麻生さん講演【中東和平】平和と繁栄の回廊
緊急「女性差別撤廃条約」が危険!このままでは国籍法の二の舞になってしまいます。国籍法で動いて頂けた国会議員にFAXでお願いしてください。時間は20日(月曜日)までしかありません。詳細はこちら
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、朝鮮歴史館さん経由で素晴らしい動画を見つけました。麻生太郎さんの講演です。
■字幕付【中東和平】平和と繁栄の回廊(ニコニコ動画)
2008年2月17日ということは、麻生さんが前年9月の自民党総裁選で福田さんに敗れ、無役だった時代でしょうか。
この動画はその2008年2月17日に行われた長い長い講演の一部です。
動画は基本的に音声のみですが、投稿者様が字幕を入れて下さっています。あと、理解しやすいように地図や写真なども。
今回はこの動画をテキスト化してみました。
と言っても、投稿者様が打ち込んで下さった字幕をもとにこちらでテキスト打ち直しただけという、まさに「他人のふんどしで相撲を取る」エントリー<(_ _)>
なぜ私はわざわざ動画をテキスト化するのか?その理由については、こちらの拙エントリーの後半部分をご覧下さい。
もちろん動画をご覧になれる環境の方は、このテキストよりも動画そのものをご覧いただく方がベターです。
※明らかな誤字脱字は修正させていただきました。
※漢数字のうち横書きで見にくいものはアラビア数字にさせていただきました。
※講演全体はこちらをご覧下さい。65分58秒という長丁場ですが。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2369900
動画テキストここから__________________________
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、朝鮮歴史館さん経由で素晴らしい動画を見つけました。麻生太郎さんの講演です。
■字幕付【中東和平】平和と繁栄の回廊(ニコニコ動画)
2009年04月07日 20:49:58 投稿 投稿者コメント
sm6624475 さんの動画に触発されて字幕挿入作業を途中で投げ出していたものを今更ながらうp。 sm2369900 の2008年2月17日に伊勢原青年会議所設立30周年記念で行われた講演『これからの日本、そして地域に求められること・・・』から平和と繁栄の回廊構想の箇所と少しおまけを。 字幕つき mylist/8405757 その他 mylist/4967796
2008年2月17日ということは、麻生さんが前年9月の自民党総裁選で福田さんに敗れ、無役だった時代でしょうか。
この動画はその2008年2月17日に行われた長い長い講演の一部です。
動画は基本的に音声のみですが、投稿者様が字幕を入れて下さっています。あと、理解しやすいように地図や写真なども。
今回はこの動画をテキスト化してみました。
と言っても、投稿者様が打ち込んで下さった字幕をもとにこちらでテキスト打ち直しただけという、まさに「他人のふんどしで相撲を取る」エントリー<(_ _)>
なぜ私はわざわざ動画をテキスト化するのか?その理由については、こちらの拙エントリーの後半部分をご覧下さい。
もちろん動画をご覧になれる環境の方は、このテキストよりも動画そのものをご覧いただく方がベターです。
※明らかな誤字脱字は修正させていただきました。
※漢数字のうち横書きで見にくいものはアラビア数字にさせていただきました。
※講演全体はこちらをご覧下さい。65分58秒という長丁場ですが。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2369900
動画テキストここから__________________________
平和と繁栄の回廊
2008年2月17日
伊勢原青年会議所設立30周年記念
『これからの日本、そして地域に求められること…』より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これからの日本になに期待されているんだ?」と言われれば、私は今から言う例が一番だと思っているので、ちょっと話が長くなりますが聞いてください。
パレスチナというところが中近東にあります。イスラエルとドンパチやってるところですが、1948年、今から約60年ぐらい前にここにイスラエルという国ができました。
以来、パレスチナとの紛争は、ずーぅと今日まで続いて、全てのテロというものはまずは、ここから起こったと言ってもいいぐらい。
それに対して多くの人々は「イスラム教とユダヤ教との宗教戦争だ」とよく言っているが、こりゃ嘘だと思う。
なぜなら、チリ…チリっていうのは、南米にチリという、皆さん方が飲まれるワインなんかもそうですが、チリという国があります。このチリという国の外務大臣の話によると、チリにおける最大の外国人のコミュニティは、Chile Jewish Society、チリ ユダヤ人協会。次に大きいのがChile Palestine Communityって言うんですって。この2つが一番デカイんですって。
ユダヤ教…イスラム…ユダヤ教。両方、ご存知の通り、パレスチナはイスラム教、そしてイスラエルの方はユダヤ教ですよ。そしてチリはもちろんキリスト教ですから、キリスト教国の中に全然異なった宗教が2ついて、最大の勢力をもって、その3つともうまくいっている。
即ち、宗教が全ての理由だったら、世界でよく言われている、宗教によってアレが起きてんだって話は嘘だ。
そこで私はこういうところにおける、いわゆるテロが起きたりなんだったりするのは、そりゃー色々あるだろうが、根本的には貧乏、「貧困と絶望」だと思っているから。
希望がない、メシが食えねぇ、この2つがテロになる一番大きな理由だと、私はそう思っています。
僕ぁアフリカの電気のないようなところに2年もいたし、中南米のブラジルにも1年ぐらい、アメリカやイギリスにもいましたけど、こういうかなり貧しい電気もないようなところに、2年間ぐらいいたことがありますんで、よくそういったところの話と比較すると、わかりやすいんだと思いますが。
