラスにこの生徒はいらない等、変な理由をつけて学校にゴネル親が増えた実態を見ればわかるでしょ?
tsr | 2006/09/24 12:21 PM
> 「来年3月には卒業式、4月には入学式がある。どうするんですか。また混乱しますよ」
> はぁ?混乱させてるのはそっちじゃないですか!

新聞社には、教職員側もきちんと判決文を読むように書いてほしい所ですね。

式での起立や斉唱を拒否してただけなら混乱は起こらないはずですし、教職員が判決文の趣旨をしっかりと酌んでくれるような穏やかな?方々であるならば、あのような地裁前でのパフォーマンスは無いものと信じます。
りう | 2006/09/24 01:16 PM
通りがかりの者です。
稲穂さんのブログから来ました。
天皇陛下のお言葉についてですが、米長邦雄永世棋聖に対して、「強制に及んではいけない」旨のコメントを私はTVで見ましたが、その点はなんで書かないのでしょうね。
清高 | 2006/09/24 03:05 PM
くっくりさん、みなさん、お久しぶりです。

http://j-inaho.seesaa.net/article/24250138.html#more

清高さんは話の流れから言ってここに殴り込みをかけてきたんだと思いますが

>天皇陛下のお言葉についてですが、米長邦雄永世棋聖に対して、「強制に及んではいけない」旨のコメントを私はTVで見ましたが、その点はなんで書かないのでしょうね。

意味不明で反論できません・・・ちゅうか、主語がない(笑)
葉月 | 2006/09/24 04:06 PM
中日(東京)社説9/22>国旗とか国歌とは、もっとおおらかに考えていいのではないか
具体的にどういう事か意味不明。国旗の扱いは、国歌の象徴として国際的に決まっています。
例えば、日本の船舶が公海上で、国旗を拒否して日の丸を上げなければ、国籍不明の不審船になってしまいます。
国旗、国歌を拒否するのは、日本の国が決めた事柄を拒否することになります。そういう事を教えられないで、この人達は自分たちが教員だと言うのでしょうか。
るな | 2006/09/24 05:20 PM
清高さん

このエントリーでは、天皇陛下のお言葉についてちゃんと書かれてますよ。エントリーに書かれている内容を読んでますか?
なつなつ | 2006/09/24 05:51 PM
>清高さん
この人はあちこちのブログで難癖をつけてどうしようもない人だな。しかも、天皇陛下のお言葉について、きちんとくっくりさんが書いているというのに、どこに目をつけてるんだか・・・呆れるよ。厚顔無恥とはまさにこのことだな。あんたは単なる荒らしだろ。清高さんは、「強制」とかなんとかほざいてるけど、生徒にはまともな教育を受ける権利があるってことを忘れるなよ。偏向クソ教師が自分の思想を表現するのは教育の場以外でやれや。以上、コメント汚し失礼。
たけ | 2006/09/24 07:17 PM
>>愚樵 さま
>その昔は日教組が幅を利かしていたはず

確かに、日教組は幅を利かしていましたが、その思想が一般生徒へ浸透し始めたのは最近の方が上です。
その理由は、その時々の時代背景や日教組自体の思想の変化と、より一般人に影響力のあるメディアやマスコミ報道の結果です。
詳しくはお調べになればわかると思います。
ru-n | 2006/09/24 08:46 PM
今朝TBS関口宏「サンデーモーニング」で、
 この問題で意外にも大宅映子女史が、孤軍奮闘で正論を吐いていました。 これには関口もびっくり!?
Gくん | 2006/09/24 09:14 PM
私がマスコミって真実を言っているわけではないと悟ったのは日の丸問題がきっかけです。
高校の創立記念日の式典(日曜日)の現生徒の出席に関して、北教組がらみで「生徒に出席を強要しない」となったようで、教師からの説明が「自由参加」しかなかったものだから、普通の生徒はわざわざ休みの日に式典なんて行きませんよ。思想信条なんて関係ありません。
なのに翌日の北○道新聞で大きく、「日の丸に抗議で多数の欠席」なんて書かれたら…。
当時は、取材が足りないのねなんて思ってましたけど。
kniha | 2006/09/24 10:02 PM
>>都合のいいことだけ思い出して、経験者風に語る。
それ、貴方も同じだからw
以前、香川県では云々とおっしやってましたしw
今回の裁判、教師側についた弁護士が、都と都側についていた弁護士が高を
未確認生命体 | 2006/09/25 02:35 AM
失敬、都と都側についていた弁護士が高をくくっているので、勝算ありと判断して弁護を引き受けたらしいですね。
高裁なんかで逆転判決も十分有り得るんじゃないですか、控訴しないようにという申し立ては敗北を考えての牽制でしょう。
未確認生命体 | 2006/09/25 02:44 AM
>ru-nさん

