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「アンカー」緊迫した半島情勢に絡む普天間

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■5/26放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

緊迫する半島情勢…北朝鮮どう動く?軍事衝突は?絡む普天間…青山ズバリ

100526-20hato.jpg 韓国哨戒艦沈没事件の調査結果発表に端を発した朝鮮半島の緊張。
 今後どうなっていくのか?日本への影響は?私たちは何をすべきか?

 コーナー前に、普天間移設問題、朝鮮半島情勢にまつわる今日の動きについてニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

普天間基地移設問題 社民党、緊急両院議員懇談会で対応協議 連立離脱論も結論先送り(FNN5/26 12:40)
普天間基地移設問題 北沢防衛相と会談のゲーツ国防長官「これまでの進展は喜ばしい」(FNN5/26 12:42)

((午後4時頃の福島大臣の「日米同意に『辺野古』という明記があれば閣議にどんな文書が出てこようが賛成しない」という発言について)政府が閣議で決める文書、これが閣議決定なのか閣議了解なのか、首相談話になる可能性が高いと言われてるが、その中には辺野古と明記しないと。そうすると福島党首とするとそれだったらサインできるということ?)

 福島さんの発言、この件で実はぶれていて、今VTRで流れた発言だけだと、日米合意そのものにとにかく辺野古、あるいは沖縄県内という文字があったら、仮に閣議にかける首相談話のようなものには言葉が省かれてても、もとの日米合意にあったらだめですよと言ってる。ところが他のところでは、とにかく辺野古、沖縄県内って言葉があったら閣議では署名しないって言い方もしてて、それだと日米合意の言葉と首相談話の言葉違うんだったらいいのかもしれない、にも受け取れる。すなわち社民党の中で意見がバラバラになってて、連立にとどまるべき、出るべきって意見で対立してることを反映してる。福島さんは危ういバランスの上に成り立ってる党首だから。

(政権そのものも、アメリカとの共同声明の中に辺野古周辺という形で明記する、今の状況だとそういう流れ。それで首相談話なり閣議決定なり、閣議で決まるものの中に辺野古って言葉を…)

 入れるかどうかはまだ決められてない。決めることができてない。というのは、アメリカに対して言うことと国民に対して言うことと文書が違ってたら二枚舌ってまた言われるよ、という意見もあれば、自民党政権時代の合意だってアメリカに出した文書と閣議でやった文書と違うじゃないか、という意見と両方ある。しかし後者だと、自民党時代にやってるから今やっていいとなれば、政権交代の意味がなくなると思う。

(日米共同声明がどういう形で出るか分からないが、この行方については?)

 日米共同声明の言葉そのものより、やっぱり北沢さんがゲーツ国防長官と会った時に、どっちかというと日本の報道のトーンは今回の合意に進んでることを評価してくれたんだと、今まで厳しかったゲーツ国防長官が納得してくれたっていう報道流れてるが、ほんとはそうじゃなくて、ゲーツ国防長官がまだ問題残ってると言ったところが重大なこと。海外メディアの報道ぶりを見ると、アメリカ側はほとんど中身に触れずにとにかく前に進んでることは評価したと。それしかアメリカ側は言ってないって報道。わざわざ北沢防衛大臣が、でもゲーツ国防長官はまだ残ってると言ったんだっていうのはね、北沢さんの本心も出てて、結局アメリカが一番心配してるのは、この『アンカー』で何度も申した通り、地元の合意がなかったら、どれだけ日米両国政府が合意しても同じじゃないかと。日本もアメリカも曲がりなりにも民主主義なので、それを克服してくれと言ってる。そこが変わってないから、日米共同声明がどのようなものが出ようとも、それで鳩山総理がおっしゃってた5月末までの決着とはならない。そこが一番重要。

(明日の夜にはオバマ大統領との電話会談の予定が…)

 だから北沢-ゲーツ会談と基本的には中身としては似たようなことになると思う。オバマさんがどう言うのか、合衆国大統領は自分の頭で考えて発言するからまだ分からないが、おそらくゲーツさんと同じように、前に進んでるのは評価する、努力も評価する、日本国民に感謝もしたいと。しかし残った問題もきちんとやって下さいと。で、ひょっとしたらオバマさんは地元住民の合意ということに触れるかもしれない。