そこで我々が日本政府として、これらの地域にどういった国際貢献ができるのかというんで、外務大臣になってちょうど1年…1回目を入れれば2年ぐらいになりますか、こういうプロポーズ、提案を出した。
「パレスチナさん、おたくではこのまま行ったって先はない。世界中のパレスチナ人から送られてくる義援金だけで国が成り立つなんてことはありえない。そこで、イスラエルも1940年代、50年代は間違いなく義援金でやってたが、彼らはキブツ(kibbutz)」、ご年配の方なら覚えてると思うけれども、農業奉仕、ロシア語でいやぁコルホーズ、中国語では人民公社、「これの巨大なものを作って、イスラエルは巨大な農業国家としてまずはスタートしたんだ」と。
「したがって、お宅もこの農業をやる気はないか?気候、風土はイスラエルと全く同じ所にあるんだから。気候、風土は同じだろう。作る技術は俺たちが教える。金も出そう」。
できあがった物をどうするか。これは間違いなくこの国以外に売らにゃいかん。売って外貨を稼ぐ。「そこも俺たちが教える」。
日本で今、イタメシ屋、色々なところで、イタリア料理で、トマトだ、レタスだ、みんな、中近東やらギリシャやら、トルコやら、また、色々なところから輸入してますから、輸入してやる。農協が教えてくれる。
しかし、農協の人たちは商売ができませんから、農協の人たちは作るだけ。自分たちは商売する気がない人たちですから、だから自分たちで物売らないんだから、したがって「売るのは商社を使って教えてあげる。あんたらのやることはたった一つ。働け。日本人並に働いてみせろ」。
「イスラエルさん、お宅のやることはひとつだ。何もしねぇーでくれ。この地域に一切何もするな。決めたとこにゃー、ココは、しないでくれ」。
となりにヨルダンという国があります。
そちらから見たら、Urdunnの東側と言われてるんですが、Urdunnという小さな川…言っときますけど、相模川ぐらい大きいと思っていたら大きな間違いよ。小川みたいなもん、ヨルダン川ってのは。小さな…ポイッと飛び越せるぐらいの川。その川の東側がヨルダンだ。
その国を通して輸出。イスラエル通して輸出したくないから。
「お宅、飛行場までの道路、俺たちが作るから、道路だけタダで貸せ」と。「あと使ったっていいよ。俺たちがそれを舗装するから」。これが条件。
これによってパレスチナは自分で食い物を作り、自分でそれを輸出して自分で稼ぐ。仕事と収入と未来が見えてくるから、「これを俺たちがやるが、どうだ?」。
交渉にかれこれ1年半ぐらいかかったと思いますが、昨年(2007年)の3月、シモン・ペレスという、今はイスラエルの大統領になりましたけれども、この人が来て、日本で、外務省飯倉公館で、日本、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルの4カ国で手を握って、「…信用してみるか」いう話になりました。
「俺たちがやるんだ。他の国がやるんじゃない。日本人がやるんだと。フランス人が、イギリス人が、アメリカ人がやるんじゃない。俺たちがやるんだ。信用してもらっていいんじゃないか?」と言って、立ち上がって握手して。
6月にfeasibility studyを終えて、6月にやれる、技術的な目処をつけて。
8月、ジェリコ…ジェリコっていうのは、死の海と言われる、デット・シーという、死海、海抜マイナス320メーターという、世界で最も古い町のひとつ、ジェリコというところで、それをやることになりましたものですから、そこにイスラエルの外務大臣と、私と、他の国の外務大臣みたいなのが4人集まった。
「イスラエルの外務大臣がジェリコに来たのは初めて」と大騒ぎで、新聞では…その辺りではめちゃくちゃ大ニュースですから。日本の新聞に載ったことありませんけど。
そして…ペレスというイスラエルの大統領が、「これまで俺たちは3カ国で何百回となく交渉のテーブルに着いたことがある。しかし、金儲けのために三者が一緒の席に座るのは初めてだ」。
俺は「おかしい」とゲラゲラ笑った。「ユダヤ人が金稼ぐ以外で何で集まるんですか?」と。ゲラゲラ笑った。そしたら、だぁ〜れも笑わないんだね(会場笑い)。もう極めて深刻なんだよ。
政治家歴51年だからね、このペレスって男は。それが「ない」と言われて、今まで、調停とか休戦とかなんとか、「1回もない」。
「ユダヤ人が金儲けの話をしないのはおかしいんじゃないの?」って言ってゲラゲラ笑ったら、「あそこで笑ってくれて助かった」と。「笑ってくれなかったら、実は、ちょっと間が持たなかった」と。「お前が笑ってくれたおかげで助かった」と言われたんですが。
この事に関して、「そんなとこに手ぇ出したら、アメリカからなにか言われたらかないませんよ」と、野党の人も言った。新聞記者も言ったよ。
しかし…アメリカが日本に対してなんて言ったか。
「本当か?!」「お前、正気か?」って言うから、「おぉ」。
「何でそんなことができんだ?」って聞くから、「あんたらは、これまで平和というものを政治と軍事でやってきた。しかし50年間、うまくいったことはねーだろうが?俺たちはそれを経済でやる。だから時間をよこせ。しばらくやらせてみろ、俺たちに。あんたらはダメ。アメリカ人、イギリス人、フランス人、信用できない。俺たちはなん〜にもこの地域に今まで関係ねーから、だから俺たちは信用がある。この顔がええんだ。その顔はダメ(会場笑いと拍手)。これが証拠だ」と言ったら、これも今みたいに手叩いてくれる人がいたらよかったんだけど(会場笑い)、相手のアメリカのえらい人は黙ぁ〜って、「すごい、それが起きたら奇跡だ」と言ったんだけど。
少なくともかれこれ1年近く経ちますが、これまで弾撃ち込まれたこともないし、妨害されたこともありません。
「少なくともあの砂漠が緑に変わったら、平和が我々にこれだけの繁栄を与えてくれる、というのを日本人が俺たちに教えてくれる。それに応える義務と責任は、我々パレスチナ人、そしてイスラエル、それに責任はかかっている」と言って、パレスチナの外務大臣が演説したのに対して、イスラエルの外務大臣は…って、うなずいてましたけど。