私は学校から卒業してもう20年以上になるので最近のことはわかりませんが、在学当時は、学校の式典等で国旗国歌を掲揚・斉唱することはまかりならんといった雰囲気があったように記憶しています。しかし、現在はいろいろと障害はあってもそれは実施されているようです。
日教組vs教育委員会という構図で見ると、現在はかつてより教育委員会の方が優勢にあるように表仕方がないのですが。

>詳しくはお調べになればわかると思います。
そうですね、調べてみましょうか。できれば参考になる資料等を紹介していただければ助かります。
別エントリーのコメント欄でshotaさんが所見を述べられていますが、私なども同じ立場です。自分が受けた教育、接してきた書物等からするとshotaさんのような価値観を持つことの方が自然だと思います。
こちらに来られる方の多くはそうではない、別の価値観をお持ちのようですが、それはどういったところから構築されたものなのか、とても関心があります。
愚樵 | 2006/09/25 05:29 AM
ネット上で東海新報の社説発見

http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi の9月23日の記事です。

簡潔でしかもストレート。
| 2006/09/25 08:15 AM
近代的な統一的な国旗や国家は
ヨーロッパのマネ(それもフランス革命起源の革命国家のマネ)であって、日本
古来の伝統ではないでしょ。
幕府軍は日の丸で朝廷は菊のご紋だったわけだし。
その本家のヨーロッパで君主制の国(大陸)では国歌や国旗に否定的なのは、革命と関係あるから。
アカピー先生の盲説は論外だけど、普通の日本人は行事で国旗・国歌をなんとなくもじもじ感じてしまうのも、実はそのあたりに原因を見いだせそう。
ま、こちらの皆さんはそうではないようですけど。
偏向プリズム | 2006/09/25 10:53 AM
国の政策は全て正しいとは限らないから、公務員であっても抵抗する権利のかけらくらいはあるだろう。
戦前に一視同仁政策で朝鮮人に
日本式の戸籍を強要したり、日本古式の信仰を強制したとき、
一番反対したのはカンヌシさんたちだった。
いまとなってみればこれは正しい。
おかしな戸籍を認めたらから、なりすましは横行するわ、偽右翼も出てくるわ。
反対した人は、嫌だってやつらを無理やり入れると先祖に申し訳ないって理由だったと思う。

何も全員で同じことをするのは愛国心とは限らない。
(もちろん、日教組はそんなつもりは毛頭ないのは承知)。
地声で歌え | 2006/09/25 02:07 PM
>ヨーロッパのマネ
国旗はともかく、国歌はヨーロッパのマネではないのでしょう。もともと日本には国歌はなかったのですから。マネして作ったのです。
ただし、マネといってもサルマネではありません。日本古来の伝統と西洋伝来の音楽をうまく融合させて作り上げられています。
外来文化と日本独自の文化を融合させ、新しい文化を築く。これこそ、日本人の得意技でしょう。
私たちの使っている日本語もそう。中国伝来の漢字と日本独自のかなを融合させた言語。現在でも融合は進み、横文字言葉もどんどん日本語化している。お隣の国でも独自の文字を作り出しはしましたが、融合させたのは日本。
愚樵 | 2006/09/25 07:03 PM
まちがえました。
国旗はともかく、国歌はヨーロッパのマネではないのでしょう。


