古事記を語り継ぐ浅野温子さんを応援します
「SAPIO」最新号にて、女優・浅野温子さんの新連載【浅野温子の古事記を旅する】が始まりました。
神話の語り部として全国の神社を巡る浅野さんが誘(いざな)う神話の旅です。
……読者皆様の中にはもしかしたら、元祖トレンディー女優の浅野温子さんと「古事記」が結びつかなくて、「えっ?」と思われる方もおられるかもしれませんね。
浅野温子さんは平成15年(2003年)以降、全国各地の神社を舞台に「古事記」をモチーフに脚本化した神々の物語を独演されています。
ある時は神職以外が入ることの許されない聖域で、ある時は地域住民にしか知られていない小さな神社で、浅野さんは一人で神々を演じ、神話を伝えていっておられるのです。
浅野さんがこの“語り舞台”を始めたきっかけは約10年前に遡ります。
それまで「映像っ子」だった浅野さんが初めての舞台に出演した時、本当につらくて、その時はっと思ったのだそうです。
「私はこれまで、自分から何かを発信したことがなかった。自分は役者だから賛成も反対もない。捕まえる役も捕まえられる役もやる。自分から何かを発信する必要なんてないって考えていた。でも、これからは執着できるものを一つ持ちたい」
昔から本を読むのが好きだった浅野さんは、一人でも続けられることを突き詰めて考えるうち、「日本の物語の原点の世界を演じてみたい」「幼い頃に読んだり聞いたりしていた神話や説話が現在では失われている。その原典である『古事記』を次の世代に継承する必要がある」という思いにたどり着いたのだそうです。
もちろん、“語り舞台”の実現までには神社関係者の並々ならぬ協力がありました。
幸運なことに、浅野さんの「『古事記』を語り継ぎ、ひいては地域の生活の中にその物語を取り戻したい」という思いは、神社関係者の多くに好意的に受け入れられ、「実行委員会」が結成されることになりました。
地方にある神社にかつての活気を取り戻すことも、この“語り舞台”のもう一つの目的です。
例えば1年目、伊勢神宮と出雲大社に続き訪れた神社のひとつに山口県長門市の赤崎神社があります。
この神社の重要文化財・楽桟敷(がくさじき)を舞台にするため、地元の青年団は生い茂っていた雑草を懸命に刈り込みました。裸足で演技する自分のためにと、小石まで取り除いてもらったことを浅野さんは忘れられないそうです。
また、昨年訪れた島根県奥出雲町の稲田神社は、参拝客もほとんど見られぬ寂れた神社でした。保存会はあるものの、手入れには限界があり、本殿は雨漏りをしている有様でした。
が、彼らはそれを直し、さらに地元のデザイン専門学校の生徒や先生が、ビール瓶のケースに平板を乗せて、舞台作りをしてくれたのだそうです。
浅野さんとスタッフは公演の際、地域の人々や神社の宮司さんに聞き取りを行っており、伝承されてきた神話の物語や風土記を参考にしながら、なるべくその土地に関係の深い神々の物語を選び、脚本もより地元に密着した形に変えるそうです。
つまり全国一律ではなく、その地域の人々にとっての神話であり物語が演じられるわけです。
さて、そんな浅野さんの「SAPIO」連載【浅野温子の古事記を旅する】。
第1回は伊勢神宮。
そこから一部引用させていただきます。
私は自分では特に何もしていないので偉そうには言えませんが、浅野温子さんの「受け継いでいきたい」「伝え続けていきたい」という気持ち、大変よく理解できます。
浅野さん(1961年生まれ)とはほぼ同世代の私(1964年生まれ)ですが、最近、やはり自分の中でそういう気持ちが次第に強くなっているのを感じるのです。
若い頃はただ前を見て、自分と周辺(家族など)のことだけを考えてがむしゃらに走ってこられたんですけどね。
それが人生の折り返し地点を過ぎてふと立ち止まった時、そろそろ下の世代に何かを残したい、これまで自分が吸収してきたことを伝えていきたいという思いが(ある種、独りよがりな思いなのですが)沸き上がってきたといいますか。
私の場合は子供がないので、よけいにそう思うのかもしれませんが…。
そうそう、20年に一度の式年遷宮といえば、今年のお正月に放送されたビートたけしさんの番組を思い出しました(拙ブログに内容紹介あり)。
その中で、たけしさんが伊勢神宮を生まれて初めて参拝するという企画があったんです。