これがもし3年後、きっちり青い物ができて緑になった場合、たぶん世界は“奇跡”って言うよ。おらぁ日本人がやるってのは、こういうことだと思うね。これからの日本ってのは。
これで言っていることはねぇ、肝心なことはひとつなんだよ。“働く”ってことなんですよ。働く。他の人たち…中国の人たちなんかは人を働かせるのはうまいよ。ね。しかし自分で働くか?これすごく肝心なところですよ。
これね、宗教観に基づいていると僕は思うね。俺の偏見かもしれんけど。
旧約聖書。イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の経典は旧約聖書ですよ。この旧約聖書に、例のアダムとイブってのが出てくるんですが、神との契約を破ったアダムに対し、神が与えた罰が“労働”であります。したがって“労働は罰”なんだ。Working is a punishmentなんだ。
しかし我が方、これは神道っていうのは、あのぉ、我が方は経典がどうの…そんな難しい宗教じゃなくて、ね、土着宗教みたいなもん。“シャーマニズム”って言うんだけど、土着宗教。
こっちは経典なんかねぇ。“自然との共生”“先祖崇拝”、だいたいこんなもんだ、あとありゃしない(会場笑い)。ね。
そういうものであって、したがって経典がないから一番古い本ってことになると、これは“古事記”ってことになる。例の天照大神っていうおばさん…おばさんって言っちゃいけねぇ(会場笑い)、女の神様がいる。この天照大神が一番えらい神さんなんだな。
この天照大神が、“機織り小屋からいでたまえ 神々はいかにしておわすぞと 天の岩戸を開けたまい 高天原をながむれば 神々は野に出て働いていた”と書いてあるだろ。
ご年配の方だとこの辺は誰でも記憶があると思うよ。今日日の青年会議所は、こんな格調高い日本語なんて全然知りませんよ(会場笑い)。これダメ。こういうのを教えるのが、おじさんたちの仕事ですから。
この話を読めばわかること…一目瞭然にわかることがいくつかある。
天照大神が、女の神様が機織小屋から出てきたんだから、一番えらい女の神様も働いていた。“神々は野に出て働いていた”ってんだから。間違いなく“神々”、複数だ。一神教じゃない、複数。
すなわち神々が行うんだから、罰のはずがない。神々が行うのは善行しかねぇ。したがって“労働は善”です。Working is a mitzvah。片っぽはWorking is a punishment。
罰と善行じゃ全く違いますよ。したがって、外国人と付き合いのある人ならわかると思うが、外国人と付き合ってごらん。「退職した!」、シャンパン抜いて大騒ぎだろうが。
<講演の続きは“sm2369900”へ>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成19年(2007年)8月15日
「平和と繁栄の回廊」構想4者協議閣僚級会合以降の日本の取り組み
平成19年(2007年)9月4日〜11日
「イスラエル・パレスチナ合同青年招聘」事業を実施
平成19年(2007年)9月24日
パレスチナ支援調整委員会閣僚級会合@NY
平成19年11月27日
中東和平国際会議@アナポリス
平成19年12月17日
パレスチナ支援プレッジング会合@パリ
平成20年(2008年)2月25日〜28日
オルメルト・イスラエル首相が来日
平成20年(2008年)6月5日
日エジプト首脳会談@ローマ
平成20年(2008年)7月29日〜8月4日
「イスラエル・パレスチナ合同青年招聘」事業を実施
平成20年(2008年)12月19日
停戦終了に伴いガザで戦闘再開
平成20年(2008年)12月29日
ガザ情勢について日イスラエル外相電話会談
平成20年(2008年)12月31日
日イスラエル首脳電話会談
平成21年(2009年)1月3日
日パレスチナ首脳電話会談
平成21年(2009年)1月7日
ガザ情勢について日伊外相電話会談
平成21年(2009年)1月7日
ガザ情勢について日イラン外相電話会談
平成21年(2009年)1月7日
在京パレスチナ常駐総代表の外務政務官への表敬
平成21年(2009年)1月13日
日エジプト外相電話会談
平成21年(2009年)1月15日
日本の中東和平担当特使、パレスチナ大統領、イスラエル大統領、首相を表敬、イスラエル内相、エジプト外相と会談
平成21年(2009年)1月18日
双方が停戦を表明
平成21年(2009年)1月23日
ガザ地区に対する人道支援
平成21年(2009年)2月4日
支援物資のガザ地区への一部搬入
平成21年(2009年)3月2日
ガザ復興のためのパレスチナ経済支援に関する国際会議に外務副大臣が出席スピーチす
We will strengthen our support for the creation of a viable Palestinian economy through the "Corridor for Peace and Prosperity" initiative and other means.(出典:外務省)
平成21年(2009年)3月16日
日本外相とアリ・ヨルダン計画・国際協力相会談@東京
アリ大臣からは、日本が中東情勢において重要な役割を果たしていることへの評価を示しつつ、「平和と繁栄の回廊」構想へのヨルダンの協力方針が示されました(出典:外務省)
<……まだまだ道半ば>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
………提 供………
mikanpapa
俺も一生懸命に働くよ。日本が好きだし。
__________________________動画テキストここまで
※参考資料>外務省
・イスラエルとパレスチナの共存共栄に向けた日本の中長期的な取組:「平和と繁栄の回廊」創設構想(平成18年7月)
・「平和と繁栄の回廊」構想:4者協議立ち上げ会合の開催(概要と成果)(平成19年3月15日)
・麻生大臣のヨルダン、イスラエル及びパレスチナ自治区訪問(概要と成果)(平成19年8月)
どうですか、この日本ならではの「平和外交」!