国旗はともかく、国歌はヨーロッパのマネでしょう。
愚樵 | 2006/09/25 07:05 PM
菊の御紋を国旗にしていればよかったのにねぇ。
なまじ戊辰戦争の後の融和を考えたから、べつのものを持ってきたわけで。
西欧でもRoyal BannerとNational Flagは厳密に分けられているし。

君が代は急造された間に合わせのもの(ブリコラージュ)ですよ。
だからよいのですけれど。
旗マニア | 2006/09/25 07:19 PM
>愚樵 さま

どうもです。愚樵さんと私はどうも同世代のようですね。
愚樵さんの言われるような学校も当然あったでしょうね。
日教組も今より幅を利かしていました。
なので、愚樵さんの意見に私は、「確かに」と書きました。
私が言っているのは、生徒への影響力です。

後半の、shotaさんとかの話ですが、私とはあまり関係ないようです。
「学校の式典等で国旗国歌を掲揚・斉唱する」事についての賛否は、
特に私は何も言っていません。
そのへんについては、他の人の方が深く議論されていると思いますよ。
ru-n | 2006/09/25 07:33 PM
また明治憲法もヨーロッパの憲法をマネして取り入れたものですよね。そもそも「国家」という概念からして輸入品です。その輸入品を日本風にアレンジしたのが日本という国の国家概念なのでしょう。

日本独自のオリジナリティのあるアレンジをすることには、私は賛成です。ただし、これも日本人の特性を生かしたやり方ならば、です。
日本人の特性とは「融合させる力」「造り返る力」のことです。

ところが、皆さんの議論を拝見していると、どうもそれが発揮されているとは思えない。皆さんが振るっているのは「破壊する力」ではないのでしょうか? 私にはそう思えます。

日本古来の伝統を尊重するのは、よい。しかし、そのために他のものを排除してしまうのは「破壊する力」です。これはカミの教えに反する、といって徹底的に破壊する。これは日本人の「伝統的」なやり方ではない。欧米は中国、朝鮮などのやり方です。

もう一度、言語を例にとって見ましょうか。
お隣の朝鮮では、中国の属国であったときには、漢文の国でした。ところが今は、ハングルの国になってしまっています。属国であった頃にはハングルに「破壊する力」を振るい(このころは「訓民正音」と呼び、自国のオリジナルを軽蔑した)、また独立国家となってからは漢文に「破壊する力」を振るう。このやり方は日本のやり方ではありません。

然るに、“国旗国歌、尊重するか否か”の論法は、私には日本のやり方でないやり方に思えて仕方がありません。
愚樵 | 2006/09/25 07:52 PM
>愚樵 さま

なかなか、力強いですね。
ただ、一連の会話を見ていて思ったのですが、暖簾に腕押しなのでは?
他のブログでは、愚樵さんの意見に沢山レスポンスがつくと思います。
大いに議論がされる所で発言なされるのがいいと思いますよ。
ru-n | 2006/09/25 08:07 PM
>愚樵 さま

私はいろいろなブログを読んでいますが、「国旗国歌」の議論はどこでもありました。
愚樵さんも知っておられるとおもいますが、人気ブログランキング(政治)の
上位のブログでも肯定派、否定派の意見がさまざまです。
そちらもご覧になれば面白いですよ。

瀬戸さんのブログもわりと白熱しています。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51089733.html
ru-n | 2006/09/25 09:18 PM
>愚樵さま
ハングル、「訓民正音」、漢文に関するお説は、もう少し精確に解説していただけませんか。

戦後の韓国・北朝鮮における漢字や漢語の扱いだって、そうあっさり簡単に書けますかね。

「訓民正音」って、世宗が刊行したいわば「ハングル」の漢文による解説書でしょ。「諺文」と言って軽蔑したんじゃなかったかな。
もちろん、日本の仮名(平仮名・片仮名)とは扱いが違いました。