哨戒艦沈没事件 北朝鮮の南北関係断絶宣言を韓国メディアはトップニュースで報じる(FNN5/26 12:51)
韓国・ソウルで日米韓局長級会談 今後の北朝鮮対応策について協議(FNN5/2612:52)

(日ごとに半島情勢が緊迫化する中で、アメリカの動きが目に付くが)

 VTRでクローリー国務次官補が「変な話だよね」と。「これだけ北朝鮮は飢えてるのに、こんなこと(国益を損ねること)わざわざするなんて」と言ってましたが、よく言うよという話であって。北朝鮮は飢えれば飢えるほど、体制が困れば困るほど瀬戸際外交をやってきた。それで、じゃあもう北朝鮮にとにかく援助して大人しくしてもらおうということを、ずっと繰り返しやってきた。アメリカもけっこうそれに振り回されてきた。だから「変な話だね」と言ったのは、首を傾げたんじゃなく、アメリカはもう振り回されないよ、いい加減にしろよという意味。今までアメリカの関心はむしろ中東にあった。イスラエルがイランを爆撃するんじゃないかってことをずっと心配してる。それが一気に北朝鮮に関心が向いてるってことは言える。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
山本浩之
「そこで、このあとの今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーですけれども、この問題について語っていただけると」

青山繁晴
「はい。あの、こういうふうにね、目の前でこうあの、ギリギリの動きが出てきますとね、あの、僕自身も含めてやっぱりこう、みんなこう、ぐーっとこう焦点しぼって見るようになるんですね。でもあの、こういう時に、それも大事だけど、こう一歩引いて大きな目から見ることもとても大事だと思うんですね。あの、僭越ながらこのコーナーはあの、僕たちのニュースの見方をどうしましょうってことでもありますから、その問題提起もあるんで。そうすると皆さんちょっと一点、一つだけあの、昔に戻っていただきたいんですが、1989年、今から21年前ですね。その時にベルリンの壁が壊れてるんですね。そしたら翌年にドイツがあっという間に統一して、さらにその翌年にはあの大きなソ連が潰れちゃったと。すごい動きがあって、要は冷戦が終わったわけですね。いつまでも続くかと思った冷戦が終わった。でもあれから20年以上経つのに、アジアではずっと冷戦構造が続いてきたわけです。北朝鮮というその極端な独裁国家もそのまま。中国は経済は資本主義に実質なったけれども、独裁っていう意味では同じ。つまり冷戦時代と何も変わらない時代が続いてきて、あえて言うと、この日本も含めてそれを放置してきたわけですよね。で、しかしそれはいつまでも続かなくて、もうこの冷戦がついにアジアでも終わる時が来る。その時のことをキーワードで言うならば、これだと思うんです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『空梅雨のあとには大雨』」

青山繁晴
「はい。あの、間もなく梅雨が始まりますけど、空梅雨の季節っていうのは、ああ、雨少ないねって言ってたら最後にひどい大雨が来て、大きな被害が出て、たくさんの人が苦しむと。で、今までこのアジアで冷戦を終わらせないで、ま、空梅雨だよねって言ってきたのが、最後に大雨になろうとしてる。その始まりがこの魚雷による撃沈事件じゃないかと。で、それをこのあと、いつもと同じように皆さんと具体的に考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、哨戒艦の沈没原因は、この北朝鮮の魚雷とする国際合同調査団の結果も発表されまして、半島情勢、一気に緊迫化しております。今アジアでどのような変化が起ころうとしているのか。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。今日皆さんに、ま、大きな話をいたしました。アジアでもついに冷戦というものが、ま、長い時間はかかったけれども終わろうとしてるんじゃないかと。で、それを見るためにはこの、今度はやっぱり各国のそれぞれの本音、つまり具体的なこの裏の話を見ていくってのがやっぱり大事になると思いますね。で、その時にあの、やはり今までの経緯、何が起きたのかってちょっと振り返ってみたいと思います」

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村西利恵
「はい。韓国の哨戒艦が原因不明の沈没をしたのが3月26日のこと。46人の犠牲者が出ています。これが今からちょうど2カ月前のことでしたが、先週の木曜日、5月20日に国際合同調査団は、北朝鮮の魚雷が原因であるという調査結果を発表しました」