たけしさんを案内した神宮司庁広報室長神宮禰宜の小堀邦夫さんは、遷宮についてこう述べておられました。
「今ある社を壊して建て替えるのではなくて、空き地になっている側に新しいお宮が建って、神様にお移りいただいた後、これを解体する。組み立て式なので抜けば取れる。立派な宮殿が外国にもあるが、それが石で造られていると、千年、二千年に1回それを建て改めるとなったらできるかっていう大問題になりますね。そこには人の知恵とか技術とかいうものは、形だけあっても伝わらないということですよね。造っていかないと。外国とはそこが違うんですね。日本はこういうふうに繰り返す、循環していくという中での永遠を考えるということですね」
伊勢神宮では遷宮が1300年以上にわたって続けられています。
歴史や伝統という長いスパンの中で見ると、人間の一生なんてあっという間です。昔だったら50年ぐらいですか。医学が発達した現在でも、どんなに長生きしてもせいぜい100年ですよね。
個人として捉えた時には何とも儚く、いわば点のような存在である人間が、「受け継ぐ」ことによって線になる。流れができる。
次の世代へ、またその次の世代へと工夫を凝らしながら、私たち日本人は、その伝統や精神を絶やすことなく連綿と継承してきたわけですよね。
これって一見何でもないことのように見えて、実はすごいことだと思います。
現代の日本は合理主義だのグローバリゼーションだのが重視され、古い伝統は軽視されがちです。
特に神話は戦後、台頭した左翼の影響もあり、ないがしろにされてきました(元はと言えばGHQが原因なんでしょうが)。
「天の岩屋戸」や「因幡の白ウサギ」などのポピュラーな物語ですら、今の若い世代はあまりご存知ないそうです。
たぶん私の世代ぐらいまでは、親から聞いたり本で読んだりして、話の大枠ぐらいは把握していると思うのですが……。
次の世代に神話を語り継いでいく、日本の伝統を継承していく、そういう意味で浅野温子さんは非常に意義のあるお仕事をされていると思います。
そんな浅野さんに対し侮辱的なことを言う勢力もあるようですが(これは革マル派?)、中傷や圧力に負けずに、この先20年、30年と可能な限り続けていただきたいものです。
浅野温子さんの“語り舞台”についてもっと知りたい方は、ぜひ公式サイトを訪問なさって下さい。今後の公演予定も載っています。
公式サイト内のブログ「語りVOICE」には、公演レポートが。ライトアップされた夜の神社、美しいです。
こちらには「正論」2008年11月号に掲載された浅野さんのインタビュー記事がUPされています。
他に、公式サイト顔負けの濃〜いファンサイトもあります。
※参考文献
・「SAPIO」2009/5/13号掲載
【この国のどこかで 稲泉連/第11回 ある神社の境内で】
・「SAPIO」2009/5/27・6/13合併号掲載
【浅野温子『古事記を旅する』第1回 伊勢神宮】
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ある時は神職以外が入ることの許されない聖域で、ある時は地域住民にしか知られていない小さな神社で、浅野さんは一人で神々を演じ、神話を伝えていっておられるのです。
浅野さんがこの“語り舞台”を始めたきっかけは約10年前に遡ります。
それまで「映像っ子」だった浅野さんが初めての舞台に出演した時、本当につらくて、その時はっと思ったのだそうです。
「私はこれまで、自分から何かを発信したことがなかった。自分は役者だから賛成も反対もない。捕まえる役も捕まえられる役もやる。自分から何かを発信する必要なんてないって考えていた。でも、これからは執着できるものを一つ持ちたい」
昔から本を読むのが好きだった浅野さんは、一人でも続けられることを突き詰めて考えるうち、「日本の物語の原点の世界を演じてみたい」「幼い頃に読んだり聞いたりしていた神話や説話が現在では失われている。その原典である『古事記』を次の世代に継承する必要がある」という思いにたどり着いたのだそうです。
もちろん、“語り舞台”の実現までには神社関係者の並々ならぬ協力がありました。
幸運なことに、浅野さんの「『古事記』を語り継ぎ、ひいては地域の生活の中にその物語を取り戻したい」という思いは、神社関係者の多くに好意的に受け入れられ、「実行委員会」が結成されることになりました。