こんなに平和的な国際貢献をしてるのに(しかもアメリカの言いなりにならずに)、「反戦平和」主義者の皆さんは、いったい麻生さんの何がお気に召さないのでしょう?(^_^;
こういった「功績」を全くと言っていいほど報道しない、日本のメディアにも腹が立ちます。
産経4/17付に、この11日にタイで行われた日中首脳会談、北朝鮮のミサイル発射問題で麻生さんが先頭に立って戦う姿勢を見せ、安保理決議における「北の『違反』」という文言を勝ち取った…旨の記事が載りましたが、こういうのは稀なケースでしょう。
中近東という遠い地域の話だし、日本から見て関心が薄いから報道されないのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、いや、そういうことじゃないんですよ。
これから引用する文章を読んでいただければ、それがよく分かると思います。
拙エントリー2007/9/15付で紹介済ですが、改めて引用。
これは麻生さんじゃなくて、安倍さんの話。安倍さんが首相だった頃の話です。
■「諸君!」07年10月号【安倍総理は開き直って「拉致解決」に邁進する】
荒木和博・特定失踪者問題調査会代表と中川昭一・自民党前成長会長の対談より
荒木
「平和や友好を錦の御旗にして、国内を混乱させようとする動きをする勢力があることは認識しておいたほうがいい」
中川
「その意味では、マスコミの役割は非常に大きいと思います。六月のドイツ・サミットで、こんなことがありました。ブッシュ大統領とフランスのサルコジ大統領が環境問題をめぐって、罵り合いを始めた。サミット宣言も出せないまま会議が終わりかけようとしたところで、安倍総理がふたりの意見を酌んで発言し、宣言文の地球温暖化の部分をまとめ上げたんです。
これは日本の外交史に残るほどの大きな仕事です。会議には各国の首脳と通訳しか同席しませんが、この事実をドイツの地方紙がスクープし、記事は世界中に配信されました。でも日本では、産経新聞が小さく掲載しただけです。参院選の応援で全国を演説して歩いたとき、このことを誰も知らないので驚きました。いくら安倍さんに対する批判が強い時期だったとしても、報道は国益のためにカウンターバランスをとる努力を放棄すべきではありません」
サミットという大舞台。しかも環境問題が絡んでる。日本の関心も高かったはずです。なのに、日本は産経以外のメディアは報道しなかった。どういうことやねん!
つまり、はっきり言ってしまえば、日本のメディアなんていうのは基本的に政治家の揚げ足取りばかりに一生懸命になって、功績なんてほとんど報道しないってことですよ。
ちなみに、私は安倍さんの首相辞任表明後にこのくだり読んだんですが、泣けて泣けて仕方なかったです(T^T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■作家の上坂冬子さん死去(産経4/17)
産経新聞の夕刊(大阪版)で訃報を知りました。残念です。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
あまりテレビとかお出にならない方だったと思うのですが(少なくともここ10年ほどは)、一つ忘れられないのは2006年の夏、靖国問題が喧しかった頃、「NEWS23」に出演された時のことです。
上坂さんは、「国のために亡くなった人を祀るのは日本の国の規定」「(いわゆるA級戦犯は)どんな間違った裁判でも受けて、刑を受けて、命取られて、一件落着でしょ。それで償いしてるんだから」等々、持論を述べられていました。
また、共演した姜尚中氏に対して、「あなたいつもドイツって言いますけどね(苦笑)」と突っ込み、姜尚中氏がタジタジとなる場面もありました(拙エントリー06/8/15付参照)。
また、上坂さんは雑誌「正論」で「今月の自問自答」というエッセイを連載されていまして、政治や外交や社会問題を実に分かりやすい文章でスパッと斬って下さっていました。
現在発売中の5月号では、かつて上坂さんがトヨタに勤務されていた時代のことを中心に書かれています。
最後はこう締めくくられています。
不況、不況と騒ぎたてて政権交代の要因にまで結びつけたりしてるのは、何と雑なことか。人間の生活力や生命力を軽くみすぎていると思われてならない。
戦中戦後を切り抜けてきた私たちの年代にとって、アメリカの失態による“不況”にすくなくとも軽々しく躍らされたくない。むしろ実態としても、話題としてもまもなくおちつくだろうと、私は多寡をくくっているのだ。
そんなことより、いまこそ所属する企業と私たちの生活の歴史、ひいては日本の歴史にそって伸びてきた地元の歴史など振り返ってみるいいチャンスにすべきだと思われる。
私は、よくもまぁ国家も国民も企業も今日まで立派に数々の障害を乗り越えてきたものだと日本をホメてやりたいし、今後のことも日本人の生活力を信じて、さほど心配などしていないのである。おおきな流れに身を任せて、むしろ安心さえしている。
この不況を百年に一度の大事件のようにとりたて、政局の焦点をボカすのはズルイ。
この上坂さんの言葉には、麻生さんが普段言われていることと同じメッセージが込められていると思います。それは「日本人の底力」です。
実は私もここ1〜2年、不況をほんとに肌で感じる状況にあったりするんです。でも上坂さんにこう言われると、何だか私も「日本人の生活力」を本気で信じてみたくなってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「お気楽くっくり」更新済
この人の一番何が尊敬できるかって聞かれれば……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★このブログが面白かったらクリックして下さい→
★ご面倒でなければこちらも→
台湾の取材協力者をも侮辱!
