皇室典範~竹田恒泰さんインタビュー
-- 2005-12-12 Monday
12/11付産経朝刊総合面に旧皇族・竹田家の竹田恒泰さんのインタビューが載ってました。
WEB版にはないのでこちらで入力したものを紹介します(太字強調は引用者に)。
2ちゃんねる的には叩かれてる感がある竹田恒泰さん。
「売名行為だろ」「皇族復帰してオイシイ思いをしたいんだろ」「愛子さまと結婚して自分が天皇になりたいんだろ」などといった書き込みが目立ちます。
竹田さんは今回の件ではかなりの覚悟を持って出てこられてると私は思います。
本の出版についてもちゃんとお父様にも相談されてるし、親族にも読んでいただいたそうですし、世間にあれこれ言われるのもきっと覚悟の上なんだろうと思います。
ですので、彼の主張を聞いてその上で批判をするならまだしも、それをせずに単なる売名行為のようには扱ってほしくないです。
「竹田さんの主張=旧皇族の方々全体の主張」ではもちろんないでしょうが、こう考えている方もおられるってことで、この問題を考えていく上で参考にする価値は十分あると思います。
竹田さんの著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)は12/12発売。今日ですね。
おまけ。いろいろ検索してたら、こういうの出てきました。
・ブッシュ政権のイラク攻撃を止めさせる緊急アピール
発起人の中に竹田さんの名前があります。
しかしこれ、アピールの内容が内容だけに、賛同人の顔ぶれを見てると、「天皇家なんか滅びちゃえ」と考えてる人がめちゃ多そうなんですけど……(T^T)
※拙ブログ関連エントリー
●10/27付『女系天皇は容認できない』(参考サイトリンク付)
●11/5付『メディアは「女性天皇」と「女系天皇」の違いを説明せよ』(参考サイトリンク付)
●11/7付『「たかじん委員会」是か非か“女性・女系”の天皇』
●11/10付『「ムーブ!」女帝容認論に異議噴出』
●11/25付『皇室典範~有識者会議が報告書提出』
●11/26付『皇室典範~社説出揃う』
●12/8付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集』
●12/9付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集(その2)』
●12/10付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集(その3)』
※まとめサイト
●天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!
●とりかごさん12/1付『ザビ家の女系天皇反対』
●女性天皇に賛成。女系天皇に反対!
※産経新聞「女系問題」テキスト
●拾い猫日記さん12/8付「産経がスパート!」
最近の産経に掲載されたネットソースなしの記事をテキスト化して下さっています。12/8付拙エントリーで一部紹介した藤原正彦教授の論文もあります。
※「女系天皇反対」の声を届けましょう
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WEB版にはないのでこちらで入力したものを紹介します(太字強調は引用者に)。
■皇室典範改正の動きに警鐘
【男系継承は日本の文化】
~旧皇族・竹田家の竹田恒泰さん自著で強調~
女性・女系天皇を容認した「皇室典範に関する有識者会議」の最終報告書を受け、政府は本格的に典範改正に向けて動き出した。百二十五代に及び男系天皇の歴史がわずか一年足らずの議論で大きな転換を迎えようとしている。そんななか、戦後、皇籍離脱した旧皇族・竹田家の竹田恒泰さん(三〇)が、男系継承の意味や皇族の役割などをまとめた『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)を刊行、「男系継承は絶対に変えてはいけない。旧皇族は責任を感じるべきだ」と警鐘を鳴らす。
---なぜ男系継承を維持すべきなのか
かつての皇統断絶の危機のときも男系で継承されるようにつないできた。何が何でもそうあり続けた。それは今も生きている。男系継承は皇族特有のものではない。当たり前すぎて気付かないが、日本社会の文化。第一子優先も日本社会ではあまりなじまない。例えば、世界最古の木造建築である法隆寺をなぜ守らなければならないか。老朽化したからといって鉄筋コンクリートで建て替えたら、法隆寺ではなくなる。女系になると天皇家ではなくなる。男系継承は意味があるから続いている。それをわれわれの世代で変えていいのか。時代とともに変わっていくものもあるが、男系継承は絶対に変えてはいけない。
---有識者会議が女系容認の方向で進んでいるといつごろ感じたか
最初から女系容認で進んでいるなと危機感を抱いていた。具体的な政策を話す立場ではないが、先人たちが苦悩の末に(男系継承の)選択肢を決めてきたことを見つめるべきだ。皇族の役割は皇統の担保と天皇のサポートにある。
---世論調査は女性天皇容認が大半を占める