地方にある神社にかつての活気を取り戻すことも、この“語り舞台”のもう一つの目的です。
例えば1年目、伊勢神宮と出雲大社に続き訪れた神社のひとつに山口県長門市の赤崎神社があります。
この神社の重要文化財・楽桟敷(がくさじき)を舞台にするため、地元の青年団は生い茂っていた雑草を懸命に刈り込みました。裸足で演技する自分のためにと、小石まで取り除いてもらったことを浅野さんは忘れられないそうです。
また、昨年訪れた島根県奥出雲町の稲田神社は、参拝客もほとんど見られぬ寂れた神社でした。保存会はあるものの、手入れには限界があり、本殿は雨漏りをしている有様でした。
が、彼らはそれを直し、さらに地元のデザイン専門学校の生徒や先生が、ビール瓶のケースに平板を乗せて、舞台作りをしてくれたのだそうです。
浅野さんとスタッフは公演の際、地域の人々や神社の宮司さんに聞き取りを行っており、伝承されてきた神話の物語や風土記を参考にしながら、なるべくその土地に関係の深い神々の物語を選び、脚本もより地元に密着した形に変えるそうです。
つまり全国一律ではなく、その地域の人々にとっての神話であり物語が演じられるわけです。
さて、そんな浅野さんの「SAPIO」連載【浅野温子の古事記を旅する】。
第1回は伊勢神宮。
そこから一部引用させていただきます。
天照大御神の鎮座する正殿は、二十年に一度の式年遷宮で、二か所の殿地へ交互に建て替えられてきました。次回の遷宮は平成二五年。御垣内の建物や御神宝なども、全て古来の技術と手法で作り直されます。
神宮の神職の方々と会話をしていつも胸に抱くのは、「受け継いでいくこと」への使命感の大きさです。
例えば建物に使う檜(ひのき)の苗を植え、神宮林を守っていくことを考えても、いま植えられた樹が使われるのは二〇〇年も先だといいます。
そのとき私たちはもう生きてはいない。でも森を守り育てることは、神宮の伝統や文化を受け継ぐために「いま」しなければならない。何かを「伝える」とは、まさしくそのような行為なのですね。
彼らのそんな思いに触れるとき、同じく日本に残されてきた『古事記』の物語を、私もまた伝え続けていきたい、という気持ちをあらためて強くするのです。
私は自分では特に何もしていないので偉そうには言えませんが、浅野温子さんの「受け継いでいきたい」「伝え続けていきたい」という気持ち、大変よく理解できます。
浅野さん(1961年生まれ)とはほぼ同世代の私(1964年生まれ)ですが、最近、やはり自分の中でそういう気持ちが次第に強くなっているのを感じるのです。
若い頃はただ前を見て、自分と周辺(家族など)のことだけを考えてがむしゃらに走ってこられたんですけどね。
それが人生の折り返し地点を過ぎてふと立ち止まった時、そろそろ下の世代に何かを残したい、これまで自分が吸収してきたことを伝えていきたいという思いが(ある種、独りよがりな思いなのですが)沸き上がってきたといいますか。
私の場合は子供がないので、よけいにそう思うのかもしれませんが…。
そうそう、20年に一度の式年遷宮といえば、今年のお正月に放送されたビートたけしさんの番組を思い出しました(拙ブログに内容紹介あり)。
その中で、たけしさんが伊勢神宮を生まれて初めて参拝するという企画があったんです。
たけしさんを案内した神宮司庁広報室長神宮禰宜の小堀邦夫さんは、遷宮についてこう述べておられました。
「今ある社を壊して建て替えるのではなくて、空き地になっている側に新しいお宮が建って、神様にお移りいただいた後、これを解体する。組み立て式なので抜けば取れる。立派な宮殿が外国にもあるが、それが石で造られていると、千年、二千年に1回それを建て改めるとなったらできるかっていう大問題になりますね。そこには人の知恵とか技術とかいうものは、形だけあっても伝わらないということですよね。造っていかないと。外国とはそこが違うんですね。日本はこういうふうに繰り返す、循環していくという中での永遠を考えるということですね」
伊勢神宮では遷宮が1300年以上にわたって続けられています。
歴史や伝統という長いスパンの中で見ると、人間の一生なんてあっという間です。昔だったら50年ぐらいですか。医学が発達した現在でも、どんなに長生きしてもせいぜい100年ですよね。
個人として捉えた時には何とも儚く、いわば点のような存在である人間が、「受け継ぐ」ことによって線になる。流れができる。