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
(詳細はこちらのブログさんをご覧下さい)
抗議先:
NHK 03-3465-1111(代表)「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター
NHK視聴者コールセンター 0570-066066
NHKスペシャル「感想・問い合わせ」http://www.nhk.or.jp/special/
放送倫理・番組向上機構(通称BPO)ご意見送信フォーム
https://www.bpo.gr.jp/audience/send/form.html
総務省・ご意見ご提案の受付
https://www.soumu.go.jp/common/opinions.html
村山談話白紙撤回の署名にご協力ください。
アニメ「めぐみ」配信中。
英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
________________________________________________
★トラックバックを下さる方へ
お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
★コメント(投稿)を下さる方へ
初めてコメント下さる方は、お手数ですがこちらに一度目を通されてから宜しくお願いします。
Comments
こーゆー話、もっと知りたいです。マスコミは(産経も含め)なんで報道してくれないのでしょうか・・・。
日本の協力がなかったら、北朝鮮と同じような国になっていたでしょう。
イスラエルとパレスチナがなぜ紛争しているか
その原因は2000年以上前からキリスト教徒に各地で迫害され続けたことや、一番の原因は大戦中のイギリスの二枚舌にあります。
大戦中にイギリスがアラブ人を味方につけるため、「戦後アラブの独立国を作る」ことを約束し、ユダヤ人には「戦後ユダヤ独立国家を作る」と約束した二枚舌外交によって、パレスチナ人が追い出されてイスラエルが建国されたんです。
そこに迫害を受けて世界に散らばっていたユダヤ人たちが集まり、「ここは2000年以上前に我々が住んでいた神聖な土地だ」と言って中東戦争がおこって今日の紛争に繋がってるわけです。
だから農業が良くなっても紛争はなくならないし、問題の解決にはなってないです。
むりやり平和に結びつけるのは良くないですね。
「農業の回廊」ならわかりますが。
麻生演説は基本的にすごく面白くてタメになるネタが多いので、記事化キボンヌです。
本日の麻生さんの講演会資料は今までネットで見たなかで最高の情報でした。有り難うございました。60分余り時間を忘れて拝聴いたしました。特にイスラエル・パレスチナ間の紛争調停の話は素晴らしかった。以前からイスラエル・パレスチナの重要人物が頻繁に来日するのが不思議でしたが、この講演でその理由が分かりました。本当にマスコミは酷いですね。これは犯罪に近いと考えています。
>マスコミは(産経も含め)なんで報道してくれないのでしょうか・・・。
報道したら、「なんとなく」反麻生だった有権者たちが一転、麻生支持に変わる恐れ(笑)があるからでは?