それと、日本だって明治維新や敗戦時に大きな日本語に関する転機や危機を迎えています。何とか乗り切ってきたんですけど。
確かにあなたのおっしゃるような大きな違いはあると思います。

ただ、少し何か誤解される例示だと思います。
さぬきうどん | 2006/09/26 02:40 AM
>ru-nさま

いろいろと助言ありがとうございます。ご紹介のブログも覗きに行って見ますね。
>暖簾に腕押しなのでは?
だとすると残念です。こちらの方々にとって「日本人論」は好むところなのかと思ったのですが。自分たちの文化もよく知らずに「日本人は素晴らしい!」って叫んだって...。

>さぬきうどんさま

ハングル、「訓民正音」のくだりが不正確なのは、ご指摘の通りです。お詫びします。

>戦後の韓国・北朝鮮における漢字や漢語の扱いだって、そうあっさり簡単に書けますかね。
朝鮮半島の方々が私の“あっさりした”記述を目にしたら怒るかもしれませんね。これも私の文章力の至らなさです。

世界中のどの民族をとってみても「破壊力」だけ「融合力」だけ、なんて民族はいるはずがありません。ただ、そのいずれを優先するのか。その優先の度合いについては日本と他国では大きな違いがあるように思います。
愚樵 | 2006/09/26 05:21 AM
>愚樵 さま
>自分たちの文化もよく知らずに「日本人は素晴らしい!」って叫んだって...。

そういう物言いはやめませんか。
私は、ここの方々に対してその様に思ったことはありませんし、感じたこともありません。

「自分たちの文化もよく知らずに「日本人は素晴らしい!」って叫んだって...。」
という文章が成立する条件は、
「自分たちの文化もよく知らずに書いている」と明確に判断できる時か、
愚樵さまの考えが100%正しい場合です。

一連の会話を見る限り、どちらかに判断はできません。

私が他の活発なブログを薦めたのは、
ここはわりと穏やかな所なので、愚樵さまに対する反論は出ないだろうなと思ったからです。
沢山の反論を聞き、議論の経験を積むと、ネット上での文章の書き方が変わってきます。
ru-n | 2006/09/26 02:33 PM
>ru-nさま

たびたびの助言、痛み入ります。
>ここはわりと穏やかな所なので、愚樵さまに対する反論は出ないだろうなと思ったから
そうでしたか。これは私が誤解をしておりました。私は穏やかだから反論がでないのではなく、自分の気に食わない意見は無視なのかな、と思ったもので...。

場の雰囲気を荒らしたのなら、申し訳ありません。
愚樵 | 2006/09/26 04:51 PM
>愚樵 さま
>場の雰囲気を荒らしたのなら、申し訳ありません。

いえいえ、その様なことはありません。
議論は活発な所の方が、情報量も多く、有意義なのではと思ったもので。

私の方こそ、愚樵さまを不愉快にさせたのかもしれません。申し訳ありません。
ru-n | 2006/09/26 05:43 PM
私のブログのコメントは全面的に間違いでした。大変申し訳ありません。削除してくだされば幸いです。
清高 | 2006/09/26 06:39 PM
清高さん:
削除の申し出は申し訳ないのですが見合わせて下さい。勘違いや間違いは誰でもあることです。
二重投稿とか、広告宣伝とか、あと明らかな荒らしであれば削除しますが、清高さんの場合はそうではありませんので。
また、清高さんのコメントに対して、すでに複数の方がレスをつけておられます。清高さんのコメントだけ削除すると、話の流れが通じなくなって、この方々も迷惑されると思います。
そういった事情も考慮させていただきました。申し訳ありません。
くっくり | 2006/09/26 08:31 PM
この国は少し変だ!よーめんのブログより
http://youmenipip.exblog.jp/3412311