女性天皇は理解されつつあるが、女系天皇を理解している人は少ない。女系天皇の是非について調査をしても統計学的に意味がない。今、黒田清子さんの結婚や皇太子さまの人格否定発言、有識者会議と皇室に対する意識、関心が高まっている。歴史を振り返って、日本とは何か一石を投じてもう一度点検しよう。(皇室典範の改正は)何年議論しても悪い話ではない。国民全体で考えることだ。
---執筆のきっかけは
昨年末に編集者から「皇室への関心が高まっている。皇室に関する話を書いてみないか」と打診され、一月から書き始めた。ちょうど(研究テーマである)孝明天皇の祖父、光格天皇が直近の皇統断絶の危機で、そのときにどれだけ苦労して男系を維持したかが、ないがしろにされていることに危機感を抱いていた。
---祖父、竹田宮恒徳王から皇族についての話を聞くことはあった
もともと歴史が好きだったので、話を聞くこともあり、とくに印象に残っているのは、終戦時の混乱の中、昭和天皇にかわって(終戦の)ご聖断を説明するため、皇族が前線まで行った話。祖父は満州に行き、当時の東久邇宮稔彦首相に溥儀皇帝を日本に連れてくるように言われていたが、皇帝が途中で抑留され待ち合わせ場所に来られなかった。一歩間違えば祖父も抑留されていた。
---父、恒和氏に出版の相談をした
父には「出版によって竹田家、旧皇族が非難の的になることもある。慎重にやれ」と言われた。親族にも読んでもらった。女性・女系天皇への危機感は急速に広がった。祖父や父は皇太子ご夫妻などのお子様への期待もあり、危惧(きぐ)しているようなことはなかった。身内で話題になることもあるが、旧皇族とはいえ、自分のように歴史に興味がなければ特別事情に明るいわけではない。だけど、旧皇族は終戦まで特権階級にいたわけで、今は特権階級ではないにしても、その特権は引き継いでいる。知らん顔せずに一緒に考えて責任を感じるべきだ。
※竹田恒泰氏(たけだ・つねやす)※
財団法人「ロングステイ財団」専務理事。明治天皇の父、孝明天皇の研究を続ける傍ら、全国で環境問題に関する講演活動を行っている。祖父は旧皇族・竹田宮恒徳王。竹田家は戦後皇籍離脱した11宮家の一つ。父は日本オリンピック委員会(JOC)会長、恒和氏。慶応大卒。30歳。
2ちゃんねる的には叩かれてる感がある竹田恒泰さん。
「売名行為だろ」「皇族復帰してオイシイ思いをしたいんだろ」「愛子さまと結婚して自分が天皇になりたいんだろ」などといった書き込みが目立ちます。
竹田さんは今回の件ではかなりの覚悟を持って出てこられてると私は思います。
本の出版についてもちゃんとお父様にも相談されてるし、親族にも読んでいただいたそうですし、世間にあれこれ言われるのもきっと覚悟の上なんだろうと思います。
ですので、彼の主張を聞いてその上で批判をするならまだしも、それをせずに単なる売名行為のようには扱ってほしくないです。
「竹田さんの主張=旧皇族の方々全体の主張」ではもちろんないでしょうが、こう考えている方もおられるってことで、この問題を考えていく上で参考にする価値は十分あると思います。
竹田さんの著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)は12/12発売。今日ですね。
おまけ。いろいろ検索してたら、こういうの出てきました。
・ブッシュ政権のイラク攻撃を止めさせる緊急アピール
発起人の中に竹田さんの名前があります。
しかしこれ、アピールの内容が内容だけに、賛同人の顔ぶれを見てると、「天皇家なんか滅びちゃえ」と考えてる人がめちゃ多そうなんですけど……(T^T)
※拙ブログ関連エントリー
●10/27付『女系天皇は容認できない』(参考サイトリンク付)
●11/5付『メディアは「女性天皇」と「女系天皇」の違いを説明せよ』(参考サイトリンク付)
●11/7付『「たかじん委員会」是か非か“女性・女系”の天皇』
●11/10付『「ムーブ!」女帝容認論に異議噴出』
●11/25付『皇室典範~有識者会議が報告書提出』
●11/26付『皇室典範~社説出揃う』
●12/8付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集』
●12/9付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集(その2)』
●12/10付『皇室典範~産経が女系天皇問題特集(その3)』
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●天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!
●とりかごさん12/1付『ザビ家の女系天皇反対』
●女性天皇に賛成。女系天皇に反対!
※産経新聞「女系問題」テキスト
●拾い猫日記さん12/8付「産経がスパート!」
最近の産経に掲載されたネットソースなしの記事をテキスト化して下さっています。12/8付拙エントリーで一部紹介した藤原正彦教授の論文もあります。
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