マスゴミがいまだに総理を漢字読み間違いでしか叩けないのは、麻生内閣の政策の方向が間違っていない証拠かな、と思っています。満点ではないけど、もう少し褒めたらどうでしょう(笑)あ、ばらまきだと批判していましたっけ。
こんな時代だからこそ麻生さんのような明るく前向きな人がトップに立ち、日本を世界をリードしていくべきだという思いを新たにしました。
>ksさん
誰でも知ってることをご丁寧にどうもw
もちろん麻生さんもご存じだと思いますよ。
そんな後ろ向きな考えではいつまで経っても紛争は解決しないですね。
何でもまずはやってみないとね。
紛争当事国もとにかくやってみるかってことになったんだから。
これはすばらしい。知りませんでした。目頭が熱くなりました。
それを「個々の恨みつらみは双方いったん置いて、平和に向かってとにかく力を合わせてみようぜ!」という発想から出発し、呼びかけを行う勇気がもてるのは、日本が過去に薩長同盟という経験があるからでは?・・と、マイダーリンが申しておりました。
このエントリ同様感涙ものです。
「危機をチャンスに変えろ」(前編)〜G20 舞台裏
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6782142
youtube版もあればいいんですが、まだ見つかりません。
見つけ次第追コメント予定です。
「希望がない、メシが食えねぇ、この2つがテロになる一番大きな理由」
というのは、大きく疑問ですね。世界には餓死する人達も多くいるのに、だからといってテロしてるわけではないです。貧乏人がテロリストになるのかというと、オサマ・ビン・ラディンはサウジのええとこの坊ちゃんだそうですし、それも違う。
豊かになればテロをやめるのかというと、ハマスの資金源は海外からの寄付金だそうで、寄付できるような金を持ってる人達がテロを煽ってるわけです。ハマスも武器を買うかわりになにか会社や産業を興せばいいのに中国製のミサイルを買い込んでは、イスラエルに打ち込んでいます。
私としては、経済的に発展すればテロがおさまるという説は、中国が経済的に発展すれば民主主義国家になるというくらいの噴飯モノかもしれないと思います。
しかし、麻生首相が何かやってみたいというなら、べつだん反対はしないです。ひょっとしてうまく行くかもしれないし、、、反対にうまくいかずに農業の利益で銃やミサイルを買うかもしれませんが。
>「個々の恨みつらみは双方いったん置いて、平和に向かってとにかく力を合わせてみようぜ!」
同じ国民あるいは民族だったからという側面があるでしょう。日本のためにという点で妥協できます。しかし、パレスチナ人とイスラエル人の間には、そのようなものはありません。
それに、薩長は無差別テロをやって、例えば市場にいる人達を殺して回っていたわけでもありません。その意味では薩長に失礼だと思います。
しかしアレですね、麻生さんのおっしゃっている事って所謂「平和主義者」さん達が理想としていることそのまんまじゃないですか!
平和主義者やらサヨクやらが言ってる事が反対のための反対にしか過ぎないことがよーく分かりました。
上坂冬子さんがお亡くなりになられた事、本当に驚きました。最近WiLLでも投稿を拝見していないなあと思っていたら…。日本の力強い味方を失ったようでとても残念です。上坂さんがおっしゃる「日本の底力」を信じて後輩の私達もしっかりと生きていかないといけませんね。
くっくりさん、私も派遣やフリーの仕事が急減したりしてますんで、不況を肌で感じる気持ち、分かりますよ〜。お互い冬の時期を乗り越えていきましょう。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6782142
これも面白いですよ。
外務所のホームページを見ても良く分からなくて…。もしイスラエルが侵攻していたら、パレスチナだけで無く、日本との約束も破った事になると思うのですが、どうなんでしょう。
やはり中東情勢は厳しいのでしょうね。一筋縄ではいきませんね。
・・・流石麻生太郎総理。としか言い様がありませんなこれは。
FreeJapan!:【04−18】緊急「女性差別撤廃条約」が危険
http://www.freejapan.info/?News%2F2009-04-18
一昨日取り上げて頂いたお願いの続編というか核心に関するお願いです。皆様もお急ぎ下さい。
(スレ違い申し訳ありません)
国籍法の二の舞になりそうな予感です。
ニコニコ動画(nm6783825)に上がってるのを見て、あわててこちらのサイトに伺いました。
国籍法の時もそうでしたが、
自民党内裏切ってるのはいったい誰なんでしょうか。
今の鶏が先か卵が先かという出口のないループに切れ目が入るかもしれないですね。
特に輸出をイスラエルを通さずにできるようになるというのは良いです。麻生氏見直しました。
ガザ地区の人々がハマスを支持するのは貧困のせいです。
明日食べるものもない生活をしている状態では、五年後十年後の安定した生活よりも今パンを恵んでくれるものを支持するのは当然のことですから。
この計画でテロ組織がなくなることはないでしょう。支持する人が減れば、彼らは他の処に行くだけです。でも、少なくともパレスチナとイスラエルに進展はあるわけで、それだけでも大きな一歩であることは確かです。
ちなみに、私の知る限りではイスラエルの報道でもこのことはまったく話題にはなっていないと思います。
期待はしてないけど、種はまいとこうって感じなのでしょうか。
「自由と繁栄の弧」にも書いてあった貢献策ですね。本の中や口だけでいくらでも立派な「国際貢献」を語る政治家はいますが、本当に実行してしまう胆力と実行力があるのが麻生さんの魅力であります。
先日、安倍さんがオバマ大統領の広島・長崎への訪問を要求されましたね。やはりこのAAのお二人は日本に必要な政治家だと思います。
願わくは、この4/28に麻生さんが靖国へ参拝されますよう。
いつも個別にレスを差し上げられず申し訳ありません。
「女性差別撤廃条約」の件ですが、ちょっと今、新たに記事を書く余裕がないので、取り急ぎこの記事のトップで紹介しておきました<(_ _)>
「危機をチャンスに変えろ」(前編)〜G20 舞台裏
http://www.youtube.com/watch?v=gdi09jyH_qU
このメッセージをきちんと受け止められるよう、経済についても勉強したいものです。
鳩山ゆきおのトンでも発言=「参政権ぐらい」
民主党・鳩山 参政権 化けの皮が剥がれた
http://www.youtube.com/watch?v=1BBomcbCy_s
色々勉強になります。
>日本の底力
我々もがんらないといけませんね。
>願わくは、この4/28に麻生さんが靖国へ参拝されますよう。
4月28日は靖国神社にとって特に意味の無い日です。
参拝なら4月21〜23日の例大祭の日にこそするべきでしょう。
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/799/
もし都合がよろしいならくっくりさんも参加されてみては如何です?