サヨ教員がこの難波というアホ判事の担当になった経緯には
  
   ● こんなカラクリがあった様です ●

______________________________

この訴訟のおかしな点は、担当判事が決まるたびに
訴訟を取り下げることを3回繰り返して、目当ての難波判事に
当たるようにしてから訴訟を行った、という点ですね。
これはいわゆる左翼のプロ市民と呼ばれる人たちの常套手段です。

この判事の判例を少し読んでみれば、いかにこの人が
おかしな判決ばかり出しているかがよくわかります。

したがって、都教委が控訴するのは当然のことであるし、
目当ての判事に裁いてもらうことのできない控訴審ではおそらく
判決はひっくり返るでしょう。つまり
こんな判決にはあまり価値はないし、現段階で論じることも
あまりないと思います。

http://www.ohmynews.co.jp/omn/MediaCriticism.aspx?news_id=000000001672

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靖国参拝判決もこの手だったのでしょうね。
今回は上告できるからいいけど、靖国のは法的に何の効力もない傍論の中で、靖国神社の参拝が違憲であると一裁判官が「感想」を述べ、それをサヨクがここぞとばかりに違法である根拠としてしまってます。しかも原告敗訴なので上告できない。
まぁ無視すりゃ終わりなんですけどねw<傍論なんだから、とw
N | 2006/09/26 10:25 PM
上、本当ですか!そうではないかと思っていました。
Gくん | 2006/09/27 01:10 AM
、「式典での国旗掲揚、国歌斉唱は有意義なものだ」「生徒らに国旗・国歌に対する正しい認識を持たせ、尊重する態度を育てることは重要」と言っている。だが、こうした教師たちのいる式典で、「尊重する態度」が生徒たちに育(はぐく)まれるだろうか。


親が教えろwww

教育現場においては、教師は指導要領などに定められたルールを守らなければならない。その行動は一定の制約を受けるのである。

指導要領に違法行為があった訳
天皇陛下でさえ強制してくれるなって言ってるのに
国歌斉唱、国旗掲揚しなかったら処罰します。ってどこの後進国だよww
昔、誰かが「天皇陛下」って叫んだら周りの人間は直立不動の姿勢をしないとぶん殴られるって話を思い出した。
d | 2006/09/30 10:26 AM
誰かが「天皇陛下」って叫んだら
直立不動の姿勢をとれ!
法律以前の常識だろw
かぷ | 2006/09/30 06:05 PM
あたりまえのことですが
奉安殿も復活させるべきですね。
式典では、天皇陛下の御真影を。
あたりまえのことですが直接見てはいけません。

戦中は、天皇陛下は本当の神であると教えていたのに、終戦したらころっと、引っくり返す。教育者の荒廃は終戦とともに始まったようです。
国体の尊厳と忠君愛国の精神復活をw
うにゅう | 2006/10/01 03:00 AM

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西暦も違憲?日の丸・君が代:トンデモ判決! | Empire of the Sun太陽の帝国 | 2006/09/24 12:51 PM
 昨日の続きである。  原告の教職員たちの論法は  〓 教職員も日本国民である。
おまえら学校やめれば,いくらでも好きなことを言えるぞ。 | 普通の日本人が感じる特アへの疑問 | 2006/09/25 12:26 PM
式での起立・斉唱定めた都教委通達は「違憲」 東京地裁 2006年09月21日21時30分 入学式や卒業式で日の丸に向かっての起立や君が代の斉唱を強要するのは不当だとして、東京都立の高校や養護学校などの教職員が都教委などを相手に、起立や斉唱義務がないことの確認などを
公の教育現場に思想、信条は持ち込むべからず | 日々思ふこと | 2006/09/25 08:00 PM
東海新報 世迷言(2006-09-23分を参照してください)  東京地裁が、教職員に国旗に対する起立、国歌斉唱の義務はなく、処分もできないという判決を言い渡したというのには呆れた。ことはこの問題にとどまらず、思想信条の自由の旗の下には何でも許されるということにつなが