青山繁晴
「はい。で、そのあと、まああの、これ北朝鮮の魚雷が原因だと、ま、あえて言うと決めつけてしまったから、うわっと一気にこうあの、厳しい動きになってるわけですね。で、ここに書いてないこともう一つ付け加えて言うとですね、要するに北朝鮮はずっとこれは冤罪だと言ってるわけですよ。あの、ま、韓国の陰謀だみたいな言い方をずっとしてるわけですね。で、そうするとですよ、さっきのアメリカのクローリー国務次官補の話も含めて言いますとね、その、あるいは長島さん(長島昭久防衛政務官)が国内引き締めるためだと(きょう26日の国会で)言いましたよね。で、クローリーさんは、変な話だと言いましたよね。で、あの、長島さんの言った国内引き締めるためだったら、北朝鮮が否定してたら、国内引き締めることにならないんじゃないかということも言えるでしょ?でもそれはね、実はそれ矛盾じゃなくて、今まで北朝鮮がやってきたことっていうのは、とにかくその、テロでも、たとえば大韓航空機事件でも、今回のことでも、あるいはラングーン事件ていうようなその重大なテロ事件起こした時に、いや、違うと言うわけですよ、対外的には。そうしないと叩きつぶされてしまう。北朝鮮、決して大きな国じゃないから。しかし国内に対しては分かるようにするわけですよね。だから今回も今までのやり方とむしろ全く同じなんですよ。そして、えー、未確認ですけれども、金正日さんがこの魚雷を撃ったとされる部隊を訪問して、よくやったと慰労したという説もあれば、えー、あるわけですね。ということはその、国内に向けてはこれは北朝鮮軍がやったってことを分かるようにしながら、国外に対しては、隣の韓国も含めて、全部違うんだというやり方であって。もう一回言いますが、むしろ今までと同じだよねと。クローリーさんは変だねって言ったけど、あれも本心は今までと同じことだよねっていうのが本心だというのが、あの、この流れなわけですね。そしてあの、皆さんちょっとこのちょうど真ん中見ていただくとですね。これ5月20日ですね、5月20日の木曜日、えー、国際合同調査団ていうのは、韓国やアメリカだけじゃなくて、スウェーデンとかオーストラリアのような、いわば中立的なとこも入れて、特にスウェーデンなんかそうですよね、その調べた結果、北朝鮮の魚雷で撃沈したんだと言いましたね。これ5月20日で、つまり2カ月近く経ってるわけですよね。実はこの1週間前の5月13日の木曜日の早朝に、えー、日本政府の中のインテリジェンスの担当官と会いました。で、その時に彼が何を言ったかというと、こうなんです」

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村西利恵
金正日総書記が指揮を執ったとみて間違いない』

青山繁晴
「はい。これもう一度申しますが、国際合同調査団の結果の発表がある1週間前の段階ですでに、日本政府の情報当局者が、北朝鮮の魚雷っていうだけじゃなくて、もちろんそれを前提にして、金正日総書記その人が直接指揮をして魚雷を撃たせたんだ、それに間違いないと断定したわけです」

村西利恵
「そこまでつかんでいたということですか」

青山繁晴
「はい。それであの、僕、正直に申しますと、僕はこの、13日の朝ですね。まさかと言ったんですよ。そんなことないだろうと。いくら北朝鮮の瀬戸際外交と言ってもですよ、最近は油がなくて、戦車や戦闘機もろくに動かせない中でね、いきなり魚雷で46人の韓国の若い人たちも含めて殺すなんてことは、そこまでやらないでしょう、金正日さんもそこまでやらないんじゃないかってことを、何度も何度もこの人に反論したんですよ。そのたびに、いや、間違いないと。というのは、この人の思い込みで言ってるんじゃなくて、日本なりの具体的な証拠、これ今日申しませんが、証拠をつかんでですね、証言もつかんで、このように言ってたわけですよ。それはあの、ずっとこの間、日本の存在ってどこにも感じられない、この2カ月でありましたが、この件についてね、実は日本政府の中に、そういうその、ま、ちっちゃな希望の芽っていうのかね、あの、世界の情報戦の中でやっていけるようなとこは、少しこう育ってきたなってことが言えるんじゃないかと思います。それと改めて、僕、今日この人にもう一度今日電話をして、あの、私が間違ってたと、あなたの方が正しかったという話をしたんですね。で、改めてですね、今日もう一度確認したのは、このように言った、さっき言った、具体的な証拠あるんですよ。で、それはちょっと今日言えません。それはあの、機密保持のために。しかしこの背景をどう思うのかっていうことを改めて確認しましたら、こういう話でした」