という意見がいくつかありますが、それはそうだと私も思います。
で、無論麻生首相も分かってはいると思います。
イデオロギーや歴史観などもテロの要因ではあると思います。
ですが、イスラエルにしろパレスチナにしろ一般市民が死んでいく状態に辟易しているのは確かで、それが新たな報復にもなっているとは思いますけど、生きる希望と貧困から脱出出来れば「テロ」に関与する人数は激減することは間違いないでしょう。
自らの不幸をイデオロギーや歴史観に照らし合わせてテロをしている人も多いはず。
未来への希望というのはかなり大きな要素だと思います。
現在は未来がないので、テロによる聖戦であの世へ希望を繋いでいる人も多いでしょう。
少なくとも暴力では断ち切るより、可能性を感じます
Mail Distributor
http://www.woodensoldier.info/soft/md.htm
多数に送る場合は1件1件宛先を指定して送るのは手間がかかりすぎるため通常はBCCを使いますが、このツールを使えば1件1件宛先を打ち込んだようなメールを送ることができます。
宛先もエクセルなどからのインポートが可能です。
さて、昨日の宝塚市長選で中川昭子氏が当選した模様です。悪名高い「土井チルドレン」が不祥事に乗じてまた一人息を吹き返してしまいました。
サヨクが牛耳る地方自治体。イヤな予感がします・・・・・。
(無防備都市宣言とか)
くっくりさんはどうお考えですか?
>希望がない、メシが食えねぇ、この2つがテロになる一番大きな理由だと、私は思っている。
麻生さんの考えは大体正しいが、「教育」が抜けています。
平和な日本からもテロリストは出ていますから。
しかし、貧困を改善し希望を生み出す援助はすばらしい名案です。イスラエルの農民が新しい競争相手を受け入れて邪魔さえしなければ。
クックリさんの
「ちなみに、私は安倍さんの首相辞任表明後にこのくだり読んだんですが、泣けて泣けて仕方なかったです(T^T)」にはちょっと意外な気がしました。
あの頃安倍首相辞任を非難する意見が沢山有る中でクックリさんはかなり冷静だった印象を持っています。(私など熱くなって、かなり落ち込んでいました)
ksさん。
>イスラエルとパレスチナがなぜ紛争しているか。その原因は2000年以上前からキリスト教徒に各地で迫害され続けたことや、一番の原因は大戦中のイギリスの二枚舌にあります。
ちょっと違いますよ。イスラエルはユダヤ教でキリスト教とは違います。
イスラム教はたしか6世紀ころに現れました。しかも,イスラム教はユダヤ教の聖書を経典にしています。それにキリスト教がイスラム圏を襲ったのは十字軍のころ、イベリア半島から追い出されたのは15世紀末です。2000年も前からの恨み説などはあまり説得力はありません。
1948年にユダヤ人がパレスチナの地に入植してイスラム教徒を追放し(それ以前からユダヤ人はパレスチナ人にテロ行為を働いていた),さらに4度に亘る中東戦争に勝利して現在のイスラエルの地を確保した。
麻生さんが言っているように、イスラエルがガザやヨルダン川西部からイスラム教徒を追い出したことが原因で難民キャンプでクラス貧しい人々が貧困と希望なしの環境で暮らしていることが紛争の根本原因です。土地を取り返すことは不可能でしょうから、新しく農地を開き,生産を拡大することが解決に繋がるという着眼点はすばらしいと思います。
「1948年
2月23日 - エルサレムで、アラブ人テロリストの爆弾テロにより、55名のユダヤ人が殺害される。
3月4日 - アタロトで、アラブ人が16人のユダヤ人を待ち伏せ攻撃し、虐殺。
4月8日 - デイル・ヤシーン事件:シオニスト武装集団によりアラブ人の村民250人以上が虐殺される。」
というように、テロや虐殺は双方ともにやってました。
「1948年5月14日に、ユダヤ国民評議会はテルアビブにおいてイスラエル国の独立宣言を行った。そしてこの日、レバノン、シリア、トランスヨルダン、イラク、エジプトのアラブ連盟5ヶ国は戦争を宣言した(後にサウジアラビア、イエメン、モロッコも部隊を派遣)。
アラブ側兵力は15万人、対してユダヤ人は民兵合計3万人という圧倒的な差であった。」
これがイスラエル独立戦争であり第一次中東戦争になります。イスラエル側の敗戦は決定的と思われました。しかしその後なんとか独立を達成したわけです。このような状況では、パレスチナ人の追放も無理のないことかなと思います。もし追放がなければ、テロが頻発し、虐殺事件も続いたでしょう。
上記「」内はWIKIによります。
うりさんが仰る様にハマスは貧困層への支援で住民から支持を得て政権を発足したし、また、諸国からの支援が必要不可欠なパレスチナ財政にとっても、悪い話ではありません。
1月にハマスが、イスラエルにロケット弾をドカドカと撃ち込んでドンパチになりましたが、日本は平和の下地を構築して、後は両者や各国の外交努力に期待するという事ですね。近海の天然ガスの問題とかも。
日本としても、この案件を成功裡に導けば、中東和平外交においての発言力を高める事にもなりますし、日本の外交力を豊かなものにする事にも繋がります。