次の世代へ、またその次の世代へと工夫を凝らしながら、私たち日本人は、その伝統や精神を絶やすことなく連綿と継承してきたわけですよね。
これって一見何でもないことのように見えて、実はすごいことだと思います。
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特に神話は戦後、台頭した左翼の影響もあり、ないがしろにされてきました(元はと言えばGHQが原因なんでしょうが)。
「天の岩屋戸」や「因幡の白ウサギ」などのポピュラーな物語ですら、今の若い世代はあまりご存知ないそうです。
たぶん私の世代ぐらいまでは、親から聞いたり本で読んだりして、話の大枠ぐらいは把握していると思うのですが……。
次の世代に神話を語り継いでいく、日本の伝統を継承していく、そういう意味で浅野温子さんは非常に意義のあるお仕事をされていると思います。
そんな浅野さんに対し侮辱的なことを言う勢力もあるようですが(これは革マル派?)、中傷や圧力に負けずに、この先20年、30年と可能な限り続けていただきたいものです。
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【この国のどこかで 稲泉連/第11回 ある神社の境内で】
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NHKスペシャル「アジアの“一等国”」偏向報道問題
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
<抗議先>
福地茂雄会長宛てに、番組制作責任者・濱崎憲一ディレクターの罷免要求を!
[NHK]視聴者コールセンター 電話:0570−066066
[NHK] FAX:03−5453−4000
メール:http://www.nhk.or.jp/special/
※福地会長に宛てたファックスは有効だ。
[放送倫理・番組向上機構(BPO)] 電話:03−5212−7333 FAX:03−5212−7330
メール:https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
[総務省] 電話:03−5253−5776(放送政策課 直通)FAX:03-5253-5779
メール:https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
※鳩山邦夫総務大臣宛に問題提起を。
この問題の詳細は以下のサイトを。デモ・集会の情報もあります。
・台湾は日本の生命線!
・NHKスペシャル 「アジアの“一等国”」偏向報道問題まとめWiki
・NHKを正す会 署名サイトもよろしく。
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Comments
とてもすばらしかったです。小学生くらいの子どもさんも見に来ていました。良いことだと思いました。
それから、講談社学術文庫からでている平泉澄著の『物語日本史』がおすすめです。上・中・下巻の3冊がありますが、上巻は神話と歴史の接点(?)が書かれていて、よくわかりました。これも、是非、おすすめです。
神話は日本人の「元気の素」になると思います。
くっくりさんはこのブログを通じて後世に残る事をされていると思いますよ〜 (下の世代に日本の事を伝えてくださってる)
私から見れば浅野さんと同じですよ!
浅野さんというと、トレンディドラマの女優さんというイメージしかなかったのですが、賢さと感性の豊かさも兼ね備えた方だったのですね。
紹介して下さったブログをざざざっと拝見して、浅野さんの言葉遣いの美しさにまず感動しました。
良い情報をいつも与えてくださり、くっくりさんに感謝致します。
いつもお邪魔していましたが、コメントするのは初めてです。
古事記、私も昨年梅原猛さんの訳で読みました。現代語訳ですのでとてもわかりやすかったですよ。
10年前から海外に住んでいるのですが、外国の人と話していると、いかに自分が日本について何にも知らなくて本当に恥ずかしいです。
ぜひ学校の教科書に載せるべきだと思いますが、教科書に載せようとすると「伝説を載せるな」と韓国からいちゃもんがつくそうで。一体どの口が言ってるんでしょうかね?