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村西利恵
『北朝鮮は2002年以前の軍事優先路線に完全に戻った』と」

青山繁晴
「はい。戻ったから、金正日総書記がミサ…、ごめんなさい、魚雷を撃てなんていう極端な指示を出して、それが実行されたんだと言ってるんですけれども。さあ、岡安ちゃん、サプライズ質問ですが、2002年て何があったんですか?」

岡安譲
「2002年…?」

青山繁晴
「あ、珍しく知らないのかな(一同笑)。別に喜んでるわけじゃありませんよ、皆さん」

岡安譲
「2002年ですよ。えー、小泉さんの訪朝」

青山繁晴
「ああー、素晴らしい、当たりました。当たりましたっていうか、ちゃんと分かってました」

岡安譲
「焦りました」

青山繁晴
「2002年9月17日に皆さんご記憶の通り、(VTR出る)小泉さんがこのように訪朝をして、史上初めて、拉致事件は北朝鮮が国家としてやったってことを認めさせて、そしてたった5人、それも北朝鮮が勝手に選んだ5人ですけれども、まずは取り返して帰ってきた。えー、その時の北朝鮮ていうのは、この日本政府の情報当局者だけじゃなくて、これはたとえば韓国とか中国とかアメリカの、私の知る限りのインテリジェンスの方々の見方は一致してて、小泉さんを受け入れたっていうのは、軍事優先だけではもう北はやっていけないと。むしろたとえば日本に歩み寄って、その、ほんの一部だけれども拉致被害者も返して、日本からとにかく1兆円から3兆円と言われるゲンナマの援助もほしいと、そういう路線に切り換えていたと。ところが自分たちで5人選んで返してみたところ、その、小泉政権はひょっとしたらそれを受け入れる可能性あったわけですよね。皆さんその証拠に2004年の5月に、その5人の方の家族だけ取り返して、それでいったん終わってしまったようになったじゃないですか。納得しなかったのは世論であって、私たち世論は納得せずに、最後の一人まで見捨てないってことを言って、北朝鮮の思惑が崩れて、そのあとむしろ核実験とか強硬路線に行って、もうずっと軍事最優先に戻ってしまった、その行き着く先、行き着いた先が今回の魚雷の発射だという見方なんですね。で、これは公平に見て、あの、バランスよく物事を見てると思います。あえて言うと、この日本政府の情報当局者は、この小泉訪朝にも関係してた人ですから。その、自らの反省も込めて、こういうことを僕はおっしゃってるんだと受け止めています。で、その上でですね、えー、次に僕たち考えなきゃいけないのは、じゃあお隣の韓国は今これどうしようとしてるのかってことですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「おとといの李明博大統領の演説の内容ですが、『北朝鮮の責任を問うために断固とした措置をとる。北朝鮮は、韓国と国際社会に対して謝罪し、事件の関係者を直ちに処罰しなければならない』と」

青山繁晴
「はい。これあの、一般的な報道ぶりでは、まあこの断固とした措置をとると。それから北は謝罪しろと。関係者処罰しろと。だから強い姿勢っていうふうに、まあもちろん書いてある、あるいは喋ってるメディア多いんですが、これ違いますよね。肝心な物が抜けてます。何か。これです」

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村西利恵
「金正日総書記を直接非難していない」

青山繁晴
「はい。さっき申しました、魚雷の発射自体、金正日総書記が指揮を執ったんじゃないかってことは、すでに韓国もあの5月20日の報告書以降はそれを見てるわけですよね。日本と食い違ってるわけじゃありません。それなのに金正日さんに対する非難はゼロです。それどころか、金正日さん個人だけじゃなくて、そういう独裁体制、軍事優先主義がこういうひどい事件を招いたってことも全然言わずに、そうじゃなくて、内部で、あなたたちの内部で関係者処罰して下さいねと。ね。で、その上でその、はね上がりがやったんだぐらいの謝罪してくれたらいいんだと。ね。そしたらこういう措置もとらなくてすむというニュアンスが出ていて」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「これはむしろあの、弱いとか弱気って言いませんよ、あの、戦争になってはいけませんから。あの、そうじゃなくて、韓国としては非常に気を遣ったメッセージなんですね。気を遣ってるっていうのは、北朝鮮に遣って、向かって、気を遣ってるのは第一義的じゃない、最優先じゃない。というのは、46人殺されたんですよ?それなのに相手に対して気を遣うってことは、まさかこの直後にはできませんから。誰に対して気を遣ってるのかというと、ほんとは相手が違うんです。それはこれです」