戦後の日本の歩みを鑑みると、諸外国のような「国際貢献」に拘る事はないと思います。勿論そういった事も必要になりますが、日本なりのやりかたはあります。
だた、それを世界に認めさせる必要があります。ですから今回の案件を成功させる事によって、真のスマートパワーの体現者は日本であると認めさせましょう。
まあ、期待せず果報を待ちます。そのほうが却って得た喜びが大きくなるので。
テロリストがいる限り、テロは止む事はないです。
左翼が暴力革命に走ったように、原理主義者が暴力やテロで実力行使に訴えており、その手段の一つに、貧困を利用しているのでしょう。
左翼で例えるなら、狂信者というコアがあり、それが教育や政治活動や労働の分野で熱心な信者を培養して戦士・構成員に仕立て上げて、反日勢力として成しているように、原理主義者達もそのようにしてテロに励んでいると存じます。熱心な信者を吹き込んだり、または社会的に孤独な者達を囲い込んだり、一般人を強制的に組み込んだり、果ては貧困層の心に付け入ってテロ勢力を構築し、テロ活動に従事しております。
「希望がない、メシが食えねぇ、この2つがテロになる一番大きな理由」
その中で比較的組み易い、絶対数の一番多い貧困層に目をつけるという事ではないかと。
社会に属する事で、何らかの恩恵や温もりを享受している者と、何の恩恵も温もりを享受出来ない者とでは、発想や価値観そのものが違います。
産業を興し、多くの者達に職と賃金を与える事により、希望を得て、メシが食えるようにする。
それによって、大衆(元貧困層)とテロを剥離し、テロリストをテロリストらしく仕立て上げて、草の根レベルからも挟撃してテロを殲滅する狙いがあるのでしょう。
「『反戦平和』主義者の皆さんは、いったい麻生さんの何がお気に召さないのでしょう?」
営業妨害ですよ。
移ろいゆく国際情勢の中で、政治に携わる方々や保守派等が百家争鳴の議論を重ねてまいりました。一方、左翼は「反戦平和」をひとつ覚えで喚くだけで、専ら、信仰に縋るだけでした。
情勢分析ばかりか戦略的提言を生み出す土壌に欠けております。
あるのは、他者批判と妄信と自尊心しかありません。
戦略ヴィジョンもなく、ただ政府にケチをつけ、政治家にケチをつけ、メディアにケチをつけ、国民にケチをつけ、仲間にもケチをつけるだけです。
本来、「反戦平和」を訴えるべき安全保障・外交の場ですら、場内から嘲笑がきこえるばかりか、国民からも気味悪がられております。
左翼はマイノリティになるにつれて世間から孤立を深めるばかりか、私達は絶対的に正しい!と自尊心を肥大してゆきました。自尊心を肥大化するにつれて自らの想いを絶対視し、理想実現より、自らの想い描いた世界を押し付ける事に執着するに至りました。
ですので、小さな小さな自分の世界から紡ぎだした「理想」を押し付ける左翼には、受け入れ難いのです。それに、そもそもこれって「反戦平和」に特化した、左翼から提案されるべき事案でしょう。
●Business i. 〜 【政界24時】原川貴郎 安保で民主党に“期待”(09.4.20)
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200904200014a.nwc
「種子島から発射するロケットも、日本の島の上を通るのだろうから、これにもPAC3を配備すべきだ」
「出席者の一人は、「あきれるというか…。『世界観』が違い過ぎてとても議論にはならない。でも、これが民主党の実態だ」とため息をついていた。」
なんだかなあ…。
「私は安倍さんの首相辞任表明後にこのくだり読んだんですが、泣けて泣けて仕方なかったです」
バイデン副大統領との対談といい、最近は再チャレンジの動きが見受けられます。
祖国建設を目指すユダヤ人がイスラエルへ大挙して押し寄せるのに手を焼いたイギリスが何をしたかというと…。
彼らを途中でひっ捕らえて、解放されたばかりの「ナチス強制収容所」に再びぶち込んだのです。
なんちゅう無慈悲さ!イギリスの罪は重い。
どうも前の方で行われている議論に釈然としないものがありましたが、上記URLの読売新聞の記事で釈然としました。
貧困はテロの直接の原因ではない。しかし、ある環境下におかれた場合、貧困はテロの十分な温床になりえると思います。
その意味で経済環境を整え、生活インフラを整え、教育システムを整えてあげれば、テロの発生の温床を少なくとも緩和させることが出来ると思いますが。
ま、結果を見ないとなんともいえませんが。
気になっていた「女性差別撤廃条約」の件ですが、21日の部会での通過はなくなったそうです。
西川京子衆院議員の発言で、審議の流れが決まったようだったとのこと。
また、「国籍法一部改正案」に反対してくれた議員が多数、反対側の立場で出席して頂けたそうで、これは全国からのFAX要請の賜物であると。
中でも、女性の声は強力だったようです。
詳しくはこちら、水間さんのご報告をご覧下さい。
http://www.freejapan.info/?News%2F2009-04-21
私は関東在住なので関西系の報道番組の起こしも大変ありがたく読ませて頂いております。
今回のこの動画に感動致しました。1人でも多くの方に知ってもらおうと私のブログの方にこちらの日記をリンクさせて頂きました。m(__)m