くっくりさん、いつも素敵な記事ありがとうございます。
中学のころに古事記の原書にチャレンジしましたが、スサノオノミコトが出雲に行くあたりで挫折しました・・・・・
古代の人達の感性や、想像力、でも現代にも通じる共通性みたいなものを感じた記憶があります。
でも式年遷宮は大変だそうですね。ある筋の方から聞きましたが、費用の捻出がえらいこっちゃだそうです。と言うわけで神社にお参りに行かれた方は、募金箱がありますので、是非浄財を。
どうも日本の昔話は研究されにくい傾向があるので。
それに神社にある看板は大抵読みにくくなっているのでそこを改善していけば多少は良くなると思うのです。(観光地の神社は別ですが)
私も浅野さんはトレンディドラマで一世を風靡した方というイメージしか持っていませんでした。映像と舞台の演技は全く違うのでとても大変なご経験をされたんだと思います。浅野さんがこんな素晴らしいライフワークを続けていらっしゃるとは全く知りませんでした。
実は最近まで、欧米に暮らし向こうの男性をパートナーとして持ち欧米の知識を吸収して日本に紹介している女性の本をよく読んでいたのですが(心理学系の本なので、まあ欧米の方が進んでいるといえばいるかも)、ある日ハタと「日本人なのに自分の文化に全く根付かない生き方って変じゃない?」と違和感を感じてしまいました。それ以来、自分でも日本古来の文化や伝統を自分なりに吸収したい、日本の伝統って素晴らしい!と思うようになりました。
素敵な情報ありがとうございます。こんな素晴らしい取り組みを侮辱する不埒な輩は天照大御神さまに懲らしめて頂きましょう(笑)。お邪魔しました。
私もSAPIO誌購入してますけど。こうやって見直すと改めてその良さがわかります。
ただ最近、SAPIO誌にも載った
http://www.j-magazine.or.jp/information_004.html
のように、オピニオン誌を潰そうとする不逞な動きがあるようですな。
しかも今日もブログランキングに投票しようと思ったらFC2ランキングの方が鯖落ちでもしたのか繋がらない始末。「博士の独り言」様も繋がらないので、何か不穏な気配を感じずには居れません・・。
子供向けの日本神話の本を探そうと図書館にいったのですが、ほとんど見当たらず、やっと見つけたものの、少し難しくて、子供達はなかなか理解しにくいようです。
でも「くにのはじまり」を読んだとき、「日本ってこういう風にできたんだー」といって楽しそうでした。
わが子の教科書を見ると日本昔話ですらあまり載っていないような気がします。おまけに、赤い服を着た男の子、髪の短い女の子の挿絵。世界の文化を紹介するページには必ず、世界的にみてマイナーな半島の国が載っています。
不気味な教科書です。
この国の教育は何を目指しているのでしょう?
神話・言い伝えもこれに付随するものも沢山あるのでしょう。
もっと自慢していいのではないでしょうか。奥のとても深い歴史で有るはずです。
ご存じかもしれませんが、永岡書店のアニメ絵本(手のひらサイズ)の中に、日本昔ばなしアニメ絵本というのがあります。
今は、「ヤマタノオロチ」と「いなばの白うさぎ」の2冊しかないようですが、以前は5冊ありました。
大判の絵本では、ポプラ社の「黄泉のくに」があります。
小児科の待合室においてあるのですが、こどもたちは喜んで読んでいます。「黄泉のくに」は男の子に何故か人気があるようです。
以前、市販本の「新しい歴史教科書」を買ったのですが、神話も紹介されていて、いいなあと思いました。
地道に周囲の子どもたちだけにでも、発信していきたいです。
ご紹介のBLOGは第四インター系です。
ああさん、根本的な誤解をしておられるようですが。
マスコミやサヨクの言う「ウヨク」とは、ただの「普通の人」の事です。
(くっくりさんはただの普通の人)
普通の人に「中核」だの「第四インター」だの言っても訳が判りません。
第一、興味を持つ謂れもないし、さらに興味を持たねばならぬ理由もありません。
(サヨクを)こんな扱いでいいし、こんな扱いをする事が「普通の人」の証拠とも言えますよ。
「事情通」の貴方こそ、普通の人からは苦笑の対象。
世の中に何か発信しているつもりなら、知らないことは知ったかぶりして書くなというだけのことですよね。
くっくりさんも別に革マル派と断定してるわけじゃなし
ましてや中核派なんて文字はないですね
とるにたらぬ揚げ足とりを見てると
左翼がいかに焦っているかがわかります