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村西利恵
「韓国の本音は、『北朝鮮の独裁体制は壊さない』という、中国へのメッセージ

青山繁晴
「はい。で、中国に対してなぜ北朝鮮の金正日さん、あるいは金一族による独裁体制そのものは、この事件があったからと言って壊しませんよっていうメッセージを送ったかというと、中国の本音を韓国は読んでるからですね。その本音はこれです」

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村西利恵
「中国の本音は、上海万博が終わるまで北朝鮮の金一族体制は維持したいと」

青山繁晴
「はい。あの、たとえば僕、あの、今朝のラジオ番組で少しこの話した時にですね、キャスターから逆に、上海万博やってる最中に、中国の神経逆撫でして、どうして北朝鮮はこんなことやったんでしょうかと聞かれたから、それ逆なんですよね。北朝鮮は、北朝鮮も中国の本音を見切ってて、上海万博が無事に10月31日に終わるまでは、朝鮮半島でゴタゴタあったら困る。あるいは金正日総書記の独裁体制が壊れて、さあ大変化、冷戦が壊れて、わーっと変化になったら困る。とにかく10月31日までは今のまま行ってくれって本音があるから、北朝鮮は今の時期に魚雷を発射した。それも、その韓国もそれを見抜いていてですね、そのようにメッセージを送ったってことは実は韓国と中国は、当面はこの独裁体制を続けさせるって点では利害が一致してるんですよ。その利害と微妙に違うのがこれです」

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村西利恵
「それがアメリカ。アメリカの本音は『北朝鮮を崩壊させるチャンスになりうる』と」

青山繁晴
「はい。ここにアメリカの本音と書いてあるんですが、これちょっと誤解なきように言うとですね、これあの、アメリカ合衆国の今のオバマ政権がこれで固まってるって意味じゃなくてですよ、あの、いろんな今、オプションを考えつつあって、これはまあ僕と長い付き合いの、ということは日本やアジア情勢に非常に詳しいベテランの幹部が電話で言ったのは、これは一つのチャンスとしてはありえると。それ何かというと、この、核兵器を作ったり、日本人を誘拐したままでいたり、そういう困ったこの体制を倒すチャンスになりうると言ったんですね。あくまで、あくまでチャンスになりうると言ってるだけですが、中韓とこれ違いますよね。そして今までは、この北朝鮮をめぐってはどういう構図だったかというと、こうですね。出して下さい」

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村西利恵
「朝鮮戦争の時の、ま、構図というのはこのようなものでした」

青山繁晴
「はい。これ皆さんご存知の通り、もう半世紀以上前ですが、1950年から53年までひどい戦争があったわけですね。第二次世界大戦が終わって5年しか経ってないのにひどい戦争があって。その時は、韓国と北朝鮮がこの朝鮮半島、どっちが支配するかってことでぶつかり合った。北朝鮮は否定してますが、北朝鮮から先に攻めてきたわけですね。そしたらその韓国をアメリカが支えて、北朝鮮を押し戻そうとしたら、中国が入ってきて北朝鮮の味方をした。つまり中朝と米韓というこの真っ二つに分かれた陣営があったんですが、あれから半世紀経って、もうこんなに違うんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「北朝鮮とアメリカがやり合って、中国と韓国がこう何となく結びついているというか…」

青山繁晴
「はい。えー、これあの、ま、これ、てんてんてん(中国…韓国)にしたのは正しくてですね、当面の利害が一致してるわけですね。つまりここ(北朝鮮)がこれどんなひどいことしてても、当面はなきゃ困るんだよと。韓国はどうして困るかというと、北朝鮮が崩壊したらですよ、そこから難民は来るわ、それから経済もぶわーっとこう悪くなるわけですよ。戦争にならなくても悪くなる。というのは東西両ドイツが統一したら、あの強かったドイツ経済がズタズタになったわけですからね。だからしばらくなきゃ困るんですよ。で、中国はとにかく上海万博も含めて今は困る。で、これがてんてんてん(中国…韓国)で結びついてるのに、アメリカが北朝鮮といわば向き合ってるという、今までになかった構図になってるわけですね。で、これ但しですよ、これもこうここに(北朝鮮とアメリカの間に)何かギザギザがあって派手ですが、誤解しないでいただきたいのは、じゃあアメリカが勝手に北朝鮮に軍事行動を起こすか、そんなことはあり得ません。そうじゃなくてあくまでもまず金融制裁とかね、それから行くんですが、しかし金融制裁やる時に、もう一つ大事なのは、アメリカはそれ行動起こすとですよ、ここ(半島の沿岸)にこうやって海上封鎖をやるんです。特にこのあたり(北朝鮮の沿岸)海上封鎖をやって、つまり金融制裁して、貿易も停止にして、でも船がこっそり行ったんじゃ抜け穴ができるから、これ封鎖してしまう。軍事力で封鎖するんですね。そうするとですよ、北朝鮮も今とりあえず46人殺害して、その成果で世界を振り回してる、これ以上は普通はやらないけども、封鎖されたらですよ、何かこういうことが起きるんじゃないかと、世界が心配してるのはこれです

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村西利恵
「各国のインテリジェンスによると、今度こそ『偶発』が一番怖い

青山繁晴
「はい。先ほど5月13日の朝の時点で、僕は、いや、偶発だったんじゃないかと言って、それ間違いでした。日本政府の情報当局者の方が正しかった。しかし、それからわずかしか日にちが経ってないのに、今度こそ偶発が一番怖れられていて、それはたとえば海上封鎖にアメリカが動こうとしていった時に、米韓で動こうとしていった時にですね、その、北朝鮮がそれに反撃をして、さっき潜水艦がいなくなってるってこと(北朝鮮の基地に停泊していた潜水艦4隻の行方が分からなくなっている件)も含めてですよ、下手したらもうそれを予期して態勢とってるから、その偶発が起きるとですよ、そのあとに実はまさかと思うようなその、戦争状態になっていくんじゃないかということが心配されてるわけですね。しかしそれも今までのいわばただの戦争の危機じゃないんです、実は。僕たちが、僕たちが実は、誰も、誰も知らなかった戦争。はい(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『誰も知らない戦争』。朝鮮半島の緊張で起こりうる、新しい、誰も知らない戦争とは一体どんなものなのか。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、これまでにも偶発的な小競り合いや衝突から全面戦争に発展したっていう例は、もう歴史を紐解けば多々あるわけです。で、あの、ですから神経を尖らせてるのが、偶発が一番怖いということなんですが、青山さんが懸念するのはキーワードにもありました『誰も知らない戦争』と。えー、よろしくお願いします」

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青山繁晴
「はい。で、あの、まあ文字通り緊迫してる朝鮮半島が、じゃあその私たちの日本にどれぐらい直接に影響してくるのかということなんですが、もちろんその、こういうのって最悪の場合も想定しなきゃいけないし、その、それから、それだけじゃなくて色々柔軟に想定しなきゃいけないんですが、その、どう柔軟に考えていってもですね、これだけは言えるっていうのがこのことなんですね」

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村西利恵
「情報当局者、それから防衛当局者によると、『ほぼ間違いなく“新しい戦争”になってしまう』と」

青山繁晴
「はい。これ皆さんあの、決して誤解しないで下さいね。必ず戦争になるっていう話じゃないんですよ。そうじゃなくて、もし偶発があってね、新たな偶発事態があって、事態が悪化して、それが戦争にまで行き着く場合はっていう意味です。行き着く場合は、これ何を言ってるかというと、今までのような古いタイプの戦争にはならないってことを逆には言ってるわけです。つまりさっきお見せしました朝鮮半島の絵で、1950年から53年の朝鮮戦争のことを皆さん思い出していただきましたが、あのような古いタイプの戦争はおそらく起きないだろうと。で、逆に言うと、そういうタイプの戦争だったら、ある程度の対処のしようもあるけれども、もし戦争になるとしたならば、もう一回言いますが、もし偶発をきっかけに戦争になるとしたならば、それは誰も知らない新しい戦争になってしまうというのを、直接の、防衛の当局者も、それから、つまりはっきり言うと、防衛省、自衛隊じゃない日本の政府当局者も、これピタリ一致してるんですね。で、これは実はもちろん日本だけじゃなくて、えー、韓国やアメリカの見方も一致してます。じゃあ、それは一体何なのかというとこれです」

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村西利恵
「はい。新しい戦争、それはサイバー攻撃。それから天然痘ウイルスなどの生物兵器。さらにはサリンやVXガスなどの化学兵器」

青山繁晴
「はい。これサイバー攻撃っていうのは、要はインターネットを通じてですよ、あの、その国の大事なシステムに侵入して、ま、ウイルスをばらまく場合もあるし、その、システムを乗っ取る場合もあるし。あの、たとえば日本だと発電システムなんかも、あるいは防衛システムも、それから捜査当局のシステムも実はどれも全部ネットで結ばれてます。で、それを一気に攻撃してくるんじゃないかと。中国人民解放軍も非常に発達してますが、朝鮮人民軍、北朝鮮軍もこれずっと力入れてきたんですよ。そしてちょっとこれは全部言うことはできないんですが、実は日本政府の大事なネット、そこに北朝鮮の侵入っていうのが今まで複数回、起きているんです

一同
「へえー(驚き)」

青山繁晴
「もちろん全て非公表です。僕もごく一部しか知りません。ごく一部といえどもこれは言うことはできない。どうしてかというと、その、北朝鮮側に、ああ、あれやっぱり成功してたんだってことを確実に知らせることになるので、言えませんが、もうすでにいわばその、トライアル、トライアルっていうのは要するに試行錯誤、試しの攻撃はすでにあったんです。これは確認されてます。僕も、先ほどもう一度確認しました。で、したがってこの新しい戦争がこれありえるということと、それからさらに、あるいは同時に怖ろしいのがですね、これ天然痘ウイルス、天然痘って病気は、あの、今からもう30年も前にですね、人類が克服した病気なんですが、その天然痘のウイルスをわざわざ兵器にして、えー、育てた国があって、そのうちの一つがソ連で、ソ連が崩壊した時に北朝鮮が一番そのウイルスを買ったってのは、これはもういわばもう専門家の間では周知の事実なんですね。で、この天然痘ウイルスっていうのは、使われたらワクチンが投与されるまではもうどんどん広がるばかりです。100人のうち5人から7人ぐらい亡くなるという見通しですが、でも1万人の小さな町で500人、700人死ぬってのはこれ大変なことになるわけですね。もし使われたら大変なことです。そしてサリン。地下鉄サリン事件でご存知の通り、オウムが使って、あるいはVXガスっていう、これサリンよりも毒性が強いですが、そういうものも北朝鮮はかなり持っていると言われてるわけです。特にVXは世界で一番持ってるんじゃないかって疑いもあるわけですね。これだけでももう十分に、僕、話しててもあの、鳥肌が立つようなことなんですが、最後の一つはこれです」

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村西利恵
「それが核テロ」

青山繁晴
「はい。皆さん4月にワシントンで核セキュリティサミットってのを初めて開いて、核テロがどれぐらい大きな脅威になってるかということを、皆さん少し学んでいただい…あの、偉そうな言い方ですが、皆さんもよくお考えになったと思うんですね。この核テロも、朝鮮戦争の時代と何が一番違うかというと、今、北朝鮮は核兵器持ってるわけです。で、核兵器といっても核爆弾であって、それが無事にミサイルの上に載っかってんのかとか、どっかに撃ち込めるようになってるっていうのはまだ、そういう段階ではないって説の方が強いですが、いずれにしても、北朝鮮がその、核に対して非常にアプローチしてるっていうか、その、核に関わってる国であって、核テロって今まで一度も起きてないものをやるんじゃないか。で、そのためにはとりあえず北朝鮮の持ってる核爆弾を、これ何かこういう偶発事態で戦争に向かうようなことになったらまず取り除かなきゃいけないですね。誰かが行って、北朝鮮の核を先にこう、どけとかなきゃいけない。確保しなきゃいけない。さあ誰ですか?誰ですか、岡安さん」

岡安譲
「えー、それアメリカですか」

青山繁晴
「アメリカの誰ですか」

岡安譲
「海兵隊」

青山繁晴
「どこの海兵隊ですか」

岡安譲
「えー、普天間か横須賀か」

青山繁晴
「その通り。はい。今あの、出ましたが、この普天間なんですね」

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村西利恵
「そういった事態にアメリカが最初に動かすのは、普天間基地の海兵隊だと

青山繁晴
「はい。だからもうあの、抑止力になることを勉強しましたとか、もうそういう段階、あの、事実は超えててですね。ここにヘリ部隊が映ってますが、沖縄にたくさん海兵隊部隊がいるわけですけれども、普天間の航空部隊が一番素早く動けるわけですね。これに載っけて動く、その時に北朝鮮に場合によっては入って行って、その核爆弾を捜索し、確保しようとする行動がもうありえるし、事実上その準備は始まってるわけです。この、ま、凄まじい事態をですね、どこに行くか分かりませんが、でも準備段階としては、事前の段階としては凄まじい段階になって、この事態を利用、利用ってことは言いたくないけども、してると言わざるをえない人がいますね。この方です」

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村西利恵
「それが鳩山総理」

青山繁晴
「はい。こんなことは言いたくないんですが、でも鳩山さんがおっしゃった言葉、これ出して下さい」

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村西利恵
「総理は23日、沖縄の仲井真知事との会談の中で、『昨今の朝鮮半島情勢からも分かるように、東アジアの安全保障環境に不確実性がかなりあり、海兵隊を含む在日米軍全体の抑止力を低下させてはならない』と」

青山繁晴
「はい。これ当たり前のことをおっしゃってるようで、最近急にこれを言い出したんですね。今朝もその、福島瑞穂さんに対して、いや、朝鮮半島があるんだと。要するにですね、普天間の海兵隊が朝鮮半島に行かなきゃいけないような事態の中でね、もうとりあえず今いる所にいてもらわなきゃいけないと、はっきり言うとこれ、言い訳になさってる気配がありありとあるわけです」

山本浩之
「いや〜、利用っておっしゃっても差し支えないと思いますよ。だって、あとから出てきた問題なんですから」

青山繁晴
「はい、そうですね。そしてあの、実は5月13日の木曜日の早朝に、さっき言いました、その、報告書の1週間も前に、いや、北朝鮮のこういう動きなんだと。それも軍の偵察総局がやったってことはっきり言ったその政府の情報当局者に、あなたそれを鳩山総理に報告しましたかと言ったらですね、とんでもないと言ったんですよ。とんでもないと言ったことがとんでもないと思いますけれども。とても危なくて報告なんかできない、何に使われるか分からないし、どのような形で漏らされるか分かんないし、その意味をちゃんと含んでくれるかも分かんないから、報告してないと言ったんですよ

村西利恵
「はあー」

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青山繁晴
「で、これは大変なことでですね、実はさっきあの、新しい構図出しましたね。その、韓国と中国が一緒になってるとか言いましたが、これ誰が見ても、ここにある日本はじゃあどこの位置なんですかと、皆さんお考えになったでしょう?そして大事なことは、もしこの体制が崩壊したら、私たち日本国民がたくさん誘拐されたままの拉致事件が解決できる、ほんとはほとんど唯一のチャンスになるかもしれないわけですね、最後の一人まで帰ってくる。だから日本がどうするかってのが今、一番、実は重大な要素の一つなんですよ。そして皆さん、でもね、もうあの、ダメだダメだの話で絶望しないで下さい。2002年、思い出して下さい。あの時にですよ、2002年から2004年にかけてね、5人だけ帰ってきたから納得、そういうわけにいかない、小泉政権はどうだろうが納得しなかったのは、僕たち国民世論が納得しなかったんですよ。世論の力ってのはいかに大きいか。だから今回も拉致事件のこと考えても、日本がこの中に入って行かなきゃいけないってことを、世論がまずまとまることがですね、一番大事なことであって、それが政権も僕は動かすと、それは信じます。僕ら民主国家ですから。はい」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 ここ何カ月間か、2ちゃんねるの実況板で青山さんコーナーの反応を覗いてみたりしてるんですが、今日はいつもと違っていまいち盛り上がりに欠けてて、「今日の話はつまらない」「戦争を煽りすぎだ、妄想だ」といった反応が多数ありました。

 2ちゃんねると言えば、鳩山さんや福島さんを平和ボケだとか空想平和主義者だとか非難する人が大多数を占め、また、韓国や北朝鮮の話になるとピピッと反応することが多いというのが私のこれまでの印象だったのですが……(^^ゞ

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※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。


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